JP5868732B2 - Connection apparatus and connection method - Google Patents
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Description
本発明は、アモルファス材料で形成された線状体の端部と端子とを電気的に接続する接続装置および接続方法に関するものである。 The present invention relates to a connection device and a connection method for electrically connecting an end portion of a linear body formed of an amorphous material and a terminal.
この種の接続方法として、特公平2−32077号公報に開示されたアモルファス合金の接合方法が知られている。この接合方法では、アモルファス合金で形成された材料(以下「アモルファス合金材料」ともいう)同士、またはアモルファス合金材料と他の金属で形成された材料(以下「他の金属材料」ともいう)とを重ね合わせ、振動棒とアンビルとで各材料を挟み込む。次いで、振動棒に対して超音波を印加して振動(超音波振動)させる。これにより、各材料同士が超音波接合される。 As this type of connection method, an amorphous alloy joining method disclosed in Japanese Examined Patent Publication No. 2-32077 is known. In this bonding method, a material formed of an amorphous alloy (hereinafter also referred to as “amorphous alloy material”) or a material formed of an amorphous alloy material and another metal (hereinafter also referred to as “other metal material”) is used. Each material is sandwiched between the vibrating bar and the anvil. Next, an ultrasonic wave is applied to the vibrating rod to vibrate (ultrasonic vibration). Thereby, each material is ultrasonically bonded.
ところが、上記の接合方法には、以下の問題点がある。すなわち、この接合方法では、振動棒に対して超音波を印加することにより、アモルファス合金材料同士、またはアモルファス合金材料と他の金属材料とを超音波接合させている。しかしながら、アモルファス合金は、硬くて脆いという物性を有している。このため、例えば、アモルファス合金でワイヤ状(線状)に形成されたアモルファス合金材料と他の金属材料とをこの接合方法で接合したときには、アモルファス合金材料が超音波振動によって破断するおそれがある。 However, the above bonding method has the following problems. That is, in this joining method, the amorphous alloy materials or the amorphous alloy material and another metal material are ultrasonically joined by applying ultrasonic waves to the vibrating bars. However, amorphous alloys have physical properties that are hard and brittle. For this reason, for example, when an amorphous alloy material formed in a wire shape (linear shape) with an amorphous alloy and another metal material are joined by this joining method, the amorphous alloy material may be broken by ultrasonic vibration.
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、アモルファス材料で形成された線状体の端部と端子とを電気的に接続する際の線状体の破断を防止し得る接続装置および接続方法を提供することを主目的とする。 The present invention has been made in view of such a problem, and a connection device capable of preventing breakage of a linear body when electrically connecting an end portion of a linear body formed of an amorphous material and a terminal. And providing a connection method.
上記目的を達成すべく請求項1記載の接続装置は、アモルファス材料で形成された線状体の各端部が一対の端子の上にそれぞれ載置された状態における当該各端部と当該各端子とを電気的に接続可能に構成された接続装置であって、前記各端部を覆うようにして前記各端子の上にそれぞれ形成された半田盛りを押圧するための押圧部材と、前記半田盛りに対して前記押圧部材を押圧させる押圧機構と、当該押圧機構を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記押圧機構を制御して、前記半田盛りの平面視における全領域のうちの非押圧状態から押圧が終了するまでの間において前記線状体の長さ方向の中心部側の縁部よりも前記端部側に位置する一部であって当該線状体の一部を少なくとも含む領域を、前記押圧部材で押圧させて前記端部と前記端子とを圧着させて電気的に接続させる。
In order to achieve the above object, the connection device according to
また、請求項2記載の接続装置は、請求項1記載の接続装置において、前記押圧部材は、先端面の形状が長方形状に形成され、前記制御部は、前記押圧機構を制御して、前記先端面の長さ方向が前記線状体の長さ方向に対して直交するように当該押圧部材で前記半田盛りを押圧させる。
Further, the connection device according to
また、請求項3記載の接続方法は、アモルファス材料で形成された線状体の各端部を一対の端子の上にそれぞれ載置した状態において、前記各端部と前記各端子とをそれぞれ電気的に接続する接続方法であって、前記各端部を覆うようにして前記各端子の上に半田盛りをそれぞれ形成し、前記各半田盛りの平面視における全領域のうちの非押圧状態から押圧が終了するまでの間において前記線状体の長さ方向の中心部側の縁部よりも前記端部側に位置する一部であって当該線状体の一部を少なくとも含む領域を、押圧部材で押圧して前記端部と前記端子とを圧着して電気的に接続する。 According to a third aspect of the present invention, there is provided a connection method in which each end and each terminal are electrically connected in a state where each end of a linear body formed of an amorphous material is placed on a pair of terminals. A soldering method is formed on each terminal so as to cover each end, and the soldering is pressed from a non-pressed state in the entire area in a plan view of each soldering. Until the end of pressing , a portion located at the end side of the edge of the linear body in the longitudinal direction and including at least a part of the linear body is pressed. The end portion and the terminal are pressed and pressed by a member to be electrically connected.
また、請求項4記載の接続方法は、請求項3記載の接続方法において、先端面の形状が長方形状の部材を前記押圧部材として用いて、前記先端面の長さ方向が前記線状体の長さ方向に対して直交するように当該押圧部材で前記半田盛りを押圧する。
The connection method according to
請求項1記載の接続装置、および請求項3記載の接続方法では、線状体の各端部を覆うように各端子の上に形成した半田盛りの平面視における全領域のうちの非押圧状態から押圧が終了するまでの間において線状体の長さ方向の中心部側の縁部よりも端部側に位置する一部の領域だけを、押圧部材で押圧する。このため、この接続装置および接続方法によれば、半田盛りにおける上記の縁部側の領域(押圧部材によって押圧される一部の領域よりも非押圧状態から押圧が終了するまでの間において上記の縁部側に位置する領域)を押圧部材の先端面と端子とで挟み込むことなく、線状体の中心部側に向かう向きとは異なる向き(例えば、上向きや斜め上向き)への延伸や変形を可能な状態に維持することができる。したがって、この接続装置および接続方法によれば、線状体の中心部側に向かう半田盛りの延伸に伴って線状体に作用する中心部側に向かう引っ張り力を、半田盛りの全域を押圧する構成および方法よりも十分に十分に小さくすることができる(延伸や変形に伴う引っ張り力を各方向に分散させることができる)。この結果、線状体の中心部側に向かう引っ張り力によって線状体が破断する事態を確実に防止することができる。また、この接続装置および接続方法によれば、超音波を用いないため、超音波振動による線状体の破断を確実に防止することができる。また、この接続装置および接続方法によれば、押圧部材で押圧する領域が、平面視における線状体の一部を少なくとも含むため、その線状体の一部を端子に対して押し付けて両者を確実に圧着することができる結果、両者を電気的に確実に接続することができる。
In the connection device according to
また、請求項2記載の接続装置、および請求項4記載の接続方法によれば、長方形状に形成された先端面の長尺側が線状体の長さ方向に直交するようにして押圧部材で半田盛りを押圧することにより、平面視における線状体の一部を少なくとも含む領域を確実に押圧することができるため、その線状体の一部を端子に対して確実に押し付けることができる結果、両者を電気的により確実に接続することができる。
Moreover, according to the connection apparatus of
以下、接続装置および接続方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。 Hereinafter, an embodiment of a connection device and a connection method will be described with reference to the accompanying drawings.
最初に、図1に示す接続装置1の構成について説明する。この接続装置1は、図2に示すように、アモルファスワイヤ300(アモルファス材料で形成された線状体)の各端部301a,301b(以下、区別しないときには「端部301」ともいう)と基板100に配設されて金属(例えば銅)で形成された端子200a,200b(以下、区別しないときには「端子200」ともいう)とを電気的に接続するための装置であって、一例として、図1に示すように、基板固定台11、押圧部材12、押圧機構13、操作部14、記憶部15および制御部16を備えて構成されている。
First, the configuration of the
基板固定台11は、端子200a,200bが配設された基板100を、例えば吸着によって固定可能に構成されている。押圧部材12は、半田よりも硬質の材料(例えば、ステンレス鋼)によって形成されている。また押圧部材12は、一例として、図3に示すように、例えば、先端面21が長方形の直方体状(角柱状)に形成されている。なお、押圧部材12は、先端面21を下向きにした状態で使用されるが、同図では、先端面21を上向きした状態で図示している。また、押圧部材12は、図7に示すように、端子200の上面201に端部301が載置された状態におけるアモルファスワイヤ300の長さ方向(同図における左右方向)に直交する方向(同図における上下方向)に沿った上面201の長さL1よりも、先端面21における長尺側の長さL2が長くなるように形成されている。また、押圧部材12は、先端面の形状が長方形であればよく、全体としての形状が直方体状に限らず側面視台形状や側面視鼓状など任意の形状で構成することができる。
The
押圧機構13は、制御部16の制御に従って基板固定台11の載置面に並行な方向(XY方向)に沿って押圧部材12を移動させる。また、押圧機構13は、制御部16の制御に従って押圧部材12を基板固定台11の載置面に対して近接および離反する方向(Z方向)に沿って移動させることにより、後述する半田盛り400a,400b(図2参照:以下、区別しないときには「半田盛り400」ともいう)に対して押圧部材12を押圧させる。
The
操作部14は、後述する圧着処理の実行を制御部16に対して指示する操作などの各種の操作が可能に構成されている。記憶部15は、制御部16によって実行される圧着処理の際に用いる圧着データDcを記憶する。この場合、この圧着データDcには、基板100上における各端子200の配設位置(具体的には、図6,7に示す上面201の中心202の位置)を示す情報が含まれている。
The
制御部16は、記憶部15に記憶されている圧着データDcに基づいて押圧機構13を制御して押圧部材12を移動させることにより、アモルファスワイヤ300の端部301と端子200とを圧着して両者を電気的に接続する圧着処理を実行する。
The
次に、接続装置1を用いてアモルファスワイヤ300の各端部301a,301bと基板100に配設されている一対の端子200a,200bとを電気的にそれぞれ接続する接続方法の一例について説明する。
Next, an example of a connection method for electrically connecting the
まず、アモルファスワイヤ300の各端部301a,301bと基板100の各端子200a,200bとを半田付け(仮接続)する。具体的には、図4に示すように、各端子200a,200bの上面201に各端部301a,301bを載置して、アモルファスワイヤ300を端子200a,200b間に架け渡す。
First, the
次いで、図5に示すように、各端子200a,200bの上面201に載置されている各端部301a,301bを覆うように半田を盛りつけて、各端子200a,200bの上(上面201の上)に半田盛り400a,400bをそれぞれ形成する。この場合、同図および図7に示すように、各半田盛り400a,400bが上面201からはみ出さず、かつ端部301が確実に覆われるように半田を盛りつける。これにより、各端部301a,301bと各端子200a,200bとが半田付けされる。
Next, as shown in FIG. 5, solder is placed so as to cover the
続いて、各端部301a,301bと各端子200a,200bとを半田付けした基板100を、接続装置1における基板固定台11の載置面(上面)に載置する。この際に、載置面おける予め決められた位置に基板100を位置決めする。次いで、基板100を吸着によって固定する。
Subsequently, the
続いて、操作部14を操作して圧着処理の実行を指示する。これに応じて、制御部16が圧着処理を実行する。この圧着処理では、制御部16は、記憶部15から圧着データDcを読み出す。次いで、制御部16は、圧着データDcに基づいて基板100上における端子200a,200bの一方(例えば、端子200a)の上面201における中心202の位置を特定する。続いて、制御部16は、端子200aの上に盛り付けられた半田盛り400aを押圧部材12によって押圧させる際に押圧部材12の先端面21の中心22を対向させる位置(以下、「対向位置」ともいう)を、特定した端子200aの位置に基づいて指定する。
Subsequently, the
この場合、制御部16は、図6,7に示すように、半田盛り400aの平面視における全領域のうちの、非押圧状態(半田盛り400aを押圧していない状態)から押圧が終了するまでの間においてアモルファスワイヤ300の長さ方向の中心部302側の縁部401よりもアモルファスワイヤ300の端部301a側に位置する一部の領域であって、平面視におけるアモルファスワイヤ300の一部を少なくとも含む領域を、押圧部材12で押圧可能な位置を対向位置として指定する。具体的には、制御部16は、一例として、半田盛り400の平面視における全領域のうちの左右方向(アモルファスワイヤ300の長さ方向)の中央部に位置する領域を押圧部材12で押圧させるように、上面201の中心202を対向位置として指定する。
In this case, as shown in FIGS. 6 and 7, the
次いで、制御部16は、押圧機構13を制御して、対向位置としての端子200aにおける上面201の中心202と先端面21の中心22とが一致するように押圧部材12をXY方向に沿って移動させる。続いて、制御部16は、押圧機構13を制御して、Z方向に沿って端子200aに近接する向き(下向き)に押圧部材12を移動させる。
Next, the
この際に、図6,7に示すように、押圧部材12の先端面21(先端部)が半田盛り400aを押圧する。これによって半田盛り400aが変形すると共に、押圧部材12からの押圧力によってアモルファスワイヤ300の端部301aが端子200aの上面201に対して押圧されて、端部301aと端子200aとが圧着される。次いで、制御部16は、押圧機構13を制御して、Z方向に沿って端子200aから離反する向き(上向き)に押圧部材12を移動させる。
At this time, as shown in FIGS. 6 and 7, the tip surface 21 (tip portion) of the pressing
続いて、制御部16は、端子200a,200bの他方(この例では、端子200b)の上に盛り付けられた半田盛り400bを押圧部材12によって押圧させる際に押圧部材12の先端面21の中心22を対向させる対向位置を指定する。この場合、制御部16は、図8,9に示すように、半田盛り400bの平面視における全領域のうちの、非押圧状態から押圧が終了するまでの間においてアモルファスワイヤ300の中心部302側の縁部401よりも端部301b側に位置する半田盛り400bの一部の領域であって、平面視におけるアモルファスワイヤ300の一部を少なくとも含む領域を押圧可能な位置(上面201の中心202)を対向位置として指定する。
Subsequently, the
続いて、制御部16は、押圧機構13を制御して、対向位置としての上面201の中心202と先端面21の中心22とが一致するように押圧部材12をXY方向に沿って移動させた後に、Z方向に沿って端子200bに近接する向きに押圧部材12を移動させる。この際に、図8に示すように、押圧部材12の先端部が半田盛り400bを押圧する。これによって半田盛り400bが変形すると共に、押圧部材12による押圧力によってアモルファスワイヤ300の端部301bが端子200bの上面201に対して押圧されて、端部301bと端子200bとが圧着される。次いで、制御部16は、押圧機構13を制御して、Z方向に沿って端子200bから離反する向き(上向き)に押圧部材12を移動させる。
Subsequently, the
ここで、図10に示すように、例えば、先端面121(同図における下面)が端子200の上面201よりも広く形成された板状の押圧部材112を用いて半田盛り400の全域を押圧する構成および方法では、半田盛り400の全部が先端面121と上面201との間に挟まれるため、押圧部材112の押圧力によって半田盛り400が全体的に延伸させられる。この際に、半田盛り400における縁部401側の部分がアモルファスワイヤ300の中心部302側に向かって延伸するため、この延伸によって中心部302側に向かって引っ張る力(引っ張り力)がアモルファスワイヤ300に作用することとなる。このため、この構成および方法では、引っ張り力によってアモルファスワイヤ300が破断するおそれがある。
Here, as shown in FIG. 10, for example, the entire surface of the solder pile 400 is pressed using a plate-like pressing
これに対して、この接続装置1および接続方法では、半田盛り400の平面視における全領域のうちの非押圧状態から押圧が終了するまでの間において縁部401側よりもアモルファスワイヤ300の端部301側に位置する一部の領域だけを、押圧部材12によって押圧する。このため、半田盛り400における縁部401側の領域(押圧される一部の領域よりも非押圧状態から押圧が終了するまでの間において縁部401側に位置する領域)では、押圧部材12の先端面21と端子200の上面201とによる挟み込みがないため、アモルファスワイヤ300の中心部302側に向かう向きとは異なる向き(例えば、上向きや斜め上向き)への延伸や変形が可能な状態となっている。このため、この接続装置1および接続方法では、中心部302側に向かう半田盛り400の延伸に伴ってアモルファスワイヤ300に作用する中心部302側に向かう引っ張り力が半田盛り400の全域を押圧する構成および方法よりも小さくなる(延伸や変形に伴う引っ張り力が各方向に分散される)。この結果、中心部302側に向かう引っ張り力によってアモルファスワイヤ300が破断する事態を確実に防止することが可能となっている。また、この接続装置1および接続方法では、超音波を用いないため、超音波振動によるアモルファスワイヤ300の破断も確実に防止される。さらに、この接続装置1および接続方法では、押圧部材12によって押圧する領域が、平面視におけるアモルファスワイヤ300の一部(側面視におけるアモルファスワイヤ300の上方に位置する一部)を少なくとも含む領域であるため、押圧部材12による押圧によってアモルファスワイヤ300を端子200に対して押圧して両者を確実に圧着することができる結果、両者を電気的に確実に接続することができる。
On the other hand, in this
なお、発明者は、この接続装置1および接続方法の効果を検証するため、次のような検証実験を行った。この検証実験では、実施例サンプルとして、接続装置1を用いて上記の接続方法によってアモルファスワイヤ300の端部301a,301bと端子200a,200bとを接続したサンプルを8個作製した。この場合、上面201を1辺が1.5mmの正方形に形成した銅製の端子200a,200bを4mm離間させて配置した。また、直径が30μmで長さが6mmのアモルファスワイヤ300の各端部301a,301bを各端子200a,200bの上面201にそれぞれ載置して端子200a,200b間にアモルファスワイヤ300を架け渡した。また、各端部301a,301bを覆うようにして各端子200a,200bの上面201に半田盛り400a,400bをそれぞれ形成した。
The inventor conducted the following verification experiment in order to verify the effect of the
また、短尺側が0.5mmで長尺側が2mmの長方形に先端面21を形成した押圧部材12を用いて、各半田盛り400a,400bを押圧して端子200a,200bとアモルファスワイヤ300とを圧着する圧着処理を実行した。この場合、先端面21の長尺側がアモルファスワイヤ300の長さ方向に直交する向きで、かつ端子200の上面201の中心202を通る直線上に押圧部材12の先端面21の中心22が位置するようにして半田盛り400a,400bを押圧した。なお、先端面21から半田盛り400a,400bに加わる押圧力が5kgf/mm2程度となるように押圧部材12に加える力を調節した。
Further, using the pressing
また、比較例サンプルとして、押圧部材12に代えて上記した押圧部材112を用いて圧着処理を実行して、アモルファスワイヤ300との端部301a,301bと端子200a,200bとを接続したサンプルを8個作製した。この場合、押圧部材112の先端面121を直径が3mmの円形に形成した。また、先端面121から半田盛り400a,400bに加わる押圧力が5kgf/mm2程度となるように押圧部材12に加える力を調節して、半田盛り400a,400bの全領域を押圧部材112で押圧した。
In addition, as a comparative example sample, 8 samples in which the crimping process is performed using the above-described
また、この検証実験では、圧着前(圧着処理の実行前)の各サンプルにおける端子200a,200b間の抵抗値を測定すると共に、圧着後の各サンプルにおける端子200a,200b間の抵抗値を測定した。この結果、図11に示すように、各実施例サンプルでは、圧着後の抵抗値が圧着前の抵抗値よりも低下する傾向にあり、かつ各実施例サンプルにおける圧着後の抵抗値がほぼ等しい値となった。一方、各比較例サンプルでは、8個中6個においてアモルファスワイヤ300が破断して、抵抗値の測定が不可能であった。
Further, in this verification experiment, the resistance value between the
上記の実験結果から、この接続装置1および接続方法では、アモルファスワイヤ300を破断することなく、各端部301a,301bと各端子200a,200bとが電気的に確実に接続されることが明らかである。
From the above experimental results, it is clear that in the
このように、この接続装置1および接続方法では、各端子200の上に載置されたアモルファスワイヤ300の各端部301を覆うように各端子200の上に半田盛り400をそれぞれ形成し、半田盛り400の平面視における全領域のうちの非押圧状態から押圧が終了するまでの間においてアモルファスワイヤ300の長さ方向の中心部302側の縁部401よりも端部301側に位置する一部の領域だけを、押圧部材12で押圧する。このため、この接続装置1および接続方法によれば、半田盛り400における縁部401側の領域(押圧される一部の領域よりも非押圧状態から押圧が終了するまでの間において縁部401側に位置する領域)を押圧部材12の先端面21と端子200の上面201とで挟み込むことなく、アモルファスワイヤ300の中心部302側に向かう向きとは異なる向き(例えば、上向きや斜め上向き)への延伸や変形を可能な状態に維持することができる。したがって、この接続装置1および接続方法によれば、中心部302側に向かう半田盛り400の延伸に伴ってアモルファスワイヤ300に作用する中心部302側に向かう引っ張り力を、半田盛り400の全域を押圧する構成および方法よりも十分に小さくすることができる(延伸や変形に伴う引っ張り力を各方向に分散させることができる)。この結果、中心部302側に向かう引っ張り力によってアモルファスワイヤ300が破断する事態を確実に防止することができる。また、この接続装置1および接続方法によれば、超音波を用いないため、超音波振動によるアモルファスワイヤ300の破断を確実に防止することができる。また、この接続装置1および接続方法によれば、押圧部材12で押圧する領域が、平面視におけるアモルファスワイヤ300の一部を少なくとも含むため、アモルファスワイヤ300を端子200に対して押し付けて両者を確実に圧着することができる結果、両者を電気的に確実に接続することができる。
As described above, in the
また、この接続装置1および接続方法によれば、長方形状に形成された先端面21の長尺側がアモルファスワイヤ300の長さ方向に直交するようにして押圧部材12で半田盛り400を押圧することにより、平面視におけるアモルファスワイヤ300の一部を少なくとも含む領域を確実に押圧することができるため、そのアモルファスワイヤ300の一部を端子200に対して確実に押し付けることができる結果、両者を電気的により確実に接続することができる。
Further, according to the
なお、接続装置1および接続方法は、上記の構成および方法に限定されない。例えば、半田盛り400の平面視における全領域のうちの中央部の領域だけを押圧部材12で押圧する例について上記したが、押圧部材12で押圧する領域はこれに限定されず、半田盛り400aの平面視における全領域のうちの、縁部401よりもアモルファスワイヤ300の端部301側に位置する一部の領域であって、平面視におけるアモルファスワイヤ300の一部を少なくとも含む領域である限り、任意に規定することができる。
The
また、上面201の長さL1よりも先端面21の長さL2が長く形成された棒状の押圧部材12を用いる例について上記したが、図12に示すように、上面201の長さL1よりも先端面521の長さL3が短く形成された棒状の押圧部材512を用いる構成および方法を採用することもできる。また、先端面21を長方形状に形成した押圧部材12に代えて、図13に示すように、先端面621が円形に形成された円柱状(棒状)の押圧部材612を用いる構成および方法を採用することもできる。
Moreover, although the example using the rod-shaped pressing
また、制御部16の制御によらず、操作部14の操作によって(手動操作で)押圧機構13を制御して押圧部材12や押圧部材512,612で半田盛り400を押圧して、圧着を行う接続方法を採用することもできる。また、押圧機構13を用いることなく、押圧部材12や押圧部材512,612を手動で半田盛り400に押し付けて(打ち付けて)押圧して、圧着を行う接続方法を採用することもできる。この接続方法では、「半田盛り400aの全領域のうちの、縁部401よりもアモルファスワイヤ300の端部301側に位置する一部の領域であって、アモルファスワイヤ300の上方に位置する部分の一部を少なくとも含む」との条件を満たす領域を目視で確認しつつ任意に選択し、その領域を押圧して圧着を行うことができる。
Further, regardless of the control of the
1 接続装置
12,512,612 押圧部材
13 押圧機構
16 制御部
21,521,621 先端面
200a,200b 端子
201 上面
300 アモルファスワイヤ
301a,301b 端部
302 中心部
400a,400b 半田盛り
401 縁部
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記各端部を覆うようにして前記各端子の上にそれぞれ形成された半田盛りを押圧するための押圧部材と、前記半田盛りに対して前記押圧部材を押圧させる押圧機構と、当該押圧機構を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記押圧機構を制御して、前記半田盛りの平面視における全領域のうちの非押圧状態から押圧が終了するまでの間において前記線状体の長さ方向の中心部側の縁部よりも前記端部側に位置する一部であって当該線状体の一部を少なくとも含む領域を、前記押圧部材で押圧させて前記端部と前記端子とを圧着させて電気的に接続させる接続装置。 A connection device configured to be able to electrically connect each end to each terminal in a state where each end of the linear body formed of an amorphous material is placed on a pair of terminals. And
A pressing member for pressing the solder pile formed on each of the terminals so as to cover each end, a pressing mechanism for pressing the pressing member against the solder pile, and the pressing mechanism A control unit for controlling,
The control unit controls the pressing mechanism so that it is on the center side in the length direction of the linear body from the non-pressed state in the entire area in the plan view of the solder pile to the end of pressing . the region including at least a portion of a part the linear member than the end portion located on the end portion side, by pushing to bond the said terminal and the end portion electrically with the pressing member Connection device to be connected.
前記制御部は、前記押圧機構を制御して、前記先端面の長さ方向が前記線状体の長さ方向に対して直交するように当該押圧部材で前記半田盛りを押圧させる請求項1記載の接続装置。 The pressing member is formed in a rectangular shape on the tip surface,
The said control part controls the said press mechanism, and presses the said solder pile with the said press member so that the length direction of the said front end surface may orthogonally cross with respect to the length direction of the said linear body. Connection device.
前記各端部を覆うようにして前記各端子の上に半田盛りをそれぞれ形成し、
前記各半田盛りの平面視における全領域のうちの非押圧状態から押圧が終了するまでの間において前記線状体の長さ方向の中心部側の縁部よりも前記端部側に位置する一部であって当該線状体の一部を少なくとも含む領域を、押圧部材で押圧して前記端部と前記端子とを圧着して電気的に接続する接続方法。 In a state where each end portion of the linear body formed of an amorphous material is placed on a pair of terminals, respectively, the connection method for electrically connecting each end portion and each terminal,
Forming a solder pile on each terminal so as to cover each end,
One position that is located closer to the end than the edge on the center side in the length direction of the linear body from the non-pressed state to the end of pressing in the entire area of each solder pile in plan view. A connection method in which an area including at least a part of the linear body is pressed by a pressing member and the end portion and the terminal are crimped and electrically connected.
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