JP5868269B2 - 半導体発光素子実装用基板および半導体発光素子実装体 - Google Patents

半導体発光素子実装用基板および半導体発光素子実装体 Download PDF

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Description

この発明は、発光ダイオード(LED)素子等の発熱性を有する半導体発光素子を実装するのに適した半導体発光素子実装用基板、およびその基板上に半導体発光素子を実装した半導体発光素子実装体に関する。
発光ダイオード(以下「LED」と略称する)は、一般にLED素子であるLEDチップを基板上に実装して電極を出し、そのLEDチップ側を透明樹脂で封止して、LEDパッケージとして構成される。そのLEDを長時間点灯させたり、発光輝度を高めるために駆動電流を増加したりすると、LEDチップが著しく発熱して高温になり、熱劣化を招く。
そのため、一般に、LEDチップを金属やシリコンなど熱伝導性のよい材料からなる基板上に実装して、発生する熱をその基板を通して放熱するようにしている。
たとえば、特許文献1には、この出願の図7に示すようなLEDパッケージが開示されている。それは、熱伝導性のよいシリコン基板100の上面側にホーン状の凹部を形成し、そのシリコン基板100の表面全体に絶縁性の酸化シリコン膜101を形成し、その一半部と他半部の表面にそれぞれアルミニウム等による反射膜を兼ねた第1の電極膜102と第2の電極膜103を、互いに絶縁して形成している。
そのシリコン基板100の凹部の底面における第1の電極膜102上にLEDチップ110をマウントし、そのLEDチップ110の下部電極を半田リフロー等のダイボンディングによって第1の電極膜102に電気的及び機械的に接続し、上部電極と第2の電極膜103とをボンディングワイヤ105によるワイヤボンディングで電気的に接続している。
そして、シリコン基板100の凹部を透明樹脂120で封止してLEDパッケージを構成している。
このLEDパッケージは、LEDチップ110の発熱をその下部から第1の電極膜102と酸化シリコン膜101を通してシリコン基板100に熱伝導させる。さらに、その下面の酸化シリコン膜101と第1、第2の電極膜102,103とを介して、このLEDパッケージを搭載する回路基板や放熱板あるいはヒートシンク(図示は省略)へ熱伝導させて放熱している。
また、特許文献2には、この出願の図8に示すようなLEDパッケージが開示されている。それは、上面にLEDチップ210を搭載した導電性基板200を、熱伝導性が良好な絶縁材料で形成された放熱部材201の凹部内に収納し、その導電性基板200の底面及び側面が放熱部材201と接触するようにしている。LEDチップ210の下部電極を導電性基板200にダイボンドし、その導電性基板200が放熱部材201を貫通して延びる第1のリード端子202に接続され、LEDチップ210の上部電極は、放熱部材201を貫通して延びる第2のリード端子203にボンディングワイヤ205によって接続されている。
そして、導電性基板200上にはリング状の反射枠207が載置され、それを含む上部全体が透光性の蓋部材220によって封止されている。放熱部材201には、アルミニウ
ム等の金属粉末をエポキシ等の樹脂に混合してなる高熱伝導性樹脂などが使用される。
このLEDパッケージは、LEDチップ210の発熱を、導電性基板200の底面と側面から放熱部材201へ伝導させて放熱するようにしている。
特開2008−34530号公報(図1、段落0018〜0026) 実用新案登録第3128615号公報(図1、段落0011〜0017)
しかしながら、図7に示したような従来のLEDパッケージの構造では、このLEDパッケージを搭載する装置側の回路パターンを有する基板との絶縁耐圧を充分確保しようとすると、絶縁性の酸化シリコン膜101を厚く形成する必要がある。そのため、シリコン基板100の外周面全体が熱伝導性の悪い酸化シリコン膜101によって同じ厚さで覆われてしまうことになり、LEDチップ110の発熱がシリコン基板100へ伝導し難いばかりか、シリコン基板100内に伝導された熱も下部の酸化シリコン膜101に伝播し難くなる。結果として、内部に熱が篭った状態となり、外気に効率よく放熱することができなくなる。
また、酸化シリコン膜101上に形成されたアルミニウム等による反射膜を兼ねた第1、第2の電極膜102,103は、熱伝導性はよいが空気中へは熱を逃がしにくいため、酸化シリコン膜101に伝導した熱が側面からは効率よく外気に放熱されない等の問題がある。
また、図8に示したような従来のLEDパッケージの構造では、導電性基板200と放熱部材201とが別部材であるため、部品点数が多くなり、組み付け工数も増えるためコスト高と大型化を招く。また、熱伝導性が良好な放熱部材201は、内部での熱伝導性はよいが、外気への熱放射性はあまりよくないため、LEDチップ210の発熱を効率よく外気へ放熱することはできないという問題もあった。
このような問題は、LED素子であるLEDチップに限らず、レーザダイオード(LD)素子、エレクトロルミネッセンス(EL)素子などの各種半導体発光素子を基板に実装する場合にも、それが発熱性を有するとともに外部基板に対して所定の絶縁耐圧が必要であるため、同様な問題があった。
この発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、部品点数を増やすことなく、実装する半導体発光素子が発生する熱を効率よく外気に放熱することができ、搭載する外部基板に対して充分な絶縁耐圧を確保することもできる半導体発光素子実装用基板、およびその基板上に半導体発光素子を実装した半導体発光素子実装体を提供することを目的とする
この発明による半導体発光素子実装用基板は上記の目的を達成するため、互いに平行な第1の面と第2の面および該第1の面と第2の面との間の外周側面をなす第3の面とを有する導電性基材と、上記第1の面の全面に形成された第1絶縁膜と、上記第2の面の全面に形成された第2絶縁膜と、上記第3の面の全面に形成された第3絶縁膜とを備え、上記第1の面が半導体発光素子を実装する面であり、上記第1絶縁膜の表面に実装される半導体発光素子の電極と接続される配線層が形成され、上記第1絶縁膜および第3絶縁膜の厚みが、いずれも上記第2絶縁膜の厚みよりも薄く、上記第1絶縁膜と上記第2絶縁膜の表面積が同等であり、上記第3絶縁膜の表面積は上記第1絶縁膜と上記第2絶縁膜の各表面積より大きいことを特徴とする。
また、互いに平行な第1の面と第2の面および該第1の面と第2の面との間の外周側面をなす第3の面とを有する導電性基材と、上記第1の面の全面に形成された第1絶縁膜と、上記第2の面の全面に形成された第2絶縁膜と、上記第3の面の全面に形成された第3絶縁膜とを備え、上記第1の面が半導体発光素子を実装する面であり、上記第1絶縁膜の表面に実装される半導体発光素子の電極と接続される配線層が形成され、上記第1絶縁膜および第3絶縁膜の厚みが、いずれも上記第2絶縁膜の厚みよりも薄く、上記導電性基材
に上記第3の面間を貫通する貫通孔が形成され、貫通孔の内周面にも上記第3絶縁膜と同等の材質および厚みの絶縁膜が形成されていることを特徴とする。
少なくとも上記第2絶縁膜および第3絶縁膜は、上記導電性基材に所定の処理を施すことによって絶縁性に変質された絶縁変質層であってもよい。さらに、上記第1から第3の全ての絶縁膜が上記絶縁変質層であってもよい。
あるいは、少なくとも上記第2絶縁膜および第3絶縁膜は、上記導電性基材の表面を被覆するコーティング層であってもよい。さらに、上記第1から第3の全ての絶縁膜が上記コーティング層であってもよい。
上記第1絶縁膜と第3絶縁膜は厚みが同じであってもよい。
この発明による半導体発光素子実装体は上記の目的を達成するため、上記いずれかの半導体発光素子実装用基板の上記第1絶縁膜上に半導体発光素子が実装され、その半導体発光素子の電極が上記配線層に電気的に接続していることを特徴とする。
上記半導体発光素子が、上記配線層に電気的に接続及び機械的に固着して上記半導体発光素子実装用基板に実装されているとなおよい。上記半導体発光素子が発光ダイオード素子であるとよい。
半導体発光素子実装用基板を使用すれば、半導体発光素子実装体の部品点数を増やすことなく、実装する半導体発光素子が発生する熱を効率よく外気に放熱することができるので、半導体発光素子の劣化を防止し、発光効率を向上させることができる。また、搭載する外部基板に対して充分な絶縁耐圧を確保することもできる。
この発明による半導体発光素子実装用基板とそれを使用した半導体発光素子実装体の第1の実施形態を他部材の基板上に搭載した状態で示す概略断面図である。 この発明による半導体発光素子実装用基板とそれを使用した半導体発光素子実装体の第2の実施形態を示す概略断面図である。 この発明による半導体発光素子実装用基板とそれを使用した半導体発光素子実装体の第3の実施形態を示す概略断面図である。 この発明による半導体発光素子実装用基板における絶縁膜の作成方法の一例を説明するための図である。 この発明による半導体発光素子実装用基板とそれを使用した半導体発光素子実装体の第4の実施形態を示す概略断面図である。 この発明による半導体発光素子実装用基板とそれを使用した半導体発光素子実装体の第5の実施形態を示す概略断面図である。 従来のLEDパッケージの構造例を示す概略断面図である。 従来のLEDパッケージの他の構造例を示す概略断面図である。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔第1の実施形態〕
まず、この発明による半導体発光素子実装用基板とそれを使用した半導体発光素子実装体の第1の実施形態を図1によって説明する。図1はその半導体発光素子実装体であるLEDパッケージを、電子装置等の他部材の基板上に搭載した状態で示す概略断面図である。
図1に示す半導体発光素子実装体であるLEDパッケージは、半導体発光素子実装用基板1と、その上に実装された半導体発光素子である発光ダイオード(LED)素子としてのLEDチップ3と、その半導体発光素子実装用基板1のLEDチップ3側の全面を覆う透明な封止樹脂5とによって構成されている。7はこのLEDパッケージを搭載する装置側の回路パターンを有する基板である。
半導体発光素子実装用基板1は、互いに平行な第1の面(上面)10aと第2の面(下面)10b、およびその第1の面10aと第2の面10bとの間の外周側面をなす第3の面10cとを有する導電性基材10と、その導電性基材10の外表面全体に形成された絶縁膜とを備えている。その絶縁膜は、導電性基材10の第1の面10aの全面に形成された第1絶縁膜11と、第2の面10bの全面に形成された第2絶縁膜12と、第3の面10cの全面に形成された第3絶縁膜13とから成っている。
そして、導電性基材10の第1の面10aが半導体発光素子を実装する面であり、第1絶縁膜11の表面に、実装される半導体発光素子の電極と接続される対の配線層15a,15bが形成されている。その第1絶縁膜11および外周側面をなす第3絶縁膜13の厚みが、いずれも第2絶縁膜12の厚みよりも薄い。
第2絶縁膜12の厚みは、必要な絶縁耐圧によって異なるが、少なくとも1μm以上は必要であり、2KVの静電耐圧を確保する場合には5μm以上の厚みが必要になる。この絶縁膜が酸化シリコン膜の場合、その厚みが10〜20μm程度あるのが望ましい。
第1、3絶縁膜11,13はそれに比べてかなり薄くてよいので、5μm以下である。第1絶縁膜11は、配線層15aと15bが導電性基材10を介して導通しない最低限度の絶縁性を確保できる厚さを有していればよい。例えば0.1μm程度でもよいが、安全をとって0.5〜1μm程度にしてもよい。
第3絶縁膜は薄ければ薄いほど絶縁膜の熱抵抗を下げられるため好ましい。導電性基材10と空気との界面に如何に薄くとも絶縁膜を有していれば、空気中への熱放射性は良好に確保されるので、第3の面10cの全面に成膜可能な最も薄い厚さにすればよいことになる。酸化シリコン膜の場合、それは例えば0.1μm程度である。
これらの絶縁膜の膜厚を比率で示すと、第1、3絶縁膜11,13の膜厚は、第2絶縁膜12の膜厚の1/2以下、好ましくは1/10から1/50程度になる。
第1絶縁膜と前記第3絶縁膜の厚みを同じにすれば、それらの絶縁膜の形成を効率よく行うことができる。
導電性基材10は、アルミニウム(Al)、アルミニウム合金や銅(Cu)等の金属又はシリコン(Si)等の半導体であり、導電性を有すると共に熱伝導性がよい材料で作られる。この実施形態では、例えば厚さ1mm以上程度のアルミニウム板を使用する。
導電性基材10にアルミニウムを使用する場合、その表面を陽極酸化することによって酸化アルミニウム(アルマイト:Al)膜を形成し、第1〜第3絶縁膜11〜13を容易に作成することができる。導電性基材10にシリコンを使用する場合、その表面を熱酸化したりプラズマCVD等によって、第1〜第3絶縁膜11〜13として酸化シリコン(SiO)膜を形成することができる。
半導体発光素子実装用基板1の平面形状は、正方形、長方形、多角形、円形、楕円形、その他必要に応じた任意の形状でよい。
LEDチップ3も各種のものを実装できるが、その内部構造の図示は省略している。例えば、素子基板の下面側にn型半導体層と活性層とp型半導体層が積層された発光部が形成され、そのn型半導体層の電極とp型半導体層の電極に、それぞれ半田等によるバンプ3a,3bが設けられている。
そして、そのLEDチップ3を、バンプ3a,3bが半導体発光素子実装用基板1の第1絶縁膜11上に形成された各配線層15a,15bの略中央部に対向するように位置合わせして載置する。その状態で圧力と熱を加えて、配線層15a,15bとバンプ3a,3bとを共晶接合等によって接合する。それによって、LEDチップ3が配線層15a,15bに電気的に接続及び機械的に固着して、半導体発光素子実装用基板1に実装される。
その後、半導体発光素子実装用基板1のLEDチップ3側の全面を覆うように、透明な封止樹脂5によって封止して、LEDパッケージが完成する。配線層15a,15bは、銅などの導電性と熱伝導性がよい金属膜で形成されて外部に引き出されており、搭載される装置側の基板7上の給電端子等に接続される。封止樹脂5には、LEDチップ3が発光する光を吸収して波長を変換した光を発する蛍光体が分散されていてもよい。
配線層15a,15bは一対に限らず、実装する半導体発光素子の電極数に応じた数だけ、互いに間隔を置いてパターン形成することができる。また、1個の半導体発光素子実装用基板1上に複数のLEDチップ等の半導体発光素子を実装してもよい。
この実施形態によれば、LEDチップ3の発光時に発生する熱は、熱伝導性のよいバンプ3a,3bから配線層15a,15bに伝導し、さらに薄い第1絶縁膜11を通して、熱伝導性のよいアルミニウム製の導電性基材10に効率よく流れ込む。そして、導電性基材10の外周側面である第3の面10cには薄い第3絶縁膜13が形成されているため、導電性基材10が外気に露出している場合よりも外気への放熱性がよい。それは、絶縁膜内では熱が伝導しにくいので外部への熱輻射が高まるためと考えられる。
そのため、導電性基材10に流れ込んだ熱を第3絶縁膜13を通して効率よく外気に放熱することができる。したがって、LEDチップ3を長時間発光させても温度上昇を抑制することができ、発光性能の劣化を防いで発光効率を向上させることができる。
また、このLEDパッケージが図1に示すように装置側の基板7上に搭載される際に、導電性基材10の基板7に接触する側の第2の面10bの全面に、第1、第3絶縁膜11,13より充分厚い第2絶縁膜12が形成されているので、その基板7上の回路等に対して充分な絶縁耐圧を確保することができる。この第2絶縁膜12の膜圧は、必要な絶縁耐圧に応じて任意に設定できる。
〔第2の実施形態〕
次に、この発明による半導体発光素子実装用基板とそれを使用した半導体発光素子実装
体の第2の実施形態を図2によって説明する。図2はその半導体発光素子実装体であるLEDパッケージを示す概略断面図である。なお、この実施形態における半導体発光素子実装用基板1は、図1に示した半導体発光素子実装用基板1とは若干相違するが、便宜上同じ符号を使用する。
また、以後の実施形態の図では、図1に示した封止樹脂5と装置側の基板7の図示を省略しているが、それらのLEDパッケージも封止樹脂5で封止され、装置側の基板7上に搭載されるのは同様である。
半導体発光素子実装用基板1における導電性基材10の第1の面10aに形成される第1絶縁膜11は、LEDチップ3が発光する光の一部を受けるので、その表面の反射率がなるべく高い方が発光した光を有効に利用することができる。また、第1絶縁膜11がLEDチップ3からの光を吸収すると、熱に変換されて温度上昇を招き、配線層15a,15bから導電性基材10への熱の伝導効率を低下させる要因ともなる。
そのため、この第2の実施形態では、第1絶縁膜11′を第2、第3絶縁膜12,13とは異なる光反射率の高い絶縁膜にしている。例えば、導電性基材10としてアルミニウムを使用した場合、第2、第3絶縁膜12,13は酸化アルミニウム(アルマイト)膜にし、第1絶縁膜11′は増反射アルミ膜にするとよい。
増反射アルミ膜は、例えば導電性基材10であるアルミニウム基板の表面に、アルマイト処理によるアルマイト膜を1μm程度、アルミニウム膜を100nm、屈折率が1.5程度(低屈折率)の酸化シリコン(SiO)膜を70nm、屈折率が2.2程度(高屈折率)の酸化チタン(TiO)膜を60nm、順次重ねて形成した膜である。
また、この第1絶縁膜11′としてこの増反射アルミ膜に代えて、シリコーン樹脂に酸化チタン又はジルコニアを添加した白色膜なども使用できる。その場合、熱伝導率を高めるために、窒化ボロン(BN)や窒化アルミニウム(AlN)等の熱伝導率の高いバインダーを混入させるとよい。
その他の構成は図1によって説明した第1の実施形態と同じであり、充分な放熱性と絶縁耐圧を有する。
さらに、この第2の実施形態によれば、LEDチップ3が発光する光のうち後方へ向かう光を第1絶縁膜11′によって光の有効な出射方向へ反射するので、有効な出射光量を増加して発光輝度を高めることができる。
また、第1絶縁膜11′がLEDチップ3が発光する光を吸収しないので、温度上昇することがなく、LEDチップ3からバンプ3a,3bを通して配線層15a,15bへ伝導された熱を効率よく導電性基材10へ伝導し続けることができる。
〔第3の実施形態〕
図3は、この発明による半導体発光素子実装用基板とそれを使用した半導体発光素子実装体の第3の実施形態を示す概略断面図である。
この第3の実施形態の半導体発光素子実装体であるLEDパッケージは、LEDチップ3′が第1の実施形態におけるLEDチップ3とは異なるタイプのものである。すなわち、このLEDチップ3′は、素子基板と発光部からなる本体の下面に第1の電極を有し、上面に第2の電極を有しており、バンプは設けられていない。第1の電極と第2の電極は図示を省略している。
また、半導体発光素子実装用基板1における導電性基材10の第1の面10aに形成された第1絶縁膜11上には、LEDチップ3′の下面の寸法に合わせた幅の配線層16aと、それと間隔を置いて幅の狭い配線層16bを形成している。したがって、この半導体発光素子実装用基板1も、図1に示した半導体発光素子実装用基板とは若干相違するが、配線層16a,16b以外の構成は同じであるから、便宜上同じ符号を使用している。
そして、その半導体発光素子実装用基板1の配線層16a上にLEDチップ3′を位置合わせして載置して、その下面の第1の電極を配線層16aに直接接続し、両者を電気的に接続及び機械的に固着して、LEDチップ3′を半導体発光素子実装用基板1に実装する。その直接接続には、例えばクリーム半田リフロー等の導電性接続剤を使用する。
さらに、LEDチップ3′の上面の第2の電極と半導体発光素子実装用基板1の配線層16bとを、金、銅、またはアルミニウム等からなるボンディングワイヤ8によって、電気的に接続する。
この第3の実施形態によれば、LEDチップ3′の発光によって発生する熱を、LEDチップ3′の下面全体から配線層16aへ伝導させ、膜厚が薄い第1絶縁膜11を通して、広い面積で効率よく導電性基材10へ伝導させ、そこから膜厚が薄い第3絶縁膜13を通して外気へ効率よく放熱させることができる。
なお、この第3の実施形態においても、第1絶縁膜11を増反射アルミ膜等の光反射率の高い絶縁膜にすれば、第2の実施形態と同様な効果も得られる。
また、図示による説明は省略するが、LEDチップとして、二つの電極をいずれも本体の上面側に有するタイプのものを実装することもできる。その場合は半導体発光素子実装用基板の第1絶縁膜上にLEDチップの下面を接着剤によって直接接着して固定し、その上面の二つの電極を、それぞれ第1絶縁膜上に形成した一対の配線層に、ワイヤボンディングによって電気的に接続する。
このようにしても、接着剤層は極めて薄いので、上述した第3の実施形態の場合と略同様な放熱効果を得ることができる。
〔絶縁膜の形成方法〕
次に、半導体発光素子実装用基板1を構成する導電性基材10の材料と、その全表面に形成する絶縁膜の種類とその形成方法について説明する。
導電性基材10には熱伝導性及び信頼性が高い材料を使用する必要があり、前述したようにアルミニウム、アルミニウム合金や銅等の金属又はシリコン等の半導体を使用する。
そして、その導電性基材10の全表面に形成する各絶縁膜11〜13は、導電性基材に所定の処理を施すことによって絶縁性に変質された絶縁変質層によって形成することができる。例えば前述したように、導電性基材10にアルミニウムを使用する場合、その表面を陽極酸化処理することによって絶縁性に変質した絶縁変質層として酸化アルミニウム(アルマイト)膜を形成し、それを第1〜第3絶縁膜11〜13とすることができる。
また、導電性基材10にシリコンを使用する場合、その表面を熱酸化処理することによって絶縁性に変質した絶縁変質層として酸化シリコン(SiO)膜を形成し、それを第1〜第3絶縁膜11〜13とすることができる。
その場合、導電性基材10の第2の面10b側から陽極酸化処理又は熱酸化処理を行って、第2の面10b上の第2絶縁膜12を第1の面10a上の第1絶縁膜11および第3の面10c上の第3絶縁膜13より厚く形成することができる。しかし、それだけでは第2絶縁膜12の厚さが要求される絶縁耐圧に対して不十分な場合は、第1絶縁膜11および第3絶縁膜13の表面を樹脂膜などでマスキングして、導電性基材10の第2の面10b側に対してさらに陽極酸化処理又は熱酸化処理を継続し、第2絶縁膜12の厚さを増加することができる。第1絶縁膜11と第3絶縁膜13は同等の厚さでよい。
なお、少なくとも第2絶縁膜12および第3絶縁膜13だけを上述した絶縁変質層で形成し、第1絶縁膜11は後述するコーティング層のような他の方法で形成してもよい。
図4は絶縁膜の形成方法の他の例を説明するための図である。この例では、まず(a)に示すように導電性基材10の全表面にアルミニウムやチタン、シリコンなどの導電性の材料を、蒸着、スパッタ、イオンプレーティング、CVD(化学蒸着)、溶射などの薄膜形成手段によって導電膜17を形成する。その際も、導電性基材10の第2の面10bに厚く、第1の面10aと第3の面10cには薄く導電膜17を形成する。
なお、図4(a)において、多数の小さい丸で示すPは、アルミニウムやチタン、シリコンなどの導電性材料をスパッタや蒸着する際の、ターゲット材料の微粒子又は分子を誇張して示している。
その後、その導電膜17に対して酸化処理や窒化処理を行って、アルミナ、酸化チタン、酸化シリコン、窒化アルミニウム、窒化シリコンなどの絶縁膜に変質させ、図4(b)に示すように第1〜第3絶縁膜11〜13にすることができる。
また、上述した薄膜形成手段や、スピンコートなどによって、導電性基材10の表面に初めからコーティング層による絶縁膜を形成して、第1〜第3絶縁膜11〜13とすることもできる。その場合も、第2絶縁膜12は必要な絶縁耐圧がえられるように、第1、第3絶縁膜11,13よりも厚く形成する。
なお、この場合も少なくとも第2絶縁膜12および第3絶縁膜13だけをコーティング層で形成し、第1絶縁膜11は前述した絶縁変質層や増反射アルミ膜のように他の方法で形成してもよい。
〔第4の実施形態〕
次に、この発明による半導体発光素子実装用基板とそれを使用した半導体発光素子実装体の第4の実施形態を図5によって説明する。図5はその半導体発光素子実装体であるLEDパッケージを示す概略断面図であり、図1と対応する部分にそれぞれ同一の符号を付している。なお、この実施形態における半導体発光素子実装用基板1は、図1に示した半導体発光素子実装用基板1とは、その上下面と高さとの寸法比率が大きく異なるが、それ以外の構成は同じであるため、便宜上同じ符号を使用する。
この第4の実施形態では、図1に示した第1の実施形態と比べて、半導体発光素子実装用基板1における導電性基材10の高さ寸法を大幅に増加している。それによって、第1の面10aと第2の面10bと間の外周側面をなす第3の面10cの表面積を大幅に増加し、第3絶縁膜の表面積を、第1絶縁膜11と第2絶縁膜12のいずれの表面積より大きくしている。第1絶縁膜11と第2絶縁膜12の表面積は同等である。
そのため、この第4の実施形態によれば、半導体発光素子実装用基板1上に実装されたLEDチップ3の発光によって発生される熱が、バンプ3a,3b、配線層15a,15
bを通し、第1絶縁膜11を介して導電性基材10内に伝導すると、その面積が広い第3の面10cから同じ表面積の第3絶縁膜13を通して熱輻射して迅速に外気に放熱される。
導電性基材10が、例えば四角柱状の場合、第3の面10cは4面あるので、高さを増加するとその4面上の各絶縁膜の表面積が増加し、各面の幅と増加した高さとの積の4倍も表面積が増加することになる。したがって、LEDチップ3が発生する熱を外気へ放熱する効果を大幅に高めることができる。
第1、第2絶縁膜11,12と第3絶縁膜13の表面積の比は、放熱要求に合わせて設定するが、少なくとも2倍以上にするとよい。
第1絶縁膜11を第2の実施形態のような光反射率の高い絶縁膜にしてもよいし、半導体発光素子実装用基板1上に実装するLEDチップ3を第3の実施形態におけるLEDチップ3′や、二つの電極をいずれも上面側に有するLEDチップに代えて、配線層15a,15bをそれに対応する配線層に変えてもよい。
〔第5の実施形態〕
図6は、この発明による半導体発光素子実装用基板とそれを使用した半導体発光素子実装体の第5の実施形態を示す概略断面図である。この図においても、図1および図5と対応する部分にそれぞれ同一の符号を付している。なお、この実施形態における半導体発光素子実装用基板1は、図1又は図5に示したいずれの半導体発光素子実装用基板1とも相違するが、殆どの構成は同じであるため、便宜上同じ符号を使用する。
この第5の実施形態が上述した第4の実施形態と相違するのは、導電性基材10に第3の面10cの対向する面間を貫通する貫通孔10dが形成され、その貫通孔10dの内周面にも第3絶縁膜13と同等の材質および厚みの第4絶縁膜14が形成されている点だけである。
この貫通孔10dの内周面上の第4絶縁膜14は、導電性基材10がアルミニウム又はシリコンの場合は、その内周面付近を陽極酸化処理又は熱酸化処理することによって、前述したように絶縁性に変質した絶縁変質層として酸化アルミニウム膜又は酸化シリコン膜を形成することによって成膜できる。
このようにすれば、導電性基材10の放熱に寄与する面の表面積が増加し、その面を薄く被覆する絶縁膜の外気に触れる表面積も増加するので、導電性基材10から外気への熱輻射による放熱が一層促進される。
貫通孔10dは、導電性基材10の異なる高さ位置や、奥行き方向の異なる位置に、あるいは図6において紙面に垂直な方向にも、それぞれ複数本形成し、その各内周面にも第3絶縁膜13と同等の材質および厚みの絶縁膜を形成してもよい。但し、あまり多くの貫通孔を形成すると導電性基材10の強度が弱くなるので、導電性基材10の大きさに応じて最適な本数にするのが望ましい。
この第5の実施形態においても、前述した第2、第3の実施形態と同様な変更ができることは、上述した第4の実施形態の場合と同様である。
上述した各実施形態では、半導体発光素子実装用基板に実装する半導体発光素子がLED素子であるLEDチップの場合の例について説明したが、この発明は、半導体発光素子
がLED素子に限らず、レーザダイオード(LD)素子やエレクトロルミネッセンス(EL)素子など、他の半導体発光素子を実装する場合にも同様に利用できる。
半導体発光素子としてLED素子を実装した半導体発光素子実装体は、LED電球などの各種光源装置に搭載するのに適している。
1:半導体発光素子実装用基板 3,3′:LEDチップ(発光ダイオード素子) 3a,3b:バンプ 5:封止樹脂 7:装置側の基板 8:ボンディングワイヤ10:導電性基材 10a:第1の面(上面) 10b:第2の面(下面)
10c:第3の面(外周側面) 10d:貫通孔 11,11′:第1絶縁膜
12:第2絶縁膜 13:第3絶縁膜 14:第4絶縁膜
15a,15b,16a,16b:配線層 17:導電膜 P:微粒子又は分子

Claims (10)

  1. 互いに平行な第1の面と第2の面および該第1の面と第2の面との間の外周側面をなす第3の面とを有する導電性基材と、
    前記第1の面の全面に形成された第1絶縁膜と、
    前記第2の面の全面に形成された第2絶縁膜と、
    前記第3の面の全面に形成された第3絶縁膜と、を備え、
    前記第1の面が半導体発光素子を実装する面であり、前記第1絶縁膜の表面に該実装される半導体発光素子の電極と接続される配線層が形成され、
    前記第1絶縁膜および前記第3絶縁膜の厚みが、いずれも前記第2絶縁膜の厚みよりも薄く、
    前記第1絶縁膜と前記第2絶縁膜の表面積が同等であり、前記第3絶縁膜の表面積は前記第1絶縁膜と前記第2絶縁膜の各表面積より大きいことを特徴とする半導体発光素子実装用基板。
  2. 互いに平行な第1の面と第2の面および該第1の面と第2の面との間の外周側面をなす第3の面とを有する導電性基材と、
    前記第1の面の全面に形成された第1絶縁膜と、
    前記第2の面の全面に形成された第2絶縁膜と、
    前記第3の面の全面に形成された第3絶縁膜と、を備え、
    前記第1の面が半導体発光素子を実装する面であり、前記第1絶縁膜の表面に該実装される半導体発光素子の電極と接続される配線層が形成され、
    前記第1絶縁膜および前記第3絶縁膜の厚みが、いずれも前記第2絶縁膜の厚みよりも薄く、
    前記導電性基材に前記第3の面間を貫通する貫通孔が形成され、該貫通孔の内周面にも前記第3絶縁膜と同等の材質および厚みの絶縁膜が形成されていることを特徴とする半導体発光素子実装用基板。
  3. 少なくとも前記第2絶縁膜および前記第3絶縁膜は、前記導電性基材に所定の処理を施すことによって絶縁性に変質された絶縁変質層であることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体発光素子実装用基板。
  4. 前記第1から第3の全ての絶縁膜が前記絶縁変質層であることを特徴とする請求項に記載の半導体発光素子実装用基板。
  5. 少なくとも前記第2絶縁膜および前記第3絶縁膜は、前記導電性基材の表面を被覆するコーティング層であることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体発光素子実装用基板。
  6. 前記第1から第3の全ての絶縁膜が前記コーティング層であることを特徴とする請求項に記載の半導体発光素子実装用基板。
  7. 前記第1絶縁膜と前記第3絶縁膜は厚みが同じであることを特徴とする請求項4又は6に記載の半導体発光素子実装用基板。
  8. 請求項1からのいずれか一項に記載の半導体発光素子実装用基板の前記第1絶縁膜上に、半導体発光素子が実装され、該半導体発光素子の電極が前記配線層に電気的に接続していることを特徴とする半導体発光素子実装体。
  9. 前記半導体発光素子が、前記配線層に電気的に接続及び機械的に固着して前記半導体発光素子実装用基板に実装されていること特徴とする請求項に記載の半導体発光素子実装体。
  10. 前記半導体発光素子が発光ダイオード素子であることを特徴とする請求項8又は9に記載の半導体発光素子実装体。
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