JP5867055B2 - 制御装置及びシミュレーション方法 - Google Patents

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Description

本発明は所定の演算処理を実行し、高速処理する対象装置を制御又はシミュレーションする制御装置及び制御装置におけるシミュレーション方法に関する。
従来から、様々な装置においてシミュレーションが多用されている。シミュレーションでは、実際の処理に代わり、想定される状況の処理を実行することが可能であって、想定される状況を表わすシミュレーション値で演算し、シミュレーション結果として演算結果を得ている。例えば、制御装置においてシミュレーションする場合、通常の制御又はシミュレーションのいずれを実行するかを判定し、判定に応じて実際の値又はシミュレーション値を選択し、選択した値を利用し演算している(例えば、特許文献1及び2参照)。
例えば、図12に示す一例のように、まず、制御装置では、制御対象の装置から入力した値をまず生データテーブルに登録する(S01)。この生データテーブルに登録された値は、第1変換手段によって第1変換テーブルに規定されるルールで読み出されて変換された後、得られた値がデータテーブルに登録される。この変換は、対象装置と制御装置とのフォーマットの違いの変換である。
判定手段によって、シミュレーション値を使用するか否かの判定により、通常の制御であるかシミュレーションであるかが判定される(S02)。判定手段によってシミュレーションでないと判定された場合(S02でNO)、演算手段は、データテーブルの値を読み出す(S03)。一方、判定手段によってシミュレーションであると判定された場合(S02でYES)、演算手段は、シミュレーションデータテーブルの値を読み出す(S04)。
演算手段は、ステップS03又はS04で読み出した値を用いて演算し、演算結果の値をデータテーブルに登録する(S05)。なお、ステップS05における演算方法は、通常の制御の場合もシミュレーションの場合も同一であって、使用する値のみが異なる。
データテーブルに登録された演算結果の値は、第2変換手段によって第2変換テーブルに規定されるルールで読み出されて変換され、生データテーブルに登録された後、入出力手段によって対象装置等に出力される(S06)。
特開平5−290018号公報 特開2004−60464号公報
上述したように、従来の制御装置では、演算をする際には、通常の制御であるのかシミュレーションであるのかに応じて使用する値が違うため、毎回いずれの処理であるのかを判定手段によって判定する必要があった。実際の処理では、複数の値を使用するため、値を読み出すためにステップS02の判定を複数回繰り返す必要がある。したがって、従来の制御装置でシミュレーションを実行可能にした場合、処理負荷が大きい問題があった。
上記課題に鑑み、本発明は、処理負荷を軽減し、対象装置の制御とともに、シミュレーションが実行可能な制御装置及び制御装置におけるシミュレーション方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、所定の演算処理を実行し、高速処理する対象装置を制御又はシミュレーションする制御装置であって、対象装置から入力した値と、入力した値を使用した演算結果の値を記憶する記憶部と、前記記憶部から所定のアドレスで特定される値を抽出して演算し、演算結果の値を当該演算結果で特定されるアドレスの値として前記記憶部に記憶させる演算手段と、前記記憶部で記憶される演算結果の値を出力する出力手段と、シミュレーション時に、シミュレーションの対象である値を特定するアドレスを記憶するアドレステーブル記憶部と、シミュレーション時に、シミュレーションの対象である実際の値を記憶するダミーテーブル記憶部と、シミュレーションの実行を要求する操作信号を入力すると、当該操作信号で指定されたアドレスを前記アドレステーブル記憶部に記憶させるとともに、前記アドレスで特定される値の書き込み先のアドレスを前記ダミーテーブル記憶部に変更するアドレス変更手段と、シミュレーションの実行を要求する操作信号を入力すると、当該操作信号で指定されたアドレスで特定される値を、当該操作信号で指定された他の値に変更する設定手段とを備える。
また、請求項2の発明は、所定の演算処理を実行し、高速処理する対象装置を制御又はシミュレーションする制御装置であって、対象装置から入力した値又は対象装置を制御する値を記憶する生データテーブル記憶部と、制御の演算に使用する値又は演算結果の値を記憶するデータテーブル記憶部と、前記生データテーブル記憶部が記憶する値を特定する第1読出元アドレスと、当該値を変換して得られた値の書き込み先を特定する第1書込先アドレスとを関連づけて記憶する第1変換テーブル記憶部と、前記データテーブル記憶部が記憶する値を特定する第2読出元アドレスと、当該値を変換して得られた値の書き込み先を特定する第2書込先アドレスとを関連づけて記憶する第2変換テーブル記憶部と、前記第1変換テーブル記憶部で記憶される第1読出元アドレスで特定される値を前記生データテーブル記憶部から抽出し、抽出した値を前記制御装置のフォーマットに変換するとともに、変換で得られた値を当該第1読出元アドレスと関連づけられる第1書込先アドレスに対応させて記憶させる第1変換手段と、前記データテーブル記憶部から制御のための演算に使用する値を抽出して演算するとともに、演算結果の値を前記データテーブル記憶部に記憶させる演算手段と、前記第2変換テーブル記憶部で記憶される第2読出元アドレスで特定される値を前記データテーブル記憶部から抽出し、抽出した値を前記対象装置のフォーマットに変換するとともに、変換で得られた値を当該第1読出元アドレスと関連づけられる第2書込先アドレスに対応させて記憶させる第2変換手段と、前記生データテーブル記憶部で記憶する対象装置を制御する値を、前記対象装置に出力する出力手段と、シミュレーション時に、シミュレーションの対象である値を特定するアドレスを記憶するアドレステーブル記憶部と、シミュレーション時に、第1変換手段で得られた値を記憶するダミーテーブル記憶部と、シミュレーションの実行を要求する操作信号を入力すると、当該操作信号で指定された第1書込先アドレス及び当該第1書込先アドレスに対応する前記第1変換テーブル記憶部のアドレスを前記アドレステーブル記憶部に記憶させるとともに、前記第1変換テーブル記憶部の前記第1書込先アドレスを前記ダミーテーブル記憶部を特定するアドレスに変更するアドレス変更手段と、前記操作信号を入力すると、当該操作信号で指定されたアドレスで特定される前記データテーブル記憶部の値を、当該操作信号で指定された他の値に変更する設定手段とを備える。
また、請求項3の発明は、前記アドレス変更手段は、シミュレーションの終了を要求する操作信号を入力すると、前記アドレステーブル記憶部から変更前のアドレスを抽出し、前記第1変換テーブル記憶部で記憶されるダミーテーブル記憶部のアドレスを抽出したアドレスで変更する。
また、請求項4の発明は、所定の演算処理を実行し、高速処理する対象装置を制御又はシミュレーションする制御装置であって、制御の演算に使用する値又は演算結果の値を記憶するデータテーブル記憶部と、演算に使用する値の読み出し元を特定する使用アドレスと、当該値を使用した演算結果の値の書き込み先を特定する結果アドレスとを関連づけて記憶する演算用テーブル記憶部と、使用アドレスで特定される値を抽出して演算するとともに、演算結果の値を前記使用アドレスと関連づけられる結果アドレスが特定する値として記憶させる演算手段と、前記データテーブル記憶部で記憶する演算結果の値と対応する値を前記対象装置に出力する出力手段と、シミュレーション時に、シミュレーションの対象である値を特定するアドレスを記憶するアドレステーブル記憶部と、シミュレーション時に、前記演算手段で得られた演算結果の値を記憶するダミーテーブル記憶部と、シミュレーションの実行を要求する操作信号を入力すると、当該操作信号で指定された結果アドレス及び当該結果アドレスに対応する前記演算用テーブル記憶部のアドレスを前記アドレステーブル記憶部に記憶させるとともに、前記演算用テーブル記憶部の前記結果アドレスを前記ダミーテーブル記憶部を特定するアドレスに変更するアドレス変更手段と、前記操作信号を入力すると、当該操作信号で指定されたアドレスで特定される前記データテーブル記憶部の値を、当該操作信号で指定された他の値に変更する設定手段とを備える。
また、請求項5の発明は、前記アドレス変更手段は、シミュレーションの終了を要求する操作信号を入力すると、前記アドレステーブル記憶部から変更前のアドレスを抽出し、前記演算用テーブル記憶部で記憶されるダミーテーブル記憶部のアドレスを抽出したアドレスで変更する。
また、請求項6の発明は、所定の演算処理を実行し、高速処理する対象装置を制御又はシミュレーションする制御装置におけるシミュレーション方法であって、対象装置から入力した値と、入力した値を使用した演算結果の値を記憶する記憶部から、所定のアドレスで特定される値を抽出して演算するステップと、演算結果の値を当該演算結果を特定するアドレスの値として前記記憶部に記憶させるステップと、前記記憶部で記憶される演算結果の値を出力するステップと、シミュレーションの実行を要求する操作信号を入力すると、当該操作信号で指定されたアドレスを、シミュレーションの対象である値を特定するアドレスを記憶するアドレステーブル記憶部に記憶させるとともに、前記アドレスで特定される値の書き込み先のアドレスをシミュレーションの対象である実際の値を記憶するダミーテーブル記憶部に変更するステップと、シミュレーションの実行を要求する操作信号を入力すると、当該操作信号で指定されたアドレスで特定される値を、当該操作信号で指定された他の値に変更するステップとを備える。
また、請求項7の発明は、所定の演算処理を実行し、高速処理する対象装置を制御又はシミュレーションする制御装置におけるシミュレーション方法であって、対象装置から入力した値又は対象装置を制御する値を記憶する生データテーブル記憶部から、前記生データテーブル記憶部が記憶する値を特定する第1読出元アドレスと、当該値を変換して得られた値の書き込み先を特定する第1書込先アドレスとを関連づけて記憶する第1変換テーブル記憶部で記憶される第1読出元アドレスで特定される値を抽出し、抽出した値を前記制御装置のフォーマットに変換するとともに、変換で得られた値を当該第1読出元アドレスと関連づけられる第1書込先アドレスに対応させて記憶させるステップと、制御の演算に使用する値又は演算結果の値を記憶するデータテーブル記憶部から制御のための演算に使用する値を抽出して演算するとともに、演算結果の値を前記データテーブル記憶部に記憶させるステップと、前記データテーブル記憶部が記憶する値を特定する第2読出元アドレスと、当該値を変換して得られた値の書き込み先を特定する第2書込先アドレスとを関連づけて記憶する第2変換テーブル記憶部で記憶される第2読出元アドレスで特定される値を前記データテーブル記憶部から抽出し、抽出した値を前記対象装置のフォーマットに変換するとともに、変換結果の値を当該第1読出元アドレスと関連づけられる第2書込先アドレスに対応させて記憶させるステップと、前記生データテーブル記憶部で記憶する対象装置を制御する値を、前記対象装置に出力するステップと、シミュレーションの実行を要求する操作信号を入力すると、当該操作信号で指定された第1書込先アドレス及び当該第1書込先アドレスに対応する前記第1変換テーブル記憶部のアドレスをシミュレーション時にシミュレーションの対象である値を特定するアドレスを記憶するアドレステーブル記憶部に記憶させるとともに、前記第1変換テーブル記憶部の前記第1書込先アドレスを、シミュレーション時に第1変換テーブルを使用して変換された値を記憶するダミーテーブル記憶部を特定するアドレスに変更するステップと、前記操作信号を入力すると、当該操作信号で指定されたアドレスで特定される前記データテーブル記憶部の値を、当該操作信号で指定された他の値に変更するステップとを備える。
また、請求項8の発明は、シミュレーションの終了を要求する操作信号を入力すると、前記アドレステーブル記憶部から変更前のアドレスを抽出し、前記第1変換テーブルで記憶されるダミーテーブル記憶部のアドレスを抽出したアドレスで変更するステップをさらに備える。
また、請求項9の発明は、所定の演算処理を実行し、高速処理する対象装置を制御又はシミュレーションする制御装置におけるシミュレーション方法であって、制御の演算に使用する値又は演算結果の値を記憶するデータテーブル記憶部から、演算に使用する値の読み出し元を特定する使用アドレスと、当該値を使用した演算結果の値の書き込み先を特定する結果アドレスとを関連づけて記憶する演算用テーブル記憶部において、使用アドレスで特定される値を抽出して演算するステップと、演算結果の値を前記使用アドレスと関連づけられる結果アドレスで特定される値として記憶させるステップと、前記データテーブル記憶部で記憶する演算結果の値と対応する値を前記対象装置に出力するステップと、シミュレーションの実行を要求する操作信号を入力すると、当該操作信号で指定された結果アドレス及び当該結果アドレスに対応する前記演算用テーブル記憶部のアドレスを、シミュレーションの対象である値を特定するアドレスを記憶するアドレステーブル記憶部に記憶させるとともに、前記演算用テーブル記憶部の前記結果アドレスを、シミュレーション時に得られた演算結果の値を記憶するダミーテーブル記憶部を特定するアドレスに変更するステップと、前記操作信号を入力すると、当該操作信号で指定されたアドレスで特定される前記データテーブル記憶部の値を、当該操作信号で指定された他の値に変更するステップとを備える。
また、請求項10の発明は、シミュレーションの終了を要求する操作信号を入力すると、前記アドレステーブル記憶部から変更前のアドレスを抽出し、前記演算用テーブル記憶部で記憶されるダミーテーブル記憶部のアドレスを抽出したアドレスで変更する。
本発明によれば、対象装置の制御とともに、シミュレーションが実行可能な制御装置における処理負荷を軽減することができる。
実施形態に係る制御装置の構成を説明する図である。 実施形態に係る制御装置における通常の制御とシミュレーションの流れを説明するフローチャートである。 図1の制御装置における通常の制御を説明する図である。 図1の制御装置における第1シミュレーションの設定を説明する図である。 第1シミュレーションを説明する図である。 第1シミュレーションの解除を説明する図である。 第1シミュレーションの解除後の制御を説明する図である。 第2シミュレーションの設定を説明する図である。 第2シミュレーションを説明する図である。 第2シミュレーションの解除を説明する図である。 第2シミュレーションの解除後の制御を説明する図である。 従来の制御装置における制御とシミュレーションの流れを説明するフローチャートである。
図面を参照して、本発明の実施形態に係る制御装置及び制御装置におけるシミュレーション方法について説明する。本発明に係る制御装置は、高速処理する対象装置と接続され、所定の演算処理を実行して当該対象装置を制御するとともに制御のシミュレーションを実行する制御装置である。ここで、本発明に係る制御装置では、入力する値に代えてシミュレーション値を用いて演算処理した結果を出力する「第1シミュレーション」と、演算は入力する値で行うが、シミュレーション値を出力する「第2シミュレーション」とを実行することができる。例えば、高速処理する対象装置としては、ガスタービン等が挙げられる。
本発明に係る制御装置は、CPU(中央処理装置)や記憶装置を備える情報処理装置である。図1に示すように、制御装置1は記憶装置(図示せず)で生データテーブルT1、第1変換テーブルT2、第2変換テーブルT3、データテーブルT4、演算用テーブルT5、ダミーテーブルT6、アドレステーブルT7を記憶している。また、制御装置1の記憶装置は、制御プログラム(図示せず)を記憶しており、この制御プログラムが読み出されて実行されることで、CPU(図示せず)に、図1に示すように、入出力手段11、第1変換手段12、演算手段13、第2変換手段14、操作入力手段15、アドレス変更手段16及び設定手段17が実装される。
この制御装置1は、図2に示すように、対象装置から入力した値(データ)を生データテーブルT1に書き込んだ後、制御装置1に適したフォーマットに変換してデータテーブルT4に書き込む(S1)。その後、制御装置1は、データテーブルT4を読み出し(S2)、演算に利用する値を抽出し、抽出した値を利用して制御処理又はシミュレーション処理の演算を実行する(S3)。また、制御装置1は、演算結果をデータテーブルT4に記憶される。続いて、制御装置1は、データテーブルT4に記憶した演算結果を、対象装置に適したフォーマットに変換して生データテーブルT1に記憶した後、出力する(S4)。
制御装置1では、シミュレーションの際にはシミュレーション用の値でデータテーブルT4を書き換えて演算処理を実行し、シミュレーションが終了するとデータテーブルT4の書き替えた値を元に戻している。したがって、演算手段13では、シミュレーションでも通常の制御の演算と同様にデータテーブルT4を読み出して演算処理を実行している。以下に、制御装置1の構成及び制御装置1における処理について具体的に説明する。
生データテーブルT1は、対象装置から入力した値又は対象装置を制御する値を有している。例えば、図3に示すように、この生データテーブルT1では、各値を、値毎に定められたアドレスに対応させて記憶している。
入出力手段11は、対象装置から値を入力すると、入力した値を特定するアドレスに対応させて生データテーブルT1に記憶させる。また、入出力手段11は、対象装置に制御用の値を出力する際、制御用に特定されるアドレスに対応する値を生データテーブルT1から読み出して出力する。
データテーブルT4では、制御の演算処理に利用する値又は制御の演算処理で得られた値を有している。例えば、図3に示すように、このデータテーブルT4では、各値を、値毎に定められたアドレスに対応させて記憶している。ここで、生データテーブルT1に含まれる値は、対象装置で利用されるフォーマットであるのに対し、データテーブルT4に含まれる値は、制御装置1における演算処理で利用されるフォーマットである。
第1変換テーブルT2は、生データテーブルT1が有する値を特定する第1読込元アドレスと、当該値を変換して得られた値の書き込み先を特定する第1書込先アドレスとを関連づけている。例えば、図3に示すように、この第1変換テーブルT2では、各第1読込元アドレスと第1書込先アドレスとを、それぞれ定められたアドレス(処理アドレス)に対応させて記憶している。
第1変換手段12は、定期的等の所定のタイミングで、第1読込元アドレスが特定する値を抽出し、抽出した値を制御装置1で処理可能なフォーマットに変換する。また、第1変換手段12は、変換で得られた値を当該第1読込元アドレスと関連づけられる第1書込先アドレスに対応させて記憶させる。
演算用テーブルT5は、演算手段13における演算で使用する値を特定する使用アドレスと、当該値を用いて演算で得られた演算結果の値の書き込み先を特定する結果アドレスとを関連づけている。例えば、図3に示すように、この演算用テーブルでは、各使用アドレスと結果アドレスとを、それぞれ定められたアドレス(処理アドレス)に対応させて記憶している。なお、ここでは、1の演算に1の値のみを用いて1の値のみを得るものとして示しているが、例えば、複数の値を用いて1の値を得てもよいし、1の値を用いて複数の値を得てもよいし、また複数の値を用いて複数の値を得てもよい。
演算手段13は、定期的等の所定のタイミングで、演算用テーブルT5を参照し、データテーブルT4が含む制御の演算処理に利用する値を抽出し、抽出した値を利用して演算処理を実行する。また、演算手段13は、演算処理で得られた値をこの値を特定するアドレスと対応させてデータテーブルT4に記憶させる。
第2変換テーブルT3は、データテーブルT4が有する値を特定する第2読込元アドレスと、当該値を変換して得られた値の書き込み先を特定する第2書込先アドレスとを関連づけている。例えば、図3に示すように、この第2変換テーブルT3では、各第2読込元アドレスと第2書込先アドレスとを、それぞれ定められたアドレス(処理アドレス)に対応させて記憶している。
第2変換手段14は、定期的等の所定のタイミングで、第2読込元アドレスが特定する値を抽出し、抽出した値を対象装置で処理可能なフォーマットに変換する。また、第2変換手段14は、変換で得られた値を当該第2読込元アドレスと関連づけられる第2書込先アドレスに対応させて記憶させる。
操作入力手段15は、制御装置1におけるシミュレーションの実行を要求する操作信号又はシミュレーションの終了を要求する操作信号が入力される。シミュレーションの実行を要求する操作信号には、第1シミュレーション又は第2シミュレーションのいずれであるかの種別と、シミュレーション値と、この値を特定するアドレスとを含んでいる。
設定手段17は、操作入力手段15がシミュレーションの実行を要求する操作信号を入力すると、データテーブルT4のシミュレーションの対象となる値(操作信号が含むアドレスが特定する値)を、シミュレーション値に書き替える。
ダミーテーブルT6は、シミュレーション時に、シミュレーション対象の値を仮に記憶している。
アドレステーブルT7は、シミュレーションの対象の値の記憶先を特定するアドレスを記憶している。具体的には、アドレステーブルT7は、第1シミュレーションの際には、シミュレーション対象として選択された値の第1書込先アドレスを記憶している。また、アドレステーブルT7は、第2シミュレーションの際には、シミュレーション対象として選択された値の書き込み先である結果アドレスを記憶している。
アドレス変更手段16は、操作入力手段15がシミュレーションの実行を要求する操作信号を入力すると、操作信号が含むアドレスをダミーテーブルT6のアドレスに変更し、操作信号が含むアドレスをアドレステーブルT7に記憶させる。また、アドレス変更手段16は、操作入力手段15がシミュレーションの終了を要求する操作信号を入力すると、変更したアドレスをアドレステーブルT7で記憶される元のアドレスに戻す。
具体的には、アドレス変更手段16は、第1シミュレーションの実行が要求されたとき、操作信号が含むアドレス(第1変換テーブルT2のシミュレーションの対象となる第1書込先アドレス)をダミーテーブルT6のアドレスに変更するとともに、第1変換テーブルT2の第1書込先アドレスを、この第1書込先アドレスに対応する処理アドレスに関連づけて、アドレステーブルT7に記憶させる。アドレス変更手段16は、その後、第1シミュレーションの終了が要求されると、第1変換テーブルT2の第1書込先アドレスをアドレステーブルT7に記憶されているアドレスに変更する。
すなわち、第1シミュレーションの実行時に、設定手段17によって設定されたデータテーブルT4のシミュレーション値が第1変換手段12で変換された値で上書きされると、シミュレーションを継続できなくなる。したがって、アドレス変更手段16で第1書込先アドレスを変更することで、第1シミュレーションの実行中には、第1変換手段12で得られた値をダミーテーブルT6に記憶させる。
一方、アドレス変更手段16は、第2シミュレーションの実行が要求されたとき、操作信号が含むアドレス(演算用テーブルT5のシミュレーションの対象となる結果アドレス)をダミーテーブルT6のアドレスに変更するとともに、この結果アドレスを、この結果アドレスに対応する処理アドレスに関連づけて、アドレステーブルT7に記憶させる。アドレス変更手段16は、その後、第2シミュレーションの終了が要求されると、演算用テーブルT5の結果アドレスをアドレステーブルT7に記憶されているアドレスに変更する。
すなわち、第2シミュレーションの実行時に、設定手段17によって設定されたデータテーブルT4のシミュレーション値が演算手段13における演算で得られた値で上書きされると、シミュレーションを継続できなくなる。したがって、アドレス変更手段16で結果アドレスを変更することで、第2シミュレーションの実行中には、演算手段13で得られた値をダミーテーブルT6に記憶させる。
〈制御処理〉
まず、制御装置1が対象装置を制御する際の通常の制御処理について図3を用いて説明する。具体的には、制御装置1では、入出力手段11が、接続される対象装置から対象装置における処理で得られた値を入力する。入出力手段11は、入力した値を、この値を特定するアドレスに対応させて、生データテーブルT1に記憶させる。同一のアドレスに対応する値が既に生データテーブルT1に記憶されている場合、記憶されていた値を新たに入力した値で書き替えて生データテーブルT1を更新する。
第1変換手段12は、定期的等の所定のタイミングで、第1変換テーブルT2の読込先アドレスで特定される値を抽出すると、予め定められる演算方法でフォーマットを変換する。第1変換手段12で変換前の値のフォーマットは対象装置で利用されるフォーマットであり、変換後の値のフォーマットは制御装置1で利用されるフォーマットである。また、第1変換手段12は、変換結果の値を、第1変換テーブルT2の書込アドレスで特定される値として記憶する。図3は、生データテーブルT1の読出元アドレス「A001」の値「10」を変換して得られた値「1」が書込先アドレスである「B001」に書き込まれ、読出元アドレス「A002」の値「20」を変換して得られた値「200」が書込先アドレスである「B002」に書き込まれた一例を示している。
演算手段13は、定期的等の所定のタイミングで、演算用テーブルT5で演算に使用するものとして定められる使用アドレスで特定される値をデータテーブルT4から抽出し、抽出した値を利用して演算する。また、演算手段13は、演算結果の値を、演算用テーブルT5で演算結果の値を関連付けるものとして定められる結果アドレスの値として書き込む。図3の演算用テーブルT5では、アドレス「B001」の値を利用した演算結果をアドレス「B101」の値として書き込み、アドレス「B002」の値を利用した演算結果をアドレス「B102」の値として書き込むことを規定している。したがって、図3のデータテーブルT4では、演算用テーブルT5に従い、アドレス「B001」の値を利用した演算結果の値「5」をアドレス「B101」に関連づけ、アドレス「B002」の値を利用した演算結果の値「10」をアドレス「B102」に関連づけている。
第2変換手段14は、定期的等の所定のタイミングで、第2変換テーブルT3の読込先アドレスで特定される値を抽出すると、予め定められる演算方法でフォーマットを変換する。第2変換手段14で変換前の値のフォーマットは制御装置1で利用されるフォーマットであり、変換後の値のフォーマットは対象装置で利用されるフォーマットである。また、第2変換手段14は、変換結果の値を、第2変換テーブルT3の書込アドレスで特定される値として記憶する。図3は、データテーブルT4の読出元アドレス「B101」の値「5」を変換して得られた値「500」が書込先アドレスである「A101」に書き込まれ、読出元アドレス「B102」の値「10」を変換して得られた値「100」が書込先アドレスである「A102」に書き込まれた一例を示している。
制御装置1では、入出力手段11による入出力、第1変換手段12及び第2変換手段14によるフォーマット変換、演算手段13による制御のための演算処理が実行されることで、対象装置を制御している。
〈第1シミュレーション〉
《第1シミュレーションの設定処理》
次に、制御装置1が第1シミュレーションの実行を要求する操作信号を入力し、シミュレーション値を設定する設定処理について図4を用いて説明する。具体的には、操作入力手段15がこの操作信号を入力する。操作信号は、第1シミュレーションの種別と、第1シミュレーションの演算処理で使用するシミュレーション値と、このシミュレーション値を特定するアドレスとを含んでいる。操作入力手段15は、操作信号に含まれるアドレスをアドレス変更手段16に出力し、操作信号に含まれるアドレス及び値を設定手段17に出力する。
アドレス変更手段16は、第1変換テーブルT2のうち、入力したアドレスを仮の書込先アドレスであるダミーテーブルT6を特定するアドレスに変更する。また、アドレス変更手段16は、変更前のアドレス(書込先アドレス)とこのアドレスと関連づけられる処理アドレスとをアドレステーブルT7に記憶させる。このようなアドレスの変更後、第1変換手段12で変換された値は、変更された仮の書込先アドレスに記憶される。
図4に示す例の場合にアドレス変更手段16がアドレス「B001」を入力したとすると、第1変換テーブルT2の第1書込先アドレス「B001」をダミーテーブルT6のアドレスに変更するとともに、アドレステーブルT7に処理アドレス「D001」と第1書込先アドレス「B001」を記憶させる。
設定手段17は、入力したアドレスに対応する値を、シミュレーション値に変更する。このようなシミュレーション値の設定後、演算手段13は、設定後のシミュレーション値を使用して演算処理を実行する。
図4に示す例の場合に設定手段17がアドレス「B001」とシミュレーション値「100」を入力したとすると、データテーブルT4のアドレス「B001」の値を「100」に設定する。
なお、制御装置1では、複数のシミュレーション値を使用してもよい。複数のシミュレーション値を使用して第1シミュレーションを実行する場合、操作信号で複数のシミュレーション値及びアドレスが入力され、アドレス変更手段16は第1変換テーブルT2の複数のアドレスを変更するとともに、設定手段17も複数のシミュレーション値をデータテーブルT4に設定する。
《第1シミュレーションの演算処理》
続いて、図4に示すような第1シミュレーションの設定処理の後、制御装置1が実行する第1シミュレーションの演算処理について図5を用いて説明する。具体的には、制御装置1では、入出力手段11が、接続される対象装置から対象装置における処理で得られた値を入力する。入出力手段11は、入力した値を、入力した値を特定するアドレスと対応させて、生データテーブルT1に記憶させる。これは、図3を用いて上述した制御と同一である。
第1変換手段12は、演算用テーブルT5を参照して第1変換テーブルT2の第1読込先アドレスに対応する値を抽出して変換した結果の値を、第1書込アドレスに対応させて記憶させる。このとき一部の第1書込先アドレスは、アドレス変更手段16によってシミュレーションの設定で変更された仮のアドレスとなっている。したがって、第1変換手段12は、変換結果の値を仮のアドレスに対応させてダミーテーブルT6に記憶させる。すなわち、図5は、生データテーブルT1の読出元アドレス「A001」の値「10」を変換して得られた値「1」が書込先アドレスである「C001」に書き込まれた一例を示している。
演算手段13は、演算用テーブルT5を参照してデータテーブルT4から値を抽出し、抽出した値を利用して演算する。また、演算手段13は、演算用テーブルT5を参照してデータテーブルT4に演算結果を記憶する。シミュレーションが設定されたとき、データテーブルT4には、演算で使用するシミュレーション値が記憶されている。したがって、演算手段13では、通常の演算を実行することで、シミュレーションの演算が実行できる。具体的には、データテーブルT4では、アドレス「B001」に対応する値としてはシミュレーション値「100」が記憶されているため、演算手段13は、このシミュレーション値「100」を利用して演算し、演算結果「50」がアドレス「B102」に記憶されることで、演算結果をシミュレーション結果の値とすることができる。なお、演算には複数の値を利用するが、一部の値のみをシミュレーション値としてシミュレーションの演算をすることができる。
第2変換手段14は、図3を用いて上述した通常の制御の場合と同様、第2変換テーブルT3の第2読込先アドレスに対応する値を抽出して変換した結果の値を、第2書込先アドレスに対応させて生データテーブルT1に記憶させる。また、その後、生データテーブルT1に記憶された値は、入出力手段11によって対象装置に出力される。
制御装置1では、設定処理でアドレス変更手段16によってシミュレーションの対象の値に対応する書込先アドレスが変更されるとともに、設定手段17によりシミュレーション値が設定された後には、第1変換手段12による変換結果はダミーテーブルT6に記憶され、演算手段13による演算は設定されたシミュレーション値によって実行される。したがって、一度シミュレーション値をデータテーブルT4に設定することで、その後は通常の制御又はシミュレーションのいずれであるのかを判定する必要はなく、演算手段13はデータテーブルT4の値を使用して演算をすればよい。
《第1シミュレーションの解除処理》
次に、制御装置1が第1シミュレーションの実行を解除する操作信号を入力し、第1シミュレーションを解除する解除処理について図6を用いて説明する。具体的には、制御装置1では、操作入力手段15が、第1シミュレーションを解除する操作信号を入力する。また、第1シミュレーションを解除する操作信号を入力した操作入力手段15は、アドレス変更手段16にアドレスを変更させる要求信号を出力する。
アドレス変更手段16は、アドレスを変更させる要求を入力すると、アドレステーブルT7から処理アドレス及び書込先アドレスを読み出す。また、アドレス変更手段16は、第1変換テーブルT2で当該処理アドレスに対応する第1書込先アドレスを、アドレステーブルT7から読み出した書込先アドレスに変更する。図6に示す例では、アドレス変更手段16は、アドレステーブルT7から処理アドレス「D001」及び書込先アドレス「B001」を読み出し、第1変換テーブルT2の処理アドレス「D001」に関連付けられる第1書込先アドレスを「C001」から「B001」に変更する。
なお、第1シミュレーションの解除処理の際には、アドレス変更手段16は、読み出した処理アドレスと書込先アドレスをアドレステーブルT7から削除し、ダミーテーブルT6の値を削除するようにしてもよい。
《第1シミュレーションの解除後の制御処理》
続いて、図6に示すような第1シミュレーションの解除処理の後に、制御装置1において対象装置を制御する処理について図7を用いて説明する。第1シミュレーションの解除処理後の制御は、図3を用いて上述した制御と同様である。具体的には、制御装置1では、入出力手段11が、接続される対象装置から対象装置における処理で得られた値を入力し、入力した値を特定するアドレスに対応させて生データテーブルT1に記憶させる。
第1変換手段12は、第1変換テーブルT2の第1読込元アドレスで特定される値を抽出して変換した結果の値を、第1変換テーブルT2の第1書込アドレスに対応させて記憶させる。図7に示すように、生データテーブルT1の第1読出元アドレス「A001」と関連付けられる第1書込先アドレスが「B001」に戻っているため、変換で得られた値「1」が第1書込先アドレスである「B001」に書き込まれる。
演算手段13は、演算用テーブルT5を参照してデータテーブルT4から演算に使用する値を抽出して演算し、演算結果の値を追加してデータテーブルT4を更新する。図7では、データテーブルT4のアドレス「B101」に「1」を使用した演算結果の値「5」が記憶され、「B102」に「200」を使用した演算結果の値「10」が記憶されている。
第2変換手段14は、第2変換テーブルT3の第2読込先アドレスで特定される値を抽出して変換した結果の値を、第2変換テーブルT3の第2書込先アドレスに対応させて記憶させる。また、その後、生データテーブルT1に記憶された値は、入出力手段11によって対象装置に出力される。
制御装置1では、第1シミュレーションの際にはシミュレーション値に対応する第1書込先アドレスをダミーテーブルに変更していたが、解除の際に元の第1書込先アドレスに戻すことで、データテーブルT4のシミュレーション値は第1変換手段12によって変換で新たに得られた値で書き換えられ、通常の制御を実行することができる。
〈第2シミュレーション〉
《第2シミュレーションの設定処理》
制御装置1が第2シミュレーションの実行を要求する操作信号を入力し、シミュレーション値を設定する設定処理について図8を用いて説明する。具体的には、操作入力手段15がこの操作信号を入力する。操作信号は、第2シミュレーションの種別と、第2シミュレーションの演算処理で使用するシミュレーション値と、このシミュレーション値を特定するアドレスとを含んでいる。操作入力手段15は、操作信号に含まれるアドレスをアドレス変更手段16に出力し、操作信号に含まれるアドレス及び値を設定手段17に出力する。
アドレス変更手段16は、演算用テーブルT5のうち、入力したアドレスを仮の書込先アドレスであるダミーテーブルT6を特定するアドレスに変更する。また、アドレス変更手段16は、変更前のアドレス(結果アドレス)とこのアドレスと関連づけられる処理アドレスとをアドレステーブルT7に記憶させる。このようなアドレスの変更後、演算手段13において演算で得られた値は、変更された仮の結果アドレスに記憶される。
図8に示す例の場合にアドレス変更手段16がアドレス「B101」を入力したとすると、演算用テーブルT5の結果アドレス「B101」をダミーテーブルT6のアドレスに変更するとともに、アドレステーブルT7に処理アドレス「F001」と結果アドレス「B101」を記憶させる。
設定手段17は、入力したアドレスに対応する値を、シミュレーション値に変更する。このようなシミュレーション値の設定後、第2変換手段14は、シミュレーション値を使用して変換処理を実行する。
図8に示す例の場合に設定手段17がアドレス「B101」とシミュレーション値「20」を入力したとすると、データテーブルT4のアドレス「B101」の値を「20」に設定する。
なお、制御装置1では、複数のシミュレーション値を使用してもよい。複数のシミュレーション値を使用して第2シミュレーションを実行する場合、操作信号で複数のシミュレーション値及びアドレスが入力され、アドレス変更手段16は演算用テーブルT5の複数のアドレスを変更するとともに、設定手段17も複数のシミュレーション値をデータテーブルT4に設定する。
《第2シミュレーションの演算処理》
続いて、図8に示すような第2シミュレーションの設定処理の後、制御装置1が実行する第2シミュレーションの演算処理について図9を用いて説明する。具体的には、制御装置1では、入出力手段11が、接続される対象装置から対象装置における処理で得られた値を入力する。入出力手段11は、入力した値を、入力した値を特定するアドレスと対応させて、生データテーブルT1に記憶させる。これは、図3を用いて上述した制御と同一である。
第1変換手段12は、第1変換テーブルT2の第1読込先アドレスに対応する値を抽出して変換した結果の値を、第1書込アドレスに対応させて記憶させる。
演算手段13は、演算用テーブルT5を参照してデータテーブルT4から値を抽出し、抽出した値を利用して演算する。また、演算手段13は、演算用テーブルT5を参照してデータテーブルT4に演算結果を記憶する。このとき、一部の結果アドレスは、シミュレーションの設定で変更された仮のアドレスとなっている。したがって、演算手段13は、通常の演算を実行するものの、一部の演算結果をダミーテーブルT6に記憶する。具体的には、演算用テーブルT5では、使用アドレス「B001」に関連付けられる結果アドレスがダミーテーブルT6のアドレス「C001」であるため、演算手段13は、このアドレス「B001」の値を利用した演算結果をダミーテーブルT6に記憶させる。
第2変換手段14は、図3を用いて上述した通常の制御の場合と同様、第2変換テーブルT3の第2読込先アドレスに対応する値を抽出して変換した結果の値を、第2書込先アドレスに対応させて生データテーブルT1に記憶させる。このとき、一部の値は、設定手段17で設定されたシミュレーション値が記憶されている。したがって、第2変換手段14は、このシミュレーション値については、シミュレーション値を変換して生データテーブルT1に記憶させる。また、その後、生データテーブルT1に記憶された値は、入出力手段11によって対象装置に出力される。具体的には、データテーブルT4では、アドレス「B101」に対応する値としてはシミュレーション値「20」が記憶されているため、第2変換手段14は、このシミュレーション値「20」を利用して変換した値で、生データテーブルT1のアドレス「A101」の値を更新する。
制御装置1では、設定処理でアドレス変更手段16によってシミュレーションの対象の値に対応する結果アドレスが変更されるとともに、設定手段17によりシミュレーション値が設定された後には、演算手段13による演算結果はダミーテーブルT6に記憶され、第2変換手段14による変換には設定されたシミュレーション値が利用される。したがって、一度シミュレーション値をデータテーブルT4に設定するとともに、演算結果の書き込み先をダミーテーブルT6に設定することで、その後は通常の制御又はシミュレーションのいずれであるのかを判定する必要はなく、演算手段13はデータテーブルT4の値を使用して演算及び出力すればよく、第2変換手段14もデータテーブルT4の値を使用して変換すればよい。
《第2シミュレーションの解除処理》
次に、制御装置1が第2シミュレーションの実行を解除する操作信号を入力し、第2シミュレーションを解除する解除処理について図10を用いて説明する。具体的には、制御装置1では、操作入力手段15が、第2シミュレーションを解除する操作信号を入力する。また、第2シミュレーションを解除する操作信号を入力した操作入力手段15は、アドレス変更手段16にアドレスを変更させる要求信号を出力する。
アドレス変更手段16は、アドレスを変更させる要求を入力すると、アドレステーブルT7から処理アドレス及び書込先アドレスを読み出す。また、アドレス変更手段16は、演算用テーブルT5で当該処理アドレスに対応する結果アドレスを、アドレステーブルT7から読み出した書込先アドレスに変更する。図10に示す例では、アドレス変更手段16は、アドレステーブルT7から処理アドレス「F001」及び書込先アドレス「B101」を読み出し、演算用テーブルT5の処理アドレス「F001」の結果アドレスを「C001」から「B101」に変更する。
なお、第2シミュレーションの解除処理の際には、アドレス変更手段16は、読み出した処理アドレスと書込先アドレスをアドレステーブルT7から削除し、ダミーテーブルT6の値を削除するようにしてもよい。
《第2シミュレーションの解除後の制御処理》
続いて、図10に示すような第2シミュレーションの解除処理の後に、制御装置1において対象装置を制御する処理について図11を用いて説明する。第2シミュレーションの解除処理後の制御は、図3を用いて上述した制御と同様である。具体的には、制御装置1では、入出力手段11が、接続される対象装置から対象装置における処理で得られた値を入力し、入力した値を特定するアドレスに対応させて生データテーブルT1に記憶させる。
第1変換手段12は、第1変換テーブルT2の第1読込元アドレスで特定される値を抽出して変換した結果の値を、第1変換テーブルT2の第1書込アドレスに対応させて記憶させる。
演算手段13は、演算用テーブルT5を参照してデータテーブルT4から演算に使用する値を抽出して演算し、演算結果の値を追加してデータテーブルT4を更新する。図11に示すように、演算用テーブルT5の処理アドレス「F001」と関連づけられる結果アドレスが「B101」に戻っているため、アドレス「B001」の値「1」を用いて演算された値「5」は、データテーブルT4のアドレス「B101」に記憶される。
第2変換手段14は、第2変換テーブルT3の第2読込先アドレスで特定される値を抽出して変換した結果の値を、第2変換テーブルT3の第2書込先アドレスに対応させて記憶させる。また、その後、生データテーブルT1に記憶された値は、入出力手段11によって対象装置に出力される。図11に示すように、データテーブルT4のアドレス「B001」の値は、シミュレーション値「20」から演算で得られた値「5」に戻っているため、シミュレーション値でなく演算結果の値を利用して変換する。
制御装置1では、第2シミュレーションの際にはシミュレーション値に対応する結果アドレスをダミーテーブルに変更していたが、解除の際に元の結果アドレスに戻すことで、データテーブルT4のシミュレーション値は演算手段13によって演算で新たに得られた値で書き換えられ、通常の制御を実行することができる。
なお、上述した説明では、1つの制御装置において、第1シミュレーション及び第2シミュレーションの2種のシミュレーションを実行していたが、用途に応じて制御装置において、第1シミュレーションのみ実行可能としてもよいし、第2シミュレーションのみ実行可能としてもよい。
また、仮に、制御装置が第2シミュレーションのみを実行するものであって、制御装置と対象装置とで利用するデータのフォーマットが同一である場合、生データテーブルT1、第1変換テーブルT2、第2変換テーブルT3、第1変換手段12及び第2変換手段14は必須の構成ではない。この場合、入出力手段11は、入力した値をデータテーブルT4の該当するアドレスに記憶し、出力する値をデータテーブルT4の該当する値から抽出する。
上述したように、本発明の実施形態に係る制御装置及びシミュレーション方法では、演算手段13で演算をする度、通常の制御であるか又はシミュレーションであるかを判定して読み出す値を選択する必要はない。具体的には、シミュレーション時に変換で得られた値を記憶させるダミーテーブルとシミュレーション時に通常の処理で使用する書込先アドレスを記憶させるアドレステーブルを設け、シミュレーションの場合には、第1変換手段12による変換で得られた値の書き込み先をダミーテーブルにするとともに、シミュレーションが終了すると、変換で得られた値の書込先をアドレステーブルで記憶していた書込アドレスに戻している。これにより、本発明の実施形態に係る制御装置及びシミュレーション方法では、通常の制御であるか又はシミュレーションであるかの判定が不要になり、処理負担を軽減することができる。
以上、各実施形態を用いて本発明を詳細に説明したが、本発明は本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載及び特許請求の範囲の記載と均等の範囲により決定されるものである。
1…制御装置
11…入出力手段
12…第1変換手段
13…演算手段
14…第2変換手段
15…操作入力手段
16…アドレス変更手段
17…設定手段
18…判定手段
T1…生データテーブル
T2…第1変換テーブル
T3…第2変換テーブル
T4…データテーブル
T5…演算用テーブル
T6…ダミーテーブル
T7…アドレステーブル

Claims (10)

  1. 所定の演算処理を実行し、高速処理する対象装置を制御又はシミュレーションする制御装置であって、
    対象装置から入力した値と、入力した値を使用した演算結果の値を記憶する記憶部と、
    前記記憶部から所定のアドレスで特定される値を抽出して演算し、演算結果の値を当該演算結果を特定するアドレスの値として前記記憶部に記憶させる演算手段と、
    前記記憶部で記憶される演算結果の値を出力する出力手段と、
    シミュレーション時に、シミュレーションの対象である値を特定するアドレスを記憶するアドレステーブル記憶部と、
    シミュレーション時に、シミュレーションの対象である実際の値を記憶するダミーテーブル記憶部と、
    シミュレーションの実行を要求する操作信号を入力すると、当該操作信号で指定されたアドレスを前記アドレステーブル記憶部に記憶させるとともに、前記アドレスで特定される値の書き込み先のアドレスを前記ダミーテーブル記憶部に変更するアドレス変更手段と、
    シミュレーションの実行を要求する操作信号を入力すると、当該操作信号で指定されたアドレスで特定される値を、当該操作信号で指定された他の値に変更する設定手段と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 所定の演算処理を実行し、高速処理する対象装置を制御又はシミュレーションする制御装置であって、
    対象装置から入力した値又は対象装置を制御する値を記憶する生データテーブル記憶部と、
    制御の演算に使用する値又は演算結果の値を記憶するデータテーブル記憶部と、
    前記生データテーブル記憶部が記憶する値を特定する第1読出元アドレスと、当該値を変換して得られた値の書き込み先を特定する第1書込先アドレスとを関連づけて記憶する第1変換テーブル記憶部と、
    前記データテーブル記憶部が記憶する値を特定する第2読出元アドレスと、当該値を変換して得られた値の書き込み先を特定する第2書込先アドレスとを関連づけて記憶する第2変換テーブル記憶部と、
    前記第1変換テーブル記憶部で記憶される第1読出元アドレスで特定される値を前記生データテーブル記憶部から抽出し、抽出した値を前記制御装置のフォーマットに変換するとともに、変換で得られた値を当該第1読出元アドレスと関連づけられる第1書込先アドレスに対応させて記憶させる第1変換手段と、
    前記データテーブル記憶部から制御のための演算に使用する値を抽出して演算するとともに、演算結果の値を前記データテーブル記憶部に記憶させる演算手段と、
    前記第2変換テーブル記憶部で記憶される第2読出元アドレスで特定される値を前記データテーブル記憶部から抽出し、抽出した値を前記対象装置のフォーマットに変換するとともに、変換で得られた値を当該第1読出元アドレスと関連づけられる第2書込先アドレスに対応させて記憶させる第2変換手段と、
    前記生データテーブル記憶部で記憶する対象装置を制御する値を、前記対象装置に出力する出力手段と、
    シミュレーション時に、シミュレーションの対象である値を特定するアドレスを記憶するアドレステーブル記憶部と、
    シミュレーション時に、第1変換手段で得られた値を記憶するダミーテーブル記憶部と、
    シミュレーションの実行を要求する操作信号を入力すると、当該操作信号で指定された第1書込先アドレス及び当該第1書込先アドレスに対応する前記第1変換テーブル記憶部のアドレスを前記アドレステーブル記憶部に記憶させるとともに、前記第1変換テーブル記憶部の前記第1書込先アドレスを前記ダミーテーブル記憶部を特定するアドレスに変更するアドレス変更手段と、
    前記操作信号を入力すると、当該操作信号で指定されたアドレスで特定される前記データテーブル記憶部の値を、当該操作信号で指定された他の値に変更する設定手段と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  3. 前記アドレス変更手段は、シミュレーションの終了を要求する操作信号を入力すると、前記アドレステーブル記憶部から変更前のアドレスを抽出し、前記第1変換テーブル記憶部で記憶されるダミーテーブル記憶部のアドレスを抽出したアドレスで変更することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 所定の演算処理を実行し、高速処理する対象装置を制御又はシミュレーションする制御装置であって、
    制御の演算に使用する値又は演算結果の値を記憶するデータテーブル記憶部と、
    演算に使用する値の読み出し元を特定する使用アドレスと、当該値を使用した演算結果の値の書き込み先を特定する結果アドレスとを関連づけて記憶する演算用テーブル記憶部と、
    使用アドレスで特定される値を抽出して演算するとともに、演算結果の値を前記使用アドレスと関連づけられる結果アドレスが特定する値として記憶させる演算手段と、
    前記データテーブル記憶部で記憶する演算結果の値と対応する値を前記対象装置に出力する出力手段と、
    シミュレーション時に、シミュレーションの対象である値を特定するアドレスを記憶するアドレステーブル記憶部と、
    シミュレーション時に、前記演算手段で得られた演算結果の値を記憶するダミーテーブル記憶部と、
    シミュレーションの実行を要求する操作信号を入力すると、当該操作信号で指定された結果アドレス及び当該結果アドレスに対応する前記演算用テーブル記憶部のアドレスを前記アドレステーブル記憶部に記憶させるとともに、前記演算用テーブル記憶部の前記結果アドレスを前記ダミーテーブル記憶部を特定するアドレスに変更するアドレス変更手段と、
    前記操作信号を入力すると、当該操作信号で指定されたアドレスで特定される前記データテーブル記憶部の値を、当該操作信号で指定された他の値に変更する設定手段と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  5. 前記アドレス変更手段は、シミュレーションの終了を要求する操作信号を入力すると、前記アドレステーブル記憶部から変更前のアドレスを抽出し、前記演算用テーブル記憶部で記憶されるダミーテーブル記憶部のアドレスを抽出したアドレスで変更することを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
  6. 所定の演算処理を実行し、高速処理する対象装置を制御又はシミュレーションする制御装置におけるシミュレーション方法であって、
    対象装置から入力した値と、入力した値を使用した演算結果の値を記憶する記憶部から、所定のアドレスで特定される値を抽出して演算するステップと、
    演算結果の値を当該演算結果を特定するアドレスの値として前記記憶部に記憶させるステップと、
    前記記憶部で記憶される演算結果の値を出力するステップと、
    シミュレーションの実行を要求する操作信号を入力すると、当該操作信号で指定されたアドレスを、シミュレーションの対象である値を特定するアドレスを記憶するアドレステーブル記憶部に記憶させるとともに、前記アドレスで特定される値の書き込み先のアドレスをシミュレーションの対象である実際の値を記憶するダミーテーブル記憶部に変更するステップと、
    シミュレーションの実行を要求する操作信号を入力すると、当該操作信号で指定されたアドレスで特定される値を、当該操作信号で指定された他の値に変更するステップと、
    を備えることを特徴とするシミュレーション方法。
  7. 所定の演算処理を実行し、高速処理する対象装置を制御又はシミュレーションする制御装置におけるシミュレーション方法であって、
    対象装置から入力した値又は対象装置を制御する値を記憶する生データテーブル記憶部から、前記生データテーブル記憶部が記憶する値を特定する第1読出元アドレスと、当該値を変換して得られた値の書き込み先を特定する第1書込先アドレスとを関連づけて記憶する第1変換テーブル記憶部で記憶される第1読出元アドレスで特定される値を抽出し、抽出した値を前記制御装置のフォーマットに変換するとともに、変換で得られた値を当該第1読出元アドレスと関連づけられる第1書込先アドレスに対応させて記憶させるステップと、
    制御の演算に使用する値又は演算結果の値を記憶するデータテーブル記憶部から制御のための演算に使用する値を抽出して演算するとともに、演算結果の値を前記データテーブル記憶部に記憶させるステップと、
    前記データテーブル記憶部が記憶する値を特定する第2読出元アドレスと、当該値を変換して得られた値の書き込み先を特定する第2書込先アドレスとを関連づけて記憶する第2変換テーブル記憶部で記憶される第2読出元アドレスで特定される値を前記データテーブル記憶部から抽出し、抽出した値を前記対象装置のフォーマットに変換するとともに、変換結果の値を当該第1読出元アドレスと関連づけられる第2書込先アドレスに対応させて記憶させるステップと、
    前記生データテーブル記憶部で記憶する対象装置を制御する値を、前記対象装置に出力するステップと、
    シミュレーションの実行を要求する操作信号を入力すると、当該操作信号で指定された第1書込先アドレス及び当該第1書込先アドレスに対応する前記第1変換テーブル記憶部のアドレスをシミュレーション時にシミュレーションの対象である値を特定するアドレスを記憶するアドレステーブル記憶部に記憶させるとともに、前記第1変換テーブル記憶部の前記第1書込先アドレスを、シミュレーション時に第1変換テーブルを使用して変換された値を記憶するダミーテーブル記憶部を特定するアドレスに変更するステップと、
    前記操作信号を入力すると、当該操作信号で指定されたアドレスで特定される前記データテーブル記憶部の値を、当該操作信号で指定された他の値に変更するステップと、
    を備えることを特徴とするシミュレーション方法。
  8. シミュレーションの終了を要求する操作信号を入力すると、前記アドレステーブル記憶部から変更前のアドレスを抽出し、前記第1変換テーブルで記憶されるダミーテーブル記憶部のアドレスを抽出したアドレスで変更するステップをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載のシミュレーション方法。
  9. 所定の演算処理を実行し、高速処理する対象装置を制御又はシミュレーションする制御装置におけるシミュレーション方法であって、
    制御の演算に使用する値又は演算結果の値を記憶するデータテーブル記憶部から、演算に使用する値の読み出し元を特定する使用アドレスと、当該値を使用した演算結果の値の書き込み先を特定する結果アドレスとを関連づけて記憶する演算用テーブル記憶部において、使用アドレスで特定される値を抽出して演算するステップと、
    演算結果の値を前記使用アドレスと関連づけられる結果アドレスで特定される値として記憶させるステップと、
    前記データテーブル記憶部で記憶する演算結果の値と対応する値を前記対象装置に出力するステップと、
    シミュレーションの実行を要求する操作信号を入力すると、当該操作信号で指定された結果アドレス及び当該結果アドレスに対応する前記演算用テーブル記憶部のアドレスを、シミュレーションの対象である値を特定するアドレスを記憶するアドレステーブル記憶部に記憶させるとともに、前記演算用テーブル記憶部の前記結果アドレスを、シミュレーション時に得られた演算結果の値を記憶するダミーテーブル記憶部を特定するアドレスに変更するステップと、
    前記操作信号を入力すると、当該操作信号で指定されたアドレスで特定される前記データテーブル記憶部の値を、当該操作信号で指定された他の値に変更するステップと、
    を備えることを特徴とするシミュレーション方法。
  10. シミュレーションの終了を要求する操作信号を入力すると、前記アドレステーブル記憶部から変更前のアドレスを抽出し、前記演算用テーブル記憶部で記憶されるダミーテーブル記憶部のアドレスを抽出したアドレスで変更することを特徴とする請求項9に記載のシミュレーション方法。
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