JP5866315B2 - ワイヤレス通信における共通チャネル消去のための方法および装置 - Google Patents

ワイヤレス通信における共通チャネル消去のための方法および装置 Download PDF

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Description

本開示は、一般に通信ネットワークに関する。より詳細には、本開示は、ワイヤレス通信における共通チャネル消去のための方法および装置に関する。
本明細書で使用する「移動局」という用語は、ワイヤレス通信ネットワークを介したボイスおよび/またはデータ通信のために使用できる電子デバイスを指す。移動局の例には、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルドデバイス、ワイヤレスモデム、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなどがある。移動局は、代替的に、アクセス端末、モバイル端末、加入者局、リモート局、ユーザ端末、端末、加入者ユニット、ユーザ機器などと呼ばれることがある。
ワイヤレス通信ネットワークは、多くの移動局に通信を与えることができ、各移動局は基地局によってサービスされる。基地局は、代替的に、アクセスポイント、ノードB、または何らかの他の用語で呼ばれることがある。
移動局は、アップリンクおよびダウンリンク上の伝送を介して1つまたは複数の基地局と通信することができる。アップリンク(または逆方向リンク)は、移動局から基地局への通信リンクを指し、ダウンリンク(または順方向リンク)は、基地局から移動局への通信リンクを指す。
ワイヤレス通信ネットワークのリソース(たとえば、帯域幅および送信電力)は複数の移動局間で共有できる。符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)を含む、様々な多元接続技法が知られている。
ワイヤレス通信ネットワークの動作に関係する改善された方法および装置によって、利益が実現される。
ワイヤレス通信ネットワークの一例を示す図。 基地局および移動局内に含むことができるいくつかの構成要素を示す図。 マルチパス処理が実行される前に同期チャネル(SCH)消去を実行するように構成された移動局内に含むことができるいくつかの構成要素を示す図。 マルチパス処理が実行された後にSCH消去を実行するように構成された移動局内に含むことができるいくつかの構成要素を示す図。 SCH発生ユニットの一例を示す図。 送信ダイバーシティを利用する基地局内に含むことができるいくつかの構成要素と、SCH利得を計算するときに送信ダイバーシティを考慮するように構成された移動局内に含むことができるいくつかの構成要素とを示す図。 共通チャネル消去を実行するための方法の一例を示す図。 図7の方法に対応するミーンズプラスファンクションブロックを示す図。 共通チャネル消去を実行するように構成された移動局内に含むことができるいくつかの構成要素を示す図。
詳細な説明
共通チャネル消去を実行するように構成された移動局を開示する。本移動局は、共通チャネル誤りを発生するためのパラメータを推定するように構成されたパラメータ推定ユニットを含むことができる。本移動局はまた、パラメータに基づいて共通チャネル誤りを発生するように構成された共通チャネル発生ユニットを含むことができる。本移動局はまた、受信データサンプルから共通チャネル誤りを減算するように構成された加算器を含むことができる。
共通チャネル消去を実行するように構成された移動局を開示する。本移動局は、共通チャネル誤りを発生するためのパラメータを推定するための手段を含むことができる。本移動局はまた、パラメータに基づいて共通チャネル誤りを発生するための手段を含むことができる。本移動局はまた、受信データサンプルから共通チャネル誤りを減算するための手段を含むことができる。
共通チャネル消去を実行するための方法を開示する。本方法は、共通チャネル誤りを発生するためのパラメータを推定することを含むことができる。本方法はまた、パラメータに基づいて共通チャネル誤りを発生することを含むことができる。本方法はまた、受信データサンプルから共通チャネル誤りを減算することを含むことができる。
共通チャネル消去を実行するためのコンピュータプログラム製品を開示する。コンピュータプログラム製品は、その上に命令を有するコンピュータ可読媒体を含むことができる。命令は、共通チャネル誤りを発生するためのパラメータを推定するためのコードを含むことができる。命令はまた、パラメータに基づいて共通チャネル誤りを発生するためのコードを含むことができる。命令はまた、受信データサンプルから共通チャネル誤りを減算するためのコードを含むことができる。
本明細書で説明する送信技法は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交FDMA(OFDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システム、空間分割多元接続(SDMA)システム、多入力多出力(MIMO)システムなど、様々な通信システムに対して使用できる。「システム」および「ネットワーク」という用語は、本明細書では互換的に使用されることがある。
CDMAシステムは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装することができる。UTRAはWideband CDMA(W−CDMA)および他のCDMA変形態を含む。cdma2000技術は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.20、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.11(WiFi)、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装することができる。
UTRAおよびE−UTRAはUMTSの一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。UMBおよびcdma2000は、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。
図1に、複数の基地局(BS)102および複数の移動局(MS)104とのワイヤレス通信ネットワーク100の一例を示す。基地局102は、移動局104と通信する局である。基地局102は、アクセスポイント、ノードB、進化型ノードBなどとも呼ばれることがあり、それらの機能の一部または全部を含んでいることがある。各基地局102は、特定の地理的エリア106に通信カバレージを与える。「セル」という用語は、その用語が使用されるコンテキストに応じて基地局102および/またはそのカバレージエリア106を指すことができる。システム容量を改善するために、基地局カバレージエリア106を複数のより小さいエリア、たとえば、3つのより小さいエリア108a、108b、および108cに区分することができる。各より小さいエリア108a 108b、108cは、それぞれの送受信基地局(base transceiver station)(BTS)によってサービスされる。「セクタ」という用語は、その用語が使用されるコンテキストに応じてBTSおよび/またはそのカバレージエリア108を指すことができる。セクタ化されたセルの場合、そのセルのすべてのセクタのBTSは、一般に、そのセルの基地局102内に共設される。
移動局104は、一般に、ネットワーク100全体にわたって分散される。移動局104は、端末、アクセス端末、ユーザ装置、加入者ユニット、局などとも呼ばれることがあり、それらの機能の一部または全部を含んでいることがある。移動局104は、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスデバイス、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータなどとすることができる。移動局104は、任意の所与の瞬間に、ダウンリンク(DL)および/またはアップリンク(UL)上の0、1つ、または複数の基地局104と通信することができる。ダウンリンク(または順方向リンク)は、基地局102から移動局104への通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)は、移動局104から基地局102への通信リンクを指す。
集中型アーキテクチャの場合、システムコントローラ110は、基地局102に結合し、これらの基地局102の調整および制御を行うことができる。システムコントローラ110は、単一のネットワークエンティティまたはネットワークエンティティの集合とすることができる。分散型アーキテクチャの場合、基地局102は、必要に応じて互いに通信することができる。
図2に、基地局202および移動局204内に含むことができるいくつかの構成要素を示す。基地局202において、送信(TX)データおよび制御プロセッサ212aは、データソース(図示せず)からトラフィックデータを受信し、および/またはコントローラ/プロセッサ214aから制御情報を受信することができる。送信データおよび制御プロセッサ212aは、トラフィックデータおよび制御情報を処理(たとえば、フォーマッティング、符号化、インターリーブ、およびシンボルマッピング)し、変調シンボルを与えることができる。変調器(MOD)216aは、(たとえば、OFDMのために)変調シンボルを処理し、出力チップを与えることができる。送信機(TMTR)218aは、出力チップを処理(たとえば、アナログ変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)し、アンテナ220aを介して送信できるダウンリンク信号を発生することができる。
移動局204において、アンテナ220bは、基地局202および他の基地局からダウンリンク信号を受信し、受信機(RCVR)222bに受信信号を与えることができる。受信機222bは、受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)し、受信サンプルを与えることができる。復調器(DEMOD)224bは、(たとえば、OFDMのために)受信サンプルを処理し、復調されたシンボルを与えることができる。受信(RX)データおよび制御プロセッサ226bは、復調されたシンボルを処理(たとえば、シンボルデマッピング(symbol demap)、デインターリーブ(deinterleave)、および復号)し、移動局204のための復号データおよび制御情報を取得することができる。
アップリンク上では、移動局204において、移動局204によって送信されるべきデータおよび制御情報は、TXデータおよび制御プロセッサ212bによって処理され、変調器216bによって変調され、送信機218bによって調整され、アンテナ220bを介して送信される。基地局202において、移動局204および場合によっては他の移動局からのアップリンク信号は、移動局204によって送信されたデータおよび制御情報を復元するために、アンテナ220aによって受信され、受信機222aによって調整され、復調器224aによって復調され、RXデータおよび制御プロセッサ226aによって処理される。アップリンク送信のための処理は、ダウンリンク送信のための処理と同様でも、異なってもよい。
コントローラ/プロセッサ214aおよび214bは、それぞれ基地局202および移動局204における動作を指示することができる。メモリ228aおよび228bは、それぞれ基地局202および移動局204のためのデータおよびプログラムコードを記憶することができる。スケジューラ230は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク送信について移動局204をスケジュールし、システムリソースの割当てを行うことができる。
WCDMA(登録商標)モバイルネットワークなどのワイヤレス通信ネットワークでは、同期、ページング、システム情報などを含む、様々なネットワーク保守目的のために使用されるいくつかの共通チャネルがある。通常、共通チャネルは、ネットワーク運用を保証するために電力がより高く、したがって、他のトラフィックチャネルに干渉を及ぼすことがある。
いくつかの共通チャネルは、それらの干渉を低減するために同じセルにおいて他のチャネルに直交するように見えるように設計できる。しかしながら、いくつかの共通チャネルは、そのようなチャネルの特殊な目的のためにそのように設計できない。1つの例は、WCDMAネットワークにおける同期チャネル(SCH)である。SCHは、移動局が他のネットワーク情報を収集することができる前に移動局がネットワークに同期するために使用されるので、SCHは、セルの他のチャネルに適用される同じスクランブリングコードを用いて拡散されず、したがって、SCHは、スクランブリングコードが除去された後には他のチャネルに直交するように見えなくなる。特定のセルにおける他のチャネルへのSCHの干渉は、ジオメトリ(geometry)(「ジオメトリ」とは他セル干渉に対する総セル信号レベルを指す)が高くなるとより厳しくなり、他のセルからの干渉は、検討中のセルからの干渉よりも小さい。したがって、最適なネットワークパフォーマンスを達成するために、SCHおよび他の同様の共通チャネルからの干渉を適切に緩和することが望ましい。
本開示は、1つの特定の例として、同期チャネル消去(SCHIC)を行うことによって、そのような共通チャネルの消去に対処する。まず、受信機データチェーンの特定の段階においてSCHを再生し、次いで、受信データサンプルからSCHを減算することによって、受信機においてSCHを消去することができる。
本開示では、受信機においてSCH消去を実行するための様々な方法について説明する。本開示ではまた、受信機においてSCHを正確に再生するためにSCHレベルおよび位相を推定するためのいくつかの方法について説明する。
SCH消去は、受信機データ経路の様々な段階において適用できる。たとえば、マルチパス処理が実行される前にSCH消去を実行することができる。代替的に、マルチパス処理が実行された後にSCH消去を実行することができる。SCH消去が行われる受信機データ経路の段階に応じて、SCHを再生するための様々な方法を利用することができる。
本明細書で使用する「マルチパス処理」という用語は、マルチパスフェージング、送信ダイバーシティなどによる、複数のデータ経路を介して送信される信号を緩和または合成するデータ処理を指す。そのような処理は、最も高い信号対雑音電力比を達成するために、適切にマルチパス干渉を除去し、複数の送信経路上に散乱された信号エネルギーを合成する、レイク合成(rake combining)、等化(equvalization)、マルチユーザ検出、または他の処理アルゴリズムによって実行できる。
次に図3を参照する。図3に、マルチパス処理が実行される前にSCH消去を実行するように構成された移動局304内に含むことができるいくつかの構成要素を示す。
移動局304は、2つの受信アンテナ(図示せず)を含む。第1の受信アンテナからの受信データサンプル332aおよび第2の受信アンテナからの受信データサンプル332bは、第1のマルチプレクサ334aによって多重化される。第1のマルチプレクサ334aの出力は加算器336に与えられる。
パラメータ推定ユニット338は、SCH誤り340を発生するためのパラメータを推定する。これらのパラメータはSCH発生ユニット342に与えられる。
加算器336は、受信データサンプル332(すなわち、第1のマルチプレクサ334aの出力)からSCH誤り340を減算する。加算器336の出力はマルチパス処理ユニット344に与えられる。
SCH発生ユニット342の出力は、データ経路との同期中の時間に加算器336に適用されるように、中間メモリ343、345に保存できる。
コントローラ346は、SCH発生ユニット342とマルチパス処理ユニット344とに制御信号348を与える。マルチパス処理ユニット344はアドレス信号350を与える。
次に図4を参照する。図4に、マルチパス処理が実行された後にSCH消去を実行するように構成された移動局404内に含むことができるいくつかの構成要素を示す。
移動局404は、第1の受信アンテナおよび第2の受信アンテナ(図示せず)を含む。第1の受信アンテナからの受信データサンプル432aおよび第2の受信アンテナからの受信データサンプル432bは第1のマルチプレクサ434aによって多重化される。第1のマルチプレクサ434aの出力は、マルチパス処理を実行するマルチパス処理ユニット444に与えられる。マルチパス処理ユニット444の出力は加算器436に与えられる。
パラメータ推定ユニット438は、SCH誤り440を発生するためのパラメータを推定する。これらのパラメータはSCH発生ユニット442に与えられる。SCH発生ユニット442は、パラメータ推定ユニット438によって与えられるパラメータに基づいてSCH誤り440を発生する。SCH誤り440は加算器436に与えられる。加算器436は、受信データサンプル432に対してマルチパス処理が実行された後に受信データサンプル432からSCH誤り440を減算する。加算器436の出力は1つまたは複数の他の処理ユニット452に与えることができる。
また、SCH適用をデータ経路タイミングと同期させる目的で、図3の場合のように、加算器436に適用される前に中間メモリにSCH発生ユニット442の出力を保存することが都合がよいことがある。
コントローラ446は、SCH発生ユニット442とマルチパス処理ユニット444とに制御信号448を与える。
SCH誤りを発生するために使用されるパラメータはSCH利得を含むことがある。SCH利得を判断するために、所望のSCH電力レベル(すなわち、消去の時点でSCH信号が受ける電力レベル)を判断することができる。次に、SCH電力レベルを判断するための方法のいくつかの例について説明する。
WCDMAシステムでは、セル負荷およびチャネル状態がたとえ変化しても、SCH電力レベルは共通パイロットチャネルに対してめったに変化しない。したがって、そのような比を正確に推定し、次いで、所望のSCH電力レベルを得るために共通パイロット電力レベルの瞬時推定を適用することが有利である。このようにして、共通パイロットチャネル電力レベルに対するSCH電力レベルの推定された比に基づいてSCH利得を判断することができる。
そのような方法には、いくつかの潜在的な利点がある。第1に、そのような相対利得は、一般に変化しないので、より長い推定時間またはより小さいフィルタ処理帯域幅を用いて、少ない頻度でより正確に推定できる。第2に、そのような相対利得は、受信データ経路の一部ではない処理ユニットによって推定できる。相対利得は影響を受けないので、相対利得を推定する処理ユニットは、信号データ経路とは異なる利得を有することができる。
共通パイロットチャネルに対するSCHチャネルの相対利得は、様々な方法によって推定できる。たとえば、それは、同じ時間期間におけるSCHシンボルレベルとパイロットシンボルレベルとを推定し、SCHシンボルレベルをパイロットシンボルレベルで除算することによって得られる。推定精度を高めるために、さらなるフィルタ処理を適用することができる。
一般的に言って、SCH利得は基準第2共通チャネルに対して推定できる。共通パイロットチャネルは基準第2共通チャネルの一例である。
相対利得推定の上記の方法の代替として、SCH電力レベルを直接推定することもできる。言い換えれば、SCH利得は、SCH電力レベルの直接推定に基づいて判断できる。
また、SCH誤りを発生するために使用されるパラメータは、チャネルインパルス応答(CIR)を含むことができる。チャネルインパルス応答は様々な方法によって推定できる。たとえば、様々な時間遅延におけるチャネル応答を得るために、様々な遅延オフセットにおいてパイロットシーケンスを受信データと相関させることによって、チャネルインパルス応答を推定することができる。チャネルインパルス応答は、SCH消去が行われる受信機データ経路の段階に応じて様々な方法で使用できる。
次に図5を参照する。図5に、SCH発生ユニット542の一例を示す。図5に示すSCH発生ユニット542は、(図3にされた移動局304などの)マルチパス処理が実行される前にSCH消去を実行するように構成された移動局において使用できる。
SCH発生ユニット542は、パラメータ推定ユニットからチャネルインパルス応答推定値554とSCH利得556とを受信する。SCH発生ユニット542は畳み込みユニット558を含む。畳み込みユニット558は、チャネルインパルス応答推定値554とSCHシーケンス560とに対して畳み込み演算を実行する。より詳細には、チャネルインパルス応答推定値554はSCHシーケンス560を用いて畳み込まれる。SCH発生ユニット542は、畳み込み演算の結果に相対SCH利得556を乗算する乗算器562を含む。
ポストマルチパス処理方式について、等化器を使用する場合、SCHシンボルの等価利得に達するために、チャネルインパルス応答を等化器タップ(equalizer taps)で畳み込むことができる。レイク受信機を使用する場合、各レイクフィンガ(rake finger)のパイロット推定を、その経路上のチャネル利得として使用することができ、レイクコンバイナ出力における等価利得を、パイロット推定および結合重み(combining weights)を用いて計算することができる。
WCDMA規格によれば、ノードBからの送信ダイバーシティがあるとき、SCHチャネルを2つの送信アンテナから交互に送信することができる。送信ダイバーシティを利用する場合、SCHチャネルを送信するためにどの送信アンテナを使用したかに応じて、異なる送信アンテナからのチャネルインパルス応答を推定し、使用することができる。
次に図6を参照する。図6に、送信ダイバーシティを利用する基地局602内に含むことができるいくつかの構成要素と、SCH利得656を計算するときに送信ダイバーシティを考慮するように構成された移動局604内に含むことができるいくつかの構成要素とを示す。
基地局602は2つの送信アンテナ620を含む。これらの送信アンテナ620を送信アンテナ0(TX0)620aおよび送信アンテナ1(TX1)620bと呼ぶ。同様に、移動局604は、受信アンテナ0(RX0)620cおよび受信アンテナ1(RX1)620dと呼ぶ2つの受信アンテナ620を含む。
送信アンテナ0 620aから受信アンテナ0 620cへのチャネルインパルス応答664aをCIR00 664aと呼ぶ。送信アンテナ0 620aから受信アンテナ1 620dへのチャネルインパルス応答664bをCIR01 664bと呼ぶ。送信アンテナ1 620bから受信アンテナ0 620cへのチャネルインパルス応答664cをCIR10 664cと呼ぶ。送信アンテナ1 620bから受信アンテナ1 620dへのチャネルインパルス応答664dをCIR11 664dと呼ぶ。
移動局604において、受信アンテナ0 620cによって受信される信号は、等化器0 666aと呼ぶ等化器666aによって処理される。同様に、受信アンテナ1 620dによって受信された信号は、等化器1 666bと呼ぶ別の等化器666bによって処理される。等化器0 666aおよび等化器1 666bの両方がタップ付き遅延線(tapped delay line)構造を使用することができる。
移動局604は第1のパラメータ推定ユニット638aを含む。第1のパラメータ推定ユニット638aは、CIR00 664aの推定値670aとCIR10 664cの推定値670bとを判断する。第1のパラメータ推定ユニット638aは第1のSCH利得656aを次のように計算する。
SCHが送信アンテナ0 620aから送信されている場合、第1のSCH利得656aは次のように計算される。
Figure 0005866315
式(1)において、項「CIR00」はCIR00推定値670aを指し、項「EQ0」は等化器0 666aのタップ668aを指す。式「CIR00*EQ0」は、時間0におけるシーケンスの2つの組の畳み込みを指す。すなわち、
Figure 0005866315
GsはSCHチャネルの相対利得である。CIRが共通パイロットチャネルのチャネル応答を表すとき、Gsは共通パイロットチャネルに対するSCHチャネルの相対利得である。記号×は乗算を意味する。
SCHが送信アンテナ1 620bから送信されている場合、第1のSCH利得656aは次のように計算される。
Figure 0005866315
式(3)において、項「CIR10」はCIR10推定値670bを指し、項「EQ0」は等化器0 666aのタップ668aを指す。
第1のSCH発生ユニット642aは、第1のパラメータ推定ユニット638aから受信したパラメータに基づいてSCH誤りを判断する。第1の加算器636aは、等化器0 666aの出力から(第1のSCH発生ユニット642aによって判断された)SCH誤りを減算する。
移動局604は第2のパラメータ推定ユニット638bを含む。第2のパラメータ推定ユニット638bは、CIR01 664bの推定値670cとCIR11 664dの推定値670dとを判断する。
第1のパラメータ推定ユニット638aは第2のSCH利得656bを次のように計算する。SCHが送信アンテナ0 620aから送信されている場合、第2のSCH利得656bは次のように計算される。
Figure 0005866315
式(4)において、項「CIR01」はCIR01推定値670cを指し、項「EQ1」は等化器1 666bのタップ668bを指す。
SCHが送信アンテナ1 620bから送信されている場合、第2のSCH利得656bは次のように計算される。
Figure 0005866315
式(5)において、項「CIR11」はCIR11推定値670dを指し、項「EQ1」は等化器1 666bのタップ668bを指す。
第2のSCH発生ユニット642bは、第2のパラメータ推定ユニット638bから受信したパラメータに基づいてSCH誤りを判断する。第2の加算器636bは、等化器1 666bの出力から(第2のSCH発生ユニット642bによって判断された)SCH誤りを減算する。
したがって、図6では、パラメータ推定ユニット638a、638bは、基地局602によって利用される送信ダイバーシティの使用を考慮するように構成される。より詳細には、パラメータ推定ユニット638a、638bは、チャネルインパルス応答推定値670と等化器タップ668との異なるペア間のSCH利得を推定するように構成される。パラメータ推定ユニット638aおよび638bによって使用される相対SCH利得644は同じであり、これらの2つのユニット間で共有できる。
次に図7を参照する。図7に、共通チャネル消去を実行するための方法700の一例を示す。方法700は、(図3に示す移動局304または図4に示す移動局404などの)移動局によって実行される。
方法700は、共通チャネル誤りを発生するためのパラメータを推定すること702を含むことができる。そのようなパラメータは共通チャネル利得(たとえば、SCH利得)とチャネルインパルス応答推定値とを含むことができる。
方法700はまた、702において判断されるパラメータに基づいて共通チャネル誤りを発生すること704を含むことができる。マルチパス処理が実行される前に共通チャネル誤りを判断する場合、これは、上述のように、チャネルインパルス応答推定値と共通チャネルシーケンスとに対して畳み込み演算を実行することを含むことができる。ポストマルチパス処理方式について、等化器を使用する場合、共通チャネルシンボルの等価利得に達するために、チャネルインパルス応答を等化器タップで畳み込むことができる。レイク受信機を使用する場合、各レイクフィンガのパイロット推定を、その経路上のチャネル利得として使用することができ、レイクコンバイナ出力における等価利得を、パイロット推定および結合重みを用いて計算することができる。
方法700はまた、受信データサンプルから共通チャネル誤りを減算すること706を含むことができる。これは、(図3に関して上述したように)マルチパス処理が実行される前または(図4に関して上述したように)マルチパス処理が実行された後のいずれかに実行できる。
上述の図7の方法700は、図8に示すミーンズプラスファンクションブロック800に対応する様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素(1つまたは複数)および/またはモジュール(1つまたは複数)によって実行できる。言い換えれば、図7に示すブロック702〜706は、図8に示すミーンズプラスファンクションブロック802〜806に対応する。
次に図9を参照する。図9に、共通チャネル消去を実行するように構成された移動局904内に含むことができるいくつかの構成要素を示す。
移動局904はプロセッサ972を含む。プロセッサ972は、汎用シングルまたはマルチチップマイクロプロセッサ(たとえば、ARM)、特殊目的マイクロプロセッサ(たとえば、デジタル信号プロセッサ(DSP))、マイクロコントローラ、プログラマブルゲートアレイなどとすることができる。プロセッサ972は中央処理ユニット(CPU)と呼ばれることがある。図9の移動局904には単一のプロセッサ972のみが示されるが、代替構成では、プロセッサ(たとえば、ARMとDSP)の組合せを使用することができる。
移動局904はまたメモリ928を含む。メモリ928は、電子情報を記憶することが可能な任意の電子構成要素とすることができる。メモリ928は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、磁気ディスク記憶メディア、光記憶メディア、RAM中のフラッシュメモリデバイス、プロセッサに含まれるオンボードメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタなど、およびそれらの組合せとして実施できる。
データ974および命令976はメモリ928に記憶できる。命令976は、様々な関数を実装するためにプロセッサ972によって実行可能である。命令976を実行することは、メモリ928に記憶されたデータ974の使用を含むことができる。
メモリ928中のデータ974のいくつかの例には、判断された共通チャネル誤り984と、チャネルインパルス応答推定値970と共通チャネル利得988とを含む、共通チャネル誤り984が基づいているパラメータ986とがある。また、本明細書で説明する技法を実装することに関係する他のタイプのデータ974をメモリ928中に含めることができる。
メモリ928中の命令976のいくつかの例には、共通チャネル誤りを発生するためのパラメータを推定するための命令978と、推定されたパラメータに基づいて共通チャネル誤りを発生するための命令980と、受信データサンプルから共通チャネル誤りを減算するための命令982とがある。また、本明細書で説明する技法を実装することに関係する他の命令976をメモリ928中に含めることができる。
移動局904はまた、移動局904とリモートロケーション(たとえば、1つまたは複数の基地局)との間の信号の送信および受信を可能にする送信機918と受信機922とを含むことができる。送信機918と受信機922とをトランシーバ990と総称することができる。アンテナ920はトランシーバ990に電気的に結合できる。移動局904はまた、複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバおよび/または複数のアンテナ(図示せず)を含むことができる。
移動局904の様々な構成要素は、パワーバス、制御信号バス、ステータス信号バス、データバスなどを含む、1つまたは複数のバスによって互いに結合できる。
本明細書で使用する「判断(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含し、したがって、「判断」は、計算、算出、処理、導出、調査、探索(たとえば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認などを含むことができる。また、「判断」は、受信(たとえば、情報を受信すること)、アクセス(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含むことができる。また、「判断」は、解決、選択、選出、確立などを含むことができる。
本明細書で使用する「に基づいて」という句は、別段に明示されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という句は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を表す。
本明細書で説明した技法は、様々な方法で実装できる。たとえば、これらの技法は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せで実装できる。ハードウェア実装の場合、本技法を実行するために使用される処理ユニットは、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明した機能を実行するように設計された他の電子ユニット、1つまたは複数のコンピュータ、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェア構成要素、あるいはそれらの組合せ内に実装できる。
ファームウェアおよび/またはソフトウェア実装の場合、本技法は、本明細書で説明した機能を実行するモジュール(たとえば、手順、関数、プログラム、ルーチン、サブルーチンなど)を用いて実装できる。ファームウェア命令および/またはソフトウェア命令は、メモリ内に記憶し、プロセッサによって実行することができる。メモリは、プロセッサ内またはプロセッサの外部に実装できる。
本明細書で使用する「プロセッサ」という用語は、汎用プロセッサ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、コントローラ、マイクロコントローラ、状態機械などを包含するものと広く解釈されたい。「プロセッサ」という用語は、処理デバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは他のそのような構成を指すことができる。
「メモリ」という用語は、電子情報を記憶することが可能な任意の電子構成要素を包含するものと広く解釈されたい。メモリという用語は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、FLASHメモリ、コンパクトディスク(CD)、磁気または光データ記憶デバイスなど、様々なタイプのプロセッサ可読媒体を指すことができる。プロセッサがメモリから情報を読み取り、および/または情報をメモリに書き込むことができる場合、メモリはプロセッサと電子的に通信していると言われる。メモリは、プロセッサに一体とすることができ、その場合もプロセッサと電子通信していると言われる。
本明細書で使用する「コード」および「命令」という用語は、任意のタイプの(1つまたは複数の)コンピュータ可読ステートメントを含むものと広く解釈されたい。たとえば、「コード」および「命令」という用語は、1つまたは複数のプログラム、ルーチン、サブルーチン、関数、プロシージャなどを指すことができる。「命令」および「コード」は、単一のコンピュータ可読ステートメントまたは多くのコンピュータ可読ステートメントを備えることができる。
本明細書で使用する「コンピュータ可読媒体」という用語は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体を指す。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスク記憶デバイス、磁気ディスク記憶デバイスもしくは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを担持または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体を備えることができる。本明細書では、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、この場合、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)はデータをレーザで光学的に再生する。
ソフトウェアまたは命令は伝送媒体を介して伝送することもできる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、送信媒体の定義に含まれる。
さらに、図7によって示されたものなど、本明細書で説明した方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段を、移動局および/または基地局が、適用可能な場合にダウンロードおよび/または他の方法で取得することができることを諒解されたい。たとえば、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を可能にするために、そのようなデバイスをサーバに結合することができる。代替的に、本明細書で説明する様々な方法を記憶手段(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどの物理的記憶媒体など)によって提供することができ、それにより、移動局および/または基地局は、その記憶手段をデバイスに結合または供給すると、それらの様々な方法を取得することができるようになる。さらに、本明細書で説明した方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の適切な技法を利用することができる。
本明細書で開示した方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換できる。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は特許請求の範囲から逸脱することなく変更できる。
特許請求の範囲は、上記の正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。特許請求の範囲を逸脱することなく、本明細書で説明されたシステム、方法および装置の構成、動作および詳細において、様々な改変、変更および変形を行うことができる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]共通チャネル消去を実行するように構成された移動局であって、
共通チャネル誤りを発生するためのパラメータを推定するように構成されたパラメータ推定ユニットと、
前記パラメータに基づいて前記共通チャネル誤りを発生するように構成された共通チャネル発生ユニットと、
受信データサンプルから前記共通チャネル誤りを減算するように構成された加算器と
を備える、移動局。
[2]前記共通チャネル誤りが、Wideband Code Division Multiple Access(WCDMA)ネットワークにおける同期チャネル(SCH)に対応する、[1]に記載の移動局。
[3]マルチパス処理が実行される前に、前記共通チャネル誤りが発生され、前記受信データサンプルから減算される、[1]に記載の移動局。
[4]マルチパス処理が実行された後に、前記共通チャネル誤りが発生され、前記受信データサンプルから減算される、[1]に記載の移動局。
[5]前記パラメータが共通チャネル利得を備える、[1]に記載の移動局。
[6]前記パラメータがチャネルインパルス応答推定値を備える、[1]に記載の移動局。
[7]前記共通チャネル発生ユニットが、共通チャネルシーケンスとチャネルインパルス応答推定値とに対して畳み込み演算を実行する畳み込みユニットを備える、[1]に記載の移動局。
[8]前記共通チャネル発生ユニットが、前記畳み込み演算の結果に共通チャネル利得を乗算する乗算器をさらに備える、[7]に記載の移動局。
[9]前記共通チャネルが、送信ダイバーシティを利用する基地局から受信され、前記パラメータ推定ユニットが、前記基地局による送信ダイバーシティの使用を考慮するように構成された、[1]に記載の移動局。
[10]前記パラメータが共通チャネル利得を備え、前記パラメータ推定ユニットが、チャネルインパルス応答推定値と等化器タップとの異なるペア間の共通チャネル利得を推定するように構成された、[9]に記載の移動局。
[11]前記パラメータが共通チャネル利得を備え、前記共通チャネル利得を推定することが、
基準第2共通チャネルに対する前記共通チャネル利得を推定することと、
前記基準第2共通チャネルの利得を推定することと、
前記相対共通チャネル利得と前記基準第2共通チャネル利得とを乗算することと
を備える、請求項1に記載の移動局。
[12]共通チャネル消去を実行するように構成された移動局であって、
共通チャネル誤りを発生するためのパラメータを推定するための手段と、
前記パラメータに基づいて前記共通チャネル誤りを発生するための手段と、
受信データサンプルから前記共通チャネル誤りを減算するための手段と
を備える、移動局。
[13]前記共通チャネル誤りが、Wideband Code Division Multiple Access(WCDMA)ネットワークにおける同期チャネル(SCH)に対応する、[12]に記載の移動局。
[14]マルチパス処理が実行される前に、前記共通チャネル誤りが発生され、前記受信データサンプルから減算される、[12]に記載の移動局。
[15]マルチパス処理が実行された後に、前記共通チャネル誤りが発生され、前記受信データサンプルから減算される、[12]に記載の移動局。
[16]前記パラメータが共通チャネル利得を備える、[12]に記載の移動局。
[17]前記パラメータがチャネルインパルス応答推定値を備える、[12]に記載の移動局。
[18]前記共通チャネル誤りを発生するための前記手段が、共通チャネルシーケンスとチャネルインパルス応答推定値とに対して畳み込み演算を実行するための手段を備える、[12]に記載の移動局。
[19]前記共通チャネル誤りを発生するための前記手段が、前記畳み込み演算の結果に共通チャネル利得を乗算するための手段をさらに備える、[18]に記載の移動局。
[20]前記共通チャネルが、送信ダイバーシティを利用する基地局から受信され、パラメータを推定するための前記手段が、前記基地局による送信ダイバーシティの使用を考慮するための手段を備える、[12]に記載の移動局。
[21]前記パラメータが共通チャネル利得を備え、送信ダイバーシティの使用を考慮するための前記手段が、チャネルインパルス応答推定値と等化器タップとの異なるペア間の前記共通チャネル利得を推定するための手段を備える、[20]に記載の移動局。
[22]前記パラメータが共通チャネル利得を備え、パラメータを推定するための前記手段が、
基準第2共通チャネルに対する前記共通チャネル利得を推定するための手段と、
前記基準第2共通チャネルの利得を推定するための手段と、
前記相対共通チャネル利得と前記基準第2共通チャネル利得とを乗算するための手段とを備える、[12]に記載の移動局。
[23]共通チャネル消去を実行するための方法であって、
共通チャネル誤りを発生するためのパラメータを推定することと、
前記パラメータに基づいて前記共通チャネル誤りを発生することと、
受信データサンプルから前記共通チャネル誤りを減算することと
を備える、方法。
[24]前記共通チャネル誤りが、Wideband Code Division Multiple Access(WCDMA)ネットワークにおける同期チャネル(SCH)に対応する、[23]に記載の方法。
[25]マルチパス処理が実行される前に、前記共通チャネル誤りが発生され、前記受信データサンプルから減算される、[23]に記載の方法。
[26]マルチパス処理が実行された後に、前記共通チャネル誤りが発生され、前記受信データサンプルから減算される、[23]に記載の方法。
[27]前記パラメータが共通チャネル利得とチャネルインパルス応答推定値とを備える、[23]に記載の方法。
[28]共通チャネル消去を実行するためのコンピュータプログラム製品であって、
共通チャネル誤りを発生するためのパラメータを推定するためのコードと、
前記パラメータに基づいて前記共通チャネル誤りを発生するためのコードと、
受信データサンプルから前記共通チャネル誤りを減算するためのコードと、を備える命令をその上に有するコンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。
[29]前記共通チャネル誤りが、Wideband Code Division Multiple Access(WCDMA)ネットワークにおける同期チャネル(SCH)に対応する、[28]に記載のコンピュータプログラム製品。
[30]マルチパス処理が実行される前に、前記共通チャネル誤りが発生され、前記受信データサンプルから減算される、[28]に記載のコンピュータプログラム製品。
[31]マルチパス処理が実行された後に、前記共通チャネル誤りが発生され、前記受信データサンプルから減算される、[28]に記載のコンピュータプログラム製品。
[32]前記パラメータが共通チャネル利得とチャネルインパルス応答推定値とを備える、[28]に記載のコンピュータプログラム製品。

Claims (1)

  1. 共通チャネル消去を実行するように構成された移動局であって、
    パイロットチャネルとは別の共通チャネルの共通チャネル誤りを発生するためのパラメータを推定するように構成されたパラメータ推定ユニットと、ここにおいて前記パラメータは共通チャネル利得と、パイロットシーケンスを受信データと相関させることによって推定されるチャネルインパルス応答推定値とを備え、前記共通チャネル利得は前記パイロットチャネルに対する前記共通チャネルの相対利得であり、前記相対利得はパイロットチャネル電力レベルに対する前記共通チャネル電力レベルの推定された比に基づいて判断され、
    前記パラメータに基づいて前記共通チャネル誤りを発生するように構成された共通チャネル発生ユニットと、
    受信データサンプルから前記共通チャネル誤りを減算するように構成された加算器と
    を備え、
    前記共通チャネル発生ユニットは、前記共通チャネル誤りを発生するために、前記チャネルインパルス応答推定値と前記共通チャネルのシーケンスとに対して畳み込み演算を実行し、畳み込み演算の結果に前記共通チャネル利得を乗算するように構成される、移動局。
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