JP5865297B2 - 候補提示装置、候補提示方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザに対して候補を提示するための技術に関するものである。
賃貸住宅情報検索サイトでは、大量の賃貸物件候補から、ユーザにより指定された検索条件に合致する賃貸物件を絞り込んで提示することが行われている。しかしながら、ユーザが自らの嗜好を正確に把握していない場合、適切な検索条件を指定することができず、お目当ての賃貸物件を見つけることが難しいという課題が存在する。
協調フィルタリングでは、過去に購入された商品の履歴から、例えば「商品Aと商品Bとは同時に購入される傾向にある」という情報を得て、商品Aが選択された場合に商品Bも提示することが行われている。その一例として、特許文献1には、あるアイテムが与えられた場合、そのアイテムの比較対象のアイテムを先行する使用者の活動に基づいて特定する技術が開示されている。
特表2008−529137号公報
しかしながら、従来技術では、過去に購入された商品の履歴の蓄積がなければ、商品を提示することができないという問題があった。また、個々の商品の特徴は考慮されず、ユーザの購買傾向のみから提示する商品が判断されるため、ユーザの嗜好に沿った商品が提示されるとは限らなかった。また、販売前の新商品については購入履歴が存在しないため、提示対象外となる問題があった。
そこで、本発明の目的は、履歴を使用せず、ユーザの嗜好に則した候補を提示することにある。
本発明の候補提示装置は、ユーザに対して、第N(N:1以上の整数)の探索範囲に含まれる候補から複数の候補を提示する候補提示手段と、ユーザの操作に応じて、前記候補提示手段により提示された複数の候補から候補を選択する候補選択手段と、前記候補選択手段により選択された候補の要素に基づいて、前記第Nの探索範囲から、前記第Nの探索範囲より狭い第N+1の探索範囲に更新する探索範囲更新手段とを有し、前記候補提示手段は、前記探索範囲更新手段により前記第Nの探索範囲から前記第N+1の探索範囲に更新された場合、前記第N+1の探索範囲に含まれる候補から複数の候補を提示することを特徴とする。
本発明によれば、履歴を使用せず、ユーザの嗜好に則した候補を提示することができる。
本発明の実施形態に係る候補提示装置の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る候補提示装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る候補提示装置の処理を示すフローチャートである。 探索範囲の更新処理を説明するための図である。 候補の選択処理、並びに、推奨候補及び特定候補の決定処理を説明するための図である。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る候補提示装置100の機能構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る候補提示装置100は、候補提示部101、候補選択部102、モデル更新部103、候補削除部104、探索範囲更新部105、推奨候補決定部106、特定候補決定部107及び解決定部108を備える。
候補提示部101は、候補をディスプレイに表示することにより、ユーザに対して候補を提示する。候補選択部102は、ユーザの操作に応じて、候補提示部101により提示された候補から候補を選択する。
モデル更新部103は、候補選択部102により選択された候補に基づいて、効用ロジスティック回帰モデルを更新する。候補削除部104は、候補選択部102により選択された候補以外の候補を削除する。探索範囲更新部105は、候補選択部102により選択された候補に基づいて、探索範囲を更新する。なお、ここでいう探索範囲とは、候補提示部101によりユーザに対して提示され得る候補が存在する範囲を意味する。即ち、候補提示部101は、現在の探索範囲内に存在する候補のうちの少なくとも一部の候補をユーザに対して提示する。
推奨候補決定部106は、効用ロジスティック回帰モデルに基づいて、探索範囲から推奨候補を決定する。特定候補決定部107は、候補選択部102により選択された候補及び上記推奨候補の双方から遠い距離の候補を特定候補として決定する。なお、推奨候補決定部106により決定された推奨候補及び特定候補決定部107により決定された特定候補は、候補提示部101によりユーザに対して提示される。解決定部108は、候補選択部102により選択された候補のみが探索範囲内に含まれる場合、当該候補を解として決定する。
図2は、本実施形態に係る候補提示装置100のハードウェア構成を示す図である。図2において、CPU201は、システムバスに接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。ROM203又はHD(ハードディスク)209には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム、候補提示装置100が実行する例えば図3に示す処理のプログラム等が記憶されている。
なお、図2の例では、HD209は、候補提示装置100の内部に配置された構成としているが、他の実施形態としてHD209に相当する構成(例えば、DBサーバや外部ストレージ装置)が候補提示装置100の外部に配置された構成としてもよい。また、本実施形態に係る例えば図3に示す処理を行うためのプログラムは、CD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録され、それらの記録媒体から供給される構成としてもよいし、Webブラウザや電子メールといったインターネット等の通信媒体を介して供給される構成としてもよい。
RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークメモリ等として機能する。CPU201は処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM202にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
HD209は、外部メモリとして機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM202にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
ディスクコントローラ207は、HD209等の外部メモリへのアクセスを制御する。通信I/Fコントローラ206は、インターネットやWAN、LANと接続し、例えばTCP/IPによって外部との通信を制御するものである。
ディスプレイコントローラ210は、ディスプレイ211における画像表示を制御する。KBコントローラ204は、KB(キーボード)205からの操作入力を受け付け、CPU201に対して送信する。なお、図示していないが、KB205の他に、マウスやタッチパネル等のポインティングデバイスもユーザの操作手段として候補提示装置100に適用可能である。
なお、図1における101〜108の構成は、例えばHD209内に記憶され、必要に応じてRAM202にロードされるプログラム及びそれを実行するCPU201によって実現される構成である。
次に、図3を参照しながら、本実施形態に係る候補提示装置100の処理について説明する。ステップS101において、特定候補決定部107は、第1の探索範囲(初期の探索範囲)から互いの距離が最も遠くなる4つの候補を決定する。即ち、特定候補決定部107は、第1の探索範囲からランダムに4つの候補を選択し、当該4つの候補から任意の1つの候補を選択する。そして、特定候補決定部107は、上記4つの候補において、選択した1つの候補から他の候補までの距離を求める。特定候補決定部107は、このような距離の算出処理を、第1の探索範囲に含まれる4つの候補の全ての組み合わせについて実行する。そして、特定候補決定部107は、4つの候補の全ての組み合わせについて算出した距離のうち、最も距離が遠くなる4つの候補を決定する。なお、第1の探索範囲は、例えばデータベースに格納される全ての候補を含む探索範囲を想定しているが、これに限らず、絶対条件(例えば、家賃20万円以上の物件は対象外)等が設定された場合には、当該絶対条件を満たす候補のみを含む第1の探索範囲に絞り込んでもよい。もしくは、データベースに格納された候補からランダムにサンプリングした候補の集合を第1の探索範囲としてもよい。また、本実施形態では、ステップS101において第1の探索範囲に含まれる4つの候補の全ての組み合わせについて距離を算出し、互いの距離が最も遠くなる4つの候補の組み合わせを決定するようにしているが、本発明はこれに限定されない。即ち、第1の探索範囲に含まれる任意の4つの候補について距離を算出していき、その距離が所定の値以上となる4つの候補の組み合わせが検出された時点で、当該4つの候補の組み合わせを決定するようにしてもよい。この場合、第1の探索範囲から4つの候補を決定するまでの処理時間を短縮させることが可能となる。
ここで、上記1つの候補である基準となる候補(以下、基準候補と称す)から他の候補までの距離の算出方法について説明する。基準候補から他の候補までの距離は、次の式1により算出される。
Figure 0005865297
式1に示すように、特定候補決定部107は、要素x1から要素xnまでについて、基準候補の要素xkの値Akと第1の探索範囲内において値Akよりも高い値の要素xkの中の最大値MAXkとの差分の絶対値と、基準候補の要素xkの値Akと第1の探索範囲内において値Akよりも低い値の要素xkの中の最小値MINkとの差分の絶対値との積を算出し、夫々を足し合わせる。もし、MAXk又はMINkがない要素xkが存在する場合、特定候補決定部107は、その要素xkに関する|MAXk−Ak|又は|MINk−Ak|の値を1に設定し、MAXk又はMINkがない要素の数に応じたペナルティの係数を乗じる処理を行う。
以下、具体例を挙げて、基準候補から他の候補までの距離の算出方法について説明する。ステップS101において、第1の探索範囲から4つの候補として下記の表に示す賃貸物件A〜Dがランダムに選択されたものとする。また、賃貸物件A〜Dのうち、賃貸物件Aが基準候補として選択されたものとする。この場合、賃貸物件Aから他の賃貸物件B〜Dまでの距離は、次のように算出される。ここでは、ペナルティの係数(pena)は、0.8であるものとする。
Figure 0005865297
基準候補(賃貸物件A)から他の候補(賃貸物件B〜D)までの距離={(|12万円−10万円|)×(|8万円−10万円|)+(|45m2−40m2|)×(|25m2−40m2|)+1×(|0年−10年|)}×0.81
ステップS102において、候補提示部101は、特定候補決定部107により決定された4つの候補をディスプレイ211に表示してユーザに提示する。ここでは、上記表に示した賃貸物件A〜Dが互いの距離が最も遠く、上記4つの候補として決定されたものとする。ユーザは、例えば不図示のマウスを用いた操作により、ディスプレイ211に表示された賃貸物件A〜Dのうちの所望の賃貸物件の位置にカーソルを移動させ、クリックする。これにより、ステップS103において、候補選択部102は、カーソルの位置に対応する賃貸物件を選択する。
ステップS104において、モデル更新部103は、ステップS103で選択された候補に基づいて、候補間の効用値の差に関する効用ロジスティック回帰モデル(以下、第1の効用ロジスティック回帰モデルと称す)を更新する。
以下、ステップS104における第1の効用ロジスティック回帰モデルの更新処理について具体的に説明する。ここでは、賃貸物件A〜Dから賃貸物件Aが選択されたものとする。「賃貸物件A〜Dから賃貸物件Aが選択される」ことは、「賃貸物件Aが選択され、賃貸物件Bが選択されない」こと、「賃貸物件Aが選択され、賃貸物件Cが選択されない」こと、及び、「賃貸物件Aが選択され、賃貸物件Dが選択されない」ことを意味する。従って、モデル更新部103は、「賃貸物件Aが選択され、賃貸物件Bが選択されない」こと、「賃貸物件Aが選択され、賃貸物件Cが選択されない」こと、及び、「賃貸物件Aが選択され、賃貸物件Dが選択されない」ことの夫々について、次の学習データを生成する。
「賃貸物件Aが選択され、賃貸物件Bが選択されない」ことについて、[(A−B),1]の学習データ及び[(B−A),0]の学習データ
「賃貸物件Aが選択され、賃貸物件Cが選択されない」ことについて、[(A−C),1]の学習データ及び[(C−A),0]の学習データ
「賃貸物件Aが選択され、賃貸物件Dが選択されない」ことについて、[(A−D),1]の学習データ及び[(D−A),0]の学習データ
ここで、例えば[(A−B),1]の表記は、[賃貸物件Aの要素と賃貸物件Bの要素との差分,正解の確率(ここでは、実際に賃貸物件Aが選択される確率)に対する、直前の第1の効用ロジスティック回帰モデルにより算出された賃貸物件Aが選択される確率の誤差の絶対値]を意味する。また、[(B−A),0]の表記は、[賃貸物件Bの要素と賃貸物件Aの要素との差分,正解の確率(ここでは、実際に賃貸物件Bが選択される確率)に対する、直前の第1の効用ロジスティック回帰モデルにより算出された賃貸物件Bが選択される確率の誤差の絶対値]を意味する。
次に、モデル更新部103は、生成した学習データに基づいて、第1の効用ロジスティック回帰モデルを更新する。ここでは、「賃貸物件Aが選択され、賃貸物件Bが選択されない」ことについて生成された、[(A−B),1]の学習データ及び[(B−A),0]の学習データに基づいて、第1の効用ロジスティック回帰モデルを更新する場合について説明する。
先ず、モデル更新部103は、次の式2に示す、直前の第1の効用ロジスティック回帰モデルを用いて「賃貸物件Aが選択される」確率(p)を算出する。
Figure 0005865297
そして、実際に賃貸物件Aが選択されると、モデル更新部103は、賃貸物件Aが選択される確率pを上げる方向に第1の効用ロジスティック回帰モデルの係数(a,b,・・・,n)を更新する。これにより、式1の第1の効用ロジスティック回帰モデルが更新される。なお、第1の効用ロジスティック回帰モデルの各係数の初期値は、予め与えられた値である。また、第1の効用ロジスティック回帰モデルの係数の更新方法としては、確率的勾配降下法(SGD)を利用した方法が挙げられるが、他の方法であってもよい。例えば、過学習を防ぐために正則化項を含めてもよく、本発明において特に限定するものではない。なお、本実施形態では、効用ロジスティック回帰モデルを例に挙げたが、本発明はこれに限定されない。即ち、本発明は、新たな学習データに対してモデルの係数を逐次的に更新するオンライン学習方法を用途に応じて適宜選択できるものである。
より具体的には、先ず、モデル更新部103は、次のように、直前の第1の効用ロジスティック回帰モデルを用いて、「賃貸物件Aが選択される」確率を算出する。ここでは、説明の簡便のため、候補(賃貸物件)の要素を「家賃」及び「広さ」に限定し、直前の第1の効用ロジスティック回帰モデルの係数がa=−1、b=0.1であるものとする。
log(「賃貸物件Aが選択される」確率/(1−「賃貸物件Aが選択される」確率)=−1(10万円−8万円)+0.1(40m2−30m2
これにより、「賃貸物件Aが選択される」確率=0.26・・・、と求められる。
次に、モデル更新部103は、実際に賃貸物件Aが選択されると、「賃貸物件Aが選択され、賃貸物件Bが選択されない」ことについて、[(A−B),1]の学習データ及び[(B−A),0]の学習データを生成する。実際に賃貸物件Aが選択されたことにより、「賃貸物件Aが選択される」確率は、1となるのが正しい。従って、モデル更新部103は、「賃貸物件Aが選択される」確率が1に近づくように、第1の効用ロジスティック回帰モデルの係数を更新する。ここでは、係数の算出方法として、確率的勾配降下法(SGD)を利用するものとし、学習率を0.1とする。
係数aは、学習データ[(A−B),1]に基づいて、次のように算出される。
係数a=[直前の係数a]+[学習率]×([賃貸物件Aの家賃]−[賃貸物件Bの家賃])×(1−[直前の第1の効用ロジスティック回帰モデルで算出された「賃貸物件Aが選択される」確率])
係数a=−1+0.1×2×0.74
係数a=−0.852
同様に、係数bは、学習データ[(A−B),1]に基づいて、次のように算出される。
係数b=[直前の係数b]+[学習率]×([賃貸物件Aの広さ]−[賃貸物件Bの広さ])×(1−[直前の第1の効用ロジスティック回帰モデルで算出された「賃貸物件Aが選択される」確率])
係数b=0.1+0.1×10×0.74
係数b=0.84
以上のように、更新後の第1の効用ロジスティック回帰モデルの係数は、係数a=−0.852、係数b=0.84となる。
ちなみに、更新後の第1の効用ロジスティック回帰モデルに基づいて、「賃貸物件Aが選択される」確率を計算すると、次のようになる。なお、本処理は、不要な処理であるが、係数の更新処理の意義を明確にするために説明する。
log(「賃貸物件Aが選択される確率」/(1−「賃貸物件Aが選択される確率」)=−0.852(10−8)+0.84(40−30)
これにより、「賃貸物件Aが選択される確率」=0.99、となる。直前の第1の効用ロジスティック回帰モデルにより算出された「賃貸物件Aが選択される確率」=0.26であるため、学習データ[(A−B),1]に基づいて、賃貸物件Aが選択されたことを学習するように第1の効用ロジスティック回帰モデルが更新されたことになる。
次に、モデル更新部103は、学習データ[(B−A),0]に基づいて、第1の効用ロジスティック回帰モデルを更に更新する。
即ち、係数aは、学習データ[(B−A),0]に基づいて、次のように算出される。
係数a=[直前の係数a]+[学習率]×([賃貸物件Bの家賃]−[賃貸物件Aの家賃])×([直前の第1の効用ロジスティック回帰モデルで算出された「賃貸物件Bが選択される」確率])
係数a=−0.852×0.1×−2×0.01
係数a=−0.0017
同様に、係数bは、学習データ[(B−A),0]に基づいて、次のように算出される。
係数b=[直前の係数b]+[学習率]×([賃貸物件Bの広さ]−[賃貸物件Aの広さ])×([直前の第1の効用ロジスティック回帰モデルで算出された「賃貸物件Bが選択される」確率])
係数b=0.84×0.1×−10×0.01
係数b=−0.0084
以降、同様に、[(A−C),1]、[(C−A),0]、[(A−D),1]及び[(D−A),0]の学習データを用いて、第1の効用ロジスティック回帰モデルを更新していく。これにより、実際に賃貸物件A〜Dから賃貸物件Aが選択されたことを受け、そのことを学習するように第1の効用ロジスティック回帰モデルが更新されることになる。なお、本実施形態では、ユーザに提示された4つの賃貸物件A〜Dから、1つの賃貸物件Aが選択され、効用ロジスティック回帰モデルが更新される例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、複数の賃貸物件A、Bを選択可能にした場合であっても、本実施形態と同様に、選択された賃貸物件と選択されなかった賃貸物件から学習データを生成し、効用ロジスティック回帰モデルを更新することが可能である。また、4つより多くの賃貸物件の中から選択できるようにするために、ユーザの操作に応じて次候補となる賃貸物件を再提示できるように候補提示部101を構成することで、提示された4つの賃貸物件にユーザの嗜好する賃貸物件が含まれていない場合であっても、次候補となる賃貸物件を含めた候補から選択し、効用ロジスティック回帰モデルを更新するようにしてもよい。また、再提示された賃貸物件にもユーザの嗜好が反映されていない場合を考慮して、再度ステップS101からやり直しができるように、やり直し操作を受け付けられるように候補提示部101を構成してもよい。
本実施形態においては、上述した効用ロジスティック回帰モデルを更新する処理を、第1の探索範囲、第2の探索範囲、・・・、から提示された候補についてユーザの選択操作が行われる度に実行する。これにより、最終的にユーザの嗜好が反映された効用ロジスティック回帰モデルが生成される。なお、効用ロジスティック回帰モデルの係数(a,b,・・・,n)は、ユーザが候補のどの要素(属性)をどの程度重視するか(重み付け)を表しており、候補毎に効用値(例えば、このユーザはこの候補に何円の価値を感じているか等)を算出することができる。
図3のフローチャートの説明に戻る。ステップS105において、候補削除部104は、ステップS103において選択されなかった候補を削除する。上述した例では、賃貸物件Aが選択されたため、賃貸物件B〜Dが削除されることになる。
図5の501は、ステップS103において、第1の探索範囲から提示された賃貸物件A〜Dのうち、ユーザにより賃貸物件Aが選択され、ステップS105において、残りの賃貸物件B〜Dが削除された状態を模式的に示している。
ステップS106において、探索範囲更新部105は、推奨候補決定部106により決定された推奨候補、又は、前回のステップS103で選択された候補と同一の候補がステップS103において選択されたか否かを判定する。推奨候補が選択された場合は、効用ロジスティック回帰モデルの確からしさが高いと考えられ、また、前回と同一の候補が選択された場合は、当該候補はユーザの嗜好に近い候補であると考えられるため、探索範囲が絞り込まれる。即ち、推奨候補又は前回と同一の候補が選択された場合、処理はステップS107に移行する。一方、推奨候補及び前回と同一の候補以外の候補が選択された場合、処理はステップS109に移行する。なお、第1の探索範囲から候補が選択された場合は、どの候補が選択された場合も処理はステップS107に移行するものとする。なお、ステップS107及びS109の何れに処理を移行させるかを決定するための移行条件は、これに限られない。推奨候補決定部106により決定された推奨候補が選択された場合に限り、ステップS107に移行するようにしてもよいし、前回のステップS103で選択された候補と同一の候補が選択された場合に限り、ステップS107に移行するようにしてもよい。また、上記移行条件は、候補選択部102により選択された候補と効用ロジスティック回帰モデルとに基づいて判定するようにしてもよい。即ち、効用ロジスティック回帰モデルの係数について、更新前の係数と更新後の係数とを比較し、それらの差分が所定の閾値を超えない場合には、ステップS107に移行させるようにしてもよい。
ステップS107において、探索範囲更新部105は、次の式3に示すように、ステップS103で選択された候補(推奨候補又は前回と同一の候補)の各要素xの値に基づいて、第Nの探索範囲から第N+1の探索範囲(ここでは、第1の探索範囲から第2の探索範囲)に更新する。
Figure 0005865297
即ち、式3により、図4に示すように、ステップS103で選択された候補の各要素xkの値を中心値とし、その中心値から要素xkの探索幅(Range k)を持った範囲が当該要素xkの探索範囲として算出される。そして、要素x1から要素xnまでの探索範囲の論理和が第N+1の探索範囲となる。
以下、具体例を挙げて、探索範囲の更新方法について説明する。ここでは、第1の探索範囲から賃貸物件Aが選択されることにより、第1の探索範囲から第2の探索範囲に更新される場合について説明する。なお、初期探索幅率は100%であり、更新探索幅率は50%であるものとする。また、現時点において、探索幅更新回数は0回である。
第1の探索範囲から賃貸物件Aが選択されると、次のように、第2の探索範囲における各要素xnの探索範囲が算出される。
10万円−(10万円×100%×50%0)≦第2の探索範囲における要素x1の探索範囲≦10万円+(10万円×100%×50%0
0万円≦第2の探索範囲における要素x1の探索範囲≦20万円
40m2−(40m2×100%×50%0)≦第2の探索範囲における要素x2の探索範囲≦40m2+(40m2×100%×50%0
0m2≦第2の探索範囲における要素x2の探索範囲≦80m2
10年−(10年×100%×50%0)≦第2の探索範囲における要素x3の探索範囲≦10年+(10年×100%×50%0
0年≦第2の探索範囲における要素x3の探索範囲≦20年
なお、本実施形態では、要素xkの値、初期探索幅率、更新探索幅率及び探索幅更新回数に基づいて要素xkの上限値と下限値とを更新し、要素xkの探索範囲を縮小することとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、探索幅率に基づく方法以外にも、値の範囲に基づいて要素xkの探索範囲を算出することとしてもよい。即ち、(要素xkの値)±(所定の値)を探索範囲とし、探索範囲の更新時には、所定の値だけ減じることで要素xkの探索範囲を縮小させてもよい。また、必ずしも全ての要素について探索範囲の論理和をとる必要はなく、予め指定した要素についてのみ探索範囲の論理和をとるようにしてもよい。
次に、次回のステップS103において、次の表に示す賃貸物件Eが推奨候補又は前回と同一の候補として第2の探索範囲から選択され、第2の探索範囲から第3の探索範囲に更新された場合について説明する。なお、現時点において、探索幅更新回数は1回である。
Figure 0005865297
第2の探索範囲から賃貸物件Eが選択されると、次のように、第3の探索範囲における各要素xKの探索範囲が算出される。
15万円−(15万円×100%×50%1)≦第3の探索範囲における要素x1の探索範囲≦15万円+(15万円×100%×50%1
7.5万円≦第3の探索範囲における要素x1の探索範囲≦22.5万円
45m2−(45m2×100%×50%1)≦第3の探索範囲における要素x2の探索範囲≦45m2+(45m2×100%×50%1
22.5m2≦第3の探索範囲における要素x2の探索範囲≦67.5m2
0年−(0年×100%×50%1)≦第3の探索範囲における要素x3の探索範囲≦0年+(0年×100%×50%1
0年≦第3の探索範囲における要素x3の探索範囲≦0年
上記のように、式3に従って、第3の探索範囲における各要素xnの探索範囲を算出した場合、第3の探索範囲における要素x3の探索範囲が存在しなくなる。これは、探索範囲として不備がある。このような場合のために、本実施形態では要素xn毎に最小値として所定の値を設定している。ここでは、築年数に関して探索範囲が存在しなくなっているため、探索範囲更新部105は、予め設定される最小築年数(ここでは、3年)をRangeの要素x3の値に代入して、第3の探索範囲における要素x3の探索範囲を算出する。
0年−(3年×100%×50%1)≦第3の探索範囲における要素x3の探索範囲≦0年+(3年×100%×50%1
−1.5年≦第3の探索範囲における要素x3の探索範囲≦1.5年
即ち、第3の探索範囲における要素xnの探索範囲は、0年≦第3の探索範囲における要素x3の探索範囲≦1.5年、に決定される。
ステップS108において、解決定部108は、更新された第N+1の探索範囲(ここでは、第2の探索範囲)に今回のステップS103で選択された候補(ここでは、賃貸物件A)以外の候補が含まれるか否かを判定する。今回のステップS103で選択された候補以外の候補が第N+1の探索範囲に含まれる場合、処理はステップS109に移行する。一方、今回のステップS103で選択された候補のみが第N+1の探索範囲に含まれる場合、処理はステップS111に移行する。
ステップS111において、解決定部108は、今回のステップS103で選択された候補を解として決定する。これにより、ユーザの嗜好が最も反映された候補が解として決定されたことになる。
ステップS109において、推奨候補決定部106は、次の式4に示す候補の効用値を算出するための効用ロジスティック回帰モデル(以下、第2の効用ロジスティック回帰モデルと称す)を用いて、第N+1の探索範囲内の全ての候補について効用値を算出する。そして、推奨候補決定部106は、第N+1の探索範囲内の候補のうち、最も効用値が高い候補を推奨候補として決定する。これにより、現時点においてユーザが最も満足すると推測される候補が推奨候補として決定される。なお、第2の効用ロジスティック回帰モデルの係数(a,b,・・・,n)は、更新後の第1の効用ロジスティック回帰モデルの係数(a,b,・・・,n)と同一の値である。このように、選択された候補の要素に基づいて探索範囲を順に更新していくことで、夫々の探索範囲内におけるユーザの嗜好を反映させた効用ロジスティック回帰モデルに更新することができるため、ユーザの嗜好に則した候補を効率よく提示することができる。また、探索範囲が広いうちは、選択された候補の要素と選択されない候補の要素との差分が大きいため、更新前後の効用ロジスティック回帰モデルの係数の差が大きくなる。一方、探索範囲が狭くなると、選択された候補の要素と選択されない候補の要素との差分が小さいため、効用ロジスティック回帰モデルの係数の差が小さくなる。このように、効用ロジスティック回帰モデルの確からしさが上がるに従って探索範囲を狭くすることにより、効用ロジスティック回帰モデルの学習効率と探索効率とを高めることができるため、ユーザの嗜好に則した候補を効率よく提示することができる。また、本実施形態のように、一次式の効用ロジスティック回帰モデルを使用した場合であっても、探索範囲内での線形近似を行うことで、効用ロジスティック回帰モデルの精度を高めることができるといったように、シンプルなモデルを適用した場合であっても、ユーザの嗜好に則した効用ロジスティック回帰モデルを得ることができる。また、本実施形態では、第1の効用ロジスティック回帰モデルと第2の効用ロジスティック回帰モデルとを使用しているが、本発明はこれに限定されない。即ち、ステップS104及びS109において共通の効用ロジスティック回帰モデルを使用するようにしてもよい。
Figure 0005865297
ステップS110において、特定候補決定部107は、今回のステップS103で選択された候補(選択中の候補)とステップS109で決定された推奨候補とを選択するともに、その他の2つの候補を第N+1の探索範囲から選択する。そして、特定候補決定部107は、次の式5に従って、選択中の候補及び推奨候補から当該2つの候補までの距離を算出する。この算出処理は、選択中の候補及び推奨候補を除く、第N+1の探索範囲内における任意の2つの候補の全ての組み合わせについて実行される。そして、特定候補決定部107は、算出した全ての距離のうち、最も遠い距離に該当する2つの候補を特定候補として決定する。
Figure 0005865297
式5に示すように、特定候補決定部107は、要素x1から要素xnまでについて、選択中の候補の要素xkの値Akと第N+1の探索範囲内において値Akよりも高い値の要素xkの中の最大値MAXkとの差分の絶対値と、選択中の候補の要素xkの値Akと第N+1の探索範囲内において値Akよりも低い値の要素xkの中の最小値MINkとの差分の絶対値との積を算出し、夫々を足し合わせる。もし、MAXk又はMINkがない要素xkが存在する場合、特定候補決定部107は、その要素xkに関する|MAXk−Ak|又は|MINk−Ak|の値を1に設定し、MAXk又はMINkがない要素の数に応じたペナルティの係数を乗じる処理を行う。
以下、具体例を挙げて、選択中の候補及び推奨候補から他の2つの候補までの距離の算出方法について説明する。ここでは、選択中の候補が賃貸物件Aであり、推奨候補が賃貸物件Eであるものとする。また、他の2つの候補として、次の表に示す賃貸物件F及び賃貸物件Gが選択されているものとする。なお、式1と同じく、ペナルティの係数(pena)は0.8であるものとする。
Figure 0005865297
選択中の候補(賃貸物件A)及び推奨候補(賃貸物件E)から他の2つの候補までの距離={(|15万円−10万円|)×(|8万円−10万円|)+(|60m2−40m2|)×(|30m2−40m2|)+(|15年−10年|)×(|0年−10年|)}×0.80
上記のように、特定候補決定部107は、選択中の候補(賃貸物件A)及び推奨候補(賃貸物件E)を除く、第N+1の探索範囲内の2つの候補の全ての組み合わせについて上記距離を算出し、算出した距離のうち最も遠い距離に該当する2つの候補を特定候補として決定する。そして、処理はステップS102に戻る。なお、選択中の候補及び推奨候補からの距離ではなく、選択中の候補及び推奨候補のうちの何れか一方からの距離を求めるようにしてもよい。選択中の候補からの距離を求める場合、推奨候補を除外して式5を計算すればよい。また、推奨候補からの距離を求める場合、Akを推奨候補の要素の値として扱えばよい。
2回目以降のステップS102の処理では、直前のステップS103で選択された候補、直前のステップS109で決定された推奨候補、及び、直前のステップS110で決定された2つの特定候補の合計4つの候補がユーザに提示される。例えば、直前のステップS103で選択された候補(選択中の候補)が賃貸物件Aであり、直前のステップS109で決定された推奨候補が賃貸物件Eであり、直前のステップS110で決定された2つの推奨候補が賃貸物件F及び賃貸物件Gである場合、2回目のステップS102の処理では、賃貸物件A、賃貸物件E、賃貸物件F及び賃貸物件Gがユーザに提示されることになる。
そして、選択中の候補である賃貸物件A、又は、推奨候補である賃貸物件EがステップS103において選択された場合、ステップS107において現在の探索範囲より狭い探索範囲に更新される。以上の処理を繰り返し、探索範囲内に選択中の候補のみが存在するようになった場合(ステップS108のNo)、ステップS111において、当該選択中の候補がユーザの嗜好に最も合った候補として決定される。
図5の502は、ステップS107において、第1の探索範囲から更新された第2の探索範囲を模式的に示している。図5の502に示すように、ステップS109において、第2の探索範囲から賃貸物件Eが推奨候補として決定され、ステップS110において、賃貸物件F及び賃貸物件Gが特定候補として決定される。特定候補である賃貸物件F及び賃貸物件Gは、選択中の候補及び推奨候補(賃貸物件A及び賃貸物件E)から最も距離の遠い候補の組み合わせである。このように、選択中の候補及び推奨候補との距離が遠い候補を敢えて特定候補として提示することにより、提示される候補が一方的なものに偏ることを防ぐことができる。また、そのような候補の中から選択された候補に基づいて効用ロジスティック回帰モデルを更新していくため、ユーザの嗜好に対して確からしい効用ロジスティック回帰モデルを生成することが可能となる。
以上のように、本実施形態においては、ユーザにより選択された候補の各要素の値に基づいて探索範囲を狭めるように更新していくため、商品の履歴を使用することなく、ユーザの嗜好に則した候補を提示することが可能となる。また、本実施形態においては、効用ロジスティック回帰モデルの確からしさを、ユーザの選択した候補に基づいて判断しており、ユーザの選択した候補が効用ロジスティック回帰モデルに基づき決定された候補と合致しない場合には、効用ロジスティック回帰モデルの確からしさが低いとして、探索範囲を広く設定しておき、その広い探索範囲から候補を選ぶ。そして、効用ロジスティック回帰モデルの確からしさが上がるに従って、探索範囲を絞り込んでいく。効用ロジスティック回帰モデルの確からしさが低いうちは、広い探索範囲から候補を提示するため、提示される候補間の距離が大きくなり、効用ロジスティック回帰モデルの学習効率を高めることができるとともに、探索範囲を狭めていくことで、提示される候補間の距離が小さくなり、探索効率を高めることができるため、潜在的なユーザの嗜好に即した候補を効率よく提示及び決定することが可能となる。また、本実施形態においては、選択中の候補及び推奨候補から遠い候補が探索範囲から提示されることで、効用ロジスティック回帰モデルの確からしさが低いうちは、効用ロジスティック回帰モデルに基づき提示される候補に偏ることを防ぐことができる。また、探索範囲を絞り込んでいった場合には、効用ロジスティック回帰モデルに基づき提示される候補に近い候補を提示することで、効用ロジスティック回帰モデルの確からしさと探索効率とを両立させることができるため、潜在的なユーザの嗜好に則した候補を効率よく提示及び決定することが可能となる。
以上では、賃貸物件を例に挙げて説明したが、本発明の適用範囲はこれに限定されず、様々な商品をユーザに選択させる場合に適用することができる。例えば、ワインをユーザに選択させる場合、候補(ワイン)の要素として、価格、産地、生産者、生産年等を設定することが可能である。また、車やバイクをユーザに選択させる場合、候補(車やバイク)の要素として、車種、価格、メーカ、年式、燃費、(中古の場合)走行距離等を設定することが可能である。
さらに、ユーザ毎に、最終的に生成された効用ロジスティック回帰モデルを保持しておくようにしてもよい。最終的に生成された効用ロジスティック回帰モデルは、当該ユーザの嗜好を正確に表したものである。従って、同一のユーザが同じ商品を選択する場合には、その効用ロジスティック回帰モデルを使用すれば、当該ユーザの嗜好に適した商品である候補を効率よく提示することが可能となる。また、大規模なユーザの効用ロジスティック回帰モデルを格納すれば、一般的なユーザの嗜好を判断することもでき、マーケティングに活用することが可能となる。
また、本実施形態では、式2及び式4に示したように、一次式の効用ロジスティック回帰モデルを例に挙げたが、本発明に適用可能な効用ロジスティック回帰モデルは、これに限らない。例えば、二次式の効用ロジスティック回帰モデルでもよいし、指数関数又は対数関数で表される効用ロジスティック回帰モデルでもよく、用途に応じて適宜選択できるものである。
100:候補提示装置、101:候補提示部、102:候補選択部、103:モデル更新部、104:候補削除部、105:探索範囲更新部、106:推奨候補決定部、107:特定候補決定部、108:解決定部

Claims (6)

  1. ユーザに対して、第N(N:1以上の整数)の探索範囲に含まれる候補から複数の候補を提示する候補提示手段と、
    ユーザの操作に応じて、前記候補提示手段により提示された複数の候補から候補を選択する候補選択手段と、
    前記候補選択手段により選択された候補の要素に基づいて、前記第Nの探索範囲から、前記第Nの探索範囲より狭い第N+1の探索範囲に更新する探索範囲更新手段とを有し、
    前記候補提示手段は、前記探索範囲更新手段により前記第Nの探索範囲から前記第N+1の探索範囲に更新された場合、前記第N+1の探索範囲に含まれる候補から複数の候補を提示することを特徴とする候補提示装置。
  2. 前記候補選択手段により第N−1(但し、N−1=0を除く)の探索範囲から選択された候補に基づいて、オンライン学習によりモデルを更新するモデル更新手段と、
    前記モデル更新手段により更新されたモデルに基づいて、前記第Nの探索範囲に含まれる候補から第1の候補を決定する第1の候補決定手段とを更に有し、
    前記候補提示手段は、前記第1の候補決定手段により決定された前記第1の候補を含めて提示することを特徴とする請求項1に記載の候補提示装置。
  3. 前記探索範囲更新手段は、前記候補選択手段により前回選択された候補、又は、前記第1の候補が前記候補選択手段により選択された場合、前記第Nの探索範囲から前記第N+1の探索範囲に更新することを特徴とする請求項2に記載の候補提示装置。
  4. 前記候補選択手段により選択された候補の要素及び前記第1の候補の要素のうちの少なくとも何れか一方と、前記第Nの探索範囲に含まれる候補のうちのそれ以外の候補の要素との差分に基づいて、前記第Nの探索範囲に含まれる候補から第2の候補を決定する第2の候補決定手段を更に有し、
    前記候補提示手段は、前記第2の候補決定手段により決定された前記第2の候補を含めて提示することを特徴とする請求項2又は3に記載の候補提示装置。
  5. 候補提示装置によって実行される候補提示方法であって、
    候補提示装置の候補提示手段が、ユーザに対して、第N(N:1以上の整数)の探索範囲に含まれる候補から複数の候補を提示する候補提示ステップと、
    候補提示装置の候補選択手段が、ユーザの操作に応じて、前記候補提示ステップにより提示された複数の候補から候補を選択する候補選択ステップと、
    候補提示装置の探索範囲更新手段が、前記候補選択ステップにより選択された候補の要素に基づいて、前記第Nの探索範囲から、前記第Nの探索範囲より狭い第N+1の探索範囲に更新する探索範囲更新ステップとを有し、
    前記候補前記候補提示ステップは、前記探索範囲更新ステップにより前記第Nの探索範囲から前記第N+1の探索範囲に更新された場合、前記第N+1の探索範囲に含まれる候補から複数の候補を提示することを特徴とする候補提示方法。
  6. コンピュータを、請求項1に記載の候補提示装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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