JP5862350B2 - フラッシュメモリの書き込み装置、フラッシュメモリの書き込み制御方法、およびプログラム - Google Patents

フラッシュメモリの書き込み装置、フラッシュメモリの書き込み制御方法、およびプログラム Download PDF

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本発明は、フラッシュメモリにデータを書き込むフラッシュメモリの書き込み装置、フラッシュメモリの書き込み制御方法、およびプログラムに関するものである。
一般にフラッシュメモリは、データの書き込み動作と消去動作とがあり、データの書き込み単位は、2バイト(或いは4バイト)であるのに対して、データの消去単位は、数Kバイトのブロック単位である。その特性より、データを永続的に更新するためには、追記書き込みする必要があり、数Kバイトの1ブロックのデータを書き終わると空きブロックへとデータを移動し、既にデータを書き終えたブロックを消去する必要がある。データの書き込み動作や消去動作の途中で電源瞬断が発生すると、データ値が不定となり、データが消失してしまう懸念がある。
そこで、従来、動作途中での電源瞬断によるデータ消失を防ぐため、データ書き込み前に電圧を監視し書き込み処理を保留したり、電源の復帰後に上書きをするなどの対策が取られている。
例えば、特許文献1では、フラッシュメモリにおいて、データ毎にそのデータが有効情報であるか無効情報であるかを識別するための有効/無効情報をチェックコードとして書き込んで、電源再投入時にて、チェックコードを確認してこのチェックコードに基づいてデータの書き込み動作の途中で電源瞬断が発生したと判定したときには、中断された処理の一つ前の処理からプログラムの実行を開始して、書き込みが不十分であるメモリセルにデータを上書きすることでフラッシュメモリのデータ消失を未然に防止している。
特開2010−97386号公報
上述の特許文献1では、チェックコードを確認してデータの書き込み動作の途中で電源瞬断が発生したと判定すると、書き込みデータを上書きするものの、チェックコードの書き込み時に電源瞬断が発生して、チェックコードの書き込みが不十分となる場合、データの書き込み動作の途中で電源瞬断が発生したか否かを正しく判定することができない。このため、チェックコードを書き込む直前に書き込んだデータが信頼性のあるものか否かを識別できなくなり、チェックコードに対応するデータを消失することになる。
本発明は上記点に鑑みて、チェックコードの書き込み動作の途中で電源瞬断などが発生し中断した場合において、チェックコードに対応するデータの消失を防止できるようにしたフラッシュメモリの書き込み装置、フラッシュメモリの書き込み制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、フラッシュメモリにデータ(Unit1)を書き込むデータ書き込み手段(S100)と、
前記データ書き込み手段による前記フラッシュメモリへのデータに書き込みが完了したときに、前記書き込んだデータは書き込みが完了したデータである旨を示すチェックコード(Unit2)を前記書き込んだデータに対応付けて前記フラッシュメモリに書き込むチェックコード書き込み手段(S120)と、
リセットにより起動されたとき、前記リセット前の最後に書き込まれた最終書き込みデータに対応付けて書き込まれたチェックコードについて各ビットの書き込み深さを検出する検出手段(S220)と、
前記検出手段により検出される前記各ビットの書き込み深さに基づいて、前記リセットの前にて前記チェックコードの書き込み動作が中断されたか否かを判定する中断判定手段(S230)と、
前記リセットの前にて前記チェックコードの書き込み動作が中断されたと前記中断判定手段が判定したときに、前記チェックコードおよび前記最終書き込みデータのうち前記チェックコードのみを前記最終書き込みデータに対応付けて前記フラッシュメモリに対して上書き手段(S240)と、を備えることを特徴とする。

請求項1に記載の発明によれば、チェックコードの書き込む動作が中断されたと判定したときには、フラッシュメモリに対してチェックコード(Unit2)が上書きされる。このため、チェックコードの書き込み動作が中断した場合に、チェックコードをフラッシュメモリに書き込むことができる。これにより、データ(Unit1)およびチェックコード(Unit2)を合わせたものが1つの単位として消滅することを防止することができる。
なお、この欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態におけるマイクロコンピュータの構成を示す図である。 図1のフラッシュメモリに記憶されるデータのフォーマットを示す図である。 図1のフラッシュメモリのセルの構造を示す図である。 図1のフラッシュメモリの書き込み深さにおける書き込み狙い値W、および消去狙い値Eを示す図である。 図1のCPUの書き込み処理を示すフローチャートである。 図1のCPUのリカバリ処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。図1に本発明のフラッシュメモリの書き込み装置が適用されたマイクロコンピュータ1の構成を示す。
マイクロコンピュータ1は、図1に示すように、ROM10、RAM11、I/O12、フラッシュメモリ(図中Flashメモリと記す)13、CPU14、およびフラッシュコントローラ(図中Flashコントローラと記す)15から構成されている。
ROM10は、Flashドライバソフト、アプリケーションソフト1、2、・・・・nを実行するためのコンピュータプログラムを記憶するメモリである。RAM11は、CPU14のコンピュータプログラムの実行に伴うデータの記憶などを行うメモリである。I/O12は、周辺回路である。
CPU14は、CPUコア、ウォッチドックタイマ等から構成される周知の中央演算装置であって、ROM10に記憶されるコンピュータプログラムを実行する。CPU14は、コンピュータプログラムの実行に伴って、フラッシュコントローラ15を介してデータをフラッシュメモリ13に対して書き込む処理を実行する。
フラッシュメモリ13は、ブロック1、・・・・・ブロックm(mは2以上の整数)から構成されている。ブロック1は、レコード1、・・・・・レコードl(lは2以上の整数)から構成されている。ブロックn(2≦n≦m)は、ブロック1と同様、レコード1、・・・・・レコードlから構成されている。レコード1、・・・・・レコードlは、それぞれ数バイトのデータ(Unit3)からなる。
データ(Unit3)は、図2に示すように、データ部(Unit1)と、このデータ部(Unit1)に対応付けて記憶されるチェックコード(Unit2)とからなる。データ部(Unit1)は、数バイトからなる実際のデータを示すものである。データ部(Unit1)は、特許請求の範囲におけるデータ書き込み手段(S100)によって書き込まれるデータに対応するものであるが、データ(Unit3)との区別を明確にするために、本明細書では、便宜上、実際のデータをデータ部(Unit1)という。
チェックコード(Unit2)は、数バイトからなるコードであって、データ部(Unit1)が書き終えた旨を示すものである。つまり、データ部(Unit1)とチェックコード(Unit2)とから構成されるデータ(Unit3)を1つの単位として、データ部(Unit1)が信頼性のあるものであることを保証することになる。
フラッシュコントローラ15は、CPU14からの指令にしたがって、フラッシュメモリ13に対してデータ部(Unit1)やチェックコード(Unit2)を書き込んだり、フラッシュメモリ13からデータ部(Unit1)やチェックコード(Unit2)を読み出したり、フラッシュメモリ13に対してブロック毎にデータ(Unit3)を消去したりする。これに加えて、フラッシュコントローラ15は、後述するように、チェックコード(Unit2)に対して各ビットの書き込み深さを検出する。
なお、ROM10、RAM11、I/O12、フラッシュメモリ13、CPU14、およびフラッシュコントローラ15は、電源16から電源電圧が与えられて動作する。
次に、本実施形態のCPU14におけるデータ部(Unit1)/チェックコード(Unit2)の書き込み処理の説明に先立って、フラッシュメモリ13の作動について説明する。
図3にフラッシュメモリ13のメモリセル13aの構成を示す。メモリセル13aは、1ビットのデータを記憶するためのもので、コントロール・ゲート20、ソース21、ドレイン22、およびフローティング・ゲート23から構成されている。
まず、ドレイン22とソース21との間に電圧が印加された状態で、コントロール・ゲート20とソース21との間に電圧(以下、ゲート電圧)を与えた場合において、ドレイン22からソース21に電流Idsが流れ始めるときのゲート電圧を閾値Vtという。
ここで、フローティング・ゲート23に電荷が存在しているときには、コントロール・ゲート20とソース21との間にゲート電圧を与えても、電流Idsが流れない。このとき、メモリセル13aに「0」が記憶されているとする。フローティング・ゲート23に電荷が存在しないときには、コントロール・ゲート20とソース21との間にゲート電圧を与えると、電流Idsが流れる。このとき、メモリセル13aに「1」が記憶されているとする。
そこで、フラッシュコントローラ15は、読み出し動作として、コントロール・ゲート20とソース21との間にゲート電圧を与えて、電流Idsが流れるか否かを判定して、メモリセル13aに記憶される値を判別する。フラッシュコントローラ15は、消去動作として、閾値Vtが消去狙い値E(図4参照)以下になるまで、フローティング・ゲート23から電荷を抜く。消去狙い値Eは、消去動作時における閾値Vt(書き込み深さ)の目標値である。
フラッシュコントローラ15は、書き込動作として、ドレイン22およびソース21の間に電流を流してエネルギ障壁を越えてホット・エレクトロンをフローティング・ゲート23に注入して「0」を書き込むことになる。具体的には、フラッシュコントローラ15は、書き込動作として、閾値Vtが書き込み狙い値W(図4参照)以上になるまで、ホット・エレクトロンをフローティング・ゲート23に注入する。書き込み狙い値Wは、書き込動作時における閾値Vtの目標値である。書き込み狙い値Wは、消去狙い値Eよりも大きな値になる。
ここで、閾値Vtは、書き込み深さを示している。そして、閾値Vtが高くなるほど、書き込み深さが浅くなることになる。
図4に書き込み狙い値Wと消去狙い値Eとの関係を示す。書き込み狙い値Wは、リード値Rに対してフラッシュ動作マージンM3および保持マージンM4を加えた値である。リード値Rは、フラッシュコントローラ15が読み出し動作としてコントロール・ゲート20とソース21との間に与えるゲート電圧である。
フラッシュ動作マージンM3は、例えばノイズ等の外乱に対しても動作の確実性を保持するためのマージンである。保持マージンM4は、経年変化しても動作の確実性を保持するためのマージンである。
なお、本実施形態の閾値Vt(すなわち、書き込み深さ)を検出する検出処理は、特開2004−55098号公報等に示すように周知であるため、閾値Vtの検出処理の説明は省略する。
次に、本実施形態のCPU14におけるデータ部(Unit1)/チェックコード(Unit2)の書き込み処理について参照して説明する。
図5はCPU14によるデータ部(Unit1)/チェックコード(Unit2)の書き込み処理を示すフローチャートである。図6はCPU14によるチェックコードのリカバリ処理を示すフローチャートである。以下、リカバリ処理に先だって書き込み処理について説明する。
(書き込み処理)
書き込み処理は、CPU14によりROM10に記憶されるアプリケーションソフトが実行される際に、フラッシュメモリ13に対して、新データ(Unit3)の書き込みが要求される毎に実行される。
まず、ステップS100において、データ書き込み手段として、フラッシュコントローラ15を制御して、フラッシュメモリ13のうち、あるアドレスにおいて、新データ(Unit3)のデータ部(Unit1)を書き込ませる。
このとき、フラッシュコントローラ15は、フラッシュメモリ13に対してデータ部(Unit1)を2バイト(或いは4バイト)ずつ書き込む。そして、フラッシュコントローラ15によってデータ部(Unit1)を2バイト(或いは4バイト)書き込ませる毎に、データ部(Unit1)の全てのデータの書き込みが完了したか否かを判定する(ステップS110)。
このとき、データ部(Unit1)の書き込みが完了していない場合には、ステップS110においてNOと判定して、ステップS100に戻る。このことにより、データ部(Unit1)の全てのデータの書き込みが完了するまで、ステップS100の書き込み処理とステップS110のNO判定処理とを繰り返すことになる。
その後、データ部(Unit1)の全てのデータの書き込みが完了するとステップS110でYESと判定して、次のステップS120において、チェックコード書き込み手段として、フラッシュコントローラ15によって新データ(Unit3)のチュックコード(Unit2)を書き込ませる。
このように本実施形態では、新データ(Unit3)の書き込みが要求される毎に、新データ(Unit3)を書き込むアドレスを順次ずらして新データ(Unit3)の書き込みが実行されることになる。
(リカバリ処理)
リカバリ処理は、CPU14がリセットにより起動したときにリカバリ処理を実行する。リセットが発生する要因には、電源監視回路(図示省略)が電源の瞬断を検出してCPU14にリセット信号を出力したとき、或いはCPU14に内蔵されるウォッチドックタイマがプログラムの暴走を検出してCPU自体をリセットさせたときなどが考えられる。以下、リカバリ処理について説明する。
まず、ステップS200において、フラッシュメモリ13に書き込まれた全てのデータ(Unit3)のうち、リセット前にて最後に書き込んだ最終書き込みデータ(Unit3)を検索する。
まず、フラッシュメモリ13のうち末尾のアドレスに記憶されるデータ(Unit3)を読み出して、この読み出したデータ(Unit3)が、最終書き込みデータ(Unit3)であるか否かを判定する。(ステップS210)。
末尾のアドレスとは、フラッシュメモリ13に設定されるアドレス空間において、上記ステップS100によりデータ(Unit3)を書き始めるアドレスを最初のアドレスとしたときに最後のアドレスとなるものである。
あるアドレスにおいて最終書き込みデータ(Unit3)であるとして、ステップS210でYESと判定する。
次に、ステップS220において、検出手段として、最終書き込みデータ(Unit3)のチェックコード(Unit2)について各ビットの書き込み深さを検出する。これに伴い、ステップS230において、中断判定手段として、この検出される書き込み深さ(閾値Vt)が変動しているか否かを判定する。
具体的には、書き込み深さが消去狙い値Eから書き込み狙い値W迄の範囲内に入っているか否かを判定する。例えば、チェックコード(Unit2)を構成する複数ビットのうち、あるビットの書き込み深さが消去狙い値Eから書き込み狙い値W迄の範囲内に入っているときには、リセットの前にてチェックコード(Unit2)の書き込み動作が中断しているとしてYESと判定する。すなわち、チェックコード(Unit2)の書き込み動作の痕跡があると判定することになる。これに伴い、ステップS240において、上書き手段として、最終書き込みデータ(Unit3)のデータ部(Unit1)に対応付けて、チェックコード(Unit2)を上書きする。
一方、チェックコード(Unit2)を構成する複数ビットのうち値が「0」であるビットの書き込み深さが書き込み狙い値W以上であり、かつ値が「1」であるビットの書き込み深さが消去狙い値E以下であるときには、チェックコード(Unit2)の書き込み動作が完了したとして、NOと判定する。これに伴い、リカバリ処理の実行を終了する。
以上説明した本実施形態によれば、CPU14は、リセットにより起動されたとき、リセット前の最後に書き込まれた最終書き込みデータ(Unit3)に対応付けて書き込まれたチェックコードについて各ビットの書き込み深さを検出する。この検出される各ビット値の書き込み深さのうち、あるビットの書き込み深さが消去狙い値Eよりも大きく、かつ書き込狙い値W未満である場合には、リセットの前にてチェックコード(Unit2)の書き込み動作が中断されたと判定して、フラッシュメモリ13の最終書き込みデータ(Unit3)に対応付けてチェックコード(Unit2)を上書きする。
したがって、チェックコード(Unit2)の書き込み動作が中断した場合に、チェックコード(Unit2)を書き込むことができる。これにより、データ(Unit1)およびチェックコード(Unit2)を合わせたデータ(Unit3)が1つの単位として消滅することを防止することができる。
1 マイクロコンピュータ
10 ROM
11 RAM
12 I/O
13 フラッシュメモリ
14 CPU
15 フラッシュコントローラ

Claims (7)

  1. フラッシュメモリ(13)にデータを書き込むデータ書き込み手段(S100)と、
    前記データ書き込み手段による前記フラッシュメモリへのデータに書き込みが完了したときに、前記書き込んだデータは書き込みが完了したデータである旨を示すチェックコードを前記書き込んだデータに対応付けて前記フラッシュメモリに書き込むチェックコード書き込み手段(S120)と、
    リセットにより起動されたとき、前記リセット前の最後に書き込まれた最終書き込みデータに対応付けて書き込まれたチェックコードについて各ビットの書き込み深さを検出する検出手段(S220)と、
    前記検出手段により検出される前記各ビットの書き込み深さに基づいて、前記リセットの前にて前記チェックコードの書き込み動作が中断されたか否かを判定する中断判定手段(S230)と、
    前記リセットの前にて前記チェックコードの書き込み動作が中断されたと前記中断判定手段が判定したときに、前記チェックコードおよび前記最終書き込みデータのうち前記チェックコードのみを前記最終書き込みデータに対応付けて前記フラッシュメモリに対して上書きする上書き手段(S240)と、を備えることを特徴とするフラッシュメモリの書き込み装置。
  2. 前記チェックコード書き込み手段が前記チェックコードを前記フラッシュメモリに書き込むことにより、前記チェックコードを構成するビット値が「0」である場合には、前記書き込み深さが書き込み狙い値以上になり、かつ前記チェックコードを構成するビット値が「1」である場合には、前記書き込み深さが前記データの消去時の狙い値以下を維持するようになっており、
    前記検出手段が検出した各ビット値の書き込み深さのうち、あるビットの書き込み深さが前記データの消去時の狙い値よりも大きく、かつ前記書き込み狙い値未満である場合には、前記中断判定手段は、前記リセットの前にて前記チェックコードの書き込み動作が中断されたと判定することを特徴とする請求項1に記載のフラッシュメモリの書き込み装置。
  3. 前記チェックコードを構成する各ビットのうち値が「0」であるビットの前記書き込み深さが書き込み狙い値以上であり、かつ前記各ビットのうち値が「1」であるビットの前記書き込み深さが前記データの消去時の狙い値以下であるときには、前記中断判定手段は、前記リセットの前にて前記チェックコードの書き込み動作が完了したと判定することを特徴とする請求項2に記載のフラッシュメモリの書き込み装置。
  4. フラッシュメモリ(13)にデータを書き込むデータ書き込みステップ(S100)と、
    前記データ書き込みステップで記フラッシュメモリへのデータに書き込みが完了したときに、前記書き込んだデータは書き込みが完了したデータである旨を示すチェックコードを前記書き込んだデータに対応付けて前記フラッシュメモリに書き込むチェックコード書き込みステップ(S120)と、
    リセットにより起動されたとき、前記リセット前の最後に書き込まれた最終書き込みデータに対応付けて書き込まれたチェックコードについて各ビットの書き込み深さを検出する検出ステップ(S220)と、
    前記検出ステップにより検出される前記各ビットの書き込み深さに基づいて、前記リセットの前にて前記チェックコードの書き込み動作が中断されたか否かを判定する中断判定ステップ(S230)と、
    前記リセットの前にて前記チェックコードの書き込み動作が中断されたと前記中断判定ステップで判定したときに、前記チェックコードおよび前記最終書き込みデータのうち前記チェックコードのみを前記最終書き込みデータに対応付けて前記フラッシュメモリに対して上書きする上書きステップ(S240)と、を備えることを特徴とするフラッシュメモリの書き込み制御方法。
  5. 前記チェックコード書き込みステップで前記チェックコードを前記フラッシュメモリに書き込むことにより、前記チェックコードを構成するビット値が「0」である場合には、前記書き込み深さが書き込み狙い値以上になり、かつ前記チェックコードを構成するビット値が「1」である場合には、前記書き込み深さが前記データの消去時の狙い値以下を維持するようになっており、
    前記検出ステップで検出した各ビット値の書き込み深さのうち、あるビットの書き込み深さが前記データの消去時の狙い値よりも大きく、かつ前記書き込み狙い値未満である場合には、前記中断判定ステップは、前記リセットの前にて前記チェックコードの書き込み動作が中断されたと判定することを特徴とする請求項4に記載のフラッシュメモリの書き込み制御方法。
  6. 前記チェックコードを構成する各ビットのうち値が「0」であるビットの前記書き込み深さが書き込み狙い値以上であり、かつ前記各ビットのうち値が「1」であるビットの前記書き込み深さが前記データの消去時の狙い値以下であるときには、前記中断判定ステップは、前記リセットの前にて前記チェックコードの書き込み動作が完了したと判定することを特徴とする請求項5に記載のフラッシュメモリの書き込み制御方法。
  7. CPU(14)に
    フラッシュメモリ(13)にデータを書き込むデータ書き込み手段(S100)と、
    前記データ書き込み手段による前記フラッシュメモリへのデータに書き込みが完了したときに、前記書き込んだデータは書き込みが完了したデータである旨を示すチェックコードを前記書き込んだデータに対応付けて前記フラッシュメモリに書き込むチェックコード書き込み手段(S120)と、
    リセットにより起動されたとき、前記リセット前の最後に書き込まれた最終書き込みデータに対応付けて書き込まれたチェックコードについて各ビットの書き込み深さを検出する検出手段(S220)と、
    前記検出手段により検出される前記各ビットの書き込み深さに基づいて、前記リセットの前にて前記チェックコードの書き込み動作が中断されたか否かを判定する中断判定手段(S230)と、
    前記リセットの前にて前記チェックコードの書き込み動作が中断されたと前記中断判定手段が判定したときに、前記チェックコードおよび前記最終書き込みデータのうち前記チェックコードのみを前記最終書き込みデータに対応付けて前記フラッシュメモリに対して上書きする上書き手段(S240)として機能させるためのプログラム。
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