JP5861498B2 - 印褥具 - Google Patents

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Description

本発明は、印判の印面にインキを付着させる朱肉やスタンプ台等の印褥具に関し、蓋部材上面にエラストマー製のカバー体を設けた印褥具を提供するものである。
書類等に常に鮮明な印影を捺すために捺印用マットや敷物を使用するが、捺すたびにそのマット等を探すことが煩わしいため、上蓋の上面に弾力性を有する敷板を設け捺印する際この敷板を使用する朱肉入れ(特許文献1)が開示されている。
実開昭55−118761号
しかし特許文献1に開示されている発明は、比較的小ぶりの上蓋を敷板に使用するため書類等に隠れて元来動きやすい上、上蓋縁部の底面に配慮がないため卓上で滑りやすい。そのため、上蓋縁部の底面が横滑りしない抵抗感のある卓上を探すか、または止むを得ず平滑な卓上で使用する際は横滑りしないように注意して捺印する必要が生じていた。
上記の課題を解決するために完成された本発明は、インキを収容した容器と、該容器の上面を被装する蓋部材とからなる印褥具において、前記蓋部材は蓋体と該蓋体上面及び側面に被着されるエラストマー製のカバー体とよりなり、該カバー体の一部が前記蓋部材の一番下に位置する面の少なくとも一部をなすことを特徴とする印褥具である。
本発明は、エラストマー製のカバー体の一部が蓋部材底面の少なくとも一部を形成しているため、蓋部材の底面は卓上で滑りにくい。そのため、抵抗感のある卓上をわざわざ探す必要はないし、また平坦な卓上で使用する際も蓋部材の横滑りに過度に注意する必要がなくなる。
以下に、本発明の印褥具にかかる実施例について、図1、図2を参照しながら具体的に説明する。
容器1は、ポリブチレン-テレフタレート(PBT)樹脂、ABS樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂製であり、その形状は上面が開口した略箱型である。
容器1には、もぐさ等の天然繊維を混練した所謂練り朱肉インキや、インキを含浸したインキ吸蔵体2が収容できる。
インキ吸蔵体2の材質は、インキを含浸保持出来るものであればどんなものでもよいが、例えばクッション材とタンクフェルトを積層し刺し加工により一体品としたものを挙げることができる。クッション材の材質としては、発泡ポリエチレンや発泡ポリスチレン等を、タンクフェルトの材質としては、羊毛等の天然繊維・合成繊維(ポリエステル、ポリアミド、アクリル等)等を挙げることができる。
そして前記インキ吸蔵体2を容器1に収容し、その上方から綿布等の表布(図示しない)を被せた状態で、プラスチック製の枠体3を容器1に上方から嵌着する。この際、インキ吸蔵体2と表布との間に調節体を介在させてもよい。
容器1の上面に蓋部材4を着脱自在に被装する。ここで被装とは被せるように取り付けることを意味し、このように取り付けられるものであれば、ねじ込んで取り付けられても、嵌めて取り付けられてもよい。
蓋部材4は蓋体41とカバー体42とからなる。
蓋体41は容器1と同様、ポリブチレン-テレフタレート(PBT)樹脂、ABS樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂を採用可能である。
カバー体42はエラストマー製である。ここでエラストマーとは、常温付近でゴム状弾性を有するものの総称で、架橋した天然ゴム、スチレンーブタジエン共重合体・アクリロニトリルーブタジエン共重合体・クロロプレンゴム・シリコーンゴム・エチレンープロピレンージエンゴム等の合成ゴムのほか、ポリエチレン・ポリイソブチレン等の熱可塑性ポリオレフィン(TPO)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、熱可塑性ポリスチレン(SBS)、アクリル系熱可塑性樹脂等を採用可能である。
蓋部材4は、蓋体41の上面にカバー体42を被着して構成される。ここで被着とは被せるようにして付けることを意味し、このように付けられるものであれば、嵌めて付けても、接着して付けてもよい。
嵌めて付ける場合は、例えば図2に示すように蓋体41外周に設けた段部41aと(図2−B参照)、カバー体42底面内周に設けたフランジ42aと(図2−A参照)を係合させ、蓋体41の上面からカバー体42を被せるようにして取り付けることができる(図2−C参照)。
この際蓋体41とカバー体42とを脱着可能に構成することも可能であり、そのような構成にした場合、例えばカバー体42を透明にし、お気に入りの写真・絵・印刷物を蓋体41とカバー体42との間に挟みこんで使用すると自分だけのオリジナル印褥具とすることができる。また、切手・印紙等を蓋体41とカバー体42との間に挟みこんで使用すると収納スペースにもなる。
また、接着して付ける場合は、蓋体41の外周面とカバー体42の内周面を接着剤で貼り付けて、蓋体41の上面からカバー体42を被せるようにして取り付けてもよいし、二色成形やインサート成形によって蓋体41の上面からカバー体42を被せるようにして一体成形してもよい。
そしてこのとき、カバー体42の一部が蓋部材底面の少なくとも一部を形成するように被着する。これは蓋部材4の底面を卓上に置いたとき、カバー体42の一部が少なくとも卓上に接触することを意味する。
そしてこの際、カバー体42の一部が蓋部材底面の全部を形成するようにしても当然よい。このように形成する場合、カバー体42が蓋体41全体を覆うようにして形成してもよいし、カバー体42が蓋体41の上面・側面・底面を覆うようにして形成してもよい。
尚、本発明において底面とは、各部材において一番下に位置する面をいう。
本実施例は以上のような構成であり、次にその作用について詳細に説明する。
本発明の印褥具を使用する際は、印褥具から蓋部材4を外し蓋部材の底面を卓上に置く。そして蓋部材4の上面に書類を載置し、印判にインキを付着させ捺印する。その際蓋部材上面に形成したエラストマー製のカバー体42が捺印用マットや敷物の替わりとなり、従来通りそれらを探す手間が省けるとともに、本発明の印褥具は前記蓋部材底面の一部にもカバー体42が形成されているため蓋部材4が卓上で横滑りしにくい。よって蓋部材4を過度に押さえつける必要がなく使用に際し極めて有益である。
以上、現時点において最も実践的でありかつ好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う印褥具もまた技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
本発明印褥具の断面図 蓋体とカバー体の取り付け方を示す断面図
1 容器
2 インキ吸蔵体
3 枠体
4 蓋部材
41 蓋体
41a段部
42 カバー体
42aフランジ

Claims (1)

  1. インキを収容した容器と、該容器の上面を被装する蓋部材とからなる印褥具において、
    前記蓋部材は蓋体と該蓋体上面及び側面に被着されるエラストマー製のカバー体とよりなり、該カバー体の一部が前記蓋部材の一番下に位置する面の少なくとも一部をなすことを特徴とする印褥具。
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