JP5857764B2 - 画像処理システム、管理装置、画像形成装置、管理方法、および管理プログラム - Google Patents

画像処理システム、管理装置、画像形成装置、管理方法、および管理プログラム Download PDF

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Description

この発明は画像処理システム、管理装置、画像形成装置、管理方法、および管理プログラムに関し、特に、画像形成装置の認証管理を行なう画像処理システム、管理装置、画像形成装置、管理方法、および管理プログラムに関する。
コピー機やプリンターやそれらの複合機であるMFP(Multi-Functional Peripheral)などの画像形成装置では、予め使用を許可されたユーザーが登録されており、パスワードや生体情報などのユーザー情報を用いた認証成功の場合に、当該ユーザーによる画像形成装置の使用が許可されるという使い方がなされるものがある。さらにその一例として、MFPなどの様々な機能が備えられた画像形成装置では機能ごとや、画像形成装置の記憶装置に設けられた記憶領域ごとに、使用(アクセス)可能なユーザーを予め登録しておき、認証されたユーザーに対して許可された範囲のみで使用可能とする、という使い方もなされている。
このような使い方の場合では、ユーザー認証が成功し、さらに、そのユーザーの使用可能な機能やアクセス可能な記憶領域などのユーザー権限が特定された上で、当該ユーザーの画像形成装置の操作が可能となる。そのため、ユーザーが画像形成装置の操作が可能となるまで時間がかかり、操作性の妨げとなる、という問題があった。
このような問題に鑑みて、たとえば特開2008−129956号公報(以下、特許文献1)は、上記ユーザー認証を第1のログインとして、その後に要求を受けた場合に、上記権限の特定に相当する第2のログインを行なう構成として、第2のログインを必要としない基本機能は第1のログイン後に使用可能として、基本機能を利用するユーザーのログイン時間を短縮させる技術を開示している。
また、特開2009−130829号公報(以下、特許文献2)は、ユーザー認証が成功するとユーザー操作を許可しつつ、管理装置であるサーバーから画像形成装置に対してアドレス情報を送信し、その送信が完了した時点でそのアドレス情報の使用を可能とすることで、同様にログイン時間を短縮させる技術を開示している。
特開2008−129956号公報 特開2009−130829号公報
上記特許文献1,2の技術を採用することで、画像形成装置が操作可能となるまでの時間を短縮させることは可能であるが、ユーザーが機能を使用したり記憶領域にアクセスしたりするための操作よりも以前に当該ユーザーの権限が特定されていないとその操作が無効となってしまう。そのため、権限の認定に時間がかかると、ユーザーがその操作が可能となるまでに時間がかかり、操作性を損なう、という問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、ユーザー認証を伴う画像形成装置での、操作可能となるまでの時間を短縮し、操作性を向上させることのできる画像処理システム、管理装置、画像形成装置、管理方法、および管理プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、画像処理システムは、制御手段を有する画像形成装置と、画像形成装置のユーザー管理を行なうための管理装置とを備える。管理装置は、画像形成装置のログイン操作によって入力された認証情報を受け付けるための受付手段と認証情報を用いてユーザー認証を行なうための認証手段と、認証されたユーザーについての、画像形成装置の使用管理を規定するユーザー情報を参照して、画像形成装置の機能ごとに使用権限を特定するための特定手段と、認証手段での認証結果および特定手段での特定結果を画像形成装置に対して入力するための入力手段とを含む。特定手段は、画像形成装置に備えられる複数の機能の使用権限の有無を判断する順を特定して、その順に従って判断を行ない、入力手段は、認証結果の入力の後に、特定手段での判断の順に応じて多段階に特定結果を画像形成装置に入力する。画像形成装置の制御手段は、管理装置からの認証結果がユーザー認証の成功であった場合に、特定結果が入力されるよりも以前に認証結果の入力に応じて操作画面を表示する処理と、操作画面において実行の指示を受け付けると、実行が指示された機能について認証されたユーザーが使用権限を有しているとの特定結果が入力されている場合に、指示された機能を実行する処理とを行なう。
好ましくは、特定手段は、認証されたユーザーの画像形成装置の機能ごとの使用頻度に基づいて判断の順を特定する。
好ましくは、特定手段は、判断に用いる情報のデーターサイズに基づいて判断の順を特定する。
好ましくは、特定手段は、操作画面での提示の有無または操作画面で提示されている位置に応じて判断の順を特定する。
好ましくは、画像形成装置の制御手段は、実行の指示を受け付けた時点で、実行が指示された機能についての特定結果が管理装置から入力されていない場合には、特定結果が入力されるまで、指示された機能の実行を待機する。
好ましくは、画像形成装置の制御手段は、認証結果がユーザー認証の成功であった場合に、ログイン操作を受け付けてから予め規定された時間の経過の後に操作画面を表示する。
好ましくは、入力手段は、特定手段で判断がなされる都度、特定結果を画像形成装置に入力する。
本発明の他の局面に従うと、管理装置は画像形成装置のユーザー管理を行なうための管理装置であって、画像形成装置のログイン操作によって入力された認証情報を受け付けるための受付手段と、認証情報を用いてユーザー認証を行なうための認証手段と、認証されたユーザーについての、画像形成装置の使用管理を規定するユーザー情報を参照して、画像形成装置の機能ごとに、認証されたユーザーの使用権限を特定するための特定手段と、認証手段での認証結果および特定手段での特定結果を画像形成装置に対して入力するための入力手段とを備える。特定手段は、画像形成装置に備えられる複数の機能の、使用権限を有するか否か判断する順を特定して、その順に従って判断を行ない、入力手段は、認証結果の入力の後に、特定手段での判断の順に応じて多段階に特定結果を画像形成装置に入力する。
本発明のさらに他の局面に従うと、画像形成装置は、ユーザーからのログイン操作を受け付けるための第1の入力手段と、ログイン操作によって入力された認証情報に基づいたユーザー認証の結果である認証結果を入力するための第2の入力手段と、認証されたユーザーについての、当該画像形成装置の機能ごとの使用権限の有無を特定した特定結果を入力するための第3の入力手段と、当該画像形成装置の備える機能の実行を制御するための制御手段とを備える。制御手段は、認証結果がユーザー認証の成功であった場合に、特定結果が入力されるよりも以前に認証結果の入力に応じて操作画面を表示する処理と、操作画面において実行の指示を受け付けると、実行が指示された機能について認証されたユーザーが使用権限を有しているとの特定結果が入力されている場合に、指示された機能を実行する処理とを行なう。
好ましくは、画像形成装置は、認証されたユーザーについての、当該画像形成装置の機能ごとの使用権限の有無を特定するための特定手段をさらに備え、特定手段は、当該画像形成装置に備えられる複数の機能の使用権限の有無を判断する順を特定して、その順に従って判断を行なう。
好ましくは、第3の入力手段は、認証されたユーザーについての、当該画像形成装置の機能ごとの使用権限の有無を特定するための特定手段を有した管理装置からの特定結果の入力を受け付け、制御手段は、当該画像形成装置に備えられる複数の機能の使用権限の有無を判断する順を特定して、その順に従って管理装置に対して使用権限の有無の判断を要求する。
本発明のさらに他の局面に従うと、管理方法は画像形成装置のユーザー管理方法であって、画像形成装置へのログイン操作を受け付けるステップと、ログイン操作で入力された認証情報を用いてユーザー認証を行なうステップと、ユーザー認証の成功であった場合に、画像形成装置に操作画面を表示するステップと、画像形成装置の備える複数の機能について、規定された順に従って、認証されたユーザーの使用権限を判断するステップと、操作画面において実行の指示を受け付けると、実行が指示された機能について認証されたユーザーが使用権限を有していると判断されている場合に、指示された機能を実行するステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、管理プログラムは画像形成装置のユーザー管理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、画像形成装置へのログイン操作で入力された認証情報を用いてユーザー認証を行なうステップと、ユーザー認証の結果を画像形成装置に入力するステップと、画像形成装置の備える複数の機能について、規定された順に従って認証されたユーザーの使用権限を判断するステップと、判断の順に応じて多段階に機能ごとの認証されたユーザーの使用権限の有無を特定する特定結果を画像形成装置に入力するステップとをコンピュータに実行させる。
この発明によると、ユーザー認証を伴う画像形成装置においてユーザーが操作可能となるまでの時間を短縮することができ、ユーザーの利便性を向上させることができる。
実施の形態にかかる画像処理システムの構成の具体例を示す図である。 実施の形態にかかる画像処理システムに含まれるMFPのハードウェア構成の具体例を示す図である。 実施の形態にかかる画像処理システムに含まれるサーバーのハードウェア構成の具体例を示す図である。 画像処理システムでの動作概要を表わす図である。 MFPの機能構成の具体例を示す図である。 サーバーの機能構成の具体例を示すブロック図である。 MFPでの動作の流れを表わすフローチャートである。 サーバーでの動作の流れを表わすフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかる画像処理システムの構成の具体例を示す図である。
図1を参照して、画像処理システムは、画像形成装置としてのMFP(Multi-Functional Peripheral)100、MFP100へのユーザー認証の管理を行なう管理装置としてのサーバー300とを含む。これらは、図1に表わされたように、有線で接続されて相互に通信可能であってもよいし、無線で通信可能であってもよい。
画像形成装置はMFPに限定されず、コピー機やプリンターなど他の装置であってもよい。MFPは、コピー機やプリンターやファクシミリ送受信機などの機能を複合的に有する画像形成装置を指す。
<装置構成>
図2は、MFP100のハードウェア構成の具体例を示す図である。
図2を参照して、MFP100は、全体を制御するための演算装置であるCPU(Central Processing Unit)10と、CPU10で実行されるプログラムなどを記憶するためのROM(Read Only Memory)11と、CPU10でプログラムを実行する際の作業領域として機能するためのRAM(Random Access Memory)12と、図示しない原稿台に載置された原稿を光学的に読み取って画像データーを得るためのスキャナー13と、画像データーを印刷用紙上に固定するためのプリンター14と、情報を表示したり当該MFP100に対する操作入力を受け付けたりするためのタッチパネルを含んだ操作パネル15と、画像データーを保存するためのメモリー16と、サーバー300との通信の制御するためのネットワークコントローラー17とを含む。
操作パネル15は、図示しないタッチパネルと操作キー群とを含む。タッチパネルは、液晶表示装置などの表示装置と光学式タッチパネルや静電容量タッチパネルなどの位置指示装置とが重なって構成され、操作画面を表示して、その操作画面上の指示位置を特定する。CPU10は予め記憶されている画面表示をさせるためのデーターに基づいてタッチパネルに操作画面を表示させる。
メモリー16には、ボックスとも呼ばれる記憶領域が設けられている。ボックスとは、ユーザーや複数のユーザーからなるユーザーグループなどに関連して設定された記憶領域であり、後述するように、アクセス権を有するユーザーやユーザーグループのみに対してアクセス可能とされていてもよい。
サーバー300は、通常のPCで構成されてよい。そのため、そのハードウェア構成も、一般的なPCのハードウェア構成と同様である。
図3は、一例としての、サーバー300のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3を参照して、サーバー300は、全体を制御するための演算装置であるCPU30と、CPU30で実行されるプログラムなどを記憶するためのROM31と、CPU30でプログラムを実行する際の作業領域として機能するためのRAM32と、ジョブ等を記憶するための記憶装置としてのHD(Hard Disk)33と、MFP100との通信の制御するためのネットワークコントローラー34とを含む。
<動作概要>
図4は、本実施の形態にかかる画像処理システムでの動作概要を表わす図である。
図4を参照して、MFPにおいてユーザーからのログイン操作を受け付けると、ユーザー認証に用いる、パスワードや生体情報などのユーザー認証情報をサーバーに対して送信する(ステップS11)。
サーバーは、受信したユーザー認証情報を用いてユーザー認証を行なう(ステップS21)。ここでは、当該ユーザーがMFPの使用が許可されたユーザーであるか否かを認証するにとどまる。そして、その認証結果をMFPに対して送信する(ステップS22)。
上記ステップS21のサーバーでのユーザー認証が成功である場合、MFPはその認証結果に基づいて操作画面を表示する(ステップS12)。この表示は、サーバーから認証結果を受信した直後になされてもよいし、ログイン操作を受け付けてから規定された時間後になされてもよいし、後述するサーバーから送信される特定結果のうち、特定の機能またはアクセスについての特定結果までをサーバーから受信した段階でなされてもよい。この表示のタイミングは予め規定されているものであってもよいし、ユーザーや、管理者等の特定のユーザーが設定可能であってもよい。また、ログイン操作の際にユーザーが指定可能であってもよい。
この操作画面では、MFPで使用可能な機能やアクセスそれぞれについて、選択し、設定および実行の指示が可能に提示される。たとえば、MFPの備える機能としては、コピー機能、スキャンデーターを電子メールで送信する機能、ファクシミリ機能、などが挙げられ、記憶領域へのアクセス権としては指定された記憶装置にアクセスして指定されたデーターをダウンロードする機能が挙げられ、MFPと記憶領域へのアクセスとを連携した機能としては、指定された記憶装置にアクセスして指定されたデーターをMFPにダウンロードしてプリントする機能などが挙げられる。
上記ステップS12で表示される操作画面には、これら複数の項目のすべてについて選択し、設定および実行の指示が可能に提示されてもよいし、これら複数項目のうちの予め規定されたもののみが提示されてもよい。たとえば、コピー機能、スキャンデーターを電子メールで送信する機能、ファクシミリ機能、および指定された記憶装置にアクセスして指定されたデーターをプリントする機能、のみを選択し、選択された機能について、部数や読み込み解像度やカラー/モノクロの別などを設定してその設定の下で当該機能やアクセスを実行させるための操作画面を表示するようにしてもよい。
操作画面で表示する項目は予め規定されたものであってもよいし、ユーザーごとに規定されたものであってもよいし、後述する、ユーザーの使用履歴がMFPに記憶されている場合にはその使用履歴に基づいて(たとえば使用頻度の高い機能やアクセス、等)としてもよい。この場合、上記ステップS12で表示する操作画面を予め複数用意しておき、ユーザーに応じて、またはユーザーの使用履歴に応じてそれら複数の操作画面の中から表示する操作画面を選択するようにしてもよい。
MFPは、この画面においてユーザーからの設定操作を受け付け、その後、当該設定の下で選択された機能やアクセスを実行させるための操作を受け付けることができる。
サーバーでは、上記ステップS21でのユーザー認証に引き続き、当該ユーザーについての権限特定処理を実行する(ステップS23)。
ここでは、MFPの備える機能やMFPからアクセス可能な記憶領域などのMFPの各種使用について、ユーザーごとに使用の可否が予め規定されているものとする。具体的な内容としては、たとえば、MFPの備えるコピー機能、スキャン機能、プリント機能などの各機能の使用の可否、またその使用量(コピー枚数等)の制限、MFPからMFP自身の記憶装置や別装置である記憶装置に備えられる各記憶領域へのアクセス権の有無、などが、ユーザーごとに規定されているものとする。そして、これらそれぞれの項目についてのユーザーごとの使用の可否や使用量の制限やアクセス権の有無を規定した情報が、ユーザーのMFP100の使用管理を規定するユーザー情報としてサーバーまたは他の装置に記憶されている。
なお、すべての項目について権限が設定されていなくてもよい。すなわち、権限の設定がなく、どのユーザーであっても自由に使用可能な機能や自由な量使用可能な機能やアクセス可能な記憶領域などがあってもよい。
権限特定処理は、サーバーは、認証されたユーザーについてこのユーザー情報を参照して、項目ごとに当該ユーザーが使用可能であるか否か、許可された使用量にすでに達しているか否か、アクセス可能であるか否か、を特定する処理を指す。
なお、以降の説明において、ユーザーが使用を許可されているMFPの機能や、その機能での使用量の制限や、MFPからアクセスが許可されている記憶領域などをまとめて、当該ユーザーのMFPの使用権限とも称する。この、「使用権限」は、MFPの機能の使用権限のみではなく、その機能での使用量の制限や、MFP自身の記憶装置や別装置である記憶装置へのMFPからのアクセス権も含む概念で用いられる。また、以降の説明において、MFPから記憶領域へのアクセスもMFPの機能の使用として、「機能」とまとめて称する。すなわち、「機能の実行」には、MFPから他の記憶領域へのアクセスも含まれるものとする。
さらに、サーバーまたは他の装置には、ユーザーごとのこれら項目についての使用履歴が記憶されている。使用履歴は、後述するMFPから送信される実行情報に基づいて蓄積される。
サーバーは、ユーザー履歴に規定されている複数項目の1つずつについて、当該ユーザーの使用履歴に基づく順で、当該ユーザーに使用権限があるか否かを特定する。なお、このときの特定順の好適な例としてユーザーの使用履歴に基づく順が挙げられる。これにより、ログインユーザーが使用する可能性の高い機能から先に使用権限の有無が確認されることになる。
他の例として、特定に用いる情報のデーターサイズに基づく順が挙げられる。このデーターサイズの小さいものから順に特定していくことで、早くに多くの項目について使用権限の有無が確認されることになる。
また他の例として、上記操作画面にて提示されているか否かや、提示されている位置に基づく順が挙げられる。操作画面に提示されている機能、操作画面において上に提示されている機能は、ユーザーが操作画面において選択して実行を指示する可能性が高いため、この順でしよう権限の有無が確認されることで、ログインユーザーが使用する可能性の高い機能から先に使用権限の有無が確認されることになる。
さらには、ユーザー自身によって設定された順や、管理者等の特定のユーザーによって設定された順、などであってもよい。この設定は、ログイン操作のときにするようにしてもよい。このようにすることで、ユーザーが自身の使い方に応じて実行可能となる時期を早めることができるため、より利便性を向上させることができる。
そして、サーバーは、特定された結果を特定結果としてMFPに対して通知する(ステップS24)。この通知は、好ましくは上記項目の使用権限の有無の特定が完了するたびにMFPに対してなされる。または、数項目ずつ、多段階に分けて通知するようにしてもよい。
MFPは、実行を指示された機能について、サーバーから使用権限があるとの特定結果が通知されていると、指示された機能を実行する(ステップS13)。実行が指示された時点で特定結果がサーバーから送信されていない場合には、その特定結果が送信されるまで、実行を待機する。そして、実行の後、実行した機能を表わした実行情報をサーバーに対して送信する(ステップS14)。サーバーは、その実行情報に基づいて当該ユーザーの使用履歴を更新する(ステップS25)。
なお、上記操作画面において実行の指示を受け付けたものの、サーバーからの特定結果によって当該ユーザーの使用権限がないものについては、上記ステップS13での実行を行なわない。この場合、その旨を示すメッセージを表示するなどしてもよい。
<機能構成>
図5は、上記動作を行なうためのMFP100の機能構成の具体例を示す図である。
図5に示された各機能は、MFP100のCPU10がROM11に記憶されるプログラムを読み出しRAM12上で展開して実行することによって、主にCPU10上に形成される機能である。しかしながら、少なくとも一部が、図2に表わされたハードウェア構成によって実現されてもよい。
図5を参照して、CPU10は、操作パネル15でのログイン操作に基づく操作信号の入力を受け付けるためのログイン受付部101と、その操作信号からユーザー認証に用いるためのユーザー認証情報を特定して、ネットワークコントローラー17を介してサーバー300にユーザー認証情報を送信するための認証情報送信部102と、ネットワークコントローラー17を介してサーバー300からユーザー認証の結果である認証結果を受信したり、上述した、当該ユーザーの使用権限の特定結果を受信したりするための結果受信部103と、操作パネル15における操作画面等の表示を制御するための表示制御部104と、操作パネル15に表示された操作画面上での指示操作に基づく操作信号の入力を受け付けるための指示受付部105と、指示された機能を実行するための実行部106と、その実行を実行情報としてネットワークコントローラー17を介してサーバー300に対して送信するための実行情報送信部107とを含む。
表示制御部104は、サーバーでのユーザー認証が成功であった場合、予め記憶している操作画面を操作パネル15に表示する処理を行なう。このとき表示する操作画面は、上述のように、MFP100で使用可能なすべての機能やアクセス可能な記憶領域を選択可能に提示するものであってもよいし、その中の特定の機能や記憶領域を提示するものであってよい。特定の機能や記憶領域は、予め設定されていてもよいし、ユーザーや管理者等の特定のユーザーによって設定されていてもよい。
実行部106は、サーバーでの権限特定処理において当該ユーザーに使用権限があると特定された機能の実行が指示されている場合にはその機能を実行する。サーバーにおいて当該ユーザーに使用権限があると特定されていない機能が指示されている場合にはその機能やアクセスを実行しない。なお、このとき、その旨を表示制御部104に通知することで、表示制御部104において権限を有さないことを通知するための通知画面が操作パネル15に表示されてもよい。
図6は、上記動作を実行するためのサーバー300の機能構成の具体例を示すブロック図である。図6に示された各機能は、サーバー300のCPU30がROM31に記憶されるプログラムを読み出しRAM32上で展開して実行することによって、主にCPU30上に形成される機能である。しかしながら、少なくとも一部が、図3に表わされたハードウェア構成によって実現されてもよい。
図6を参照して、HD33には、ユーザー認証のための情報や使用権限を規定した情報をユーザー情報として記憶するための記憶領域であるユーザー情報記憶部331と、ユーザーごとのMFP100の使用履歴を記憶するための記憶領域である使用履歴記憶部332とが設けられる。
さらに図6を参照して、CPU10は、ネットワークコントローラー34を介してMFP100から送信されたユーザー認証情報の入力を受け付けるための認証情報入力部301と、入力したユーザー認証情報をユーザー情報記憶部331に記憶されているユーザー認証情報とを用いてユーザー認証を行なうための認証部302と、その認証結果をネットワークコントローラー34を介してMFP100に対して送信するための認証結果送信部303と、認証部302で認証されたユーザーについてのMFP100の使用権限を特定する処理を実行するための権限特定処理部304と、当該ユーザーについて特定された使用権限を特定結果としてネットワークコントローラー34を介してMFP100に対して送信するための特定結果送信部305と、ネットワークコントローラー34を介してMFP100から送信された実行情報の入力を受け付けるための実行情報入力部306と、実行情報に基づいて使用履歴記憶部332に記憶されているユーザーの使用履歴を更新するための更新部307とを含む。
認証部302での認証方法は本実施の形態において特定の方法には限定されない。たとえばパスワードの一致や生体情報の一致などであってよい。
権限特定処理部304は、認証部302で認証されたユーザーの使用履歴を使用履歴記憶部332から読み出すための読出部41と、使用履歴に基づいて使用権限を有するか否か判断する項目の順を特定するための処理順特定部42と、ユーザー情報記憶部331に記憶されているユーザー情報を参照して特定された項目の順に当該ユーザーが使用権限を有するか否か判断して当該ユーザーの使用権限を特定するための権限特定部43とを含む。
処理順特定部42は、たとえば、当該ユーザーの使用履歴から各機能の使用頻度を算出して、その使用頻度の高い機能から順に使用権限を有するか判断する項目の順と特定してもよい。このとき、特定の使用期間の使用履歴を用いて使用頻度を算出してもよいし、当該画像処理システムに複数台のMFPが含まれる場合に、対象とするMFP100についての使用履歴のみを用いて使用頻度を算出してもよいし、すべてのMFPの使用履歴を用いて使用頻度を算出してもよい。
権限特定部43は、項目ごとに権限を有するか否かを判断して、その結果を特定結果送信部305に渡す。そして、特定結果送信部305は、項目ごとに特定結果をMFP100に対して送信する。
<動作フロー>
図7は、MFP100での動作の流れを表わすフローチャートである。図7のフローチャートに表わされた動作は、MFP100のCPU10がROM11に記憶されるプログラムを読み出しRAM12上で展開して実行し、図5の各機能を発揮させることによって実現される。
図7を参照して、MFP100に対するログイン操作がなされると(ステップS101でYES)、ステップS103でCPU10は、ログイン操作で入力されたユーザーIDおよびパスワードなどのユーザー認証情報をサーバー300に対して送信する。そしてその後、サーバー300からの認証結果の受信を待機する(ステップS105でNO)。
サーバー300から認証結果を受信し(ステップS105でYES)、かつ、その結果が認証成功であった場合(ステップS107でYES)、ステップS109でCPU10は、操作パネル15に操作画面を表示し、当該ユーザーの操作を許可する。ここで表示される操作画面は、予め規定されている操作画面であってもよいし、ユーザーごとに規定されているものであってもよい。また、ここで、操作画面はサーバー300から認証結果を受信した直後に表示するようにしてもよいし、上記ログイン操作から規定時間の経過の後に表示するようにしてもよい。このようにすることで、操作画面において実行の指示を受け付ける時点で後述するサーバー300からの特定情報を受信している可能性が高まり、実行の指示の後に直ちに指示された機能を実行することができる可能性が高くなる。さらにそのタイミングが当該ユーザーや管理者等の特定のユーザーによって設定されているものであってもよい。
CPU10は、上記ステップS109での操作画面の表示の後、ログインユーザーからの操作を受け付けて機能の選択や設定などの指示に従って設定処理や画面更新処理等を行なう。そして、最終の当該機能の実行の指示を待機する(ステップS111でNO)。
表示された操作画面において機能が選択され、その機能の実行が指示されると(ステップS111でYES)、その機能が使用権限を有する機能である場合には(ステップS113でYES)、PCU10は、サーバー300から当該機能についての特定結果を受信しているか否かを確認する。そして、その機能についての特定結果をすでにサーバー300から受信しており、かつ、ログインユーザーがその機能の使用権限を有している場合には(ステップS115でYES、かつステップS117でYES)、ステップS119でCPU10は、指示された機能を実行する。そして、ステップS121でCPU10は、その実行を表わした実行情報をサーバー300に対して送信する。
サーバー300から当該機能について使用権限を有しているか否かを特定した特定結果をまだ受信していない場合には(ステップS115でNO)、CPU10は直ちには当該機能を実行せず、その特定情報の受信を待機する。そして、受信の後、特定内容に応じて以降の動作を行なう。
なお、実行を指示された機能が使用権限を有さず自由に使用可能な機能である場合には、上記ステップS115,S117の確認をスキップして、ステップS119でその機能を実行する。
実行を指示された機能がサーバー300において使用権限を有していない機能であった場合(ステップSでYES、かつステップS117でNO)、CPU10は指示された機能を実行しない。このとき、CPU10は、ログインユーザーについて許可されていない、またはすでに規定された使用量に達している等の、実行できない理由を操作パネル15に表示させたり、ログインユーザーに予め関連付けて記憶されているアドレス宛で電子メールを送信したりして、その理由を提示するようにしてもよい。
そして、一例として、CPU10はその後に上記ステップS109からの動作を繰り返す。すなわち、実行を指示された機能が許可されていない場合には、再び操作画面を表示させて、新たな操作が可能としてよい。他の例として、以降の動作を行なわず、ログアウト(S125)するようにしてもよい。
なお、使用権限を有していない機能が特定された上で上記ステップS109に戻って再度操作画面を表示する場合、PCU10は、使用権限を有していない機能を操作画面において使用権限を有していない機能とは異なる表示態様としてよい。たとえば、グレーアウトさせるなどして選択不可な状態で表示してもよいし、操作画面に表示しないようにしてもよい。
CPU10は、以上の動作をログアウト操作が行なわれるまで繰り返す(ステップS123でNO)。すなわち、ログアウト操作がなされていない場合には、指示された機能の実行が完了すると上記ステップS109の動作に戻って、再び操作画面を表示するようにしてもよい。
なお、2回目以降に上記ステップS109で操作画面を表示する場合にも、使用権限を有していない機能を操作画面において使用権限を有していない機能とは異なる表示態様としてよい。たとえば、グレーアウトさせるなどして選択不可な状態で表示してもよいし、操作画面に表示しないようにしてもよい。
そして、ログインユーザーからのログアウト操作を受け付けると(ステップS123でYES)、ステップS125でCPU10はログアウト処理を行なって、一連の動作を終了する。
図8は、サーバー300での動作の流れを表わすフローチャートである。図8のフローチャートに表わされた動作は、サーバー300のCPU30がROM31に記憶されるプログラムを読み出しRAM32上で展開して実行し、図6の各機能を発揮させることによって実現される。
図8を参照して、MFP100からユーザー認証情報を受信し、ユーザー認証処理の要求を受けると(ステップS201でYES)、ステップS203でCPU30は、ユーザー認証処理を実行する。そして、ステップS205でその認証結果をMFP100に対して送信する。
上記ステップS203で認証成功であった場合(ステップS207でYES)、引き続いてステップS209でCPU10は、認証されたユーザーのMFP100の使用履歴を読み出して、ステップS211で使用権限を特定する項目の順を特定する。ここでは、使用履歴に基づいて機能ごとの使用頻度を算出して、その頻度の高いものから順に使用権限を特定する項目の順とする処理を行なう。
ステップS213でCPU30は、上記ステップS211で特定された最も早い順の項目について、認証されたユーザーのユーザー情報を参照して使用権限を有するか否かを確認する。ここでは、ユーザー情報において使用が許可されているか否か、アクセス権を有するか否か、使用量が制限された量に達しているか否か、などを項目に応じて確認する。そして、ステップS215でCPU30は、その特定結果をMFP100に対して送信する。
ユーザー情報に規定されているすべての項目のうち、また未確認の項目がある場合(ステップS217でYES)、ステップS213でCPU30は、上記ステップS211で特定された次に早い順の項目から順に、未確認の項目がなくなるまで(ステップS217でYES)上記ステップS213〜S217の動作を繰り返す。
CPU10は、MFP100から上記ステップS121で送信された実行情報を受信すると(ステップS219でYES)、ステップS221でその実行情報を用いて当該ユーザーの使用履歴を更新する。そして、一連の動作を終了する。
なお、図8の例では、MFP100からの実行情報を使用権限の確認が完了した後に受信するものとしているが、上述のように特定情報は順位の早い項目から順にMFP100に対して送信されるために、すべての項目についての確認が完了するよりも以前にMFP100で使用権限を有するとされた機能が実行されて、実行情報が送信される場合もあり得る。また、使用権限を必要としない機能が実行された場合には、上記ステップS213の確認よりも以前に実行情報が送信される場合もあり得る。つまり、上記ステップS205でユーザー認証成功の認証情報を送信した後、MFP100からの実行情報はどのタイミングで受信されてもよい。その場合、CPU30は、実行情報を受信した後に直ちに使用履歴を更新してもよいし、図8の一連の動作の終了の後に使用履歴を更新するようにしてもよい。
<実施の形態の効果>
本実施の形態にかかる画像処理システムにおいて以上の動作が行なわれることで、MFP100を使用しようとするユーザーは、ログイン操作を行なってサーバー300においてユーザー認証が成功した段階で、MFP100に対してログインが許可されて、表示された操作画面にて操作が可能となる。
操作画面において選択したり設定したりした後に実行指示を行なうよりも以前にサーバー300から選択された機能の使用権限を有するとの特定結果が送信されていると、ユーザーは、上記操作画面での選択や設定動作に引き続いて実行指示を行なうことで、その機能がMFP100で実行されることになる。つまり、この場合、ユーザーは、サーバー300でのユーザー認証の時間のみをログイン時間として感じることになり、その後の使用権限の確認のための時間、操作を行なわずに待機しておく必要がない。
また、サーバー300では、ユーザーのMFP100での使用頻度の高い機能から順に使用権限の有無を確認して特定結果を確認される都度、多段階でMFP100に返すため、使用頻度の高い機能ほど、早く実行可能な状態となる。
これは、特に、使用権限を有しない機能や使用頻度の高い機能の場合には、ユーザー認証の後にスムーズにMFP100を使用して機能を実行させることが可能となり、すべての項目について使用権限の有無を確認した後に実行可能とする場合と比較して、格段に操作性を向上させることができる。
<変形例1>
なお、以上の説明では好適な例として、ユーザーの使用履歴に基づいて使用頻度の高い機能から順に使用権限を有するか否かの確認を行なうものとしているが、その他、ユーザーや管理者等の特定のユーザーによって設定された順であってもよい。そのようにすることでも、ユーザーの利便性を向上させることができる。
<変形例2>
上の例では、サーバー300において使用権限の有無が確認されると、項目ごとにその特定結果がMFP100に送信されるものとしている。しかしながら、他の例として、使用頻度の高い順など確認する順の早い順にグループ分けし、そのグループに属する項目についての確認が完了した時点で、つまり、多段階で特定結果をMFP100に対して送信するようにしてもよい。そのようにすることで、サーバー300からMFP100に対する通信回数を抑えつつ、ユーザーの利便性を向上させることができる。
<変形例3>
上の例では、サーバー300において使用権限を有するか否かを確認する項目の順を特定するものとしている。これは、CPU30がサーバー300自身または他の装置の記憶装置に記憶されているユーザーの使用履歴やユーザー等による確認順の設定を読み出すことで実現される。
他の例として、MFP100に使用履歴が記憶されており、または、MFP100のCPU10が他の装置に記憶されている使用履歴を読み出して使用権限を有するか否かを確認する項目の順を特定し、その順に従って、順次、サーバー300に対して使用権限を有するか否か問い合わせ、その回答として特定結果をサーバー300から得るようにしてもよい。すなわち、上述の読出部41および処理順特定部42をMFP100のCPU10が備えてもよい。このようにすることで、サーバー300での処理を簡易となって使用権限の特定に有する時間が短縮化され、よりユーザーの利便性を向上させることができる。
<変形例4>
さらに、上の例では、図1に表わされたように、サーバー300がMFP100とは別の装置とされているが、サーバー300がMFP100に組み込まれてもよい。すなわち、図6に表わされた各機能がCPU10で実現されるものであってもよい。
<変形例5>
さらに、上述の動作をMFP100のCPU10やサーバー300のCPU30に実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,30 CPU、11,31 ROM、12,32 RAM、13 スキャナー、14 プリンター、15 操作パネル、16 メモリー、17,34 ネットワークコントローラー、41 読出部、42 処理順特定部、43 権限特定部、100 MFP、101 ログイン受付部、102 認証情報送信部、103 結果受信部、104 表示制御部、105 指示受付部、106 実行部、107 実行情報送信部、300 サーバー、301 認証情報入力部、302 認証部、303 認証結果送信部、304 権限特定処理部、305 特定結果送信部、306 実行情報入力部、307 更新部、331 ユーザー情報記憶部、332 使用履歴記憶部。

Claims (13)

  1. 制御手段を有する画像形成装置と、
    前記画像形成装置のユーザー管理を行なうための管理装置とを備え、
    前記管理装置は、
    前記画像形成装置のログイン操作によって入力された認証情報を受け付けるための受付手段と、
    前記認証情報を用いてユーザー認証を行なうための認証手段と、
    前記認証されたユーザーについての、前記画像形成装置の使用管理を規定するユーザー情報を参照して、前記画像形成装置の機能ごとに使用権限を特定するための特定手段と、
    前記認証手段での認証結果および前記特定手段での特定結果を前記画像形成装置に対して入力するための入力手段とを含み、
    前記特定手段は、前記画像形成装置に備えられる複数の機能の前記使用権限の有無を判断する順を特定して、その順に従って前記判断を行ない、
    前記入力手段は、前記認証結果の入力の後に、前記特定手段での前記判断の順に応じて多段階に前記特定結果を前記画像形成装置に入力し、
    前記画像形成装置の制御手段は、
    前記管理装置からの前記認証結果が前記ユーザー認証の成功であった場合に、前記特定結果が入力されるよりも以前に前記認証結果の入力に応じて操作画面を表示する処理と、
    前記操作画面において実行の指示を受け付けると、前記実行が指示された機能について前記認証されたユーザーが使用権限を有しているとの前記特定結果が入力されている場合に、前記指示された機能を実行する処理とを行なう、画像処理システム。
  2. 前記特定手段は、前記認証されたユーザーの前記画像形成装置の機能ごとの使用頻度に基づいて前記判断の順を特定する、請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記特定手段は、前記判断に用いる情報のデーターサイズに基づいて前記判断の順を特定する、請求項1に記載の画像処理システム。
  4. 前記特定手段は、前記操作画面での提示の有無または操作画面で提示されている位置に応じて前記判断の順を特定する、請求項1に記載の画像処理システム。
  5. 前記画像形成装置の制御手段は、前記実行の指示を受け付けた時点で、前記実行が指示された機能についての前記特定結果が前記管理装置から入力されていない場合には、前記特定結果が入力されるまで、前記指示された機能の実行を待機する、請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理システム。
  6. 前記画像形成装置の制御手段は、前記認証結果が前記ユーザー認証の成功であった場合に、前記ログイン操作を受け付けてから予め規定された時間の経過の後に前記操作画面を表示する、請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理システム。
  7. 前記入力手段は、前記特定手段で前記判断がなされる都度、前記特定結果を前記画像形成装置に入力する、請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理システム。
  8. 画像形成装置のユーザー管理を行なうための管理装置であって、
    前記画像形成装置のログイン操作によって入力された認証情報を受け付けるための受付手段と、
    前記認証情報を用いてユーザー認証を行なうための認証手段と、
    前記認証されたユーザーについての、前記画像形成装置の使用管理を規定するユーザー情報を参照して、前記画像形成装置の機能ごとに、前記認証されたユーザーの使用権限を特定するための特定手段と、
    前記認証手段での認証結果および前記特定手段での特定結果を前記画像形成装置に対して入力するための入力手段とを備え、
    前記特定手段は、前記画像形成装置に備えられる複数の機能の、前記使用権限を有するか否か判断する順を特定して、その順に従って前記判断を行ない、
    前記入力手段は、前記認証結果の入力の後に、前記特定手段での前記判断の順に応じて多段階に前記特定結果を前記画像形成装置に入力する、管理装置。
  9. ユーザーからのログイン操作を受け付けるための第1の入力手段と、
    前記ログイン操作によって入力された認証情報に基づいたユーザー認証の結果である認証結果を入力するための第2の入力手段と、
    前記認証されたユーザーについての、当該画像形成装置の機能ごとの使用権限の有無を特定した特定結果を入力するための第3の入力手段と、
    当該画像形成装置の備える機能の実行を制御するための制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記認証結果が前記ユーザー認証の成功であった場合に、前記特定結果が入力されるよりも以前に前記認証結果の入力に応じて操作画面を表示する処理と、
    前記操作画面において実行の指示を受け付けると、前記実行が指示された機能について前記認証されたユーザーが使用権限を有しているとの前記特定結果が入力されている場合に、前記指示された機能を実行する処理とを行なう、画像形成装置。
  10. 前記認証されたユーザーについての、当該画像形成装置の機能ごとの使用権限の有無を特定するための特定手段をさらに備え、
    前記特定手段は、当該画像形成装置に備えられる複数の機能の、前記使用権限の有無を判断する順を特定して、その順に従って前記判断を行なう、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記第3の入力手段は、前記認証されたユーザーについての、当該画像形成装置の機能ごとの使用権限の有無を特定するための特定手段を有した管理装置からの、前記特定結果の入力を受け付け、
    前記制御手段は、当該画像形成装置に備えられる複数の機能の、前記使用権限の有無を判断する順を特定して、その順に従って前記管理装置に対して前記使用権限の有無の判断を要求する、請求項9に記載の画像形成装置。
  12. 画像形成装置のユーザー管理方法であって、
    前記画像形成装置へのログイン操作を受け付けるステップと、
    前記ログイン操作で入力された認証情報を用いてユーザー認証を行なうステップと、
    前記ユーザー認証の成功であった場合に、前記画像形成装置に操作画面を表示するステップと、
    前記画像形成装置の備える複数の機能について、規定された順に従って、前記認証されたユーザーの使用権限を判断するステップと、
    前記操作画面において実行の指示を受け付けると、前記実行が指示された機能について前記認証されたユーザーが使用権限を有していると判断されている場合に、前記指示された機能を実行するステップとを備える、管理方法。
  13. 画像形成装置のユーザー管理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記画像形成装置へのログイン操作で入力された認証情報を用いてユーザー認証を行なうステップと、
    前記ユーザー認証の結果を前記画像形成装置に入力するステップと、
    前記画像形成装置の備える複数の機能について、規定された順に従って、前記認証されたユーザーの使用権限を判断するステップと、
    前記判断の順に応じて多段階に前記機能ごとの前記認証されたユーザーの使用権限の有無を特定する特定結果を前記画像形成装置に入力するステップとを前記コンピュータに実行させる、管理プログラム。
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