JP5855730B1 - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】実現可能な停止制御の種類を確保しつつ、メインROMの容量を削減することが可能な遊技機を提供する。【解決手段】更新ビットデータ取得処理により取得したレジスタの値を参照し、キャリーフラグがONであるか否かを判定する処理を行い、キャリーフラグがONではない場合に、更新ビットデータがセットされているレジスタの値を、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域に格納する処理を行う。そして、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域に格納されている値に基づいて、左リール18、中リール19、右リール20の回転を停止する制御を行う。【選択図】図60

Description

本発明は、遊技機に関する。
従来、複数の図柄が周面に描かれた複数のリールと、当該複数のリールの周面に描かれた図柄の一部を表示する表示窓とを備え、遊技者によるメダル等の遊技価値の投入操作とスタートレバーに対する開始操作とに基づいて全リールを回転させ、遊技者による停止ボタンの操作に基づいて各リールを停止させることにより表示窓に図柄を停止表示する遊技機(いわゆる「パチスロ」)が知られている。このような遊技機は、表示窓に表示される図柄のうち、予め定められたライン(以下、「有効ライン」という)上に予め定められた図柄の組み合わせが停止表示された場合に、遊技者に対して特典(例えば、メダル)を付与する。
また、このような遊技機は、遊技者によるスタートレバーの操作を検出し、スタートレバーの操作を検出したことに基づいて所定の乱数値を抽出し、当該抽出した乱数値と、当選役毎に抽選値が規定された当選役決定テーブルとに基づいて当選役を決定し、当該決定された当選役と、遊技者による停止ボタンの操作とに基づいてリールの停止制御を行う。ここで、決定された当選役によっては、予め定められた図柄の組み合わせのうち、複数の図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されることが許容される場合がある。
このとき、当選役として「ハズレ」が決定された場合には、何れのタイミングで停止ボタンの操作が行われたとしても特典を受けることができる図柄の組み合わせが表示されることはない。また、適切なタイミングで停止ボタンの操作が行われなければ当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に停止表示されない当選役や、何れのタイミングで停止ボタンの操作が行われても当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に停止表示される当選役がある。
すなわち、適切なタイミングで停止ボタンの操作が行われなければ当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に停止表示されない当選役が当選役として決定された場合には、適切なタイミングで停止操作を行う必要があることから、遊技者には停止ボタンの操作に関する一定の技量等が要求される。
また、このような遊技機にあっては、遊技者にとって不利な通常状態において、所定の条件が充足された場合には、通常状態と比較して遊技者にとって有利な状態(以下、「特定状態」という)に移行する制御が行われる。ここで、「特定状態」とは、メダルの払出が行われる図柄の組み合わせ(以下、「入賞に係る図柄の組み合わせ」という)が有効ライン上に表示される確率が通常状態よりも向上するボーナスゲーム(「RB(レギュラーボーナス)」,「BB(ビッグボーナス)」,「CB(チャレンジボーナス)」,「MB(ミドルボーナス)」等)や、適切な操作順序で停止ボタンを操作しなければ入賞に係る図柄の組み合わせが表示されない(または適切な操作順序で停止ボタンを操作しなければ、メダルの払出枚数が少ない方の入賞に係る図柄の組み合わせが表示される)特定の当選役が決定された場合に、適切な停止ボタンの操作順序等が報知される「AT(アシストタイム)」、メダルの投入操作を行うことなくスタートレバーを操作することにより遊技が開始される再遊技が当選役として決定される確率を向上させる「RT(リプレイタイム)」、ATとRTが同時に作動する「ART(アシストリプレイタイム)等がある。従って、遊技者は、遊技者にとって有利な特定状態への移行を望みながら遊技を行うこととなる。
近時、このような遊技機において、停止テーブルを用いて各リールの停止制御を行う遊技機が知られている(例えば、特許文献1)。このような遊技機の停止テーブルには、複数のリールのうち、左リールの周面に描かれた図柄に対応する図柄番号と、予め定められた滑りコマ数が対応付けて規定されており、各図柄に「1」バイトのデータが割り当てられ、「1」バイトのデータのうち、上位「4」ビットと、下位「4」ビットに停止テーブルが記憶されている。そして、停止テーブルには、各図柄に対応する図柄番号と、停止するか停止しないかを「1」ビットで表す停止データを対応付けることにより、停止テーブルの容量を削減することができることから、メインROMの容量を削減することができる。
特開2005−319187号公報
しかしながら、このような遊技機は、メインROMの容量が限られているため、メインROMの容量を更に削減することができる遊技機が望まれていた。一方で、メインROMの容量を削減することだけを考えると、実現可能な停止制御の種類が少なくなってしまうため、遊技に対する興趣が低下してしまう虞がある。このため、実現可能な停止制御の種類を確保しつつ、メインROMの容量を更に削減することができる遊技機が望まれていた。
本発明は、このような実情に鑑み、実現可能な停止制御の種類を確保しつつ、メインROMの容量を削減することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
このような課題を解決するために、本発明に係る遊技機は、複数の図柄が周面に配された複数のリールと、遊技者による開始操作を検出する開始操作検出手段と、前記開始操作検出手段により前記開始操作が検出されたことに基づいて、当選役を決定する当選役決定手段と、前記開始操作検出手段により、前記開始操作が検出されたことに基づいて、前記複数のリールを回転する制御を行うリール回転制御手段と、前記複数のリールそれぞれに対応して設けられ、遊技者による停止操作を検出する停止操作検出手段と、前記当選役ごとに複数のオフセット値を規定するオフセット値規定手段と、前記リール回転制御手段により、前記複数のリール全てが回転している状態において、前記停止操作検出手段により検出された前記停止操作の種別に基づいて、前記オフセット値規定手段により規定された複数のオフセット値から一のオフセット値を選択するオフセット値選択手段と、前記リールを停止するための停止データが規定された停止データ規定手段と、前記オフセット値選択手段により選択された前記一のオフセット値に基づいて、前記停止データを取得する第1停止データ取得手段と、前記第1停止データ取得手段により取得された前記停止データを記憶する停止データ記憶手段と、前記停止データ記憶手段に記憶されている前記停止データのうち、前記リール回転制御手段により回転されている前記リールを停止するために使用する使用データを記憶する使用データ記憶手段と、前記使用データ記憶手段により記憶されている前記使用データを所定の順序で更新する使用データ更新手段と、前記リール回転制御手段により、前記複数のリールのうち、一のリールが停止し、他のリールが回転している状態において、前記停止操作検出手段により検出された前記停止操作の種別に基づいて、前記オフセット値選択手段により選択されている一のオフセット値を他のオフセット値に変更するオフセット値変更手段と、前記オフセット値変更手段により変更された前記他のオフセット値に基づいて、前記停止データを取得する第2停止データ取得手段と、前記使用データ記憶手段により記憶されている前記使用データが、前記第2停止データ取得手段により取得された前記停止データに含まれているか否かを判定する使用データ判定手段と、前記使用データ判定手段により、前記使用データ記憶手段により記憶されている前記使用データが、前記第2停止データ取得手段により取得された前記停止データに含まれていないと判定された場合に、前記停止データ記憶手段に記憶されている前記停止データを、前記第2停止データ取得手段により取得された前記停止データに更新する制御を行う停止データ更新制御手段と、前記停止データ記憶手段により記憶されている前記停止データに基づいて、前記リールの回転を停止する制御を行うリール停止制御手段と、を備えたことを特徴とする。
ここで、「停止操作の種別」とは、複数設けられた停止ボタンの操作の種類や順序をいう。
本発明によれば、メインROMの容量を削減することが可能な遊技機を提供することができる。
遊技機の正面図の一例を示す図である。 キャビネットの内部構造の一例を示す図である。 前面扉の裏面の一例を示す図である。 遊技機全体のブロック図の一例を示す図である。 演出装置の可動態様の一例を示す図である。 配列データテーブルの一例を示す図である。 図柄組み合わせ群が「00」の場合の図柄組み合わせテーブルの一例を示す図である。 図柄組み合わせ群が「01」の場合の図柄組み合わせテーブルの一例を示す図である。 図柄組み合わせ群が「02」の場合の図柄組み合わせテーブルの一例を示す図である。 図柄組み合わせ群が「03」の場合の図柄組み合わせテーブルの一例を示す図である。 図柄組み合わせ群が「04」の場合の図柄組み合わせテーブルの一例を示す図である。 当選役と、停止ボタンの操作順序と、入賞等の関係の一例を示す図である。 非RT遊技状態用第1当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第1RT遊技状態用第1当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第2RT遊技状態用第1当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第3RT遊技状態用第1当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第4RT遊技状態用第1当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第5RT遊技状態用第1当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第6RT遊技状態用第1当選役決定テーブルの一例を示す図である。 第2当選役決定テーブルの一例を示す図である。 遊技状態移行図の一例を示す図である。 図柄管理ビットテーブルの一例を示す図である。 第1図柄ビットテーブルの一例を示す図である。 第2図柄ビットテーブルの一例を示す図である。 引込優先順位テーブルの一例を示す図である。 有効表示図柄ビットテーブルの一例を示す図である。 順押し第1停止テーブル選択テーブルの一例を示す図である。 順押し第1停止テーブルの一例を示す図である。 停止レベルテーブルの一例を示す図である。 停止ビットデータ検索テーブルの一例を示す図である。 変則押し用第1停止選択テーブルの一例を示す図である。 使用ビットデータ選択テーブルの一例を示す図である。 左リール用変則押しテーブルの一例を示す図である。 中リール用変則押しテーブルの一例を示す図である。 右リール用変則押しテーブルの一例を示す図である。 メイン制御基板におけるプログラム開始処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるメインループ処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるスタートレバーチェック処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における内部抽選処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における図柄コード設定処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるリール回転開始準備処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるリール停止前処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における引込予想処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における引込優先順位取得処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における図柄配列データ取得処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における有効表示図柄ビット取得処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における得点データ算定処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるリール回転中処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における停止制御リール設定処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における押圧基準位置取得処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における滑りコマ数取得処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における滑りコマ数取得中処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における引込検索処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における引込検索中処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における検索位置算定処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における第1停止処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における順押しデータ設定処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における停止レベルテーブル合成処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における停止テーブルデータ取得処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における変則押しデータ設定処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における変則押しテーブル合成処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるリール停止処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における第2停止後レベルチェック処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における表示判定処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における遊技状態移行処理の一例を示す図である。 メイン制御基板におけるRT遊技状態移行処理の一例を示す図である。 メイン制御基板における割込処理の一例を示す図である。 第1停止前にメインRAMに格納されるデータの例を示す図である。 第1停止後にメインRAMに格納されるデータの例を示す図である。 第2停止後にメインRAMに格納されるデータの例を示す図である。 第3停止時にメインRAMに格納されるデータの例を示す図である。 使用ビットデータ選択テーブルのビットデータの比較の例を示す図である。 使用ビットデータの値の更新の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
(遊技機の構成)
まず、図1〜図3を用いて、本発明における遊技機1の構成について具体的に説明する。図1は、遊技機の正面図の一例を示す図であり、図2は、キャビネット2の内部構造の一例を示す図である。また、図3は、前面扉3の裏面の一例を示す図である。
(遊技機1)
本実施形態における遊技機1は、後述のキャビネット2と、前面扉3等から構成されている。
(キャビネット2)
キャビネット2は、略矩形状の箱体であって、正面側に開口を有する。また、キャビネット2には、複数の部品が取り付けられている。
(前面扉3)
前面扉3は、キャビネット2の正面側の開口を閉塞するように取り付けられている。また前面扉3には、複数の部品が取り付けられている。
(蝶番機構4)
蝶番機構4は、キャビネット2の正面視左側に設けられており、前面扉3を開閉可能に軸支するために設けられている。
(鍵穴5)
鍵穴5は、前面扉3の中央右側に設けられ、施錠装置(図示せず)により前面扉3を開錠するために設けられている。ここで、遊技店の店員等がメンテナンス作業や、設定値の変更等を行う場合に、前面扉3に設けられている施錠装置(図示せず)の開錠が行われる。まず、前面扉3の鍵穴5にドアキー(図示せず)を挿入して時計回り方向に所定角度回動することにより開錠する。次に、前面扉3を開放し、メンテナンス作業や、設定値の変更等の作業を行う。そして、メンテナンス作業や、設定値の変更等の作業が終了すると、前面扉3を閉じることにより施錠される。
(メダル投入口6)
メダル投入口6は、鍵穴5の正面視左側上方に設けられ、遊技者がメダルを投入するために設けられている。
(BETボタン7)
BETボタン7は、メダル投入口6の正面視左側に設けられ、貯留(クレジット)されたメダルのうち、「1」枚のメダルを遊技に使用するために設けられている。
(MAXBETボタン8)
MAXBETボタン8は、BETボタン7の正面視右側に設けられ、貯留(クレジット)されたメダルのうち、一遊技(「1」ゲーム)において使用可能な最大枚数のメダルを遊技に使用するために設けられている。ここで、本実施形態において、一遊技で使用可能なメダルの最大値は「3」枚である。
(精算ボタン9)
精算ボタン9は、BETボタン7の奥側に設けられ、遊技者が獲得したメダルのうち、貯留(クレジット)されているメダルの精算を行うために設けられている。なお、本実施形態において、貯留(クレジット)可能なメダルの最大枚数は「50」枚である。
(スタートレバー10)
スタートレバー10は、BETボタン7の下方に設けられている。また、スタートレバー10は、遊技者が後述の左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する契機となる開始操作を行うために設けられている。ここで、遊技者による開始操作が検出されたことに基づいて、後述のメイン制御基板300は、ハード乱数を取得する処理や、後述の左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する処理等を行う。
(左停止ボタン11)
左停止ボタン11は、スタートレバー10の正面視右側に設けられている。また、左停止ボタン11は、遊技者が後述の左リール18の回転を停止する契機となる停止操作を行うために設けられている。
(中停止ボタン12)
中停止ボタン12は、左停止ボタン11の正面視右側に設けられている。また、中停止ボタン12は、遊技者が後述の中リール19の回転を停止する契機となる停止操作を行うために設けられている。
(右停止ボタン13)
右停止ボタン13は、中停止ボタン12の正面視右側に設けられている。また、右停止ボタン13は、遊技者が後述の右リール20の回転を停止する契機となる停止操作を行うために設けられている。
(返却ボタン14)
返却ボタン14は、右停止ボタン13の正面視右側に設けられている。また、返却ボタン14は、メダル投入口6に投入されたメダルが後述のセレクター15に詰まった場合に、詰まったメダルを返却するために設けられている。
(セレクター15)
セレクター15は、前面扉3の背面側に設けられている。また、セレクター15は、メダル投入口6に投入されたメダルの材質や形状等が適正であるか否かを判別するために設けられている。
(エラー解除センサ16s)
エラー解除センサ16sは、鍵穴5の背面側に設けられており、遊技機1で発生したエラーを解除するために設けられている。ここで、エラー解除センサ16sは、発光部と受光部からなり、鍵穴5にドアキー(図示せず)を挿入し、当該ドアキー(図示せず)を反時計回り方向に所定角度回動させると、施錠部(図示せず)が回動することとなる。そして、受光部は、施錠部が回動することにより、発光部から発光された光を受光することができなくなる。これにより、エラー解除センサ16sは、遊技機1で発生したエラーを解除するためのエラー解除操作を検知することとなる。
(ドア開閉センサ17s)
ドア開閉センサ17sは、鍵穴5の背面側に設けられており、前面扉3が開放しているか否かを検出するために設けられている。ここで、ドア開閉センサ17sは、発光部と受光部からなり、鍵穴5にドアキー(図示せず)を挿入し、当該ドアキー(図示せず)を時計回り方向に所定角度回動させると、施錠部(図示せず)が回動することとなる。そして、受光部は、施錠部が回動することにより、発光部から発光された光を受光することができなくなる。これにより、ドア開閉センサ17sは、前面扉3の開放を検知することとなる。
(左リール18)
左リール18は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、左リール18の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、左リール18は、後述の左ステッピングモータ151により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
(中リール19)
中リール19は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、中リール19の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、中リール19は、後述の中ステッピングモータ152により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
(右リール20)
右リール20は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、右リール20の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、右リール20は、後述の右ステッピングモータ153により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
(演出ボタン21)
演出ボタン21は、MAXBETボタン8の正面視右側に設けられており、遊技者が所定のタイミングで操作するために設けられている。また、演出ボタン21には、後述の演出ボタンセンサ710sに接続されている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述の演出ボタンセンサ710sが演出ボタン21の操作を検出した場合に、後述の演出制御基板600を介して、後述の液晶表示装置46等の制御を行う。
(十字キー22)
十字キー22は、演出ボタン21の正面視右側に設けられており、上方向ボタン、下方向ボタン、左方向ボタン、及び右方向ボタンにより構成され、遊技者が所定のタイミングで操作するために設けられている。また、十字キー22には、後述の十字キー基板711が接続されている。そして、後述のサブ制御基板400は、後述の十字キー基板711が十字キー22の操作を検出した場合に、後述の演出制御基板600を介して、後述の液晶表示装置46等の制御を行う。
(表示窓23)
表示窓23は、左リール18、中リール19、右リール20の前面側に設けられており、左リール18、中リール19、右リール20の周面に描かれた複数の図柄を視認可能とするために設けられている。具体的には、左リール18の周面に描かれた「3」個の図柄、中リール19の周面に描かれた「3」個の図柄、及び右リール20の周面に描かれた「3」個の図柄の合計「9」個の図柄が表示窓23を介して視認可能となる。
(スタートランプ24)
スタートランプ24は、BETボタン7の上方に設けられており、スタートレバー10により開始操作を受け付けることが可能であるか否かを報知するために設けられている。具体的には、後述のメイン制御基板300は、BETボタン7、MAXBETボタン8の操作により、遊技に使用するメダルの枚数が「3」枚となった場合や、メダル投入口6に「3」枚のメダルが投入された場合、前回の遊技において、後述の「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、スタートランプ24を点灯することにより、スタートレバー10により開始操作を受け付けることが可能である旨を報知する処理を行う。
(有効ライン)
ここで、本実施形態において、有効ラインは、表示窓23に表示された図柄のうち、左リール18の上段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の下段に表示された図柄を直線で結んだ「右下がりライン」のみを有効ラインとしている。
ここで、本実施形態において、表示窓23に表示された図柄のうち、(a)左リール18の上段に表示された図柄と、中リール19の上段に表示された図柄と、右リール20の上段に表示された図柄を直線で結んだラインを「上段ライン」といい、(b)左リール18の中段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の中段に表示された図柄を直線で結んだラインを「中段ライン」といい、(c)左リール18の下段に表示された図柄と、中リール19の下段に表示された図柄と、右リール20の下段に表示された図柄を直線で結んだラインを「下段ライン」といい、(d)左リール18の下段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の上段に表示された図柄を直線で結んだラインを「右上がりライン」という。なお、有効ラインは、右下がりラインではなく、上段ライン、中段ライン、下段ライン、右上がりラインを適用してもよいし、右下がりラインに加えて、上段ライン、中段ライン、下段ライン、右上がりラインを適用してもよい。
(第1BETランプ25)
第1BETランプ25は、スタートランプ24の正面視右側に設けられており、BET枚数が「1」枚であることを報知するために設けられている。具体的には、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6に「1」枚以上のメダルが投入された場合や、メダルが「1」枚以上貯留(クレジット)されている状態において、BETボタン7、またはMAXBETボタン8が操作された場合等に、第1BETランプ25を点灯する処理を行う。
(第2BETランプ26)
第2BETランプ26は、第1BETランプ25の上方に設けられており、BET枚数が「2」枚であることを報知するために設けられている。具体的には、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6に「2」枚以上のメダルが投入された場合や、メダルが「2」枚以上貯留(クレジット)されている状態において、BETボタン7が「2」回操作された場合等に、第2BETランプ26を点灯する処理を行う。
(第3BETランプ27)
第3BETランプ27は、第2BETランプ26の上方に設けられており、BET枚数が「3」枚であることを報知するために設けられている。具体的には、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6に「3」枚のメダルが投入された場合や、メダルが「3」枚以上貯留(クレジット)されている状態において、MAXBETボタン8が操作された場合、前回の遊技において、後述の「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合等に、第3BETランプ27を点灯する処理を行う。
(貯留枚数表示器28)
貯留枚数表示器28は、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27の正面視右側に設けられている。また、貯留枚数表示器28は、遊技機1に貯留(クレジット)されている遊技者のメダルの貯留(クレジット)枚数を表示するために設けられている。
(払出枚数表示器29)
払出枚数表示器29は、貯留枚数表示器28の正面視右側に設けられている。また、払出枚数表示器29は、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに応じて払い出されるメダルの払出枚数を表示するために設けられている。また、払出枚数表示器29は、遊技機1がエラー状態となった場合に、エラー状態になったことが表示される。
(投入可能表示ランプ30)
投入可能表示ランプ30は、払出枚数表示器29の正面視右側に設けられている。ここで、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6により、メダルの投入を受け付ける場合には、投入可能表示ランプ30を点灯させる処理を行う。一方、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6により、メダルの投入を受け付けない場合には、投入可能表示ランプ30を消灯させる処理を行う。これにより、遊技者に対して、メダル投入口6により、メダルの投入を受け付けるか否かの報知を行う。
(再遊技表示ランプ31)
再遊技表示ランプ31は、投入可能表示ランプ30の下方に設けられている。ここで、後述のメイン制御基板300は、有効ライン上に後述の「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが表示された場合に、再遊技表示ランプ31を点灯させる処理を行う。一方、後述のメイン制御基板300は、有効ライン上に後述の「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが表示された次の遊技において、有効ライン上に後述の「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが表示されなかった場合には、再遊技表示ランプ31を消灯させる処理を行う。これにより、有効ライン上に「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが表示されたことと、メダルを使用することなく、次の遊技を行うことが可能である旨の報知を行う。
(Bonus表示部32)
Bonus表示部32は、表示窓23の正面視右側に設けられている。また、Bonus表示部32にはLEDが設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のサブ制御基板400により管理される状態がBonus状態となった場合に、後述のコンパネLED中継基板700と、後述のBonus表示LED基板705を介してBonus表示部32に設けられたLEDを点灯させる処理を行う。一方、後述のサブ制御基板400は、後述のBonus状態が終了した場合に、後述のコンパネLED中継基板700と、後述のBonus表示LED基板705を介してBonus表示部32に設けられたLEDを消灯させる処理を行う。これにより、遊技者に対してBonus状態に移行したことと、遊技者に対してBonus状態が終了したことの報知を行う。
(ART表示部33)
ART表示部33は、Bonus表示部32の下方に設けられている。また、ART表示部33にはLEDが設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のサブ制御基板400により管理される状態がART状態となった場合に、後述のコンパネLED中継基板700と、後述のART表示LED基板706を介してART表示部33に設けられたLEDを点灯させる処理を行う。一方、後述のサブ制御基板400は、後述のART状態が終了した場合に、後述のコンパネLED中継基板700と、後述のART表示LED基板706を介してART表示部33に設けられたLEDを消灯させる処理を行う。これにより、遊技者に対してART状態に移行したことと、遊技者に対してART状態が終了したことの報知を行う。
(RUSH表示部34)
RUSH表示部34は、表示窓23の正面視左側に設けられている。また、RUSH表示部34にはLEDが設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のサブ制御基板400により管理される状態が第1上乗せ状態となった場合に、後述のコンパネLED中継基板700と、後述のRUSH表示LED基板707を介してRUSH表示部34に設けられたLEDを点灯させる処理を行う。一方、後述のサブ制御基板400は、後述の第1上乗せ状態が終了した場合に、後述のコンパネLED中継基板700と、後述のRUSH表示LED基板707を介してRUSH表示部34に設けられたLEDを消灯させる処理を行う。これにより、遊技者に対して第1上乗せ状態に移行したことと、遊技者に対して第1上乗せ状態が終了したことの報知を行う。
(停止ボタン操作表示部35)
停止ボタン操作表示部35は、RUSH表示部34の下方に設けられており、(a)左停止ボタン11を操作することが最適であるタイミングに発光する左停止ボタン操作表示部35Lと、(b)中停止ボタン12を操作することが最適であるタイミングに発光する中停止ボタン操作表示部35Cと、(c)右停止ボタン13を操作することが最適であるタイミングに発光する右停止ボタン操作表示部35Rとにより構成されており、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序を報知するために設けられている。また、左停止ボタン操作表示部35L、中停止ボタン操作表示部35C、右停止ボタン操作表示部35RのそれぞれにはLEDが設けられている。これにより、後述のサブ制御基板400により管理される状態がART状態である場合において、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の最適な操作順序の報知を行う。
(左停止ボタン操作表示部35L)
左停止ボタン操作表示部35Lは、左停止ボタン11を操作することが最適なタイミングであることを報知するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のサブ制御基板400により管理される状態がART状態である場合において、左停止ボタン11を操作することが最適なタイミングである場合には、後述のコンパネLED中継基板700と、後述の停止ボタン操作LED基板708を介して左停止ボタン操作表示部35Lに設けられたLEDを点灯する処理を行う。一方、後述のサブ制御基板400は、後述のART状態において、左停止ボタン操作表示部35Lに設けられたLEDを点灯させる処理を行った後、左停止ボタン11の操作が行われた場合には、後述のコンパネLED中継基板700と、後述の停止ボタン操作LED基板708を介して左停止ボタン操作表示部35Lに設けられたLEDを消灯させる処理を行う。これにより、左停止ボタン11を操作することが最適なタイミングであることの報知を行う。
(中停止ボタン操作表示部35C)
中停止ボタン操作表示部35Cは、中停止ボタン12を操作することが最適なタイミングであることを報知するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のサブ制御基板400により管理される状態がART状態である場合において、中停止ボタン12を操作することが最適なタイミングである場合には、後述のコンパネLED中継基板700と、後述の停止ボタン操作LED基板708を介して中停止ボタン操作表示部35Cに設けられたLEDを点灯する処理を行う。一方、後述のサブ制御基板400は、後述のART状態において、中停止ボタン操作表示部35Cに設けられたLEDを点灯させる処理を行った後、中停止ボタン12の操作が行われた場合には、後述のコンパネLED中継基板700と、後述の停止ボタン操作LED基板708を介して中停止ボタン操作表示部35Cに設けられたLEDを消灯させる処理を行う。これにより、中停止ボタン12を操作することが最適なタイミングであることの報知を行う。
(右停止ボタン操作表示部35R)
右停止ボタン操作表示部35Rは、右停止ボタン13を操作することが最適なタイミングであることを報知するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のサブ制御基板400により管理される状態がART状態である場合において、右停止ボタン13を操作することが最適なタイミングである場合には、後述のコンパネLED中継基板700と、後述の停止ボタン操作LED基板708を介して右停止ボタン操作表示部35Rに設けられたLEDを点灯する処理を行う。一方、後述のサブ制御基板400は、後述のART状態において、右停止ボタン操作表示部35Rに設けられたLEDを点灯させる処理を行った後、右停止ボタン13の操作が行われた場合には、後述のコンパネLED中継基板700と、後述の停止ボタン操作LED基板708を介して右停止ボタン操作表示部35Rに設けられたLEDを消灯させる処理を行う。これにより、右停止ボタン13を操作することが最適なタイミングであることの報知を行う。従って、後述のサブ制御基板400により管理される状態がART状態である場合において、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の最適な操作順序の報知を行う。
(スタートレバーLED36)
スタートレバーLED36は、スタートレバー10の内部に設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、所定のタイミングで、後述のコンパネLED中継基板700と、後述のスタートレバーLED基板709を介してスタートレバーLED36を点灯または点滅させる処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うことが可能となる。
(腰部パネル37)
腰部パネル37は、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の下方に設けられており、遊技機1の機種名やモチーフ等を遊技者へ認識させるために設けられている。
(受皿ユニット38)
受皿ユニット38は、腰部パネル37の下方に設けられている。また、受皿ユニット38は、後述のメダル払出口39から排出されたメダルを受け入れて貯留するために設けられている。
(メダル払出口39)
メダル払出口39は、腰部パネル37の下方に設けられており、メダルの払出が行われる場合において、後述のホッパー202により払い出されるメダルを排出するために設けられている。また、メダル払出口39は、後述のセレクターセンサ15sにより、メダル投入口6に投入されたメダルが適正なメダルではないと判別された場合に、適正でないメダルを排出するために設けられている。更に、メダル払出口39は、メダルの投入を受け付けることが不可能なタイミングに、メダル投入口6にメダルが投入された場合に、当該メダルの投入を受け付けることが不可能なタイミングで投入されたメダルを排出するために設けられている。
(左上部スピーカ40)
左上部スピーカ40は、前面扉3の背面側に設けられている。また、左上部スピーカ40は、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。
(左下部スピーカ41)
左下部スピーカ41は、前面扉3の背面側に設けられている。また、左下部スピーカ41は、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。
(右上部スピーカ42)
右上部スピーカ42は、前面扉3の背面側に設けられている。また、右上部スピーカ42は、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。
(右下部スピーカ43)
右下部スピーカ43は、前面扉3の背面側に設けられている。また、右下部スピーカ43は、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。
(設定表示部44)
設定表示部44は、後述のメイン制御基板300に設けられており、遊技機1の設定値を表示するために設けられている。ここで、後述のメイン制御基板300は、設定変更キー(図示せず)を後述の設定変更用鍵穴48に挿入した状態で時計回り方向に所定角度回動された場合に、現在設定されている設定値を設定表示部44に表示する処理を行う。
(設定変更ボタン45)
設定変更ボタン45は、後述の設定スイッチ基板250に設けられており、設定値を変更するために設けられている。ここで、後述のメイン制御基板300は、現在設定されている設定値が設定表示部44に表示されている状態において、設定変更ボタン45の操作が検出された場合に、設定表示部44に表示されている設定値を切り替えて表示する処理を行う。なお、現在設定されている設定値は、後述の設定変更キースイッチ49swがオンとなることによって設定表示部44に表示されることとなる。そして、後述のメイン制御基板300は、現在設定されている設定値が設定表示部44に表示されている状態において、スタートレバー10の操作が検出された場合に、設定値を確定する処理を行う。なお、後述のメイン制御基板300は、遊技機1でエラーが発生した場合に、設定変更ボタン45の操作が検出されたことに基づいて、エラーを解除する処理を行う。即ち、本実施形態において、設定変更ボタン45は、(a)設定値を切り替える機能と、(b)エラーを解除する機能を有する。
なお、本実施形態において、設定値は、設定「1」から設定「6」の「6」段階の設定値が設けられている。このため、設定表示部44に設定「1」である旨の情報が表示されている状態において、設定変更ボタン45の操作が検出されると、設定表示部44に設定「2」である旨の情報が表示され、以降、設定変更ボタン45を操作する毎に、設定表示部44に表示される設定値が「1」ずつ加算して表示される。ただし、設定表示部44に設定「6」である旨の情報が表示されている状態において、設定変更ボタン45が操作されると、設定表示部44には設定「1」である旨の情報が表示されることとなる。
なお、本実施形態において、設定値は、設定「1」から設定「6」の「6」段階の設定値が設けられていることとしたが、これに限定されることはない。例えば、設定値は、「2」段階や、「3」段階でもよく、「4」段階や、「5」段階でもよい。
(液晶表示装置46)
液晶表示装置46は、左リール18、中リール19、右リール20の上方に設けられ、動画像・静止画像等を表示するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のサブ制御基板400により管理される状態がART状態である場合において、後述の内部抽選処理により「押し順ベルA1〜A4」、または「押し順ベルB1〜B4」の何れかが決定された場合等に、演出制御基板600を介して、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序を液晶表示装置46に表示する処理を行う。
(外部集中端子板47)
外部集中端子板47は、後述の設定スイッチ基板250の正面視右側下方に設けられ、ホールコンピュータ(図示せず)等の遊技機1の外部に対して、(a)遊技に使用したメダルの枚数を特定可能なメダル投入信号、(b)遊技者に対して払い出したメダルの枚数を特定可能なメダル払出信号、(c)後述のサブ制御基板400により管理される状態がART状態に移行した旨を特定可能なART状態信号、(d)後述のサブ制御基板400により管理される状態がBonus状態に移行したことを特定可能なBonus状態信号、(e)後述のサブ制御基板400により管理される状態が第1上乗せ状態に移行したことを特定可能な第1上乗せ状態信号、(f)不正行為が行われたことが特定可能なセキュリティ信号を送信するために設けられている。
ここで、より具体的に説明すると、「ART状態信号」は、メイン制御基板300により管理される状態が第4RT遊技状態に移行した場合に出力される信号であり、「Bonus状態信号」は、メイン制御基板300により管理される状態が第3RT遊技状態に移行した場合に出力される信号であり、「第1上乗せ状態信号」は、メイン制御基板300により管理される状態が第5RT遊技状態に移行した場合に出力される信号である。
(設定変更用鍵穴48)
設定変更用鍵穴48は、後述の設定スイッチ基板250に設けられ、設定値を変更するために設けられている。また、設定変更用鍵穴48には、設定変更キー(図示せず)を設定変更用鍵穴48に挿入した状態で時計回り方向に所定角度回動されたことを検出する後述の設定変更キースイッチ49swが設けられている。
(演出装置50)
演出装置50は、液晶表示装置46の前面側に設けられている。ここで、サブ制御基板400は、演出装置50を可動することが決定された場合には、演出制御基板600と、演出装置ドライブ基板650を介して、演出装置50を上下方向に可動する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うことができる。
(ステータス基板100)
ステータス基板100は、前面扉3の背面側であって、表示窓23の下方に設けられている。また、ステータス基板100には、後述のBETスイッチ7sw、後述のMAXBETスイッチ8sw、後述の精算スイッチ9sw、後述のスタートスイッチ10sw、後述の左停止スイッチ11sw、後述の中停止スイッチ12sw、後述の右停止スイッチ13sw、後述のセレクターセンサ15s、エラー解除センサ16s、ドア開閉センサ17s、スタートランプ24、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27、貯留枚数表示器28、払出枚数表示器29、投入可能表示ランプ30、再遊技表示ランプ31、及びメイン制御基板300が接続されている。
(リール制御基板150)
リール制御基板150は、左リール18、中リール19、右リール20の上方に設けられており、左リール18、中リール19、右リール20の回転、及び停止を制御するために設けられている。また、リール制御基板150には、後述の左ステッピングモータ151、後述の中ステッピングモータ152、後述の右ステッピングモータ153、後述の左リールセンサ154s、後述の中リールセンサ155s、後述の右リールセンサ156s、及びメイン制御基板300が接続されている。
(左ステッピングモータ151)
左ステッピングモータ151は、左リール18の内部に設けられており、左リール18の制御を行うために設けられている。また、左ステッピングモータ151は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、左リール18は、左ステッピングモータ151に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メイン制御基板300は、リールインデックスを検出してから左ステッピングモータ151に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、左リール18の回転角度を管理する。
(中ステッピングモータ152)
中ステッピングモータ152は、中リール19の内部に設けられており、中リール19の制御を行うために設けられている。また、中ステッピングモータ152は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、中リール19は、中ステッピングモータ152に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メイン制御基板300は、リールインデックスを検出してから中ステッピングモータ152に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、中リール19の回転角度を管理する。
(右ステッピングモータ153)
右ステッピングモータ153は、右リール20の内部に設けられており、右リール20の制御を行うために設けられている。また、右ステッピングモータ153は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、右リール20は、右ステッピングモータ153に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メイン制御基板300は、リールインデックスを検出してから右ステッピングモータ153に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、右リール20の回転角度を管理する。
(左リールセンサ154s)
左リールセンサ154sは、左リール18の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、左リールセンサ154sは、左リール18が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
(中リールセンサ155s)
中リールセンサ155sは、中リール19の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、中リールセンサ155sは、中リール19が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
(右リールセンサ156s)
右リールセンサ156sは、右リール20の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、右リールセンサ156sは、右リール20が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
(電源基板200)
電源基板200は、キャビネット2の内部であって、正面視左側に設けられており、遊技機1に電力を供給する制御を行うために設けられている。また、電源基板200には、後述の電源スイッチ201sw、後述のホッパー202、後述の補助収納庫センサ203s、及びメイン制御基板300が接続されている。
(電源ボタン201)
電源ボタン201は、後述のホッパー202の正面視左側に設けられており、遊技機1に電力を供給する操作を行うために設けられている。
(ホッパー202)
ホッパー202は、電源基板200の正面視右側に設けられており、遊技者に対してメダルを払い出すために設けられている。ここで、後述のメイン制御基板300は、有効ライン上にメダルを払い出す図柄の組み合わせが表示された場合に、電源基板200を介してホッパー202を駆動する処理を行い、遊技者に対してメダルを払い出す処理を行う。
(補助収納庫203)
補助収納庫203は、ホッパー202の正面視右側に設けられており、ホッパー202に貯留されているメダルが溢れた場合に、溢れたメダルを収納するために設けられている。
(設定スイッチ基板250)
設定スイッチ基板250は、キャビネット2の内部であって、キャビネット2の正面視上方右側に設けられている。また、設定スイッチ基板250には、後述の設定変更スイッチ45sw、及び後述の設定変更キースイッチ49swが接続されている。
(メイン制御基板300)
メイン制御基板300は、キャビネット2の内部であって、設定スイッチ基板250の正面視左側に設けられており、遊技機1の制御を行うために設けられている。また、メイン制御基板300は、後述のメインCPU301、後述のメインROM302、後述のメインRAM303、後述のメイン乱数発生器304を備えている。更に、メイン制御基板300には、設定表示部44、外部集中端子板47、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、設定スイッチ基板250、後述のサブ制御基板400が接続されている。
(サブ制御基板400)
サブ制御基板400は、メイン制御基板300の正面視左側に設けられており、主として演出の制御を行うために設けられている。また、サブ制御基板400は、後述のサブCPU401、後述のサブROM402、後述のサブRAM403、後述のサブ乱数発生器404を備えている。更に、サブ制御基板400には、メイン制御基板300、後述のバックライト中継基板450、後述の演出制御基板600、後述のコンパネLED中継基板700が接続されている。
(バックライト中継基板450)
バックライト中継基板450は、メイン制御基板300の下方に設けられており、サブ制御基板400と、後述の左バックライト基板451、後述の中バックライト基板452、後述の右バックライト基板453を中継するために設けられている。また、バックライト中継基板450には、サブ制御基板400、後述の左バックライト基板451、後述の中バックライト基板452、後述の右バックライト基板453が接続されている。
(左バックライト基板451)
左バックライト基板451は、左リール18の内部に設けられており、後述の左バックライト461が接続されている。また、左バックライト基板451は、サブ制御基板400からバックライト中継基板450を介して、後述の左バックライト461の発光制御を行うために設けられている。
なお、図2において、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153、左リールセンサ154s、中リールセンサ155s、右リールセンサ156s、左バックライト基板451、中バックライト基板452、及び右バックライト基板453の説明をするため、左リール18、中リール19、及び右リール20に装着されたシートの図示を省略している。
(中バックライト基板452)
中バックライト基板452は、中リール19の内部に設けられており、後述の中バックライト462が接続されている。また、中バックライト基板452は、サブ制御基板400からバックライト中継基板450を介して、後述の中バックライト462の発光制御を行うために設けられている。
(右バックライト基板453)
右バックライト基板453は、右リール20の内部に設けられており、後述の右バックライト463が接続されている。また、右バックライト基板453は、サブ制御基板400からバックライト中継基板450を介して、後述の右バックライト463の発光制御を行うために設けられている。
(アンプ基板500)
アンプ基板500は、左上部スピーカ40の上方に設けられており、左上部スピーカ40、左下部スピーカ41、右上部スピーカ42、右下部スピーカ43からBGMデータ、音声データ、効果音データ等を出力する制御を行うために設けられている。また、アンプ基板500には、左上部スピーカ40、左下部スピーカ41、右上部スピーカ42、右下部スピーカ43、後述の演出制御基板600が接続されている。
(演出制御基板600)
演出制御基板600は、前面扉3の背面上方に設けられており、主として演出を実行するために設けられている。また、演出制御基板600は、後述の液晶制御CPU601、後述の液晶制御ROM602、後述の液晶制御RAM603、後述のCGROM604、後述の音源IC605、後述の音源ROM606、後述のVDP607を備えている。更に、演出制御基板600には、液晶表示装置46、アンプ基板500、後述の演出装置ドライブ基板650が接続されている。
(演出装置ドライブ基板650)
演出装置ドライブ基板650は、後述の演出装置ドライブ中継基板750の下方に設けられており、演出装置50を可動する制御を行うために設けられている。また、演出装置ドライブ基板650には、演出装置50、演出制御基板600、後述の左演出装置モータ651、後述の左上演出装置センサ652s、後述の左下演出装置センサ653s、後述の右演出装置モータ654、後述の右上演出装置センサ655s、後述の右下演出装置センサ656s、後述の左液晶昇降モータ657、後述の左上液晶昇降センサ658s、後述の左下液晶昇降センサ659s、後述の右液晶昇降モータ660、後述の右上液晶昇降センサ661s、後述の右下液晶昇降センサ662s、後述の演出装置ドライブ中継基板750が接続されている。
(コンパネLED中継基板700)
コンパネLED中継基板700は、左下部スピーカ41の上方に設けられており、サブ制御基板400と、後述のMAXBETボタンLED基板701、後述の停止ボタンLED基板702、後述の演出ボタンLED基板703、後述の腰部パネルLED基板704、後述のBonus表示LED基板705、後述のART表示LED基板706、後述のRUSH表示LED基板707、後述の停止ボタン操作LED基板708、後述のスタートレバーLED基板709、後述の演出ボタンセンサ710s、後述の十字キー基板711を中継するために設けられている。また、コンパネLED中継基板700には、サブ制御基板400と、後述のMAXBETボタンLED基板701、後述の停止ボタンLED基板702、後述の演出ボタンLED基板703、後述の腰部パネルLED基板704、後述のBonus表示LED基板705、後述のART表示LED基板706、後述のRUSH表示LED基板707、後述の停止ボタン操作LED基板708、後述のスタートレバーLED基板709、後述の演出ボタンセンサ710s、後述の十字キー基板711が接続されている。
(演出装置ドライブ中継基板750)
演出装置ドライブ中継基板750は、演出制御基板600の上方に設けられており、演出装置ドライブ基板650と、後述の演出装置制御基板800、後述のLED制御基板850を中継するために設けられている。また、演出装置ドライブ中継基板750には、演出装置ドライブ基板650、後述の演出装置制御基板800、後述のLED制御基板850が接続されている。
(トップLED基板851)
トップLED基板851は、演出制御基板600の上方に設けられており、後述のトップLED861の制御を行うために設けられている。また、トップLED基板851には、後述のトップLED861が接続されている。
(コーナーLED基板852)
コーナーLED基板852は、演出装置ドライブ中継基板750の左右両側に設けられており、後述のコーナーLED862の制御を行うために設けられている。また、コーナーLED基板852には、後述のコーナーLED862が接続されている。
(サイドLED基板853)
サイドLED基板853は、前面扉3の背面側であって、表示窓23の左右両側に設けられており、後述のサイドLED863の制御を行うために設けられている。また、サイドLED基板853には、後述のサイドLED863が接続されている。
(受皿サイドLED基板854)
受皿サイドLED基板854は、前面扉3の背面側であって、左下部スピーカ41の外側と、右下部スピーカ43の外側に設けられており、後述の受皿サイドLED864の制御を行うために設けられている。また、受皿サイドLED基板854には、後述の受皿サイドLED864が接続されている。
(受皿LED基板855)
受皿LED基板855は、前面扉3の背面側であって、受皿ユニット38の背面側に設けられており、後述の受皿LED865の制御を行うために設けられている。また、受皿LED基板855には、後述の受皿LED865が接続されている。
(トップLED861)
トップLED861は、液晶表示装置46の上方に設けられている。また、トップLED861は、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、サブ制御基板400は、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650、演出装置ドライブ中継基板750、トップLED基板851を介してトップLED861を点灯、点滅する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うことができる。
(コーナーLED862)
コーナーLED862は、液晶表示装置46の左右両側に設けられている。また、コーナーLED862は、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、サブ制御基板400は、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650、演出装置ドライブ中継基板750、コーナーLED基板852を介してコーナーLED862を点灯、点滅する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うことができる。
(サイドLED863)
サイドLED863は、遊技機1の左右側端に設けられている。また、サイドLED863は、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、サブ制御基板400は、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650、演出装置ドライブ中継基板750、サイドLED基板853を介してサイドLED863を点灯、点滅する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うことができる。
(受皿サイドLED864)
受皿サイドLED864は、サイドLED863の下方に設けられている。また、受皿サイドLED864は、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、サブ制御基板400は、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650、演出装置ドライブ中継基板750、受皿サイドLED基板854を介して受皿サイドLED864を点灯、点滅する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うことができる。
(受皿LED865)
受皿LED865は、受皿ユニット38の正面視手前側に設けられている。また、受皿LED865は、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、サブ制御基板400は、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650、演出装置ドライブ中継基板750、受皿LED基板855を介して受皿LED865を点灯、点滅する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うことができる。
(遊技機全体のブロック図)
次に、図4を用いて、遊技機1全体のブロック図について説明する。
遊技機1は、遊技機1の主たる動作を制御するメイン制御基板300に対して、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、設定スイッチ基板250、サブ制御基板400が接続されている。
(BETスイッチ7sw)
BETスイッチ7swは、BETボタン7の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、BETスイッチ7swにより、BETボタン7の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して所定の信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から所定の信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルから「1」枚のメダルを使用する処理を行う。
(MAXBETスイッチ8sw)
MAXBETスイッチ8swは、MAXBETボタン8の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、MAXBETスイッチ8swにより、MAXBETボタン8の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して所定の信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から所定の信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルから「3」枚のメダルを使用する処理を行う。
(精算スイッチ9sw)
精算スイッチ9swは、精算ボタン9の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、精算スイッチ9swにより、精算ボタン9の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して所定の信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から所定の信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルを精算する処理を行う。具体的には、メイン制御基板300は、電源基板200に対して、貯留(クレジット)されているメダルを返却する旨の信号を送信する。そして、電源基板200は、ホッパー202を駆動することにより、貯留(クレジット)しているメダルを返却する処理を行う。
(スタートスイッチ10sw)
スタートスイッチ10swは、スタートレバー10の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、スタートスイッチ10swにより、スタートレバー10の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して所定の信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から所定の信号を受信したことに基づいて、左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する処理等を行う。
(左停止スイッチ11sw)
左停止スイッチ11swは、左停止ボタン11の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、左停止スイッチ11swにより、左停止ボタン11の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して所定の信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から所定の信号を受信したことに基づいて、回転中の左リール18を停止する処理を行う。
(中停止スイッチ12sw)
中停止スイッチ12swは、中停止ボタン12の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、中停止スイッチ12swにより、中停止ボタン12の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して所定の信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から所定の信号を受信したことに基づいて、回転中の中リール19を停止する処理を行う。
(右停止スイッチ13sw)
右停止スイッチ13swは、右停止ボタン13の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、右停止スイッチ13swにより、右停止ボタン13の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して所定の信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から所定の信号を受信したことに基づいて、回転中の右リール20を停止する処理を行う。
(セレクターセンサ15s)
セレクターセンサ15sは、メダル投入口6に適正なメダルが投入されたことを検出するためのセンサである。ここで、ステータス基板100は、セレクターセンサ15sにより、正常なメダルの通過が検出された場合に、メイン制御基板300に対して所定の信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から所定の信号を受信したことに基づいて、(a)貯留(クレジット)されるメダルの枚数を「1」加算する処理や、(b)遊技に使用するメダルの枚数に「1」加算する処理を行う。
(設定変更スイッチ45sw)
設定変更スイッチ45swは、設定変更ボタン45の操作を検出するためのスイッチである。ここで、設定スイッチ基板250は、設定変更スイッチ45swにより、設定変更ボタン45の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して所定の信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、設定スイッチ基板250から所定の信号を受信したことに基づいて、設定表示部44に表示されている設定値を更新して表示する処理を行う。
(設定変更キースイッチ49sw)
設定変更キースイッチ49swは、設定変更キー(図示せず)が設定変更用鍵穴48に挿入された状態で、所定角度回動されたことを検出するためのスイッチである。ここで、設定スイッチ基板250は、設定変更キー(図示せず)が設定変更用鍵穴48に挿入された状態で、所定角度回動されたことが検出された場合に、メイン制御基板300に対して所定の信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、設定スイッチ基板250から所定の信号を受信したことに基づいて、設定表示部44に現在の設定値を表示する処理を行う。
(電源スイッチ201sw)
電源スイッチ201swは、電源ボタン201の操作を検出するためのスイッチである。ここで、電源基板200は、電源スイッチ201swにより、電源ボタン201の操作が検出された場合に、遊技機1に電力を供給する処理を行う。
(補助収納庫センサ203s)
補助収納庫センサ203sは、補助収納庫203に貯留されたメダルが満杯であることを検出するためのセンサである。ここで、電源基板200は、補助収納庫センサ203sにより、補助収納庫203に貯留されたメダルが満杯であることが検出された場合に、メイン制御基板300に対して、所定の信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、電源基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、補助収納庫203に貯留されたメダルが満杯である時のエラー処理を行う。
(メインCPU301)
メインCPU301は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインCPU301は、後述のメインROM302に記憶されているプログラムを読み込み、遊技の進行に合わせて所定の演算処理を行うことにより、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、サブ制御基板400に対して所定の信号を送信する。
(メインROM302)
メインROM302は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインROM302は、メインCPU301により実行される制御プログラム、データテーブル、サブ制御基板400に対するコマンドを送信するためのデータ等を記憶するために設けられている。具体的には、メインROM302は、後述の配列データテーブル(図6参照)、後述の図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブル(図7参照)、後述の図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブル(図8参照)、後述の図柄組み合わせ群が「02」の図柄組み合わせテーブル(図9参照)、後述の図柄組み合わせ群が「03」の図柄組み合わせテーブル(図10参照)、後述の図柄組み合わせ群が「04」の図柄組み合わせテーブル(図11参照)、後述の非RT遊技状態用第1当選役決定テーブル(図13参照)、後述の第1RT遊技状態用第1当選役決定テーブル(図14参照)、後述の第2RT遊技状態用第1当選役決定テーブル(図15参照)、後述の第3RT遊技状態用第1当選役決定テーブル(図16参照)、後述の第4RT遊技状態用第1当選役決定テーブル(図17参照)、後述の第5RT遊技状態用第1当選役決定テーブル(図18参照)、後述の第6RT遊技状態用第1当選役決定テーブル(図19参照)、後述の第2当選役決定テーブル(図20参照)、後述の図柄管理ビットテーブル(図22参照)、後述の第1図柄ビットテーブル(図23参照)、後述の第2図柄ビットテーブル(図24参照)、後述の引込優先順位テーブル(図25参照)、後述の有効表示図柄ビットテーブル(図26参照)、後述の順押し第1停止テーブル選択テーブル(図27参照)、後述の順押し第1停止テーブル(図28参照)、後述の停止レベルテーブル(図29参照)、後述の停止ビットデータ検索テーブル(図30参照)、後述の変則押し用第1停止選択テーブル(図31参照)、後述の使用ビットデータ選択テーブル(図32参照)、後述の左リール用変則押しテーブル(図33参照)、後述の中リール用変則押しテーブル(図34参照)、後述の右リール用変則押しテーブル(図35参照)等を記憶している。
(メインRAM303)
メインRAM303は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインRAM303は、メインCPU301によるプログラムの実行により決定された各種データを記憶するために設けられている。具体的には、メインRAM303には、例えば、投入枚数カウンタ等の各種カウンタや、設定変更装置作動異常フラグ格納領域等の各種格納領域が設けられている。
(メイン乱数発生器304)
メイン乱数発生器304は、メイン制御基板300に設けられている。また、メイン乱数発生器304は、当選役を決定する抽選等で用いられる乱数を生成するために設けられている。ここで、本実施形態において、メイン乱数発生器304は、「0」〜「65535」の範囲で乱数値を生成する。
(サブCPU401)
サブCPU401は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブCPU401は、後述のサブROM402に記憶されているプログラムを読み込み、メイン制御基板300から受信したコマンドの情報や、演出ボタンセンサ710sや、十字キー基板711から入力された信号に基づいて所定の演算を行い、当該演算の結果を演出制御基板600や、アンプ基板500等に供給するために設けられている。
(サブROM402)
サブROM402は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブROM402は、サブCPU401により実行される制御プログラム、データテーブル等を記憶するために設けられている。具体的には、サブROM402は、演出を決定するためのテーブルや、ART状態用ゲーム数を上乗せするか否かの抽選を行う際に用いられる抽選テーブル等を記憶している。
(サブRAM403)
サブRAM403は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブRAM403は、サブCPU401によるプログラムの実行により決定された各種データを記憶するために設けられている。具体的には、サブRAM403には、例えば、Bonus前兆状態用ゲーム数カウンタ等の各種カウンタや、状態格納領域等の各種格納領域が設けられている。
(サブ乱数発生器404)
サブ乱数発生器404は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブ乱数発生器404は、演出を決定する抽選等で用いられる乱数を生成するために設けられている。ここで、本実施形態において、サブ乱数発生器404は、「0」〜「65535」の範囲で乱数値を生成する。
(左バックライト461)
左バックライト461は、左バックライト基板451に設けられており、複数のLEDを備えている。ここで、サブ制御基板400は、バックライト中継基板450、左バックライト基板451を介して左バックライト461を発光させる処理を行う。これにより、左リール18の図柄の視認が容易となる。
(中バックライト462)
中バックライト462は、中バックライト基板452に設けられており、複数のLEDを備えている。ここで、サブ制御基板400は、バックライト中継基板450、中バックライト基板452を介して中バックライト462を発光させる処理を行う。これにより、中リール19の図柄の視認が容易となる。
(右バックライト463)
右バックライト463は、右バックライト基板453に設けられており、複数のLEDを備えている。ここで、サブ制御基板400は、バックライト中継基板450、右バックライト基板453を介して右バックライト463を発光させる処理を行う。これにより、右リール20の図柄の視認が容易となる。
(液晶制御CPU601)
液晶制御CPU601は、演出制御基板600に設けられている。また液晶制御CPU601は、後述の液晶制御ROM602に記憶されているプログラムを読み込み、サブ制御基板400から受信した信号に基づいてディスプレイリストを作成するために設けられている。また、液晶制御CPU601は、後述のCGROM604に記憶されている画像データを液晶表示装置46に表示させる制御を行う。
(液晶制御ROM602)
液晶制御ROM602は、演出制御基板600に設けられている。また、液晶制御ROM602は、液晶制御CPU601により実行される制御プログラム、データテーブル等を記憶するために設けられている。具体的には、液晶制御ROM602は、液晶制御CPU601の制御処理のプログラム、ディスプレイリストを生成するためのディスプレイリスト生成プログラム、アニメーションを表示する際に参照されるアニメシーンの組み合わせやアニメシーンの表示順序、画像の表示時間を示すウエイトフレーム、スプライトの識別番号や転送元アドレス等の各種対象データ、スプライトの表示位置や転送先アドレス等の各種パラメータ、描画方法等が記憶されている。
(液晶制御RAM603)
液晶制御RAM603は、演出制御基板600に設けられている。また、液晶制御RAM603は、液晶制御CPU601の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能し、液晶制御ROM602から読み出されたデータを一時的に記憶するために設けられている。
(CGROM604)
CGROM604は、演出制御基板600に設けられている。また、CGROM604は、所定範囲の画素(例えば、「32」ピクセル×「32」ピクセル)における画素毎に色番号を指定する色番号情報と、画像の透明度を示すα値とから構成され画素情報の集合からなる画像データを圧縮して記憶するために設けられている。
(音源IC605)
音源IC605は、演出制御基板600に設けられている。また、音源IC605は、後述の音源ROM606に記憶されている音声に関するプログラムやデータを読み込み、左上部スピーカ40、左下部スピーカ41、右上部スピーカ42、右下部スピーカ43を駆動する音声信号を生成するために設けられている。
(音源ROM606)
音源ROM606は、演出制御基板600に設けられている。また、音源ROM606は、演出を実行する際に出力される音声に関するプログラムやデータ等を記憶するために設けられている。
(VDP607)
VDP607は、いわゆる画像プロセッサであり、液晶制御CPU601からの指示に基づいて、第1フレームバッファ領域と第2フレームバッファ領域のフレームバッファ領域のうち「表示用フレームバッファ領域」から画像データを読み出す制御を行う。そして、読み出した画像データに基づいて、映像信号(例えば、LVDS信号やRGB信号)を生成することにより、液晶表示装置46に画像を表示する制御が行われる。なお、VDP607は、図示しない制御レジスタ、CGバスインターフェイス、CPUインターフェイス、クロック生成回路、伸長回路、描画回路、表示回路、メモリコントローラ等を備えており、これらをバスによって接続している。
(左演出装置モータ651)
左演出装置モータ651は、演出装置ドライブ基板650に接続されている。また、左演出装置モータ651は、後述の右演出装置モータ654とともに、演出装置50を上下方向に可動させるために設けられている。
(左上演出装置センサ652s)
左上演出装置センサ652sは、演出装置ドライブ基板650に接続されている。また、左上演出装置センサ652sは、後述の右上演出装置センサ655sとともに、演出装置50を上方向に可動した際に、演出装置50が所定の位置まで可動したことを検出するために設けられている。
(左下演出装置センサ653s)
左下演出装置センサ653sは、演出装置ドライブ基板650に接続されている。また、左下演出装置センサ653sは、後述の右下演出装置センサ656sとともに、演出装置50を下方向に可動した際に、演出装置50が所定の位置まで可動したことを検出するために設けられている。
(右演出装置モータ654)
右演出装置モータ654は、演出装置ドライブ基板650に接続されている。また、右演出装置モータ654は、左演出装置モータ651とともに、演出装置50を上下方向に可動させるために設けられている。
(右上演出装置センサ655s)
右上演出装置センサ655sは、演出装置ドライブ基板650に接続されている。また、右上演出装置センサ655sは、左上演出装置センサ652sとともに、演出装置50を上方向に可動した際に、演出装置50が所定の位置まで可動したことを検出するために設けられている。
(右下演出装置センサ656s)
右下演出装置センサ656sは、演出装置ドライブ基板650に接続されている。また、右下演出装置センサ656sは、左下演出装置センサ653sとともに、演出装置50を下方向に可動した際に、演出装置50が所定の位置まで可動したことを検出するために設けられている。
(左液晶昇降モータ657)
左液晶昇降モータ657は、演出装置ドライブ基板650に接続されている。また、左液晶昇降モータ657は、後述の右液晶昇降モータ660とともに、液晶表示装置46を上下方向に可動させるために設けられている。
(左上液晶昇降センサ658s)
左上液晶昇降センサ658sは、演出装置ドライブ基板650に接続されている。また、左上液晶昇降センサ658sは、後述の右上液晶昇降センサ661sとともに、液晶表示装置46を上方向に可動した際に、液晶表示装置46が所定の位置まで可動したことを検出するために設けられている。
(左下液晶昇降センサ659s)
左下液晶昇降センサ659sは、演出装置ドライブ基板650に接続されている。また、左下液晶昇降センサ659sは、後述の右下液晶昇降センサ662sとともに、液晶表示装置46を下方向に可動した際に、液晶表示装置46が所定の位置まで可動したことを検出するために設けられている。
(右液晶昇降モータ660)
右液晶昇降モータ660は、演出装置ドライブ基板650に接続されている。また、右液晶昇降モータ660は、左液晶昇降モータ657とともに、液晶表示装置46を上下方向に可動させるために設けられている。
(右上液晶昇降センサ661s)
右上液晶昇降センサ661sは、演出装置ドライブ基板650に接続されている。また、右上液晶昇降センサ661sは、左上液晶昇降センサ658sとともに、液晶表示装置46を上方向に可動した際に、液晶表示装置46が所定の位置まで可動したことを検出するために設けられている。
(右下液晶昇降センサ662s)
右下液晶昇降センサ662sは、演出装置ドライブ基板650に接続されている。また、右下液晶昇降センサ662sは、左下液晶昇降センサ659sとともに、液晶表示装置46を下方向に可動した際に、液晶表示装置46が所定の位置まで可動したことを検出するために設けられている。
(MAXBETボタンLED基板701)
MAXBETボタンLED基板701は、後述のMAXBETボタンLED721が接続されており、後述のMAXBETボタンLED721を発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、MAXBETボタン8の操作が有効である場合に、コンパネLED中継基板700のMAXBETボタンLED基板701を介して後述のMAXBETボタンLED721を発光する処理を行う。これにより、MAXBETボタン8の操作が有効であることの報知を行う。
(停止ボタンLED基板702)
停止ボタンLED基板702は、後述の停止ボタンLED722が接続されており、後述の停止ボタンLED722を発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、コンパネLED中継基板700の停止ボタンLED基板702を介して、後述の停止ボタンLED722を発光する処理を行う。具体的には、サブ制御基板400は、左停止ボタン11が有効である場合には、停止ボタンLED基板702を介して、左停止ボタン11の内部に設けられている後述の停止ボタンLED722を発光し、中停止ボタン12が有効である場合には、停止ボタンLED基板702を介して、中停止ボタン12の内部に設けられている後述の停止ボタンLED722を発光し、右停止ボタン13が有効である場合には、停止ボタンLED基板702を介して、右停止ボタン13の内部に設けられている後述の停止ボタンLED722を発光する処理を行う。これにより、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作が有効であることの報知を行う。
(演出ボタンLED基板703)
演出ボタンLED基板703は、後述の演出ボタンLED723が接続されており、後述の演出ボタンLED723を発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、演出ボタン21の操作が有効である場合に、コンパネLED中継基板700の演出ボタンLED基板703を介して、後述の演出ボタンLED723を発光する処理を行う。これにより、演出ボタン21の操作が有効であることの報知を行う。
(腰部パネルLED基板704)
腰部パネルLED基板704は、後述の腰部パネルLED724が接続されており、後述の腰部パネルLED724を発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、コンパネLED中継基板700の腰部パネルLED基板704を介して、後述の腰部パネルLED724を発光する処理を行う。これにより、腰部パネルに描かれている遊技機1の機種名やモチーフ等を遊技者へ認識させ易くしている。
(Bonus表示LED基板705)
Bonus表示LED基板705は、Bonus表示部32が接続されており、Bonus表示部32に設けられているLEDを発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、サブ制御基板400により管理される状態がBonus状態に移行したタイミングでコンパネLED中継基板700のBonus表示LED基板705を介して、Bonus表示部32に設けられているLEDを発光する処理を行う。これにより、後述のBonus状態に移行したことの報知を行う。
(ART表示LED基板706)
ART表示LED基板706は、ART表示部33が接続されており、ART表示部33に設けられているLEDを発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、サブ制御基板400により管理される状態がART状態に移行したタイミングでコンパネLED中継基板700のART表示LED基板706を介して、ART表示部33に設けられているLEDを発光する処理を行う。これにより、後述のART状態に移行したことの報知を行う。
(RUSH表示LED基板707)
RUSH表示LED基板707は、RUSH表示部34が接続されており、RUSH表示部34に設けられているLEDを発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、サブ制御基板400により管理される状態が第1上乗せ状態に移行したタイミングでコンパネLED中継基板700のRUSH表示LED基板707を介して、RUSH表示部34に設けられているLEDを発光する処理を行う。これにより、後述の第1上乗せ状態に移行したことの報知を行う。
(停止ボタン操作LED基板708)
停止ボタン操作LED基板708は、停止ボタン操作表示部35が接続されており、停止ボタン操作表示部35に設けられているLEDを発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、コンパネLED中継基板700の停止ボタン操作LED基板708を介して、停止ボタン操作表示部35に設けられているLEDを発光する処理を行う。具体的には、サブ制御基板400は、サブ制御基板400により管理される状態が後述のART状態である場合において、左停止ボタン11を操作することが最適なタイミングである場合には、コンパネLED中継基板700の停止ボタン操作LED基板708を介して、左停止ボタン操作表示部35Lに設けられているLEDを点灯させ、中停止ボタン12を操作することが最適なタイミングである場合には、コンパネLED中継基板700の停止ボタン操作LED基板708を介して、中停止ボタン操作表示部35Cに設けられているLEDを点灯させ、右停止ボタン13を操作することが最適なタイミングである場合には、コンパネLED中継基板700の停止ボタン操作LED基板708を介して、右停止ボタン操作表示部35Rに設けられているLEDを点灯させる処理を行う。これにより、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の最適な操作順序の報知を行う。
(スタートレバーLED基板709)
スタートレバーLED基板709は、スタートレバーLED36が接続されており、スタートレバーLED36を発光する処理を行うために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、コンパネLED中継基板700のスタートレバーLED基板709を介して、スタートレバーLED36を所定のタイミングで発光する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行う。
(演出ボタンセンサ710s)
演出ボタンセンサ710sは、演出ボタン21が接続されており、演出ボタン21の操作を検出するために設けられている。ここで、演出ボタンセンサ710sは、演出ボタン21の操作を検出したことに基づいて、サブ制御基板400に対して所定の信号を送信する。そして、サブ制御基板400は、所定の信号を受信したことに基づいて、演出ボタン21が操作されたときの処理を行う。
(十字キー基板711)
十字キー基板711は、十字キー22が接続されており、十字キー22の操作を検出するために設けられている。ここで、十字キー基板711は、十字キー22の操作を検出したことに基づいて、サブ制御基板400に対して所定の信号を送信する。そして、サブ制御基板400は、所定の信号を受信したことに基づいて、十字キー22が操作されたときの処理を行う。
(MAXBETボタンLED721)
MAXBETボタンLED721は、MAXBETボタン8の内部に設けられており、MAXBETボタンLED基板701に接続されている。ここで、MAXBETボタンLED721は、MAXBETボタン8の操作を受け付けるタイミングである場合には点灯し、MAXBETボタン8の操作を受け付けないタイミングである場合には消灯する。これにより、MAXBETボタン8の操作を受け付けるタイミングであることと、MAXBETボタン8の操作を受け付けないタイミングであることの報知を行う。
(停止ボタンLED722)
停止ボタンLED722は、(a)左停止ボタン11の内部に設けられている左停止ボタンLEDと、(b)中停止ボタン12の内部に設けられている中停止ボタンLEDと、(c)右停止ボタン13の内部に設けられている右停止ボタンLEDを備えている。ここで、左停止ボタンLEDは、左停止ボタン11の操作を受け付けるタイミングであることを報知するために設けられており、中停止ボタンLEDは、中停止ボタン12の操作を受け付けるタイミングであることを報知するために設けられており、右停止ボタンLEDは、右停止ボタン13の操作を受け付けるタイミングであることを報知するために設けられている。具体的には、左停止ボタンLED、中停止ボタンLED、右停止ボタンLEDは、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作を受け付けるタイミングである場合には点灯し、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作を受け付けないタイミングである場合には消灯する。これにより、(a)左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作を受け付けるタイミングであることと、(b)左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作を受け付けないタイミングであることの報知を行う。
(演出ボタンLED723)
演出ボタンLED723は、演出ボタン21の操作を受け付けるタイミングであることを報知するために設けられている。具体的には、演出ボタンLED723は、演出ボタン21の操作を受け付けるタイミングである場合には点灯し、演出ボタン21の操作を受け付けないタイミングである場合には消灯する。これにより、(a)演出ボタン21の操作を受け付けるタイミングであることと、(b)演出ボタン21の操作を受け付けないタイミングであることの報知を行う。
(腰部パネルLED724)
腰部パネルLED724は、腰部パネル37に描かれた遊技機1の機種名やモチーフ等を遊技者へ認識させ易くするために設けられている。ここで、腰部パネルLED724は、遊技機1に電力が供給された場合に点灯する。これにより、遊技者は、腰部パネル37に描かれた遊技機1の機種名やモチーフ等を認識し易くなる。なお、所定の条件が充足されたことに基づいて、腰部パネルLED724を消灯させることとしてもよい。これにより、遊技者に対して所定の条件が充足されたことを報知することができる。
(演出装置制御基板800)
演出装置制御基板800は、後述の左上演出装置811、後述の左下演出装置812、後述の右上演出装置813、後述の右下演出装置814の制御を行うために設けられている。また、演出装置制御基板800は、演出装置ドライブ中継基板750、左上演出装置基板801、左下演出装置基板802、右上演出装置基板803、右下演出装置基板804が接続されている。
(左上演出装置基板801)
左上演出装置基板801は、後述の左上演出装置811が接続されており、後述の左上演出装置811に設けられているLEDを発光するために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650、演出装置ドライブ中継基板750、演出装置制御基板800、左上演出装置基板801を介して後述の左上演出装置811に設けられているLEDを発光する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行う。
(左下演出装置基板802)
左下演出装置基板802は、後述の左下演出装置812が接続されており、後述の左下演出装置812に設けられているLEDを発光するために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650、演出装置ドライブ中継基板750、演出装置制御基板800、左下演出装置基板802を介して後述の左下演出装置812に設けられているLEDを発光する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行う。
(右上演出装置基板803)
右上演出装置基板803は、後述の右上演出装置813が接続されており、後述の右上演出装置813に設けられているLEDを発光するために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650、演出装置ドライブ中継基板750、演出装置制御基板800、右上演出装置基板803を介して後述の右上演出装置813に設けられているLEDを発光する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行う。
(右下演出装置基板804)
右下演出装置基板804は、後述の右下演出装置814が接続されており、後述の右下演出装置814に設けられているLEDを発光するために設けられている。ここで、サブ制御基板400は、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650、演出装置ドライブ中継基板750、演出装置制御基板800、右下演出装置基板804を介して後述の右下演出装置814に設けられているLEDを発光する処理を行う。これにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行う。
(左上演出装置811)
左上演出装置811は、演出装置50の背面側に設けられており、左上演出装置基板801に接続されている。また、左上演出装置811は、LEDを内蔵しており、所定の条件が充足されたことに基づいて、左上演出装置811に内蔵されているLEDが発光する。
(左下演出装置812)
左下演出装置812は、演出装置50の背面側に設けられており、左下演出装置基板802に接続されている。また、左下演出装置812は、LEDを内蔵しており、所定の条件が充足されたことに基づいて、左下演出装置812に内蔵されているLEDが発光する。
(右上演出装置813)
右上演出装置813は、演出装置50の背面側に設けられており、右上演出装置基板803に接続されている。また、右上演出装置813は、LEDを内蔵しており、所定の条件が充足されたことに基づいて、右上演出装置813に内蔵されているLEDが発光する。
(右下演出装置814)
右下演出装置814は、演出装置50の背面側に設けられており、右下演出装置基板804に接続されている。また、右下演出装置814は、LEDを内蔵しており、所定の条件が充足されたことに基づいて、右下演出装置814に内蔵されているLEDが発光する。
(LED制御基板850)
LED制御基板850は、トップLED861、コーナーLED862、サイドLED863、受皿サイドLED864、受皿LED865の制御を行うために設けられている。また、LED制御基板850は、トップLED基板851、コーナーLED基板852、サイドLED基板853、受皿サイドLED基板854、受皿LED基板855が接続されている。
(演出装置50の可動態様)
次に、図5を用いて、演出装置50の可動態様について説明する。
図5(A)に示す通り、演出装置50は、ベース部51と、柄部52と、鞘部53を備えている。
(ベース部51)
ベース部51は、演出装置50のベースとなる部材であって、柄部52と、鞘部53により被覆されている部分にLEDを内蔵している。ここで、サブ制御基板400は、所定の演出を実行する際に、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650を介して、ベース部51に内蔵されているLEDを発光させる処理を行う。また、ベース部51の背面側には、左上演出装置811、左下演出装置812、右上演出装置813、右下演出装置814が設けられている。
(柄部52)
柄部52は、ベース部51の正面視左側に取り付けられている。また、柄部52は、日本刀の柄を模した形状をしている。また、柄部52は、左右方向に可動する。
(鞘部53)
鞘部53は、ベース部51の正面視右側に取り付けられている。また、鞘部53は、日本刀の鞘を模した形状をしている。また、鞘部53は、左右方向に可動する。
図5(B)に示す通り、サブ制御基板400は、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650を介して、左演出装置モータ651、右演出装置モータ654を駆動することにより、演出装置50を上方向に可動する処理を行う。そして、左上演出装置センサ652sと、右上演出装置センサ655sにより、演出装置50が所定の位置まで可動したことが検出された場合に、左演出装置モータ651、右演出装置モータ654による演出装置50の上方向の可動が停止される。
図5(C)に示す通り、演出装置50が所定の位置まで可動した後、サブ制御基板400は、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650を介して、柄部52を正面視左側方向に可動する処理と、鞘部53を正面視右側方向に可動する処理を行うとともに、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650、演出装置制御基板800を介して、左上演出装置811、左下演出装置812、右上演出装置813、右下演出装置814を可動する処理を行う。また、サブ制御基板400は、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650を介して、鞘部53が可動したことにより被覆されなくなったベース部に内蔵されているLEDを発光する処理を行うとともに、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650、演出装置制御基板800を介して、左上演出装置811に内蔵されているLEDと、左下演出装置812に内蔵されているLEDと、右上演出装置813に内蔵されているLEDと、右下演出装置814に内蔵されているLEDを発光する処理を行う。
なお、図5(C)に示すような演出装置50による演出が行われた後において、サブ制御基板400は、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650を介して、左演出装置モータ651、右演出装置モータ654を駆動することにより、演出装置50を下方向に可動する処理を行う。そして、左下演出装置センサ653sと、右下演出装置センサ656sにより、演出装置50を可動する前の元の位置まで可動したことが検出された場合に、左演出装置モータ651、右演出装置モータ654による演出装置50の下方向の可動が停止される。また、サブ制御基板400は、演出装置50を下方向に可動する際に、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650を介して、柄部52を正面視右側方向に可動する処理と、鞘部53を正面視左側方向に可動する処理を行うとともに、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650、演出装置制御基板800を介して、左上演出装置811、左下演出装置812、右上演出装置813、右下演出装置814を元の位置に戻す処理を行う。また、サブ制御基板400は、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650を介して、鞘部53により被覆されているベース部に内蔵されているLEDを消灯する処理を行うとともに、演出制御基板600、演出装置ドライブ基板650、演出装置制御基板800を介して、左上演出装置811に内蔵されているLEDと、左下演出装置812に内蔵されているLEDと、右上演出装置813に内蔵されているLEDと、右下演出装置814に内蔵されているLEDを消灯する処理を行う。これにより、演出装置50は、元の位置に戻ることとなる。
(配列データテーブル)
次に、図6に基づいて、配列データテーブルの説明を行う。
配列データテーブルは、メインROM302に設けられており、左リールセンサ154s、中リールセンサ155s、右リールセンサ156sがリールインデックスを検出したときに、表示窓23の中段に表示されている図柄の図柄位置を「00」と規定している。また、図柄位置「00」を基準として、図柄位置「00」〜「20」が規定されている。
(図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブル)
次に、図7に基づいて、図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブルについて説明を行う。
図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブルは、メインROM302に記憶されており、図柄の組み合わせ名称と、図柄組み合わせ名称に対応するビットと、当該ビットに対応する図柄ビット名称と、図柄の組み合わせと、遊技者に対して払い出すメダルの払出枚数を規定している。
また、図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブルのビット「00000001」には、図柄ビット名称「REP01」として「準備リプレイ」が規定されており、ビット「00000010」には、図柄ビット名称「REP02」として「第1Bonusリプレイ」が規定されており、ビット「00000100」には、図柄ビット名称「REP03」として「第2Bonusリプレイ」が規定されており、ビット「00001000」には、図柄ビット名称「REP04」として「第3Bonusリプレイ」が規定されており、ビット「00010000」には、図柄ビット名称「REP05」として「ARTリプレイ」が規定されており、ビット「00100000」には、図柄ビット名称「REP06」として「特別リプレイ」が規定されており、ビット「01000000」には、図柄ビット名称「REP07」として「RUSHリプレイ」が規定されており、ビット「10000000」には、図柄ビット名称「REP08」として「中段リプレイ」が規定されている。
ここで、メインCPU301は、有効ライン上に沿って表示される図柄の組み合わせが、図柄組み合わせテーブルに規定されている図柄の組み合わせと一致する場合に、メダルの払出、再遊技の作動、遊技状態の移行といった特典を付与する制御を行う。例えば、有効ライン上に「再遊技A」、「再遊技A」、「BAR」の図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたとき、メインCPU301は、「準備リプレイ」に係る図柄の組み合わせが表示されたと判定し、再遊技の作動とともに、後述の第2RT遊技状態へ移行する制御を行う。なお、有効ラインに沿って表示された図柄の組み合わせが、図柄組み合わせテーブルに規定されている図柄の組み合わせと一致しない場合は、「ハズレ」となる。
(図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブル)
次に、図8に基づいて、図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブルについて説明を行う。
図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブルは、図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブルと同様に、メインROM302に記憶されており、図柄の組み合わせ名称と、図柄組み合わせ名称に対応するビットと、当該ビットに対応する図柄ビット名称と、図柄の組み合わせと、遊技者に対して払い出すメダルの払出枚数を規定している。
また、図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブルのビット「00000001」には、図柄ビット名称「REP09」として「右上がりリプレイ」が規定されており、ビット「00000010」には、図柄ビット名称「REP10」として「BARリプレイ」が規定されており、ビット「00000100」には、図柄ビット名称「REP11」として「上段スイカリプレイ」が規定されており、ビット「00001000」には、図柄ビット名称「REP12」として「下段スイカリプレイ」が規定されており、ビット「00010000」には、図柄ビット名称「REP13」として「上段チェリーリプレイ」が規定されており、ビット「00100000」には、図柄ビット名称「REP14」として「下段チェリーリプレイ」が規定されており、ビット「01000000」には、図柄ビット名称「REP15」として「第1チャンス目リプレイ」が規定されており、ビット「10000000」には、図柄ビット名称「REP16」として「第2チャンス目リプレイ」が規定されている。
ここで、本実施形態においては、「準備リプレイ」、「第1Bonusリプレイ」、「第2Bonusリプレイ」、「第3Bonusリプレイ」、「ARTリプレイ」、「特別リプレイ」、「RUSHリプレイ」、「中段リプレイ」、「右上がりリプレイ」、「BARリプレイ」、「上段スイカリプレイ」、「下段スイカリプレイ」、「上段チェリーリプレイ」、「下段チェリーリプレイ」、「第1チャンス目リプレイ」、「第2チャンス目リプレイ」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、再遊技の作動が行われる。ここで、再遊技の作動が行われると、メダルを投入することなく、遊技を行うことができる。
(図柄組み合わせ群が「02」の図柄組み合わせテーブル)
次に、図9に基づいて、図柄組み合わせ群が「02」の図柄組み合わせテーブルについて説明を行う。
図柄組み合わせ群が「02」の図柄組み合わせテーブルは、図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブルや、図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブルと同様に、メインROM302に記憶されており、図柄の組み合わせ名称と、図柄組み合わせ名称に対応するビットと、当該ビットに対応する図柄ビット名称と、図柄の組み合わせと、遊技者に対して払い出すメダルの払出枚数を規定している。
また、図柄組み合わせ群が「02」の図柄組み合わせテーブルのビット「00000001」には、図柄ビット名称「NML01」として「第1押し順ベル」が規定されており、ビット「00000010」には、図柄ビット名称「NML02」として「第2押し順ベル」が規定されており、ビット「00000100」には、図柄ビット名称「NML03」として「第3押し順ベル」が規定されており、ビット「00001000」には、図柄ビット名称「NML04」として「第4押し順ベル」が規定されており、ビット「00010000」には、図柄ビット名称「NML05」として「第5押し順ベル」が規定されており、ビット「00100000」には、図柄ビット名称「NML06」として「第6押し順ベル」が規定されており、ビット「01000000」には、図柄ビット名称「NML07」として「第7押し順ベル」が規定されており、ビット「10000000」には、図柄ビット名称「NML08」として「第8押し順ベル」が規定されている。
(図柄組み合わせ群が「03」の図柄組み合わせテーブル)
次に、図10に基づいて、図柄組み合わせ群が「03」の図柄組み合わせテーブルについて説明を行う。
図柄組み合わせ群が「03」の図柄組み合わせテーブルは、図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブルや、図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブル、図柄組み合わせ群が「02」の図柄組み合わせテーブルと同様に、メインROM302に記憶されており、図柄の組み合わせ名称と、図柄組み合わせ名称に対応するビットと、当該ビットに対応する図柄ビット名称と、図柄の組み合わせと、遊技者に対して払い出すメダルの払出枚数を規定している。
また、図柄組み合わせ群が「03」の図柄組み合わせテーブルのビット「00000001」には、図柄ビット名称「NML09」として「第9押し順ベル」が規定されており、ビット「00000010」には、図柄ビット名称「NML10」として「第10押し順ベル」が規定されており、ビット「00000100」には、図柄ビット名称「NML11」として「第11押し順ベル」が規定されており、ビット「00001000」には、図柄ビット名称「NML12」として「第12押し順ベル」が規定されており、ビット「00010000」には、図柄ビット名称「NML13」として「正解ベル」が規定されており、ビット「00100000」には、図柄ビット名称「NML14」として「右上がりスイカ」が規定されており、ビット「01000000」には、図柄ビット名称「NML15」として「右下がりスイカ」が規定されており、ビット「10000000」には、図柄ビット名称「NML16」として「第1チャンス目」が規定されている。
(図柄組み合わせ群が「04」の図柄組み合わせテーブル)
次に、図11に基づいて、図柄組み合わせ群が「04」の図柄組み合わせテーブルについて説明を行う。
図柄組み合わせ群が「04」の図柄組み合わせテーブルは、図柄組み合わせ群が「00」の図柄組み合わせテーブルや、図柄組み合わせ群が「01」の図柄組み合わせテーブル、図柄組み合わせ群が「02」の図柄組み合わせテーブル、図柄組み合わせ群が「03」の図柄組み合わせテーブルと同様に、メインROM302に記憶されており、図柄の組み合わせ名称と、図柄組み合わせ名称に対応するビットと、当該ビットに対応する図柄ビット名称と、図柄の組み合わせと、遊技者に対して払い出すメダルの払出枚数を規定している。
また、図柄組み合わせ群が「04」の図柄組み合わせテーブルのビット「00000001」には、図柄ビット名称「NML17」として「第2チャンス目」が規定されており、ビット「00000010」には、図柄ビット名称「NML18」として「第1チェリー」が規定されており、ビット「00000100」には、図柄ビット名称「NML19」として「第2チェリー」が規定されており、ビット「00001000」には、図柄ビット名称「NML20」として「中段チェリー」が規定されており、ビット「00010000」には、図柄ビット名称「BLK01」として「第1ブランク」が規定されており、ビット「00100000」には、図柄ビット名称「BLK02」として「第2ブランク」が規定されており、ビット「01000000」には、図柄ビット名称「BLK03」として「第3ブランク」が規定されており、ビット「10000000」には、図柄ビット名称「BLK04」として「第4ブランク」が規定されている。
ここで、本実施形態においては、「第1押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第2押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第3押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第4押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第5押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第6押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第7押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第8押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第9押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第10押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第11押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第12押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「正解ベル」に係る図柄の組み合わせ、「右上がりスイカ」に係る図柄の組み合わせ、「右下がりスイカ」に係る図柄の組み合わせ、「第1チャンス目」に係る図柄の組み合わせ」、「第2チャンス目」に係る図柄の組み合わせ、「第1チェリー」に係る図柄の組み合わせ、「第2チェリー」に係る図柄の組み合わせ、「中段チェリー」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、メダルの払出が行われる。
なお、「第1押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第2押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第3押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第4押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第5押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第6押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第7押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第8押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第9押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第10押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第11押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第12押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「正解ベル」に係る図柄の組み合わせ、「右上がりスイカ」に係る図柄の組み合わせ、「右下がりスイカ」に係る図柄の組み合わせ、「第1チャンス目」に係る図柄の組み合わせ、「第2チャンス目」に係る図柄の組み合わせ、「第1チェリー」に係る図柄の組み合わせ、「第2チェリー」に係る図柄の組み合わせ、「中段チェリー」に係る図柄の組み合わせを総称して、「入賞」に係る図柄の組み合わせという。
また、「第1押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第2押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第3押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第4押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第5押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第6押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第7押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第8押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第9押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第10押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第11押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第12押し順ベル」に係る図柄の組み合わせを総称して「押し順ベル」に係る図柄の組み合わせという。
また、「第1押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第2押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第3押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第4押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第5押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第6押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第7押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第8押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第9押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第10押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第11押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「第12押し順ベル」に係る図柄の組み合わせ、「正解ベル」に係る図柄の組み合わせを総称して「ベル」に係る図柄の組み合わせという。
また、「右上がりスイカ」に係る図柄の組み合わせ、「右下がりスイカ」に係る図柄の組み合わせを総称して「スイカ」に係る図柄の組み合わせという。
また、「第1チャンス目」に係る図柄の組み合わせ、「第2チャンス目」に係る図柄の組み合わせを総称して「チャンス目」に係る図柄の組み合わせという。
また、「第1チェリー」に係る図柄の組み合わせ、「第2チェリー」に係る図柄の組み合わせ、「中段チェリー」に係る図柄の組み合わせを総称して「チェリー」に係る図柄の組み合わせという。
また、「第1ブランク」に係る図柄の組み合わせ、「第2ブランク」に係る図柄の組み合わせ、「第3ブランク」に係る図柄の組み合わせ、「第4ブランク」に係る図柄の組み合わせを総称して、「ブランク」に係る図柄の組み合わせという。
一方、「準備リプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「第1Bonusリプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「第2Bonusリプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「第3Bonusリプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「ARTリプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「特別リプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「RUSHリプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「中段リプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「右上がりリプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「BARリプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「上段スイカリプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「下段スイカリプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「上段チェリーリプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「下段チェリーリプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「第1チャンス目リプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「第2チャンス目リプレイ」に係る図柄の組み合わせを総称して、「リプレイ」に係る図柄の組み合わせという。
また、「第1Bonusリプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「第2Bonusリプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「第3Bonusリプレイ」に係る図柄の組み合わせを総称して「Bonusリプレイ」に係る図柄の組み合わせという。
また、「中段リプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「右上がりリプレイ」に係る図柄の組み合わせを総称して「通常リプレイ」に係る図柄の組み合わせという。
また、「上段スイカリプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「下段スイカリプレイ」に係る図柄の組み合わせを総称して「スイカリプレイ」に係る図柄の組み合わせという。
また、「上段チェリーリプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「下段チェリーリプレイ」に係る図柄の組み合わせを総称して「チェリーリプレイ」に係る図柄の組み合わせという。
また、「第1チャンス目リプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「第2チャンス目リプレイ」に係る図柄の組み合わせを総称して「チャンス目リプレイ」に係る図柄の組み合わせという。
(当選役と、停止ボタンの操作順序と、入賞等の関係)
次に、図12に基づいて、当選役と、停止ボタンの操作順序と、入賞等の関係について説明を行う。
図12では、当選役に対応する当選番号と、当選番号の内容と、当選役に対応する条件装置と、各遊技状態で当選役として決定され得るか否かと、停止操作順序により有効ライン上に表示され得る図柄の組み合わせとの関係を示している。
また、図12に示す通り、決定された当選役によって、作動することとなる条件装置が異なる。例えば、後述の内部抽選処理により、当選番号「13」の当選役が決定された場合、作動することとなる条件装置は「REP08」、及び「REP09」である。即ち、当選番号「13」の当選役が決定された場合、「中段リプレイ」に係る図柄の組み合わせ、または「右上がりリプレイ」に係る図柄の組み合わせのうち、何れかの図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されることとなる。
また、本実施形態において、同じ図柄位置で左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作しても、遊技者による左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序によって、有効ライン上に揃う図柄の組み合わせが異なる当選役が設けられている。例えば、後述の内部抽選処理により、当選番号「17」の「Bonus中リプレイBR1」が当選役として決定された場合に、作動することとなる条件装置は「REP08」、「REP09」、「REP10」、「REP12」、及び「REP15」である。この場合において、左停止ボタン11を最初に操作した場合には、「中段リプレイ」、「右上がりリプレイ」、「BARリプレイ」、または「下段スイカリプレイ」に係る図柄の組み合わせのうち、何れかの図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されることとなる。また、中停止ボタン12を最初に操作した場合には、「中段リプレイ」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されることとなる。また、右停止ボタン13を最初に操作した場合には、「中段リプレイ」、または「BARリプレイ」に係る図柄の組み合わせのうち、何れかの図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されることとなる。
ただし、この場合において、左停止ボタン11を最初に操作した場合には、「BARリプレイ」に係る図柄の組み合わせのうち、有効ライン上に表示することが許容される図柄の組み合わせと、有効ライン上に表示することが許容されない図柄の組み合わせがある。同様に、右停止ボタン13を最初に操作した場合にも、「BARリプレイ」に係る図柄の組み合わせのうち、有効ライン上に表示することが許容される図柄の組み合わせと、有効ライン上に表示することが許容されない図柄の組み合わせがある。
一方、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序がどのような順序であっても、有効ライン上に揃う図柄の組み合わせが異なることのない当選役が設けられている。例えば、後述の内部抽選処理により、当選番号「31」の「共通ベル」が当選役として決定された場合に、作動することとなる条件装置は「NML01」、「NML02」、「NML03」、「NML04」、「NML05」、「NML06」、「NML07」、「NML08」、「NML09」、「NML10」、「NML11」、「NML12」、及び「NML13」である。この場合においては、左停止ボタン11を最初に操作した場合、中停止ボタン12を最初に操作した場合、右停止ボタン13を最初に操作した場合の何れの場合であっても、「第1押し順ベル」、「第2押し順ベル」、「第3押し順ベル」、「第4押し順ベル」、または「正解ベル」に係る図柄の組み合わせのうち、何れかの図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されることとなる。
また、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序がどのような順序であっても、適切なタイミングで左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作がなされなければ、「入賞」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されない場合がある。例えば、後述の内部抽選処理により、当選番号「25」の「スイカ」が当選役として決定された場合に、作動することとなる条件装置は「NML14」、及び「NML15」である。この場合においては、左停止ボタン11を最初に操作した場合、中停止ボタン12を最初に操作した場合、右停止ボタン13を最初に操作した場合の何れの場合であっても、「右上がりスイカ」に係る図柄の組み合わせ、または「右下がりスイカ」に係る図柄の組み合わせのうち、何れかの図柄の組み合わせが有効ライン上に表示され得るが、適切なタイミングで左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作がなされなければ、「右上がりスイカ」に係る図柄の組み合わせ、または「右下がりスイカ」に係る図柄の組み合わせのうち、何れかの図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されることはない。
(非RT遊技状態用第1当選役決定テーブル)
次に、図13に基づいて、非RT遊技状態用第1当選役決定テーブルについて説明を行う。
非RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の非RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、非RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値と、当選番号に対応する当選役の抽選値が全設定共通値であるか否かが規定されている。ここで、本実施形態において、非RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図13においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、非RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、当選番号「13」の「通常リプレイ」のみに抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、非RT遊技状態用第1当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「01」の「準備状態移行リプレイJR1」、当選番号「02」の「準備状態移行リプレイJR2」、当選番号「03」の「準備状態移行リプレイJR3」、当選番号「04」の「準備状態移行リプレイJR4」、当選番号「05」の「直撃Bonus」、当選番号「06」の「Bonus突入リプレイBI1」、当選番号「07」の「Bonus突入リプレイBI2」、当選番号「08」の「Bonus突入リプレイBI3」、当選番号「09」の「ART中リプレイAR1」、当選番号「10」の「ART中リプレイAR2」、当選番号「11」の「ART中リプレイAR3」、当選番号「12」の「ART中リプレイAR4」、当選番号「14」の「RUSHリプレイR1」、当選番号「15」の「RUSHリプレイR2」、当選番号「16」の「状態移行リプレイ」、当選番号「17」の「Bonus中リプレイBR1」、当選番号「18」の「Bonus中リプレイBR2」、当選番号「19」の「Bonus中リプレイBR3」、当選番号「20」の「スイカリプレイ」、当選番号「21」の「弱チェリーリプレイ」、当選番号「22」の「強チェリーリプレイ」、当選番号「23」の「チャンス目リプレイCR1」が当選役として決定されることはない。
(第1RT遊技状態用第1当選役決定テーブル)
次に、図14に基づいて、第1RT遊技状態用第1当選役決定テーブルについて説明を行う。
第1RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の第1RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、第1RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値と、当選番号に対応する当選役の抽選値が全設定共通値であるか否かが規定されている。ここで、本実施形態において、第1RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図14においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第1RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、当選番号「01」の「準備状態移行リプレイJR1」、当選番号「02」の「準備状態移行リプレイJR2」、当選番号「03」の「準備状態移行リプレイJR3」、当選番号「04」の「準備状態移行リプレイJR4」、当選番号「05」の「直撃Bonus」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第1RT遊技状態用第1当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「06」の「Bonus突入リプレイBI1」、当選番号「07」の「Bonus突入リプレイBI2」、当選番号「08」の「Bonus突入リプレイBI3」、当選番号「09」の「ART中リプレイAR1」、当選番号「10」の「ART中リプレイAR2」、当選番号「11」の「ART中リプレイAR3」、当選番号「12」の「ART中リプレイAR4」、当選番号「13」の「通常リプレイ」、当選番号「14」の「RUSHリプレイR1」、当選番号「15」の「RUSHリプレイR2」、当選番号「16」の「状態移行リプレイ」、当選番号「17」の「Bonus中リプレイBR1」、当選番号「18」の「Bonus中リプレイBR2」、当選番号「19」の「Bonus中リプレイBR3」、当選番号「20」の「スイカリプレイ」、当選番号「21」の「弱チェリーリプレイ」、当選番号「22」の「強チェリーリプレイ」、当選番号「23」の「チャンス目リプレイCR1」が当選役として決定されることはない。
(第2RT遊技状態用第1当選役決定テーブル)
次に、図15に基づいて、第2RT遊技状態用第1当選役決定テーブルについて説明を行う。
第2RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の第2RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、第2RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値と、当選番号に対応する当選役の抽選値が全設定共通値であるか否かが規定されている。ここで、本実施形態において、第2RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図15においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第2RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、当選番号「06」の「Bonus突入リプレイBI1」、当選番号「07」の「Bonus突入リプレイBI2」、当選番号「08」の「Bonus突入リプレイBI3」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第2RT遊技状態用第1当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「01」の「準備状態移行リプレイJR1」、当選番号「02」の「準備状態移行リプレイJR2」、当選番号「03」の「準備状態移行リプレイJR3」、当選番号「04」の「準備状態移行リプレイJR4」、当選番号「05」の「直撃Bonus」、当選番号「09」の「ART中リプレイAR1」、当選番号「10」の「ART中リプレイAR2」、当選番号「11」の「ART中リプレイAR3」、当選番号「12」の「ART中リプレイAR4」、当選番号「13」の「通常リプレイ」、当選番号「14」の「RUSHリプレイR1」、当選番号「15」の「RUSHリプレイR2」、当選番号「16」の「状態移行リプレイ」、当選番号「17」の「Bonus中リプレイBR1」、当選番号「18」の「Bonus中リプレイBR2」、当選番号「19」の「Bonus中リプレイBR3」、当選番号「20」の「スイカリプレイ」、当選番号「21」の「弱チェリーリプレイ」、当選番号「22」の「強チェリーリプレイ」、当選番号「23」の「チャンス目リプレイCR1」が当選役として決定されることはない。
(第3RT遊技状態用第1当選役決定テーブル)
次に、図16に基づいて、第3RT遊技状態用第1当選役決定テーブルについて説明を行う。
第3RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の第3RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、第3RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値と、当選番号に対応する当選役の抽選値が全設定共通値であるか否かが規定されている。ここで、本実施形態において、第3RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図16においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第3RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、当選番号「13」の「通常リプレイ」、当選番号「16」の「状態移行リプレイ」、当選番号「17」の「Bonus中リプレイBR1」、当選番号「18」の「Bonus中リプレイBR2」、当選番号「19」の「Bonus中リプレイBR3」、当選番号「20」の「スイカリプレイ」、当選番号「21」の「弱チェリーリプレイ」、当選番号「22」の「強チェリーリプレイ」、当選番号「23」の「チャンス目リプレイCR1」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第3RT遊技状態用第1当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「01」の「準備状態移行リプレイJR1」、当選番号「02」の「準備状態移行リプレイJR2」、当選番号「03」の「準備状態移行リプレイJR3」、当選番号「04」の「準備状態移行リプレイJR4」、当選番号「05」の「直撃Bonus」、当選番号「06」の「Bonus突入リプレイBI1」、当選番号「07」の「Bonus突入リプレイBI2」、当選番号「08」の「Bonus突入リプレイBI3」、当選番号「09」の「ART中リプレイAR1」、当選番号「10」の「ART中リプレイAR2」、当選番号「11」の「ART中リプレイAR3」、当選番号「12」の「ART中リプレイAR4」、当選番号「14」の「RUSHリプレイR1」、当選番号「15」の「RUSHリプレイR2」、が当選役として決定されることはない。
(第4RT遊技状態用第1当選役決定テーブル)
次に、図17に基づいて、第4RT遊技状態用第1当選役決定テーブルについて説明を行う。
第4RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の第4RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、第4RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値と、当選番号に対応する当選役の抽選値が全設定共通値であるか否かが規定されている。ここで、本実施形態において、第4RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図17においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第4RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、当選番号「09」の「ART中リプレイAR1」、当選番号「10」の「ART中リプレイAR2」、当選番号「11」の「ART中リプレイAR3」、当選番号「12」の「ART中リプレイAR4」、当選番号「13」の「通常リプレイ」、当選番号「20」の「スイカリプレイ」、当選番号「21」の「弱チェリーリプレイ」、当選番号「22」の「強チェリーリプレイ」、当選番号「23」の「チャンス目リプレイCR1」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第4RT遊技状態用第1当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「01」の「準備状態移行リプレイJR1」、当選番号「02」の「準備状態移行リプレイJR2」、当選番号「03」の「準備状態移行リプレイJR3」、当選番号「04」の「準備状態移行リプレイJR4」、当選番号「05」の「直撃Bonus」、当選番号「06」の「Bonus突入リプレイBI1」、当選番号「07」の「Bonus突入リプレイBI2」、当選番号「08」の「Bonus突入リプレイBI3」、当選番号「14」の「RUSHリプレイR1」、当選番号「15」の「RUSHリプレイR2」、当選番号「16」の「状態移行リプレイ」、当選番号「17」の「Bonus中リプレイBR1」、当選番号「18」の「Bonus中リプレイBR2」、当選番号「19」の「Bonus中リプレイBR3」が当選役として決定されることはない。
(第5RT遊技状態用第1当選役決定テーブル)
次に、図18に基づいて、第5RT遊技状態用第1当選役決定テーブルについて説明を行う。
第5RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の第5RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、第5RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値と、当選番号に対応する当選役の抽選値が全設定共通値であるか否かが規定されている。ここで、本実施形態において、第5RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図18においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第5RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、当選番号「14」の「RUSHリプレイR1」、当選番号「15」の「RUSHリプレイR2」、当選番号「20」の「スイカリプレイ」、当選番号「21」の「弱チェリーリプレイ」、当選番号「22」の「強チェリーリプレイ」、当選番号「23」の「チャンス目リプレイCR1」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第5RT遊技状態用第1当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「01」の「準備状態移行リプレイJR1」、当選番号「02」の「準備状態移行リプレイJR2」、当選番号「03」の「準備状態移行リプレイJR3」、当選番号「04」の「準備状態移行リプレイJR4」、当選番号「05」の「直撃Bonus」、当選番号「06」の「Bonus突入リプレイBI1」、当選番号「07」の「Bonus突入リプレイBI2」、当選番号「08」の「Bonus突入リプレイBI3」、当選番号「09」の「ART中リプレイAR1」、当選番号「10」の「ART中リプレイAR2」、当選番号「11」の「ART中リプレイAR3」、当選番号「12」の「ART中リプレイAR4」、当選番号「13」の「通常リプレイ」、当選番号「16」の「状態移行リプレイ」、当選番号「17」の「Bonus中リプレイBR1」、当選番号「18」の「Bonus中リプレイBR2」、当選番号「19」の「Bonus中リプレイBR3」が当選役として決定されることはない。
(第6RT遊技状態用第1当選役決定テーブル)
次に、図19に基づいて、第6RT遊技状態用第1当選役決定テーブルについて説明を行う。
第6RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の第6RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、第6RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値と、当選番号に対応する当選役の抽選値が全設定共通値であるか否かが規定されている。ここで、本実施形態において、第6RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図19においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第6RT遊技状態用第1当選役決定テーブルは、当選番号「09」の「ART中リプレイAR1」、当選番号「10」の「ART中リプレイAR2」、当選番号「11」の「ART中リプレイAR3」、当選番号「12」の「ART中リプレイAR4」に抽選値が規定されている。
即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第5RT遊技状態用第1当選役決定テーブルを用いて抽選を行った場合においては、当選番号「01」の「準備状態移行リプレイJR1」、当選番号「02」の「準備状態移行リプレイJR2」、当選番号「03」の「準備状態移行リプレイJR3」、当選番号「04」の「準備状態移行リプレイJR4」、当選番号「05」の「直撃Bonus」、当選番号「06」の「Bonus突入リプレイBI1」、当選番号「07」の「Bonus突入リプレイBI2」、当選番号「08」の「Bonus突入リプレイBI3」、当選番号「13」の「通常リプレイ」、当選番号「14」の「RUSHリプレイR1」、当選番号「15」の「RUSHリプレイR2」、当選番号「16」の「状態移行リプレイ」、当選番号「17」の「Bonus中リプレイBR1」、当選番号「18」の「Bonus中リプレイBR2」、当選番号「19」の「Bonus中リプレイBR3」、当選番号「20」の「スイカリプレイ」、当選番号「21」の「弱チェリーリプレイ」、当選番号「22」の「強チェリーリプレイ」、当選番号「23」の「チャンス目リプレイCR1」が当選役として決定されることはない。
なお、非RT遊技状態用第1当選役決定テーブル、第1RT遊技状態用第1当選役決定テーブル、第2RT遊技状態用第1当選役決定テーブル、第3RT遊技状態用第1当選役決定テーブル、第4RT遊技状態用第1当選役決定テーブル、第5RT遊技状態用第1当選役決定テーブル、第6RT遊技状態用第1当選役決定テーブルを総称して、「第1当選役決定テーブル」という。
なお、当選番号「01」の「準備状態移行リプレイJR1」と、当選番号「02」の「準備状態移行リプレイJR2」と、当選番号「03」の「準備状態移行リプレイJR3」と、当選番号「04」の「準備状態移行リプレイJR4」を総称して「準備状態移行リプレイ」という。
また、当選番号「06」の「Bonus突入リプレイBI1」と、当選番号「07」の「Bonus突入リプレイBI2」と、当選番号「08」の「Bonus突入リプレイBI3」を総称して「Bonus突入リプレイ」という。
また、当選番号「09」の「ART中リプレイAR1」と、当選番号「10」の「ART中リプレイAR2」と、当選番号「11」の「ART中リプレイAR3」と、当選番号「12」の「ART中リプレイAR4」を総称して「ART中リプレイ」という。
また、当選番号「14」の「RUSHリプレイR1」と、当選番号「15」の「RUSHリプレイR2」を総称して「RUSHリプレイ」という。
また、当選番号「17」の「Bonus中リプレイBR1」と、当選番号「18」の「Bonus中リプレイBR2」と、当選番号「19」の「Bonus中リプレイBR3」を総称して「Bonus中リプレイ」という。
また、当選番号「21」の「弱チェリーリプレイ」と、当選番号「22」の「強チェリーリプレイ」を総称して「チェリーリプレイ」という。
(第2当選役決定テーブル)
次に、図20に基づいて、第2当選役決定テーブルについて説明を行う。
第2当選役決定テーブルは、メインROM302に記憶されており、後述の非RT遊技状態、第1RT遊技状態、第2RT遊技状態、第3RT遊技状態、第4RT遊技状態、第5RT遊技状態、第6RT遊技状態における後述の内部抽選処理により、当選役を決定する際に用いられる。
また、第2当選役決定テーブルは、第1当選役決定テーブルと同様に、当選番号と、当選番号の内容と、設定値毎の抽選値と、当選番号に対応する当選役の抽選値が全設定共通値であるか否かが規定されている。ここで、本実施形態において、第2当選役決定テーブルは、設定値が「1」の場合の抽選値と、設定値が「2」の場合の抽選値と、設定値が「3」の場合の抽選値と、設定値が「4」の場合の抽選値と、設定値が「5」の場合の抽選値と、設定値が「6」の場合の抽選値がそれぞれ規定されている。なお、図20においては、設定値が「2」の場合の抽選値、設定値が「3」の場合の抽選値、設定値が「4」の場合の抽選値、設定値が「5」の場合の抽選値の図示を省略している。
また、第2当選役決定テーブルは、当選番号「24」の「チャンス目リプレイCR2」、当選番号「25」の「スイカ」、当選番号「26」の「弱チェリー」、当選番号「27」の「強チェリー」、当選番号「28」の「中段チェリー」、当選番号「29」の「チャンス目CN1」、当選番号「30」の「チャンス目CN2」、当選番号「31」の「共通ベル」、当選番号「32」の「押し順ベルA1」、当選番号「33」の「押し順ベルB1」、当選番号「34」の「押し順ベルA2」、当選番号「35」の「押し順ベルB2」、当選番号「36」の「押し順ベルA3」、当選番号「37」の「押し順ベルB3」、当選番号「38」の「押し順ベルA4」、当選番号「39」の「押し順ベルB4」に抽選値が規定されている。
ここで、第1当選役決定テーブルと、第2当選役決定テーブルの関係について説明すると、第1当選役決定テーブルを用いて抽選を行う場合には、現在の遊技状態によって当選役として決定される当選役と、当選役として決定されない当選役について規定されている。一方、第2当選役決定テーブルを用いて抽選を行う場合には、全ての遊技状態で当選役として決定され得る当選役について規定されている。
なお、当選番号「23」の「チャンス目リプレイCR1」と、当選番号「24」の「チャンス目リプレイCR2」を総称して「チャンス目リプレイ」という。
また、当選番号「26」の「弱チェリー」と、当選番号「27」の「強チェリー」と、当選番号「28」の「中段チェリー」を総称して「チェリー」という。
また、当選番号「29」の「チャンス目CN1」と、当選番号「30」の「チャンス目CN2」を総称して「チャンス目」という。
また、当選番号「31」の「共通ベル」と、当選番号「32」の「押し順ベルA1」と、当選番号「33」の「押し順ベルB1」と、当選番号「34」の「押し順ベルA2」と、当選番号「35」の「押し順ベルB2」と、当選番号「36」の「押し順ベルA3」と、当選番号「37」の「押し順ベルB3」と、当選番号「38」の「押し順ベルA4」と、当選番号「39」の「押し順ベルB4」を総称して「ベル」という。
また、当選番号「32」の「押し順ベルA1」と、当選番号「33」の「押し順ベルB1」と、当選番号「34」の「押し順ベルA2」と、当選番号「35」の「押し順ベルB2」と、当選番号「36」の「押し順ベルA3」と、当選番号「37」の「押し順ベルB3」と、当選番号「38」の「押し順ベルA4」と、当選番号「39」の「押し順ベルB4」を総称して「押し順ベル」という。
(遊技状態移行図)
次に、図21に基づいて、遊技状態移行図について説明を行う。
遊技状態移行図は、現在の遊技状態と、遊技状態を移行する条件となる移行条件と、移行先の遊技状態を規定している。
ここで、現在の遊技状態が非RT遊技状態である場合において、有効ライン上に「ブランク」に係る図柄の組み合わせのうち、いずれかの図柄の組み合わせが表示された場合に、非RT遊技状態から第1RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態が第1RT遊技状態である場合において、有効ライン上に「準備リプレイ」に係る図柄の組み合わせのうち、いずれかの図柄の組み合わせが表示された場合に、第1RT遊技状態から第2RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が第1RT遊技状態である場合において、有効ライン上に「Bonusリプレイ」に係る図柄の組み合わせのうち、いずれかの図柄の組み合わせが表示された場合に、第1RT遊技状態から第3RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態が第2RT遊技状態である場合において、有効ライン上に「ブランク」に係る図柄の組み合わせのうち、いずれかの図柄の組み合わせが表示された場合に、第2RT遊技状態から第1RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が第2RT遊技状態である場合において、有効ライン上に「Bonusリプレイ」に係る図柄の組み合わせのうち、いずれかの図柄の組み合わせが表示された場合に、第2RT遊技状態から第3RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が第2RT遊技状態である場合において、有効ライン上に「ARTリプレイ」に係る図柄の組み合わせのうち、いずれかの図柄の組み合わせが表示された場合に、第2RT遊技状態から第4RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が第2RT遊技状態である場合において、有効ライン上に「RUSHリプレイ」に係る図柄の組み合わせのうち、いずれかの図柄の組み合わせが表示された場合に、第2RT遊技状態から第5RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態が第3RT遊技状態である場合において、有効ライン上に「ブランク」に係る図柄の組み合わせのうち、いずれかの図柄の組み合わせが表示された場合に、第3RT遊技状態から第1RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が第3RT遊技状態である場合において、有効ライン上に「ARTリプレイ」に係る図柄の組み合わせのうち、いずれかの図柄の組み合わせが表示された場合に、第3RT遊技状態から第4RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が第3RT遊技状態である場合において、有効ライン上に「RUSHリプレイ」に係る図柄の組み合わせのうち、いずれかの図柄の組み合わせが表示された場合に、第3RT遊技状態から第5RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態が第4RT遊技状態である場合において、有効ライン上に「ブランク」に係る図柄の組み合わせのうち、いずれかの図柄の組み合わせが表示された場合に、第4RT遊技状態から第1RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が第4RT遊技状態である場合において、有効ライン上に「RUSHリプレイ」に係る図柄の組み合わせのうち、いずれかの図柄の組み合わせが表示された場合に、第4RT遊技状態から第5RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が第4RT遊技状態である場合において、有効ライン上に「特別リプレイ」に係る図柄の組み合わせのうち、いずれかの図柄の組み合わせが表示された場合に、第4RT遊技状態から第6RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態が第5RT遊技状態である場合において、有効ライン上に「ブランク」に係る図柄の組み合わせのうち、いずれかの図柄の組み合わせが表示された場合に、第5RT遊技状態から第1RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が第5RT遊技状態である場合において、有効ライン上に「Bonusリプレイ」に係る図柄の組み合わせのうち、いずれかの図柄の組み合わせが表示された場合に、第5RT遊技状態から第3RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が第5RT遊技状態である場合において、有効ライン上に「ARTリプレイ」に係る図柄の組み合わせのうち、いずれかの図柄の組み合わせが表示された場合に、第5RT遊技状態から第4RT遊技状態に移行される。
また、現在の遊技状態が第6RT遊技状態である場合において、有効ライン上に「ブランク」に係る図柄の組み合わせのうち、いずれかの図柄の組み合わせが表示された場合に、第6RT遊技状態から第1RT遊技状態に移行される。
一方、現在の遊技状態が第6RT遊技状態である場合において、有効ライン上に「ARTリプレイ」に係る図柄の組み合わせのうち、いずれかの図柄の組み合わせが表示された場合に、第6RT遊技状態から第4RT遊技状態に移行される。
(図柄管理ビットテーブル)
次に、図22に基づいて、図柄管理ビットテーブルについて説明を行う。
図柄管理ビットテーブルは、メインROM302に記憶されており、検索対象リールの図柄に応じた図柄管理ビットと、図柄データを規定するために設けられている。ここで、図柄管理ビットテーブルには、(a)検索対象リールと、(b)図柄に対応する図柄管理ビットと、(c)図柄管理ビットに対応する第0群図柄データ、第1群図柄データ、第2群図柄データ、第3群図柄データ、及び第4群図柄データが規定されている。
なお、図柄管理ビットテーブルは、同一の図柄のであっても、検索対象リールが異なれば、図柄管理ビットや、図柄管理ビットに対応する第0群図柄データ、第1群図柄データ、第2群図柄データ、第3群図柄データ、及び第4群図柄データが異なる。例えば、検索対象リールが左リール18である場合において、「赤セブン」の図柄管理ビットは、「00000001B」であるのに対して、検索対象リールが中リール19である場合には、「赤セブン」の図柄管理ビットは、「00011011B」であり、検索対象リールが右リール20である場合には、「赤セブン」の図柄管理ビットは、「00010011B」である。
(第1図柄ビットテーブル)
次に、図23に基づいて、第1図柄ビットテーブルについて説明を行う。
第1図柄ビットテーブルは、メインROM302に設けられており、停止制御番号に応じた図柄の組み合わせに係るデータを規定するために設けられている。具体的には、第1図柄ビットテーブルには、停止制御番号と、停止制御番号に対応する「2」バイトのデータが規定されている。
ここで、第1図柄ビットテーブルに規定されている「2」バイトのデータのうち、「1」バイト目のビット「0」は、準備リプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「1」は、第1Bonusリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「2」は、第2Bonusリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「3」は、第3Bonusリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「4」は、ARTリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「5」は、特別リプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「6」は、RUSHリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「7」は、中段リプレイに係る図柄の組み合わせに対応している。
また、第1図柄ビットテーブルに規定されている「2」バイトのデータのうち、「2」バイト目のビット「0」は、右上がりリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「1」は、BARリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「2」は、上段スイカリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「3」は、下段スイカリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「4」は、上段チェリーリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「5」は、下段チェリーリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「6」は、第1チャンス目リプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「7」は、第2チャンス目リプレイに係る図柄の組み合わせに対応している。
(第2図柄ビットテーブル)
次に、図24に基づいて、第2図柄ビットテーブルについて説明を行う。
第2図柄ビットテーブルは、メインROM302に設けられており、第1図柄ビットテーブルと同様に、停止制御番号に応じた図柄の組み合わせに係るデータを規定するために設けられている。具体的には、第2図柄ビットテーブルには、停止制御番号と、停止制御番号に対応する「3」バイトのデータが規定されている。
ここで、第2図柄ビットテーブルに規定されている「3」バイトのデータのうち、「1」バイト目のビット「0」は、第1押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「1」は、第2押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「2」は、第3押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「3」は、第4押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「4」は、第5押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「5」は、第6押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「6」は、第7押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「7」は、第8押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応している。
また、第2図柄ビットテーブルに規定されている「3」バイトのデータのうち、「2」バイト目のビット「0」は、第9押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「1」は、第10押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「2」は、第11押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「3」は、第12押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「4」は、正解ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「5」は、右上がりスイカに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「6」は、右下がりスイカに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「7」は、第1チャンス目に係る図柄の組み合わせに対応している。
また、第2図柄ビットテーブルに規定されている「3」バイトのデータのうち、「3」バイト目のビット「0」は、第2チャンス目に係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「1」は、第1チェリーに係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「2」は、第2チェリーに係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「3」は、中段チェリーに係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「4」は、第1ブランクに係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「5」は、第2ブランクに係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「6」は、第3ブランクに係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「7」は、第4ブランクに係る図柄の組み合わせに対応している。
(引込優先順位テーブル)
次に、図25に基づいて、引込優先順位テーブルについて説明を行う。
引込優先順位テーブルは、メインROM302に設けられており、回転中の左リール18、中リール19、右リール20を停止する際に用いられる得点を決定する際に用いられるテーブルである。また、引込優先順位テーブルは、図柄ビットと、図柄ビットに対応する得点が規定されている。
ここで、本実施形態において、引込優先順位テーブルの図柄ビットは、「3」バイトのデータが規定されており、引込優先順位テーブルに規定されている「3」バイトのデータのうち、「1」バイト目のビット「0」は、第1押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「1」は、第2押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「2」は、第3押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「3」は、第4押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「4」は、第5押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「5」は、第6押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「6」は、第7押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「7」は、第8押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応している。
また、引込優先順位テーブルの図柄ビットに規定されている「3」バイトのデータのうち、「2」バイト目のビット「0」は、第9押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「1」は、第10押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「2」は、第11押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「3」は、第12押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「4」は、正解ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「5」は、右上がりスイカに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「6」は、右下がりスイカに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「7」は、第1チャンス目に係る図柄の組み合わせに対応している。
また、引込優先順位テーブルの図柄ビットに規定されている「3」バイトのデータのうち、「3」バイト目のビット「0」は、第2チャンス目に係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「1」は、第1チェリーに係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「2」は、第2チェリーに係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「3」は、中段チェリーに係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「4」は、第1ブランクに係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「5」は、第2ブランクに係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「6」は、第3ブランクに係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「7」は、第4ブランクに係る図柄の組み合わせに対応している。
従って、引込優先順位テーブルには、「第1押し順ベル」の場合、「第2押し順ベル」の場合、「第3押し順ベル」の場合、「第4押し順ベル」の場合、「第5押し順ベル」の場合、「第6押し順ベル」の場合、「第7押し順ベル」の場合、「第8押し順ベル」の場合、「第9押し順ベル」の場合、「第10押し順ベル」の場合、「第11押し順ベル」の場合、「第12押し順ベル」の場合、及び「正解ベル」の場合の得点として「64」が規定されており、「右上がりスイカ」の場合、及び「右下がりスイカ」の場合の得点として「32」が規定されており、「第1チェリー」の場合、及び「第2チェリー」の場合の得点として「16」が規定されており、「第1チャンス目」の場合、「第2チャンス目」の場合、及び「中段チェリー」の場合の得点として「8」が規定されており、「第1ブランク」の場合、及び「第2ブランク」の場合の得点として「4」が規定されており、「第3ブランク」の場合、及び「第4ブランク」の場合の得点として「2」が規定されている。
(有効表示図柄ビットテーブル)
次に、図26に基づいて、有効表示図柄ビットテーブルについて説明を行う。
有効表示図柄ビットテーブルは、メインROM302に設けられており、停止済みの左リール18、中リール19、右リール20のみで表示されることが確定する図柄の組み合わせの図柄ビットを検索するために設けられている。具体的には、有効表示図柄ビットテーブルは、停止済みのリールと、停止済みのリールに対応する図柄ビットが「5」バイト分規定されている。
ここで、有効表示図柄ビットテーブルに規定されている「5」バイトのデータのうち、「1」バイト目のビット「0」は、準備リプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「1」は、第1Bonusリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「2」は、第2Bonusリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「3」は、第3Bonusリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「4」は、ARTリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「5」は、特別リプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「6」は、RUSHリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「1」バイト目のビット「7」は、中段リプレイに係る図柄の組み合わせに対応している。
また、有効表示図柄ビットテーブルに規定されている「5」バイトのデータのうち、「2」バイト目のビット「0」は、右上がりリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「1」は、BARリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「2」は、上段スイカリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「3」は、下段スイカリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「4」は、上段チェリーリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「5」は、下段チェリーリプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「6」は、第1チャンス目リプレイに係る図柄の組み合わせに対応しており、「2」バイト目のビット「7」は、第2チャンス目リプレイに係る図柄の組み合わせに対応している。
また、有効表示図柄ビットテーブルに規定されている「5」バイトのデータのうち、「3」バイト目のビット「0」は、第1押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「1」は、第2押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「2」は、第3押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「3」は、第4押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「4」は、第5押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「5」は、第6押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「6」は、第7押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「3」バイト目のビット「7」は、第8押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応している。
また、有効表示図柄ビットテーブルに規定されている「5」バイトのデータのうち、「4」バイト目のビット「0」は、第9押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「4」バイト目のビット「1」は、第10押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「4」バイト目のビット「2」は、第11押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「4」バイト目のビット「3」は、第12押し順ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「4」バイト目のビット「4」は、正解ベルに係る図柄の組み合わせに対応しており、「4」バイト目のビット「5」は、右上がりスイカに係る図柄の組み合わせに対応しており、「4」バイト目のビット「6」は、右下がりスイカに係る図柄の組み合わせに対応しており、「4」バイト目のビット「7」は、第1チャンス目に係る図柄の組み合わせに対応している。
また、有効表示図柄ビットテーブルに規定されている「5」バイトのデータのうち、「5」バイト目のビット「0」は、第2チャンス目に係る図柄の組み合わせに対応しており、「5」バイト目のビット「1」は、第1チェリーに係る図柄の組み合わせに対応しており、「5」バイト目のビット「2」は、第2チェリーに係る図柄の組み合わせに対応しており、「5」バイト目のビット「3」は、中段チェリーに係る図柄の組み合わせに対応しており、「5」バイト目のビット「4」は、第1ブランクに係る図柄の組み合わせに対応しており、「5」バイト目のビット「5」は、第2ブランクに係る図柄の組み合わせに対応しており、「5」バイト目のビット「6」は、第3ブランクに係る図柄の組み合わせに対応しており、「5」バイト目のビット「7」は、第4ブランクに係る図柄の組み合わせに対応している。
(順押し第1停止テーブル選択テーブル)
次に、図27に基づいて、順押し第1停止テーブル選択テーブルについて説明を行う。
順押し第1停止テーブル選択テーブルは、メインROM302に設けられており、後述の順押し第1停止テーブルを選択するために設けられている。具体的には、順押し第1停止テーブル選択テーブルは、停止制御番号と、停止制御番号に対応する順押し第1停止テーブルが規定されている。ここで、「順押し」とは、左リール18、中リール19、及び右リール20が回転している状態において、最初に左停止ボタン11を操作することをいう。
(順押し第1停止テーブル)
次に、図28に基づいて、順押し第1停止テーブルについて説明を行う。
順押し第1停止テーブルは、メインROM302に設けられており、左リール18、中リール19、及び右リール20が回転している状態において、左停止ボタン11の操作を行った場合に参照されるテーブルである。また、順押し第1停止テーブルは、順押し第1停止テーブル「00」から順押し第1停止テーブル「19」の「20」個のテーブルからなり、それぞれ左リール18の押圧基準位置と、滑りコマ数候補と、第2停止操作以降に使用する後述の停止レベルテーブルが規定されている。
ここで、本実施形態において、「第1停止」とは、左リール18、中リール19、右リール20の全てが回転している状態において、最初に左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の何れかを操作するタイミングのことをいい、「第2停止時」とは、左リール18、中リール19、右リール20のうち、何れか「1」個のリールが停止し、他の「2」個のリールが回転している状態において、回転しているリールに対応する左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の何れかを操作するタイミングのことをいい、「第3停止時」とは、左リール18、中リール19、右リール20のうち、何れか「2」個のリールが停止し、他の「1」個のリールが回転している状態において、回転しているリールに対応する左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の何れかを操作するタイミングのことをいう。
また、「第1停止操作」とは、左リール18、中リール19、右リール20の全てが回転している状態において、最初に左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の何れかを操作することをいい、「第2停止操作」とは、左リール18、中リール19、右リール20のうち、何れか「1」個のリールが停止し、他の「2」個のリールが回転している状態において、回転しているリールに対応する左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の何れかを操作することをいい、「第3停止操作」とは、左リール18、中リール19、右リール20のうち、何れか「2」個のリールが停止し、他の「1」個のリールが回転している状態において、回転しているリールに対応する左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の何れかを操作することをいう。
(停止レベルテーブル)
次に、図29に基づいて、停止レベルテーブルについて説明を行う。
停止レベルテーブルは、メインROM302に設けられており、中リール用レベルデータと、右リール用レベルデータと、第2停止操作用レベルを取得するために設けられている。また、停止レベルテーブルは、押圧基準位置と、押圧基準位置に対応する中リール用レベルデータと、右リール用レベルデータと、第2停止操作用レベルが規定されている。
(停止ビットデータ検索テーブル)
次に、図30に基づいて、停止ビットデータ検索テーブルについて説明を行う。
停止ビットデータ検索テーブルは、メインROM302に設けられており、第2停止時以降のビットの検索順序を決定するために設けられている。また、停止ビットデータ検索テーブルには、第2停止操作用レベルに応じて、第2停止時に中停止ボタン12を操作した時の検索順序のビットデータと、第2停止時に右停止ボタン13を操作した時の検索順序のビットデータが規定されている。
(変則押し用第1停止選択テーブル)
次に、図31に基づいて、変則押し用第1停止選択テーブルについて説明を行う。
変則押し用第1停止選択テーブルは、メインROM302に設けられており、使用ビットデータ選択テーブルと、使用テーブルオフセットを取得するために設けられている。また、変則押し用第1停止選択テーブルは、停止制御番号と、停止制御番号に応じた使用ビットデータ選択テーブルと、使用テーブルオフセットが規定されている。ここで、「変則押し」とは、左リール18、中リール19、及び右リール20が回転している状態において、最初に中停止ボタン12を操作する場合、及び最初に右停止ボタン13を操作することをいう。
(使用ビットデータ選択テーブル)
次に、図32に基づいて、使用ビットデータ選択テーブルについて説明を行う。
使用ビットデータ選択テーブルは、メインROM302に設けられており、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序に対応するオフセット値と、オフセット値に対応する使用ビットデータが規定されている。また、使用ビットデータ選択テーブルは、使用ビットデータ選択テーブル「00」から使用ビットデータ選択テーブル「32」の「33」個のテーブルからなり、各使用ビットデータ選択テーブルには、使用ビットデータ選択テーブルに対応するオフセット値と、使用ビットデータが規定されている。
ここで、例えば、使用ビットデータ選択テーブル「00」が選択されている場合には、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13をどのような順序で操作した場合であっても、オフセット値は「00B」であるため、使用ビットデータとして「01000000B」が選択される。
また、使用ビットデータ選択テーブル「13」が選択されている場合において、右停止ボタン13、左停止ボタン11、中停止ボタン12の順番で操作した場合、及び右停止ボタン13、中停止ボタン12、左停止ボタン11の順番で操作した場合オフセット値は「00B」であるため、使用ビットデータとして「01000000B」が選択され、中停止ボタン12、左停止ボタン11、右停止ボタン13の順番で操作した場合、及び中停止ボタン12、右停止ボタン13、左停止ボタン11の順番で操作した場合のオフセット値は「01B」であるため、使用ビットデータとして「00010000B」が選択される。
また、使用ビットデータ選択テーブル「15」が選択されている場合において、右停止ボタン13、中停止ボタン12、左停止ボタン11の順番で操作した場合のオフセット値は「00B」であるため、ビットデータとして「01000000B」が選択され、中停止ボタン12、左停止ボタン11、右停止ボタン13の順番で操作した場合、及び中停止ボタン12、右停止ボタン13、左停止ボタン11の順番で操作した場合のオフセット値は「01B」であるため、ビットデータとして「00001000B」が選択され、右停止ボタン13、左停止ボタン11、中停止ボタン12の順番で操作した場合のオフセット値は「10B」であるため、ビットデータとして「10000000B」が選択される。
また、使用ビットデータ選択テーブル「07」が選択されている場合において、右停止ボタン13、中停止ボタン12、左停止ボタン11の順番で操作した場合のオフセット値は「00B」であるため、ビットデータとして「01000000B」が選択され、中停止ボタン12、右停止ボタン13、左停止ボタン11の順番で操作した場合のオフセット値は「01B」であるため、ビットデータとして「00010001B」が選択され、右停止ボタン13、左停止ボタン11、中停止ボタン12の順番で操作した場合のオフセット値は「10B」であるため、ビットデータとして「00001000B」が選択され、中停止ボタン12、左停止ボタン11、右停止ボタン13の順番で操作した場合のオフセット値は「11B」であるため、ビットデータとして「00010010B」が選択される。
ここで、詳しくは後述するが、左リール18、中リール19、右リール20の全てのリールが回転している状態において、中停止ボタン12を最初に操作した場合には、中停止ボタン12、右停止ボタン13、左停止ボタン11の順番で操作した場合のオフセット値を参照するとともに、右停止ボタン13を最初に操作した場合には、右停止ボタン13、中停止ボタン12、左停止ボタン11の順番で操作した場合のオフセット値を参照する。
これは、第1停止時において、中停止ボタン12を最初に操作した場合に、中停止ボタン12、右停止ボタン13、左停止ボタン11の順番で操作するか、中停止ボタン12、左停止ボタン11、右停止ボタン13の順番で操作するかを判別することができないため、初期値として、中停止ボタン12、右停止ボタン13、左停止ボタン11の順番で操作した場合のオフセット値を参照することとしている。なお、第2停止時において、中停止ボタン12、左停止ボタン11、右停止ボタン13の順番で操作した場合には、中停止ボタン12、左停止ボタン11、右停止ボタン13の順番で操作した場合のオフセット値に補正する処理が行われる。
同様に、第1停止時において、右停止ボタン13を最初に操作した場合に、右停止ボタン13、中停止ボタン12、左停止ボタン11の順番で操作するか、右停止ボタン13、左停止ボタン11、中停止ボタン12の順番で操作するかを判別することができないため、初期値として、右停止ボタン13、中停止ボタン12、左停止ボタン11の順番で操作した場合のオフセット値を参照することとしている。なお、第2停止時において、右停止ボタン13、左停止ボタン11、中停止ボタン12の順番で操作した場合には、右停止ボタン13、左停止ボタン11、中停止ボタン12の順番で操作した場合のオフセット値に補正する処理が行われる。
(左リール用変則押しテーブル)
次に、図33に基づいて、左リール用変則押しテーブルについて説明を行う。
左リール用変則押しテーブルは、メインROM302に設けられており、変則押し時に回転中の左リール18を停止する際に用いられるテーブルである。具体的には、左リール用変則押しテーブルは、左リール用変則押しテーブルAと、左リール用変則押しテーブルBと、左リール用変則押しテーブルCと、左リール用変則押しテーブルDが設けられている。
そして、左リール用変則押しテーブルには、図柄位置毎に「1」バイトのデータが規定されており、ビットがONの位置で停止が許容されることとなる。例えば、左リール用変則押しテーブルAを使用する場合において、ビット「0」を参照する場合には、左リール18の停止位置が「03」、「08」、「15」、または「20」の何れかとなる。
(中リール用変則押しテーブル)
次に、図34に基づいて、中リール用変則押しテーブルについて説明を行う。
中リール用変則押しテーブルは、メインROM302に設けられており、変則押し時に回転中の中リール19を停止する際に用いられるテーブルである。具体的には、中リール用変則押しテーブルは、中リール用変則押しテーブルAと、中リール用変則押しテーブルBと、中リール用変則押しテーブルCと、中リール用変則押しテーブルDが設けられている。
そして、中リール用変則押しテーブルには、左リール用変則押しテーブルと同様に、図柄位置毎に「1」バイトのデータが規定されており、ビットがONの位置で停止が許容されることとなる。例えば、中リール用変則押しテーブルAを使用する場合において、ビット「0」を参照する場合には、中リール19の停止位置が「03」となる。
(右リール用変則押しテーブル)
次に、図35に基づいて、右リール用変則押しテーブルについて説明を行う。
右リール用変則押しテーブルは、メインROM302に設けられており、変則押し時に回転中の右リール20を停止する際に用いられるテーブルである。具体的には、右リール用変則押しテーブルは、右リール用変則押しテーブルAと、右リール用変則押しテーブルBと、右リール用変則押しテーブルCと、右リール用変則押しテーブルDが設けられている。
そして、右リール用変則押しテーブルには、左リール用変則押しテーブルや、中リール用変則押しテーブルと同様に、図柄位置毎に「1」バイトのデータが規定されており、ビットがONの位置で停止が許容されることとなる。例えば、右リール用変則押しテーブルAを使用する場合において、ビット「0」を参照する場合には、右リール20の停止位置が「16」となる。
(メイン制御基板300によるプログラム開始処理)
次に、図36に基づいて、メイン制御基板300により行われるプログラム開始処理についての説明を行う。なお、プログラム開始処理は、電源スイッチ201swがONとなったことに基づいて行われる処理である。
(ステップS1)
ステップS1において、メインCPU301は、電断中であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技機1に電力が供給されている場合には、遊技機1が電断中であるか否かを判定し、遊技機1に電力が供給されていない場合には、バックアップ電源により遊技機1が電断中であるか否かを判定する処理を行う。そして、電断中であると判定された場合には(ステップS1=Yes)、ステップS1の処理を繰り返し実行する。一方、電断中ではないと判定された場合には(ステップS1=No)、ステップS2に処理を移行する。
(ステップS2)
ステップS2において、メインCPU301は、初期設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技機1の内部レジスタを設定するためのテーブルの番地を設定し、当該テーブルに基づいて、レジスタの番地をセットする処理等を行う。そして、ステップS2の処理が終了すると、ステップS3に処理を移行する。
(ステップS3)
ステップS3において、メインCPU301は、RAMチェックサム算出処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303のチェックサムを算出し、当該算出が終了した場合には、メインRAM303のチェックサムをセットする処理を行う。そして、ステップS3の処理が終了すると、ステップS4に処理を移行する。
(ステップS4)
ステップS4において、メインCPU301は、設定変更キースイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。本実施形態においては、設定変更キー(図示せず)が設定変更用鍵穴48に挿入された状態で、所定角度回動されることにより、設定変更キースイッチ49swがONとなる。このため、ステップS4において、メインCPU301は、設定変更キー(図示せず)が設定変更用鍵穴48に挿入された状態で、所定角度回動されているか否かを判定する処理を行う。そして、設定変更キースイッチがONであると判定された場合には(ステップS4=Yes)、ステップS5に処理を移行し、設定変更キースイッチがOFFであると判定された場合には(ステップS4=No)、電断前に退避されたレジスタの値や、保存されたスタックポインタの値を復帰させる電断復帰処理に処理を移行する。
なお、電断復帰処理が終了すると、遊技機1の電源がOFFとなったときの状態に復帰することとなる。
(ステップS5)
ステップS5において、メインCPU301は、ドア開閉センサがONであるか否かを判定する処理を行う。本実施形態においては、鍵穴5にドアキー(図示せず)が挿入されて時計回り方向に所定角度回動され、かつ、前面扉3が所定角度以上開放されることにより、ドア開閉センサ17sがONとなる。このため、ステップS5において、メインCPU301は、鍵穴5にドアキー(図示せず)が挿入されて時計回り方向に所定角度回動され、かつ、前面扉3が所定角度以上開放されているか否かを判定する処理を行う。そして、ドア開閉センサがONであると判定された場合には(ステップS5=Yes)、ステップS7に処理を移行し、ドア開閉センサがOFFであると判定された場合には(ステップS5=No)、ステップS6に処理を移行する。
(ステップS6)
ステップS6において、メインCPU301は、設定変更装置作動異常フラグをセットする処理を行う。具体的には、設定変更キースイッチ49swがONであって(ステップS4=Yes)、ドア開閉センサ17sがOFFである場合(ステップS5=No)、前面扉3が所定角度以上開放していないにもかかわらず、設定変更用の鍵が挿入された状態で所定角度回動されていることとなる。このため、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている設定変更装置作動異常フラグ格納領域に設定変更装置作動異常フラグをセットする処理を行う。そして、ステップS6の処理が終了すると、前述した電断復帰処理に処理を移行する。
(ステップS7)
ステップS7において、メインCPU301は、設定変更開始コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、設定変更開始コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該設定変更開始コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「設定変更開始コマンド」とは、遊技機1の電源が投入され、設定値の変更を開始する旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS7の処理が終了すると、ステップS8に処理を移行する。
(ステップS8)
ステップS8において、メインCPU301は、設定値変更処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在の設定値を取得し、設定値の範囲が正常であるか否かを判定し、当該判定結果が正常である場合には、貯留枚数表示器28や、設定表示部44に現在の設定値を表示する処理を行う。一方、上述の判定結果が正常ではない場合には、設定値の初期設定値をメインRAM303に設けられている設定値格納領域にセットする処理を行う。そして、メインCPU301は、設定変更スイッチ45swにより設定変更ボタン45の操作が検出されたことに基づいて、設定値の切替処理を行うとともに、スタートスイッチ10swによりスタートレバー10の操作が検出されたことに基づいて、設定値の確定処理を行い、所定角度回動されている設定変更用の鍵が抜差可能な角度まで回動されたことが検出されたことに基づいて、設定値をメインRAM303に設けられている設定値格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS8の処理が終了すると、ステップS9に処理を移行する。
(ステップS9)
ステップS9において、メインCPU301は、設定変更終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、設定変更終了コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該設定変更終了コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「設定変更終了コマンド」とは、設定値の変更が終了した旨の情報や、変更後の設定値に係る情報を有するコマンドである。そして、ステップS9の処理が終了すると、ステップS10に処理を移行する。
(ステップS10)
ステップS10において、メインCPU301は、ドア開閉センサがOFFであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ドア開閉センサ17sがOFFであるか否かを判定する処理を行う。そして、ドア開閉センサがOFFであると判定された場合には(ステップS10=Yes)、ステップS11に処理を移行し、ドア開閉センサがOFFではないと判定された場合には(ステップS10=No)、ステップS12に処理を移行する。
(ステップS11)
ステップS11において、メインCPU301は、ドアクローズコマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ドアクローズコマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該ドアクローズコマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「ドアクローズコマンド」とは、前面扉3が閉じられた旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS11の処理が終了すると、メインループ処理(図37参照)に処理を移行する。
(ステップS12)
ステップS12において、メインCPU301は、ドアオープンコマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ドアオープンコマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該ドアオープンコマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「ドアオープンコマンド」とは、前面扉3が開放している旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS12の処理が終了すると、メインループ処理(図37参照)に処理を移行する。
(メイン制御基板300によるメインループ処理)
次に、図37に基づいて、メイン制御基板300により行われるメインループ処理についての説明を行う。
(ステップS101)
ステップS101において、メインCPU301は、初期化処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタックポインタをセットする処理や、メインRAM303の初期化開始番地と、初期化終了番地をセットしてから、メインRAM303の初期化開始番地から初期化終了番地領域までの領域を初期化する処理等を行う。そして、ステップS101の処理が終了すると、ステップS102に処理を移行する。
(ステップS102)
ステップS102において、メインCPU301は、遊技開始管理処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域の値、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域の値をクリアする処理等を行う。また、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている操作可能状態フラグ格納領域のBETボタン7や、MAXBETボタン8に対応する操作可能状態フラグをONにする処理を行う。そして、ステップS102の処理が終了すると、ステップS103に処理を移行する。
(ステップS103)
ステップS103において、メインCPU301は、メダル受付開始処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、後述の再遊技作動中フラグがONの場合に、メダルを自動投入する処理等を行う。そして、ステップS103の処理が終了すると、ステップS104に処理を移行する。
(ステップS104)
ステップS104において、メインCPU301は、設定値確認処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メダルが投入済みでない場合であって、設定変更キースイッチ49swがONである場合に、メインRAM303に設けられている設定値格納領域に格納されている設定値の値を設定表示部44に表示する処理を行う。そして、ステップS104の処理が終了すると、ステップS105に処理を移行する。
(ステップS105)
ステップS105において、メインCPU301は、メダル管理処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、後述の再遊技作動中フラグがONではない場合に、メダル投入口6にメダルが投入されたか否かを判定し、メダル投入口6にメダルが投入された場合に、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値を加算する処理や、BETボタン7や、MAXBETボタン8の操作が検出されたか否かを判定し、BETボタン7や、MAXBETボタン8の操作が検出された場合に、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値を加算する処理、精算ボタン9の操作が検出されたか否かを判定し、精算ボタン9の操作が検出された場合に、貯留されているメダルを遊技者に返却する処理等を行う。そして、ステップS105の処理が終了すると、ステップS106に処理を移行する。
(ステップS106)
ステップS106において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS103のメダル受付開始処理や、ステップS105のメダル管理処理により、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」となったか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS106=Yes)、ステップS107に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「3」ではないと判定された場合には(ステップS106=No)、ステップS104に処理を移行する。
(ステップS107)
ステップS107において、メインCPU301は、後で図38を用いて詳述するスタートレバーチェック処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、スタートスイッチ10swがONであるか否かを判定する処理等を行う。そして、ステップS107の処理が終了すると、ステップS108に処理を移行する。
(ステップS108)
ステップS108において、メインCPU301は、スタートスイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートスイッチ10swがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、スタートスイッチがONであると判定された場合には(ステップS108=Yes)、ステップS109に処理を移行し、スタートスイッチがONではないと判定された場合には(ステップS108=No)、ステップS104に処理を移行する。
(ステップS109)
ステップS109において、メインCPU301は、後で図39を用いて詳述する内部抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、抽選により当選役を決定する処理等を行う。そして、ステップS109の処理が終了すると、ステップS110に処理を移行する。
(ステップS110)
ステップS110において、メインCPU301は、後で図40を用いて詳述する図柄コード設定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、ステップS109の処理により決定された当選役に基づいて、停止制御番号を取得し、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域に格納する処理等を行う。そして、ステップS110の処理が終了すると、ステップS111に処理を移行する。
(ステップS111)
ステップS111において、メインCPU301は、後で図41を用いて詳述するリール回転開始準備処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、最小遊技時間をセットする処理等を行う。そして、ステップS111の処理が終了すると、ステップS112に処理を移行する。
(ステップS112)
ステップS112において、メインCPU301は、後で図42を用いて詳述するリール停止前処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、回転中の左リール18、中リール19、右リール20に対する引込予想処理等を行う。そして、ステップS112の処理が終了すると、ステップS113に処理を移行する。
(ステップS113)
ステップS113において、メインCPU301は、リール回転中フラグ設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左リール18、中リール19、右リール20が回転中である旨の情報をメインRAM303に設けられているリール情報格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS113の処理が終了すると、ステップS114に処理を移行する。
(ステップS114)
ステップS114において、メインCPU301は、操作可能状態フラグをクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている操作可能状態フラグ格納領域のBETボタン7や、MAXBETボタン8に対応する操作可能状態フラグをOFFにする処理を行う。そして、ステップS114の処理が終了すると、ステップS115に処理を移行する。
(ステップS115)
ステップS115において、メインCPU301は、リール回転開始処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール制御基板150を介して、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153を駆動することにより、左リール18、中リール19、右リール20を定速回転させるための処理を行う。そして、ステップS115の処理が終了すると、ステップS116に処理を移行する。
(ステップS116)
ステップS116において、メインCPU301は、操作可能状態フラグをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている操作可能状態フラグ格納領域の左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13に対応する操作可能状態フラグをONにする処理を行う。そして、ステップS116の処理が終了すると、ステップS117に処理を移行する。
(ステップS117)
ステップS117において、メインCPU301は、後で図48を用いて詳述するリール回転中処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、左停止スイッチ11sw、中停止スイッチ12sw、右停止スイッチ13swが遊技者による左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13に対する停止操作を検出したことに基づいて、左リール18、中リール19、右リール20の回転を停止させる処理等を行う。そして、ステップS117の処理が終了すると、ステップS118に処理を移行する。
(ステップS118)
ステップS118において、メインCPU301は、全リールが停止したか否かを判定する。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている操作可能状態フラグ格納領域の値に基づいて、左リール18、中リール19、右リール20が全て停止したか否かを判定する処理を行う。そして、全リールが停止したと判定された場合には(ステップS118=Yes)、ステップS119に処理を移行し、全リールが停止していないと判定された場合には(ステップS118=No)、ステップS117に処理を移行し、全リールが停止するまで、同様の処理を繰り返し実行する。
(ステップS119)
ステップS119において、メインCPU301は、後で図64を用いて詳述する表示判定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、入賞した図柄の組み合わせに応じて払出枚数を算定する処理等を行う。そして、ステップS119の処理が終了すると、ステップS120に処理を移行する。
(ステップS120)
ステップS120において、メインCPU301は、払出処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「入賞」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたことに基づいて、電源基板200を介してホッパー202を駆動することにより、メダルを払い出す処理を行う。そして、ステップS120の処理が終了すると、ステップS121に処理を移行する。
(ステップS121)
ステップS121において、メインCPU301は、後で図65を用いて詳述する遊技状態移行処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに基づいて、RT遊技状態を移行させる処理等を行う。そして、ステップS121の処理が終了すると、ステップS101に処理を移行し、繰り返しメインループ処理を実行する。
(スタートレバーチェック処理)
次に、図38に基づいて、図37のステップS107の処理により行われるスタートレバーチェック処理についての説明を行う。なお、図38はスタートレバーチェック処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS107−1)
ステップS107−1において、メインCPU301は、スタートスイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートスイッチ10swが遊技者によるスタートレバー10の操作を検出したか否かを判定する処理を行う。そして、スタートスイッチがONであると判定された場合には(ステップS107−1=Yes)、ステップS107−2に処理を移行し、スタートスイッチがONではないと判定された場合には(ステップS107−1=No)、スタートレバーチェック処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(ステップS107−2)
ステップS107−2において、メインCPU301は、再遊技作動中フラグをOFFにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の値をOFFにする処理を行う。そして、ステップS107−2の処理が終了すると、スタートレバーチェック処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。
(内部抽選処理)
次に、図39に基づいて、図37のステップS109の処理により行われる内部抽選処理についての説明を行う。なお、図39は内部抽選処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS109−1)
ステップS109−1において、メインCPU301は、抽選前エラーチェック処理を行う。具体的には、メインCPU301は、内部抽選処理により当選役を決定する前にエラーを検出する処理を行う。そして、ステップS109−1の処理が終了すると、ステップS109−2に処理を移行する。
なお、メインCPU301は、ステップS109−1の抽選前エラーチェック処理により、エラーが検出された場合に、復帰不可能エラー時処理を行う。
(ステップS109−2)
ステップS109−2において、メインCPU301は、ハード乱数取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メイン乱数発生器304により生成した乱数値を抽出する処理を行うとともに、抽出した乱数値をレジスタに記憶する処理を行う。そして、ステップS109−2の処理が終了すると、ステップS109−3に処理を移行する。
(ステップS109−3)
ステップS109−3において、メインCPU301は、当選番号初期値取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、当選役を決定するに際して当選番号の初期値を取得する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、当選番号の初期値として「39」を取得し、レジスタに記憶する処理を行う。そして、ステップS109−3の処理が終了すると、ステップS109−4に処理を移行する。
(ステップS109−4)
ステップS109−4において、メインCPU301は、第2当選役決定テーブルをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に記憶されている第2当選役決定テーブル(図20参照)をセットする処理を行う。そして、ステップS109−4の処理が終了すると、ステップS109−5に処理を移行する。
(ステップS109−5)
ステップS109−5において、メインCPU301は、当選番号取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタに記憶されている当選番号を取得する処理を行う。そして、ステップS109−5の処理が終了すると、ステップS109−6に処理を移行する。
(ステップS109−6)
ステップS109−6において、メインCPU301は、当選番号が「24」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109−5の当選番号取得処理により取得した当選番号が「24」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選番号が「24」以上であると判定された場合には(ステップS109−6=Yes)、ステップS109−11に処理を移行し、当選番号が「24」以上ではないと判定された場合には(ステップS109−6=No)、ステップS109−7に処理を移行する。
(ステップS109−7)
ステップS109−7において、メインCPU301は、遊技状態取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域の値に基づいて、遊技状態を取得する処理を行う。そして、ステップS109−7の処理が終了すると、ステップS109−8に処理を移行する。
(ステップS109−8)
ステップS109−8において、メインCPU301は、第1当選役決定テーブルをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109−7の遊技状態取得処理により取得された遊技状態に応じて、第1当選役決定テーブルをセットする処理を行う。例えば、ステップS109−7の遊技状態取得処理により取得された遊技状態が第1RT遊技状態である場合には、第1RT遊技状態用第1当選役決定テーブル(図14参照)をセットする処理を行う。そして、ステップS109−8の処理が終了すると、ステップS109−9に処理を移行する。
(ステップS109−9)
ステップS109−9において、メインCPU301は、抽選データ取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109−8の処理によりセットされた第1当選役決定テーブルと、レジスタに記憶されている当選番号に基づいて、当選番号に対応する当選役に係るデータを取得する処理を行う。そして、ステップS109−9の処理が終了すると、ステップS109−10に処理を移行する。
(ステップS109−10)
ステップS109−10において、メインCPU301は、抽選なしか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109−9の抽選データ取得処理により取得した当選役に係るデータに基づいて、抽選を行わないか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、当選番号に対応する抽選値が「0」の場合に、抽選を行わないと判定する。そして、抽選なしであると判定された場合には(ステップS109−10=Yes)、ステップS109−16に処理を移行し、抽選なしではないと判定された場合には(ステップS109−10=No)、ステップS109−11に処理を移行する。
(ステップS109−11)
ステップS109−11において、メインCPU301は、全設定共通値であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109−9の抽選データ取得処理により取得した当選番号が設定値を問わずに同一の抽選値であるか否かを判定する処理を行う。そして、全設定共通値であると判定された場合には(ステップS109−11=Yes)、ステップS109−13に処理を移行し、全設定共通値ではないと判定された場合には(ステップS109−11=No)、ステップS109−12に処理を移行する。
(ステップS109−12)
ステップS109−12において、メインCPU301は、設定値別抽選値取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている設定値格納領域に格納されている値と、レジスタに記憶されている当選番号に基づいて、現在セットされている第1当選役決定テーブル、または第2当選役決定テーブルの抽選値を取得し、レジスタに記憶する処理を行う。そして、ステップS109−12の処理が終了すると、ステップS109−14に処理を移行する。
(ステップS109−13)
ステップS109−13において、メインCPU301は、全設定共通抽選値取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタに記憶されている当選番号に基づいて、現在セットされている第1当選役決定テーブル、または第2当選役決定テーブルの抽選値を取得し、レジスタに記憶する処理を行う。そして、ステップS109−13の処理が終了すると、ステップS109−14に処理を移行する。
(ステップS109−14)
ステップS109−14において、メインCPU301は、抽選確認処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタに記憶されている乱数値から、ステップS109−12の設定値別抽選値取得処理により取得した抽選値、またはステップS109−13の全設定共通抽選値取得処理により取得した抽選値を減算し、乱数値が記憶されていたレジスタの値を、減算した後の値に更新して記憶する処理を行う。そして、ステップS109−14の処理が終了すると、ステップS109−15に処理を移行する。
(ステップS109−15)
ステップS109−15において、メインCPU301は、当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109−14の抽選確認処理によりレジスタに記憶された乱数値から、ステップS109−12の設定値別抽選値取得処理により取得した抽選値、またはステップS109−13の全設定共通抽選値取得処理により取得した抽選値を減算する処理を行った結果、負の値となったか否かを判定する処理を行う。そして、当選したと判定された場合には(ステップS109−15=Yes)、内部抽選処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。一方、当選していないと判定された場合には(ステップS109−15=No)、ステップS109−16に処理を移行する。
なお、当選したと判定された場合には(ステップS109−15=Yes)、レジスタに記憶されている当選番号に対応する当選役が決定される。
(ステップS109−16)
ステップS109−16において、メインCPU301は、当選番号の値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタに記憶している当選番号から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS109−16の処理が終了すると、ステップS109−17に処理を移行する。
(ステップS109−17)
ステップS109−17において、メインCPU301は、当選番号の値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109−16の処理により、レジスタに記憶されている当選番号の値から「1」減算した結果、当選番号の値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、当選番号の値が「0」であると判定された場合には(ステップS109−17=Yes)、内部抽選処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。一方、当選番号の値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS109−17=No)、ステップS109−4に処理を移行する。
なお、本実施形態において、当選番号の値が「0」となった場合には(ステップS109−17=YES)、当選役として「ハズレ」が決定されることとなる。
(図柄コード設定処理)
次に、図40に基づいて、図37のステップS110の処理により行われる図柄コード設定処理についての説明を行う。なお、図40は図柄コード設定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS110−1)
ステップS110−1において、メインCPU301は、停止制御番号取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109の内部抽選処理により決定した当選役の当選番号を停止制御番号として、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域に格納するとともに、レジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS110−1の処理が終了すると、ステップS110−2に処理を移行する。
(ステップS110−2)
ステップS110−2において、メインCPU301は、停止制御番号が「25」未満であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS110−1の停止制御番号設定処理によりレジスタにセットした停止制御番号が「25」未満であるか否かを判定する処理を行う。そして、停止制御番号が「25」未満であると判定された場合には(ステップS110−2=Yes)、ステップS110−3に処理を移行し、停止制御番号が「25」未満ではないと判定された場合には(ステップS110−2=No)、ステップS110−4に処理を移行する。
(ステップS110−3)
ステップS110−3において、メインCPU301は、第1図柄ビットテーブルをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている第1図柄ビットテーブル(図23参照)のアドレスをレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS110−3の処理が終了すると、ステップS110−5に処理を移行する。
(ステップS110−4)
ステップS110−4において、メインCPU301は、第2図柄ビットテーブルをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている第2図柄ビットテーブル(図24参照)のアドレスをレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS110−4の処理が終了すると、ステップS110−5に処理を移行する。
(ステップS110−5)
ステップS110−5において、メインCPU301は、表示許可図柄ビット設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS110−3の処理、またはステップS110−4の処理により、レジスタにセットされた第1図柄ビットテーブル、または第2図柄ビットテーブルのアドレスと、レジスタにセットされている停止制御番号の値に基づいて、図柄の組み合わせに係るデータを取得する処理を行うとともに、当該取得したデータを、メインRAM303に設けられている表示許可図柄ビット格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS110−5の処理が終了すると、ステップS110−6に処理を移行する。
(ステップS110−6)
ステップS110−6において、メインCPU301は、引込対象図柄ビット設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている表示許可図柄ビット格納領域の値をメインRAM303に設けられている引込対象図柄ビット格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS110−6の処理が終了すると、ステップS110−7に処理を移行する。
(ステップS110−7)
ステップS110−7において、メインCPU301は、有効ライン別表示図柄ビット格納領域設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示図柄ビット格納領域の各領域に「11111111B」をセットする処理を行う。そして、ステップS110−7の処理が終了すると、ステップS110−8に処理を移行する。
(ステップS110−8)
ステップS110−8において、メインCPU301は、表示図柄ビット格納領域設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている表示図柄ビット格納領域の各領域に「11111111B」をセットする処理を行う。そして、ステップS110−8の処理が終了すると、ステップS110−9に処理を移行する。
(ステップS110−9)
ステップS110−9において、メインCPU301は、リール回転開始受付コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール回転開始受付コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該リール回転開始受付コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「リール回転開始受付コマンド」とは、スタートレバー10の操作が受け付けられた旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS110−9の処理が終了すると、ステップS110−10に処理を移行する。
(ステップS110−10)
ステップS110−10において、メインCPU301は、回胴演出抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、左リール18、中リール19、右リール20を回転させる回胴演出を行うか否かを抽選する処理を行い、当該抽選に当選した場合には、メインRAM303に設けられている回胴演出情報格納領域に、当選した回胴演出に係る情報を格納する処理を行う。そして、ステップS110−10の処理が終了すると、ステップS110−11に処理を移行する。
(ステップS110−11)
ステップS110−11において、メインCPU301は、条件装置コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、条件装置コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該条件装置コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「条件装置コマンド」とは、当選役に係る情報や、実行することとなる回胴演出に係る情報等を有するコマンドである。そして、ステップS110−11の処理が終了すると、図柄コード設定処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS111に処理を移行する。
(リール回転開始準備処理)
次に、図41に基づいて、図37のステップS111の処理により行われるリール回転開始準備処理についての説明を行う。なお、図41はリール回転開始準備処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS111−1)
ステップS111−1において、メインCPU301は、回胴演出設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている回胴演出情報格納領域に格納されている情報に基づいて、回胴演出を実行するための情報をセットする処理を行うとともに、回胴演出を実行する処理を行う。そして、ステップS111−1の処理が終了すると、ステップS111−2に処理を移行する。
(ステップS111−2)
ステップS111−2において、メインCPU301は、最小遊技時間が経過したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、前回の遊技において、後述のステップS111−3の処理により設定されたタイマカウンタの値が「0」になったか否かを判定する処理を行う。そして、最小遊技時間が経過したと判定された場合には(ステップS111−2=Yes)、ステップS111−3に処理を移行し、最小遊技時間が経過していないと判定された場合には(ステップS111−2=No)、最小遊技時間が経過するまで、ステップS111−2の処理を繰り返し実行する。
(ステップS111−3)
ステップS111−3において、メインCPU301は、最小遊技時間をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技に対する射幸性を抑えるために、前回の遊技におけるステップS111−3の処理から今回の遊技におけるステップS111−2の処理までの時間が最小遊技時間未満とならないように、最小遊技時間をタイマカウンタにセットする処理を行う。ここで、本実施形態において、最小遊技時間は、約「4.1」秒である。そして、ステップS111−3の処理が終了すると、ステップS111−4に処理を移行する。
(ステップS111−4)
ステップS111−4において、メインCPU301は、リール回転開始コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301がサブ制御基板400に対して、リール回転開始コマンドを送信するために、当該リール回転開始コマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、リール回転開始コマンドとは、左リール18、中リール19、右リール20の回転が開始される旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS111−4の処理が終了すると、リール回転開始準備処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS112に処理を移行する。
(リール停止前処理)
次に、図42に基づいて、図37のステップS112の処理により行われるリール停止前処理についての説明を行う。なお、図42はリール停止前処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS112−1)
ステップS112−1において、メインCPU301は、検索対象リール初期値をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、検索対象リールの初期値として右リール20に係る情報「100B」をレジスタにセットする処理を行う。ここで、検索対象リールの情報として、「010B」がレジスタにセットされている場合には、中リール19に対応しており、「001B」がレジスタにセットされている場合には、左リール18に対応している。そして、ステップS112−1の処理が終了すると、ステップS112−2に処理を移行する。
(ステップS112−2)
ステップS112−2において、メインCPU301は、停止リール確認処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている停止リールビット格納領域に格納されている値と、レジスタにセットされている検索対象リールの値の論理積演算を行い、当該演算結果をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS112−2の処理が終了すると、ステップS112−3に処理を移行する。
(ステップS112−3)
ステップS112−3において、メインCPU301は、左リール18、中リール19、右リール20が回転中であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS112−2の処理によりレジスタにセットされた値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、リールが回転中であると判定された場合には(ステップS112−3=Yes)、ステップS112−4に処理を移行し、リールが回転中ではないと判定された場合には(ステップS112−3=No)、ステップS112−5に処理を移行する。
(ステップS112−4)
ステップS112−4において、メインCPU301は、後で図43を用いて詳述する引込予想処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、仮想停止位置に応じた引込優先順位を取得し、レジスタにセットされている検索対象リールの値に基づいて、メインRAM303に設けられている左リール引込予想データ格納領域、中リール引込予想データ格納領域、または右リール引込予想データ格納領域に取得した引込優先順位の値を格納する処理等を行う。そして、ステップS112−4の処理が終了すると、ステップS112−5に処理を移行する。
(ステップS112−5)
ステップS112−5において、メインCPU301は、次の検索対象リールを取得する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、検索対象リールがセットされているレジスタの値を右シフトすることにより、次の検索対象リールを取得する処理を行う。ここで、本実施形態において、検索対象リールがセットされているレジスタの値が「100B」である場合には、検索対象リールがセットされているレジスタの値が「010B」となり、検索対象リールがセットされているレジスタの値が「010B」である場合には、検索対象リールがセットされているレジスタの値が「001B」となり、検索対象リールがセットされているレジスタの値が「001B」である場合には、検索対象リールがセットされているレジスタの値が「000B」となる。そして、ステップS112−5の処理が終了すると、ステップS112−6に処理を移行する。
(ステップS112−6)
ステップS112−6において、メインCPU301は、左リール18、中リール19、及び右リール20の処理が終了したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS112−5の処理により、検索対象リールがセットされているレジスタの値を右シフトした結果、レジスタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、検索対象リールがセットされているレジスタの値を右シフトした結果、レジスタの値が「0」となった場合に、左リール18、中リール19、及び右リール20の処理が終了したと判定し、検索対象リールがセットされているレジスタの値を右シフトした結果、レジスタの値が「0」となっていない場合に、左リール18、中リール19、及び右リール20の処理が終了していないと判定する。そして、左リール18、中リール19、及び右リール20の処理が終了したと判定された場合には(ステップS112−6=Yes)、リール停止前処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS113、または後述のステップS117−7−19に処理を移行する。一方、左リール18、中リール19、及び右リール20の処理が終了していないと判定された場合には(ステップS112−6=No)、ステップS112−2に処理を移行する。
(引込予想処理)
次に、図43に基づいて、図42のステップS112−4の処理により行われる引込予想処理についての説明を行う。なお、図43は引込予想処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS112−4−1)
ステップS112−4−1において、メインCPU301は、処理リールビット格納処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされている検索対象リールの値を、メインRAM303に設けられている処理リールビット格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS112−4−1の処理が終了すると、ステップS112−4−2に処理を移行する。
(ステップS112−4−2)
ステップS112−4−2において、メインCPU301は、仮想停止位置として「20」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、仮想停止位置として「20」をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS112−4−2の処理が終了すると、ステップS112−4−3に処理を移行する。
(ステップS112−4−3)
ステップS112−4−3において、メインCPU301は、後で図44を用いて詳述する引込優先順位取得処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、得点データを取得する処理等を行う。そして、ステップS112−4−3の処理が終了すると、ステップS112−4−4に処理を移行する。
(ステップS112−4−4)
ステップS112−4−4において、メインCPU301は、引込優先順位保存処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS112−4−3の引込優先順位取得処理により取得したレジスタの値を、メインRAM303に設けられている左リール引込予想データ格納領域、中リール引込予想データ格納領域、または右リール引込予想データ格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS112−4−4の処理が終了すると、ステップS112−4−5に処理を移行する。
(ステップS112−4−5)
ステップS112−4−5において、メインCPU301は、仮想停止位置から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされている仮想停止位置の値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS112−4−5の処理が終了すると、ステップS112−4−6に処理を移行する。
(ステップS112−4−6)
ステップS112−4−6において、メインCPU301は、検索終了であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS112−4−5の処理により、レジスタにセットされている仮想停止位置の値から「1」減算した結果、レジスタの値が負の値となったか否かを判定する処理を行う。そして、検索終了であると判定された場合には(ステップS112−4−6=Yes)、引込予想処理のサブルーチンを終了し、リール停止前処理のステップS112−5に処理を移行する。一方、検索終了ではないと判定された場合には(ステップS112−4−6=No)、ステップS112−4−3に処理を移行する。
(引込優先順位取得処理)
次に、図44に基づいて、図43のステップS112−4−3の処理により行われる引込優先順位取得処理についての説明を行う。なお、図44は引込優先順位取得処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS112−4−3−1)
ステップS112−4−3−1において、メインCPU301は、後で図45を用いて詳述する図柄配列データ取得処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、表示予想図柄ビットをクリアする処理等を行う。そして、ステップS112−4−3−1の処理が終了すると、ステップS112−4−3−2に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−2)
ステップS112−4−3−2において、メインCPU301は、有効表示図柄ビット設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている表示予想ビット格納領域に格納されている値を、メインRAM303に設けられている有効表示図柄ビット格納領域に複写する処理を行う。そして、ステップS112−4−3−2の処理が終了すると、ステップS112−4−3−3に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−3)
ステップS112−4−3−3において、メインCPU301は、後で図46を用いて詳述する有効表示図柄ビット取得処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有効表示図柄ビット格納領域と、メインROM302に設けられている有効表示図柄ビットテーブル(図26参照)の図柄ビットのデータを論理積演算する処理等を行う。そして、ステップS112−4−3−3の処理が終了すると、ステップS112−4−3−4に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−4)
ステップS112−4−3−4において、メインCPU301は、表示判定異常検出処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有効表示図柄ビット格納領域に格納されている値と、メインRAM303に設けられている引込対象図柄ビット格納領域に格納されている値の論理和演算を行い、当該論理和演算の結果と、メインRAM303に設けられている有効表示図柄ビット格納領域に格納されている値の排他的論理和演算を行う。また、メインCPU301は、演算の結果をレジスタに格納する処理等を行う。そして、ステップS112−4−3−4の処理が終了すると、ステップS112−4−3−5に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−5)
ステップS112−4−3−5において、メインCPU301は、停止禁止位置であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS112−4−3−4の表示判定異常検出処理による結果、レジスタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、ステップS112−4−3−4の表示判定異常検出処理による結果、レジスタの値が「1」以上である場合には、停止禁止位置であると判定し、ステップS112−4−3−4の表示判定異常検出処理による結果、レジスタの値が「1」以上ではない場合には、停止禁止位置ではないと判定する。そして、停止禁止位置であると判定された場合には(ステップS112−4−3−5=Yes)、ステップS112−4−3−6に処理を移行し、停止禁止位置ではないと判定された場合には(ステップS112−4−3−5=No)、ステップS112−4−3−7に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−6)
ステップS112−4−3−6において、メインCPU301は、停止禁止コードをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタに「FFH」をセットする処理を行う。そして、ステップS112−4−3−6の処理が終了すると、引込優先順位取得処理のサブルーチンを終了し、引込予想処理のステップS112−4−4に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−7)
ステップS112−4−3−7において、メインCPU301は、引込可能図柄ビット算定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている引込対象図柄ビット格納領域の値と、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域の値の論理積演算を行い、当該演算の結果をメインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS112−4−3−7の処理が終了すると、ステップS112−4−3−8に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−8)
ステップS112−4−3−8において、メインCPU301は、再遊技が引込可能であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている引込対象図柄ビット格納領域の値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、再遊技が引込可能であると判定された場合には(ステップS112−4−3−8=Yes)、ステップS112−4−3−9に処理を移行し、再遊技が引込可能ではないと判定された場合には(ステップS112−4−3−8=No)、ステップS112−4−3−11に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−9)
ステップS112−4−3−9において、メインCPU301は、再遊技引込時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域の値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。ここで、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域の値が「0」である場合に再遊技引込時ではないと判定し、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域の値が「0」ではない場合に再遊技引込時であると判定する。そして、再遊技引込時であると判定された場合には(ステップS112−4−3−9=Yes)、ステップS112−4−3−10に処理を移行し、再遊技引込時ではないと判定された場合には(ステップS112−4−3−9=No)、引込優先順位取得処理のサブルーチンを終了し、引込予想処理のステップS112−4−4に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−10)
ステップS112−4−3−10において、メインCPU301は、再遊技引込コードをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、再遊技引込コードとしてレジスタに「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS112−4−3−10の処理が終了すると、引込優先順位取得処理のサブルーチンを終了し、引込予想処理のステップS112−4−4に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−11)
ステップS112−4−3−11において、メインCPU301は、後で図47を用いて詳述する得点データ算定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインROM302に設けられている引込優先順位テーブルのデータを取得し、当該取得したデータと、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域の値の論理積演算等を行う。そして、ステップS112−4−3−11の処理が終了すると、ステップS112−4−3−12に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−12)
ステップS112−4−3−12において、メインCPU301は、得点データ保存処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS112−4−3−11の得点データ算定処理によりレジスタにセットされた得点データの値を、別のレジスタに保存する処理を行う。そして、ステップS112−4−3−12の処理が終了すると、引込優先順位取得処理のサブルーチンを終了し、引込予想処理のステップS112−4−4に処理を移行する。
(図柄配列データ取得処理)
次に、図45に基づいて、図44のステップS112−4−3−1の処理により行われる図柄配列データ取得処理についての説明を行う。なお、図45は図柄配列データ取得処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS112−4−3−1−1)
ステップS112−4−3−1−1において、メインCPU301は、表示予想図柄ビットをクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域の値を「5」バイト分全てクリアする処理を行う。そして、ステップS112−4−3−1−1の処理が終了すると、ステップS112−4−3−1−2に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−1−2)
ステップS112−4−3−1−2において、メインCPU301は、有効ライン取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、有効ラインとして、右下がりラインを取得するために、レジスタに「1」加算する処理を行う。そして、ステップS112−4−3−1−2の処理が終了すると、ステップS112−4−3−1−3に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−1−3)
ステップS112−4−3−1−3において、メインCPU301は、図柄管理ビットテーブルをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている図柄管理ビットテーブル(図22参照)のアドレスをレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS112−4−3−1−3の処理が終了すると、ステップS112−4−3−1−4に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−1−4)
ステップS112−4−3−1−4において、メインCPU301は、図柄管理ビット取得処理を行う。具体的には、検索対象リールの値と、仮想停止位置の値に基づいて、対応する図柄管理ビットを取得する処理を行う。例えば、検索対象リールの値が「100B」であって、仮想停止位置の値が「20」である場合には、「再遊技A」の図柄管理ビット「00011011B」を取得する処理を行う。そして、ステップS112−4−3−1−4の処理が終了すると、ステップS112−4−3−1−5に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−1−5)
ステップS112−4−3−1−5において、メインCPU301は、ループカウンタの値に「5」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ループカウンタの値として「5」をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS112−4−3−1−5の処理が終了すると、ステップS112−4−3−1−6に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−1−6)
ステップS112−4−3−1−6において、メインCPU301は、図柄管理ビット保存処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS112−4−3−1−4の図柄管理ビット取得処理により取得した図柄管理ビットをレジスタに保存する処理を行う。そして、ステップS112−4−3−1−6の処理が終了すると、ステップS112−4−3−1−7に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−1−7)
ステップS112−4−3−1−7において、メインCPU301は、図柄データ取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS112−4−3−1−6の図柄管理ビット保存処理によりレジスタに保存された図柄管理ビットを右シフトし、キャリーフラグがONとなったか否かを判定し、キャリーフラグがONとなった場合に、図柄データを取得する処理を行う。例えば、レジスタに保存されている図柄管理ビットの値が「00011011B」である場合には、右シフトすると、レジスタに保存されている図柄管理ビットの値が「00001101B」となるとともに、キャリーフラグがONとなる。このため、第0群図柄データを取得する処理を行う。一方、キャリーフラグがONとなっていない場合には、レジスタの値を右シフトするだけとなる。そして、ステップS112−4−3−1−7の処理が終了すると、ステップS112−4−3−1−8に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−1−8)
ステップS112−4−3−1−8において、メインCPU301は、有効ライン別表示予想図柄ビット算定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示図柄ビット格納領域の値と、ステップS112−4−3−1−7の処理により取得した図柄データの論理積演算を行い、当該演算の結果をレジスタに格納する処理を行う。そして、ステップS112−4−3−1−8の処理が終了すると、ステップS112−4−3−1−9に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−1−9)
ステップS112−4−3−1−9において、メインCPU301は、有効ライン別表示予想図柄ビット保存処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS112−4−3−1−8の有効ライン別表示予想図柄ビット算定処理によりレジスタに格納された値を、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示予想図柄ビット格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS112−4−3−1−9の処理が終了すると、ステップS112−4−3−1−10に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−1−10)
ステップS112−4−3−1−10において、メインCPU301は、表示予想ビット算定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS112−4−3−1−9の有効ライン別表示予想図柄ビット保存処理により保存された値と、メインRAM303に設けられている表示予想ビット格納領域の値の論理和演算を行うとともに、当該演算の結果をレジスタに記憶する処理を行う。そして、ステップS112−4−3−1−10の処理が終了すると、ステップS112−4−3−1−11に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−1−11)
ステップS112−4−3−1−11において、メインCPU301は、表示予想ビット保存処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS112−4−3−1−10の表示予想ビット算定処理を行った結果を、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS112−4−3−1−11の処理が終了すると、ステップS112−4−3−1−12に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−1−12)
ステップS112−4−3−1−12において、メインCPU301は、表示予想ビットアドレス更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている表示予想ビット格納領域のアドレスがセットされているレジスタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS112−4−3−1−12の処理が終了すると、ステップS112−4−3−1−13の処理に移行する。
(ステップS112−4−3−1−13)
ステップS112−4−3−1−13において、メインCPU301は、有効ライン別表示予想図柄ビットアドレス更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示図柄ビットのアドレスを「1」加算する処理を行う。そして、ステップS112−4−3−1−13の処理が終了すると、ステップS112−4−3−1−14に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−1−14)
ステップS112−4−3−1−14において、メインCPU301は、ループカウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされているループカウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS112−4−3−1−14の処理が終了すると、ステップS112−4−3−1−15に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−1−15)
ステップS112−4−3−1−15において、メインCPU301は、ループカウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS112−4−3−1−14の処理において、レジスタにセットされているループカウンタの値から「1」減算する処理を行った結果、レジスタにセットされているループカウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、ループカウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS112−4−3−1−15=Yes)、図柄配列データ取得処理のサブルーチンを終了し、引込優先順位取得処理のステップS112−4−3−2の処理、またはリール停止処理のステップS117−7−11に処理を移行する。一方、ループカウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS112−4−3−1−15=No)、ステップS112−4−3−1−7に処理を移行する。
(有効表示図柄ビット取得処理)
次に、図46に基づいて、図44のステップS112−4−3−3の処理により行われる有効表示図柄ビット取得処理についての説明を行う。なお、図46は有効表示図柄ビット取得処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS112−4−3−3−1)
ステップS112−4−3−3−1において、メインCPU301は、停止リールビット合成処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている処理リールビット格納領域の値と、メインRAM303に設けられている停止リールビット格納領域の論理積演算を行い、当該演算結果をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS112−4−3−3−1の処理が終了すると、ステップS112−4−3−3−2に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−3−2)
ステップS112−4−3−3−2において、メインCPU301は、ループカウンタの値に「5」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ループカウンタの値として「5」をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS112−4−3−3−2の処理が終了すると、ステップS112−4−3−3−3に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−3−3)
ステップS112−4−3−3−3において、メインCPU301は、有効表示図柄ビットテーブルをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている有効表示図柄ビットテーブル(図26参照)をセットする処理を行う。そして、ステップS112−4−3−3−3の処理が終了すると、ステップS112−4−3−3−4に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−3−4)
ステップS112−4−3−3−4において、メインCPU301は、有効表示図柄ビットをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有効表示図柄ビット格納領域の値を取得してレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS112−4−3−3−4の処理が終了すると、ステップS112−4−3−3−5に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−3−5)
ステップS112−4−3−3−5において、メインCPU301は、有効表示図柄ビット論理積算定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている有効表示図柄ビットテーブル(図26参照)の値と、ステップS112−4−3−3−4の有効表示図柄ビット取得処理によりレジスタにセットされた有効表示図柄ビット格納領域の値の論理積演算を行い、当該演算結果をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS112−4−3−3−5の処理が終了すると、ステップS112−4−3−3−6に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−3−6)
ステップS112−4−3−3−6において、メインCPU301は、図柄ビット更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS112−4−3−3−5の有効表示図柄ビット論理積算定処理により論理積演算された値を、メインRAM303に設けられている有効表示図柄ビット格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS112−4−3−3−6の処理が終了すると、ステップS112−4−3−3−7に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−3−7)
ステップS112−4−3−3−7において、メインCPU301は、ループカウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされているループカウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS112−4−3−3−7の処理が終了すると、ステップS112−4−3−3−8に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−3−8)
ステップS112−4−3−3−8において、メインCPU301は、ループカウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS112−4−3−3−7の処理において、レジスタにセットされているループカウンタの値から「1」減算する処理を行った結果、レジスタにセットされているループカウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、ステップS112−4−3−3−8の処理が終了すると、有効表示図柄ビット取得処理のサブルーチンを終了し、引込優先順位取得処理のステップS112−4−3−4に処理を移行する。
(得点データ算定処理)
次に、図47に基づいて、図44のステップS112−4−3−11の処理により行われる得点データ算定処理についての説明を行う。なお、図47は得点データ算定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS112−4−3−11−1)
ステップS112−4−3−11−1において、メインCPU301は、得点データの初期値をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、得点データの初期値として「0」をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS112−4−3−11−1の処理が終了すると、ステップS112−4−3−11−2に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−11−2)
ステップS112−4−3−11−2において、メインCPU301は、検索回数として「6」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている引込優先順位テーブル(図25参照)に規定されている「6」個の得点を全て検索するために、検索回数として「6」をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS112−4−3−11−2の処理が終了すると、ステップS112−4−3−11−3に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−11−3)
ステップS112−4−3−11−3において、メインCPU301は、ループカウンタの値に「3」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている引込優先順位テーブル(図25参照)に規定されている「3」バイト分の図柄ビットのデータを取得するために、ループカウンタの値として、「3」をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS112−4−3−11−3の処理が終了すると、ステップS112−4−3−11−4に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−11−4)
ステップS112−4−3−11−4において、メインCPU301は、検索ビット確認処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされている検索回数に応じて、メインROM302に設けられている引込優先順位テーブル(図25参照)に規定されている図柄ビットのデータを取得するとともに、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域の値と論理積演算を行い、当該演算結果をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS112−4−3−11−4の処理が終了すると、ステップS112−4−3−11−5に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−11−5)
ステップS112−4−3−11−5において、メインCPU301は、図柄ビット確認処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS112−4−3−11−4の検索ビット確認処理を行った結果と、得点データの論理和演算を行い、当該演算結果をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS112−4−3−11−5の処理が終了すると、ステップS112−4−3−11−6に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−11−6)
ステップS112−4−3−11−6において、メインCPU301は、ループカウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされているループカウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS112−4−3−11−6の処理が終了すると、ステップS112−4−3−11−7に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−11−7)
ステップS112−4−3−11−7において、メインCPU301は、ループカウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS112−4−3−11−6の処理により、ループカウンタの値から「1」減算する処理を行った結果、ループカウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、ループカウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS112−4−3−11−7=Yes)、ステップS112−4−3−11−8に処理を移行し、ループカウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS112−4−3−11−7=No)、ステップS112−4−3−11−4に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−11−8)
ステップS112−4−3−11−8において、メインCPU301は、得点データの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされている得点データの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、得点データの値が「0」であると判定された場合には(ステップS112−4−3−11−8=Yes)、ステップS112−4−3−11−9に処理を移行し、得点データの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS112−4−3−11−8=No)、得点データ算定処理のサブルーチンを終了し、引込優先順位取得処理のステップS112−4−3−12に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−11−9)
ステップS112−4−3−11−9において、メインCPU301は、検索回数の値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされている検索回数の値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS112−4−3−11−9の処理が終了すると、ステップS112−4−3−11−10に処理を移行する。
(ステップS112−4−3−11−10)
ステップS112−4−3−11−10において、メインCPU301は、検索回数の値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS112−4−3−11−9の処理を行った結果、レジスタにセットされている検索回数の値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、検索回数の値が「0」であると判定された場合には(ステップS112−4−3−11−10=Yes)、得点データ算定処理のサブルーチンを終了し、引込優先順位取得処理のステップS112−4−3−12に処理を移行する。一方、検索回数の値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS112−4−3−11−10=No)、ステップS112−4−3−11−3に処理を移行する。
(リール回転中処理)
次に、図48に基づいて、図37のステップS117の処理により行われるリール回転中処理についての説明を行う。なお、図48はリール回転中処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−1)
ステップS117−1において、メインCPU301は、停止ボタン押圧時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左停止スイッチ11sw、中停止スイッチ12sw、または右停止スイッチ13swが遊技者による左停止ボタン11、中停止ボタン12、または右停止ボタン13の操作を検出したか否かを判定する処理を行う。そして、停止ボタンが押圧されたと判定された場合には(ステップS117−1=Yes)、ステップS117−2に処理を移行し、停止ボタンが押圧されていないと判定された場合には(ステップS117−1=No)、リール回転中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
(ステップS117−2)
ステップS117−2において、メインCPU301は、対応するリールが停止済みであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左停止スイッチ11sw、中停止スイッチ12sw、または右停止スイッチ13swが遊技者による左停止ボタン11、中停止ボタン12、または右停止ボタン13の操作を検出した際に、対応する左リール18、中リール19、右リール20が停止済みであるか否かを判定する処理を行う。そして、対応するリールが停止済みであると判定された場合には(ステップS117−2=Yes)、リール回転中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。一方、対応するリールが停止済みではないと判定された場合には(ステップS117−2=No)、ステップS117−3に処理を移行する。
(ステップS117−3)
ステップS117−3において、メインCPU301は、対応するリールが定速回転中であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左停止スイッチ11sw、中停止スイッチ12sw、または右停止スイッチ13swが遊技者による左停止ボタン11、中停止ボタン12、または右停止ボタン13の操作を検出した際に、対応する左リール18、中リール19、右リール20が定速回転中であるか否かを判定する処理を行う。そして、対応するリールが定速回転中であると判定された場合には(ステップS117−3=Yes)、ステップS117−4に処理を移行し、対応するリールが定速回転中ではないと判定された場合には(ステップS117−3=No)、リール回転中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
(ステップS117−4)
ステップS117−4において、メインCPU301は、後で図49を用いて詳述する停止制御リール設定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、左リール18、中リール19、右リール20の全てのリールが回転している状態において、最初に操作された左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の情報をメインRAM303に設けられている第1停止ビット格納領域に格納する処理等を行う。そして、ステップS117−4の処理が終了すると、ステップS117−5に処理を移行する。
(ステップS117−5)
ステップS117−5において、メインCPU301は、後で図50を用いて詳述する押圧基準位置取得処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、後述の通過用図柄位置格納領域に格納されている値から「1」減算し、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域に格納する処理等を行う。そして、ステップS117−5の処理が終了すると、ステップS117−6に処理を移行する。
(ステップS117−6)
ステップS117−6において、メインCPU301は、後で図51を用いて詳述する滑りコマ数取得処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、(a)順押し第1停止時と、(b)順押し第2停止時、または順押し第3停止時と、(c)変則押し時に応じて、引込検索処理等を行う。そして、ステップS117−6の処理が終了すると、ステップS117−7に処理を移行する。
(ステップS117−7)
ステップS117−7において、メインCPU301は、後で図62を用いて詳述するリール停止処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域に格納されている値から、レジスタにセットされている滑りコマ数を減算した値を停止要求番号として設定し、停止要求番号の値が負の値である場合に、当該停止要求番号の値を補正する処理等を行う。そして、ステップS117−7の処理が終了すると、リール回転中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
(停止制御リール設定処理)
次に、図49に基づいて、図48のステップS117−4の処理により行われる停止制御リール設定処理についての説明を行う。なお、図49は停止制御リール設定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−4−1)
ステップS117−4−1において、メインCPU301は、処理リールビット設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、押圧された左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13に対応する左リール18、中リール19、右リール20の処理リールビットを、メインRAM303に設けられている処理リールビット格納領域に設定する処理を行う。そして、ステップS117−4−1の処理が終了すると、ステップS117−4−2に処理を移行する。
(ステップS117−4−2)
ステップS117−4−2において、メインCPU301は、リール駆動状態を停止準備状態とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているリール駆動状態格納領域に格納されている情報を停止準備状態とする処理を行う。そして、ステップS117−4−2の処理が終了すると、ステップS117−4−3に処理を移行する。
(ステップS117−4−3)
ステップS117−4−3において、メインCPU301は、停止リールビット合成処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている処理リールビット格納領域に格納されている値と、メインRAM303に設けられている停止リールビット格納領域に格納されている値の論理和演算を行い、メインRAM303に設けられている停止リールビット格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS117−4−3の処理が終了すると、ステップS117−4−4に処理を移行する。
(ステップS117−4−4)
ステップS117−4−4において、メインCPU301は、処理リールビット合成処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている処理リールビット格納領域に格納されている値と、メインRAM303に設けられている停止リールビット格納領域に格納されている値の排他的論理和演算を行い、当該演算結果をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−4−4の処理が終了すると、ステップS117−4−5に処理を移行する。
(ステップS117−4−5)
ステップS117−4−5において、メインCPU301は、第1停止時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−4−4の処理リールビット合成処理を行った結果が「0」であるか否かを判定する処理を行う。ここで、メインCPU301は、ステップS117−4−4の処理リールビット合成処理を行った結果が「0」である場合に第1停止時ではないと判定し、ステップS117−4−4の処理リールビット合成処理を行った結果が「0」ではない場合に、第1停止時であると判定する。そして、第1停止時であると判定された場合には(ステップS117−4−5=Yes)、ステップS117−4−6に処理を移行し、第1停止時ではないと判定された場合には(ステップS117−4−5=No)、停止制御リール設定処理のサブルーチンを終了し、リール回転中処理のステップS117−5に処理を移行する。
(ステップS117−4−6)
ステップS117−4−6において、メインCPU301は、第1停止ビット設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−4−4の処理リールビット合成処理を行った結果を、メインRAM303に設けられている第1停止ビット格納領域に格納する処理を行う。これにより、左リール18、中リール19、右リール20の全てが回転している状態において、遊技者が最初に操作した左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の情報がメインRAM303に設けられている第1停止ビット格納領域に格納されることとなる。そして、ステップS117−4−6の処理が終了すると、停止制御リール設定処理のサブルーチンを終了し、リール回転中処理のステップS117−5に処理を移行する。
(押圧基準位置取得処理)
次に、図50に基づいて、図48のステップS117−5の処理により行われる押圧基準位置取得処理についての説明を行う。なお、図50は押圧基準位置取得処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−5−1)
ステップS117−5−1において、メインCPU301は、処理リールビット取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている処理リールビット格納領域の値をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−5−1の処理が終了すると、ステップS117−5−2に処理を移行する。
(ステップS117−5−2)
ステップS117−5−2において、メインCPU301は、通過用図柄位置取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている通過用図柄位置格納領域の値をレジスタにセットする処理を行う。ここで、通過用図柄位置格納領域の値は、後述の割込処理のリール駆動制御処理により更新される。そして、ステップS117−5−2の処理が終了すると、ステップS117−5−3に処理を移行する。
(ステップS117−5−3)
ステップS117−5−3において、メインCPU301は、通過用図柄位置の値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−5−2の通過用図柄位置取得処理により、レジスタにセットした通過用図柄位置の値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS117−5−3の処理が終了すると、ステップS117−5−4に処理を移行する。
(ステップS117−5−4)
ステップS117−5−4において、メインCPU301は、通過用図柄位置の値が「−1」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−5−3の処理により、レジスタにセットした通過用図柄位置の値から「1」減算した結果、レジスタの値が「−1」となったか否かを判定する処理を行う。そして、通過用図柄位置の値が「−1」であると判定された場合には(ステップS117−5−4=Yes)、ステップS117−5−5に処理を移行し、通過用図柄位置の値が「−1」ではないと判定された場合には(ステップS117−5−4=No)、ステップS117−5−6に処理を移行する。
(ステップS117−5−5)
ステップS117−5−5において、メインCPU301は、通過用図柄位置補正処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされている通過用図柄位置の値を「20」に補正する処理を行う。そして、ステップS117−5−5の処理が終了すると、ステップS117−5−6に処理を移行する。
(ステップS117−5−6)
ステップS117−5−6において、メインCPU301は、押圧基準位置設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされている通過用図柄位置の値をメインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS117−5−6の処理が終了すると、押圧基準位置取得処理のサブルーチンを終了し、リール回転中処理のステップS117−6に処理を移行する。
(滑りコマ数取得処理)
次に、図51に基づいて、図48のステップS117−6の処理により行われる滑りコマ数取得処理についての説明を行う。なお、図51は滑りコマ数取得処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−6−1)
ステップS117−6−1において、メインCPU301は、左第1停止時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第1停止ビット格納領域に格納されている値に基づいて、第1停止が左リール18であるか否かを判定する処理を行う。そして、左第1停止時であると判定された場合には(ステップS117−6−1=Yes)、ステップS117−6−2に処理を移行し、左第1停止時ではないと判定された場合には(ステップS117−6−1=No)、ステップS117−6−10に処理を移行する。
(ステップS117−6−2)
ステップS117−6−2において、メインCPU301は、順押し第1停止操作時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているリール停止順序格納領域に格納されている値に基づいて、第1停止操作時であるか否かを判定する処理を行う。そして、順押し第1停止操作時であると判定された場合には(ステップS117−6−2=Yes)、ステップS117−6−3に処理を移行し、順押し第1停止操作時ではないと判定された場合には(ステップS117−6−2=No)、ステップS117−6−7に処理を移行する。
(ステップS117−6−3)
ステップS117−6−3において、メインCPU301は、使用ビットデータ設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域の値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS117−6−3の処理が終了すると、ステップS117−6−4に処理を移行する。
(ステップS117−6−4)
ステップS117−6−4において、メインCPU301は、後で図53を用いて詳述する引込検索処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークの値や、滑りコマ数検索マスクの値を更新する処理等を行う。そして、ステップS117−6−4の処理が終了すると、ステップS117−6−5に処理を移行する。
(ステップS117−6−5)
ステップS117−6−5において、メインCPU301は、後で図56を用いて詳述する第1停止処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインROM302に設けられている順押し第1停止テーブルを選択し、当該選択された順押し第1停止テーブルに基づいて、滑りコマ数候補を取得する処理等を行う。そして、ステップS117−6−5の処理が終了すると、ステップS117−6−6に処理を移行する。
(ステップS117−6−6)
ステップS117−6−6において、メインCPU301は、停止ビットデータ設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、停止ビットデータとして、レジスタに「01H」をセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−6の処理が終了すると、ステップS117−6−13に処理を移行する。
(ステップS117−6−7)
ステップS117−6−7において、メインCPU301は、後で図57を用いて詳述する順押しデータ設定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域に、中リール抽出用データ、または右リール抽出用データを格納する処理等を行う。そして、ステップS117−6−7の処理が終了すると、ステップS117−6−8に処理を移行する。
(ステップS117−6−8)
ステップS117−6−8において、メインCPU301は、後で図53を用いて詳述する引込検索処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークの値や、滑りコマ数検索マスクの値を更新する処理等を行う。そして、ステップS117−6−8の処理が終了すると、ステップS117−6−9に処理を移行する。
(ステップS117−6−9)
ステップS117−6−9において、メインCPU301は、後で図58を用いて詳述する停止レベルテーブル合成処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインROM302に設けられている停止レベルテーブル(図29参照)をレジスタにセットするとともに、後で図59を用いて詳述する停止レベルテーブル合成処理等を行う。そして、ステップS117−6−9の処理が終了すると、ステップS117−6−13に処理を移行する。
(ステップS117−6−10)
ステップS117−6−10において、メインCPU301は、後で図60を用いて詳述する変則押しデータ設定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、第1停止時、または第2停止時である場合に、メインROM302に設けられている変則押し用第1停止選択テーブル(図31参照)と、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域の値に基づいて、メインROM302に設けられている使用ビットデータ選択テーブル(図32参照)を選択するとともに、使用テーブルオフセットのデータを取得する処理等を行う。そして、ステップS117−6−10の処理が終了すると、ステップS117−6−11に処理を移行する。
(ステップS117−6−11)
ステップS117−6−11において、メインCPU301は、後で図53を用いて詳述する引込検索処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークの値や、滑りコマ数検索マスクの値を更新する処理等を行う。そして、ステップS117−6−11の処理が終了すると、ステップS117−6−12に処理を移行する。
(ステップS117−6−12)
ステップS117−6−12において、メインCPU301は、後で図61を用いて詳述する変則押しテーブル合成処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている処理リールビット格納領域の値に基づいて、メインROM302に設けられている左リール用変則押しテーブル、中リール用変則押しテーブル、または右リール用変則押しテーブルを選択する処理等を行う。そして、ステップS117−6−12の処理が終了すると、ステップS117−6−13に処理を移行する。
(ステップS117−6−13)
ステップS117−6−13において、メインCPU301は、後で図52を用いて詳述する滑りコマ数取得中処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワーク、滑りコマ数検索マスク、滑りコマ数検索バッファの値に基づいて、メインRAM303に設けられているレベル検索用バッファ格納領域の値を設定する処理等を行う。そして、ステップS117−6−13の処理が終了すると、滑りコマ数取得処理のサブルーチンを終了し、ステップS117−7に処理を移行する。
(滑りコマ数取得中処理)
次に、図52に基づいて、図51のステップS117−6−13の処理により行われる滑りコマ数取得中処理についての説明を行う。なお、図52は滑りコマ数取得中処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−6−13−1)
ステップS117−6−13−1において、メインCPU301は、検索回数として「3」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワーク、滑りコマ数検索マスク、及び滑りコマ数検索バッファの全てを検索するために、検索回数として「3」をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−13−1の処理が終了すると、ステップS117−6−13−2に処理を移行する。
(ステップS117−6−13−2)
ステップS117−6−13−2において、メインCPU301は、補正滑りコマ数として「0」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、補正滑りコマ数の初期値としてレジスタに「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−13−2の処理が終了すると、ステップS117−6−13−3に処理を移行する。
(ステップS117−6−13−3)
ステップS117−6−13−3において、メインCPU301は、滑りコマ数検索ワークのアドレスをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークのアドレスをレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−13−3の処理が終了すると、ステップS117−6−13−4に処理を移行する。
(ステップS117−6−13−4)
ステップS117−6−13−4において、メインCPU301は、滑りコマ数初期化処理を行う。具体的には、メインCPU301は、滑りコマ数の値を格納するレジスタの値と、滑りコマ数の値を格納するレジスタの値の排他的論理和演算を行うことにより、滑りコマ数の値を格納するレジスタを初期化する処理を行う。そして、ステップS117−6−13−4の処理が終了すると、ステップS117−6−13−5に処理を移行する。
(ステップS117−6−13−5)
ステップS117−6−13−5において、メインCPU301は、滑りコマ数検索データ取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワーク、滑りコマ数検索マスク、または滑りコマ数検索バッファのうち、レジスタにセットされているアドレスに基づいて、滑りコマ数検索データをレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−13−5の処理が終了すると、ステップS117−6−13−6に処理を移行する。
(ステップS117−6−13−6)
ステップS117−6−13−6において、メインCPU301は、停止禁止位置であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−13−5の滑りコマ数検索データ取得処理によりセットされたレジスタの値に 「1」を加算した結果が「0」となるか否かを判定する処理を行う。ここで、ステップS117−6−13−5の滑りコマ数検索データ取得処理において、停止禁止位置である場合には、レジスタに「FFH」がセットされることとなるので、「1」加算した結果は「0」となる。そして、停止禁止位置であると判定された場合には(ステップS117−6−13−6=Yes)、ステップS117−6−13−7に処理を移行し、停止禁止位置ではないと判定された場合には(ステップS117−6−13−6=No)、ステップS117−6−13−9に処理を移行する。
(ステップS117−6−13−7)
ステップS117−6−13−7において、メインCPU301は、補正滑りコマ数更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、補正滑りコマ数がセットされているレジスタに、ステップS117−6−13−5の滑りコマ数検索データ取得処理により取得した値をセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−13−7の処理が終了すると、ステップS117−6−13−8に処理を移行する。
(ステップS117−6−13−8)
ステップS117−6−13−8において、メインCPU301は、停止ビットデータと一致するか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−6の停止ビットデータ設定処理により、停止ビットデータが設定されたレジスタの値と、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワーク、滑りコマ数検索マスク、または滑りコマ数検索バッファのうち、レジスタにセットされているアドレスに格納されている値の論理積演算を行い、当該演算結果をレジスタにセットする処理を行うとともに、演算結果が「0」であるか否かを判定する処理を行う。ここで、メインCPU301は、演算結果が「0」である場合に停止ビットデータと一致しないと判定し、演算結果が「0」ではない場合に、停止ビットデータと一致すると判定する。そして、停止ビットデータと一致すると判定された場合には(ステップS117−6−13−8=Yes)、ステップS117−6−13−14に処理を移行し、停止ビットデータと一致しないと判定された場合には(ステップS117−6−13−8=No)、ステップS117−6−13−9に処理を移行する。
(ステップS117−6−13−9)
ステップS117−6−13−9において、メインCPU301は、滑りコマ数検索データのアドレスに「1」加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワーク、滑りコマ数検索マスク、または滑りコマ数検索バッファのアドレスがセットされているレジスタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS117−6−13−9の処理が終了すると、ステップS117−6−13−10に処理を移行する。
(ステップS117−6−13−10)
ステップS117−6−13−10において、メインCPU301は、補正滑りコマ数に「1」加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされている補正滑りコマ数に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS117−6−13−10の処理が終了すると、ステップS117−6−13−11に処理を移行する。
(ステップS117−6−13−11)
ステップS117−6−13−11において、メインCPU301は、制御コマ数分の検索が終了したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、制御コマ数である「5」をレジスタにセットするとともに、レジスタにセットされた制御コマ数から補正滑りコマ数がセットされているレジスタの値を減算した結果が「0」でないか否かを判定する処理を行う。ここで、メインCPU301は、減算した結果が「0」である場合に制御コマ数分の検索が終了したと判定し、減算した結果が「0」でない場合に制御コマ数分の検索が終了していないと判定する。そして、制御コマ数分の検索が終了したと判定された場合には(ステップS117−6−13−11=Yes)、ステップS117−6−13−12に処理を移行し、制御コマ数分の検索が終了していないと判定された場合には(ステップS117−6−13−11=No)、ステップS117−6−13−5に処理を移行する。
(ステップS117−6−13−12)
ステップS117−6−13−12において、メインCPU301は、検索回数の値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされている検索回数の値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS117−6−13−12の処理が終了すると、ステップS117−6−13−13に処理を移行する。
(ステップS117−6−13−13)
ステップS117−6−13−13において、メインCPU301は、検索回数の値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−13−12の処理を行った結果、レジスタにセットされている検索回数の値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、検索回数の値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−6−13−13=Yes)、ステップS117−6−13−14に処理を移行し、検索回数の値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−6−13−13=No)、ステップS117−6−13−4に処理を移行する。
(ステップS117−6−13−14)
ステップS117−6−13−14において、メインCPU301は、レベル検索用バッファ設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−13−8の処理により、停止ビットデータと一致した場合には(ステップS117−6−13−8=Yes)、停止ビットデータの値を、メインRAM303に設けられているレベル検索用バッファ格納領域に格納する処理を行い、検索回数がセットされているレジスタの値が「0」となった場合には(ステップS117−6−13−13=Yes)、ステップS117−6−13−12の処理において、検索回数の値から「1」減算した結果をメインRAM303に設けられているレベル検索用バッファ格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS117−6−13−14の処理が終了すると、滑りコマ数取得中処理のサブルーチンを終了し、リール回転中処理のステップS117−7に処理を移行する。
(引込検索処理)
次に、図53に基づいて、図51のステップS117−6−4の処理により行われる引込検索処理についての説明を行う。なお、図53は引込検索処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−6−4−1)
ステップS117−6−4−1において、メインCPU301は、制御コマ数として「5」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、制御コマ数として「0」コマから「4」コマの合計値である「5」をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−4−1の処理が終了すると、ステップS117−6−4−2に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−2)
ステップS117−6−4−2において、メインCPU301は、引込対象得点データとして「0」をセットする処理を行う。具体的には、引込対象得点データの初期値として「0」をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−4−2の処理が終了すると、ステップS117−6−4−3に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−3)
ステップS117−6−4−3において、メインCPU301は、滑りコマ数検索ワークのアドレスをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークのアドレスをレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−4−3の処理が終了すると、ステップS117−6−4−4に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−4)
ステップS117−6−4−4において、メインCPU301は、引込予想データアドレス設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている左リール引込予想データ格納領域、中リール引込予想データ格納領域、または右リール引込予想データ格納領域のうちの何れかのアドレスを設定するとともに、引込優先順位の値を取得し、レジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−4−4の処理が終了すると、ステップS117−6−4−5に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−5)
ステップS117−6−4−5において、メインCPU301は、後で図55を用いて詳述する検索位置算定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域に格納されている値と、制御コマ数がセットされているレジスタの値に基づいて、検索位置を算定する処理等を行う。そして、ステップS117−6−4−5の処理が終了すると、ステップS117−6−4−6に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−6)
ステップS117−6−4−6において、メインCPU301は、滑りコマ数検索マスクにデータを格納する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左リール引込予想データ格納領域、中リール引込予想データ格納領域、または右リール引込予想データ格納領域のうち、ステップS117−6−4−5の処理により算定された検索位置に格納されているデータを、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクに格納する処理を行う。そして、ステップS117−6−4−6の処理が終了すると、ステップS117−6−4−7に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−7)
ステップS117−6−4−7において、メインCPU301は、停止禁止位置であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−4−6の処理において、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクに格納したデータから「FFH」を減算することにより、停止禁止位置であるか否かを判定する処理を行う。ここで、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクに格納したデータから「FFH」を減算した結果が「0」である場合に停止禁止位置であると判定し、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクに格納したデータから「FFH」を減算した結果が「0」ではない場合に停止禁止位置ではないと判定する。そして、停止禁止位置であると判定された場合には(ステップS117−6−4−7=Yes)、ステップS117−6−4−11に処理を移行し、停止禁止位置ではないと判定された場合には(ステップS117−6−4−7=No)、ステップS117−6−4−8に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−8)
ステップS117−6−4−8において、メインCPU301は、引込対象位置であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、引込対象得点データがセットされているレジスタの値から、ステップS117−6−4−6の処理において、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクに格納したデータを減算することにより、引込対象位置であるか否かを判定する処理を行う。ここで、メインCPU301は、引込対象得点データがセットされているレジスタの値から、ステップS117−6−4−6の処理において、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクに格納したデータを減算した結果が「0」である場合に引込対象位置であると判定し、引込対象得点データがセットされているレジスタの値から、ステップS117−6−4−6の処理において、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクに格納したデータを減算した結果が「0」ではない場合に引込対象位置ではないと判定する。そして、引込対象位置であると判定された場合には(ステップS117−6−4−8=Yes)、ステップS117−6−4−9に処理を移行し、引込対象位置ではないと判定された場合には(ステップS117−6−4−8=No)、ステップS117−6−4−10に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−9)
ステップS117−6−4−9において、メインCPU301は、引込対象得点データ更新処理を行う。具体的にはメインCPU301は、ステップS117−6−4−6の処理において、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクに格納したデータを引込対象得点データとしてレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−4−9の処理が終了すると、ステップS117−6−4−10に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−10)
ステップS117−6−4−10において、メインCPU301は、通常コードをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクに格納したデータがセットされているレジスタと、メインRAM303に設けられているインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクに格納したデータがセットされているレジスタの排他的論理和演算を行うことにより、レジスタの値を「0」に更新する処理を行う。そして、ステップS117−6−4−10の処理が終了すると、ステップS117−6−4−11に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−11)
ステップS117−6−4−11において、メインCPU301は、滑りコマ数検索ワーク更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、停止禁止位置である場合(ステップS117−6−4−7=Yes)、または引込対象位置である場合に(ステップS117−6−4−8=Yes)、ステップS117−6−4−6の処理により、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクに格納した値を、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークに格納する処理を行う。一方、引込対象位置ではない場合に(ステップS117−6−4−8=No)、ステップS117−6−4−10の処理により、レジスタにセットされた通常コードを、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークに格納する処理を行う。そして、ステップS117−6−4−11の処理が終了すると、ステップS117−6−4−12に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−12)
ステップS117−6−4−12において、メインCPU301は、滑りコマ数検索バッファ更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、停止禁止位置である場合(ステップS117−6−4−7=Yes)、または引込対象位置である場合に(ステップS117−6−4−8=Yes)、ステップS117−6−4−6の処理により、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクに格納した値を、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークのアドレスに滑りコマ数検索バッファのオフセット値を加算した際に指し示すアドレスに格納する処理を行う。一方、引込対象位置ではない場合に(ステップS117−6−4−8=No)、ステップS117−6−4−10の処理により、レジスタにセットされた通常コードを、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークのアドレスに、滑りコマ数検索バッファのオフセット値を加算した際に指し示すアドレスに格納する処理を行う。例えば、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークのアドレスが「1」バイト目を指し示している場合には、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索バッファの「1」バイト目にメインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクに格納した値を格納することとなる。そして、ステップS117−6−4−12の処理が終了すると、ステップS117−6−4−13に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−13)
ステップS117−6−4−13において、メインCPU301は、滑りコマ数検索ワークのアドレスに「1」加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークのアドレスがセットされているレジスタの値に「1」加算する処理を行う。これにより、例えば、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークのアドレスがセットされているレジスタの値が「1」バイト目を指し示している場合には、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークの「2」バイト目を指し示すこととなる。そして、ステップS117−6−4−13の処理が終了すると、ステップS117−6−4−14に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−14)
ステップS117−6−4−14において、メインCPU301は、制御コマ数の値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされている制御コマ数の値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS117−6−4−14の処理が終了すると、ステップS117−6−4−15に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−15)
ステップS117−6−4−15において、メインCPU301は、制御コマ数の値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−4−14の処理において、レジスタにセットされている制御コマ数の値から「1」減算する処理を行った結果、レジスタにセットされている制御コマ数の値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、制御コマ数の値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−6−4−15=Yes)、ステップS117−6−4−16に処理を移行し、制御コマ数の値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−6−4−15=No)、ステップS117−6−4−4に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−16)
ステップS117−6−4−16において、メインCPU301は、後で図54を用いて詳述する引込検索中処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクの値に基づいて、メインRAM303に設けられている引込対象得点データ格納領域に引込対象得点データを保存する処理等を行う。そして、ステップS117−6−4−16の処理が終了すると、引込検索処理のサブルーチンを終了し、滑りコマ数取得処理のステップS117−6−5、ステップS117−6−9、またはステップS117−6−12に処理を移行する。
(引込検索中処理)
次に、図54に基づいて、図53のステップS117−6−4−16の処理により行われる引込検索中処理についての説明を行う。なお、図54は引込検索中処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−6−4−16−1)
ステップS117−6−4−16−1において、メインCPU301は、制御コマ数として「5」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、制御コマ数として「0」コマから「4」コマの合計値である「5」をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−4−16−1の処理が終了すると、ステップS117−6−4−16−2に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−16−2)
ステップS117−6−4−16−2において、メインCPU301は、滑りコマ数検索マスクのアドレスをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクのアドレスをレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−4−16−2の処理が終了すると、ステップS117−6−4−16−3に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−16−3)
ステップS117−6−4−16−3において、メインCPU301は、停止禁止位置であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされているメインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクのアドレスが指し示す値から「FFH」を減算した値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。ここで、メインCPU301は、レジスタにセットされているメインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクのアドレスが指し示す値から「FFH」を減算した値が「0」である場合に停止禁止位置であると判定し、レジスタにセットされているメインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクのアドレスが指し示す値から「FFH」を減算した値が「0」でない場合に停止禁止位置ではないと判定する。そして、停止禁止位置であると判定された場合には(ステップS117−6−4−16−3=Yes)、ステップS117−6−4−16−8に処理を移行し、停止禁止位置ではないと判定された場合には(ステップS117−6−4−16−3=No)、ステップS117−6−4−16−4に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−16−4)
ステップS117−6−4−16−4において、メインCPU301は、使用ビットデータ取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域に格納されている値をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−4−16−4の処理が終了すると、ステップS117−6−4−16−5に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−16−5)
ステップS117−6−4−16−5において、メインCPU301は、最優先位置であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクに格納されている値から引込対象得点データがセットされているレジスタの値を減算し、当該減算の結果が「0」であるか否かを判定する処理を行う。ここで、メインCPU301は、減算の結果が「0」である場合に、最優先位置であると判定し、減算の結果が「0」ではない場合に最優先位置ではないと判定する。そして、最優先位置であると判定された場合には(ステップS117−6−4−16−5=Yes)、ステップS117−6−4−16−7に処理を移行し、最優先位置ではないと判定された場合には(ステップS117−6−4−16−5=No)、ステップS117−6−4−16−6に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−16−6)
ステップS117−6−4−16−6において、メインCPU301は、通常コードをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−4−16−4の使用ビットデータ取得処理によりレジスタにセットした値と、ステップS117−6−4−16−4の使用ビットデータ取得処理によりレジスタにセットした値の排他的論理和演算を行うことにより、レジスタの値を「0」に更新する処理を行う。そして、ステップS117−6−4−16−6の処理が終了すると、ステップS117−6−4−16−7に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−16−7)
ステップS117−6−4−16−7において、メインCPU301は、滑りコマ数検索マスク更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、最優先位置である場合に(ステップS117−6−4−16−5=Yes)、ステップS117−6−4−16−4の使用ビットデータ取得処理によりレジスタにセットした値を、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクに格納する処理を行う。一方、最優先位置ではない場合に(ステップS117−6−4−16−5=No)、ステップS117−6−4−16−6の処理によりレジスタにセットした通常コードの値を、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクに格納する処理を行う。そして、ステップS117−6−4−16−7の処理が終了すると、ステップS117−6−4−16−8に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−16−8)
ステップS117−6−4−16−8において、メインCPU301は、滑りコマ数検索マスクのアドレスに「1」加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクのアドレスがセットされているレジスタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS117−6−4−16−8の処理が終了すると、ステップS117−6−4−16−9に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−16−9)
ステップS117−6−4−16−9において、メインCPU301は、制御コマ数の値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされている制御コマ数の値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS117−6−4−16−9の処理が終了すると、ステップS117−6−4−16−10に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−16−10)
ステップS117−6−4−16−10において、メインCPU301は、制御コマ数の値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−4−16−9の処理において、レジスタにセットされている制御コマ数の値から「1」減算する処理を行った結果、レジスタにセットされている制御コマ数の値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、制御コマ数の値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−6−4−16−10=Yes)、ステップS117−6−4−16−11に処理を移行し、制御コマ数の値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−6−4−16−10=No)、ステップS117−6−4−16−3に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−16−11)
ステップS117−6−4−16−11において、メインCPU301は、引込対象得点データ保存処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされている引込対象得点データの値を、メインRAM303に設けられている引込対象図柄ビット格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS117−6−4−16−11の処理が終了すると、引込検索中処理のサブルーチンを終了し、滑りコマ数取得処理のステップS117−6−5、ステップS117−6−9、またはステップS117−6−12に処理を移行する。
(検索位置算定処理)
次に、図55に基づいて、図53のステップS117−6−4−4の処理により行われる検索位置算定処理についての説明を行う。なお、図55は検索位置算定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−6−4−5−1)
ステップS117−6−4−5−1において、メインCPU301は、押圧基準位置取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域に格納されている値をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−4−5−1の処理が終了すると、ステップS117−6−4−5−2に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−5−2)
ステップS117−6−4−5−2において、メインCPU301は、検索位置演算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−4−5−1の押圧基準位置取得処理によりレジスタにセットされた値と、制御コマ数がセットされたレジスタの値を加算し、制御コマ数である「5」を減算した値を算出する処理を行う。そして、ステップS117−6−4−5−2の処理が終了すると、ステップS117−6−4−5−3に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−5−3)
ステップS117−6−4−5−3において、メインCPU301は、検索位置の値は「0」未満であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−4−5−2の検索位置演算処理を行った結果、負の値となったか否かを判定する処理を行う。そして、検索位置の値は「0」未満であると判定された場合には(ステップS117−6−4−5−3=Yes)、ステップS117−6−4−5−4に処理を移行し、検索位置の値は「0」未満ではないと判定された場合には(ステップS117−6−4−5−3=No)、検索位置算定処理のサブルーチンを終了し、引込検索処理のステップS117−6−4−6、または停止テーブルデータ取得処理のステップS117−6−9−2−9に処理を移行する。
(ステップS117−6−4−5−4)
ステップS117−6−4−5−4において、メインCPU301は、検索位置補正処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−4−5−2の検索位置演算処理を行った値に、「21」を加算する処理を行う。そして、ステップS117−6−4−5−4の処理が終了すると、検索位置算定処理のサブルーチンを終了し、引込検索処理のステップS117−6−4−6、または停止テーブルデータ取得処理のステップS117−6−9−2−9に処理を移行する。
(第1停止処理)
次に、図56に基づいて、図51のステップS117−6−5の処理により行われる第1停止処理についての説明を行う。なお、図56は第1停止処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−6−5−1)
ステップS117−6−5−1において、メインCPU301は、順押し第1停止テーブル選択処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域に格納されている値と、メインROM302に設けられている順押し第1停止テーブル選択テーブル(図27参照)に基づいて、順押し第1停止テーブル「00」から順押し第1停止テーブル「19」(図28参照)のうちの何れかを選択する処理を行う。そして、ステップS117−6−5−1の処理が終了すると、ステップS117−6−5−2に処理を移行する。
(ステップS117−6−5−2)
ステップS117−6−5−2において、メインCPU301は、滑りコマ数候補取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−5−1の順押し第1停止テーブル選択処理により選択された順押し第1停止テーブル(図28参照)と、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域に格納されている値に基づいて、滑りコマ数候補を取得する処理を行う。そして、ステップS117−6−5−2の処理が終了すると、ステップS117−6−5−3に処理を移行する。
(ステップS117−6−5−3)
ステップS117−6−5−3において、メインCPU301は、使用テーブルオフセット設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第2停止以降に使用する停止レベルテーブルのオフセット値を、メインRAM303に設けられている使用テーブルオフセット格納領域に格納する処理を行う。ステップS117−6−5−3の処理が終了すると、ステップS117−6−5−4に処理を移行する。
(ステップS117−6−5−4)
ステップS117−6−5−4において、メインCPU301は、滑りコマ数検索マスクのアドレスをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクのアドレスをレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−5−4の処理が終了すると、ステップS117−6−5−5に処理を移行する。
(ステップS117−6−5−5)
ステップS117−6−5−5において、メインCPU301は、通常コードであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−5−4の処理によりセットされた滑りコマ数検索マスクのアドレスがセットされたレジスタの値に、ステップS117−6−5−2の滑りコマ数候補取得処理により取得した滑りコマ数候補を加算し、当該加算されたアドレスに通常コードである「0」が格納されているか否かを判定する処理を行う。そして、通常コードであると判定された場合には(ステップS117−6−5−5=Yes)、第1停止処理のサブルーチンを終了し、滑りコマ数取得処理のステップS117−6−6に処理を移行する。一方、通常コードではないと判定された場合には(ステップS117−6−5−5=No)、ステップS117−6−5−6に処理を移行する。
(ステップS117−6−5−6)
ステップS117−6−5−6において、メインCPU301は、滑りコマ数検索ワークアドレス設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−5−2の滑りコマ数候補取得処理により取得した滑りコマ数候補の値に基づいて、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークのアドレスを設定する処理を行う。そして、ステップS117−6−5−6の処理が終了すると、ステップS117−6−5−7に処理を移行する。
(ステップS117−6−5−7)
ステップS117−6−5−7において、メインCPU301は、滑りコマ数検索ワーク設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクに格納されている値を、ステップS117−6−5−6の滑りコマ数検索ワークアドレス設定処理により設定されたメインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークに格納する処理を行う。そして、ステップS117−6−5−7の処理が終了すると、第1停止処理のサブルーチンを終了し、滑りコマ数取得処理のステップS117−6−6に処理を移行する。
(順押しデータ設定処理)
次に、図57に基づいて、図51のステップS117−6−7の処理により行われる順押しデータ設定処理についての説明を行う。なお、図57は順押しデータ設定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−6−7−1)
ステップS117−6−7−1において、メインCPU301は、中リール抽出用データをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域に「11100000B」をセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−7−1の処理が終了すると、ステップS117−6−7−2に処理を移行する。
(ステップS117−6−7−2)
ステップS117−6−7−2において、メインCPU301は、中リール停止時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている処理リールビット格納領域の値を取得するとともに、取得した値のビット「1」がONであるか否かを判定する処理を行う。そして、中リール停止時であると判定された場合には(ステップS117−6−7−2=Yes)、ステップS117−6−7−4に処理を移行し、中リール停止時ではないと判定された場合には(ステップS117−6−7−2=No)、ステップS117−6−7−3に処理を移行する。
(ステップS117−6−7−3)
ステップS117−6−7−3において、メインCPU301は、右リール抽出用データをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域に「00011100B」をセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−7−3の処理が終了すると、ステップS117−6−7−4に処理を移行する。
(ステップS117−6−7−4)
ステップS117−6−7−4において、メインCPU301は、第2停止操作時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているリール停止順序格納領域の値に基づいて、第2停止操作時であるか否かを判定する処理を行う。そして、第2停止操作時であると判定された場合には(ステップS117−6−7−4=Yes)、ステップS117−6−7−5に処理を移行し、第2停止操作時ではないと判定された場合には(ステップS117−6−7−4=No)、順押しデータ設定処理のサブルーチンを終了し、滑りコマ数取得処理のステップS117−6−8に処理を移行する。
(ステップS117−6−7−5)
ステップS117−6−7−5において、メインCPU301は、停止レベルテーブルをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている使用テーブルオフセット格納領域に格納されているオフセット値に基づいて、メインROM302に設けられている停止レベルテーブル(図29参照)のうち、何れかの停止レベルテーブルをセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−7−5の処理が終了すると、ステップS117−6−7−6に処理を移行する。
(ステップS117−6−7−6)
ステップS117−6−7−6において、メインCPU301は、第2停止操作用レベル取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−7−5の処理によりセットされた停止レベルテーブルと、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域に格納されている値に基づいて、中リール用レベルデータと、右リール用レベルデータと、第2停止操作用レベルを取得し、当該取得した値と、「00000011B」と論理積演算を行うことにより、第2停止操作用レベルを取得する処理を行う。また、メインCPU301は、演算結果をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−7−6の処理が終了すると、ステップS117−6−7−7に処理を移行する。
(ステップS117−6−7−7)
ステップS117−6−7−7において、メインCPU301は、第2停止操作用レベル保存処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−7−6の第2停止操作用レベル取得処理により取得した第2停止操作用レベルを、メインRAM303に設けられているレベル検索用バッファ格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS117−6−7−7の処理が終了すると、順押しデータ設定処理のサブルーチンを終了し、滑りコマ数取得処理のステップS117−6−8に処理を移行する。
(停止レベルテーブル合成処理)
次に、図58に基づいて、図51のステップS117−6−9の処理により行われる停止レベルテーブル合成処理についての説明を行う。なお、図58は停止レベルテーブル合成処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−6−9−1)
ステップS117−6−9−1において、メインCPU301は、停止レベルテーブルをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている停止レベルテーブル「00」から停止レベルテーブル「18」のうち、何れかの停止テーブルをセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−9−1の処理が終了すると、ステップS117−6−9−2に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−2)
ステップS117−6−9−2において、メインCPU301は、後で図59を用いて詳述する停止テーブルデータ取得処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域の値をレジスタにセットする処理や、メインROM302に設けられている停止レベルテーブル(図29参照)のうち、選択されている停止レベルテーブルをレジスタにセットする処理等を行う。そして、ステップS117−6−9−2の処理が終了すると、ステップS117−6−9−3に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−3)
ステップS117−6−9−3において、メインCPU301は、検索回数として「3」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、中リール用レベルデータ、または右リール用レベルデータの「3」ビットのデータを全て検索するために、検索回数として「3」をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−9−3の処理が終了すると、ステップS117−6−9−4に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−4)
ステップS117−6−9−4において、メインCPU301は、検索順序取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている使用レベルオフセット格納領域に格納されている値をレジスタにセットするとともに、当該レジスタにセットされた値と、メインROM302に設けられている停止ビットデータ検索テーブル(図30参照)に基づいて、停止ビットデータを取得する処理を行う。そして、ステップS117−6−9−4の処理が終了すると、ステップS117−6−9−5に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−5)
ステップS117−6−9−5において、メインCPU301は、滑りコマ数検索ワーク累積値確認処理を行う。具体的には、メインCPU301は、検索順序に応じたデータをレジスタにセットする処理を行うとともに、当該レジスタにセットされた値と、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークに格納されている値の累積値の論理積演算を行い、当該演算結果をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−9−5の処理が終了すると、ステップS117−6−9−6に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−6)
ステップS117−6−9−6において、メインCPU301は、停止ビットデータが決定されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−9−5の滑りコマ数検索ワーク累積値確認処理を行った結果が「0」であるか否かを判定する処理を行う。ここで、メインCPU301は、ステップS117−6−9−5の滑りコマ数検索ワーク累積値確認処理を行った結果が「0」ではないと判定した場合に、停止ビットデータが決定されたと判定し、ステップS117−6−9−5の滑りコマ数検索ワーク累積値確認処理を行った結果が「0」であると判定した場合に、停止ビットデータが決定されていないと判定する処理を行う。そして、停止ビットデータが決定されたと判定された場合には(ステップS117−6−9−6=Yes)、ステップS117−6−9−10に処理を移行し、停止ビットデータが決定されていないと判定された場合には(ステップS117−6−9−6=No)、ステップS117−6−9−7に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−7)
ステップS117−6−9−7において、メインCPU301は、検索順序に「1」加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされた検索順序の値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS117−6−9−7の処理が終了すると、ステップS117−6−9−8に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−8)
ステップS117−6−9−8において、メインCPU301は、検索回数から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされている検索回数の値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS117−6−9−8の処理が終了すると、ステップS117−6−9−9に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−9)
ステップS117−6−9−9において、メインCPU301は、検索回数の値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−9−8の処理を行った結果、レジスタにセットされている検索回数の値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、検索回数の値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−6−9−9=Yes)、ステップS117−6−9−10に処理を移行し、検索回数の値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−6−9−9=No)、ステップS117−6−9−5に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−10)
ステップS117−6−9−10において、メインCPU301は、停止ビットデータ設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−9−5の滑りコマ数検索ワーク累積値確認処理において、レジスタにセットされた検索順序に応じたデータの値と、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークに格納されている値の累積値の論理積演算を行った結果を停止ビットデータとしてレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−9−10の処理が終了すると、停止レベルテーブル合成処理のサブルーチンを終了し、ステップS117−6−13に処理を移行する。
(停止テーブルデータ取得処理)
次に、図59に基づいて、図58のステップS117−6−9−2の処理により行われる停止テーブルデータ取得処理についての説明を行う。なお、図59は停止テーブルデータ取得処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−6−9−2−1)
ステップS117−6−9−2−1において、メインCPU301は、使用ビットデータ取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域に格納されている値をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−9−2−1の処理が終了すると、ステップS117−6−9−2−2に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−2−2)
ステップS117−6−9−2−2において、メインCPU301は、停止レベルテーブルデータ取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている停止レベルテーブル「00」から停止レベルテーブル「18」のうち、選択されている停止レベルテーブルの番号をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−9−2−2の処理が終了すると、ステップS117−6−9−2−3に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−2−3)
ステップS117−6−9−2−3において、メインCPU301は、制御コマ数として「5」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、制御コマ数として「0」コマから「4」コマの合計値である「5」をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−9−2−3の処理が終了すると、ステップS117−6−9−2−4に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−2−4)
ステップS117−6−9−2−4において、メインCPU301は、滑りコマ数検索ワークの累積値を「0」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、滑りコマ数検索ワークの累積値として「0」をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−9−2−4の処理が終了すると、ステップS117−6−9−2−5に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−2−5)
ステップS117−6−9−2−5において、メインCPU301は、滑りコマ数検索バッファ累積初期値をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、滑りコマ数検索バッファの累積値がセットされるレジスタの値と、滑りコマ数検索バッファの累積値がセットされるレジスタの値の排他的論理和演算を行うことにより、滑りコマ数検索バッファ累積値の初期値として「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−9−2−5の処理が終了すると、ステップS117−6−9−2−6に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−2−6)
ステップS117−6−9−2−6において、メインCPU301は、滑りコマ数検索ワークのアドレスをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークのアドレスをセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−9−2−6の処理が終了すると、ステップS117−6−9−2−7に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−2−7)
ステップS117−6−9−2−7において、メインCPU301は、停止禁止位置であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークのアドレスに格納されている値と、「FFH」を比較することにより、停止禁止位置であるか否かを判定する処理を行う。そして、停止禁止位置であると判定された場合には(ステップS117−6−9−2−7=Yes)、ステップS117−6−9−2−15に処理を移行し、停止禁止位置ではないと判定された場合には(ステップS117−6−9−2−7=No)、ステップS117−6−9−2−8に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−2−8)
ステップS117−6−9−2−8において、メインCPU301は、後で図55を用いて詳述する検索位置算定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域に格納されている値と、制御コマ数がセットされているレジスタの値に基づいて、検索位置を算定する処理等を行う。そして、ステップS117−6−9−2−8の処理が終了すると、ステップS117−6−9−2−9に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−2−9)
ステップS117−6−9−2−9において、メインCPU301は、停止テーブルデータマスク処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−9−2−8の検索位置算定処理により算定された検索位置と、ステップS117−6−9−2−2の停止レベルテーブルデータ取得処理によりレジスタにセットされた停止レベルテーブルの番号に基づいて、中リール用レベルデータ、右リール用レベルデータ、及び第2停止操作用レベルを取得するとともに、当該取得した値と、ステップS117−6−9−2−1の使用ビットデータ取得処理によりレジスタにセットされた使用ビットデータの値の論理積演算を行い、演算結果をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−9−2−9の処理が終了すると、ステップS117−6−9−2−10に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−2−10)
ステップS117−6−9−2−10において、メインCPU301は、滑りコマ数検索バッファ設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−9−2−9の停止テーブルデータマスク処理による演算結果を、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索バッファに格納する処理を行う。そして、ステップS117−6−9−2−10の処理が終了すると、ステップS117−6−9−2−11に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−2−11)
ステップS117−6−9−2−11において、メインCPU301は、滑りコマ数検索マスク合成処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクに格納されている値と、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索バッファに格納されている値の論理積演算を行い、当該演算の結果をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−9−2−11の処理が終了すると、ステップS117−6−9−2−12に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−2−12)
ステップS117−6−9−2−12において、メインCPU301は、滑りコマ数検索ワーク累積値演算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−9−2−11の滑りコマ数検索マスク合成処理を行った結果、レジスタにセットされた値と、滑りコマ数検索ワーク累積値がセットされているレジスタの値の論理和演算を行い、当該演算結果を滑りコマ数検索ワーク累積値がセットされるレジスタにセットする処理を行う。また、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索バッファに格納されている値と、滑りコマ数検索バッファ累積値がセットされているレジスタの値の論理和演算を行い、当該演算結果を、滑りコマ数検索バッファ累積値がセットされているレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−9−2−12の処理が終了すると、ステップS117−6−9−2−13に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−2−13)
ステップS117−6−9−2−13において、メインCPU301は、引込対象得点データは「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている引込対象得点データ格納領域に格納されている値をレジスタにセットする処理を行うとともに、セットされたレジスタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、引込対象得点データは「0」であると判定された場合には(ステップS117−6−9−2−13=Yes)、ステップS117−6−9−2−15に処理を移行し、引込対象得点データは「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−6−9−2−13=No)、ステップS117−6−9−2−14に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−2−14)
ステップS117−6−9−2−14において、メインCPU301は、滑りコマ数検索マスククリア処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−9−2−13の処理により、レジスタにセットされた値を、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクに格納することにより、滑りコマ数検索マスクの値を「0」とする処理を行う。そして、ステップS117−6−9−2−14の処理が終了すると、ステップS117−6−9−2−15に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−2−15)
ステップS117−6−9−2−15において、メインCPU301は、制御コマ数の値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされている制御コマ数の値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS117−6−9−2−15の処理が終了すると、ステップS117−6−9−2−16に処理を移行する。
(ステップS117−6−9−2−16)
ステップS117−6−9−2−16において、メインCPU301は、制御コマ数の値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−9−2−15の処理を行うごとに、レジスタにセットされている制御コマ数の値から「1」減算する処理を行い、レジスタにセットされている制御コマ数の値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、制御コマ数の値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−6−9−2−16=Yes)、停止テーブルデータ取得処理のサブルーチンを終了し、停止レベルテーブル合成処理のステップS117−6−9−3、または変則押しテーブル合成処理のステップS117−6−12−3に処理を移行する。一方、制御コマ数の値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−6−9−2−16=No)、ステップS117−6−9−2−7に処理を移行する。
(変則押しデータ設定処理)
次に、図60に基づいて、図51のステップS117−6−10の処理により行われる変則押しデータ設定処理についての説明を行う。なお、図60は変則押しデータ設定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−6−10−1)
ステップS117−6−10−1において、メインCPU301は、第3停止であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているリール停止順序格納領域の値と、「00000010B」を比較することにより、第3停止時であるか否かを判定する処理を行う。そして、第3停止であると判定された場合には(ステップS117−6−10−1=Yes)、変則押しデータ設定処理のサブルーチンを終了し、滑りコマ数取得処理のステップS117−6−11に処理を移行する。一方、第3停止ではないと判定された場合には(ステップS117−6−10−1=No)、ステップS117−6−10−2に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−2)
ステップS117−6−10−2において、メインCPU301は、使用ビットデータ選択テーブル取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている変則押し用第1停止選択テーブル(図31参照)と、メインRAM303に設けられている停止制御番号格納領域の値に基づいて、使用ビットデータ選択テーブルと、使用テーブルオフセットを取得する処理を行う。そして、ステップS117−6−10−2の処理が終了すると、ステップS117−6−10−3に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−3)
ステップS117−6−10−3において、メインCPU301は、使用テーブルオフセット保存処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−10−2の使用ビットデータ選択テーブル取得処理により取得した値と、「00000011B」の論理積演算を行うことにより、使用テーブルオフセットを取得する処理を行い、当該取得した使用テーブルオフセットをレジスタにセットする処理を行う。また、メインCPU301は、レジスタにセットされた使用テーブルオフセットの値を、メインRAM303に設けられている使用テーブルオフセット格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS117−6−10−3の処理が終了すると、ステップS117−6−10−4に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−4)
ステップS117−6−10−4において、メインCPU301は、使用ビットデータ選択テーブル設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−10−3の使用テーブルオフセット保存処理によりレジスタにセットされた値と、ステップS117−6−10−2の使用ビットデータ選択テーブル取得処理により取得した使用ビットデータ選択テーブルと、使用テーブルオフセットの値の排他的論理和演算を行うことにより、使用ビットデータ選択テーブルを取得する処理を行う。また、メインCPU301は、当該処理により取得した使用ビットデータ選択テーブルの値をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−10−4の処理が終了すると、ステップS117−6−10−5に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−5)
ステップS117−6−10−5において、メインCPU301は、オフセット値取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−10−4の使用ビットデータ選択テーブル設定処理により設定された使用ビットデータ選択テーブルの値に基づいて、オフセット値を取得するとともに、当該取得したオフセット値をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−10−5の処理が終了すると、ステップS117−6−10−6に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−6)
ステップS117−6−10−6において、メインCPU301は、中リール第1停止時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている第1停止ビット格納領域に格納されている値に基づいて、中リール19が第1停止時であるか否かを判定する処理を行う。そして、中リール第1停止時であると判定された場合には(ステップS117−6−10−6=Yes)、ステップS117−6−10−7に処理を移行し、中リール第1停止時ではないと判定された場合には(ステップS117−6−10−6=No)、ステップS117−6−10−8に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−7)
ステップS117−6−10−7において、メインCPU301は、オフセット値補正処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−10−5のオフセット値取得処理によりレジスタにセットされたオフセット値の上位「4」ビットと、下位「4」ビットを入れ替える処理を行う。そして、ステップS117−6−10−7の処理が終了すると、ステップS117−6−10−8に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−8)
ステップS117−6−10−8において、メインCPU301は、左リール停止時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている処理リールビット格納領域に格納されている値に基づいて、左リール18の停止時であるか否かを判定する処理を行う。そして、左リール停止時であると判定された場合には(ステップS117−6−10−8=Yes)、ステップS117−6−10−9に処理を移行し、左リール停止時ではないと判定された場合には(ステップS117−6−10−8=No)、ステップS117−6−10−10に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−9)
ステップS117−6−10−9において、メインCPU301は、オフセット値シフト処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−10−5のオフセット値取得処理、またはステップS117−6−10−7のオフセット値補正処理によりレジスタにセットされた値を右に「2」ビット分シフトする処理を行う。そして、ステップS117−6−10−9の処理が終了すると、ステップS117−6−10−10に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−10)
ステップS117−6−10−10において、メインCPU301は、オフセット値マスク処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされているオフセット値と、「03H」の論理積演算を行うことにより、下位「2」ビット以外のオフセット値をマスクする処理を行う。また、メインCPU301は、マスクしたオフセット値をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−10−10の処理が終了すると、ステップS117−6−10−11に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−11)
ステップS117−6−10−11において、メインCPU301は、検査対象ビットの値を「0」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、検査対象ビットの初期値として「0」をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−10−11の処理が終了すると、ステップS117−6−10−12に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−12)
ステップS117−6−10−12において、メインCPU301は、マスクデータとして「11111111B」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、マスクデータをセットするレジスタに「11111111B」をセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−10−12の処理が終了すると、ステップS117−6−10−13に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−13)
ステップS117−6−10−13において、メインCPU301は、使用ビットデータ確認処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域に格納されている値のうち、検査対象ビットがセットされているレジスタの値に対応するビットデータをキャリーフラグにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−10−13の処理が終了すると、ステップS117−6−10−14に処理を移行する。
なお、最初にステップS117−6−10−13の使用ビットデータ確認処理を行う場合において、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域には、「0」が格納されている。これは、ステップS101の初期化処理により、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域の値が初期化されるためである。
(ステップS117−6−10−14)
ステップS117−6−10−14において、メインCPU301は、検査対象ビットがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−10−13の使用ビットデータ確認処理を行った結果、キャリーフラグがONであるか否かを判定する処理を行う。ここで、メインCPU301は、キャリーフラグがONである場合に、検査対象ビットがONであると判定し、キャリーフラグがOFFである場合に、検査対象ビットがOFFであると判定する。そして、検査対象ビットがONであると判定された場合には(ステップS117−6−10−14=Yes)、ステップS117−6−10−19に処理を移行し、検査対象ビットがONではないと判定された場合には(ステップS117−6−10−14=No)、ステップS117−6−10−15に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−15)
ステップS117−6−10−15において、メインCPU301は、検査対象ビットに「1」加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、検査対象ビットがセットされているレジスタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS117−6−10−15の処理が終了すると、ステップS117−6−10−16に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−16)
ステップS117−6−10−16において、メインCPU301は、マスクデータを左シフトする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、マスクデータがセットされているレジスタの値を左シフトする処理を行う。そして、ステップS117−6−10−16の処理が終了すると、ステップS117−6−10−17に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−17)
ステップS117−6−10−17において、メインCPU301は、検索終了であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−10−16の処理を行った結果、マスクデータがセットされているレジスタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。ここで、メインCPU301は、マスクデータがセットされているレジスタの値が「0」となった場合に検索終了であると判定し、マスクデータがセットされているレジスタの値が「0」ではない場合には、検索終了ではないと判定する。そして、検索終了であると判定された場合には(ステップS117−6−10−17=Yes)、ステップS117−6−10−18に処理を移行し、検索終了ではないと判定された場合には(ステップS117−6−10−17=No)、ステップS117−6−10−13に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−18)
ステップS117−6−10−18において、メインCPU301は、検索終了時更新ビットデータ取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている使用ビットデータ選択テーブル(図32参照)と、オフセット値がセットされているレジスタの値に基づいて、ビットデータを取得するとともに、当該取得したビットデータを更新ビットデータとしてレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−10−18の処理が終了すると、ステップS117−6−10−22に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−19)
ステップS117−6−10−19において、メインCPU301は、更新ビットデータ取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、検査対象ビットの値がONであると判定された場合に(ステップS117−6−10−14=Yes)、メインROM302に設けられている使用ビットデータ選択テーブル(図32参照)と、オフセット値がセットされているレジスタの値に基づいて、ビットデータを取得するとともに、当該取得したビットデータを更新ビットデータとしてレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−10−19の処理が終了すると、ステップS117−6−10−20に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−20)
ステップS117−6−10−20において、メインCPU301は、対象データがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−10−19の更新ビットデータ取得処理により取得したレジスタの値を参照し、キャリーフラグがONであるか否かを判定する処理を行う。ここで、メインCPU301は、キャリーフラグがONである場合には、対象データがONであると判定し、キャリーフラグがOFFである場合には、対象データがOFFであると判定する。そして、対象データがONであると判定された場合には(ステップS117−6−10−20=Yes)、ステップS117−6−10−21に処理を移行し、対象データがONではないと判定された場合には(ステップS117−6−10−20=No)、ステップS117−6−10−22に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−21)
ステップS117−6−10−21において、メインCPU301は、更新ビットデータマスク処理を行う。具体的には、メインCPU301は、マスクデータがセットされているレジスタの値と、更新ビットデータがセットされているレジスタの値の論理積演算を行うとともに、更新ビットデータがセットされているレジスタに演算結果をセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−10−21の処理が終了すると、ステップS117−6−10−22に処理を移行する。
(ステップS117−6−10−22)
ステップS117−6−10−22において、メインCPU301は、使用ビットデータを保存する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、更新ビットデータがセットされているレジスタの値を、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS117−6−10−22の処理が終了すると、変則押しデータ設定処理のサブルーチンを終了し、滑りコマ数取得処理のステップS117−6−11に処理を移行する。
(変則押しテーブル合成処理)
次に、図61に基づいて、図51のステップS117−6−12の処理により行われる変則押しテーブル合成処理についての説明を行う。なお、図61は変則押しテーブル合成処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−6−12−1)
ステップS117−6−12−1において、メインCPU301は、変則押しテーブルデータ取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている処理リールビット格納領域に格納されている値をレジスタにセットするとともに、当該レジスタにセットされた値に基づいて、メインROM302に設けられている左リール用変則押しテーブル(図33参照)、中リール用変則押しテーブル(図34参照)、右リール用変則押しテーブル(図35参照)の何れかを選択する処理を行う。そして、ステップS117−6−12−1の処理が終了すると、ステップS117−6−12−2に処理を移行する。
(ステップS117−6−12−2)
ステップS117−6−12−2において、メインCPU301は、図59を用いて詳述した停止テーブルデータ取得処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域の値をレジスタにセットする処理や、メインROM302に設けられている停止レベルテーブル(図29参照)のうち、選択されている停止レベルテーブルをレジスタにセットする処理等を行う。そして、ステップS117−6−12−2の処理が終了すると、ステップS117−6−12−3に処理を移行する。
(ステップS117−6−12−3)
ステップS117−6−12−3において、メインCPU301は、滑りコマ数検索ワーク累積値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされている滑りコマ数検索ワークの累積値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、滑りコマ数検索ワーク累積値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−6−12−3=Yes)、ステップS117−6−12−4に処理を移行し、滑りコマ数検索ワーク累積値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−6−12−3=No)、ステップS117−6−12−5に処理を移行する。
(ステップS117−6−12−4)
ステップS117−6−12−4において、メインCPU301は、滑りコマ数検索バッファ累積値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタにセットされている滑りコマ数検索バッファの累積値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、滑りコマ数検索バッファ累積値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−6−12−4=Yes)、変則押しテーブル合成処理のサブルーチンを終了し、滑りコマ数取得処理のステップS117−6−13に処理を移行する。一方、滑りコマ数検索ワーク累積値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−6−12−4=No)、ステップS117−6−12−5に処理を移行する。
(ステップS117−6−12−5)
ステップS117−6−12−5において、メインCPU301は、検索ビットの値に「0」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、検索ビットをセットするレジスタと、検索ビットをセットするレジスタの排他的論理和演算を行うことにより、検索ビットをセットするレジスタの値を「0」にする処理を行う。そして、ステップS117−6−12−5の処理が終了すると、ステップS117−6−12−6に処理を移行する。
(ステップS117−6−12−6)
ステップS117−6−12−6において、メインCPU301は、検索ビット更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、検索ビットがセットされているレジスタのキャリーフラグをONとする処理を行った後、検索ビットがセットされているレジスタの値を左シフトし、当該左シフトしたレジスタの値を別のレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−12−6の処理が終了すると、ステップS117−6−12−7に処理を移行する。
(ステップS117−6−12−7)
ステップS117−6−12−7において、メインCPU301は、検索ビット取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、滑りコマ数検索ワーク累積値の値が「0」ではない場合には(ステップS117−6−12−3=No)、ステップS117−6−12−6の検索ビット更新処理によりレジスタにセットされた値と、滑りコマ数検索ワーク累積値の論理積演算を行い、当該演算結果をレジスタにセットする処理を行う。一方、滑りコマ数検索バッファ累積値の値が「0」ではない場合には(ステップS117−6−12−4=No)、ステップS117−6−12−6の検索ビット更新処理によりレジスタにセットされた値と、滑りコマ数検索バッファ累積値の論理積演算を行い、当該演算結果をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−12−7の処理が終了すると、ステップS117−6−12−8に処理を移行する。
(ステップS117−6−12−8)
ステップS117−6−12−8において、メインCPU301は、停止ビットデータが決定されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−12−7の検索ビット取得処理により、論理積演算を行った結果、レジスタにセットされた値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。ここで、メインCPU301は、論理積演算を行った結果、レジスタにセットされた値が「0」である場合に、停止ビットデータが決定されたと判定し、論理積演算を行った結果、レジスタにセットされた値が「0」ではない場合に、停止ビットデータが決定されていないと判定する。そして、停止ビットデータが決定されたと判定された場合には(ステップS117−6−12−8=Yes)、ステップS117−6−12−9に処理を移行し、停止ビットデータが決定されていないと判定された場合には(ステップS117−6−12−8=No)、ステップS117−6−12−6に処理を移行する。
(ステップS117−6−12−9)
ステップS117−6−12−9において、メインCPU301は、停止ビットデータ更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−12−7の検索ビットデータ取得処理により行われた論理積演算の結果がセットされたレジスタの値を別のレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−12−9の処理が終了すると、ステップS117−6−12−10に処理を移行する。
(ステップS117−6−12−10)
ステップS117−6−12−10において、メインCPU301は、使用ビットデータ算定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−12−7の検索ビットデータ取得処理により行われた論理積演算の結果がセットされたレジスタの値と、検索ビットがセットされているレジスタの値の排他的論理和演算を行い、当該演算結果を、ステップS117−6−12−7の検索ビットデータ取得処理により行われた論理積演算の結果がセットされたレジスタにセットする処理を行うとともに、当該レジスタにセットされた値と、「FFH」の排他的論理和演算を行う。また、メインCPU301は、当該演算結果をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−12−10の処理が終了すると、ステップS117−6−12−11に処理を移行する。
(ステップS117−6−12−11)
ステップS117−6−12−11において、メインCPU301は、使用ビットデータ取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−12−10使用ビットデータ算定処理によりレジスタにセットされた値と、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域に格納されている値の論理積演算を行い、当該演算の結果をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−6−12−11の処理が終了すると、ステップS117−6−12−12に処理を移行する。
(ステップS117−6−12−12)
ステップS117−6−12−12において、メインCPU301は、使用ビットデータ更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−6−12−11の使用ビットデータ取得処理によりレジスタにセットされた値を、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS117−6−12−12の処理が終了すると、変則押しテーブル合成処理のサブルーチンを終了し、滑りコマ数取得処理のステップS117−6−13に処理を移行する。
(リール停止処理)
次に、図62に基づいて、図48のステップS117−7の処理により行われるリール停止処理についての説明を行う。なお、図62はリール停止処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−7−1)
ステップS117−7−1において、メインCPU301は、停止要求番号算定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域に格納されている値をレジスタにセットするとともに、当該レジスタにセットされた値から滑りコマ数がセットされているレジスタの値を減算することにより、停止要求番号を算定する処理を行う。また、メインCPU301は、算定した停止要求番号をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−7−1の処理が終了すると、ステップS117−7−2に処理を移行する。
(ステップS117−7−2)
ステップS117−7−2において、メインCPU301は、停止要求番号補正時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−7−1の停止要求番号算定処理により算定された停止要求番号の値が負の値であるか否かを判定する処理を行う。ここで、メインCPU301は、停止要求番号の値が負の値である場合に停止要求番号の補正時であると判定し、停止要求番号の値が負の値ではない場合に停止要求番号の補正時ではないと判定する。そして、停止要求番号補正時であると判定された場合には(ステップS117−7−2=Yes)、ステップS117−7−3に処理を移行し、停止要求番号補正時ではないと判定された場合には(ステップS117−7−2=No)、ステップS117−7−4に処理を移行する。
(ステップS117−7−3)
ステップS117−7−3において、メインCPU301は、停止要求番号補正処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−7−1の停止要求番号算定処理によりレジスタにセットされた値に「21」を加算することにより、停止要求番号を補正する処理を行う。そして、ステップS117−7−3の処理が終了すると、ステップS117−7−4に処理を移行する。
(ステップS117−7−4)
ステップS117−7−4において、メインCPU301は、滑りコマ数コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、滑りコマ数コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該滑りコマ数コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「滑りコマ数コマンド」とは、滑りコマ数の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS117−7−4の処理が終了すると、ステップS117−7−5に処理を移行する。
(ステップS117−7−5)
ステップS117−7−5において、メインCPU301は、停止要求設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、停止要求番号がセットされたレジスタの値をメインRAM303に設けられている停止位置用図柄番号格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS117−7−5の処理が終了すると、ステップS117−7−6に処理を移行する。
(ステップS117−7−6)
ステップS117−7−6において、メインCPU301は、押圧位置コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、押圧位置コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該押圧位置コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「押圧位置コマンド」とは、押圧位置の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS117−7−6の処理が終了すると、ステップS117−7−7に処理を移行する。
(ステップS117−7−7)
ステップS117−7−7において、メインCPU301は、押圧リールコマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、押圧リールコマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該押圧リールコマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「押圧リールコマンド」とは、押圧された左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13に対応する左リール18、中リール19、右リール20の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS117−7−7の処理が終了すると、ステップS117−7−8に処理を移行する。
(ステップS117−7−8)
ステップS117−7−8において、メインCPU301は、処理リールは左リール18であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている処理リールビット格納領域に格納されている値に基づいて、処理リールは左リール18であるか否かを判定する処理を行う。そして、処理リールは左リール18であると判定された場合には(ステップS117−7−8=Yes)、ステップS117−7−9に処理を移行し、処理リールは左リール18ではないと判定された場合には(ステップS117−7−8=No)、ステップS117−7−10に処理を移行する。
(ステップS117−7−9)
ステップS117−7−9において、メインCPU301は、左リール停止位置設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、停止要求番号がセットされているレジスタの値を、メインRAM303に設けられている第1リール停止位置格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS117−7−9の処理が終了すると、ステップS117−7−10に処理を移行する。
(ステップS117−7−10)
ステップS117−7−10において、メインCPU301は、図45を用いて詳述する図柄配列データ取得処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、表示予想図柄ビットをクリアする処理等を行う。そして、ステップS117−7−10の処理が終了すると、ステップS117−7−11に処理を移行する。
(ステップS117−7−11)
ステップS117−7−11において、メインCPU301は、有効ライン別表示図柄ビット更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示予想図柄ビット格納領域の値を、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示図柄ビット格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS117−7−11の処理が終了すると、ステップS117−7−12に処理を移行する。
(ステップS117−7−12)
ステップS117−7−12において、メインCPU301は、図柄ビット論理積算定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示予想図柄ビット格納領域に格納されている値と、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示図柄ビット格納領域に格納されている値の論理積演算を行い、当該演算の結果をメインRAM303に設けられている有効ライン別表示図柄ビット格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS117−7−12の処理が終了すると、ステップS117−7−13に処理を移行する。
(ステップS117−7−13)
ステップS117−7−13において、メインCPU301は、第1停止ビット合成処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているリール停止順序格納領域に格納されている値をレジスタにセットするとともに、当該レジスタにセットされた値と、メインRAM303に設けられている第1停止ビット格納領域に格納されている値の論理和演算を行い、当該演算結果をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−7−13の処理が終了すると、ステップS117−7−14に処理を移行する。
(ステップS117−7−14)
ステップS117−7−14において、メインCPU301は、リール停止順序格納領域に「1」加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているリール停止順序格納領域に格納されている値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS117−7−14の処理が終了すると、ステップS117−7−15に処理を移行する。
(ステップS117−7−15)
ステップS117−7−15において、メインCPU301は、処理リールビットの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−7−13の第1停止ビット合成処理によりレジスタにセットされた値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS117−7−15の処理が終了すると、ステップS117−7−16に処理を移行する。
(ステップS117−7−16)
ステップS117−7−16において、メインCPU301は、順押し第2停止操作後であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−7−15の処理が行われた結果、レジスタにセットされている値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。ここで、メインCPU301は、レジスタにセットされている値が「0」である場合に、順押し第2停止後であると判定し、レジスタにセットされている値が「0」ではない場合に、順押し第2停止後ではないと判定する。そして、順押し第2停止操作後であると判定された場合には(ステップS117−7−16=Yes)、ステップS117−7−17に処理を移行し、順押し第2停止操作後ではないと判定された場合には(ステップS117−7−16=No)、ステップS117−7−18に処理を移行する。
(ステップS117−7−17)
ステップS117−7−17において、メインCPU301は、後で図63を用いて詳述する第2停止後レベルチェック処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、レジスタにセットされた検索データの値と、メインRAM303に設けられているレベル検索用バッファ格納領域に格納されている値を演算する処理等を行う。そして、ステップS117−7−17の処理が終了すると、ステップS117−7−18に処理を移行する。
(ステップS117−7−18)
ステップS117−7−18において、メインCPU301は、図42を用いて詳述したリール停止前処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、回転中の左リール18、中リール19、右リール20に対する引込予想処理等を行う。そして、ステップS117−7−18の処理が終了すると、ステップS117−7−19に処理を移行する。
(ステップS117−7−19)
ステップS117−7−19において、メインCPU301は、停止リールコマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、停止リールコマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該停止リールコマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「停止リールコマンド」とは、停止されたリールの情報等を有するコマンドである。そして、ステップS117−7−19の処理が終了すると、リール停止処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
(第2停止後レベルチェック処理)
次に、図63に基づいて、図62のステップS117−7−17の処理により行われる第2停止後レベルチェック処理についての説明を行う。なお、図63は第2停止後レベルチェック処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS117−7−17−1)
ステップS117−7−17−1において、メインCPU301は、レベル検索回数の値として「2」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レベル検索回数の値として「2」をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−7−17−1の処理が終了すると、ステップS117−7−17−2に処理を移行する。
(ステップS117−7−17−2)
ステップS117−7−17−2において、メインCPU301は、検索データとして「00100100B」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、検索データとして「00100100B」をレジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS117−7−17−2の処理が終了すると、ステップS117−7−17−3に処理を移行する。
(ステップS117−7−17−3)
ステップS117−7−17−3において、メインCPU301は、レベルが決定されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−7−17−1の処理によりレジスタにセットされた値と、メインRAM303に設けられているレベル検索用バッファ格納領域に格納されている値の論理積演算を行う。ここで、メインCPU301は、論理積演算の結果が「0」である場合には、レベルが決定されていないと判定し、論理積演算の結果が「0」ではない場合には、レベルが決定されたと判定する。そして、レベルが決定されたと判定された場合には(ステップS117−7−17−3=Yes)、ステップS117−7−17−7に処理を移行し、レベルが決定されていないと判定された場合には(ステップS117−7−17−3=No)、ステップS117−7−17−4に処理を移行する。
(ステップS117−7−17−4)
ステップS117−7−17−4において、メインCPU301は、検索データを左シフトする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、検索データがセットされているレジスタの値を左シフトする処理を行う。そして、ステップS117−7−17−4の処理が終了すると、ステップS117−7−17−5に処理を移行する。
(ステップS117−7−17−5)
ステップS117−7−17−5において、メインCPU301は、レベル検索回数の値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レベル検索回数がセットされているレジスタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS117−7−17−5の処理が終了すると、ステップS117−7−17−6に処理を移行する。
(ステップS117−7−17−6)
ステップS117−7−17−6において、メインCPU301は、レベル検索回数の値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−7−17−5の処理により、レベル検索回数がセットされているレジスタの値から「1」減算する処理を行った結果、レベル検索回数がセットされているレジスタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、レベル検索回数の値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−7−17−6=Yes)、ステップS117−7−17−7に処理を移行し、レベル検索回数の値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−7−17−6=No)、ステップS117−7−17−3に処理を移行する。
(ステップS117−7−17−7)
ステップS117−7−17−7において、メインCPU301は、使用レベルオフセット設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レベル検索回数がセットされているレジスタの値を、メインRAM303に設けられている使用レベルオフセット格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS117−7−17−7の処理が終了すると、第2停止後レベルチェック処理のサブルーチンを終了し、リール停止処理のステップS117−7−18に処理を移行する。
(表示判定処理)
次に、図64に基づいて、図37のステップS119の処理により行われる表示判定処理についての説明を行う。なお、図64は表示判定処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS119−1)
ステップS119−1において、メインCPU301は、表示判定コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、表示判定コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該表示判定コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「表示判定コマンド」とは、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに関する情報等を有するコマンドである。そして、ステップS119−1の処理が終了すると、ステップS119−2に処理を移行する。
(ステップS119−2)
ステップS119−2において、メインCPU301は、ブランクが表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「ブランク」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、ブランクが表示されたと判定された場合には(ステップS119−2=Yes)、表示判定処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS120に処理を移行する。一方、ブランクが表示されていないと判定された場合には(ステップS119−2=No)、ステップS119−3に処理を移行する。
(ステップS119−3)
ステップS119−3において、メインCPU301は、入賞が成立したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「入賞」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、入賞が成立したと判定された場合には(ステップS119−3=Yes)、ステップS119−4に処理を移行し、入賞が成立していないと判定された場合には(ステップS119−3=No)、ステップS119−5に処理を移行する。
(ステップS119−4)
ステップS119−4において、メインCPU301は、払出枚数算定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、有効ライン上に表示された「入賞」に係る図柄の組み合わせに基づいて、払出枚数を算定する処理を行う。そして、ステップS119−4の処理が終了すると、表示判定処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS120に処理を移行する。
(ステップS119−5)
ステップS119−5において、メインCPU301は、リプレイが成立したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「リプレイ」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、リプレイが成立したと判定された場合には(ステップS119−5=Yes)、ステップS119−6に処理を移行し、リプレイが成立していないと判定された場合には(ステップS119−5=No)、表示判定処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS120に処理を移行する。
(ステップS119−6)
ステップS119−6において、メインCPU301は、再遊技作動中フラグをONにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の値をONにする処理を行う。そして、ステップS119−6の処理が終了すると、表示判定処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS120に処理を移行する。
(遊技状態移行処理)
次に、図65に基づいて、図37のステップS121の処理により行われる遊技状態移行処理についての説明を行う。なお、図65は遊技状態移行処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS121−1)
ステップS121−1において、メインCPU301は、後で図66を用いて詳述するRT遊技状態移行処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、現在の遊技状態と、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせとに基づいて、RT遊技状態を移行する処理等を行う。そして、ステップS121−1の処理が終了すると、ステップS121−2に処理を移行する。
(ステップS121−2)
ステップS121−2において、メインCPU301は、遊技終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技終了コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該遊技終了コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「遊技終了コマンド」とは、遊技が終了した旨の情報や、遊技状態に係る情報等を有するコマンドである。そして、ステップS121−2の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
(RT遊技状態移行処理)
次に、図66に基づいて、図65のステップS121−1の処理により行われるRT遊技状態移行処理についての説明を行う。なお、図66はRT遊技状態移行処理のサブルーチンを示す図である。
(ステップS121−1−1)
ステップS121−1−1において、メインCPU301は、遊技状態移行図柄が表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「ブランク」に係る図柄の組み合わせ、「準備リプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「Bonusリプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「ARTリプレイ」に係る図柄の組み合わせ、「特別リプレイ」に係る図柄の組み合わせ、または「RUSHリプレイ」に係る図柄の組み合わせのうち、何れかの図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、遊技状態移行図柄が表示された場合には(ステップS121−1−1=Yes)、ステップS121−1−2に処理を移行し、遊技状態移行図柄が表示されていないと判定された場合には(ステップS121−1−1=No)、RT遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS121−2に処理を移行する。
(ステップS121−1−2)
ステップS121−1−2において、メインCPU301は、遊技状態取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域の値に基づいて、遊技状態を取得する処理を行う。そして、ステップS121−1−2の処理が終了すると、ステップS121−1−3に処理を移行する。
(ステップS121−1−3)
ステップS121−1−3において、メインCPU301は、遊技状態移行時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技状態移行図(図21参照)に示す通り、例えば、非RT遊技状態において、「ブランク」に係る図柄の組み合わせが表示された場合等、ステップS121−1−2の遊技状態取得処理により取得した遊技状態と、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに基づいて、遊技状態移行時であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技状態移行時であると判定された場合には(ステップS121−1−3=Yes)、ステップS121−1−4に処理を移行し、遊技状態移行時ではないと判定された場合には(ステップS121−1−3=No)、RT遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS121−2に処理を移行する。
(ステップS121−1−4)
ステップS121−1−4において、メインCPU301は、遊技状態設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS121−1−2の遊技状態取得処理により取得した遊技状態と、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに基づいて、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域の値を更新する処理を行う。そして、ステップS121−1−4の処理が終了すると、RT遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、遊技状態移行処理のステップS121−2に処理を移行する。
(割込処理)
次に、図67に基づいて、割込処理についての説明を行う。ここで、割込処理は、メインループ処理に対して、「1.49ms」毎に割り込んで行われる処理である。
(ステップS201)
ステップS201において、メインCPU301は、レジスタを退避する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS201の時点で使用しているレジスタの値を退避する処理を行う。そして、ステップS201の処理が終了すると、ステップS202に処理を移行する。
(ステップS202)
ステップS202において、メインCPU301は、入力ポート読込処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、設定スイッチ基板250から所定の信号を受信する処理を行う。そして、ステップS202の処理が終了すると、ステップS203に処理を移行する。
(ステップS203)
ステップS203において、メインCPU301は、外部信号出力データセット処理を行う。具体的には、メインCPU301は、エラーに係る外部信号の出力要求がある場合に、外部集中端子板47の出力ポートデータをセットする処理等を行う。そして、ステップS203の処理が終了すると、ステップS204に処理を移行する。
(ステップS204)
ステップS204において、メインCPU301は、タイマ計測処理を行う。具体的には、メインCPU301は、回胴演出時の演出用タイマや、最小遊技時間等を計測するためのタイマカウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS204の処理が終了すると、ステップS205に処理を移行する。
(ステップS205)
ステップS205において、メインCPU301は、リール番号として「3」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後述するステップS206のリール駆動制御処理において、駆動制御するリールの対象を設定するために、リール番号として「3」をセットする処理を行う。そして、ステップS205の処理が終了すると、ステップS206に処理を移行する。
(ステップS206)
ステップS206において、メインCPU301は、リール駆動制御処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール制御基板150を介して、ステップS205の処理によりセットされたリール番号、または、後述するステップS207の処理によりセットされたリール番号に対応する左リール18、中リール19、右リール20の左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153を駆動することにより、左リール18、中リール19、右リール20の回転の加速、定速、減速制御等を行う。そして、ステップS206の処理が終了すると、ステップS207に処理を移行する。
なお、本実施形態において、メインCPU301は、リール番号が「3」の場合には、右リール20の駆動制御を行い、リール番号が「2」の場合には、中リール19の駆動制御を行い、リール番号が「1」の場合には、左リール18の駆動制御を行う。
(ステップS207)
ステップS207において、メインCPU301は、リール番号から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在レジスタにセットされているリール番号から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS207の処理が終了すると、ステップS208に処理を移行する。
(ステップS208)
ステップS208において、メインCPU301は、リール番号が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左リール18、中リール19、右リール20の全てのリールに対して、ステップS206のリール駆動制御処理を行ったか否かを判定する処理を行う。そして、リール番号が「0」であると判定された場合には(ステップS208=Yes)、ステップS209に処理を移行し、リール番号が「0」ではないと判定された場合には(ステップS208=No)、ステップS206に処理を移行する。
(ステップS209)
ステップS209において、メインCPU301は、外部信号出力処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、外部集中端子板47の出力ポートデータを設定する処理等を行う。そして、ステップS209の処理が終了すると、ステップS210に処理を移行する。
(ステップS210)
ステップS210において、メインCPU301は、LED出力データ作成処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートランプ24、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27、貯留枚数表示器28、払出枚数表示器29、投入可能表示ランプ30、及び再遊技表示ランプ31の表示データを作成する処理を行う。そして、ステップS210の処理が終了すると、ステップS211に処理を移行する。
なお、メインCPU301は、ステップS210のLED出力データ作成処理において、再遊技表示ランプ31を点灯させる表示データを作成する場合に、メインRAM303に設けられている再遊技表示ランプ点灯フラグをONとする制御を行い、再遊技表示ランプ31を消灯させる表示データを作成する場合に、メインRAM303に設けられている再遊技表示ランプ点灯フラグをOFFとする制御を行う。
(ステップS211)
ステップS211において、メインCPU301は、LED表示処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートランプ24、第1BETランプ25、第2BETランプ26、第3BETランプ27、貯留枚数表示器28、払出枚数表示器29、投入可能表示ランプ30、及び再遊技表示ランプ31の制御を行う。そして、ステップS211の処理が終了すると、ステップS212に処理を移行する。
(ステップS212)
ステップS212において、メインCPU301は、制御コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットされた各種コマンドをサブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS212の処理が終了すると、ステップS213に処理を移行する。
(ステップS213)
ステップS213において、メインCPU301は、ポート出力処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、サブ制御基板400に対して、所定の信号を送信する処理を行う。そして、ステップS213の処理が終了すると、ステップS214に処理を移行する。
(ステップS214)
ステップS214において、メインCPU301は、レジスタの復帰処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS201の処理において、退避したレジスタの値を復帰させる処理を行う。そして、ステップS214の処理が終了すると、割込処理を終了し、メインループ処理に復帰する。
(メインRAM303に格納されるデータ)
次に、図68〜図71を用いて、メインRAM303に格納されるデータについて説明する。なお、図68は、第1停止前にメインRAM303に格納されるデータを示す図であり、図69は、第1停止後にメインRAM303に格納されるデータを示す図であり、図70は、第2停止後にメインRAM303に格納されるデータを示す図であり、図71は、第3停止後にメインRAM303に格納されるデータを示す図である。
なお、図68〜図71において、「+0」と記されている領域は「1」バイト目を示し、「+1」と記されている領域は「2」バイト目を示し、「+2」と記されている領域は「3」バイト目を示し、「+3」と記されている領域は「4」バイト目を示し、「+4」と記されている領域は「5」バイト目を示し、「+5」と記されている領域は「6」バイト目を示し、「+6」と記されている領域は「7」バイト目を示し、「+7」と記されている領域は「8」バイト目を示し、「+8」と記されている領域は「9」バイト目を示し、「+9」と記されている領域は「10」バイト目を示し、「+10」と記されている領域は「11」バイト目を示し、「+11」と記されている領域は「12」バイト目を示し、「+12」と記されている領域は「13」バイト目を示し、「+13」と記されている領域は「14」バイト目を示し、「+14」と記されている領域は「15」バイト目を示し、「+15」と記されている領域は「16」バイト目を示し、「+16」と記されている領域は「17」バイト目を示し、「+17」と記されている領域は「18」バイト目を示し、「+18」と記されている領域は「19」バイト目を示し、「+19」と記されている領域は「20」バイト目を示し、「+20」と記されている領域は「21」バイト目を示す。
(第1停止前にメインRAM303に格納されるデータ)
まず、図68を用いて、第1停止前にメインRAM303に格納されるデータについて説明する。
前提として、内部抽選処理(図39参照)において、当選役として当選番号「07」の「Bonus突入リプレイBI2」が決定されたとする。
上述の通り、内部抽選処理(図39参照)において、当選役として当選番号「07」の「Bonus突入リプレイBI2」が決定され、第1停止前(例えば、ステップS117のリール回転中処理を行うタイミング)において、メインRAM303の各領域に格納されている値は、図68に示す通りである。
具体的には、メインRAM303に設けられている表示許可図柄ビット格納領域の「1」バイト目には、「10011110B」が格納され、「2」バイト目から「5」バイト目には、それぞれ「0」が格納される。また、メインRAM303に設けられている引込対象図柄ビット格納領域には、メインRAM303に設けられている表示許可図柄ビット格納領域に格納されている値と同じ値が格納される。
また、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示図柄ビット格納領域の「1」バイト目から「5」バイト目には、それぞれ「11111111B」が格納される。また、メインRAM303に設けられている表示図柄ビット格納領域には、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示図柄ビット格納領域に格納されている値と同じ値が格納される。
また、メインRAM303に設けられている有効表示図柄ビット格納領域の「1」バイト目には、「00010100B」が格納され、「2」バイト目には、「00111000B」が格納され、「3」バイト目には、「0」が格納され、「4」バイト目には、「00010000B」が格納され、「5」バイト目には、「00011010B」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域の「1」バイト目から「5」バイト目には、それぞれ「0」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示予想図柄ビット格納領域の「1」バイト目には、「01000000B」が格納され、「2」バイト目には、「00000101B」が格納され、「3」バイト目には、「0」が格納され、「4」バイト目には、「01010000B」が格納され、「5」バイト目には、「01001000B」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている右リール引込予想データ格納領域の「1」バイト目から「21」バイト目には、それぞれ「01H」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている中リール引込予想データ格納領域の「1」バイト目には、「01H」が格納され、「2」バイト目には、「00H」が格納され、「3」バイト目には、「01H」が格納され、「4」バイト目には、「01H」が格納され、「5」バイト目には、「01H」が格納され、「6」バイト目には、「01H」が格納され、「7」バイト目には、「00H」が格納され、「8」バイト目には、「01H」が格納され、「9」バイト目には、「01H」が格納され、「10」バイト目には、「00H」が格納され、「11」バイト目には、「00H」が格納され、「12」バイト目には、「01H」が格納され、「13」バイト目には、「01H」が格納され、「14」バイト目には、「01H」が格納され、「15」バイト目には、「00H」が格納され、「16」バイト目には、「01H」が格納され、「17」バイト目には、「01H」が格納され、「18」バイト目には、「00H」が格納され、「19」バイト目には、「00H」が格納され、「20」バイト目には、「00H」が格納され、「21」バイト目には、「01H」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている左リール引込予想データ格納領域の「1」バイト目には、「00H」が格納され、「2」バイト目には、「00H」が格納され、「3」バイト目には、「01H」が格納され、「4」バイト目には、「01H」が格納され、「5」バイト目には、「00H」が格納され、「6」バイト目には、「01H」が格納され、「7」バイト目には、「01H」が格納され、「8」バイト目には、「01H」が格納され、「9」バイト目には、「01H」が格納され、「10」バイト目には、「00H」が格納され、「11」バイト目には、「01H」が格納され、「12」バイト目には、「01H」が格納され、「13」バイト目には、「01H」が格納され、「14」バイト目には、「00H」が格納され、「15」バイト目には、「01H」が格納され、「16」バイト目には、「01H」が格納され、「17」バイト目には、「00H」が格納され、「18」バイト目には、「01H」が格納され、「19」バイト目には、「00H」が格納され、「20」バイト目には、「01H」が格納され、「21」バイト目には、「01H」が格納される。
ここで、図柄コード設定処理(図40参照)や、リール停止前処理(図42参照)、引込予想処理(図43参照)、引込優先順位取得処理(図44参照)、図柄配列データ取得処理(図45参照)、有効表示図柄ビット取得処理(図46参照)、得点データ算定処理(図47参照)において、メインRAM303に設けられている各領域が更新される処理について説明する。
まず、ステップS110−5の処理において、上述した通り、メインROM302に設けられている第1図柄ビットテーブル、または第2図柄ビットテーブルの停止制御番号に対応する値をメインRAM303に設けられている表示許可図柄ビット格納領域に格納する処理が行われる。この結果、メインRAM303に設けられている表示許可図柄ビット格納領域の「1」バイト目には、「10011110B」が格納されるとともに、「2」バイト目には「0」が格納されることとなる。
次に、ステップS110−6の処理において、上述した通り、メインRAM303に設けられている表示許可図柄ビット格納領域の値をメインRAM303に設けられている引込対象図柄ビット格納領域にセットする処理が行われる。この結果、メインRAM303に設けられている引込対象図柄ビット格納領域の「1」バイト目には、「10011110B」が格納されるとともに、「2」バイト目には「0」が格納されることとなる。
次に、ステップS110−7の処理において、上述した通り、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示図柄ビット格納領域の各領域に「11111111B」をセットする処理が行われる。この結果、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示図柄ビット格納領域の各領域には、それぞれ「11111111B」が格納されることとなる。
次に、ステップS110−8の処理において、上述した通り、メインRAM303に設けられている表示図柄ビット格納領域の各領域に「11111111B」をセットする処理が行われる。この結果、メインRAM303に設けられている表示図柄ビット格納領域の各領域には、それぞれ「11111111B」が格納されることとなる。
次に、ステップS112−4−1の処理において、上述した通り、レジスタにセットされている検索対象リールの値を、メインRAM303に設けられている処理リールビット格納領域に格納する処理が行われる。この結果、メインRAM303に設けられている処理リールビット格納領域には、「00000100B」が格納されることとなる。そして、最初の引込予想処理が終了した後、ステップS112−5の処理において、上述した通り、次の検索対象リールがレジスタにセットされるので、レジスタにセットされる値が「00000100B」から「00000010B」となる。そして、ステップS112−6の処理において、全リールの処理が終了していないと判定されるので(ステップS112−6=No)、ステップS112−2に処理を移行し、再度ステップS112−4−1の処理を行うこととなる。そうすると、メインRAM303に設けられている処理リールビット格納領域には、「00000010B」が格納されることとなる。なお、次に、ステップS112−4−1の処理を行う際には、メインRAM303に設けられている処理リールビット格納領域に「00000001B」が格納されることとなる。
次に、ステップS112−4−3−1−1の処理において、上述した通り、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビットを「5」バイト分全てクリアする処理を行う。この結果、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域の各領域の値は「0」となる。
次に、ステップS112−4−3−1−9の処理において、上述した通り、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示予想図柄ビット格納領域の値と、ステップS112−4−3−1−7の処理により取得した図柄データの論理積演算を行い、当該演算の結果がメインRAM303に設けられている有効ライン別表示予想図柄ビット格納領域に格納する処理が行われる。この結果、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示予想図柄ビット格納領域の「1」バイト目には、「00010100B」が格納されることとなる。そして、ステップS112−4−3−1−15の処理において、ループカウンタの値が「0」であると判定されるまで処理を行うと、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示予想図柄ビット格納領域の「1」バイト目には、「00010100B」が格納され、「2」バイト目には、「00111000B」が格納され、「3」バイト目には、「00000000B」が格納され、「4」バイト目には、「00010000B」が格納され、「5」バイト目には、「00011010B」が格納されることとなる。
なお、検索対象リールが右リール20であって、仮想停止位置が「20」の場合に、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示予想図柄ビット格納領域に格納される値について説明したが、検索対象リールと、仮想停止位置に応じて、ステップS112−4−2−1−7の図柄データ取得処理により取得される図柄データが異なるため、検索対象リールと、仮想停止位置に応じて、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示予想図柄ビット格納領域に格納される値は異なることとなる。
次に、ステップS112−4−3−1−11の処理において、上述した通り、ステップS112−4−3−1−9の有効ライン別表示予想図柄ビット保存処理により保存された値と、メインRAM303に設けられている表示予想ビット格納領域の値の論理和演算を行った結果を、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域に格納する処理が行われる。この結果、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域の「1」バイト目には、「00010100B」が格納されることとなる。そして、ステップS112−4−3−1−15の処理において、ループカウンタの値が「0」であると判定されるまで処理を行うと、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示予想図柄ビット格納領域の「1」バイト目には、「00010100B」が格納され、「2」バイト目には、「00111000B」が格納され、「3」バイト目には、「0」が格納され、「4」バイト目には、「00010000B」が格納され、「5」バイト目には、「00011010B」が格納されることとなる。
なお、検索対象リールが右リール20であって、仮想停止位置が「20」の場合に、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域に格納される値について説明したが、検索対象リールと、仮想停止位置に応じて、ステップS112−4−2−1−9の有効ライン別表示予想図柄ビット保存処理により、メインRAM303に設けられている有効ライン別表示予想図柄ビット格納領域に格納される値が異なるため、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域に格納される値は異なることとなる。
次に、ステップS112−4−3−2の処理において、上述した通り、メインRAM303に設けられている表示予想ビット格納領域に格納されている値を、メインRAM303に設けられている有効表示図柄ビット格納領域に複写する処理が行われる。この結果、メインRAM303に設けられている有効表示図柄ビット格納領域の各領域には、それぞれ「0」が格納されることとなる。
次に、ステップS112−4−3−3−6の処理において、上述した通り、メインROM302に設けられている有効表示図柄ビットテーブル(図26参照)の値と、ステップS112−4−3−3−4の有効表示図柄ビット取得処理によりレジスタにセットされた有効表示図柄ビット格納領域の値の論理積演算を行い、当該演算結果を、メインRAM303に設けられている有効表示図柄ビット格納領域に格納する処理が行われる。この結果、メインRAM303に設けられている有効表示図柄ビット格納領域の各領域には、それぞれ「0」が格納されることとなる。
次に、ステップS112−4−3−7の処理において、上述した通り、メインRAM303に設けられている引込対象図柄ビット格納領域の値と、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域の値の論理積演算を行い、当該演算の結果をメインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域に格納する処理が行われる。この結果、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域の「1」バイト目には、「00010100B」が格納されることとなる。
次に、ステップS112−4−4の処理において、ステップS112−4−3−10の処理、またはステップS112−4−3−12の処理によりセットされたレジスタの値を、メインRAM303に設けられている左リール引込予想データ格納領域、中リール引込予想データ格納領域、または右リール引込予想データ格納領域に格納する処理が行われる。この結果、メインRAM303に設けられている右リール引込予想データ格納領域の「21」バイト目には、「01H」が格納されることとなる。なお、同様の処理を繰り返すことにより、メインRAM303に設けられている右リール引込予想データ格納領域の「1」バイト目から「21」バイト目、中リール引込予想データ格納領域の「1」バイト目から「21」バイト目、左リール引込予想データ格納領域の「1」バイト目から「21」バイト目にレジスタの値が格納されることとなる。
(第1停止後にメインRAM303に格納されるデータ)
次に、図69を用いて、第1停止後にメインRAM303に格納されるデータについて説明する。
まず、前提として、内部抽選処理(図39参照)において、当選役として当選番号「07」の「Bonus突入リプレイBI2」が決定され、左リール18、中リール19、右リール20の全てのリールが回転している状態において、右停止ボタン13を操作したとする。
上述の通り、第1停止後、第2停止前において、メインRAM303の各領域に格納されている値は、図69に示す通りである。
具体的には、メインRAM303に設けられているレベル検索用バッファ格納領域には「01H」が格納される。また、メインRAM303に設けられている引込対象得点データ格納領域には「01H」が格納される。
また、メインRAM303に設けられているリール駆動状態格納領域の「1」バイト目には、「02H」が格納され、「2」バイト目には、「02H」が格納され、「3」バイト目には、「04H」が格納される。具体的には、本実施形態において、メインRAM303に設けられているリール駆動状態格納領域の「1」バイト目は、左リール18に対応しており、「2」バイト目は、中リール19に対応しており、「3」バイト目は、右リール20に対応している。
なお、メインRAM303に設けられているリール駆動状態格納領域に格納されている値が「00H」である場合には、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153が励磁されていない状態から、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153の励磁を開始するまでを示し、「01H」である場合には、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153を励磁することにより、加速を開始してから、左リール18、中リール19、右リール20の回転速度が定速になるまでを示し、「02H」である場合には、左リール18、中リール19、右リール20の回転速度が定速になってから、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13が操作されるまでを示し、「03H」である場合には、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13が操作され、左リール18、中リール19、右リール20の停止準備から左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153の全励磁層を励磁する前までを示し、「04H」である場合には、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153の全励磁層を励磁してから、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153の全励磁層がOFFになるまでを示す。
従って、メインRAM303に設けられているリール駆動状態格納領域には、左リール18は、左リール18の回転速度が定速になってから、左停止ボタン11が操作されるまでの間である旨の情報が格納されており、中リール19は、中リール19の回転速度が定速になってから、中停止ボタン12が操作されるまでの間である旨の情報が格納されており、右リール20は、全励磁層がOFFとなった旨の情報が格納されていることとなる。
また、メインRAM303に設けられている停止位置用図柄番号格納領域の「1」バイト目には、「FFH」が格納され、「2」バイト目には、「FFH」が格納され、「3」バイト目には、「0FH」が格納される。具体的には、本実施形態において、メインRAM303に設けられている停止位置用図柄番号格納領域の「1」バイト目は、左リール18に対応しており、「2」バイト目は、中リール19に対応しており、「3」バイト目は、右リール20に対応している。なお、メインRAM303に設けられている停止位置用図柄番号格納領域に格納されている値が「FFH」である場合には、左リール18、中リール19、右リール20が回転中であることを示している。
従って、メインRAM303に設けられている停止位置用図柄番号格納領域には、左リール18、及び中リール19は、回転中である旨の情報が格納されており、右リール20は、「16」番で停止した旨の情報が格納されていることとなる。
また、メインRAM303に設けられている停止リールビット格納領域には、「00000100B」が格納される。ここで、メインRAM303に設けられている停止リールビット格納領域のビット「0」は左リール18に対応しており、ビット「1」は中リール19に対応しており、ビット「2」は右リール20に対応している。従って、メインRAM303に設けられている停止リールビット格納領域には、右リール20が停止している旨の情報が格納されている。
また、メインRAM303に設けられている第1停止ビット格納領域には、「00000100B」が格納される。ここで、メインRAM303に設けられている第1停止ビット格納領域のビット「0」は左リール18に対応しており、ビット「1」は中リール19に対応しており、ビット「2」は右リール20に対応している。従って、メインRAM303に設けられている第1停止ビット格納領域には、第1停止が右リール20である旨の情報が格納されている。
また、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域には、「00100001B」が格納される。従って、右リール20の押圧基準位置は、「17」番であることを示している。
また、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域には、「00000011B」が格納される。また、メインRAM303に設けられている使用テーブルオフセット格納領域には、「000000100B」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークの「1」バイト目には、「00H」が格納され、「2」バイト目には、「01H」が格納され、「3」バイト目には、「00H」が格納され、「4」バイト目には、「10H」が格納され、「5」バイト目には、「00H」が格納される。なお、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークには、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクと、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索バッファの論理積演算をした結果が格納される。
また、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクの「1」バイト目から「5」バイト目には、それぞれ「11H」が格納される。また、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索バッファの「1」バイト目には、「00H」が格納され、「2」バイト目には、「01H」が格納され、「3」バイト目には、「00H」が格納され、「4」バイト目には、「10H」が格納され、「5」バイト目には、「00H」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域の「1」バイト目から「5」バイト目には、それぞれ「0」が格納される。また、メインRAM303に設けられている有効表示図柄ビット格納領域の「1」バイト目から「5」バイト目には、それぞれ「0」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域の「1」バイト目には、「00101010B」が格納され、「2」バイト目には、「10000101B」が格納され、「3」バイト目には、「01010101B」が格納され、「4」バイト目には、「0」が格納され、「5」バイト目には、「00100010B」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている有効表示図柄ビット格納領域の「1」バイト目には、「00101010B」が格納され、「2」バイト目には、「10000101B」が格納され、「3」バイト目には、「01010101B」が格納され、「4」バイト目には、「0」が格納され、「5」バイト目には、「00100010B」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている右リール引込予想データ格納領域の「1」バイト目から「21」バイト目には、それぞれ「01H」が格納されたままである。
また、メインRAM303に設けられている中リール引込予想データ格納領域の「1」バイト目には、「01H」が格納され、「2」バイト目には、「00H」が格納され、「3」バイト目には、「01H」が格納され、「4」バイト目には、「01H」が格納され、「5」バイト目には、「00H」が格納され、「6」バイト目には、「01H」が格納され、「7」バイト目には、「00H」が格納され、「8」バイト目には、「00H」が格納され、「9」バイト目には、「01H」が格納され、「10」バイト目には、「00H」が格納され、「11」バイト目には、「00H」が格納され、「12」バイト目には、「01H」が格納され、「13」バイト目には、「00H」が格納され、「14」バイト目には、「01H」が格納され、「15」バイト目には、「00H」が格納され、「16」バイト目には、「00H」が格納され、「17」バイト目には、「01H」が格納され、「18」バイト目には、「00H」が格納され、「19」バイト目には、「00H」が格納され、「20」バイト目には、「00H」が格納され、「21」バイト目には、「00H」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている左リール引込予想データ格納領域の「1」バイト目には、「00H」が格納され、「2」バイト目には、「00H」が格納され、「3」バイト目には、「00H」が格納され、「4」バイト目には、「01H」が格納され、「5」バイト目には、「00H」が格納され、「6」バイト目には、「00H」が格納され、「7」バイト目には、「01H」が格納され、「8」バイト目には、「00H」が格納され、「9」バイト目には、「01H」が格納され、「10」バイト目には、「00H」が格納され、「11」バイト目には、「00H」が格納され、「12」バイト目には、「01H」が格納され、「13」バイト目には、「01H」が格納され、「14」バイト目には、「00H」が格納され、「15」バイト目には、「00H」が格納され、「16」バイト目には、「01H」が格納され、「17」バイト目には、「00H」が格納され、「18」バイト目には、「00H」が格納され、「19」バイト目には、「00H」が格納され、「20」バイト目には、「00H」が格納され、「21」バイト目には、「01H」が格納される。
(第2停止後にメインRAM303に格納されるデータ)
次に、図70を用いて、第2停止後にメインRAM303に格納されるデータについて説明する。
まず、前提として、内部抽選処理(図39参照)において、当選役として当選番号「07」の「Bonus突入リプレイBI2」が決定され、左リール18、及び中リール19が回転し、右リール20が停止している状態において、中停止ボタン12を操作したとする。
上述の通り、第2停止後、第3停止前において、メインRAM303の各領域に格納されている値は、図70に示す通りである。
具体的には、メインRAM303に設けられているレベル検索用バッファ格納領域には「01H」が格納される。また、メインRAM303に設けられている引込対象得点データ格納領域には「01H」が格納される。
また、メインRAM303に設けられているリール駆動状態格納領域の「1」バイト目には、「02H」が格納され、「2」バイト目には、「04H」が格納され、「3」バイト目には、「04H」が格納される。
従って、メインRAM303に設けられているリール駆動状態格納領域には、左リール18は、左リール18の回転速度が定速になってから、左停止ボタン11が操作されるまでの間である旨の情報が格納されており、中リール19、及び右リール20は、全励磁層がOFFとなった旨の情報が格納されていることとなる。
また、メインRAM303に設けられている停止位置用図柄番号格納領域の「1」バイト目には、「FFH」が格納され、「2」バイト目には、「02H」が格納され、「3」バイト目には、「0FH」が格納される。従って、メインRAM303に設けられている停止位置用図柄番号格納領域には、左リール18は、回転中である旨の情報が格納されており、中リール19は、「02」番で停止した旨の情報が格納されており、右リール20は、「16」番で停止した旨の情報が格納されていることとなる。
また、メインRAM303に設けられている停止リールビット格納領域には、「00000110B」が格納される。従って、メインRAM303に設けられている停止リールビット格納領域には、中リール19、及び右リール20が停止している旨の情報が格納されている。
また、メインRAM303に設けられている第1停止ビット格納領域には、「00000100B」が格納される。従って、メインRAM303に設けられている第1停止ビット格納領域には、第1停止が右リール20である旨の情報が格納されたままとなっている。
また、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域には、「00000100B」が格納される。従って、中リール19の押圧基準位置は、「04」番であることを示している。
また、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域には、「11H」が格納される。また、メインRAM303に設けられている使用テーブルオフセット格納領域には、「00H」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークの「1」バイト目には、「00H」が格納され、「2」バイト目には、「01H」が格納され、「3」バイト目には、「00H」が格納され、「4」バイト目には、「00H」が格納され、「5」バイト目には、「10H」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクの「1」バイト目には、「00H」が格納され、「2」バイト目には、「11H」が格納され、「3」バイト目には、「11H」が格納され、「4」バイト目には、「00H」が格納され、「5」バイト目には、「11H」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索バッファの「1」バイト目には、「00H」が格納され、「2」バイト目には、「01H」が格納され、「3」バイト目には、「00H」が格納され、「4」バイト目には、「00H」が格納され、「5」バイト目には、「10H」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域の「1」バイト目から「5」バイト目には、それぞれ「0」が格納される。また、メインRAM303に設けられている有効表示図柄ビット格納領域の「1」バイト目から「5」バイト目には、それぞれ「0」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域の「1」バイト目には、「00001010B」が格納され、「2」バイト目から「5」バイト目には、それぞれ「0」が格納される。また、メインRAM303に設けられている有効表示図柄ビット格納領域の「1」バイト目には、「00001010B」が格納され、「2」バイト目から「5」バイト目には、それぞれ「0」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている右リール引込予想データ格納領域の「1」バイト目から「21」バイト目には、それぞれ「01H」が格納されたままである。
また、メインRAM303に設けられている中リール引込予想データ格納領域の「1」バイト目には、「01H」が格納され、「2」バイト目には、「00H」が格納され、「3」バイト目には、「01H」が格納され、「4」バイト目には、「01H」が格納され、「5」バイト目には、「00H」が格納され、「6」バイト目には、「01H」が格納され、「7」バイト目には、「00H」が格納され、「8」バイト目には、「00H」が格納され、「9」バイト目には、「01H」が格納され、「10」バイト目には、「00H」が格納され、「11」バイト目には、「00H」が格納され、「12」バイト目には、「01H」が格納され、「13」バイト目には、「00H」が格納され、「14」バイト目には、「01H」が格納され、「15」バイト目には、「00H」が格納され、「16」バイト目には、「00H」が格納され、「17」バイト目には、「01H」が格納され、「18」バイト目には、「00H」が格納され、「19」バイト目には、「00H」が格納され、「20」バイト目には、「00H」が格納され、「21」バイト目には、「00H」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている左リール引込予想データ格納領域の「1」バイト目には、「00H」が格納され、「2」バイト目には、「00H」が格納され、「3」バイト目には、「00H」が格納され、「4」バイト目には、「01H」が格納され、「5」バイト目には、「00H」が格納され、「6」バイト目には、「00H」が格納され、「7」バイト目には、「01H」が格納され、「8」バイト目には、「00H」が格納され、「9」バイト目には、「01H」が格納され、「10」バイト目には、「00H」が格納され、「11」バイト目には、「00H」が格納され、「12」バイト目には、「01H」が格納され、「13」バイト目には、「01H」が格納され、「14」バイト目には、「00H」が格納され、「15」バイト目には、「00H」が格納され、「16」バイト目には、「01H」が格納され、「17」バイト目には、「00H」が格納され、「18」バイト目には、「00H」が格納され、「19」バイト目には、「00H」が格納され、「20」バイト目には、「00H」が格納され、「21」バイト目には、「01H」が格納されたままとなる。
(第3停止時にメインRAM303に格納されるデータ)
次に、図71を用いて、第3停止時にメインRAM303に格納されるデータについて説明する。
まず、前提として、内部抽選処理(図39参照)において、当選役として当選番号「07」の「Bonus突入リプレイBI2」が決定され、左リール18及び中リール19が停止し、右リール20が回転している状態において、右停止ボタン13を操作し、右停止ボタン13を操作したままの状態とする。なお、右停止ボタン13の操作が離されると、メインループ処理のステップS101の初期化処理により、メインRAM303の各領域がクリアされることとなる。
上述の通り、第3停止時において、メインRAM303の各領域に格納されている値は、図71に示す通りである。
具体的には、メインRAM303に設けられているレベル検索用バッファ格納領域には「01H」が格納される。また、メインRAM303に設けられている引込対象得点データ格納領域には「01H」が格納される。
また、メインRAM303に設けられているリール駆動状態格納領域の「1」バイト目には、「04H」が格納され、「2」バイト目には、「04H」が格納され、「3」バイト目には、「04H」が格納される。従って、メインRAM303に設けられているリール駆動状態格納領域には、左リール18、中リール19、及び右リール20は、全励磁層がOFFとなった旨の情報が格納されていることとなる。
また、メインRAM303に設けられている停止位置用図柄番号格納領域の「1」バイト目には、「05H」が格納され、「2」バイト目には、「02H」が格納され、「3」バイト目には、「0FH」が格納される。
従って、メインRAM303に設けられている停止位置用図柄番号格納領域には、左リール18は、「05」番で停止した旨の情報が格納されており、中リール19は、「02」番で停止した旨の情報が格納されており、右リール20は、「16」番で停止した旨の情報が格納されていることとなる。
また、メインRAM303に設けられている停止リールビット格納領域には、「00000111B」が格納される。従って、メインRAM303に設けられている停止リールビット格納領域には、左リール18、中リール19、及び右リール20が停止している旨の情報が格納されている。
また、メインRAM303に設けられている第1停止ビット格納領域には、「00000100B」が格納される。従って、メインRAM303に設けられている第1停止ビット格納領域には、第1停止が右リール20である旨の情報が格納されたままとなっている。
また、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域には、「00001001B」が格納される。従って、中リール19の押圧基準位置は、「09」番であることを示している。
また、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域には、「11H」が格納される。また、メインRAM303に設けられている使用テーブルオフセット格納領域には、「00H」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索ワークの「1」バイト目には、「00H」が格納され、「2」バイト目には、「01H」が格納され、「3」バイト目には、「00H」が格納され、「4」バイト目には、「10H」が格納され、「5」バイト目には、「00H」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索マスクの「1」バイト目には、「00H」が格納され、「2」バイト目には、「11H」が格納され、「3」バイト目には、「00H」が格納され、「4」バイト目には、「11H」が格納され、「5」バイト目には、「00H」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている滑りコマ数検索バッファの「1」バイト目には、「00H」が格納され、「2」バイト目には、「01H」が格納され、「3」バイト目には、「00H」が格納され、「4」バイト目には、「10H」が格納され、「5」バイト目には、「00H」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域の「1」バイト目から「5」バイト目には、それぞれ「0」が格納される。また、メインRAM303に設けられている有効表示図柄ビット格納領域の「1」バイト目から「4」バイト目には、それぞれ「0」が格納され、「5」バイト目には、「00001000B」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている表示予想図柄ビット格納領域の「1」バイト目には、「00001000B」が格納され、「2」バイト目から「5」バイト目には、それぞれ「0」が格納される。また、メインRAM303に設けられている有効表示図柄ビット格納領域の「1」バイト目には、「00001000B」が格納され、「2」バイト目から「5」バイト目には、それぞれ「0」が格納される。
また、メインRAM303に設けられている右リール引込予想データ格納領域の「1」バイト目から「21」バイト目には、それぞれ「01H」が格納されたままである。
また、メインRAM303に設けられている中リール引込予想データ格納領域の「1」バイト目には、「01H」が格納され、「2」バイト目には、「00H」が格納され、「3」バイト目には、「01H」が格納され、「4」バイト目には、「01H」が格納され、「5」バイト目には、「00H」が格納され、「6」バイト目には、「01H」が格納され、「7」バイト目には、「00H」が格納され、「8」バイト目には、「00H」が格納され、「9」バイト目には、「01H」が格納され、「10」バイト目には、「00H」が格納され、「11」バイト目には、「00H」が格納され、「12」バイト目には、「01H」が格納され、「13」バイト目には、「00H」が格納され、「14」バイト目には、「01H」が格納され、「15」バイト目には、「00H」が格納され、「16」バイト目には、「00H」が格納され、「17」バイト目には、「01H」が格納され、「18」バイト目には、「00H」が格納され、「19」バイト目には、「00H」が格納され、「20」バイト目には、「00H」が格納され、「21」バイト目には、「00H」が格納されたままとなる。
また、メインRAM303に設けられている左リール引込予想データ格納領域の「1」バイト目には、「00H」が格納され、「2」バイト目には、「00H」が格納され、「3」バイト目には、「00H」が格納され、「4」バイト目には、「01H」が格納され、「5」バイト目には、「00H」が格納され、「6」バイト目には、「00H」が格納され、「7」バイト目には、「01H」が格納され、「8」バイト目には、「00H」が格納され、「9」バイト目には、「01H」が格納され、「10」バイト目には、「00H」が格納され、「11」バイト目には、「00H」が格納され、「12」バイト目には、「01H」が格納され、「13」バイト目には、「01H」が格納され、「14」バイト目には、「00H」が格納され、「15」バイト目には、「00H」が格納され、「16」バイト目には、「01H」が格納され、「17」バイト目には、「00H」が格納され、「18」バイト目には、「00H」が格納され、「19」バイト目には、「00H」が格納され、「20」バイト目には、「00H」が格納され、「21」バイト目には、「01H」が格納されたままとなる。
(使用ビットデータ選択テーブルのビットデータの比較)
次に、図72を用いて、オフセット値が規定されていない場合の使用ビットデータ選択テーブルのビットデータ欄と、オフセット値が規定された場合の使用ビットデータ選択テーブルのビットデータ欄について説明する。
なお、図72(A)は、オフセット値が規定されていない場合の使用ビットデータ選択テーブルのビットデータ欄を示す図であり、図72(B)は、オフセット値が規定されている場合の使用ビットデータ選択テーブルのビットデータ欄を示す図である。
例えば、中停止ボタン12、右停止ボタン13、左停止ボタン11の順番で操作した場合に参照される使用ビットデータと、中停止ボタン12、左停止ボタン11、右停止ボタン13の順番で操作した場合に参照される使用ビットデータが「00001000B」であり、右停止ボタン13、中停止ボタン12、左停止ボタン11の順番で操作した場合に参照される使用ビットデータが「00001001B」であり、右停止ボタン13、左停止ボタン11、中停止ボタン12の順番で操作した場合に参照される使用ビットデータが「00010000B」であるとする。このように、変則押し時において、(a)中停止ボタン12を最初に操作した場合、(b)右停止ボタン13、中停止ボタン12、左停止ボタン11の順番で操作した場合、(c)右停止ボタン13、左停止ボタン11、中停止ボタン12の順番で操作した場合の「3」通りの使用ビットデータを規定する必要があるとする。
この場合において、図72(A)に示す通り、オフセット値が規定されていない場合の使用ビットデータ選択テーブルにおいては、使用ビットデータとして、中停止ボタン12、右停止ボタン13、左停止ボタン11の順番で操作した場合の使用ビットデータと、中停止ボタン12、左停止ボタン11、右停止ボタン13の順番で操作した場合の使用ビットデータを規定しなければならない。そうすると、「2」個の同じ使用ビットデータを規定しなければならず、メインROM302の容量が圧迫してしまうという問題点が生じてしまう。
これに対して、図72(B)に示す通り、オフセット値が規定されている場合の使用ビットデータ選択テーブルにおいては、使用ビットデータとして、中停止ボタン12を最初に操作した場合のビットデータのみを設け、オフセット値に基づいて、使用ビットデータを取得するプログラムを組むことにより、「2」個の同じ使用ビットデータを規定する必要はなく、「1」個の使用ビットデータを規定すれば済むので、メインROM302の容量を削減することができる。特に、使用ビットデータ選択テーブルの数が多い程、メインROM302の容量を削減することができる。また、オフセット値に基づいて、使用ビットデータを取得するプログラムを組む方が、単純に使用ビットデータを停止ボタンの操作順序毎に規定するよりもプログラムを組み易い。
(使用ビットデータの値の更新)
次に、図73を用いて、使用ビットデータの値の更新について説明する。
図73に示す通り、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域に格納されている値が「00010001B」であって、レジスタにセットされている検査対象ビットがビット「4」である場合において、例えば、更新ビットデータの値が「01000000B」である場合には、更新ビットデータのビット「4」がOFFであるため、対象データはOFFであると判定される(ステップS117−6−10−20=No)。そうすると、メインCPU301は、ステップS117−6−10−21の更新ビットデータマスク処理を行わずに、ステップS117−6−10−22の使用ビットデータ保存処理を行う。
そして、メインCPU301は、ステップS117−6−10−22の使用ビットデータ保存処理により、更新ビットデータの値「01000000B」が、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域に格納されることとなる。
一方、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域に格納されている値が「00010001B」であって、レジスタにセットされている検査対象ビットがビット「4」である場合において、例えば、更新ビットデータの値が「11110001B」である場合には、更新ビットデータのビット「4」がONであるため、対象データはONであると判定される(ステップS117−6−10−20=Yes)。そうすると、メインCPU301は、ステップS117−6−10−21の更新ビットデータマスク処理により、更新ビットデータよりも下位のビットがマスクされた後に、ステップS117−6−10−22の使用ビットデータ保存処理を行う。
そして、メインCPU301は、ステップS117−6−10−22の使用ビットデータ保存処理により、更新ビットデータの値「11110000B」が、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域に格納されることとなる。そうすると、ステップS117−6−10−21の更新ビットデータマスク処理により、更新ビットデータよりも下位のビットがマスクされた以降の処理において、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域に格納されている値を用いる場合に、検査対象ビットよりも下位のビットが使用されることがなくなる。
これにより、例えば、使用ビットデータ格納領域に格納される値のうち、有効ライン上に「青セブン」に係る図柄が揃って表示される図柄の組み合わせがビット「0」に対応し、有効ライン上に「青セブン」に係る図柄を揃えて表示することができない場合の図柄の組み合わせがビット「4」に対応するとする。この場合において、第1停止時に、右停止ボタン13を操作し、「青セブン」に係る図柄を有効ライン上に引き込むことができないとした場合に、メインCPU301は、ビット「4」の有効ライン上に「青セブン」に係る図柄を揃えて表示することができない場合の図柄の組み合わせを引き込む制御を行う。
そして、第2停止時に、「青セブン」に係る図柄を有効ライン上に引き込むことができるタイミングで中停止ボタン12を操作した場合に、ビット「0」がマスクされていない場合には、「青セブン」に係る図柄を引き込む制御が行われてしまう。そうすると、表示窓23に表示される図柄の組み合わせがバラバラな図柄の組み合わせになってしまう虞がある。これに対して、ビット「0」がマスクされている場合には、有効ライン上に「青セブン」に係る図柄を揃えて表示することができない場合の図柄の組み合わせを引き込む制御を行うので、有効ライン上に「青セブン」に係る図柄を揃えて表示することができない場合の図柄の組み合わせを、特定の図柄が一直線に並ぶ図柄の組み合わせとして図柄組み合わせテーブルに規定しておけば、表示窓23に表示される図柄の組み合わせがバラバラとなることが無くなる。
(変形例)
以下において、本実施形態の変形例について説明する。
本実施形態では、第1停止時において、左停止ボタン11が操作された場合の停止制御と、中停止ボタン12、または右停止ボタン13が操作された場合の停止制御を異なる制御としているが、これに限定されることはない。例えば、第1停止時において、左停止ボタン11が操作された場合の停止制御を、第1停止時において、中停止ボタン12、または右停止ボタン13が操作された場合の停止制御と同じ制御を行ってもよい。
また、本実施形態では、第1停止時において、右停止ボタン13が操作された場合には(ステップS117−6−10−6=No)、ステップS117−6−10−7のオフセット値補正処理により、上位「4」ビットのデータと、下位「4」ビットのデータを入れ替える処理を行うこととしているが、これに限定されることはない。例えば、第1停止時において、中停止ボタン12が操作された場合に、ステップS117−6−10−7のオフセット値補正処理により、上位「4」ビットのデータと、下位「4」ビットのデータを入れ替える処理を行うこととしてもよい。
この場合において、メインROM302に記憶されている使用ビットデータ選択テーブル(図32参照)のオフセット値の欄のうち、ビット「0」、及びビット「1」に規定されている右停止ボタン13、中停止ボタン12、左停止ボタン11の順番で操作された場合に対応するオフセット値は、ビット「4」、及びビット「5」に規定され、ビット「2」、及びビット「3」に規定されている右停止ボタン13、左停止ボタン11、中停止ボタン12の順番で操作された場合に対応するオフセット値は、ビット「6」、及びビット「7」に規定され、ビット「4」、及びビット「5」に規定されている中停止ボタン12、右停止ボタン13、左停止ボタン11の順番で操作された場合に対応するオフセット値は、ビット「0」、及びビット「1」に規定され、ビット「6」、及びビット「7」に規定されている右停止ボタン13、左停止ボタン11、中停止ボタン12の順番で操作された場合に対応するオフセット値は、ビット「2」、及びビット「3」に規定されることとなる。
また、本実施形態では、第1停止時において、中停止ボタン12を操作した場合には、オフセット値の初期値として中停止ボタン12、右停止ボタン13、左停止ボタン11の順番で停止操作された場合のオフセット値をセットすることとしているが、これに限定されることはない。例えば、第1停止時において、中停止ボタン12を操作した場合には、オフセット値の初期値として中停止ボタン12、左停止ボタン11、右停止ボタン13の順番で停止操作された場合のオフセット値をセットすることとしてもよい。
また、第1停止時において、右停止ボタン13を操作した場合には、オフセット値の初期値として、右停止ボタン13、中停止ボタン12、左停止ボタン11の順番で停止操作された場合のオフセット値をセットすることとしているが、これに限定されることはない。例えば、第1停止時において、右停止ボタン13を操作した場合には、オフセット値の初期値として、右停止ボタン13、左停止ボタン11、中停止ボタン12の順番で停止操作された場合のオフセット値をセットすることとしてもよい。
これらの場合において、メインROM302に記憶されている使用ビットデータ選択テーブル(図32参照)のオフセット値の欄のうち、ビット「0」、及びビット「1」に規定されている右停止ボタン13、中停止ボタン12、左停止ボタン11の順番で操作された場合に対応するオフセット値は、ビット「2」、及びビット「3」に規定され、ビット「2」、及びビット「3」に規定されている右停止ボタン13、左停止ボタン11、中停止ボタン12の順番で操作された場合に対応するオフセット値は、ビット「0」、及びビット「1」に規定され、ビット「4」、及びビット「5」に規定されている中停止ボタン12、右停止ボタン13、左停止ボタン11の順番で操作された場合に対応するオフセット値は、ビット「0」、及びビット「1」に規定され、ビット「6」、及びビット「7」に規定されている右停止ボタン13、左停止ボタン11、中停止ボタン12の順番で操作された場合に対応するオフセット値は、ビット「2」、及びビット「3」に規定されることとなる。
このように、本発明によれば、メインCPU301は、変則押しデータ設定処理において、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序に応じたオフセット値を取得し、取得したオフセット値に基づいて、ビットデータを取得する処理を行う。そして、メインCPU301は、取得したビットデータに基づいて、停止制御を行う。また、第1停止時において、右停止ボタン13が操作されたときには、オフセットの初期値として、右停止ボタン13、中停止ボタン12、左停止ボタン11の順番で停止操作された場合に取得するオフセット値を取得し、第2停止時において、左停止ボタン11が操作された場合には、右停止ボタン13、左停止ボタン11、中停止ボタン12の順番で停止操作された場合に取得するオフセット値に補正する処理を行う。また、第1停止時において、中停止ボタン12が操作されたときには、オフセットの初期値として、中停止ボタン12、右停止ボタン13、左停止ボタン11の順番で停止操作された場合に取得するオフセット値を取得し、第2停止時において、左停止ボタン11が操作された場合には、中停止ボタン12、左停止ボタン11、右停止ボタン13の順番で停止操作された場合に取得するオフセット値に補正する処理を行う。これにより、例えば、中停止ボタン12、左停止ボタン11、右停止ボタン13の順番で操作した場合のオフセット値と、中停止ボタン12、右停止ボタン13、左停止ボタン11の順番で操作した場合のオフセット値を同じ値とすれば、ビットデータは「1」個のみ規定すればよいため、メインROM302の容量を削減することができる。また、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序に応じたオフセット値を規定することにより、実現可能な停止制御の種類を確保することができる。
また、(a)中停止ボタン12、左停止ボタン11、右停止ボタン13の順番で操作した場合、及び中停止ボタン12、右停止ボタン13、左停止ボタン11の順番で操作した場合、(b)右停止ボタン13、中停止ボタン12、左停止ボタン11の順番で操作した場合、(c)右停止ボタン13、左停止ボタン11、中停止ボタン12の順番で操作した場合で異なるビットデータを取得したい場合には、(a)中停止ボタン12、左停止ボタン11、右停止ボタン13の順番で操作した場合、及び中停止ボタン12、右停止ボタン13、左停止ボタン11の順番で操作した場合のオフセット値と、(b)右停止ボタン13、中停止ボタン12、左停止ボタン11の順番で操作した場合のオフセット値と、(c)右停止ボタン13、左停止ボタン11、中停止ボタン12の順番で操作した場合のオフセット値を規定することにより、各オフセット値に応じた停止データを規定すればよいため、停止データを削減することができる。
更に、第1停止時においては、第2停止以降の左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序を判別することができない。例えば、第1停止時において、右停止ボタン13が操作されたときには、第2停止時においては、左停止ボタン11が操作される可能性と、中停止ボタン12が操作される可能性がある。このため、第1停止時用のデータを別途設けることが考えられるが、上述の通り、オフセット値の初期値を設定し、第2停止時でオフセット値を補正する制御を行うことにより、第1停止時用のデータを別途設ける必要がなくなるため、メインROM302の容量を削減することができる。
更に、メインCPU301は、ステップS117−6−10−19の更新ビットデータ取得処理により取得したレジスタの値を参照し、キャリーフラグがONであるか否かを判定する処理を行い、キャリーフラグがONではない場合に、更新ビットデータがセットされているレジスタの値を、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域に格納する処理を行う。そして、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域に格納されている値に基づいて、左リール18、中リール19、右リール20の回転を停止する制御を行う。これにより、左リール18、中リール19、右リール20の回転を適切に停止することができる。
また、本実施形態において、左リール18、中リール19、右リール20は、本発明のリールを構成する。
なお、本実施形態において、スタートレバー10、スタートスイッチ10sw、ステータス基板100は、本発明の開始操作検出手段を構成する。
また、本実施形態において、内部抽選処理を実行するメイン制御基板300は、本発明の当選役決定手段を構成する。
また、本実施形態において、リール制御基板150、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153、メイン制御基板300は、本発明のリール回転制御手段を構成する。
また、本実施形態において、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13、左停止スイッチ11sw、中停止スイッチ12sw、右停止スイッチ13sw、ステータス基板100、メイン制御基板300は、本発明の停止操作検出手段を構成する。
また、メインROM302に記憶されている使用ビットデータ選択テーブルは、本発明のオフセット値規定手段を構成する。
また、本実施形態において、変則押しデータ設定処理のステップS117−6−10−5のオフセット値取得処理や、ステップS117−6−10−7のオフセット値補正処理を行うメイン制御基板300は、本発明のオフセット値選択手段を構成する。
また、本実施形態において、メインROM302に記憶されている使用ビットデータ選択テーブルは、本発明の停止データ規定手段を構成する。
また、本実施形態において、使用ビットデータ選択テーブルに規定されている使用ビットデータを取得する処理を行うメイン制御基板300は、本発明の第1停止データ取得手段を構成する。
また、本実施形態において、メインRAM303に設けられている使用ビットデータ格納領域は、本発明の停止データ記憶手段を構成する。
また、本実施形態において、検査対象ビットデータを記憶するレジスタは、本発明の使用データ記憶手段を構成する。
また、本実施形態において、検査対象ビットデータを記憶するレジスタの値を更新する処理を行うメイン制御基板300は、本発明の使用データ更新手段を構成する。
また、本実施形態において、変則押しデータ設定処理のステップS117−6−10−9のオフセット値シフト処理を行うメイン制御基板300は、本発明のオフセット値変更手段を構成する。
また、本実施形態において、変則押しデータ設定処理のステップS117−6−10−9のオフセット値シフト処理によりシフトされたオフセット値に基づいて、使用ビットデータ選択テーブルに規定されている使用ビットデータを取得する処理を行うメイン制御基板300は、本発明の第2停止データ取得手段を構成する。
また、本実施形態において、ステップS117−6−10−20の処理において、ステップS117−6−10−19の更新ビットデータ取得処理により取得したレジスタの値を参照し、キャリーフラグがONであるか否かを判定する処理を行うメイン制御基板300は、本発明の使用データ判定手段を構成する。
また、本実施形態において、ステップS117−6−10−22の使用ビットデータ保存処理を行うメイン制御基板300は、本発明の停止データ更新制御手段を構成する。
また、本実施形態において、使用ビットデータ格納領域に格納されている値に基づいて、回転中の左リール18、回転中の中リール19、回転中の右リール20を停止する制御を行うメイン制御基板300は、本発明のリール停止制御手段を構成する。
なお、本実施形態では、回胴式遊技機(スロットマシン)に用いる遊技機について説明をしたが、パチンコ遊技機、雀球遊技機、アレンジボール遊技機に用いてもよい。
1 遊技機
2 キャビネット
3 前面扉
4 蝶番機構
5 鍵穴
6 メダル投入口
7 BETボタン
7sw BETスイッチ
8 MAXBETボタン
8sw MAXBETスイッチ
9 精算ボタン
9sw 精算スイッチ
10 スタートレバー
10sw スタートスイッチ
11 左停止ボタン
11sw 左停止スイッチ
12 中停止ボタン
12sw 中停止スイッチ
13 右停止ボタン
13sw 右停止スイッチ
14 返却ボタン
15 セレクター
15s セレクターセンサ
16s エラー解除センサ
17s ドア開閉センサ
18 左リール
19 中リール
20 右リール
21 演出ボタン
22 十字キー
23 表示窓
24 スタートランプ
25 第1BETランプ
26 第2BETランプ
27 第3BETランプ
28 貯留枚数表示器
29 払出枚数表示器
30 投入可能表示ランプ
31 再遊技表示ランプ
32 Bonus表示部
33 ART表示部
34 RUSH表示部
35 停止ボタン操作表示部
35L 左停止ボタン操作表示部
35C 中停止ボタン操作表示部
35R 右停止ボタン操作表示部
36 スタートレバーLED
37 腰部パネル
38 受皿ユニット
39 メダル払出口
40 左上部スピーカ
41 左下部スピーカ
42 右上部スピーカ
43 右下部スピーカ
44 設定表示部
45 設定変更ボタン
45sw 設定変更スイッチ
46 液晶表示装置
47 外部集中端子板
48 設定変更用鍵穴
49sw 設定変更キースイッチ
50 演出装置
51 ベース部
52 柄部
53 鞘部
100 ステータス基板
150 リール制御基板
151 左ステッピングモータ
152 中ステッピングモータ
153 右ステッピングモータ
154s 左リールセンサ
155s 中リールセンサ
156s 右リールセンサ
200 電源基板
201 電源ボタン
201sw 電源スイッチ
202 ホッパー
203 補助収納庫
203s 補助収納庫センサ
204 排出スリット
205 ホッパーガイド部材
206 ガイド部材
207 払出ガイド部材
250 設定スイッチ基板
300 メイン制御基板
301 メインCPU
302 メインROM
303 メインRAM
304 メイン乱数発生器
400 サブ制御基板
401 サブCPU
402 サブROM
403 サブRAM
404 サブ乱数発生器
450 バックライト中継基板
451 左バックライト基板
452 中バックライト基板
453 右バックライト基板
461 左バックライト
462 中バックライト
463 右バックライト
500 アンプ基板
600 演出制御基板
601 演出制御CPU
602 演出制御ROM
603 演出制御RAM
604 CGROM
605 音源IC
606 音源ROM
607 VDP
650 演出装置ドライブ基板
651 左演出装置モータ
652s 左上演出装置センサ
653s 左下演出装置センサ
654 右演出装置モータ
655s 右上演出装置センサ
656s 右下演出装置センサ
657 左液晶昇降モータ
658s 左上液晶昇降センサ
659s 左下液晶昇降センサ
660 右液晶昇降モータ
661s 右上液晶昇降センサ
662s 右下液晶昇降センサ
700 コンパネLED中継基板
701 MAXBETボタンLED基板
702 停止ボタンLED基板
703 演出ボタンLED基板
704 腰部パネルLED基板
705 Bonus表示LED基板
706 ART表示LED基板
707 RUSH表示LED基板
708 停止ボタン操作LED基板
709 スタートレバーLED基板
710 演出ボタンセンサ
711 十字キー基板
721 MAXBETボタンLED
722 停止ボタンLED
722L 左停止ボタンLED
722C 中停止ボタンLED
722R 右停止ボタンLED
723 演出ボタンLED
724 腰部パネルLED
750 演出装置ドライブ中継基板
800 演出装置制御基板
801 左上演出装置基板
802 左下演出装置基板
803 右上演出装置基板
804 右下演出装置基板
811 左上演出装置
812 左下演出装置
813 右上演出装置
814 右下演出装置
850 LED制御基板
851 トップLED基板
852 コーナーLED基板
853 サイドLED基板
854 受皿サイドLED基板
855 受皿LED基板
861 コーナーLED
862 トップLED
863 サイドLED
864 受皿サイドLED
865 受皿LED

Claims (1)

  1. 複数の図柄が周面に配された複数のリールと、
    遊技者による開始操作を検出する開始操作検出手段と、
    前記開始操作検出手段により前記開始操作が検出されたことに基づいて、当選役を決定する当選役決定手段と、
    前記開始操作検出手段により、前記開始操作が検出されたことに基づいて、前記複数のリールを回転する制御を行うリール回転制御手段と、
    前記複数のリールそれぞれに対応して設けられ、遊技者による停止操作を検出する停止操作検出手段と、
    前記当選役ごとに複数のオフセット値を規定するオフセット値規定手段と、
    前記リール回転制御手段により、前記複数のリール全てが回転している状態において、前記停止操作検出手段により検出された前記停止操作の種別に基づいて、前記オフセット値規定手段により規定された複数のオフセット値から一のオフセット値を選択するオフセット値選択手段と、
    前記リールを停止するための停止データが規定された停止データ規定手段と、
    前記オフセット値選択手段により選択された前記一のオフセット値に基づいて、前記停止データを取得する第1停止データ取得手段と、
    前記第1停止データ取得手段により取得された前記停止データを記憶する停止データ記憶手段と、
    前記停止データ記憶手段に記憶されている前記停止データのうち、前記リール回転制御手段により回転されている前記リールを停止するために使用する使用データを記憶する使用データ記憶手段と、
    前記使用データ記憶手段により記憶されている前記使用データを所定の順序で更新する使用データ更新手段と、
    前記リール回転制御手段により、前記複数のリールのうち、一のリールが停止し、他のリールが回転している状態において、前記停止操作検出手段により検出された前記停止操作の種別に基づいて、前記オフセット値選択手段により選択されている一のオフセット値を他のオフセット値に変更するオフセット値変更手段と、
    前記オフセット値変更手段により変更された前記他のオフセット値に基づいて、前記停止データを取得する第2停止データ取得手段と、
    前記使用データ記憶手段により記憶されている前記使用データが、前記第2停止データ取得手段により取得された前記停止データに含まれているか否かを判定する使用データ判定手段と、
    前記使用データ判定手段により、前記使用データ記憶手段により記憶されている前記使用データが、前記第2停止データ取得手段により取得された前記停止データに含まれていないと判定された場合に、前記停止データ記憶手段に記憶されている前記停止データを、前記第2停止データ取得手段により取得された前記停止データに更新する制御を行う停止データ更新制御手段と、
    前記停止データ記憶手段により記憶されている前記停止データに基づいて、前記リールの回転を停止する制御を行うリール停止制御手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
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