JP5855271B2 - D2d通信を実行するための方法及び装置 - Google Patents

D2d通信を実行するための方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、一般的に、通信技術に関する。本発明の実施形態は、特に、D2D(Device-to-Device)通信(端末間直接通信)を実行するための方法及び装置に関する。
次世代の移動無線通信システムは、通常、高速マルチメディアサービスを提供する。たとえば、3GPP LTEや、LTE−Advancedは、新たに発展した無線アクセス技術のための新たな一連の仕様を創造する次世代セルラー方式通信規格の1つである。マルチメディアサービスの使用が広く普及する中で、無線通信ユーザーの、より早く、より信頼できる、よりよいマルチメディアへの要望がふくらんできている。
このようにふくらむ要望に応えるべく、より効率的で質の良いサービスを提供するための研究が実行されている。言い換えると、データ送信の質を高める様々な方法が研究されており、特に、周波数リソースの使用を改善する方法が研究されている。
高スループットに対する要望がふくらむことにより、たとえば、フェムトセル及び他のスモールセルのように、セルラーネットワークのトラフィックをオフロードする傾向に、大きな注目が集まっている。セルラートラフィックをオフロードする要望が増大していることにより、大部分の産業パートナーが、D2D通信に注目している。D2D通信の目的は、インフラの助力なしに、或いは、限定された助力によって、移動端末が互いに情報を伝達できるように、このトラックを辿ることにある。
効率的にスペクトルを利用するために、同一の周波数帯域が、セルラー(ネットワーク)のユーザーと、D2D装置との双方で共有されるようになっている。しかしながら、同一の副搬送波或いは周波数帯域が、D2D通信とセルラー通信とに同時に振り分けられた場合、相互干渉が、上りリンクセルラー通信(以下、”上りリンク”と呼ぶ)と、下りリンクセルラー通信(以下、”下りリンク”と呼ぶ)の双方の質を大きく低下させるおそれがある。
このような問題ゆえに、D2D通信とセルラー通信との双方を含む通信システムの機能を効果的に改善するように、上りリンクと下りリンクの双方において、D2D通信からセルラー通信への干渉を低減する必要がある。
本発明は、上りリンクと下りリンクとにおいて、D2D通信からセルラー通信への干渉を低減できる解決法を提案する。特に、本発明は、通信システムにおけるD2D通信を実行する方法及び装置を提供する。
本発明の第1の観点によれば、本発明の実施形態は、通信システムにおいてD2D(装置対装置;Device-to-Device)通信を実行するための方法を提供する。通信システムは、少なくとも、基地局(BS)と、基地局(BS)とセルラー通信するユーザー側装置(UE)と、を含み、D2D通信は、D2D送信器とD2D受信器との間で実行され、セルラー通信を干渉する。その方法は、D2D通信からセルラー通信への干渉を低減するように、BSとUEとの間のセルラー通信上の変調及び符号化スキーム(MCS)情報を取得するステップと、MCS情報に基づいてD2D通信のための送信出力を決定するステップと、を含む。
本発明の第2の観点によれば、本発明の実施形態は、通信システムにおいてD2D(装置対装置;Device-to-Device)通信を実行するための装置を提供する。通信システムは、少なくとも、基地局(BS)と、基地局(BS)とセルラー通信するユーザー側装置(UE)と、を含んでもよく、D2D通信は、D2D送信機とD2D受信器との間で実行され、セルラー通信を干渉する。その装置は、D2D通信からセルラー通信への干渉を低減するように、BSとUEとの間のセルラー通信上の変調及び符号化スキーム(MCS)情報を取得するよう構成された取得ユニットと、MCS情報に基づいてD2D通信のための送信出力を決定するよう構成された決定ユニットと、を含んでもよい。
本発明は、以下の利点が期待される。D2D通信に対してセルラー通信との間で無線リソースを共有させることによって、スペクトル効率スキームが改善される。さらに、本開示では、干渉リンクの両者、たとえば、セルラー通信の上りリンクセッションにおける、D2D送信器からセルラー通信の基地局(BS)への干渉と、セルラー通信のユーザー側装置(UEs)からD2D受信器への干渉、或いは、セルラー通信の下りリンクセッションにおける、D2D送信器からセルラー通信のUEへの干渉と、セルラー通信のBSからD2D受信器への干渉が、考慮されている。D2D通信のためのオーバーヘッド消費(仮想化の目的に使用される消費メモリの量)は、D2D送信器(”Tx”とも呼ばれる)に対して、特定セルラーUEs(セルラー通信上の特定のUEs)を提供する制御通知を受信させることによって、低減する。言い換えると、BSは、すべてのD2D送信器や受信器に、MCS情報を明瞭に送信することを必要としない。
本発明に係る実施形態の他の特徴及び利点も、本発明の実施形態の主要部を例により図示する添付図面と併せて読むと、具体的実施形態の以下の記載から明らかであろう。
本発明の実施形態は、いくつかの例という意味で示されており、これらの利点は、添付図面を参照して、以下で、より詳細に説明される。
図1Aは、上りリンクセルラー通信がD2D通信によって干渉されている通信システムの概略図を表している。
図1Bは、下りリンクセルラー通信がD2D通信によって干渉されている通信システムの概略図を表している。
図2は、本発明の実施形態に係る通信システムにおいてD2D通信を実行するための方法200のフローチャートを表している。
図3は、本発明の他の実施形態に係る通信システムにおいてD2D通信を実行するための方法300のフローチャートを表している。
図4は、本発明のさらに他の実施形態に係る通信システムにおいてD2D通信を実行するための方法400のフローチャートを表している。
図5は、本発明の実施形態に係る通信システムにおいてD2D通信を実行するための装置500のブロック図を表している。
本発明の様々な実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。図面のフローチャートとブロック図は、本発明の実施形態に従って、コンピュータプログラム製品によって実行可能な構造、機能、及び処理だけでなく、装置や方法をも図示している。この観点では、フローチャートにおける各ブロック、或いは、ブロックは、特定の論理機能を実行するための1以上の実行可能な指示を含む、モジュール、プログラム、或いは、コードの一部を表す。いくつかの代案では、ブロックで示された機能は、図面で図示された順番とは異なる順番で生じてもよいことに注意すべきである。たとえば、連続して図示された2つのブロックを、実際には、関連する機能に応じて、実質的に並行して、或いは、逆の順番で実行してもよい。また、ブロック図、及び/又は、フローチャートの各ブロック、及び、これらの組み合わせを、特定の機能/処理を実行するための専用のハードウェアベースのシステムによって、或いは、専用のハードウェアとコンピュータの命令との組み合わせによって実行することができることにも注意すべきである。
この開示において、ユーザー側装置(UE)を、端末や、移動端末(MT)や、加入者ステーション(SS)や、ポータブル加入者ステーション(PSS)や、移動ステーション(MS)や、アクセス端末(AT)とみなすことができ、UEや、端末や、MTや、SSや、PSSや、MSや、ATの機能のいくつか或いはすべてを含みうる。
この開示において、基地局(BS)を、ノードB(ノードB或いはNB)、或いは、evolvedノードB(eNodeB或いはeNB)とみなすことができる。基地局を、マクロセルBS或いはスモールセルBSとみなすことができる。本発明によれば、マクロセルBSは、マクロセル、たとえば、マクロeNBを管理する基地局となり、スモールセルBSは、スモールセル、たとえば、ピコeNB、フェムトeNB、及びいくつかの他の適切な低出力ノードを管理する基地局となる。
はじめに、上りリンクセルラー通信がD2D通信によって干渉される通信システムの概略図を表す図1Aが参照される。
図1Aの通信環境は、LTEシステムを表している。そのシステムは、実例として、BS110と、UE111と、UE112と、D2D送信器113と、D2D受信器114とを備える。そのシステムでは、UE111は、BS110の受け持ち範囲にあり、特に、UE111は、上りリンク(たとえば、UE111とBS110とは、上りリンクセルラー通信上にある。)で、BS110と通信し、D2D送信器113とD2D受信器114とは、D2D通信上にあり、特に、D2D送信器113は、D2D受信器114にデータを送信している。当業者であれば理解できるように、本発明の他の実施形態では、他のD2D通信において、D2D受信器114は、データを送信するためのD2D送信器としての役割を果たすことができ、D2D送信器113は、データを受信するためのD2D受信器としての役割を果たすことができる。したがって、D2D送信器113とD2D受信器114とは、図1Aに一例として表されているに過ぎず、限定されるものではない。
図1Aから判るように、D2D通信の間、特に、D2D送信器113がD2D受信器114にデータを送信している際に、UE111から上りリンクで受信データが送信されたとき、BS110は、D2D送信器113からの干渉を受ける。このとき、BS110を、”犠牲受信器”とみなすことができる。
次に、下りリンクセルラー通信がD2D通信によって干渉されている通信システムの概略図を表す図1Bが参照される。
図1Bの通信環境は、LTEシステムを表している。そのシステムは、実例として、BS120と、UE121と、UE122と、D2D送信器123と、D2D受信器124とを備える。そのシステムでは、UE121は、BS120の受け持ち範囲内にあり、特に、BS120は、下りリンク(たとえば、UE121とBS120とは、下りリンクセルラー通信上にある。)で、UE121にデータを送信しており、UE122も、BS120の受け持ち範囲内にあり、特に、BS120は、下りリンク(たとえば、UE122とBS120とは、下りリンクセルラー通信上にある。)で、UE122にデータを送信しており、D2D送信器123とD2D受信器124とは、D2D通信上にあり、特に、D2D送信器123は、D2D受信器124にデータを送信している。この技術分野における当業者が理解できるように、本発明の他の実施形態では、他のD2D通信において、D2D受信器124は、データを送信するためのD2D送信器としての役割を果たすことができ、D2D送信器123は、データを受信するためのD2D受信器としての役割を果たすことができる。したがって、D2D送信器123とD2D受信器124とは、図1Bに一例として表されているに過ぎず、限定されるものではない。
図1Bから判るように、D2D通信の間、特に、D2D送信器123がD2D受信器124にデータを送信している際に、BS120から下りリンクで受信データが送信されたとき、UE121及び/又はUE122は、D2D送信器113からの干渉を受ける。このとき、UE121及び/又はUE122を、”犠牲受信器”とみなすことができる。
本発明の実施形態によれば、D2D送信器とD2D受信器とは、1つのセルの範囲内に位置してもよいし、隣接する異なるセルに位置してもよい。D2D送信器とD2D受信器とが1つのセルの範囲内に位置する実施形態では、セルラー通信が上りリンク状態にあるとき、セルを管理するBSが、”犠牲受信器”となり、セルラー通信が下りリンク状態にあるとき、下りリンクでBSと通信する1以上のUEが”犠牲受信器”となる。D2D送信器とD2D受信器とが隣接する異なるセルに位置する実施形態では、セルラー通信が上りリンク状態にあるとき、D2D送信器が位置するセルを管理するBSが”犠牲受信器”となり、セルラー通信が下りリンクであるとき、下りリンクでBS(D2D送信器が位置するセルを管理する)と通信する1以上のUEが”犠牲受信器”となる。
次に、本発明の実施形態に係る通信システムにおいてD2D通信を実行するための方法200のフローチャートを表す図2が参照される。本発明の実施形態によれば、通信システムは、BSを有するセルラー通信上で、少なくとも、BSとUEとを備えており、D2D通信は、D2D送信器とD2D受信器との間で実行され、セルラー通信を干渉する。本発明の実施形態によれば、通信システムは、図1A或いは図1Bで図示されたシステムと同様に実行される。
ステップS201では、BSとUEとの間のセルラー通信上のMCS情報が取得される。
本発明の実施形態によれば、セルラー通信は、上りリンク状態、つまり、上りリンクセルラー通信であってもよい。この場合、BSとUEとの間のセルラー通信上のMCS情報を、BSからUEに送信されたMCS情報を取得することによって取得してもよく、MCS情報は、BSによりUEに示される。
本発明の実施形態によれば、セルラー通信は、下りリンク状態、つまり、下りリンクセルラー通信でありうる。この場合、BSとUEとの間のセルラー通信上のMCS情報を、BSからUEに送信されたMCS情報を取得することによって取得することができ、そのMCS情報は、BSからの参照信号の受信に応答してUEによって測定されたCQIに基づいて、BSによって決定される。
ステップS202では、D2D通信からノーマル通信への干渉が低減するように、D2D通信のための送信出力が、MCS情報に基づいて決定される。
本発明の実施形態によれば、D2D通信とセルラー通信とで共有される少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限をMCS情報に基づいて取得し、D2D通信のための送信出力を出力制限に基づいて決定することによって、D2D通信のための送信出力が、決定されうる。
本発明の実施形態によれば、セルラー通信は上りリンク状態にある。この場合、MCS情報に基づいてUEからBSへのチャネル情報を取得し、D2D送信器からBSへのパスロスに基づいたD2D送信器からBSへのチャネル情報を取得し、D2D送信器からBSへのパスロスに基づいてD2D送信器からBSへのチャネル情報を取得し、UEからBSへのチャネル情報と、D2D送信器からBSへのチャネル情報と、上りリンクの停止確率とに基づいて、少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限を計算することによって、少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限を、決定することができる。本発明の実施形態によれば、D2D送信器からBSへのチャネル情報を、BSからD2D送信器へのパスロスをBSから送信された参照信号を基にして計算し、チャネルの相反性と、B2からD2D送信器へのパスロスとに基づいて、D2D送信器からBSへのパスロスを取得することによって、取得することができる。
本発明の実施形態によれば、セルラー通信は下りリンク状態にある。この場合、MCS情報に基づいてUEからBSへのチャネル情報を取得し、D2D送信器からUEへのパスロスに基づいてD2D送信器からUEへのチャネル情報を取得し、少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限を、UEからBSへのチャネル情報と、D2D送信器からUEへのチャネル情報と、下りリンクの停止確率とに基づいて計算することによって、少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限を、決定することができる。本発明の実施形態によれば、D2D送信器からUEへのチャネル情報を、D2D送信器とUEとの間の距離を決定し、D2D送信器とUEとの間の距離に基づいて、D2D送信器からUEへのパスロスを計算することによって、取得することができる。
本発明の実施形態によれば、D2D通信のための送信出力を、D2D送信機における総出力制限を取得し、D2D通信のための送信出力を、少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限と総出力制限とに基づいて決定することによって、取得することができる。本発明の実施形態によれば、D2D受信器が受けた干渉を取得し、取得された干渉に基づいて少なくとも1つの共有サブバンド毎に送信速度を計算し、少なくとも1つの共有サブバンド毎に、サブバンド送信出力を、各サブバンド送信出力が、対応するサブバンドのための出力制限を超えず、且つ、サブバンド送信出力の合計が、総出力制限を超えないように、計算された送信速度の合計を最大化することによって取得することによって、D2D通信のための送信出力を、決定することができる。本発明の実施形態によれば、D2D受信器が受ける干渉は、長期間の干渉であってもよいし、瞬間的な干渉であってもよいし、いくつかの他の干渉であってもよい。いくつかの実施形態では、長期間の干渉は、D2D受信器における過去の干渉に基づいて推定されるか、または所定値として設定される。いくつかの実施形態では、瞬間的な干渉は、UEとD2D送信器とで共有される少なくとも1つの共有サブバンド毎にD2D受信器によって測定される。このように、D2D受信器が受ける干渉を、D2D受信器への長期間の干渉、又は、D2D受信器への瞬間的な干渉のいずれかを取得することによって、取得することができる。
次に、本発明の他の実施形態に係る通信システムにおいてD2D通信を実行するための方法300のフローチャートを表す図3が参照される。本発明の実施形態によれば、通信システムは、少なくとも、BSと、BSとセルラー通信するUEと、を備えており、D2D通信が、D2D送信器とD2D受信器との間で実行され、セルラー通信に干渉する。本発明の実施形態によれば、通信システムは、図1A或いは図1Bに表されたシステムとして実行される。図3によって表された実施形態では、セルラー通信は上りリンク状態、つまり、上りリンクセルラー通信である。図4によって表された実施形態はこれとは異なり、セルラー通信は下りリンク状態、つまり、下りリンクセルラー通信である。
ステップS301では、BSとUEとの間のセルラー通信上のMCS情報が取得され、このMCS情報は、BSからUEに対して示される。
本発明の実施形態によれば、MCS情報がBSからUEに示され、それから、BSが、UEにMCS情報を送信することができる。D2D送信器は、BSからUEに送信されたMCS情報が判るので、BSからUEに送信されたMCS情報を取得することができる。
本発明の実施形態によれば、MCS情報は、少なくとも、BSによってUEに対して示された変調及び符号化スキームを示すMCSインデックスを含む。UEは、MCS情報によって示された変調及び符号化スキームを用いて、セルラー通信、たとえば、BSを有する上りリンクセルラー通信を実行することができる。
本発明のいくつかの実施形態では、BSは、下りリンク制御チャネルを通じて、D2D送信器に対して、どのサブバンドが共有可能かを信号の形で通知することができる。D2D送信器は、下りリンク制御チャネルが判るので、少なくとも、1つの共有上りリンクサブバンドを見つけることができる。D2D送信器は、取得されたMCS情報に基づいて、MCSやQuan−SINRなどのような、少なくとも1つの共有サブバンドを、送信モードに対応して知ることができる。
ステップS302では、UEからBSへのチャネル情報が、MCS情報に基づいて取得される。
本発明の実施形態によれば、D2D送信器は、スループット最大化問題を解決することによって、共有サブバンドの各々における送信出力を決定することができ、到来する上りリンクセッションに対して待機する。スループット最大化問題を解決するため、D2D送信器は、いくつかのパラメータ、たとえば、UEからBSへのチャネル情報、D2D送信器からB2へのチャネル情報、D2D送信器における総出力制限などを予め取得する。
この実施形態では、UEからBSへのチャネル情報は、UEからBSへのチャネルゲイン、長期平均値、チャネル分布などを含んでいる。長期平均値は、チャネルのパスロスに基づいて取得することができ、分布は、たとえば高速フェージングを表すレイリー分布である。いくつかの実施形態では、参照信号は、UEからBSへのチャネルゲインの取得に用いられ、チャネルゲインは、1セットの変調及び符号化スキームに対応した値の範囲内で変化しうる。本発明の実施形態によれば、用いられる変調及び符号化スキームは、ステップS301において取得されうるMCS情報から決定される。
ステップS303では、D2D送信器からBSへのチャネル情報が、D2D送信器からBSへのパスロスに基づいて取得される。
この実施形態では、D2D送信器からBSへのチャネル情報は、D2D送信器からBSへのチャネルにおける統計的な情報、たとえば、D2D送信器からBSへのパスロスの平均値や分布などでありうる。
本発明の実施形態によれば、D2D送信器からBSへのパスロスは、いくつかの方法によって取得することができる。たとえば、BSからD2D送信器へのパスロスが、BSから送信される参照信号に基づいて計算され、それから、D2D送信器からBSへのパスロスが、チャネルの相反性と、BSからD2D送信器へのパスロスとに基づいて取得される。
ステップS304では、D2D通信とセルラー通信とで共有される前記の少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限が、UEからBSへのチャネル情報と、D2D送信器からBSへのチャネル情報と、上りリンクの停止確率とに基づき計算される。
本発明の実施形態によれば、上りリンクの停止確率は、BSで予め定められうる。たとえば、上りリンクの停止確率は、通信システムのオペレーター、又は、当業者の経験に従って設定できるし、通信システムの具体的な通信状態に従って設定することもできる。
実施形態では、UEからBSへのチャネル情報がgで表され、D2D送信器からBSへのチャネル情報がhD,BSで表され、上りリンクの停止確率がεULで表される。たとえば、上りリンクの停止確率εULは10%であるかもしれない。本発明の実施形態によれば、出力制限
Figure 0005855271
を少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのために適用可能な出力に基づいて取得することができる。たとえば、出力制限
Figure 0005855271
は、適用可能な出力の最大値として設定されることができる。本発明の実施形態では、適用可能な出力(PD,lで表されている)が、次式から計算される。
Figure 0005855271
ここで、PD,lは、少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのために適用可能な出力を表し(たとえば、もし合計でS個の共有サブバンドがある場合には、PD,lは、S個の共有サブバンドのために適用可能な出力を表す)、下付きのlは、MCS情報を基にして取得されたl個目の変調及び符号化スキームを表し、下付きのDは、それがD2D送信器に関連していることを表し、PUEは、UEの送信出力を表し、Nは、バックグラウンドノイズであり、Iはセル間干渉(ICI)を示している。当業者であれば理解できるように、NとIは、現存する方法に従って取得することができるので、ここでは、関連する詳細については省略する。たとえば、チャネルゲインがレイリー分布に従うものと仮定することによって、PUEと、NとIの変化とを一定にできる。従って、D2D送信器の最大送信出力、つまり、l番目の共有サブバンドのためのD2D送信機の出力制限を明白な形式で解析的に導出することができる。
本発明の実施形態によれば、BSを有するセルラー通信には、いくつかのUEがある。従って、BSと、それぞれ異なるUEとの間にいくつかの上りリンクセッションができる。n番目のUEに関し、式(1)で表される”g”は、n番目のUEからBSへのチャネル情報を表す。説明の容易のために、実施形態では、たとえば、n番目のUEを単に用いた。当業者は、BSを有する上りリンクセルラー通信にいくつかのUEがある場合にも、本発明の方法も適用可能であることを理解することができるであろう。
ステップS305では、D2D送信器における総出力制限が取得される。
本発明の実施形態によれば、D2D送信器における総出力制限を、その生産者、オペレーター、売買者などが、予め決めておくことができる。或いは、D2D送信器における総出力制限を、適用される通信システムの特定の状態に従って、固定値として設定することができる。当業者は、D2D送信器における総出力制限は、様々な方法で取得することができ、上述の例は、説明のために示されただけであり、上述の例には限定されないことを理解できるであろう。
ステップS306では、D2D受信器が受ける干渉が取得される。
D2D受信器が受ける干渉は、D2D受信器への長期間の干渉を取得することにより取得することができる。本発明の実施形態によれば、長期間の干渉は、D2D受信機における過去の干渉に基づいて推定されるか、または所定値として設定される。いくつかの実施形態では、長期間の干渉を、D2D受信器、或いは、過去の干渉に関する情報を適用可能ないくつかの他の装置によって決定することができるので、D2D受信器或いはいくつかの他の装置は、定期的に或いは定義済みの瞬間に、D2D送信器へ長期間の干渉を送信することができる。いくつかの他の実施形態では、長期間の干渉を、D2D送信器によって決定することができ、この場合、D2D送信器は、長期間の干渉を得るために、定期的に或いは定義済みの瞬間に、D2D受信器における過去の干渉に関する情報を集める。
D2D受信器が受ける干渉は、D2D受信器への瞬間的な干渉を取得することによって取得することができる。本発明の実施形態によれば、瞬間的な干渉は、D2D受信器によって、UEとD2D送信器とで共有される少なくとも1つの共有サブバンド毎に、測定される。たとえば、D2D受信器は、D2D送信器からの要求に応答して瞬間的な干渉を測定することができ、それをD2D送信器に知らせる。他の例では、D2D受信器は、定期的に或いは予め決められた時間毎に、瞬間的な干渉を計測し、それを率先して或いは定期的にD2D送信器に知らせることができる。
ステップS307では、取得済みの干渉を基にして、少なくとも1つの共有サブバンド毎に送信速度が計算される。
本発明の実施形態によれば、共有サブバンドのための送信速度を、いくつかの方法によって計算することができる。たとえば、D2D送信器とUEとの間で共有されるS個のサブバンドがあると仮定した場合、S番目の共有サブバンドの送信速度を、以下の式によって取得することができる。
Figure 0005855271




ここで、Rは、S番目の共有サブバンドの送信速度を表し、PD,l(s),sは、l個目の変調及び符号化スキーム(たとえば、lは、取得済みのMCS情報に含まれたMCSインデックスである)に応じてD2D送信器によってS番目のサブバンドに対して使用される送信出力を表し、kは、D2D受信器における干渉レベルに関連する、各サブバンドの調整パラメータである。
本発明の実施形態によれば、kは、以下のようにして取得することができる。
Figure 0005855271
ここで、εDは、D2D送信にとっての停止閾値を表し、
Figure 0005855271
は、D2D送信器とD2D受信器との間の平均チャネルゲインを表し、ID,sは、サブバンドsにおけるD2D受信器での干渉レベルを表し、σは、ガウス分布するバックグラウンドノイズの出力を表す。
ステップS308では、少なくとも1つの共有サブバンド毎のサブバンド送信出力を、各サブバンド送信出力が、対応するサブバンドのための出力制限を超えず、且つ、サブバンド送信出力の合計が、総出力制限を超えないように、計算された送信速度の合計を最大化することによって取得する。
本発明の実施形態によれば、少なくとも1つの共有サブバンド毎のサブバンド送信出力は、上述したように、l個目の変調及び符号化スキームに応じたS番目のサブバンドに対するサブバンド送信出力を表すPD,l(s),sとして示されている。実施形態では、PD,l(s),sを、計算された送信速度の合計を最大化し、同時に、各サブバンド送信出力が対応するサブバンドのための出力制限を超えず、且つ、サブバンド送信出力の合計が、総出力制限を超えないという要請を満たすことによって取得することができる。特に、PD,l(s),sは、以下を解くことによって取得することができる。
Figure 0005855271
ここで、
Figure 0005855271
は、少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限を表し、
Figure 0005855271
は、ステップS305で取得される、D2D送信器における総出力制限を表す。
上述のように、サブバンド毎に様々な干渉レベルID,sを伴う古典的な注水定理アルゴリズムである解決法を代表例として説明したが、当業者は、少なくとも1つの共有サブバンド毎にサブバンド送信出力を取得する際に、満たされるべき他の要請を定義するいくつかの他の方法があることをすぐに理解できるであろう。本発明のいくつかの実施形態では、干渉レベルは、D2D受信器への瞬間的な干渉である。もし、瞬間的な干渉をD2D送信機で利用することができない場合には、D2D送信器は、長期間の干渉を参照し、それをすべてのサブバンドに適用することができる。
少なくとも1つの共有サブバンド毎にサブバンド送信出力を取得した後には、それに応じて、D2D送信器によって利用される送信出力を決定することができる。
当業者は、チャネル情報を、この技術分野で知られたいくつかの方法によって取得することができることを、すぐに、理解できるであろう。
次に、本発明のさらに他の実施形態に係る通信システムにおいてD2D通信を実行するための方法400のフローチャートを表した図4が参照される。本発明の実施形態によれば、通信システムは、少なくとも、BSと、BSとセルラー通信するUEとを備えており、D2D通信は、D2D送信器とD2D受信器との間で実行され、セルラー通信に干渉する。本発明の実施形態によれば、通信システムは、図1A或いは図1Bで図示されたシステムとして実行される。先述したように、図4によって説明された実施形態では、セルラー通信は下りリンク状態、つまり、図3に関して説明されたような上りリンクセルラー通信とは異なる下りリンクセルラー通信である。
下りリンクセルラー通信には、上りリンクセルラー通信とは異なるいくつかの側面がある。1つの側面では、BSは、UEサイドからチャネル品質インデックス(CQI)を受信した後に、MCS情報インデックスを決定して、対応するD2D送信器に知らせ、上りリンクセッションの場合とは異なり、UEからのパイロットシンボルを判断した後に、瞬時に、MCS情報を決定する。他の側面では、もし、D2D送信器とUEとで下りリンクリソースを共有させたければ、D2D送信器とUE(UEは下りリンクセルラー通信では犠牲受信器である)との間のパスロスが計算或いは推定される。そのパスロスは、上りリンクセッションの場合とは異なり、D2D送信器から、使用されうるBSへのパスロスである。
ステップS401では、BSとUEとの間のセルラー通信上のMCS情報が取得され、このMCS情報は、UEによってBSからの参照信号の受信に応答して計測されたCQIに基づいて、BSによって取得される。
本発明の実施形態によれば、BSは、UEに参照信号(RSs、たとえば、CBSや、LTEにおけるDM−RS)を送信する。UEは、受信したRSsを通じてチャネルを測定し、CQIをBSに送り返す。その合間、BSは、下りリンクリソースがD2D装置によって共有されようとするUEの位置を推定する。BSは、次の下りリンクセッションのためのMCS情報(たとえば、MCSインデックス)を、CQIのフィードバックを受けることによって決定することができる。
本発明のいくつかの実施形態によれば、BSは、UEにMCS情報を送信する。D2D送信器は、BSからUEに送信されたMCS情報が判るので、BSからUEに送信されたMCS情報を取得することができる。
MCS情報は、少なくとも、BSからUEに示される変調及び復号化スキームを示すMCSインデックスを含んでいる。UEは、MCS情報によって示された復調及び符号化スキームを使用して、セルラー通信、たとえば、BSを含む下りリンクセルラー通信を実行することができる。
ステップS402では、BSからUEへのチャネル情報が、MCS情報に基づいて取得される。
本発明の実施形態によれば、D2D送信器は、スループット最大化問題を解決することによって、各共有サブバンドにおける、自身の送信出力を決定し、下りリンクセッションの到来に待機することができる。スループット最大化問題を解決するために、D2D送信器は、前もって、いくつかのパラメータ、たとえば、BSからUEへのチャネル情報、D2D送信器からUEへのチャネル情報、D2D送信器における総出力制限などを取得する。
実施形態によれば、BSからUEへのチャネル情報は、BSからUEへのチャネルゲイン、長期平均値、チャネル分布などを含む。長期平均値は、チャネルのパスロスに基づいて取得することができ、分布は、たとえば、高速フェージングを表すレイリー分布である。いくつかの実施形態では、参照信号は、BSからUEへのチャネルゲインの取得に用いられ、チャネルゲインは、1セットの変調及び符号化スキームに対応した値の範囲内で変化しうる。本発明の実施形態によれば、用いられる変調及び符号化スキームは、ステップS401において取得できるMCS情報から決定される。
ステップS403では、D2D送信器からUEへのチャネル情報が、D2D送信器からUEへのパスロスに基づいて取得される。
UEの位置が、BS(UEに実装されたGPS装置及び他のBSからの助力を伴うLTE位置特定サービスのいずれか一方)によって取得されたとき、D2D送信器は、D2D送信器とUEとの間の距離を計算する。この距離から、パスロスが、様々なチャネルモデルや、UMa、UMiなどの無線通信シナリオを用いて取得される。
本発明の実施形態によれば、D2D送信器からUEへのパスロスを、D2D送信器とUEとの間の距離を決定し、D2D送信器とUEとの間の距離に基づいてD2D送信器からUEへのパスロスを計算することによって、取得することができる。本発明の実施形態によれば、D2D送信器とUEとの間の距離を、いくつかの方法で決定することができる。たとえば、D2D送信機は、BSにUEの位置を要望し、D2D送信器とUEとの間の距離を計算することができるし、また、UEと直接通信し、その位置をUEに問うこともできる。当業者は、上述の例は、説明のためにのみ用いられており、いくつかの他の方法を、D2D送信器からUEへのパスロスを取得するのに実行することができるということを理解できるであろう。
ステップS404では、D2D通信とセルラー通信とで共有される少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限が、UEからBSへのチャネル情報と、D2D送信器からUEへのチャネル情報と、下りリンクの停止確率とに基づいて計算される。
本発明の実施形態によれば、下りリンクの停止確率は、BSで予め決定されうる。たとえば、下りリンクの停止確率は、通信システムのオペレーターや当業者の経験に従って設定されるし、又は、通信システムの具体的な通信状態に従って設定されうる。
実施形態によれば、BSからUEへのチャネル情報が”g”として示され、D2D送信器からUEへのチャネル情報が”hD,UE”として示され、下りリンクの停止確率が”εDL”として示されている。たとえば、下りリンクの停止確率εDLは、10%である。本発明の実施形態によれば、出力制限
Figure 0005855271
を少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのために適用可能な出力に基づいて取得することができる。たとえば、出力制限
Figure 0005855271
を適用可能な出力の最大値として設定することができる。本発明の実施形態では、適用可能な出力(PD,lとして示されている)は、次式から計算されうる。
Figure 0005855271




ここで、PD,lは、少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのために適用可能な出力を表し(たとえば、もし合計でS個の共有サブバンドがある場合には、PD,lは、S個の共有サブバンドのために適用可能な出力を表す)、下付きのlは、MCS情報を基にして取得されたl番目の変調及び符号化スキームを表し、下付きのDは、それがD2D送信器に関連していることを表し、PBSは、BSの送信出力を表し、Nは、バックグラウンドノイズであり、Iはセル間干渉(ICI)を示している。当業者が理解できるように、NとIは、現存する方法に従って取得することができるので、ここでは、関連する詳細については省略する。たとえば、チャネルゲインがレイリー分布に従うものと仮定することによって、PBSと、NとIの変化とを一定にできる。従って、D2D送信器の最大送信出力、つまり、l番目の共有サブバンドのためのD2D送信機の出力制限の明確な形態を解析的に取得することができる。
本発明の実施形態によれば、BSを含むセルラー通信には、いくつかのUEがありうる。従って、BSと、互いに異なるUEとの間には、いくつかの下りリンクセッションがありうる。n番目のUEに関し、式(5)で表される”g”は、BSからn番目のUEへのチャネル情報を表す。実施形態では、説明を容易にするために、単にn番目のUEを例として用いており、ラベル”n”は、式(5)には表れていない。当業者であれば、BSを含む上りリンクセルラー通信にいくつかのUEがある場合に、本発明に係る方法も適用可能であることを理解することができるであろう。
ステップS405では、D2D送信器における総出力制限が取得される。
本発明の実施形態によれば、D2D送信器における総出力制限を、その生産者、オペレーター、売買人などが予め定めることができる。代わりに、D2D送信器における総出力制限を、それが適用される通信システムの特定の状態に従って、固定値として設定することができる。
このステップは、ステップS305と類似しており、ステップS305で説明された詳細のすべてを、ステップS405に適用することができる。
ステップS406では、D2D受信器が受ける干渉が取得される。
本発明の実施形態によれば、D2D受信器が受ける干渉を、D2D受信器への長期間の干渉或いは瞬間的な干渉を取得することによって取得することができる。
このステップは、ステップS306と類似しており、ステップS306で説明された詳細のすべてを、ステップS406に適用することができる。
ステップS407では、取得された干渉に基づいて、送信速度が、少なくとも1つの共有サブバンド毎に計算される。本発明の実施形態によれば、共有サブバンドのための送信速度を、いくつかの方法で計算することができる。たとえば、D2D送信器とUEとの間で共有されるS個のサブバンドがあると仮定すると、S番目のサブバンドのための送信速度を、式(2)及び(3)によって取得することができる。
ステップS408では、少なくとも1つの共有サブバンド毎にサブバンド送信出力を、計算された送信速度の合計を、各サブバンド送信出力が、対応するサブバンドの出力制限を超えず、且つ、サブバンド送信出力の合計が、総出力制限を超えないように最大化することによって取得する。
本発明の実施形態によれば、少なくとも1つの共有サブバンドの各々のためのサブバンド送信出力は、上述したように、l番目の変調及び符号化スキームに応じたS番目のサブバンドのためのサブバンド送信出力を表すPD,l(s),sとして示されている。実施形態では、PD,l(s),sを、計算された送信速度の合計を最大化し、同時に、各サブバンド送信出力が対応するサブバンドのための出力制限を超えず、且つ、サブバンド送信出力の合計が、総出力制限を超えないという要請を満たすことによって取得することができる。特に、PD,l(s),sは、式(4)を解くことによって取得することができる。
少なくとも1つの共有サブバンドの各々のためのサブバンド送信出力を取得した後には、それに応じて、D2D送信器によって使用される送信出力が決定される。
当業者は、チャネル情報を、この技術分野で知られたいくつかの方法によって取得することができることを、すぐに、理解できるであろう。
次に、本発明の実施形態に係る通信システムにおいてD2D通信を実行するための装置500のブロック図を表した図5が参照される。本発明の実施形態によれば、通信システムは、少なくとも、BSと、BSとセルラー通信するUEとを備えており、D2D通信は、D2D送信器とD2D受信器との間で実行され、セルラー通信に干渉する。本発明の実施形態によれば、通信システムは、図1A或いは図1Bで表されたシステムとして実行される。装置500は、D2D受信器、或いは、装置500を実行するのに適切な他の場所で実行される。
本発明の実施形態によれば、装置500は、BSとUEとの間のセルラー通信上の変調及び符号化スキーム(MCS)情報を取得するよう構成された取得ユニット510と、D2D通信からセルラー通信への干渉を低減することができるように、MCS情報に基づいて、D2D通信のための送信出力を決定するように構成された決定ユニット520とを備える。
本発明の実施形態によれば、セルラー通信は上りリンク状態となることができ、取得ユニット510は、BSによってUEに示され、BSからUEに送信されたMCS情報を取得するよう構成された手段を備える。
本発明の実施形態によれば、セルラー通信は下りリンク状態となることができ、取得ユニット510は、BSからUEへ送信されるMCS情報を取得するよう構成された手段を備え、MCS情報は、BSからの参照信号の受信に応答してUEによって測定されたCQIに基づいて、BSによって決定される。
本発明の実施形態によれば、決定ユニット520は、D2D通信とセルラー通信とで共有される少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限をMCS情報に基づいて取得するよう構成された取得手段と、出力制限に基づいてD2D通信のための送信出力を決定するように構成された決定手段と、を備える。
本発明の実施形態によれば、セルラー通信は上りリンク状態となることができ、取得手段は、MCS情報に基づいてUEからBSへのチャネル情報を取得するよう構成された手段と、D2D送信器からBSへのパスロスに基づいて、D2D送信器からBSへのチャネル情報を取得するよう構成された手段と、少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限を、UEからBSへのチャネル情報と、D2D送信器からBSへのチャネル情報と、上りリンクの停止確率とに基づいて計算するように構成された手段と、を備える。
本発明の実施形態によれば、D2D送信器からBSへのパスロスに基づいてD2D送信器からBSへのチャネル情報を取得するよう構成された手段は、BSからD2D送信器へのパスロスを、BSから送信された参照信号に基づいて計算するように構成された手段と、D2D送信器からBSへのパスロスを、チャネルの相反性と、BSからD2D送信機へのパスロスとに基づいて取得するよう構成された手段と、を備える。
本発明の実施形態によれば、セルラー通信は下りリンク状態となることができ、取得手段は、MCS情報に基づいてBSからUEへのチャネル情報を取得するよう構成された手段と、D2D送信器からUEへのパスロスに基づいてD2D送信器からUEへのチャネル情報を取得するよう構成された手段と、少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限を、UEからBSへのチャネル情報と、D2D送信器からUEへのチャネル情報と、下りリンクの停止確率とに基づいて計算するように構成された手段と、を備える。
本発明の実施形態によれば、D2D送信器からUEへのチャネル情報を、D2D送信器からUEへのパスロスに基づいて取得するよう構成された手段は、D2D送信器とUEとの間の距離を決定するように構成された手段と、D2D送信器からUEへのパスロスをD2D送信器とUEとの間の距離に基づいて計算するように構成された手段と、を備える。
本発明の実施形態によれば、決定手段は、D2D送信器における総出力制限を取得するよう構成された手段と、D2D通信のための送信出力を、少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限と、総出力制限とに基づいて決定するように構成された手段と、を備える。
本発明の実施形態によれば、D2D通信のための送信出力を、少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限と、総出力制限とに基づいて決定するように構成された手段は、D2D受信器が受ける干渉を取得するよう構成された手段と、取得された干渉に基づいて、少なくとも1つの共有サブバンド毎に送信速度を計算するように構成された手段と、各サブバンド送信出力が対応するサブバンドの出力制限を超えず、サブバンド送信出力の合計が総出力制限を超えないように、計算された送信速度の合計を最大化することによって、少なくとも1つの共有サブバンド毎にサブバンド送信出力を取得するよう構成された手段と、を備える。
本発明の実施形態によれば、D2D受信器が受ける干渉を取得するよう構成された手段は、D2D受信器への長期間の干渉を取得するよう構成された手段を備えており、長期間の干渉は、D2D受信機における過去の干渉に基づいて推定されるか、又は所定値として設定される。
本発明の実施形態によれば、D2D受信器が受ける干渉を取得するよう構成された手段は、D2D受信器への瞬間的な干渉を取得するよう構成された手段を備えており、瞬間的な干渉は、UEとD2D送信器とで共有される少なくとも1つの共有サブバンド毎にD2D受信器によって測定される。
装置500は、図2〜4を参照しながら説明されたような機能性を実現するよう構成されうることに注意すべきである。従って、方法200、300、及び400のいずれかに関して説明された特徴を、装置500の対応する構成要素に適用することができる。さらに、装置500の構成要素を、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、及び/又は、それらのいずれかの組み合わせで具現化することができることにも注意すべきである。たとえば、装置500の構成要素は、各々、回路、プロセッサ、或いは、他の適切な装置によって実現できる。当業者は、上述の例は説明のために用いられたものに過ぎず、上述の例には限定されないことを理解することができるであろう。
本開示に係るいくつかの実施形態では、装置500は、少なくとも1つのプロセッサを備える。本開示に係る実施形態での使用に適した少なくとも1つのプロセッサは、例として、すでに周知の、或いは、将来開発される、汎用的、及び、専用のプロセッサを含むことができる。装置500は、さらに、少なくとも1つのメモリーを備える。少なくとも1つのメモリーは、たとえば、RAM、ROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリー装置などといった、半導体メモリー装置を含むことができる。少なくとも1つのメモリーは、コンピュータが実行可能な指令のプログラムを記憶するために用いられる。プログラムを、ハイレベル及び/又はローレベルのコンパイル或いはインタープリト可能なプログラミング言語で記述することができる。本実施形態を踏まえ、コンピュータが実行可能な指令は、少なくとも1つのプロセッサによって、装置500が、少なくとも、上述したように、方法200、300、及び400のいずれかに従って、動作を実行することができるように構成されうる。
上述に基づいて、当業者は、本開示が、装置、方法、或いは、コンピュータプログラム製品で実現化しうることを理解するであろう。一般的には、様々な例示的実施形態を、ハードウェアや専用回路、ソフトウェア、論理やそれらのなんらかの組み合わせで実行することができる。たとえば、ある面は、ハードウェアで実現され、他の側面は、コントローラ、マイクロプロセッサ、或いは、他のコンピュータ装置で実現されるが、本開示はこれには限定されない。本開示の例示的な実施形態の様々な面が、ブロック図、フローチャートとして、或いは、いくつかの他の図表を用いて図示及び説明されることができる一方、ここに示された、これらのブロック、装置、システム、技術、或いは、方法は、非限定例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、特殊用途の回路や論理、汎用目的のハードウェア、コントローラ、他のコンピューティングデバイス、或いはそれらのいくつかの組み合わせで実行可能である。
図2〜4に示された様々なブロックは、方法のステップ、及び/又は、コンピュータプログラムコードの処理に起因する処理、及び/又は、関連した機能を実行するように構成された、複数の結合論理回路素子とみなすことができる。少なくとも、本開示に係る代表的な実施形態のいくつかの側面は、集積回路チップやモジュールといった様々な要素で実施され、本開示における代表的な実施形態は、本開示の代表的な実施形態に従って処理するように構成された集積回路、FPGA、或いはASICとして実現された装置で実現される。
この明細書は多くの特有の実施細目を含んでいるが、これらは、なんらかの開示或いはクレームしうる事項の範囲を制限するものとして解釈されるべきではなく、むしろ、個々の開示の個々の実施形態に特有の特徴の説明として解釈すべきである。個々の実施形態の文脈におけるこの明細書で説明されているある特徴を、1つの実施形態において、組み合わせた形で実行することもできる。反対に、1つの実施形態の文脈で説明された様々な特徴を、個々に、多数の実施形態で、或いは、適切な部分的組み合わせで実行することもできる。さらに、特徴は、ある組み合わせ及び最初にクレームされた事項の均等の範囲で実行されているものとして上述されているが、クレームされた組み合わせから見いだされる1以上の特徴は、いくつかの場合には、組み合わせから削除され、クレームされた組み合わせは、部分的組み合わせ、或いは、部分的組み合わせのバリエーションに向けられる。
同様に、処理が特定の順序で図示されているが、所望の結果を達成するためには、示された特別な順序或いは連続的な順序で実行され、或いは、すべての図示された処理が実行されることを要求しているものと理解すべきではない。ある環境においては、マルチタスクや並行処理が便利であるかもしれない。さらに、上述された実施形態における様々なシステム要素の分離については、すべての実施形態においてこのような分離が必要であると理解すべきではなく、記述されたプログラム要素とシステムとは、一般的には、単一のソフトウェア製品にともに組み込まれるか、或いは、多数のソフトウェア製品にパッケージされることが可能であることを理解すべきである。
様々な変形例、本開示に係る先述した例示的な実施形態への適用は、添付図面とともに読まれたとき、先述した説明を考慮して、当業者にとって明らかでありうる。なんらかの、そして、ありとあらゆる変形例が、なお、本開示における非限定的且つ例示的な実施形態の範囲に入るであろう。さらに、ここで明らかにされた、開示に係る他の実施形態は、先述の説明と関連図面で表された教示の利点を持つので、これらの実施形態が属する技術分野の当業者に記憶されている。
従って、本開示に係る実施形態は、開示された特定の実施形態には限定されず、変形例や他の実施形態が、添付クレームの範囲内に含まれていることを意図されていることに注意すべきである。ここでは、特別な用語が使用されてはいるが、これらは、限定目的ではなく、一般的且つ記述された意味でのみ使用されている。
(付記1)
通信システムでD2D(装置対装置;Device-to-Device)通信を実行するための方法であって、前記通信システムは、少なくとも、基地局(BS)と、前記基地局(BS)とセルラー通信するユーザー側装置(UE)と、を備えており、前記D2D通信は、D2D送信器とD2D受信器との間で実行され、前記セルラー通信に干渉する方法であって、
前記BSと前記UEとの間の前記セルラー通信上の変調及び符号化スキーム(MCS)情報を取得することと、
前記D2D通信から前記セルラー通信への干渉を低減するように、前記MCS情報に基づいて、前記D2D通信のための送信出力を決定することと、を含む
方法。
(付記2)
前記セルラー通信は上りリンク状態にあり、
前記BSと前記UEとの間の前記セルラー通信上の前記MCS情報を取得することは、前記BSから前記UEへ送信される前記MCS情報を取得することを含んでおり、
前記MCS情報は、前記BSから前記UEに示される
付記1に記載の方法。
(付記3)
前記セルラー通信は下りリンク状態にあり、
前記BSと前記UEとの間の前記セルラー通信上の前記MCS情報を取得することは、前記BSから前記UEへ送信される前記MCS情報を取得することを含んでおり、
前記MCS情報は、前記BSからの参照信号の受信に応答して、前記UEによって測定されたCQIに基づいて、前記BSによって決定される
付記1に記載の方法。
(付記4)
前記MCS情報に基づいて、前記D2D通信のための送信出力を決定することは、
前記D2D通信と前記セルラー通信とで共有される少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限を、前記MCS情報に基づいて取得することと、
前記出力制限に基づいて前記D2D通信のための送信出力を決定することと、を含む
付記1に記載の方法。
(付記5)
前記セルラー通信は、上りリンク状態にあり、
前記D2D通信と前記セルラー通信とで共有される少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限を、前記MCS情報に基づいて取得することは、
前記MCS情報に基づいて前記UEから前記BSへのチャネル情報を取得することと、
前記D2D送信器から前記BSへのパスロスに基づいて前記D2D送信器から前記BSへのチャネル情報を取得することと、
少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための前記出力制限を、前記UEから前記BSへのチャネル情報と、前記D2D送信器から前記BSへのチャネル情報と、前記上りリンクの停止確率とに基づいて計算することと、を含む
付記4に記載の方法。
(付記6)
前記D2D送信器から前記BSへのパスロスに基づいて前記D2D送信器から前記BSへのチャネル情報を取得することは、
前記BSから送信された参照信号に基づいて前記BSから前記D2D送信器への前記パスロスを計算することと、
チャネルの相反性と、前記BSから前記D2D送信器への前記パスロスとに基づいて前記D2D送信器から前記BSへの前記パスロスを取得することと、を含む
付記5に記載の方法。
(付記7)
前記セルラー通信は、下りリンク状態にあり、
前記D2D通信と前記セルラー通信とで共有される少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限を、前記MCS情報に基づいて取得することは、
前記MCS情報に基づいて前記BSから前記UEへのチャネル情報を取得することと、
前記D2D送信器から前記UEへのパスロスに基づいて前記D2D送信器から前記UEへのチャネル情報を取得することと、
前記少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための前記出力制限を、前記UEから前記BSへの前記チャネル情報と、前記D2D送信器から前記UEへの前記チャネル情報と、前記下りリンクの停止確率とに基づいて計算することと、を含む
付記4に記載の方法。
(付記8)
前記D2D送信器から前記UEへのパスロスに基づいて前記D2D送信器から前記UEへのチャネル情報を取得することは、
前記D2D送信器と前記UEとの間の距離を決定することと、
前記D2D送信器と前記UEとの間の前記距離に基づいて前記D2D送信器から前記UEへの前記パスロスを計算することと、を含む
付記7に記載の方法。
(付記9)
前記出力制限に基づいて前記D2D通信のための前記送信出力を決定することは、
前記D2D送信器における前記総出力制限を取得することと、
前記D2D通信のための前記送信出力を、前記少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための前記出力制限と、前記総出力制限とに基づいて決定することと、を含む
付記4に記載の方法。
(付記10)
前記D2D通信のための前記送信出力を、前記少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための前記出力制限と、前記総出力制限とに基づいて決定することは、
前記D2D受信器が受ける干渉を取得することと、
前記取得された干渉に基づいて、前記少なくとも1つの共有サブバンド毎に送信速度を計算することと、
各サブバンド送信出力が、対応するサブバンドのための出力制限を超えず、且つ、サブバンド送信出力の合計が前記総出力制限を超えないように、前記計算された送信速度の合計を最大化することによって、前記少なくとも1つの共有サブバンド毎にサブバンド送信出力を取得することと、を含む
付記9に記載の方法。
(付記11)
前記D2D受信器がうける干渉を取得することは、前記D2D受信器への長期間の干渉を取得することを含んでおり、
前記長期間の干渉は、前記D2D受信機における過去の干渉に基づいて推定されるか、または所定値として設定される
付記10に記載の方法。
(付記12)
前記D2D受信器が受ける干渉を取得することは、前記D2D受信器への瞬間的な干渉を取得することを含んでおり、
前記瞬間的な干渉は、前記UEと前記D2D受信器とで共有される前記少なくとも1つの共有サブバンド毎に、前記D2D受信器によって測定される
付記10に記載の方法。
(付記13)
通信システムでD2D(装置対装置;Device-to-Device)通信を実行し、前記通信システムは、少なくとも、基地局(BS)と、前記基地局(BS)とセルラー通信するユーザー側装置(UE)と、を備えており、前記D2D通信は、D2D送信器とD2D受信器との間で実行され、前記セルラー通信に干渉する装置であって、
前記BSと前記UEとの間の前記セルラー通信上の変調及び符号化スキーム(MCS)情報を取得するよう構成された取得ユニットと、
前記D2D通信から前記セルラー通信への干渉を低減するように、前記D2D通信のための送信出力を、前記MCS情報に基づいて決定するように構成された決定ユニットと、を備える
装置。
(付記14)
前記セルラー通信は、上りリンク状態にあり、
前記取得ユニットは、前記BSから前記UEに送信された前記MCS情報を取得するよう構成された手段を備えており、
前記MCS情報は、前記BSによって前記UEに示される
付記13に記載の装置。
(付記15)
前記セルラー通信は、下りリンク状態にあり、
前記取得ユニットは、前記BSから前記UEに送信される前記MCS情報を取得するよう構成された手段を備えており、
前記MCS情報は、前記UEによって前記BSからの参照信号の受信に応答して測定されたCQIに基づいて、前記BSによって決定される
付記13に記載の装置。
(付記16)
前記決定ユニットは、
前記D2D通信と前記セルラー通信とで共有される少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限を、前記MCS情報に基づいて取得するよう構成された取得手段と、
前記出力制限に基づいて前記D2D通信のための前記送信出力を決定するよう構成された決定手段と、を備える
付記13に記載の装置。
(付記17)
前記セルラー通信は、上りリンク状態にあり、
前記取得手段は、
前記MCS情報に基づいて前記UEから前記BSへの前記チャネル情報を取得するよう構成された手段と、
前記D2D送信器から前記BSへのパスロスに基づいて前記D2D送信器から前記BSへのチャネル情報を取得するよう構成された手段と、
前記少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための前記出力制限を、前記UEから前記BSへの前記チャネル情報と、前記D2D送信器から前記BSへの前記チャネル情報と、前記上りリンクの停止確率とに基づいて計算するよう構成された手段と、を備える
付記16に記載の装置。
(付記18)
前記D2D送信器から前記BSへのパスロスに基づいて前記D2D送信器から前記BSへのチャネル情報を取得するよう構成された手段は、
前記BSから送信された参照信号に基づいて前記BSから前記D2D送信器への前記パスロスを計算するよう構成された手段と、
前記D2D送信器から前記BSへの前記パスロスを、チャネルの相反性と、前記BSから前記D2D送信器への前記パスロスとに基づいて取得するよう構成された手段と、を備える
付記17に記載の装置。
(付記19)
前記セルラー通信は、下りリンク状態にあり、
前記取得手段は、
前記MCS情報に基づいて前記BSから前記UEへの前記チャネル情報を取得するよう構成された手段と、
前記D2D送信器から前記UEへのパスロスに基づいて前記D2D送信器から前記UEへのチャネル情報を取得するよう構成された手段と、
前記少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための前記出力制限を、前記UEから前記BSへの前記チャネル情報と、前記D2D送信器から前記UEへの前記チャネル情報と、前記下りリンクの停止確率とに基づいて計算するよう構成された手段と、を備える
付記16に記載の装置。
(付記20)
前記D2D送信器から前記UEへのパスロスに基づいて前記D2D送信器から前記UEへのチャネル情報を取得するよう構成された手段は、
前記D2D送信器と前記UEとの間の距離を決定するよう構成された手段と、
前記D2D送信器と前記UEとの間の距離に基づいて前記D2D送信器から前記UEへの前記パスロスを計算するよう構成された手段と、を備える
付記19に記載の装置。
(付記21)
前記決定手段は、
前記D2D送信器における前記総出力制限を取得するよう構成された手段と、
前記D2D通信のための前記送信出力を、前記少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための前記出力制限と、前記総出力制限とに基づいて決定するよう構成された手段と、を備える
付記16に記載の装置。
(付記22)
前記D2D通信のための前記送信出力を、前記少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための前記出力制限と、前記総出力制限とに基づいて決定するよう構成された手段は、
前記D2D受信器が受ける干渉を取得するよう構成された手段と、
前記取得された干渉に基づいて、前記少なくとも1つの共有サブバンド毎にサブバンド送信速度を取得するよう構成された手段と、
各サブバンド送信出力が、対応するサブバンドのための出力制限を超えず、且つ、サブバンド送信出力の合計が前記総出力制限を超えないように、前記計算された送信速度の合計を最大化することによって、前記少なくとも1つの共有サブバンド毎にサブバンド送信出力を取得するよう構成された手段と、を備える
付記21に記載の装置。
(付記23)
前記D2D受信器が受ける干渉を取得するよう構成された手段は、
前記D2D受信器への長期間の干渉を取得するよう構成された手段を備えており、
前記長期間の干渉は、前記D2D受信機における過去の干渉に基づいて推定されるか、又は所定値として設定される
付記22に記載の装置。
(付記24)
前記D2D受信器が受ける干渉を取得するよう構成された手段は、
前記D2D受信器への瞬間的な干渉を取得するよう構成された手段を備えており、
前記瞬間的な干渉は、前記D2D受信器によって、前記UEと前記D2D受信器とによって共有される少なくとも1つの共有サブバンド毎に測定される
付記22に記載の装置。

Claims (9)

  1. 通信システムでD2D(装置対装置;Device-to-Device)通信を実行するための方法であって、前記通信システムは、少なくとも、基地局(BS)と、前記基地局(BS)とセルラー通信するユーザー側装置(UE)と、を備えており、前記D2D通信は、D2D送信器とD2D受信器との間で実行され、前記セルラー通信に干渉する方法であって、
    前記BSと前記UEとの間の前記セルラー通信上の変調及び符号化スキーム(MCS)情報を取得することと、
    前記D2D通信から前記セルラー通信への干渉を低減するように、前記MCS情報に基づいて、前記D2D通信のための送信出力を決定することと、を含み、
    前記MCS情報に基づいて、前記D2D通信のための送信出力を決定することは、
    前記D2D通信と前記セルラー通信とで共有される少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限を、前記MCS情報に基づいて取得することと、
    前記出力制限に基づいて前記D2D通信のための送信出力を決定することと、を含み、
    前記セルラー通信は、上りリンク状態にあり、
    前記D2D通信と前記セルラー通信とで共有される少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限を、前記MCS情報に基づいて取得することは、
    前記MCS情報に基づいて前記UEから前記BSへのチャネル情報を取得することと、
    前記D2D送信器から前記BSへのパスロスに基づいて前記D2D送信器から前記BSへのチャネル情報を取得することと、
    少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための前記出力制限を、前記UEから前記BSへのチャネル情報と、前記D2D送信器から前記BSへのチャネル情報と、前記上りリンクの停止確率とに基づいて計算することと、を含む
    方法。
  2. 記BSと前記UEとの間の前記セルラー通信上の前記MCS情報を取得することは、前記BSから前記UEへ送信される前記MCS情報を取得することを含んでおり、
    前記MCS情報は、前記BSから前記UEに示される
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記D2D送信器から前記BSへのパスロスに基づいて前記D2D送信器から前記BSへのチャネル情報を取得することは、
    前記BSから送信された参照信号に基づいて前記BSから前記D2D送信器への前記パスロスを計算することと、
    チャネルの相反性と、前記BSから前記D2D送信器への前記パスロスとに基づいて前記D2D送信器から前記BSへの前記パスロスを取得することと、を含む
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 通信システムでD2D(装置対装置;Device-to-Device)通信を実行するための方法であって、前記通信システムは、少なくとも、基地局(BS)と、前記基地局(BS)とセルラー通信するユーザー側装置(UE)と、を備えており、前記D2D通信は、D2D送信器とD2D受信器との間で実行され、前記セルラー通信に干渉する方法であって、
    前記BSと前記UEとの間の前記セルラー通信上の変調及び符号化スキーム(MCS)情報を取得することと、
    前記D2D通信から前記セルラー通信への干渉を低減するように、前記MCS情報に基づいて、前記D2D通信のための送信出力を決定することと、を含み、
    前記MCS情報に基づいて、前記D2D通信のための送信出力を決定することは、
    前記D2D通信と前記セルラー通信とで共有される少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限を、前記MCS情報に基づいて取得することと、
    前記出力制限に基づいて前記D2D通信のための送信出力を決定することと、を含み、
    前記セルラー通信は、下りリンク状態にあり、
    前記D2D通信と前記セルラー通信とで共有される少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限を、前記MCS情報に基づいて取得することは、
    前記MCS情報に基づいて前記BSから前記UEへのチャネル情報を取得することと、
    前記D2D送信器から前記UEへのパスロスに基づいて前記D2D送信器から前記UEへのチャネル情報を取得することと、
    前記少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための前記出力制限を、前記UEから前記BSへの前記チャネル情報と、前記D2D送信器から前記UEへの前記チャネル情報と、前記下りリンクの停止確率とに基づいて計算することと、を含む
    方法。
  5. 記BSと前記UEとの間の前記セルラー通信上の前記MCS情報を取得することは、前記BSから前記UEへ送信される前記MCS情報を取得することを含んでおり、
    前記MCS情報は、前記BSからの参照信号の受信に応答して、前記UEによって測定されたCQIに基づいて、前記BSによって決定される
    請求項に記載の方法。
  6. 前記D2D送信器から前記UEへのパスロスに基づいて前記D2D送信器から前記UEへのチャネル情報を取得することは、
    前記D2D送信器と前記UEとの間の距離を決定することと、
    前記D2D送信器と前記UEとの間の前記距離に基づいて前記D2D送信器から前記UEへの前記パスロスを計算することと、を含む
    請求項4又は5に記載の方法。
  7. 前記出力制限に基づいて前記D2D通信のための前記送信出力を決定することは、
    前記D2D送信器における総出力制限を取得することと、
    前記D2D通信のための前記送信出力を、前記少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための前記出力制限と、前記総出力制限とに基づいて決定することと、を含む
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 通信システムでD2D(装置対装置;Device-to-Device)通信を実行し、前記通信システムは、少なくとも、基地局(BS)と、前記基地局(BS)とセルラー通信するユーザー側装置(UE)と、を備えており、前記D2D通信は、D2D送信器とD2D受信器との間で実行され、前記セルラー通信に干渉する装置であって、
    前記BSと前記UEとの間の前記セルラー通信上の変調及び符号化スキーム(MCS)情報を取得するよう構成された取得ユニットと、
    前記D2D通信から前記セルラー通信への干渉を低減するように、前記D2D通信のための送信出力を、前記MCS情報に基づいて決定するように構成された決定ユニットと、を備え
    前記決定ユニットは、
    前記D2D通信と前記セルラー通信とで共有される少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限を、前記MCS情報に基づいて取得するよう構成された取得手段と、
    前記出力制限に基づいて前記D2D通信のための前記送信出力を決定するよう構成された決定手段と、を備え、
    前記セルラー通信は、上りリンク状態にあり、
    前記取得手段は、
    前記MCS情報に基づいて前記UEから前記BSへの前記チャネル情報を取得するよう構成された手段と、
    前記D2D送信器から前記BSへのパスロスに基づいて前記D2D送信器から前記BSへのチャネル情報を取得するよう構成された手段と、
    前記少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための前記出力制限を、前記UEから前記BSへの前記チャネル情報と、前記D2D送信器から前記BSへの前記チャネル情報と、前記上りリンクの停止確率とに基づいて計算するよう構成された手段と、を備える
    装置。
  9. 通信システムでD2D(装置対装置;Device-to-Device)通信を実行し、前記通信システムは、少なくとも、基地局(BS)と、前記基地局(BS)とセルラー通信するユーザー側装置(UE)と、を備えており、前記D2D通信は、D2D送信器とD2D受信器との間で実行され、前記セルラー通信に干渉する装置であって、
    前記BSと前記UEとの間の前記セルラー通信上の変調及び符号化スキーム(MCS)情報を取得するよう構成された取得ユニットと、
    前記D2D通信から前記セルラー通信への干渉を低減するように、前記D2D通信のための送信出力を、前記MCS情報に基づいて決定するように構成された決定ユニットと、を備え
    前記決定ユニットは、
    前記D2D通信と前記セルラー通信とで共有される少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための出力制限を、前記MCS情報に基づいて取得するよう構成された取得手段と、
    前記出力制限に基づいて前記D2D通信のための前記送信出力を決定するよう構成された決定手段と、を備え、
    前記セルラー通信は、下りリンク状態にあり、
    前記取得手段は、
    前記MCS情報に基づいて前記BSから前記UEへの前記チャネル情報を取得するよう構成された手段と、
    前記D2D送信器から前記UEへのパスロスに基づいて前記D2D送信器から前記UEへのチャネル情報を取得するよう構成された手段と、
    前記少なくとも1つの共有サブバンドのすべてのための前記出力制限を、前記UEから前記BSへの前記チャネル情報と、前記D2D送信器から前記UEへの前記チャネル情報と、前記下りリンクの停止確率とに基づいて計算するよう構成された手段と、を備える
    装置。
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