JP5855268B2 - ポリシー制御装置を使用するネットワーク統計の生成 - Google Patents

ポリシー制御装置を使用するネットワーク統計の生成 Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク統計を生成する方法及び対応するデバイスに関する。
モバイルネットワークのオペレータにとって、例えばある特定のネットワークノードに関連して送信されたデータの量又はユーザのグループの地域等のモバイルネットワークの性能に関する種々の情報を認識しているのは有益である。例えばそのような情報は、運用の決定、例えばコアネットワークインフラストラクチャ又は無線ネットワークインフラストラクチャに投資するか、あるいはネットワークインフラストラクチャのどの場所に投資するか等の投資決定を行うための基準として使用されうる。そのような運用の決定の他の例は、例えば製品提供、加入者マネタイゼーション又は市場細分化等の形式の製品決定である。その情報は、加入者チャーンに対処するか、あるいは例えばネットワーク輻輳の形式のネットワーク障害を防止するように決定するためにも使用されてもよい。
モバイルネットワークにおいてそのような情報を収集することは、ネットワークインテリジェンスとも呼ばれる。ネットワークインテリジェンスは、情報を収集するために例えばデータトラフィックを検査することで種々のネットワークノードの動作を監視する機能と、更には収集された情報に基づいて決定する能力とを含んでもよい。ネットワークインテリジェンスは、情報を入手して、帯域幅管理、トラフィックシェーピング、ポリシー管理、課金及び請求、サービス保証又は収入保証等のために入手した情報をネットワークオペレータアプリケーションに供給するためにミドルウェアとして使用されてもよい。
しかし、ネットワークインテリジェンスに対して必要とされる情報は、調整されない種々のネットワークノードから取得される必要がある可能性があり、必要とされる情報の部分を提供する種々の機能を有してもよい。この結果、例えば、情報が重複するか、異なる報告の体裁に対処する必要性が生じるか、あるいは情報を報告するための異なる時間間隔が得られる。例えば、異なる種類のノードは、情報を報告する異なる種類のインタフェースを提供してもよい。また、異なるノードは、情報の部分を提供するように個々に構成される必要があってもよく、その結果、重要な信号伝送オーバヘッドが生じ且つ更にはノードの性能に影響を及ぼす恐れがある。この結果、ネットワークインテリジェンスを順次複合型の情報に適用することを防止する。
従って、モバイルネットワークのネットワーク統計を効率的に生成できる技術が必要である。
本発明の一実施形態によると、モバイルネットワークにおいてネットワーク統計を提供する方法が提供される。方法によると、モバイルネットワークのポリシー制御装置は、ネットワーク統計を生成する要求を受信する。ポリシー制御装置は、複数のノードから少なくとも1つのノードを情報源として更に選択する。更にポリシー制御装置は、取得される少なくとも1つの種類の情報を選択する。ポリシー制御装置は、選択された少なくとも1つのノードから選択された情報の種類を取得する。次にポリシー制御装置は、取得された情報に基づいて要求されたネットワーク統計を生成し、生成されたネットワーク統計を含む報告を送出する。
本発明の更なる一実施形態によると、ポリシー制御装置が提供される。ポリシー制御装置は、モバイルネットワークのノード及び/又は他のノードと通信する少なくとも1つのインタフェースと、ネットワーク統計インタフェースと、プロセッサとを有する。プロセッサは、
−ネットワーク統計インタフェースを介してネットワーク統計を生成する要求を受信し、
−複数のノードから少なくとも1つのノードを情報源として選択し、
−取得される少なくとも1つの種類の情報を選択し、
−選択された少なくとも1つのノードから選択された情報の種類を取得し、
−取得された情報に基づいて要求されたネットワーク統計を生成し、且つ
−ネットワーク統計インタフェースを介して生成されたネットワーク統計を含む報告を送出するように構成される。
本発明の更なる一実施形態によると、モバイルネットワークにおいてネットワーク統計を生成するシステムが提供される。システムは、ポリシー制御装置と、ネットワークインテリジェンスノードとを有する。このシステムにおいて、ポリシー制御装置は、ネットワークインテリジェンスノードからネットワーク統計を生成する要求を受信するように構成される。更にポリシー制御装置は、複数のノードから少なくとも1つのノードを情報源として選択し、且つ取得される少なくとも1つの種類の情報を選択するように構成される。ポリシー制御装置は、選択された少なくとも1つのノードから選択された情報の種類を取得するように更に構成される。更にポリシー制御装置は、取得された情報に基づいて要求されたネットワーク統計を生成し、且つ生成されたネットワーク統計を含む報告をネットワークインテリジェンスノードに送出するように構成される。
本発明の更なる一実施形態によると、コンピュータプログラムは、例えばデータ記憶媒体又は物理記憶媒体の形態で提供される。コンピュータプログラムは、モバイルネットワークのポリシー制御装置のプロセッサにより実行されるプログラムコードを含み、それにより、ポリシー制御装置は、自身がネットワーク統計を生成する要求を受信し、複数のノードから少なくとも1つのノードを情報源として選択し、取得される少なくとも1つの種類の情報を選択し、選択された少なくとも1つのノードから選択された情報の種類を取得し、取得された情報に基づいて要求されたネットワーク統計を生成し、且つ生成されたネットワーク統計を含む報告を送出する方法を実行するように構成される。
更なる実施形態によると、方法を実現する他の方法、デバイス又はコンピュータプログラムが提供されてもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係るネットワーク統計を生成する概念が実現されるモバイルネットワークのポリシー及び課金制御(PCC)アーキテクチャを概略的に示す図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るネットワーク統計を生成する処理を示す信号伝送図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るネットワーク統計を報告する処理を示す信号伝送図である。 図4は、本発明の一実施形態において使用されるような情報を取得する処理を示す信号伝送図である。 図5は、本発明の一実施形態に係るポリシー制御装置を概略的に示す図である。 図6は、本発明の一実施形態に係る方法を概略的に示すフローチャートである。
以下において、例示的な実施形態及び添付の図面を参照して、本発明を更に詳細に説明する。示される実施形態は、モバイルネットワークにおいてネットワーク統計を生成する概念に関する。特に概念は、ネットワークインテリジェンス機能に種々のネットワーク統計を提供するために使用されてもよい。以下において、概念は、3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)モバイルネットワークに関して説明される。モバイルネットワークは、GSM(汎ヨーロッパデジタル移動通信システム)、GSM EDGE(GSM進化型高速データレート)、UMTS(ユニバーサル移動通信システム)及び/又は3GPP LTE(Long Term Evolution)とも呼ばれる発展型UMTS等の1つ以上の種類の無線アクセス技術(RAT)をサポートしてもよい。従って、モバイルネットワークは、GSM無線アクセスネットワーク(GRAN)、GSM EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)、UMTS無線アクセスネットワーク(UTRAN)又は発展型UTRAN(E−UTRAN)等の1つ以上の対応する種類の無線アクセスネットワークを搭載してもよい。しかし、例示される概念は、例えば符号分割多元接続(CDMA)に基づくRAT等の他の種類のRATを使用して他の種類のモバイルネットワークにも適用されてもよく、且つ以下において説明される特定の種類のノードは、実現されるRATの種類に従って変動してもよいことが理解されるべきである。更に概念は、固定網と移動網の収束(FMC)シナリオ、すなわち例えばデジタル加入者回線(DSL)又は同軸ケーブルアクセスの技術を使用して固定のアクセスを更にサポートするモバイルネットワークにおいても適用されてもよい。
図1は、3GPP技術仕様書(TS) 23.203等の3GPP TSに係るポリシー及び課金制御(PCC)アーキテクチャにおける本発明の一実施形態に係る概念の実現例を示す。示されるように、PCCアーキテクチャは、示される例においてサービングゲートウェイ(SGW)として実現された第1のゲートウェイ24と、示される例においてパケットデータネットワークゲートウェイ(PGW)26として実現された第2のゲートウェイ26と、示される例においてポリシー及び課金ルール機能(PCRF)として実現されたポリシー制御装置30と、リポジトリ38とを備える。更にPCCアーキテクチャは、PGW26において実現されるポリシー制御施行機能(PCEF)34を更に含む。示される例において、リポジトリ38は、加入者プロファイルリポジトリ(SPR)に対応すると仮定される。しかし、ユーザデータリポジトリ(UDR)等の他の種類のリポジトリも使用可能であることが理解されるべきである。示されるように、PCCアーキテクチャは、トラフィック検出機能(TDF)36、SGW24において実現されたベアラバインディング及びイベント報告機能(BBERF)39、オフライン課金システム(OFCS)42、オンライン課金システム(OCS)44、アプリケーション機能(AF)50、並びに/あるいは固定のアクセスネットワークの認証・認可・アカウンティング(AAA)サーバ又はブロードバンドリモートアクセスサーバ(BRAS)等の固定のアクセスネットワークノード(FAN)55を更に含んでもよい。
PCRF30は、ポリシー制御決定及びフローベースの課金制御を実行するように構成される。PCRF30は、サービスデータフロー検出、ゲーティング、サービス品質(QoS)及びフローベースの課金に関するネットワーク制御をPCEF34に提供する。PCEF34は、サービスデータフロー検出、ポリシー施行及びフローベースの課金の機能性を実行するように構成されてもよく、一般にこれは、PCRF30により信号伝送されたようなPCCルールを適用することで実行される。更にPCEF34は、ディープパケット検査(DPI)等のパケット検査及びサービス分類の機能性も実現してもよい。このように、データパケットは、PCEF34において規定されたPCCルールに従って分類されて、ある特定のサービスに割り当てられてもよい。
PCEF34は、加入者の認証、アクセス及びサービスに対する認可、並びにアカウンティング及びモビリティに対するポリシーを施行する責任を有してもよい。PCRF30は、正常にサービスを配信するか、あるいは所定のサービスのQoSを維持するために満たされなければならないネットワーク、アプリケーション及び加入者の条件を規定する個々のポリシーを管理する責任を有してもよい。スタンドアロンデータベースであってもよく、あるいはホーム加入者サーバ(HSS)等の既存の加入者データベースに一体化されてもよいリポジトリ38は、例えば資格、料金プラン等の情報を含んでもよい。リポジトリ38は、加入データ、例えば加入者の許可されたサービス、許可されたサービス毎の強制排除の優先順位、加入された保証帯域幅QoS等の加入者のQoSパラメータに関する情報、課金に関連した位置情報等の加入者の課金関連情報、加入者が高いQoSを与えられるゴールドユーザ、あるいはより低いQoSを与えられるシルバーユーザ又はブロンズユーザであるか等の加入者カテゴリを提供してもよい。
AF50は、サービスが要求されたネットワーク層とは異なるネットワーク層においてサービスが配信されうる1つ以上のアプリケーションを与える要素である。例えばサービスは、シグナリング層において要求され且つトランスポート層において配信されうる。AFの例は、代理コールセッション制御機能(P−CSCF)等のモバイルネットワークのIPマルチメディアサブシステム(IMS)の機能又はセッション開始プロトコル(SIP)アプリケーションサーバ等のアプリケーションサーバの機能である。一般にAF50は、PCRF30と通信し、トランスポート層において配信されるデータの記述等のセッション情報を転送する。
TDF36は、例えばディープパケット検査(DPI)を実行することにより、パケット検査及びサービス分類をサポートしてもよい。この目的のために、インターネットプロトコル(IP)データパケットは、データパケットをある特定の種類のサービスに割り当てられるように、TDF36において構成されたルールに従って分類されてもよい。次にPCRF30は、例えばPCEF34において対応するPCCルールを導入又は構成することにより、適切なネットワークリソースをこのサービスに提供することを制御できる。TDF36は、スタンドアロンノードとして実現されうるか、あるいは別のネットワークノード、例えばSGW26等のゲートウェイに一体化されうる。後者の例において、TDF36は、PCEF34と共に配置される。いくつかの実施形態によると、TDF36は、例えば検査済みデータパケットにおいてユニフォームリソースロケータ(URL)又はユニフォームリソース識別子(URI)に基づいて使用されたネットワークリソースを追跡することにより、モバイルネットワークを介して転送されたトラフィックに関する情報を収集するプローブとしても動作してもよい。
図2に更に示されるように、PCCアーキテクチャのノードは、インタフェース又はGx、Gxx、Gy、Gz、Sd、Sp、Sy、Rx及びRADIUSと称される参照点により互いに結合される。Gx参照点は、PCRF30とゲートウェイ26との間に常駐し、PCRF30とPCEF34との間の通信を可能にする。Gxx参照点は、PCRF30とBBERF39との間に常駐する。Gy参照点は、ゲートウェイ26とOCS44との間に常駐する。Gz参照点は、PGW26とOFCS42との間に常駐する。Rx参照点は、AF50とPCRF30との間に常駐する。Sd参照点は、TDF36とPCRF30との間に常駐する。Sp参照点は、リポジトリ38とPCRF30との間に常駐する。Sy参照点は、OCS44とPCRF30との間に常駐する。FAN55及びPCRF30は、RADIUSインタフェース、すなわちRADIUS(リモート認証ダイヤルインユーザサービス)又はDiameterプロトコルに基づくインタフェースを介して互いに結合される。これらのインタフェース及びプロトコルの実現例に関する詳細は、3GPP TS 23.203及び3GPP TS 29.212等の3GPP TS、並びにIETF RFC 2865、2866及び3588において見つけられる。図1のPCCアーキテクチャは、本発明の実施形態の実現例に含まれてもよい例示的な要素を示すことを意図するが、他の要素も本発明の実施形態の実現例に含まれてよいことが理解されるべきである。例えば図1のPCCアーキテクチャは、PCRF30にインタフェース接続されたノード及びそれぞれのインタフェースに対して変形されてよい。例えば、リポジトリ38はUDRとして実現されてよく、PCRF30へのリポジトリ38のインタフェースは、Ud参照点により実現されてよい。また、PCCアーキテクチャは、ローミングしているユーザに対して使用されるV−PCRF(訪問先PCRF)を含んでよく、PCRF30は、例えばS9参照点により実現されたV−PCRFへのインタフェースを提供されてよい。また、多数のSGW及び対応するBBERF、多数のPGW及び対応するPCEF、多数のTDF、多数のAF又は多数のFAN等のいくつかのノードの多数のインスタンスが提供されてもよいことが理解されるべきである。
例示される実施形態において、PCRF30は、ネットワーク統計生成器32と、ネットワークインテリジェンス機能(NIF)60へのインタフェースNiとを提供される。例えばNiインタフェースは、PCRF30とNIF60との間で送信されるメッセージに対する拡張マークアップ言語(XML)テンプレートに基づいていてもよい。ネットワーク統計生成器32は、次にインタフェースNiを介してNIF60に報告されうる種々のネットワーク統計を生成することを目的とする。ここで、ネットワーク統計生成器は、PCRF30の専用の物理的構造として実現される必要はないが、ソフトウェアにより更に実現されてもよいPCRF30のある特定の機能性、例えばPCRF30のプロセッサにより実行されるプログラムコードに対応してもよいことが理解されるべきである。従って、以下の説明において、ネットワーク統計生成器32の機能性は、PCRF30の機能性としても説明される。NIF60は、順次ネットワーク統計を解析又は格納してもよい。この処理の結果、場合によっては、PCRF30又はリポジトリ38において構成された1つ以上のポリシー及びプロファイルを変更することを決定する。例えば、ネットワーク統計がある特定の使用パターンを示すため、オペレータがある特定のユーザプロファイルに割り当てられたQoSレベルを変更することを決定することがあってもよい。
PCRF30が多数の異なるノードへのインタフェースを搭載するため、PCRF30のネットワーク統計生成器32は、ネットワーク統計を生成するために必要とされる情報を取得するこれらのインタフェースを使用してもよい。また、ネットワーク統計生成器32は、PCRF30において局所的に入手可能な情報を更に使用してもよい。換言すると、PCRF30又は1つ以上の他のノードは、ネットワーク統計を生成するための情報源として動作してもよい。ネットワーク統計生成器32は、ある特定のネットワーク統計をまとめるために使用される情報の種類を選択してもよく、これらの種類の情報を取得するために情報源として使用されるノードを更に適切に選択してもよい。例えばこれは、NIF60から受信した要求に基づいて実行されてもよい。
従って、PCRF30は、ネットワーク統計を調整及びまとめる中央決定ポイントとして動作してもよい。これは、例えばSGW24又はPGW26等のトランスポートノード、特にPCEF34、TDF36及び/又はBBERF39から入手可能なトランスポートプレーンからの情報、例えばAF50等のAFノードから入手可能なアプリケーションプレーンからの情報、並びに/あるいは例えばリポジトリ38又はOCS44から入手可能なユーザプレーンからの情報を使用することを含んでもよい。PCRF30が、ネットワーク、アプリケーション及びユーザの情報が知的アクセス、QoS及び課金を決定するように管理される中央ネットワークノードであるため、これは可能である。PCRF30は、AFノード及びトランスポートノードから情報を受信するトランスポートプレーンとアプリケーションプレーンとの間に配置される。従って、PCRF30は、ネットワーク統計を生成するのに有用な種々の情報へのアクセスを提供される。そのような情報は、PCRF30の1つ以上のインタフェースを使用して他のノードから取得されうる。しかし、そのような情報は、PCRF30自体において入手可能であってもよい。すなわち、PCRF30自体がネットワーク統計を生成するための有益な情報源であってもよい。従って、ネットワーク統計生成器32をPCRF30に配置することにより、種々のネットワーク統計を効率的に生成できる。例えばPCRF30は、ネットワーク統計を生成するために使用されるトランスポートプレーン情報をPCEF34、TDF36及び/又はBBERF39から取得し、ネットワーク統計を生成するために使用されるアプリケーションプレーン情報をAF50から取得し、且つネットワーク統計を生成するために使用されるユーザプレーン情報をリポジトリ38から取得しうる。FMCシナリオにおいて、PCRF30は、収束ポリシー制御装置として動作してよく、すなわち固定のアクセスネットワークに対してもポリシー制御を実行し、且つネットワーク統計を生成するための情報をFAN55から取得してよい。
例示される実施形態において、PCRF30のネットワーク統計生成器32は、異なるネットワークノードからの情報の組合せを必要とする複雑なネットワーク統計を提供するために使用されうる。PCRF30は、それぞれの情報を監視及び報告するためにこれらのネットワークノードを調整してもよい。次にネットワーク統計生成器32は、ネットワークノードから受信した報告を合成して、NIF60に報告されるネットワーク統計を生成してもよい。
また、ポリシー制御装置としての機能性のために、PCRF30は、各状況においてどの情報が関連があり且つ監視されるべきであるかを判定するだけのインテリジェンスを有する。PCRF30は、取得される情報の種類を動的に選択し、これらの種類の情報を提供する1つ以上の他のネットワークノードを選択しうる。このように、必ずしも必要とされない情報及び結果として得られる性能の問題又は例えば監視される情報を格納することに対する個々のネットワークノードの他の制限を監視するようにネットワークノードを静的に構成することを回避できる。更にPCRF30は、情報を取得するためにある特定のノードとのセッションを確立することが必要とされるかを各ケースにおいて決定できる。例えばPCRF30は、場合によっては、ある特定のノードとのセッションをすでに確立していて、PCCを決定するためにPCRF30により必要とされる情報を取得してもよく、そのような情報は、ネットワーク統計を生成するために更に使用されてもよい。
図2は、本発明の一実施形態に係るネットワーク統計を生成する処理を概略的に示す。示される処理は、PCRF30と、NIF60と、第1のノード21と、第2のノード22とを含む。第1のノード21及び第2のノード22は、SGW24又はBBERF39、PGW26又はPCEF34、TDF36、リポジトリ38、OCS44、AF50又はFAN55等の図1に示されたようなPCRF30にインタフェース接続された要素のいずれかに対応しうる。第1のノード21及び第2のノード22は、図1に示されないPCRF30とインタフェース接続された他の種類のノードにも対応してもよい。
示されるように、NIF60は、PCRF30に接触して、PCRF30にメッセージ201を送出することで1つ以上のネットワーク統計を要求してもよい。メッセージ201は、例えば対応する統計識別子を含むことにより、生成されるネットワーク統計の種類を識別してもよい。PCRF30は、メッセージ202をNIF60に送出することでメッセージ201の受信を通知してもよい。例えばメッセージ202は、PCRF30がある特定の要求されたネットワーク統計を生成できるか否かを確認してもよい。PCRF30において、メッセージ201を用いて受信された要求は、生成されてNIF60に報告されるネットワーク統計の集合を規定してもよい。
対応する識別子によりメッセージ201において要求及び識別されうるネットワーク統計の種類は、例えば以下のものを含んでもよい。
−E−UTRANを介したアクセス等のある特定のRATを使用してIMSサービス等のある特定のサービスに登録された加入者の数
−ある特定の領域に配置された加入者によるある特定のサービスへのアクセスの数
−ローミング中にデータトラフィックが加速された加入者の数
−ある特定のURLへのアクセスの数
−ある特定のサービスへのアクセスの数
−ある特定のアクセスポイント名(APN)に対して確立されたセッションの数
−アクティブな加入者の数
−例えば転送されたアップリンクバイト、転送されたダウンリンクバイト、転送されたアップリンクデータパケット又は転送されたダウンリンクデータパケットに関する転送されたダウンリンク及び/又はアップリンクトラフィック量
NIF60とPCRF30との間のやりとり話は、必要に応じて繰り返されてもよい。例えばNIF60は、ある特定のネットワーク統計を追加するか、あるいは生成されてNIF60に報告されるネットワーク統計の集合からある特定のネットワーク統計を除去することをある時に決定してよい。これは、追加されるかあるいは集合から除去されるネットワーク統計を識別するPCRF30に新しい要求を送出することで実行されてもよい。あるいは、NIF60は、新しい要求をPCRF30に更に送出して、生成されてNIF60に報告されるネットワーク統計の新しい集合を規定してもよい。
上述したように、異なる種類のネットワーク統計は、対応する識別子によりNIF60とPCRF30との間のやりたとりにおいて識別されてもよい。その結果、PCRF30は、ある特定の種類のネットワーク統計を生成するために取得される1つ以上の種類の情報を選択し、且つ1つ以上のノードを情報源として選択できるようにする情報に識別子を関連させるように構成されてもよい。図2の処理において、PCRF30は、ステップ203で取得される1つ以上の種類の情報を選択する。更にPCRF30は、ステップ204で1つ以上のノードを情報源として選択する。ネットワーク統計及び対応する選択の種類の情報、並びに情報源のいくつかの例を以下に挙げる。
−一例によると、ネットワーク統計は、ある特定の領域及びある特定の端末種別を使用しているある特定の期間にモバイルネットワークにアクセスしたある特定のユーザプロファイルに属するユーザの数を示してもよい。この場合、取得される情報の種類は、ユーザの端末の国際移動体装置識別番号(IMEI)に関してPCEF34から取得されうるこの端末種別を有するユーザ、並びにPCEF34から取得されうる関心のある領域のこれらのユーザによるアクセスの指示である。これらの指示に基づいて、PCRF30は、関心のある期間中のアクセス数をカウントするカウンタを増分してもよい。
−更なる一例によると、ネットワーク統計は、E−UTRANを介したアクセスを使用している間にIMSに同時に登録されたユーザの数を示してもよい。この場合、取得される情報の種類は、PCEF34から取得されうるE−UTRANを介したアクセスを有するユーザ、並びにAF50から取得されうるIMSに登録するかあるいはIMSから登録抹消するこれらのユーザの指示である。PCRF30は、これらのユーザのうちの1人がIMSに登録する度にカウンタを増分し、且つこれらのユーザのうちの1人がIMSから登録抹消する際にこのカウンタを減分してもよい。
−更なる一例によると、ネットワーク統計は、ある特定の領域に配置されたユーザによるある特定のサービスへのアクセスの数を示してもよい。この場合、取得される情報の種類は、PCEF34から取得されうるこの領域に配置されたユーザ、並びにTDF36から取得されうるこのサービスへのアクセスの指示である。これらの指示に基づいて、PCRF30は、サービスへのアクセス数をカウントするカウンタを増分してもよい。
−更なる一例によると、ネットワーク統計は、ある特定の端末種別を使用するユーザに対してIMSサービスを使用している間に転送されたアップリンクデータパケットの数等のトラフィック量を示してもよい。この場合、取得される情報の種類は、ユーザの端末の国際移動体装置識別番号(IMEI)に関してPCEF34から取得されうるこの端末種別を有するユーザ及びAF50から取得されうるこのIMSサービスを使用すること、並びにユーザ毎にPCEF34から取得されうるこれらのユーザにより転送されたトラフィック量である。PCRF30は、異なるユーザの転送されたトラフィック量を集約してもよい。
−更なる一例によると、ネットワーク統計は、ある特定のサービスへのアクセスの数を示してもよい。この場合、取得される情報の種類は、TDF36から取得されうるこのサービスへのアクセスの指示である。これらの指示に基づいて、PCRF30は、全てのユーザによるサービスへのアクセス数をカウントするカウンタを増分してもよい。
−更なる一例によると、ネットワーク統計は、ユーザ加入条件を考慮するPCRF30により認可されたローミング中のIMSアクセスの数を示してもよい。この場合、PCRF30は、IMS、例えばIMSの一部であってもよいAF50からのアプリケーション情報、PCEF34からのローミング情報及びPCRF30自体からの認可情報を取得することを選択してもよい。
−更なる一例によると、ネットワーク統計は、ユーザ加入条件を考慮するPCRF30により認可されなかったローミング中のIMSアクセスの数を示してもよい。この場合、PCRF30は、IMS、例えばIMSの一部であってもよいAF50からのアプリケーション情報、PCEF34からのローミング情報及びPCRF30自体からの認可情報を取得することを選択してもよい。
−更なる一例によると、ネットワーク統計は、ユーザ加入条件及び輻輳情報を考慮するPCRFにより認可されたある特定の領域のIMSアクセスの数を示してもよい。この場合、PCRF30は、IMS、例えばIMSの一部であってもよいAF50からのアプリケーション情報、PCEF34からの輻輳情報及びPCRF30自体からの認可情報を取得することを選択してもよい。
−更なる一例によると、ネットワーク統計は、ユーザ加入条件及び輻輳情報を考慮するPCRFにより認可されなかったある特定の領域のIMSアクセスの数を示してもよい。この場合、PCRF30は、IMS、例えばIMSの一部であってもよいAF50からのアプリケーション情報、PCEF34からの位置情報及びPCRF30自体からの認可情報を取得することを選択してもよい。
−更なる一例によると、ネットワーク統計は、ユーザ加入条件及びサービス特性を考慮するPCRF、すなわちサービスに依存してある特定のアクセスの種類が必要とされることを考慮するPCRFにより認可されたある特定の種類のRATを使用してIMSアクセスの数を示してもよい。この場合、PCRF30は、IMS、例えばIMSの一部であってもよいAF50からのアプリケーション情報、PCEF34からのRATの種類情報及びPCRF30自体からの認可情報を取得することを選択してもよい。
−更なる一例によると、ネットワーク統計は、ユーザ加入条件及びサービス特性を考慮するPCRF、すなわちサービスに依存してある特定のアクセスの種類が必要とされることを考慮するPCRFにより認可されたある特定の種類のRATを使用してIMSアクセスの数を示してもよい。この場合、PCRF30は、IMS、例えばIMSの一部であってもよいAF50からのアプリケーション情報、PCEF34からのRATの種類情報及びPCRF30自体からの認可情報を取得することを選択してもよい。
上記の例から分かるように、PCRF30は、図1のPCCアーキテクチャにおいて提供されるようなインタフェースを介してネットワーク統計を生成するために使用される異なる種類の情報を取得しうる。また、上記の例のいくつかにおいて、いくつかの種類の情報又は情報源の選択は他の情報に依存する。例えば、ユーザのグループはリポジトリ38からの情報により規定されてもよく、次にPCRF30は、これらのユーザのセッションを監視するために使用されるノードを選択してもよい。ここで、PCRF30は、例えばこれらのユーザのセッションを処理する際に含まれたある特定のPCEF及びTDFを選択することを含んでもよい。
図2の処理において、第1のノード21及び第2のノード22は情報源として選択されると仮定される。従って、PCRF30は、メッセージ205を第1のノード21に送出することで第1のノード21から第1の種類の情報を要求してもよい。メッセージ205において、例えばPCRF30は、報告される情報の種類を指定してもよい。第1のノード21は、メッセージ206をPCRF30に送出することでメッセージ205の受信を通知してもよい。更にPCRF30は、メッセージ207を第2のノード22に送出することで第2のノード22から第2の種類の情報を要求してもよい。メッセージ207において、例えばPCRF30は、報告される情報の種類を指定してもよい。第2のノード22は、メッセージ208をPCRF30に送出することでメッセージ207の受信を通知してもよい。
次に、第1のノード21及び第2のノード22は、要求された種類の情報を提供する適切な措置を取ってもよい。例えば、第1のノード21は、TDF36に対応する場合にデータパケットを検査して情報を提供してもよく、あるいは第2のノード22は、PCEF34に対応する場合に例えば3GPP 23.203のセクション6.1.4において規定されたようにある特定のイベントを報告するようにトリガを構成してもよい。図2の処理において、第1のノード21は、メッセージ209をPCRF30に送出することで要求された情報を報告し、第2のノード22は、メッセージ210をPCRF30に送出することで要求されたメッセージを報告する。
ステップ211により示されるように、次にPCRF30は、第1のノード21及び第2のノード22から受信した情報をまとめることでネットワーク統計を生成してもよい。次にPCRF30は、生成されたネットワーク統計をNIF60に報告してもよい。これは、図2の処理において、メッセージ212をNIF60に送出することで実行される。NIF60は、メッセージ213をPCRF30に送出することでメッセージ212の受信を通知してもよい。PCRF30によりネットワーク統計を報告することは、種々の方法で制御されてもよく、例えばメッセージ201の受信からのある特定の時間間隔の満了後に実行されるか、規則的な時間間隔で、すなわちある特定の走査間隔に従って頻繁に実行されるか、モニタ値を閾値と比較することに応答して実行されてもよく、あるいは迅速に報告することを強制するNIF60からの要求に応答して実行されてもよい。
ネットワーク統計を報告するいくつかの例示的な処理は、図3の信号伝送図により示される。図3において、ノード21、PCRF30及びNIF60が示される。ノード21は、SGW24又はBBERF39、PGW26又はPCEF34、TDF36、リポジトリ38、OCS44、AF50又はFAN55等の図1に示されたようなPCRF30にインタフェース接続された要素のいずれかに対応してもよい。ノード21は、図1に示されないPCRF30とインタフェース接続された何らかの他の種類のノードにも対応してもよい。
メッセージ301、302を介して、PCRF30は、NIF60により要求されるようなある特定の種類のネットワーク統計を生成するために必要とされるノード21から1つ以上の種類の情報を取得する。メッセージ303を用いて、NIF60は、ネットワーク統計を迅速に報告することを要求する。
メッセージ303の受信に応答して、PCRF30は、ステップ304により示されるように取得された情報をまとめることでネットワーク統計を生成し、メッセージ305をNIF60に送出することで生成されたネットワーク統計をNIF60に報告する。NIF60は、メッセージ306をPCRF30に送出することでメッセージ305の受信を通知してもよい。
ネットワーク統計をNIF60に報告したかに関係なく、PCRF30は、メッセージ307及び308により示されるように、ノード21から同一の種類の情報を繰り返し取得することでネットワーク統計を繰り返し生成するために動作を監視し続けてもよい。例えば、図2のメッセージ201を用いたようなNIF60からの最初の要求は、1つ以上のトリガイベントに基づいて報告スケジュールを規定していてもよい。そのようなトリガイベントの一例は、タイマの満了である。例えば、NIF60からの最初の要求は、ある特定の時間間隔又は規則的な時間間隔の後で報告を規定していてもよい。この場合、ネットワーク統計の報告は、タイマが切れると又はタイマが切れる度にトリガされてよい。トリガイベントの更なる一例は、モニタ値が閾値に到達することである。例えば、PCRF30は、転送されたデータパケットの数を監視してもよく、ネットワーク統計を報告することは、例えばNIF60からの最初の要求において規定されるように、データパケットの閾値数を超える転送されたデータパケットの数によりトリガされてもよい。モニタ値は報告された統計の一部であってもよい。
図3の処理において、トリガイベントは、PCRF30によるトリガイベントの検出を更に含んでもよいステップ309において発生するように示される。トリガイベントの検出に応答して、PCRF30は、ステップ310により示されるように取得された情報をまとめることでネットワーク統計を生成し、メッセージ311をNIF60に送出することで生成されたネットワーク統計をNIF60に報告する。NIF60は、メッセージ312をPCRF30に送出することでメッセージ311の受信を通知してもよい。
図3の処理において示されたようにネットワーク統計を強制されて迅速に報告すること及びトリガイベントにより報告することは、互いに個々に使用されてもよいことが理解されるべきである。また、NIF60が異なる種類のネットワーク統計をPCRF30から要求するシナリオにおいて、例えば異なるトリガイベント又は異なる走査間隔等を使用して、個々の報告機構が各種のネットワーク統計に対して構成されうることが理解されるべきである。
上述の処理において、異なる機構は、種々のノードから選択された情報の種類を取得するようにPCRF30により適用されてもよい。例えば、ある特定のノードの既存のイベント報告機能が利用されてもよい。3GPP TS 23.203のセクション6.1.4によると、そのようなイベント報告機能は、PCEF34、TDF36及びBBERF39において配置されてもよい。これらのイベント報告機能は、IP接続アクセスネットワーク(IP−CAN)セッションのレベルで動作し、すなわちある特定のIP−CANセッションに関連したイベントを報告できる。次にPCRF30は、ネットワーク統計を生成するために異なるIP−CANセッションに関する情報を調整してもよい。
既存のイベント報告機能を利用するために、PCRF30は、新しいイベントトリガに加入してもよく、あるいは有効にされたイベントトリガを除去してもよい。ノードの種類に依存して、これは、3GPP TS 23.203において規定されたようなPCCルール手順の提供、QoSルール手順の提供又はアプリケーション検出及び制御(ADC)ルール手順の提供を使用することで実行されてもよい。PCRF30は、PCRF30がネットワーク統計を生成するために取得する必要がある情報を考慮するイベントトリガを有効にするか又は解除してもよい。以下において、3GPP TS 23.203の表6.2において規定されたようなイベントトリガを参照して、そのようなイベントトリガを使用するいくつかの例を説明する。
−一例によると、PCRF30は、ある特定のサービスへのアクセス数をカウントする必要があってもよい。この場合、PCRF30は、PCEF34又はTDF36において「アプリケーショントラフィック検出の開始」イベントトリガを有効にしてもよい。ある特定の種類のアプリケーショントラフィックが検出されると、これによりPCRF30への報告がなされる。検出されたアプリケーションの識別子は、PCRF30への報告に含まれてもよい。この情報がある特定の領域に配置されたユーザに対してのみ関連する場合、PCRF30は、PCEF34又はBBERF39において「場所変更」イベントトリガを更に有効にしてもよい。後者の場合、「アプリケーショントラフィック検出の開始」イベントトリガは、「場所変更」イベントトリガにより生成された報告を通してPCRF30により取得された情報に従ってある特定の領域に配置されるユーザに対してのみ有効にされてもよい。
−更なる一例によると、PCRF30は、ある特定のAPNに対するアップリンクトラフィック量をカウントする必要があってもよい。この場合、PCRF30は、このAPNに対応する全てのIP−CANセッションに対してPCEF34又はTDF36において「使用報告」イベントトリガを有効にしてもよい。更にPCRF30は、PCEF34又はTDF36に対する関連付けられた使用制限を適切な監視キーに提供してもよい。例えばこの情報がローミングしていない加入者に対してのみ関連する場合、PCRF30は、PCEF34において「PLMN変更」イベントトリガを更に有効にしてもよい。後者の場合、「使用報告」イベントトリガは、「PLMN変更」イベントトリガにより生成された報告を通してPCRF30により取得された情報に従ってローミングしていないユーザに対してのみ有効にされてもよい。
イベントトリガを有効にできるようにするために、実行中のIP−CANセッションを再認可する必要があってもよい。従って、PCRF30と情報源として選択されたノードとの間の信号伝送は、例えばメッセージ205、207、301、307において実行中のIP−CANセッションに対するセッション再認可要求を更に含んでもよい。セッション再認可要求は、イベントトリガへの加入又はイベントトリガの解除、並びに/あるいはPCCルール、QoSルール又はADCルールの変更、導入又は解除を示してもよい。取得される情報に依存して、セッション再認可要求は、IP−CANセッションの処理に含まれた1つ又は複数のノードに適用されうる。
例えばある特定の基準を満たすユーザのグループの使用量に関連したネットワーク統計に対するいくつかのシナリオにおいて、PCRF30は、対応する使用カウンタを提供するように構成されてもよい。例えばPCRF30は、ある特定の端末種別を有するIMSサービスを使用してアクセスする際に転送されたアップリンクデータパケットの数をカウントする使用カウンタを提供してもよい。そのようなカウンタは、ユーザのグループに対するモニタ値を累積してもよい。基準を満たすユーザのIP−CANセッションの場合、PCRF30は、PCEF34又はTDF36において「使用報告」イベントトリガを有効にし、且つ適切な監視キー及び関連付けられた使用制限を提供してもよい。「使用報告」イベントトリガにより生成された報告に基づいて、PCRF30は使用カウンタを増分してもよい。
いくつかの実施形態において、報告プロファイルベース機構は、1つ以上のノードから選択された情報の種類を取得するようにPCRF30により適用されてもよい。以下において、図4に示されるようにPCRF30がTDF36から情報を取得する処理を参照してこれを説明する。しかし、報告プロファイルベース機構は他のノードに対しても適用されうることが理解されるべきである。
報告プロファイルベース機構において、PCRF30は、複数の報告プロファイルから報告プロファイルを選択し、例えば情報を報告する要求において報告プロファイルを識別することにより、選択された報告プロファイルについて情報が取得されるノードに通知する。その結果、ノードは、選択された報告プロファイルに基づいて報告動作を制御するように順次構成されてもよい。
図4の処理において、PCRF30は、ステップ401で報告プロファイルを選択する。これは、PCRF30において構成されたある特定の選択基準に従ってユーザセッション毎に実行されてもよい。そのような選択基準の例を以下において説明する。
−一例によると、ユーザカテゴリが選択基準として使用されてもよい。これは、ユーザがブロンズ、シルバー又はゴールド等のある特定のユーザカテゴリに属する場合にのみ情報が必要とされる場合に好適だろう。この一例は、所定の時間間隔において、例えば先月の間少なくともある特定の時間の長さにわたりある特定のサービスにアクセスしているシルバーユーザにネットワーク統計が関連することである。
−更なる一例によると、RATの種類が選択基準として使用されてもよい。これは、ある特定のRATの種類でアクセスするユーザに対してのみ情報が必要とされる場合に好適だろう。例えばこれは、無線インフラストラクチャへの投資に関する決定に対する基準としてオペレータにより使用されるネットワーク統計に対して有用でありうる。
−更なる一例によると、ユーザ位置が選択基準として使用されてもよい。これは、ある特定の領域のユーザに関する情報が必要とされる場合に好適だろう。
−更なる一例によると、使用情報が選択基準として使用されてもよい。これは、ある特定の期間中にある特定の制限より多くのトラフィック量を転送しているユーザに対して関連する情報が必要とされる場合に好適だろう。これは、ある特定のユーザにより使用されるどんなサービス又はURLが大量のトラフィックを消費するかを監視するために、例えば詐欺又は乱用を識別するのを補助するためにオペレータにより使用されるネットワーク統計に対して有用でありうる。
ステップ403により示されるように、TDF36は、PCRF30により要求された情報を含む報告を生成する。これは、メッセージ402において示された報告プロファイルに基づいて実行される。例えば、示された報告プロファイルがURL毎に情報を報告するように規定する場合、報告はこれに従って生成されてもよい。次にTDF36は、PCRF30への報告を含むメッセージ404を送出してもよい。
ステップ405により示されるように、PCRF30は、例えばNIF60から更新された情報を受信することに応答して、選択された報告プロファイルを変更してもよい。PCRF30は、図4の処理におけるメッセージ406等の対応するメッセージを送出することにより、選択された報告プロファイルの変更を示してもよい。
報告プロファイルベース報告機構を実現するために、情報が報告されるノードとPCRF30との間のインタフェースプロトコルは、選択された報告プロファイルの指示をPCRF30からノードに搬送する能力により向上されてもよい。これは、対応する属性値ペア(AVP)を報告プロファイル識別子(RP−ID)を含むある特定のプロトコルメッセージに追加することで実現されてもよい。報告プロファイル識別子及び対応する報告プロファイルの例を以下に挙げる。
−RP−ID = 0:ユーザセッションに対する報告なし
−RP−ID = 1:ユーザセッションに対する検出されたサービス毎の報告
−RP−ID = 2:ユーザセッションに対する検出されたサービス及び検出されたURL毎の報告
...
−RP−ID =N:ユーザセッションに対する全ての報告
従って、報告プロファイルは、特定の要求に報告する方法を効率的に適応するために使用されてもよい。
TDF36に関連して、報告プロファイルの使用により、ある特定の種類のトラフィックを検出するためだけではなく、種々のURL又はサービスに対して例えばヒット数、トラフィック量又は使用時間等に関する種々の情報を提供するIPプローブ又はDPIプローブとしてもTDF36を使用することが可能になる。これは、その後報告の基準として使用されうる検出されたサービス又は検出されたURL毎に報告を提供するようにTDF36を構成することで実現されうる。TDF36からの報告は、周期的に実行されてよく、あるいはヒット数又はボリューム閾値への到達等の1つ以上の構成されたトリガイベントによりトリガされてよい。TDF36は、報告される情報を生成するために特定のサンプリング技術を更に使用してもよく、これにより、解析されるトラフィック量を減少できてもよい。例えば、奇数又は偶数の宛先IPアドレスを有する処理パケットのみが処理されることにより、取得される結果において十分な統計的精度を維持しつつ処理負荷を軽減できる。
図5は、本発明の一実施形態に係るポリシー制御装置30の例示的な一実現例を更に示す。ポリシー制御装置30は、図1〜図4をに関連して説明されたようなポリシー制御装置に対応してもよく、特にPCRFとして実現されてもよい。
示される例において、ポリシー制御装置30は、複数のノードインタフェース120、130と、ネットワーク統計インタフェース140とを備える。ノードインタフェース120、130は、種々のネットワークノード、例えば、SGW24又はPGW26等のゲートウェイノード、TDF36等のトラフィック検出ノード、AF50等のAFノード、リポジトリ38等の加入者データベースノード、OCS44等の課金システムノード又はFAN55等の固定のアクセスネットワークノードと通信するために使用されてもよい。ネットワーク統計インタフェース140は、NIF60等のネットワークインテリジェンス機能と通信するために使用されてもよい。図1に示されたような3GPP PCCアーキテクチャにおいて、ノードインタフェース120、130は、Gx、Gxx、Rx、Sd、Sp又はSyの参照点又はRADIUSインタフェースを実現してもよい。
また、ポリシー制御装置30は、インタフェース120、130、140に結合されたプロセッサ150と、プロセッサ150に結合されたメモリ160とを備える。メモリ160は、フラッシュ読み出し専用メモリ(ROM)等のROM、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)又はスタティックRAM(SRAM)等のRAM、あるいはハードディスク又はソリッドステートディスク等の大容量記憶装置等を備えてもよい。メモリ160は、ネットワーク統計を生成するためにポリシー制御装置30の上述の機能性を実現するようにプロセッサ150により実行される適切に構成されたプログラムコードを含む。より具体的には、メモリ160は、本明細書において説明されるように、1つ以上のノードを情報源として選択する機能性を実現するようにノード選択モジュール170を備えてもよい。更にメモリ160は、本明細書において説明されるように、ネットワーク統計を生成するために取得される情報の種類を選択する機能性を実現するように制御情報種類選択モジュール180を備えてもよい。更にメモリ160は、本明細書において説明されるように、取得された情報からネットワーク統計をまとめ、且つ生成されたネットワーク統計を報告する機能性を実現するようにネットワーク統計生成モジュール190を備えてもよい。
図5に示されるような構造は概略にすぎず、且つポリシー制御装置30は、実際には明確にするために示されない更なる構成要素、例えば更なるインタフェースを備えてもよいことが理解されるべきである。また、示された構造のいくつかは省略されてもよい。例えば、ノードインタフェース120、130の一方は、いくつかの実施形態において省略されてよい。また、メモリ160は、例えばフィルタ生成等のポリシー制御装置の既知の機能性を実現するプログラムコードモジュール等の示されない更なる種類のプログラムコードモジュールを備えてもよい。いくつかの実施形態によると、本発明の実施形態に係る概念を実現するために、メモリ160に格納されるプログラムコードを格納する媒体等のコンピュータプログラムが更に提供されてもよい。
図6は、本発明の一実施形態に係る方法を示すフローチャートである。方法は、モバイルネットワークにおいて使用されてもよく、特に、モバイルネットワークのポリシー制御装置において、例えば図1に示されたようなPCCアーキテクチャのポリシー制御装置30において実現されてもよい。
ステップ610において、ポリシー制御装置は、少なくとも1つのネットワーク統計を生成する要求を受信する。要求は、ポリシー制御装置により生成される複数のネットワーク統計を識別してもよい。要求は、例えばリストの形式で要求されたネットワーク統計を識別する1つ以上の統計識別子を含んでもよい。要求は、図1〜図3のNIF60等のネットワークインテリジェンス機能から受信されてもよい。ネットワーク統計は、ある特定のサービスに対して登録され且つある特定の無線アクセス技術を使用するユーザの数、ある特定の領域のユーザに対するある特定のサービスへのアクセスの数、ローミング中にトラフィックアクセラレーションを使用するユーザの数、ある特定のネットワークリソースへのアクセスの数、ある特定のサービスへのアクセスの数、ある特定のゲートウェイノードに対して確立されたセッションの数、アクティブなユーザの数、転送されたトラフィック量及び/又は転送されたデータパケットの数を示してもよい。従って、ネットワーク統計は複数のユーザに関係してもよい。
ステップ620において、ポリシー制御装置は、情報源として複数のノードから少なくとも1つのノードを選択する。そのようなノードの例には、図1のSGW24又はPGW26等のゲートウェイノードと、図1又は図4のTDF36を含むノード等のトラフィック検出ノードと、図1のAF50を含むノード等のアプリケーション機能ノードと、図1のリポジトリ38を含むノード等の加入者データベースノードと、図1のOCS44を含むノード等の課金システムノードと、図1のFAN55等の固定のアクセスネットワークのノードとが含まれる。ポリシー制御装置は、要求されたネットワーク統計を生成するための情報がポリシー制御装置自体において入手可能であることを更に判定してもよい。この場合、ポリシー制御装置は、自身を情報源として選択してもよい。これは、要求に含まれた統計識別子に基づいて、且つ/あるいは例えばある特定の統計識別子を情報源の対応する構成に関連させる情報の形式でポリシー制御装置に格納された情報に基づいて実行されてもよい。
ステップ630において、ポリシー制御装置は、取得される1つ以上の種類の情報を選択する。この場合も、これは、要求に含まれた統計識別子に基づいて、且つ/あるいは例えばある特定の統計識別子を取得される情報の種類の対応する構成に関連させる情報の形式でポリシー制御装置に格納された情報に基づいて実行されてもよい。
いくつかの実施形態において、ノードを情報源として選択すること及び/又は情報の種類を選択することは、ポリシー制御装置により取得された他の情報に依存してもよい。従って、いくつかの実施形態において、ポリシー制御装置は、1つ以上のノードを第1の情報源として選択し、且つ第1の情報源として選択された1つ又は複数のノードから第1の情報を取得してもよい。次にポリシー制御装置は、取得された第1の情報に基づいてネットワーク統計を生成するために取得される少なくとも1つのノード及び/又は少なくとも1つの種類の情報を選択してもよい。例えばポリシー制御装置は、最初にリポジトリ38等の加入者データベースノードから情報を取得してユーザのグループを規定してもよく、次にPCEFを含むゲートウェイノード等の1つ以上のゲートウェイノードを選択して、これらのユーザのユーザセッション、例えばアクセスの指示、使用指示又は場所指示等に関する情報を取得してもよい。また、TDF36等のトラフィック検出ノードは、最初にある特定の種類のトラフィックを検出してよく、次にポリシー制御装置は、このサービスが使用されている場所を追跡するために、例えばPGW26等のPCEFを含むゲートウェイノードから位置情報を受信することを選択してもよい。
ステップ640において、ポリシー制御装置は、情報源として選択された1つ又は複数のノードから選択された情報の種類を取得する。これに関連して、ポリシー制御装置は、選択されたノードとのセッションを確立するかを更に決定してもよい。例えばいくつかのシナリオにおいて、ノードから選択された情報の種類は、ポリシー制御装置にとって、例えばノードとの既存のセッション又は前のセッションから既に入手可能であってもよい。情報を取得するために、更にポリシー制御装置は、複数の報告プロファイルから報告プロファイルを選択し、且つ報告プロファイルを識別する報告要求を情報源として選択されたノードに送出してもよい。より具体的には、図4に関連して説明されたような報告プロファイルベース機構が使用されてもよい。
ステップ650において、ポリシー制御装置は、ステップ640で取得されたような情報に基づいて要求された1つ又は複数のネットワーク統計を生成する。これは、異なるユーザセッションの数に対して取得された情報を調整すること及び組み合わせることを含んでもよい。
ステップ660において、ポリシー制御装置は、生成された1つ又は複数のネットワーク統計を含む報告を送出する。一般に報告は、ネットワークインテリジェンス機能等のステップ610の要求を発行したエンティティに送出される。報告は、トリガイベントに応答して、例えば閾値との比較に応答して送出されてもよい。あるいは、報告は、規則的に、例えばステップ610の要求において規定されたような走査間隔に従って、あるいはネットワークインテリジェンス機能からの要求に応答して迅速に送出されてもよい。
従って、上述の実施形態において、PCRFは、ネットワークインテリジェンス機能に対するインタフェースを提供されてもよい。PCRFは、異なる種類のネットワーク統計を処理するように事前設定されてもよい。これらのネットワーク統計を生成するために、PCRFは、PCRF自体からの情報を含む異なるノードから取得された情報をまとめてもよい。PCRFは、ネットワーク統計の生成を実行中のIP−CANセッションと調整してもよい。PCRFは、取得された情報を調整し且つ関連情報を格納するように更に構成されてもよい。PCRFは、閾値に到達するモニタ値に到達することに応答して又は周期的に実行されうるネットワークインテリジェンス機能からの明示的な要求に対して、生成されたネットワーク統計をネットワークインテリジェンス機能に報告してもよい。アップリンク及び/又はダウンリンクバイトの数に対する、あるいはアップリンク及び/又はダウンリンクデータパケットの数に対する転送されたトラフィック量等の使用情報を示すネットワーク統計の場合、PCRFは、統計のためにユーザのグループの使用量を累積する使用カウンタを提供及び管理してもよい。
PCRFとネットワークインテリジェンス機能との間のインタフェース、例えば図1のNiインタフェースは、ネットワークインテリジェンス機能からPCRFへのネットワーク統計要求と、PCRFからネットワークインテリジェンス機能に送信されたネットワーク統計報告と、選択的に更にはネットワークインテリジェンス機能からPCRFに送信された報告要求とをサポートしてもよい。
ネットワーク統計要求は、要求されたネットワーク統計のリスト及び関連情報を含んでもよい。例えばネットワーク統計要求は、ある特定の種類のネットワーク統計に対して1つ以上の統計識別子を含んでもよい。PCRFは、統計識別子を認識し、取得される情報の種類と、統計識別子に基づいて対応するネットワーク統計を生成するための情報源とを選択できる。ネットワーク統計要求は、例えばトリガイベント又は走査間隔に関するネットワーク統計を報告するスケジュールを更に規定してもよい。ネットワーク統計要求により、前に送信されたネットワーク統計要求により規定された集合からのネットワーク統計の追加、変更又は除去が更に可能になってもよい。ネットワーク統計報告は、1つ以上の要求されたネットワーク統計を含む。要求を報告することにより、1つ以上の要求されたネットワーク統計を迅速に報告することをPCRFに強制する。
上述の実施形態の概念を使用することにより、モバイルネットワークのオペレータは、その後ビジネス又はネットワーク管理の決定のための基準として使用されてもよい種々のネットワーク統計を効率的に取得してもよい。この目的のために、既存のインフラストラクチャ及びインタフェースが再利用されてもよい。
上述の例及び実施形態は、例示にすぎず、種々の変形の影響を受けやすいことが理解されるべきである。例えば概念は、示された3GPPの実現例以外の種類のモバイルネットワークにおいて使用されてよい。概念は、種々のFMCネットワークにも適用されてもよい。更に概念は、上述の例のノードとは異なってもよいポリシー制御装置に結合された種々のノードに関連して適用されてもよい。また、上述の概念は、既存のデバイスのプロセッサにより実現される同様に設計されたソフトウェア又は専用のデバイスハードウェアを使用して実現されてもよいことが理解されるべきである。

Claims (12)

  1. モバイルネットワークにおいてネットワーク統計を提供する方法であって、
    前記モバイルネットワークのポリシー制御装置(30)がネットワーク統計を生成する要求であって統計識別子を含む要求(201)を受信する工程と、
    前記統計識別子に基づいて前記ポリシー制御装置が複数のノードから少なくとも1つのノードを情報源として選択する工程と、
    前記統計識別子に基づいて前記ポリシー制御装置が取得される少なくとも1つの種類の情報を選択する工程と、
    前記ポリシー制御装置が前記選択された少なくとも1つのノードから選択された情報の種類を取得する工程と、
    前記ポリシー制御装置が前記取得された情報に基づいて要求されたネットワーク統計を生成する工程と、
    前記ポリシー制御装置が前記生成されたネットワーク統計を含む報告(212)を送出する工程と、
    を有する方法。
  2. 前記複数のノードは、前記ポリシー制御装置(30)、ゲートウェイノード(24,26)、トラフィック検出機能ノード(36)、アプリケーション機能ノード(50)、加入者データベースノード(38)、課金システムノード(44)、または、固定アクセスネットワークノード(55)を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ポリシー制御装置(30)は、前記ポリシー制御装置に記憶された情報に基づいて少なくとも1つのノード並びに/又は少なくとも1つの情報の種類を選択する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ポリシー制御装置(30)が第1の情報源として複数のノードから1つのノードを選択する工程と、
    前記ポリシー制御装置(30)が第1の情報源として選択された前記ノードから第1の情報を取得する工程と、を有し、
    前記ポリシー制御装置(30)が前記取得された第1の情報に基づいて少なくとも1つのノード並びに/あるいは少なくとも1つの情報の種類を選択する、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記ポリシー制御装置(30)が前記選択されたノードとのセッションを確立するか
    否かを決定する工程を含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記ポリシー制御装置(30)が複数の報告プロファイルから前記選択された情報の種類を取得するために報告プロファイルを選択する工程と、
    前記ポリシー制御装置(30)が前記報告プロファイルを識別する報告要求(402)を前記選択された少なくとも1つのノードに送出する工程と、を有する、請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記要求は前記ポリシー制御装置(30)により生成される複数のネットワーク統計を識別する、請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記ネットワーク統計は複数のユーザに関連する、請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記ネットワーク統計はある特定のサービスに対して登録され且つある特定の無線アクセス技術を使用するユーザの数、ある特定の領域のユーザに対するある特定のサービスへのアクセスの数、ローミング中にトラフィックアクセラレーションを使用するユーザの数、ある特定のネットワークリソースへのアクセスの数、ある特定のサービスへのアクセスの数、ある特定のゲートウェイノードに対して確立されたセッションの数、アクティブなユーザの数、転送されたトラフィック量及び/又は転送されたデータパケットの数を示す、請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. モバイルネットワークのためのポリシー制御装置(30)であって、
    前記モバイルネットワークのノード及び/又は他のノードと通信する少なくとも1つのインタフェース(120、130)と、
    ネットワーク統計インタフェース(140)と、
    プロセッサ(150)とを有し、
    前記プロセッサ(150)は、請求項1から9のいずれか1項で定義された方法の工程を実行するように構成される、ポリシー制御装置。
  11. モバイルネットワークにおいてネットワーク統計を生成するシステムであって、
    前記モバイルネットワークのポリシー制御装置(30)と、
    ネットワークインテリジェンスノード(60)とを有し、
    前記ポリシー制御装置(30)は、請求項1から9のいずれか1項で定義された方法の工程を実行するように構成される、システム。
  12. モバイルネットワークのポリシー制御装置(30)のプロセッサ(150)により実行されるプログラムコードを含むコンピュータプログラムであって、請求項1から9のいずれか1項で定義された方法の工程を実行させるように前記ポリシー制御装置を構成する、コンピュータプログラム。
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