JP5854849B2 - 無線基地局装置及び遷移制御方法 - Google Patents

無線基地局装置及び遷移制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線基地局装置及び遷移制御方法に関する。
移動通信システムにおける移動機は、データ通信を終了した後、電池消耗を低減させるために、節電状態に遷移する。例えばLTE(Long Term Evolution)システムにおいては、移動機は、データ通信終了後に一定時間通信が行われない場合には所定の区間のみ受信を行う間欠受信(DRX:discontinuous reception)状態への遷移が導入されている。具体的には、データ通信終了後の通信が行われない無通信時間が、予め移動機に通知しているDRX遷移タイマ値を超えた場合、移動機は自動的にDRX状態に遷移する。DRX遷移タイマ値とは、移動機がデータ通信終了後からDRX状態に遷移するまでの無通信時間を表す。DRX状態では、周期的に所定の区間のみ受信を実施し、それ以外の区間は受信しないことにより、移動機の消費電力を低減させる。
また、さらに一定時間通信が行わなければ、移動機はDRX状態よりも消費電力が低いアイドル(Idle)状態に遷移する。ここでは、データ通信終了後から移動機をIdle状態に遷移させるまでの無通信時間をIdle遷移タイマ値と呼ぶ。LTEシステムにおいては、このような移動機の動作状態は、無線基地局装置(eNB)によって管理されている。移動機が動作状態を変える場合、無線基地局装置から指示を受ける必要がある(非特許文献1参照)。
3GPP TS36.304 v9.8.0
Idle状態の場合、移動機は最低の消費電力で動作する。したがって、Idle遷移タイマ値を短くして移動機をDRX状態からIdle状態に早く遷移させることで、移動機の電池消耗を低減させることが可能となる。DRX状態は通信(RRC Connected)状態であるため、DRX状態では、移動機は通信要求を受けた際にすぐに通信できる。一方、Idle状態はRRC Connected状態ではないため、通信タイミング同期や端末認証などの再接続処理が必要である。このため、Idle状態からRRC Connected状態への遷移はeNB又はコアネットワーク装置(EPC:Evolved Packet Core)に負荷をかける。したがって、eNB又はEPCの負荷が高い状態では移動機がIdle状態へ比較的速やかに遷移することは好ましくない。したがって、Idle遷移タイマ値はeNB又はEPCの処理に影響を与えない程度で短く設定することが好ましい。
そこで本発明は、移動機、eNB、EPCなどの状態を考慮してIdle遷移タイマ値を移動機毎に個別に設定できる無線基地局装置及び遷移制御方法を提供することを目的とする。
本発明の無線基地局装置は、
装置に接続された移動機に関して、間欠受信機能の有無を示す移動機機能、移動速度又は移動機種別を示す情報を取得する情報取得部と、
取得した情報に基づいて、移動機とのデータ通信終了後から該移動機をアイドル状態に遷移させるまでの時間を表すタイマ値を決定するタイマ値決定部と、
決定したタイマ値に基づいて、前記移動機をアイドル状態に遷移させるアイドル遷移制御部と、
を有することを特徴とする。
また、本発明の遷移制御方法は、
無線基地局装置が移動機をアイドル状態に遷移させる遷移制御方法であって、
装置に接続された移動機に関して、間欠受信機能の有無を示す移動機機能、移動速度又は移動機種別を示す情報を取得するステップと、
取得した情報に基づいて、移動機とのデータ通信終了後から該移動機をアイドル状態に遷移させるまでの時間を表すタイマ値を決定するステップと、
決定したタイマ値に基づいて、移動機をアイドル状態に遷移させるステップと、
を有することを特徴とする。

本発明によれば、Idle遷移タイマ値を移動機毎に個別に設定可能になる。
本発明の実施例に係る通信システムの構成図 移動機における状態遷移を示す図 UE情報DBに格納される情報の例を示す図 本発明の実施例に係る遷移制御方法のシーケンス図 本発明の実施例に係るタイマ値決定方法のフローチャート(その1) 本発明の実施例に係るタイマ値決定方法のフローチャート(その2) 本発明の実施例に係るタイマ値決定方法のフローチャート(その3) 本発明の実施例に係るタイマ値決定方法のフローチャート(その4)
本発明の実施例では、無線基地局装置(eNB)が移動機(UE)をIdle状態に遷移させる遷移制御方式について説明する。
eNBは、移動機、eNB、EPCなどの自装置又は自装置に接続された装置の情報を取得する。例えば、eNBは、移動機が間欠受信(DRX)機能を搭載しているか否か、移動機の移動速度、移動機種別、eNBの負荷、EPCの負荷などを取得する。eNBは、取得した情報に基づいて、移動機とのデータ通信終了後から移動機をIdle状態に遷移させるまでの時間を表すタイマ値を決定する。このタイマ値をIdle遷移タイマ値と呼ぶ。eNBは、無通信時間がIdle遷移タイマ値を超えると、移動機をIdle状態に遷移させる。
以下、本発明の実施例について、図面を用いて詳細に説明する。
<通信システムの構成>
図1は、本発明の実施例に係る通信システムの構成図である。通信システムは、無線基地局装置(eNB)10と、コアネットワーク装置(EPC)20と、移動機(UE)30とを含む。典型的には、通信システムには、複数のeNB10と、複数のEPC20と、複数のUE30とが含まれる。
eNB10は、セル内に在圏するUE30と、無線リンクを介して、下りリンクの無線信号を送信し、上りリンクの無線信号を受信する。本実施例では、eNB10は、UE30とデータ通信を実施し、UE30とのデータ通信終了後から一定時間通信が行われない場合、eNB10はUE30をIdle状態に遷移させる。UE30とのデータ通信終了後からUE30をIdle状態に遷移させるまでの時間をIdle遷移タイマ値と呼ぶ。なお、UE30は、Idle状態に遷移する前に、データ通信終了後から一定時間通信が行われない場合、DRX状態に遷移してもよい。データ通信終了後からDRX状態に遷移するまでの時間をDRX遷移タイマ値と呼ぶ。
図2に、移動機における状態遷移を示す。UE30は、RRC Connected状態でeNB10とデータ通信する。DRX機能を搭載しているUE30は、無通信時間がDRX遷移タイマ値を超えると、所定の区間のみ受信を行うDRX状態に遷移する。DRX状態では、周期的に所定の区間のみ受信を実施し、それ以外の区間は受信しないことにより、移動機の消費電力を低減させる。
また、UE30は、無通信時間がIdle遷移タイマ値を超えると、eNB10からの指示によってIdle遷移状態に遷移する。Idle状態の場合、移動機は最低の消費電力で動作する。
UE30がDRX機能を搭載している場合、一般的には、UE30は、データ通信終了後にDRX状態に遷移し、その後にIdle状態に遷移する。
EPC20は、複数のeNB10に接続され、UE30の情報を管理すると共に、アクセス網間のデータを伝送する。
UE30は、eNB10と無線通信を行う装置である。説明の便宜上、移動機が使用されているが、固定端末でもよい。したがって、一般的には、eNB10と無線通信可能な如何なるユーザ装置が使用されてもよい。ユーザ装置は、例えば、携帯電話、スマートフォン、情報端末、携帯用パーソナルコンピュータ等であるが、これらに限定されない。UE30にはDRX機能が搭載されているものと、DRX機能が搭載されていないものが存在する。DRX機能が搭載されているUE30は、DRX状態及びIdle状態のような節電状態で動作できる。DRX機能が搭載されていないUE30は、Idle状態のような節電状態で動作できる。
eNB10は、DRX制御部101と、eNB負荷監視部103と、Idle遷移制御部105と、Idle遷移タイマ制御部107とを有する。
DRX制御部101は、UE30のDRX状態を管理する。DRX制御部101は、UE30がDRX機能を搭載しているか否か、また、UE30がDRX状態であるか否かを管理する。
eNB負荷監視部103は、自装置であるeNB10の負荷を監視する。例えば、eNB負荷監視部103は、eNB10のリソース使用率(CPU使用率など)、移動機同時接続数、データトラヒック量などの指標を監視する。
Idle遷移制御部105は、UE30のIdle状態を管理する。Idle遷移制御部105は、UE30との無通信時間がIdle遷移タイマ値を超えると、UE30をIdle状態に遷移させる。Idle遷移タイマ値は、以下の通り、Idle遷移タイマ制御部107で決定される。
Idle遷移タイマ制御部107は、情報取得部109と、タイマ値決定部111とを有する。
情報取得部109は、UE30、eNB10、EPC20などの自装置又は自装置に接続された装置の情報を取得する。例えば、情報取得部109は、DRX制御部101からUE30がDRX機能を搭載しているか否かという移動機機能を取得してもよい。例えば、情報取得部109は、UE30(移動速度測定部301)からUE30の移動速度を取得してもよい。なお、情報取得部109は、eNB10内で推定された移動速度を取得してもよい。例えば、情報取得部109は、EPC20(UE情報DB203)から移動機種別などのUE情報を取得してもよい。例えば、情報取得部109は、eNB負荷監視部103からeNB10の負荷を取得してもよい。例えば、情報取得部109は、EPC20(EPC負荷監視部201)からEPC20の負荷を取得してもよい。なお、高負荷の時間帯を判別するため、負荷は時間に対応付けて取得されてもよい。
タイマ値決定部111は、情報取得部109で取得した情報に基づいて、UE30のIdle遷移タイマ値を決定する。
例えば、タイマ値決定部111は、DRX機能の有無のような移動機機能によってタイマ値を決定してもよい。具体的には、タイマ値決定部111は、UE30がDRX機能を搭載していない場合、DRX機能による省電力化の効果が期待できないため、DRX機能を搭載している場合より短いタイマ値を設定する。また、UE30がDRX機能を搭載していても、UE30が高速移動している場合、DRX効果が十分に発揮できないと予想される。この場合には、タイマ値決定部111は、UE30がDRX機能を搭載していても、低速移動している場合より短いタイマ値を設定してもよい。
例えば、タイマ値決定部111は、UE30の移動機種別に基づいてタイマ値を決定してもよい。具体的には、タイマ値決定部111は、UE30の種別毎に異なるタイマ値を設定してもよい。また、タイマ値決定部111は、UE30のDRX状態における消費電力、Idle状態における消費電力、Idle状態から通信状態への遷移時間などの移動機種別によって異なる実力値を用いて、タイマ値を決定してもよい。例えば、DRX状態における消費電力とIdle状態における消費電力との差が閾値より小さい場合、タイマ値決定部111は、タイマ値を通常より長く設定する。
例えば、タイマ値決定部111は、eNB10とEPC20との双方の負荷又はいずれか一方の負荷に基づいてタイマ値を決定してもよい。具体的には、eNB10又はEPC20の負荷が高くなるエリア及び時間帯に、通常より長いタイマ値を設定する。ここで、eNB10の負荷の最高値が所定値より高い場合、このeNB10によりカバーされるセルは、混雑対象セルと考えられる。混雑対象セルにおいて、eNB10は、eNB10又はEPC20の負荷が高くなる時間帯に、通常より長いタイマ値を設定してもよい。なお、タイマ値決定部111は、エリアのみを考慮してもよく、時間帯のみを考慮してもよい。また、タイマ値決定部111は、随時測定された負荷を用いて、負荷が閾値を超えるという過負荷状態にならない範囲内で、リアルタイムに短いタイマ値を決定してもよい。
EPC20は、EPC負荷監視部201と、UE情報DB203とを有する。
EPC負荷監視部201は、EPC20の負荷を監視する。例えば、EPC負荷監視部201は、EPC20のリソース使用率(CPU使用率など)、移動機同時接続数、データトラヒック量などの指標を監視する。
UE情報DB203は、UE30の情報を管理する。例えば、図3に示すように、UE情報DB203は、UE識別子に対応付けて、DRX状態における消費電力、Idle状態における消費電力、Idle状態から通信状態への遷移時間などの移動機種別によって異なる実力値を格納してもよい。その他に、UE30の電池容量等を格納してもよい。また、UE情報DB203は、UE識別子に対応付けて、移動機種別自体を格納してもよい。
UE30は、移動速度測定部301と、Idle遷移部303とを有する。
移動速度測定部301は、UE30の移動速度を測定する。例えば、移動速度測定部301は、GPS(Global Positioning System)によりUE30の位置を測定し、単位時間当たりの移動距離によって、UE30の移動速度を測定してもよい。
Idle遷移部303は、eNB10からの指示に応じて、UE30をIdle状態に遷移させる。
<通信システムの動作>
次に、本発明の実施例に係る通信システムの動作について説明する。
図4は、本発明の実施例に係る遷移制御方法のシーケンス図である。まず、移動機が通信を始める際に、移動機はeNBに接続要求を送信する(S101)。接続要求を受けたeNBは、同期タイミングなどの接続に必要な情報を移動機に送信する(S103)。次に、移動機は、自身のDRX機能の搭載の有無やUE識別子などの制御用情報をeNBに送信する(S105)。制御用情報を受けたeNBは、移動機に接続許可の信号を送信する(S107)。接続処理を終えた移動機は、eNBに接続完了信号を送る(S109)。接続の完了によって、移動機はRRC Connected状態になる。
次に、eNBはUE識別子などの接続された移動機の情報をEPCに送信する(S111)。接続情報の通知を受けたEPCは、UE識別子からUE情報を取得し、UE情報を含んだ制御情報をeNBに送信する(S113)。制御情報の通知を受けたeNBは、移動機とデータ通信を開始する(S115)。
データ通信が終了すると、eNBはIdle遷移タイマ制御部107で計算されたIdle遷移タイマ値を用いて無通信時間を測定し、無通信時間がタイマ値を超えると移動機にIdle遷移要求を通知する(S117)。なお、データ通信終了後に移動機は自動的にDRXに遷移していてもよい。Idle遷移要求を受けた移動機はIdle状態に遷移する。
次に、Idle遷移タイマ制御部107における具体的なタイマ値決定方法について説明する。
図5は、本発明の実施例に係るタイマ値決定方法のフローチャート(その1)である。図5では移動機から通知されるDRX機能の有無に基づいてタイマ値を決定する方法を示している。
Idle遷移タイマ制御部107は、移動機からDRX機能の有無のような移動機機能を取得する(S201)。移動機がDRX機能を搭載していない場合(S203:No)、Idle遷移タイマ制御部107は、DRX制御非適用時のタイマ値Timeridle,noDRXを設定する(S207)。またDRX機能を搭載している際においても(S203:Yes)、移動機が高速移動時などでDRX効果を十分に発揮できないと予測される場合(S205:No)、Idle遷移タイマ制御部107は、DRX制御非適用時のタイマ値Timeridle,noDRXを設定する(S207)。移動機がDRX機能を有し(S203:Yes)、DRX機能を適用する場合(S205:Yes)、Idle遷移タイマ制御部107は、DRX制御適用時のタイマ値Timeridle,DRXを設定する(S209)。Timeridle,noDRXとTimeridleDRXとの関係は、Timeridle,noDRX<TimeridleDRXである。すなわち、DRX非適用の場合は、DRXによる省電力化の効果が期待できないため、DRX適用時と比較してタイマ値を短く設定する。
なお、図5では、DRX機能の有無と移動速度との双方が考慮されているが、いずれか一方が考慮されてもよい。また、図5では、DRX機能がない場合と、DRX機能があるがDRX非適用の場合とで同じタイマ値Timeridle,noDRXが使用されているが、異なるタイマ値が使用されてもよい。
図6は、本発明の実施例に係るタイマ値決定方法のフローチャート(その2)である。図6は、移動機から通知されるUE識別子を用いて端末毎にタイマ値を設定する場合を示している。
Idle遷移タイマ制御部107は、UE識別子を移動機から直接取得してもよく、EPCから取得してもよい(S301)。Idle遷移タイマ制御部107は、UE識別子をEPCに送信することによりEPCから移動機情報を取得する。取得した移動機情報から移動機の実力値(DRX状態の消費電力、Idle状態の消費電力、Idle状態から通信状態への遷移時間など)を考慮して、Idle遷移タイマ値を決定する。例えば、UEの移動機種別がAである場合(S303:Yes)、Idle遷移タイマ制御部107は、タイマ値Timeridle,Aを設定する(S307)。例えば、UEの移動機種別がBである場合(S305:Yes)、Idle遷移タイマ制御部107は、タイマ値Timeridle,Bを設定する(S309)。それ以外の場合(S305:No)、Idle遷移タイマ制御部107は、タイマ値Timeridle,defaultを設定する(S309)。
例えば、DRX時の消費電力がIdle時とほとんど変わらない移動機である場合、eNB又はEPCの負荷を下げるためにタイマ値を一般のものよりも長く設定することで、移動機の電力消費を大きく増加させること無くネットワークの負荷を下げることが可能となる。
なお、図6では、2種類の移動機種別が考慮されているが、1種類又は3種類以上の移動機種別が考慮されてもよい。
図7は、本発明の実施例に係るタイマ値決定方法のフローチャート(その3)である。図7は、eNB又はEPCの負荷が高くなるエリア及び時間帯に長いタイマ値を設定する場合を示している。
Idle遷移タイマ制御部107は、eNBの負荷を取得する(S501)。eNBの負荷の最高値が所定値より高い場合、このeNB10によりカバーされるセルは、混雑対象セルと考えられる。混雑対象セルではない場合(S503:No)、Idle遷移タイマ制御部107は、タイマ値Timeridle,defaultを設定する(S507)。混雑対象セルであっても(S503:Yes)、eNB10又はEPC20の負荷が高くない時間帯には(S505:No)、Idle遷移タイマ制御部107は、タイマ値Timeridle,defaultを設定する(S507)。混雑対象セルである場合(S503:Yes)、eNB又はEPCの負荷が高くなる時間帯には(S505:Yes)、Idle遷移タイマ制御部107は、通常より長いタイマ値Timeridle,longを設定する(S509)。
このように、負荷が大きくなるエリアや時間帯は統計的に把握できるため、そのエリア及び時間にタイマ値を大きくすることで、eNB又はEPCの負荷を下げることが可能となる。例えば、夕方の主要鉄道ターミナルでは通勤ラッシュで移動機の接続数が多くなり、ネットワーク負荷が増えると予想されるため、長いタイマ値を設定する。
なお、図7ではエリア及び時間帯が考慮されているが、いずれか一方が考慮されてもよい。また、時間帯によってより細かくタイマ値(Timeridle,long1, Timeridle,long2, Timeridle,long3,...)が設定されてもよい。
図8は、本発明の実施例に係るタイマ値決定方法のフローチャート(その4)である。図8は、eNBの負荷を随時測定した結果を用いてタイマ値を設定する場合を示している。
Idle遷移タイマ制御部107は、eNBの負荷を取得する(S401)。eNBの負荷が閾値X以上である場合(S403:Yes)、Idle遷移タイマ制御部107は、タイマ値Timeridle,0を設定する(S407)。また、eNBの負荷が閾値X未満であるが(S403:No)、閾値Y以上である場合(S405:Yes)、Idle遷移タイマ制御部107は、タイマ値Timeridle,1を設定する(S409)。eNBの負荷が閾値Y未満である場合(S405:No)、Idle遷移タイマ制御部107は、タイマ値Timeridle,2を設定する(S411)。
EPCの負荷を随時測定した結果を用いてタイマ値を設定する場合も、同じ手順によって実現可能である。なお、eNBとEPCとの双方の負荷が用いられてもよく、いずれか一方のみの負荷が用いられてもよい。このように負荷を随時監視することで、過負荷にならない範囲で短いタイマ値を設定することが可能となる。負荷はCPU使用率や移動機同時接続数、データトラヒック量などを指標とする。また、図6では、2種類の閾値と比較されているが、1種類又は3種類以上の閾値と比較されてもよい。
図5〜図8のタイマ値決定方法は組み合わせて用いることも可能である。例えば、DRX機能を搭載しているUEの中で、移動機種別によって異なるタイマ値を決定してもよい。また、例えば、あるエリアにおいて、eNBの負荷が低い時間帯にはDRX機能有無の通知情報を用いて個別にタイマ値を決定し、eNBの負荷が高い時間帯には全ての端末に一律に長いタイマ値を決定してもよい。また、移動機が他のeNB配下に移動した際には、eNBが取得したUE情報やEPC負荷情報を次のeNBに引き継ぐことも可能である。
<実施例の効果>
本発明の実施例により、Idle遷移タイマ値を移動機、eNB、EPCなどの状態に合わせて制御することが可能となる。
携帯電話の電池持ちはユーザの利便性に大きく影響を与える。本発明の実施例により、ユーザが使用している移動機や使用環境に応じてIdle遷移タイマ値を制御することが可能となり、携帯電話の電池持ちを向上させることが可能となる。
特に、DRX機能の有無によってIdle遷移タイマ値を決定することにより、DRX機能のない移動機の電池持ちを向上させることが可能となる。
また、移動機種別によってIdle遷移タイマ値を決定することにより、ネットワークの負荷を下げることが可能になる。
更に、ネットワークの負荷も考慮することで、ネットワークの負荷が大きくない場合には、移動機の電池持ちの向上という効果を優先させることが可能となる。
説明の便宜上、本発明の実施例に係る装置は機能的なブロック図を用いて説明しているが、本発明の装置は、ハードウェア、ソフトウェア又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。また、各機能部が必要に応じて組み合わせて使用されてもよい。
説明の便宜上、本発明の実施例に係る方法は処理の流れを示すフローチャートを用いて説明しているが、本発明の方法は、実施例に示す順序と異なる順序で実施されてもよい。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々の変更・応用が可能である。
10 無線基地局装置(eNB)
101 DRX制御部
103 eNB負荷監視部
105 Idle遷移制御部
107 Idle遷移タイマ制御部
109 情報取得部
111 タイマ値決定部
20 コアネットワーク装置(EPC)
201 EPC負荷監視部
203 UE情報DB
30 移動機(UE)
301 移動速度測定部
303 Idle遷移部

Claims (8)

  1. 装置に接続された移動機に関して、間欠受信機能の有無を示す移動機機能、移動速度又は移動機種別を示す情報を取得する情報取得部と、
    取得した情報に基づいて、移動機とのデータ通信終了後から該移動機をアイドル状態に遷移させるまでの時間を表すタイマ値を決定するタイマ値決定部と、
    決定したタイマ値に基づいて、前記移動機をアイドル状態に遷移させるアイドル遷移制御部と、
    を有する無線基地局装置。
  2. 前記タイマ値決定部は、前記情報取得部において取得した情報が間欠受信機能を搭載している移動機機能を示す場合、第1のタイマ値を設定し、
    前記タイマ値決定部は、前記情報取得部において取得した情報が間欠受信機能を搭載していない移動機機能を示す場合、第1のタイマ値より短い第2のタイマ値を設定する、請求項に記載の無線基地局装置。
  3. 記タイマ値決定部は、前記情報取得部において取得した情報が間欠受信機能を搭載している移動機機能を示す場合、且つ、前記情報取得部において取得した情報が所定の速度より低速の移動速度を示す場合、第1のタイマ値を設定し、
    前記タイマ値決定部は、前記情報取得部において取得した情報が間欠受信機能を搭載している移動機機能を示す場合、且つ、前記情報取得部において取得した情報が所定の速度より高速の移動速度を示す場合、第1のタイマ値より短い第2のタイマ値を設定する、請求項に記載の無線基地局装置。
  4. 記タイマ値決定部は、前記情報取得部において取得した情報が移動機種別を含む場合、該移動機種別に基づいて、タイマ値を決定する、請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の無線基地局装置。
  5. 前記情報取得部は、自装置又はコアネットワーク装置の負荷を取得し、
    前記タイマ値決定部は、前記情報取得部において取得した負荷に基づいて、タイマ値を決定する、請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の無線基地局装置。
  6. 前記情報取得部は、自装置の負荷を時間に対応付けて取得し、
    自装置の負荷の最高値が第1の所定値より高い場合、
    前記タイマ値決定部は、自装置又はコアネットワーク装置の負荷が第2の所定値より高い時間帯に、第1のタイマ値を設定し、
    前記タイマ値決定部は、自装置又はコアネットワーク装置の負荷が第2の所定値より低い時間帯に、第1のタイマ値より短い第2のタイマ値を設定する、請求項に記載の無線基地局装置。
  7. 前記負荷は、リソース使用率、移動機同時接続数又はトラヒック量である、請求項又はに記載の無線基地局装置。
  8. 無線基地局装置が移動機をアイドル状態に遷移させる遷移制御方法であって、
    装置に接続された移動機に関して、間欠受信機能の有無を示す移動機機能、移動速度又は移動機種別を示す情報を取得するステップと、
    取得した情報に基づいて、移動機とのデータ通信終了後から該移動機をアイドル状態に遷移させるまでの時間を表すタイマ値を決定するステップと、
    決定したタイマ値に基づいて、移動機をアイドル状態に遷移させるステップと、
    を有する遷移制御方法。
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