JP5852223B2 - 複数のワイヤレスプロトコルによる同時送信をサポートするクリアチャネル評価のためのシステムおよび方法 - Google Patents

複数のワイヤレスプロトコルによる同時送信をサポートするクリアチャネル評価のためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

[0001] 本発明は、概してワイヤレス通信に関し、より具体的には、ワイヤレス装置における複数のワイヤレスプロトコルによる同時送信をサポートするクリアチャネル評価(clear channel assessment)を行うためのシステムおよび方法に関する。
関連技術の記載
[0002] ワイヤレス通信は、ラップトップ、携帯電話、および他のワイヤレス通信装置(「ワイヤレス装置」)などにおける多数のアプリケーションのために使用されている。実際に、ワイヤレス通信は非常に幅広く使用されるようになっており、ワイヤレス装置が複数の異なるワイヤレス通信プロトコルを使用して通信できるのが一般的である。したがって、ワイヤレス装置が、異なるワイヤレスプロトコルをインプリメントする異なる回路部分(circuit portion)を有するのは一般的である。
[0003] 802.11(WLAN)およびBluetooth(登録商標)のような、いくつかの一般的なワイヤレスプロトコルは、無線周波数帯域を共有する。このことは、複数のそのようなワイヤレスプロトコルをインプリメントする装置について多くの懸念を生じさせうる。たとえば、異なるワイヤレスプロトコルを使用する送信が、帯域内の異なる周波数を使用して行われうるけれども、どれか一つのワイヤレスプロトコル(one or the other wireless protocol)を使用する送信からのいくらかの送信エネルギーは、他のワイヤレスプロトコルの使用に否定的に影響しうる。したがって、そのような懸念に対処する改良が望ましいであろう。
[0004] クリアチャネル評価は、ワイヤレスプロトコルがワイヤレスに信号を送信することを望むチャネルが、同じチャネル上に他の送信がないかを評価するための技法である。クリアチャネル評価は、WLANのような搬送波感知多重アクセス(CSMA)プロトコルにおいて、特に望ましい。たとえば、WLANが有効である装置は、互いに通信するために共有の無線周波数チャネルを使用する複数のWLANが有効である装置を含むワイヤレスネットワークの一部でありうる。クリアチャネル評価は、ネットワークにおける別のWLAN装置が現在送信しているかを、チャネルにおける信号強度に基づいて決定することにより、WLANのネットワークにおける装置間の送信衝突を回避することを助けることができる。
[0005] この技法は、単一のワイヤレスプロトコルをインプリメントするだけの装置において、インプリメントすることが簡単でありうる。しかしながら、複数のワイヤレスプロトコルをサポートする装置において、困難が生じうる。たとえば、チャネルに近い周波数上の送信がクリアチャネル評価に影響することは、起こりうる。これにより、一例として、WLANが有効である装置がBluetoothを用いてもまた有効とされる場合、送信からのいくらかのエネルギーがチャネルにおいて検出されることになるWLANチャネルに十分に近い周波数(たとえば、いくつかの実施形態では数十MHz)上で、Bluetoothが送信しうる。このことはクリアチャネル評価にそのチャネルがクリアでないと決定させ、それゆえ、Bluetooth送信はWLANネットワークにおける他のWLAN装置のWLAN信号の受信に通常は干渉しないけれども、WLANに送信させないこともある。WLANおよびBluetoothは、この状況が関連しうるワイヤレスプロトコルの容易に理解可能な例として使用されるけれども、このことが他のワイヤレスプロトコルにとっての問題にもまたなりうると理解されるだろう。
[0006] したがって、より高度なクリアチャネル評価の技法が、複数のワイヤレスプロトコルを使用する同時送信に必要とされうる。本開示の実施形態は、複数のワイヤレスプロトコルをサポートするワイヤレス装置においてクリアチャネル評価を行うためのシステムおよび方法に関する。
[0007] その方法をインプリメントするように構成されたシステムは、ワイヤレス装置全体またはその一部分を含みうる。ワイヤレス装置は、第1のワイヤレスプロトコルに従ったワイヤレス送信のための第1の信号を生成するように構成された第1のワイヤレスプロトコル回路を含みうる。ワイヤレス装置は、さらに、第2のワイヤレスプロトコルに従ったワイヤレス送信のための第2のワイヤレス信号を生成するように構成された第2のワイヤレスプロトコル回路を含みうる。ワイヤレス装置は1つまたは複数のアンテナもまた含み、たとえば、いくつかの実施形態では、ワイヤレス装置は、第1および第2の信号を送信するために別個のアンテナを含みうる。ワイヤレス装置はさらに、ワイヤレス装置の典型である他の機能をインプリメントする様々な他の要素のいずれも含みうる。実施形態の1つのセットは、第1のワイヤレスプロトコル回路をインプリメントし、その方法を行うように構成され、ワイヤレス装置における使用のための、チップに関する。そのチップは第2のワイヤレスプロトコル回路および/または他の要素もまた含みうる。その方法は以下のように行われる。
[0008] 第1の帯域内信号強度しきい値および第2の帯域内信号強度しきい値は維持されうる。第1および第2の帯域内信号強度しきい値は、第1のワイヤレスプロコル回路により維持されうる。第1および第2の帯域内信号強度しきい値を維持することは、第1および第2の帯域内信号強度しきい値についての値を確立および/または変更し、ならびに/もしくは第1および第2の帯域内信号強度しきい値を記憶することを含みうる。
[0009] いくつかの実施形態では、第1のワイヤレスプロトコル回路は、第2のワイヤレスプロトコル回路により送信されている第2の信号のための送信強度および/または周波数に関する情報を受信しうる。その情報は第2のワイヤレスプロトコル回路から、および/またはワイヤレス装置における別のソースから受信され、ならびに/もしくは第1のワイヤレスプロトコル回路は、実験的測定を通じてその情報を決定しうる。
[0010]第1のワイヤレスプロトコル回路は、受信された情報に基づいて、帯域内信号強度しきい値のうちの1つまたは複数を変更しうる。たとえば、いくつかの実施形態では、第2の帯域内信号強度しきい値は、第1および第2のワイヤレスプロトコル回路の送信周波数間の差異、または第2のワイヤレスプロトコル回路による第2の信号の送信強度のうちの1つまたは複数に基づいて変更されうる。いくつかの実施形態では、(たとえば、第1のワイヤレスプロトコルに従った第1の信号を送信するための)第1のアンテナと(たとえば、第2のワイヤレスプロトコルに従った第2の信号を送信するための)第2のアンテナとの間の分離のレベルもまた、第2の帯域内信号強度しきい値を確立および/または変更する際に使用されうる。
[0011] いくつかの実施形態では、(たとえば、上記で説明された方法のいずれかにおいて)第2の帯域内信号強度しきい値は、ワイヤレス装置による第2の信号の送信中に評価されるべきチャネル上に存在する第2の信号の信号強度値より高くあるように構成された値で維持されうる。
[0012] クリアチャネル評価を行う際、第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかが決定されうる。その決定は、第1のワイヤレスプロトコル回路により下されうる。いくつかの実施形態では、第1のワイヤレスプロトコル回路は、(たとえば、第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに第2の信号を送信しているとき)第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに第2の信号を送信しているという指示を、受信しうる。その決定は、第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに第2の信号を送信しているという指示が受信されるかに基づきうる。たとえば、第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに第2の信号を送信しているという指示が受信される場合、第2の帯域内信号強度しきい値はクリアチャネル評価を行う際に使用されるべきであることが決定されうる。第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに第2の信号を送信しているという指示が全く受信されない場合(または、代わりとして、第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに第2の信号を送信してないという指示が受信される場合)、第1の帯域内信号強度しきい値がクリアチャネル評価を行う際に使用されるべきであることが決定されうる。
[0013] 代わりとして、または加えて、その決定は第1および/または第2の信号がどのくらいの頻度で送信されているかを決定すること、ならびに/あるいはチャネル(たとえば、クリアチャネル評価が行われることになるチャネル)における第1の信号および/または第2の信号の通常の信号強度を決定することを含みうる。いくつかの実施形態では、その決定は、第1および第2のアンテナ間の分離のレベルにもまた基づきうる。たとえば、第2の信号が比較的低い頻度で、および/または(たとえば、評価されるべきチャネルに存在する)比較的低い信号強度で送信されている場合、第1の帯域内信号強度しきい値がクリアチャネル評価を行う際、使用されるべきであることが決定されうる。一方、第2の信号が比較的高い頻度で、および/または(たとえば、評価されるべきチャネルに存在する)比較的高い信号強度で送信されている場合、第2の帯域内信号強度しきい値がクリアチャネル評価を行う際、使用されるべきであることが決定されうる。
[0014] その後クリアチャネル評価は、決定された帯域内信号強度しきい値を使用して行われうる。クリアチャネル評価を行うことは、評価されているチャネル上の周囲の信号強度と決定された帯域内信号強度しきい値を比較することを含みうる。第1のワイヤレスプロトコル回路はクリアチャネル評価を行いうる。第1のワイヤレスプロトコル回路はさらに、クリアチャネル評価に基づいてワイヤレスに第1の信号を送信するべきかどうかを決定するように構成されうる。たとえば、チャネル上の周囲の信号強度が、決定された帯域内信号強度しきい値より高い場合、第1のワイヤレスプロトコル回路はワイヤレスに第1の信号を送信しないと決定しうるが、チャネル上の周囲の信号強度が、決定された帯域内信号強度しきい値より低い場合、第1のワイヤレスプロトコル回路はワイヤレスに第1の信号を送信すると決定しうる。
[0015] これにより、第1の帯域内信号強度しきい値は、第2の信号がワイヤレス装置により送信されていない(または、低い頻度で送信されている)ときに使用されうるが、第2の帯域内信号強度しきい値は、第2の信号がワイヤレス装置により送信されている(または、高い頻度で送信されている)ときに使用されうる。したがって、ここに説明された実施形態に従った方法を用いると、クリアチャネル評価は、評価されたチャネルにおける第2の信号からの周囲エネルギーの存在のために、評価されたチャネルがクリアでないと、誤って決定することはない(または、通常ないだろう)。結果として、第1のワイヤレスプロトコル回路は、(たとえば、第2のアンテナ経由で)第2の信号を送信する第2のワイヤレスプロトコル回路と同時に、(たとえば、第1のアンテナ経由で)第1の信号を送信できる。
[0016] 以下の図面と併せて以下の実施形態の詳細な説明が読まれるとき、本発明のより良い理解が得られることができる。
1つの実施形態による、例示的なワイヤレス装置を例示する図。 1つの実施形態による、例示的なワイヤレス装置を例示する図。 1つの実施形態による、ワイヤレス装置における使用のための複数のワイヤレスプロトコルをサポートする例示的なシステムのブロック図。 1つの実施形態による、ワイヤレス装置における使用のための複数のワイヤレスプロトコルをサポートするシステムのBluetooth−WLANのインプリメンテーションを例示するブロック図。 複数のワイヤレスプロトコルによる同時送信をサポートするクリアチャネル評価を行うための方法の実施形態を例示するフローチャート。
[0021] 本発明は、様々な変更および代わりの形式に影響を受けやすいが、その特定の実施形態は、1つの例として、図面で示され、ここに詳しく説明される。しかしながら、図面およびこれに対する詳細な説明は開示された具体的な形式に本発明を限定するように意図されていないが、一方、その意図は添付の請求項により定義されるような本発明の趣旨および範囲内に入るすべての変更、均等物、および代替物をカバーすることを理解されるべきである。
詳細な説明
用語集
[0022] 本明細書で使用されるこれらの用語は、以下の意味を有すると理解される。
[0023] ここで使用される「チャネル」という用語は、たとえば、情報を送り手(送信機)から受信機へ伝達するために使用される媒体という、従来認められた意味を有すると考えられる。「チャネル」という用語の定義が、異なるワイヤレスプロトコルにより異なりうるので、ここで使用される「チャネル」という用語は、その用語が参照して使用される装置のタイプの標準と一致する仕方で使用されていると考慮されるべきであるということに留意されたい。たとえば、WLAN装置を参照して使用される場合、「チャネル」という用語は、WLANプロトコルによるチャネルとして定義される22MHz帯域を指すが、Bluetooth装置を参照して使用される場合、「チャネル」という用語は、Bluetoothプロトコルによるチャネルとして定義される1MHz帯域を指すだろう。異なるプロトコルを利用する装置を参照して使用される場合、「チャネル」という用語は、そのプロトコルに従った用語の定義によって、または「チャネル」という用語を定義しない場合、そのプロトコルに従った同等の用語によって使用されるだろう。
[0024] 「チャネル評価」および「クリアチャネル評価」という表現は、たとえば、送信に対する適性のために、明瞭度を求めてチャネルが評価されるプロセスを指す。そのプロセスは、用いてチャネルの明瞭度を表すメトリック(チャネルに存在するエネルギー、または別のメトリックなど)としきい値を比較することを含みうる。たとえば、WLANプロトコルを参照して使用される場合、その表現は、帯域内の受信信号強度インジケータ(RSSI)が、ネットワークにおける他のいずれかのWLAN装置が現在送信しているかどうかを、それが同じネットワークにある複数のWLAN装置による送信間のチャネル上で衝突を引き起こしうるときに送信することを避けるために決定するように指定のしきい値と比較されるプロセスを指すだろう。異なるプロトコルに従って行われる他の均等物または類似のプロセスもまたクリアチャネル評価と考慮されうる。
図1A−1B−ワイヤレス装置
[0025] 図1Aおよび図1Bは、1つの実施形態による、例示的なワイヤレス装置100を例示する。図1Aで示されるように、ワイヤレス装置100は、携帯型コンピュータまたは他のモバイルコンピューティング装置でありうる。代わりとして、図1Bで示されるように、ワイヤレス装置100は携帯電話またはスマートフォンあるいは(モバイルコンピューティング装置としてもまた分類されうる)他の類似のモバイル装置でありうる。しかしながら、携帯情報端末、(携帯型または固定の)マルチメディアプレーヤー、ルーター、および/またはワイヤレス通信を使用するように動作可能である他のモバイル装置/コンピューティングシステムのような他のワイヤレス装置もまた想像されることに留意されたい。したがって、ワイヤレス装置100は、ここに説明される様々な実施形態に従って構成されていることに加え、そのような装置に典型である様々な機能を行うようにもまた構成されうることを理解されるべきである。
[0026] ワイヤレス装置100は、第1のワイヤレスプロトコルおよび/または第2のワイヤレスプロトコルを使用してワイヤレス通信を行うように構成されうる。たとえば、ワイヤレス装置100は、第1のワイヤレスプロトコルのみを使用して、第2のワイヤレスプロトコルのみを使用して、または第1および第2のワイヤレスプロトコルの両方を同時に使用して、ワイヤレス通信を行うように構成されうる。第1および第2のワイヤレスプロトコルはワイヤレスプロトコルのいずれのタイプでもありうる。いくつかの実施形態では、第1のワイヤレスプロトコルはワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)プロトコルでありうる。加えて、第2のワイヤレスプロトコルは、Bluetoothのような短距離のワイヤレス通信プロトコルでありうる。ここで使用されるように、短距離のワイヤレスプロトコルは最大1メートルから10メートル、またはより高い電力の装置では100メートルの距離をサポートする、ワイヤレスプロトコルを指しうる。
[0027] 第1および第2のワイヤレスプロトコルは、周波数帯域を共有しうる。たとえば、WLANおよびBluetoothはISM無線帯域の2.4GHz幅を共有する。第1および第2のワイヤレスプロトコルは周波数帯域を共有しうるけれども、それらはその周波数帯域の異なるチャネル上で信号を送信および受信しうることに留意されたい。しかしながら、1つのワイヤレスプロトコルによる送信からの残余エネルギー(residual energy)は、他のワイヤレスプロトコルにより使用される近接するチャネル上に存在しうる。残余エネルギーの量は、第1および第2のワイヤレスプロトコルにより使用されるチャネル間の周波数の差異、近接するチャネル上の送信信号強度、および(複数のアンテナが使用される場合)送信アンテナ間の分離のレベルというような、様々なファクターに依存しうる。
[0028] いくつかの状況では、このことは問題を提示することがある。たとえば、WLANのようないくつかのワイヤレスプロトコルは、望まれた送信チャネル上に存在する、(たとえば、同じネットワークにある他のWLAN送信機からの)相争うトラフィックが全くないことを決定するために、クリアチャネル評価を行う。望まれた送信チャネル上に存在する信号強度または残余エネルギーレベルと、帯域内信号強度しきい値を比較することを含みうるクリアチャネル評価は、そのチャネル上の送信が、首尾よく受信されるか否か、または同じチャネル上の(たとえば、同じワイヤレスプロトコルを使用する)別の送信機による送信と衝突しうるかどうかを決定するために使用されうる。しかしながら、帯域内信号強度しきい値の値次第で、近接するチャネル上の別のワイヤレスプロトコルによる送信(たとえば、WLANの場合はBluetoothによる送信)が、チャネルにおける周囲または残余エネルギーが帯域内信号強度しきい値より高いことを引き起こすことが起こりうる。
[0029] 多くの場合(1つの例としてBluetoothおよびWLAN)では、近接するチャネル上の送信は、クリアチャネル評価を行うワイヤレスプロトコルにより送信される信号の受信に実際には干渉しないだろう。しかしながら、近接する周波数上の送信が、チャネルにおける周囲または残余エネルギーが帯域内信号強度しきい値より高くあることを引き起こしうる場合、クリアチャネル評価の結果のために送信が評価されたチャネル上で行われないことがある。言い換えると、両方のワイヤレスプロトコルによる同時送信は、これらの環境下で起こりえない。
[0030] 本開示の実施形態は、主に、複数のワイヤレスプロトコルによる同時送信が起こりうる方法でクリアチャネル評価を行うための、(たとえば、ワイヤレス装置100におけるインプリメンテーションのための)システムおよび方法に関する。様々な実施形態によると、このことは適切な帯域内信号強度しきい値を動的に決定することにより達成されうる。たとえば、いくつかの実施形態では、第1の帯域内信号強度しきい値はデフォルトの帯域内信号強度しきい値として使用されうる一方で、第2の(たとえば、より高い)帯域内信号強度しきい値は、(たとえば、第2のワイヤレスプロトコルにより)近接するチャネル上でワイヤレス送信が生じているときに使用されうる。以下の図およびそれらの記載された説明は、様々な実施形態に従ったそのようなシステムおよび方法のさらに起こりうるインプリメンテーションの詳細を例示する。
図2−複数のワイヤレスプロトコルをサポートするシステムのブロック図
[0031] 図2で示されるように、ワイヤレス装置100は、(ワイヤレス装置の様々な機能を行うための)装置回路120、第1のワイヤレスプロトコル回路(または、論理)130、および第2のワイヤレスプロトコル回路(または、論理)140を含みうる。ここに説明される様々な論理または回路は、アナログ論理、デジタル論理、(CPU、DSP、マイクロコントローラなどのような)プロセッサおよびメモリ、ASIC(application specific integrated circuit:特定用途向け集積回路)、FPGA(field programmable gate array:フィールドプログラマブルゲートアレイ)、または上記のあらゆる組み合わせなど、様々な方法のいずれにおいてもインプリメントされうる。
[0032] 第1のワイヤレスプロトコル回路130は第1のチップ上に備えられ、第2のワイヤレスプロトコル回路140は第2のチップ上に備えられうる。ここで使用されるように、「チップ」という用語はその一般の意味の全面的な範囲を有し、たとえば半導体装置といった、第1のワイヤレスプロトコル回路130および第2のワイヤレスプロトコル回路140について上記で説明された方法のいずれにおいてもインプリメントされうる電子装置を含む。他の実施形態では、第1のワイヤレスプロトコル回路130および第2のワイヤレスプロトコル回路140は、同じチップ上にありうる。
[0033] 第1および第2のワイヤレスプロトコル回路130、140は、システム100が複数のワイヤレスプロトコルに従ってワイヤレス信号を送信および/または受信することを可能にしうる。たとえば、第1のワイヤレスプロトコル回路130は、第1のワイヤレスプロトコルに従って、信号の受信、送信、および処理を可能にし、第2のワイヤレスプロトコル回路140は、第2のワイヤレスプロトコルに従って、信号の受信、送信、および処理を可能にしうる。様々な実施形態によると、望まれた通り、第1および第2のワイヤレスプロトコル自体は、制限なしに、802.11(WLAN)、Bluetooth、ZigBee(登録商標)、ワイヤレスUSB、RFID、狭域通信(DSRC:Dedicated Short Range Communication)、これらのあらゆる組み合わせ、またはあらゆる他のワイヤレスプロトコルのような、所有者にかかわらず(albeit proprietary)、よく知られた標準またはあまりよく知られていない標準のワイヤレスプロトコル、いずれのタイプでもありうる。示されるように、第1のワイヤレスプロトコル回路130および第2のワイヤレスプロトコル回路140は、いくつかの実施形態では、たとえば通信インターフェースを使用して互いに通信することができる。
[0034] 1つの例示的な実施形態では、第1のワイヤレスプロトコル回路130はWLAN回路130であり、第2のワイヤレスプロトコル回路140はBluetooth回路140でありうる。WLAN回路130およびBluetooth140回路は同一場所に設置され、たとえば、同じワイヤレス装置100に設置されうる。
[0035] いくつかの実施形態によると、第1のワイヤレスプロトコル回路130および第2のワイヤレスプロトコル回路140のうちの1つまたは両方は、図3で示され、および図3に関係して説明される仕方で、またはそのバリエーションでインプリメントされうる。加えて、いくつかの実施形態では、第1のワイヤレスプロトコル回路130および第2のワイヤレスプロトコル回路140のうちの1つまたは両方は、図4で示され、および図4に関係して説明された仕方、またはそのバリエーションの実施形態に従ってクリアチャネル評価を行うように構成されうる。
図3−WLANおよびBluetoothをサポートするワイヤレス装置のブロック図
[0036] 図3は、ワイヤレスプロトコルがBluetoothおよびWLANであるワイヤレス装置における使用のための複数のワイヤレスプロトコルをサポートするシステムの例示的な実施形態を例示するブロック図である。上記で留意されるように、図3で示されるシステム(または、そのバリエーション)は、図1および2で示されたワイヤレス装置100のインプリメンテーションでありうる。しかしながら、図3で示されるシステムはワイヤレス装置100の制限のない例示的なインプリメンテーションとして考慮されるべきであり、さらに図3で示されるシステムの数多くのバリエーションと同様に、複数のワイヤレスプロトコルをサポートする他のシステムもまた想像され、本開示の利益を有する当業者にとって明らかだろう。
[0037] 示されたシステム300は、デジタル論理(Bluetoothリンク制御(LC:Link Control)302、Bluetooth(BT)モデム312、WLAN媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)306、WLANベースバンド(BB:Baseband)316およびアナログフロントエンド(analog front-end)310の組み合わせを利用する。加えて、WLANおよびBTデジタル部分320、322のうちの1つまたは両方は、さらに信号の処理および/または他の機能を行うための論理のより高い(たとえば、ソフトウェア)レベルをさらに含みうる。
[0038] 図3のシステムは、望まれた通り、様々な起こりうるアーキテクチャのいずれも有するアナログフロントエンド310を用いてインプリメントされうる。たとえば、アナログフロントエンド310がBTおよびWLANの両方にとって単一のアナログフロントエンドであるように示されているけれども、BTおよびWLANが別個のアナログフロントエンドを有する実施形態もまた想像される。加えて、BTおよびWLANが単一のアンテナ(たとえば、第1のアンテナ332)を共有する、ならびにBTおよびWLANのそれぞれが、それ自体のアンテナ(たとえば、第1のアンテナ332および第2のアンテナ334)を有するという、両方の実施形態が想像される。(1つまたは複数の)アンテナは、ワイヤレスにBTおよび/またはWLAN信号を、送信および/または受信するように構成されうる。
[0039] 様々な実施形態によると、第1のアンテナ332および/または第2のアンテナ334で送信されるべきWLANおよびBTからの信号は、様々な処理ステップを経験しうる。たとえば、信号は最初にデジタルに生成され、アナログフロントエンド310に渡される前に(たとえば、信号のタイプ次第で、WLAN BB 316またはBTモデム312により)デジタル処理を経験しうる。アナログフロントエンド310はデジタル信号をアナログ信号に(たとえば、1つまたは複数のデジタルアナログコンバータを用いて)コンバートするように構成されうる。アナログフロントエンド310はさらに、(たとえば、1つまたは複数の利得エレメントを使用する)利得制御(gain control)、および(たとえば、発振器および/または混合器を使用する)アップコンバージョンのような、1つまたは複数のアナログ処理ステップを行うように構成されうる。いずれかのそのようなアナログ処理ステップに従うと、アナログフロントエンド310は信号を、ワイヤレス送信のために第1のアンテナ332または第2のアンテナ334へ渡しうる。様々な代わりのまたは追加のデジタルおよび/またはアナログ要素、ならびに/あるいは処理ステップもまた企図される。類似のステップが、受信された信号にとって逆順に行われることがあり、たとえば、受信された信号はベースバンド信号にダウンコンバートされ、1つまたは複数の利得エレメントを使用して利得制御され、デジタルアナログコンバータを使用してデジタル信号にコンバートされ、ならびにデジタル論理および/またはソフトウェアによりデジタルに処理されうる。
[0040] 示されるように、システム300は、たとえば、メッセージ共在インターフェース(MCI:Message Coexistence Interface)318といった、BluetoothおよびWLANが通信しうる通信インターフェースもまた含みうる。他の通信インターフェースもまた起こりうる。実施形態の1つのセットによると、MCIメッセージは、図4で示され、および図4に関係して説明されたクリアチャネル評価を行うための方法の一部として、BTおよびWLANの間で渡されうる。たとえば、BT送信を明らかにする(account for)ためにクリアチャネル評価を行う際に使用される帯域内信号強度しきい値をWLANが調整するために、BTはWLANに、いつ送信が生じているかを、潜在的に送信強度および頻度の指示もまたしながら、知らせうる。たとえば、このことはWLANが、たとえば図4の方法の一部として、そのネットワーク内で他のWLAN送信装置との争いを引き続き避けながら、BTと同時に送信することを許可しうる。
図4−複数のワイヤレスプロトコルによる同時送信をサポートするクリアチャネル評価のための方法を例示するフローチャートの図
[0041] 図4は、複数のワイヤレスプロトコルをサポートするワイヤレス装置におけるクリアチャネル評価を行うための方法の実施形態を例示するフローチャートの図である。図4で示される方法は、(たとえば、第1のワイヤレスプロトコルをインプリメントする)第1のワイヤレスプロトコル回路が、第1のワイヤレスプロトコル回路および、(たとえば、第2のワイヤレスプロトコルをインプリメントする)第2のワイヤレスプロトコル回路の両方が同時にワイヤレス信号を送信できる方法で、クリアチャネル評価を行うことを可能にしうる。対照的に、その方法を行わないと、第2のワイヤレスプロトコル回路に従ったワイヤレス信号の送信は、第1のワイヤレスプロトコル回路がクリアチャネル評価を行うときに、十分な周囲または残余信号エネルギーが存在することを引き起こし、第1のワイヤレスプロトコルがワイヤレス信号を送信しないことを引き起こしうる。
[0042] その方法は、図1−3で示され、およびこれらに関係して説明されたシステムのいずれかのような、複数のワイヤレスプロトコルをサポートするワイヤレス装置における使用のためのシステムによりインプリメントされうる。ワイヤレス装置は、第1および第2のワイヤレスプロトコルのそれぞれに従ったワイヤレス送信のための、第1および第2の信号をそれぞれ生成するように構成されうる第1および第2のワイヤレスプロトコル回路を含みうる。実施形態の1つのセットによると、その方法をインプリメントするように構成されたシステムは、ワイヤレス装置全体を含みうる。代わりとして、その方法をインプリメントするように構成されたシステムが、たとえば、第1のワイヤレスプロトコル回路をインプリメントし、およびワイヤレス装置における使用のために構成されたチップといった、ワイヤレス装置の一部分を表す実施形態が想像される。
[0043] たとえば、複数のワイヤレスプロトコル回路が、図2で示され、および図2に関係して説明された第1のワイヤレスプロトコル回路130および第2のワイヤレスプロトコル回路140を含む実施形態が企図される。(図3で示され、およびそれに関係して上記で説明されたシステムにおいてインプリメントされうるような)いくつかの実施形態では、ワイヤレスプロトコルはWLANおよびBluetooth(BT)でありうる。望まれた場合、ワイヤレスプロトコルは、代わりとして他のワイヤレスプロトコルでありうる。
[0044] 図4に関係して以下で説明されるステップは、ある順序で示されるけれども、様々な実施形態により、そのステップのうち1つまたは複数が省略され、繰り返され、または示されたものと異なる順序で行われうることに留意されたい。望まれた通り、1つまたは複数の追加のステップもまた、または代わりとして追加されうる。その方法は以下のように行われうる。
[0045] 402では、第1の帯域内信号強度しきい値および第2の帯域内信号強度しきい値は維持されうる。第1および第2の帯域内信号強度しきい値もまた、第1および第2のしきい値のそれぞれとして、ここで称されうる。たとえば、ステップ406および408に関係して後にさらに説明されることになるように、第1および第2の帯域内信号強度しきい値のどちらか一方はクリアチャネル評価を行う際に、使用されうる。
[0046] 第1および第2の帯域内信号強度しきい値は、第1のワイヤレスプロトコル回路により維持されうる。第1の帯域内信号強度しきい値はデフォルトのしきい値でありうる。たとえば、WLANは−62dBmというデフォルトのエネルギーしきい値をインプリメントしうる。他のデフォルト(第1)のしきい値もまた考慮される。第1の帯域内信号強度しきい値は、評価されるべきチャネル上に、ほとんどの、または全くの残余信号エネルギーが存在しないときの使用のために主に意図されうる。これに対し、第2の帯域内信号強度しきい値は、残余信号エネルギー(たとえば、第1のワイヤレスプロトコル装置以外のソースからの信号エネルギー)が存在する際の使用のために主に意図されうる。したがって、第2の帯域内信号強度しきい値は、第1の帯域内信号強度しきい値より高いことがある。たとえば、WLANチャネルからのおよそ数十MHzである12dBmでのBluetooth送信は、−62dBmより大きい帯域内エネルギーを容易に引き起こすこともあり、これにより、より高い第2の帯域内信号強度しきい値はそのような状況における使用のために維持される。
[0047] 第1および第2の帯域内信号強度しきい値を維持することは、第1および第2の帯域内信号強度しきい値を、たとえば、メモリに、記憶することを含みうる。たとえば、いくつかの実施形態では、第1および/または第2の帯域内信号強度しきい値は、ハードウェアレジスタに維持されうる。たとえば、WLAN回路は「bb_timing_control_5_rssi_thrla」フィールドにある帯域内信号強度しきい値を含みうる。代わりとして、または加えて、第1および/または第2の帯域内信号強度しきい値は、ソフトウェアに維持されうる。1つの例示的なインプリメンテーションでは、(たとえば、ステップ404に関係して説明された仕方で決定されたように)単一のハードウェアレジスタの値は、第1または第2の帯域内信号強度しきい値であるように、ソフトウェアにより変更されうる。代わりとして、第1および第2の帯域内信号強度しきい値は、決定されたレジスタが、(たとえば、ステップ404で)決定された帯域内信号強度しきい値のために使用される第1および第2のハードウェアレジスタのそれぞれに維持されうる。
[0048] 404では、クリアチャネル評価を行う際、第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかが決定されうる。その決定は、第1のワイヤレスプロトコル回路により下されうる。
[0049] 第1(たとえば、デフォルト)のしきい値は、チャネルの外からのエネルギーがほとんど、または全くそのチャネルの中に漏れていない場合、適切でありうる。たとえば、第1のしきい値は、第2のワイヤレスプロトコルによる送信が第1の帯域内信号強度しきい値を超えたエネルギーレベルに結果としてならないように、第2のワイヤレスプロトコルが送信していない、または十分に離れた周波数上で、および/または十分に低いエネルギーで送信している、ならびに/あるいはアンテナ間で十分な分離がある場合、適切でありうる。
[0050] しかしながら、第2のワイヤレスプロトコルによる送信が、第1の帯域内信号強度しきい値を超えたエネルギーレベルがそのチャネルに存在することを引き起こし、第2のワイヤレスプロトコルが送信している場合、第2のしきい値は適切でありうる。第2のしきい値は第1のしきい値より高いことがある。たとえば、第2のしきい値は、第2のワイヤレスプロトコルから残余信号エネルギーを排除するのに十分高いが、(たとえば、第1のワイヤレスプロトコルを使用する他の装置による)チャネルにおける第1のワイヤレスプロトコルに従った送信からのエネルギーを検出するのに十分低いことがある。
[0051] クリアチャネル評価を行う際、第1のしきい値が使用されるべきか、第2のしきい値が使用されるべきかを決定するための複数の選択肢が考慮される。どちらのしきい値が適切かを決定する1つの簡単な方法は、第1および第2のワイヤレスプロトコル回路間の直接通信、およびそのような通信へのハードウェアに基づく応答を伴う。たとえば、いくつかの実施形態では、第2のワイヤレスプロトコル回路は、いつそれが送信しているか、どの周波数上でそれが送信しているか、および/またはどの信号強度でそれが送信しているかに関する情報を通信しうる。第1のワイヤレスプロトコル回路はこの情報を受信し、どちらのしきい値を使用するべきか決定するために、さらには(いくつかの実施形態では)動的に第2のしきい値を変更するために、(場合により、第1および第2のワイヤレスプロトコル回路が送信するアンテナ間の分離のレベルに関する情報と組み合わせて)使用しうる。いくつかの実施形態では、応答はリアルタイムであり、たとえば、どちらのしきい値を使用するべきかという決定は、第2のワイヤレスプロトコルがあらゆる所与の時間で実際に送信しているか否かに(少なくとも部分的に)基づきうる。
[0052] しかしながら、その方法をインプリメントするワイヤレス装置のアーキテクチャ次第で、このことは起こりえないことがある。たとえば、第2のワイヤレスプロトコルによる通信への高速の(たとえば、およそマイクロ秒の)ハードウェアに基づく応答は、そのハードウェアがそうするように特別に設計されている場合にのみ合理的でありうる(may only be reasonable)。したがって、たとえば、ハードウェアの変更が正当であると認められていない状況では、(ハードウェアレジスタに依然として記憶されうる)しきい値のソフトウェアに基づく制御を利用する代わりのインプリメンテーションもまた考慮される。この場合、どちらのしきい値を使用するべきかという決定、および第2の帯域内信号強度しきい値への潜在的な変更は、より長期のタイムスケールで(たとえば、どのくらい頻繁に、どの周波数上で、および/またはどの信号強度で第2のワイヤレスプロトコルが送信しているかという)実験的測定に基づいて、ソフトウェアにおいて行われうる。たとえば、ソフトウェアのインプリメンテーションは、ハードウェアのインプリメンテーションほど変化する条件への早い応答を伴わないため、この場合、どちらのしきい値を使用するべきかという決定は、第2のワイヤレスプロトコルが、ある期間にわたって平均でどのくらいの頻度で送信するかに(少なくとも部分的に)基づきうる。
[0053] 406では、クリアチャネル評価は、決定された帯域内信号強度しきい値を使用して行われうる。クリアチャネル評価は、第1のワイヤレスプロトコル回路により行われうる。クリアチャネル評価を行うことは、たとえば、帯域内信号強度といった、チャネル上の残余または周囲の信号強度を測定すること(または、それらに関する情報を受信すること)を含みうる。たとえば、WLANは帯域内の受信信号強度インジケータ(RSSI)を、その帯域内信号強度の測定として決定しうる。
[0054] 408では、チャネル上の残余または周囲の信号強度は、決定された帯域内信号強度しきい値と比較されうる。チャネル上の残余または周囲の信号強度と、決定された帯域内信号強度しきい値を比較することは、クリアチャネル評価の一部ともまた考慮されうる。たとえば、チャネル上の周囲の信号強度が決定された帯域内信号強度しきい値より高い場合、そのチャネルは使用中であると考慮され、たとえば、そのチャネルはクリアでない。これに対し、チャネル上の周囲の信号強度が決定された帯域内信号強度しきい値より高くない場合、そのチャネルは使用中でないと考慮され、たとえば、そのチャネルがクリアでありうる。
[0055] 410では、第1のワイヤレスプロトコル回路は、クリアチャネル評価に基づいてワイヤレスに第1の信号を送信するべきかどうかを決定しうる。そのチャネルが使用中である(クリアでない)と決定される場合、第1のワイヤレスプロトコル回路は、そのときにワイヤレスに第1の信号を送信しないと決定しうる。しかしながら、そのチャネルが使用中でない(クリアである)と決定される場合、第1のワイヤレスプロトコルはワイヤレスに第1の信号を送信すると決定しうる。
[0056] それにより、第2のワイヤレスプロトコル回路が送信しているときに、第2の帯域内信号強度しきい値が通常使用されることになるため、第2のワイヤレスプロトコル回路が送信しているかどうかにかかわらず、クリアチャネル評価はチャネルの明瞭度を正確に決定することが通常できることになる。言い換えると、ここに説明される方法を使用すると、(たとえば、他のどの第1のワイヤレスプロトコルの送信もチャネル上で生じていない場合)第1のワイヤレスプロトコル回路は、そのチャネルがクリアであると決定し、同じ周波数帯域における近接する周波数上で送信する第2のワイヤレスプロトコル回路と同時に第1の信号を送信することができうる。
[0057] 以下は、本発明の例示的な実施形態である。
[0058] ワイヤレス装置による使用のための方法であって、前記ワイヤレス装置は、第1および第2のワイヤレスプロトコルのそれぞれに従ったワイヤレス送信のための、第1および第2の信号をそれぞれ生成するように構成された、第1および第2のワイヤレスプロトコル回路を備え、前記方法は、第1の帯域内信号強度しきい値および第2の帯域内信号強度しきい値を、前記第1のワイヤレスプロトコル回路により維持することと、クリアチャネル評価を行う際、前記第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、前記第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかを、前記第1のワイヤレスプロトコル回路により決定することと、決定された帯域内信号強度しきい値を使用してクリアチャネル評価を、前記第1のワイヤレスプロトコル回路により行うこととを備える方法。
[0059] クリアチャネル評価を行うことが、チャネル上の周囲の信号強度と、前記決定された帯域内信号強度しきい値を比較することを備え、ここにおいて、前記方法はさらに、前記クリアチャネル評価に基づいてワイヤレスに第1の信号を送信するべきかどうかを決定することを備える、上記で説明された前記方法。
[0060] 前記クリアチャネル評価を行う際、前記第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、前記第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかを決定することが、チャネルにおける第1の信号および第2の信号の通常の信号強度を決定することを備える、上記で説明された前記方法。
[0061] 前記第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに第2の信号を送信しているという指示を、前記第1のワイヤレスプロトコル回路により、受信することをさらに備え、ここにおいて、前記クリアチャネル評価を行う際、前記第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、前記第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかを決定することは、前記第1のワイヤレスプロトコル回路が、前記第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに第2の信号を送信しているという前記指示を、受信するかどうかに基づく、上記で説明された前記方法。
[0062] 前記第1および第2のワイヤレスプロトコル回路の送信周波数の間の差異に、少なくとも部分的に基づいて、前記第2の帯域内信号強度しきい値を変更することをさらに備える、上記で説明された前記方法。
[0063] 前記第2のワイヤレスプロトコル回路による第2の信号の送信強度に、少なくとも部分的に基づいて、前記第2の帯域内信号強度しきい値を変更することをさらに備える、上記で説明された前記方法。
[0064] 前記第2のワイヤレスプロトコル回路により送信されている第2の信号についての送信強度および周波数の通知を、前記第1のワイヤレスプロトコル回路により、受信することと、前記第2のワイヤレスプロトコル回路により送信されている第2の信号についての前記送信強度および周波数の前記通知に、少なくとも部分的に基づいて、前記第2の帯域内信号強度しきい値を、前記第1のワイヤレスプロトコル回路により、決定することとをさらに備える、上記で説明された前記方法。
[0065] 前記ワイヤレス装置が、ワイヤレスに前記第1および第2の信号を送信するように構成され、前記第1および第2のワイヤレスプロトコル回路に連結されたアンテナを備える、上記で説明された前記方法。
[0066] 前記ワイヤレス装置が、ワイヤレスに前記第1の信号を送信するように構成され、前記第1のワイヤレスプロトコル回路に連結された第1のアンテナと、ワイヤレスに前記第2の信号を送信するように構成され、前記第2のワイヤレスプロトコル回路に連結された第2のアンテナとを備える、上記で説明された前記方法。
[0067] 前記第2の帯域内信号強度しきい値が、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとの間の分離のレベルに、少なくとも部分的に基づく、上記で説明された前記方法。
[0068] 上記説明の前記実施形態のいずれかに従って、上記で説明された前記方法をインプリメントするように構成されるワイヤレス装置。
[0069] ワイヤレス装置における使用のためのチップであって、前記チップが、第1のワイヤレスプロトコルに従ったワイヤレス送信のための第1の信号を生成するように構成され、前記チップが、第2のワイヤレスプロトコルに従ったワイヤレス送信のための第2の信号を生成するように構成された第2のワイヤレスプロトコル回路もまた備える、前記ワイヤレス装置における使用のために構成され、前記チップが、クリアチャネル評価を行うように構成され、ここにおいて、前記チップは、第1の帯域内信号強度しきい値および第2の帯域内信号強度しきい値を維持し、前記クリアチャネル評価を行う際、前記第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、前記第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかを決定し、決定された帯域内信号強度しきい値を使用してクリアチャネル評価を行うように構成されるチップ。
[0070] クリアチャネル評価を行うことが、チャネル上の周囲の信号強度と前記決定された帯域内信号強度しきい値を比較することを備え、ここにおいて、前記チップは、前記クリアチャネル評価に基づいて、ワイヤレスに第1の信号を送信するべきかどうかを決定するように構成される、上記で説明された前記チップ。
[0071] 前記クリアチャネル評価を行う際、前記第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、前記第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかを決定することが、チャネルにおける第1の信号および第2の信号の通常の信号強度を決定することを備える、上記で説明された前記チップ。
[0072] 前記チップは、前記第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに第2の信号を送信しているときに、前記第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに第2の信号を送信しているという指示を受信するようにさらに構成され、前記クリアチャネル評価を行う際、前記第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、前記第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかを決定することは、前記チップが、前記第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに第2の信号を送信しているという前記指示を受信するかどうかに基づく、上記で説明された前記チップ。
[0073] 前記チップが、前記第2のワイヤレスプロトコル回路による第2の信号の送信強度に、少なくとも部分的に基づいて、前記第2の帯域内信号強度しきい値を変更するようにさらに構成される、上記で説明された前記チップ。
[0074] 前記チップが、前記第2のワイヤレスプロトコル回路により送信されている第2の信号についての送信強度および周波数の通知を受信し、前記第2のワイヤレスプロトコル回路により送信されている第2の信号についての前記送信強度および周波数の前記通知に、少なくとも部分的に基づいて、前記第2の帯域内信号強度しきい値を決定するようにさらに構成される、上記で説明された前記チップ。
[0075] 前記ワイヤレス装置が、ワイヤレスに前記第1の信号を送信するように構成され、前記チップに連結された第1のアンテナと、ワイヤレスに前記第2の信号を送信するように構成され、前記第2のワイヤレスプロトコル回路に連結された第2のアンテナとを備え、前記第2の帯域内信号強度しきい値が、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとの間の分離のレベルに、少なくとも部分的に基づく、上記で説明された前記チップ。
[0076] 上記の実施形態は、極めて詳細に説明されているけれども、上記の開示が十分正当に認識されたら、数多くのバリエーションおよび変更が当業者にとって明らかになるだろう。以下の請求項は、すべてのそのようなバリエーションおよび変更を包括的にとらえるように解釈されることが意図される。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]ワイヤレス装置による使用のための方法であって、前記ワイヤレス装置は、第1および第2のワイヤレスプロトコルのそれぞれに従ったワイヤレス送信のための、第1および第2の信号をそれぞれ生成するように構成された第1および第2のワイヤレスプロトコル回路を備え、
前記方法は、
第1の帯域内信号強度しきい値および第2の帯域内信号強度しきい値を、前記第1のワイヤレスプロトコル回路により、維持することと、
クリアチャネル評価を行う際、前記第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかを、前記第1のワイヤレスプロトコル回路により、決定することと、
決定された帯域内信号強度しきい値を使用してクリアチャネル評価を、前記第1のワイヤレスプロトコル回路により、行うことと
を備える方法。
[2]クリアチャネル評価を行うことが、
チャネル上の周囲の信号強度と前記決定された帯域内信号強度しきい値を比較することを備え、ここにおいて、前記方法はさらに、前記クリアチャネル評価に基づいてワイヤレスに第1の信号を送信するべきかどうかを決定することを備える、[1]に記載の方法。
[3]前記クリアチャネル評価を行う際、前記第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、前記第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかを決定することが、
チャネルにおける第1の信号および第2の信号の通常の信号強度を決定することを備える、上記のいずれかに記載の方法。
[4]前記第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに第2の信号を送信しているという指示を、前記第1のワイヤレスプロトコル回路により、受信することをさらに備え、ここにおいて、前記クリアチャネル評価を行う際、前記第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、前記第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかを決定することは、前記第1のワイヤレスプロトコル回路が、前記第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに第2の信号を送信しているという前記指示を、受信するかどうかに基づく、上記いずれかに記載の方法。
[5]前記第1および第2のワイヤレスプロトコル回路の送信周波数の間の差異に、少なくとも部分的に基づいて、前記第2の帯域内信号強度しきい値を変更することをさらに備える、上記のいずれかに記載の方法。
[6]前記第2のワイヤレスプロトコル回路による第2の信号の送信強度に、少なくとも部分的に基づいて、前記第2の帯域内信号強度しきい値を変更することをさらに備える、上記いずれかに記載の方法。
[7]前記第2のワイヤレスプロトコル回路により送信されている第2の信号についての送信強度および周波数の通知を、前記第1のワイヤレスプロトコル回路により、受信することと、
前記第2のワイヤレスプロトコル回路により送信されている第2の信号についての前記送信強度および周波数の前記通知に、少なくとも部分的に基づいて、前記第2の帯域内信号強度しきい値を、前記第1のワイヤレスプロトコル回路により、決定することと、
をさらに備える、上記いずれかに記載の方法。
[8]前記ワイヤレス装置が、
ワイヤレスに前記第1および第2の信号を送信するように構成され、前記第1および第2のワイヤレスプロトコル回路に連結されたアンテナをさらに備える、上記いずれかに記載の方法。
[9]前記ワイヤレス装置が、
ワイヤレスに前記第1の信号を送信するように構成され、前記第1のワイヤレスプロトコル回路に連結された第1のアンテナと、
ワイヤレスに前記第2の信号を送信するように構成され、前記第2のワイヤレスプロトコル回路に連結された第2のアンテナと、
をさらに備える、[1]−[7]のいずれかに記載の方法。
[10]前記第2の帯域内信号強度しきい値が、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとの間の分離のレベルに、少なくとも部分的に基づく、[9]に記載の方法。
[11]上記いずれかの前記方法をインプリメントするように構成されたワイヤレス装置。
[12]ワイヤレス装置における使用のためのチップであって、
前記チップが、第1のワイヤレスプロトコルに従ったワイヤレス送信のための第1の信号を生成するように構成され、
前記チップが、第2のワイヤレスプロトコルに従ったワイヤレス送信のための第2の信号を生成するように構成された第2のワイヤレスプロトコル回路もまた備える、前記ワイヤレス装置における使用のために構成され、
前記チップがクリアチャネル評価を行うように構成され、ここにおいて、前記チップは、
第1の帯域内信号強度しきい値および第2の帯域内信号強度しきい値を維持し、
前記クリアチャネル評価を行う際、前記第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、前記第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかを決定し、
決定された帯域内信号強度しきい値を使用してクリアチャネル評価を行うように構成されるチップ。
[13]クリアチャネル評価を行うことが、チャネル上の周囲の信号強度と前記決定された帯域内信号強度しきい値を比較することを備え、ここにおいて、前記チップは、前記クリアチャネル評価に基づいて、ワイヤレスに第1の信号を送信するべきかどうかを決定するように構成される、[12]に記載のチップ。
[14]前記クリアチャネル評価を行う際、前記第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、前記第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかを決定することが、チャネルにおける第1の信号および第2の信号の通常の信号強度を決定することを備える、[12]−[13]のいずれかに記載のチップ。
[15]前記チップは、前記第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに第2の信号を送信しているときに、前記第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに第2の信号を送信しているという指示を受信するようにさらに構成され、
前記クリアチャネル評価を行う際、前記第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、前記第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかを決定することは、前記チップが、前記第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに第2の信号を送信しているという前記指示を受信するかどうかに基づく、[12]−[14]のいずれかに記載のチップ。

Claims (15)

  1. ワイヤレス装置による使用のための方法であって、前記ワイヤレス装置は、第1および第2のワイヤレスプロトコルのそれぞれに従ったワイヤレス送信のための、第1および第2の信号をそれぞれ生成するように構成された第1および第2のワイヤレスプロトコル回路を備え、
    前記方法は、
    前記第1のワイヤレスプロトコル回路が、第1の帯域内信号強度しきい値および第2の帯域内信号強度しきい値を維持することと、
    前記第1のワイヤレスプロトコル回路が、前記第2のワイヤレスプロトコル回路の送信動作に関連する情報に少なくとも一部基づき、クリアチャネル評価を行う際、前記第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかを決定することと、
    前記第1のワイヤレスプロトコル回路が、決定された帯域内信号強度しきい値を使用してクリアチャネル評価を行うことと、
    を備え、
    前記第2のワイヤレスプロトコル回路の送信動作に関連する情報は、前記第2のワイヤレスプロトコル回路による第2の信号の信号強度を含む、
    る方法。
  2. クリアチャネル評価を行うことが、
    チャネル上の周囲の信号強度と前記決定された帯域内信号強度しきい値を比較することを備え、
    ここにおいて、前記方法はさらに、前記第1のワイヤレスプロトコル回路が、前記クリアチャネル評価に基づいてワイヤレスに第1の信号を送信するべきかどうかを決定することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記クリアチャネル評価を行う際、前記第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、前記第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかを決定することが、
    チャネルにおける前記第2の信号の信号強度を決定することを備える、請求項1または2記載の方法。
  4. 前記第1のワイヤレスプロトコル回路が、前記第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに第2の信号を送信しているという指示を受信することをさらに備え、
    ここにおいて、前記クリアチャネル評価を行う際、前記第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、前記第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかを決定することは、前記第1のワイヤレスプロトコル回路が、前記第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに前記第2の信号を送信しているという前記指示を、受信するかどうかに基づく、請求項1−3のいずれか1つに記載の方法。
  5. 前記第1のワイヤレスプロトコル回路が、前記第1および第2のワイヤレスプロトコル回路の送信周波数の間の差異に、少なくとも部分的に基づいて、前記第2の帯域内信号強度しきい値を変更することをさらに備える、請求項1−4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 前記第1のワイヤレスプロトコル回路が、前記第2のワイヤレスプロトコル回路による前記第2の信号の送信強度に、少なくとも部分的に基づいて、前記第2の帯域内信号強度しきい値を変更することをさらに備える、請求項1−5のいずれか1つに記載の方法。
  7. 前記第2のワイヤレスプロトコル回路により送信されている第2の信号についての送信強度および周波数の通知を、前記第1のワイヤレスプロトコル回路が、受信することと、
    前記第2のワイヤレスプロトコル回路により送信されている前記第2の信号についての前記送信強度および周波数の前記通知に、少なくとも部分的に基づいて、前記第2の帯域内信号強度しきい値を、前記第1のワイヤレスプロトコル回路が、決定することとをさらに備える、請求項1−6のいずれか1つに記載の方法。
  8. 前記ワイヤレス装置が、
    ワイヤレスに前記第1および第2の信号を送信するように構成され、前記第1および第2のワイヤレスプロトコル回路に連結されたアンテナをさらに備える、請求項1−7のいずれか1つに記載の方法。
  9. 前記ワイヤレス装置が、
    ワイヤレスに前記第1の信号を送信するように構成され、前記第1のワイヤレスプロトコル回路に連結された第1のアンテナと、
    ワイヤレスに前記第2の信号を送信するように構成され、前記第2のワイヤレスプロトコル回路に連結された第2のアンテナとをさらに備える、請求項1−7のいずれか1つに記載の方法。
  10. 前記第2の帯域内信号強度しきい値が、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとの間の分離のレベルに、少なくとも部分的に基づく、請求項9に記載の方法。
  11. 請求項1−10のいずれか1つの前記方法をインプリメントするように構成されたワイヤレス装置。
  12. ワイヤレス装置における使用のためのチップであって、
    前記チップが、第1のワイヤレスプロトコルに従ったワイヤレス送信のための第1の信号を生成するように構成され、
    前記チップが、第2のワイヤレスプロトコルに従ったワイヤレス送信のための第2の信号を生成するように構成された第2のワイヤレスプロトコル回路もまた備える、前記ワイヤレス装置における使用のために構成され、
    前記チップがクリアチャネル評価を行うように構成され、ここにおいて、前記チップは、
    第1の帯域内信号強度しきい値および第2の帯域内信号強度しきい値を維持し、
    前記第2のワイヤレスプロトコル回路の送信動作に関連する情報に少なくとも一部基づき、前記クリアチャネル評価を行う際、前記第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、前記第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかを決定し、
    決定された帯域内信号強度しきい値を使用してクリアチャネル評価を行うように構成され、
    前記第2のワイヤレスプロトコル回路の送信動作に関連する情報は、前記第2のワイヤレスプロトコル回路による第2の信号の信号強度を含む、チップ。
  13. クリアチャネル評価を行うことが、チャネル上の周囲の信号強度と前記決定された帯域内信号強度しきい値を比較することを備え、ここにおいて、前記チップは、前記クリアチャネル評価に基づいて、ワイヤレスに第1の信号を送信するべきかどうかを決定するように構成される、請求項12に記載のチップ。
  14. 前記クリアチャネル評価を行う際、前記第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、前記第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかを決定することが、チャネルにおける前記第2の信号の信号強度を決定することを備える、請求項12−13のいずれか1つに記載のチップ。
  15. 前記チップは、前記第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに第2の信号を送信しているときに、前記第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに前記第2の信号を送信しているという指示を受信するようにさらに構成され、
    前記クリアチャネル評価を行う際、前記第1の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきか、前記第2の帯域内信号強度しきい値が使用されるべきかを決定することは、前記チップが、前記第2のワイヤレスプロトコル回路がワイヤレスに前記第2の信号を送信しているという前記指示を受信するかどうかに基づく請求項12−14のいずれか1つに記載のチップ。
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