JP5850694B2 - 流体噴射における流量制御装置及び流量制御方法 - Google Patents
流体噴射における流量制御装置及び流量制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5850694B2 JP5850694B2 JP2011222553A JP2011222553A JP5850694B2 JP 5850694 B2 JP5850694 B2 JP 5850694B2 JP 2011222553 A JP2011222553 A JP 2011222553A JP 2011222553 A JP2011222553 A JP 2011222553A JP 5850694 B2 JP5850694 B2 JP 5850694B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- ejection
- dummy
- nozzles
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
本発明の実施形態に係る流量制御装置100は、図1及び図2に示すように、同一(1個)のポンプ60から複数の噴射ノズル(噴射ノズル20、ダミー噴射ノズル120)に対して流体(例えば水)を供給する流体噴射装置(流体噴射装置300及びダミー流体噴射装置310)に適用する装置であり、流体を噴射する噴射ノズル(噴射ノズル20、ダミー噴射ノズル120)を選択的に切り換える際に、ポンプ60から供給される流体の圧力変動及び流量変動を抑制するために使用される。
本実施形態の流量制御装置100を適用する流体噴射装置300は、例えば、落下する粉体又は粒状体に対して、複数の噴射ノズル20から水を噴射(噴霧)するための装置であり、円筒状の流体貯留部30の外周面に等間隔で複数の噴射ノズル20が取り付けられており、流体貯留部30には、それぞれ給水配管10が接続されている。また、ダミー流体噴射装置310は、流体噴射装置300と同等の流体噴射を行うことができるようになっている。
次に、図1を参照して、本実施形態の流量制御装置100を用いた流量制御方法を説明する。本実施形態の流量制御装置100を用いて流量制御を行うには、ポンプ60から供給する流体(例えば水)を噴射する噴射ノズル20のいずれか一つ以上で流体噴射を停止させる際に、流体噴射を停止させる噴射ノズル20と同等の流体噴射を行うダミー噴射ノズル120に対して流体を供給して流体噴射を開始させる。また、複数の噴射ノズル20と各噴射ノズルに対応するダミー噴射ノズル120が、上下方向の位置を対応させて複数段に配設されている場合には、流体噴射を停止させる噴射ノズル20に対応させて、同一段に配設されたダミー噴射ノズル120に対して流体を供給して流体噴射を開始させる。
本発明の実施形態に係る流体噴射装置300を適用可能な加水装置200は、図3に示すように、略円筒形状の落下部210を備えており、この落下部210の上方に供給部220を配置している。本実施形態の供給部220は、ホッパー221、スクリューコンベア222及び攪拌部223等を有する定量供給装置からなり、ベントナイト又は空練りされたベントナイト混合土(以下、両者をベントナイト混合土230と総称する)をホッパー221に蓄え、このベントナイト混合土230を定量供給装置により、落下部210内に定量的に落下させる。落下部210には、ホッパー221の直下に位置するように拡散装置240が設けられており、この拡散装置240により、ベントナイト混合土230が同心円状に広がって、落下部210内を鉛直に落下する。
供給部220は、図3に示すように、落下部210の上部に設けられたホッパー221と、ホッパー221の下部に設けられた定量供給装置とからなる。ホッパー221は、ベントナイト混合土230を貯留できればどのような形状であってもよいが、本実施形態では、下向きに縮径した円錐状となっており、下端部に排出口が設けられている。なお、ホッパー221の形状や容量は、加水処理を行うベントナイト混合土230の処理量等、処理現場の状況に応じて適宜変更することができる。
定量供給装置は、例えば、ホッパー221の下部に設けられたスクリューコンベア222と、スクリューコンベア222の回転軸を回転駆動するためのモータ(図示せず)とを備えており、さらに、ホッパー221内に貯留したベントナイト混合土230を攪拌するための攪拌部223を備えることが好ましい。
落下部210は、図3に示すように、架台250上に載置された円筒状の部材であり、ベントナイト混合土230を自由落下させる間に、所定量の加水を行うことができる高さを有している。落下部210の形状、径及び高さは、加水処理を行うベントナイト混合土230の処理量等、処理現場の状況に応じて適宜変更することができる。
拡散装置240は、図3に示すように、下向きに拡径したコーン状の部材であり、供給部220の直下に設けられた円筒状の拡散部241内に収容されている。供給部220から供給されるベントナイト混合土230は、拡散装置240により同心円状に広がり、落下部210内を自由落下する。また、拡散装置240の下部には、拡散装置240と一体となって、ベントナイト混合土230を同心円状に広げるために、円筒状のスカート部242が設けられている。すなわち、ホッパー221の排出口から落下するベントナイト混合土230は、コーン状の拡散装置240により同心円状に広げられるが、この際、ベントナイト混合土230が拡散部241の内壁に衝突して跳ね返り、拡散装置240の径よりも内側へ広がることを防止するために、緩衝部として機能するスカート部242が設けられている。
本実施形態の噴射ノズル20は、落下部210の略中心部と外周部の内外2系統に分かれており、落下部210の高さ方向(上下方向)に多段に配置されている。内側系統の噴射ノズル20は、上述した流体噴射装置300(図2参照)を用いている。すなわち、内側系統の噴射ノズル20は、高さ方向に複数段(例えば4〜8段)に設けられた流体噴射部40に取り付けられている。また、各段の流体噴射部40には、落下部210の中心から外側に向かって同心円状で等間隔に複数箇所(例えば4〜8カ所)の噴射ノズル20が取り付けられている。
10 給水配管
20 噴射ノズル
120 ダミー噴射ノズル
30 流体貯留部
130 ダミー流体貯留部
40 流体噴射部
140 ダミー流体噴射部
50 三方弁
60 ポンプ
70 バルブ
200 加水装置
210 落下部
220 供給部
221 ホッパー
222 スクリューコンベア
223 攪拌部
230 ベントナイト混合土
240 拡散装置
241 拡散部
242 スカート部
250 架台
300 流体噴射装置
310 ダミー流体噴射装置
Claims (4)
- 同一のポンプから複数の噴射ノズルに対して流体を供給する流体噴射装置において、流体を噴射する噴射ノズルを選択的に切り換える際に、前記ポンプから供給される流体の圧力変動及び流量変動を抑制するための流量制御装置であって、
前記複数の噴射ノズルにそれぞれ対応して設けられ、各噴射ノズルと同等の流体噴射を行う複数のダミー噴射ノズルと、
前記複数の噴射ノズルを取り付けて各噴射ノズルに供給する流体を貯留する流体貯留部と、
前記複数のダミー噴射ノズルを取り付けて各ダミー噴射ノズルに供給する流体を貯留するダミー流体貯留部と、
任意の噴射ノズルにおける流体噴射の停止に応じて、当該噴射ノズルと同等の流体噴射を行う前記ダミー噴射ノズルにおける流体噴射を開始させる流体噴射経路切換装置と、
を備えたことを特徴とする流体噴射における流量制御装置。 - 前記噴射ノズルは、上下方向に複数段配設されており、
前記各ダミー噴射ノズルは、前記各段の噴射ノズルに対応してそれぞれ配設されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の流体噴射における流量制御装置。 - 同一のポンプから複数の噴射ノズルに対して流体を供給し、当該流体を噴射する噴射ノズルを選択的に切り換える際に、前記ポンプから供給される流体の圧力変動及び流量変動を抑制するための流量制御方法であって、
前記複数の噴射ノズルは、各噴射ノズルに供給する流体を貯留する流体貯留部に取り付けられており、前記複数のダミー噴射ノズルは、各ダミー噴射ノズルに供給する流体を貯留するダミー流体貯留部に取り付けられており、
前記複数の噴射ノズルのいずれか一つ以上で流体噴射を停止させる際に、
前記流体噴射を停止させる噴射ノズルと同等の流体噴射を行うダミー噴射ノズルに対して流体を供給して流体噴射を開始させる、
ことを特徴とする流体噴射における流量制御方法。 - 前記複数の噴射ノズルと各噴射ノズルに対応するダミー噴射ノズルが、上下方向に複数段配設されている場合に、
任意の段に配設された前記噴射ノズルからの流体噴射を停止させる際に、当該噴射ノズルに対応する段の前記ダミー噴射ノズルに対して流体を供給して流体噴射を開始させる、
ことを特徴とする請求項3に記載の流体噴射における流量制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011222553A JP5850694B2 (ja) | 2011-10-07 | 2011-10-07 | 流体噴射における流量制御装置及び流量制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011222553A JP5850694B2 (ja) | 2011-10-07 | 2011-10-07 | 流体噴射における流量制御装置及び流量制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013081888A JP2013081888A (ja) | 2013-05-09 |
JP5850694B2 true JP5850694B2 (ja) | 2016-02-03 |
Family
ID=48527666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011222553A Active JP5850694B2 (ja) | 2011-10-07 | 2011-10-07 | 流体噴射における流量制御装置及び流量制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5850694B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2510033B2 (ja) * | 1990-06-21 | 1996-06-26 | 新日本製鐵株式会社 | H型鋼のフランジ冷却装置および冷却方法 |
-
2011
- 2011-10-07 JP JP2011222553A patent/JP5850694B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013081888A (ja) | 2013-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6118544B2 (ja) | 微細気泡生成ノズルおよび微細気泡生成装置 | |
RU2304475C2 (ru) | Устройство для образования пены | |
CA2651525A1 (en) | Straight through cement mixer | |
KR101978622B1 (ko) | 점성 재료 발포 장치 및 방법 | |
WO1998018543A1 (fr) | Procede et appareil pour dissoudre/melanger un gaz dans un liquide | |
JP6159032B2 (ja) | 2成分ポリウレタン泡沫製剤のための混合デバイス | |
JP5850694B2 (ja) | 流体噴射における流量制御装置及び流量制御方法 | |
JP5839550B2 (ja) | シュート | |
JP5302561B2 (ja) | 多液塗装用塗料供給装置の混合装置 | |
JP5846685B2 (ja) | 流体噴射装置 | |
JP2005349821A (ja) | 複数成分ミキシングヘッド | |
KR20200004333A (ko) | 2유체 노즐 | |
JP2013146714A (ja) | 微細気泡生成装置 | |
CN103007467B (zh) | 压缩空气泡沫比例混合器 | |
CN105214531B (zh) | 泡沫发生装置 | |
JPH07313005A (ja) | 水耕栽培用酸素及び微細気泡供給方法と装置 | |
JP2013085989A (ja) | 粉体混合物製造装置 | |
JPH10511316A (ja) | 液体ミスト注入付き鋳型プレス機械 | |
CN109142119B (zh) | 一种用于测试材料抗磨损和抗空蚀性能的装置 | |
CN110124550A (zh) | 一种微助力管道混合器 | |
CN106391327A (zh) | 矿浆流膜式雾化加药器 | |
CN207446008U (zh) | 一种文丘里混合器喷嘴及文丘里混合器 | |
JP6617400B2 (ja) | シャワー装置 | |
JP2016187799A (ja) | 粉体混合機及び粉体混合方法 | |
CN105418155A (zh) | 用于泡沫水泥浆固井的泡沫发生器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150422 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150423 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150610 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151127 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151201 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5850694 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |