JP5849330B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
演出に係る前記デバイスを制御するためのテーブルであって、制御時間を指定するタイマー値と、制御態様を指定するパターンデータと、当該パターンデータに基づく処理負荷に対応して予め定められたポイントとを含む制御テーブルと、
前記制御テーブルに基づき前記デバイスを制御する更新処理部と、
前記更新処理部で処理を行った前記パターンデータに対応する前記ポイントの累積を求めるポイント加算部と、
予め定められた時間間隔で割り込み信号を発生するデバイス管理タイマーと、
前記デバイス管理タイマーの出力に基づき前記制御テーブルの前記タイマー値を変化させる割り込み処理部と、を備え、
前記更新処理部は、前記制御テーブルの前記タイマー値が所定の値になっているものについて、対応する前記パターンデータを前記デバイス用基板へ出力するとともに、前記ポイント加算部により累積された前記ポイントが予め定められた閾値を超えたときに処理を中止する、ものである。
前記更新処理部は、前記処理カットフラグがセットされているものについて、セットされていないものよりも優先して処理を行う、ようにしてもよい。
前記複数のデバイスは、予め第1カテゴリのグループと第2カテゴリのグループに分けられており、
前記第1カテゴリに含まれる前記デバイス(以下、「第1デバイス」)を制御するためのテーブルであって、制御時間を指定するタイマー値と、制御態様を指定するパターンデータと、当該パターンデータに基づく処理負荷に対応して予め定められたポイントとを含む第1制御テーブルと、
前記第1制御テーブルに基づき前記第1デバイスを制御する第1更新処理部と、
前記第2カテゴリに含まれる前記デバイス(以下、「第2デバイス」)を制御するためのテーブルであって、制御時間を指定するタイマー値と、制御態様を指定するパターンデータと、当該パターンデータに基づく処理負荷に対応して予め定められたポイントとを含む第2制御テーブルと、
前記第2制御テーブルに基づき前記第2デバイスを制御する第2更新処理部と、
前記第1更新処理部及び前記第2更新処理部で処理を行った前記パターンデータに対応する前記ポイントの累積を求めるポイント加算部と、
予め定められた時間間隔で割り込み信号を発生するデバイス管理タイマーと、
前記デバイス管理タイマーの出力に基づき前記第1制御テーブル及び前記第2制御テーブルの前記タイマー値を変化させる割り込み処理部と、を備え、
前記第1更新処理部は、前記第1制御テーブルの前記タイマー値が所定の値になっているものについて、対応する前記パターンデータを前記デバイス用基板へ出力するとともに、前記第1制御テーブルについて処理を終了したときは処理終了信号を出力し、
前記第2更新処理部は、前記処理終了信号を受けて処理を開始し、前記第2制御テーブルの前記タイマー値が所定の値になっているときに、対応する前記パターンデータを前記デバイス用基板へ出力するとともに、前記ポイント加算部により累積された前記ポイントが予め定められた閾値を超えたときに処理を中止する、ものである。
前記第2更新処理部は、前記処理カットフラグがセットされているものについて、セットされていないものよりも優先して処理を行う、ようにしてもよい。
図1は前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図、図2は前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図を示す。
この図において電源系統についての表示は省略されている。スロットマシン100は、その主要な処理装置としてメイン基板(処理部)10とこれからコマンドを受けて動作するサブ基板20とを備える。なお、少なくともメイン基板10は、外部から接触不能となるようにケース内部に収容され、これら基板を取り外す際に痕跡が残るように封印処理が施されている。
液晶制御基板200、スピーカ基板201、LED基板202、可動体制御部60は、液晶表示装置LCD、図示しないスピーカ、図示しないLED照明、可動体50を制御するデバイス用基板である。サブ基板20は、これらデバイス用基板を制御する制御基板である。
一般的に、遊技機において、メダルの投入(クレジットの投入)に始まり、払い出しが終了するまで(又はクレジット数の増加が終了するまで)が一遊技である。一遊技が終了するまでは次回の遊技に進めないという決まりがある。
もし、制御対象であるデバイスが複数のカテゴリに分けられる場合、図5のユニットがカテゴリごとにそれぞれ設けられる。
図6のタイマー値のT1、・・・、T4の全部について更新するが、まず、最初のタイマー値(例えばT1)を選択し、これについて処理を開始する。
T1から予め定めた減算単位(例えば「1」)を減算し、この結果でT1を上書きする。
例えば、T2を選択する。以下、順次、T3、T4を選択する。
全てのタイマー値を減算した(例えばT4について減算した)とき(YES)、処理を終了する。そうでなければ(NO)、S11乃至S12を繰り返す。
この詳細は後述する(図11のS30乃至S36,S37,S38参照)。
更新処理を行うごとに、それに対応付けられているポイントを加算(累積)する。
閾値は、処理打ち切りを判定するためのものである。閾値は処理落ちが生じないように選択され、例えば、メイン処理におけるデータ更新処理Mの平均的な繰り返し時間と、この間に可能な処理量(処理能力)に基づき定められる。
更新処理を行う対象となる範囲(アドレス)を設定する。図6の例では、T1,D1からT4,D4の範囲をセットする。なお、予め定められたテーブルの範囲(メモリ領域)の一部のみを使用しているときは、その使用している一部を指定するだけで足りる。
図6の例では、Aカテゴリの一行目のT1,D1を指定する。
図6の例では、最初にT1を読み込む。
タイマー値は、対応するデータパターンでデバイスの制御を更新するかどうか、そのタイミングを規定するものであり、それが所定値になったときに、更新タイミングと判定する。例えば、T1=0のとき「YES」となり、S34乃至S36、S22、S23の処理を行い。これ以外のとき「NO」となり、S37の処理へ飛ぶ。
タイマー値が所定値であると判定されたとき、当該タイマー値に対応付けられたパターンデータをバッファ2010へ出力する。バッファ2010のデータはLED基板202などのデバイス制御基板へ渡される。
次の更新処理のためのタイマー値を書き込む。ここで書き込まれるのは、次回の更新処理までの時間である。例えば、図14の例において、時刻t1で更新処理を行い、点灯パターンAαで点灯させた後に、次の時刻t4で更新処理を行うために、(t4−t1)に相当するタイマー値を書き込む。
次の更新処理のためのパターンデータを書き込む。ここで書き込まれるのは、次回の更新処理において出力されるデータである。図14の上記例では、点灯パターンAβを書き込む。
図6の例でパターンデータD1が出力されたとき、これに対応するポイントP1が加算される。すなわち、(累計値)=(累計値)+P1である。(累計値)は、S30と同様に、更新処理の最初で初期化(=0)されている。図9及び図10のS23で閾値の比較対象となるのは、この(累計値)である。S22の処理を終了したとき、(累積値)は、それまでの更新処理で実行されたデータパターンの更新に係るポイントの累積値となっている。例えば、図6において1行目と2行目の処理のみが実行されたならば、(累積値)=P1+P2である。
閾値を超えたとき(YES)、データ更新処理を終了する。閾値を超えないとき(NO、S37の処理を行う。
例えば、T1、D1の次のT2,D2を指定する。
図6の例では、S37でT4,D4の次の行(例えばT5,D5)が指定されていれば「YES」となる。言い換えれば、S30で指定した範囲を超えたとき「YES」となる。
まず、優先度が最も高いAカテゴリについて処理を行う。図12で言えば、Aカテゴリ更新処理部2002が最初に動作する。
図9乃至図11のS23の処理と同様である。
次に、優先度が比較的高いBカテゴリについて処理を行う。図12で言えば、Bカテゴリ更新処理部2004が、Aカテゴリ更新処理部2002から処理終了信号を受けて動作を開始する。
S23−Aと同様である。
S41と同様である。
S23−Aと同様である。
デバイス管理タイマー2008に基づき各タイマー値を更新する。
上述のように、本発明の実施の形態1によれば、処理が打ち切られることがある。更新処理は繰り返されるから、次の処理で再び処理が開始される。許容されるポイント累積の範囲内において可能なかぎり処理が実行される。
図16のテーブルの全部の行について、処理カットフラグを調べる。
図16の例では、4行目のフラグがセットされている。
図16の例では、4行目を先に処理する。この処理順を実現するために、処理カットフラグをキーとしてテーブルを並べ替えるようにしてもよい。あるいは、テーブルに、処理カットフラグとともに処理順の列を設け、そこで処理カットフラグに基づき処理順を定めるようにしてもよい。
処理が行われたことを記録するためである。
60 可動体制御部(デバイス用基板)
200 液晶制御基板(デバイス用基板)
201 スピーカ基板(デバイス用基板)
202 LED基板(デバイス用基板)
2001 テーブル記憶部、Aカテゴリテーブル記憶部(第1制御テーブル)
2002 更新処理部、Aカテゴリ更新処理部(第1更新処理部)
2003 Bカテゴリテーブル記憶部(第2制御テーブル)
2004 Bカテゴリ更新処理部(第2更新処理部)
2005 Cカテゴリテーブル記憶部(第3制御テーブル)
2006 Cカテゴリ更新処理部(第3更新処理部)
2007 ポイント加算部
2008 デバイス管理タイマー
2009 割り込み処理部
Claims (4)
- 演出に係る複数のデバイスをそれぞれ制御する複数のデバイス用基板と、前記複数のデバイス用基板を制御する制御基板とを備える遊技機において、
演出に係る前記デバイスを制御するためのテーブルであって、複数の前記デバイスの制御時間をそれぞれ指定する複数のタイマー値と、複数の前記デバイスの制御態様をそれぞれ指定する複数のパターンデータと、当該パターンデータに基づく処理負荷に対応してそれぞれ予め定められたポイントとを含む制御テーブルと、
前記制御テーブルに基づき前記デバイスを制御する更新処理部と、
前記更新処理部で処理を行った前記パターンデータに対応する前記ポイントの累積を求めるポイント加算部と、
予め定められた時間間隔で割り込み信号を発生するデバイス管理タイマーと、
前記デバイス管理タイマーの出力に基づき前記制御テーブルの前記タイマー値を変化させる割り込み処理部と、を備え、
前記更新処理部は、複数の前記デバイスのうちで前記制御テーブルの前記タイマー値が所定の値になっている前記デバイスについて、対応する前記パターンデータを前記デバイス用基板へ出力するとともに、前記ポイント加算部により累積された前記ポイントが予め定められた閾値を超えたときに処理を中止する、ことを特徴とする遊技機。 - 前記制御テーブルは、さらに、前記ポイント加算部により累積された前記ポイントが予め定められた閾値を超えたことにより処理が中止されたことを示す処理カットフラグを含み、
前記更新処理部は、前記処理カットフラグがセットされているものについて、セットされていないものよりも優先して処理を行う、ことを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 演出に係る複数のデバイスをそれぞれ制御する複数のデバイス用基板と、前記複数のデバイス用基板を制御する制御基板とを備える遊技機において、
前記複数のデバイスは、予め第1カテゴリのグループと第2カテゴリのグループに分けられており、
前記第1カテゴリに含まれる前記デバイス(以下、「第1デバイス」)を制御するためのテーブルであって、前記第1デバイスの制御時間をそれぞれ指定する第1タイマー値と、前記第1デバイスの制御態様をそれぞれ指定する第1パターンデータと、当該第1パターンデータに基づく処理負荷に対応してそれぞれ予め定められたポイントとを含む第1制御テーブルと、
前記第1制御テーブルに基づき前記第1デバイスを制御する第1更新処理部と、
前記第2カテゴリに含まれる前記デバイス(以下、「第2デバイス」)を制御するためのテーブルであって、前記第2デバイスの制御時間をそれぞれ指定する第2タイマー値と、前記第2デバイスの制御態様をそれぞれ指定する第2パターンデータと、当該第2パターンデータに基づく処理負荷に対応してそれぞれ予め定められたポイントとを含む第2制御テーブルと、
前記第2制御テーブルに基づき前記第2デバイスを制御する第2更新処理部と、
前記第1更新処理部及び前記第2更新処理部で処理を行った前記第1パターンデータ及び前記第2パターンデータに対応する前記ポイントの累積を求めるポイント加算部と、
予め定められた時間間隔で割り込み信号を発生するデバイス管理タイマーと、
前記デバイス管理タイマーの出力に基づき前記第1制御テーブル及び前記第2制御テーブルの前記第1タイマー値及び前記第2タイマー値を変化させる割り込み処理部と、を備え、
前記第1更新処理部は、前記第1制御テーブルの前記第1タイマー値が所定の値になっている前記第1デバイスについて、対応する前記第1パターンデータを前記デバイス用基板へ出力するとともに、前記第1デバイスについて前記第1制御テーブルに基づく処理を終了したときは処理終了信号を出力し、
前記第2更新処理部は、前記処理終了信号を受けて処理を開始し、前記第2制御テーブルの前記第2タイマー値が所定の値になっている前記第2デバイスについて、対応する前記第2パターンデータを前記デバイス用基板へ出力するとともに、前記ポイント加算部により累積された前記ポイントが予め定められた閾値を超えたときに処理を中止する、ことを特徴とする遊技機。 - 前記第2制御テーブルは、さらに、前記ポイント加算部により累積された前記ポイントが予め定められた閾値を超えたことにより処理が中止されたことを示す処理カットフラグを含み、
前記第2更新処理部は、前記処理カットフラグがセットされているものについて、セットされていないものよりも優先して処理を行う、ことを特徴とする請求項3記載の遊技機。
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