JP5840781B2 - 受動的に制御される補助翼を備えたつばを有する、ロールするビークル - Google Patents

受動的に制御される補助翼を備えたつばを有する、ロールするビークル Download PDF

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Description

発明の分野
本発明は、スピンまたはロールする発射体/ミサイルのような、スピンする、ロールする、またはロール安定化された、ビークルに対する制御システムの分野に関する。
関連技術の説明
ある軍事的なアプリケーションにおいては、オペレーターが、発射体のとるコースや、衝撃を与えるターゲットの位置を効果的に制御することができる「スマート」な発射体への著しいニーズがある。このようなナビゲーション制御は、地球慣性系に関して急速にスピンする発射体に正確な力を伝えて、所望の方向コースを達成する能力を必要とする。過去のデバイスの中には、推進アウトレットのアレイ、燃料および火工品を使用して、所望の2次元コースの補正に必要な力を生成させるものもある。しかしながら、これらのデバイスは、早すぎる爆発の危険や、デバイスにより起こる震動が不正確なコース補正につながることが多いというような、著しい不利益を被るものである。
このような過去の発射体の一部は、スピンまたはロールする発射体を操縦するための操縦メカニズムを備えた誘導キットである。このようなキットおよび操縦メカニズムの改良に対する必要性がある。
本発明のある態様にしたがうと、操縦メカニズムは動圧の関数として迎え角を受動的に変更する補助翼を有する、ロールするつばを備えている。
本発明の別の態様にしたがうと、飛行体は、胴体の長軸のまわりをロールする胴体と、胴体に対して位置付け可能であるつばとを備える。つばは、発射体の動圧の関数として迎え角を受動的に変更する補助翼を備える。
本発明のまた別の態様にしたがうと、飛行体は、胴体の長軸のまわりをロールする胴体と、胴体に対して位置付け可能なつばとを備える。つばは、発射体の飛行中、つばに円周力を提供する補助翼を備える。補助翼は、発射体の動圧の関数として迎え角を弾力的に変更する。
本発明のさらに別の態様にしたがうと、ヒューズウエル誘導キットは、誘導キット胴体と、胴体に対して回転可能なつばとを備えている。つばは、動圧の関数として迎え角を受動的に変更する補助翼を備える。
先述のおよび関連する目的の遂行のために、本発明は、完全に説明し、特許請求の範囲において特に指摘している特徴を備えている。以下の説明および添付の図面は本発明のある実証的な実施形態を詳細に示している。これらの実施形態はしかしながら、本発明の原理が用いられるかもしれないさまざまな方法のいくつかを示しているに過ぎない。本発明の、他の目的、利点および新規な特徴は、図面とともに考慮されるとき、以下の発明の詳細な説明から明らかになるであろう。
添付の図面は、必ずしもスケーリングされておらず、本発明のさまざまな態様を示すものである。
図1は、本発明の実施形態にしたがった、発射体の斜視図である。 図2は、図1の発射体の一部である誘導キットの斜視図である。 図3は、本発明の実施形態にしたがった、つばの断面図である。 図4は、図3のつばの一部の詳細な図である。 図5は、本発明の別の実施形態にしたがった、つばの断面図である。 図6は、図5のつばの一部の詳細な図である。 図7は、第1のコンフィギュレーションにおける図5のつばの補助翼の平面図である。 図8は、第2のコンフィギュレーションにおける図7の補助翼の平面図である。 図9は、本発明の別の実施形態にしたがった、ヒューズウエル誘導キットの側面図である。 図10は、図9のヒューズウエル誘導キットのつばの断面図である。 図11は、図9の誘導キットの補助翼調節メカニズムの動作を概略的に示す図である。 図12は、本発明のさらに別の実施形態にしたがった、つばの斜視図である。 図13は、図12のつばの一部の垂直横断面図である。 図14は、図13のセクション14−14に関する図である。
詳細な説明
発射体のような、スピンする、ロールする、またはロール安定化された、物体またはビークルは、飛行中、胴体の長軸のまわりを回転(スピン)する胴体を備える。つばは発射体を操縦するために、胴体に対して位置付け可能であり、つばはつばを位置付けするためのロール力を提供する補助翼を有する。つばは、発射体を操縦するための横力を提供するエレベータも有する。つばの位置付けは、制動力のような抑制力で補助翼のロール力を緩和して、つばの位置を発射体の長軸に関して実質的に一定に保持することにより遂行してもよい。補助翼は、発射体の動圧における変化により、効果的な迎え角を受動的に変更する。低速において、発射体のスピン(ロール)方向とは反対の方向につばを逆回転させるのに十分なロール力を提供するために、受動的な補助翼は比較的大きな迎え角を有する。高速において、補助翼でロール力を発生させることがより簡単であるとき、補助翼はその迎え角を弾力的に減らし、つばに対する大きなロール力を防ぐ。つばに対するロール力を制限することにより、つばを位置付けするのに使用される逆制動力または他の抑止力の量が制限される。これにより、発射体の飛行中、より効率的にエネルギーを使用することができる。補助翼の迎え角の受動的な変更は、ねじり棒、板ばね、またはねじりばねのような、さまざまなメカニズムのいずれかを通して遂行してもよい。
図1は、スピンするまたはロールする胴体12を有する、ビークルまたは発射体10を示している。胴体12は胴体12の長軸14のまわりを回転する。
発射体10は、発射プロセスの一部としてスピンさせられるかもしれない、および/または、飛行中に発射体に伝えられるスピンまたはロールモーメントを有するかもしれないが、それは例えば、角度のついたまたそうでなければ揚力を生成させる尾部垂直安定板18やカナードやまたは翼のような、気流においてモーメントを生成させる表面を使用することによる、あるいは、推力メカニズムを使用することによるものである。
図示した実施形態において、発射体10は胴体12の前端に結合されているヒューズウエル誘導キット20も備える。「ヒューズウエル誘導キット」は、ここでは、ヒューズウエル中に取り付けられる1つのデバイスに、誘導装置と信管とを組み合わせるデバイスを指すために使用されている。誘導キット20は、発射体10の一部として、信管を受け入れるヒューズウエルにはめ込まれている。誘導キット20は、おそらく発射体10がターゲットに対し近距離にあるときに、発射体10の(示されていない)弾頭または他の爆発物を爆発させるための信管を備えていてもよい。
誘導キット20は、スピン安定化された発射体10の操縦において使用される誘導機能も実行する。加えて図2を参照すると、誘導キット20は、スピンするまたはロールする胴体12に対して回転可能であるとともに、胴体12と一緒にロールする誘導キット胴体に対して回転可能なつば24を備える。つば24は、胴体12に対して位置付けして、揚力を生成させる空力的な表面(エレベータ)26を位置付けし、傾斜旋回操縦を使用して発射体10を操縦する横力を提供することができる。つば24は、つば24を位置付けするために使用される回転(円周)力を提供する補助翼28も備える。補助翼28からの空力的な力が、つば24を胴体12に対して回転させ、例えば、つば24を胴体12の方向とは反対方向に回転させる。つば24のこの逆回転は、ブレーキ30を使用することで調整してもよい。これにより、発射体10の平行移動とともに動くが、胴体12のスピンまたはロールとともには回転しない座標系に対して、実質的に一定の位置に維持されるように、つば24を位置付けすることができる。したがって、発射体10の所望の傾斜旋回操縦を達成するために、つば24を長軸14に対して位置付けして、エレベータ26からの横力を正しい方向に加えることができる。
ブレーキ30は、つば24と胴体12との間の相対的な回転を遅くするための、さまざまな既知の適切なメカニズムのうちのいずれかを使用してもよい。ブレーキ30は、摩擦力や(電気モーターにおけるような)電気力やまたは磁力を利用して、つば24と胴体12との間の相対的な回転を遅くしてもよい。これにより、つば24の位置付けを所望通りに得て、維持することができる。
発射体10の増加する動圧(スピード)により、固定された迎え角を有する補助翼は増加する空力的な力をもたらして、胴体12に対してつば24を逆回転させる。逆回転の空力的な力の増加は、つば24を位置付けするために、より大きな制動力の使用を必要とするだろう。これは、ブレーキ30がより大きな力を働かせることができる必要があるだろうし、および/または、つば24を位置付けするために、制動力を加える際に、より多くのエネルギーを消費させる必要があるかもしれない。
高い発射体動圧において必要とされる制動量を減らすために、補助翼28は、発射体10の動圧の関数として、受動的にそれらの迎え角を変える。迎え角の変化は受動的であり、迎え角の変更をさせる、指示された入力の力またはコマンドされたアクションはない。迎え角の変更は、補助翼の迎え角の変更を可能にするメカニズムのコンフィギュレーションの結果であり、空力的な力は弾力的な力とバランスする。ある種の弾力的な力は、補助翼28上の空力的な力とバランスして、異なるレベルの異なる空力的な力(発射体10の異なる動圧)に対して、補助翼28を異なる迎え角にする。
空中を進行する発射体に関して、ビークルをここで記述する。しかしながら、補助翼の位置付けシステムは、動力付きミサイル、動力付きでない発射体、または他の種類の飛行体であろうとなかろうと、さまざまな飛行体において使用してもよい。
補助翼28を位置付けするための弾力的な力は、板ばね、ねじり棒、ねじりばね、およびゴムバンドのような、さまざまなメカニズムのいずれかからのものであってもよい。以下で記述する、実例となる実施形態において、これらの弾力的なメカニズムのいくつかを示す。
図3および図4は、補助翼48が迎え角を受動的に変更できるようにするメカニズム46を有するつば44を図示している。メカニズム46は、例えばねじり棒50の端と補助翼48との上の対応するキーを使用することにより、一端において、補助翼48のシャフト54に結合されているねじり棒50を、補助翼48のそれぞれに対して備えている。つばハウジング58の対応するキー付けされた表面内にはめ込まれたねじり棒50上で(示されていない)キーを使用するようなことにより、ねじり棒50の反対の端は、つばハウジング58に対して固定されている。したがって、ねじり棒50は、つばハウジング58に対するシャフト54の回転への抵抗力を弾力的に提供する。発射体の飛行中に補助翼48のブレード62上で補助翼48が空力的な力を経験したときに、補助翼48をサポートするように、ベアリング60がシャフト54およびつばハウジング58に結合されている。例えば、迎え角をシフトさせるように、補助翼48がつばハウジング58に対する位置をシフトさせることができる一方で、依然として空力的な負荷をブレード62からつばハウジング58へ送ることができるように、ベアリング60は、ベアリング60内で移動可能な丸みを帯びたシャフト端64を備えたジャーナルベアリングであってもよい。
ねじり棒50は、さまざまな形状のうちいずれかの、金属の一片であってもよい。補助翼48が最大の迎え角にあり、補助翼48上に空力的な力がないとき、ねじり棒50に負荷がかからないようにねじり棒50は構成されていてもよい。空力的な力は補助翼48上にトルクをかけ、ねじり棒50は補助翼48の迎え角変更に対する抵抗力を提供する。補助翼のブレード62上の空力的な力と、ねじり棒50のねじれからの力との間のバランスが、あらゆる所定の動圧(スピード)に対する補助翼の位置(迎え角)を確立する。したがって、発射体の動圧の関数として、補助翼48は迎え角を受動的に変更し、発射体の動圧が増加するにしたがって、迎え角を減少させる。
つば44は、さらに記述していない他の部品を備える。例えば、つば44(および以下に記述する他の実施形態でのつば)は、固定された迎え角のエレベータ68を備える。
図5〜図8は別の実施形態を示し、つば84は、補助翼88の迎え角を受動的に変更するためのメカニズム86を備える。メカニズム86は、つばハウジング98の外側上のブリスター90内に位置する。補助翼88はそれぞれ、ブレード82およびシャフト84を有し、ブリスター90内で、タブ86がシャフト84から伸びている。ブリスター90のそれぞれの内には、タブ86と接触している、板ばねのような、弾力的なデバイス94もある。ばね94は補助翼88を、ある低速の迎え角、例えば10度に偏らせる(図7)。発射体がその動圧を増加させるにしたがって、ばね94は迎え角の変更に対する抵抗力も提供し(図8)、動圧が増加すると、迎え角は例えば3度の高速の迎え角に減少する。補助翼88を依然として機械的にサポートする一方で、補助翼88が位置(迎え角)をシフトできるように、ベアリング100を使用してもよい。ベアリング100は、ベアリング60と同様の方法で機能するジャーナルベアリングであってもよい(図3)。
ブリスター90は、低い抗力を提供する流線型の形状を有していてもよい。ブリスター90を使用することで、メカニズム86が、つば84に囲まれた内部スペース104内に侵入することを防ぐ。このことにより、上述したような受動的に移動可能な補助翼88を持たない発射体に対するものと同じ内部スペースのコンフィギュレーションが可能になる。
図9〜図11は、つば124を備えるヒューズウエル誘導キット120のさらなる実施形態を示し、つば124は補助翼128の受動的な迎え角変更を可能にするメカニズム126を有する。補助翼128はそれぞれ、シャフト134に取り付けられたブレード132を有する。ブレード132およびシャフト134は、単一の連続的なまとまった部品のうちの一部分であってもよい。
シャフト134は、つばハウジング138内のホール136を通っている。ホール136はその周囲にベアリングを有して、補助翼128が位置(迎え角)をシフトできるように助けてもよい。シャフト134はねじ付きシャフト端142を有する。シャフト端142上にねじ込まれたナット148によって、ばねワッシャー(ベルヴィルワッシャー)144が、シャフト端142上に保たれている。ばねワッシャー144は、補助翼128をつばハウジング138に対して引きよせ続けるために使用されている。
ピン152は、クランク154をシャフト端142に堅く接続するために使用されている。クランク154の末端156は張力ばね158に接続され、張力ばね158は補助翼を最大の迎え角に偏らせるために使用され、補助翼128上の空力的な力による、迎え角の受動的な減少への抵抗力を提供するために使用される。張力ばね158はさまざまな適切なばねのうちのいずれかであってもよい。クランク154の動きを制限するために、止め具160および162が提供されていてもよく、補助翼128が取得可能な、最大および/または最小の迎え角に対する制限を提供する。図11は、止め具160および162に対するクランク154の2つの終端の位置を示す。
図12〜図14は、さらに別の実施形態のつば184を示し、つば184内では、補助翼188がそれらの迎え角を受動的に変更できるようにするメカニズム186が使用されている。補助翼ブレード202内にねじ込まれ、つばハウジング198内のホールを通るピボットピン200の使用により、それぞれの補助翼188はつばハウジング198に結合されている。ピボットピン200、および、したがって補助翼188が、つばハウジング198に対して旋回できるように、ベアリング保持装置206により保持されているベアリング204が使用されている。つばハウジング198からの外側突起部210に位置しているゴムバンド208は、一端がピボットピン200に、反対端が突起部210の対向する壁間に伸びる第2のピン212に取り付けられている。ゴムバンド208はピボットピン200の周囲に巻きついている。ゴムバンド208の伸びは、発射体が動いていないときに生じる初期最大値からの迎え角の減少に対する抵抗力を提供する。ブレード202上の空力的な力と、伸ばされたゴムバンド208からの復元する弾性的な力との間のバランスが、補助翼188を位置付けし、発射体の動圧が増加するにしたがって、補助翼188はそれらの迎え角を受動的に減少させる。補助翼188の迎え角を制限するための機械的止め具として、1つ以上の動き制限ピン216を使用してもよい。
先述の実施形態において、補助翼は互いに独立して迎え角を変更することができる。これは、各補助翼が、復元する力によって決定された局所的な迎え角に緩和できるようにすることで、大きな迎え角における性能を改善させるかもしれない。固定された発射体では、動圧と発射体の大きな迎え角とのいくつかの組み合わせに対して、つばのスピン反転が可能であるかもしれない。異なる補助翼に対するわずかに異なる迎え角が、このつばのスピン反転を回避するのを助けてもよい。しかしながら、代替として、例えば補助翼を機械的にリンクさせることにより、2つの補助翼の迎え角をリンクさせてもよい。
動圧と逆に補助翼の取付角を変化させることにより、単一のつばのコンフィギュレーションは、発射体と、発射体装薬と、ガンの上下角との広い組み合わせに対応することができる。上述したつばにとっての他の利点は、それらのコンフィギュレーションが機械的に単純であって自動調節式であり、それらはつばの慣性において最小限の増加しかもたらさず、それらは安価で、ガンを強力にするのを可能にし、そして外部の動力またはセンサを必要としないことである。
1つ以上の実施形態に関して上述した特徴の多くは、他の実施形態の特徴と組み合わせてもよい。他の実施形態とともに使用してもよい特徴の例は、ブリスター、機械的止め具、ピボットベアリングまたは他のベアリングを使用することを含み、つばハウジング内の全体もしくは一部に位置する補助翼調節メカニズムを有すること、つばハウジングの周辺回りのエレベータと調節可能な補助翼とを交互にすること、傾斜旋回操縦のためのエレベータおよびヒューズウエル誘導キットの、部分であるつばを備えることを含む。
本発明は、ある好ましい実施形態に関して示し記述してきたが、本明細書および添付の図面を読んで理解するとき、均等な改変および修正が当業者に考えつくであろうことは明らかである。特に、上述したエレメントにより実行されるさまざまな機能(コンポーネント、アセンブリ、デバイス、コンポジション等)に関して、このようなエレメントを説明するために使用した(「手段」への言及を含む)用語は、特に示していない限り、ここで図示した本発明の例示的な実施形態における機能を実行する開示した構造とは構造的に均等ではなくても、説明したエレメントの特定の機能を実行する任意のエレメント(すなわち機能的に均等であるエレメント)に対応するように意図されている。さらに、いくつかの図示した実施形態のうちの1つ以上に関してのみ本発明の特定の特徴を上で説明していないかもしれないが、任意の所定のまたは特定のアプリケーションに対して望ましく有利であるかもしれないので、そのような特徴は他の実施形態の1つ以上の他の特徴と組み合わせてもよい。
以下に、本願出願時の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]飛行体において、
胴体の長軸のまわりをロールする胴体と、
前記胴体に対して位置付け可能であるつばとを具備し、
前記つばは、発射体の動圧の関数として迎え角を受動的に変更する補助翼を備える飛行体。
[2]前記補助翼は、前記発射体の飛行中、前記つばに円周力を提供し、前記胴体とは反対の方向に前記つばを逆ロールさせる[1]記載の飛行体。
[3]前記補助翼は、前記発射体の動圧の関数として迎え角を弾力的に変更する[1または[2]記載の飛行体。
[4]前記補助翼に動作可能に結合され、前記動圧が増加するにつれて前記補助翼をピボット回転させることにより前記補助翼の迎え角を減らす傾向がある前記補助翼上の圧力に対抗してばね力を提供するそれぞれのばねをさらに具備する[3]記載の飛行体。
[5]前記ばね力は板ばねにより提供される[4]記載の飛行体。
[6]前記ばね力はねじりばねにより提供される[4]記載の飛行体。
[7]前記ばね力はゴムバンドにより提供される[4]記載の飛行体。
[8]ねじり棒が前記補助翼に動作可能に結合され、前記補助翼を位置付けする[1]ないし[3]のいずれか1項記載の飛行体。
[9]前記つばのつばハウジングに対して外部のブリスターをさらに具備し、前記補助翼の迎え角を変更するためのメカニズムの少なくとも一部分は前記ブリスター中に位置する[1]ないし[8]のいずれか1項記載の飛行体。
[10]前記つばは、エレベータも備え、
前記補助翼は前記胴体に対する前記つばの位置付けのために使用され、
前記エレベータは前記発射体に対する操縦力を提供するために使用される[1]ないし[9]のいずれか1項記載の飛行体。
[11]前記エレベータはそれぞれ、固定された迎え角を有する[10]記載の飛行体。
[12]前記エレベータは、傾斜旋回操縦のために使用される[10]または[11]記載の飛行体。
[13]前記補助翼の迎え角変更を制限する機械的止め具をさらに具備する[1]ないし[12]のいずれか1項記載の飛行体。
[14]前記補助翼は互いに独立して、迎え角を受動的に変更する[1]ないし[13]のいずれか1項記載の飛行体。
[15]前記胴体に対する前記つばの逆ロールを制動するためのブレーキをさらに具備する[1]ないし[14]のいずれか1項記載の飛行体。
[16]つばはヒューズウエル誘導キットの一部である[1]ないし[15]のいずれか1項記載の飛行体。
[17]飛行体において、
胴体の長軸のまわりをロールする胴体と、
前記胴体に対して位置付け可能であるつばとを具備し、
前記つばは、発射体の飛行中、前記つばに円周力を提供する補助翼を備え、
前記補助翼は、前記発射体の動圧の関数として迎え角を弾力的に変更する飛行体。
[18]ヒューズウエル誘導キットにおいて、
誘導キット胴体と、
前記胴体に対して回転可能なつばとを具備し、
前記つばは、動圧の関数として迎え角を受動的に変更する補助翼を備えるヒューズウエル誘導キット。
[19]前記補助翼は、前記動圧の関数として迎え角を弾力的に変更する[18]記載の誘導キット。
[20]前記つばは固定された迎え角のエレベータの対も備える[18]または[19]記載の誘導キット。

Claims (15)

  1. 飛行体において、
    胴体の長軸のまわりをロールする胴体と、
    前記胴体に対して位置付け可能であるつばとを具備し、
    前記つばは、前記飛行体の動圧の関数として前記つばのつばハウジングに対する迎え角を受動的に変更する補助翼を備え、
    前記補助翼は、前記飛行体の動圧の関数として迎え角を変し、前記迎え角における変更は、前記補助翼上の空力的な力が前記補助翼における弾力的な力とバランスすることを含む飛行体。
  2. 前記補助翼は、前記飛行体の飛行中、前記つばに円周力を提供し、前記胴体とは反対の方向に前記つばを逆ロールさせる請求項1記載の飛行体。
  3. 前記補助翼に動作可能に結合され、前記弾力的な力を提供するそれぞれのばねをさらに具備し、前記弾力的な力は、前記動圧が増加するにつれて前記補助翼をピボット回転させることにより前記補助翼の迎え角を減らす傾向がある請求項1または2記載の飛行体。
  4. 前記弾力的な力は板ばねにより提供される請求項3記載の飛行体。
  5. 前記弾力的な力はねじりばねにより提供される請求項3記載の飛行体。
  6. 前記弾力的な力はゴムバンドにより提供される請求項3記載の飛行体。
  7. ねじり棒が前記補助翼に動作可能に結合され、前記補助翼を位置付けする請求項1または2記載の飛行体。
  8. 前記つばのつばハウジングに対して外部のブリスターをさらに具備し、前記補助翼の迎え角を変更するためのメカニズムの少なくとも一部分は前記ブリスター中に位置する請求項1ないし7のいずれか1項記載の飛行体。
  9. 前記つばは、エレベータも備え、
    前記補助翼は前記胴体に対する前記つばの位置付けのために使用され、
    前記エレベータは前記飛行体に対する操縦力を提供するために使用される請求項1ないし8のいずれか1項記載の飛行体。
  10. 前記エレベータはそれぞれ、固定された迎え角を有する請求項9記載の飛行体。
  11. 前記エレベータは、傾斜旋回操縦のために使用される請求項9または10記載の飛行体。
  12. 前記補助翼の迎え角変更を制限する機械的止め具をさらに具備する請求項1ないし11のいずれか1項記載の飛行体。
  13. 前記補助翼は互いに独立して迎え角を受動的に変更する請求項1ないし12のいずれか1項記載の飛行体。
  14. 前記胴体に対する前記つばの逆ロールを制動するためのブレーキをさらに具備する請求項1ないし13のいずれか1項記載の飛行体。
  15. つばはヒューズウエル誘導キットの一部である請求項1ないし14のいずれか1項記載の飛行体。
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