JP5839548B2 - 発光装置の製造方法、面光源装置の製造方法、及び表示装置の製造方法 - Google Patents
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材)を介して出射する発光装置が知られている。このような発光装置は、所望の発光性能
を発揮できるようにするため、レンズを発光素子に対して正確に位置決めする必要がある
。
に形成した位置決め穴に基板側から突出する位置決めピンを挿入する技術が知られている
(特許文献1参照)。
業を機械で行う場合に、レンズを保持する機械のハンドリング部の搬送精度のばらつきに
よって、レンズの位置決め穴に基板側から延びる位置決めピンを挿入させることができず
、レンズの組付不良を生じる虞がある。
に位置決めすることができ、レンズ(光束制御部材)を機械で基板に組み付ける際に組付
不良が生じない技術を提供する。
と発光素子の光軸との芯ずれ量(λ)が(ε<λ≦δ)の場合に、第1脚部の傾斜面部分
が基板の位置決め穴の開口縁にスライド可能に接触し、第2脚部が基板の固定面に着座す
るまで自重によってスライドしながら落下し、第2脚部が固定面に着座した時点において
、光束制御部材の中心軸と発光素子の光軸との芯ずれ量(λ)が(λ=ε)となる。その
ため、本発明によれば、光束制御部材を発光素子が実装された基板に組み付け不良を生じ
ることなく組み付けることができると共に、光束制御部材の中心軸と発光素子の光軸とを
所望の精度(0〜εの範囲)内に芯合わせすることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る発光装置1を示す図である。また、図2は、本発
明の第1実施形態に係る発光装置1を構成する光束制御部材2を示す図である。なお、図
1(a)は、発光装置1の平面図である。また、図1(b)は、図1(a)のA1−A1
線に沿って切断して示す発光装置1の断面図である。また、図2(a)は、光束制御部材
2の平面図である。また、図2(b)は、光束制御部材2の正面図である。また、図2(
c)は、図2(a)のA2−A2線に沿って切断して示す光束制御部材2の断面図である
。また、図2(d)は、光束制御部材2の裏面図である。
からの光を透過する光束制御部材2と、を備えている。ここで、光束制御部材2は、発光
素子4からの立体的な出射光束の中心の光が進行する方向を光軸Lとすると、光束制御部
材2の中心軸L1が光軸Lに対して芯合わせされた状態で基板3上に組み付けられるよう
になっている。なお、光束制御部材2の中心軸L1と発光素子4の光軸Lとの芯合わせの
具体的構成、及び光束制御部材2を基板3上に固定する具体的構成は、後に詳述する。
リカーボネート),EP(エポキシ樹脂)等の樹脂材料、又は光透過性を有するガラスに
よって形成されている。
配置される裏面5と、裏面5側の中央部に位置する凹部6と、裏面5の反対側に位置する
光制御出射面7と、裏面5に複数形成された第1脚部8及び第2脚部10と、を有してい
る。
、裏面5の法線方向が光束制御部材2の中心軸L1と平行になるように形成された平面で
ある。この裏面5は、その法線方向から見た形状が凹部6を取り囲むように形成された中
空円板形状部分5aと、この中空円板形状部分5aの外周端から径方向外方に張り出すよ
うに形成された一対の半円形状の張出部分5b,5bとで形作られている。一対の張出部
分5b,5bは、中心軸L1を中心として点対称となるように形成されている。
して一対形成されている。一対の第1脚部8,8は、光束制御部材2の中心軸L1を中心
として点対称の位置に形成されており、裏面5から光束制御部材2の中心軸L1と平行に
(−Z軸方向に沿って)突出している。第1脚部8は、基端部側の円柱形状部分8aと、
先端部側の円錐形状の傾斜面部分8bとで形作られている。そして、第1脚部8は、傾斜
面部分8bが基板3の位置決め穴11に係合されることにより、光束制御部材2の中心軸
L1を基板3に実装された発光素子4の光軸Lに芯合わせする(光束制御部材2の中心軸
L1を、X−Y平面上において、発光素子4の光軸Lに対して位置決めする)。この第1
脚部8の円柱形状部分8aは、その直径が位置決め穴11の穴径と等しい。
3分割する位置には、それぞれ第2脚部10が形成されている。第2脚部10は、円柱形
状であり、その先端面10aが基板3上の固定面13(接着剤14の表面)に着座し、基
板3に接着固定されることにより、光束制御部材2を基板3の法線方向(発光素子4の光
軸Lに沿った方向)に位置決めすると共に、光束制御部材2を発光素子4に対して光軸L
方向(Z軸方向)に位置決めする。
滑らかな曲面(非球面又は半球面)で形作られている。そして、この光束制御部材2の凹
部6を形作る曲面6aは、発光素子4からの光を光束制御部材2の内部に入射させる入射
面として機能する。
円板形状部分5aの外形寸法よりも僅かに小径となるように形成されており、その外周端
が鍔部15を介して裏面5に接続されている。この光制御出射面7は、中央部に位置する
第1出射面部7aと、この第1出射面部7aを取り囲むように位置する第2出射面部7b
と、この第2出射面部7bを取り囲むように位置して第2出射面部7bと鍔部15とを接
続する第3出射面部7cと、を有している。そして、この光制御出射面7は、凹部6から
光束制御部材2の内部に入射した発光素子4からの光が光軸Lを中心として拡がって出射
するように、光を制御出射する。ここで、光制御出射面7から出射する光は、光制御出射
面7に到達した光のうちのフレネル反射された光以外の光である。
面であり、球の一部を切り取ったような凹みを形作る曲面であって、光束制御部材2の中
心軸L1を中心として形成された曲面である。光制御出射面7の第2出射面部7bは、第
1出射面部7aに滑らかに接続された上に(+Z軸方向へ向かって)凸の滑らかな曲面で
あり、平面視した形状が第1出射面部7aを取り囲む中空円板形状の曲面である。光束制
御部材7の第3出射面部7cは、第2出射面部7bに滑らかに接続された上に(+Z軸方
向へ向かって)凸の滑らかな曲面であり、平面視した形状が第2出射面部7bを取り囲む
中空円板形状の曲面である。
図3乃至図4は、光束制御部材2を基板3に組み付ける作業状態を模式的に示す図であ
る。これらの図において、光束制御部材2は、図示しない機械のハンドリング部によって
基板3上の組み付け位置まで搬送された後、図示しない機械のハンドリング部から基板3
上に落下させられるようになってる。なお、図3は、光束制御部材2の第1脚部8の中心
P1が落下基準位置P0から−X方向へδだけずれた状態において、光束制御部材2が図
示しない機械のハンドリング部から基板3上に落下した状態を示している。また、図4は
、光束制御部材2の第1脚部8の中心P1が落下基準位置P0から+X方向へδだけずれ
た状態において、光束制御部材2が図示しない機械のハンドリング部から基板3上に落下
した状態を示している。ここで、δは、図示しない機械のハンドリング部における搬送精
度に起因する光束制御部材2の落下位置誤差の最大値であり、第1脚部8の実際の落下位
置と第1脚部8の落下基準位置P0とのずれ量の最大値である。また、落下基準位置P0
は、基板3の位置決め穴11の中心位置である。
基板3上に落下すると、第1脚部8の傾斜面部分8bが位置決め穴11の表面側(上方側
)の開口縁11aに接触する(図3(a)〜(b),図4(a)〜(b)参照)。この際
、光束制御部材2の第2脚部10の先端面10aと基板3上の固定面13との間には隙間
がある(図3(b),図4(b)参照)。
まで、第1脚部8の傾斜面部分8bが位置決め穴11の開口縁11aでガイドされ、自重
によってスライドしながら落下する。そして、光束制御部材2は、第2脚部10の先端面
10aが基板3上の固定面13に着座した状態において、第1脚部8の中心P1と位置決
め穴11の中心(落下基準位置P0)との芯ずれ量の最大値がεとなるように、基板3上
に位置決めされ、基板3上の固定面13に第2脚部10が接着固定される(図3(c),
図4(c)参照)。
〜εの範囲に抑えることが可能になる。なお、本実施形態において、光束制御部材2は、
裏面5の中空円板形状部分5aの外径寸法を16mmとした場合、εが0.1mmとなる
ように形成されている。
させる場合に関するものであるが、図示しない機械のハンドリング部を作業者の手に置き
換えることにより、光束制御部材2を作業者の手から基板3上に落下させる場合にも適用
することができる。
光束制御部材2の第2脚部10が固定面13に着座した状態において、位置決め穴11の開口縁11aを通る仮想平面(基板3上面の延長面)によって第1脚部8の断面をとったとき、この断面直径をd1とし、位置決め穴11の直径をd2とする(図3(c)及び図4(c)参照)。そして、d1>2δとなるように(例えば、d1=2(δ+α)となるように)、第1脚部8が形成される。なお、αは、光束制御部材2の成形上の都合を考慮した任意の値とする。
きさで形成されているが、これに限らず、第1脚部8及び位置決め穴11は、0≦d2−
d1≦2εとなるように形成されればよい。
3上の固定面13に着座した状態において、光束制御部材2の裏面5と基板3の表面3a
との間隔をh0とし、第1脚部8の傾斜面部分8bの傾斜角をθとし、第1脚部8の裏面
5からの突出高さをh1とすると、h1=(d1/2)・cotθ+h0となるように第
1脚部8が形成される。
グ部から落下させられる際に、第1脚部8の中心P1が落下基準位置P0に対して最大で
δだけずれて落下しても、その中心軸L1と発光素子4の光軸Lとのずれ量がεの範囲内
に収まるように、発光素子4の光軸Lに対して光束制御部材2の中心軸L1が芯合わせさ
れる。
において、光束制御部材2の中心軸L1と発光素子4の光軸Lとのずれ(ずれ量(ε))
が許容されている。これにより、光束制御部材2が基板3上に落下させられる際の光束制
御部材2の中心軸L1と発光素子4の光軸Lとのずれ量(λ)が(0〜δ)の範囲内であ
れば、第2脚部10は固定面13に確実に着座し、光束制御部材2は基板3に確実に接着
固定される。
け根部)における直径も、前述の着座状態における断面直径と同じく寸法d1で形成され
ているが、これに限らず、根元部の直径を断面直径よりも大径となるように形成してもよ
い。
第1脚部8及び第2脚部10の形成位置は、図5及び図6を参照し、光束制御部材2の
光制御出射面7によってフレネル反射された後に裏面5に到達した光の光量を考慮して決
定する。なお、図5は、光束制御部材2の内部に入射した発光素子4からの光Hの光路図
を模式的に示す図である。また、図6は、光束制御部材2の光制御出射面7によってフレ
ネル反射されて裏面5に到達した光の光量を示す図である。ここで、図5において、レン
ズ半径とは、光束制御部材2の中心軸L1(発光素子4の光軸L)から半径方向に沿って
測った寸法である。また、図6において、レンズ半径は図5におけるレンズ半径に対応し
、到達エネルギー量は光束制御部材2の裏面5に到達した光の光量のピーク値を100と
した場合の割合(無次元値)を示している。また、図5及び図6において、レンズ半径8
mmの位置は、光束制御部材2の裏面5における中空円板形状部分5aの半径方向外方端
に対応している。
光制御出射面7に到達した光Hのうちの一部の光H1がフレネル反射されて裏面5に到達
し、光制御出射面7に到達した光Hのうちのフレネル反射された光H1以外の光H2が光
制御出射面7から光束制御部材2の外部に向けて制御出射される。
光の光量は、光束制御部材2の中心軸L1(レンズ半径0mmの位置)から半径方向に沿
って所定距離(約5.8mm)の位置にピーク値が生じる。そして、その光量のピーク位
置(レンズ半径が約5.8mmの位置)から半径方向内方へ向かって約0.8mm移動し
た位置(レンズ半径が約5mmの位置)における到達エネルギーは、ピーク値の20%に
なる。加えて、到達エネルギーは、レンズ半径が約5mmの位置から半径方向内方へ向か
うにしたがって漸減する。また、その光量のピーク位置(レンズ半径が約5.8mmの位
置)から半径方向外方へ向かって約0.4mm移動した位置における到達エネルギーは、
ピーク値の20%となる。加えて、到達エネルギーは、レンズ半径が約6.2mmの位置
から半径方向外方へ向かうにしたがって漸減する。
ギーの値がピーク位置の20%以下となる領域に形成することにより、位置決め穴11や
接着剤14で吸収される光の量を少なくすることができ、発光素子4からの光を照明光と
して利用できる割合が増加する。
L1から8mmの位置となるように、裏面5の中空円板形状部分5aと張出部分5bとに
跨って形成されている。また、第2脚部10は、その中心P2が光束制御部材2の中心軸
L1から4.5mmの位置となるように、裏面5の凹部6寄りの位置に形成されている(
図2(d)参照)。なお、光束制御部材2の利用態様が第1脚部8及び第2脚部10によ
る光のロスを問題としなくてもよい場合、第1脚部8及び第2脚部10は裏面5の任意の
位置に形成してもよい。
以上のように、本実施形態によれば、光束制御部材2が図示しない機械のハンドリング
部から基板3上に落下させられる際に、光束制御部材2の中心軸L1と発光素子4の光軸
Lとの芯ずれ量(λ)が(ε<λ≦δ)の場合に、第1脚部8の傾斜面部分8bが基板3
の位置決め穴11の開口縁11aにスライド可能に接触し、第2脚部10が基板3の固定
面13に着座するまで自重によってスライドしながら落下し、第2脚部10が固定面13
に着座した時点において、光束制御部材2の中心軸L1と発光素子4の光軸Lとの芯ずれ
量(λ)が(λ=ε)となる。そのため、本実施形態によれば、発光素子4が実装された
基板3と光束制御部材2との組み付け不良を生じることがなく、光束制御部材2の中心軸
L1と発光素子4の光軸Lとを所望の精度(0〜εの範囲)内に芯合わせすることができ
る。
脚部10は、光束制御部材2の光制御出射面7でフレネル反射された後に光束制御部材2
の裏面5に到達した光の光量がピーク値に対して20%以下となる領域に配置されている
。そのため、本実施形態に係る光束制御部材2及びこれを有する発光素子1は、第1脚部
8及び第2脚部10における光のロスを抑えることができ、発光素子4からの光の利用効
率を高めることができる。
図7は、第1脚部8及び第2脚部10の配置位置の変形例を示す図であり、光束制御部
材2の裏面図である。
0を第1脚部8と同一円16上に位置するように径方向外方へずらして配置されたもので
ある。そして、この図7(a)に示す光束制御部材2は、中心線17を対称軸として線対
称となるように、一対の第1脚部8と3個の第2脚部10が配置されており、一対の第1
脚部8が中心線18上に位置し、3個の第2脚部10が円16の周方向に沿って等間隔で
位置している。
図8(a)は、第1脚部8の変形例1を示す図であり、図1(c)に対応する図である
。この変形例1に係る第1脚部8は、円錐台形状の傾斜面部分8bの先端が半径αの平坦
面8cになっており、光束制御部材2の射出成形時において、平坦面8cをエジェクトピ
ン(図示せず)で押圧できるようになっている。
。この変形例2に係る第1脚部8は、円錐台形状の傾斜面部分8bの先端に、半径αの円
柱状の突起8dが中心軸20に沿って突出しており、光束制御部材2の射出成形時におい
て、突起8dの先端面をエジェクトピン(図示せず)で押圧できるようになっている。
。この変形例3に係る第1脚部8は、傾斜面部分8bが滑らかな曲面で形作られたテーパ
ー面であり、傾斜面部分8bの先端が半径αの平坦面8cになっており、光束制御部材2
の射出成形時において、平坦面8cをエジェクトピン(図示せず)で押圧できるようにな
っている。
。この変形例4に係る第1脚部8は、傾斜面部分8bの円柱形状部分8a寄りの位置にお
ける傾斜角が変形例3の第1脚部8における傾斜面部分8bの傾斜角よりも大きくなって
いる。そしてこの変形例4に係る第1脚部8の傾斜面部分8bの先端が半径αの平坦面8
cになっており、光束制御部材2の射出成形時において、平坦面8cをエジェクトピン(
図示せず)で押圧できるようになっている。
し、βは、δよりも大きな値(β>δ)に設定される。
発光装置1は、上記実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
図9に基づいて、本変形例に係る第1脚部21を説明する。なお、図9(a)は、光束
制御部材2が基板3上に組み付けられた状態を示す図であり、第1脚部21の中心P2と
位置決め穴11の中心P0がずれることなく、第2脚部21が位置決め穴11に係合され
た状態を示す図である。また、図9(b)は、図9(a)のA3−A3線に沿って切断し
て示す第1脚部21と位置決め穴11の係合状態図である。また、図9(a)は、図1(
c)に対応する図であり、図1(c)に対応する構成部分には同一符号を付し、図1(c
)の説明と重複する説明を省略する。
状であり、幅方向(X軸に沿った方向)の寸法が光束制御部材2の裏面5側に位置する基
端から先端に向かうにしたがって漸減するようになっており、光束制御部材2の裏面5に
一体に形成されている。
と一対の傾斜面部分21b,21bとで等脚台形形状に形作られており、位置決め穴11
の開口縁11aと傾斜面部分21bとのX軸方向に沿った隙間がεとなるように形成され
ている。
した状態において、位置決め穴11内に位置する傾斜面部分21bのX軸方向に沿った長
さをβとすると、βはδよりも大きく設定される。
なお、図2に示した光束制御部材2の構成部分に対応する構成部分には同一符号を付し、
図2に示した光束制御部材2の説明と重複する説明を省略する。
面5の同一円上に等間隔で複数配置されている(特に、図10(c)参照)。第1脚部2
1は、X軸方向の位置決め用として1箇所配置され、Y軸方向の位置決め用として2箇所
配置されている。
し、裏面5の径方向外方端寄りの位置に形成されている。そして、この第1脚部21は、
その幅方向がX軸方向に沿った方向となるように形成されている。
し、裏面5の径方向外方端寄りの位置に形成されている。そして、この第1脚部21は、
その幅方向がY軸方向に沿った方向となるように形成されている。また、一対の第1脚部
21は、中心線17を対称軸として線対称となるように形成されている。
が等しくなるように、光束制御部材2の裏面5に形成されている。
ようにしてもよい。
フレネル反射されて裏面5に到達した光の光量がピーク値に対して20%以下となる領域
に形成されている。
図12は、本実施形態に係る発光装置1を備えた面光源装置23、及びこの面光源装置
23を備えた表示装置25を示すものである。
制御部材22を介して面状の照明光を出射するようになっている。
ネル等の被照射物24を照明するようになっている。
複数の発光装置1で構成するようにしてもよい。
射されて裏面5に到達した光の光量がピーク値に対して20%以下となる領域に形成され
たことを特徴としている。
……凹部、6a……曲面(入射面)、7……光制御出射面、8,21……第1脚部、8b
,21b……傾斜面部分、10……第2脚部、11……位置決め穴、11a……開口縁、
22……光制御部材、23……面光源装置、24……被照明物、25……表示装置、L…
…光軸、L1……中心軸
Claims (4)
- 発光素子が実装された基板と、
前記基板に組み付けられて、前記発光素子からの光の進行方向を制御して出射する光束制御部材と、
を有する発光装置の製造方法において、
・前記光束制御部材は、機械のハンドリング部によって前記基板上の組み付け位置まで搬送された後、前記機械のハンドリング部から前記基板上に落下させられるようになっており、
・前記光束制御部材の前記基板に対向する裏面には、
前記基板に形成された複数の位置決め穴に係合して、前記光束制御部材の中心軸と前記発光素子の光軸とを芯合わせする複数の第1脚部と、
前記基板上の固定面に着座して、前記裏面の位置を前記基板に対して位置決めする第2脚部とが形成され、
・前記機械のハンドリング部における搬送精度に起因する前記光束制御部材の落下位置誤差の最大値であって、前記第1脚部の中心と前記位置決め穴の中心位置とのずれ量の最大値をδとすると、
・前記第1脚部の先端側には、前記光束制御部材の中心軸と前記発光素子の光軸との芯ずれ量(λ)が所定範囲(ε≦λ≦δ)の場合に、前記位置決め穴の開口縁に接する傾斜面部分が形成され、
・前記光束制御部材は、前記基板上に落下させられる際に、前記光束制御部材の中心軸と前記発光素子の光軸との芯ずれ量(λ)が(ε<λ≦δ)の場合に、前記傾斜面部分が前記位置決め穴の前記開口縁にスライド可能に接触し、前記第2脚部が前記固定面に着座するまで自重によってスライドしながら落下し、前記第2脚部が前記固定面に着座した時点において、前記光束制御部材の中心軸と前記発光素子の光軸との芯ずれ量(λ)を(λ=ε)とするようになっている、
ことを特徴とする発光装置の製造方法。 - ・前記光束制御部材は、
前記裏面側の中央部に位置し、入射面として機能する曲面で形作られた凹部と、
前記裏面の反対側に位置し、前記凹部から前記光束制御部材の内部に入射した前記発光素子からの光の一部を前記裏面側へ向けてフレネル反射し、前記凹部から前記光束制御部材の内部に入射した前記発光素子からの光のうちでフレネル反射された光以外の光を前記光束制御部材の外部へ出射する光制御出射面と、を有し、
・前記第1脚部と前記第2脚部は、前記光制御出射面でフレネル反射されて前記裏面に到達した光の光量がピーク値に対して20%以下となる領域に形成された、
ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置の製造方法。 - 発光装置から出射した光を光制御部材を介して面状の照明光として出射する面光源装置の製造方法において、
前記発光装置は、前記請求項1又は2に記載の発光装置の製造方法によって製造される、
ことを特徴とする面光源装置の製造方法。 - 面光源装置から出射した面状の照明光で被照明物を照明する表示装置の製造方法において、
前記面光源装置は、前記請求項3に記載の面光源装置の製造方法によって製造される、
ことを特徴とする表示装置の製造方法。
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