JP5838652B2 - データコピー処理システム - Google Patents

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Description

開示の技術は、データコピー処理システム、ストレージ装置、及びデータコピー処理方法に関する。
現在、情報インフラの発達により、企業等で取り扱うデータ量が日々増加し続けており、顧客データや発注データなど重要な情報を保存する手段として、SAN(Storage Area Network)/NAS(Network Attached Storage)方式のストレージ装置が急速に普及している。
ストレージ装置は、複数のハードディスクドライブ(HDD)が搭載された大容量の記憶装置を備え、サーバ等のホストシステムからの要求に従って各HDDに対してデータの読出しや書き込みを行うものである。
このようなストレージ装置は、社会システムなどの情報基盤インフラの構築に欠かせないものである。そのため、データ量の増大に応じて、より大容量のストレージ装置への交換が行われている。
しかしながら、この交換作業には、移行元ストレージ装置に記録されたデータを移行先ストレージ装置にコピーする作業をともなう為、高速で確実にデータコピーを行うことが要求される。また、ノンストップ運用を続けながらストレージ装置の交換ができるデータコピー処理システムを実現することが望まれている。
特開2006−31579号公報 特開2006−113927号公報
開示の技術は、運用中にストレージ装置のデータコピー処理を実行可能にするデータコピー処理システム、ストレージ装置、及びデータコピー処理方法を提供することを目的とする。
開示の技術の一側面によると、データをコピー元のストレージ装置からコピー先のストレージ装置にコピーするデータコピー処理システムにおいて、データが記録された第1ストレージドライブと、第1ストレージドライブを制御する第1コントローラを有するコピー元の第1ストレージ装置と、第1ストレージ装置のデータのコピーが書き込まれる第2ストレージドライブと、第2ストレージドライブを制御する第2コントローラを有するコピー先の第2ストレージ装置と、第1ストレージ装置と接続されているホスト装置と、を備え、ホスト装置は、ユーザにより第2ストレージ装置が接続されたことを認識後、ユーザによりコピー要求が入力されると、コピー処理モードを設定後、第2ストレージ装置にコピーコマンドを発行し、コピー処理モードのときに、ユーザによりライト要求が入力されると、第1ストレージ装置にライトコマンドを発行し、ライトコマンドに対する正常完了報告を第1ストレージ装置から受信すると、第2ストレージ装置に更新コマンドを発行し、第2ストレージ装置からコピーコマンドに対するコピー処理の完了報告を受信すると、第1ストレージ装置との接続を切り離し、第1コントローラは、第2コントローラから発行されたリードコマンドに基づいて第1ストレージドライブに指示してアドレス順に全データを読出し、第2ストレージ装置に読出されたデータを出力する制御を行い、ホスト装置からライトコマンドを受信すると、指定された領域のデ−タを更新し、正常に完了すると、正常完了報告を送信し、第2コントローラは、ホスト装置からコピーコマンドを受信すると、リードコマンドを第1ストレージ装置に発行して第1ストレージドライブから読み出されたデータを読出しアドレス順に順次取得して第2ストレージドライブに書き込む制御を行い、更新コマンドを受信すると、更新コマンドで指定された領域のデータがコピー済みか否かを判断して、コピー済みと判断した場合には、第1ストレージ装置にリードコマンドを発行して更新されたデータを取得し、更新対象領域のコピー済みのデータを更新データに更新する更新処理を行う。
開示の技術は、運用中にストレージ装置のデータコピー処理を実行可能にするデータコピー処理システム、ストレージ装置、及びデータコピー処理方法を提供する。
データコピー処理システムのブロック図である。 仮想ディスクと物理ディスクの関係を説明するための図である。 コピー制御部によるコピー制御を説明するためのフロー図である。 コピー処理実行部によるコピー処理を説明するためのフロー図である。 データコピー処理システムにおけるデータコピー処理を説明するための図である。 コピー処理モード時のリード/ライト制御を説明するためのフロー図である。 データコピー処理システムにおけるリード処理を説明するための図である。 第2ストレージ装置の更新処理を説明するためのフロー図である。 更新対象領域の更新処理要否判定を説明するためのフロー図である。 データコピー処理システムにおけるライト処理及び更新処理を説明するための図である。
以下、図面を参照して実施の形態を詳細に説明する。図1は、データコピー処理システムのブロック図である。データコピー処理システム1は、サーバ装置2及び第1ストレージ装置(コピー元)20のコンピュータシステムに、第2ストレージ装置(コピー先)30が接続されたものである。
サーバ装置2は、ホスト装置の一例であり、中央演算処理装置(CPU)3、メモリ4、第1及び第2ホストバスアダプタ5a、5b等を含む。メモリ4には、アプリケーションソフトウェアやコピー制御プログラム等の各種プログラム6が格納される。また、モードフラグ15等の管理情報もメモリに格納される。
第1及び第2ホストバスアダプタ5a、5bは、サーバ装置2と外部装置を接続し、通信を行うインターフェース機器である。ホストインターフェースの一例として、ファイバチャネルインターフェースが挙げられる。
CPU3は、メモリ4に格納された各種プログラムを実行する。接続装置認識部11は、外部装置に対応したコマンド発行やデータ転送を行う為に、第1及び第2ホストバスアダプタ5a、5bに接続された外部装置から装置情報を取得する。装置情報は、外部装置の種別、データ転送速度、データ転送量等の情報である。接続装置認識部11は、外部装置との接続の解除(切断)を行う。
CPU3は、メモリ4に格納されたアプリケーションソフトウェアの実行により構築されたアプリケーション実行部12を含む。アプリケーションソフトウェアは、ユーザがコンピュータ上で実行したい作業を実施するためのソフトウェアであり、アプリケーション実行部12で処理される。
CPU3は、メモリ4に格納されたコピー制御プログラムの実行により構築されたコピー制御部13を備える。なお、コピー制御プログラムは、ストレージ装置のデバイスドライバに組み込まれてユーザに提供され、サーバ装置にインストールされる。モード設定部14は、コピー制御部13からの指示を受けて通常処理モードとコピー処理モードを切り替える。
通常処理モードは、ストレージ装置に対するアクセス要求に応じた制御を行うモードである。コピー処理モードは、ストレージ装置のデータコピー(データ移行)又は交換要求を受けて、コピー制御プログラムを起動してコピー制御を実行するモードである。なお、サーバ装置2は、コピー処理モードに切り替わっても、ストレージ装置に対するアクセス要求に応じた制御を継続する。
また、CPU3は、コマンド発行部16を備える。コマンド発行部16は、各種コマンドを接続された外部装置に発行する。コマンド発行部16は、コピー制御部13からの指示を受けてコピー元の第1ストレージ装置20のデータコピーの開始を指示するコピーコマンドをコピー先の第2ストレージ装置30に発行する。
第1ストレージ装置20は、コピー元ストレージ装置である。第1ストレージ装置20は、第1コントローラモジュール21と、複数のストレージドライブ27を備える第1ストレージドライブ群28を含む。コントローラモジュール21は、チャネルアダプタ22、第1コントローラ23、メモリ24、キャッシュメモリ25、デバイスアダプタ26を含む。
チャネルアダプタ22は、ホスト装置とケーブルを介してそれぞれ接続し、通信を行うホストインターフェース機器である。チャネルアダプタ22は、サーバ装置2のホストバスアダプタ5a及び第2ストレージ装置30のチャネルアダプタ32とケーブルを介して接続され、チャネルアダプタ22を経由してコマンドやデータの送受信が行われる。従って、第1ストレージ装置20のホスト装置は、サーバ装置2及び第2ストレージ装置30である。
第1コントローラ23は、第1ストレージドライブ群28に対するリード/ライト制御等を行うものであり、コマンド処理部41aやドライブ制御部45aを含む。コマンド処理部41aは、チャネルアダプタ22から受信したコマンドを処理して、ドライブ制御部45aに指示する。
ドライブ制御部45aは、アクセス対象のストレージドライブ27に対してリード/ライト要求を出力し、アクセス対象のストレージドライブ27からの応答を受信する。そして、ドライブ制御部45aからコマンド処理部41aにこの応答を通知し、コマンド処理部41aはホスト装置に対して正常終了した旨を示す完了報告又はエラー終了した旨を示す異常報告を出力する。
メモリ24は、各種プログラム24aや第1コントローラ23が使用する管理情報等を格納する。なお、各種プログラム24aとしてコピー処理プログラム等を含んでいても良いが、第1ストレージ装置20がコピー元装置になる場合は第1コントローラ23がコピー処理プログラムを実行する必要はない。
キャッシュメモリ25は、サーバ装置2から送信されたライトデータや第1ストレージドライブ群28から出力されたリードデータを一時的に格納する。キャッシュメモリ25によって、ホストインターフェースとデバイスインターフェースとの間の性能差の緩和を図っている。
デバイスアダプタ26は、第1コントローラモジュール21と複数のストレージドライブ27を接続し、通信を行うインターフェース機器である。第1ストレージドライブ群28は、ストレージドライブとして複数のHDDの他に、SSD(Solid State Drive)を含んでいても良い。
また、第2ストレージ装置30は、コピー先ストレージ装置であり、第1ストレージ装置と交換する為にサーバ装置2及び第1ストレージ装置20に接続される。第2ストレージ装置30も同様に、第2コントローラモジュール31と、複数のストレージドライブ37を備える第2ストレージドライブ群38を含む。
第2コントローラモジュール31は、チャネルアダプタ32、第2コントローラ33、メモリ34、キャッシュメモリ35、デバイスアダプタ36を含む。チャネルアダプタ32は、ホスト装置とケーブルを介してそれぞれ接続し、通信を行うホストインターフェース機器である。チャネルアダプタ32は、サーバ装置2のホストバスアダプタ5b及び第1ストレージ装置20のチャネルアダプタ22とケーブルを介して接続され、チャネルアダプタ32を経由してコマンドやデータの送受信が行われる。
第2コントローラ33は、接続装置認識部39を含む。接続装置認識部39は、チャネルアダプタ32に外部装置が接続されると、接続先の装置情報を取得する。また、第2コントローラ33は、通常動作モード時に、第2ストレージドライブ群38に対するリード/ライト制御等を行い、コマンド処理部41bやドライブ制御部45bを含む。
コマンド処理部41bは、チャネルアダプタ32から受信したコマンドを処理して、ドライブ制御部45bに指示する。ドライブ制御部45bは、アクセス対象のストレージドライブ37に対してリード/ライト要求を出力し、アクセス対象のストレージドライブ37からの応答を受信する。
そして、ドライブ制御部45bからコマンド処理部41bにこの応答を通知し、コマンド処理部41bはサーバ装置2に対して正常終了した旨を示す完了報告又はエラー終了した旨を示す異常報告を出力する。
第2コントローラ33は、コピー処理モード時に、コピー処理プログラムの実行によって構築されたコピー処理実行部42、更新命令処理部44を含む。これらの動作の詳細は後述する。
第2コントローラ33は、モード設定部43を含む。モード設定部43は、コピー処理実行部42からの要求を受けて通常処理モードとコピー処理モードを切り替える。通常処理モードは、サーバ装置2からの第2ストレージドライブ群38に対するアクセス要求に応じた制御を行うモードである。コピー処理モードは、サーバ装置2からコピーコマンドを受信すると、コピー処理プログラムを起動してコピー処理を実行するモードである。
メモリ34は、各種プログラム34a、モードフラグ34b、及び第2コントローラ33が使用する管理情報等を格納する。また、各種プログラム34aは、後述するコピー処理プログラムを含む。キャッシュメモリ35は、サーバ装置2から送信されたライトデータや第2ストレージドライブ群38から出力されたリードデータを一時的に格納するためのものである。
デバイスアダプタ36は、第2コントローラモジュール31と複数のストレージドライブ27を接続し、通信を行うインターフェース機器である。第2ストレージドライブ群38には、ストレージドライブとして複数のHDDの他に、SSD(Solid State Drive)が含まれていても良い。
第1ストレージ装置20を第1ストレージ装置20よりも大容量の第2ストレージ装置30に交換する為に、ユーザが第2ストレージ装置30をサーバ装置2及び第1ストレージ装置20にそれぞれ接続する。
サーバ装置2の接続装置認識部11は、第2ストレージ装置30の接続を認識すると、第2ストレージ装置30から装置情報を取得する。なお、第1ストレージ装置20の装置情報は第1ストレージ装置20の接続時に取得済みである。
また、第2ストレージ装置30の接続装置認識部39も、サーバ装置2及び第1ストレージ装置20の装置情報を取得する。その後、ユーザによって入力されたデータコピー要求(データ移行要求)を受けて、アプリケーション実行部12はコピー制御プログラム10を実行し、コピー制御部13を構築する。なお、サーバ装置2のアプリケーションからのアクセス要求は全て仮想ディスクに対して行われる。そのため、仮想ディスクが作成される。
図2(A)、(B)は、仮想ディスクと物理ディスクの関係を説明するための図である。サーバ装置2は、図2(A)に示すように、第1ストレージ装置20が接続されると、仮想ディスク(VDISK)50を作成する。そして、仮想ディスク(VDISK)50に第1ストレージ装置20の物理ディスク(PDISK1)60が割り当てられる。
その後、サーバ装置2に第2ストレージ装置30がコピー先として接続されると、この仮想ディスク(VDISK)50に第2ストレージ装置30の物理ディスク(PDISK2)70が追加され割り当てられる。
具体的には、コピー制御部13は、図2(B)に示すように、第1ストレージ装置20の論理ユニット番号0の物理ディスク(PDISK1)60と第2ストレージ装置30の論理ユニット番号0の物理ディスク(PDISK2)70の組み合わせ(並列のペア)にして、仮想ディスク(VDISK)50に割り当てる。
なお、この組み合わせは、ユーザが設定した組み合わせ情報に基づいて決定することもできる。このようにして、仮想ディスク(VDISK)50へのアクセスが来た場合に、コピー制御部13が物理ディスク(PDISK1)60と物理ディスク(PDISK2)70へのアクセスに割り振ることができる。つまり、コピー制御部13は、コピー元とコピー先に対してアクセスを行うことができる。
図3は、コピー制御部によるコピー制御を説明するためのフロー図である。アプリケーション実行部12がユーザによって入力されたデータコピー要求を受信する(S101)。アプリケーション実行部12はメモリ4に格納されたコピー制御プログラム10を実行し、コピー制御部13を構築する。
コピー制御部13は、モード設定部14に指示してサーバ装置2をコピー処理モードに切り替えて、モードフラグ15をコピー処理モードに設定する(S102)。また、コピー制御部13は、前述したように、仮想ディスク(VDISK)50にコピー先の第2ストレージ装置30の物理ディスク(PDISK2)70を割り当てて、アクセス設定の変更を行う。
コピー制御部13は、コマンド発行部16に指示してコピー先の第2ストレージ装置30にコピーコマンドを発行する(S103)。コピーコマンドは、コピー元の第1ストレージ装置20のデータのコピーを第2ストレージ装置30に実行させる為のコマンドである。そして、第2ストレージ装置30にてコピー処理が実行される。
その後、コピー制御部13は、第2ストレージ装置30からコピー処理が完了した旨のコピー処理の完了報告を受信する(S104)と、コピー処理モードを解除する。また、コピー制御部13は、モード設定部14に指示してサーバ装置2のコピー処理モードを解除してモードフラグ15を通常処理モードに設定する(S105)。
そして、コピー制御部13は、接続装置認識部11に指示してコピー元の第1ストレージ装置20のインターフェース接続を切断する。従って、コピー元の第1ストレージ装置20は、サーバ装置2から切り離される(S106)。
図4は、コピー処理実行部によるコピー処理を説明するためのフロー図である。コピー先の第2ストレージ装置30は、サーバ装置2からコピーコマンドを受信する(S201)。そして、コマンド処理部41bは、コピーコマンドに基づいて、メモリ34に格納されたコピー処理プログラムを実行する。
コピー処理プログラムの実行によって、コピー処理実行部42及び更新命令処理部44が第2コントローラ33に構築される。そして、コピー処理実行部42は、モード設定部43に指示して第2ストレージ装置30をコピー処理モードに切り替え、モードフラグ34bをコピー処理モードに設定する(S202)。
コピー処理実行部42は、コピー元の第1ストレージ装置20にリードコマンドを発行し、全データをアドレス順に読出す指示を行う(S203)。リードデータを第1ストレージ装置20から順次受信し、キャッシュメモリ35に読出しアドレス順に一時的に格納する。そして、キャッシュメモリ35に格納されたリードデータは、第2ストレージドライブ群38に出力され、各ストレージドライブ37に記憶される。
このようにして、全データのコピーが完了する(S204)と、コピー処理実行部42は、コマンド処理部41bに指示してサーバ装置2へコピー処理の完了報告を出力する(S205)。そして、コピー処理実行部42は、モード設定部43に指示して第2ストレージ装置30のコピー処理モードを解除し、モードフラグ34bを通常処理モードに設定する(S206)。
図5は、データコピー処理システムにおけるデータコピー処理を説明するための図である。第2ストレージ装置30がサーバ装置2及び第1ストレージ装置20に接続されると、サーバ装置2の接続装置認識部11は、第2ストレージ装置30から装置情報を取得する。また、第2ストレージ装置30の接続装置認識部39は、サーバ装置2及び第1ストレージ装置20の装置情報を取得する(1)。
アプリケーション実行部12はユーザによって入力されたデータコピー要求を受けて、コピー制御プログラム10を実行し、コピー制御部13を構築する(2)。コピー制御部13は、モード設定部14に指示して、サーバ装置2をコピー処理モードに切り替え、モードフラグ15を1(コピー処理モード)に設定する(3)。
コピー制御部13は、コピー元ディスクとコピー先ディスクを1台のストレージ装置としてまとめてアクセス可能にする為に仮想ディスクの物理ディスクの組み合わせを変更する。コピー制御部13は、コマンド発行部16に指示して、コピーコマンドを第2ストレージ装置30に発行する(4)。第2ストレージ装置30は、サーバ装置2からコピーコマンドを受信すると、コピー処理プログラムを実行する。
コピー処理プログラムによって構築されたコピー処理実行部42は、モード設定部43に指示して、第2ストレージ装置30をコピー処理モードに切り替え、モードフラグ34bを1(コピー処理モード)に設定する(5)。
コピー処理実行部42は、コピー元の第1ストレージ装置20にリードコマンドを発行し、全データをアドレス(論理ブロックアドレス:LBA)順に読出す指示を行う(6)。リードコマンドの指示に当たって、コピー処理実行部42は、第1ストレージ装置20の装置情報を前もって取得しておき、第1ストレージ装置20にリードコマンドを発行する。
このリードコマンドは、先頭LBAから最終LBAまでを、第1ストレージ装置20が処理可能なデータ転送量(例えば1024B単位)毎に分割した複数のリードコマンドであり、この複数のリードコマンドがアドレスの順番に発行される。
第1ストレージ装置20のコマンド処理部41aは、これら複数のリードコマンドを順番に受信し、ドライブ制御部45aに指示して、第1ストレージドライブ群28のリード対象のストレージドライブ27にリード要求を出力する。そして、リード対象のストレージドライブ27から読出されたリードデータを第2ストレージ装置30にチャネルアダプタ22を経由して出力する。
第2ストレージ装置30は、リードデータを第1ストレージ装置20から順次受信し、キャッシュメモリ35に読出しアドレス順(LBA順)に一時的に格納する。そして、キャッシュメモリ35に格納されたリードデータは、ドライブ制御部45bによって第2ストレージドライブ群38に出力され、各ストレージドライブ37に記憶される。
このようにして、全データのコピーが完了すると、コピー処理実行部42は、コマンド処理部41bに指示してサーバ装置2へコピー処理の完了報告を出力する(7)。そして、コピー処理実行部42は、モード設定部43に指示して第2ストレージ装置30のコピー処理モードを解除し、モードフラグ34bを通常処理モードに設定する(8)。
また、サーバ装置2のコピー制御部13は、第2ストレージ装置30からコピー処理の完了報告を受信すると、モード設定部14に指示してサーバ装置2のコピー処理モードを解除してモードフラグ15を通常処理モードに設定する(9)。
そして、コピー制御部13は、接続装置認識部11に指示してコピー元の第1ストレージ装置20のインターフェース接続を切断する。従って、コピー元の第1ストレージ装置20は、サーバ装置2から切り離される。
図6は、コピー処理モード時のリード/ライト制御を説明するためのフロー図である。サーバ装置2のアプリケーション実行部12がユーザによって入力されたリード/ライト要求を受信する(S301)と、モードフラグ15を参照して、コピー処理モードか否かを判定する(S302)。モードフラグ15がコピー処理モードで無ければ(S302、NO)、通常処理モードであり、アプリケーション実行部12は、通常のコマンド処理を行う(S303)。
モードフラグ15がコピー処理モードであれば(S302、YES)、コピー制御部13は、ライト要求か否かを判定する(S304)。入力された要求がライト要求であれば(S304、YES)、コピー制御部13は、コマンド発行部16に指示してコピー元の第1ストレージ装置20にライトコマンドを発行する(S305)。
このライトコマンドによって、コピー制御部13は、第1ストレージ装置20にライト対象領域(1又は複数のアドレス)に対するライト処理を実行させる。ライト成功であれば(S306、YES)、コピー制御部13は、第1ストレージ装置20から完了報告を受信する。
そして、コピー制御部13は、コマンド発行部16に指示してコピー先の第2ストレージ装置30に更新コマンドを発行する(S307)。この更新コマンドによって、コピー制御部13は、ライト対象領域(1又は複数のアドレス)に対応する更新対象領域(1又は複数のアドレス)のデータの更新処理を第2ストレージ装置30に実行させる。ライト処理がライト不成功であれば(S306、NO)、コピー制御部13は、第1ストレージ装置20から異常報告を受信する(S309)。
更新コマンドは、ライト対象領域に対応する第2ストレージ装置30のコピー済みデータをライトデータに置き換える為のコマンドである。第2ストレージ装置30は、この更新コマンドによって、第1ストレージ装置20のライト対象領域のデータが書き換えられたことを把握することができる。
コピー制御部13は、第2ストレージ装置30から更新処理の完了報告を受信する(S308)。このようにして、コピー処理モード時のライト制御が実行される。
入力された要求がライト要求でなければ(S304、NO)、コピー制御部13は、リード要求と判定する(S310)。そして、コピー制御部13は、コマンド発行部16に指示してコピー元の第1ストレージ装置20にリードコマンドを発行する(S311)。
このリードコマンドによって、コピー制御部13は、第1ストレージ装置20にリード対象領域(1又は複数のアドレス)に対するリード処理を実行させる。その後、コピー制御部13は、第1ストレージ装置20からリード処理の完了報告を受信する(S312)。このようにして、コピー処理モード時のリード制御が実行される。
図7は、データコピー処理システムにおけるリード処理を説明するための図である。コピー制御部13は、アプリケーション実行部12からリード要求を受信する(1)。そして、コピー制御部13は、コマンド発行部16に指示してコピー元の第1ストレージ装置20にリードコマンドを発行する(2)。
第1ストレージ装置20は、サーバ装置2からのリードコマンドを受信する。この時、第1ストレージ装置20は、第2ストレージ装置30からのリードコマンドも受信して処理している。リード対象アドレスから読出されたリードデータがキャシュメモリ25に保存されている場合は、コマンド処理部41aはこのキャシュメモリ25からリードデータを読出す。そして、コマンド処理部41aはこのリードデータをサーバ装置2に出力する。
リードデータがキャシュメモリ25に保存されていない場合は、コマンド処理部41aはドライブ制御部45aに指示して第1ストレージドライブ群28の目的のストレージドライブ27からデータを読出す。そして、コマンド処理部41aはこのリードデータをサーバ装置2に出力する。
第1ストレージ装置20は、コマンド処理部41aに指示してサーバ装置2へリード処理の完了報告を出力する(3)。このようにして、データコピー処理システムにおいてコピー処理中であってもアプリケーションからのリ−ド要求に応答してリード処理を実行することができる。
図8は、第2ストレージ装置の更新処理を説明するためのフロー図である。第2ストレージ装置30は、サーバ装置2からコマンドを受信すると、コマンド処理部41bは、モードフラグ34bを参照して、コピー処理モードか否かを判定する(S401)。
モードフラグ34bがコピー処理モードで無ければ(S401、NO)、通常処理モードであり、コマンド処理部41bは通常のコマンド処理を行う(S402)。モードフラグ34bがコピー処理モードであれば(S401、YES)、コピー処理実行部43は、受信したコマンドが更新コマンドか否かを判定する(S403)。
コマンドが更新コマンドで無ければ(S403、NO)、コピー処理実行部44は、他の処理を実行する(S404)。コマンドが更新コマンドであれば(S403、YES)、更新命令処理部44は、更新コマンドによって指定された更新対象領域が第1ストレージ装置20からデータ取得済み(リード済み)領域に含まれるか否かを判定する(S405)。
更新対象領域がリード済み領域に含まれていれば(S405、YES)、更新命令処理部44は、コマンド処理部41bに指示してコピー元の第1ストレージ装置20にリードコマンドを発行する(S409)。更新対象領域がリード済み領域に含まれていなければ(S405、NO)、更新命令処理部44は、更新対象領域が未リード領域に含まれるか否かを判定する(S406)。
更新対象領域が未リード領域に含まれていれば(S406、YES)、更新命令処理部44は、コマンド処理部41bに指示して更新処理を行う必要が無い為、サーバ装置2に更新処理の完了報告を出力する(S412)。
更新対象領域が未リード領域に含まれていなければ(S406、NO)、現在リード中であり、更新命令処理部44は、コピー処理実行部43で管理しているリード済みアドレス情報ポインタのアドレス情報(LBA)の更新を待つ(S407)。
更新命令処理部44は、リードコマンドによって、第1ストレージ装置20に対して更新対象領域のリード処理を実行させる。その後、第2ストレージ装置30は、第1ストレージ装置20から更新対象領域のリードデータを受信する(S410)。
そして、更新命令処理部44は、このリードデータを用いてコピー済みのデータの更新処理を行う(S411)。更新処理が完了すると、更新命令処理部44は、コマンド処理部41bに指示してサーバ装置2に更新処理の完了報告を出力する(S412)。従って、コピー処理中のライト処理に対応して、第2ストレージ装置30にコピーされたデータをライトデータに更新することができる。
なお、リード済み領域とは、コピー処理の為のリードコマンドに対応して第1ストレージ装置20からデータを取得済みの領域である。未リード領域は、まだ、第1ストレージ装置20からデータを取得していない、つまり第1ストレージ装置によるリード処理が完了していない領域である。リード済み領域でも未リード領域でもない領域は、第1ストレージ装置によって現在リード処理が行われているリード中の領域である。
図9は、更新対象領域の更新処理要否判定を説明するためのフロー図である。更新命令処理部44は、更新対象領域が第1ストレージ装置20からデータ取得済み(リード済み)であるか否かを判定する。U−LBA1は、更新対象領域の先頭の論理ブロックアドレスである。U−LBA2は、更新対象領域の最終の論理ブロックアドレスである。
更新命令処理部44は、データコピー処理によるリード済みアドレス情報ポインタのアドレス(LBA)情報から現在リード中の領域のアドレスを取得する(S501)。
リード中の領域は、判定時点において、コピー処理実行部42が発行したリードコマンドによるリードデータ取得処理中の領域である。C−LBA1は、リード中の領域の先頭の論理ブロックアドレスである。C−LBA2は、リード中の領域の最終の論理ブロックアドレスである。
U−LBA1の方がC−LBA2より大であれば(S502、YES)、更新対象領域は未リードと判定する(S503)。従って、リード(コピー)していない為、更新命令処理部44は更新処理を行わないと判定する。
U−LBA2の方がC−LBA1より小であれば(S504、YES)、更新対象領域はリード済みと判定する(S505)。従って、リード済み(コピー済み)の為、更新命令処理部44は更新処理を行うと判定する。
その他であれば(S504、NO)、つまり、C−LBA1≦U−LBA1≦C−LBA2またはC−LBA1≦U−LBA2≦C−LBA2であれば(S506)、更新対象アドレス(U−LBA)は現在リード中と判定する(S507)。従って、リード中の領域のリード処理が完了してから、更新命令処理部44は更新処理を行うと判定する。
図10は、データコピー処理システムにおけるライト処理及び更新処理を説明するための図である。コピー制御部13は、アプリケーション実行部12からライト要求を受信する(1)。そして、コピー制御部13は、コマンド発行部16に指示してコピー元の第1ストレージ装置20にライトコマンドを発行する(2)。
第1ストレージ装置20は、サーバ装置2からのライトコマンドを受信する。この時、第1ストレージ装置20は第2ストレージ装置30からのリードコマンドも受信して処理している。ライト対象アドレスから読出されたデータがキャシュメモリ25に保存されている場合は、コマンド処理部41aはこのキャシュメモリ25のライトデータを書き換える。
ライト対象アドレスから読出されたデータがキャシュメモリ25に保存されていない場合は、コマンド処理部41aはドライブ制御部45aに指示してライト対象のストレージドライブ27にライトデータを書き込む。第2ストレージ装置30は、コマンド処理部41bに指示してサーバ装置2へライト処理の完了報告を出力する(3)。
ライトコマンドが正常終了した場合は、コピー制御部13は、コマンド発行部16に指示してコピー先の第2ストレージ装置30に更新コマンドを発行する(4)。なお、ライトコマンドが異常終了した場合は、サーバ装置2は更新コマンドを発行しない。
第2ストレージ装置30の更新命令処理部44は、サーバ装置2から更新コマンドを受信すると、図9で説明したように、更新対象領域が第1ストレージ装置20からデータを取得済み(リード済み)であるか否かを判定する。
更新対象領域がリード済みまたは現在リード中の場合に、更新命令処理部44は、更新処理を実行する為に、コマンド処理部41bに指示してコピー元の第1ストレージ装置20にリードコマンドを発行する(5)。なお、未リードの場合は、更新する必要がないので更新処理は行わない。
第1ストレージ装置20は、更新命令処理部44からのリードコマンドで指定されたアドレスのデータがキャシュメモリ25に保存されている場合は、キャシュメモリ25からデータを読出して第2ストレージ装置30に出力する。
データがキャシュメモリ25に保存されていない場合は、第1ストレージドライブ群28の目的のストレージドライブ27からデータを読出して第2ストレージ装置30に出力する。そして、更新命令処理部44は、この読出されたリードデータを用いてコピー済みのデータの更新処理を行う(6)。
更新処理が完了すると、更新命令処理部44は、コマンド処理部41bに指示してサーバ装置2に更新処理の完了報告を出力する(7)。このようにして、データコピー処理システムにおいて、コピー処理中であってもアプリケーションからのライト要求に応答してライト処理を実行することができる。
以上のように、コピー元ストレージ装置の仕様に関わらず、サーバ装置2とコピー先ストレージ装置によって、データコピー(データ移行)を行うことができる。また、コピー先ストレージ装置は、ファイバチャネル等の公知のインターフェース仕様におけるリードコマンドを利用してコピー元ストレージ装置からデータをアドレス順に読出すので、複雑な設定やプログラムを必要とせず、簡単にコピー処理を行うことができる。
また、アドレス順にデータコピーを行う為、コピーの進捗管理を容易に行うことができ、コピー処理中にライトコマンドに対応するライト処理を実行しても、コピー先ストレージ装置のデータ更新の必要性を容易に判断することができる。
その為、コピー元ストレージ装置はコピー処理中であってもサーバ装置2からのリード/ライトコマンドを処理することができる。従って、本実施の形態のデータコピー処理システムは、運用中にストレージ装置のデータコピー処理を実行することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。矛盾のない限りにおいて、複数の実施の形態を組み合わせても構わない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
以上の実施形態に関して、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
データをコピー先のストレージ装置にコピーするデータコピー処理システムにおいて、
前記データが記録された第1ストレージドライブと、前記第1ストレージドライブを制御する第1コントローラを有するコピー元の第1ストレージ装置と、
前記第1ストレージ装置のデータのコピーが書き込まれる第2ストレージドライブと、
前記第2ストレージドライブを制御する第2コントローラを有するコピー先の第2ストレージ装置と、を備え、
前記第1コントローラは、前記第2コントローラから発行されたリードコマンドに基づいて前記第1ストレージドライブに指示してアドレス順に全データを読出し、前記第2ストレージ装置に読出されたデータを出力する制御を行い、
前記第2コントローラは、前記読出しデータを読出しアドレス順に前記第2ストレージドライブに書き込む制御を行う、
ことを特徴とするデータコピー処理システム。
(付記2)
データコピー処理の実行中に、前記第1ストレージ装置がホスト装置からのライトコマンドを受信した場合に、前記第1コントローラは、前記ライトコマンドで指定された領域に対するライトデータの書き込みを行い、
前記ライトコマンドで指定された領域のデータがコピー済みの場合に、前記第2コントローラは、前記第1ストレージ装置にリードコマンドを発行して前記ライトデータを取得し、更新対象領域のコピー済みのデータを前記ライトデータに更新する更新処理を行うことを特徴とする付記1に記載のデータコピー処理システム。
(付記3)
前記リードコマンドに基づく前記第1ストレージ装置からのデータの読出し中の領域のアドレスと前記更新対象領域のアドレスを比較した結果に基づいて、前記第2コントローラは前記更新対象領域に対する更新処理を実行することを特徴とする付記2に記載のデータコピー処理システム。
(付記4)
前記ライトコマンドで指定された領域に対するデータの書き込みが成功した場合に、前記第2コントローラは、前記更新対象領域に対する更新処理を実行することを特徴とする付記2または付記3に記載のデータコピー処理システム。
(付記5)
前記第2コントローラは、前記ホスト装置からの更新コマンドに基づいて前記更新処理を行い、
前記ライトコマンドで指定された領域に対するデータの書き込みが成功した場合に、前記ホスト装置は、前記更新コマンドを前記第2ストレージ装置に発行することを特徴とする付記2乃至付記4のいずれか1つに記載のデータコピー処理システム。
(付記6)
データコピー処理の実行中に、前記第1ストレージ装置が前記ホスト装置からのリードコマンドを受信した場合に、前記第1コントローラは、前記リードコマンドによって指定された領域からデータを読出すリード処理を行うことを特徴とする付記1乃至付記5のいずれか一つに記載のデータコピー処理システム。
(付記7)
コピー元ストレージ装置のデータをコピーするストレージ装置において、
前記コピー元ストレージ装置との通信を行うインターフェースと、
前記データのコピーが書き込まれるストレージドライブと、
前記コピー元ストレージ装置に前記インターフェースを経由してリードコマンドを発行し、アドレス順に全データを読出させ、読出しデータを読出しアドレス順に前記ストレージドライブに書き込む制御を行うコントローラと、
を備えることを特徴とするストレージ装置。
(付記8)
コピー元の第1ストレージ装置に書き込まれたデータをコピー先の第2ストレージ装置にコピーするデータコピー処理方法において、
前記第2ストレージ装置の第2コントローラが、前記第1ストレージ装置からアドレス順に全データを読出すように前記第1ストレージ装置にリードコマンドを発行する第1工程と、
前記第1ストレージ装置の第1コントローラが、前記リードコマンドに基づいて前記第1ストレージドライブに指示して全データをアドレス順に読出し、読出しデータを前記第2ストレージ装置に出力する第2工程と、
前記第2ストレージ装置の前記第2コントローラが、前記第2ストレージ装置内の第2ストレージドライブに対して読出しアドレス順に前記読出しデータの書き込みを行う第3工程と、
を備えることを特徴とするデータコピー処理方法。
(付記9)
前記第1工程は、前記第2ストレージ装置がホスト装置からコピーコマンドを受信する工程と、
前記コピーコマンドに基づいて、前記第2コントローラが前記第1ストレージ装置に前記リードコマンドを発行する工程を含むことを特徴とする付記8記載のデータコピー処理方法。
(付記10)
データコピー処理の実行中に、前記第1ストレージ装置が前記ホスト装置からのライトコマンドを受信した場合に、前記第1コントローラは前記ライトコマンドで指定された領域に対するライトデータの書き込みを行う第4工程と、
前記ライトコマンドで指定された領域のデータがコピー済みの場合に、前記第2コントローラは前記第1ストレージ装置にリードコマンドを発行して前記ライトデータを取得し、更新対象領域のコピー済みのデータを前記ライトデータに更新する更新処理を行う第5工程と、
をさらに備えることを特徴とする付記8または付記9に記載のデータコピー処理方法。
(付記11)
前記第5工程は、
前記リードコマンドに基づく前記第1ストレージ装置からのデータの読出し中の領域のアドレスと前記更新対象領域のアドレスを比較した結果に基づいて、前記第2コントローラが前記更新対象領域に対する更新処理を実行する工程を含むことを特徴とする付記10に記載のデータコピー処理方法。
(付記12)
前記第5工程は、
前記ライトコマンドで指定された領域に対するデータの書き込みが成功した場合に、前記第2コントローラが、前記更新対象領域に対する更新処理を実行する工程を含むことを特徴とする付記10または付記11に記載のデータコピー処理方法。
(付記13)
前記第5工程は、
前記第2コントローラが、前記ホスト装置からの更新コマンドに基づいて前記更新処理を行い、
前記ライトコマンドで指定された領域に対するデータの書き込みが成功した場合に、前記ホスト装置が、前記更新コマンドを前記第2ストレージ装置に発行する工程を含むことを特徴とする付記10乃至付記12のいずれか1つに記載のデータコピー処理方法。
(付記14)
データコピー処理の実行中に、前記第1ストレージ装置がホスト装置からのリードコマンドを受信した場合に、前記第1コントローラが前記リードコマンドによって指定された領域からデータを読出すリード処理を行う第6工程を含むことを特徴とする付記8乃至付記13のいずれか一つに記載のデータコピー処理方法。
1 データコピー処理システム
2 サーバ装置
3 中央演算処理装置(CPU)
4 メモリ
5a、5b ホストバスアダプタ
10 コピー制御プログラム
11 接続装置認識部
12 アプリケーション実行部
13 コピー制御部
14 モード設定部
15 モードフラグ
16 コマンド発行部
20 第1ストレージ装置(コピー元)
21 第1コントローラモジュール
22 チャネルアダプタ
23 第1コントローラ
24 メモリ
24a 各種プログラム
25 キャッシュメモリ
26 デバイスアダプタ
27 ストレージドライブ
28 第1ストレージドライブ群
30 第2ストレージ装置(コピー先)
31 第2コントローラモジュール
32 チャネルアダプタ
33 第2コントローラ
34 メモリ
34a 各種プログラム
34b モードフラグ
35 キャッシュメモリ
36 デバイスアダプタ
37 ストレージドライブ
38 第2ストレージドライブ群
39 接続装置認識部
41a、41b コマンド処理部
42 コピー処理実行部
43 モード設定部
44 更新命令処理部
45a、45b ドライブ制御部
50 仮想ディスク(VDISK)
60 物理ディスク(PDISK1)
70 物理ディスク(PDISK2)

Claims (2)

  1. データをコピー元のストレージ装置からコピー先のストレージ装置にコピーするデータコピー処理システムにおいて、
    前記データが記録された第1ストレージドライブと、前記第1ストレージドライブを制御する第1コントローラを有するコピー元の第1ストレージ装置と、
    前記第1ストレージ装置のデータのコピーが書き込まれる第2ストレージドライブと、 前記第2ストレージドライブを制御する第2コントローラを有するコピー先の第2ストレージ装置と、
    前記第1ストレージ装置と接続されているホスト装置と、を備え、
    前記ホスト装置は、
    ユーザにより前記第2ストレージ装置が接続されたことを認識後、ユーザによりコピー要求が入力されると、コピー処理モードを設定後、前記第2ストレージ装置にコピーコマンドを発行し、
    前記コピー処理モードのときに、ユーザによりライト要求が入力されると、前記第1ストレージ装置にライトコマンドを発行し、
    前記ライトコマンドに対する正常完了報告を前記第1ストレージ装置から受信すると、前記第2ストレージ装置に更新コマンドを発行し、
    前記第2ストレージ装置から前記コピーコマンドに対するコピー処理の完了報告を受信すると、前記コピー処理モードを解除するとともに前記第1ストレージ装置との接続を切り離し、
    前記第1コントローラは、
    前記第2コントローラから発行されたリードコマンドに基づいて前記第1ストレージドライブに指示してアドレス順に全データを読出し、前記第2ストレージ装置に読出されたデータを出力する制御を行い、
    前記ホスト装置から前記ライトコマンドを受信すると、指定された領域のデ−タを更新し、正常に完了すると、正常完了報告を送信し、
    前記第2コントローラは、
    前記ホスト装置から前記コピーコマンドを受信すると、前記リードコマンドを前記第1ストレージ装置に発行して前記第1ストレージドライブから読み出されたデータを読出しアドレス順に順次取得して前記第2ストレージドライブに書き込む制御を行
    前記更新コマンドを受信すると、前記更新コマンドで指定された領域のデータがコピー済みか否かを判断して、コピー済みと判断した場合には、前記第1ストレージ装置にリードコマンドを発行して前記更新されたデータを取得し、更新対象領域のコピー済みのデータを前記更新データに更新する更新処理を行う
    ことを特徴とするデータコピー処理システム。
  2. データコピー処理の実行中に、前記第1ストレージ装置が前記ホスト装置からのリードコマンドを受信した場合に、前記第1コントローラは、前記リードコマンドによって指定された領域からデータを読出すリード処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のデータコピー処理システム。
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