JP5837416B2 - スラグ刺激剤及びスラグ水硬性組成物 - Google Patents

スラグ刺激剤及びスラグ水硬性組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP5837416B2
JP5837416B2 JP2011286824A JP2011286824A JP5837416B2 JP 5837416 B2 JP5837416 B2 JP 5837416B2 JP 2011286824 A JP2011286824 A JP 2011286824A JP 2011286824 A JP2011286824 A JP 2011286824A JP 5837416 B2 JP5837416 B2 JP 5837416B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slag
mass
parts
gypsum
blast furnace
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011286824A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013133275A (ja
Inventor
中島 裕
裕 中島
信哉 赤江
信哉 赤江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Materials Corp
Original Assignee
Taiheiyo Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiheiyo Materials Corp filed Critical Taiheiyo Materials Corp
Priority to JP2011286824A priority Critical patent/JP5837416B2/ja
Publication of JP2013133275A publication Critical patent/JP2013133275A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5837416B2 publication Critical patent/JP5837416B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/10Production of cement, e.g. improving or optimising the production methods; Cement grinding

Landscapes

  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Description

本発明は、水硬性物質中のスラグ置換率が50質量%以上であるスラグ水硬性組成物の高強度化に関する。
モルタルやコンクリートなどの水硬性組成物において、環境負荷低減等の理由から一般に製造時の二酸化炭素発生が少ないスラグ粉をセメントの代替物として、より高い割合で使用することが検討されている。しかしながら、セメント代替物としてのスラグ粉の使用量を増すと、水硬性組成物の凝結・硬化遅延や強度低下を起こす。このため、セメントをスラグ粉に置換できる割合は制限があり、一般のモルタルやコンクリートでは、スラグ粉への置換可能量はセメント量のおよそ50質量%未満である。(例えば、特許文献1参照。)また、高強度コンクリートでは、セメントからスラグ粉への置換比率が僅かであっても、所定の強度到達が難しくなるため、結合相形成材料をセメントからスラグ粉にする材料転換が進まない状況になっている。
特開平09−52746号公報
ポルトランドセメントの一部をスラグ粉で置換した水硬性組成物において、セメントの50質量%以上をスラグ粉に置換したスラグ水硬性組成物でも顕著な凝結及び硬化の遅延を起こさずに、高い強度発現性が容易に得られるスラグ刺激剤の提供及び高強度コンクリートとしての基準を満足するような高い強度のスラグ水硬性組成物の提供を課題とする。
本発明者は、前記課題解決のため鋭意検討した結果、潜在水硬性物質である高炉水砕スラグ粉を特定物質で刺激すれば、高炉水砕スラグ粉に普通ポルトランドセメントに匹敵する水和反応活性を付与することができ、その結果、セメントを大量の高炉水砕スラグ粉で置換しても普通ポルトランドセメントを使用した時に近い水和特性や凝結性が見られ、普通ポルトランドセメント使用時並の高い強度発現性が得られることを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、次の(1)〜(2)で表されるスラグ刺激剤、(3)で表されるスラグ水硬性組成物である。(1)高炉水砕スラグ粉に対する刺激剤であって、β型半水石膏(E)と無水石膏(F)を質量比(E/F)=0.3〜1で含有するスラグ刺激剤。(2)高炉水砕スラグ粉100質量部に対し、4〜10質量部添加する前記(1)のスラグ刺激剤。(3)前記(1)又は(2)のスラグ刺激剤4〜10質量部、ポルトランドセメントクリンカ粉砕物20〜100質量部及び高炉水砕スラグ粉100質量部を含有するスラグ水硬性組成物。
本発明のスラグ刺激剤を用いることによってモルタルやコンクリート等の水硬性組成物中の水硬性物質としての高炉水砕スラグ使用量を飛躍的に高めることが可能になる為、セメントの高炉水砕スラグへの置換割合を増大することによって、水硬性組成物製造に伴って排出される二酸化炭総量を、従来よりも大幅に低減できる可能性がある。また、スラグ粉含有量が多い水硬性組成物はアルカリ骨材反応抑制効果、酸や塩害に対する高い抵抗性などの化学的耐久性を具備しているが、本発明のスラグ刺激剤を用いることにより、さらに強度的にも高い組成物になり得ることから、総じて耐久性の高い水硬性組成物を容易に得ることができる。
本発明のスラグ刺激剤に含有する無水石膏は、何れのものでも良く、例えばII型無水石膏、IIIα型無水石膏、IIIβ型無水石膏を挙げることができる。好ましくは、入手の容易性や高炉水砕スラグに対する刺激作用の安定発現性の点等から、II型の無水石膏とする。無水石膏の使用は注水以降長期に渡って硫酸イオンが徐々に溶解放出され続けることから、中長期段階における高炉水砕スラグへの刺激作用を付与し、刺激作用の長期持続性に貢献する。このことにより中長期の段階においても高炉水砕スラグが水硬性物質としての機能を十分発現することが可能となり、よって該段階でのスラグ水硬性組成物の強度発現性向上がはかれる。
本発明の速硬剤の含有成分であるβ型半水石膏は、石膏類(半水石膏、二水石膏及び無水石膏)の結晶の中でも水への溶解速度が最も早いものであり、注水後にいち早く硫酸イオンを放出する。このことから、注水直後からの初期における高炉水砕スラグへの強い刺激作用を付与し、他の結晶構造の石膏類では特に初期段階で不足する硫酸イオン放出量を補い、初期段階から高炉水砕スラグが水硬性物質として十分機能するようにせしめることができる。注水後の初期段階で水和反応性が付与される高炉水砕スラグ粉は、例えば同質量の普通ポルトランドセメントの初期段階で見られる水和反応活性よりも強い水和反応活性を呈し、水硬性物質が普通ポルトランドセメントのみの水硬性組成物よりも高い初期強度の発現が可能である。本発明で使用するβ型半水石膏は、特に限定されるものではなく、何れのものでも使用できる。好ましくは、注水後の溶解し易さの点(下限域)及び風化による変質防止の点(上限域)から、粒度がブレーン比表面積で1500〜8500cm2/gの半水石膏の使用が推奨される。
前述の通り、本発明のスラグ刺激剤は、注水初期においてはβ型半水石膏、中長期においては無水石膏がそれぞれ主体的に潜在水硬性物質たる高炉水砕スラグ粉を刺激し、もって該スラグ粉に水和反応活性を注水以降持続的に発現せしめさせたものである。このような刺激作用を安定して持続的に付与する為、本発明のスラグ刺激剤は、β型半水石膏(E)と無水石膏(F)を質量比(E/F)=0.3〜1で含有したものとする。質量比(E/F)が0.3未満では初期強度発現性が著しく低いものとなることがあるので好ましくなく、また、質量比(E/F)が1以上ではエトリンガイトが注水初期段階で大量に生成して過膨張を起こしたり、結晶水が過多になり水分量の増大に伴って強度発現性が向上し難くなることがあるので好ましく無い。本発明のスラグ刺激剤は、β型半水石膏と無水石膏以外の成分も本発明の効果を実質的に喪失させるものでない限り、含有することは可能である。
また、本発明のスラグ刺激剤は、高炉水砕スラグ粉100質量部に対し、4〜10質量部添加されるのが好ましい。4質量部未満の添加では高炉水砕スラグが十分刺激されず、強度発現性が向上しないことがあるので好ましくない。また、10質量部を超える添加では、高炉水砕スラグの刺激に寄与しない石膏量が増大するため、水硬性組成物への凝結性の障害となったり、低温時には過膨張化を起こす虞がある。
また、本発明は、前述の本発明によるスラグ刺激剤4〜10質量部、ポルトランドセメントクリンカ粉砕物20〜100質量部及び高炉水砕スラグ粉100質量部を含有するスラグ水硬性組成物である。
本発明のスラグ水硬性組成物に含有使用できるポルトランドセメントクリンカ粉砕物は、何れのポルトランドセメントのクリンカ粉砕物であっても良い。具体的には、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント及び低熱ポルトランドセメント等のクリンカ粉砕物を例示することができる。クリンカを製造する為の焼成温度や焼成装置は通常のポルトランドセメントクリンカ製造で行われているものと概ね同様であれば良く、特に限定されない。また、クリンカ粉砕物の粒度は制限されない。好ましくは、セメント粒子として水和反応活性が支障なく発現できること(下限域)並びに粉砕コストの高騰抑制の点(上限域)から、ブレーン比表面積が1500〜8500cm2/gの粉砕物とする。より好ましくは、ブレーン比表面積が2500〜5000cm2/gの粉砕物とする。尚、粉砕手段は特に限定されず、例えば、ボールミル、ピンミル、振動ミル等の粉砕機と、市販の分級装置や篩い等を用いて粉砕・整粒することができる。スラグ水硬性組成物中のポルトランドセメントクリンカ粉砕物の含有量は、高炉水砕スラグ粉含有量100質量部に対し、20〜100質量部とする。20質量部未満ではスラグ刺激剤を併用しても強度発現性が高くなり難く、中性化も起こし易くなるために好ましくない。また、100質量部を超えるとアルカリ骨材反応等の化学的耐久性が低下し、さらには水硬性組成物製造に伴って排出される二酸化炭量を削減できなくなるので好ましくない。
本発明のスラグ水硬性組成物に含有使用できるスラグ粉は、好ましくは、比較的高い強度発現性が得られることから、高炉水砕スラグ粉を使用する。また、スラグ粉としての粒度は、比表面積が2000〜12000cm2/gが好ましく、3000〜10000cm2/gがより好ましい。
本発明のスラグ水硬性組成物には、前述の本発明の何れかのスラグ刺激剤を高炉水砕スラグ粉含有量100質量部に対し、4〜10質量部含有使用する。4質量部未満では高炉水砕スラグ粉を十分刺激できないため、結合相形成に寄与されない高炉水砕スラグ粉が増大する結果、強度発現性の著しい低下が見られるので好ましくない。また、10質量部を超える量では、石膏類の過剰配合となるため、低温時になるほどエトリンガイトの生成量が増え、過膨張を起こして、亀裂発生等により強度低下を起こし易いので好ましくない。
本発明のスラグ水硬性組成物は、前述のスラグ刺激剤、ポルトランドセメントクリンカ粉砕物及び高炉水砕スラグ粉以外の成分も、本発明の効果を実質的に喪失させない限り、含有することができる。含有可能な成分としては、例えば、各種骨材、減水剤類、凝結調整剤、消泡剤、撥水剤、白華防止剤、増粘剤、ポゾラン反応性物質、収縮低減剤、膨張材、セメント用ポリマー、繊維等を挙げることができる。このうち、骨材を使用する場合の含有量は、ポルトランドセメントクリンカ粉砕物及び高炉水砕スラグ粉の合計100質量部に対し、およそ800質量部以下が望ましい。これを超える量の骨材を使用すると強度が著しく低くなることがあるので適当ではない。
本発明のスラグ水硬性組成物は、前述のような成分を所定量秤量し、例えば、パン型、強制ニ軸、傾胴又はホバート等の混合機に、各成分を一括投入し、注水して混合することで得られる。また、予め水を加える前に各成分を適度に乾式混合し、これに任意の時点で注水し、混練して得られるものでも良い。また、本発明のスラグ水硬性組成物に加える水の量は、特に制限されない。推奨例を示すと、ポルトランドセメントクリンカ粉砕物及び高炉水砕スラグ粉の合計100質量部に対し、20〜80質量部であれば、施工作業性等に支障を及ぼすことなく、また高炉水砕スラグ配合使用による強度発現性の低下を適度に抑制できるので好ましい。より好ましい水の配合量は、ポルトランドセメントクリンカ粉砕物と高炉水砕スラグ粉の合計100質量部に対し、25〜55質量部とすることにより、例えば一般に高強度コンクリートとして知られている圧縮強度が40N/mm2に達するような高強度のスラグ水硬性組成物を得ることが可能である。
以下、本発明を実施例によって具体的に説明するが、本発明は記載された実施例に限定されるものではない。
[スラグ刺激剤の作製]
何れも市販試薬の、II型無水石膏(ブレーン比表面積4800cm2/g)、α型半水石膏(ブレーン比表面積3500cm2/g)、β型半水石膏(ブレーン比表面積3800cm2/g)及び二水石膏(ブレーン比表面積3000cm2/g)から選定される石膏を単独又は2種以上の混合物として用い、次のA1〜A17で表すスラグ刺激剤とした。尚、2種以上の異なる石膏の混合物は、各石膏を所定量秤量し、これらをヘンシェル型混合機で約3分間混合した。
A1;II型無水石膏(単独)
A2:II型無水石膏30質量部+β型半水石膏5質量部
A3;II型無水石膏25質量部+β型半水石膏10質量部
A4;II型無水石膏20質量部+β型半水石膏15質量部
A5;II型無水石膏15質量部+β型半水石膏20質量部
A6;II型無水石膏30質量部+β型半水石膏10質量部
A7;II型無水石膏30質量部+β型半水石膏20質量部
A8;II型無水石膏30質量部+β型半水石膏30質量部
A9;II型無水石膏20質量部+β型半水石膏10質量部
A10;II型無水石膏15質量部+β型半水石膏5質量部
A11;II型無水石膏20質量部+α型半水石膏15質量部
A12;II型無水石膏20質量部+α型半水石膏1質量部+β型半水石膏15質量部
A13;II型無水石膏20質量部+β型半水石膏15質量部+ニ水石膏1質量部
A14;II型無水石膏20質量部+ニ水石膏15質量部
A15;α型半水石膏(単独)
A16;β型半水石膏(単独)
A17;ニ水石膏(単独)
[プレミックスベースモルタルの作製]
ロータリーキルンで約1450℃で焼成して得たJIS R 5210の規定を充足する普通ポルトランドセメント用のクリンカを、50℃以下になった時点で鋼製ボールミルで粉砕し、市販分級機を併用して、粒度がブレーン比表面積約3300cm2/gの粉砕物を得た。該粉砕物169質量部と市販の高炉水砕スラグ粉(ブレーン比表面積約4100cm2/g)574質量部及び細骨材(JIS R 5201「セメントの物理試験方法」で規定の「セメントの強さ試験用標準砂」に該当する細骨材)1350質量部をヘンシェル型混合機で3分間乾式混合し、プレミックスベースモルタルを作製した。
[スラグ刺激剤の刺激作用の確認]
前記A1〜A17で表されるスラグ刺激剤のスラグ粉刺激作用に対する評価として、作製したプレミックスベースモルタル2093質量部に対し、スラグ刺激剤A1〜A5、A11、A14〜A17についてはそれぞれ35質量部を該モルタルに添加した。またスラグ刺激剤A6については40質量部を、スラグ刺激剤A7については50質量部を、スラグ刺激剤A8については60質量部を、スラグ刺激剤A9については30質量部を、スラグ刺激剤A10については20質量部を、スラグ刺激剤A12とA13については各36質量部を、それぞれプレミックスベースモルタル2093質量部に対し添加した。何れの場合もプレミックスベースモルタルにスラグ刺激剤を加える際は、併せて水337質量部(プレミックスベースモルタル2093質量部に対する注水量)を加え、ホバート型混練機で約3分間常温環境下で混練を行い、モルタル(B1〜B18)を作製した。次いでこのモルタルを、混練終了後直ちに、内寸で直径50mm、高さ100mmの円柱形状の型枠に充填し、JIS R 5201「セメントの物理試験」に準拠した方法で脱型及び養生を行い強度試験用供試体を作製した。材齢7日と28日の供試体の圧縮強度をJIS R 5201「セメントの」物理試験に準拠した方法で測定した。その結果を表1に表す。
Figure 0005837416
スラグ水硬性組成物の強度発現性]
さらに、前記のスラグ刺激剤A4、前記と同様の普通ポルトランドセメント用のクリンカ粉砕物(ブレーン比表面積約3300cm2/g)、前記と同様の高炉水砕スラグ粉(ブレーン比表面積約4100cm2/g)、前記と同様の細骨材及び水から選定される材料を用い、表2に表す配合量となるようホバート型混合機に一括投入し、常温環境下で3分間混練して、水硬性組成物(C1〜C4)を作製した。また、スラグを含まずに、市販の普通ポルトランドセメントを使用した同様の水硬性組成物(D)も作製した。混練終了後の水硬性組成物は直ちに、内寸で直径50mm、高さ100mmの円柱形状の型枠に充填し、JIS R 5201「セメントの物理試験方法」に準拠した方法で脱型及び養生を行い強度試験用供試体を作製した。材齢7日と28日の供試体の圧縮強度をJIS R 5201「セメントの物理試験方法」に準拠した方法で測定した。以上の結果を表2に記す。
Figure 0005837416
表1の結果から、本発明のスラグ刺激剤を使用したスラグ粉含有モルタルは、注水初期から高い強度発現性が得られたことから、注水初期から高炉水砕スラグ粉が十分刺激され、セメント粒子と同様に水和反応活性が現れたことがわかる。また、表2の結果からスラグ含有量の多い水硬性組成物であっても、本発明のスラグ刺激剤を含むことによって材齢初期から長期に至るまで、水硬性物質が普通ポルトランドセメントのみからなる通常のモルタル質水硬性組成物と比べて遜色ない強度発現性を呈したことがわかる。

Claims (3)

  1. 高炉水砕スラグ粉に対する刺激剤であって、β型半水石膏(E)と無水石膏(F)を質量比(E/F)=0.3〜1で含有するスラグ刺激剤。
  2. 高炉水砕スラグ粉100質量部に対し、4〜10質量部添加する請求項1記載のスラグ刺激剤。
  3. 請求項1又は2記載のスラグ刺激剤4〜10質量部、ポルトランドセメントクリンカ粉砕物20〜100質量部及び高炉水砕スラグ粉100質量部を含有するスラグ水硬性組成物。
JP2011286824A 2011-12-27 2011-12-27 スラグ刺激剤及びスラグ水硬性組成物 Active JP5837416B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011286824A JP5837416B2 (ja) 2011-12-27 2011-12-27 スラグ刺激剤及びスラグ水硬性組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011286824A JP5837416B2 (ja) 2011-12-27 2011-12-27 スラグ刺激剤及びスラグ水硬性組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013133275A JP2013133275A (ja) 2013-07-08
JP5837416B2 true JP5837416B2 (ja) 2015-12-24

Family

ID=48910220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011286824A Active JP5837416B2 (ja) 2011-12-27 2011-12-27 スラグ刺激剤及びスラグ水硬性組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5837416B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5811379B2 (ja) * 1980-05-23 1983-03-02 株式会社ヤクルト本社 無機質壁材の製造方法
JP3662052B2 (ja) * 1995-09-19 2005-06-22 電気化学工業株式会社 混合セメント組成物
US6776839B2 (en) * 2000-10-05 2004-08-17 Suz-Chung Ko Slag cement
JP5931317B2 (ja) * 2009-02-17 2016-06-08 株式会社デイ・シイ 水硬性組成物および該水硬性組成物を用いたコンクリート
JP2010285302A (ja) * 2009-06-09 2010-12-24 Tokyo Institute Of Technology 水硬性セメント組成物
JP5574758B2 (ja) * 2010-03-01 2014-08-20 太平洋セメント株式会社 セメント含有粉体組成物、及び水硬性組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013133275A (ja) 2013-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8133317B2 (en) Cement additive and cement composition
JP2012035609A (ja) 分割練り混ぜ工法
KR20190050402A (ko) 콘크리트 조성물
JP2011136863A (ja) 超高強度グラウト組成物
JP2009149475A (ja) セメントプレミックス組成物の製造方法
JP6916509B2 (ja) プレミックスセメント組成物の製造方法
JP2019014617A (ja) ジオポリマー組成物及びジオポリマー硬化体
JP5837416B2 (ja) スラグ刺激剤及びスラグ水硬性組成物
RU2379240C1 (ru) Цемент низкой водопотребности и способ его получения
JP2001146420A (ja) 石膏廃材から製造された無水石膏類およびその製造方法
JP4535793B2 (ja) 地盤注入材
JP2010155758A (ja) セメント混和材及びセメント組成物
JP5721212B2 (ja) 初期膨張性セメント組成物
JP5871614B2 (ja) グラウト材
JP5403321B2 (ja) セメント系材料
JP2008162842A (ja) モルタル又はコンクリート用高強度混和剤
JP4157546B2 (ja) 急硬性セメントコンクリート及び急結性セメントコンクリート
JP5709046B2 (ja) セメント組成物
WO2005042432A1 (ja) セメント用急硬性組成物、及びその製造方法
JP2016037567A (ja) 地盤改良用組成物及び地盤改良用組成物の製造方法
JP3729317B2 (ja) 急硬性セメントコンクリート及び急結性セメントコンクリート
JP6011926B2 (ja) 高強度コンクリート用の混和材および高強度コンクリート用のセメント組成物
JP2005060154A (ja) 急硬性材料及び急硬性セメント組成物
KR101958911B1 (ko) 시멘트계 경화체용 결합재, 이를 포함하는 콘크리트 및 이를 이용하여 제조되는 콘크리트 구조체
JP2024012841A (ja) 水和固化体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5837416

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250