JP5834579B2 - p型拡散層の製造方法、及び太陽電池素子の製造方法 - Google Patents
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まず、光閉じ込め効果を促して高効率化を図るよう、テクスチャー構造を形成したp型シリコン基板を準備し、続いてオキシ塩化リン(POCl3)、窒素、酸素の混合ガス雰囲気において800〜900℃で数十分の処理を行って一様にn型拡散層を形成する。この従来の方法では、混合ガスを用いてリンの拡散を行うため、表面のみならず、側面、裏面にもn型拡散層が形成される。そのため、側面のn型拡散層を除去するためのサイドエッチングを行う。また、裏面のn型拡散層はp+型拡散層へ変換する必要があり、裏面にアルミペーストを印刷し、これを焼成して、n型拡散層をp+型拡散層にするのと同時に、オーミックコンタクトを得ている。
また、p型拡散層を形成する際に、使用された溶液やペーストなどの塗布剤の組成に由来した不要な層が半導体基板上に形成されることがある。このような不要な層を除去するためにエッチングが行われている。しかしながら、前記塗布剤の組成によっては、エッチングなどによっても充分に除去されず、半導体基板上に残渣として残ることがある。
<1> アクセプタ元素を含むガラス粉末と、分散媒と、を含有するp型拡散層形成組成物を備えた半導体基板に、熱拡散処理を施すこと、前記熱拡散処理のために加熱された半導体基板を、前記熱拡散処理の加熱温度から前記ガラス粉末のガラス転移温度までの間、5℃/分以上300℃/分以下の冷却速度で冷却すること、及び、冷却後に前記半導体基板上に形成されたガラス層をエッチングにより除去すること、を含むp型拡散層の製造方法。
<2> 前記アクセプタ元素が、B(ほう素)、Al(アルミニウム)及びGa(ガリウム)から選択される少なくとも1種である前記<1>に記載のp型拡散層の製造方法。
<3> 前記アクセプタ元素を含むガラス粉末が、B2O3、Al2O3及びGa2O3から選択される少なくとも1種のアクセプタ元素含有物質と、SiO2、K2O、Na2O、Li2O、BaO、SrO、CaO、MgO、BeO、ZnO、PbO、CdO、V2O5、SnO、ZrO2及びMoO3から選択される少なくとも1種のガラス成分物質と、を含有する前記<1>又は<2>に記載のp型拡散層の製造方法。
<4> 前記熱拡散処理の加熱温度から300℃までの間の冷却速度が、5℃/分以上300℃/分以下である前記<1>〜<3>のいずれかに記載のp型拡散層の製造方法。
<5> 前記エッチングが、ふっ酸を用いるものである前記<1>〜<4>のいずれかに記載のp型拡散層の製造方法。
<6> 半導体基板上に、前記p型拡散層形成組成物を塗布して、前記p型拡散層形成組成物を備えた半導体基板を得ることをさらに含む前記<1>〜<5>のいずれかに記載のp型拡散層の製造方法。
<7> 前記<1>〜<6>のいずれかに記載のp型拡散層の製造方法により得られたp型拡散層上に電極を形成することを含む太陽電池素子の製造方法。
本明細書において「工程」との語は、独立した工程だけではなく、他の工程と明確に区別できない場合であってもその工程の所期の作用が達成されれば、本用語に含まれる。また本明細書において「〜」を用いて示された数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値をそれぞれ最小値および最大値として含む範囲を示す。
本発明において、組成物中の各成分の量について言及する場合、組成物中に各成分に該当する物質が複数存在する場合には、特に断らない限り、組成物中に存在する当該複数の物質の合計量を意味する。
ここで、p型拡散層形成組成物とはアクセプタ元素を含むガラス粉末を含有し、シリコン基板などの半導体基板に塗布した後にこのアクセプタ元素を熱拡散することでp型拡散層を形成することが可能な材料をいう。アクセプタ元素をガラス粉末中に含むp型拡散層形成組成物を用いることで、p型拡散層形成工程とオーミックコンタクト形成工程とを分離でき、オーミックコンタクト形成のための電極材の選択肢が広がるとともに、電極の構造の選択肢も広がる。例えば銀等の低抵抗材を電極に用いれば薄い膜厚で低抵抗が達成できる。また、電極も全面に形成する必要はなく、櫛型等の形状のように部分的に形成してもよい。以上のように薄膜あるいは櫛型形状等の部分的形状にすることで、半導体基板中の内部応力、基板の反りの発生を抑えながらp型拡散層を形成することが可能となる。
さらにガラス粉末中のアクセプタ成分は焼成中でも揮散しにくいため、揮散ガスの発生によって所望の領域以外にまでp型拡散層が形成されるということが抑制される。
アクセプタ元素とは、シリコン基板などの半導体基板中にドーピングさせることによってp型拡散層を形成することが可能な元素である。アクセプタ元素としては第13族の元素が使用でき、例えばB(ほう素)、Al(アルミニウム)、Ga(ガリウム)等が挙げられる。
ガラス成分物質としては、SiO2、K2O、Na2O、Li2O、BaO、SrO、CaO、MgO、BeO、ZnO、PbO、CdO、V2O5、SnO、ZrO2、WO3、MoO3、MnO、La2O3、Nb2O5、Ta2O5、Y2O3、TiO2、GeO2、TeO2及びLu2O3等が挙げられ、SiO2、K2O、Na2O、Li2O、BaO、SrO、CaO、MgO、BeO、ZnO、PbO、CdO、V2O5、SnO、ZrO2及びMoO3から選択される少なくとも1種を用いることが、好ましい。
また、Al2O3−B2O3系、Ga2O3−B2O3系等のように、2種類以上のアクセプタ元素含有物質を含むガラス粉末でもよい。
上記では1成分ガラスあるいは2成分を含む複合ガラスを例示したが、B2O3−SiO2−Na2O等、3成分以上の物質を含むガラス粉末でもよい。
ガラス軟化温度は、熱重量・示差熱分析装置(TG・DTA)を用いて通常の方法によって測定される。ガラス粉末のガラス転移温度は、熱拡散処理時の温度近傍を避けるため、100℃〜700℃であることが好ましく、300℃〜500℃であることがより好ましい。ガラス転移温度は、本発明においては、[熱重量・示差熱分析装置DTG−60H(島津製作所製)]を用い、測定温度20℃〜1000℃、昇温速度10℃/分の条件で測定した値を用いる。
ここで、ガラスの粒径は、平均粒子径を表し、レーザー散乱回折法粒度分布測定装置等により測定することができる。
最初に原料を秤量し、るつぼに充填する。るつぼの材質としては白金、白金―ロジウム、イリジウム、アルミナ、石英、炭素等が挙げられるが、溶融温度、雰囲気、溶融物質との反応性等を考慮して適宜選ばれる。
次に、電気炉でガラス組成に応じた温度で加熱し融液とする。このとき融液が均一となるよう攪拌することが望ましい。
続いて得られた融液をジルコニア基板やカーボン基板等の上に流し出して融液をガラス化する。
最後にガラスを粉砕し粉末状とする。粉砕にはジェットミル、ビーズミル、ボールミル等公知の方法が適用できる。
分散媒とは、組成物中において上記ガラス粉末を分散させる媒体である。具体的に分散媒としては、バインダーや溶剤などが採用される。
p型拡散層形成組成物の粘度は、塗布性を考慮して、10mPa・s以上1000000mPa・s以下であることが好ましく、50mPa・s以上500000mPa・s以下であることがより好ましい。
本発明にかかるp型拡散層の製造方法は、アクセプタ元素を含むガラス粉末と、分散媒と、を含有するp型拡散層形成組成物を備えた半導体基板に、熱拡散処理を施すこと(本明細書では、適宜、熱拡散処理工程という)、前記熱拡散処理のために加熱された半導体基板を、前記熱拡散処理の加熱温度から前記ガラス粉末のガラス転移温度までの間、5℃/分以上300℃/分以下の冷却速度で冷却すること、及び、冷却後に前記半導体基板上に形成されたガラス層をエッチングにより除去すること(本明細書では、適宜、エッチング除去工程という)、を含む。
また本明細書では、熱拡散処理を施された半導体基板を常温まで冷却することを、適宜、冷却工程という。
まず、p型半導体基板であるシリコン基板にアルカリ溶液を付与してダメージ層を除去し、テクスチャー構造をエッチングにて得る。
詳細には、インゴットからスライスした際に発生するシリコン表面のダメージ層を20質量%苛性ソーダで除去する。次いで1質量%苛性ソーダと10質量%イソプロピルアルコールの混合液によりエッチングを行い、テクスチャー構造を形成する。太陽電池素子は、受光面(表面)側にテクスチャー構造を形成することにより、光閉じ込め効果が促され、高効率化が図られる。
上記p型拡散層形成組成物の塗布量としては特に制限は無いが、例えば、ガラス粉末量として0.01g/m2〜100g/m2とすることができ、0.1g/m2〜10g/m2であることが好ましい。
熱拡散処理時間は、p型拡散層形成組成物に含まれるドナー元素の含有率に応じて適宜選択することができる。例えば、1分間〜60分間とすることができ、2分間〜30分間であることがより好ましい。
また、熱拡散処理によってp型拡散形成組成物中のガラス粉末が溶融し、p型拡散層の表面に広がる。
5℃/分未満の速度では、前記ガラス粉末に由来する結晶成分が結晶化し、ガラス層が形成されたときに該ガラス層内に混在する場合がある。一方、300℃/分を超える冷却温度では、ガラス層の表面のみが急激に冷却されて、ガラス層内部の冷却速度と差が生じ、前記結晶成分の微結晶がガラス層の内部に生成される場合がある。いずれの場合でも、このような結晶成分の結晶が混在したガラス層は、後述するエッチング処理で除去しにくく、エッチング残渣としてp型拡散層中に存在し、残渣のないp型拡散層を形成できない。
また、冷却速度を調整する温度範囲は、前記熱拡散処理の加熱温度から前記ガラス粉末のガラス転移温度までの間以外では、特に制限されず、例えば、0.5℃/分〜500℃/分とすることができる。また、装置の制御の容易性及び全体の効率の観点から、冷却速度を調整する温度範囲を、前記熱拡散処理の加熱温度から300℃までとしてもよい。
冷却速度の調節は、選択される冷却手段に応じて行われる。例えば、空冷とした場合には、熱電対でモニタリングしながら、常温または低温の基板上に置き、急冷すれば冷却速度が上がり、一方で加熱した基板を用いて徐冷とすれば冷却速度が下がるなど、容易に調節可能である。また、冷却速度を制御可能な電気炉を用いれば、冷却速度を簡単に調節できる。
この内部応力は、結晶の結晶粒界に損傷を与え、電力損失が大きくなるという課題があった。また、反りは、モジュール工程における太陽電池素子の搬送や、タブ線と呼ばれる銅線との接続において、素子を破損させ易くしていた。近年では、スライス加工技術の向上から、シリコン基板の厚みが薄型化されつつあり、更に素子が割れ易い傾向にある。
より具体的には、上記混合ガス流量比NH3/SiH4が0.05〜1.0、反応室の圧力が13.3Pa(0.1Torr)〜266.6Pa(2Torr)、成膜時の温度が300℃〜550℃、プラズマの放電のための周波数が100kHz以上の条件下で形成される。
このような表面電極は、例えば、上述の金属ペーストのスクリーン印刷、又は電極材料のメッキ、高真空中における電子ビーム加熱による電極材料の蒸着などの手段により形成することができる。バスバー電極とフィンガー電極とからなる表面電極は受光面側の電極として一般的に用いられていて周知であり、受光面側のバスバー電極及びフィンガー電極の公知の形成手段を適用することができる。
n型拡散層の形成にn型拡散層形成組成物を用いる方法では、まず、p型半導体基板の表面である受光面にn型拡散層形成組成物を塗布し、裏面に本発明のp型拡散層形成組成物を塗布し、600℃〜1200℃で熱処理する。この熱処理により、表面ではp型半導体基板中へドナー元素が拡散してn型拡散層が形成され、裏面ではアクセプタ元素が拡散してp+型拡散層が形成される。この工程以外は上記方法と同様の工程により、太陽電池素子が作製される。
粒子形状が略球状で、平均粒子径が3.2μm、軟化温度815℃、ガラス転移温度667℃のB2O3−SiO2−RO(R:Mg,Ca,Sr,Ba)系ガラス粉末(商品名:TMX−603、東罐マテリアル・テクノロジー(株)社製)9gとエチルセルロース1.4g、テルピネオール19.6gとを自動乳鉢混練装置を用いて混合してペースト化し、p型拡散層形成組成物を調製した。
また使用したSEM(走査型電子顕微鏡)は、Philips社のXL30を用いた。
熱拡散後の冷却速度を100℃/分とした以外は実施例1と同様にp型拡散層形成を行った。p型拡散層形成組成物を塗布した側の表面を、実施例1と同様にSEM観察したところ、残渣は見られなかった。また塗布した面のシート抵抗は65Ω/□であり、B(ほう素)が拡散しp型拡散層が形成されていた。さらに、塗布した面内のシート抵抗値のばらつきはσ=0.7であり、均一なp型拡散層が形成されていた。
熱拡散後の冷却速度を200℃/分とした以外は実施例2と同様にp型拡散層形成を行った。p型拡散層形成組成物を塗布した側の表面を、実施例1と同様にSEM観察したところ、残渣は見られなかった。なお、冷却後に形成されていたガラス層は、僅かに白濁していたため、ガラス層の内部で僅かに結晶成分が生成し、混じっていたと考えられる。
また塗布した面のシート抵抗は68Ω/□であり、B(ほう素)が拡散しp型拡散層が形成されていた。さらに、塗布した面内のシート抵抗値のばらつきはσ=0.8であり、均一なp型拡散層が形成されていた。
熱拡散後の冷却速度を1℃/minとした以外は実施例1と同様にして、p型拡散層形成を行った。p型拡散層形成組成物を塗布した側の表面では、熱処理後にガラス層が白濁しており、エッチング処理後にはSEM観察で、1μm程度の結晶が残渣として見られた。また塗布した面のシート抵抗は62Ω/□であり、B(ホウ素)が拡散しp型拡散層が形成されていた。さらに、塗布した面内のシート抵抗値のばらつきはσ=0.4であり、均一なp型拡散層が形成されていた。
熱拡散後の冷却速度を500℃/minとした以外は実施例1と同様にして、p型拡散層形成を行った。p型拡散層形成組成物を塗布した側の表面では、熱処理後にガラス層が白濁しており、エッチング処理後にはSEM観察で、0.1μm以下の微結晶が残渣として僅かに見られた。また塗布した面のシート抵抗は68Ω/□であり、B(ほう素)が拡散しp型拡散層が形成されていた。さらに、塗布した面内のシート抵抗値のばらつきはσ=0.9であり、均一なp型拡散層が形成されていた。
Claims (7)
- アクセプタ元素を含むガラス粉末と、分散媒と、を含有するp型拡散層形成組成物を備えた半導体基板に、熱拡散処理を施すこと、
前記熱拡散処理のために加熱された半導体基板を、前記熱拡散処理の加熱温度から前記ガラス粉末のガラス転移温度までの間、5℃/分以上300℃/分以下の冷却速度で冷却すること、及び、
冷却後に前記半導体基板上に形成されたガラス層をエッチングにより除去すること、
を含むp型拡散層の製造方法。 - 前記アクセプタ元素が、B(ほう素)、Al(アルミニウム)及びGa(ガリウム)から選択される少なくとも1種である請求項1に記載のp型拡散層の製造方法。
- 前記アクセプタ元素を含むガラス粉末が、B2O3、Al2O3及びGa2O3から選択される少なくとも1種のアクセプタ元素含有物質と、SiO2、K2O、Na2O、Li2O、BaO、SrO、CaO、MgO、BeO、ZnO、PbO、CdO、V2O5、SnO、ZrO2及びMoO3から選択される少なくとも1種のガラス成分物質と、を含有する請求項1又は請求項2に記載のp型拡散層の製造方法。
- 前記熱拡散処理の加熱温度から300℃までの間の冷却速度が、5℃/分以上300℃/分以下である請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のp型拡散層の製造方法。
- 前記エッチングが、ふっ酸を用いるものである請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のp型拡散層の製造方法。
- 半導体基板上に前記p型拡散層形成組成物を塗布して、前記p型拡散層形成組成物を備えた半導体基板を得ることをさらに含む請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のp型拡散層の製造方法。
- 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のp型拡散層の製造方法により得られたp型拡散層上に電極を形成すること、
を含む太陽電池素子の製造方法。
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