JP5833192B2 - 光電気デバイス用の増幅器回路、検出装置、および光電気デバイス用の増幅器回路の駆動方法 - Google Patents

光電気デバイス用の増幅器回路、検出装置、および光電気デバイス用の増幅器回路の駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、光電気デバイス用の増幅器回路、検出装置、および光電気デバイス用の増幅器回路の駆動方法に関する。
フォトダイオードを受信素子として用いた光電気アプリケーションにおいては、目的の信号がしばしば大きな直流(DC)信号に重畳されている。この種の典型的なアプリケーションは、たとえば光近接スイッチ、赤外(IR)遠隔制御等の光バリアである。このようなアプリケーションにおいては、大きなDC成分または低周波数成分は、昼光または、たとえば電球、省エネルギー照明等の他の光源により引き起こされる。信号処理回路の必要とされる信号ダイナミックレンジを低減するために、このDC成分または低周波数成分は除去されなければならない。残った信号はしばしば非常に小さく、したがってこのフォトダイオードのフロントエンド回路は低ノイズ特性を有しなければならない。
一般的なフォトダイオードのフロントエンドは、トランスインピーダンス増幅器(transimpedance amplifier,TIA)を備えている。このトランスインピーダンス増幅器は、たとえばハイパスフィルターである、DC電流経路用の抵抗およびコンデンサを用いて、DC信号または低周波数信号から目的の信号を分離している。このような回路の欠点は、大きなDC電流レンジに対して、このDC電流経路の抵抗が小さくなければならないことであり、これが回路のノイズレベルを大きくしたり、またかなり大きなコンデンサを必要としたりすることである。低電圧電源を用いたアプリケーション用には、この抵抗はさらに小さくなければならない。これらの制限を克服するため、動的フィードバックループが提案されているが、これはノイズに対しかなり感度が高いものである。
本発明の課題は、より良好なノイズ特性を有し、信号処理に必要とされるダイナミックレンジが低減された増幅器回路およびこの増幅器回路の駆動方法を提供することである。
この課題は、本出願の独立請求項に記載の内容により解決される。さらなる実施形態は、従属請求項に記載されている。
本発明の1つの態様によれば、光電気デバイス用の増幅器回路は、第1および第2の増幅器入力部と1つの増幅器出力部とを有する主増幅器を備えた検出経路を備える。フィードバック経路は積分器およびバイパストランジスタを備える。この積分器は、積分器入力部を介して上記の増幅器出力部に接続されており、負のフィードバックにおけるレベルシフタを備える。バイパストランジスタは、その制御側を介して、このレベルシフタ回路に接続されており、上記の第1の増幅器入力部に接続されている。
増幅器回路は、検出器端子を介してこの回路に接続される検出器によって生成される測定電流の関数として出力電圧を供給する。接続された検出器がフォトダイオードのような光検出器の場合は、この測定電流は、光電流である。出力電圧は、DC,低周波および高周波成分のような様々な成分に対応するため、フィードバック経路を介してフィードバックされる。積分器は、フィルターに相当し、固有のフィルター定数を有する。ローパスフィルターとして実装された場合は、このフィルター定数はカットオフ周波数である。DC,低周波,および高周波なる用語は、このフィルタ定数と比較して理解される。とりわけ、積分器は、高周波成分のみをフィルターし、DCおよび低周波成分を通過させるように設計されている。このようにしてこのフィードバックは高周波を遮断する。
レベルシフタ回路を用いて、積分器はレベルシフト電圧を制御する。このレベルシフト電圧に基づいて、バイパストランジスタは制御電圧を受け取り、この電圧に対応して動作する。この結果このバイパストランジスタは、第1の増幅器入力部に、レベルシフト電圧に比例したフィードバック電流を供給する。
このように、積分器は、バイパストランジスタを直接制御するのではなく、レベルシフト電圧を介して間接的に制御する。この電圧はフィードバック電流に比例し、この積分器の特性のため、基本的にDCおよび低周波成分のみを含んでいる。実際には、この積分器は大きなDC利得および大きなDC電流抑圧を有することができ、すなわち測定電流におけるDC成分を除去することができる。レベルシフト電圧の生成は、低ノイズで実現することができる。さらに、このフィードバック経路のDC相互コンダクタンスは、このDC電流のバイパストランジスタの相互コンダクタンスへの依存性から、このDC電流を変化させるが、全伝達関数の低周波側カットオフ周波数は変化させない。
これは幾つかの利点をもたらす。ここで提示する回路は、アクティブDCフィードバックを有し、集積回路に適している。この回路は広い範囲のDCまたは低周波信号を除去することができ、良好なノイズ特性を提供する。たとえばこのフィードバック経路で支配的な時定数は、伝達関数における数十kHzの範囲のカットオフ周波数および大きなDC抑圧、すなわちDC除去を要求する、集積回路のアプリケーションでの小さなチップ領域でかなり小さくすることが可能となる。このDCフィードバック経路において必要な支配的RC時定数は、DC抑圧を最大化するこのフィードバック経路のDC利得に依存しないが、これはこのフィードバックの相互コンダクタンスが線形化されていないからである。実際には、通常線形化回路は、たとえば縮退抵抗等のフィードバック回路により、利得を低下させる。
好ましくはこの主増幅器は、少なくとも1つの入力端子と負の利得を有する増幅器である。このようにこの主増幅器は、必ずしも差動増幅器でなくともよい。本発明のもう1つの態様によれば、トランスインピーダンス増幅器は、上記の主増幅器と、上記の第1の増幅器入力部を増幅器出力部に接続する負のフィードバック経路におけるフィードバック抵抗と、を備える。このトランスインピーダンス増幅器は、測定電流を出力電圧に変換する。このトランスインピーダンス増幅器の利得は、上記の負のフィードバック経路のフィードバック抵抗によって設定される。
本発明のもう1つの態様によれば、積分器は、演算増幅器を備え、この演算増幅器はさらに第1の入力部を増幅器入力端子として備える。第1のコンデンサは、第1の入力部とレベルシフタ回路とに接続されている。この第1の抵抗は、上記の第1の入力部と、積分器と、レベレシフタと、に接続されている。
この積分器は、上記の出力電圧を入力として受け取る。この積分器は、フィルター装置として機能し、出力電圧における高周波成分を除去する。上記の第1のコンデンサおよび第1の抵抗により、この積分器はローパスフィルターの特性を有する。第一次近似では、この積分器は、フィルター定数、たとえば低周波側カットオフ周波数によって特徴づけることができる。このように高い周波数および低い周波数は、カットオフ周波数と比較して決定される。結果としてこの積分器は、DCおよび低周波成分のみを通過させる。
本発明のもう1つの態様によれば、上記のレベルシフタ回路は、アナログのグラウンド電位に接続された第2の抵抗を備える。上記のレベルシフト電圧は、この第2の抵抗で電圧降下する。積分器は、バイパストランジスタを直接制御しないが、この第2の抵抗でのレベルシフト電圧を制御する。この電圧はフィードバック電流に比例し、低ノイズのノードである、アナログのグラウンド電位に接続されているので、特にノイズレベルが低くなっている。
本発明のもう1つの態様によれば、上記のレベルシフタ回路は、第1のカレントミラーを備える。この第1のカレントミラーは、バイパストランジスタでの制御電圧を調整する第1のミラー比を提供する。
本発明のもう1つの態様によれば、上記の第1のカレントミラーは、第1の分岐部を備え、さらにこの分岐部は、第1のトランジスタを介して低電圧電源に接続された第2の抵抗からなる直列接続部を備える。第2の抵抗および第1のトランジスタは、共に上記の第1のコンデンサに接続されている。さらに、この第1の分岐部は、カレントミラーの形態で第2の分岐部に接続されている。この第2の分岐部は、第2のトランジスタと第3のトランジスタとからなる直列接続部を備え、電源のハイ側電圧(upper supply voltage)とこの電源のロー側電圧(lower supply voltage)との間に接続されている。この第3のトランジスタの制御側は、上記の演算増幅器に接続されている。
この第2の抵抗でのレベルシフト電圧のために、この第1の分岐部を第1の電流が流れる。このカレントミラーは、第1のミラー比で定められるように、この第1の電流を第2の電流に反映する。この実施形態における第1のミラー比は、第1の電流に対する第2の電流で決定される。上記の制御電流は、この第1のミラー比に依存して設定される。
本発明のもう1つの態様によれば、上記のフィードバック経路は、第3のトランジスタとバイパストランジスタとを備える第2のカレントミラーを備える。上記の第2のカレントミラーは、共有の第3のトランジスタを介した接続のためにこの第1のミラー比に依存する第2のミラー比に基づいて、上記のフィードバック電流を設定する。実際には、この第2のミラー比は、第2の電流に対するフィードバック電流の比となるように設定されてよい。このようにしてこのフィードバック電流は、レベルシフト電圧に依存するだけでなく、この電圧の低ノイズレベルも共有している。
本発明のもう1つの態様によれば、上記の第3のトランジスタは、第3の抵抗を介してハイ側電源端子(VDD)に接続され、および/または上記のバイパストランジスタは、第4の抵抗を介してハイ側電源端子に接続されている。第3および第4の抵抗は、上記のフィードバック電流におけるノイズレベルをさらに低減するのに用いられる。
本発明のもう1つの態様によれば、第1のフィルタは、上記の第1の抵抗と、上記の第1の抵抗と並列に接続され、かつさらに上記の積分器入力部に接続された第2のコンデンサと、を備える。このノイズ特性は、追加のフィルターを実装することによりさらに改善することが可能である。
本発明のもう1つの態様によれば、第2のフィルターは、上記の第3のトランジスタとバイパストランジスタとの間のローパスフィルターとして接続されている第3のコンデンサおよび第5の抵抗を備える。本発明のもう1つの態様によればこの第2のフィルターのポールは、上記の第1のフィルターの伝達関数のポールのゼロにより補償される。この第2のフィルターの実装は、伝達関数に追加のポールをもたらすが、これはフィードバックの安定性を保証するためにゼロ補償される。これらのフィルター抵抗およびコンデンサは、ゼロ補償のために互いに関連して調整されてよい。
本発明のもう1つの態様によれば、検出装置は、上記で説明した原理による増幅器回路を備える。さらに、光検出器、とりわけフォトダイオードは、検出器端子を介してこの増幅器入力部に接続されている。
本発明のもう1つの態様によれば、光電気デバイス用の増幅器回路を駆動する方法は、以下のステップを備える。出力電圧が測定電流の関数として供給される。この出力電圧は、負のフィードバック経路を有する積分器を用いて積分される。レベルシフト電圧が、この積分器の負のフィードバック経路に実装されたレベルシフト回路を用いることにより、この積分器によって制御される。この制御は、積分された出力電圧に依存する。次に、上記のレベルシフト電圧に依存する制御電圧を用いて、バイパストランジスタが制御される。最後に、このレベルシフト電圧に比例しているフィードバック電流を用いて、上記の測定電流が制御される。
この方法によれば、積分器は、バイパストランジスタを直接制御するのではなく、レベルシフト電圧を介して間接的に制御する。この電圧はフィードバック電流に比例し、この積分器の特性のため、基本的にDCおよび低周波成分のみを含んでいる。実際には、この積分器は大きなDC利得と、これによる大きなDC電流抑圧とを有することができ、すなわち測定電流におけるDC成分を除去することができる。レベルシフト電圧の生成は、低ノイズで実現することができる。さらに、このフィードバックのDC相互コンダクタンスは、このDC電流のバイパストランジスタの相互コンダクタンスへの依存性から、このDC電流を変化させるが、全伝達関数の低周波側カットオフ周波数は変化させない。
これは幾つかの利点をもたらす。ここで提示する方法は、アクティブDCフィードバックを実行する、集積回路を用いた方法に適している。この方法は広い範囲のDCまたは低周波信号を除去することができ、良好なノイズ特性を提供する。たとえばこのフィードバック経路で支配的な時定数は、伝達関数における数十kHzの範囲のカットオフ周波数および大きなDC抑圧、すなわちDC除去を要求する、集積回路のアプリケーションでの小さなチップ領域でかなり小さくすることが可能となる。このDCフィードバックにおいて要求される支配的RC時定数は、DC抑圧を最大化するDC利得に依存しないが、これはこのフィードバックの相互コンダクタンスが線形化されていないからである。実際には、通常線形化は、たとえば縮退抵抗等のフィードバック回路により、利得を低下させる。
本発明のもう1つの態様によれば、補償は測定電流からフィードバック電流の減算を含む。
本発明のもう1つの態様によれば、制御電圧は、レベルシフト回路およびバイパストランジスタによって規定される第1および第2のミラー比を用いて、それぞれ調整される。
以下に、上記で示した原理を、例示的な実施形態が示された図を参照して説明する。
本発明で示す原理による増幅器回路の例示的な実施形態を示す図である。 本発明で示す原理による増幅器回路の例示的な実施形態の例示的な周波数特性を示す図である。 本発明で示す原理による増幅器回路の例示的なもう1つの実施形態を示す図である。
図1は、本発明で示す原理による増幅器回路の例示的な実施形態を示す。この増幅器回路は、検出経路とフィードバック経路とを備える。検出経路は、フィードバック経路に接続される第1および第2の回路ノードN1,N2を備える。この増幅器回路は、光素子、特にこの実施形態においてはフォトダイオードに接続されており、このフォトダイオードはロー側電源電圧VSSに逆方向に接続されている。
この検出経路は、主増幅器1を介して検出器端子pdinを出力端子OUTに接続しており、出力部と主増幅器1の第1の入力部11とを接続するフィードバック抵抗RTを有するトランスインピーダンス増幅器を備えている。第2の増幅器入力部12は、アナロググラウンドAGNDに接続されている。
このフィードバック経路は、積分器2およびバイパストランジスタ3を備える。この積分器は、第1の入力部21と第2の入力部22とを有するトランスインピーダンス演算増幅器24を備える。この第1の入力部21は、第1の抵抗R1を介して上記の検出経路の第2の回路ノードN2に接続されている。さらに、この第1の入力部21は、第1のコンデンサC1に接続されている。この第2の入力部22は、アナロググラウンドAGNDに接続されている。負のフィードバック経路は、積分器増幅器の出力部と上記のコンデンサC1の1つのプレートとを接続している。この接続はレベルシフタ回路23を介して形成される。
このレベルシフタ回路23は、第1および第2の分岐部を備え、この第1の分岐部は、第2の抵抗R2と第1のトランジスタT1の直列接続部を備える。この直列接続部は、第2の抵抗R2を介してアナロググラウンドAGNDに接続されており、また第1のトランジスタT1を介してロー側の電源電圧VSSに接続されている。第2の抵抗R2および第1のトランジスタT2は、共に上記の第1のコンデンサC1に接続されている。第1の分岐部は、さらにカレントミラーの形態で第2の分岐部に接続されている。この第2の分岐部は、第2のトランジスタT2,第3のトランジスタT3,および任意の第3の抵抗R3の直列接続部を備える。この第2の分岐部は、ハイ側電源電圧(upper supply voltage)VDDとロー側電源電圧(lower supply voltage)VSSとの間に接続されている。この第3のトランジスタT3の制御側は、上記の積分器2の演算増幅器24に接続されている。
バイパストランジスタ3は、上記のレベルシフタ23を介して、詳細にはこの第3のトランジスタT3の制御側を介して、積分器2に接続されている。 この接続は、バイパストランジスタ3の制御側31を介して形成されている。このバイパストランジスタ3は、任意の第4の抵抗R4と直列に、ハイ側電源電圧VDDと上記の検出経路の第1の回路ノードN1との間に接続されている。
この増幅器の動作の際には、この回路はフォトダイオードPDに接続され、環境光または照射光が測定電流Ipdを生じる。この特定の実施形態においては、この測定電流は、光電流に対応する。この光電流は、幾つかの異なる成分を有しているが、DC電流および低周波成分は特に対象とされず、低減されるかあるいは出力電圧Voutから除去される。
原則として、検出された光電流Ipdは、まず主増幅器の第1の増幅器入力部11に印加される。この主増幅器は、フィードバック抵抗RTの抵抗値に依存して、この光電流Ipdを出力電圧Voutに変換するように設計されたトランスインピーダンス増幅器である。フィードバック経路は、この出力電圧Voutから高周波成分を除去するように設計されており、DC成分および低周波成分のみを含むフィードバック電流Ifbを生成する。検出経路に光電流Ipdが重畳されると、これにより生じる信号は、原則として高周波成分のみを含む。
さらに詳細には、この積分器2は、フィードバック経路において、第1の抵抗R1および第1のコンデンサC1によって決定されるフィルター定数を有するフィルターとして動作する。この結果、高周波成分(この積分器2の時定数と比較して)は、除去され、積分された出力電圧Voutは、低周波成分およびDC成分のみから成っている。このように積分された出力電圧は、レベルシフタ回路23に導入される。
この導入された電圧、アナロググラウンドAGNDのレベルおよびロー側電源電圧VSSに依存して、レベルシフト電圧VR2は、上記の第2の抵抗R2で電圧降下する。結果として、第1の電流I1は、上記の第1のトランジスタT1を通って流れ、鏡映された電流が、第1のミラー比M1=I2/I1に従ってレベルシフタ23の第2の分岐部に流れる。この結果、第2の電流I2が、このレベルシフタ回路23の第2の分岐部を通って流れる。この第2の電流I2は、再び第2のミラー比M2=Ifb/I2に従って鏡映される。ここでIfbはフィードバック電流である。これはバイパストランジスタ3の制御側31に印加される制御電圧VM2を生成する。このバイパストランジスタ3は、この制御電圧に応じて動作し、上記の第4のの抵抗R4を介してこのバイパストランジスタ3を流れるフィードバック電流Ifbを生成する。このフィードバック電流Ifbは、DCおよび低周波成分のみを含んでいる。
結局、この増幅器回路においては、積分器2はこのフィードバック経路においてバイパストランジスタ3を直接制御するのではなく、第2の抵抗R2でのレベルシフト電圧VR2を制御している。電圧VR2は、フィードバック電流Ifbに比例している。この積分器2の充分に大きなDC利得のために、この増幅器回路は大きなDC電流抑制、すなわち光電流IpdにおけるDC成分の除去をもたらす。このレベルシフト回路23は、低ノイズが可能なアナロググラウンドAGNDに抵抗を接続することを可能とする。
図2を参照して以下に説明するように、フィードバック電流のバイパストランジスタ3への依存性のために、このフィードバック経路のDC相互コンダクタンスは、フィードバック電流Ifbを変化させるが、この増幅器回路の全伝達関数の低周波側カットオフ周波数f1は変化させない。これは、低周波側カットオフ周波数f1が抵抗とコンデンサの値のみに依存するからであり、このフィードバック経路のDC相互コンダクタンスには依存しないからである。
図2は、本発明で示す原理による増幅器回路の例示的な実施形態の例示的な周波数特性を示す。この図は2つのグラフを示している。上側のグラフはフィードバック経路の相互コンダクタンスGMを、周波数fの関数として示す。下側のグラフは、増幅器回路の伝達関数を、周波数fの関数として示す。このDC相互コンダクタンスGMは、第1の回路ノードN1での電流変化の、第2の回路ノードN2での電圧変化に対する比で規定される。一般的にこの相互コンダクタンスは、周波数の関数であり、GM=GM(f)である。
図1の増幅器回路に対して、フィードバック経路の相互コンダクタンスは、そのDC利得に対応して以下のようになる。
Figure 0005833192
ここでGMfbDCはDC相互コンダクタンスであり、IfbDCはフィードバック電流(DCのみ)であり、VoutDCは出力電圧(DCのみ)であり、AintDCは積分器のDC利得であり、gmT4DCはバイパストランジスタのDC相互コンダクタンスである。こうして全DC相互コンダクタンスは、積分器2のDC利得およびバイパストランジスタ3の相互コンダクタンスで決定される。実際、このフィードバック経路のDC相互コンダクタンスGMfbDCは、フィードバック電流Ifbと共に変化する。
このフィードバックの相互コンダクタンス、および結果として出力電圧Voutは、光電流Ipdの周波数fに依存する。積分器は基本的にフィルターであり、事実上ローパスフィルターである。一般的にローパスフィルターは、そのカットオフ周波数f0で特徴づけられ、以下のようになる。
Figure 0005833192
しかしながら、積分器2は或る意味変形されたローパスフィルターである。したがって、バイパストランジスタT4を考慮すると、結果として生じる相互コンダクタンスは、以下のようになる。
Figure 0005833192
ここで、sはラプラス演算子であり、M1およびM2は上記で導入されたミラー比であり、またR2は第2の抵抗R2に対応する抵抗値である。なお、積分器担体の伝達関数H2(s)は、以下の式で定められる。
Figure 0005833192
抵抗R3およびR4は、ここでの議論には考慮されていない。積分器2のカットオフ周波数f1での相互コンダクタンスは、もし全ループ利得が1に設定されると、以下の式で定められる(RTはフィードバック抵抗RTの抵抗値である。)。
Figure 0005833192
これらの考察から、伝達関数Z(s)が導き出される。この増幅器回路の伝達関数が下側のグラフに示されている。フィードバック経路のレベルシフト回路23における積分器2およびカレントミラーのために、全伝達関数の低周波側カットオフ周波数f1は、この積分器の時定数によってR1・C1,ミラー比M1とM2、および第2の抵抗R2の抵抗値で与えられる。この全伝達関数Z(s)は、以下のように計算される。
Figure 0005833192
この伝達関数Z(s)は、さらに低周波側カットオフ周波数を以下のように規定する。
Figure 0005833192
この結果から、この全伝達関数の低周波側カットオフ周波数f1は、抵抗およびコンデンサの値とミラー比とにのみ依存し、フィードバック経路のDC相互コンダクタンスには依存しないので、上記のフィードバック電流Ifbと共には変化しない。言い換えれば、この低周波側カットオフ周波数f1は、DC抑圧とは無関係である。
たとえばDC電流IDCを光電流Ipdの最大である2mAに設定すると、DC抑圧は1000、低周波側カットオフ周波数f1は10kHzとなり、RT=100kΩ,R2=3.75kΩ,M1=0.25,M2=52.5となる。こうして積分器2の時定数は、R1・C1=5.57msとなる。したがって、大きなDC減衰(DC打消し)が要求される大DC電流の領域では、上記の第1のコンデンサC1および第1の抵抗R1はかなり小さくすることができる。
要約すると、この増幅回路は幾つかの利点を有する。DCフィードバック経路におけるこの支配的なRC時定数はかなり低く設定することができる。これは集積回路のアプリケーションにおける小さなチップ領域をもたらし、ここで低周波側カットオフ周波数f1は、数十kHzの範囲で、伝達関数における大きなDC電流抑圧(DC電流打消し)が要求されている。このDCフィードバック経路において要求される支配的RC時定数は、このフィードバック経路のDC利得に依存せずDC抑圧を最大化するが、これはこのフィードバックの相互コンダクタンスが線形化されていないからである。線形化回路は、一般的にフィードバック回路、たとえば縮退抵抗によって利得を低減する。
図3は、本発明で示す原理による増幅器回路の例示的なもう1つの実施形態を示す。この図に示す増幅器回路は、図1を参照して説明したものに対応しているが、2つ以上のフィルター構成が導入されてさらにこの増幅器回路のノイズ特性が改善されているところが異なっている。
詳細には、第1の追加フィルターは、第1の抵抗R1と、この第1の抵抗R1に並列に接続された第2のコンデンサC2とを備え、さらに入力部21に接続されている。第2の追加フィルターは、第3のコンデンサC3と第5の抵抗R5とを備え、第3のトランジスタT3とバイパストランジスタ3との間にローパスフィルターとして接続されている。
これらの追加フィルターは共に、単独で使用することができ、あるいはこの実施形態で示すように一緒に使用することができる。しかしながら、このR5,C3のフィルターの実装は、伝達関数における追加のポールをもたらし、ゼロによって補償されなければならない。R1,C2のフィルターは、ゼロ補償のために、R5,C3のフィルターに対して調整されてよい。
フィルターパラメータ、たとえばカットオフ周波数fc1、fc2は、それぞれのフィルターの伝達関数を決定する。第1および第2のフィルターは、互いに調整され、これらのフィルターがフィードバックの安定性を維持するような位相シフトをもたらすように調整されている。用いられる位相シフトは、好ましくは180°より小さい。また、好ましい位相シフトは、120°〜135°の範囲である。これは、これらのカットオフ周波数fc1、fc2およびこれらに付随する抵抗とコンデンサR1,R5,C2,C3を選択することによって実現され、第2のフィルターR5,C3が1つのポールを有し、このポールが第1のフィルターR1,C2のゼロ点を用いて補償され得ることを確実にする。このようなゼロポール補償は、以下の式に撚って特徴付けられる。
Figure 0005833192
ここでfc2はゼロポール補償のカットオフ周波数を表す。この式が満足される場合、全体の伝達関数は、1個の個別のローパスフィルタが有するようなプロファイルとなる。これは第2のフィルターR5,C3のポールが、第1のフィルターR1,C2のゼロポイントによって補償されるという結果をもたらす。
このように、これらの第1および第2のフィルターは、これらが一緒になって、1つのローパスフィルターに対応する全伝達関数をもたらすように互いに調整される。この利点は、これがフィードバックを安定に維持する位相シフトを確実にすることである。用いられる位相シフトは、好ましくは180°より小さい。また、好ましい位相シフトは、120°〜135°の範囲である。
1 : 主増幅器
11 : 増幅器入力部
12 : 増幅器入力部
13 : 増幅器出力部
2 : 積分器
21 : 入力部
22 : 入力部
23 : レベルシフト回路
24 : 演算増幅器
25 : 積分器入力部
3,T4 : バイパストランジスタ
31 : バイパストランジスタの制御側
AGND : アナロググラウンド
C1 : コンデンサ
C2 : コンデンサ
C3 : コンデンサ
f0 : カットオフ周波数
f1 : カットオフ周波数
f2 : カットオフ周波数
I1 : 第1の電流
I2 : 第2の電流
Ifb : フィードバック電流
N1 : 回路ノード
N2 : 回路ノード
OUT : 出力端子
PD : フォトダイオード
pdin : 検出器端子
R1 : 抵抗
R2 : 抵抗
R3 : 抵抗
R4 : 抵抗
R5 : 抵抗
RT : フィードバック抵抗
T1 : トランジスタ
T2 : トランジスタ
T3 : トランジスタ
VDD : ハイ側電源電圧
VOUT : 出力電圧
VR2 : レベルシフト電圧
VSS : ロー側電源電圧

Claims (14)

  1. 光電気デバイス用の増幅器回路あって、
    第1の増幅器入力部(11)および第2の増幅器入力部(12)と、増幅器出力部(13)とを有する、測定電流(Ipd)の関数として出力電圧(Vout)を提供する主増幅器(1)を備えた検出経路と、
    積分器(2)およびバイパストランジスタ(3)を備えたフィードバック経路と、
    を備え、
    前記積分器は、積分器入力部(25)を介して前記増幅器出力部(13)に接続されていると共に、レベルシフト電圧(VR2)を制御するための負のフィードバック経路におけるレベルシフト回路(23)を備え、
    前記バイパストランジスタ(3)は、その制御側(31)を介して前記レベルシフト回路(23)に接続されて前記レベルシフト電圧(VR2)に基づいた制御電圧(VM2)を受け取り、前記レベルシフト電圧(VR2)に比例して、前記第2の増幅器入力部にフィードバック電流(Ifb)を提供
    前記レベルシフト回路(23)は、アナロググラウンド電位(AGND)に接続された第2の抵抗(R2)を備え、
    前記レベルシフト電圧(VR2)は、前記第2の抵抗(R2)で電圧降下する、
    ことを特徴とする増幅器回路。
  2. 前記主増幅器(1)は、前記第1の増幅器入力部(11)を前記増幅器出力部(13)に接続する負のフィードバック経路におけるフィードバック抵抗を有するトランスインピーダンス増幅器を備えることを特徴とする、請求項1に記載の増幅器回路。
  3. 前記積分器(2)は、
    第1の入力部(21)を備えた演算増幅器(24)と、
    前記第1の入力部と前記レベルシフ回路とに接続されている第1のコンデンサと、 前記積分器入力部(25)と、前記第1の入力部(21)と、前記第1のコンデンサ(C1)とに接続された第1の抵抗(R1)と、
    を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の増幅器。
  4. 前記レベルシフト回路(23)は、第1のカレントミラーを備えることを特徴とする、請求項に記載の増幅器回路。
  5. 前記第1のカレントミラーは、
    第1のトランジスタ(T1)を介してロー側電源電圧(VSS)に接続された第2の抵抗(R2)の直列接続部を備えた第1の分岐部であって、第2の抵抗(R2)および第1のトランジスタ(T1)が前記第1のコンデンサ(C1)に接続されており、前記第1の分岐部がカレントミラーの形態で第2の分岐部に接続されている、第1の分岐部と、
    ハイ側電源電圧(VDD)とロー側電源電圧(VSS)との間に接続された第2のトランジスタ(T2)および第3のトランジスタ(T3)の直列接続部を備えた第2の分岐部であって、前記第3のトランジスタ(T3)の制御側が前記演算増幅器(24)に接続されている、第2の分岐部と、
    を備えることを特徴とする、請求項に記載の増幅器回路。
  6. 前記フィードバック経路は、前記第3のトランジスタ(T3)と前記バイパストランジスタ(3)とを備えた第2のカレントミラーを備えることを特徴とする、請求項に記載の増幅器回路。
  7. 前記第3のトランジスタ(T3)は、第3の抵抗(R3)を介して前記ハイ側電源電圧(VDD)に接続されており、
    前記バイパストランジスタ(3)は、第4の抵抗(R4)を介して前記ハイ側電源電圧(VDD)に接続されている、
    ことを特徴とする、請求項5または6に記載の増幅器回路。
  8. 第1のフィルターが、前記第1の抵抗(R1)と、前記第1の抵抗(R1)に並列に接続された第2のコンデンサ(C2)とを備え、さらに入力部(21)に接続されていることを特徴とする、請求項乃至のいずれか1項に記載の増幅器回路。
  9. 第2のフィルターが、第3のコンデンサ(C3)と、前記第3のトランジスタ(T3)と前記バイパストランジスタ(3)との間のローパスフィルターとして接続された第3のコンデンサおよび第5の抵抗を備えることを特徴とする、請求項乃至に記載の増幅器回路。
  10. 前記第2のフィルター(R5,C3)のポールは、前記第1のフィルター(R1,C2)のゼロポイントによって補償されることを特徴とする請求項に記載の増幅器回路。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の増幅器回路と、
    検出器端子(pdin)を介して前記増幅器入力部(11)に接続された光検出器(PD)、とりわけフォトダイオードと、
    を備えることを特徴とする検出器装置。
  12. 光電気デバイス用の増幅器回路の駆動方法であって、
    測定電流(Ipd)の関数として出力電圧(Vout)を提供するステップと、
    負のフィードバック経路を備えた積分器を用いて、前記出力電圧(Vout)を積分するステップと、
    前記積分器の出力電圧(Vout)に依存して、前記積分器(2)の負のフィードバック経路におけるレベルシフト回路(23)を用いてレベルシフト電圧(VR2)を制御するステップと、
    前記レベルシフト電圧(VR2)に依存する制御電圧(VM2)を用いて、バイパストランジスタ(3)を制御するステップと、
    前記レベルシフト電圧(VR2)に比例するフィードバック電流(Ifb)によって前記測定電流(Ipd)の補償を行うステップと、
    を備え
    前記レベルシフト回路(23)は、アナロググラウンド電位(AGND)に接続された第2の抵抗(R2)を備え、前記レベルシフト電圧(VR2)は、前記第2の抵抗(R2)で電圧降下する、
    ことを特徴とする方法。
  13. 前記補償は、前記測定電流(Ipd)からのフィードバック電流(Ifb)の減算を含むことを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 前記制御電圧は、前記レベルシフト回路(23)および前記バイパストランジスタ(3)によって規定される第1および第2のミラー比を用いて、それぞれ調整されることを特徴とする、請求項12または13に記載の方法。
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