JP5832968B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の発明において、前記演出用操作手段を振動させる振動手段を備え、前記振動手段は、前記操作有効期間である場合、前記演出用操作手段を振動させることを要旨とする。
以下、本発明をパチンコ遊技機に具体化した一実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。
大当り遊技は、図柄変動ゲームにて、特図表示装置12に大当り図柄が確定停止表示され、該図柄変動ゲームの終了後に開始される。大当り遊技が開始すると、最初に大当り遊技の開始を示すオープニング演出が行われる。オープニング演出終了後には、大入賞口24が開放されるラウンド遊技が予め定めた規定ラウンド数を上限(本実施形態では、15ラウンド)として複数回行われる。1回のラウンド遊技中に大入賞口24は、規定個数(入球上限個数(本実施形態では、8個))の遊技球が入賞するまでの間、又は規定時間(ラウンド遊技時間)が経過するまでの間、開放される。また、ラウンド遊技では、ラウンド演出が行われる。そして、予め定めた規定ラウンド数のラウンド遊技の終了後には、大当り遊技の終了を示すエンディング演出が行われ、大当り遊技は終了される。
機裏側には、パチンコ遊技機全体を制御する主制御基板30が装着されている。主制御基板30は、パチンコ遊技機全体を制御するための各種処理を実行するとともに、該処理結果に応じた各種の制御指令(制御コマンド)を出力する。また、機裏側には、演出制御基板31が装着されている。演出制御基板31は、主制御基板30が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、演出表示装置11の表示態様(図柄、背景、文字などの表示画像など)や各種の演出装置を制御する。
主制御基板30には、制御動作を所定の手順で実行する主制御用CPU30aと、主制御用CPU30aの制御プログラムを格納する主制御用ROM30bと、必要なデータの書き込み及び読み出しができる主制御用RAM30cが設けられている。そして、主制御用CPU30aには、各種スイッチ(例えば、始動口スイッチSW1,カウントスイッチSW2)が遊技球を検知して出力する検知信号を入力可能に接続されている。また、主制御用CPU30aには、特図表示装置12、特図保留記憶表示装置13が接続されている。
演出制御基板31には、制御動作を所定の手順で実行する演出制御用CPU31aと、演出制御用CPU31aの制御プログラムを格納する演出制御用ROM31bと、必要なデータの書き込み及び読み出しができる演出制御用RAM31cが設けられている。演出制御用CPU31aは、各種乱数の値を所定の周期毎に更新する乱数更新処理(乱数生成処理)を実行する。また、演出制御用CPU31aには、演出表示装置11が接続されている。また、演出制御用CPU31aには、操作ボタン50が接続されており、操作ボタン50から出力された操作信号が入力される。また、演出制御用ROM31bには、各種の画像表示用データ(図柄、背景、文字、キャラクタなどの画像データ)が記憶されている。また、演出制御用RAM31cには、パチンコ遊技機の動作中に適宜書き換えられる各種情報(乱数値、タイマ値、フラグなど)が記憶(設定)される。
まず、主制御基板30の主制御用CPU30aが、メイン制御プログラムに基づき実行する特別図柄入力処理や特別図柄開始処理などの各種処理について説明する。本実施形態において主制御用CPU30aは、所定の制御周期(例えば、4ms)毎に特別図柄入力処理や特別図柄開始処理などの各種処理を実行する。
主制御用CPU30aは、始動入賞口19へ遊技球が入球し、該遊技球を検知した始動口スイッチSW1が出力する検知信号を入力すると、主制御用RAM30cに記憶されている保留記憶数が上限数(本実施形態では、「4」)未満であるか否かの保留判定を行う。保留判定の判定結果が肯定の場合、主制御用CPU30aは、保留記憶数を1加算(+1)し、保留記憶数を書き換える。また、保留判定を肯定判定した主制御用CPU30aは、各種乱数の値を主制御用RAM30cから取得し、その値を保留記憶数に対応付けて主制御用RAM30cの所定の記憶領域に格納する。なお、主制御用CPU30aは、保留判定の判定結果が否定の場合、上限数を超える保留記憶数の書き換えを行わないとともに、前述した各乱数の値も取得しない。
主制御用CPU30aは、図柄変動ゲームの実行中、又は大当り遊技中か否かの実行条件判定を実行する。この実行条件判定の判定結果が肯定の場合、つまり、図柄変動ゲームの実行中、又は大当り遊技中である場合、主制御用CPU30aは、特別図柄開始処理を終了する。一方、実行条件判定の判定結果が否定(図柄変動ゲーム中ではなく、且つ大当り遊技ではない)の場合、主制御用CPU30aは、主制御用RAM30cの所定の記憶領域に特別図柄入力処理において取得された各種乱数の値が設定されているか否か(つまり、保留記憶数が1以上であるか否か)を判定する。当該判定結果が否定の場合、主制御用CPU30aは、特別図柄開始処理を終了する。一方、判定結果が肯定の場合、主制御用CPU30aは、主制御用RAM30cの所定の記憶領域に記憶されている当り判定用乱数の値を読み出す。
当り遊技処理において主制御用CPU30aは、最初にオープニング演出の実行を指示するオープニングコマンドを演出制御用CPU31aに出力する。次に、主制御用CPU30aは、大当り抽選に当選した場合には、オープニング演出の終了後、各ラウンド遊技を制御する。すなわち、主制御用CPU30aは、各ラウンド遊技の開始時にラウンド遊技の開始を指示するラウンドコマンドを演出制御用CPU31aに出力するとともに、大入賞口24の開放及び閉鎖を制御する。そして、主制御用CPU30aは、最終回のラウンド遊技が終了すると、エンディング演出の実行を指示するエンディングコマンドを演出制御用CPU31aに出力する。その後、主制御用CPU30aは、エンディング演出の終了によって大当り遊技を終了させる。
演出制御基板31の演出制御用CPU31aは、変動パターン指定コマンド及び特別図柄指定コマンドを入力すると、当該コマンドの指示内容に応じて演出表示装置11に確定停止表示させる飾り図柄を決定する。以下、演出表示装置11に確定停止表示させる飾り図柄の決定について説明する。
(1)操作ボタン50が操作されていた累積時間を計測し、累積時間に応じて、特定演出の実行確率を変更する。このため、操作ボタン50を素早く操作できない遊技者であっても、操作を行った時間に応じて特定演出の実行確率を変更することができる。このため、どのような遊技者でも、特定演出が実行されるか否かについて注目させ、遊技の興趣を向上することができる。
以下、本発明をパチンコ遊技機に具体化した第2実施形態を説明する。尚、以下に説明する実施形態では、既に説明した第1実施形態と同一構成について同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
演出制御用CPU31aは、指定された変動パターンに基づき、操作有効期間を設定するか否かを決定する。なお、変動パターン毎に(つまり、演出内容毎に)操作有効期間を設定するか否かが予め定められている。
(4)操作有効期間中において、操作ボタン50の操作が中断した場合には、それまでの累積時間がリセットされて、初期値に戻る。このため、操作を再開したときに累積時間が継続する場合と比較して、操作ボタン50の操作に対して緊張感を持たせ、どれだけ継続して操作できるかについて、より注目させることができる。
以下、本発明をパチンコ遊技機に具体化した第3実施形態を説明する。尚、以下に説明する実施形態では、既に説明した第1実施形態及び第2実施形態と同一構成について同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
演出制御用CPU31aは、指定された変動パターンに基づき、操作有効期間を設定するか否かを決定する。なお、変動パターン毎に(つまり、演出内容毎に)操作有効期間を設定するか否かが予め定められている。
(6)指示画像Iなどにより、操作有効期間が報知されないため、遊技者は、いつ操作有効期間が設定されるかについて注目し、操作有効期間でないときも、操作有効期間が設定されているかも知れないと思わせることができる。このため、遊技者に、操作ボタン50を頻繁に操作させることができる。
・上記実施形態において、押しボタン式の操作ボタン50を採用したが、タッチセンサ式の操作ボタンなど、他の形式の操作ボタンを採用しても良い。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(ロ)前記特定演出は、図柄変動ゲームにおいて予め決められた表示結果が表示される可能性を予め示す予告演出であることを特徴とする請求項1〜請求項8のうちいずれか一項に記載の遊技機。
(リ)前記演出用操作手段を振動させる振動手段を備え、前記振動手段は、前記操作有効期間である場合に前記演出用操作手段が操作されたときには、前記演出用操作手段を振動させることを特徴とする請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載の遊技機。
(ヲ)複数種類の図柄を変動表示させる図柄変動ゲームを表示する表示装置と、遊技者が操作可能な演出用操作手段を備え、前記図柄変動ゲームにおいて予め定められた大当り結果が表示された場合には、遊技者に有利となる特別遊技が付与される遊技機において、特定演出の演出内容を決定する演出内容決定手段と、前記演出内容決定手段が決定した演出内容で、特定演出を実行させる演出制御手段と、操作有効期間中に前記演出用操作手段が操作されていた累積時間を計測する計測手段と、を備え、前記演出内容決定手段は、前記計測手段が計測した累積時間に応じて、特定演出の演出内容を変更することを特徴とする遊技機。
Claims (8)
- 複数種類の図柄を変動表示させる図柄変動ゲームを表示する表示装置と、遊技者が操作可能な演出用操作手段を備え、前記図柄変動ゲームにおいて予め定められた大当り結果が表示された場合には、遊技者に有利となる特別遊技が付与される遊技機において、
予め決められた演出内容の特定演出を実行させるか否かを判定する実行判定手段と、
前記実行判定手段の判定結果が肯定の場合、特定演出を実行させる演出制御手段と、
操作有効期間中に前記演出用操作手段が操作されていた累積時間を計測する計測手段と、を備え、
前記実行判定手段は、前記計測手段が計測した累積時間に応じて、特定演出の実行確率を変更するように構成されていると共に、前記計測手段が計測した累積時間が、下限値と上限値を除く予め決められた特定範囲内である場合には、特定演出の実行確率を最も高くする一方、前記特定範囲外においては、前記特定範囲における実行確率から段階的に特定演出の実行確率を低くするように構成されていることを特徴とする遊技機。 - 前記特定範囲が、複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記操作有効期間の長さは、大当り期待度により変更されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
- 前記計測手段は、前記操作有効期間中に前記演出用操作手段が継続して操作されていた時間を累積時間として計測することを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の遊技機。
- 前記計測手段が計測した累積時間が、表示されないことを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の遊技機。
- 前記計測手段が計測した累積時間を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の遊技機。
- 前記演出用操作手段を振動させる振動手段を備え、
前記振動手段は、前記累積時間が前記特定範囲内である場合、前記演出用操作手段を振動させることを特徴とする請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の遊技機。 - 前記演出用操作手段を振動させる振動手段を備え、
前記振動手段は、前記操作有効期間である場合、前記演出用操作手段を振動させることを特徴とする請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の遊技機。
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