JP5832249B2 - 車両用充電器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、各種の電気自動車やハイブリッド車等に搭載される車両用充電器に係り、特に、低圧バッテリの電力の消費を低減させることができるように工夫したものに関する。
従来の車両用充電器の構成を開示するものとして、例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4等がある。
特開2010−81734号公報 特開2009−171733号公報 特開2010−283944号公報 特開2011−15548号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。
まず、特許文献1に記載された発明の場合には、CPLT(ControlPilot:パイロット)信号によりバッテリECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)を起動させ、充電動作を開始するか否かの判別を行った上で、必要な場合に起動するという構成になっている。
しかしながら、この場合には、バッテリECUを常時起動させておく必要があり、低圧バッテリの電力を常時消費してしまうという問題があった。
又、CCID(Charge Circuit Interrupt Device:充電遮断装置)がない場合には充電器を起動させることができないという問題があった。
さらに、車両に複数のプラグ(充電用接続ボックス)が設けられている場合について検討が施されていないという問題もあった。
次に、特許文献2に記載された発明の場合には、CPLT信号をトリガ信号として使用して充電システムを起動させる構成になっている。
しかしながら、この場合にも、バッテリECUを常時起動させておく必要があり、低圧バッテリの電力を常時消費してしまう等、上記特許文献1に記載された発明の場合と同様の問題があった。
次に、特許文献3に記載された発明の場合には、CPLT信号やCHG(Charge)信号によりバッテリECUを起動させ、充電動作を開始させる構成になっている。
しかしながら、この場合にも、バッテリECUを常時起動させておく必要があり、低圧バッテリの電力を常時消費してしまう等、上記特許文献1、特許文献2に記載された発明の場合と同様の問題があった。
さらに、特許文献4に記載された発明の場合には、複数のプラグが設置された構成において、検出装置によりバッテリECUを適宜切り換えながら起動させ、充電動作を開始させる構成になっている。
しかしながら、この場合にも、バッテリECUを常時起動させておく必要があり、低圧バッテリの電力を常時消費してしまう等、上記特許文献1〜特許文献3に記載された発明の場合と同様の問題があった。
そこで、本件特許出願人は、これらの課題を解決するべく、特許願を行っている(特願2011−130090号、未公開)。その構成を図4を参照して説明する。
図4は、車両用充電器1を、SAE(Society of Automotive Engineers:米国自動車技術者協会)の規格に準拠したSAE準拠型の充電用ケーブルを介して、AC電源に接続する様子を示すブロック図である。
以下、車両用充電器101を中心にその構成を説明する。まず、マイクロコンピュータ(以下、マイコンと略称する。)103がある。上記マイコン103には、充電回路105、遮断機能付電源回路107が接続されている。上記充電回路105には高圧バッテリ109が接続されていて、これら充電回路105と高圧バッテリ109は充電ライン111、113に介挿されている。上記高圧バッテリ109は主に車両の動力用の電力を蓄えておくためのものである。
上記充電ライン111、113とは別に接地ライン115が設けられていて、これら充電ライン111、113、接地ライン115の先端部は充電用接続ボックス117内に収容されている。又、上記充電ライン111、113にはフォトボル119が接続されているとともに、充電ライン113には接点121が介挿されている。この接点121には抵抗123が並列・接続されている。上記フォトボル119は後述するAC電源143からの入力により絶縁された電圧が出力されるように動作する素子である。
又、車両ECU125が設けられていて、この車両ECU125には上記マイコン103から信号が出力される構成になっている。この車両ECU125には車両ECU用電源回路127が接続されている。上記車両ECU125は、後述するイグニッションスイッチ139が「オン」されて車両が走行を開始するときに起動するものである。又、既に説明した高圧バッテリ109にはインバータ回路129を介して駆動モータ131が接続されている。上記インバータ回路129は駆動モータ131を駆動するための回路であり、駆動モータ131は車両を走行させるためのものである。
又、上記遮断機能付電源回路107には低圧バッテリ133が接続されていて、この低圧バッテリ133は上記車両ECU用電源回路127にライン135、137を介して接続されている。上記ライン135には、既に説明したイグニッションスイッチ139が介挿されている。上記低圧バッテリ133は車両の各種補機に供給する電力を蓄えておくためのものである。
上記遮断機能付電源回路107は、非充電時における上記低圧バッテリ133からの電源供給を遮断する機能を備えていて、充電時に所定の遮断解除信号を入力することによってその遮断を解除する構成になっている。以下詳細に説明する。
まず、充電を行うためには充電用ケーブル141が必要となり、この充電用ケーブル141を介して、車両用充電器101をAC電源143に接続する
尚、上記充電用ケーブル141はAC電源143側に既設されている場合と、充電時に接続する場合の二通りがある。
又、上記充電用ケーブル141には「SAE準拠型」と「SAE非準拠型」の二通りがある。ここでは、SAE準拠型の場合を例に挙げて説明する。SAE準拠型の場合には、充電用ケーブル141にCP(Control Pilot:コントロールパイロット)回路145が設けられている。又、充電用ケーブル141の充電ライン147、149には接点152、153が介挿されている。充電用ケーブル141には別の接地ライン151が設けられている。
そして、充電用接続ボックス117を充電用ケーブル141に接続すると、CP回路145から遮断解除信号が出力される。この遮断解除信号は充電器101側の信号ライン155及びこの信号ライン155に介挿されたダイオード157を介して遮断機能付電源回路107に入力される。この遮断解除信号の入力により遮断機能付電源回路107の遮断機能が解除され、低圧バッテリ133から上記マイコン103への電源供給が開始される。
上記低圧バッテリ133からマイコン103への電源供給が開始されると、マイコン103が起動して、接点121、充電用ケーブル141側の接点152、153を閉接させる。それによって、充電回路105を介しての高圧バッテリ109への充電が開始される構成になっている。
次に、イグニッションスイッチ139を「オン」させた場合について説明する。この場合には、イグニッションスイッチ139を「オン」させることにより、車両ECU用電源回路127に低圧バッテリ133から電源が供給され、それによって、車両ECU125が起動する。この車両ECU125が起動することにより遮断解除信号が出力され、この遮断解除信号は信号ライン163及びこの信号ライン163に介挿されたダイオード165を介して遮断機能付電源回路107に入力される。この遮断解除信号の入力により遮断機能付電源回路107の遮断機能が解除され、低圧バッテリ133から上記マイコン103への電源供給が開始される。
上記低圧バッテリ133からマイコン103への電源供給が開始されると、マイコン103が起動して、インバータ回路129を介しての高圧バッテリ109への充電が開始される構成になっている。
尚、上記ダイオード157、ダイオード161、ダイオード165からなるオア回路によって遮断機能解除回路を構成している。
又、既に説明した充電用ケーブル141には、図示しない操作者が充電用ケーブル141を握っている場合の充電動作を規制することを目的としたロック解除スイッチ171が設けられている。このロック解除スイッチ171は、ノーマルクローズタイプの接点173と、抵抗175、177とから構成されている。上記接点173は常時は閉接されていて、操作者が充電用ケーブル141を握っている場合に開成される構成になっている。それによって、操作者が充電用ケーブル141を握っている場合における充電動作を規制する構成になっている。
又、車両ECU125とマイコン103との間には信号ライン126が設けられている。又、上記車両ECU125は、ロック解除スイッチ171の検出を行い、操作者が充電用ケーブル141を握っていない場合に、通信で充電許可信号を上記マイコン103に出力する。又、マイコン103は車両ECU125から充電許可された場合に充電動作を行う。
又、充電用接続ボックス117とマイコン103との間にはライン181が設けられていて、このライン181には抵抗183が介挿されているとともに、抵抗185が分岐・接続されている。これらライン181、抵抗183、185の機能は次のようなものである。
まず、プラグ未接続の状態(充電用接続ボックス117が充電用ケーブル141側に接続されていない状態)では、ライン181の電位はマイコン103用の電源電圧と同一となっている。これに対して、プラグ接続の状態(充電用接続ボックス117が充電用ケーブル141側に接続されている状態)であってロック解除スイッチ171が「オン」している場合には、ライン181の電位は抵抗185〜抵抗177で分圧された電位となる。又、プラグ接続の状態(充電用接続ボックス117が充電用ケーブ141側に接続されている状態)であってロック解除スイッチが「オフ」している場合には、ライン181の電位は抵抗185〜抵抗175〜抵抗177で分圧された電位となる。
このように、ライン181の電位の変化によって、プラグ未接続の状態(充電用接続ボックス117が充電用ケーブル141側に接続されていない状態)、プラグ接続の状態(充電用接続ボックス117が充電用ケーブル141側に接続されている状態)であってロック解除スイッチが「オン」の状態、プラグ接続の状態(充電用接続ボックス117が充電用ケーブル141側に接続されている状態)であってロック解除スイッチが「オフ」の状態、といった3つの状態を検知することができる。又、マイコン103と遮断機能付電源回路107との間には別の信号ライン191とダイオード193が設けられている。
しかしながら、上記構成においては、CP回路145からの信号のDutyが極めて低い場合、例えば、Dutyが10%未満の場合、遮断機能付電源回路107の遮断機能が確実に解除されないような場合があった。又、遮断機能付電源回路107がスリープモードにあるとき、数μA程度ではあるが、消費電流があるという問題もあった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、特願2011−130090号に係る発明をさらに改良して、低圧バッテリの電力の消費を低減させることが可能な車両用充電器を提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による車両用充電器は、マイクロコンピュータと、車両の高圧バッテリに充電する時に機能する充電回路と、車両の低圧バッテリから上記マイクロコンピュータに電圧を供給すると共に非充電時にはその電圧の供給を遮断する電源ICと、AC電源側にコントロールパイロット回路がある場合には該コントロールパイロット回路から出力される信号又は上記AC電源にコントロールパイロット回路がない場合には該AC電源の供給により出力される信号又は車両のイグニッションスイッチがオンされることにより出力される信号の何れかの信号を入力して上記車両の低圧バッテリからの電圧を上記電源ICに供給するスイッチング手段と、を具備し、コンデンサが設置されていて、上記AC電源側にコントロールパイロット回路がある場合には、上記コントロールパイロット回路からのコントロールパイロット信号により上記コンデンサが充電されることにより、上記スイッチング手段がオンされることを特徴とするものである。 又、請求項2による車両用充電器は、請求項1記載の車両用充電器において、上記充電回路と上記スイッチング手段との間には信号ラインが設けられていて、上記AC電源側にコントロールパイロット回路がない場合には、上記充電回路から上記信号ラインを介して上記スイッチング手段に信号が出力されることにより、上記スイッチング手段がオンされることを特徴とするものである。 又、請求項3による車両用充電器は、請求項1又は請求項2記載の車両用充電器において、上記スイッチング手段は、電界効果トランジスタであることを特徴とするものである。
以上述べたように本願発明の請求項1による車両用充電器によると、マイコンと、車両の高圧バッテリに充電する時に機能する充電回路と、車両の低圧バッテリから上記マイコンに電圧を供給すると共に非充電時にはその電圧の供給を遮断する電源ICと、AC電源側に設けられたコントロールパイロット回路から出力される信号又は上記AC電源の供給により出力される信号又は車両のイグニッションスイッチがオンされることにより出力される信号の何れかの信号を入力して上記車両の低圧バッテリからの電圧を上記電源ICに供給するスイッチング手段と、を具備した構成になっているので、充電時、車両走行時の充電ケーブル接続検知時のみに低圧バッテリからマイコンに電源が供給される構成になっており、それによって、無駄な電力の消費を低減させることができる。
又、請求項2による車両用充電器は、請求項1記載の車両用充電器において、上記スイッチング手段は、電界効果トランジスタであるので、簡単な構成で所望のスイッチング手段を構成することができ、それによって、上記効果をより確実なものとすることができる。
又、請求項3による車両用充電器は、請求項1記載の車両用充電器において、 コンデンサが設置されていて、上記AC電源側にコントロールパイロット回路がある場合において、上記コントロールパイロット回路からのコントロールパイロット信号により上記コンデンサが充電され、上記電界効果トランジスタのON電圧まで充電されることにより、上記電界効果トランジスタがONされる構成になっているで、それによっても、上記効果をより確実なものとすることができる。
本発明の第1の実施の形態を示す図で、車両用充電器の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、コンデンサの充電・放電のタイミングを示す図である。 本発明の第2の実施の形態を示す図で、車両用充電器の構成を示す機能ブロック図である。 本件特許出願人による先願発明の構成を示す図で、車両用充電器の構成を示す機能ブロック図である。
以下、図1及び図2を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本実施の形態による車両用充電器1をSAEの規格に準拠したSAE準拠型の充電用ケーブルを介してAC電源に接続しようとする様子を示すブロック図である。
以下、車両用充電器1の構成を中心にしてその構成を詳細に説明していく。まず、マイコン3がある。上記マイコン3には、充電回路5、電源IC7、入力バッファ9が接続されている。上記充電回路5には高圧バッテリ11が接続されていて、これら充電回路5と高圧バッテリ11は充電ライン11、13に介挿されている。上記高圧バッテリ9は主に車両の動力用の電力を蓄えておくためのものである。
上記充電ライン11、13とは別に接地ライン15が設けられていて、これら充電ライン11、13、接地ライン15の先端部は充電用接続ボックス17内に収容されている。又、車両ECU19が設けられていて、この車両ECU19には上記マイコン3から信号が出力される構成になっている。この車両ECU25は、後述するイグニッションスイッチ21が「オン」されて車両が走行を開始するときに起動するものである。又、既に説明した高圧バッテリ11にはインバータ回路23を介して駆動モータ25が接続されている。上記インバータ回路23は駆動モータ25を駆動するための回路であり、駆動モータ25は車両を走行させるためのものである。
又、上記電源IC7には低圧バッテリ27が接続されていて、この低圧バッテリ27は上記車両ECU19にライン29、31を介して接続されている。上記ライン31には既に説明したイグニッションスイッチ21が介挿されている。上記低圧バッテリ27は車両の各種補機に供給する電力を蓄えておくためのものである。
又、スイッチング手段としての電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor、以下、FETと略称する。)33、トランジスタ35、トランジスタ37、コンデンサ39が設置されている。又、ダイオード41、43、抵抗45、47、49、50、51が設置されている。
又、充電を行うための充電用ケーブル53が設置されている。この充電用ケーブル53を介して、車両用充電器1をAC電源55に接続するものである。
尚、上記充電用ケーブル53はAC電源55側に既設されている場合と、充電時に接続する場合の二通りがある。
又、上記充電用ケーブル53には「SAE準拠型」と「SAE非準拠型」の二通りがある。この実施の形態の場合には、SAE準拠型を使用する場合を例に挙げて説明する。SAE準拠型の場合には、充電用ケーブル53にCP回路57が設けられている。又、充電用ケーブル53の充電ライン59、61には接点63、65が介挿されている。又、充電用ケーブル53には別の接地ライン67が設けられている。
又、上記充電用ケーブル53には、図示しない操作者が充電用ケーブル53を握っている場合の充電動作を規制することを目的としたロック解除スイッチ71が設けられている。このロック解除スイッチ71は、ノーマルクローズタイプの接点73と、抵抗75、77とから構成されている。上記接点73は常時は閉接されていて、操作者が充電用接続ボックス17を握っている場合に開成される構成になっている。それによって、操作者が充電用ケーブル53を握っている場合における充電動作を規制する構成になっている。
又、車両ECU19とマイコン3との間には信号ライン26が設けられている。又、上記車両ECU19は、ロック解除スイッチ71の検出を行い、操作者が充電用ケーブル53を握っていない場合に、通信で充電許可信号を上記マイコン3に出力する。又、マイコン3は車両ECU19から充電許可された場合に充電動作を行う。又、上記車両ECU19はライン28を介して上記ロック解除スイッチ71のON/OFFを判断するように構成されている。
以上の構成を基にその作用を説明する。
まず、充電用接続ボックス17が充電用ケーブル53に接続されると、CP回路57からCP信号(Duty10%〜100%、Peak5V)が出力される。このCP信号は、ダイオード41を介してトランジスタ37に入力される。トランジスタ37はCP信号の入力によってON・OFFし、それによって、コンデンサ39が充電される。
上記作用を図2を参照して詳しく説明する。図2は、CP信号の電圧、FET33への入力電圧(コンデンサ39の電圧)、電源IC7への入力電圧の時間変化を示した図である。
尚、図1に示すように、CP信号の電圧は地点aにて測定し、FET33への入力電圧は地点bにて測定し、電源IC7への入力電圧は地点cにて測定したものである。
図2に示すように、CP信号がONの場合には、トランジスタ37がONとなり、抵抗49を介してコンデンサ39に電荷が供給される。その結果、コンデンサ間の電圧が高くなる。これに対して、CP信号がOFFの場合には、トランジスタ37がOFFとなり、コンデンサ39に蓄積された電荷は抵抗51を介して放電される。そして、放電される電荷よりも蓄電される電荷の方が多ければ、コンデンサ39に充電されていき、FET33のON電圧までコンデンサ39が充電されると、FET33がONし、それによって、電源IC7に電圧が供給される。電源IC7に電圧が供給されると、マイコン3が動作し、入力バッファ9を介してCP信号のパルス波形を観測する。
観測したCPパルス波形が正常な場合には、トランジスタ35をONさせる。又、CP回路57は、スイッチ63、65をONさせる。それによって、充電回路5に交流電源が供給される。又、マイコン3は、充電回路5を制御して、高圧バッテリ11に電流を供給する。
そして、高圧バッテリ11への充電が終了したら、トランジスタ35をOFFさせる。又、CP回路57は、スイッチ63、65をOFFさせる。それによって、充電回路5への交流電源の供給が停止される。
又、充電用接続ボックス17が充電用ケーブル53から外されてCP回路57からのCP信号の出力が停止すると、抵抗51を介して、コンデンサ39の電荷が放電され、それによって、コンデンサ39の電圧が低下する。そして、FET33のOFF電圧まで放電されると、FET33がOFFとなり、電源IC7に電圧が供給されなくなる。それによって、全システムが停止する。
その様子を図2を参照して説明する。
まず、CP信号の電圧が「Low」固定となって数秒経過すると、コンデンサ51が放電されて、FET33のOFF電圧となる。そして、電源IC7に電圧が印加されなくなり、その結果、消費電流も略「0」となる。
次に、イグニッションスイッチ21を「オン」させた場合について説明する。この場合には、イグニッションスイッチ21を「オン」させることにより、車両ECU19に低圧バッテリ27から電源が供給され、それによって、車両ECU19が起動する。この車両ECU19により、ロック解除スイッチ71のON/OFF状態を確認した後、走行することになる。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、充電時、車両走行時の充電ケーブル接続検知時のみに低圧バッテリ27から電源IC7に電源が供給される構成になっているので、無駄な電力の消費を低減させることができる。
又、充電用接続ボックス17が充電用ケーブル53から外されてCP回路57からのCP信号の出力が停止すると、コンデンサ51が放電されて、電源IC7に電圧が印加されなくなり、その結果、消費電流も略「0」となる。
又、複数のプラグを接続する場合にも、ダイオード回路を増設するだけで対応することができる。
又、充電用接続ボックス17を充電用ケーブル41に接続したままの状態で車両の走行を開始することを規制することができる。
次に、図3を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態の場合には、SAEの規格に準拠した「SAE準拠型」の充電用ケーブル53を介してAC電源55に接続しようとする場合を例に挙げて説明したが、この第2の実施の形態の場合には、SAEの規格に準拠しない「SAE非準拠型」の充電用ケーブル53′を介してAC電源55に接続しようとする場合においても機能できるように構成した例を説明するものである。
この場合は、図3に示すように、前記第1の実施の形態におけるCP回路57、スイッチ63、65がなく、その代わり、充電回路5とFET33との間に信号ライン91を設けた構成になっている。又、マイコン3とFET33との間には信号ライン93が設けられている。
尚、その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同様であり、図中同一部分には同一符合を付して示しその説明は省略する。
上記構成によると、まず、「SAE非準拠型」の充電用ケーブル53(図1に示す)を介してAC電源55に接続それた場合には、前記第1の実施の形態で説明した場合と同じ作用を奏することになる。
次に、SAEの規格に準拠しない「SAE非準拠型」の充電用ケーブル53′を介してAC電源55に接続された場合について説明する。この場合には、充電回路5に交流電源55から交流が入力される。それによって、充電回路5から信号ライン91を介してFET33に信号が出力され、それによって、FET33がONとなる。それによって、電源IC7に電圧が供給される。電源IC7に電圧が供給されると、マイコン3が動作する。マイコン3は、充電回路5を制御して、高圧バッテリ11に電流を供給する。
以下、前記第1の実施の形態の場合と同様の作用を奏する。
よって、前記第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができるとともに、構成の簡略化を図ることができる。
尚、本発明は前記一実施の形態に限定されるものではない。
前記一実施の形態の場合には、電気自動車を例に挙げて説明したが、ハイブリッド車についても同様に適用可能である。
その他、図示した構成をあくまで一例であり、それに限定されるものではない。
本発明は、例えば、車両用充電器に係り、特に、消費電力の低減を図ることができるように工夫したものに関し、例えば、各種の電気自動車やハイブリッド車などに搭載される車両用充電器に好適である。
1 車両用充電器
3 マイコン(マイクロコンピュータ)
5 充電回路
7 電源IC
9 入力バッファ
11 高圧バッテリ
17 充電用接続ボックス
19 車両ECU
21 イグニッションスイッチ
27 低圧バッテリ
33 FET(スイッチング手段)
53 充電用ケーブル
55 AC電源
57 CP回路

Claims (3)

  1. マイクロコンピュータと、
    車両の高圧バッテリに充電する時に機能する充電回路と、
    車両の低圧バッテリから上記マイクロコンピュータに電圧を供給すると共に非充電時にはその電圧の供給を遮断する電源ICと、
    AC電源側にコントロールパイロット回路がある場合には該コントロールパイロット回路から出力される信号又は上記AC電源にコントロールパイロット回路がない場合には該AC電源の供給により出力される信号又は車両のイグニッションスイッチがオンされることにより出力される信号の何れかの信号を入力して上記車両の低圧バッテリからの電圧を上記電源ICに供給するスイッチング手段と、
    を具備し
    コンデンサが設置されていて、
    上記AC電源側にコントロールパイロット回路がある場合には、上記コントロールパイロット回路からのコントロールパイロット信号により上記コンデンサが充電されることにより、上記スイッチング手段がオンされることを特徴とする車両用充電器。
  2. 請求項1記載の車両用充電器において、
    上記充電回路と上記スイッチング手段との間には信号ラインが設けられていて、
    上記AC電源側にコントロールパイロット回路がない場合には、上記充電回路から上記信号ラインを介して上記スイッチング手段に信号が出力されることにより、上記スイッチング手段がオンされることを特徴とする車両用充電器。
  3. 請求項1又は請求項2記載の車両用充電器において、
    上記スイッチング手段は、電界効果トランジスタであることを特徴とする車両用充電器。
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