JP5826829B2 - 会議における記録および再生 - Google Patents

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オンライン会議を記録及び再生するためのシステム、方法、及びコンピュータプログラムの様々な実施形態が開示される。
現在、インターネット、公衆交換電話網(PSTN)、又は他の音声及び/又はデータネットワークを介して、人々がライブでの会合、会議、プレゼンテーション、又は他の種類の集会を行うことが出来るように多くの会議用解決策が存在する。 典型的には、参加者は、会議システムに接続する電話、コンピュータ、又は他の通信装置を使用する。会議は、共有のプレゼンテーション、ビデオ、ホワイトボード、又は他のマルチメディア、テキスト、グラフィックス等の聴覚要素及び視覚要素を含む。こうした種類の従来の会議用解決策は、多くのビジネス及び個人用の通信に不可欠なものとなってきている。
既存の会議、会合、集会又は他の種類の集合システムの多くの利点及び商業的成功にもかかわらず、当分野において、改良された会議、会合、集会又は他の種類の集合システム、方法及びコンピュータプログラムへの要求が存在する。
オンライン会議を記録及び再生するためのシステム、方法、及びコンピュータプログラムの様々な実施形態が開示される。このような方法の1つは、会議システムが、通信ネットワークを介して前記会議システムにアクセスする複数の参加者の間で音声会議を確立するステップと、前記会議システムが、前記音声会議と、前記音声会議における前記参加者の各々を識別する参加者オブジェクトを表示する会議インターフェースとを提示するステップと、前記会議インターフェースに提示されるコンテンツと前記音声会議を同期して記録するステップと、同期された前記音声会議及びコンテンツを記憶するステップと、同期された前記音声会議及びコンテンツを再生するステップとを含む。
別の実施形態は、コンピュータ可読媒体で具現化され且つプロセッサによって実行可能なコンピュータプログラムである。前記コンピュータプログラムは、複数の参加者の間で会議システムによって確立される音声会議を記録及び再生する用に構成される。前記コンピュータプログラムは、前記音声会議と、前記音声会議における前記参加者の各々を識別する参加者オブジェクトを表示するために前記会議システムによって提供される会議インターフェースとを提示し、前記会議インターフェースに提示されるコンテンツと前記音声会議を同期して記録し、同期された前記音声会議及びコンテンツを記憶し、且つ同期された前記音声会議及びコンテンツを再生するように構成される論理を含む。
会議インターフェースを音声会議と統合するコンピュータシステムの実施形態を例示するブロック図である。 図1のコンピュータシステムの動作の実施形態を例示する流れ図である。 図1のコンピュータシステムにおけるグラフィカルユーザインターフェースを介して提示される会議インターフェースの実施形態を例示するスクリーンショットである。 会議インターフェースを音声会議と統合する図1のサーバの実施形態を例示するブロック図である。 図4の参加者設定モジュールの実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する流れ図である。 図1及び4のグラフィカルユーザインターフェースを介して提示される会議インターフェースのログイン画面である。 図1及び4のグラフィカルユーザインターフェースを介して提示される会議インターフェースの参加者設定画面である。 図1及び4のグラフィカルユーザインターフェースを介して提示される会議インターフェースのホスト設定画面である。 第1のロケーションビューによる図1及び4のグラフィカルユーザインターフェースを介して提示される会議インターフェースの実施形態のスクリーンショットである。 タイルビューによる会議インターフェースの別の実施形態のスクリーンショットである。 拡張された出席者リストを有する図10のスクリーンショットを例示する。 シアタービューによる会議インターフェースの更なる実施形態のスクリーンショットである。 会議インターフェースの別の実施形態のスクリーンショットである。 2人の参加者が名刺を表示している図13のスクリーンショットを例示する。 図4の自動化ロケーションビュー設定モジュールの実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を示す流れ図である。 図1及び4のサーバの別の実施形態を例示するブロック図である。 図4のサーバ内の統合スピーチ・トゥ・テキスト/検索モジュールの実施形態を例示する機能ブロック図である。 会議インターフェース内の参加者のマップビューの実施形態を例示するスクリーンショットである。 図4のサーバ内のロケーションベースサービスモジュールの実施形態を例示する機能ブロック図である。 図4のサーバ内のインコヒーレント参加者識別モジュールの実施形態を例示する機能ブロック図である。 図1及び4の会議インターフェースが実装可能なVoIP会議システムの実施形態のブロック図である。 図1及び4の会議インターフェースが実装可能な分散VoIP会議システムの別の実施形態のブロック図である。 図22の分散VoIP会議システムを使用する分散会議の実施形態のブロック図である。 図21−23のVoIP会議システムにおけるPSTN参加者の実施形態に関する発呼流れ図である。 図21−23のVoIP会議システムにおけるVoIP参加者の実施形態に関する発呼流れ図である。 会議インターフェース内の参加者にリアルタイムリソースを提供する方法の実施形態を例示する流れ図である。 図4の統合スピーチ・トゥ・テキスト検索モジュールの別の実施形態を実装するサーバを例示するブロック図である。 図27のサーバ内の関連性エンジンの実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する流れ図である。 図28の関連性エンジンによって実装される例示的なデータ構造を例示する図である。 図27のリソースエンジンの実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する流れ図である。 会議インターフェース内のソーシャルネットワークコンテンツを共有するコンピュータシステムの実施形態を例示するブロック図である。 例示的なソーシャルネットワークシステムを例示するブロック図である。 図31のソーシャルネットワークシステムにおける例示的なソーシャルネットワークウェブサイトを例示するブロック図である。 音声会議の間にソーシャルネットワークコンテンツを参加者に共有可能にする会議インターフェースの実施形態のユーザインターフェースのスクリーンショットである。 会議インターフェース内のソーシャルネットワークコンテンツを提供する方法の実施形態を例示する流れ図である。 会議インターフェースにソーシャルネットワークデータを組み込む方法の実施形態を例示する流れ図である。 図20のシステムにおける参加者データベースに対して参加者情報を収集する方法の実施形態を例示する流れ図である。 図20の関連エンジンによって実装される例示的なデータ構造を例示する図である。 図4のサーバ内の会議内参加者識別モジュールの実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する流れ図である。 会議内参加者識別モジュールの態様を実装する会議インターフェースの実施形態を例示するユーザインターフェースのスクリーンショットである。 図40の会議インターフェース内の参加者オブジェクトの1つのより詳細なビューである。 会話状態において音声インジケータを有する図41aの参加者オブジェクトを例示する。 未識別の参加者に関する参加者オブジェクトの実施形態を例示する。 参加者プロフィールのユーザインターフェースコントロールを実装するためのユーザインターフェース画面の実施形態を例示する。 会議システムに会議用アプリケーションストアを実装するコンピュータシステムの実施形態を例示するブロック図である。 音声会議の間に会議用アプリケーションと参加者が相互作用することを可能にするための会議用アプリケーションストアの所定の態様を実装する会議インターフェースの例示的な実施形態を例示するスクリーンショットである。 音声会議の間に利用可能な会議用アプリケーションを参加者が閲覧することを可能にするための会議用アプリケーションストアの態様を実装する会議インターフェースの別の実施形態のスクリーンショットである。 図43における会議アプリケーションストア及び/又は会議用参加者アプリケーションコントロールモジュールによって実装される例示的なデータ構造を例示する図である。 会議用アプリケーションを参加者が購入又は利用することを可能にするための会議用アプリケーションストアの態様を実装する会議インターフェースの別の実施形態のスクリーンショットである。 図43の会議システムにおける参加者アプリケーションコントロールモジュールの実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する流れ図である。 図43の会議システムにおける参加者アプリケーションコントロールモジュールの別の実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する流れ図である。 クライアント装置上の会議通知アプリケーションを実装するコンピュータシステムの実施形態を例示するブロック図である。 図50の会議通知アプリケーションによって提供される例示的なサービスにアクセスするためのデスクトップユーザインターフェースの実施形態を例示するスクリーンショットである。 図50の会議通知アプリケーションによって提供されるサービスにアクセスするためのモバイルユーザインターフェースの別の実施形態を例示するユーザインターフェースのスクリーンショットである。 図52のモバイルユーザインターフェースを介して会議通知メニューを立ち上げる方法の実施形態を例示するスクリーンショットである。 図51のデスクトップユーザインターフェースにおける会議通知メニューの実施形態を例示するスクリーンショットである。 図50における会議APIの例示的な実装を例示するブロック図である。 図52のモバイルユーザインターフェースに表示される会議通知機能の実施形態を例示するユーザインターフェースのスクリーンショットである。 会議通知機能を介してユーザが会議に参加することを可能にする図57のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 例示的なモバイルコンピュータ装置のための会議インターフェースの実施形態を例示するユーザインターフェースのスクリーンショットである。 図50の会議通知アプリケーションの実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を示す流れ図である。 図50の会議通知アプリケーションの別の実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する流れ図である。 会議スケジューラ機能の実施形態を例示するユーザインターフェースのスクリーンショットである。 図19のロケーションベースサービスモジュールの実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する流れ図である。 図19のロケーションベースサービスモジュールの別の実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する流れ図である。 会議システムがロケーション情報を取得することを可能にする例示的な実施形態を例示するブロック/流れ図の組み合わせである。 会議インターフェースにおいてドラッグ・アンド・ドロップ参加者管理機能を実装するコンピュータ装置の実施形態を例示するブロック図である。 ドラッグ・アンド・ドロップ参加者管理機能の態様を実装する会議インターフェースの実施形態を例示するユーザインターフェースのスクリーンショットである。 ユーザが会議に追加される連絡先と関係付けられる連絡先オブジェクトを選択する図66のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 連絡先オブジェクトが会議インターフェースに移動される図66のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 連絡先オブジェクトが連絡先を会議に追加するために会議インターフェースにおいて解放される図66のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 図65のコンピュータ装置におけるドラッグ・アンド・ドロップ参加者管理モジュールの実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する流れ図である。 ユーザが会議から除去される参加者オブジェクトを選択するドラッグ・アンド・ドロップ参加者管理機能の別の態様の実施形態を例示するユーザインターフェースのスクリーンショットである。 参加者オブジェクトが会議インターフェースから移動される図71のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 ユーザが会議から参加者を除去するために参加者オブジェクトを解放する図71のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 参加者の除去を確認するために確認表示が提示される図71のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 図65のコンピュータ装置におけるドラッグ・アンド・ドロップ参加者管理モジュールの別の実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する流れ図である。 図65のコンピュータ装置における情報分散モジュールの態様を実装する会議インターフェースの実施形態を例示するユーザインターフェースのスクリーンショットである。 選択された参加者オブジェクトが新しい連絡先を作成するために連絡先リストに移動されている図66のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 新しい連絡先が連絡先リストに追加される図66のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 新しい連絡先を記憶する目標データベースを特定するための「連絡先を追加」メニューを有する図66のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 図65のコンピュータ装置における情報分散モジュールの実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する流れ図である。 図65のコンピュータ装置における情報分散モジュールの追加の態様を実装するための、第1の参加者の視点からの会議インターフェースの別の実施形態を例示するユーザインターフェースのスクリーンショットである。 文書オブジェクトが選択されている図81のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 選択された文書オブジェクトを会議インターフェース内の参加者オブジェクトにドロップすることによって文書が参加者に分配される図81のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 選択された文書オブジェクトを会議インターフェース内にドロップすることによって文書が全ての参加者に分配される図81のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 文書が参加者に分配される態様を特定する「配達方法」メニューを有する図81のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 第1の参加者から文書を受信する第2の参加者の視点から図81のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 文書が第1の参加者から第2の参加者に分配された後の図86のユーザインターフェースを例示する。 図65のコンピュータ装置における情報分散モジュールの別の実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する。 図65のクライアント装置における情報分散モジュールの更なる態様を実装する会議インターフェースの別の実施形態を例示するユーザインターフェースのスクリーンショットである。 共同アプリケーションからのビデオオブジェクトが選択されている図89のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 共同アプリケーションから「マイソース」ウィンドウに選択されたビデオオブジェクトを移動させることによって参加者に選択されたビデオオブジェクトが配布される図89のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 共同アプリケーションから参加者オブジェクトに選択されたビデオオブジェクトを移動させることによって参加者に選択されたビデオオブジェクトが配布される図89のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 共同アプリケーションから会議インターフェースに選択されたビデオオブジェクトを移動させることによって会議内の全ての参加者に選択されたビデオオブジェクトが配布される図89のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 図65のクライアント装置における情報分散モジュールの更なる態様を実装する会議インターフェースの別の実施形態を例示するユーザインターフェースのスクリーンショットである。 共同アプリケーションから連絡先リストに表示された連絡先オブジェクトに選択されたビデオオブジェクトを移動させることによって非参加者に選択されたビデオオブジェクトが配布される図94aのユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 図65のコンピュータ装置における情報分散モジュールの更なる実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する。 図65のクライアント装置における会議セッション管理モジュールの態様を実装する会議インターフェースの実施形態を例示するユーザインターフェースのスクリーンショットである。 ユーザがブレークアウトセッションを開始した後の図96のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 ユーザがメイン会議セッションにおける参加者オブジェクトを選択している図97のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 選択された参加者オブジェクトがメイン会議セッションからブレークアウトセッションに移動されている図98のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 ユーザがメイン会議セッションにおける第2の参加者オブジェクトを選択している図99のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 第2の参加者オブジェクトがメイン会議セッションからブレークアウトセッションに移動されている図100のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 双方のセッションがアクティブである図101のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 図65の会議セッション管理モジュールの実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する流れ図である。 ブレークアウトセッションの開始前のメイン会議セッションを例示する組み合わされたブロック/データ図である。 会議セッション管理モジュールによって実装されるブレークアウトセッションの概略的な動作及び管理を例示する組み合わされたブロック/データ図である。 ブレークアウトセッションをメイン会議セッションと結合するための会議インターフェースの実施形態を例示する。 ブレークアウトセッションをメイン会議セッションと結合するための会議インターフェースの別の実施形態を例示する。 図65のコンピュータ装置における参加者認証モジュールの実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する流れ図である。 オンライン会議に入る前に署名キャプチャ領域を介して参加者を認証する会議インターフェースの実施形態のユーザインターフェースのスクリーンショットである。 安全文書を配布する前に署名キャプチャ領域を介して参加者を認証する会議インターフェースの別の実施形態のユーザインターフェースのスクリーンショットである。 トレースシーケンスを介して参加者を認証する会議インターフェースの別の実施形態のユーザインターフェースのスクリーンショットである。 トレースシーケンスが参加者と関係付けられる記憶済みのトレースシーケンスと一致する図111のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 参加者投票を認証する会議インターフェースの更なる実施形態を例示するユーザインターフェースのスクリーンショットである。 署名キャプチャ領域を有する図113のユーザインターフェースのスクリーンショットを例示する。 会議記録/再生システムの実施形態を例示するブロック図である。 図115の会議記録/再生システムを介して選択的に記録、再生、及び配布される会議チャネルの実施形態を例示するブロック図である。 複数の同期された会議チャネルを例示する記録される会議の実施形態のデータ図である。 図117の記録される会議における会議チャネルの追加の実施形態を例示するデータ図である。 図115の会議記録/再生システムに実装される会議インターフェースの実施形態を例示するユーザインターフェースのスクリーンショットである。 図119の会議インターフェースにおける相互作用可能参加者オブジェクトの実装を例示する。 図119の会議インターフェースにおける相互作用可能参加者オブジェクトの別の実装を例示する。 参加者が追加の参加者を招待することを可能にする図119の会議インターフェースにおける「招待」メニューの実施形態を例示する。 ある参加者が複数の参加者と情報リソースを共有することを可能にする図119の会議インターフェースにおける「共有」メニューの実施形態を例示する。 参加者がウェブビデオを挿入した後の図119の会議インターフェースを例示する。 参加者が会議アプリケーションにアクセスすることを可能にする図119の会議インターフェースにおける「アプリケーション」メニューの実施形態を例示する。 参加者が会議ノートアプリケーションを立ち上げた後の図119の会議インターフェースを例示する。 参加者が記録/再生コントローラを立ち上げて記録及びアラートオプションを設定することを可能にする図119の会議インターフェースにおける「記録」メニューの実施形態を例示する。 図119の会議インターフェースにおける「記録オプション」メニューの実施形態を例示する。 図119の会議インターフェースにおける「アラートオプション」メニューの実施形態を例示する。 記録/再生ナビゲーションコントローラを有する図119の会議インターフェースを例示する。 図130の記録/再生ナビゲーションコントローラのより詳細な例示である。 図115の会議セッション管理モジュールの実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する流れ図である。 会議中に途切れなく参加者が装置を変更することを可能にする参加者装置間会議転送システムの実施形態を例示するブロック図である。 図133の参加者装置間会議転送システムの実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する流れ図である。 第1のクライアント装置がローカル通信ネットワークを介して第2の装置に転送要求を送信する図133の参加者装置間会議転送システムにおける第2のクライアント装置への転送を開始する方法の実施形態を例示する。 第1のクライアント装置が会議システムを介して第2のクライアント装置に転送要求を送信する図133の参加者装置間会議転送システムにおける第2のクライアント装置への転送を開始する方法の別の実施形態を例示する。 第2のクライアント装置が第1のクライアント装置からの転送要求を確認する方法の1つの実装を例示する。 第2のクライアント装置が第1のクライアント装置からの転送要求を確認する方法の別の実装を例示する。 会議システムとの接続を確立して、他の参加者への装置間転送を示さずにオンライン会議に途切れなく参加する第2のクライアント装置を例示する。
クライアント装置に提示される会議ユーザインターフェースを介して会議の参加者に視覚的に魅力的な会議の体験を提供するためのシステム、方法、及びコンピュータプログラムの様々な実施形態が開示される。 会議インターフェースは、限定されないが、参加者に対してこのような会議との同時放送の音声を含む音声要素を用いて又は用いずに1人以上の人々、集団又は組織(これらの組み合わせを含み、集合的に「参加者」と呼ばれる)の様々な目的のために、会議、会合、集会又は他の種類の集合(集合的に、本明細書で「会議システム」と呼ばれる会議インターフェースを会議に提供するシステムを有する「会議」)のために使用されてもよい。図面に例示された1つ以上の実施形態を参照して上記及び以下に記載されたように、会議インターフェースは、任意の所望のコンテンツ及び/又は機能性を提供するように構成されてもよく、様々なユーザインターフェース及び会議機能をサポートしてもよい。一部の実施形態では、会議インターフェースは、グラフィカルユーザインターフェースを介して音声会議の1人以上の参加者に提示されるコンピュータでシミュレーションされた仮想会議所を含む。
図1は、仮想会議所に音声会議を提供するための例示的な作業環境を表すコンピュータシステム100を例示する。コンピュータシステム100は、1つ以上の通信ネットワーク110を介して会議システム106及びサーバ108と通信する複数のクライアント装置102a−102dを含む。ネットワーク110は、例えば、インターネット、公衆交換電話網(PSTN)、携帯電話若しくはモバイルネットワーク、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、又は任意の他の適切な通信インフラストラクチャを含む、任意の適切なプロトコルを介して有線及び/又は無線通信をサポートしてもよい。クライアント装置102a−102cは、各々が音声会議の参加者104a−104cと関係付けられてもよく、クライアント装置102dは、音声会議のホスト104dと関係付けられてもよい。「ホスト」及び「参加者」という用語は、単に、音声会議と関係付けられる異なるユーザの役割又は許可を意味する。例えば、「ホスト」は、音声会議の開始者であってもよく、参加者に提供されないユーザ特権を有してもよい。また、その会議インターフェースは、他の参加者には利用できない追加の機能性を提供してもよい。しかしながら、「ホスト」、「参加者」、及び「ユーザ」という用語は使用されている文脈に従って互換的に使用されてもよいことが理解されるべきである。
クライアント装置102は、ネットワーク110を介して会議システム106及びサーバ108と通信するように構成される任意の所望のコンピュータ装置を含んでもよい。クライアント装置102は、例えば、パーソナルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、モバイルコンピュータ装置、携帯型コンピュータ装置、スマートフォン、携帯電話、陸上無線電話、ソフトフォン、ウェブ対応電子ブックリーダ、タブレットコンピュータ、又は1つ以上のネットワーク110を介して会議システム及び/又はサーバ108と通信可能な任意の他のコンピュータ装置を含んでもよい。クライアント装置102は、会議システム106及びサーバ108との通信を容易にするように構成されるクライアントソフトウェア(例えば、ブラウザ、プラグイン、又は他の機能性)を含んでもよい。クライアント装置102のハードウェア、ソフトウェア、及び任意の他の性能仕様は重要ではなく、クライアント装置102が使用される特定の文脈に従って構成されてもよい。
会議システム106は、一般に、クライアント装置102間の音声会議114を確立するための通信システムを備える。会議システム106は、音声ネットワーク及び/又はデータネットワークを介して音声をサポートしてもよい。多くの可能な実施形態の1つにおいて、会議システム106は、他のプラットフォームの中でもとりわけ、2006年12月12日に提出され“VoIP Conferencing”と題された米国特許出願第11/637,291号等に開示されているVoIP(Voice Over Internet Protocol)会議プラットフォームをサポートするように構成されてもよく、その全体は参照により本明細書に組み込まれる。会議システム106は、様々な代替のプラットフォーム、技術、プロトコル、標準、機能等をサポートし得ることが理解されるべきである。通信インフラストラクチャに関わらず、会議システム106は、クライアント装置102a−102dと音声接続を確立するように構成されてもよいが、一部の実施形態において音声部分は取り除かれてもよい。図1に示されるように、会議システム106は、クライアント装置102a−102dにそれぞれ関係付けられる音声ストリーム122a−122dを結合することによって音声会議114を確立してもよい。
図1の実施形態では、サーバ108は、グラフィカルユーザインターフェース132を介して、音声会議114を有する仮想会議所118(又は他の会議ユーザインターフェース)をクライアント装置102に対して構成及び提示するための論理又は機能性を一般的に備える仮想会議所アプリケーション116を備える。当業者であれば、仮想会議所アプリケーション116(及び任意の関連する又は本明細書に記載の他のモジュール)は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はこれらの任意の組み合わせで実装されてもよいことを理解するであろう。一実施形態では、システムは、メモリに記憶されて適切な命令実行システムによって実行されるソフトウェア又はファームウェアで実装される。ソフトウェア又はファームウェアの実施形態では、論理は、任意の適切なコンピュータ言語で書かれていてもよい。ハードウェアの実施形態では、システムは、当技術分野では周知の任意の又は組み合わせての以下のデータ信号に対して論理機能を実行するための論理ゲートを有する離散論理回路、適切な組み合わせ論理ゲートを有するASIC(application specific integrated circuit)、PGA(programmable gate array)、FPGA(field programmable gate array)等又は他の技術で実装されてもよい。
上記のように、仮想会議所118は、クライアント装置102に提示されるコンピュータでシミュレーションされた会議所を含む。 仮想会議所118は、グラフィカルユーザインターフェース132を介して参加者104a−104dに提示されてもよい。仮想会議所118は、コンピュータでシミュレーションされた会議所を管理及び提示するために様々な形式のデータを関連するメモリに記憶してもよい。図1に例示された実施形態では、仮想会議所118は、1つ以上の仮想ロケーションビュー124のグラフィカル表現128を含む。同一の仮想ロケーションビュー124が、各参加者104に提供されてもよい。一部の実施形態では、参加者104は、ロケーションビュー124又は会議インターフェースの他の態様をカスタマイズしてもよい。その場合、システムは、複数のクライアント装置102に対して異なるロケーションビュー124を提示してもよい。更に、仮想会議所118は、参加者104のグラフィカル表現128、及び各参加者104と関係付けられるユーザ関連情報130を含んでもよい。このようにして、仮想会議所118は、GUI132を介してシミュレーションされた会議所において音声会議114の参加者をグラフィカルに表現する。
参加者104のグラフィカル表現128は、参加者104を一意に又はそうでなく識別するために、例えば、2Dグラフィック、3Dグラフィック、アバター、アイコン、アップロード画像、又は任意の適切なグラフィック、要素、デザイン若しくは他のマーク(各々「グラフィカル表現」)を含むことが理解されるべきである。ユーザ関連情報130(例えば、名前、住所、Eメール、電話番号、プロフィール情報等)は、グラフィカル表現128と関連付けられて、又は別個に表示されてもよい。図3は、会議インターフェースの多くの可能な実施形態の中の1つとしてグラフィカルユーザインターフェース132に提示される仮想会議所118の例示的な実装を例示する。図3の実施形態では、仮想ロケーションビュー124は、椅子を備えたオフィス用会議テーブル及びゴルフコースの背景の画像302を含む。参加者104は、参加者オブジェクト(例えば、タイル304a及び304b)を用いて視覚的に表現される。画像302は、一般に、タイル304用の任意の背景又は視覚的背景幕若しくは機能性を含んでもよい。タイル304aにおけるグラフィカル表現128は、対応する参加者104の絵又は写真を含む。しかしながら、任意のコンテンツ、音声、ビデオ、メディア、又は機能性が提示されてもよい。タイル304bにおけるグラフィカル表現128は、画像のようなアバターを含んでおり、それは、サーバ108にアップロードされ又は既定の画像から選択若しくはカスタマイズされてもよい。
図2は、仮想会議所118を提供する方法の実施形態を例示する。ブロック202において、会議システム106は、クライアント装置102間の音声会議114を確立する。当技術分野では周知のように、会議システム106は、クライアント装置102ごとに別個の音声ストリーム122(図1)を確立してもよい。音声ストリーム122a−122dは、音声会議114としてクライアント装置102に提示される単一の音声ストリームに結合されてもよい。当業者であれば、音声会議114は、利用される特定の会議用技術によって様々な方法で確立され得ることを理解するであろう。ブロック204では、仮想会議所アプリケーション116は、グラフィカルユーザインターフェース132を介して参加者104から情報を取得してもよい。情報は、会議システム106及び/又はサーバ108を介して取得されてもよい。例えば、参加者104は、グラフィカル表現128及び/若しくは126並びにユーザ関連情報130、又は他のメディアを提供又は選択してもよい。ブロック206では、サーバ108は、仮想ロケーションビュー124に従って仮想会議所118を設定する。仮想ロケーションビューは、参加者104によって特定され、又は、例えば、参加者104の周知の若しくは取得済みの特性、参加者104の場所、会議と関係付けられる組織の識別、会議用の計画された主題、又は仮想ロケーションビュー124を会議と手動で若しくは自動的に一致させるための他の所望の情報に基づいてサーバ108によって自動的に生成されることが理解されるべきである。一部の実施形態では、仮想ロケーションビュー124は、参加者104又はサーバ108によって会議の間に、手動で又は自動的に、修正され又は置換されてもよい。ブロック208において、仮想会議所118は、例えば、グラフィカル表現128及び/又はユーザ関連情報130に従って参加者オブジェクト(例えば、タイル304)において参加者をグラフィカルに表現することによって、参加者104が追加されてもよい。グラフィカル表現128は、人物が話している間、参加者104を視覚的に区別するために対応する音声ストリームと論理的に関係付けられてもよい。図3に例示されるように、グラフィカル表現128は、参加者104が話している間、視覚的に変更されるマイクロフォン画像を含んでもよい。ブロック210において、仮想会議所118及び音声会議114が、クライアント装置102に提供される。
図3の実施形態において更に例示されるように、会議インターフェースは、参加者が以下の、仮想会議所118、ビュー等を選択及び/又は変更するためのドロップダウンメニュー、音声会議114に追加の参加者104を招待するための招待コントロール、現在の会議をロック(lock)するためのロックルームコントロール、音声会議114の態様を管理するための音声コントロール(例えば、音声会議114の記録)、音量コントロール、消音/消音解除コントロール、並びに会議システム106によって参加者のアカウントへのアクセス及び管理を行うアカウントコントロール、又は他の機能のいずれかにアクセスすることを可能にするための様々なユーザインターフェースコントロールを更に備えてもよい。
図4は、仮想会議所アプリケーション116(又はクライアント装置102若しくはサーバ108に提示される又は常駐する他の会議インターフェース若しくはアプリケーション)及び関連する特徴、機能等をサポートするためのサーバ108の実施形態の一般的構造及び機構を例示する。サーバ108は、例えば、ローカルインターフェース405を介して通信する1つ以上のプロセッサ402、ネットワークインターフェース406、及びメモリ404を備えてもよい。ネットワークインターフェース406は、ネットワーク110を介して会議システム106及び他のコンピュータシステム又はサーバ(例えば、地図サイト409、ソーシャルネットワークサイト415、検索エンジン418等をホスティング又は提供するサーバ)と通信するように構成される。サーバ108及び仮想会議所アプリケーション116は、メモリ404に記憶され且つプロセッサ402を介して実行されるコンピュータプログラムを介して実装され得る様々なサービス、機能、アプリケーション等をサポートしてもよい。図4に例示される実施形態では、メモリ404は、ロケーションベースサービスモジュール408、会議アラートモジュール404、ソーシャルネットワーク統合モジュール414、会議内参加者識別モジュール406、参加者設定モジュール424、会議用アプリケーション410、自動化ロケーションビュー設定モジュール424、統合スピーチ・トゥ・テキスト/検索モジュール422、及び会議用アプリケーションストア機能420を含む関連する機能を実装するために仮想会議所アプリケーション116及び様々な追加のモジュールを含む。
図50−64を参照して以下でより詳細に記載されるように、会議アラートモジュール404は、クライアント装置102に提供され得る会議アラート又は通知機能をサポートする。クライアント装置102に常駐するアラートアプリケーション(又は他のソフトウェア)は、会議(例えば、音声会議114、オンライン会議、仮想会議所118、又は他の会議インターフェース)を開始されて、例えば、アプリケーションからのプッシュを介して参加者104の名前及び番号を示すことにより参加した人物を管理することをホストに通知をするように構成されてもよい。参加者が参加すると、通知は、参加者104の数のカウントを維持してもよい。また、ホスト104dが、アプリケーションから会議に素早く入って、音声会議114が開始する前の設定を修正して、アカウント番号への容易なアクセスを提供することを可能にしてもよい。アプリケーションは、例えば、クライアント装置102のシステムアプリケーショントレイにおいて、アイコン又は他のユーザインターフェースコントロール若しくは機能を表示してもよい。それにより、所定の設定、構成、オプション等をユーザが修正することを可能にするメニュー又は他の機能性が見せられる。
会議アラートアプリケーションの実行中に、それは、例えば、会議API112(図4)を使用する会議インフラストラクチャと通信する。通信は、例えば、何らかのアクティブな参加者104が存在するかどうかを決定するためのユーザの会議ブリッジ又はロケーションの状態チェックを含んでもよい。誰かがユーザのロケーションに入った場合又は電話を介してブリッジの1つに参加した場合に、この行動は、状態更新としてアラートアプリケーションに送信されてもよい。更新は、着信電話番号、Eメールアドレス、名前、又は、例えば、発呼者IDデータベースを使用して決定され得る他の識別可能な詳細(例えば、ユーザ関連情報130、図1)等の新しく参加した参加者104に関する他の情報を含んでもよい。
アプリケーションは、クライアント装置102のディスプレイにメッセージを表示することによってユーザにアラートを出す。メッセージは、アプリケーションの設定で設定可能な所定の時間の間現れてもよい。メッセージのコンテンツは、上述の状態更新で送信される詳細を更に含んでもよい。また、メッセージ表示は、ユーザがロケーションの取り消し又は参加のいずれかによってメッセージを確認する機構を提供してもよい。ユーザが特定のメッセージを取り消すことを選ぶと、後続のメッセージは、参加者の総数を示す動作中の集計によって、新たなメンバがロケーション又は音声ブリッジに参加すると現れるであろう。ユーザが自身のロケーションに参加することを選択すると、アラートは、イベントが終了するまでは停止しているであろう。
会議内参加者識別モジュール406は、一般に、音声会議114における参加者を識別するためにデータベース(例えば、参加者IDデータベース2018、図20)を開発し及び動作させる様々な技術をサポートする。会議システム106及び/又はサーバ108は、誰が音声会議114にダイヤルしたか又はアクセスしたかに関する情報を入手するために発呼者識別(ID)データベースを利用してもよい。ウェブの存在を介して参加せずにダイヤルインする発呼者に関して、システムは、ダイヤルイン番号(ANI)を入手することが出来る。そのANIに関する名前、場所等の情報を記憶する多くのデータベースがある。音声会議114における発呼者をより良く識別するために、データが、様々なデータベースから引き出されて、仮想会議所118において可視的にされてもよい。一旦取得されると、そのデータは、発呼者が再びダイヤルインするときに使用するために記憶されてもよい。このようにして、仮想会議所アプリケーション116は、参加者104に関する専用の発呼者IDデータベース2018(図20)を作成及び管理して、それによって参加者に関するより多くの情報を提供してもよい。
図20の実施形態で例示されるように、仮想会議所アプリケーション116は、クライアント装置102に要求2002を送信することによって参加者104に関する情報を取得し、又は参加者が仮想会議所アプリケーション116に情報2004(自身に関する又は他の参加者104に関する)を提出することを可能にしてもよい。例えば、GUI132(図1)は、ユーザが情報2004を提供することを可能にするための様々なUI機構を含んでもよい。音声会議114の間、参加者104は、未識別の参加者の音声を認識して、適切な連絡先情報を提供してもよい。その後、それはインターフェース2014を介してデータベース2018に記憶されてもよい。また、参加者104は、例えば、ユーザ情報130(図1)を補って又は新しい情報を提供することによって、自身に関する追加の情報を特定してもよい。この情報は、手動で特定されてもよい。又は、参加者104は、サーバ108がリモートサーバに記憶されたユーザ情報にアクセスすることを承認してもよい。例えば、参加者104は、サーバがソーシャルネットワークサイト415(図4)上に記憶されたデータにアクセスすることを承認してもよい。又は、情報は、例えば、現在利用可能なユーザ情報130に基づいて検索エンジン419を介して自動的に取得されてもよい。図20に例示されるように、ユーザ情報は、サーバ108とデータベース2016との間の要求2006及び応答2008を介して発呼者IDデータベース2016(又は他のサーバ)から取得されてもよい。データベース2016又はサーバから取得される情報は、(インターフェース2012を介して)参加者識別データベース2018に記憶されてもよい。
図37は、会議インターフェースを介して音声会議114において参加者情報を取得するための方法3700の実施形態を例示する。ブロック3702において、参加者104は、音声会議114に参加することを要求する。要求は、音声ネットワーク、データネットワーク、それらの任意の組み合わせ、又は何らかの他のネットワークを介して、クライアント装置102から発信されて、会議システム106に送信されてもよい。この点で、一部の実施形態では、参加者104は、電話番号を有するクライアント装置から発生する音声発呼を介して音声会議114に参加することを要求していてもよいことが理解されるべきである。音声発呼は、モバイル電話システム、PSTN等に持ち越されてもよい。音声発呼は、会議システム106への着信音声発呼としてコンピュータ装置102から発生してもよい。又は、上記のように、参加者104は、コンピュータ装置102に発信音声発呼を要求してもよい。代替的に、参加者104は、例えば、VoIPセッション、ウェブベース接続、又は何らかの他の接続を介して音声セッションを確立することによって音声会議114に参加してもよい。
判定ブロック3704において、会議システム106は、参加者104が着信音声発呼を介して音声会議114に参加しているかどうかを決定してもよい。参加者104が着信音声発呼を介して音声会議114に参加していない(例えば、参加者がウェブの存在を介して参加している)場合、システムは、参加者104が参加者プロフィール情報を提供することを要求してもよい(ブロック3706)。参加者プロフィール情報は、参加者104を識別する任意の所望のパラメータ又は参加者104に関連する他の情報(例えば、図6−8の例示的なスクリーンショットにおいて識別されるパラメータ)を含んでもよい。ブロック3708において、会議システム106は、特定されたパラメータを受信して、ブロック3710において、それらをデータベース(例えば、データベース2018)に記憶する。図38は、特定の参加者104と関係付けられる様々な参加者プロフィールを記憶するためのデータ構造3800の実施形態を例示する。音声会議114における各参加者104は、一意の参加者識別子3802によって識別されてもよく、以下の名前3804、タイトル3806、Eメールアドレス3808、電話番号3810、居住者及び/又は自宅アドレス3812、現在地3814(例えば、クライアント装置からのGPS座標によって、IPアドレスから取得され得る)、ソーシャルネットワークプロフィールパラメータ3816、グラフィカル表現124(図1)、仮想ロケーションビュー124(図1)、及び参加者104が購入した、選択した、若しくは音声会議114中に参加者にアクセス可能な会議用アプリケーション3818、又は他のパラメータを含んでもよい。
ブロック3712において、会議システム106は、(音声会議114における他の装置/参加者と共に)参加者104と関係付けられるコンピュータ装置102に会議ユーザインターフェースを提示してもよい。参加者104を識別するために、会議ユーザインターフェースは、音声インジケータ3820(図38)と関連する1つ以上の特定の参加者プロフィールパラメータを表示してもよい。音声インジケータ3820は、参加者が話していることを示すユーザインターフェースコントロールを含む。この点で、各参加者識別子3802は、対応する音声インジケータ3820を有してもよい。一実施形態では、上記のように、会議ユーザインターフェース又は会議インターフェースという用語は、情報、データ、マルチメディア等、及び/又は機能性若しくはアプリケーション(例えば、会議用アプリケーション3818)を参加者に提示する、音声会議114、オンライン会議、又は任意の他の会議と関係付けられる任意のグラフィカルユーザインターフェースを意味することが理解されるべきであるが、会議ユーザインターフェースは、仮想会議所118として構成されてもよい。
図40は、参加者プロフィールパラメータを表示するための会議ユーザインターフェース4000の実施形態を例示する。会議ユーザインターフェースは、一般に、参加者104ごとに参加者オブジェクト4004を表示する画面部分4002を含む。オブジェクト4004は、図9−14と関連して以下に説明される任意の方法で配置されてもよい。画面部分4002は、仮想ロケーションビュー124を更に含んでもよい。オブジェクト4004は、グラフィカル表現4102、プロフィール情報4104、(図38における音声インジケータ識別子3820に対応する)音声インジケータ4106、及び名刺要素4108を含んでもよい。グラフィカル表現4102は、対応する参加者104を識別するための絵、写真、アイコン、アバター等を含む。グラフィカル表現4004は、グラフィカル表現128と同様であってもよく、サーバ108にアップロードされる及び/又は既定の画像からカスタマイズされる画像を含んでもよい。
プロフィール情報4104は、1つ以上の参加者プロフィールパラメータを含んでもよい。音声インジケータ4106は、音声会議114中に関連する参加者104が話している場合を視覚的に識別する。所定の音声特性について音声ストリーム122を監視することによって、会議システム106は、参加者が話している場合を決定してもよい。音声ストリーム122は、参加者識別子3802及び/又は音声インジケータ識別子3820(図38)に従って対応する音声インジケータ4106に論理的にマッピングされてもよい。参加者が話している場合、音声インジケータ4106は、例えば、音声インジケータ4106をグレイアウトすることによって、第1の視覚的状態(図41a)で表示されてもよい。参加者104が話している場合、音声インジケータ4106は、例えば、音声インジケータ4106をブラックアウトすることによって、第2の視覚的状態(図41b)で表示されてもよい。会議インターフェースにおいて話している参加者を識別するために任意の視覚的及び/又は聴覚的区別が利用されてもよいことが理解されるべきである。
名刺要素4108は、選択されると、参加者104に関する更なる情報を表示するユーザインターフェースコントロールを含む。名刺要素4108は、任意の追加の参加者プロフィールパラメータの表示をトリガしてもよい。図42bに例示される実施形態では、名刺要素4108は、追加のパラメータ4202を表示するためにオブジェクト4004を「フリップ(flip)」する。図42b及びブロック3724(図37)において更に例示されるように、オブジェクト4004は、特定のプロフィールコントロール4204を更に含んでもよい。それは、参加者104が音声会議114中に自身の又は別の参加者の参加者プロフィールパラメータを編集することを可能にするユーザインターフェースコントロールを含む。
再度図37を参照すると、参加者104が着信音声発呼を介して音声会議114に参加している場合(判定ブロック3704)、発呼者IDデータベース、リソース、又はサービスが、発信電話番号を自動的に識別するために使用されてもよい(ブロック3714)。発信電話番号が利用可能でない場合、参加者104は、音声会議104に追加されて、未識別の参加者として会議ユーザインターフェースに表示されてもよい(図42a)。発信電話番号が利用可能であれば、判定ブロック3718において、番号は、追加情報を決定するために参照テーブル、データベース、サービス等への入力として使用されてもよい。一実施形態では、発信電話番号は、記憶されている参加者プロフィール、例えば、データ構造3800(図38)を参照してもよい。(記憶されている参加者プロフィール又は応答2008のいずれかにおいて)追加の情報が利用可能でない場合、参加者104は、発信電話番号及び関連する音声インジケータ4106に基づいて会議ユーザインターフェースにおいて識別されてもよい。参加者情報、電話番号等の利用可能性に関わらず、ブロック3724において、オブジェクト4004は、参加者プロフィール編集コントロール4204と共に提示されてもよい。
参加者プロフィールコントロール4204は、音声会議114の間に、参加者104が、会議ユーザインターフェースを介して自身及び/又は他の参加者104に関する追加のプロフィール情報を特定することを可能にする便利な機構を提供することが理解されるべきである。このようにして、会議システム106は、参加者104を識別するために独自のデータベース(例えば、参加者データベース2018)を発展させてもよい。図39は、参加者データベース2018を発展又は補足するように参加者プロフィールコントロール4204を動作させる単純化された方法の実施形態を例示する。ブロック3902において、第1の参加者104及び第2の参加者104が、音声会議114に参加する。ブロック3904において、会議ユーザインターフェースは、第1及び第2の参加者104と関係付けられるオブジェクト4004を表示する。オブジェクト4004は、上記のように、プロフィール情報(即ち、未識別の参加者)又は如何なるレベルのプロフィール詳細を含まなくてもよい。プロフィール情報の存在又はレベルに関わらず、各オブジェクト4004は、参加者104が話している場合を示すために対応する音声インジケータ4106を表示する。各オブジェクト4004は、参加者104に関する情報を特定するために対応する参加者プロフィールコントロール4902を更に表示してもよい。参加者プロフィールコントロール4902は、音声会議114における任意の参加者104によって選択されてもよく(判定ブロック3908)、それによって、参加者が自身に関する又は他の参加者に関する情報を特定することが可能になる。この機構は、例えば、参加者が未識別の参加者である場合、参加者がログイン時に最小の情報を特定した場合、又はそれ以外の最小の及び/若しくは誤ったプロフィール情報がある場合に特に便利であってもよい。
例えば、第1の参加者104が未識別の参加者であると想定する。音声会議114の間、第2の参加者104は、話者の音声及びオブジェクト4004における音声インジケータ4106の状態に基づいて第1の参加者104の識別を認識してもよい。第2の参加者104は、第1の参加者104と関係付けられるオブジェクト4004における参加者プロフィール編集コントロール4204を選択してもよい。それに応じて、会議ユーザインターフェース4000は、第2の参加者104が上述したプロフィールパラメータを特定することを可能にしてもよい。選択されると、会議ユーザインターフェースは、参加者104が周知のパラメータを入力するように促してもよい。別の実施形態では、会議ユーザインターフェースは、例えば、検索エンジン結果ページ、ローカル若しくはリモート連絡先アプリケーション、ソーシャルネットワークシステム、又はプロフィール情報の何らかの他の発信源を介して第2の参加者104が情報を特定することを可能にするように構成されてもよい。ブロック3910において、特定されたプロフィールパラメータは、参加者識別子3802に結び付けられてもよい(図38)。ブロック3912において、会議システム106は、特定されたプロフィールパラメータを受信して、ブロック3914において、参加者識別子3802に従って、パラメータを参加者データベース2018に記憶する。ブロック3916において、特定されたパラメータは、会議ユーザインターフェースに表示された参加者オブジェクト4004に追加又は更新されてもよい。
再び図4及びサーバーメモリ404に設置された様々なモジュールを参照すると、ロケーションベースサービスモジュール408は、会議システム106によって提供される様々なロケーションベースサービスをサポートするための論理及び/又は機能性を備える。図19の実施形態に例示されるように、ロケーションベースサービスモジュール408は、クライアント装置102からロケーション情報を受信してもよい(矢印1902)。ロケーション情報は、様々な方法で取得されてもよいことが理解されるべきである。以下でより詳細に記載されるように、参加者104が、音声会議114、オンライン会議に参加し、又は会議システム106にアクセスすると、ロケーション情報は、GPS情報、発呼者ID、IPアドレス、サインインプロフィール等から入手されてもよい。
クライアント装置102は、GPS信号を取得するGPSトランシーバを含んでもよい。 クライアント装置102が会議システム106にアクセスすると、GPS座標は、ロケーションベースサービスモジュール408に渡されてもよい。また、会議システム106は、本明細書で記載されたようにして、発呼者ID情報を取得してもよい。発呼者ID情報は、参加者104が音声会議114に参加すると、会議システム106によって自動的に取得されてもよい。会議システム106は、電話番号と関係付けられるロケーションを決定するために様々な参照を実行してもよい。会議システム106は、領域コードを対応する地理的領域に変換してもよい。他の実施形態では、会議システム106は、関連するロケーションが存在するかどうかを決定するために、参照テーブル、ウェブサービスクエリ等への入力として電話番号を使用してもよい。ロケーションは、参加者識別子と関係付けられる記憶されている現在地であってもよい(例えば、現在地、図38)。記憶されている現在地は、ユーザによって特定された又は本明細書に記載のように取得された以前に記憶されたロケーションであってもよい。また、会議システム106は、クライアントのIPアドレスに関してクライアント装置102にクエリを行ってもよい(又は取得してもよい)。これは、装置の現在地を決定するために使用されてもよい。
追加の実施形態では、ロケーション情報は、ソーシャルネットワークシステム3102への要求1904及び応答1906を介して参加者のソーシャルネットワークデータから取得されてもよい(図31)。例えば、以下に記載されるように、参加者は、ソーシャルネットワークシステム3102のメンバであって、通信チャネル3202にロケーション情報を提供してもよい(図32)。この情報は、クライアント装置102からソーシャルネットワークシステム3102によって自動的に取得され、又はユーザによって特定されてもよい。ロケーション情報がソーシャルネットワークシステム3102によって取得される態様に関わらず、会議システム106は、以下に記載されるように、API3108及び関連するソーシャルネットワーク統合モジュール414(図4)を介してこの情報を取得してもよいことが理解されるべきである。
図64に例示されるように、会議システム106は、クライアント装置102からロケーション情報を取得するために様々なソフトウェア機構を実装してもよい。図64の実施形態では、会議システム106は、参加者管理サービス6402、ロケーションサービス6404、及び発呼者IDサービス6406を含む。動作中に、コンピュータ装置102は、特定のウェブサイトを訪問することによって会議システム106にアクセスしてもよい。参加者管理サービス6402は、コンピュータ装置102にgetClientlPAddress()メッセージ6410を送信してもよい。それに応じて、クライアント装置102は、装置と関係付けられるIPアドレスを含むClientIP応答6412を送信してもよい。IPアドレスはクライアント装置と、又はクライアント装置102と関係付けられる他の通信装置と関係付けられてもよいことが理解されるべきである。参加者管理サービス6402は、ロケーションサービス6404にgetLocationbylP()要求6414を送信してもよい。それは、クライアント装置102に応答6416を返す。応答6416は、例えば、緯度及び経度、又は他の手段によってロケーションを特定してもよい。
別の実施形態では、クライアント装置102は、会議システム106にアクセスして、参加者管理サービス6402にLogin Request6418を送信してもよい。参加者管理サービス6402は、参加者104を認証してもよい。ログインが成功すると、参加者管理サービス6402は、クライアント装置102にgetClientPhoneNumber()要求6416を送信してもよい。参加者104は、例えば、本明細書に記載の又はその他のような会議ユーザインターフェースを介して情報を提供してもよい。入力された電話番号は、PhoneNumber応答6422として参加者管理サービス6402に提供されてもよい。参加者管理サービス6402は、発呼者IDサービス6406にgetLocationbyPhoneNumber()要求6424を送信してもよい。それは、入力された電話番号を含む。発呼者IDサービス6406は、応答6426においてクライアント装置に対応するロケーション情報を提供してもよい。
追加の情報がクライアント装置102から要求されてもよいことが理解されるべきである。例えば、参加者管理サービス6402は、getClientCurrentLocation()応答6428を送信して、入力された都市、州、郵便番号等を含むCity/State応答6430を受信してもよい。参加者管理サービス6402は、ロケーションサービス6404にgetLocationByCity()要求6432(何らかの入力された情報を含み得る)を送信してもよい。ロケーションサービス6404は、応答6434においてクライアント装置に対応するロケーション情報を提供してもよい。ロケーション情報が入手される態様に関わらず、クライアント装置102は、地図サービス6408にgetMapParticipantLocation()要求6436を送信してもよい。地図サービス6408は、showMapWithParticipantDetails応答6438を返してもよい。会議システム106は、参加者104ごとにこの処理を行ってから、地図ビュー1908に結合されたロケーション情報を提示してもよい。地図ビュー1908の例示的な実施形態が図18に例示される。しかしながら、ロケーション情報は、任意の態様で会議インターフェースに提示されてもよいことが理解されるべきである。
ロケーション情報に基づいて、会議インターフェースは、1人以上の参加者104と関係付けられるロケーションベース情報でインターフェースの提示をカスタマイズしてもよい。例えば、会議システム106は、参加者の対応するロケーションに基づいて各参加者104に独自の会議インターフェースを提供してもよい。カスタマイズは、ロケーションベースリソース、サービス、機能性等を参加者104に提供することを含む(例えば、ニュース、天気、交通、イベント等)。更に、一部の実施形態では、参加者から入手したロケーション情報に適合するように、仮想ロケーションビューが会議システムによって選択されてもよい(例えば、サンフランシスコの参加者104は、ゴールデンゲートブリッジを含む仮想ロケーションビューが提示されてもよい)。
更なる実施形態では、ロケーション情報は、知的会議ダイヤルアウト及び/又はダイヤルイン機能を提供するために使用されてもよい。それは、どのようにして音声会議114に参加するか(例えば、ログイン画面604(図6)を介して)、又は画面702(図7及び8)をセットアップするか、又は会議システム106から参加者104に適切なダイヤルアウトを自動的に設定するかに関する案内を参加者104に動的に提供する。参加者104が会議システム106にアクセスすると、ロケーション情報が取得されてもよい。参加者ロケーションに基づいて、会議システム106は、カスタマデータ及び/又は音声プラン及びキャリアプロバイダ速度を考慮して、ダイヤルイン番号を推薦し、又は所望のダイヤルアウト番号を自動的に決定してもよい。例えば、この情報に基づいて、会議システム106は、参加者104からよりの多くの費用効果的な着信呼のためのダイヤルイン番号を選択してもよい。更に、ロケーション情報は、最適なダイヤルアウトと共に、最適な(例えば、最低費用、最高品質)ダイヤルインオプションを提示するために使用されてもよいことが理解されるべきである。会議システム106は、例えば、ルーディングデータベースを確認してから、取得されたロケーション情報に基づいてネットワーク上の最適なノードからダイヤルアウトを開始した後で、参加者104にダイヤルアウトしてもよい。
図63は、ロケーションベースサービスモジュール408の所定の態様を実装する方法の実施形態を例示する。ブロック6202において、会議システム106は、複数の参加者104からロケーション情報を入手する。ブロック6204において、会議システム106は、一意のロケーション情報を対応する参加者識別子3802と関係付ける(図38)。ブロック6206において、会議システム106は、複数の参加者104間で音声会議114を確立する。ブロック6208において、会議システム106は、複数の参加者104に会議インターフェース(例えば、会議インターフェース4100又は4400、仮想ロケーションビュー116等)を提示する。ブロック6210において、会議インターフェースは、複数の参加者104の各々の場所を識別する地図ビュー1902を選択的に表示する。
図64は、ロケーションベースサービスモジュール408の態様を実装する方法の別の実施形態を例示する。ブロック6302において、クライアント装置102は、音声要素を有する会議に参加するために会議システム108にアクセスする。ブロック6304において、会議システム106は、クライアント装置102と関係付けられるロケーション情報を入手する。ブロック6306において、会議システム106は、参加者104が会議の音声要素にアクセスすることを可能にするための電話番号を決定する。電話番号は、参加者104が音声会議114にアクセスすることを可能にする最も費用効果的な手段を提供するためにロケーション情報に基づいて決定される。電話番号は、参加者104(ブロック6308)に提供されて音声会議にアクセスするために参加者104によって使用されるダイヤルイン番号を含んでもよいことが理解されるべきである。他の実施形態では、電話番号は、参加者104への発信呼を開始するために会議システム106によって使用されるダイヤルアウト番号を含んでもよい。ブロック6310において、クライアント装置は、会議システムによって決定される電話番号を介して音声会議114に参加する。
仮想会議所アプリケーション116(又は他の会議インターフェースアプリケーション)は、音声ストリーム122(図1)からテキストに音声を自動的に変換し得るリアルタイムスピーチ・トゥ・テキスト機能をサポートしてもよい。以下により詳細に記載されるように、出力テキストは、音声会議114の間に検討されるキーワード、トピックス、テーマ、又は他の主題を識別するために1つ以上のアルゴリズムによって処理される。キーワードは、キーワードに関連するリソースを識別する目的で、検索エンジン、知識ベース、データベース等への入力として使用される。それは、会議インターフェース(例えば、仮想会議所118)を介して音声会議114の間に参加者104にリアルタイムで提示されてもよい。このようにして、参加者104には、音声会議114の間に検討される主題に基づいて、追加の材料、情報、教材等(集合的に、「リソース」と呼ばれる)が提供されてもよい。リソースは、会議インターフェース及び/又は音声会議セッションを介して提示可能な、例えば、音声、ビデオ、グラフィックス、テキスト、又は任意の他のメディアを含む任意の所望のフォーマットで具現化されてもよいことが理解されるべきである。
図17の実施形態に例示されるように、サーバ108は、会議システム106からの音声ストリーム122を処理するスピーチ・トゥ・テキスト変換エンジン1704を含んでもよい。スピーチ・トゥ・テキスト変換エンジン1704は、1つ以上のアルゴリズム1708に(インターフェース1706を介して)テキストを出力してもよい。アルゴリズム1708は、音声会議114で話された単語に基づいて、検討されている関連のキーワード又は興味のあるトピックスを識別するように構成されてもよい。識別されたキーワード又は他の識別された用語(即ち、アルゴリズム1708の出力)は、リソースエンジン1712によって(インターフェース1710を介して)受信されてもよい。リソースエンジン1712は、追加の情報、データ、又は識別された用語に関連する他のリソースを選択して、会議インターフェースにおける参加者に情報を提供するように構成されてもよい。リソースエンジン1712は、リソースデータベース又は知識ベース1718へ要求1720を行って、それから応答1722を受信してもよい。また、リソースエンジン1712は、例えば、API421(図4)を介して検索エンジンへ発呼1714を行って、それから応答1716を受信してもよい。
図27は、音声会議114においてリアルタイムのスピーチ・トゥ・テキスト変換を実装するためのコンピュータシステム2700の別の実施形態を例示する。コンピュータシステム2700は、会議システム106及び1つ以上のサーバ108を含む。会議システム106は、通信ネットワークを介してクライアント装置102を動作させる複数の参加者104間で音声会議114を確立するために、上記のようにして、又はそれ以外で構成されてもよい。会議システム106は、音声会議114における各コンピュータ装置102に関する音声ストリーム122を制御する。音声ストリーム122は、会議システム106によって、音声会議114を含むように結合される。
サーバ108は、スピーチ・トゥ・テキスト変換処理全体の態様を実装するために1つ以上の機能プロセッサを備える。機能プロセッサは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせで実装されてもよいことが理解されるべきである。スピーチ・トゥ・テキスト変換処理全体及び任意の関連する処理は、好ましくは、音声会議114の間にリアルタイムで実行される。一実施形態では、機能プロセッサは、事前処理エンジン2702、スピーチ・トゥ・テキスト変換エンジン1704、関連性エンジン2704、及びリソースエンジン1712を備える。事前処理エンジン2702は、サーバと統合され又はリモートに設置され得る会議システム106と通信する。事前処理エンジン2702は、会議システム106から音声ストリーム122を受信し、各音声ストリーム122から音声信号2704を抽出して、スピーチ・トゥ・テキスト変換エンジン1704に音声信号2704を提供する。スピーチ・トゥ・テキスト変換エンジン1704は、音声信号2704を受信し、音声信号から単語2706を抽出して、関連性エンジン2704に単語2706を提供する。任意の所望の変換アルゴリズム、モデル、処理等が単語2706を迅速且つ正確に抽出するために使用されてもよいことが理解されるべきである。
関連性エンジン2704は、音声会議114で話された関連キーワード2708を決定するために、例えば、発見的アルゴリズム(heuristic algorithm)によって単語2706を処理する。関連性エンジン2704は、リソースエンジン1712に関連キーワード2708を提供する。関連キーワード2708は、例えば、頻繁に話される単語、統計的に重要な単語、トピックス等を表してもよいことが理解されるべきである。キーワード2708は、1つ以上の単語2706を含んでもよく、又は代替的な実施形態では、音声会議114の主題に基づいて関連する単語を含んでもよい。
リソースエンジン1712は、キーワード2706を受信して、リソース2714を決定する。リソース2714は、音声会議の間、参加者104に任意の所望の情報、材料、データ、又はキーワード2708に関連する他の主題を提供するために選択される。図27に例示され且つ以下により詳細に記載されるように、リソース2714は、クエリ2720を送信し且つクエリ2720への応答2722を受信することによって、リモート検索エンジン418及び/又はローカルリソースデータベースから選択されてもよい。
図26は、リアルタイムリソース2714を参加者104に提供するためにコンピュータシステム2700によって実装される方法の実施形態を例示する。一般に、リアルタイムリソース2714は、音声会議114で検討されて、会議インターフェースを介して音声会議114の間に参加者104に提供されるコンテンツに基づいて識別される。ブロック2602において、音声会議114等の音声会議セッションが、通信ネットワーク110を介して複数のコンピュータ装置102間で確立される。音声会議セッションに参加する各コンピュータ装置102は、対応する参加者104に関する音声信号を含む関連する音声ストリーム122を有する。音声会議セッションの間、音声ストリーム122は、1つ以上のサーバ108に提供されて、代替的な実施形態では、サーバ108によって又はその制御下で確立されてもよい。音声会議セッション中にリアルタイムで、サーバ108は、音声ストリーム122を処理する。一部の実施形態では、処理は、関連するアルゴリズムの適切な実行を確実にすると同時に、ブロック2604−2612と関係付けられるフィードバックループにおける任意の遅延を最小化するために可能な限り高速に実行され得ることが有利であることが理解されるべきである。
ブロック2604において、音声ストリーム122は、例えば、音声ストリーム122を対応する音声信号2704に変換する事前処理エンジン2702によって受信及び処理される。ブロック2606おいて、単語2706を識別するコンピュータ可読データに音声信号2704を変換するための任意の適切なアルゴリズムを使用して、単語2706が音声信号2704から抽出される。単語2706は、リアルタイムストリームで、バッチモードで、又はそれ以外で抽出されてもよい。ブロック2608において、単語2706は、音声会議セッションで検討される関連キーワード2708を決定するために、個別に又は集合的に分析される。関連キーワード2708は、頻繁に話される単語の識別、特定のトピックの決定を含み、又は、音声会議セッションで話される及び/若しくは1つ以上の抽出される単語2706に関連する意義のある主題を識別してもよい。この点で、一実施形態では、キーワード2708は、絶対的に又は期間に対して相対的に(例えば、単語の出現又は使用密度)、所定の回数繰り返される抽出単語2706を含んでもよいことが理解されるべきである。また、キーワード2708は、例えば、抽出単語2706を話す参加者104の識別、音声信号2704の波形特性等に基づいて特に重要であるように見える抽出単語2706を含んでもよい。
キーワード2708は、様々なアルゴリズムを使用して決定されてもよい。 図28に例示される実施形態では、キーワード2708は、例えば、関連性エンジン2704によって単語2706が分析されるときに計算される関連性スコアに基づいて決定される。ブロック2802において、1つ以上の抽出単語2706が識別される。抽出単語2706は、データベースに記憶される単語識別子によって識別されてもよい。この点で、データベースは、1つ以上の単語2706に対する関連性スコアと関係付けられるデータを維持するためのレコード又は他のデータ構造を記憶してもよいことが理解されるべきである。
図29は、以下のデータフィールド、即ち、抽出単語2902、単語識別子2904、出現識別子2906、1つ以上のタイムスタンプ2908、発話識別子2910、カウンタ2912、及びリアルタイム関連性スコア2914を含む例示的なデータ構造2900を例示する。抽出単語2902は、対応する識別子2904で音声信号2704から抽出された特定の単語又は単語の組み合わせを識別する。抽出単語2902の出現又はインスタンスを記録するために、データ構造2900は、出現識別子2906を含んでもよい。抽出単語2902の各出現は、抽出単語2902が話された音声会議114内の一時的なロケーションを示すタイムスタンプ2908を含んでもよい。任意の所与の出現に関して、どの参加者104が抽出単語2902を話したかを発話者識別子2910が識別してもよい。発話者識別子2910は、キーワード2708を識別する事に関して、参加者104の関連性を決定する重み付け又は他の優先方式を含んでもよい。例えば、ホストが、他の参加者104より高い優先度を与えられてもよい。優先方式は、参加者の1つ以上の役割又は分類を取り入れてもよい。一実施形態では、役割は、例えば、参加者が従業員、販売者、又はソーシャルネットワーク上の「フレンド」である組織の階級に基づいてもよい。カウンタ912は、絶対的に又はタイムスタンプ2908に基づいて時間に相対的に、抽出単語2902の出現回数を記録してもよい。
図28を再び参照すると、単語2706が抽出されるときに、ブロック2804において、タイムスタンプ2908が、抽出単語2902のインスタンスごとに生成されて、単語識別子2904に従って関連するレコードに記憶されてもよい。ブロック2806において、カウンタ2912が設定又は増加されてもよい。ブロック2808において、発話者の識別が決定されて、データベースに記憶されてもよい。ブロック2810において、1つ以上の以下の又は他の種類のデータ型、即ち、タイムスタンプ2908、発話者識別子2910、及びカウンタ2912に基づいて、様々な所望のアルゴリズムに従って、関連性スコアが計算されてもよい。音声会議の任意の点における関連性スコアが、リアルタイムスコア2914に記憶されてもよい。
判定ブロック2814において、関連性スコアが既定の又は計算された閾値を越えるかどうかが決定されてもよい。閾値を超えない場合、流れはブロック2802に戻る。閾値を越える場合、ブロック2816において、抽出単語2902が関連していることが決定されて、システムは抽出単語2902に関連する所望のリソースを見つけようとする。ブロック2818において、リソース2714は、音声会議114の間、リアルタイムに参加者に提供される。
一実施形態では、リソース2714は、抽出単語2902と関係付けられるリソース識別子2916に従って(図29)、例えば、抽出単語2902を既定のリソースと一致させることにより識別されてもよいことが理解されるべきである。リソース識別子2916は、リソースデータベース2916内のレコードにリンクしてもよい。別の実施形態では、リソース2714は、リソースデータベース1718又は検索エンジン418をクエリすることによって決定されてもよい(クエリ2720及び応答2722、図27)。
図30は、リソース2714を決定するために検索を実行する方法の実施形態を例示する。ブロック3002において、関連キーワード2708は、例えば、関連性エンジン2704から受信される。ブロック3004において、リソース要求2722が生成される。リソース要求2722は、任意の所望の検索方法、API等を使用するキーワード2708又は他の検索用語を含んでもよい。ブロック3006において、リソース要求2722は、検索機能又はデータベース(例えば、データベース1718、検索エンジン418等)に提供される。ブロック3008において、1つ以上のリソース2714を識別する応答2722が受信される。応答2722は、例えば、リソース2714(例えば、リソース識別子2916、URL)へのリンク又はリソース2714を具現化する実際の情報を含んでもよい。ブロック3010において、リソース2714は、1つ以上のコンピュータ装置102に提供される。リソース2714は、音声会議114及び/又は会議インターフェースを介して参加者104に提供される。一実施形態では、リソース要求2722の結果が、参加者に提供されてもよく、それによって、参加者104が結果を選択及び/又は案内することが可能になる。例えば、検索エンジンの結果は、グラフィカルユーザインターフェース132を介して、参加者104に渡され、又は見えるようにされてもよい。図26を再び参照すると、リソース2714は、上記のようにして、リソース2714が識別されて(ブロック2610)、参加者104に提供される(ブロック2612)。
会議アプリケーションストア機能420(図4)の様々な実施形態が図43−49を参照して説明される。 会議アプリケーションストア機能420は、一般に、様々な音声及び/又はウェブ会議アプリケーション416又は他の所望のアプリケーション(集合的に、「会議アプリケーション」又は「会議app」と呼ばれる)を参加者104に提供するオンラインストア又は市場(「会議用アプリケーションストア」又は「会議用appストア」と呼ばれる)を含む。会議用アプリケーションストアは、音声会議114の間、コンピュータ装置102に提示される会議インターフェース(例えば、会議ユーザインターフェース4400)を介して参加者104に提示されてもよい。会議用アプリケーションは、例えば、会議システム106及び/又はサーバ108を介して参加者104に利用可能にされるウェブベースアプリケーション、ウィジェット、又は他のコンピュータプログラムを含んでもよい。会議用アプリケーションは、会議システム106と関係付けられるホストによって提供されてもよく、又は場合によっては、サードパーティの開発者4310によって提供及び/又は開発されてもよい。こうした実施形態では、会議システム106は、会議用アプリケーションストアに含まれ且つ参加者104に利用可能にされ得る様々な会議用アプリケーションを開発者が開発することを可能にするために、関連するAPI(例えば、API4302)及び/又はソフトウェア開発者キット(SDK)を含んでもよい。
図43に例示されるように、図31−36又はその他に関連して以下に記載されているような会議用アプリケーションストアがソーシャルネットワークシステム3102と統合されてもよい。ソーシャルネットワークシステム3102は、メンバ3201に提供されるソーシャルネットワークアプリケーション3218(図32)を含んでもよい。一実施形態では、会議システム106は、ソーシャルネットワークシステム3102と(例えば、API3108、API4302等を介して)通信し、ソーシャルネットワークアプリケーション3218にアクセスし、及び会議用アプリケーションストア内のソーシャルネットワークアプリケーション3218へのアクセスを含むように構成されてもよい。このようにして、音声会議114内の参加者104でもあるメンバ3201が、会議システム106を介してソーシャルネットワークアプリケーション3218に好都合にアクセスしてもよい。同様に、ソーシャルネットワークシステム3102は、会議システム106にアクセスして、ソーシャルネットワークウェブサイト3106を介してそれらをメンバ3102に利用可能にしてもよい。
会議用アプリケーションストアの所定の態様を容易にするために、会議システム106は、会議アプリケーションデータベース4306、参加者データベース4306、参加者アプリケーションコントロールモジュール4304、及び会議ユーザインターフェース4400を含んでもよい。会議アプリケーションデータベース4306は、例えば、アプリケーションコードへのリンク又はアプリケーションコード自体等の会議用アプリケーション410に関連する情報を記憶してもよい。この点で、会議システム106は、必要ではないが、会議用アプリケーションと関係付けられるコードを記憶してもよいことが理解されるべきである。一部の実施形態では、会議用アプリケーションは、例えば、サードパーティのシステムによって提供されてもよい。それにも関わらず、会議アプリケーションデータベース4306内で、各会議用アプリケーションは、一意のアプリケーション識別子によって識別されてもよい。
参加者データベース4306は、参加者104及び対応する会議用アプリケーションに関連する情報を記憶してもよい。例示的なデータ構造4600が図46に例示されている。音声会議114における各参加者104は、一意の参加者識別子3802によって識別されてもよく、以下の名前3804、タイトル3806、Eメールアドレス3808、電話番号3810、居住者及び/又は自宅アドレス3812、現在地3814(例えば、クライアント装置からのGPS座標によって、IPアドレスから取得され得る)、ソーシャルネットワークプロフィールパラメータ3816、グラフィカル表現124(図1)、仮想ロケーションビュー124(図1)、会議用アプリケーション3818、及びアカウントプロフィール4602、又は他のパラメータを含んでもよい。会議用アプリケーション3818は、上記のような対応する一意のアプリケーション識別子によって識別されてもよい。アカウントプロフィール4602は、参加者104が会議用アプリケーションを購入することを可能にするオンライン取引を容易にするために、例えば、アカウント番号、クレジットカード番号等を含む参加者104と関係付けられる情報を含んでもよい。
参加者アプリケーションコントロールモジュール4304は、会議用アプリケーションストアと関係付けられる様々な機能を実行するための論理、機能性等を含む。参加者アプリケーションコントロールモジュール4304は、どの会議用アプリケーションをユーザが購入又は選択したかを会議システムが管理することを可能にして、ユーザが音声会議114に参加すると会議インターフェースを介して適切なアプリケーションを提示する。この点で、会議システム106は、企業、組織、政府機関等に企業レベル会議サービスを提供してもよいことが理解されるべきである。このような実施形態では、コントロールモジュール4304は、企業従業員に対するアクセス、許可等を管理してもよい。例えば、企業は、タイトル、組織役割、組織的レベル、従業員ID等に基づいて特定の従業員がどの会議用アプリケーションにアクセスしてもよいかを特定してもよい。この情報は企業データベースに記憶されて、どの会議用アプリケーションが従業員に利用可能にされるべきかを選択するために、コントロールモジュールによって使用されてもよい。
図44は、音声会議114の間、会議用アプリケーションストアを参加者104に提示するための会議ユーザインターフェース4400の実施形態を例示する。会議ユーザインターフェース4400は、一般に、上記のように、音声会議114における参加者104ごとに参加者オブジェクト4004を表示し得る画面部分4002を備える。会議ユーザインターフェース4400は、会議用アプリケーションストア要素4402及びマイアプリケーション要素4404を更に備える。会議用アプリケーションストア要素4402は、一般に、アプリケーションストア機能性を提示するためのユーザインターフェース機構を備える。会議用アプリケーションストア要素4402は、例えば、メニューシステム又は任意の他のユーザインターフェース入力、コントロール又はオブジェクト等を介して、様々な方法で参加者104によってアクセスされてもよい。会議用アプリケーションストア要素4402は、画面部分4002と同時に表示される必要はない。会議用アプリケーションストアは、カテゴリによって整理され又は所望の閲覧体験を参加者に提示するように整理された多数の会議用アプリケーションを含んでもよい。
図45に例示されるように、会議用アプリケーションストア要素4402は、カテゴリメニュー4502及びトップアプリケーションメニュー4504を表示してもよい。カテゴリメニュー4502は、複数のカテゴリを表示するスクロール可能リストを含む。各カテゴリは、カテゴリオブジェクト又はコントロール4506を使用して選択されてもよい。選択されると、コントロール4506は、参加者がその特定のカテゴリ内のアプリケーションを閲覧することを可能にする更なるユーザインターフェースを提示してもよい。会議用アプリケーションストアは、他の閲覧、案内、又は参加者104が会議インターフェース内の会議用アプリケーションを見ることを可能にするための他の機構を提供してもよい。一実施形態では、会議ユーザインターフェース4400に表示される検索テキストボックスを介して、検索エンジンが提供されてもよい。また、会議用アプリケーションストアは、例えば、現在のアプリケーション、使用キャラクタ、プロフィールパラメータ、ソーシャルネットワークプロフィール等に基づいて参加者に示唆されるアプリケーションを自動的に表示する推薦機能を実装してもよい。更なる実施形態では、会議用アプリケーションストアは、参加者104が他の参加者104及び/又はメンバ3102と会議用アプリケーションを推薦又は共有することを可能にしてもよい。
トップアプリケーションメニュー4504は、例えば、ランキングアルゴリズムに基づいて組織されるアプリケーションオブジェクト4508の別のスクロール可能リストを表示してもよい。各アプリケーションオブジェクト4508は、対応する会議用アプリケーションに関する情報を表示するために更なるユーザインターフェース画面(例えば、構成要素4702、図47)と関係付けられる。図47の実施形態に例示されるように、選択されると、1つ以上の以下の種類の情報、即ち、アプリケーションタイトル4704、会議用アプリケーションの説明4706、ユーザランキング4708、1つ以上の会議用アプリケーションのスクリーンショット4710、及び他の参加者104によって提供されるコメント4712が表示されてもよい。会議ユーザインターフェース4400内の任意の場所で、アプリケーション追加オブジェクト4714(図47)が表示又は提示されてもよい。アプリケーション追加オブジェクト4714は、参加者104が対応する会議用アプリケーションを選択することを可能にするユーザインターフェースコントロールを提供する。選択されると、会議用アプリケーションは、参加者のプロフィールに自動的に追加されて、参加者104に利用可能にされてもよい。一部の会議用アプリケーションは、会議用アプリケーション106のホスト又はサードパーティ4310からの購入で利用可能にされてもよいが、それ以外は無料であってもよい。会議用アプリケーションが購入される場合、アプリケーション追加オブジェクト4714は、参加者がアプリケーションを購入することを可能にするオンライン取引機能にリンクされてもよい。他の実施形態では、購入者は、記憶されたアカウントプロフィール4602(図46)に従って自動的に処理されて、参加者に利用可能にされてもよい。
図48は、会議システム106に記憶される会議用アプリケーションストアを操作する方法の実施形態を例示する。ブロック4802において、参加者104は、音声会議114に参加する。ブロック4804において、参加者アプリケーションコントロールモジュール4304は、参加者104と関係付けられる参加者識別子3802を決定する。参加者識別子3802は、様々な方法で入手されてもよい。一実施形態では、参加者104は、ログイン中にプロフィール情報を提供してもよく、それは参加者データベース4308内の参加者識別子3802を参照するために使用される。しかしながら、参加者識別子3802は、例えば、参加者の発信電話番号、IPアドレス、ソーシャルネットワークプロフィール、又はコンピュータ装置102からの要求(例えば、URL)を含む、任意の利用可能な情報に基づいて決定されてもよいことが理解されるべきである。
ブロック4806において、参加者アプリケーションコントロールモジュール4304は、参加者識別子3802と関係付けられる会議用アプリケーションを決定する。参加者アプリケーションコントロールモジュール4304は、データベース(例えば、会議アプリケーションデータベース4306、参加者データベース4308)から及び/又はソーシャルネットワークシステム3102からこの情報にアクセスしてもよい。上記のように、企業に関連して、従業員と関係付けられる会議用アプリケーションは、企業によって提供される許可、役割等に従って特定されてもよい。このようにして、ブロック4806において、会議用アプリケーションは、企業関連情報に基づいて決定される。
ブロック4808において、会議ユーザインターフェース4400は、参加者と関係付けられるコンピュータ装置102に提示される。また、関係付けられた会議用アプリケーションが使用可能になる。会議ユーザインターフェース4400は、対応する会議用アプリケーションコントロール4406を有するマイアプリケーション要素4404(図44)に利用可能な会議用アプリケーションを表示してもよい。アプリケーションコントロール4406は、会議用アプリケーションを立ち上げ、アプリケーション設定を設定し、アプリケーションを共有し、又は他の機能にアクセスするために選択されてもよい。
ブロック4810及び4812において、参加者アプリケーションコントロールモジュール4304は、1つ以上の利用可能な会議用アプリケーションを自動的に立ち上げてもよい。代替的に、参加者104は、対応するアプリケーションコントロール4406を選択することによって会議用アプリケーションを手動で立ち上げてもよい。
図49は、音声会議114の参加者104に会議用アプリケーションストアを提供する方法の実施形態を例示する。ブロック4902において、参加者が音声会議114に参加する。ブロック4904において、会議ユーザインターフェース4400が、参加者104と関係付けられるコンピュータ装置102に提示される。会議ユーザインターフェース4400は、会議システム106を介して利用可能な会議用アプリケーションを閲覧するための会議用アプリケーションストア要素4402を含む。会議用アプリケーションストア要素4402は、複数のアプリケーションオブジェクトを表示してもよい。各オブジェクトは、利用可能な会議用アプリケーションの1つと関係付けられる。
参加者104は、会議用アプリケーションストアの1つ以上の利用可能な会議用アプリケーションを選択してもよい。判定ブロック4906において、参加者アプリケーションコントロールモジュール4304は、1つのアプリケーションオブジェクトが参加者104によって選択されたことを決定してもよい。選択された会議用アプリケーションは、立ち上げられ、又は参加者によって立ち上げることが可能にされてもよい。一部の実施形態では、会議用アプリケーションにアクセスするために、参加者104は、それを購入することを要求されてもよい。ブロック4908において、参加者アプリケーションコントロールモジュール4304は、参加者104と関係付けられるアカウント識別子を決定して、購入を承認してもよい(ブロック4910)。ブロック4912において、会議用アプリケーションは、参加者プロフィールに追加されてもよい。
図4及びメモリ404に記憶されたソフトウェアモジュールを再び参照すると、参加者設定モジュール412は、一般に、参加者が会議に参加して、会議インターフェースを介してユーザ関連情報を設定することを可能にする論理又は機能性を含む。図5は、仮想的参加者設定モジュール412の実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する流れ図である。ブロック502において、サーバ108は、クライアント装置102から要求を受信する。要求は、例えば、ホストによって参加者104に送信される電子メッセージに組み込まれたリンクから発信し、又は開始されてもよい。組み込みリンクを選択することによって、クライアント装置102は、サーバ108にアクセスして、ログイン及び/又は設定手順を開始してもよい(図6−8)。ブロック504において、サーバ108は、会議インターフェースにおいて参加者104を視覚的に表現するためのグラフィカル表現を選択するように参加者104を促してもよい。ブロック506において、サーバ108は、プロフィール又は連絡先情報(例えば、ユーザ関連情報130)を提供するように参加者を促してもよい。ブロック508において、サーバ108は、ユーザ選択及び/又は情報を受信してもよい。図6は、参加者104a−104cが会議に参加することを可能にするための例示的なログイン画面600を例示する。ログイン画面600は、「ファーストネーム」テキストフィールド、「ラストネーム」テキストフィールド、「Eメールアドレス」テキストフィールド、及び「電話番号」テキストフィールドを含む。また、ログイン画面600は、サーバ108及び/又は会議システム106が音声会議114に参加するためにユーザへの発信呼を開始することをユーザが要求することを可能にする。
図7−14には、仮想ロケーションビュー124の様々な実施形態が例示されている。 図7は、参加者104がユーザプロフィールを設定することを可能にする参加者設定画面700を例示する。図8は、ホスト104dが会議を設定してプロフィールをカスタマイズすることを可能にするホスト設定画面800を例示する。図9は、会議の例示的な会議所ビューを例示する。図10及び11は、仮想会議の例示的なタイルビューを例示する。図10及び11の実施形態では、タイル304は、グリッド形式で配置される。会議インターフェースは、様々な選択可能サイドパネルを更に含む。出席者パネルが参加者104を任意の所望のユーザ情報と共にリスト形式で表示してもよい。チャットパネルが、音声会議114の間、参加者がチャットすることを可能にしてもよい。地図パネルが、地図ビューにおける参加者104のロケーションを表示してもよい。図12は、比較的多数の参加者104との会議において望ましい会議インターフェースの例示的なシアタービューを例示する。この実施形態では、提示者として定義される参加者104がステージ上に表示されてもよく、他の参加者104がシアターの座席に表示されてもよい。シアタービューでは、適切なユーザインターフェースコマンド(例えば、マウスオーバ、マウスクリック、ホットキー等)によって連絡先情報がアクセスされてもよいが(図12)、参加者104は、視覚的な乱雑さを減らすために連絡先情報のないデフォルト状態で提示されてもよい。図13及び14は、会議テーブルの周囲に参加者104が配置される会議ルーム環境を仮想ロケーションが含む会議インターフェースの代替的な実施形態を例示する。
図15は、自動化ロケーションビュー設定モジュール424の実施形態を例示する。一般に、自動化ロケーションビュー設定モジュール424は、例えば、会議に参加した参加者104の数、会議の特徴等に基づいてロケーションビュー124を自動的に設定する機能性の論理を含む。ブロック1502において、仮想会議所118は、既定の第1のロケーションビュー124で設定される。これは、デフォルトのロケーションビュー124又はホスト及び/若しくは参加者104によって選択されたものであってもよい。ブロック1504及び1506において、1人以上の参加者が会議に参加して、第1のロケーションビューに追加される。ブロック1508において、会議インターフェース及び音声会議114が、クライアント装置102に同時に提供される。判定ブロック1510において、設定モジュール424は、追加の参加者104が会議に参加していることを決定する。設定モジュール424は、既存のロケーションビュー124が追加の参加者104には適切でないことを決定するように構成されてもよい。この決定は、参加者の数、又は、例えば、既存の参加者及び/若しくは新しい参加者に関連する他の情報に基づいて行われてもよい。ブロック1512において、設定モジュール424は、新しいロケーションビュー124を選択して、追加の参加者104を収容するように会議インターフェースを自動的に再設定する。
ロケーションビュー124は、メモリ404に記憶された1つ以上のモジュールにアクセス可能なデータベース1602(図16)に記憶されてもよいことが理解されるべきである。ロケーションビューデータベース1602は、様々な広告キャンペーンを広告者サーバ1604に提供するために利用されてもよい。例えば、広告者は、仮想会議所118にプロダクトプレースメント広告又は他の広告を提供することを望んでもよい。サーバ108は、データベース1604を介してこうした広告を管理してもよい。当業者であれば、データベース1604が音声会議114の間、仮想会議所118に提供されるライセンス資産(licensed assets)も更にサポートしてもよいことを理解するであろう。例えば、仮想会議所118は、ロケーションビュー1602において重役会議室、ホストのオフィス、又は現在のライセンス資産等の特有の設定に似ているようにカスタマイズされてもよい。
会議システム106は、サードパーティからの資産を認定して、仮想会議所118での使用のために参加者104による購入用にそれらを提供してもよい。
ライセンス資産は、サードパーティからライセンスされてロケーションビュー1602に提示される仮想会議所118用のライセンスロケーション、又はグラフィックス、音声、ビデオ、アイテム等を含んでもよい。例として、ライセンス資産は、参加者104として特定の有名人を表示すること、ロケーションビュー1602において芸術品(例えば、壁画、彫刻等)を表示することを含んでもよい。ライセンス資産とみなされる必要はないが、ライセンス資産は、仮想会議所118に提示され得る如何なるメディアの知的財産権の任意の実施形態を含んでもよいことが理解されるべきである。
会議システム106は、例えば、テレビ会議システム、VoIPベース(Voice Over Internet Protocol)システム、ウェブベース若しくはオンライン会議システム、又は任意の他の適切な会議プラットフォーム若しくはシステム等の任意の所望の会議システムをサポートするように構成されてもよい。図21−25は、会議インターフェースと統合可能な会議の音声部分をサポートするためのVoIP会議システム又はプラットフォームの複数の例示的な、非限定的な実施形態を例示する。VoIP会議システムは、容易に異なるプロトコルを処理し、リソースを付加分散して、フェイルオーバ状況を管理するように構成されてもよい。
図21は、VoIP会議システム2100の実施形態のブロック図である。 以下の記載では1つ以上のアプリケーション及び/又はサーバは、単一であり、クラスタ化され、又はシステム容量を増やし及び/又はシステム信頼性及び/又はシステム応答時間を改善するために負荷分散されてもよい。システムは、PSTN(公衆交換電話網)2108を介して電話2104、2106に結合されるゲートウェイ(GW)2102を備える。電話2104、2106は、公衆交換電話網形式を使用する。ゲートウェイ2102は、PSTN形式の発呼をコントロール部に、通常はSIP(Session Initiation Protocol)又はコントロール部、及びメディア部、通常はRTP(Real Time Protocol)に変換する。ゲートウェイ2102は、例えば、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)等又は任意の他の適切なネットワーク等のネットワーク110を介してプロキシ2110に接続する。プロキシ2110は、SIP情報をボイスサービスディレクタ(VSD)2112に渡す。VSD2112は、バック・トゥ・バックユーザエージェント(back−to−back user agent、UA)2114、2116を有する。1つのユーザエージェント2114は、元の発呼に関する終了点として作用する。一方で、他のユーザエージェント2116は、メディアサーバ2118と通信して制御する。また、VSD2112は、B2BUA(バック・トゥ・バックユーザエージェント)を介して又は別の機構及び/又はプロトコルを介して、何らかのバックオフィス通信プロトコル(BOC)を使用してバックオフィスサーバ2120と通信する。バックオフィス2120は、バックオフィスメッセージをルーティングするAPS2122(Advanced Protocol Server)、会議情報を保持してユーザパスコードを確認するDDS2124(Dialog Database Server)及びアクティブな会議に関する情報を追跡するACS2126(Active Conference Server)を含む多数のコントロールサービスを有する。なお、ACS2126は、様々なブリッジを会議に割り当て、ブリッジ間の付加分散も行う。メディアサーバ2118が特定の会議に指定されると、RTPメディア2129は、ゲートウェイ2102からメディアサーバ2118にルーティングされる。メディアサーバ2118は、音声(オーディオ、ビデオ、又はリアルタイムデータ)混合を行う。なお、各メディアサーバ2118は、各々が更に多数のポートを有する多数のブレードを有してもよい。結果として、所与のメディアサーバ2118が、多数の会議に対して音声混合を行ってもよい。メディアサーバ2118は、1つ以上の会議ブリッジ(即ち、ブリッジ2130)を含むブリッジアプリケーションに接続される。
ブリッジ2130は、ミュート、記録並びに会議作成及び破棄等の機能を含むアクティブな会議に対する制御機能を実行する。ユーザが電話としてコンピュータ2132又はVoIPハード電話を使用している場合、それらは発呼のSIP及びRTP部分を適切な場所にルーティングするプロキシ2110に直接接続することが出来る。電話2132は、PSTNではなくVoIP接続を利用する。
ブリッジ2130は、参照番号2134によって例示されるように、SIPプロトコルが使用可能にされる。SIPSHIM 2136(コントロールレイヤ)は、B2BUAの実装を含んでもよく、SIPプロトコル及びSIP信号イベントを直接処理するのではなく一般的な高レベルコマンドを介して、ブリッジアプリケーション2130が発呼者及びメディアサーバ2118と相互作用することを可能にする。
PSTNユーザが会議への発呼を行うと、発呼は、ゲートウェイ2102を介して、プロキシ2110を介して、VSD2112へとルーティングされる。VSD2112は、グリーティングを再生して、ユーザにパスコードを尋ねる。特定の会議を選択するだけでなく、所与の会議に関する会議リーダを区別するために異なるパスコードが使用されてもよい。こうしたパスコードは、VSD2112の要求時にDDS2124によって確認される。DNIS、ANI、パスコード、これらの任意の組み合わせ(顧客定義コード)に基づいて、一般的なグリーティングを再生するのではなく、特定のグリーティングがVSD2112によって選択されてもよい。次に、VSD2112は、会議がどのブリッジ2130に割り当てられるかをACS2126に尋ねる。次に、VSD2112は、発呼者を適切な会議ブリッジ2130に転送して、発呼者のメディアが会議に加えられる。
バック・トゥ・バックユーザエージェント2114、2116は、システムが会議リソースの故障に対処することを可能にする。電話2104からの発呼は、第1のユーザエージェント2114で終端される。メディアサーバ2118が機能を停止し又は未解決の故障の示唆を与える場合(故障モード)、第2のユーザエージェント2116は、発呼を別のメディアサーバ2118に再ルーティングするように指示される。また、バック・トゥ・バックユーザエージェント2114、2116は、システムが異なるプロトコルに対処することを可能にする。第1のユーザエージェント2114は、一般に、SIPプロトコル情報を受信するが、第2のユーザエージェント2116は、それが好都合であれば異なるプロトコルを使用することが出来る。これは、システム2100が異なるプロトコルを使用するリソース間で相互運用することを可能にする。
SIP/BOCチャネルに接続されるシステムが会議コントロールシステムの一部と見なされてもよいが、RTP又はメディアデータストリームに接続されたシステムは会議システムのデータ部分の一部であるように見なされ得ることが理解されるべきである。
図22は、会議プラットフォームを実装するための分散VoIP会議システム2200の実施形態のブロック図である。会議システム2200は、このシステムが分散型であって図21に記載のシステム等の複数のインスタンスを有することを除いて、図21に示されたものと同様である。多数の会議センター2202、2204、2206、2208が、地理的領域(例えば、国又は世界中)の異なるロケーションに設置される。各会議センター2202、2204、2206、2208は、ネットワーク110に結合される。また、1つ以上のゲートウェイ2210a、bがネットワーク110に結合され得る。また、VoIP電話又はVoIPベース企業2212がシステムに連結し得る。各会議センターは、一般的に、1つ以上のプロキシ2214a−d、VSD2216a−d、ブリッジ2218a−d及びメディアサーバ2220a−dを有するであろう。ソフトウェアベース分散型キャッシュ2222a−d又は他の情報共有機構(バックオフィス2201等)が、全てのVSD2216に利用可能になって、進行中の会議及び利用可能なリソースに関する共有情報を提供する。キャッシュ2222a−dは、ネットワーク110を介してこの情報を共有する。発呼はLA2204にあるプロキシ2214bに到着して、ニューヨーク2202にあるVSD2216aにルーティングされてもよい。VSD2216aは、東京2208にあるメディアサーバ2220d及びアトランタ2206にあるブリッジ2218cを選択してもよい。これにより、プロキシ2214、VSD2216及びブリッジ2118cがネットワーク110中の全ての利用可能なリソースを負荷分散することが可能になる。更に、フェイルオーバ状況では、ニューヨーク2202にあるVSD2216aは、東京にあるブリッジ2218dが応答していないことを検出し得る。こうした状況下では、VSD2216は、会議をアトランタのブリッジ2218cにリダイレクトすることが可能である。
図23は、仮想会議所アプリケーション116が実装され得る適切な会議プラットフォームの別の実施形態のブロック図である。この実装は、分散型VoIP会議システムVOIPを使用する分散型会議を用いる。図23は、どのようにして分散型リソースが共有され得るかを示す。システム2300は、複数のメディアサーバ2302、2304、及び2306を備え、各々は多数の会議ポートリソースを提供してもよい。例えば、会議2308がメディアサーバ2302で開始したとする。その会議に入って5分で、メディアサーバ上で10ポートのみが未使用のままであるが、新たに20人がその会議への参加を希望している。こうした人々は、他のメディアサーバに割り当てられ得る。例えば、10ポート2310がメディアサーバ2304で使用可能であり、10ポート2312がメディアサーバ2306で使用可能である。各々が自身の発呼者10人に加えて1つのメディア(RTP)リンキングポートを使用する他の2つのメディアサーバにRTP又はメディアをリンクさせるために、2つの追加の会議ポートが元の会議及びメディアサーバ2302から要求されてもよい。たとえ1つ以上のメディアサーバがブリッジのロケーションに対してリモートロケーションに設置されている場合でも、単一のブリッジ2318が、SIP2320又は別のプロトコルを介して全ての3つのメディアサーバ2302、2304及び2306並びに3つの会議2308、2310及び2312を制御してもよい。また、会議ブリッジアプリケーションは、高レベルでリンクされてもよく、各ブリッジ2314、2318はそれ自身のメディアサーバリソースを制御し、SIPを含み得る何らかの形態のバックオフィス通信(BOC)を介してリンクされる。会議メディア(RTP)リンキングは、親として機能する1つのブリッジから開始されてもよく、複数の従属又は子会議が他のメディアサーバで、可能であれば他のブリッジにおいてもインスタンス化される。
この手法は、全ての子会議が収束する共通の焦点を有することによって音声待ち時間を最小化する。しかしながら、この手法は、親会議に対してより多くの「リンキング(linking)」ポートを使用してもよい。よって、初期会議は子会議に非推奨であってもよいが、第2の会議が親(又は継親)に割り当てられることによって、全ての会議に関するメディアは、焦点としての第2の会議にリンクされる。第2の会議をインスタンス化すると、将来に更なる子会議をリンキング可能にするために十分なポートが予約されてもよい。
また、会議をリンキングするこの手法は、多数の発呼者が異なる地理領域に、又は可能であれば標準VoIPネットワーク若しくは独自のネットワークの組み合わせ等の異なる種類のネットワーク上に設置される場合に適用されてもよいが、これらは互いにリンクされる必要がある。全ての発呼者を単一のロケーションに接続させるのではなく、各領域又はネットワークは、地域ブリッジに接続されてもよく、それからブリッジ及びメディアが互いにリンクされる。これは、同じ領域にいる発呼者に対する音声待ち時間を最小化して、更にメディア搬送及び/又は変換コストを減らしてもよい。また、各領域又はネットワークは、必要に応じて親及び子会議を使用することも可能である。また、異なる領域又はネットワーク内の2つの親(又は継親)会議のみが、互いにリンクされるメディアを有するであろう。
図24は、PSTNを介して参加者104との発呼を確立するための方法2400の実施形態を例示する。ゲートウェイ2102が、PSTNから着信呼2402を受信する。ゲートウェイ2102は、PSTN発呼をコントロール(SIP)部分及びメディア(RTP)部分に変換する。図24は、ゲートウェイ2102に結合される発呼のSIP部分を示す。SIP部分は図示されていない。この図面はメディアとは対照的なコントロールメッセージ(SIP)を詳述するので、RTPも図24には図示されていない。プロキシ2110が、着信呼2402のコントロール部分をVSD2112に転送する。VSD2112は、発呼2406に応答して、パスコードの入力を要求する1つ以上のプロンプトを発呼者に再生する。発呼者が、例えば、DTMFによって、発話者独立音声認識によって、又は他の手段によって必要な情報を入力した後で、元の発呼に対するメディアは待機させられる2408。次に、VSD2112は、パスコードが有効であるかどうかを確認するためにバックオフィスシステムに問い合わせて、有効であれば、発呼者はバックオフィスシステムによって特定されるブリッジ2130に転送される2410。発呼者が電話を切ると2412、ゲートウェイ2102はブリッジ2130にこのイベント2412を通知し、それによって、発呼は両端において終端される。
発呼の間、会議の及び個人ユーザの状態は、発呼者によってDTMFを介して、又は、例えば、バックオフィスを介してブリッジ2130に結び付くウェブベースインターフェース等、ユーザがブリッジ2130に直接又は間接的にアクセスすることを可能にする任意の他の機構からコントロール可能である。続いて、ブリッジ2130は、使用中のメディアサーバをコントロールするであろう。
VSD2112及び会議ブリッジ2130について、発呼者が電話の数字を押すと、数字の押下はRTP音声メディアストリーム内のインバンドトーンとして渡されてもよく、又はRTP内で伝達される電話イベント信号プロトコルにゲートウェイ2102によって選択的に変換されてもよい。いずれの場合も、数字の押下は、メディアサーバによって検出されて、VSD2112又はブリッジアプリケーションに報告される。上記は、典型的な会議ユーザの基本的発呼の流れである。
図25は、図24からの同一の発呼の流れを示すが、PSTNではなくネイティブVoIP発呼が起源である。主な相違は、ゲートウェイ2102が使用されないことである。こうした流れの変化は、例えば、発呼者が転送されるときにブリッジが応答出来ない等、発生し得るエラー条件を処理するためにも必要とされる。これらは明確性のために省略されている。
図24及び25の方法で利用されるSIPコマンドが例示目的で以下に記載される。
SIP:Session Initiation Protocolである。主としてIETF標準RFC3261によって定義される。 SIPは、インターネット電話発呼等のマルチメディアセッションを確立、修正、及び終端することが可能なアプリケーション層コントロールプロトコルである。
INVITE:SIPベース通信セッション(SIP「dialog」と呼ばれる)を設定(開始)又は修正するために使用されるSIP要求方法である。
SDP:Session Description Protocolである。マルチメディアセッションを記述するためにテキストベースメッセージフォーマットを定義するIETFプロトコルである。バージョン番号、連絡先情報、ブロードキャスト回数並びに音声及びビデオ符号化種類等のデータがメッセージに含まれる。
ACK:Acknowledgementである。SIPセッション又は「dialog」の確立又は再交渉を成立させるためにSIPINVITE処理内で使用されるSIP要求である。
100、200、202:SIP要求の発信者に戻されるSIP応答コードである。応答コードは、所与の要求に対する特定の結果を示唆する。
NOTIFY:別のSIPセッション又は「dialog」の状態に関する情報をSIPセッションへ伝達するために使用されるSIP要求方法である。
REFER:異なるSIP目的地にSIPセッションの一端を転送するために使用されるSIP要求方法である。
Sipfrag:SIP fragmentである。SIP NOTIFYメッセージの本体の一部として送信される、別のSIPセッションからのSIPメッセージ(応答コード等)の断片である。
BYE:既存のSIPセッション又は「dialog」を終端するために使用されるSIP要求方法である。
上記のような会議システム又は他の会議システムは、様々な強化された通信機能を提供するためにソーシャルネットワークシステムとインターフェース接続してもよい。図31は、通信ネットワーク110を介してクライアント装置102と通信し得る会議システム106及びソーシャルネットワークシステム3102を備えるコンピュータシステム3100を例示する。図31の実施形態では、会議システム106は、上記のように構成されて、1つ以上のサーバ108、ソーシャルネットワーク統合モジュール414、会議インターフェース、及び1つ以上のデータストア3110を備える。以下により詳細に記載されるように、ソーシャルネットワーク統合モジュール414は、例えば、ソーシャルネットワーク統合モジュール414が、API(application programming interface)3108を介して、ソーシャルネットワークシステム3102と通信することを可能にする。会議システム106及び/又はソーシャルネットワークシステム3102は、データ、アプリケーション、又は任意の他の記憶されたコンテンツ又は各システムと関係付けられる機能性にアクセスしてもよい。
ソーシャルネットワーク統合モジュール414は、任意の所望のソーシャルネットワークシステム3102とインターフェース接続するように構成されることが理解されるべきである。しかしながら、統合システムの一般的原理を例示するために、ソーシャルネットワークシステム3102の様々な例示的な実施形態が記載されるであろう。
ソーシャルネットワークシステム3102は、一般に、例えば、クライアント又はウェブブラウザ3110を介してソーシャルネットワークウェブサイト3106をクライアント装置102に提供するための1つ以上のサーバを備える。ソーシャルネットワークシステム3102は、会議システム106等の他のコンピュータシステムにアプリケーションプログラムインターフェース(API)3108を見せてもよい。API3108は、サードパーティアプリケーションがソーシャルネットワークシステム3102によってメンバ3201に提供されるデータ、コンテンツ、又は任意の他の記憶されたコンテンツ若しくは機能性にアクセスすることを可能にする。
ソーシャルネットワークシステム3102は、そのメンバ3201にソーシャルネットワークの他のメンバ3201と通信及び相互作用する能力を提供する。メンバ3201は、ソーシャルネットワークシステム3102に参加してから、接続されることを希望する多数の他のメンバ3201への接続を追加してもよい。接続は、メンバ3201によって明示的に追加されてもよい。例えば、メンバ3201は、フレンドになるために特定の他のメンバ3201を選択してもよく、又はソーシャルネットワークシステム3201は、メンバの共通の特徴(例えば、同じ教育機関、組織等の卒業生であるメンバ等)に基づいて接続を自動的に推薦又は生成してもよい。本明細書で使用されている用語「フレンド」は、ソーシャルネットワークシステム3102を介してメンバが接続、関連、又は関係を形成した任意の他のメンバを意味する。ソーシャルネットワークにおける接続は、通常は双方向であるが、必要ではないので、用語「メンバ」、「フレンド」又は「フォロワ」は、基準枠に従ってもよい。例えば、ボブとジョーの双方がメンバであってウェブサイトで互いに接続されている場合、ボブとジョーの両メンバは、互いのフレンドでもある。メンバ間の接続は、直接接続であってもよい。しかしながら、ソーシャルネットワークシステム3201の一部の実施形態は、接続が、1つ以上のレベルの接続を介して間接的であることが可能であってもよい。フレンドという用語は、メンバ3201が実生活で友人である必要はないことが理解されるべきである。それは、単に、ソーシャルネットワークシステム3102における接続を示唆する。
ソーシャルネットワークシステム3102は、様々な種類のコンピュータシステムに実装されてもよい。ソーシャルネットワークシステム3102の実装は、メンバ3201が互いと通信し、互いとの接続を形成し、情報を記憶して、特に興味のあるオブジェクトを共有するための機構を提供してもよい。以下に記載の実装は、ウェブベースインターフェース等の通信ネットワーク110を介して(例えば、ブラウザ3110を介して)、クライアント装置102においてメンバ3201と相互作用するソーシャルネットワークウェブサイト3106を含む。しかしながら、様々なクライアント及びサーバアプリケーション(例えば、非ウェブベースアプリケーション)を使用してクライアントと通信する1つ以上のサーバ3104等の他の実装も可能である。更に、ソーシャルネットワークシステム3102は、集中サーバを含まなくてもよく、代わりに、例えば、メンバ3201が他の機能を通信及び実行することを可能にするクライアント装置102で実行されるピア・トゥ・ピアアプリケーションを有するピア・トゥ・ピアシステムとして実装されてもよい。一例は、セルラネットワーク上でショートメッセージサービス(SMS)を介して通信するスマートフォンのピア・トゥ・ピアネットワークである。以下に記載のソーシャルネットワークウェブサイト3106の実施形態は、ソーシャルネットワークシステムの様々な他の実装に適合されてもよいことが理解されるべきである。
図32は、一実施形態では、ソーシャルネットワークウェブサイト3106として実装されるソーシャルネットワークシステム3102を例示する。ソーシャルネットワークウェブサイト3106は、少し例を挙げると、互いと通信し、又はフレンドが関連している活動、フレンドがインストールしているアプリケーション、及び他のフレンドの活動についてのフレンドによって行われるコメント等の興味のある情報を入手するための様々な機構をそのメンバ3201に提供する。メンバ間の通信の機構は、ソーシャルネットワーク通信チャネル3202と呼ばれる。一実施形態では、通信チャネル3202は、ソーシャルネットワークウェブサイト3106及び/又はソーシャルネットワークウェブサイト3201自体の2人以上のメンバ3201間の通信を容易にするコンピュータ利用通信機構である。
図32は、様々な例示的な通信チャネル3202の実施形態を例示するが、様々な修正、変更等がソーシャルネットワークウェブサイト3106に実装されてもよいことが理解されるべきである。招待チャネル3204が、ユーザ間で1つ以上の招待を伝達する。招待は、例えば、メンバ3201がフレンドにアプリケーションをインストールすることを勧める等、メンバ3201が別のメンバ3201に何かするように勧めることによって送信されるメッセージである。通知チャネル3210は、メンバ3201に関する何らかの活動がソーシャルネットワークウェブサイト3106で起こったことをメンバ3201に通知するメッセージを伝達する。Eメールチャネル3206は、メンバ3201がEメールによって通信することを可能にする。ウォール投稿チャネル3212は、メンバ3201がフレンド間で情報を共有することを可能にする。ウォールは、メンバ3201がフレンド間で共有される情報を提供することを可能にするアプリケーションである。メンバのウォールに書かれたメッセージは、ウォール投稿と呼ばれる。メンバは、任意のフレンドのウォールだけでなく、自身のウォールにも投稿することが出来る。メンバ3201の友人が、彼のウォールに何が書かれているかを見てもよい。ニューズフィードチャネル3208は、メンバ3201に、メンバの友人の活動を通知する。ニューズフィードは、メンバの友人が、アプリケーションの追加、写真へのコメント、又は新たなフレンドの作成等の様々な活動を行うと絶え間なく更新される。一実施形態では、ニューズフィードは、例えば、ブログ又は他のオーサリングツール等のオンライン発行システムと統合されてもよい。ミニフィードチャネル3214は、メンバ3201によって行われる行動をリストするミニフィードを提供する。例えば、メンバ3201は、自身のソーシャルネットワークに新たなフレンドを追加し、又は所定のアプリケーションをインストールしたとしてもよい。1つ以上のメンバの活動が、そのメンバのミニフィードにリストされてもよい。
他のメンバ3201との相互作用に加えて、ソーシャルネットワークウェブサイト3106は、ソーシャルネットワークシステム3102によってサポートされる様々な種類のアイテムに対して行動を取る能力をメンバ3201に提供する。こうしたアイテムは、メンバ3201が所属するグループ又はソーシャルネットワーク(ソーシャルネットワークは、物理的な通信ネットワークを意味するのではなく、人々の社会的ネットワークを意味する)、メンバ3201が興味を引かれ得るイベント又はカレンダのエントリ、メンバ3201がソーシャルネットワークウェブサイト3106を介して使用し得るコンピュータベースアプリケーション、及びメンバ3201がソーシャルネットワークウェブサイト3106を介してアイテムを購入、売却、オークション、レンタル、又は交換することを可能にする取引を含んでもよい。これらは、メンバ3201がソーシャルネットワークウェブサイト3106において作用するアイテムの一部の例に過ぎず、多くの他のアイテムが可能である。
図32の実施形態に例示されるように、ソーシャルネットワークウェブサイト3106は、メンバ3201がソーシャルネットワークウェブサイト3106上で相互作用し得る異なる種類のアイテムに対する多数のオブジェクトを維持する。一実施形態では、こうしたオブジェクトは、メンバプロフィール3220、グループオブジェクト3222、イベント3216、アプリケーションオブジェクト3218(以降ではそれぞれプロフィール3220、グループ3222、イベント3216、及びアプリケーション3218と呼ばれる)を含む。一実施形態では、オブジェクトは、その関連するアイテムのインスタンスごとにソーシャルネットワークウェブサイト3106によって記憶される。例えば、メンバプロフィール3220は、ソーシャルネットワークウェブサイト3106に参加するメンバ3201ごとに記憶され、グループ3220は、ソーシャルネットワークウェブサイト3106に定義されるグループごとに記憶される等である。オブジェクトの種類及び各々に対して記憶されるデータは、以下により詳細に記載される。
ソーシャルネットワークウェブサイト3106のメンバ3201は、ソーシャルネットワークウェブサイト3106上で各行動が1つ以上のオブジェクトと関係付けられる特定の行動を取ってもよい。メンバ3201がオブジェクトに関連して実行し得る行動の種類は、オブジェクトごとに定義されて、オブジェクトによって表されるアイテムの種類に従ってもよい。特定の行動が複数のオブジェクトと関係付けられてもよい。以下の記載は、オブジェクトごとに取られ得る多数の行動に加えて、ソーシャルネットワークウェブサイト3106について定義され得る特定の種類のオブジェクトの多数の例示である。オブジェクト及び行動は例示目的で提供されているに過ぎず、当業者であれば無限の変種及び機能がソーシャルネットワークウェブサイト3106において提供され得ることを容易に理解するであろう。
ソーシャルネットワークウェブサイト3106は、ウェブサイト3106のメンバごとにメンバプロフィール3220を維持する。特定のメンバ3201が別のメンバ3201に対して取る任意の行動が、データベース又は行動ログ3310(図33)等の他のデータ倉庫に維持される情報を介して、各メンバのプロフィール3220と関係付けられる。記録される行動は、例えば、他のメンバ3201への接続を追加すること、他のメンバにメッセージを送信すること、他のメンバ3201からのメッセージを読むこと、他のメンバ3201と関係付けられるコンテンツを見ること、別のメンバ3201によって投稿されるイベントに出席することを含んでもよい。更に、他のオブジェクトに関連して以下に記載される多数の行動は特定のメンバ3201を対象とするものであってもよく、この場合、こうした行動はメンバ3201とも関係付けられてもよい。
グループ3222は、メンバ3201のグループ又はネットワークに対して定義されてもよい。例えば、メンバ3201は、グループが特定のバンドに関するファンクラブであると定義してもよい。ソーシャルネットワークウェブサイト3106は、そのファンクラブに関するグループ3222を維持し、それはバンドに関する情報、バンドによるメディアコンテンツ(例えば、歌曲又は音楽ビデオ)、及びグループのメンバ3201がバンドについてコメントし得る掲示板を含むであろう。この点で、グループ3222に関して可能なメンバの行動は、グループに参加すること、コンテンツを見ること、歌曲を聴くこと、ビデオを観ること、及び掲示板にメッセージを投稿することを含んでもよい。
イベント3216が、誕生パーティ等の特定のイベントについて定義されてもよい。メンバ3201が、時間と場所及び招待客のリスト等のイベントに関する情報を定義することによってイベント3216を作成してもよい。他のメンバ3201は、招待を受け、イベントについてコメントし、自身のコンテンツ(例えば、イベントの写真)を投稿して、イベント3216についてソーシャルネットワークウェブサイト3106によって可能にされる任意の他の行動を実行してもよい。イベントの招待客及びイベントの作成者は、そのイベント3216と関係付けられる様々な行動を実行してもよい。
また、ソーシャルネットワークウェブサイト3106は、メンバ3201がプロフィールにアプリケーション3218を追加することを可能にする。こうしたアプリケーションは、ソーシャルネットワークウェブサイト3106内で向上したコンテンツ及び相互作用性を提供する。それは、ソーシャルネットワークシステムにホスティングされたアプリケーションごとにアプリケーションオブジェクト3218を維持する。アプリケーションは、ソーシャルネットワークシステム3102、会議システム106、及び/又はサードパーティ開発者によって提供されてもよい。ソーシャルネットワークシステム3102及び会議システム106は、各コンピュータシステム間でアプリケーションを共有してもよい。アプリケーションによって提供される任意の機能性の使用は、アプリケーション3218に関連するメンバ3201による行動を構成してもよい。行動は、受動的であってもよく、メンバ3201による積極的な参加を必要としなくてもよい。提供されるアプリケーションの範囲及び種類は、アプリケーション開発者の創造性及び創作性によってのみ限定される。アプリケーションは、一般的には、ソーシャルネットワークウェブサイト3106のサーバで実行されるサーバ側コードとして書かれるが、他の実施形態では、アプリケーションは、必要に応じてクライアント側コード又はそれらの組み合わせを使用してもよい。メンバ3201がソーシャルネットワークウェブサイトのサイト3106にログインすると、システムは、どのアプリケーションをユーザがインストール(例えば、登録、購入等)しているかを決定してから、ソーシャルネットワークウェブサイト3106の基本的な機能性と併せてこのようなアプリケーションをロードして実行する。
メンバ3201がソーシャルネットワークウェブサイト3106上で行動を取ると、行動は行動ログ3312に記録される。一実施形態では、ソーシャルネットワークウェブサイト3106は、データベースのエントリとして行動ログ3312を維持する。行動が取られると、ソーシャルネットワークウェブサイト3106は、その行動に対するエントリをログ3312に追加してもよい。行動ログ3312は、任意の以下の又は他の種類の情報、即ち、行動が起こったときのタイムスタンプ、行動を実行したメンバに関する識別子、行動が向けられたメンバ3201に関する識別子、実行された行動の種類についての識別子、行動(例えば、アプリケーション)によって作用されたオブジェクトについての識別子、及び行動と関係付けられるコンテンツを維持してもよい。ソーシャルネットワークウェブサイト3106で可能な多くの種類の行動は、この情報の全てを要求する必要はないことが理解されるべきである。
ソーシャルネットワークウェブサイト3106は、一般に、メンバ3201が互いと通信し又は相互作用して、上記のコンテンツ及び/又は機能性にアクセスすることを可能にするコンピュータシステムを含む。ソーシャルネットワークウェブサイト3106は、例えば、メンバプロフィールストア3302にメンバプロフィール3220を記憶する。メンバプロフィール3220は、メンバを記述してもよい。例えば、伝記的、人口的、並びに職歴、学歴、趣味又は嗜好及びロケーション等の他の種類の記述的情報を含む。ソーシャルネットワークウェブサイト3106は、異なるメンバ3201の間の1つ以上の関係を記述するデータを更に記憶する。関連情報は、類似若しくは共通の職歴、グループ会員、趣味又は学歴を有するメンバ3201を示唆してもよい。ソーシャルネットワークウェブサイト3106は、異なるメンバ3201間でメンバ定義の関連性を含んでもよく、それによって、メンバ3201が他のメンバ3201との関係を特定することが可能になる。例えば、メンバ定義の関係性は、友人、同僚、パートナー等の実生活の関係性と同等である他のメンバ3201との関係性をメンバ3201が生成することを可能にしてもよい。メンバ3201は、既定の種類の関係性から選択し、又は自身の関係性を必要に応じて定義してもよい。
会議システム106がソーシャルネットワークシステムでデータ及び/又はアプリケーションを共有し得る態様を更に例示するために、図33は、ソーシャルネットワークウェブサイト3106のブロック図を示す。この実施形態では、ソーシャルネットワークウェブサイト3106は、ウェブサーバ3104、行動ロガー3316、行動ログ3312、メンバプロフィールストア3302、アプリケーションデータストア3306、グループストア3310、及びイベントストアを含む。他の実施形態では、ソーシャルネットワークウェブサイト3106は、様々なアプリケーションに関して追加の、少ない、又は異なるモジュールを含んでもよい。ネットワークインターフェース、セキュリティ機構、ロードバランサ、フェイルオーバサーバ、管理及びネットワーク操作コンソール等の従来の構成要素は、システムの詳細を不明確にしないために図示されていない。
ウェブサーバ3104は、ネットワーク110を介してソーシャルネットワークウェブサイト3106をクライアント装置102にリンクする。ウェブサーバ3104は、例えば、Java(登録商標),Flash,XML等の他のウェブ関連コンテンツと共に、ウェブページを提供する。ウェブサーバ3104は、ソーシャルネットワークウェブサイト3106、クライアント装置102、及び会議システム106の間でメッセージを受信してルーティングするためのメールサーバ又は他のメッセージ機能を含んでもよい。メッセージは、インスタントメッセージ、待ち行列型メッセージ(例えば、Eメール)、テキスト及びSMSメッセージ、又は任意の適切なプロトコルを使用する任意の他の適切なメッセージング技術であり得る。
行動ロガー3316は、ソーシャルネットワークウェブサイト3106についての及び/又はそれ以外のメンバ行動に関するウェブサーバ3104から通信を受信することが可能である。行動ロガー3316は、追跡するためのメンバの行動に関する情報を行動ログ3312に入力する。
上記のように、ソーシャルネットワークウェブサイト3106は、ソーシャルネットワークウェブサイト3106上でメンバが相互作用し得る多数の異なる種類のオブジェクトに関するデータを維持する。この点で、メンバプロフィールストア3302、アプリケーションデータストア3306、グループストア3310、及びイベントストア3308の各々は、ソーシャルネットワークウェブサイト3106によって維持される対応する種類のオブジェクトのインスタンスを記憶する。各オブジェクトの種類は、オブジェクトの種類に適切な情報を記憶するのに適した情報フィールドを有する。例えば、イベントストア3308は、イベントについての時間及びロケーションを含むデータ構造を含んでもよく、メンバプロフィールストア3302は、メンバのプロフィール3220を記述するのに適したフィールドを有するデータ構造を含んでもよい。特定の種類の新しいオブジェクトが作成されると、ソーシャルネットワークウェブサイト3106は、対応する種類の新しいデータ構造を初期化し、一意のオブジェクト識別子をそれに割り当てて、必要に応じてオブジェクトにデータを追加し始めてもよい。
会議システム106がデータ及び/又は機能性を共有し得るソーシャルネットワークシステム3102の例示的な実施形態が記載されており、ソーシャルネットワーク統合モジュール414の追加の実施形態の動作が図34−36を参照して記載されるであろう。図34は、音声会議114及び会議インターフェースを参加者104に提示するためのグラフィカルユーザインターフェース3400の別の実施形態を例示する。グラフィカルユーザインターフェース3400は、第1の部分3402、第2の部分3404、及び第3の部分3406を含んでもよい。会議インターフェースは、第1の部分に提示されてもよい。第2の部分3404及び第3の部分3406は、例えば、API3108を介してソーシャルネットワークシステム3102に関連する通信機能にアクセスするためのユーザインターフェース機構を含んでもよい。第2の部分3404及び第3の部分3406は、第1の部分3402とは別の画面に提供されてもよいことが理解されるべきである。グラフィカルユーザインターフェース3400は、関係付けられるコンテンツ及び/又は機能性にアクセスするために任意の所望のレイアウト及び他のユーザインターフェース機構を利用してもよい。
一実施形態では、第1の部分3404は、音声会議114の間にコンテンツをキャプチャするための入力機構を備えてもよく、それは1つ以上のソーシャルネットワーク通信チャネル3202(図32)に投稿され得る。入力機構は、参加者がテキストを入力し、写真及び/又はビデオをアップロードし、招待状を送信し、グループに参加すること等を可能にしてもよい。コンテンツは、任意の形態のコンテンツを含んでもよく、参加者104によって特定され又はクライアント装置102でハードウェア及び/又はソフトウェアによってキャプチャされてもよい。
図35に例示されるように、動作中に、会議システム106は、参加者104との音声会議114を確立する(ブロック3502)。ブロック3504において、会議システム106は、参加者104によって操作されるクライアント装置102にグラフィカルユーザインターフェース3400を提示する。ブロック3506において、音声会議114の間の任意の時点で、参加者104は、ソーシャルネットワークシステム3102に提供されるコンテンツを入力又は特定する。ブロック3508において、ソーシャルネットワークシステム3102に要求が送信される。要求は、クライアント装置102(例えば、ブラウザ3110)又は会議システム106から発生してもよい。ソーシャルネットワークシステム3102は、発信者への応答を送信して、コンテンツが参加者のプロフィール3220に追加されることを可能にしてもよい(ブロック3512)。コンテンツは、要求と共に又は後続の追加のメッセージを介して提供され得ることが理解されるべきである。更に、要求は、参加者104を自動的に認証するために参加者の認証情報(例えば、ユーザネーム、パスワード等)を含んでもよい。他の実施形態では、参加者104は、会議システム106又はソーシャルネットワークシステム3102のいずれかによって認証用の認証情報を入力するように促されてもよい(ブロック3510)。
図36は、会議システム106とソーシャルネットワークシステム3102との間でコンテンツを共有する方法の別の実施形態を例示する。音声会議114を確立してグラフィカルユーザインターフェース3400を提示した後で(ブロック3602及び3604)、会議システム106又はソーシャルネットワークシステム3102は、参加者に認証用の認証情報を入力するように促してもよい。ブロック3606において、参加者104は、ソーシャルネットワーク機能にアクセスするために認証されてもよい。認証は、参加者104が会議システム106にログインするときに実行されてもよく、又は参加者104がソーシャルネットワーク機能がアクセスされているときに認証用の認証情報を促されてもよい。更に、一実施形態では、会議システム106は、参加者104がソーシャルネットワークプロフィール3220を使用することによって会議システム106にアクセスすることを可能にしてもよい。このようにして、認証が要求される場合に、ソーシャルネットワークシステム3102によって別に認証する必要性がなくてもよい。
参加者104がソーシャルネットワークシステム3102へのアクセスについて適切に認証されると、ブロック3608において、ソーシャルネットワークシステム3102からのデータ(例えば、通信チャネル3202)がグラフィカルユーザインターフェース3400と統合されてもよい。データは、第2の部分3406に提示されてもよく、上記の任意のデータ、又は任意の他のデータ、及び/又はソーシャルネットワークシステム3102と関係付けられる機能性を含んでもよい。上記のように、データは、API3108を使用してアクセスされてもよく、その場合、適切な要求及び応答がクライアント装置102又は会議システム106から送信され(ブロック3608)、且つそれによって受信されてもよい。また、参加者104は、ユーザインターフェースコントロール3408を介してソーシャルネットワークアプリケーション3218にアクセスしてもよい。参加者104は、コントロール3408を選択又は接触してもよく、それは、参加者のソーシャルネットワークプロフィール3220と関係付けられるアプリケーション3218に参加者104がアクセスすることを可能にするメニューをトリガしてもよい。
図50−61を参照すると、会議システム106は、音声会議114に参加し又は会議インターフェースを見る必要性無しに、音声会議114に関する情報及び関連する会議を参加者104が受信することを可能にするアラート/通知機能をサポートしてもよい。アラート/通知機能は、一般に、音声会議114及び会議インターフェースに提示されるコンテンツ/機能性を監視して、アラート、通知、又は他のメッセージ(集合的に、「アラート」と呼ばれる)を参加者104に提供するための論理を含む。アラートは、ブラウザ3110、オペレーティングシステム5004、GUI132、マイクロフォン、及び、例えば、タッチスクリーン5004等を含む、任意のメディアで具現化され且つコンピュータ装置によってサポートされるハードウェア及び/若しくはソフトウェア要素を介して提示可能な音声、ビデオ、テキスト、グラフィック、又は他の情報を含む。
図50に例示される実施形態では、アラート/通知機能は、クライアント装置102上のメモリ404(図4)に常駐してプロセッサ402によって実行される会議通知アプリケーション5002を含む。会議通知アプリケーション5002と関係付けられる論理は、会議システム106又は他のコンピュータ装置、システム等において設置され、及び/又は制御されてもよいことが理解されるべきである。
一般的な動作では、会議通知アプリケーション5002は、会議システム106によって監視される様々なイベントに基づいてアラートを提供してもよい。 例えば、会議通知アプリケーション5002は、参加者の名前、現在の参加者の数等を示すことによって、いつ音声会議114又は会議が開始したかをホストに通知して、誰が音声会議114に参加し又は会議にアクセスしたかをホストに警告してもよい。アラートは、例えば、会議API4302、又は他のアラートプロトコル、サービス、方法等を使用してコンピュータ装置102によって、会議システム106からアラートが「プッシュ」されるプッシュ方法、会議システム106からアラートが「プル」されるプル方法を使用して実装されてもよい。参加者104が音声会議114又は関連する会議に参加すると、会議システム106は、参加者104の数のカウンタ及び識別を維持して、ホストに関連する又は他の情報を提供する。また、会議通知アプリケーション5002は、ホストがアプリケーション内から(例えば、メニュー、キーショートカット、又は他のユーザインターフェースコントロールを介して)会議インターフェースに好都合にアクセスして、仮想会議の前又は間に会議、通知又はアカウント設定を修正することを可能にしてもよい。
会議通知アプリケーション5002は、ユーザがアプリケーションを立ち上げ又はアプリケーションの所定の機能若しくは特徴に好都合にアクセスすること(例えば、リモート又はローカル設定を設定する、仮想会議に参加する等)を可能にするためのユーザインターフェースコントロールを取り入れてもよい。ユーザインターフェースコントロールは、例えば、オペレーティングシステム5004の設定、GUI132、ディスプレイの種類及び/又はサイズ、並びに他のハードウェア及び/又はソフトウェア特性によって様々な方法で提示されてもよい。
図51は、会議通知アプリケーション5002にアクセスするためにデスクトップ環境5100に実装されるユーザインターフェースコントロール5118の実施形態を例示する。デスクトップ環境5100は、1つ以上のアイコン、フォルダ、壁紙、ウィジェット、又はシステムと関係付けられる他のデスクトップオブジェクトを表示し得るデスクトップ5102を含む。デスクトップオブジェクトは、ユーザが、オペレーティングシステム5004及び/又はコンピュータ装置102の他のソフトウェア又は機能の態様を容易にアクセス、設定、又は修正することを可能にする。図51の実施形態では、デスクトップ5102は、システムアプリケーショントレイ5104、ファイルを整理するための1つ以上のフォルダアイコン5108、及びコンピュータ装置102に記憶されたファイルにアクセスするための階層フォルダ構造にアクセスするためのハードドライブアイコン5106を表示してもよい。
ユーザインターフェースコントロール5118は、デスクトップ5102内の任意の場所に表示されてもよい。図51では、ユーザインターフェースコントロール51は、システムアプリケーショントレイ5104に表示される。システムアプリケーショントレイ5104は、様々なアイコン(例えば、検索アイコン5110、バッテリレベルアイコン5112、システム時間アイコン5114、音量アイコン5116、又は任意の他のシステムアイコン、アプリケーションアイコン、又はユーザ定義アイコン)を表示してもよい。
図52は、会議通知アプリケーション5002の所定の態様へのユーザアクセスを提供するためのユーザインターフェースコントロール5214の別の実施形態を例示する。この実施形態では、コンピュータ装置102は、タッチスクリーンディスプレイ5004を有する携帯電話5200を含む。タッチスクリーンディスプレイ5004は、例えば、指若しくは手又はスタイラス、ペン、又は他のオブジェクト等の受動オブジェクトによって表示領域内の接触の存在及び場所を検出することが可能なディスプレイ装置を含む。タッチスクリーンディスプレイ5004は、任意の現在の又は将来のタッチスクリーン技術に基づいてもよく、関連する機能を実行するために様々な形態の入力ジェスチャを利用してもよい。
タッチスクリーンディスプレイ5004は、細い間隙によって分離される2つの薄い金属の導電性の層を有する抵抗性タッチスクリーンパネルを含んでもよい。指等のオブジェクトがパネルの外面の表面上の点を押下すると、2つの金属層はその点において接続される。それから、タッチスクリーンパネルは、接続された出力によって1対の分圧器として動作する。これは、接触イベントとして登録されて処理するためにコントローラ(例えば、プロセッサ402)に送信される電流の変化を引き起こす。
タッチスクリーンディスプレイ5004は、タッチスクリーンパネルを通過する超音波を使用する表面音響波(SAW)技術を使用して実装されてもよい。パネルが接触されると、波の一部が吸収される。超音波のこの変化は、接触イベントの位置を登録して、プロセッサ402にこの情報を送信する。
別の実施形態では、タッチスクリーンディスプレイ5004は、容量性タッチスクリーンパネルを介して容量性感知をサポートする。容量性タッチスクリーンパネルは、インジウムスズ酸化物等の透明導電体で覆われるガラス等の絶縁体を含む。人体もまた導電体であるので、スクリーンの表面に接触すると、静電容量の変化として測定可能な局所的静電界の歪みが生じる。接触の場所を決定するために異なる技術が使用されてもよい。場所は、ユーザの接触又はジェスチャが会議通知アプリケーション5002の特定の機能にどのように関連するかを計算するプロセッサ402に渡されてもよい。
また、タッチスクリーンディスプレイ5004は、表面静電容量の実装をサポートしてもよい。そこでは、絶縁体の片側のみが導電層で覆われている。このような実装では、小さな電圧が層に印加されることで、均一な静電界がもたらされる。人間の指等の導電体が覆われていない面に接触すると、キャパシタが動的に形成される。センサコントローラは、ディスプレイ領域5206の四隅から測定される静電容量の変化から間接的に接触の場所を決定してもよい。
更なる実施形態では、タッチスクリーンディスプレイ5004は、エッチングされた導電層を有するPCT(projected capacitive touch)ディスプレイを実装する。例えば、電極のグリッドパターンを形成するように単一層をエッチングすることによって、又はグリッドを形成するために平行なライン又はトラックで導電材の2つの分離垂直層をエッチングすることによって、XYアレイが形成されてもよい。アレイに電圧を印加することでキャパシタのグリッドが生成される。指又は導電性スタイラスをセンサの表面に接近させることで、局所的静電界が変化する。グリッド上の全ての個点における静電容量の変化は、接触箇所を正確に決定するために測定されてもよい。グリッドの使用は、抵抗性技術よりも高解像度を許容すると共に、マルチタッチ操作も可能にする。PCTディスプレイは、直接的な接触無しでの操作を可能にしてもよい。その結果、導電層は、更なる保護絶縁層で覆われて、画面プロテクタの下であっても動作可能である。
タッチスクリーンディスプレイ5004は、例えば、システムを分析して接触イベントを決定するために2つの対向するベゼル端に配置される感光装置と共に、ディスプレイの2つの隣接するベゼル端における赤外線(IR)発光ダイオード(LED)のアレイを使用して接触を光学的に感知するように構成されてもよい。LED及び感光装置の対は、ディスプレイ上に光線のグリッドを生成してもよい。画面に接触するオブジェクト(指又はペン等)が光線を遮ることで、対応する感光装置において光の減少が測定される。測定される感光装置の出力は、接触点座標を位置決めするために使用され得る。
タッチスクリーン技術の別の実施形態は、接触によって生じるガラス内の機械的エネルギを検出するためにセンサを使用する分散信号技術に関する。メモリ404に記憶されてプロセッサ402によって実行されるアルゴリズムは、この情報を解釈して、接触の実際の場所を提供する。
また、接触を検出するために音響パルス認識が使用されてもよい。この実施形態では、接触(即ち、振動)の機械的エネルギを電気信号に変えるために、2つの圧電性トランスデューサが画面の一部に設置される。次に、画面ハードウェアは、トランスデューサ信号に基づいて接触の場所を決定するためのアルゴリズムを使用する。
図52を再び参照すると、携帯電話5200は、マイクロフォン5202、及び、例えば、GUI132を案内するためのスクロールボタン5204を含む様々なハードウェアキーを含む。携帯電話5200は、信号強度アイコン5210、バッテリレベルアイコン5212、又はアプリケーション情報の任意の他のシステム等のシステム情報を表示するための通知バー5208を含む。通知バー5208は、追加の通知アイコンを表示するために接触入力に基づいて拡張可能であってもよい。
コンピュータ装置102の種類及び構成に関わらず、会議通知アプリケーション5002は、ユーザインターフェースコントロールを選択することによってアクセスされてもよい。例えば、ユーザは、会議通知アプリケーションメニュー5402(図54)を表示するためにユーザインターフェースコントロール5214(図53)を選択してもよい。会議通知アプリケーションメニュー5402は、ディスプレイヘッダ5404及び所定の設定若しくは他のオプションを選択するための1つ以上の追加のユーザインターフェースコントロールを含んでもよい。図54の実施形態では、会議通知アプリケーションメニュー5402は、iMeet Nowボタン5406、Manage Accountボタン5408、Notification Settingsボタン5410、Conference Schedulerボタン5416、Helpボタン5412、及びAboutボタン5414を表示する。
iMeet Nowボタン5406は、ユーザが会議システム106に接続することを可能にしてもよい。ユーザがボタン5406を選択すると、会議通知アプリケーション5002は、ブラウザ3110を立ち上げて、ユーザが音声会議114に参加して会議ユーザインターフェース4400にアクセスすることを可能にしてもよい。Manage Accountボタン5408は、ユーザがアカウントプロフィール4602(図46)を設定することを可能にしてもよい。一実施形態では、ユーザは、会議通知アプリケーション5002を介してパラメータを設定してもよく、続いてパラメータは会議API4302を介して会議システム106に提供される。代替的な実施形態では、Manage Accountボタン5408は、設定パラメータを受信する会議システム106によって提供されるウェブページにユーザを案内してもよい。Notification Settingsボタン5410は、ユーザが会議通知と関係付けられるパラメータを設定することを可能にするのと同様に動作してもよい。例えば、会議通知パラメータは、任意の以下の又は他のパラメータ、即ち、アラートプッシュ使用可能/使用不能、アラートプル使用可能/使用不能、アラート頻度、及びアラートタイプを特定してもよい。
動作時に、会議通知アプリケーション5002は、会議API4302を使用して会議システム106と通信してもよい。会議API4302は、会議通知アプリケーション5002が会議システム106へ応答5516を提出し且つそれから要求5514を受信することを可能にしてもよい。こうした通信は、例えば、何らかのアクティブな参加者104が存在するかどうかを決定するためのユーザの会議の状態チェックを含んでもよい。誰かがユーザの会議に入った場合又は電話を介してブリッジの1つに参加した場合に、この行動は、状態更新又はアラートとして会議通知アプリケーション5002に送信されてもよい。更新は、上記の及び図38及び46に例示された参加者パラメータ等の新たに参加した参加者に関する他の情報、参加者データベース4308(図43)に記憶された情報、又はソーシャルネットワークシステム3102(図31)と関係付けられる情報を含むユーザに関する他の関連情報を含んでもよい。
会議通知アプリケーション5002に提供されるアラートは、ディスプレイに提示されてもよい。図56は、新しく参加した参加者の識別及び現在の参加者の数をユーザに通知する例示的なメッセージ又はアラート5602を例示する。アラート5602は、Notification Settingsボタン5410を介して設定可能な既定の時間量の間現れてもよい。又は、ユーザは、Doneボタン5610を選択することによってアラートメッセージ5602をキャンセルしてもよい。アラート5602のコンテンツ及び/又はフォーマットは、例えば、会議システム106によって監視されているイベントによって変化してもよいことが理解されるべきである。アラート5602は、ユーザが表示されたアラート5602から音声会議114及び/又は関連する会議に参加することを可能にするために好都合な機構を含んでもよい。一実施形態では、会議通知アプリケーション5002は、音声会議114及び/又は関連する会議に参加するようにユーザを促してもよい。図56に例示されるように、表示されるアラート5602は、Joinボタン5606を含んでもよい。選択されると(図57)、会議通知アプリケーション5002は、ユーザが音声会議114に参加してコンピュータ装置102上に会議ユーザインターフェース4400を提示することを可能にする処理を開始してもよい。会議ユーザインターフェース4400は、本明細書に記載のようにして設定されてもよい。
ユーザが特定のメッセージをキャンセルすることを選択し又はユーザが会議に参加することなくメッセージが失効する場合、会議システム106は、イベントが発生するとアラートを送信し続けてもよい。ユーザが会議に参加することを選択する場合、会議システム106はアラートを無効にしてもよい。
会議通知アプリケーション5002を実装するために、会議システム106は、会議通知アプリケーション5002と構造化情報を交換するために様々なウェブサービスをサポートしてもよい。ウェブサービスは、任意の適切なプロトコルを使用して実装されてもよい。一実施形態では、ウェブサービスは、メッセージングフォーマットとしてXML(Extensible Markup Language)を使用するSOAP(Simple Object Access Protocol)を介して実装されてもよい。会議システム106は、要求された情報を迅速に戻すことによって又は投票動作を介して要求を開始してから結果を(後で)提供することによって、会議通知アプリケーション5002からウェブサービス発呼に応答してもよい。
図55は、会議通知アプリケーション5002の1つ以上の態様を実装するための様々な例示的なウェブサービスを例示する。ウェブサービスは、任意の以下の又は他のウェブサービス、即ち、購読/非購読サービス5502、会議監視サービス5504、会議投票サービス5506、認証サービス5508、会議スケジュールサービス5510、及び会議参加サービス5512を含んでもよい。こうしたウェブサービスの各々は、概略的に、例示的な要求及び応答XMLメッセージを参照して以下に記載される。
購読/非購読サービス5502は、会議システム106によって提供されるリソースを使用するための承認を確立するSubscribe()発呼が実装されてもよい。Subscribe()発呼は、会議通知アプリケーション5002によって行われる会議システム106への第1の発呼であってもよい。一実施形態では、Subscribe()発呼は、会議通知アプリケーション5002が他のサービスにアクセスする前に承認応答を要求してもよい。この点で、購読/非購読サービス5502は、SOAPヘッダ内においてセキュリティトークン無しで設定されてもよい。他のウェブサービスは、セキュリティトークン(例えば、Subscribe()発呼と共に入手されるセッションID)が実装されてもよい。
Subscribe()発呼に対する例示的なXML要求は、以下のように設定されてもよい。
Figure 0005826829
Subscribe()発呼に対する例示的なXML応答は、以下のように設定されてもよい。
Figure 0005826829
Unsubscribe()発呼は、会議通知アプリケーション5002が閉じられるとウェブサービスからユーザを非購読にするようにされてもよい。 発呼は、会議システム106とのセッションを終了してもよい。会議システム106との更なる相互作用が、会議通知アプリケーションによって行われるように後続のSubscribe()発呼を要求してもよい。
Unsubscribe()発呼に対する例示的なXML要求は、以下のように設定されてもよい。
Figure 0005826829
Unsubscribe()発呼に対する例示的なXML応答は、以下のように設定されてもよい。
Figure 0005826829
会議監視サービス5504は、会議システム106が会議通知アプリケーション5002にアラートを送信することを可能にする会議監視を確立するSetConferenceWatch()発呼を呼び出してもよい。会議監視の設定後、ユーザは、例えば、参加者104が会議に参加し又は会議を去るとき、参加者が音声会議114の間に発話するとき、参加者がソーシャルネットワークシステム3102と関係付けられる情報を投稿又は受信するとき等を含む、ユーザと関係付けられる会議に関する通知又はアラートを受信してもよい。
会議監視サービス5504は、忙しくて会議に参加できないホスト、会議に参加することを望まないホスト、又は会議に参加出来ないが会議の活動を監視したいホストにとって便利であってもよい。 例えば、ホストは、特定の人物が参加した又は何らかの他のイベントが起こった後でのみ会議に参加することに興味があってもよい。ホストは、会議システム106によって提供されてコンピュータ装置102によって表示されるとアラートメッセージを見てもよい。所望のイベントが起こったときに、ホストは会議に参加することを選択してもよい。以下に記載されたように、アラートは、会議投票サービス5506を介して会議システム106から引き出されてもよい。
SetConferenceWatch()発呼に対する例示的なXML要求は、以下のように設定されてもよい。
Figure 0005826829
SetConferenceWatch()発呼に対する例示的なXML応答は、以下のように設定されてもよい。
Figure 0005826829
また、会議監視サービス5504は、以前に確立された会議監視をクリアするために使用され得るClearConferenceWatch()発呼を呼び出してもよい。 会議監視を取り除くことで、特定の会議に対するアラートが無効にされてもよい。会議監視をクリアした後で、ユーザはもはやアラートを受信しないであろう。
ClearConferenceWatch()発呼に対する例示的なXML要求は、以下のように設定されてもよい。
Figure 0005826829
ClearConferenceWatch()発呼に対する例示的なXML応答は、以下のように設定されてもよい。
Figure 0005826829
会議投票サービス5506は、監視された会議からイベントを要求するために使用されるPollForMessages()発呼を呼び出してもよい。 要求に応答して、会議通知アプリケーション5502は、監視された会議と関係付けられるイベントを受信するであろう。
PollForMessages()発呼に対する例示的なXML要求は、以下のように設定されてもよい。
Figure 0005826829
PollForMessages()発呼に対する例示的なXML応答は、以下のように設定されてもよい。
Figure 0005826829
認証サービス5508、会議スケジュールサービス5510及び会議参加サービス5512は、会議通知アプリケーション5002が登録システムとインターフェース接続することを可能にしてもよい。 認証サービス5508は、ユーザのログオン認証情報を確認するためにSecurity ValidateLogOn()発呼を呼び出してもよい。発呼は、ログインヘッダを生成するために使用され得るセキュリティトークンを戻してもよい。ログインヘッダは、1つ以上の他のサービス発呼と共に送信されてもよい。Security ValidateLogOn()発呼に対する例示的なXML要求は、以下のように設定されてもよい。
Figure 0005826829
SecurityValidateLogOn()発呼に対する例示的なXML応答は、以下のように設定されてもよい。
Figure 0005826829
会議スケジュール5510は、会議のリストを返すFindReservation()発呼を呼び出してもよい。 FindReservation()発呼は、図54に例示されるようにユーザが会議スケジュールボタン5416を選択すると開始されてもよい。その結果は、ユーザと関係付けられる全ての会議の詳細な情報を含む。会議通知アプリケーション5002は、結果をユーザに提示してもよい。図61は、結果を提示するための例示的なディスプレイ6100を例示する。ディスプレイ6100は、会議エントリ6102のリストを含む。各会議に関する更なる詳細(例えば、ダイヤルイン番号、パスコード、日付、時間、議題、参加者等)が、参加者エントリ6102を選択することによってアクセスされてもよい。図61に例示されるように、ユーザがその会議に関するアラートを受信するために会議を監視することを希望する場合、ユーザは、エントリ6102を選択して監視ボタン6104を選択してもよい。
FindReservation()発呼に対する例示的なXML要求は、以下のように設定されてもよい。
Figure 0005826829
FindReservation()発呼に対する例示的なXML応答は、以下のように設定されてもよい。
Figure 0005826829
Figure 0005826829
Figure 0005826829
会議参加サービス5512は、例えば、ユーザが参加ボタン5606(図56)を選択し又は会議スケジュール(図61)から会議を選択すると呼び出されてもよい。 WebHostLogin()発呼は、仮想会議所に関するロケーションを返してもよい。一実施形態では、発呼は、クライアントをホストにログインさせる所与のクライアント及びホストのredirectUrlを返してもよい。会議通知アプリケーション5002は、ユーザの認証情報を含むWebHostLogin()要求を送信してから、再びログインする必要無しにユーザを直接会議に入れるウェブブラウザを開いてもよい。
WebHostLogin()発呼に対する例示的なXML応答は、以下のように設定されてもよい。
Figure 0005826829
WebHostLogin()発呼に対する例示的なXML応答は、以下のように設定されてもよい。
Figure 0005826829
図59は、音声会議114に参加又は会議インターフェースにアクセスする必要無しに通知アプリケーションを介してユーザが会議を監視することを可能にする方法の実施形態を例示する。 ブロック5902において、会議通知アプリケーション5002が開始される。ユーザは、会議通知アプリケーション5002を手動で立ち上げてもよい。又は、オペレーティングシステム5004が起動時又は既定のイベント時にアプリケーションを自動的に立ち上げるように構成されてもよい。ブロック5904において、会議通知アプリケーション5002は、会議システム106によってユーザを認証してもよい。ブロック5906において、会議通知アプリケーション5002は、仮想会議を見るために会議システム106に要求を送信する。要求は、会議を識別する情報を含んでもよい。判定ブロック5908において、会議及び/又は音声会議114は、特定の行動又はイベントに関して監視される。音声会議114中にイベントが発生すると、会議通知アプリケーション5002は、関連するメッセージ又はアラートを受信してユーザに提示してもよい。ブロック5912において、会議通知アプリケーション5002は、会議インターフェースを介して会議に参加するための選択をユーザに促してもよい。一実施形態では、参加要求は、メッセージ又はアラートと関係付けられて提示されてもよい。ユーザが仮想会議(判定ブロック5914)に参加する選択をした場合、会議通知アプリケーション5002は、ブロック5916において、ユーザを会議の参加者として更に認証してもよい。この認証は、ブロック5904における認証に取って代わってもよく、又は更なる若しくは別個の認証を提供する。ブロック5918において、会議通知アプリケーション5002は、ユーザが、例えば、会議ユーザインターフェース4400を介して会議にアクセスすることを可能にする。
図60は、会議通知アプリケーション5002の所定の態様を実装する方法の別の実施形態を例示する。ブロック6002において、会議通知アプリケーション5002が開始される。ブロック6004において、会議通知アプリケーション5002は、会議システム106によってユーザを認証してもよい。ブロック6006において、会議通知アプリケーション5002は、ユーザと関係付けられる利用可能な会議に対する要求を会議システム106に送信する。判定ブロック6008において、会議通知アプリケーション5002は、ユーザと関係付けられる会議のスケジュールを受信して、それがユーザに提示されてもよい(ブロック6010)。ブロック6012において、会議通知アプリケーション5002は、会議の1つの選択をユーザに促してもよい(ブロック6012)。ユーザが選択された会議に参加することを要求する場合(判定ブロック6014)、ユーザは、認証された後で(ブロック6016)、音声会議114及び/又は仮想会議に参加することを許可されてもよい。判定ブロック5914に例示されるように、ユーザは、会議に必ずしも参加する必要無く会議を見ることを要求してもよい。
図65−75を参照すると、会議インターフェースを介して音声会議114に参加するユーザを管理するためのシステム、方法、及びコンピュータプログラムの様々な実施形態が、記載されている。この点で、図65は、メモリ404に記憶されてプロセッサ402によって実行可能な1つ以上のモジュール(参加者管理モジュール6502)を備えるコンピュータ装置102の実施形態を例示する。以下により詳細に記載されるように、一般に、参加者管理モジュール6502は、コンピュータ装置102のユーザが、例えば、会議インターフェースと関係付けられるドラッグ・アンド・ドロップ機能を介して会議の参加者を追加及び/又は除去することを可能にする論理及び/又は機能性を含む。参加者管理モジュール6502は、グラフィカルユーザインターフェース132によって提供される関連機能及び/又は会議システム106によって提供される会議インターフェースと関係付けられるドラッグ・アンド・ドロップ機能の動作を制御してもよい。コンピュータ装置102(例えば、参加者、ホスト等)のユーザは、任意の所望の入力機構を介してドラッグ・アンド・ドロップ機能とインターフェース接続してもよい。一実施形態では、ドラッグ・アンド・ドロップ機能は、ユーザが指又はスタイラス等の他の入力装置でタッチスクリーンディスプレイ5004に接触することによってドラッグ・アンド・ドロップ機能を実行することを可能にする(上記の又はそれ以外の)タッチスクリーンディスプレイ5004をサポートする。他の実施形態では、ドラッグ・アンド・ドロップ機能は、グラフィカルユーザインターフェース132と関係付けられる表示されたカーソルの移動を制御し、且つ表示されたオブジェクトを選択してユーザ入力コマンドを選択するための入力を提供するマウス又は他の入力装置6501で実行されてもよい。更なる実施形態では、ドラッグ・アンド・ドロップ機能は、会議インターフェース内で移動されるオブジェクト及び/又は移動されるべき態様を特定するコマンドを提供するために音声コマンド、キーボードショートカット、又は任意の他の所望の入力手段を実行してもよい。
図66は、オンライン会議の参加者を管理するための会議ユーザインターフェース6602の実施形態を例示する。会議ユーザインターフェース6602は、一般に、画面部分4002及び連絡先リスト6604を含む。画面部分4002は、音声会議114の参加者104ごとにオブジェクト4004を表示することを含む、オンライン会議と関係付けられるユーザ体験の態様を提供する。オブジェクト4004(及びより多くの一般的な会議インターフェース)は、本明細書で既に記載された任意の方法で配置及び設定されてもよい。
連絡先リスト6604は、連絡先オブジェクト6606のリスト(又は他の所望の視覚配置)を表示する。連絡先オブジェクト6606は、特定の連絡先又は連絡先のグループを識別する情報を表示してもよい。識別する情報は、連絡先リスト6604のユーザが連絡先を一意に識別することを可能にするための任意の適切な情報を含んでもよい。例えば、一実施形態では、連絡先オブジェクト6606は、1つ以上の連絡先識別子又は説明、名前、ニックネーム、画像、アバター、アイコン、Eメールアドレス、電話番号、ソーシャルネットワークプロフィール、識別子又は名前等を表示してもよい。連絡先オブジェクト6606によって表示される情報に関わらず、各連絡先オブジェクト6606は、対応する連絡先情報と論理的に関係付けられることが理解されるべきである。連絡先情報は、連絡先と会議システム106との間の接続を開始及び/又は確立するためにクライアント装置102及び/又は会議システム106によって使用され得る連絡先を識別する任意のデータを含んでもよい。連絡先情報を含む、連絡先リスト6606及び任意の関連するデータは、会議システム106、ソーシャルネットワークシステム3102によってクライアント装置102のメモリ404に記憶され又は会議システム106によってリモートに記憶され、又はそれ以外でクライアント装置102によってアクセス可能であってもよい。
図67−69を参照すると、各連絡先オブジェクト6606は、グラフィカルユーザインターフェース132を介してドラッグ・アンド・ドロップ機能をサポートするように構成されることが理解されるべきである。一般に、ドラッグ・アンド・ドロップ機能は、コンピュータ装置102のユーザが連絡先リスト6604内の連絡先オブジェクト6606を選択して(図67)、参加者オブジェクト4004として会議インターフェース(例えば、画面部分4002)に連絡先リスト6606が追加されるように(図69)入力ジェスチャ(図68)を実行することを可能にする。連絡先オブジェクト6606は、例えば、グラフィカルユーザインターフェース132及び入力機構の設定によって様々な方法で選択されてもよい。図67に例示される実施形態では、ドラッグ・アンド・ドロップ機能は、タッチスクリーンディスプレイ5004を介して提供される。ドラッグ・アンド・ドロップ機能は、人間の接触又はスタイラスの接触のタッチスクリーンディスプレイ5004上の場所を決定するように構成されてもよい。連絡先オブジェクト6606は、オブジェクトの表示領域に接触することによって選択されてもよい。図67は、ユーザが適切な表示領域に接触することによって選択される連絡先オブジェクト6606gを例示する。他の実施形態では、連絡先オブジェクト6606のユーザ選択は、表示領域上で表示されたカーソルの場所を動かして選択コマンドを開始することによって(例えば、マウス、タッチパッド、又は他の入力機構をクリックすることによって)実行されてもよい。
連絡先オブジェクト6606が選択された後で、ユーザは、選択された連絡先オブジェクト6606を会議ユーザインターフェース(例えば、画面部分4002)に移動する任意の所望のジェスチャを行ってもよい。図68に例示されるように、一実施形態では、選択された連絡先オブジェクト6606gは、ドラッグ操作で動かされてもよい。ドラッグ操作は、連絡先オブジェクト6606が選択されている間に、入力機構(例えば、人間又はスタイラスの接触、カーソル等)の場所を更に監視するように構成されてもよい。図68の実施形態では、連絡先オブジェクト6606gは、画面部分4002内で少なくとも部分的に動かされる。ユーザは、画面部分4002内で連絡先オブジェクト6606gを選択解除してもよく、それは音声会議114に参加するために連絡先を招待し又は対応する連絡先情報を使用して連絡先との接続を自動的に確立する参加者追加コマンドをトリガする。図69に例示されるように、連絡先が会議に追加された後で(又は、場合によっては、確立処理の前又は間に)、会議インターフェースが特定の連絡先を識別する新しい参加者オブジェクト4004を追加するように構成されてもよい。
選択された連絡先オブジェクト6606は、参加者追加コマンドを開始するために画面部分4002内で移動される必要はないことが理解されるべきである。会議インターフェースは、連絡先オブジェクト6606をドロップ又はキャプチャするために別の画面部分(例えば、ドロップ目標)を含んでもよい。別の画面部分は、画面部分4002内又は会議インターフェース内の任意の他の場所内に含まれてもよい。グラフィカルユーザインターフェース132は、ドラッグ・アンド・ドロップ又は類似の機能を実装するために他の入力ジェスチャ又はマウス駆動コマンドをサポートしてもよいことが更に理解されるべきである。例えば、一実施形態では、選択された連絡先オブジェクト6606は、監視される場所及び/又は加速パラメータを使用して画面部分4002(又は他のキャプチャ領域又はドロップ目標)に向かって「フリック」されてもよい。他の実施形態では、選択された連絡先オブジェクト6606は、ホットキー又は他のキーボード入力又は選択可能メニューを介してオンライン会議に追加されてもよい。例えば、連絡先オブジェクト6606が選択されると、メニューは、参加者追加プロンプトと共に自動的に又は選択的に表示されてもよい。メニューは、連絡先が会議に追加される態様(例えば、Eメール招待状を送信する、発信呼を開始する、又は連絡先情報を介して連絡先を確立する)をユーザが特定することを可能にするためのオプションを含んでもよい。ユーザからの選択に応じて、参加者追加コマンドは、適切なパラメータによって参加者を招待し又は会議システム106との接続を確立するように構成されてもよい。
図70は、上記の参加者管理機能を実装するための参加者管理モジュール6502の実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する。ブロック7002及び7004において、クライアント装置102は、会議インターフェース及び連絡先リスト6604を表示する。ブロック7006において、参加者管理モジュール6502は、連絡先オブジェクト6606の1つがグラフィカルユーザインターフェース132を介して選択されたことを決定する。クライアント装置102によってサポートされる特定の入力装置及びグラフィカルユーザインターフェースコマンドによって、選択された連絡先オブジェクト6606は、上記のように会議インターフェース又は他のキャプチャ領域(ブロック7008)に動かされてもよい。ブロック7010において、参加者管理モジュール6502は、選択された連絡先オブジェクト6606の場所を監視するように構成されてもよい。ブロック7010において、参加者管理モジュール6502は、例えば、会議インターフェースの既定の領域における選択された連絡先オブジェクト6606の解放によって、又は他の実施形態では、任意の所望の入力コマンド(例えば、ジェスチャ、ホットキー、キーショートカット等)を介してトリガされ得る参加者追加コマンドを受信する。ブロック7012において、参加者管理モジュール6502は、選択された連絡先オブジェクト6606と関係付けられる連絡先情報を決定してもよい。上記のように、連絡先情報は、会議システム106又はソーシャルネットワークシステム3102等のローカルアプリケーション又はリモートサービスからアクセスされてもよい。ブロック7012において、参加者追加コマンドは、連絡先をオンライン会議に追加する処理を開始する。
参加者管理モジュール6502は、連絡先情報を使用して連絡先に要求を直接送信し又は処理のため会議システム106に要求を転送するように構成されてもよい。要求は、例えば、連絡先を会議システム106によってホスティングされるウェブページに向かわせるURLを含むEメールメッセージ、ソーシャルネットワークメッセージ、又は他のメッセージを開始してもよい。上記のようにして、ユーザは、次に、音声会議114に入って(例えば、音声会議114への発信呼、着信呼等を介して)、更に参加者オブジェクト4004と関係付けられるユーザプロフィールを設定してもよい。他の実施形態では、要求は、連絡先を音声会議114に追加するために連絡先情報への発信呼を自動的に開始してもよい。参加者管理モジュール6502の観点から、連絡先は、音声会議114又はオンライン会議のいずれかに任意の適切な方法で追加されてもよいことが理解されるべきである。ブロック7016において、連絡先がオンライン会議に参加する態様に関わらず、参加者管理モジュール6502は、連絡先が会議に参加したことを示すために参加者オブジェクト4004を会議インターフェースに追加してもよい。
図71−75を参照すると、他の実施形態では、参加者管理モジュール6502は、コンピュータ装置102のユーザがグラフィカルユーザインターフェース132を介して音声会議114内の既存の参加者を除去することを可能にするように更に構成されてもよい。参加者除去機能は、図65−70と関連して上述されたドラッグ・アンド・ドロップ機能及び他のユーザインターフェース機構を使用して実装されてもよい。図71に例示されるように、会議インターフェースに表示された参加者オブジェクト4004は、選択可能オブジェクトとして同様に設定されてもよい。既存の会議の間、コンピュータ装置102(図65)のユーザは、参加者オブジェクト4004(図71)を選択して、会議インターフェース(図72)内の元の場所から選択された参加者オブジェクト4004を移動するために、上記のように入力ジェスチャ又は他のコマンドを実行してもよい。選択された参加者オブジェクト4004は、会議インターフェース(例えば、画面部分4002)から離されて選択解除され(図73)、それにより参加者除去コマンドがトリガされる。参加者除去コマンドは、参加者追加コマンドに関連して上述されたように、グラフィカルユーザインターフェースを介して他の方法で開始されてもよい。参加者除去コマンドは、会議インターフェース(図73)から参加者オブジェクト4004の除去を開始して、音声会議114から参加者を切断してもよい。図74に例示されるように、ユーザは、参加者の除去を確認するようにディスプレイメニュー7402によって促されてもよい。
図75は、参加者除去機能を実装するための参加者管理モジュール6502の別の実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する。ブロック7002において、クライアント装置102は、誰が会議に現在参加しているかを示す参加者オブジェクト4004を会議インターフェースに提示する。ブロック7004において、参加者管理モジュール6502は、参加者オブジェクト4004の1つがグラフィカルユーザインターフェース132を介して選択されたことを決定する。クライアント装置102によってサポートされる特定の入力装置及びグラフィカルユーザインターフェースコマンドによって、選択された参加者オブジェクト4004は、最初の場所(ブロック7506)から離れて動かされてもよい。ブロック7508において、参加者管理モジュール6502は、選択された参加者オブジェクト4004の場所を監視するように構成されてもよい。ブロック7508において、参加者管理モジュール6502は、例えば、元の場所から既定の距離で、何らかの既定の場所又はキャプチャ領域において、又は任意の所望の入力コマンド(例えば、ジェスチャ、ホットキー、キーショートカット等)を介して選択された参加者オブジェクト4004の解放によって、トリガされ得る参加者追加コマンドを受信する。ブロック7510において、参加者管理モジュール6502は、選択された参加者オブジェクト4004の識別を決定するように構成されてもよい。参加者オブジェクト4004は、会議内で参加者を監視するために会議システム106によって割り当てられるシステム識別子(例えば、参加者識別子3802、図38)によって識別されてもよい。ブロック7512において、参加者管理モジュール6502は、会議インターフェースから参加者オブジェクト4004の除去を開始して、システム識別子と関係付けられる接続を切断する。
図76−95を参照すると、システム、方法、及びコンピュータプログラムの様々な実施形態(例えば、情報配布モジュール6504、図65)が、グラフィカルユーザインターフェース132を介してオンライン会議の参加者間で情報を配布することについて記載されるであろう。以下により詳細に記載されるように、一般に、情報配布モジュール6504は、会議インターフェースを介して1人以上の参加者と関係付けられるドロップ目標にソース情報オブジェクトを選択して移動させることによってオンライン会議の参加者間でコンピュータ装置102のユーザが情報を配布することを可能にする論理及び/又は機能性を含む。情報オブジェクトの選択及び移動は、上述の又はそれ以外のドラッグ・アンド・ドロップ機能及び任意の適切な入力機構を介して実装されてもよい。
情報配布モジュール6504は、オンライン会議の参加者への様々な種類の情報オブジェクトの選択及び配布を制御するように構成されてもよい。情報オブジェクトは、ドラッグ・アンド・ドロップ操作を行うことが可能であり、又は関連するソース情報オブジェクトを有する任意のユーザインターフェース要素を意味する。情報オブジェクトは、データファイル若しくはプログラミングコード又はデータファイル若しくはプログラミングコードと関係付けられるURL(universal resource locator)を含んでもよい。情報ソースは、テキスト、オーディオ、ビデオ、グラフィックス等又はこれらの任意の組み合わせの形態であってもよいことが理解されるべきである。更に、情報ソースは、コンピュータ装置102、会議システム106、又はコンピュータ装置102若しくは会議システム106によってアクセス可能な任意の他のシステムに記憶されてもよい。
様々な情報オブジェクト及び操作の方法が、会議インターフェースの別の実施形態に関して以下に記載される。図76−80は、情報ソースが会議システム106によって表示される参加者オブジェクト4004と関係付けられるプロフィール情報を含む。また、プロフィール情報は、参加者の連絡先リストに新しい連絡先として追加される。図81−88は、情報ソースが参加者の情報リソースの1つを含み、情報ソースがオンライン会議の1人以上の参加者に配布される実施形態を例示する。図89−95は、情報ソースが共同アプリケーションを介してオンライン会議に案内される情報オブジェクトを含む実施形態を例示する。
図76に例示されるように、会議インターフェースは、オンライン会議の各参加者が参加者オブジェクト4002で識別される複数の連絡先オブジェクト6606及び画面部分4002を含むマイ連絡先リストと共に構成されてもよい。連絡先リスト6606は、会議システム106、コンピュータ装置102によって動作されるアプリケーション、ソーシャルネットワークコンピュータシステム3102、又は他の連絡先管理アプリケーションによって提供及び/又は管理されてもよい。上記のように、参加者オブジェクト4002は、参加者を識別する記憶されたプロフィール情報と関係付けられてもよい。プロフィール情報は、上記及び図38の例示を含む任意の所望のパラメータを含んでもよい。
プロフィール情報は、会議システム106によって記憶されて、何れかの上記の方法で入手されてもよい。一実施形態では、プロフィール情報は、会議システム106にアクセスするときに参加者によって提供されてもよい。他の実施形態では、プロフィール情報は、会議インターフェースを介して音声会議114の間に参加者によって特定され、ローカル又はリモート発呼識別データベースから入手され、又は検索エンジン、ソーシャルネットワークプロフィール等の他のオンラインサービスからインポートされてもよい。
動作時に、ドラッグ・アンド・ドロップ機能は、コンピュータ装置102のユーザが参加者オブジェクト4002(図76)を選択して、参加者オブジェクト4002を連絡先リスト6604に移動させる入力ジェスチャ又は他の入力コマンド(図77)を実行することを可能にする。 参加者オブジェクト4002は、例えば、グラフィカルユーザインターフェース132及び入力機構の設定によって様々な方法で選択されてもよい。図76に例示される実施形態では、ドラッグ・アンド・ドロップ機能は、タッチスクリーンディスプレイ5004を介して提供される。
参加者オブジェクト4002が選択された後で、ユーザは、選択された連絡先オブジェクト4002をマイ連絡先リスト6604に移動する任意の所望のジェスチャを行ってもよい。図77に例示されるように、一実施形態では、選択された参加者オブジェクト4002は、ドラッグ操作で動かされてもよい。ドラッグ操作は、参加者オブジェクト4002が選択されている間に、入力機構(例えば、人間又はスタイラスの接触、カーソル等)の場所を更に監視するように構成されてもよい。図77の実施形態では、参加者オブジェクト4002は、連絡先リスト6604の表示領域内で少なくとも部分的に動かされる。ユーザは、表示領域内で参加者オブジェクト4002を選択解除して、それにより1つ以上の参加者パラメータを含む新しい連絡先を作成するように連絡先管理アプリケーションを指示する連絡先追加コマンドをトリガしてもよい。図78に例示されるように、新たな連絡先が連絡先リスト6604に追加された後で、連絡先オブジェクト6606hが連絡先リスト6604に表示されてもよい。
選択された参加者オブジェクト4002は、参加者追加コマンドを開始するために連絡先リスト6604内で移動される必要はないことが理解されるべきである。会議インターフェースは、新しい連絡先として参加者オブジェクト4002をドロップ又はキャプチャするために別の画面部分を含んでもよい。別の画面部分は、画面部分4002内又は会議インターフェース内の任意の他の場所内に含まれてもよい。グラフィカルユーザインターフェース132は、ドラッグ・アンド・ドロップ又は類似の機能を実装するために他の入力ジェスチャ又はマウス駆動コマンドをサポートしてもよいことが更に理解されるべきである。例えば、一実施形態では、参加者オブジェクト4002は、監視される場所及び/又は加速パラメータを使用してキャプチャ領域又はドロップ目標に向かって「フリック」されてもよい。他の実施形態では、参加者オブジェクト4002は、ホットキー又は他のキーボード入力又は選択可能メニューを介して新しい連絡先として追加されてもよい。例えば、参加者オブジェクト4002が選択されると、メニューは、連絡先追加プロンプト(図79)と共に自動的に又は選択的に表示されてもよい。メニュー7902は、連絡先リストの場所をユーザが特定することを可能にするオプションを含んでもよい。例えば、連絡先は、ローカル連絡先リスト、ソーシャルネットワークリスト、又は会議システム106によって維持されるリストに追加されてもよい。ユーザからの選択に応答して、連絡先追加コマンドは、例えば、ユーザのソーシャルネットワークリストに参加するように連絡先を自動的又は選択的に招待することを含む、ユーザによって特定される参加者連絡先管理アプリケーションと通信するように適切なパラメータと共に設定されてもよい。
図80は、上記の連絡先追加機能を実装するための情報配布モジュール6504の実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する。ブロック8002において、クライアント装置102は、会議の参加者を識別する複数の参加者オブジェクト4002を表示する会議インターフェースを提示する。また、クライアント装置102は、連絡先リスト6604を提示してもよい。ブロック8004において、情報配布モジュール6504は、参加者オブジェクト4002の1つがグラフィカルユーザインターフェース132を介して選択されたことを決定する。クライアント装置102によってサポートされる特定の入力装置及びグラフィカルユーザインターフェースコマンドによって、選択された参加者オブジェクト4002は、連絡先リスト6604又は他のキャプチャ領域(ブロック8006)に動かされてもよい。ブロック8008において、情報配布モジュール6504は、選択された参加者オブジェクト4002の場所を監視して、オブジェクトがドロップ目標において解放されたことを決定するように構成されてもよい。オブジェクトの解放に応じて、メニュー7902(図79)が、連絡先アプリケーションに対してユーザを促すために提示されてもよい。ブロック8012において、情報配布モジュール6504は、ユーザ選択を受信して、連絡先追加コマンドを開始する。ブロック8014において、情報配布モジュール6504は、選択された参加者オブジェクト4002と関係付けられるプロフィール情報を決定してもよい。プロフィールパラメータは、会議システム106又はソーシャルネットワークシステム3102等のローカルアプリケーション又はリモートサービスから入手されてもよい。ブロック8016において、連絡先追加コマンドは、連絡先をオンライン会議に追加して、選択された連絡先アプリケーションにプロフィール情報を送信する処理を開始する。
図81に例示される別の実施形態では、会議インターフェース8100aは、1つ以上の情報ソースと関係付けられるユーザインターフェースオブジェクトを表示するマイリソースリスト8102と共に構成されてもよい。情報オブジェクトは、例えば、文書に対応する文書オブジェクト8106、ビデオに対応するビデオオブジェクト8108、オーディオクリップに対応するオーディオオブジェクト8110、連絡先に対応する連絡先オブジェクト8114(例えば、複数の連絡先オブジェクト6606)、Eメール、テキストメッセージ、ブログ投稿、ソーシャルネットワーク更新等に対応するメッセージオブジェクト8116、又は任意の他の情報オブジェクト8118を含んでもよい。一実施形態では、マイリソースリスト8102は、メモリ404に記憶されたファイルを閲覧するためのファイルブラウザウィンドウを含む。この点で、情報オブジェクト8118は、1つ以上のファイル又はフォルダを識別するアイコンを含んでもよい。マイリソースリスト8102は、例えば、ビデオ、オーディオ、又は画像ホスティングサイト等のウェブサービスとインターフェース接続してもよい。情報オブジェクト8118は、ホスティングファイルの基本的な埋め込みコード又は場所を識別する選択可能なオブジェクトを含んでもよい。更なる実施形態では、マイリソースリスト8102は、ソーシャルネットワークシステム3102を介して共有されるメッセージ、ビデオ、文書、ファイル等とインターフェース接続して表示してもよい。
会議インターフェース8100aは、オンライン会議の各参加者を識別する参加者オブジェクト4002を表示する画面部分4002を含んでもよい。会議インターフェース8100aは、第1の参加者104aに提示される会議インターフェース8100のバージョンに対応する。会議インターフェース8100b(図86及び87)は、第2の参加者104bに提示される会議インターフェース8100のバージョンに対応する。各自の参加者104によって、自身の一意の情報オブジェクト8118を表示するようにそれぞれ設定されてもよいが、画面部分4002はバージョン8100a及び8100bに対して同様である。
この実施形態では、ドラッグ・アンド・ドロップ機能は、ユーザ(例えば、第1の参加者104a)が情報オブジェクト8118の1つを選択して、関連する情報ソースを会議内の1つ以上の他の参加者に配布することを可能にする。図82では、第1の参加者104aは、文書オブジェクト8106を選択している。上記のようにして、第1の参加者104aは、選択された文書8106を会議インターフェースに移動させる入力ジェスチャ又は他の入力コマンドを実行してもよい。文書オブジェクト8106は、文書を対応する参加者(即ち、第2の参加者104b)に配布するために参加者オブジェクト4004(図83)に移動されてもよい。他の実施形態(図84)では、文書オブジェクト8106は、オンライン会議の全ての参加者に文書を配布するために画面部分4002内の既定の場所又はドロップ目標に移動されてもよい。
文書オブジェクト8106は、例えば、グラフィカルユーザインターフェース132及び入力機構の設定によって様々な方法で選択されてもよい。図82に例示される実施形態では、ドラッグ・アンド・ドロップ機能は、タッチスクリーンディスプレイ5004を介して提供される。文書8106が選択された後で、ユーザは、選択された文書オブジェクト8106をドロップ目標に移動する任意の所望のジェスチャを行ってもよい。第1の参加者104aは、選択された参加者への情報ソースの配達を開始するオブジェクト配布コマンドをトリガするために文書オブジェクト8106を選択解除してもよい。メニュー8502(図85)は、第1の参加者104aが1つ以上の配達パラメータを選択することを可能にするために表示されてもよい。Eメールボタン8504が、参加者オブジェクト4002と関係付けられる参加者プロフィールに記憶されたEメールアドレスへ文書を配達するために選択されてもよい。会議プロフィールボタン8506が、会議システム106によって情報ソースを記憶するために選択されてもよい。会議システム106は、指定された参加者プロフィールに情報ソースを記憶し、又は参加者が情報ソースにアクセス(例えば、ダウンロード、リンクを選択)することを可能にしてもよい。オンラインプロフィールボタン8508は、情報ソース(又は情報ソースへのリンク)を参加者のソーシャルネットワークプロフィールに送信するために選択されてもよい。
図86は、文書オブジェクト8116が第1の参加者104aによって配布される前の第2の参加者104bの会議インターフェースを例示する。会議インターフェース8100の第2のバージョン8100bは、会議システム106によって管理され且つ参加者が会議内の情報リソースを好都合に共有することを可能する「会議インボックス」を含んでもよい。会議システム106を介して第2の参加者104bに選択された文書オブジェクト8106bを配布することを第1の参加者104aが選択すると仮定した場合に、図87は、選択された文書オブジェクト8106bが第2の参加者の「会議インボックス」に表示されていることを示す。第2の参加者104bは、文書オブジェクト8106aを選択することによって文書にアクセスしてもよい。
図88は、上記の情報配布機能を実装するための情報配布モジュール6504の実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する。ブロック8802において、クライアント装置102は、会議の参加者を識別する複数の参加者オブジェクト4002を表示する会議インターフェースを提示する。ブロック8804において、クライアント装置102は、複数の情報オブジェクト8118を表示するユーザインターフェース要素(例えば、マイリソースリスト8102)を提示する。ブロック8806において、情報配布モジュール6504は、参加者オブジェクト8118の1つがグラフィカルユーザインターフェース132を介して選択されたことを決定する。ブロック8008において、情報配布モジュール6504は、選択された参加者オブジェクト4002の場所を監視して、オブジェクトが会議インターフェースにおけるドロップ目標へ移動されたことを決定するように構成されてもよい。オブジェクトの解放に応答して、参加者に情報ソースを配達する方法を特定するようにユーザを促すためのメニュー(図85)が提示されてもよい(ブロック8812)。ブロック8814において、情報配布モジュール6504は、ユーザ選択を受信して、オブジェクト配布コマンドを開始する。ブロック8816において、情報配布モジュール6504は、選択された参加者オブジェクト4002と関係付けられるプロフィール情報及び配達方法を決定してもよい。例えば、第1の参加者104aは、Eメールを介して第2の参加者に文書を配達することを選択してもよい。情報配布モジュール6504は、第2の参加者104と関係付けられる記憶されたプロフィールを選択し、Eメールアドレスを識別して、それから、Eメールアドレスへの文書の配達を開始してもよい(ブロック8818)。
図89−95は、会議インターフェース8900を介する情報配布方法の別の実施形態を例示する。この実施形態では、会議インターフェースは、共同アプリケーション8104を含む。一般に、共同アプリケーション8104は、参加者が情報(例えば、テキスト、オーディオ、ビデオ、画像等)を共有することを可能にする会議インターフェース内の共有空間を含む。一実施形態では、共同アプリケーション8104は、各参加者が共有ユーザインターフェース内にテキストを挿入することを可能にする単純なノート又はチャット型アプリケーションをサポートしてもよい。他の実施形態では、共同アプリケーション8104は、描画機能をサポートするホワイトボード型機能を含んでもよい。共同アプリケーション8104は、参加者がメディアに関わらず情報を共有することを可能にする任意の所望の機能をサポートしてもよいことが理解されるべきである。共有情報は、例えば、テキスト、画像、ビデオ、オーディオ、グラフィックス等又はこれらの任意の組み合わせを含む。共同アプリケーション8104は、参加者が共有される情報の種類を特定することを可能にする論理を含んでもよい。又は、一部の実施形態では、共同アプリケーション8104は、情報ソースの種類を自動的に決定してもよい。この点で、共同アプリケーション8104は、複数の情報オブジェクト8118として共有情報を提示してもよい。会議インターフェース8900は、マイリソースリスト8102(又は類似の機能)と共に、オンライン会議の各参加者を識別する参加者オブジェクト4002を表示する画面部分4002を含んでもよい。
この実施形態では、ドラッグ・アンド・ドロップ機能は、ユーザが共同アプリケーション8104に表示された情報オブジェクト8118の1つを選択して、関連する情報ソースを会議内の1つ以上の他の参加者に配布することを可能にする。図90では、参加者104は、会議の参加者の1人によって共有されているビデオオブジェクト8106を選択している。上記のようにして、参加者104aは、選択されたビデオ8108を会議インターフェース、マイリソースリスト、又は他のドロップ目標に移動させる入力ジェスチャ又は他の入力コマンドを実行してもよい。ビデオオブジェクト8108は、ビデオを対応する参加者に配布するために参加者オブジェクト4004(図92)に移動されてもよい。他の実施形態(図93)では、ビデオオブジェクト8108は、オンライン会議の全ての参加者にビデオを配布するために画面部分4002内の既定の場所又はドロップ目標に移動されてもよい。また、ビデオオブジェクト8108は、ドラッグされてマイリソースリスト8102にドロップされてもよい。図94a及び94bに示されるように、ユーザは、例えば、連絡先リスト6604に表示された連絡先オブジェクト6606に選択されたオブジェクトをドロップすることによって、共同アプリケーション8104からの情報オブジェクト8118を非参加者に配布してもよい。
情報オブジェクト8118は、例えば、グラフィカルユーザインターフェース132、入力機構、及び共同アプリケーション8104によってサポートされる特定の機能の設定によって様々な方法で選択されてもよい。図90に例示される実施形態では、ドラッグ・アンド・ドロップ機能は、タッチスクリーンディスプレイ5004を介して提供される。ビデオオブジェクト8108が選択された後で、ユーザは、選択された文書オブジェクト8106をドロップ目標に移動する任意の所望のジェスチャを行ってもよい。第1の参加者104aは、選択された参加者、連絡先等への情報ソースの配達を開始するオブジェクト配布コマンドをトリガするためにビデオオブジェクト8108を選択解除してもよい。上記のように、ユーザは、メニュー(図85)内のプロンプトを介して選択された情報オブジェクトを配達する方法を特定してもよい。
図95は、上記の情報配布機能を実装するための情報配布モジュール6504の実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する。ブロック9502において、クライアント装置102は、会議の参加者を識別する複数の参加者オブジェクト4002を表示する会議インターフェースを提示する。ブロック9504において、クライアント装置102は、参加者が情報リソースを共有することを可能にする共同アプリケーション8104を提示する。ブロック9506において、情報配布モジュール6504は、共同アプリケーション8104に表示された情報オブジェクト8118の1つがグラフィカルユーザインターフェース132を介して選択されたことを決定する。ユーザは、1つ以上(又は全て)の情報オブジェクト8118を選択してもよい。ブロック9508において、情報配布モジュール6504は、選択された情報オブジェクト8118の場所を監視して、オブジェクトがドロップ目標(例えば、会議インターフェース、1つ以上の参加者オブジェクト4004、連絡先オブジェクト、マイリソースリスト6604等)へ移動されたことを決定するように構成されてもよい。オブジェクトの解放に応答して、参加者に情報ソースを配達する方法を特定するようにユーザを促すためのメニュー(図85)が提示されてもよい(ブロック9512)。ブロック9514において、情報配布モジュール6504は、ユーザ選択を受信して、オブジェクト配布コマンドを開始する。ブロック9516において、情報配布モジュール6504は、選択された参加者オブジェクト4002(又はドロップ目標)と関係付けられるプロフィール情報及び配達方法(適用可能な場合)を決定してもよい。ブロック9518において、情報配布モジュール6504は、特定された配達方法及び/又はプロフィール情報に従って情報ソースを配布する。
また、会議システム106は、会議システム106に情報を転送し且つそれからの情報を配布する更なる追加の機構をサポートしてもよい。例えば、一実施形態では、会議システム106は、参加者のアカウントと関係付けられるカスタマイズされたEメールアドレスを提供してもよい。参加者104が会議システム106でアカウントを作成すると、カスタマイズされたEメールアドレスは、自動的に確立され、参加者のアカウントと関係付けられて、使用可能になる。参加者104は、Eメールアカウントを使用して、別個のクライアントアプリケーション、ウェブベースインターフェースを介して、又は会議インターフェースを介してEメールを送信及び受信してもよい。カスタマイズされたEメールアドレスは参加者のアカウントにリンクされるので、このアドレスへのEメールが受信されると、会議システム106は、対応するアカウントを自動的に決定してもよい。任意の添付ファイル、リンク、又は他の文書若しくは情報が、Eメールから自動的に又は手動で解析されて、上記のようにして会議中に提示し又は他の参加者に配布するために、会議インターフェースを介して参加者104に利用可能になってもよい。別の実施形態では、参加者104は、別個のカスタマイズされたEメールアドレスを使用する代わりに、既存のEメールアドレスをアカウントと関係付けてもよい。
図96−107を参照すると、グラフィカルユーザインターフェース132を介してオンライン会議における会議セッションを管理するためのシステム、方法、及びコンピュータプログラムの様々な実施形態が記載されている。会議セッション管理機能の実施形態は、メモリ404に記憶されたモジュール6506を介して実装されてもよい(図65)。以下でより詳細に記載されるように、一般に、会議セッション管理モジュール6506は、コンピュータ装置102のユーザがグラフィカルユーザインターフェース132を介して会議セッションのブレークアウトセッションを生成することを可能にする論理及び/又は機能性を含む。ブレークアウトセッションは、1つ以上の参加者オブジェクトを選択して既定のドロップ目標に移動させることによって生成されてもよい。参加者オブジェクト4004の選択及び移動は、上述の又はそれ以外のドラッグ・アンド・ドロップ機能及び任意の適切な入力機構を介して実装されてもよい。
図96は、ブレークアウトセッションを生成するための会議ユーザインターフェース9600の実施形態を例示する。会議ユーザインターフェース9600は、一般に、会議システム106によって提供される会議セッションにおける参加者104ごとに参加者オブジェクト4004を表示する画面部分4002を含む。会議セッションは、関連するオンライン会議と共に音声会議114を含んでもよい。会議セッションは、上記の任意の方法で会議システム106によって確立されてもよい。会議ユーザインターフェース9600は、クライアント装置102のユーザがブレークアウトセッションの生成処理を選択的に開始することを可能にするためにユーザインターフェース要素(例えば、ブレークアウトセッション要素9602)を更に含んでもよい。
会議セッションの間、クライアント装置102のユーザは、画面部分9702(図97)のブレークアウトセッションウィンドウの表示をトリガし得るブレークアウトセッション要素9602を選択してもよい。図98−101を参照すると、各参加者オブジェクト4002は、グラフィカルユーザインターフェース132を介してドラッグ・アンド・ドロップ機能をサポートするように構成されてもよいことが理解されるべきである。ドラッグ・アンド・ドロップ機能(又は、本明細書に記載の他の入力ジェスチャ)は、ユーザが参加者オブジェクトを選択して、画面部分4002のメイン会議ウィンドウから画面部分9702のブレークアウトセッションウィンドウへと移動させることを可能にする。ドラッグ・アンド・ドロップ操作は、対応する参加者をブレークアウトセッションに追加するように会議システム106を指示するための適切なコマンドを開始してもよい。
参加者オブジェクト4004は、例えば、グラフィカルユーザインターフェース132及び入力機構の設定によって様々な方法で選択されてもよい。一実施形態では、ドラッグ・アンド・ドロップ機能は、タッチスクリーンディスプレイ5004を介して提供される。ドラッグ・アンド・ドロップ機能は、人間の接触又はスタイラスの接触のタッチスクリーンディスプレイ5004上の場所を決定するように構成されてもよい。参加者オブジェクト4004は、オブジェクトの表示領域に接触することによって選択されてもよい。図98は、ユーザが適切な表示領域に接触することによって選択される参加者オブジェク4004eを例示する。他の実施形態では、参加者オブジェクト4004のユーザ選択は、表示領域上で表示されたカーソルの場所を動かして選択コマンドを開始することによって(例えば、マウス、タッチパッド、又は他の入力機構をクリックすることによって)実行されてもよい。
参加者オブジェクト4004が選択された後で、ユーザは、選択された参加者オブジェクト4004を画面部分9702に移動する任意の所望のジェスチャを行ってもよい。図99に例示されるように、一実施形態では、選択された参加者オブジェクト4004eは、ドラッグ操作で動かされてもよい。ドラッグ操作は、参加者オブジェクト4004が選択されている間に、入力機構(例えば、人間又はスタイラスの接触、カーソル等)の場所を更に監視するように構成されてもよい。図99の実施形態では、参加者オブジェクト4004eは、ブレークアウトセッションウィンドウ内で動かされてもよい。ユーザは、対応する参加者をブレークアウトセッションに追加するコマンドをトリガするために参加者オブジェクト4004eを選択解除してもよい。図100及び101は、ブレークアウトセッションに追加される第2の参加者オブジェクト4004fを例示する。
一実施形態では、ブレークアウトセッションは、音声会議114の音声ストリーム122を処理することによって生成されてもよい。参加者オブジェクト4004e及び4004fがブレークアウトセッションウィンドウに移動される図102に示される例を検討する。参加者オブジェクト4004e及び4004fを動かす前に、会議システム106は、参加者識別子120a−fによって識別される6人の参加者を含む音声会議114を確立している。各参加者は、対応する音声ストリーム122a−fを有しており、対応する参加者オブジェクト4004a−fと共に会議インターフェース内で識別される。参加者オブジェクト4004e及び4004fがブレークアウトセッションウィンドウに移動されると、会議セッション管理モジュール6506は、参加者識別子120e及び120fを参照して対応する音声ストリーム122e及び122fを識別してもよい。会議セッション管理モジュール6506は、会議システム106への適切なコマンドを構成して開始してもよい。一実施形態では、参加者をブレークアウトセッションに追加するコマンドは、参加者識別子120e及び120fを特定してもよい。会議システム106は、コマンドを受信して、対応する音声ストリーム122e及び122fを受信してもよい。
図105に例示されるように、会議システム106は、音声ストリーム122e及び122fを含むブレークアウトセッション12002を確立してもよい。会議システム106は、元の会議と関係付けられる音声会議114の音声ストリーム122e及び122fを除去し又は使用不能にし又は消音して、ブレークアウトセッション12002に対して2つのストリームの別個のミックスを生成してもよい。このようにして、会議セッションにおける参加者は、音声ストリーム122e及び122fを聞かず、ブレークアウトセッションにおける参加者は音声ストリーム122a、122b、122c、122d及び112gを聞かない。音声ストリーム122の処理は、会議システム106の機構によって様々な代替的方法で実装されてもよいことが理解されるべきである。
図106及び107に示されるように、ブレークアウトセッション10502は、音声ストリーム122a−fを同様に処理することによって音声会議114へ選択的に再結合又は再加入されてもよい。図106の実施形態では、ユーザは、ユーザインターフェース要素(例えば、セッション結合要素10602)を選択することによってブレークアウトセッション10502を音声会議114と再結合してもよい。別の実施形態では、ブレークアウトセッションウィンドウは、ユーザが選択してメイン会議ウィンドウに移動させ得るドラッグ可能オブジェクトとして構成されてもよい(図107)。個々の参加者は、上記のように、参加者オブジェクト4004を選択して、ブレークアウトセッションウィンドウからメイン会議ウィンドウへ移動させることによって会議セッションに再び追加されてもよい。
図103は、上記のセッション管理機能を実装するための会議セッション管理モジュール6506の実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する。ブロック10302において、クライアント装置102は、会議システム106によって確立される会議セッションの参加者を識別する複数の参加者オブジェクト4004を第1の画面部分に表示する会議インターフェースを提示する。ブロック10304において、会議セッション管理モジュール6506は、参加者オブジェクト4004の1つがグラフィカルユーザインターフェース132を介して選択されたことを決定する。クライアント装置102によってサポートされる特定の入力装置及びグラフィカルユーザインターフェースコマンドによって、選択された参加者オブジェクト4004は、ブレークアウトセッションと関係付けられるドロップ目標に動かされてもよい(ブロック10306)。ブロック10308において、会議セッション管理モジュール6506は、参加者オブジェクト104と関係付けられる参加者識別子120を決定してもよい。会議セッション管理モジュール6506は、参加者を会議セッションから除去して(ブロック10310)、ブレークアウトセッションに参加者を追加するように(10312)会議システム106に命令してもよい。
図108−114を参照すると、グラフィカルユーザインターフェース132を介してオンライン会議における参加者を認証するためのシステム、方法、及びコンピュータプログラムの様々な実施形態が記載されている。参加者認証を実装するための機能性は、例えば、参加者認証モジュール6508(図85)において具現化されてもよい。以下により詳細に記載されるように、参加者認証モジュール6508は会議インターフェースに表示される署名キャプチャ機構を介して参加者を認証する論理及び/又は機能を含む。署名キャプチャ機構は、グラフィカルユーザインターフェース132を介して提示される会議インターフェース内の領域を含んでもよい。署名キャプチャ領域は、入力装置が画面部分に対して動かされるとグラフィカルユーザインターフェース132を介して入力装置の場所を電子的に認識及び/又はキャプチャするように構成される。一実施形態では、タッチスクリーンディスプレイ5004は、ユーザが、例えば、指又はスタイラス等の他の入力装置で画面部分上で書くこと又はトレースすることを可能にするために使用されてもよい。他の実施形態では、マウス又は他の入力装置6501(図65)が画面部分内で表示されたカーソルの動きをコントロールするために使用されてもよい。
図108は、会議の参加者を認証するための参加者認証モジュール6508の一実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する。会議は、上記の任意の方法で会議システム106によって確立されてもよい。会議は、通信ネットワークを介して会議システム106によってクライアント装置102に提示される関連する会議インターフェースと共に音声会議114及び/又はビデオ会議を含んでもよい。会議(即ち、会議イベント)の準備及び/又は管理に関連する任意のイベントについて参加者を認証することが望ましい場合はいつでも、会議システム106は、参加者認証処理を要求し又は呼び出してもよい。ブロック10802において、参加者認証モジュール6508は、参加者が認証される会議と関係付けられる会議イベントを決定し又は通知される。会議イベントは、ログインイベント(図109)と関係付けられ、又は他の実施形態では、文書又は他の情報ソースを配布する前に参加者を認証するために使用されてもよい。図110は、参加者104bに配布される文書オブジェクト8106を参加者104aが選択する実施形態を例示する。特に、文書に機密性がある場合又は受信者の識別を確認することが望ましい場合、文書を配布する前に参加者104bを認証することが望ましい場合がある。このようにして、選択された文書オブジェクト8106が参加者オブジェクト104bにドロップされた後で、安全な配布イベントがトリガされてもよい。安全な配布イベントは、署名キャプチャ領域を含む画面11102(図111)の表示を開始してもよい。
別の会議イベントは、参加者投票を確認すること又は音声会議114で検討されている論点の確認に関してもよい。図113は、(例えば、共同アプリケーション8104によって会議インターフェースに表示され得る)議事録を承認するように参加者を促す「議事録承認」画面11304を示す。画面11304は、投票される論点の説明11306と共に、「イエス」ボタン11308及び「ノー」ボタン11310又は他の入力機構を含んでもよい。選択を行った後で、参加者を認証するために署名キャプチャ領域10906が表示されてもよい(図114)。
認証を要求する会議イベントに関わらず、ブロック10804において、参加者認証モジュール6508は、認証される参加者に会議インターフェースの署名キャプチャ領域を提示する。署名キャプチャ領域は、ウィンドウ、メニュー、ディスプレイ、エリア、領域等、又はグラフィカルユーザインターフェース132を介して会議インターフェースに表示される任意の他のユーザインターフェース要素を含んでもよい。ユーザインターフェース要素は、定義された領域を強調するように署名キャプチャ領域の境界を表示してもよい。ブロック10806において、署名キャプチャ領域は、入力装置が定義された領域内で動かされると入力装置(例えば、タッチスクリーンディスプレイに対する人間若しくはスタイラスの接触又はカーソル)の場所の座標を電子的にキャプチャするように構成される。署名キャプチャ領域は、継続的な動き又は一連の動きをキャプチャしてもよい。署名キャプチャ領域10906(図109及び114)は、手書きの署名をキャプチャするように構成される。しかしながら、署名は、特定のユーザによって決定される何らかの連続した1つ以上の動きを含んでもよいことが理解されるべきである。
図111に例示される実施形態では、署名キャプチャ領域は、複数のノード11104を含む基準グリッドを表示してもよい。参加者は、2つ以上のノード11104を介して事前に定義されたパターンをトレースすることを求められてもよい。署名キャプチャ領域は、トレースされたパターン11106をノードからノードへの順番(node−to−node sequence)として検出してもよい。例えば、図111の例示では、参加者は、左上のノードから、右上のノードへ、右下のノードへ、そして中央のノードで終了するノードからノードへの順番をトレースしている。このトレースパターン11106は、番号が付されたノードに従ってノードからノードへの順番を定義してもよい。他の基準グリッド、パターン、配置等が実装されてもよいことが理解されるべきである。
ブロック10808において、電子署名(例えば、手書き署名、トレースパターン、ジェスチャ等)の場所の座標が参加者電子署名に変換される。参加者電子署名は、記憶された電子署名と比較されてもよい(ブロック10810)。記憶された電子署名は、ローカルのメモリ404に、会議システム106に、又は別のリモートロケーションに記憶されてもよい。記憶された電子署名は、参加者を認証するための基準署名として以前に記憶されていてもよい。記憶された電子署名は、参加者識別子と論理的に関係付けられてもよい。この点で、参加者電子署名及び参加者識別子は、比較を実行するアプリケーションに提供されてもよい。アプリケーションは、参加者識別子に対応する記憶された電子署名を参照して、一致が存在するかどうかを決定してもよい(判定ブロック10814)。2つの署名の比較は、入力機構と関係付けられるヒューマンエラー及び/又は何らかの技術的制限を考慮に入れて、任意の適切なアルゴリズムを介して実装されてもよい。一致が存在すれば、参加者は認証されてもよい(ブロック10812)。一致が存在しない場合、処理は一回以上繰り返され、又は参加者は会議イベントへのアクセスを拒否されてもよい。
図115は、参加者104が会議システム106によって提供される会議の様々な構成要素を参加者104が選択的に記録、再生及び配布することを可能にするための会議記録/再生システム11500の実施形態を例示する。会議記録/再生システム11500は、1つ以上の通信ネットワーク110を介して接続される会議システム106及び複数のクライアント装置102を含む(図1)。会議システム106及びクライアント装置102は、上記のようにして構成されてもよい。一般に、会議システム106は、複数の参加者104間で音声会議114を確立する。1つ以上のサーバ108は、クライアント11502(例えば、ブラウザ、1つ以上のブラウザプラグイン、及び/又は特殊目的クライアント)を介してクライアント装置に音声会議114及び会議インターフェースを提示するように構成されてもよい。会議インターフェースは、グラフィカルユーザインターフェース132及び関連するディスプレイ(例えば、タッチスクリーンディスプレイ装置5004又は他のディスプレイ装置)を介して提示及び表示されてもよい。
会議インターフェースに表示又は提示された音声会議114及びコンテンツを記録及び再生するために、クライアント装置102は、記録モジュール11504、再生モジュール11506、コントロールモジュール11510、並びに1つ以上のバッファ及び/又は記憶装置11508を更に含む。記録モジュール11504、再生モジュール11506、及びコントロールモジュール11510は、メモリ(例えば、メモリ404)に具現化されて、1つ以上のプロセッサ402によって実行されてもよい。一実施形態では、モジュール11504、11506及び11510は、クライアント13002と統合されてもよいが、モジュールは、クライアント11502、グラフィカルユーザインターフェース132、会議インターフェース、又は他の関連するソフトウェア及び/又はハードウェアプログラムとインターフェース接続する別個のモジュールを含んでもよいことが理解されるべきである。更に、1つ以上のこうしたモジュールは、サーバ又は会議システム106の他の構成要素に常駐してもよいことが理解されるべきである。
記録モジュール11504は、音声会議114における音声ストリーム及び任意の他の音声、ビデオ、グラフィックス、画像、文書、テキスト、データ、又は会議インターフェース3110を介して提示される他のマルチメディアを含む、会議インターフェースに表示又は提示されるコンテンツ及び/又は機能性をキャプチャするように構成される。クライアント装置102のユーザは、コントロールモジュール11510及び関連するユーザインターフェースを介して記録モジュール11504を選択的にコントロールしてもよい。記録モジュール11504は、1つ以上のバッファ又は記録装置13008にキャプチャされたコンテンツを記憶してもよい。一実施形態では、キャプチャされたコンテンツは、以下により詳細に記載されるように、再生モジュール11506によって即座に又は後で再生するために会議の間にリアルタイムでバッファされる。記録モジュール11504は、会議インターフェースの一部(又は全表示領域)をキャプチャするために画面キャプチャ機能を含む。記録モジュール11504は、埋め込み音声及び/又はビデオコンテンツを別々にキャプチャしてもよい。会議の間又は終了時に、キャプチャされたコンテンツは処理されて、記録、配布等のために再生可能フォーマットで記録されてもよい。
図115に例示されるように、キャプチャされたコンテンツは、会議と関係付けられる任意の複数の会議チャネル11512に関連するデータを含んでもよい。 会議チャネル11512は、例えば、音声会議114における音声ストリーム122、会議インターフェースと関係付けられる提示コンテンツ、及び参加者104からの任意の挿入メディア11602を含んでもよい。図116に示される例は、3人の参加者104a−104cを含む音声会議114を含む。各参加者は、関連する音声ストリーム122a−122cを有する。挿入されるメディア13102は、参加者が会議インターフェースを介して共有、投稿、又は提示若しくは表示し得る音声、ビデオ、文書、ノート、画像、グラフィックス、データ等を含んでもよい。
動作時に、会議記録/再生システム11500の各クライアント装置102は、即時の又はその後の再生のために1つ以上の会議チャネル11512を選択的にキャプチャしてもよい。キャプチャされたコンテンツは、各クライアント装置102に又は会議システム106に記憶されてもよい。この点で、会議システム106は、記録モジュール11506及びバッファ又は記憶装置11508を含んでもよい。
図117は、会議記録/再生システム11500を介して記録及び記憶された記録済み会議用のデータ構造の実施形態を例示する。記録済み会議11700は、任意のコンピュータ可読フォーマットで任意の記憶装置に記憶されてもよい。一実施形態では、記録済み会議11700は、再生可能メディアファイル又はコードとして構成される。記録済み会議11700は、任意の所望の転送又は配布方法を使用して参加者104間で又は他の受信者へ転送又は配布されてもよい。一実施形態では、会議を記録した参加者104は、記録済み会議11700を会議システム106によってホスティングされる参加者プロフィール又はアーカイブへと転送してもよい。アーカイブは、参加者104又は任意の他のユーザによる後のアクセス及び/又は配布のために多数の記録済み会議11700を記憶してもよい。ユーザは、クライアント装置102での再生のために記録済み会議11700をダウンロードしてもよい。他の実施形態では、記録済み会議11700は、統合されたビデオとしてストリーミングされてもよい。更なる実施形態では、記録済み会議11700は、URL(uniform resource locator)又はユーザに配布され得る他の埋め込みコードと共に参照されてもよい。また、参加者104は、電子メールで又はソーシャルネットワークコンピュータシステム若しくはサードパーティビデオ配布システムによることを含む、上述の任意の又は他の方法を介して、他のユーザへ記録済み会議11700を直接転送又は配布してもよい。
図117に例示されるように、記録済み会議チャネル11512は、会議と関係付けられるマスタタイムライン(例えば、会議タイムライン11702)に従って同期されてもよい。記録処理の一部として、記録モジュール11504は、記録されたコンテンツに対してタイムスタンプ11704を生成してもよい。一実施形態では、タイムスタンプ11704は、時間基準11706、イベントタイプ11708、及びイベント識別子11710を含んでもよい。時間基準11706は、マスタタイムラインに沿って一時的ロケーションを定義する。イベントタイプ13208及びイベント識別子13210は、会議内で起こる特定の種類のイベントをカタログ化するために使用されてもよい。図117に例示される実施形態では、参加者102aは、会議インターフェース3110にビデオオブジェクト11712を挿入してもよい。ビデオオブジェクト11712は、会議インターフェース3110を介して他の参加者102b及び102cと共有されてもよい。また、適切なイベントタイプ11712及びイベント識別子11710が挿入されたビデオの開始及び終了を識別するために生成されてもよい。会議の後で、参加者102bは、音声オブジェクト11714を挿入してもよく、参加者102cは、文書オブジェクト11716を表示してもよい。記録モジュール11504は、挿入された音声及び文書の開始及び終了を識別するためにタイムスタンプ11704を生成してもよい。
記録モジュール11504は、会議インターフェース3110に関連する任意の会議イベントに対するタイムスタンプ11704を生成するように構成されてもよいことが理解されるべきである。図118に例示される実施形態では、タイムスタンプ11704は、参加者指定コメント、ノート、又はマーカ11802に関して生成されてもよい。マーカ11802は、後の検討のために会議内の関連点を識別し、又は会議に注釈をつけるために使用されてもよい。更に、タイムスタンプ11704は、ソーシャルネットワークシステム3102に関連する通信チャネル3202(図31及び32)等のデータフィードと関係付けられる着信及び/又は発信投稿を識別するために生成されてもよい。マーカ11802及びフィード11804に対するタイムスタンプ11704は、プライベート又はパブリックとして分類されてもよく、それは、チャネル要素11512が他の参加者104と共有されるか又はそれらを定義したユーザにのみ利用可能であるかを定義してもよい。
会議記録/再生システム11500の概略的構造及び動作を記載しているが、様々な追加の特徴及び機能が会議インターフェース11900(図119)の例示的な実施形態を参照して記載されるであろう。会議インターフェース11900は、会議内の各参加者104を識別する相互作用可能参加者オブジェクト11904を表示する。相互作用可能参加者オブジェクト11904は、参加者オブジェクト4004(例えば、グラフィカル表現4102、プロフィール情報4104、音声インジケータ4106、名刺要素4108等)と関連して記載された類似の情報を表示してもよい。図42bに関連して言及されたように、名刺要素4108は、追加のパラメータ4202を表示するために参加者オブジェクト4004を「フリップ」してもよい。相互作用可能参加者オブジェクト11902は、更なる相互作用機能及び視覚効果を含んでもよい。例えば、参加者オブジェクト11902は、複数の表示面を有する立方体を含んでもよい。参加者104がユーザインターフェース要素を選択すると、立方体は、オブジェクトの1つ以上の面を表示するために拡張されてもよい。
図119は、参加者の1人によって選択された後の参加者オブジェクト11902dを例示する。ユーザの選択は、立方体の面12002d、12004d、及び12006dの表示をトリガしてもよい。各面は、参加者に関する追加の情報を表示してもよい。一実施形態では、立方体の面は参加者によって設定可能であってもよく、例えば、ソーシャルネットワークプロフィール、ソーシャルネットワーク通信チャネル3202への更新、ビデオ、グラフィックス、画像、又は任意の他のコンテンツを表示してもよい。立方体の面は、元の折り畳まれた立方体に戻るように更に選択されてもよい。別の実施形態では、参加者オブジェクト11902は、立方体の各面12002d、12004d、及び12006dを表示するために(自動的に又はユーザの選択によって)回転されてもよい。図121は、立方体の面12004dを表示するために回転された後の参加者オブジェクト11902を示す。参加者オブジェクト11902は、追加の又は代替的な視覚効果及び/又は相互作用可能機能と共に設定されてもよいことが理解されるべきである。
会議インターフェース11900は、様々な機能にアクセスするための1つ以上の選択可能要素を含んでもよい。マイコネクション要素11906が、参加者104がクライアント装置102と会議システム106との間の既存の接続を設定することを可能にするための表示を起動してもよい。参加者104は、音声会議114との接続を切断し、(例えば、ダイヤルアウトによって)音声会議114との新たな接続を確立し、又は音声会議114との既存の接続を再設定してもよい。音声接続を設定することに加えて、参加者104は、会議インターフェース3110を介してオンライン会議への接続を設定してもよい。一実施形態では、オンライン会議との接続は、別のクライアント装置102又は既存のクライアント装置102における別のクライアント11502に転送されてもよい。これは、参加者が転送時にオンライン会議における存在を途切れなく維持することを可能にしてもよい。
招待要素11908は、参加者104が追加の参加者104をオンライン会議に招待することを可能にするためのメニュー12202(図122)を起動してもよい。図122に例示されるように、例えば、電話番号(電話要素13704)へダイヤルアウトし、会議システム106へアクセスするための情報を含むEメールを送信し(Eメール要素12206)、又はメッセージをソーシャルネットワークシステム3102等のウェブサービス(ウェブ存在要素12208)に送信することによって、追加の参加者が招待されてもよい。
共有要素11910は、参加者104がメディアを挿入してオンライン会議の他の参加者と共有することを可能にするためのメニュー12302(図123)を起動してもよい。メニュー12302は、メディアを選択する閲覧場所を特定することを参加者104に促してもよい。会議ルーム要素12304が、会議システム106によって記憶されたメディアを表示してもよい。ローカル装置要素12306が、参加者104がクライアント装置102に位置するファイルを選択することを可能にするためのファイルブラウザを表示してもよい。ウェブ要素12308が、例えば、サードパーティのビデオ、音声、又は文書ホスティングサービス等のウェブサービスによってホスティングされた利用可能なメディアを表示してもよい。図124は、参加者104がウェブベースのビデオ13902を識別した後の会議インターフェース11900を例示する。クライアント装置102は、ウェブベースのビデオ12402を立ち上げて、会議システム106は、会議インターフェース3110を介して全ての参加者104とそれを共有する。
一実施形態では、参加者がウェブベースのビデオ12402(又は他のユーザインターフェース要素、提示ディスプレイ等)を立ち上げると、要素は、より視覚的に魅力的な体験を与えるために「フライイン(fly−in)」要素として会議インターフェース11900に案内されてもよい。例えば、要素は、会議インターフェース11900の底部から持ち上げられるように見えてもよく、参加者オブジェクト11902は、要素を収容するために残りの利用可能な(又は隠された)画面スペースに自動的に再配置されてもよい。要素の移動は、画面の任意の部分から始まってもよく、任意の所望のアニメーション又は効果を実装してもよい。1つの実装では、「フライイン」要素は、画面の「フロア」から持ち上げられる物理的画面の動作をシミュレーションするように構成され、参加者オブジェクト11902は、画面によって「押しのけられ」、又は再配置され若しくは隠される。別の実施形態では、「フライイン」要素が最前面に上げられて、参加者オブジェクト11902は、背景に表示されてもよい。
ウェブベースのビデオ12402(又は他の提示ディスプレイ)が完了し又は手動若しくは自動で停止されると、アニメーション又は効果は反転され、参加者オブジェクト11902は元の又は他の配置に戻って、「フライイン」要素は元の又は他の状態に移動されてもよい。「フライイン」要素アニメーション及び/又は効果は、任意の所望の提示コンテンツ及び/又は機能性(例えば、ディスプレイ、ペイン、ウィンドウ等)と共に使用されてもよいことが理解されるべきである。
マイルーム要素11912は、参加者104が会議インターフェース3110の外見を設定することを可能にするための表示を立ち上げてもよい。参加者104は、参加者オブジェクト11902の配置を設定し、ロケーションビュー124を特定し、又は任意の他の提示パラメータを設定してもよい。
アプリケーション要素11914は、参加者104が会議用アプリケーションを立ち上げることを可能にするためのメニュー12502(図125)を立ち上げてもよい。上記のように、会議システム106は、様々な会議用アプリケーションを購入するために会議アプリケーションストアをホスティングしてもよい。アプリケーションストア要素12504は、参加者104が会議用アプリケーションを購入し得るアプリケーションストアを立ち上げてもよい。マイアプリケーション要素12506は、既に購入されている又はそれ以外で参加者104に利用可能なアプリケーションから参加者104が参加者104が選択することを可能にするための表示を立ち上げてもよい。ホストアプリケーション要素12508は、オンライン会議のホストによって利用可能にされている会議用アプリケーションを表示してもよい。
図126は、参加者104が会議ノートアプリケーション12602を立ち上げた後の会議インターフェース11900を例示する。ノートアプリケーション12602は、参加者104がノート部分にノートを挿入することを可能にするためにテキスト挿入要素12604を表示する。参加者104が、ノートを挿入してノート投稿要素14106を選択してもよく、それは参加者104の指示12608を有するグループノート12610として追加される。
記録要素11916は、参加者104が会議レコーダ(要素12704)を立ち上げ又は記録オプション(要素12706)若しくはアラートオプション(12708)を設定することを可能にするための表示12702(図127)を立ち上げてもよい。記録オプション要素12706は、参加者104がどの要素12804を記録するかを(例えば、チェックボックス12806によって)選択することを可能にするための表示12802を立ち上げてもよい。図128に例示される実施形態では、参加者104は、1つ以上の以下のパラメータ、即ち、音声、会議インターフェース、共有メディア、会議アプリケーション、マイフィード、又は全ての会議要素に従って記録することを選択してもよい。起動されると、記録モジュール11504は、選択された要素を記録及び記憶するであろう。
図129に例示されるように、アラートオプション要素12702は、参加者104が様々な会議内アラートに対して会議インターフェースを設定することを可能にするためにアラートマネージャ12902を立ち上げてもよい。例えば、会議インターフェース3110は、ビデオが共有される場合、会議アプリケーションが立ち上げられる場合等、所定のイベントが会議(要素12906)に発生する場合に参加者にアラートを与えるように構成されてもよい。他の種類の参加者ベースのアラートが生成されてもよい(要素12904)。参加者104は、特定の参加者104が話しているとき又は参加者が会議内で所定の行動を取るときに会議インターフェース3110を介してアラートを与えられることを希望してもよい。
会議レコーダが立ち上げられて記録モジュール11504が会議を記録しているとき、会議インターフェース3110は、様々な記録及び再生機能を容易にするために記録/再生ナビゲーションコントローラ13002(図130)を提示してもよい。記録/ナビゲーションコントローラ13002は、コントロールモジュール11510と関係付けられるユーザインターフェースを含む。コントローラ13002は、各再生機能を開始するために一時停止/再生入力13106、巻き戻し入力13104、及び早送り入力13108を含むナビゲーションコントローラ13102を含む。一時停止/再生入力13106は、会議の一時停止と会議の再生機能との間をトグルする。巻き戻し入力13106及び早送り入力13104は、参加者104が再生中の会議のマスタタイムラインに沿って前の及び後の場所に進むことを可能にする。再生機能の間、参加者104は、ライブ会議を自動的に返すライブ入力14612を選択してもよい。ミュート入力13114は、音声会議114を消音する。
記録/再生ナビゲーションコントローラ13002は、参加者104がマスタタイムライン11702にコメント、タグ等(マーカ11802、図118)を挿入することを可能にするために挿入マーカ部13114を更に含んでもよい。コメントは、テキスト挿入要素13118に追加されて、プライベート又はパブリックコメントとして特定されてもよい。挿入要素13120が選択されると、コメントを含むタイムスタンプ11704が生成される。
図132は、図115の会議記録/再生システムの実施形態の機構、動作、及び/又は機能性を例示する流れ図である。ブロック13202において、会議システム106は、複数の参加者104間で音声会議114を確立する。ブロック13204において、会議インターフェース3110及び音声会議114が、各クライアント装置102に提示される。ブロック13206において、1つ以上のクライアント装置102が、音声会議114及び会議インターフェース3110を同期して記録する。上記のように、1つ以上の会議チャネル11512が記録されてもよい。ブロック13208において、同期された音声及びビデオが記憶及び再生される(ブロック13210)。
図133は、オンライン会議の参加者104が第1の参加者のクライアント装置102aから第2の参加者のクライアント装置102bへと会議セッションを途切れなく転送することを可能にするコンピュータシステム13300の実施形態を例示する。途切れのない転送は、会議の他の参加者104が転送に気付かないように会議中に提供される。コンピュータシステム14800は、一般に、1つ以上の通信ネットワーク110を介して接続される会議システム106及び複数のクライアント装置102を含む(図1)。会議システム106は、複数の参加者104間で音声会議114を確立するように構成される。会議システム106と関係付けられる1つ以上のサーバ108は、クライアント(例えば、クライアント13002、ブラウザ、1つ以上のブラウザプラグイン、及び/又は任意の他の一般的若しくは特殊目的クライアント)を介してクライアント装置102に音声会議114及び会議インターフェース3110を提示するように構成される。会議インターフェース3110は、グラフィカルユーザインターフェース132及び関連するディスプレイ(例えば、タッチスクリーンディスプレイ装置5004又は他のディスプレイ装置)を介して提示及び表示されてもよい。各クライアント装置102は、会議システム106とのセッション(即ち、会議セッション)を介して会議インターフェース3110にアクセスしてもよい。
図133の実施形態に例示されるように、1つのクライアント装置から別のクライアント装置への会議セッションの転送を容易にするために、クライアント装置102は、参加者装置間会議転送モジュール13302を含んでもよい。モジュール13302は、一般に、転送処理の1つ以上の態様を開始、制御、又は実装するための論理又は機能性を含む。モジュール13302は、メモリ(例えば、メモリ404)に具現化されて、1つ以上のプロセッサ402によって実行されてもよい。モジュール13302の1つ以上の部分が、第1のクライアント装置102a(即ち、最初の又は一次クライアント装置)、第2のクライアント装置102b(即ち、後の又は二次クライアント装置)、サーバ108、又は会議システム106の他の要素に常駐してもよい。
この点で、第1の参加者のクライアント装置102aは、会議システム106との最初の又は以前の会議セッション(即ち、第1の会議セッション)を確立するクライアント装置102を意味することが理解されるべきである。第2の参加者のクライアント装置102bは、参加者104が第1の会議セッションを転送することを希望する目標クライアント装置102を意味する。第1及び第2の参加者のクライアント装置102は、通信ネットワーク110を介して会議システム106と通信することが可能な(上記の)任意のコンピュータ装置を含んでもよい。転送処理は、参加者104がある装置から別の装置へ会議システム106とのセッションを転送することが望ましい任意の状況において実装されてもよい。
例えば、参加者の職場にあるデスクトップコンピュータ又はラップトップ若しくはノートブックコンピュータ等のパーソナルコンピュータを介して参加者104が最初に会議に参加する状況を検討する。会議の間、参加者104は、職場を離れることが必要とされる場合がある。多くの参加者104が会議にアクセス可能なモバイルコンピュータ装置を有してもよいが、従来の会議解決策は、参加者をパーソナルコンピュータから切断してモバイルコンピュータ装置を介して新しい接続を確立することを要求する場合がある。この期間中、参加者104が会議に不在であることがはっきりとしている場合がある。この問題の1つの解決策は、参加者104がパーソナルコンピュータを接続する前にモバイルコンピュータ装置との新しいセッションを確立することである。しかしながら、このシナリオでは、第2のセッションが確立されて第1のセッションが終了されるまで、参加者104は、2つの別個の参加者として会議に現れてもよい。これは不在に見えることが好ましい場合もあるが、他の参加者104を更に混乱させ、又は参加者がもはや職場におらず若しくはモバイルコンピュータ装置を介して会議にアクセスしていないことを不必要に強調し得る。
モバイルコンピュータ装置を介して第1の会議セッションが確立されると、参加者104は、同様の問題を経験し得る。様々な理由で、参加者104は、元のモバイルコンピュータ装置以外の装置から会議にアクセスすることを望む場合がある。例えば、モバイルコンピュータ装置は、バッテリ電力又はキャリアネットワークとの接続を失う可能性があり、又は他の無線ネットワークが問題を起こす可能性もある。別の理由は、参加者104がより大きなディスプレイ又は他の好ましい性能特性を有するコンピュータ装置での会議を体験することを希望することであってもよい。上記のように、会議中に、参加者104の1人は、会議インターフェース3110を介してビデオを共有し、又はオーディオクリップ又は他のコンテンツ若しくは機能性を案内してもよい。モバイルコンピュータ装置(又は他のコンピュータ装置)は、ビデオを観るために互換性のあるソフトウェア、又は場合によってはディスプレイサイズ、処理能力、他のハードウェア及び/又はソフトウェア仕様を有さない場合があり、又は他の性能特性は、会議インターフェース3110に提示されるコンテンツ又は機能性を見ることを困難にする。参加者104は、より適切なコンピュータ装置又はプラットフォームから会議を体験することを希望してもよい。この状況では、参加者104は、上記と同じ問題を有するであろう。
コンピュータシステム13300は、会議における参加者の存在を中断することなく会議中に目立たないように参加者104が途切れなく装置を変更することを可能にすることによって1つ以上のこうした又は他の問題への解決策をもたらし得る。図134は、会議インターフェース3110における対応する参加者の存在を維持しながら第1のクライアント装置102aから第2のクライアント装置102bへと会議セッションを転送する方法の実施形態を例示する。方法は、第1のクライアント装置102a、第2のクライアント装置102b、又は会議システム106において行われ又は常駐し得る機能、ステップ、又は論理を例示することが理解されるべきである。
ブロック13402において、参加者104は、第1のクライアント装置102aを介してオンライン会議に参加する。第1のクライアント装置102aは、会議システム106との第1の会議セッションを確立する。オンライン会議は、音声会議114を含んでもよい。ブロック13404において、会議システム106は、例えば、クライアント装置102a及び会議の他のクライアント装置102に会議インターフェース3100等の会議インターフェースを提示する。上記のように、会議インターフェース3110は、第1のクライアント装置102aを操作する参加者104を含む、会議の各参加者を識別する参加者オブジェクト(例えば、オブジェクト4004、11902)を表示してもよい。会議システム106は、参加者に対応する一意の参加者識別子3802(図38)によって各参加者オブジェクトを参照してもよい。
ブロック13406において、参加者104は、第2のクライアント装置102bへの会議セッションの転送を開始する。一実施形態では、参加者104は、例えば、マイコネクション要素13406(図119)又は他のユーザインターフェース要素若しくは入力装置によって会議インターフェース3100を介して転送を開始してもよい。ブロック13408において、第1のクライアント装置102aは、参加者104に対応する参加者識別子3802を含み得る転送要求13502(図135)を生成する。転送要求13502は、第2のクライアント装置102bに送信される。転送要求13502は、様々な方法で、第2のクライアント装置102bにおいて設定されて配達されてもよいことが理解されるべきである。図135に例示される実施形態では、転送要求13502は、例えば、任意の所望のプロトコルを使用する近距離無線ネットワーク等のローカル通信ネットワークを介して第2のクライアント装置102bに送信される。この配達方法は、クライアント装置102a及び102bが互いに近くに位置している状況において望ましくてもよい。
図136に例示されるように、転送要求13502は、1つ以上の通信ネットワーク110を介して第2のクライアント装置102bに送信されてもよい。第1のクライアント装置102aは、第2のクライアント装置102bによって受信され又は検索され得るメッセージ(例えば、Eメール、ソーシャルネットワークメッセージ、ショートメッセージサービス(SMS)メッセージ等)を送信してもよい。メッセージは、参加者を会議システム106に向かわせるリンク等としてURL(uniform resource locator)を含んでもよい。メッセージは、参加者識別子3802を更に含んでもよい。更なる実施形態では、転送要求13502は、参加者識別子3802有り又は無しで会議システム106に送信されてもよい。また、会議システム106は、新たな要求を設定し、又は第2のクライアント装置102bに元の要求を転送してもよい。
配達方法に関わらず、ブロック13410において、第2のクライアント装置102bは、第1のクライアント装置102a(図137)及び/又は会議システム106(図138)へ応答又はメッセージ13702を送信することによって要求を確認する。図139に例示されるように、ブロック13412において、第2のクライアント装置102bは、上記の任意の方法によって会議システム106との第2の会議セッション13902を確立する。第1の会議セッションは終了されてもよい。参加者識別子3802を知ることで、会議システム106は、転送処理の間及び後に参加者104に対応する参加者オブジェクトを会議インターフェース3110に継続的に表示してもよい。会議システム106は、参加者識別子3802に基づいて第2の会議セッション(第2のクライアント装置102b)を第1の会議セッション(第1のクライアント装置102b)と論理的に関係付けてもよい。このようにして、会議システム106は、両セッションの間に会議インターフェース3110の参加者104の識別を維持して、それにより、会議から切断された又は装置若しくは接続を変更したと気付かれずに参加者104が装置を目立たないように変更することを可能にしてもよい。
上記の流れ図又はブロック図と関係付けられる1つ以上の処理又は方法の記載は、論理的機能又は処理のステップを実装するための1つ以上の実行可能命令を含むモジュール、部分、論理又はコードの一部を表してもよいことが理解されるべきである。論理的機能は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせで実装されてもよいことが更に理解されるべきである。所定の実施形態では、論理的機能は、メモリ又は不揮発性メモリに記憶される及びハードウェア(例えば、マイクロプロセッサ)又はマルチプラットフォーム仮想会議所システムと関係付けられる任意の他のプロセッサ若しくは適切な命令実行システムによって実行されるソフトウェア又はファームウェアで実装されてもよい。更に、論理的機能は、命令実行システム、機器、又はコンピュータベースのシステム、プロセッサ保有ステム、若しくは命令実行システム、機器、若しくは装置から命令を取り出して命令を実行することが可能なマルチプラットフォーム仮想会議所システムと関係付けられる他のシステム等の装置により又はこれらと接続して使用される任意のコンピュータ可読媒体で具現化されてもよい。
この開示は、本発明の原理及び概念を例証するための1つ以上の例示的な又は説明用の実施形態を参照して提示されていることに留意するべきである。本発明はこうした実施形態に限定されない。当業者には理解されるように、本明細書で提供される記載を考慮すると、本明細書に記載の実施形態に多くの変更を行うことが可能であり、全てのこのような変更は本発明の範囲内である。

Claims (20)

  1. オンライン会議を記録及び再生する方法であって、
    会議システムが、通信ネットワークを介して前記会議システムにアクセスする複数の参加者の間で音声会議を確立するステップと、
    前記会議システムが、前記音声会議と、前記音声会議における前記参加者の各々を識別する参加者オブジェクトを表示する会議インターフェースとを提示するステップであって、前記参加者オブジェクトは複数の表示面を有する立方体を含むステップと、
    前記会議インターフェースにおける前記参加者オブジェクトの前記立方体の前記表示面に前記参加者によって提示されるコンテンツと前記音声会議を同期して記録するステップと、
    同期された前記音声会議及びコンテンツを記憶するステップと、
    同期された前記音声会議及びコンテンツを再生するステップと
    を含む方法。
  2. 同期された前記音声会議及びコンテンツを記憶するステップは、同期された前記音声会議及びコンテンツをバッファするステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記バッファは前記複数の参加者と関係づけられるクライアント装置の1つで行われる、請求項2に記載の方法。
  4. 前記会議インターフェースに提示されるコンテンツと前記音声会議を同期して記録するステップは、
    前記会議インターフェースに提示された前記コンテンツをビデオストリームとしてキャプチャするステップと、
    前記音声会議を含む複数の音声ストリームと前記ビデオストリームを同期するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記会議インターフェースに提示される前記コンテンツは、挿入される音声ストリーム、挿入されるビデオストリーム、挿入される文書、及び共同アプリケーションの1つを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 同期された前記音声会議及びコンテンツを再生するステップは、前記音声会議の間に行われる、請求項1に記載の方法。
  7. 前記会議インターフェースに提示されるコンテンツと前記音声会議を同期して記録するステップは、前記会議インターフェースにおいて記録するためのチャネルを選択するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記会議インターフェースに提示されるコンテンツと前記音声会議を同期して記録するステップは、1つ以上の会議チャネルのユーザ選択に従って前記会議インターフェースにおける前記コンテンツを選択的に記録するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記1つ以上の会議チャネルは、1つ以上の参加者の音声ストリーム及び参加者挿入のメディアストリームを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記会議インターフェースに提示されるコンテンツと前記音声会議を同期して記録するステップは、
    記録する1つ以上の要素を選択するように前記会議インターフェースを介して第1の参加者を促すステップと、
    前記第1の参加者による選択を受信するステップと、
    選択された前記要素と前記音声会議を同期して記録するステップと
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記会議インターフェースに提示されるコンテンツと前記音声会議を同期して記録するステップは、各会議イベントに対してタイムスタンプを生成するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  12. 同期された前記音声会議及びコンテンツを再生するステップは、同期された前記音声会議及びコンテンツを前記第1の参加者がナビゲーションすることを可能にするために前記会議インターフェースにナビゲーションコントローラを提示するステップを更に含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記ナビゲーションコントローラを介してナビゲーション入力を受信するステップと、
    前記ナビゲーション入力に応じて、同期された前記音声会議及びコンテンツにおける場所を決定するステップと、
    前記場所において同期された前記音声会議及びコンテンツを再生するステップと
    を更に含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記ナビゲーション入力は、一時停止/再生入力、巻き戻し入力、早送り入力、及びライブ進行入力の1つを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 同期された前記音声会議及びコンテンツを再生するステップは、
    前記会議インターフェースを介してナビゲーションコントローラを提示するステップと、
    前記ナビゲーションコントローラと関係付けられるナビゲーション入力を受信するステップと、
    前記ナビゲーション入力に従って同期された前記音声会議及びコンテンツを再生するステップと
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  16. 同期された前記音声会議及びコンテンツを配布するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
  17. コンピュータ可読媒体で具現化され且つ複数の参加者の間で会議システムによって確立される音声会議を記録及び再生するためにプロセッサによって実行可能なコンピュータプログラムであって、
    前記音声会議と、前記音声会議における前記参加者の各々を識別する参加者オブジェクトであって複数の表示面を有する立方体を含む参加者オブジェクトを表示するために前記会議システムによって提供される会議インターフェースとを提示し、
    前記会議インターフェースにおける前記参加者オブジェクトの前記立方体の前記表示面に前記参加者によって提示されるコンテンツと前記音声会議を同期して記録し、
    同期された前記音声会議及びコンテンツを記憶し、且つ
    同期された前記音声会議及びコンテンツを再生するように構成される論理を含む、コンピュータプログラム。
  18. 同期された前記音声会議及びコンテンツを再生するように構成される論理は、
    前記会議インターフェースを介してナビゲーションコントローラを提示し、
    前記ナビゲーションコントローラと関係付けられるナビゲーション入力を受信し、且つ
    前記ナビゲーション入力に従って同期された前記音声会議及びコンテンツを再生するように構成される論理を更に含む、請求項17に記載のコンピュータプログラム。
  19. 同期された前記音声会議及びコンテンツを再生するように構成される論理は、同期された前記音声会議及びコンテンツを第1の参加者がナビゲーションすることを可能にするために前記会議インターフェースにナビゲーションコントローラを提示するように構成される論理を更に含む、請求項17に記載のコンピュータプログラム。
  20. 前記ナビゲーションコントローラを介してナビゲーション入力を受信し、
    前記ナビゲーション入力に応じて、同期された前記音声会議及びコンテンツにおける場所を決定し、且つ
    前記場所において同期された前記音声会議及びコンテンツを再生するように構成される論理を更に含み、
    前記ナビゲーション入力は、一時停止/再生入力、巻き戻し入力、早送り入力、及びライブ進行入力の1つを含む、請求項19に記載のコンピュータプログラム。
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