JP5826364B1 - ネイル施術装置、ネイル施術方法、そのネイル施術方法で製造した付け替え用ネイル、そのネイル施術方法のプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ネイル施術装置、ネイル施術方法、そのネイル施術方法で製造した付け替え用ネイル、そのネイル施術方法のプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】液体又はジェルを爪に塗布する場合に、濃淡を調整しながら塗布することができ、且つ、塗布した液体又はジェルの表面を平坦にすることができるネイル施術用器具、ネイル施術装置、又は、ネイル施術方法を提供すること。【解決手段】略棒状の本体部と、略円筒形状であって、本体部の一端に配置された取付部と、取付部の本体部の側とは反対側に配置された先端部とを有し、先端部は取付部の略円筒形状の開口に脱着可能に取り付けられる差込部と、塗布する前記液体又は前記ジェルを吸収保持する多孔質弾性体のスポンジ部とを備え、差込部は略円筒形状であり、取付部の開口に挿入して取り付けられ、スポンジ部は略円柱形状の一方の円柱面を切断した切断円柱面を有し、切断円柱面に対向する側の円柱面を差込部の開口に挿入して固定する、ことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、爪に液体又はジェルを塗布するネイル施術用器具、ネイル施術装置及びネイル施術方法に関する。より詳しくは、本発明は、粉体若しくは微小片を含む液体又はジェルを爪に塗布する場合に、濃淡を調整しながら塗布することができるネイル施術用器具、ネイル施術装置及びネイル施術方法に関する。また、本発明は、そのネイル施術用器具、そのネイル施術装置若しくはそのネイル施術方法を用いて製造した付け替え用ネイル、又は、そのネイル施術方法のプログラム若しくはそのプログラムを記録した記録媒体に関するものであってもよい。
特許文献1では、マニキュア液を塗布するブラシであって、互いにほぼ平行で、長さ方向のほぼ中間で2つに折り畳まれた剛毛の束により得られる房を形成する剛毛を含むブラシに関する技術を開示している。また、特許文献2では、ブラシ付きネイルアート容器であって、容器本体の上部に装着された蓋に取り付けられたブラシを備え、ブラシは横断面形状が弓形に形成され、かつ先端部が平面視U字形に形成されたブラシ付きネイルアート容器に関する技術を開示している。
特開平7−184716号公報 特開2004−8826号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示されている技術では、粉体若しくは微小片などを含む液体又はジェルを爪に塗布する場合に、濃淡を調整しながら塗布することができない場合がある。また、特許文献1及び特許文献2に開示されている技術では、粉体若しくは微小片などを含む液体又はジェルを爪に塗布する場合に、粉体若しくは微小片などによって塗布した液体又はジェルの表面に凹凸または線状痕ができる場合がある。更に、特許文献1及び特許文献2には、粉体若しくは微小片を含む液体又はジェルを爪に塗布する技術が記載されていない。
本発明は、液体又はジェルを爪に塗布する場合に、濃淡を調整しながら塗布することができ、且つ、塗布した液体又はジェルの表面を平坦にすることができるネイル施術用装置及びネイル施術方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一つの実施形態は、爪に液体又はジェルを塗布するネイル施術用器具であって、略棒状の本体部と、略円筒形状であって、前記本体部の一端に配置された取付部と、前記取付部の前記本体部の側とは反対側に配置された先端部とを有し、前記先端部は、前記取付部の略円筒形状の開口に脱着可能に取り付けられる差込部と、塗布する前記液体又は前記ジェルを吸収保持する多孔質弾性体のスポンジ部とを備え、前記差込部は、略円筒形状であり、前記取付部の前記開口に挿入して取り付けられ、前記スポンジ部は、略円柱形状の一方の円柱面を切断した切断円柱面を有し、前記切断円柱面に対向する側の円柱面を前記差込部の開口に挿入して固定する、ことを特徴とするネイル施術用器具を含むネイル施術装置であって、前記液体又は前記ジェルを塗布する爪を固定する固定手段と、前記ネイル施術用器具を移動する移動手段とを更に有し、前記移動手段は、施術時に、前記固定手段で固定された前記爪に前記スポンジ部の前記切断円柱面が接触する方向に前記本体部を移動し、次に前記爪に該切断円柱面が離反する方向に前記本体部を移動し、その後前記爪の幅方向に前記本体部を移動し、更にその後前記爪に該切断円柱面が接触する方向に前記本体部を移動することを繰り返して、前記スポンジ部に保持されている前記液体又は前記ジェルを前記爪に転位する、ことを特徴とするネイル施術用装置を提供する。また、前記スポンジ部は、略円柱形状の内部に施術時に変形しない非多孔質体の軸心部を有し、該スポンジ部の外形を形成する前記多孔質弾性体で前記液体又は前記ジェルを吸収保持する、ことを特徴とするネイル施術用器具を含むネイル施術装置であってもよい。また、前記切断円柱面は、平面視形状が涙形またはteardrop形状であり、側面視形状が略直角三角形で且つ斜辺が曲線である、ことを特徴とするネイル施術用器具を含むネイル施術装置であってもよい。また、前記液体又は前記ジェルは、粉体又は微小片を含む、ことを特徴とするネイル施術用器具を含むネイル施術装置であってもよい。
本発明の他の実施形態は、略棒状の本体部と、略円筒形状であって、前記本体部の一端に配置された取付部と、前記取付部の前記本体部の側とは反対側に配置された先端部と、液体又はジェルを塗布する爪を固定する固定手段と、前記本体部を移動する移動手段とを有し、前記先端部は、前記取付部の略円筒形状の開口に脱着可能に取り付けられる差込部と、塗布する前記液体又は前記ジェルを吸収保持する多孔質弾性体のスポンジ部とを備え、前記差込部は、略円筒形状であり、前記取付部の前記開口に挿入して取り付けられ、前記スポンジ部は、略円柱形状の一方の円柱面を切断した切断円柱面を有し、前記切断円柱面に対向する側の円柱面を前記差込部の開口に挿入して固定する、ことを特徴とするネイル施術用器具を用いたネイル施術方法であって、前記固定手段を用いて、前記液体又は前記ジェルを塗布する爪を固定する固定ステップと、前記スポンジ部に前記液体又は前記ジェルを吸収させて保持する吸収保持ステップと、前記移動手段を用いて前記スポンジ部の前記切断円柱面が爪に接触する方向に前記本体部を移動して、該切断円柱面と該爪とを接触する塗布ステップと、前記移動手段を用いて前記スポンジ部と前記爪とが離反する方向に前記本体部を移動する離反ステップと、前記移動手段を用いて前記爪の幅方向に前記本体部を移動する移動ステップとを含むことを特徴とするネイル施術方法を提供する。
本発明のその他の実施形態は、上記のネイル施術方法を用いて製造した付け替え用ネイルであってもよい。また、上記のネイル施術方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであってもよい。また、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であってもよい。
本発明に係るネイル施術装置及びネイル施術方法によれば、液体又はジェルを爪に塗布する場合に、濃淡を調整しながら塗布することができ、且つ、塗布した液体又はジェルの表面を平坦にすることができる。
本発明の実施形態に係るネイル施術用器具の一例を示す概略構成図である。 本発明の実施形態に係るネイル施術用器具の外観の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るネイル施術用器具の先端部の一例を示す概略拡大図である。 本発明の実施形態に係るネイル施術用器具の先端部の一例を示す概略断面図である。 本発明の実施形態に係るネイル施術用器具を用いた施術の一例を示す説明図である。 ネイル施術用器具を用いた施術の例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るネイル施術方法の一例を説明するフローチャート図である。 本発明の実施形態に係るネイル施術装置の一例を示す説明図である。 ネイル施術用器具を用いた施術の例を示す説明図である。 本発明の実施例に係るネイル施術用器具を用いた施術の施術時間の例を示す説明図である。
実施形態に係る爪に液体又はジェルを塗布するネイル施術用器具、ネイル施術装置及びネイル施術方法の例を用いて、本発明を説明する。なお、本発明は、以下に説明するネイル施術用器具、ネイル施術装置又はネイル施術方法以外でも、粉体若しくは微小片(粉末、固体、液体添加物、ラメ及びその他液体に混合できる物)を含む液体又はジェルを爪に塗布するもの(手段、装置、機械、部品、システム、アプリケーションなど)であれば、いずれのものにも用いることができる。また、本発明は、以後に説明するネイル施術方法を用いて製造した付け替え用ネイル(チップ、付け爪など)、以後に説明するネイル施術方法をコンピュータに実行させるためのプログラム又は以後に説明するネイル施術方法のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であってもよい。更に、本発明は、例えばネイルサロン、ネイルショップ等で使用される器具、装置又は販売される付け替え用ネイルであってもよい。
下記に示す順序で、本発明を説明する。
1.ネイル施術用器具の構成
2.ネイル施術用器具を用いたネイル施術方法
3.ネイル施術方法のプログラム及び記録媒体
4.実施例
(1.ネイル施術用器具の構成)
図1乃至図5を用いて、本発明の実施形態に係るネイル施術用器具100の構成を説明する。ここで、図1は、本発明に係るネイル施術用器具の一例を示す概略構成図である。図2は、本発明に係るネイル施術用器具の外観の一例を示す説明図である。図3(a)は、本発明に係るネイル施術用器具の先端部の一例を示す正面図である。図3(b)は、本発明に係るネイル施術用器具の先端部の一例を示す側面図である。図4は、本発明に係るネイル施術用器具の先端部の一例を示す断面図である。図5は、本発明に係るネイル施術用器具を用いた施術の一例を示す説明図である。なお、図1乃至図5に示すネイル施術用器具の構成等は一例であり、本発明は図1乃至図5に示すネイル施術用器具等に限定されるものではない。
図1に示すように、ネイル施術用器具100は、保持部分を形成する本体部1と、本体部1の一端に配置される取付部2と、取付部2の本体部1の側とは反対側に配置される先端部3とを有する。ネイル施術用器具100の先端部3は多孔質弾性体を備える。ネイル施術用器具100は、ネイルに液体又はジェルなどを塗布して施術するとき(以下、「施術時」という。)に本体部1で保持され、取付部2によって本体部1と連結された先端部3の多孔質弾性体に吸収保持された液体又はジェル等(以下、「施術液」という。)を施術対象の爪に接触させて転位する。これにより、ネイル施術用器具100は、爪に施術液を塗布し、爪を施術することができる。
なお、多孔質弾性体に吸収保持された施術液は、特に限定されるものではない。ネイルを施術するために用いる液体又はジェル等であれば、いずれのものでも用いることができる。また、施術液は、樹脂、顔料、染料の着色剤及び溶剤、並びに、粉体若しくは微小片(例えばラメ、ラメグリッター、ホログラム)を含む液体又はジェル等を用いることができる。更に、また、施術液は、必要に応じて界面活性剤、酸化防止剤、香料、芳香剤、可塑剤、沈殿防止剤、填料、改質剤などを含有してもよい。
以下に、本発明に係るネイル施術用器具の各構成を具体的に説明する。
本体部1は、ネイル施術用器具100の保持部分を形成するものである。本体部1は、本実施形態では、図2に示すように、略棒状の部材を用いる。本体部1の材質は、種々の材質を用いることができる。本体部1の材質は、硬質の材料が好ましく、例えば熱可塑性プラスチック、熱硬化性プラスチックなどのエンジニアリングプラスチック、鉄、アルミニウム、アルミニウム合金などの金属などを用いることができる。なお、熱可塑性プラスチックは、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、アクリル樹脂、ポリプロピレン樹脂などのポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂などである。
また、本体部1は、例えば円筒、四角筒、五角筒、六角筒、八角筒などの多角筒、円柱、四角柱、五角柱、六角柱、八角柱などの多角柱などの形状の部材を用いることができる。本体部1の長さは、5〜50mmのものであってもよい。本体部1の太さは、1〜30mmのものであってもよい。
更に、本体部1は、着色されていてもよいし、透明であってもよい。本体部1(ネイル施術用器具100)は、施術時に持ち(例えば保持し)易くするために、全長の半分から先端部3の方の先端までの重さを他の半分より重くした方が好ましい。本体部1(ネイル施術用器具100)は、例えば錘を入れてもよい。これにより、ネイル施術用器具100は、施術時の先端部3の振れを軽減し、爪に施術液を塗布するときの位置ずれを防ぐことができる。なお、錘の重さは、例えば1〜50gであってもよい。錘の材質は、鉄、ステンレス鋼、銅、ニッケルなどの金属であってもよい。
取付部2は、本体部1と先端部3とを連結する部材である。取付部2は、本実施形態では、図2及び図3に示すように、略円筒形状の部材を用いる。取付部2は、一端を本体部1と連結され、他端に先端部3を脱着可能に取り付けられる。取付部2の材質は、本体部1の材質と同様なものを用いてもよい。なお、取付部2は、例えば円筒、四角筒、五角筒、六角筒、八角筒などの多角筒、円柱、四角柱、五角柱、六角柱、八角柱などの多角柱などの形状の部材を用いてもよい。
取付部2の本体部1への取り付けは、取付部2の略円筒形状の内径若しくは略多角形形状と本体部1の棒状の外形とをほぼ同じにして、両者を勘合して密着固定して取り付けてもよい。また、取付部2の内壁にネジ切りを設けて取り付けてもよい。取付部2の先端部3の取り付けは、本体部1と同様に、勘合して密着固定又はネジ切りを設けて取り付けてもよい。なお、取付部2の内壁に挿入方向に沿って凹状の溝を設けて、空気抜きができるようにし、本体部1又は先端部3に勘合し易くしてもよい。
先端部3は、施術液を吸収保持するものである。先端部3は、本実施形態では、図2に示すように、取付部2の本体部1の側とは反対側に配置される。図3及び図4を用いて、本実施形態に係る先端部3を説明する。なお、ネイル施術用器具100は、先端部3を保護するキャップを更に備えてもよい。
図3(a)及び図3(b)に示すように、先端部3は、塗布する施術液を吸収保持するスポンジ部3aと、取付部2に脱着可能に取り付けられる差込部3bとを備える。スポンジ部3aは、塗布する施術液を吸収保持する多孔質弾性体である。差込部3bは、取付部2の略円筒形状若しくは略多角形形状の開口に脱着可能に取り付けられる。これにより、ネイル施術用器具100は、施術時に先端部3を取り換えることによって、異なる色、種類、材質などの施術液を使用することができ、施術に必要な時間を短縮することができる。また、ネイル施術用器具100は、施術時に先端部3を取り換えることによって、衛生的に優れた施術を行うことができる。
また、スポンジ部3aおよび差込部3bは、取付部2よりも細くすることが好ましい。これにより、施術時に、本体部1の上部方向から施術する位置を認識し易くすることができる。スポンジ部3aおよび差込部3bは、例えば取付部2よりも5〜50%細くすることが好ましい。なお、本体部1が細い場合は、スポンジ部3aおよび差込部3bは、本体部1と同じ太さであってもよい。また、先端部3の差込部3bの外形は、取付部2と同様な形状であってもよい。
スポンジ部3aは、略円柱形状の一方の円柱面を切断した切断円柱面を有する。図3(a)及び図3(b)に示すように、切断円柱面3asは、平面視形状が涙形またはteardrop形状である。また、切断円柱面3asは、図4に示すように、本実施形態では側面視形状が略直角三角形であり、且つ、斜辺が曲線である。これにより、ネイル施術用器具100は、曲線の斜辺によって形成される曲面の切断円柱面3asを用いて、施術する爪の表面(曲面)に均一に施術液を塗布することができる。なお、切断円柱面3asは、平面であってもよい。
図4に示すように、スポンジ部3aは、本実施形態では、略円柱形状の内部に施術時に変形しない非多孔質体の軸心部3cを更に有する。また、スポンジ部3aは、先端部3(スポンジ部3a)の外形を形成する多孔質弾性体で施術液を吸収保持する。これにより、ネイル施術用器具100は、多孔質弾性体を爪に押し付けることによって、爪と軸心部3cとで多孔質弾性体を縮小させ、多孔質弾性体で保持している施術液を爪の表面に均一に転位(塗布など)することができる。更に、スポンジ部3aは、切断円柱面3asに対向する側の円柱面を差込部3bの開口に挿入して固定される。なお、本発明に係るスポンジ部3a(ネイル施術用器具100)は、軸心部3cを有しないものであってもよい。
スポンジ部3aの多孔質弾性体の厚みは、0.05〜5mmが好ましく、0.2〜1mmがより好ましい。これにより、ネイル施術用器具100は、スポンジ部3aの多孔質弾性体の変形により、施術する爪の表面(曲面)に均一且つ位置がずれることなく、施術液を塗布することができる。
多孔質弾性体は、施術液を吸収することができる材質を用いることができる。多孔質弾性体の各孔の口径は特に制限されないが、孔の平均口径は1〜500μm であってもよい。多孔質弾性体は、例えば連続発泡多孔質弾性体を用いることができる。多孔質弾性体は、天然ゴム、合成ゴム及び熱可塑性エラストマーの混合物から製造されるものであってもよい。合成ゴムとしては、例えばエチレン-プロピレンゴム、エチレン-プロピレン-ジエンゴム、エチレン-酢酸ビニルゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、スチレン-ブタジエンゴム、アクリルゴム、シリコーンゴム、ポリウレタンゴムなどがある。熱可塑性エラストマーとしては、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、塩素化ポリエチレン系系熱可塑性エラストマー、ポリスチレン系熱可塑性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマーなどがある。
差込部3bは、略円筒形状であり、取付部2の開口に挿入して取り付けられる。これにより、本体部1と先端部3(差込部3b)は連結される。差込部3bの形状は、図4に示すように、本実施形態では、凹状の窪みを有する形状である。差込部3bは、凹状の窪みの内部にスポンジ部3a(多孔質弾性体)を保持する。凹状の窪みの断面形状は、スポンジ部3aの断面形状と同様のものが好ましい。凹状の窪みの底面は、平面が好ましい。凹状の窪みの深さは、1〜30mmが好ましい。
図5及び図6を用いて、本発明に係るネイル施術用器具による施術方法を説明する。ここで、図5は、本発明の実施形態に係るネイル施術用器具100を用いた施術の一例を示す説明図である。図6(a)は、ネイル施術用器具100を用いた施術の例を示す説明図である。図6(b)は、従来のブラシを用いた施術の例を示す説明図である。
図5に示すように、本発明に係るネイル施術用器具100は、施術時に、まずスポンジ部(先端部3)の切断円柱面(図3の3as)を爪に接触させる(図中のt0)。これにより、ネイル施術用器具100は、爪の一部に施術液を塗布することができる(図中のt1又はn1)。次に、ネイル施術用器具100は、爪の幅方向Maに移動して、その後スポンジ部の切断円柱面を爪に接触させる。これにより、ネイル施術用器具100は、爪の更に一部に施術液を塗布することができる(図中のt2又はn2)。ここで、ネイル施術用器具100は、最初に塗布した表面(図中のt1又はn1)と一部の表面が重なるように塗布することできるので、施術液(液体又はジェルなど)の濃淡を調整しながら塗布することができる。同様に、ネイル施術用器具100は、爪の幅方向に移動して、爪の所望の表面に施術液を塗布することができる(図中のt3〜t4又はn3〜n4)。
図6(a)に示すように、本発明に係るネイル施術用器具100は、施術時に、スポンジ部(先端部3)の切断円柱面(図3の3as)を爪の表面に接触させることができるので、爪に接触した切断円柱面の表面に対応する面積の施術を一度にすることができる。また、本発明に係るネイル施術用器具100は、施術時に、スポンジ部の多孔質弾性体を爪に押し付けることによって、爪と軸心部(図4の3c)とで多孔質弾性体を縮小させ、多孔質弾性体で保持している施術液を爪の表面に均一に転位(塗布など)することができるので、爪に接触した切断円柱面の表面に対応する面積の施術を一度にすることができ、且つ、施術液(液体又はジェルなど)の表面を平坦にすることができる。
一方、図6(b)に示すように、従来のブラシを用いた施術では、爪の表面の同じ位置を線状に複数回(例えば3回)塗布する必要がある。図5および図6(a)に示すように、本発明に係るネイル施術用器具100は、スポンジ多孔質弾性体に吸収保持した施術液を転位して爪に塗布することができるので、爪に接触した多孔質弾性体の表面に対応する面積の施術を一度にすることができ、且つ、塗布した施術液の表面を平坦にすることができる。
また、図6(b)に示すように従来のブラシ(筆など)で施術する場合には塗布した施術液(液体又はジェル)の表面に凹凸または線状痕ができる場合があるが、本発明に係るネイル施術用器具100は、塗布した施術液(液体又はジェルなど)の表面を平坦にすることができる(例えば図6(a))。従来のブラシを用いた場合と比較して、本発明に係るネイル施術用器具100は、粉体若しくは微小片などを含む施術液を爪に塗布する場合に、特に塗布した施術液(液体又はジェルなど)の表面を平坦にすることができる利点を有する。
以上のとおり、本発明に係るネイル施術用器具は、粉体若しくは微小片などを含む施術液を爪に塗布することができる。また、本発明に係るネイル施術用器具は、粉体若しくは微小片などを含む施術液を爪に塗布する場合に、濃淡を調整しながら塗布することができる。更に、また、本発明に係るネイル施術用器具は、粉体若しくは微小片などを含む施術液を爪に塗布する場合に、多孔質弾性体に吸収保持した施術液を転位して爪に塗布することができるので、爪に接触した多孔質弾性体の表面に対応する面積の施術を一度にすることができる。これにより、本発明に係るネイル施術用器具は、従来のブラシ(筆など)で施術する場合と比較して、その手間を大幅に軽減することができる。
(2.ネイル施術用器具を用いたネイル施術方法)
図7を用いて、ネイル施術用器具100(図1)を用いた施術方法(ネイル施術方法)を説明する。ここで、図7は、本発明の実施形態に係るネイル施術方法の動作の例を説明するフローチャート図である。なお、図7に示すネイル施術方法は一例であり、本発明は図7に示すネイル施術方法に限定されるものではない。
図7に示すように、ステップS701において、先ず、ネイルを施術する動作を開始する。例えば施術者・使用者・利用者の求めに応じて、施術する動作を開始することができる。その後、ステップS702に進む。
次に、ステップS702において、下処理を実施する(下処理ステップ)。下処理とは、施術する爪の表面の清掃・整理などである。その後、ステップS703に進む。
次いで、ステップS703において、ベースジェルを塗布する(ベール塗布ステップ)。ネイル施術用器具100は、例えば先端部3(スポンジ部3a)の多孔質弾性体でベースジェルを吸収保持して、その後、爪の表面にベースジェルを塗布してもよい。その後、ステップS704に進む。
ステップS704において、爪にUVライトを照射して、ベースジェルを硬化する(ベール硬化ステップ)。その後、ステップS705に進む。
ステップS705において、爪の色付けを実施する(色付けステップ)。ネイル施術用器具100は、例えば先端部3を色付け用の先端部に取り換えて、色付けを実施してもよい。本実施形態では、前述のネイル施術用器具100(図2)を用いたネイル施術方法であって、スポンジ部に液体又はジェルを吸収させて保持する吸収保持ステップと、スポンジ部の切断円柱面が爪に接触する方向に本体部を移動して、切断円柱面と爪とを接触する塗布ステップと、スポンジ部と爪とが離反する方向に本体部を移動する離反ステップと、爪の幅方向に本体部を移動する移動ステップとを実施する。その後、ステップS706に進む。
図8を用いて、本発明に係るネイル施術装置の構成および使用方法を説明する。ここで、図8(a)は、本発明の実施形態に係るネイル施術装置110の一例を示す概略構成図である。図8(b)は、本発明の実施形態に係るネイル施術装置110に配置した指の爪の施術状態の一例を示す概略説明図である。なお、図8に示すネイル施術装置110等は一例であり、本発明は図8に示すネイル施術装置110等に限定されるものではない。
図8(a)に示すように、ネイル施術装置110は、本実施形態では前述のネイル施術用器具100(図1、図2)を含むネイル施術装置であって、施術液を塗布する爪を固定する固定手段110Fと、ネイル施術用器具100を移動する移動手段110Mとを更に有する。
固定手段110Fは、 図8(a)及び図8(b)に示すように、上述のステップS701において、施術液を塗布する爪を固定する(固定ステップ)。
移動手段110Mは、上述のステップS705において、固定手段110Fで固定された爪にスポンジ部(図4の3a)の切断円柱面(図4の3as)が接触する方向に本体部(図2の1)を移動し(移動ステップ)、次に爪に切断円柱面が離反する方向に本体部を移動し(離反ステップ)、その後爪の幅方向に本体部を移動する(移動ステップ)。また、移動手段110Mは、更にその後、爪に切断円柱面が接触する方向に本体部を移動することを繰り返して、スポンジ部に保持されている施術液を爪に転位する。
ステップS706において、トップジェルを塗布する(トップ塗布ステップ)。ネイル施術用器具100は、例えば先端部3をトップジェル用の先端部に取り換えて、トップジェルを塗布してもよい。その後、ステップS707に進む。
ステップS707において、爪にUVライトを照射して、トップジェルを硬化する(トップ硬化ステップ)。その後、ステップS708に進む。
ステップS708において、仕上げを実施する(仕上げステップ)。仕上げとは、施術した爪の表面の整えることなどである。その後、ステップS709に進む。
ステップS709において、施術する動作を終了するか否かを判断する(終了ステップ)。動作を終了すると判断した場合には、図中の「END」に進み、施術する動作する動作を終了する。動作を終了しないと判断した場合には、ステップS710に進む。これにより、所望の時間の間、ネイルを施術する動作を継続することができる。
ステップS710において、その他の施術を実施する。その後、図中の「END」に進み、施術する動作する動作を終了する。
以上のとおり、本発明に係るネイル施術方法は、前述のネイル施術用器具100と同様の効果を得ることができる。
(3.ネイル施術方法のプログラム及び記録媒体)
本発明に係るネイル施術方法のプログラムPrは、略棒状の本体部と、略円筒形状であって、前記本体部の一端に配置された取付部と、前記取付部の前記本体部の側とは反対側に配置された先端部とを有し、前記先端部は、前記取付部の略円筒形状の開口に脱着可能に取り付けられる差込部と、塗布する液体又はジェルを吸収保持する多孔質弾性体のスポンジ部とを備え、前記差込部は、略円筒形状であり、前記取付部の前記開口に挿入して取り付けられ、前記スポンジ部は、略円柱形状の一方の円柱面を切断した切断円柱面を有し、前記切断円柱面に対向する側の円柱面を前記差込部の開口に挿入して固定する、ことを特徴とする前述の実施形態に係るネイル施術用器具100(図1)を用いたネイル施術方法であって、前記スポンジ部に前記液体又は前記ジェルを吸収させて保持する吸収保持ステップと、前記スポンジ部の前記切断円柱面が爪に接触する方向に前記本体部を移動して、該切断円柱面と該爪とを接触する塗布ステップと、前記スポンジ部と前記爪とが離反する方向に前記本体部を移動する離反ステップと、前記爪の幅方向に前記本体部を移動する移動ステップとを含むことを特徴とするネイル施術方法を実行する。また、本発明は、前記液体又は前記ジェルを塗布する爪を固定する固定手段と、前記ネイル施術用器具を移動する移動手段とを更に備えるネイル施術装置を用いたネイル施術方法であって、前記固定手段を用いて、前記液体又は前記ジェルを塗布する爪を固定する固定ステップを更に含み、前記塗布ステップ、前記離反ステップ及び前記移動ステップは、前記移動手段を用いて前記本体部を移動する、ことを特徴とするネイル施術方法であってもよい。また、本発明は、上述のネイル施術方法を用いて製造した付け替え用ネイルであってもよい。
上記のプログラムPrによれば、本発明に係るネイル施術用器具100(前述)と同等の効果が得られる。
また、本発明は、プログラムPrを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体Mdとしてもよい。記録媒体Mdには、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD、及び、メモリーカード等、コンピュータ読み取り可能な媒体を利用することができる。更に、本発明は、プログラムPrをインターネット等のネットワークを介して送信することが可能な伝送可能媒体であってもよい。
実施例に係るネイル施術用器具を用いて、本発明を説明する。なお、本発明は、以後に説明するネイル施術用器具以外でも、爪に施術液を塗布するもの(装置、機械、部品、システム、アプリケーションなど)であれば、いずれのものにも用いることができる。
図9及び図10を用いて、ネイル施術用器具および使用方法を説明する。ここで、図9(a)は、比較例のネイル施術用器具の例を示す説明図である。図9(b)は、比較例のネイル施術用器具を用いた施術の例を示す説明図である。図9(c)は、本発明の実施例に係るネイル施術用器具の例を示す説明図である。図9(d)は、本発明の実施例に係るネイル施術用器具を用いた施術の例を示す説明図である。図10(a)は、比較例のネイル施術用器具を用いた施術の施術時間の例を示す説明図である。図10(b)は、本発明の実施例に係るネイル施術用器具を用いた施術の施術時間の例を示す説明図である。
ジェルネイルにおいて、近年、ラメグラデーションというネイルアート技術を容易にすることを目的に、グラデーションを施すネイル施術用器具が求められている。
一方で、ネイルブラシ(例えば図9(a)、図9(b))は、ネイルアートの全般の施術に用いる従来技術として既に知られている。しかし、ネイルブラシを使用したラメグラデーションは、グラデーションというデザインが描きにくい場合がある。ネイルブラシを使用したラメグラデーションは、図10(a)に示すように、施術に時間(例えば50分間)を要する場合があった。また、ネイルブラシを使用したラメグラデーションの施術では、爪の表面にラメの凹凸が残る場合がある。すなわち、ネイルブラシを使用したラメグラデーションの施術では、美しいグラデーションアートを仕上げることができない場合があった。更に、ネイルブラシは、ラメグリッターやホログラムなどの粒子が大きい素材を使用したネイルアートを施術する際に、短時間でジェルの中に素材を埋め込み、凹凸のないクオリティーの高いネイルアートの施術をすることができない場合があった。
本発明の実施例に係るネイル施術用器具(例えば図9(c)、図9(d))は、ラメグラデーションアートの施術をした場合において、短時間で且つ容易にクオリティーの高いグラデーションデザインとすることができる。本実施例に係るネイル施術用器具を使用したラメグラデーションは、図10(b)に示すように、施術に時間(例えば25分間)に短縮することができる。
具体的には、本実施例に係るネイル施術用器具は、器具の先端がスポンジ状になっているため、ラメグリッターやホログラムなどの粒子を簡単に、且つ、大量に吸着保持することができる。また、本実施例に係るネイル施術用器具は、器具の先端がスポンジ状になっているため、スポンジ部分に吸着したラメを爪の上の未硬化ジェルに載せる際に、載せる作業と同時にスポンジの弾力を利用し、未硬化ジェルの中にラメを埋め込むことができる。このため、本実施例に係るネイル施術用器具は、未硬化ジェルの中にラメを埋め込むことができるので、ラメグリッターやホログラムによる施術表面の凹凸を防ぐことができ、容易にグラデーションデザインを描くことができる。また、本実施例に係るネイル施術用器具では、先端のスポンジがグラデーションデザインに適した「涙型」の形状をしているため、グラデーション独特のデザインである「徐々に色が薄くなっていく状態」を、涙型のスポンジ上部、すなわち尖った形状を利用し、ラメを爪の上の未硬化ジェルに乗せると同時に、瞬時に「徐々に色が薄くなっていく状態」を描くことができる。これにより、本実施例に係るネイル施術用器具は、短時間で容易に、且つ、クオリティーの高いグラデーションデザインを施術することができる。
以上のとおり、本発明に係る実施形態及び実施例について説明したが、本発明は上記の実施形態及び実施例に限定されるものではない。すなわち、本発明は、特許請求の範囲に記載の内容に基づいて、様々に変形、変更又はその他任意に改変され得る。
100 : ネイル施術用器具
110 : ネイル施術用装置
1 : 本体部
2 : 取付部
3 : 先端部
3a: スポンジ部
3as: 切断円柱面
3b: 差込部
3c: 軸心部
110F: 固定手段
110M: 移動手段
Pr: プログラム
Md: 記録媒体

Claims (8)

  1. 爪に液体又はジェルを塗布するネイル施術用器具であって、
    略棒状の本体部と、
    略円筒形状であって、前記本体部の一端に配置された取付部と、
    前記取付部の前記本体部の側とは反対側に配置された先端部と
    を有し、
    前記先端部は、前記取付部の略円筒形状の開口に脱着可能に取り付けられる差込部と、塗布する前記液体又は前記ジェルを吸収保持する多孔質弾性体のスポンジ部とを備え、
    前記差込部は、略円筒形状であり、前記取付部の前記開口に挿入して取り付けられ、
    前記スポンジ部は、略円柱形状の一方の円柱面を切断した切断円柱面を有し、前記切断円柱面に対向する側の円柱面を前記差込部の開口に挿入して固定する、
    ことを特徴とするネイル施術用器具を含むネイル施術装置であって、
    前記液体又は前記ジェルを塗布する爪を固定する固定手段と、前記ネイル施術用器具を移動する移動手段とを更に有し、
    前記移動手段は、施術時に、前記固定手段で固定された前記爪に前記スポンジ部の前記切断円柱面が接触する方向に前記本体部を移動し、次に前記爪に該切断円柱面が離反する方向に前記本体部を移動し、その後前記爪の幅方向に前記本体部を移動し、更にその後前記爪に該切断円柱面が接触する方向に前記本体部を移動することを繰り返して、前記スポンジ部に保持されている前記液体又は前記ジェルを前記爪に転位する、
    ことを特徴とするネイル施術用装置
  2. 前記スポンジ部は、略円柱形状の内部に施術時に変形しない非多孔質体の軸心部を有し、該スポンジ部の外形を形成する前記多孔質弾性体で前記液体又は前記ジェルを吸収保持する、ことを特徴とする、請求項1に記載のネイル施術用器具を含むネイル施術装置
  3. 前記切断円柱面は、平面視形状が涙形またはteardrop形状であり、側面視形状が略直角三角形で且つ斜辺が曲線である、ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のネイル施術用器具を含むネイル施術装置
  4. 前記液体又は前記ジェルは、粉体又は微小片を含む、ことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のネイル施術用器具を含むネイル施術装置
  5. 略棒状の本体部と、略円筒形状であって、前記本体部の一端に配置された取付部と、前記取付部の前記本体部の側とは反対側に配置された先端部と、液体又はジェルを塗布する爪を固定する固定手段と、前記本体部を移動する移動手段とを有し、
    前記先端部は、前記取付部の略円筒形状の開口に脱着可能に取り付けられる差込部と、塗布する前記液体又は前記ジェルを吸収保持する多孔質弾性体のスポンジ部とを備え、
    前記差込部は、略円筒形状であり、前記取付部の前記開口に挿入して取り付けられ、
    前記スポンジ部は、略円柱形状の一方の円柱面を切断した切断円柱面を有し、前記切断円柱面に対向する側の円柱面を前記差込部の開口に挿入して固定する、
    ことを特徴とするネイル施術用器具を用いたネイル施術方法であって、
    前記固定手段を用いて、前記液体又は前記ジェルを塗布する爪を固定する固定ステップと、
    前記スポンジ部に前記液体又は前記ジェルを吸収させて保持する吸収保持ステップと、
    前記移動手段を用いて前記スポンジ部の前記切断円柱面が爪に接触する方向に前記本体部を移動して、該切断円柱面と該爪とを接触する塗布ステップと、
    前記移動手段を用いて前記スポンジ部と前記爪とが離反する方向に前記本体部を移動する離反ステップと、
    前記移動手段を用いて前記爪の幅方向に前記本体部を移動する移動ステップと
    を含むことを特徴とするネイル施術方法。
  6. 請求項に記載のネイル施術方法を用いて製造した付け替え用ネイル。
  7. 請求項に記載のネイル施術方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 請求項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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