JP5826202B2 - 符号化装置、復号装置、符号化方法、復号方法及びプログラム - Google Patents

符号化装置、復号装置、符号化方法、復号方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、分散ストレージ技術、つまり、保存すべきデータから、当該保存すべきデータを復元できる、分散して保存する複数のデータを生成する技術に関する。
分散ストレージ技術は、保存すべきデータを複数の記憶装置に分散して保存する技術であり、記憶装置の障害により、当該記憶装置が保存していたデータが破壊されたとしても、元のデータや、当該記憶装置が保存していたデータを復元できる様に、例えば、分散ストレージ符号化技術の一種である再生成符号が使用される。非特許文献1は、再生成符号の一例であり、図3に再生成符号を用いた分散ストレージの概略を示す。
図3において、再生成符号化装置は、保存すべき情報に対応するデータから、符号化データ#1から#5をそれぞれ生成している。この符号化データ#1から#5を、例えば、5つの異なる記憶装置に保存しておく。また、図3の再生成符号の例においては、元のデータを復元するのに符号化データ#1から#5の総てを必要とはせず、その内の3つの符号化データがあれば元のデータを再現できる。よって、図3では、符号化データ#1から#3のみを再生成復号装置に入力して、元のデータを復元している。
分散ストレージには、誤り訂正符号も利用できる。しかしながら、誤り訂正符号を使用することと比較し、再生成符号を使用する場合には、記憶装置が故障した場合において、当該記憶装置が保存していた符号化データの復元が容易になるという利点がある。具体的には、例えば、図3において、符号化データ#5を保存している記憶装置が故障し、符号化データ#5が消失又は損傷したものとする。この場合、復元装置で符号化データ#1から#4に基づき符号化データ#5を復元するが、再生成符号を使用していると、符号化データ#1から#4をそのまま復元装置に送信する必要はなく、符号化データ#1から#4のそれぞれから生成した、より小さい量のデータを復元装置に送信することで符号化データ#5を復元することができる。
さらに、非特許文献2及び非特許文献3は、個々の記憶装置が保存している符号化データが流出することを考慮した再生成符号を提案している(以下、セキュア再生成符号と呼ぶ。)。具体的には、通常の再生成符号では、各符号化データは、元のデータの一部分をそのまま含むが、セキュア再生成符号では、各符号化データが元のデータをそのまま含むことが無いようにし、これにより情報が漏洩することを防いでいる。
A. G. Dimakis, et al., "Network coding for distributed storage systems," IEEE Transactions on Information Theory, vol.56, no.9, pp.4539−4551,2010年9月 S. Pawar, et al., "Securing Dynamic Distributed Storage Systems against Eavesdropping and Adversarial Attacks," IEEE Transactions on Information Theory, vol. 57, no.10, pp.6734−6753,2010年9月 M. Kurihara, "On Secret Sharing Schemes based on Regenerating Code," Proc. of 2012 IEICE General Conference, AS−2−1, pp.S17−S18,2012年3月 E. M. Gabidulin, "Theory of codes with maximum rank distance," Problems of Information Transmission, vol.21, no.1, pp.1−12,1985年
現在提案されているセキュア再生成符号は、セキュアではない通常の再生成符号をカスタマイズして実現している。したがって、符号化のパラメータの自由度が制限され、より効率的な再生成符号への適用を行うことができない。また、データが漏洩した記憶装置の数が閾値以内であったとしもて、所定数の記憶装置からデータが漏洩すると、元のデータの一部が漏れる可能性がある。
本発明は、任意の分散ストレージ符号を使用でき、かつ、データが漏洩した記憶装置の数が閾値以内であると、元のデータを曖昧に保つことができる符号化装置と、復号装置、符号化方法、復号方法及びプログラムを提供するものである。
本発明の一態様によると、符号化装置は、保存すべきデータを誤り訂正符号化処理して得る、前記保存すべきデータに対応するデータ部分及び誤り訂正のための冗長部分を含む符号語から、前記データ部分を除去した残存部分を出力する第1の符号化手段と、前記残存部分を分散ストレージ符号化処理し、複数の符号化データを生成する第2の符号化手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明の一態様によると、保存すべきデータを誤り訂正符号化処理して得た符号語から、前記保存すべきデータに対応するデータ部分を除いた残存部分を分散ストレージ符号化処理して生成した複数の符号化データを入力し、前記残存部分を生成する第1の復号手段と、前記残存部分を誤り訂正処理して前記保存すべきデータを生成する第2の復号手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明の一態様によると、符号化方法は、保存すべきデータを誤り訂正符号化処理して得る、前記保存すべきデータに対応するデータ部分及び誤り訂正のための冗長部分を含む符号語から、前記データ部分を除去した残存部分を出力する第1の符号化ステップと、前記残存部分を分散ストレージ符号化処理し、複数の符号化データを生成する第2の符号化ステップと、を有することを特徴とする。
本発明の一態様によると、復号方法は、保存すべきデータを誤り訂正符号化処理して得た符号語から、前記保存すべきデータに対応するデータ部分を除いた残存部分を分散ストレージ符号化処理して生成した複数の符号化データを入力し、前記残存部分を生成する第1の復号ステップと、前記残存部分を誤り訂正処理して前記保存すべきデータを生成する第2の復号ステップと、を有することを特徴とする。
任意の分散ストレージ符号を使用でき、かつ、データが漏洩した記憶装置の数が閾値以内であると、元のデータを曖昧に保つことができる。
一実施形態による符号化装置の概略的な構成図。 一実施形態による復号装置の概略的な構成図。 再生成符号の説明図。 局所修復符号の説明図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態による符号化装置100の概略的な構成図である。まず、保存したい情報に対応するデータを、誤り訂正符号化部11に入力する。誤り訂正符号化部11の演算部111は、使用する誤り訂正符号の符号化パラメータに応じた所定長にデータを分割し、各分割したデータに対して誤り訂正のための演算を行って符号語を出力する。この場合、演算部111が出力する符号語は、保存すべきデータを分割して得たデータと同じ部分であるデータ部分と、誤り訂正のために付加された冗長部分とを有している。
また、他の実施形態において、演算部111は、分割したデータに対して、所定長の追加データを追加し、分割したデータと追加データを連結したデータに対して誤り訂正のための演算を行って符号語を出力する。この場合、演算部111が出力する符号語は、分割したデータと同じ部分であるデータ部分と、追加データと同じ部分である追加部分と、誤り訂正のために付加された冗長部分とを有している。なお、追加データの値は、固定的な値であっても、ランダムに生成したものであっても良い。ランダムに生成すると、分割したデータの値が同じであっても冗長部分の値を変化させることになり、各記憶装置からの情報漏洩に対して元のデータをより強く保護できることになる。
なお、追加部分の有無にかかわらず、演算部111は、データ部分の総てが消失しても冗長部分から、或いは、冗長部分及び追加部分からデータ部分を再現できる誤り訂正符号を使用する。つまり、符号語は、データ部分の長さのデータが消失しても、消失したデータ部分を復元可能な誤り訂正能力を有するものを使用し得る。例えば、符号語の復元可能な消失データの長さの最大値は、データ部分の長さに等しいものとすることができる。そして、除去部112は、符号語の内、データ部分を除去し、残りの部分、つまり、冗長部分か、冗長部分と追加部分(以後、纏めて残存部分と呼ぶ。)を出力する。
再生成符号化部13は、任意の再生成符号を使用して、入力される残存部分を再生成符号化し、複数の再生成符号化データを出力する。送信部14は、再生成符号化データのそれぞれを、対応する記憶装置に送信して保存させる。
図2は、本実施形態による復号装置200の概略的な構成図である。受信部24は、符号化装置100が生成した再生成符号化データを保存する記憶装置の内、少なくとも、符号化装置100が使用した再生成符号で決まる閾値に等しい記憶装置から再生成符号化データを受信する。再生成復号部23は、受信した再生成符号化データを復号し、これにより、残存部分を得る。誤り訂正復号部21は、残存部分から、符号化装置100の除去部12が除去したデータ部分を復元して出力する。
なお、例えば、1つの記憶装置に保存している再生成符号化データが破損した場合において、破損した再生成符号化データを、他の記憶装置に保存している再生成符号化データから復元する方法は、使用している再生成符号の処理に従う。
以上の構成により、データが漏洩した記憶装置の数が、使用した再生成符号のパラメータできまる閾値より少ないと、例え、残存部分の一部が復元できたとしても誤り訂正処理によりデータ部分を復元できず、よって、元のデータは秘密に保たれる。本実施形態によると、任意の再生成符号を使用することが可能であり、柔軟性の高い分散ストレージを提供できる。
以下、各部の処理の詳細について説明する。なお、以下の説明において、誤り訂正符号は、非特許文献4に記載の、ランク距離符号の一種である最大ランク距離(MRD:Maximum Rank Distance)符号であるものとして説明を行う。しかしながら、本発明は、MRD符号を使用するものに限定されず、上記の通り、残存部分からデータ部分を復元できる誤り訂正能力を持つ、任意の誤り訂正符号、例えば、線形符号を使用することができる。なお、本発明において、使用する再生成符号についての制限はない。なお、以下の説明において、各数は、位数qのm次元拡大体の要素であるものとする。まず、符号化装置100の誤り訂正符号化部11は、保存すべきデータを分割して、l次元の情報ベクトル{s,s,・・・,s}を生成する。なお、q=2であるものとすると、s(1≦i≦l)はmビットのデータであり、情報ベクトルは、m×lビットのデータである。
また、誤り訂正符号化部11は、(n−l)次元の乱数ベクトル{r,r,・・・,rn−l}を生成する。なお、q=2であるものとすると、r(1≦i≦n−l)はmビットのデータであり、乱数ベクトルはm×(n−l)ビットのデータである。なお、n≧lであり、n=lは乱数を使用しない場合に相当する。誤り訂正符号化部11は、情報ベクトルと乱数ベクトルを結合してn次元ベクトルW={s,s,・・・,s,r,r,・・・,rn−l}を生成する。そして、生成行列Gにより、符号語IをI=WGにより求める。なお、生成行列G=[I P]であり、ここで、Iはn行n列の単位行列であり、Pはn行l列の行列である。したがって、得られる符号語Iは{s,s,・・・,s,c,c,・・・,c}と、最初のl個の数は元のデータに対応するデータ部分Dであり、後ろのn個の数は、追加部分と冗長部分を結合したものとなる。具体的には、残存部分R={c,c,・・・,c}の最初の(n−l)個の数は{r,r,・・・,rn−l}と同じであり、残りのl個の数が冗長部分に対応する。誤り訂正符号化部11は、残存部分Rのみを再生符号化部13に出力する。なお、生成行列をPとして冗長部分のみを計算し、追加部分と結合して出力する構成とすることもできる。
この様にして生成した残存部分Rを任意の再生成符号により符号化して複数の記憶装置に保存する。以下に、再生成符号化部13での処理の一例について説明する。残存部分Rは、の各数c(1≦i≦n)は、それぞれm次元のベクトルとして表すことができる。つまり、残存部分はn個のm次元ベクトルと看做すことができる。再生成符号化部13は、まず、このn個のm次元ベクトルの同じ位置の要素を集めてm個のn次元ベクトルを生成し、m個のn次元ベクトルのそれぞれを前記再生成符号化処理して、m個のN次元ベクトル(Nはnより大きい整数)を生成する。そして、m個のN次元ベクトルの同じ位置の要素を集めてN個のm次元ベクトルを生成し、前記N個のm次元ベクトルのそれぞれをN個の記憶装置に保存することができる。この構成により、情報をより漏れにくくすることができる。
なお、再生成符号化されたデータの復元方法は、使用する再生成符号に従い、各種のMRD復号方法に従い復号することができる。
<第二実施形態>
続いて、第二実施形態について、第一実施形態との相違点を中心に説明する。本実施形態では、第一実施形態の再生成符号に代えて、分散ストレージ符号の一種である局所修復符号(Locally Repairable Code)を使用する。以下、図4を用いて局所修復符号について説明する。
図4において、局所修復符号化装置は、保存すべき情報に対応するデータから、符号化データ#1から#6をそれぞれ生成している。この符号化データ#1から#6を、例えば、6つの異なる記憶装置に保存しておく。また、図4の局所修復符号の例においては、元のデータを復元するのに符号化データ#1から#6の総てを必要とはせず、その内の4つの符号化データがあれば元のデータを再現できる。よって、図4では、符号化データ#1から#4のみを局所修復復号装置に入力して、元のデータを復元している。なお、元のデータの再現に必要な符号化データの数は、再生成符号と同様にパラメータにより決定される。
局所修復符号においては、再生成符号とは異なり、グループの概念が導入されている。例えば、図4において、符号化データ#3を保存している記憶装置が故障し、符号化データ#3が消失又は損傷したものとする。この場合、図示しない復元装置では、例えば、同じグループ#1の符号化データ#1及び#2から生成したデータに基づき符号化データ#3を再現することができる。また、グループ#2の符号化データのいずれかが消失又は損傷した場合には、グループ#2内の他の符号化データから生成したデータに基づき、消失又は損傷した符号化データを再現することができる。なお、グループ内の1つの符号化データを復元するために必要な、同じグループの他の符号化データの数は、パラメータにより調整できる。
この様に局所修復符号では、消失又は損傷した符号化データを再現するために必要な符号化データの数が、再生成符号と比較して少ないという特徴がある。したがって、例えば、消失又は損傷した符号化データを再現するために送受信すべきデータ量よりも、符号化データを保存しているハードディスクとの間のデータの読み書きに時間がかかる場合には、再生成符号より局所修復符号を使用することが有利になる。なお、局所修復符号についても、再生成符号と同様に、各符号化データは、元のデータの一部分をそのまま含む。したがって、セキュア局所修復符号が提案されてはいるが、セキュアではない通常の局所修復符号をカスタマイズして実現しているため、符号化のパラメータの自由度が制限されるという問題がある。また、再生成符号と同様に、データが漏洩した記憶装置の数が閾値以内であったとしもて、所定数の記憶装置からデータが漏洩すると、元のデータの一部が漏れる可能性がある。
そのため、本実施形態では、第一実施形態の再生成符号に代えて局所修復符号を使用する。なお、本実施形態による符号化装置100の構成は、図1の再生成符号化部13を、局所修復符号化部13に変更したものであり、本実施形態による復号装置200は、図2の再生成復号部23を局所修復復号部23に代えたものである。なお、処理の詳細は、再生成符号に代えて局所修復符号を使用すること以外は、第一実施形態と同様であるためその詳細な説明は省略する。なお、第一実施形態と同様に、1つの記憶装置に保存している符号化データが破損した場合において、破損した符号化データを、他の記憶装置に保存している符号化データから復元する方法は、使用している局所修復符号の処理に従う。
以上の構成により、データが漏洩した記憶装置の数が、使用した局所修復符号のパラメータできまる閾値より少ないと、例え、残存部分の一部が復元できたとしても誤り訂正処理によりデータ部分を復元できず、よって、元のデータは秘密に保たれる。本実施形態によると、任意の局所修復符号を使用することが可能であり、柔軟性の高い分散ストレージを提供できる。
なお、本発明による符号化装置100及び復号装置200は、コンピュータを上記符号化装置100や復号装置200として動作させるプログラムにより実現することができる。これらコンピュータプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶されて、又は、ネットワーク経由で配布が可能なものである。

Claims (24)

  1. 保存すべきデータを誤り訂正符号化処理して得る、前記保存すべきデータに対応するデータ部分及び誤り訂正のための冗長部分を含む符号語から、前記データ部分を除去した残存部分を出力する第1の符号化手段と、
    前記残存部分を分散ストレージ符号化処理し、複数の符号化データを生成する第2の符号化手段と、
    を備えていることを特徴とする符号化装置。
  2. 前記第1の符号化手段は、前記保存すべきデータに、追加のデータを結合して前記誤り訂正符号化処理して得る、前記保存すべきデータに対応するデータ部分、前記追加のデータに対応する追加部分及び誤り訂正のための冗長部分を含む符号語から、前記データ部分を除去した残存部分を出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  3. 前記第1の符号化手段は、前記追加のデータの値をランダムに生成する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の符号化装置。
  4. 前記符号語は、前記データ部分の長さのデータが消失しても復元可能な誤り訂正能力を有する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の符号化装置。
  5. 前記符号語の復元可能な消失データの長さの最大値は、前記データ部分の長さに等しい、
    ことを特徴とする請求項4項に記載の符号化装置。
  6. 前記分散ストレージ符号は、再生成符号である、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の符号化装置。
  7. 前記残存部分は、n個(nは2以上の整数)のm次元ベクトル(mは2以上の整数)で表され、
    前記第2の符号化手段は、n個のm次元ベクトルの同じ位置の要素を集めてm個のn次元ベクトルを生成し、m個のn次元ベクトルのそれぞれを前記再生成符号化処理して、m個のN次元ベクトル(Nはnより大きい整数)を生成し、m個のN次元ベクトルの同じ位置の要素を集めてN個のm次元ベクトルを生成し、前記N個のm次元ベクトルを、前記複数の符号化データとして出力する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の符号化装置。
  8. 前記分散ストレージ符号は、局所修復符号である、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の符号化装置。
  9. 前記第1の符号化手段は、誤り訂正符号として線形符号を使用する、
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の符号化装置。
  10. 前記第1の符号化手段は、誤り訂正符号として最大ランク距離符号を使用する、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の符号化装置。
  11. 保存すべきデータを誤り訂正符号化処理して得た符号語から、前記保存すべきデータに対応するデータ部分を除いた残存部分を分散ストレージ符号化処理して生成した複数の符号化データを入力し、前記残存部分を生成する第1の復号手段と、
    前記残存部分を誤り訂正処理して前記保存すべきデータを生成する第2の復号手段と、
    を備えていることを特徴とする復号装置。
  12. 前記残存部分は、前記誤り訂正符号化処理において、前記保存すべきデータに結合された追加データの部分と、前記保存すべきデータ及び前記追加データの誤り訂正のための冗長部分とを含む、
    ことを特徴とする請求項11に記載の復号装置。
  13. 前記分散ストレージ符号は、再生成符号である、
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の復号装置。
  14. 前記分散ストレージ符号は、局所修復符号である、
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の復号装置。
  15. 保存すべきデータを誤り訂正符号化処理して得る、前記保存すべきデータに対応するデータ部分及び誤り訂正のための冗長部分を含む符号語から、前記データ部分を除去した残存部分を出力する第1の符号化ステップと、
    前記残存部分を分散ストレージ符号化処理し、複数の符号化データを生成する第2の符号化ステップと、
    を有することを特徴とする符号化方法。
  16. 前記残存部分は、前記誤り符号化処理において、前記保存すべきデータに結合された追加データの部分と、前記保存すべきデータ及び前記追加データの誤り訂正のための冗長部分とを含む、
    ことを特徴とする請求項15に記載の符号化方法。
  17. 前記分散ストレージ符号は、再生成符号である、
    ことを特徴とする請求項15又は16に記載の符号化方法。
  18. 前記分散ストレージ符号は、局所修復符号である、
    ことを特徴とする請求項15又は16に記載の符号化方法。
  19. 保存すべきデータを誤り訂正符号化処理して得た符号語から、前記保存すべきデータに対応するデータ部分を除いた残存部分を分散ストレージ符号化処理して生成した複数の符号化データを入力し、前記残存部分を生成する第1の復号ステップと、
    前記残存部分を誤り訂正処理して前記保存すべきデータを生成する第2の復号ステップと、
    を有することを特徴とする復号方法。
  20. 前記残存部分は、前記誤り符号化処理において、前記保存すべきデータに結合された追加データの部分と、前記保存すべきデータ及び前記追加データの誤り訂正のための冗長部分とを含む、
    ことを特徴とする請求項19に記載の復号方法。
  21. 前記分散ストレージ符号は、再生成符号である、
    ことを特徴とする請求項19又は20に記載の復号方法。
  22. 前記分散ストレージ符号は、局所修復符号である、
    ことを特徴とする請求項19又は20に記載の復号方法。
  23. 請求項1から10のいずれか1項に記載の符号化装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  24. 請求項11から14のいずれか1項に記載の復号装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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