JP5824669B2 - Scroll compressor - Google Patents
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Description
本発明は、固定スクロールと揺動スクロールの噛み合い部に潤滑オイルを供給し、固定スクロールと揺動スクロールの噛み合いにより圧縮を行うスクロール圧縮装置に関する。 The present invention relates to a scroll compression device that supplies lubricating oil to a meshing portion of a fixed scroll and a swing scroll, and compresses the mesh by meshing the fixed scroll and the swing scroll.
従来、密閉されたケーシング内に、互いに噛合する渦巻き状のラップを有する固定スクロールと揺動スクロールとからなる圧縮機構を備え、この圧縮機構を駆動モータで駆動させて、固定スクロールに対して揺動スクロールを自転することなく円運動させることにより圧縮を行うスクロール圧縮装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この種のスクロール圧縮装置では、吸入管から吸引した低圧の冷媒を圧縮機構で圧縮し、圧縮された高圧冷媒をケーシングに設けた吐出管からケーシング外に吐出する。また、圧縮機構の各摺動部分、及び、固定スクロールと揺動スクロールの噛み合い部等の潤滑部位には、潤滑オイルが供給される。供給する潤滑オイルは、ケーシング下部に設けられた油溜めに貯留され、各潤滑部位で過剰となり、漏出した潤滑オイルは、自重で油溜めに戻される構成となっている。また、揺動スクロールは、駆動モータの駆動軸の軸心から偏心して設けられた偏心軸部に挿嵌される。そのため、スクロール圧縮装置では、一般的に、揺動スクロールの円運動に伴う遠心力に対向する上バランサを駆動軸の駆動モータ上方に設けている。
2. Description of the Related Art Conventionally, a compression mechanism including a fixed scroll having a spiral wrap meshing with each other and a swing scroll is provided in a sealed casing, and the compression mechanism is driven by a drive motor to swing with respect to the fixed scroll. 2. Description of the Related Art A scroll compression device that performs compression by causing a scroll to rotate circularly without rotating (for example, see Patent Document 1).
In this type of scroll compressor, the low-pressure refrigerant sucked from the suction pipe is compressed by a compression mechanism, and the compressed high-pressure refrigerant is discharged out of the casing from a discharge pipe provided in the casing. Lubricating oil is supplied to each sliding portion of the compression mechanism and lubricating portions such as a meshing portion of the fixed scroll and the swing scroll. Lubricating oil to be supplied is stored in an oil sump provided at the lower part of the casing, becomes excessive at each lubricating part, and leaked lubricating oil is returned to the sump by its own weight. The orbiting scroll is inserted into an eccentric shaft portion that is provided eccentric from the axis of the drive shaft of the drive motor. Therefore, in the scroll compression apparatus, generally, an upper balancer that opposes the centrifugal force accompanying the circular motion of the orbiting scroll is provided above the drive motor of the drive shaft.
しかしながら、各潤滑部位から漏出する潤滑オイルは、駆動軸、及び、上バランサの回転によってケーシングの外周方向に向かってケーシングの外側に設けられた吐出管側へ飛散される。吐出管側へ潤滑オイルが飛散すると、吐出管からケーシング外に多量に潤滑オイルが吐出するという問題がある。
本発明は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、吐出管側への潤滑オイルの飛散を防止するスクロール圧縮装置を提供することを目的とする。
However, the lubricating oil leaking from each lubricating part is scattered toward the discharge pipe provided on the outer side of the casing toward the outer peripheral direction of the casing by the rotation of the drive shaft and the upper balancer. When the lubricating oil scatters to the discharge pipe side, there is a problem that a large amount of the lubricating oil is discharged from the discharge pipe to the outside of the casing.
An object of the present invention is to provide a scroll compression device that solves the problems of the conventional techniques described above and prevents the lubricating oil from scattering to the discharge pipe side.
上記目的を達成するために、本発明は、ケーシングの内部に冷媒を圧縮するスクロール圧縮機構と、前記スクロール圧縮機構と駆動軸で連結され当該スクロール圧縮機構を駆動する駆動モータとが収容され、前記スクロール圧縮機構がメインフレームにより前記ケーシングに支持され、前記駆動モータのステータが直接的または間接的に前記ケーシングに支持され、前記駆動モータのロータに前記駆動軸が連結され、当該駆動軸がベアリングプレートにより前記ケーシングに支持され、前記メインフレームの下面に潤滑油の飛散防止用の下方が開放されたカップが配置されると共に、前記ステータの上面にステータコイルを囲う環状の二重壁構造のインシュレータが配置され、前記カップの周壁が前記インシュレータの二重壁の間に垂下され、前記カップは、前記カップの外周壁を、前記インシュレータの外側壁、及び、内側壁から、少なくとも所定の絶縁距離離して配置されたことを特徴とする。 In order to achieve the above object, the present invention includes a scroll compression mechanism that compresses a refrigerant in a casing, and a drive motor that is connected to the scroll compression mechanism by a drive shaft and drives the scroll compression mechanism. A scroll compression mechanism is supported by the casing by a main frame, a stator of the drive motor is directly or indirectly supported by the casing, the drive shaft is connected to a rotor of the drive motor, and the drive shaft is a bearing plate Is disposed on the lower surface of the main frame, and a cup having a lower opening for preventing splashing of lubricating oil is disposed on the lower surface of the main frame, and an insulator having an annular double wall structure surrounding the stator coil on the upper surface of the stator. is arranged, the peripheral wall of the cup is suspended between the double walls of the insulator The cup, the outer circumferential wall of the cup, the outer wall of said insulator, and, from the inner wall, characterized in that it is spaced apart at least a predetermined insulation distance.
この構成において、前記カップの周壁が前記インシュレータの二重壁の中心より内方寄りに垂下されている構成としても良い。また、前記インシュレータの二重壁の外側壁が内側壁より高く形成されている構成としても良い。また、前記インシュレータの二重壁の外側壁の上端は、前記カップの下端近傍の高さに延在する構成としても良い。また、前記インシュレータの二重壁の外側壁に前記巻き線のリード線を引き出す切欠きを設けた構成としても良い。また、前記駆動モータは、インバータによって駆動するDC駆動モータである構成としても良い。 In this configuration, the peripheral wall of the cup may be suspended inward from the center of the double wall of the insulator. The outer wall of the double wall of the insulator may be formed higher than the inner wall. The upper end of the outer wall of the double wall of the insulator may extend to a height near the lower end of the cup. Moreover, it is good also as a structure which provided the notch which pulls out the lead wire of the said winding in the outer wall of the double wall of the said insulator. The drive motor may be a DC drive motor driven by an inverter.
本発明によれば、メインフレームの下面に潤滑油の飛散防止用の下方が開放されたカップが配置されると共に、ステータの上面に巻き線を囲う環状の二重壁構造のインシュレータが配置され、カップの周壁がインシュレータの二重壁の間に垂下されるため、潤滑油は、カップの周壁側に飛散し、カップの周壁側に飛散した潤滑油は、カップの周壁をつたってインシュレータの二重壁の間に滴下するため、潤滑油が吐出管側へ飛散するのを防止することができる。 According to the present invention, a cup having a lower opening for preventing scattering of lubricating oil is disposed on the lower surface of the main frame, and an insulator having an annular double wall structure surrounding the winding is disposed on the upper surface of the stator, Since the cup's peripheral wall hangs down between the insulator's double walls, the lubricating oil scatters to the cup's peripheral wall, and the lubricant that scatters to the cup's peripheral wall side passes through the cup's peripheral wall and doubles the insulator. Since it drips between the walls, the lubricating oil can be prevented from scattering toward the discharge pipe.
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1において、1は内部高圧となるスクロール圧縮装置を示し、この圧縮機1は、冷媒が循環して冷凍サイクル運転動作を行う図外の冷媒回路に接続されて、冷媒を圧縮するものである。この圧縮機1は、縦長円筒状の密閉ドーム型のケーシング3を有する。
このケーシング3は、上下方向に延びる軸線を有する円筒状の胴部であるケーシング本体5と、その上端部に気密状に溶接されて一体接合され、上方に突出した凸面を有する椀状の上キャップ7と、ケーシング本体5の下端部に気密状に溶接されて一体接合され、下方に突出した凸面を有する椀状の下キャップ9とで圧力容器に構成されており、その内部は空洞とされている。ケーシング3の外周面には、ターミナルカバー52が設けられ、このターミナルカバー52の内部には、後述のステータ37に電源を供給する電源供給端子53が備えられる。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
In FIG. 1,
The
ケーシング3の内部には、冷媒を圧縮するスクロール圧縮機構11と、このスクロール圧縮機構11の下方に配置される駆動モータ13とが収容されている。これらのスクロール圧縮機構11と駆動モータ13とは、ケーシング3内を上下方向に延びるように配置される駆動軸15によって連結されている。また、これらのスクロール圧縮機構11と駆動モータ13との間には間隙空間17が形成されている。
The
ケーシング3の内部上方には、メインフレーム21が収納され、このメインフレーム21には中央にラジアル軸受部28とボス収容部26とが形成されている。ラジアル軸受部28は、駆動軸15の先端(上端)側を軸支するためのものであり、当該メインフレーム21の一方の面(下側の面)の中央から下方に突出して形成されている。ボス収容部26は後述する揺動スクロール25のボス25Cを収容するためのものであり、メインフレーム21の他方の面(上側の面)の中央を下方に凹陥することにより形成されている。駆動軸15の先端(上端)には、偏心軸部15Aが形成されている。この偏心軸部15Aは、中心が駆動軸15の軸心と偏心して設けられると共に、旋回軸受け24を介して、ボス25Cに旋回駆動可能に挿入されている。
A
上記スクロール圧縮機構11は、固定スクロール23と揺動スクロール25とで構成されている。固定スクロール23は、メインフレーム21の上面に密着して配置される。メインフレーム21は、ケーシング本体5の内面に取り付けられ、固定スクロール23は、メインフレーム21に固定されている。揺動スクロール25は、固定スクロール23に噛合し、固定スクロール23と、メインフレーム21との間の形成される揺動空間12内に配置される。ケーシング3内は、メインフレーム21の下方の高圧空間27と、メインフレーム21の上方の吐出空間29とに区画される。各空間27,29は、メインフレーム21及び固定スクロール23の外周に縦に延びて形成された縦溝71を介して連通している。
The
ケーシング3の上キャップ7には、冷媒回路の冷媒をスクロール圧縮機構11に導く吸入管31が、またケーシング本体5には、ケーシング3内の冷媒をケーシング3外に吐出させる吐出管33がそれぞれ気密状に貫通固定されている。吸入管31は、吐出空間29を上下方向に延び、その内端部はスクロール圧縮機構11の固定スクロール23を貫通して、圧縮室35に連通し、この吸入管31により圧縮室35内に冷媒が吸入される。
The
駆動モータ13は、本実施形態では、直流電源からの入力を受けて駆動するDC(Direct Current)モータであり、環状のステータ37と、このステータ37の内側に回転自在に構成されたロータ39とを備える。駆動モータ13は、一定の入力電圧を受け、パルス波のデューティ比、つまり、パルス波を出す周期と出した時のパルス幅と、を制御するPWM(Pulse Width Modulation)インバータによって回転トルクが制御され駆動する。本実施形態では、駆動モータ13は、DCモータである構成としたが、この他に、駆動モータ13は、交流電流の入力をうけて駆動するAC(Alternating Current)モータである構成であっても良い。
In the present embodiment, the
ロータ39には、駆動軸15を介してスクロール圧縮機構11の揺動スクロール25が駆動連結されている。ステータ37は、ステータコア37Aと、ステータコイル18とから成る。ステータコア37Aは、薄い鉄板を重ね合わせて形成され、内部には、図示は省略したが、複数の溝を有する。ステータコイル18は、複数相のステータ巻き線が巻回されて形成され、ステータコア37Aの内部に形成された各溝に嵌入されて、ステータコア37Aの上下に突出して備えられる。各ステータコイル18は、ステータコア37Aの上下で、インシュレータ19の内部に収容されている。ステータコイル18は、各ステータコイル18を連結するリード線20(図2参照)を介して電源供給端子53に接続される。駆動モータ13は、電流を流すステータコイル18を切り替えることによってロータ39を回転させる。
The swing scroll 25 of the
ロータ39は、フェライト磁石、或いは、ネオジウム磁石から形成され着磁によって磁化される。ロータ39を磁化させる方法としては、ロータ39をステータ37に内挿した後、ステータ37のステータコイル18に電流を流して着磁する巻線着磁、或いは、ロータ39を外部の着磁装置を用いて着磁させた後にステータ37に内挿する外部着磁がある。駆動軸15の内部には、ロータ39の巻線着磁を行う際に、ロータ39の位置決めに用いる、ホルダ(ピンホルダ)58が圧入されている。
ステータ37は、環状のスペーサリング38によってケーシング3の内壁面に支持される。スペーサリング38はケーシング3の内壁面に焼き嵌めによって固定され、ステータ37はスペーサリング38の内壁面に焼き嵌めによって固定される。スペーサリング38の上端面は、ステータ37の上端面よりも下方に設けられる。
The
The
駆動モータ13の下方には、駆動軸15の下端部を回転可能に嵌入支持するベアリングプレート8が備えられる。ベアリングプレート8は、円筒状に形成され駆動軸15が嵌入されるボス部8Aと、このボス部8Aに略等間隔に周設され4方向に延び、ケーシング本体5に固定されるアーム部8Bとを備える。つまり、駆動軸15は、ベアリングプレート8によってケーシング3に支持される。ベアリングプレート8は、各アーム部8Bの間に形成され、上下の空間を連通する開口部8Eを有する。
図1に示す、ベアリングプレート8の下方の下部空間(油溜め)40は、高圧に保たれており、その下端部に相当する下キャップ9の内底部には油が貯留される。ベアリングプレート8と、油溜め40の間には、環状プレート59がベアリングプレート8に固定されて備えられる。また、環状プレート59の上方には、バッフル板14が環状プレート59に支持されて設けられる。バッフル板14は、例えば、多数の細孔14Dを有した、例えば薄板状のパンチングメタルによって形成される。
Below the
A lower space (oil sump) 40 below the bearing
駆動軸15内には、高圧油供給手段の一部としての給油路41が形成され、この給油路41は、駆動軸15の内部を上下に延び、揺動スクロール25の背面の油室43に連通している。この給油路41は、駆動軸15の下端に設けたオイルピックアップ45に連結される。オイルピックアップ45の奥側には、駆動軸15の径方向に延び、給油路41を貫通する横穴57が設けられる。この横穴57には、上述したホルダ58が圧入される。オイルピックアップ45は、ロータ39の着磁後に、駆動軸15に圧入される。
An
オイルピックアップ45は、下端に設けられた吸込口42と、この吸込口42の上方に形成されたパドル44とを備える。オイルピックアップ45の下端は、油溜め40に貯留された潤滑オイル(潤滑油)に浸漬されて、当該給油路41の吸込口42が潤滑オイル内にて開口している。駆動軸15が回転すると、油溜め40に貯留された潤滑オイルがオイルピックアップ45の吸込口42から給油路41に入り、この給油路41のパドル44に沿って上方に汲み上げられる。そして、汲み上げられた潤滑オイルは、給油路41を通じ、ラジアル軸受部28、及び、旋回軸受24等のスクロール圧縮機構11の各摺動部分に供給される。さらに、潤滑オイルは、給油路41を通じて揺動スクロール25背面の油室43に供給され、この油室43から、揺動スクロール25に設けられた連通路51を介して、圧縮室35へ供給される。
The
メインフレーム21には、ボス収容部26からメインフレーム21を径方向に貫通し、縦溝71に開口する戻し油路47が形成される。給油路41を通じ、スクロール圧縮機構11の各摺動部分、及び、圧縮室35に供給される潤滑オイルのうち、過剰となった潤滑オイルは、この戻し油路47を通って油溜め40に戻される。戻し油路47の下方には、オイルコレクター46が設けられ、オイルコレクター46は、スペーサリング38の上端近傍まで延在する。ステータ37の外周面には、ステータ37の上下に亘る複数の切欠き54が形成される。戻し油路47、オイルコレクター46を通じて給油路41から戻された潤滑オイルは、この切欠き54、及び、ベアリングプレート8の各アーム部8Bの間を通って油溜め40に戻される。なお、図1の断面図において、吐出管33が説明の便宜上破線で示されているが、吐出管33は、オイルコレクター46とは、位相をずらして配置される。
The
固定スクロール23は、鏡板23Aと、この鏡板23Aの下面に形成された渦巻き状(インボリュート状)のラップ23Bとで構成されている。一方、揺動スクロール25は、鏡板25Aと、この鏡板25Aの上面に形成された渦巻き状(インボリュート状)のラップ25Bとで構成されている。そして、固定スクロール23のラップ23Bと、揺動スクロール25のラップ25Bとは互いに噛合しており、このことにより固定スクロール23と揺動スクロール25との間において、両ラップ23B,25Bで複数の圧縮室35が形成されている。
The fixed
揺動スクロール25は、オルダムリング61を介して固定スクロール23に支持され、その鏡板25Aの下面の中心部には有底円筒状のボス25Cが突設されている。一方、駆動軸15の上端には偏心軸部15Aが設けられ、この偏心軸部15Aは、揺動スクロール25のボス25Cに回転可能に嵌入されている。
さらに、駆動軸15には、メインフレーム21の下側に、カウンタウェイト部(上バランサ)63が設けられ、ロータ39の下部には、下バランサ77が設けられている。駆動軸15は、これらの上バランサ63、及び、下バランサ77によって揺動スクロール25や偏心軸部15A等と動的バランスを取っている。
The orbiting
Further, the
これらのカウンタウェイト部63、及び、下バランサ77により重さのバランスを取りながら駆動軸15が回転することで、揺動スクロール25を公転させるようになっている。そして、この揺動スクロール25の公転に伴い、圧縮室35は、両ラップ23B,25B間の容積が中心に向かって収縮することで吸入管31より吸入された冷媒を圧縮するように構成されている。また、下バランサ77の下面には、ロータ39、及び、下バランサ77と一体にカシメられる規制プレート55が設けられる。規制プレート55は、ロータ39の巻線着磁を行う際に、ロータ39の回転を規制するために用いられる。
By rotating the
メインフレーム21の下側には、カウンタウェイト部63の周りを囲うようにカップ48がボルト49で固定されている。カップ48は、メインフレーム21と、駆動軸15との間のクリアランスから漏れ出た潤滑オイルが、カウンタウェイト部63の回転によって吐出管側に飛散されるのを防ぐ。
A
固定スクロール23の中央部には吐出孔73が設けられており、この吐出孔73から吐出されたガス冷媒は、吐出弁75を通って吐出空間29に吐出され、メインフレーム21及び固定スクロール23の各外周に設けた縦溝71を介して、メインフレーム21の下方の高圧空間27に流出し、この高圧冷媒は、ケーシング本体5に設けた吐出管33を介してケーシング3外に吐出される。
A
このスクロール圧縮装置1の運転動作について説明する。
駆動モータ13を駆動すると、ステータ37に対してロータ39が回転し、それによって駆動軸15が回転する。駆動軸15が回転すると、スクロール圧縮機構11の揺動スクロール25が固定スクロール23に対して自転せずに公転のみ行う。このことにより、低圧の冷媒が吸入管31を通して圧縮室35の周縁側から圧縮室35に吸引され、この冷媒は圧縮室35の容積変化に伴って圧縮される。そして、この圧縮された冷媒は、高圧となって圧縮室35から吐出弁75を通って吐出空間29に吐出され、メインフレーム21及び固定スクロール23の各外周に設けた縦溝71を介して、メインフレーム21の下方の高圧空間27に流出し、この高圧冷媒は、ケーシング本体5に設けた吐出管33を介してケーシング3外に吐出される。ケーシング3外に吐出された冷媒は、図示を省略した冷媒回路を循環した後、再度吸入管31を通して圧縮機1に吸入されて圧縮され、このような冷媒の循環が繰り返される。
The operation of the
When the
潤滑オイルの流れを説明すると、ケーシング3における下キャップ9の内底部に貯留された潤滑オイルが、オイルピックアップ45により吸い上げられ、この潤滑オイルが、駆動軸15の給油路41を通じ、スクロール圧縮機構11の各摺動部分、及び、圧縮室35へ供給される。スクロール圧縮機構11の各摺動部分、及び、圧縮室35で過剰となった潤滑オイルは、戻し油路47から、オイルコレクター46に集められ、ステータ37の外周に設けられた切欠き54を通って駆動モータ13の下方に戻される。
The flow of the lubricating oil will be described. The lubricating oil stored in the inner bottom portion of the lower cap 9 in the
また、給油路41を通ってラジアル軸受30に供給された潤滑オイルは、ラジアル軸受部28の下端から漏れ出て、駆動軸15、及び、上バランサ63の回転によってカップ48の外周壁(周壁)48A側に飛散される。カップ48は、下方(下端)48Bが開放されている。ステータ37の上面には、ステータコイル18を囲う、インシュレータ19が設けられ、インシュレータ19は、環状の外側壁19Aと内側壁19Bとかなる二重壁構造に形成されている。カップ48の外周壁48Aは、二重壁構造のインシュレータ19の外側壁19Aと内側壁19Bとの間で、外側壁19Aと内側壁19Bの中心Cよりも、内方寄り、つまり内側壁19B側に寄せて、垂下されている。また、カップ48の外周壁48と、インシュレータ19の外側壁19A、及び、内側壁19Bとは、それぞれ所定以上の絶縁距離を離した位置に設けられる。
Further, the lubricating oil supplied to the
この構成によれば、ラジアル軸受部28の下端から漏れ出て、駆動軸15、及び、上バランサ63の回転によってカップ48の外周壁48A側に飛散された潤滑オイルは、外周壁48Aをつたってインシュレータ19の外側壁19Aと内側壁19Bとの間に滴下される。これによって、駆動軸15、及び、上バランサ63の回転によって飛散された潤滑オイルがケーシング3の外周に設けられた吐出管33側に飛散されるのを防止することができ、ラジアル軸受部28の下端から漏出した潤滑オイルが吐出管33から多量にケーシング3外に吐出されるのを防ぐことができる。
According to this configuration, the lubricating oil that leaks from the lower end of the
インシュレータ19の外側壁19Aは、内側壁19Bよりも高く形成され、外側壁19Aは、上端19Cが、カップ48の下端48Aの近傍まで延在する高さに形成されている。インシュレータ19の外側壁19Aの高さは、上端19Cと、カップ48の下端48Aとの間にギャップgを設けて、上端19Cが下端48Aよりも僅かに下側に位置するように設定される。
The
この構成よれば、ラジアル軸受部28の下端から漏れ出て、駆動軸15、及び、上バランサ63の回転によってカップ48の外周壁48A側に飛散された潤滑オイルが、外周壁48Aをつたってインシュレータ19の外側壁19Aと内側壁19Bとの間に滴下されるさいに、駆動軸15、及び、上バランサ63の回転によってカップ48から斜め下方に向かって飛散されても、インシュレータ19の外側壁19Aの内側に滴下される。これによってケーシング3の外周に設けられた吐出管33側に潤滑オイルが飛散するのを防ぐことができ、吐出管33から多量の潤滑オイルがケーシング3外に吐出されるのを防止することができる。
According to this configuration, the lubricating oil that leaks from the lower end of the
図2は、スクロール圧縮装置を駆動モータ13の上方で切断した平面断面図であり、駆動軸15、及び、ロータ39は、この図2では、不図示とした。図2に示すように、ステータコイル18から延びるリード線20は、インシュレータ19の上端19Cの上側を通って電源供給端子53に接続される。ステータ37の上面に設けられた各ステータコイル18は、二重壁構造のインシュレータ19の外側壁19Aと内側壁19Bとの間に収容されている。
ステータ37には、駆動モータ13の上下の空間を連通させる切欠き54が設けられる。また、スペーサリング38の外周には、スペーサリング38の上下に亘る複数の切欠き38Aが形成される。潤滑オイルは、駆動モータ13の上側から、これらの切欠き54、及び切欠き38を介して、駆動モータ13の下側に戻される。
FIG. 2 is a plan sectional view of the scroll compression device cut above the
The
また、内側壁19B、各ステータコイル18の内側に設けられた複数の壁19Dから構成され、隣合う壁19Dの間には、所定の離隔間隔が空けられている。インシュレータ19の外側壁19Aと内側壁19Bとの間に滴下された潤滑オイルは、この内側壁19Bを構成する各壁間の間隙からステータ37の下方に排出される構成であっても良い。
The
図3は、図1で示したスクロール圧縮装置1の変形例を示す図である。上述のスクロール圧縮装置1では、インシュレータ19の外側壁19Aの高さを、上端19Cが、カップ48の下端48Aよりも僅かに下側に位置するように設定し、外側壁19Aの上端19Cの上側を通してリード線20を電源供給端子53に接続する構成とした。図3に示した変形例では、インシュレータ19の外側壁19Aの高さを上端19Cが、カップ48の下端48Aよりも上側に位置するように設定した。また、インシュレータ19の外側壁19Aに、ステータコイル18から延びるリード線20をインシュレータ19の外側に引き出すための切欠き14を設けた。切欠き14は、図3に示すように、外側壁19Aを上方から一部切り欠いて形成される。この切欠き14を介してインシュレータ19の外側に引き出されたリード線20は、接続端子20Aを用いて電源供給端子53に接続される。切欠き14は、スペーサリング38の上下に亘って形成された切欠き38Aの近傍に設けられる。また、切欠き14は、吐出管33からは周方向に離れた位置に設けられる。
FIG. 3 is a diagram showing a modification of the
この構成によれば、ラジアル軸受部28の下端から漏れ出て、駆動軸15、及び、上バランサ63の回転によってカップ48の外周壁48A側に飛散された潤滑オイルを、確実に、インシュレータ19の外側壁19Aと内側壁19Bとの間に滴下することができ、潤滑オイルがケーシング3の外周に設けられた吐出管33側に飛散されるのを防止することができる。これによって、潤滑オイルが吐出管33から多量にケーシング3外に吐出されるのを防ぐことができる。
According to this configuration, the lubricating oil that leaks from the lower end of the
また、この構成によれば、インシュレータ19の外側壁19Aの上端19Cが、カップ48の下端48Aより上側に位置するように外側壁19Aの高さを設定しても、外側壁19Aに設けた切欠き14からリード線20をインシュレータ19の外側に引き出すことができるため、リード線20とカップ48との絶縁距離を保つことができる。
Further, according to this configuration, even if the height of the
以上説明したように、本発明を適用した実施形態によれば、ケーシング3の内部に冷媒を圧縮するスクロール圧縮機構11と、スクロール圧縮機構11と駆動軸15で連結され当該スクロール圧縮機構11を駆動する駆動モータ13とが収容され、スクロール圧縮機構11がメインフレーム21によりケーシング3に支持され、駆動モータ13のステータ37が直接的または間接的にケーシング3に支持され、駆動モータ13のロータ39に駆動軸15が連結され、当該駆動軸15がベアリングプレート8によりケーシング3に支持され、メインフレーム21の下面に潤滑油の飛散防止用の下方が開放されたカップ48が配置されると共に、ステータ37の上面に巻き線を囲う環状の二重壁構造のインシュレータ19が配置され、カップ48の周壁48Aがインシュレータの二重壁19A,19Bの間に垂下されているため、各潤滑部位から漏出し、駆動軸15の回転によって飛散する潤滑オイルをカップ48で集めることができる。また、カップ48に集められた潤滑オイルは、カップ48の外周壁48Aをつたって、インシュレータの二重壁19A,19Bの間に滴下されるため、潤滑オイルがケーシング3の外側に配置された吐出管33側へ飛散されるのを防ぐことができ、吐出管33から多量の潤滑オイルが吐出されるのを防ぐことができる。
As described above, according to the embodiment to which the present invention is applied, the
また、本発明を適用した実施形態によれば、カップ18の周壁48Aがインシュレータ19の二重壁19A,19Bの中心より内方寄りに垂下されているため、カップ48の外周壁48Aをつたってカップ48の下方に導かれる潤滑オイルが、駆動軸15の回転によってカップ48の下方の開口から斜め下側に飛散しても、インシュレータ19の外側壁19Aの内側に潤滑オイルを滴下することができ、潤滑オイルがケーシング3の外側に配置された吐出管33側へ飛散されるのを防ぐことができ、吐出管33から多量の潤滑オイルが吐出されるのを防ぐことができる。
Further, according to the embodiment to which the present invention is applied, since the
また、本発明を適用した実施形態によれば、インシュレータ19の二重壁の外側壁19Aが内側壁19Bより高く形成されているため、駆動軸15の回転によってカップ48の下方の開口から斜め下側に飛散する潤滑オイルを、より効果的にインシュレータ19の外側壁19Aの内側に滴下することができる。これによって、潤滑オイルがケーシング3の外側に配置された吐出管33側へ飛散されるのを防ぐことができ、吐出管33から多量の潤滑オイルが吐出されるのを防ぐことができる。
Further, according to the embodiment to which the present invention is applied, the
また、本発明を適用した実施形態によれば、インシュレータ19の二重壁の外側壁19Aの上端は、カップの下端近傍の高さに延在するため、駆動軸15の回転によってカップ48の下方の開口から斜め下側に飛散する潤滑オイルを、より確実にインシュレータ19の外側壁19Aの内側に滴下することができる。これによって、潤滑オイルがケーシング3の外側に配置された吐出管33側へ飛散されるのを防ぐことができ、吐出管33から多量の潤滑オイルが吐出されるのを防ぐことができる。
According to the embodiment to which the present invention is applied, the upper end of the
また、本発明を適用した実施形態によれば、インシュレータ19の二重壁の外側壁19Aに巻き線のリード線20を引き出す切欠き14を設けたため、外側壁19Aに設けた切欠き14からリード線20をインシュレータ19の外側に引き出すことができ、リード線20とカップ48との絶縁距離を保つことができる。
Further, according to the embodiment to which the present invention is applied, since the
また、本発明を適用した実施形態によれば、駆動モータ13は、PWMインバータによって回転トルクが制御され駆動するDC駆動モータであるため、出力効率の良い駆動モータを用いることで、駆動モータ13の小型化を図ることができ、さらに、インバータによって駆動させることで、駆動モータ13の電圧の上昇/下降による無駄な熱の発生を防ぎ、駆動効率をよくすることができる。
In addition, according to the embodiment to which the present invention is applied, the
1 スクロール圧縮装置
3 ケーシング
11 スクロール圧縮機構
13 駆動モータ
14 リード線切欠き
19 インシュレータ
19A 外側壁
19B 内側壁
20 リード線
21 メインフレーム
37 ステータ
39 ロータ
48 カップ
48A 周壁(外周壁)
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記スクロール圧縮機構がメインフレームにより前記ケーシングに支持され、
前記駆動モータのステータが直接的または間接的に前記ケーシングに支持され、
前記駆動モータのロータに前記駆動軸が連結され、当該駆動軸がベアリングプレートにより前記ケーシングに支持され、
前記メインフレームの下面に潤滑油の飛散防止用の下方が開放されたカップが配置されると共に、前記ステータの上面にステータコイルを囲う環状の二重壁構造のインシュレータが配置され、前記カップの周壁が前記インシュレータの二重壁の間に垂下され、前記カップは、前記カップの外周壁を、前記インシュレータの外側壁、及び、内側壁から、少なくとも所定の絶縁距離離して配置されたことを特徴とするスクロール圧縮装置。 A scroll compression mechanism that compresses the refrigerant inside the casing, and a drive motor that is connected to the scroll compression mechanism by a drive shaft and drives the scroll compression mechanism are housed.
The scroll compression mechanism is supported by the casing by a main frame;
A stator of the drive motor is directly or indirectly supported by the casing;
The drive shaft is coupled to the rotor of the drive motor, the drive shaft is supported on the casing by a bearing plate,
A cup having a lower opening for preventing splashing of lubricating oil is disposed on the lower surface of the main frame, and an annular double-walled insulator surrounding the stator coil is disposed on the upper surface of the stator, and the peripheral wall of the cup Is suspended between the double walls of the insulator, and the cup is arranged such that the outer peripheral wall of the cup is separated from the outer wall and the inner wall of the insulator by at least a predetermined insulating distance. Scroll compressor.
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