JP5821199B2 - エネルギ吸収型フロントアンダーランプロテクタ - Google Patents

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Description

本発明は、車両の潜り込みを防止するためのエネルギ吸収型フロントアンダーランプロテクタに関する。
トラック等の大型車が大型車よりも剛性が低く且つ車高が低い乗用車等の車両と前面衝突した場合、相手車両である乗用車等がトラック等の下へ潜り込むことによる乗用車等の客室の変形が大きくなる虞がある。その乗用車等の客室の変形を低減するためにトラック等に設ける構造の一つとして、潜り込み防止構造、即ちフロントアンダーランプロテクタ(FUP)が提案されている。FUPとは、乗用車等がトラック等と正面衝突した場合に、両者のシャシーフレーム等の上下高さ位置のずれにより乗用車等がトラック等の下に潜り込むことを防止するものである。
FUPは、一般的に、トラック等の前部シャシーフレーム下に強固な一直線ビーム(FUPバー)と強固なブラケット(FUPバー取付ブラケット)とを設けたものである。これらの部材は、乗用車等のトラック等への潜り込みを防ぐために強固に作られており、トラック等のシャシーフレームに強固に固定されている。
ただし、両車の衝突速度が速くなると乗用車等のトラック等への潜り込みを防ぐだけでは乗用車等の客室の変形低減には不十分であり得るため、FUPバーとFUPバー取付ブラケットとの間にエネルギ吸収部材(EA部材)を配設したFUPが提案されている。そのようなFUPとしては、特許文献1に記載されているものがある。
特表2004−522646号公報
特許文献1に記載されているFUPでは、FUPバー(衝撃エレメント)に衝撃荷重が加わると、シャシーフレーム(フレーム)に取り付けられているFUPバー取付ブラケット(取付金具)とFUPバーとの間に設けられたリンクエレメントによるFUPバーの後退により、EA部材でエネルギ吸収がなされる。
しかし、EA部材はFUPバーとは反対側の端部でシャシーフレームに締結固定されているため、EA部材による衝撃エネルギ吸収ストローク(変形ストローク)は制限されている。そのため、EA部材の最大荷重の設定にもよるが、EA部材の変形ストロークによる大きなエネルギ吸収量は期待できない。既知の通り、構造物による衝撃エネルギの吸収性能は、その構造物が塑性変形により発生する荷重と変形量とにより決まってしまうので、変形ストロークを可能な限り大きく設定できる構造物が必要である。
特に大型車と正面衝突する相手車両で大型車の下に潜り込む可能性の高い自動車は車高の低い軽自動車やボンネット型普通自動車であり、これらの車両の全てに対する潜り込み防止と適切な衝撃エネルギ吸収性能を備えたFUPが要求される。例えば、軽自動車はその構造(寸法が小さく、重量が軽い。)上、大型車のように寸法が大きく、重量が重い車両との衝突には、衝突時の客室保全と被害低減には最も不利で、普通自動車はその構造上、軽自動車よりは有利である。
大型車に設けられるべきFUPは、ミニカーや軽自動車等の軽量車両から重量が重い普通自動車やフレーム付のSUV(スポーツユーティリティビークル)等の重量車両までに対応可能な潜り込み防止と適切な衝撃エネルギ吸収性能とを備えることが必要となる。ミニカーや軽自動車等の軽量車両に対しては、客室に発生する衝撃荷重があまり高くなく、潜り込みを抑える範囲での衝撃エネルギ吸収量で対応する必要がある。一方、重量が重い普通自動車やSUV等の重量車両に対しては、軽量車両に比較すれば客室に若干高めの衝撃荷重が発生しても許容される可能性があるが、重量が重いためにその運動エネルギ量が大きく、吸収すべき衝撃エネルギ量は軽量車両よりも大きくなる。
このように種々の衝突相手車両を考慮した大型車に設けるべきFUPは、その主な役割の潜り込み防止と適切な衝撃エネルギ吸収性能とを両立できる機能を備えた構造体でなければならない。
そこで、本発明の目的は、種々の車種の車両に対応可能な潜り込み防止と適切な衝撃エネルギ吸収性能とを両立できる機能を備えたエネルギ吸収型フロントアンダーランプロテクタを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、車両のシャシーフレームに固定されるFUPバー取付ブラケットと、前記FUPバー取付ブラケットに車両幅方向に延出するように締結されるFUPバーとを備え、他車両との衝突時に前記FUPバーに衝撃を受けた際に前記FUPバーが前記FUPバー取付ブラケットの塑性変形荷重よりも低い荷重で潰れて衝撃エネルギが吸収されるようにするために、前記FUPバーの圧潰荷重が前記FUPバー取付ブラケットの塑性変形荷重よりも低く設定されていることを特徴とするエネルギ吸収型フロントアンダーランプロテクタである。
前記FUPバーは、車両幅方向に延出するように配設され、前面が前記FUPバーのフロントフェイスを為すフロントプレートと、前記フロントプレートの後面と前記FUPバー取付ブラケットとの間に前記フロントプレートの長手方向又は高さ方向に沿って配設され、前記FUPバー取付ブラケットの塑性変形荷重よりも低い荷重で潰れるエネルギ吸収用のパイプとを有するものである。
前記FUPバーは、前記パイプと前記FUPバー取付ブラケットとの間に配設されるバックプレートと、前記フロントプレートの上端部と前記バックプレートの上端部との間に架け渡され、前記パイプの圧潰荷重よりも低い荷重で面座屈する上面プレートと、前記フロントプレートの下端部と前記バックプレートの下端部との間に架け渡され、前記パイプの圧潰荷重よりも低い荷重で面座屈する下面プレートとを更に有するものである。
本発明によれば、種々の車種の車両に対応可能な潜り込み防止と適切な衝撃エネルギ吸収性能とを両立できる機能を備えたエネルギ吸収型フロントアンダーランプロテクタを提供することができるという優れた効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るエネルギ吸収型フロントアンダーランプロテクタの斜視図である。 図1に示すFUPバーの断面図である。 FUPの変形荷重−変形ストローク特性を示す説明図である。 他の実施形態に係るエネルギ吸収型フロントアンダーランプロテクタの斜視図である。 図4に示すFUPバーの断面図である。 他の実施形態に係るエネルギ吸収型フロントアンダーランプロテクタの斜視図である。 図6に示すFUPバーの断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1中、1はトラック等の大型車(車両)のシャシーフレームを示す。本実施形態では、シャシーフレーム1は、車両幅方向に間隔を隔てて設けられ、車両前後方向に延出する一対のサイドメンバ2と、これら一対のサイドメンバ2間に架け渡して設けられたクロスメンバ3とから主に構成される。また、後述するFUPバー取付ブラケット11よりも車両後方向のサイドメンバ2の側面に、サスペンション取付ブラケット4が固定されている。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るエネルギ吸収型フロントアンダーランプロテクタ(以下、FUPという)10は、シャシーフレーム1の前部に固定される一対のFUPバー取付ブラケット(ブラケット)11と、FUPバー取付ブラケット11に車両幅方向に延出するように締結されるFUPバー(一直線ビーム)12とを備える。
本実施形態では、FUPバー取付ブラケット11は各々、ボルト13等を用いてサイドメンバ2の側面に締結され、サイドメンバ2(シャシーフレーム1)から下方へ延出している(図1参照)。また、本実施形態では、FUPバー取付ブラケット11とFUPバー12とは、FUPバー12内蔵の後述するパイプ18内からFUPバー取付ブラケット11まで貫通孔(パイプ18に設けた貫通孔18h、後述するバックプレート19に設けた貫通孔19h、FUPバー取付ブラケット11に設けた貫通孔11h)を介してボルト14及びナット15を用いて締結している(図2参照)。
本実施形態のFUPバー12は、前面がFUPバー12のフロントフェイス16(乗用車等との衝突時に乗用車等が衝突する面)を為すフロントプレート17と、フロントプレート17の後面とFUPバー取付ブラケット11の下端部前面との間に配設されたフロントプレート補強兼エネルギ吸収用パイプ(以下、パイプという)18と、パイプ18とFUPバー取付ブラケット11の下端部前面との間に配設されたバックプレート19と、フロントプレート17の上端部とバックプレート19の上端部との間に架け渡された上面プレート20と、フロントプレート17の下端部とバックプレート19の下端部との間に架け渡された下面プレート21とを有している。
フロントプレート17は、鋼板又は他の材質の板からなる。本実施形態では、フロントプレート17は、鋼板からなり、車両幅方向と平行に延出するように配設されている。
パイプ18は、スチールパイプ又は他の材質のパイプからなる。また、パイプ18は、フロントプレート17の後面に溶接又は他の方法によって接合される。本実施形態では、パイプ18は、FUPバー取付ブラケット11の塑性変形荷重(FUPバー取付ブラケット11が塑性変形する荷重)よりも低い荷重(圧潰荷重)で潰れるスチールパイプ(丸パイプ)からなる。また、本実施形態では、パイプ18は、フロントプレート17の後面の上下部分にFUPバー12の横方向(水平方向)に沿って溶接によって計二本接合されている。
バックプレート19は、鋼板又は他の材質の板からなる。また、バックプレート19は、上面プレート20及び下面プレート21に溶接又は他の方法によって接合される。本実施形態では、バックプレート19は、フロントプレート17と同等の強度及び剛性を有する比較的厚い鋼板からなり、上端部が上面プレート20の後端部に溶接によって接合されていると共に、下端部が下面プレート21の後端部に溶接によって接合されている。また、本実施形態では、バックプレート19は、フロントプレート17に対して平行となるように配設されている。
上面プレート20及び下面プレート21は、鋼板又は他の材質の板からなる。また、上面プレート20及び下面プレート21は、フロントプレート17及びバックプレート19に溶接又は他の方法によって接合される。本実施形態では、上面プレート20は、エネルギ吸収用のパイプ18の圧潰荷重よりも低い荷重で面座屈する比較的薄い鋼板からなり、前端部がフロントプレート17の上端部に溶接によって接合されていると共に、後端部がバックプレート19の上端部に溶接によって接合されている。また、本実施形態では、下面プレート21は、エネルギ吸収用のパイプ18の圧潰荷重よりも低い荷重で面座屈する薄い鋼板からなり、前端部がフロントプレート17の下端部に溶接によって接合されていると共に、後端部がバックプレート19の下端部に溶接によって接合されている。さらに、本実施形態では、上面プレート20と下面プレート21とは、互いに平行となるように配設されている。
ここで、FUPバー12の圧潰荷重は、低速衝突時や、市場に出回っているミニカーや軽自動車等の軽量車両との衝突時に吸収しなければならない衝撃エネルギ吸収不足分を補う程度の荷重に設定される。一方、FUPバー取付ブラケット11の塑性変形荷重は、高速衝突時や、重量の重い普通自動車やSUV等の重量車両との衝突時に吸収しなければならない衝突エネルギ分の荷重に設定される。
本実施形態に係るFUP10の変形荷重−変形ストローク特性を図3に示す。図3に示すように、本実施形態では、FUPバー12の圧潰荷重は、FUPバー取付ブラケット11の塑性変形荷重の半分程度に設定されている。
以上の構成からなる本実施形態に係るFUP10は、他車両との衝突時に相手車両の持っている運動エネルギを二段階で吸収するエネルギ吸収型のフロントアンダーランプロテクタである。
具体的には、本実施形態に係るFUP10は、相手車両との衝突時にFUPバー12のフロントフェイス16に車両前方向から衝撃を受けた際には、先ずFUPバー12のフロントプレート17の裏面に接合したパイプ18が荷重を発生して潰れ、衝撃エネルギを吸収し、FUPバー12が潰れた後に、FUPバー取付ブラケット11の塑性変形によって衝撃エネルギを吸収するものである(図3参照)。
即ち、本実施形態に係るFUP10では、FUPバー12(エネルギ吸収用のパイプ18)の圧潰荷重がFUPバー取付ブラケット11の塑性変形荷重よりも低く設定されているので、相手車両との衝突時にFUPバー12のフロントフェイス16に車両前方向から衝撃を受けた際には、その構造からFUPバー12がFUPバー取付ブラケット11の塑性変形荷重よりも低い荷重で潰れることにより、その後のFUPバー取付ブラケット11の塑性変形も含めてFUP10全体の衝撃エネルギ吸収ストローク(変形ストローク)が増加することとなる。
従来のFUPでは、車両前後方向のFUPバーの変形が少なく、相手車両との衝突時の衝突エネルギ吸収のための衝撃エネルギ吸収ストローク(変形ストローク)を十分に得ることが困難であり、FUP全体の変形ストロークを適切に設定する機会が少ない。
一方、本実施形態では、FUPバー12の車両前後方向の厚さ分の変形ストロークを得ることで、FUPバー取付ブラケット11を含むFUP10の変形ストロークの設計範囲が広くなることにより、種々の車種の車両に対応可能な潜り込み防止と適切な衝撃エネルギ吸収性能とを両立できる機能を備えたFUP10を設計及び開発して提供することが可能になる。
また、本実施形態では、FUPバー取付ブラケット11の変形が大きくなった後は、FUPバー取付ブラケット11よりも車両後方向に配置されているサスペンション取付ブラケット4等によって潜り込み防止限界(例えば400mm以内)に達する前に荷重が立ち上がるため(図3参照)、相手車両との衝突時に相手車両の潜り込みを効果的に防止することが可能になる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態には限定されず他の様々な実施形態を採ることが可能である。
例えば、FUPバー12のフロントプレート17の後面に接合するパイプ18の形状、材質、板厚等により、パイプ18をFUPバー12の横方向(水平方向)のみに配設する構造(FUP10;図1及び図2参照)の他、パイプ18をFUPバー12の縦方向(垂直方向)のみに配設する構造(FUP40;図4及び図5参照)を選択することもできる。また、パイプ18をFUPバー12の横方向及び縦方向に沿って各々配設する構造(FUP60;図6及び図7参照)を選択することもできる。
また、FUPバー取付ブラケット11とFUPバー12との締結方法は、FUPバー12内蔵のパイプ18内からFUPバー取付ブラケット11まで貫通孔を介してボルト14及びナット15を用いて締結する方法(図2参照)の他、FUPバー12のフロントフェイス16からFUPバー取付ブラケット11まで貫通孔(フロントプレート17に設けた貫通孔17h、パイプ18に設けた貫通孔18h、バックプレート19に設けた貫通孔19h、FUPバー取付ブラケット11に設けた貫通孔11h)を介してボルト14及びナット15を用いて締結する方法(図5参照)がある。また、FUPバー12内蔵のパイプ18が車両前後方向に二本ある場合は前側のパイプ18をフロントプレート17と接合し、前側のパイプ18内からFUPバー取付ブラケット11まで貫通孔(前側のパイプ18に設けた貫通孔18h、後側のパイプ18に設けた貫通孔18h、バックプレート19に設けた貫通孔19h、FUPバー取付ブラケット11に設けた貫通孔11h)を介してボルト14及びナット15を用いて締結する方法(図7参照)等もある。
さらに、FUPバー12のフロントプレート17とパイプ18を挟んで荷重を受けるFUPバー12のバックプレート19は、フロントプレート17と同等の強度及び剛性を必要とするが、バックプレート19をFUPバー12とFUPバー取付ブラケット11との接合部分に限定して部分的な配置にする構造を選択することもできる。
1 シャシーフレーム
10 エネルギ吸収型フロントアンダーランプロテクタ(FUP)
11 FUPバー取付ブラケット(ブラケット)
12 FUPバー(一直線ビーム)
16 フロントフェイス
17 フロントプレート
18 パイプ(フロントプレート補強兼エネルギ吸収用パイプ)
19 バックプレート
20 上面プレート
21 下面プレート
40 エネルギ吸収型フロントアンダーランプロテクタ(FUP)
60 エネルギ吸収型フロントアンダーランプロテクタ(FUP)

Claims (3)

  1. 車両のシャシーフレームに固定されるフロントアンダーランプロテクタバー取付ブラケットと、前記フロントアンダーランプロテクタバー取付ブラケットに車両幅方向に延出するように締結されるフロントアンダーランプロテクタバーと、前記フロントアンダーランプロテクタバーの内部に配置されるパイプとを備え、前記フロントアンダーランプロテクタバーは、前記フロントアンダーランプロテクタバーの前面を為すフロントプレートと、前記フロントプレート後方で、前記フロントアンダーランプロテクタバー取付ブラケット前面に配置されるバックプレートと、前記フロントプレートの上端部と前記バックプレートの上端部との間に架け渡される上面プレートと、前記フロントプレートの下端部と前記バックプレートの下端部との間に架け渡される下面プレートとを有し、前記パイプの圧潰荷重は前記フロントアンダーランプロテクタバー取付ブラケットの塑性変形荷重よりも低く設定され、前記上面プレート及び前記下面プレートは、前記パイプの圧潰荷重よりも低い荷重で面座屈するように形成されていることを特徴とするエネルギ吸収型フロントアンダーランプロテクタ。
  2. 車両のシャシーフレームに固定されるフロントアンダーランプロテクタバー取付ブラケットと、前記フロントアンダーランプロテクタバー取付ブラケットに車両幅方向に延出するように締結されるフロントアンダーランプロテクタバーとを備え、前記フロントアンダーランプロテクタバーは、車両幅方向に延びる前側のパイプと、前記前側のパイプよりも車両幅方向の長さが短く、かつ、前記前側のパイプより後方で前記フロントアンダーランプロテクタバー取付ブラケットよりも前方に配設される後側のパイプとを有し、前記フロントアンダーランプロテクタバーが、前記後側のパイプより後方のみで前記フロントアンダーランプロテクタバー取付ブラケットに締結されることを特徴とするエネルギ吸収型フロントアンダーランプロテクタ。
  3. 車両のシャシーフレームに固定されるフロントアンダーランプロテクタバー取付ブラケットと、前記フロントアンダーランプロテクタバー取付ブラケットに車両幅方向に延出するように締結されるフロントアンダーランプロテクタバーとを備え、前記フロントアンダーランプロテクタバーは、車両幅方向に延びる前側のパイプと、前記前側のパイプよりも車両幅方向の長さが短く、かつ、前記前側のパイプより後方で前記フロントアンダーランプロテクタバー取付ブラケットよりも前方に配設される後側のパイプとを有し、前記フロントアンダーランプロテクタバーは、車両幅方向に延出するように配設され、前面が前記フロントアンダーランプロテクタバーのフロントフェイスを為すフロントプレートと、前記フロントプレートの後面と前記フロントアンダーランプロテクタバー取付ブラケットとの間に前記フロントプレートの長手方向又は高さ方向に沿って配設され、前記フロントアンダーランプロテクタバー取付ブラケットの塑性変形荷重よりも低い荷重で潰れるエネルギ吸収用の前記前側のパイプ及び前記後側のパイプと、前記後側のパイプと前記フロントアンダーランプロテクタバー取付ブラケットとの間に配設されるバックプレートと、前記フロントプレートの上端部と前記バックプレートの上端部との間に架け渡され、前記パイプの圧潰荷重よりも低い荷重で面座屈する上面プレートと、前記フロントプレートの下端部と前記バックプレートの下端部との間に架け渡され、前記パイプの圧潰荷重よりも低い荷重で面座屈する下面プレートとを有することを特徴とするエネルギ吸収型フロントアンダーランプロテクタ。
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