JP5812525B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
さらに、このようなコネクタにおいては、電力供給設備を正常に維持する上で、接続後のカップリングリング等の緩みが防止されることも重要である。
以下、図面を参照しながら、本発明のコネクタ等の実施形態について説明する。まず、第1の実施形態のコネクタについて説明する。
なお、接続側とは、ピンプラグ10を構成する各部材についてはピンプラグ10をレセプタクル20に挿入し接続する際にレセプタクル20に向かう側を指し、レセプタクル20を構成する各部材についてはピンプラグ10をレセプタクル20に挿入し接続する際にピンプラグ10に向かう側を指すものとする。ピンプラグ10をソケットプラグ30に挿入し接続するプラグインコネクタの例についても後ほど説明するが、その際の接続側についても同様である。
また、ピン11の接続側と逆側の端部には、電線ケーブル40が圧着され接続される。
図3(a)はカバーナット16の接続側の端面を示す図である。ピン11等の図示は省略している。本実施形態では、図3(a)に示すように、カバーナット突起部16aは、カバーナット16の周方向に90°の等間隔で4個設けられる。
接続可能な(ピンプラグキー突起部15とキー溝部28のパターンが対応する)ピンプラグ10とレセプタクル20の組合せを他と識別するため、レセプタクル20のソケットカバー本体25の周囲には識別リング60が設けられる。上記の組合せごとに異なる色を設定し、接続可能なピンプラグ10には、識別リング60と同じ色の図示されていない識別カバーを設けることで他と識別しても良い。識別カバーは、例えばカバーキャップ18の接続側と逆側の端部を囲むように設けることができる。
ピンプラグ10をレセプタクル20に接続する際には、ピンカバー本体14とソケットカバー本体25の外周面の周方向に配置されているキー確認用マーク19とキー確認用マーク29の位置を合わせることで、ピンプラグキー突起部15の一組がキー溝部28のいずれか一組の位置に合わせられ、ピンプラグキー突起部15をキー溝部28に沿ってガイドさせつつピン11をソケット21の内周面に沿って挿入すると、ピン11がソケット21のバンドコンタクト22に接触し両者間で通電が可能な状態となる。
カバーナット突起部16aとフランジ突起部27aはそれぞれ90°の等間隔で4つ設けられているので、全てのカバーナット突起部16aは対応するフランジ突起部27aを同時に乗り越える。
すなわち、カバーナット突起部16aが、フランジ突起部27aを図7に示したように当接して乗り越えた後、次のフランジ突起部27aに当接する前に、カバーナット16の締め込みが完了するように、カバーナット突起部16aおよびフランジ突起部27aの位置、大きさ、高さ、形状等を決める。
この実施形態では、カバーナット突起部16a、フランジ突起部27aをそれぞれ90度間隔で設けたので、カバーナット突起部16aがフランジ突起部27aに一度当接し乗り越えた後、カバーナット16を90度(詳細には、突起部16a、27aの幅に相当する角度分90度より小さい角度)回転する前にカバーナット16が完全に締め込まれるように、突起部16a、27aの大きさ、高さ、形状等を決める。
例えば、突起部16a、27aの高さ寸法Hは、H=P×α/360°を基準とし、カバーナット16やソケットカバー本体25の材質、突起部16a、27aが当接し乗り越える時の感触等を勘案して調整した寸法とすることが望ましい。ここで、αは、カバーナット突起部16aがフランジ突起部27aを図7に示したように当接して乗り越えた後、次のフランジ突起27aに当接するまでに、カバーナット16が回転する角度であり、Pは、カバーナット16およびソケットカバー本体25に設けたねじのピッチである。
このように突起部を設けることにより、カバーナット突起部16aがフランジ突起部27aを乗り越えた際の感触により、作業者は、接続に充分な位置までカバーナット16を締め込んだことを容易に知ることができる。その後さらに、作業者は、最後に若干カバーナット16を回転し締め込み感を得て作業を正確に完了することができる。カバーナット突起部16aがフランジ突起部27aを乗り越えていることは、側面から容易に視認できる。また、カバーナット16の緩みが、カバーナット突起部16aがフランジ突起部27aに係止することにより防止される。
図8(a)はこのようなケースを模式的に示す図で、ピンプラグ10の傾きにより、カバーナット16とフランジ27間の間隔が右側で狭くなっている。なお、図において左右のカバーナット突起部16a、フランジ突起部27aはカバーナット16、フランジ27の周方向の側面が示されており、図の右側ではカバーナット突起部16aがフランジ突起部27aよりも後方にある。
本実施形態のプラグインコネクタ1では、カバーナット突起部16aとフランジ突起部27aを、周方向に90°の等間隔で4つ設けているので、ピンプラグ10が上下左右のいずれに傾いている場合でも、傾き方向のフランジ突起部27aへのカバーナット突起部16aの乗り上げと、ピンプラグキー突起部15とキー溝部28との嵌合により、カバーナット突起部16aがフランジ突起部27aを乗り越える際に傾きが矯正され、カバーナット16の締め込みを適正に行うことができると共に、ピンプラグ10の傾きも矯正されてピンプラグ10のレセプタクル20への挿入を適正に行うことができる。なお、カバーナット突起部16aやフランジ突起部27aを設ける数は4つに限らず、例えば5つ以上等間隔に設けても、同様の効果を得ることができる。
図10(a)に示すように、周方向の一端に嵌合突起73を、他端に嵌合穴75を設けた一対の半割円筒体70aでカバーナット16等の周囲を挟んで一方の半割円筒体70aの嵌合突起73を他方の半割体70aの嵌合穴75に嵌め込んで取り付け、緩み防止用のカバー70として用いることができる。カバー70には、取り付け後もカバーナット16を視認可能とするための穴部77が形成されている。
この他、図10(b)に示すように、一端に嵌合突起83を設けた半割円筒体80aと、一端に嵌合穴85を設けた半割円筒体80bの他端同士をヒンジピン82にてヒンジ接続したカバー80を用い、これら一対の半割円筒体80a、80bでカバーナット16等の周囲を包みつつ嵌合突起83を嵌合穴85に嵌め込んで取り付けてもよい。カバー70と同様、カバー80にも穴部87が形成される。
また、図10(c)に示すように、弾性をもつ素材により形成した、略C字状の外周部を有するカバー90を用い、周方向の両端部93を広げつつカバーナット16等の周囲に嵌め込んで取り付けることもできる。カバー70、80と同様、カバー90にも穴部97が形成される。
次に、第2の実施形態のコネクタについて説明する。
図12、図13に示すように、この実施形態のコネクタであるプラグインコネクタ2は雄側コネクタであるピンプラグ10と雌側コネクタであるソケットプラグ30からなり、ピンプラグ10をソケットプラグ30に挿入することで接続される。本実施形態のプラグインコネクタ2は、大電流用のプラグインコネクタであり、電線ケーブル50が接続されたソケットプラグ30にピンプラグ10を接続する、いわゆるインラインタイプのものである。
例えば、各実施形態では、雄側コネクタであるピンプラグ10にカバーナット16およびカバーナット突起部16aを設け、雌側コネクタであるレセプタクル20やソケットプラグ30にフランジ27、38およびフランジ突起部27a、38aを設けるものとして説明したが、その逆とすることも可能である。
また、各実施形態は、大電流用のプラグインコネクタを用いて説明したが、これに限ることはなく、別の種類のコネクタでも前述のカバーナット16およびカバーナット突起部16a、フランジ27、38およびフランジ突起部27a、38aの構成を適宜用いることが可能である。カバーナット16およびカバーナット突起部16a、フランジ27、38およびフランジ突起部27a、38aの構成以外の各構成も、前述したものに限られることはなく、適宜変更することができる。
10………ピンプラグ
11………ピン
14………ピンカバー本体
15………ピンプラグキー突起部
16………カバーナット
16a………カバーナット突起部
20………レセプタクル
21、31………ソケット
25、34………ソケットカバー本体
27、38………フランジ
27a、38a………フランジ突起部
28、35………キー溝部
30………ソケットプラグ
40、50………電線ケーブル
Claims (3)
- 雄側コネクタと雌側コネクタを接続してなるコネクタであって、
雄側コネクタと雌側コネクタの一方に雄ねじとフランジが設けられるとともに、他方にピンカバー本体および前記ピンカバー本体の周囲に設けられて雌ねじを内周面に有するカバーナットが設けられ、前記雄側コネクタと前記雌側コネクタの接続の際、前記カバーナットが、前記雌ねじと前記雄ねじを螺合しつつ締め込まれて前記フランジに向かって進み、
前記カバーナットの接続側の端面には接続側に向かって突出する複数のカバーナット突起部が前記カバーナットの周方向に等間隔で設けられるとともに、前記フランジの接続側の端面には接続側に向かって突出する複数のフランジ突起部が前記フランジの周方向に等間隔で設けられ、前記カバーナットの締め込みの際、カバーナットを完全に締め込む前に、前記複数のカバーナット突起部が対応する前記フランジ突起部を同時に乗り越えて、雄側コネクタと雌側コネクタの接続が行われ、
前記ピンカバー本体の外周面には接続完了位置溝が設けられ、前記接続完了位置溝が、前記カバーナットの締め込み途中の際には視認できず、締め込みを完了したときに視認できる状態となることを特徴とするコネクタ。 - 前記カバーナット突起部と前記フランジ突起部の高さと位置は、前記雄側コネクタと前記雌側コネクタの接続の際、前記カバーナットの締め込みを完了する若干前で、前記フランジ突起部と前記カバーナット突起部の先端面同士が当接するように形成されることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 前記カバーナット突起部と前記フランジ突起部は、カバーナットの回転方向にある一対の側面および先端面と、これら側面と先端面の間に設けた斜面を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
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