JP2019164943A - 大電流用コネクタ - Google Patents

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Masahiro Hida
征寛 飛田
正芳 西村
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正芳 西村
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Abstract

【課題】大電流対応による部品コストの増加を抑えるとともに、組み付け作業を容易にすることができる大電流用コネクタを提供すること。【解決手段】ケーブルCが接続された導電性のピンPが設けられたピンプラグ10と、ピンPに接続される導電性のソケット30が設けられたソケットプラグ20と、を有する大電流用コネクタ1において、ソケットプラグ20は、ソケット30が接続相手の板状接続部分との接続部分となる雄ネジ部34を露出させるように絶縁樹脂製のソケットカバー21にインサート成形によって結合されており、雄ネジ部34を突出する側のソケットカバー21の雄ネジ部34に直交する面21bに平行なソケット30の面35aが露出されており、ソケット30の露出された面35aを、1つのナットNによって板状接続部分61を雄ネジ部上で締結するための面として用いる。【選択図】図1

Description

本発明は、ケーブルが接続された導電性のピンが設けられたピンプラグと、ピンに接続される導電性のソケットが設けられたソケットプラグと、を有する大電流用コネクタに関する。
従来、電源装置に電力を供給するケーブルの接続部分にはプラグが内蔵されたコネクタが用いられる。
このプラグが内蔵されたコネクタは、例えば、ケーブルが接続された導線性のピンが設けられたピンプラグと、ピンに接続される導電性のソケットが設けられたソケットプラグと、を有する。
ピンプラグとケットプラグとを有するコネクタは、板状接続部分を有するブスバーあるいは端子金具等に接続されるものがある。
例えば、特許文献1には、図11に示すような、ソケット110の一部を構成する雄ネジ部111に、ナットNおよびワッシャ―Wを固定部材として用いてブスバーあるいは端子金具等の接続相手200の板状接続部分210を固定するようにしたコネクタ100が記載されている。
この特許文献1に記載されたコネクタ100は、ソケット110を絶縁樹脂製のソケットカバー120に固定するためのナットNおよびワッシャ―Wが必要となり、これらのナットNおよびワッシャ―Wが接続相手の板状接続部分130を固定するためのナットNおよびワッシャーWとともに雄ネジ部111に並んで配置されている。
特開2012−178250号公報
ところで、コネクタは、大電流用コネクタとして用いる場合、ケーブルの径が大きくなることに対応して、雄ネジ部の径、および、ナット、ワッシャ―等の固定部材の径が大型化され、しかも、ソケットに大電流に対応した高価な材質を用い、さらには、大電流に対応した銀メッキ等の高価なメッキ処理を施す必要があるため部品コストが増加する問題がある。
このため、ソケットをソケットカバーに固定するためのナットおよびワッシャ―が必要な特許文献1に記載されたコネクタは、多数のナットおよびワッシャーが必要であり、しかも、それら多数のナットおよびワッシャーが並んで配置される長さの雄ネジ部が必要であるため、大電流用コネクタとして用いる場合、部品コストが大幅に増加してしまう問題があった。
また、特許文献1に記載されたコネクタは、2つのナットの一方のナットを保持しつつ、他方のナットを回転させて接続相手の板状接続部分を固定するため締結作業を行う必要があるため、組み付け作業が煩雑になってしまう問題があった。
さらに、特許文献1に記載されたコネクタは、板状接続部分をワッシャーを介して接続相手のソケットの雄ネジ部に接続させているため、板状接続部分がソケットに直接接続される場合に比して電気的接続安定性に劣るという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、大電流対応による部品コストの増加を抑えるとともに、組み付け作業を容易にすることができ、さらには電気的接続安定性を高めることができる大電流用コネクタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係る大電流用コネクタは、ケーブルが接続された導電性のピンが設けられたピンプラグと、前記ピンに接続される導電性のソケットが設けられたソケットプラグと、を有する大電流用コネクタにおいて、前記ソケットプラグは、前記ソケットが接続相手の板状接続部分との接続部分となる雄ネジ部を露出させるように絶縁樹脂製のソケットカバーにインサート成形によって結合されており、前記雄ネジ部を突出する側の前記ソケットカバーの前記雄ネジ部に直交する面に平行な前記ソケットの面が露出されており、前記ソケットの露出された前記面を、1つのナットによって前記板状接続部分を前記雄ネジ部上で締結するための面として用いることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る大電流用コネクタは、上記の発明において、前記ソケットが、インサート成形による前記ソケットカバーとの結合部分に、前記ナットによって前記板状接続部分を締結する際にかかる締結トルク荷重に対する強度を高める回り止め形状が施された回り止め部と、前記ソケットカバーから引き抜かれる力に対する強度を高める抜け止め形状が施された抜け止め部と、が設けられることによって、前記ソケットカバーと当該ソケットとの結合を強化する結合強化部を有することを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項3に係る大電流用コネクタは、ケーブルが接続された導線性のピンが設けられたピンプラグと、前記ピンに接続される導電性のソケットが設けられたソケットプラグと、を有する大電流用コネクタにおいて、前記ソケットプラグは、前記ソケットが接続相手の板状接続部分との接続部分となる雄ネジ部を絶縁樹脂製のソケットカバーから露出させるように前記ソケットの前記雄ネジ部以外の部分で固定部材によって前記ソケットカバーに固定されており、前記雄ネジ部を突出する側の前記ソケットカバーの前記雄ネジ部に直交する面に平行な前記ソケットの面が露出されており、前記ソケットの露出された前記面を1つのナットによって前記板状接続部分を前記雄ネジ部上で締結するための面として用いることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る大電流用コネクタは、上記の発明において、前記雄ネジ部が、前記ソケットの露出された前記面を1つのナットによって前記板状接続部分を前記雄ネジ部上で締結することができる必要最小限の長さに調整されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る大電流用コネクタは、上記の発明において、前記ソケットが、前記雄ネジ部の根元にフランジ状に設けられたフランジ部を有し、前記フランジ部の面が前記ソケットの露出された前記面であることを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る大電流用コネクタは、上記の発明において、前記フランジ部が、鍛造によって成形されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項7に係る大電流用コネクタは、上記の発明において、前記ソケットが、前記雄ネジ部に比して外径を拡大して前記雄ネジ部の軸方向で該雄ネジ部に連続することによって前記雄ネジ部の根元の周方向に沿った段差面を形成するように設けられた段差部を有し、前記段差面は、前記ソケットの露出された前記面であることを特徴とする。
また、本発明の請求項8に係る大電流用コネクタは、上記の発明において、前記ソケットおよび前記ナットが、大電流に対応した材質からなることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る大電流用コネクタは、前記ソケットプラグが、前記ソケットが接続相手の板状接続部分との接続部分となる雄ネジ部を露出させるように絶縁樹脂製のソケットカバーにインサート成形によって結合されており、前記雄ネジ部を突出する側の前記ソケットカバーの前記雄ネジ部に直交する面に平行な前記ソケットの面が露出されており、前記ソケットの露出された前記面を、1つのナットによって前記板状接続部分を前記雄ネジ部上で締結するための面として用いるので、前記ソケットを前記ソケットカバーに固定するためナットを必要とせず、1つのナットによって前記板状接続部分を前記雄ネジ部上で締結することができ、さらには、前記板状接続部分を前記ソケットに直接接続することができるので、大電流対応による部品コストの増加を抑えるとともに、組み付け作業を容易にすることができ、さらには電気的接続安定性を高めることができる。
本発明の請求項2に係る大電流用コネクタは、前記ソケットが、インサート成形による前記ソケットカバーとの結合部分に前記ナットによって前記板状接続部分を締結する際にかかる締結トルク荷重に対する強度を高める回り止め形状が施された回り止め部と、前記ソケットカバーから引き抜かれる力に対する強度を高める抜け止め形状が施された抜け止め部と、が設けられることによって、前記ソケットカバーと当該ソケットとの結合を強化する結合強化部が設けられているので、前記ソケットと前記ソケットカバーとの結合部分の前記ナットによって前記板状接続部分を締結する際にかかる締結トルク荷重に対する強度を高めることができるとともに、前記ソケットが前記ソケットカバーから引き抜かれる力に対する強度を高めることができる。
本発明の請求項3に係る大電流用コネクタは、前記ソケットプラグが、前記ソケットが接続相手の板状接続部分との接続部分となる雄ネジ部を絶縁樹脂製のソケットカバーから露出させるように前記ソケットの前記雄ネジ部以外の部分で固定部材によって前記ソケットカバーに固定されており、前記雄ネジ部を突出する側の前記ソケットカバーの前記雄ネジ部に直交する面に平行な前記ソケットの面が露出されており、前記ソケットの露出された前記面を1つのナットによって前記板状接続部分を前記雄ネジ部上で締結するための面として用いるので、前記ソケットを前記ソケットカバーに固定するためナットを必要とせず、1つのナットによって前記板状接続部分を前記雄ネジ部上で締結することができ、さらには、前記板状接続部分を前記ソケットに直接接続することができるので、大電流対応による部品コストの増加を抑えるとともに、組み付け作業を容易にすることができ、さらには電気的接続安定性を高めることができる。
本発明の請求項4に係る大電流用コネクタは、前記雄ネジ部が、前記ソケットの露出された前記面を1つのナットによって前記板状接続部分を前記雄ネジ部上で締結することができる必要最小限の長さに調整されているので、前記雄ネジ部の材料費を削減することができ、結果的に、大電流対応による部品コストの増加を抑えることができる。
本発明の請求項5に係る大電流用コネクタは、前記ソケットが、前記雄ネジ部の根元にフランジ状に設けられたフランジ部を有し、前記フランジ部の面が前記ソケットの露出された前記面であるので、前記ソケットの一部である前記フランジ部を利用して1つのナットによって前記板状接続部分を前記雄ネジ部上で締結することができ、しかも、前記1つのナットによって前記板状接続部分を前記雄ネジ部上で締結する際にかかる締結トルク荷重が過大に負荷された場合であっても、その力が前記ソケットカバーの前記雄ネジ部に直交する面に負荷されることを前記フランジ部によって防ぎ、結果的に、前記ソケットカバーが破損することを防ぐことができる。
本発明の請求項6に係る大電流用コネクタは、前記フランジ部が鍛造によって成形されているので、前記雄ネジ部の根元の周方向領域を径外方向に叩き出した後、先端部をカットすることによって所望の外径寸法に仕上げるようにして前記フランジ部を成形することができ、前記フランジ部の外径寸法に等しい棒状部材から削り出しによって前記フランジ部を成形する場合に比して、材料の無駄を削減することができ、結果的に、大電流対応による部品コストの増加を抑えることができる。
本発明の請求項7に係る大電流用コネクタは、前記ソケットが、前記雄ネジ部に比して外径を拡大して前記雄ネジ部の軸方向で該雄ネジ部に連続することによって前記雄ネジ部の根元の周方向に沿った段差面を形成するように設けられた段差部を有し、前記段差面を1つのナットによって前記板状接続部分を前記雄ネジ部上で締結するための面として用いるので、前記ソケットの一部である前記段差面を利用して1つのナットによって前記板状接続部分を前記雄ネジ部上で締結することができる。
本発明の請求項8に係る大電流用コネクタは、前記ソケットおよび前記ナットが、大電流に対応した材質からなるので、それらのサイズ、あるいは、使用量を削減することによって大きなコスト削減効果を得ることができる。
図1は、本発明の実施例1に係る大電流用コネクタのピンプラグおよびソケットプラグを接続する前の状態を示した図であり、(a)が側面図であり、(b)が斜視図である。 図2は、図1に示したソケットプラグに接続相手の端子金具を接続完了した状態を示した図である。 図3は、図1に示したソケットプラグをピンプラグの嵌合口側から視た斜視図である。 図4は、(a)がソケットの側面図であり、(b)がソケットの断面図である。 図5は、本発明の実施例2に係る大電流用コネクタのピンプラグおよびソケットプラグを接続する前の状態を示した図であり、(a)が側面図であり、(b)が斜視図である。 図6は、(a)が本発明の実施例2に係る大電流用コネクタのソケットの側面図であり、(b)が本発明の実施例2に係る大電流用コネクタのソケットの断面図である。 図7は、実施例2の変形例となる大電流用コネクタのソケットプラグに接続相手の端子金具を接続完了した状態を示した図である。 図8は、本発明の実施例3に係る大電流用コネクタのピンプラグおよびソケットプラグを接続する前の状態を示した図であり、(a)が側面図であり、(b)が斜視図である。 図9は、図8に示したソケットプラグに接続相手の端子金具を接続完了した状態を示した図である。 図10は、(a)が本発明の実施例3に係る大電流用コネクタのソケットの側面図であり、(b)が本発明の実施例3に係る大電流用コネクタのソケットの断面図である。 図11は、従来技術を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る大電流用コネクタの好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る大電流用コネクタ1のピンプラグ10およびソケットプラグ20を接続する前の状態を示した図であり、(a)が側面図であり、(b)が斜視図である。図2は、図1に示したソケットプラグ20に接続相手の端子金具60を接続完了した状態を示した図である。図3は、図1に示したソケットプラグ20をピンプラグ10の嵌合口側から視た斜視図である。図4は、(a)がソケット30の側面図であり、(b)がソケット30の断面図である。
本発明の実施例1に係る大電流用コネクタ1は、電源装置に電力を供給するケーブルCの接続部分に用いるものである。
この大電流用コネクタ1は、図1に示すように、ケーブルCが接続された導線性のピンPが設けられたピンプラグ10と、ピンPに接続される導電性のソケット30が設けられたソケットプラグ20と、を有する。
まず、ピンプラグ10について説明する。
ピンプラグ10は、ケーブルCが接続されたピンPがピンカバー11内の所定位置に保持されるようになっている。
ピンカバー11は、絶縁樹脂製であり、ソケットプラグ20との嵌合部分を構成する嵌合筒部11a内に先端をソケットプラグ20との嵌合方向に向けてピンPを保持するようになっている。
このピンカバー11は、不図示の係止構造によって、ピンPをソケット30に接続した状態でソケットプラグ20の後述するソケットカバー21に係止されるようになっている。
次に、ソケットプラグ20について説明する。
ソケットプラグ20は、絶縁樹脂製のソケットカバー21と、ソケットカバー21にインサート成形によって結合された導線性のソケット30と、接続相手60の板状接続部分61をソケット30に固定するナットN、ワッシャ―W等の固定部材と、を有する。
なお、この実施例1ではナットNおよびワッシャ―Wは、黄銅等、大電流に対応した材質からなる。
ソケットカバー21は、図2に示すように、ピンプラグ10の嵌合筒部11aを包囲するように嵌合する部分となる嵌合フード部21aと、ソケット30を固定する部分となるソケット固定部22と、大電流用コネクタ1の固定先への固定される部分となる固定用フランジ部23と、を有する。
嵌合フード部21aは、ピンプラグ10の嵌合筒部11aを内部に嵌め込み収容するための収容空間が形成されており、その収容空間にソケット30の後述する筒状接続部31がピンプラグ10との嵌合方向に向けて突出されるようになっている。
ソケット固定部22は、インサート成形によってソケット30を結合することによって固定する部分である。
この実施例1では、表裏の関係にある一方の面が嵌合フード部21aの底面を形成し、他方の面がソケットカバー21の雄ネジ部34に直交する面21bを形成する壁がソケット固定部22として機能されるようになっている。
このソケット固定部22は、凹凸形状が施されたカバー結合部32を含むソケット30の外表面に沿って密着されるようになっている。
固定用フランジ部23は、嵌合フード部21aの外周面に沿ってフランジ状に突設された部分であり、ボルト等の固定部材を挿通するための固定部材挿通孔23aが形成されている。
ソケット30は、真鍮、純銅等、大電流に対応した材質からなる。なお、この実施例1では、ソケット30は、外表面に大電流に対応するための銀メッキがさらに施されている。
このソケット30は、ピンPに接続される部分となる筒状接続部31と、インサート成形によってソケットカバー21に結合される部分となるカバー結合部32と、接続相手60の板状接続部分61との接続部分となる雄ネジ部34と、1つのナットNによって接続相手60の板状接続部分61を雄ネジ部34上で締結するための面35aを形成するフランジ部35と、を有する。
筒状接続部31は、筒内に配置されたピンPの外周面にそって安定的な電気的な接続が確保できるように環状端子金具B(図3参照)が筒内に配置されている。
カバー結合部32は、ソケットカバー21とソケット30との結合を強化する結合強化部33を有する。
結合強化部33は、インサート成形によるソケットカバー21との結合部分が、ナットNによって板状接続部分61を締結する際にかかる締結トルク荷重に対する強度を高める回り止め形状が施された回り止め部33aと、ソケットカバー21から引き抜かれる力に対する強度を高める抜け止め形状が施された抜け止め部33bと、が設けられている。
回り止め部33aは、回り止め形状として、ローレット加工によって形成された凹凸がソケット30の外周方向に連続して設けられたものである。
この回り止め部33aは、ソケット30の外周方向に連続して設けられた凹凸にソケットカバー21の材料となる樹脂が密着されるので、ソケット30の外周方向でのソケットカバー21とソケット30との結合が強化される。
なお、回り止め部33aは、例えば、2面巾加工、Dカット加工、断面多角形状加工等、ソケットカバー21との結合部分で回り止めとして機能される形状が施されていればよい。
抜け止め部33bは、抜け止め形状として、ソケット30の外周方向に連続した溝が設けられたものである。
この抜け止め部33bは、溝内にソケットカバー21の材料となる樹脂が入り込むので、ソケットカバー21からソケット30が引き抜かれる方向、具体的には、ソケット30の軸方向でのソケットカバー21とソケット30との結合が強化される。
なお、抜け止め部33bは、例えば、ソケット30の軸方向で引っ掛かりなる凹凸等、ソケットカバー21との結合部分で抜け止めとして機能される形状が施されていればよい。
雄ネジ部34は、接続相手60の板状接続部分61との接続部分であり、ソケットカバー21から露出された円柱状部分に雄ネジが形成されている。
なお、この実施例1では、接続相手60としてケーブルCの端末部に圧着された端子金具を用いている。
この雄ネジ部34は、ソケットNのフランジ部35の露出された面35aを1つのナットによって板状接続部分61を雄ネジ部34上で締結することができる必要最小限の長さに調整されている。
より具体的には、雄ネジ部34は、この実施例1では、図2に示すように、フランジ部35の雄ネジ部34が突出する側の面35aに対して板状接続部分61を間にして対向する位置に1枚のワッシャ―W、1つのスプリングワッシャーSW、そして1つのナットNを配置することができる必要最小限の長さに調整されている。
すなわち、雄ネジ部34は、ナットNを複数配置することができるように調整された長さに比して短い長さに調整されている。
フランジ部35は、雄ネジ部34の根元にフランジ状に設けられている。
この実施例1では、フランジ部35は、板状接続部分61を雄ネジ部34上で締結するために用いるワッシャーWの外径に略等しい外径に設定されている。
なお、フランジ部35は、1つのナットNによって板状接続部分61を雄ネジ部34上で締結するための35aとして用いることができればよく、その外径は、ワッシャーWの外径に略等しくすることに限定されず、ワッシャーWの外径よりも大きくても小さくてもよい。
このフランジ部35は、鍛造によって成形されている。
より具体的には、フランジ部35は、雄ネジ部34の根元の周方向領域を径外方向に叩き出した後、先端部を切削することによって所望の外径寸法に仕上げるようにして成形される。
このように鍛造によってフランジ部35を成形することによって、フランジ部35の外径寸法に等しい棒状部材から削り出しによってフランジ部を成形する場合に比して、材料の無駄を削減することができる。
また、鍛造によってフランジ部35を成形することによって、フランジ部35の外径寸法に等しい棒状部材から削り出しによってフランジ部を成形する場合に比して、成形時間に大きく影響する材料の切削時間を削減することができる。
また、フランジ部35は、ソケット30の一部を構成する部分としてソケット30と一体的に設けられた部分であるため、1つのナットNによって板状接続部分61を雄ネジ部34上で締結する際に板状接続部分61が直接当たることによって、ソケットカバー21に板状接続部分61が押し当てられないようにしている。
本発明の実施例1に係る大電流用コネクタ1は、ソケットプラグ20が、ソケット30が接続相手60の板状接続部分61との接続部分となる雄ネジ部34を露出させるように絶縁樹脂製のソケットカバー21にインサート成形によって結合されており、雄ネジ部34を突出する側のソケットカバー21の雄ネジ部34に直交する面21bに平行なソケット30の面35aが露出されており、ソケット30の露出された面35aを、1つのナットNによって板状接続部分61を雄ネジ部34上で締結するための面として用いるので、ソケット30をソケットカバー21に固定するためナットNを必要とせず、1つのナットNによって板状接続部分61を雄ネジ部34上で締結することができ、さらには、板状接続部分61をソケット30に直接接続することができるので、大電流対応による部品コストの増加を抑えるとともに、組み付け作業を容易にすることができ、さらには電気的接続安定性を高めることができる。
また、本発明の実施例1に係る大電流用コネクタ1は、ソケット30が、インサート成形によるソケットカバー21との結合部分にナットNによって板状接続部分61を締結する際にかかる締結トルク荷重に対する強度を高める回り止め形状が施された回り止め部33aと、ソケットカバー21から引き抜かれる力に対する強度を高める抜け止め形状が施された抜け止め部33bと、が設けられることによって、ソケットカバー21とソケット30との結合を強化する結合強化部33が設けられているので、ソケット30とソケットカバー21との結合部分のナットNによって板状接続部分61を締結する際にかかる締結トルク荷重に対する強度を高めることができるとともに、ソケット30がソケットカバー21から引き抜かれる力に対する強度を高めることができる。
また、本発明の実施例1に係る大電流用コネクタ1は、雄ネジ部34が、ソケット30の露出された面35aを1つのナットNによって板状接続部分61を雄ネジ部34上で締結することができる必要最小限の長さに調整されているので、雄ネジ部34の材料費を削減することができ、結果的に、大電流対応による部品コストの増加を抑えることができる。
また、本発明の実施例1に係る大電流用コネクタ1は、ソケット30が、雄ネジ部34の根元にフランジ状に設けられたフランジ部35を有し、フランジ部35の面35aがソケット30の露出された面であるので、ソケット30の一部であるフランジ部35を利用して1つのナットNによって板状接続部分61を雄ネジ部34上で締結することができ、しかも、1つのナットNによって板状接続部分61を雄ネジ部34上で締結する際に過大な荷重で締め付けた場合であっても、その過大な締め付け力がソケットカバー21の雄ネジ部34に直交する面21bに負荷されることをフランジ部35によって防ぎ、結果的に、ソケットカバー21が破損することを防ぐことができる。
また、本発明の実施例1に係る大電流用コネクタ1は、フランジ部35が鍛造によって成形されているので、雄ネジ部34の根元の周方向領域を径外方向に叩き出した後、先端部をカットすることによって所望の外径寸法に仕上げるようにしてフランジ部35を成形することができ、フランジ部35の外径寸法に等しい棒状部材から削り出しによってフランジ部35を成形する場合に比して、材料の無駄を削減することができ、結果的に、大電流対応による部品コストの増加を抑えることができる。
次に、図5および図6を用いて本発明の実施例2に係る大電流用コネクタ2について説明する。
図5は、本発明の実施例2に係る大電流用コネクタ2のピンプラグ10およびソケットプラグ20を接続する前の状態を示した図であり、(a)が側面図であり、(b)が斜視図である。なお、図5(b)は、圧入ピンPPを圧入孔40から離脱した状態を示している。図6は、(a)が本発明の実施例2に係る大電流用コネクタ2のソケット30の側面図であり、(b)が本発明の実施例2に係る大電流用コネクタ2のソケット30の断面図である。
本発明の実施例2に係る大電流用コネクタ2は、ソケット30がインサート成形ではなく固定部材としての圧入ピンPPによってソケットカバー21に固定されている点で、実施例1の大電流用コネクタと異なる。
なお、その他の構成は実施例1と同様であり、実施例1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施例2の大電流用コネクタ2は、ソケットプラグ20が、ソケット30が接続相手60の板状接続部分61との接続部分となる雄ネジ部34を絶縁樹脂製のソケットカバー21から露出させるようにソケットカバー21からソケット30の雄ネジ部34以外の部分を通して形成された圧入孔40に圧入された圧入ピンPPによってソケットカバー21に固定されている。
圧入孔40は、ソケットカバー21、および、ソケット30(図6参照)のそれぞれに形成されている。
この圧入孔40は、ソケットカバー21の内部に配置されるソケット30の部分を通してソケットカバー21の一側面からその裏側の側面に向けた連通された孔である。
このため、圧入孔40は、ソケットカバー21から露出された雄ネジ部34には設けられないようになっている。
圧入ピンPPは、図5(b)に示すように、ソケットカバー21の一側面に形成された圧入孔40から圧入される。
この圧入ピンPPは、この実施例2では、径方向に弾性的に伸縮可能な、いわゆるスプリングピンを用いる。
また、圧入ピンPPは、ソケットカバー21の一側面の圧入孔40から裏側の側面の圧入孔40まで到達できる長さに調整されている。
このような圧入ピンPPは、ソケットカバー21に対して、回り止め機能、および、抜け止め機能をなしてソケット30を固定するようになっている。
本発明の実施例2に係る大電流用コネクタ2は、ソケットプラグ20が、ソケット30が接続相手60の板状接続部分61との接続部分となる雄ネジ部34を絶縁樹脂製のソケットカバー21から露出させるようにソケットカバー21からソケット30の雄ネジ部34以外の部分を通して形成された圧入孔40に圧入された固定部材としての圧入ピンPPによってソケットカバー21に固定されており、雄ネジ部34を突出する側のソケットカバー21の雄ネジ部34に直交する面21bに平行なソケット30の面35aが露出されており、ソケット30の露出された面35aを1つのナットNによって板状接続部分61を雄ネジ部34上で締結するための面として用いるので、ソケット30をソケットカバー21に固定するためナットNを必要とせず、1つのナットNによって板状接続部分61を雄ネジ部34上で締結することができ、さらには、板状接続部分61をソケット30に直接接続することができるので、大電流対応による部品コストの増加を抑えるとともに、組み付け作業を容易にすることができ、さらには電気的接続安定性を高めることができる。
なお、本発明の実施例2に係る大電流用コネクタ2は、ソケット30が圧入ピンによってソケットカバー21に固定されるものを例示したが、これに限らず、ソケット30が板状接続部分61との接続部分となる雄ネジ部34を絶縁樹脂製のソケットカバー21から露出させるようにソケット30の雄ネジ部34以外の部分で固定部材によってソケットカバー21に固定させることができればよい。例えば、固定部材として、後述の変形例に示すCリング等のリング状固定部材を用いてもよい。
また、本発明の実施例2に係る大電流用コネクタ2は、ピンプラグ10とソケットプラグ20との嵌合のズレを吸収するように、いわゆる、フローティング機構として機能するように固定部材によってソケット30とソケットカバー21とを固定するようにしてもよい。
より具体的には、固定部材として用いる不図示のピンと、そのピンを固定のために挿入できるようにソケットカバー21およびソケット30を通して形成される不図示のピン挿入孔との間に、ピンがピン挿入孔内で可動できるようにガタツキを持たせた設定にする。
例えば、ピン挿入孔は、ピンの外径よりも大きい外径に設定する。あるいは、ピン挿入孔は、長孔にする。
このような固定部材は、ソケットカバー21に対して、回り止め機能、および、抜け止め機能をなし、しかも、ソケット30をガタツキを持たせて固定するようになっている。
このように、固定部材によってソケットカバー21にソケット30をガタツキを持たせて固定することによって、ピンプラグ10とソケットプラグ20との嵌合のズレを吸収するようにソケット30とソケットカバー21とを固定することができる。
このため、ピンプラグ10とソケットプラグ20とを嵌合する際、互いのセンターを合わせ易くすることができ、結果的に、ピンプラグ10とソケットプラグ20との嵌合作業を容易にすることができる。
(変形例)
次に、図7を用いて本発明の実施例2に係る大電流用コネクタ2の変形例について説明する。
図7は、実施例2の変形例となる大電流用コネクタ2Aのソケットプラグ20に接続相手の端子金具60を接続完了した状態を示した図である。
変形例の大電流用コネクタ2Aは、固定部材として圧入ピンPPに代ってCリングRによってソケット30がソケットカバー21に固定されている点で、実施例2の大電流用コネクタ2と異なる。
なお、その他の構成は実施例2と同様であり、実施例2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
この変形例の大電流用コネクタ2Aは、CリングRがソケットカバー21の嵌合フード部21a内でソケット30の外周に沿って嵌め込まれることによって、ソケット30の雄ネジ部34以外の部分でソケット30をソケットカバー21に固定させている。
なお、この変形例では、固定部材としてCリングを用いるものを例示したが、固定部材としてスナップリングを用いてもよい。
次に、図8−図10を用いて本発明の実施例3の大電流用コネクタ3について説明する。
図8は、本発明の実施例3に係る大電流用コネクタ3のピンプラグ10およびソケットプラグ20を接続する前の状態を示した図であり、(a)が側面図であり、(b)が斜視図である。図9は、図8に示したソケットプラグ20に接続相手の端子金具60を接続完了した状態を示した図である。図10は、(a)が本発明の実施例3に係る大電流用コネクタ3のソケット30の側面図であり、(b)が本発明の実施例3に係る大電流用コネクタ3のソケット30の断面図である。
本発明の実施例3に係る大電流用コネクタ3は、1つのナットNによって板状接続部分61を雄ネジ部34上で締結するための面として、フランジ部35の面35aに替わってソケット30に形成された段差面50aを利用している点で、実施例1の大電流用コネクタ1と異なる。
なお、その他の構成は実施例1と同様であり、実施例1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施例3の大電流用コネクタ3は、ソケット30が雄ネジ部34に比して外径を拡大して雄ネジ部34の軸方向で雄ネジ部34に連続することによって雄ネジ部34の根元の周方向に沿った段差面50aを形成するように設けられた段差部50を有する。
段差面50aは、1つのナットNによって板状接続部分61を雄ネジ部34上で締結するための面として機能される。
この実施例3では、段差面50aがソケットカバー21の雄ネジ部34に直交する面21bから雄ネジ部34の突出側に突出された位置に配置されるように段差部50が設けられている。
なお、段差面50aは、1つのナットNによって板状接続部分61を雄ネジ部34上で締結するための面として機能されればよいため、ソケットカバー21の雄ネジ部34に直交する面21bと面一になるようにしても構わない。
本発明の実施例3に係る大電流用コネクタ3は、ソケット30が、雄ネジ部34に比して外径を拡大して雄ネジ部34の軸方向で雄ネジ部34に連続することによって雄ネジ部34の根元の周方向に沿った段差面50aを形成するように設けられた段差部50を有し、段差面50aを1つのナットNによって板状接続部分61を雄ネジ部34上で締結するための面として用いるので、ソケット30の一部である段差面50aを利用して1つのナットNによって板状接続部分61を雄ネジ部34上で締結することができ、さらには、板状接続部分61をソケット30に直接接続することができるので、大電流対応による部品コストの増加を抑えるとともに、組み付け作業を容易にすることができ、さらには電気的接続安定性を高めることができる。
また、本発明の実施例3に係る大電流用コネクタ3は、段差面50aがソケットカバー21の雄ネジ部34に直交する面21bから雄ネジ部34の突出側に突出された位置に配置されるように段差部50が設けられているので、1つのナットNによって板状接続部分61を雄ネジ部34上で締結する際に過大な荷重で締め付けた場合であっても、その過大な締め付け力がソケットカバー21の雄ネジ部34に直交する面21bに負荷されることをフランジ部35によって防ぎ、結果的に、ソケットカバー21が破損することを防ぐことができる。
なお、本発明の実施例1−3に係る大電流用コネクタは、接続相手としてケーブルの端末部に圧着された端子金具を例示したが、これに限らず、雄ネジ上でナットによる締結が可能な板状接続部分を有するものであればその他の接続部材であっても構わない。例えば、ブスバーであってもよい。
なお、本発明の実施例1、3に係る大電流用コネクタ1、3は、ソケット30がソケットカバー21にインサート成形によって結合されているものを例示したが、これに限らず、本発明の実施例2に係る大電流用コネクタ2、2Aのように、ソケット30がソケットカバー21に固定部材によって固定されるようにしても構わない。
以上、本発明者によってなされた発明を、上述した発明の実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上述した発明の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1、2、2A、3 大電流用コネクタ
10 ピンプラグ
11 ピンカバー
11a 嵌合筒部
20 ソケットプラグ
21 ソケットカバー
21a 嵌合フード部
21b 面
22 ソケット固定部
23 固定用フランジ部
23a 固定部材挿通孔
30 ソケット
31 筒状接続部
32 カバー結合部(結合部分)
33 結合強化部
33a 回り止め部
33b 抜け止め部
34 雄ネジ部
35 フランジ部
35a 面
40 圧入孔
50 段差部
50a 段差面(面)
60 端子金具(接続相手)
61 板状接続部分
B 環状端子金具
P ピン
PP 圧入ピン(固定部材)
R Cリング(固定部材)
C ケーブル
N ナット
W ワッシャ―
Ws 面
SW スプリングワッシャ―

Claims (8)

  1. ケーブルが接続された導電性のピンが設けられたピンプラグと、前記ピンに接続される導電性のソケットが設けられたソケットプラグと、を有する大電流用コネクタにおいて、
    前記ソケットプラグは、
    前記ソケットが接続相手の板状接続部分との接続部分となる雄ネジ部を露出させるように絶縁樹脂製のソケットカバーにインサート成形によって結合されており、
    前記雄ネジ部を突出する側の前記ソケットカバーの前記雄ネジ部に直交する面に平行な前記ソケットの面が露出されており、
    前記ソケットの露出された前記面を、1つのナットによって前記板状接続部分を前記雄ネジ部上で締結するための面として用いる
    ことを特徴とする大電流用コネクタ。
  2. 前記ソケットは、
    インサート成形による前記ソケットカバーとの結合部分に、前記ナットによって前記板状接続部分を締結する際にかかる締結トルク荷重に対する強度を高める回り止め形状が施された回り止め部と、
    前記ソケットカバーから引き抜かれる力に対する強度を高める抜け止め形状が施された抜け止め部と、
    が設けられることによって、前記ソケットカバーと当該ソケットとの結合を強化する結合強化部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の大電流用コネクタ。
  3. ケーブルが接続された導線性のピンが設けられたピンプラグと、前記ピンに接続される導電性のソケットが設けられたソケットプラグと、を有する大電流用コネクタにおいて、
    前記ソケットプラグは、
    前記ソケットが接続相手の板状接続部分との接続部分となる雄ネジ部を絶縁樹脂製のソケットカバーから露出させるように前記ソケットの前記雄ネジ部以外の部分で固定部材によって前記ソケットカバーに固定されており、
    前記雄ネジ部を突出する側の前記ソケットカバーの前記雄ネジ部に直交する面に平行な前記ソケットの面が露出されており、
    前記ソケットの露出された前記面を1つのナットによって前記板状接続部分を前記雄ネジ部上で締結するための面として用いる
    ことを特徴とする大電流用コネクタ。
  4. 前記雄ネジ部は、
    前記ソケットの露出された前記面を1つのナットによって前記板状接続部分を前記雄ネジ部上で締結することができる必要最小限の長さに調整されている
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の大電流用コネクタ。
  5. 前記ソケットは、
    前記雄ネジ部の根元にフランジ状に設けられたフランジ部を有し、
    前記フランジ部の面が
    前記ソケットの露出された前記面である
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の大電流用コネクタ。
  6. 前記フランジ部は、
    鍛造によって成形されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の大電流用コネクタ。
  7. 前記ソケットは、
    前記雄ネジ部に比して外径を拡大して前記雄ネジ部の軸方向で該雄ネジ部に連続することによって前記雄ネジ部の根元の周方向に沿った段差面を形成するように設けられた段差部を有し、
    前記段差面は、
    前記ソケットの露出された前記面である
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の大電流用コネクタ。
  8. 前記ソケットおよび前記ナットは、
    大電流に対応した材質からなる
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7に記載の大電流用コネクタ。
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