JP5811489B1 - 食塊粒子の拡散方法、食塊粒子の観察装置、混合液の作成方法及び洗浄器 - Google Patents

食塊粒子の拡散方法、食塊粒子の観察装置、混合液の作成方法及び洗浄器 Download PDF

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Abstract

【課題】食品を被検者に咀嚼させることで食塊を作成し、この食塊を構成している食塊粒子の大きさの分布を測定することで咀嚼能力を評価するために、食塊粒子をできるだけ均一に拡散させる拡散方法、拡散させた食塊粒子を観察するための観察装置を提供する。【解決手段】食塊と調整液とを混合した混合液を皿状容器内に注ぎ入れて、食塊を構成している食塊粒子を皿状容器の底面に沿って拡散させる際に、皿状容器の左右方向の一方の端縁側を他方の端縁側よりも高くすることで皿状容器の底面を傾斜させた第1傾斜状態として、皿状容器内の混合液を他方の端縁側に移動させた後に、皿状容器の一方の端縁側を他方の端縁側よりも低くすることで皿状容器の底面を逆方向に傾斜させた第2傾斜状態とし、その後、皿状容器の底面を水平状態とすることで食塊粒子を拡散させる。【選択図】図7

Description

本発明は、食品を被検者に咀嚼させることで食塊を作成し、この食塊を構成している食塊粒子の大きさの分布を測定することで咀嚼能力を評価するために、食塊粒子をできるだけ均一に拡散させる拡散方法、拡散させた食塊粒子を観察するための観察装置、食塊粒子を含んだ混合液の作製方法、混合液を作成するための洗浄器に関する。
人間にとって、食物を上手に咀嚼することは非常に重要であり、咀嚼が不完全となることで健康が損なわれやすくなることも指摘されている。特に、歯が悪くなって被せ物や入れ歯を装着した場合には、歯の状態に応じて咀嚼の能力は変化することになる。
これまで、個々人がどの程度の食物を咀嚼する能力を有しているかを評価する方法、すなわち咀嚼能力の評価方法に関しては、統一的な方法が存在しておらず、様々な評価方法が提案されている。
たとえば、咀嚼することで色が変わるチューインガムを用い、被検者に当該チューインガムを所定回数咀嚼させて、咀嚼前後でのチューインガムの色差から推定される咀嚼回数との差から、咀嚼能力を評価することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
あるいは、咀嚼によって噛み砕かれる評価用のグミキャンディを用いて咀嚼能力を評価しようとすることも提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
さらには、咀嚼によって噛み砕かれるとともに色素が滲出するグミゼリーを用いて、滲出した色素の濃度を計測することで噛み砕かれて増大したグミゼリーの表面積を推定し、表面積の変化量から咀嚼能力を評価する装置も提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
しかしながら、チューインガムやゼリー等の軟質食品を用いて行う評価では、咀嚼能力の一面的な評価は可能であるが、例えば、高齢者の食事において、ミキサー食、きざみ食、一口大食、あるいは普通食等のどの形態が適しているかを正しく判断することは不可能であった。
本発明者らは、様々な研究・評価を行った結果、咀嚼能力に適した食事の提供を目的とする咀嚼能力の評価は、上記のような軟質食品ではなく通常の食品を咀嚼させて評価することが望ましいという結論に至り、特に、被検者に通常の食品を咀嚼させることで食塊を作成し、この食塊を構成している食塊粒子の大きさの分布を測定することで咀嚼能力を評価することとした。
具体的には、被検者に通常の食品を咀嚼させて食塊を作成し、食塊を水等の液体に分散させることで個々の食塊粒子を識別可能として、食塊粒子の分散液をデジタルスチルカメラ等で撮影して画像データを作成する。そして、この画像データに対して画像解析を行うことで各食塊粒子の大きさを特定し、集計することとしていた。
特に、食塊粒子の分散液を撮影して画像データを生成する際には、ピントの不鮮明さによって食塊粒子の形状を正しく認識できないということがないように、シャーレ等の平皿に食塊粒子の分散液を薄く張ることで食塊粒子へのピント合わせを行いやすくしていた。
特開2013−90830号公報 特開2012−170424号公報 特開2012−45196号公報
画像解析において個々の食塊粒子を正確に認識可能とするためには、隣り合った食塊粒子が適度な距離だけ離れて存在している状態であることが望ましく、手作業で食塊粒子の位置を調整してから食塊粒子を撮影しなければならなかった。そのため、画像データの生成に多大な時間を要し、検査効率が極めて悪いという問題があった。本発明者らは、このような現状に鑑み、より簡便に個々の食塊粒子を拡散させて配置させることで手際よく画像データを生成し、簡便に咀嚼能力を評価可能とすべく研究開発を行って、本発明を成すに至ったものである。
食塊と調整液とを混合した混合液を皿状容器内に注ぎ入れて、食塊を構成している食塊粒子を皿状容器の底面に沿って拡散させる本発明の食塊粒子の拡散方法は、矩形状の底面を有する皿状容器を用い、この矩形状の底面の1つの側縁に沿った方向を左右方向として、皿状容器内に混合液を注ぎ入れて、左右方向の一方の端縁側を他方の端縁側よりも高くすることで底面を傾斜させた第1傾斜状態として皿状容器内の混合液を他方の端縁側に移動させた後に、一方の端縁側を他方の端縁側よりも低くすることで底面を逆方向に傾斜させた第2傾斜状態とし、その後、底面を水平状態とすることで食塊粒子を拡散させるものである。
さらに、本発明の食塊粒子の拡散方法では、以下の点にも特徴を有するものである。
(1)底面を第1傾斜状態から第2傾斜状態に切り替えるタイミングとして、底面を第1傾斜状態とすることによって他方の端縁側に移動した混合液に、逆方向の流れが生じるタイミングとしていること。
(2)底面を第2傾斜状態から水平状態に切り替えるタイミングとして、底面を第2傾斜状態とすることによって一方の端縁側に移動した混合液に、逆方向の流れが生じるタイミングとしていること。
(3)底面を第1傾斜状態とする操作と、底面を第2傾斜状態とする操作を交互に複数回繰り返すこと。
また、本発明の食塊粒子の観察装置では、食塊と調整液とを混合した混合液が注ぎ入れられる皿状容器と、この皿状容器が載置される載置台を備えたハウジングと、このハウジングの内部に設けて皿状容器を撮影することで皿状容器内に拡散させた食塊粒子の画像データを生成するカメラとを有する食塊粒子の観察装置であって、載置台は、皿状容器の底面を水平状態とする水平姿勢と、皿状容器の底面を所定の角度に傾斜させた第1傾斜状態とする第1の傾斜姿勢と、この第1の傾斜姿勢とは逆方向に皿状容器の底面を傾斜させた第2傾斜状態とする第2の傾斜姿勢とに変更可能とし、底面を水平状態から第1傾斜状態として、この第1傾斜状態から第2傾斜状態に切り替えるタイミングを、底面を第1傾斜状態とすることで移動する皿状容器内の混合液に逆方向の流れが生じるタイミングとし、底面を第2傾斜状態から水平状態に切り替えるタイミングを、底面を第2傾斜状態とすることで移動する皿状容器内の混合液に逆方向の流れが生じるタイミングとしているものである。
また、食塊と調整液とを混合した混合液を作成する本発明の方法は、食塊を第1の界面活性剤で洗浄する工程と、食塊を第1の界面活性剤とは異なる極性を有する第2の界面活性剤で洗浄する工程とを有するものであり、さらに、第1の界面活性剤はヤシノミ洗剤を主成分とする液体とし、第2の界面活性剤はオスバン液を主成分とする液体とすることにも特徴を有し、さらには、調整液を第2の界面活性剤としていることにも特徴を有するものである。
また、混合液の作成に用いる本発明の洗浄器は、食塊を収容する有底筒状の容器と、この容器の開口部に着脱自在に装着可能としたキャップ体とを有し、キャップ体には食塊を洗浄する洗浄液を流通可能とした多数の微細孔を有するメッシュ面を設けている洗浄器であり、さらには、容器は、筒状のシリンジと、このシリンジの一方端側から進退自在に挿入したプランジャとで構成し、プランジャをシリンジに対して進退動作させることで、メッシュ面を介して洗浄器本体内への洗浄液の流入、及び洗浄器本体内からの洗浄液の流出を行うことにも特徴を有するものである。
本発明によれば、食塊を構成している食塊粒子を確実にかつ極めて簡便に拡散させることができ、咀嚼能力の評価を速やかに実施できる。
食塊の洗浄器の説明図である。 洗浄器を用いた食塊の洗浄方法の説明図である。 洗浄器を用いた食塊の洗浄方法の説明図である。 食塊の洗浄器の説明図である。 食塊の洗浄器の使用方法の説明図である。 洗浄器を用いた食塊の洗浄方法の説明図である。 食塊粒子の観察装置の断面模式図である。 食塊粒子の観察装置の断面模式図である。 洗浄して液量調整した混合液を皿状容器に注ぎ入れた状態の写真である。 皿状容器の底面を、水平状態→第1傾斜状態→水平状態として食塊粒子を拡散させた状態の写真である。 皿状容器の底面を、水平状態→第1傾斜状態→第2傾斜状態→水平状態として食塊粒子を拡散させた状態の写真である。
本発明では、被検者に食品を咀嚼させることで生じさせた食塊を構成している食塊粒子を確実に、かつ極めて簡便に拡散可能としているものであり、拡散された食塊粒子の大きさの分布を測定することで咀嚼能力の評価を速やかに実施可能とするものである。
以下において、実際の作業手順に沿って詳細に説明する。なお、被検者に咀嚼させる食品としては、ピーナッツ等のように比較的小さく噛み砕かれても個々の形状が識別しやすい食品が好ましいが、キャベツやにんじん等の生野菜や、咀嚼回数が少なければご飯等の比較的柔らかい食品であってもよい。あるいは、固い食品と柔らかい食品とが混ざり合った複合食品、例えば炊き込みご飯や野菜炒め等であってもよい。
<食塊の作製>
まず、被検者に食品を一口分の分量で咀嚼してもらい、所定回数の咀嚼後に食塊としてシャーレ等に吐き出してもらう。
<食塊の洗浄>
食塊は唾液との混合物となっており、食塊を洗浄することで唾液を除去している。また、食塊粒子としてカウントする際に、十分に咀嚼されていることで微細となった食塊粒子はカウントする必要がないので、このようなカウントする必要がない微細な食塊粒子も除去している。
食塊の洗浄には、洗浄器を用いている。図1に示すように、洗浄器は、食塊を収容する有底筒状の容器11と、この容器11の開口部に着脱自在に装着可能としたキャップ体12とで構成している。特に、キャップ体12には食塊を洗浄する洗浄液を流通可能とした多数の微細孔を有するメッシュ面13を設けている。メッシュ面13の微細孔の孔径、すなわちメッシュサイズは、食塊粒子としてのカウント対象となる大きさの食塊粒子の通過を抑止できる大きさとなっていればよく、本発明では、孔径を0.2mmとしている。
食塊を洗浄する際には、空の容器11に薬さじ等で所定量の食塊を入れ、キャップ体12を容器11に装着し、図2に示すように、洗浄液をメッシュ面13から容器11内に注ぎ入れ、容器11内の食塊を洗浄することとしている。
図2中、14は、洗浄液を収容した洗浄液容器であり、この洗浄液容器14の本体部14aは可撓性を有しており、手で本体部14aを強く握り締めることで、洗浄液容器14内の洗浄液を押出し可能としている。また、洗浄液容器14には、洗浄液をメッシュ面13から容器11内に注ぎ入れやすいように、先細状の注ぎ口14bを設けている。
容器11内に注ぎ入れる洗浄液は、後述するヤシノミ洗剤やオスバン液等の界面活性剤だけでなく、水とすることもあり、特に、水で食塊を洗浄する場合には、図3に示すように、水道の蛇口15から適宜のホース16を介して直接注ぎ入れてもよい。特に、容器11内に水を注ぎ入れる一方で容器11から水を横溢させることで、短時間での洗浄が可能となる。
洗浄器の他の形態として、図4に示すように、筒状のシリンジ21aと、このシリンジ21aの一方端側から進退自在に挿入したプランジャ21bとで食塊を収容する容器を構成することもできる。特に、本実施形態では、プランジャ21bが挿入されていないシリンジ21aの他方端部は、通常のシリンジにおけるニードル装着用のコーンの部分を切り落として開口部を形成しており、この開口部にキャップ体22を着脱自在に嵌め合わせ可能としている。キャップ体22は有底筒状としており、底部部分に食塊を洗浄する洗浄液を流通可能とした多数の微細孔を有するメッシュ面23を設けている。このメッシュ面23の微細孔の孔径も0.2mmとしている。説明の便宜上、シリンジ21aと、プランジャ21bと、キャップ体22で構成した洗浄器をシリンジ型洗浄器と呼ぶこととする。
シリンジ型洗浄器で食塊を洗浄する際には、まず、図5に示すように、キャップ体22をシリンジ21aから取り外した状態とするとともに、シリンジ21aにプランジャ21bを深く挿入した状態として、プランジャ21bの先端面を底面とする収容空間Sを形成する。次いで、この収容空間Sに薬さじ等で所定量の食塊を入れ、図4に示すように、キャップ体22をシリンジ21aの先端に装着する。
次いで、図6に示すように、洗浄液を貯留した洗浄浴24にシリンジ型洗浄器のキャップ体22部分を浸漬させ、プランジャ21bを後退させることでシリンジ型洗浄器内に洗浄液を流入させて食塊を洗浄することとしている。
特に、シリンジ型洗浄器のキャップ体22部分を洗浄浴24に浸漬させた状態で、プランジャ21bをシリンジ21aに対して繰り返し進退動作させることで、メッシュ面23を介して洗浄器本体であるシリンジ21a内への洗浄液の流入、及びシリンジ21a内からの洗浄液の流出を繰り返し、より確実に洗浄可能としている。
また、水で洗浄する場合には、キャップ体22を上に向けた状態とするとともに、プランジャ21bを後退させた状態としておいて、図3に示したように、水道の蛇口15から適宜のホース16を介してキャップ体22のメッシュ面23から水を注ぎ入れて洗浄することもできる。
ここで、シリンジ21aは、一般的なシリンジに設けられている容量目盛りが表示されているものを用いることが望ましい。この容量目盛りを用いることで、後述するように食塊と調整液とを混合した混合液を作成する際の混合液の液量を所定量としやすく、食塊粒子を安定的に拡散させやすくすることができる。
上述した洗浄器による食塊の洗浄は、少なくとも2種類の界面活性剤を用いて行うことで、確実に食塊中の唾液を除去することができる。すなわち、洗浄器による食塊の洗浄は、第1の界面活性剤で洗浄する工程と、第1の界面活性剤とは異なる極性を有する第2の界面活性剤で洗浄する工程の二段階以上とすることが望ましい。
特に、第1の界面活性剤は陰イオン界面活性剤であることが望ましく、本実施形態では、家庭用洗剤として一般的に利用されているヤシノミ洗剤を用いている。すなわち、第1の界面活性剤は、ヤシノミ洗剤を水で希釈することでヤシノミ洗剤を主成分とする液体としている。
第2の界面活性剤は陽イオン界面活性剤であることが望ましく、本実施形態では、殺菌消毒液としても知られているオスバン液を用いている。すなわち、第2の界面活性剤は、オスバン液を水で希釈することでオスバン液を主成分とする液体としている。
第1の界面活性剤で食塊を洗浄する前に、あらかじめ水で食塊を粗洗浄しておくことで、第1の界面活性剤による洗浄効果を高めてもよいし、第1の界面活性剤による洗浄と第2の界面活性剤による洗浄との間で水による洗浄を行って、第2の界面活性剤への第1の界面活性剤の持ち込みを防止してもよい。
<混合液の作成>
洗浄された食塊は、調整液と混合することで混合液としている。本実施形態では調整液として第2の界面活性剤を用いている。すなわち、界面活性剤入りの調整液で混合液を作成することで、混合液中で食塊粒子が分散した状態を維持しやすくすることができる。
具体的には、第2の界面活性剤による食塊の洗浄後、洗浄器内の第2の界面活性剤をできるだけ排出させた後、本実施形態では洗浄器に約10mlの第2の界面活性剤を調整液として注入し、混合液としている。特に、シリンジ型洗浄器では、シリンジ21aに設けられている容量目盛りを利用して、液量を調整することができる。
洗浄器内の混合液は食塊粒子の分散液となっており、この混合液を皿状容器内に注ぎ入れ、この皿状容器を食塊粒子の観察装置の所定位置に載置して、食塊粒子の大きさの分布を計測している。
<食塊粒子の観察装置の構成>
食塊粒子の観察装置は、図7に断面模式図で示すように、混合液が注ぎ入れられる皿状容器31と、皿状容器31が載置される載置台32を備えたハウジング33と、このハウジング33の内部に設けて皿状容器31を撮影することで皿状容器31内に拡散させた食塊粒子の画像データを生成するカメラ34とで構成している。
なお、カメラ34はデジタルスチルカメラであって、ハウジング33の外部に設けたパーソナルコンピュータ等による解析装置(図示せず)に接続し、この解析装置に画像データを出力している。解析装置では、入力された画像データにおいて食塊粒子を特定するとともに、各食塊粒子の大きさを特定して集計し、食塊粒子の大きさの分布データを生成することとしている。特に、咀嚼能力の評価は、食塊粒子の大きさの分布データを用いて行うことから、混合液に含まれる食塊粒子の量は無関係とすることができる。
食塊と調整液とを混合した混合液が注ぎ入れられる皿状容器31は矩形状の底面を有しており、本実施形態では、内側寸法が78mm×173mmの長方形状となっている。後述するように皿状容器31を揺動させるため、皿状容器31は平面視矩形状であることが望ましいが、揺動条件を調整することで平面視矩形状でない皿状容器とすることもできる。また、皿状容器31は、食塊粒子を照らす照明の関係上、透明であることが望ましく、本実施形態では透明のガラス製としている。
ハウジング33は矩形体状としており、光の散乱を防止するため、内部は黒色としている。
皿状容器31が載置される載置台32は、矩形体状としたハウジング33の上下方向の略中央部分に水平状に設けている。特に、載置台32は、皿状容器31の載置部分に開口32aを設け、皿状容器31の外周縁部分を支持することとしている。載置台32に設けた開口32aは、載置台32の下側に設けた照明具35から皿状容器31内の食塊粒子に向けて光を照射するためであり、載置台32の上側に設けた照明具35ととともに食塊粒子に陰が生じないように光を照射して、食塊粒子の大きさの誤判定を防止している。
さらに、載置台32は、一方端を蝶番36を介してハウジング33に取り付けるとともに、他方端に進退駆動するロッド37aを備えたアクチュエータ37の先端を取り付けて、ロッド37aを進退駆動させることで、蝶番36の枢軸を回動中心として載置台32を回動可能としている。
ここで、載置台32上に載置する皿状容器31は、上述したように長辺と短辺を有する長方形状の底面を有しているが、短辺方向を蝶番36の枢軸と平行として載置台32上に載置し、長辺方向を蝶番36の枢軸の延伸方向と直交させることが望ましい。この場合の長辺方向、すなわち皿状容器31の矩形状とした底面の1つの側縁に沿った方向を左右方向としている。
載置台32を適宜回動させることで、載置台32に載置した皿状容器31を、皿状容器31の底面を水平状態とする水平姿勢と、図8に示すように、皿状容器31の底面を所定の角度に傾斜させた状態とする第1の傾斜姿勢と、この第1の傾斜姿勢とは逆方向に皿状容器31の底面を傾斜させた状態とする第2の傾斜姿勢とに変更可能としている。本実施形態では、載置台32の下方位置にアクチュエータ37が装着される支持台38を設け、この支持台38上にアクチュエータ37を装着しているが、上述したように皿状容器31を所定の姿勢とすることができれば、どのような機構としてもよい。
特に、食塊粒子の観察装置には、アクチュエータ37を駆動させるスイッチ(図示せず)を設けており、このスイッチを操作することでアクチュエータ37を以下のように駆動させて、皿状容器内に注ぎ入れられている混合液中の食塊粒子を拡散させることとしている。
すなわち、当初、載置台32は水平状態となっており、まず、アクチュエータ37がロッド37aを伸張させて、図8に実線で示すように載置台32を右肩下がりの第1の傾斜姿勢とすることで、皿状容器31は左右方向の一方の端縁(図8における左側端縁)側を他方の端縁(図8における右側端縁)側よりも持ち上げた状態として、皿状容器31内の混合液を他方の端縁側に移動させている。このように、皿状容器31における左右方向の一方の端縁側を他方の端縁側よりも高くすることで傾斜した底面の傾斜状態を第1傾斜状態と呼ぶ。
次いで、アクチュエータ37がロッド37aを萎縮させて、図8に二点鎖線で示すように載置台32を右肩上がりの第2の傾斜姿勢とすることで、皿状容器31は左右方向の一方の端縁(図8における左側端縁)側を他方の端縁(図8における右側端縁)側よりも引き下げた状態として、皿状容器31内の混合液を一方の端縁側に移動させている。このように、皿状容器31における左右方向の一方の端縁側を他方の端縁側よりも低くすることで傾斜した底面の傾斜状態を第2傾斜状態と呼ぶ。
次いで、アクチュエータ37がロッド37aを伸張させて、載置台32を水平状態に復帰させることとしている。
第1傾斜状態及び第2傾斜状態の傾斜角度は、皿状容器31内の混合液に移動が生じる程度であればよく、大きくても10°程度までであればよく、本実施形態では約3°としている。
このように、混合液が注ぎ入れられている皿状容器31の底面を、水平状態→第1傾斜状態→第2傾斜状態→水平状態とすることで、皿状容器31内の食塊粒子を比較的均一に拡散させることができる。なお、第1傾斜状態と第2傾斜状態を交互に複数回繰り返してもよく、その場合には第1傾斜状態から水平状態としてもよい。あるいは、上述したスイッチの操作によって、混合液が注ぎ入れられている皿状容器31の底面を、水平状態→第1傾斜状態→第2傾斜状態→水平状態とした後に、皿状容器31内の食塊粒子が十分に拡散できていなかった場合には、スイッチを再度操作してもよい。
特に、皿状容器31の底面を水平状態から第1傾斜状態とした後に第2傾斜状態とする場合に、第1傾斜状態から第2傾斜状態へと一気に変更してもよいし、第1傾斜状態と第2傾斜状態の間の状態、たとえば水平状態で小休止した後に第2傾斜状態としてもよい。第1傾斜状態及び第2傾斜状態のそれぞれの傾斜角度が比較的大きい場合には、第1傾斜状態から第2傾斜状態への変更の際に小休止を設けることで、傾斜による皿状容器31内の混合液の移動速度が大きくなりすぎることを抑制でき、皿状容器31からの混合液の液漏れが生じることを防止できる。小休止を設ける場合において、小休止によって皿状容器31内の混合液の移動速度は変化しても移動方向は変化しないものとし、皿状容器31の底面を第1傾斜状態から第2傾斜状態とする操作には、小休止する場合も含むものとする。
ここで、皿状容器31の底面を第1傾斜状態から第2傾斜状態に切り替えるタイミングは、底面を第1傾斜状態とすることで皿状容器31の他方の端縁(図8における右側端縁)側に移動した混合液に、逆方向の流れが生じるタイミングとしている。
すなわち、皿状容器31の底面を第1傾斜状態とすることで、下流側となった皿状容器31の端縁部分には混合液の流れ込みが生じるが、流れ込む混合液の量が多い間は流れ込みの方向の流れが優勢であり、逆方向の流れは見られない。しかし、途中から流れ込む混合液の量が少なくなることで、流れ込みの方向の流れが弱くなって、逆方向への流れが生じることとなっていた。この逆方向への流れが生じるタイミングで、皿状容器31の底面を第1傾斜状態から第2傾斜状態に切り替えることが望ましい。
特に、下流側となった皿状容器31の端縁部分への混合液の流れ込みが生じている際に、この端縁部分に溜まった混合液には皿状容器31の端縁から底面に向けて回転する流れが生じていた。本発明者らは、この回転する流れを底面流と呼んでいるが、この底面流によって食塊粒子のうちの比較的小さい粒子が激しく流動させられており、撹拌効果を生じさせているものと思われた。
同様に、皿状容器31の底面を第2傾斜状態から水平状態に切り替えるタイミングは、皿状容器31の底面を第2傾斜状態とすることで皿状容器31の一方の端縁(図8における左側端縁)側に移動した混合液に、逆方向の流れが生じるタイミングとしている。
上述した皿状容器31の底面を第1傾斜状態から第2傾斜状態に切り替えるタイミングと同様に、底面流が生じている状態で皿状容器31の底面を第2傾斜状態から水平状態に切り替えることが望ましい。
なお、本実施形態では、皿状容器31の底面形状を矩形として、この矩形状の底面の1つの側縁に沿った方向を左右方向として、この左右方向において皿状容器31の底面を右肩上がりまたは右肩下がりに傾斜させることで底面流が生じているが、例えばシャーレ等の平面視円形状の容器では、同様に底面を傾斜させても円周状に湾曲した側壁によって底面流ではない流れが生じることとなっていた。それが原因と考えられるが、シャーレでは食塊粒子を一様に分散させることができなかった。
また、底面流が生じる条件は、皿状容器31の底面の大きさや形状、さらには、皿状容器31に注ぎ入れられる混合液の量にも影響を受けるため、使用する皿状容器31や混合液の量等に応じて最適なアクチュエータ37の駆動条件を見出すことが望ましい。
皿状容器31の底面を第2傾斜状態から水平状態とした後に、皿状容器31内の混合液には減衰波が生じており、この減衰波が消失することで食塊粒子の位置の移動が見られなくなったところで、画像データを生成している。
以下において、実際に食塊粒子を拡散させた状態を示す。なお、図9は、シリンジ型洗浄器で食塊を洗浄し、液量を調整した混合液を皿状容器31に注ぎ入れた状態の写真である。ここで、食塊はピーナッツによる食塊である。
図9の状態の皿状容器31の底面を水平状態から第1傾斜状態として底面流を生じさせた後に、皿状容器31の底面を第2傾斜状態とすることなく水平状態とした場合の食塊粒子の拡散状態を図10に示す。図10には、10回試行した結果をまとめて示している。比較的均一に食塊粒子が拡散している場合もあるが、特に微細な食塊粒子において粗密が生じており、このままでは食塊粒子の観察装置による画像データの作成には不適切であり、通常では、この状態に対して手作業で食塊粒子の拡散作業を行って、揺動機構を備えていない食塊粒子の観察装置による画像データの作成を行っていた。
一方、図9の状態の皿状容器31の底面を水平状態から第1傾斜状態として底面流を生じさせた後に、皿状容器31の底面を第2傾斜状態として底面流を生じさせ、その後、水平状態とした場合の食塊粒子の拡散状態を図11に示す。図11には、10回試行した結果を示している。全ての場合において食塊粒子が一様に拡散しており、本発明の拡散方法が効果的であることが確認できた。
11 容器
12 キャップ体
13 メッシュ面
21a シリンジ
21b プランジャ
22 キャップ体
23 メッシュ面
31 容器
32 載置台
32a 開口
33 ハウジング
34 カメラ
35 照明具
36 蝶番
37a ロッド
37 アクチュエータ
38 支持台

Claims (9)

  1. 食塊と調整液とを混合した混合液を皿状容器内に注ぎ入れて、食塊を構成している食塊粒子を皿状容器の底面に沿って拡散させる食塊粒子の拡散方法において、
    前記皿状容器は矩形状の底面を有し、この矩形状の底面の1つの側縁に沿った方向を左右方向として、
    前記皿状容器内に前記混合液を注ぎ入れて、
    左右方向の一方の端縁側を他方の端縁側よりも高くすることで前記底面を傾斜させた第1傾斜状態として前記皿状容器内の前記混合液を他方の端縁側に移動させた後に、
    前記の一方の端縁側を前記の他方の端縁側よりも低くすることで前記底面を逆方向に傾斜させた第2傾斜状態とし、
    その後、前記底面を水平状態とすることで前記食塊粒子を拡散させる食塊粒子の拡散方法。
  2. 前記底面を前記第1傾斜状態から前記第2傾斜状態に切り替えるタイミングは、前記底面を前記第1傾斜状態とすることで前記の他方の端縁側に移動した混合液に、逆方向の流れが生じるタイミングである請求項1に記載の食塊粒子の拡散方法。
  3. 前記底面を前記第2傾斜状態から水平状態に切り替えるタイミングは、前記底面を前記第2傾斜状態とすることで前記の一方の端縁側に移動した混合液に、逆方向の流れが生じるタイミングである請求項2に記載の食塊粒子の拡散方法。
  4. 前記底面を前記第1傾斜状態とする操作と、前記底面を前記第2傾斜状態とする操作を交互に複数回繰り返す請求項1〜3のいずれか1項に記載の食塊粒子の拡散方法。
  5. 食塊と調整液とを混合した混合液が注ぎ入れられる皿状容器と、
    この皿状容器が載置される載置台を備えたハウジングと、
    このハウジングの内部に設けて前記皿状容器を撮影することで前記皿状容器内に拡散させた食塊粒子の画像データを生成するカメラと
    を有する食塊粒子の観察装置であって、
    前記載置台は、前記皿状容器の底面を水平状態とする水平姿勢と、前記皿状容器の底面を所定の角度に傾斜させた第1傾斜状態とする第1の傾斜姿勢と、この第1の傾斜姿勢とは逆方向に前記皿状容器の底面を傾斜させた第2傾斜状態とする第2の傾斜姿勢とに変更可能とし
    前記底面を前記水平状態から前記第1傾斜状態として、この第1傾斜状態から前記第2傾斜状態に切り替えるタイミングを、前記底面を前記第1傾斜状態とすることで移動する前記皿状容器内の混合液に逆方向の流れが生じるタイミングとし、
    前記底面を前記第2傾斜状態から水平状態に切り替えるタイミングを、前記底面を前記第2傾斜状態とすることで移動する前記皿状容器内の混合液に逆方向の流れが生じるタイミングとして、
    前記皿状容器内の前記食塊粒子を拡散させている食塊粒子の観察装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の食塊と調整液とを混合した混合液を作成する方法であって、
    前記食塊を第1の界面活性剤で洗浄する工程と、
    前記食塊を前記第1の界面活性剤とは異なる極性を有する第2の界面活性剤で洗浄する工程と
    を有する混合液の作成方法。
  7. 前記第1の界面活性剤はヤシノミ洗剤を主成分とする液体であり、前記第2の界面活性剤はオスバン液を主成分とする液体である請求項6記載の混合液の作成方法。
  8. 前記調整液は前記第2の界面活性剤である請求項6記載の混合液の作成方法。
  9. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の混合液の作成に用いる洗浄器であって、
    前記食塊を収容する有底筒状の容器と、
    この容器の開口部に着脱自在に装着可能としたキャップ体と
    を有し、
    前記キャップ体には前記食塊を洗浄する洗浄液を流通可能とした多数の微細孔を有するメッシュ面を設け
    前記容器は、筒状のシリンジと、このシリンジの一方端側から進退自在に挿入したプランジャとで構成し、前記プランジャを前記シリンジに対して進退動作させることで、前記メッシュ面を介して前記洗浄器本体内への前記洗浄液の流入、及び前記洗浄器本体内からの前記洗浄液の流出を行う洗浄器。
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