JP5809677B2 - 知識共有システム - Google Patents

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Description

本発明は、知識共有システムに関し、特に、検索エンジンがネットワークから取得したデータを知識としてユーザに共有させる技術に関する。
製品の設計作業において、製品に使用する部品やモジュールに関連する情報(例えば、名称、品番、メーカ名)を入手するために、部品などの情報(以下、本明細書において、これらの情報を「オブジェクト」と称する)をキーに複数のデータベースを横断的に検索することがある。
特開平11−120190号公報
しかし、検索者の知識、経験、センスなどにより検索方法が異なり、検索で得られる結果に違いが出ることがある。有益な情報が存在するかは、検索して調べないとわからないため、有益な情報に気づかない場合がある。そもそも、情報を入手しようとするかの判断はユーザのレベルによって異なる。このため、該当するオブジェクトに予め見識者が有益なデータを関連付けておく方法がある。しかし、その場合、以下の新たな課題がある。第1に、時間の経過と共に、提供される情報が陳腐化する。第2に、提供される情報が多く蓄積されることに伴い、必要な情報が埋没する。
この課題を解決するための技術として、特許文献1に記載されるように、計算機ネットワークに接続された複数のデータベースを検索するシステムにおいて、ユーザが必要とするデータの種類や検索条件などをあらかじめ登録しておき、データベースのデータ更新を検知して、更新のあったデータベースを指定された検索条件で更新部分を検索する技術がある。
しかし、特許文献1に記載される方法では、更新情報を得ることを目的としているところ、更新データのみを検索の対象としている。このため、更新されていないデータを未読として取り扱うことができなかった。
また、検索によって得られた情報とオブジェクトとの関係が不明確で、取得した情報とオブジェクトとを関連付けるのに手間がかかる問題がある。
そこで、本発明では、更新データも含んだ全ての対象を検索し、検索結果の中に未読データ(更新データ)が含まれる場合に通知することを目的とする。また、検索結果をオブジェクトと関連付けて、ナレッジ(知見情報)として共有することを目的とする。
本願において開示される発明は、複数のユーザ間で共有される知識を連携システムに提供する知識共有システムであって、所定のプログラムを実行して、以下の処理を実行するプロセッサと、前記プロセッサによる処理で使用されるデータを格納する記憶装置と、ネットワークを介して他のサーバと接続するインターフェースと、を有し、前記知識共有システムは、データを検索する検索エンジンと、前記検索エンジンが使用する検索条件を格納する検索条件データベースと、前記検索エンジンが実行した検索の結果を格納する検索結果データベースと、前記検索の結果である文書のユーザ毎の閲覧の有無の情報を格納する閲覧履歴データベースと、を有し、前記検索エンジンは、前記検索条件データベースに格納された検索条件に従って、前記他のサーバが提供するデータを定期的に検索し、前記検索の結果を前記検索結果データベースに格納し、前記連携システムは、ユーザによって指定されたオブジェクトの識別子を、前記知識共有システムに通知し、前記知識共有システムは、前記検索の結果に基づいて、前記閲覧履歴データベースを更新し、前記オブジェクトの識別子が前記連携システムから通知されると、前記通知されたオブジェクトに関連する検索の結果を特定し、当該ユーザが未読の文書が前記特定された検索の結果に含まれている場合、当該ユーザへの通知を決定し、前記決定された通知の識別子を前記連携システムに返送することを特徴とする。
本発明の代表的な実施形態によれば、検索条件をオブジェクトと関連付けて共有することによって、利用者のスキルによらない一定の精度の情報を得ることができる。
本発明の実施形態の知識共有システム500の機能の概要を示す論理ブロック図である。 本発明の実施形態の知識共有システム500のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態の検索条件データベース520の構成例を説明する図である。 本発明の実施形態のナレッジマーク定義データベース530の構成例を説明する図である。 本発明の実施形態の検索設定データベース540の構成例を説明する図である。 本発明の実施形態の検索結果履歴データベース550の構成例を説明する図である。 本発明の実施形態の閲覧履歴データベース560の構成例を説明する図である。 本発明の実施形態の検索結果リスト表示処理のフローチャートである。 本発明の実施形態のナレッジ取得処理のフローチャートである。 本発明の実施形態の検索結果文書リスト取得処理のフローチャートである。 本発明の実施形態の自動検索処理のフローチャートである。 本発明の実施形態の閲覧履歴データベース560の内容の変化を説明する図である。 本発明の実施形態の端末200に表示される画面の例を説明する図である。
<基本構成>
図1は、本発明の実施形態の知識共有システム500の機能の概要を示す論理ブロック図である。
本実施形態の知識共有システム500は、プロセッサ101が所定のプログラムを実行することによって、サーバ100上に構築される。
知識共有システム500は、検索エンジン510、検索条件データベース520、ナレッジマーク定義データベース530、検索設定データベース540、検索結果履歴データベース550及び閲覧履歴データベース560を有する。
知識共有システム500は、連携システム300及びビッグデータを提供するサーバ400に接続されている。
検索エンジン510は、ビッグデータを提供するサーバ400に対し、自動的かつ定期的に検索を実行することによって、検索結果を知識として蓄積する。
検索条件データベース520は、検索エンジン510が実行する検索の条件、すなわち検索式及び検索対象を格納し、その詳細は図3を用いて後述する。ナレッジマーク定義データベース530は、ナレッジマークの定義を格納するデータベースであり、その詳細は図4を用いて後述する。ナレッジマークは、ユーザに未読が通知される場合、未読の意味(種類)を表すマークである。なお、ナレッジマーク定義データベース530は、一つのマークが定義されても、複数のマークが定義されてもよい。検索設定データベース540は、検索結果と連携システム300に格納されているターゲットオブジェクトを関連付ける情報を格納し、その詳細は図5を用いて後述する。
検索結果履歴データベース550は、検索条件と検索対象であるターゲットデータとの組み合わせ毎に実行された検索の結果(ナレッジ)を含み、その詳細は図6を用いて後述する。例えば、図1では、検索条件がxでターゲットオブジェクトが1である検索結果を「x−1」と示す。検索結果履歴データベース550は、履歴が管理され、検索が実行されると更新の有無をチェックする。
閲覧履歴データベース560は、検索結果に含まれる文書毎かつユーザ毎に閲覧状況を管理し、その詳細は図7を用いて後述する。
連携システム300は、エンジン310及びデータベース320を有する。
エンジン310は、データベース320に格納されたデータを参照し、ユーザに業務(例えば、設計支援業務)を提供するための基盤ソフトウェアである。データベース320は、知識共有システム500が実行する検索の結果に関連付けられるデータ(ターゲットオブジェクト)を格納する。データベース320に格納されるオブジェクトは、例えば、製品に使用する部品のデータであり、例えば、名称、品番、メーカ名といった属性情報である。
知識共有システム500は、閲覧履歴データベース560を参照して、オブジェクトに関連付けられた検索の結果に未読の文書が含まれる場合は、該当するユーザに通知する。例えば、図示した状態では、ユーザ2が文書BBBを閲覧していないので、ユーザ2に未読が通知される。この未読は、ナレッジマーク定義データベース530に定義されたマークを用いて通知する。
図2は、本発明の実施形態の知識共有システム500のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
本実施形態の知識共有システム500は、1又は複数のサーバ100によって構成される。サーバ100は、クライアント端末200、連携システム300及びネットワーク上のサーバ400と通信可能に(例えば、ネットワークを介して)接続されている。
サーバ100は、プロセッサ(CPU)101、メモリ102、記憶装置103及び通信インターフェース104を有し、論理的又は物理的に構成された単一又は複数の計算機である。
プロセッサ101は、メモリ102に格納されたプログラムを実行する。メモリ102は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような高速かつ揮発性の記憶装置であり、オペレーティングシステム(OS)及びアプリケーションプログラムを格納する。プロセッサ101が、オペレーティングシステムを実行することによって、サーバ100の基本機能が提供され、アプリケーションプログラムを実行することによって、知識共有システム500の機能が提供される。
記憶装置103は、例えば、磁気記憶装置、フラッシュメモリ等の大容量かつ不揮発性の記憶装置であり、プロセッサ101によって実行されるプログラム及びプログラム実行時に使用されるデータを格納する。すなわち、プロセッサ101によって実行されるプログラムは、記憶装置103から読み出され、メモリ102にロードされて、プロセッサ101によって実行される。
通信インターフェース104は、サーバ100をネットワークに接続し、他の装置との通信を制御する。
サーバ100が実行するプログラムは、同一の計算機上の複数のスレッドによって動作してもよく、物理的には一つ又は複数の計算機上に構成された論理区画上に構築された仮想計算機上で動作してもよい。
プロセッサ101が実行するプログラムは、リムーバブルメディア(CD−ROM、フラッシュメモリなど)又はネットワークを介してサーバ100に提供され、非一時的記憶媒体である記憶装置103に格納される。このため、サーバ100は、リムーバブルメディアを読み込むインターフェースを有するとよい。
クライアント端末200は、図示を省略するが、プロセッサ(CPU)、メモリ、不揮発記憶装置(HDD)及び通信インターフェースを有し、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行する計算機である。さらに、クライアント端末200には、入力装置(例えば、キーボード、マウス)207及び出力装置(例えば、ディスプレイ装置、プリンタ)208に接続されている。
なお、クライアント端末200では、ブラウザが動作すればよいが、サーバ100と通信してユーザインターフェースを提供する専用のソフトウェアが動作してもよい。
連携システム300は、例えば、設計支援システムであり、本実施形態の知識共有システム500にアクセスし、ユーザに検索結果を提供する。
連携システム300は、図示を省略するが、物理的に一つ又は複数の計算機上に構成された計算機であり、プロセッサ(CPU)、メモリ、不揮発記憶装置及び通信インターフェースを有し、し、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行する。
ネットワーク上のサーバ400は、例えば、インターネット上に設けられたファイルサーバ、Webサーバ、データベースサーバであり、本実施形態の知識共有システム500にいわゆるビッグデータを提供する。
図3は、本発明の実施形態の検索条件データベース520の構成例を説明する図である。
検索条件データベース520は、図3(A)に示すように、検索エンジン510が実行する検索の条件が格納されたデータベースであり、複数の検索条件523を含む。各検索条件523は連結条件524を含む。連結条件524は、キーワードセット及びその間の論理関係を示す演算子(AND、ORなど)の組み合わせ(例えば、文字列”1AND(2OR3)”など)である。各検索条件523には、検索条件を一意に表す識別子である検索条件IDが付与されている。検索条件IDには、キー属性が設定されるとよい。キー属性は、検索キーとして多く用いられる項目に付される属性であり、キー属性が設定された項目をキーとすると、早く検索をすることができる。
検索条件523は、複数のキーワードセット525を含む。各キーワードセット525は、キーワードセットID、検索条件ID、キーワード526、検索対象527及び検索タイプ528を含む。キーワードセットIDは、キーワードセットを一意に表す識別子であり、キー属性が設定されるとよい。検索条件IDは、当該キーワードセットを参照する検索条件の識別子である。なお、キーワードセットが複数の検索条件によって参照される場合、検索条件IDには、複数の検索条件の識別子が格納される。キーワード526は、検索キーワードのリストであり、検索キーワード間の論理関係を示す演算子(AND、ORなど)を含んでもよい。また、キーワード526は、単語(例えば、「ブラケット」「ビス」など)を直接定義するだけでなく、検索に関連する情報(例えば、部品のメーカ名、部品名、型番などのオブジェクトの属性情報)を引数として取り込めるようなマクロ変数の形式でもよい。検索対象527は、検索対象の識別子である。検索対象が複数である場合、検索条件523は複数の検索対象の識別子を含む。検索タイプ528は、検索の実行タイプ(例えば、完全一致検索、部分一致検索、NOT検索など)を表すフラグである。
なお、キーワードセット525を検索条件523の下位に図示したが、検索条件データベース520と別にキーワードセットデータベースを持ってもよい。この場合、検索条件データベース520及びキーワードセットデータベースは、検索条件ID又はキーワードセットデータベースによって関連付けることができる。
図4は、本発明の実施形態のナレッジマーク定義データベース530の構成例を説明する図である。
ナレッジマーク定義データベース530は、ナレッジマークの定義が格納されたデータベースであり、マークID531、表示名532、検索条件ID533、イメージ名534及び制御フラグ536を含む。
マークID531は、ナレッジマークの種類を一意に表す識別子である。マークID531には、キー属性が設定されるとよい。表示名532は、ナレッジマークの名称である。検索条件ID533は、検索条件を一意に表す識別子である。なお、検索条件ID533には、複数のマークID531を関連付けることができる。これは、一つの検索条件による検索でユーザに複数種類の注意を促すことが必要なことがあるからである。検索結果によって、ユーザに注意を促すナレッジマーク(マークID)を変えてもよい。
イメージ名534は、ナレッジマークを表示する画像イメージを表す識別子である。イメージ名534は、例えば、画像ファイル名で表されるが、パス名を含んでもよい。制御フラグ536は、ナレッジマークによりターゲットオブジェクトの編集をロックするかを示すフラグである。具体的には、制御フラグ536がtrueに設定されている場合、ナレッジマークを操作して未読文書を閲覧した後でないと、ターゲットオブジェクトに関する操作(又は、閲覧)ができないように制御される。
図5は、本発明の実施形態の検索設定データベース540の構成例を説明する図である。
検索設定データベース540は、検索結果と連携システム300に格納されているターゲットオブジェクトを関連付ける情報を格納し、一つのレコードが一つの関連付けを示す。検索設定データベース540は、検索実行ID541、マークID542及びオブジェクト内部ID543を含む。
検索実行ID541は、検索設定(すなわち、検索結果)を一意に表す識別子であり、キー属性が設定されるとよい。マークID542は、ナレッジマークを一意に表す識別子である。オブジェクト内部ID543は、ターゲットオブジェクトを一意に表す、連携システム上の内部識別子である。
例えば、検索実行IDが「5」の検索設定は、マークIDが10003のナレッジマークと、オブジェクト内部IDが200003のターゲットオブジェクトとを関連付ける。このナレッジマークとターゲットオブジェクトとの関連付けは、1対1の関連も、1対多の関連(例えば、オブジェクト内部IDが200001のターゲットオブジェクト)も、多対1の関連(例えば、マークIDが10001のナレッジマーク)も可能である。
図6は、本発明の実施形態の検索結果履歴データベース550の構成例を説明する図である。
検索結果履歴データベース550は、検索結果ごとに、検索結果の文書データの履歴を保持するデータベースであり、検索結果の文書ごとに、検索実行ID551、レコードID552、文書パス553、登録日554、削除日555及び最終更新日556を保持する。
検索実行ID551は、検索結果を一意に表す識別子であり、検索設定データベース540の検索実行ID541(図5)と同じものを用いる。レコードID552は、検索結果の文書を一意に表す識別子である。レコードID552には、キー属性が設定されるとよい。文書パス553は、検索結果の文書にアクセスするためのパス情報(格納場所)である。登録日554は、検索結果として初めてヒットした日である。削除日555は、検索結果としてヒットしなくなった日である。最終更新日は、検索結果の文書が最後に更新された日である。
例えば、図6に示す検索結果履歴データベース550の例では、レコードIDが10002の文書は、そのファイルパスがC:\document\procon.pptxであり、検索実行IDが1の検索によって、2013年8月5日に初めてヒットしたが、2013年8月9日の検索ではヒットしなかったことが記録されている。
図7は、本発明の実施形態の閲覧履歴データベース560の構成例を説明する図である。
閲覧履歴データベース560は、検索結果の文書毎にユーザの閲覧状況を保持するデータベースであり、ユーザが文書を参照することによってレコードが生成される。また、検索結果の文書が更新されたタイミングで、該当するレコードIDの全てのレコードが削除される。
閲覧履歴データベース560は、レコードID561及びユーザID562を含む。レコードID561は、検索結果の文書を一意に表す識別子であり、検索結果履歴データベース550のレコードID552(図6)と同じものを用いる。レコードID561には、キー属性が設定されるとよい。ユーザID562は、検索結果の文書を参照したユーザを一意に表す識別子であり、キー属性が設定されるとよい。
図8は、本発明の実施形態の検索結果リスト表示処理のフローチャートである。図8に示すナレッジマーク表示処理は連携システム300のプロセッサが実行する。
まず、ユーザがオブジェクトを選択すると、ユーザが選択したオブジェクトを連携システム300が受け付ける(S1001)。連携システム300は、選択されたオブジェクト及びユーザIDをキーにして、知識共有システム500にナレッジの有無を問い合わせる(S1002)。なお、このナレッジの有無の問い合わせには、連携システム300にログインしているユーザのユーザIDが含まれる。
知識共有システム500は、検索結果履歴データベース550及び閲覧履歴データベース560を参照して、連携システム300で選択されたターゲットオブジェクトに関連する検索結果(ナレッジ)のうち、当該ユーザが未読であるデータの有無を連携システム300に返信する(図9参照)。未読データがある場合、知識共有システム500からの返信にはナレッジマークのマークIDが含まれる。
連携システム300は、知識共有システム500から未読データ(ナレッジ)の有無をチェックする(S1003)。そして、知識共有システム500からの返信に含まれるマークIDのナレッジマークの画像の識別子534を取得する(S1004)。このナレッジマークの画像は、連携システム300がマークIDに関連付けて予め格納しても、知識共有システム500からの返信に含まれてもよい。そして、キーオブジェクトに関連付けて(例えば、キーオブジェクト上に)ナレッジマークを表示する(S1005)。
なお、表示されたナレッジマークの制御フラグ536がtrueに設定されている場合、ステップS1006からS1011以後の処理を実行して、未読文書を閲覧する前はターゲットオブジェクトに関する操作を制限する。この場合、未読文書を開いた後、別画面を開いて、ユーザが文書の内容を確認したことを入力した後にターゲットオブジェクトに関する操作制限を解除してもよい。
その後、画面上に表示されたナレッジマークをユーザがクリック操作すると、ユーザが操作したナレッジマークを連携システム300が受け付ける(S1006)。そして、操作されたナレッジマークの内部IDを用いて、検索結果文書リストの取得を知識共有システム500に要求し、検索結果文書リストを取得する(S1007)。この検索結果文書リストの要求は、キーオブジェクトの内部ID及びマークIDを含み、知識共有システム500から取得する検索結果文書リストは、文書のレコードID552及び文書パス553を含む。
そして、取得した検索結果文書リストを画面上に表示する(S1008)。なお、検索結果文書リスト表示画面は、図13に示すように、別ウィンドウで表示するとよい。
その後、ユーザが、表示された文書リストから参照する文書を選択すると、連携システム300がユーザによる文書の選択を受け付ける(S1009)。そして、選択された文書のパスを用いて、文書にアクセスし(S1010)、当該文書を参照するためのアプリケーションプログラムを起動して、文書を表示する(S1011)。
図9は、本発明の実施形態のナレッジ取得処理のフローチャートである。図9に示すナレッジ取得処理は、検索結果リスト表示処理(図8)のステップS1002に対応して、知識共有システム500のプロセッサが実行する。
知識共有システム500は、連携システム300からナレッジの有無の問い合わせを受けると、問い合わせを受けたキーオブジェクトの内部IDをキーにして、当該キーオブジェクトに関連付けられた検索結果(検索実行ID)541を検索設定データベース540から取得する(S1021)。
そして、取得した検索実行IDをキーにして、当該検索実行IDに関連付けられた検索結果(レコードIDのリスト)552を検索結果履歴データベース550から取得し(S1022)、検索実行IDに関連付けられたログインユーザのユーザIDをキーにしての既読文書(レコードID)561のリストを閲覧履歴データベース560から取得する(S1023)。
その後、取得した検索結果の文書のレコードID552のリストと既読文書のレコードID561のリストとを比較し、連携システム300にログインしているユーザの閲覧状況をチェックする(S1024)。そして、既読文書のレコードID561のリストに含まれていないレコードID552(未読の文書)があれば(S1025で「あり」)、キーオブジェクトの内部IDをキーにして、当該キーオブジェクトに関連付くマークID542を検索設定データベース540から取得する(S1026)。
その後、未読データの有無を連携システム300に返信する(S1027)。未読データがある場合、知識共有システム500からの返信は、連携システム300に表示すべきナレッジマークのマークIDを含む。
図10は、本発明の実施形態の検索結果文書リスト取得処理のフローチャートである。図10に示す検索結果文書リスト取得処理は、検索結果リスト表示処理(図8)のステップS1007に対応して、知識共有システム500のプロセッサが実行する。
知識共有システム500は、連携システム300から検索結果文書リストの取得要求を受けると、要求に含まれるキーオブジェクトの内部ID及びマークIDをキーにして、当該キーオブジェクト及びナレッジマークに関連付けられた検索実行ID541を検索設定データベース540から取得(S1031)。
そして、取得した検索実行IDをキーにして、検索実行IDに関連付けられた検索結果の文書(文書パス)553のリストを検索結果履歴データベース550から取得し(S1032)、取得した検索結果の文書のリスト(文書パス)を連携システム300に返信する(S1033)。
図11は、本発明の実施形態の自動検索処理のフローチャートである。図11に示す自動検索処理は、知識共有システム500が周期的に繰り返して(例えば、定期タスクによって所定の時間間隔で)、検索エンジン510が実行する。
まず、知識共有システム500は、検索設定のリストを検索設定データベース540から取得する(S1041)。そして、取得した検索設定の数のループに入る(S1042)。
ループ内では、検索設定データベース540から取得したマークIDをキーにして、検索条件ID533をナレッジマーク定義データベース530から取得し(S1043)、検索条件IDをキーに検索パラメータ(キーワードセット525及び連結条件524)を検索条件データベース520から取得する(S1044)。
そして、キーワードが、オブジェクトの属性情報を引数として取り込むマクロ変数定義を含む場合、連携システム300からターゲットオブジェクトの属性情報を取得し、検索条件のマクロ変数に取り込み、検索パラメータを生成する(S1045)。そして、生成した検索パラメータを用いて検索を実行し(S1046)、検索結果を評価する(S1047)。検索結果の評価は、所定の基準に基づいて、検索結果中にユーザに有益な情報が含まれているかを評価する。例えば、検索キーワードの順序や文法上の繋がりによって評価することができる。また、検索キーワード以外の関連する語が含まれているかによって評価してもよい。
その後、検索結果の文書の情報を検索結果履歴データベース550に格納する(S1048)。具体的には、新たに格納した検索結果の文書の検索実行ID及び文書パスが同じレコードが検索結果履歴データベース550登録されていなければ、新たにレコードIDを取得して、レコードID552及び登録日554を記録する。また、新たに格納した検索結果の文書の検索実行ID及び文書パスが同じレコードが既に登録されていれば、文書の最終更新日を照合し、既に登録されている文書と同じものであれば、重複して格納されたレコードを削除する。さらに、既に登録されている文書の検索実行ID及び文書パスが同じレコードが検索でヒットしなければ、当該文書は削除されたものと判定し、検索日を削除日555に記録する。
なお、ステップS1045で検索結果を評価した結果が、検索結果履歴データベース550に格納されている検索結果より劣っている場合、新たに得られた検索結果によって、検索結果履歴データベース550に更新しなくてもよい。
その後、検索結果が更新されているかをチェックし(S1049)、閲覧履歴データベース560を更新する(S1050)。すなわち、検索結果履歴データベース550で更新されたレコードIDの閲覧履歴を閲覧履歴データベース560から削除する。
そして、全ての検索設定についてループ内の処理が終わったら、自動検索処理を終了する。
以上に説明した自動検索処理では、ネットワーク上の各種サーバ400が提供するデータ(いわゆる、ビッグデータ)を検索したが、検索の対象は社内システムでもよい。社内システムを検索対象とした場合、例えば、設計作業に必要な社内規定の変更を設計者に周知することができる。
図12は、本発明の実施形態の閲覧履歴データベース560の内容の変化を説明する図である。
閲覧履歴データベース560は、ユーザが文書を参照すると、参照した文書のレコードIDと参照したユーザのユーザIDとを含むレコードが追加される(S1011)。その後、検索によって文書が更新されたと判定すると、更新された文書のレコードIDの全ての閲覧履歴を削除する(S1047)。
図13は、本発明の実施形態のクライアント200に表示される画面の例を示す。
クライアント端末200は、連携システム300に接続されており、連携システム300が提供する画面301上で業務を行っている。連携システム300でターゲットデータへのアクセスが発生したタイミングで、検索結果リスト表示処理が開始し、連携システム上にナレッジマーク302を表示する(S1005)、そして、ユーザがナレッジマークをクリック操作すると、知識共有システム500から提供された検索結果文書リスト画面501を表示する(S1008)。その後、文書を表示する(S1011)。
以上に説明したように、本発明の実施形態によると、検索条件を共有することによって、利用者のスキルによらない一定の精度の情報を得ることができる。
また、全ての対象を定期的に検索し、検索結果の中に未読データが含まれる場合に通知するので、ユーザに更新された情報を的確に通知することができる。すなわち、特許文献1に記載した先行技術では、抽出した更新データを検索した結果をユーザに通知する。一方、本発明では、検索結果の中から抽出した未読データをユーザに通知する。このため、更新データとしては扱われない未読データ(例えば、前々回に更新されたが未読のデータ)も含めて、ユーザに検索対象の情報の更新を的確に通知することができる。
また、オブジェクト(オブジェクト内部ID)と検索結果(検索実行ID)とを関連付けた検索設定データベースを有するので、ナレッジ(知見情報)として共有される検索結果をオブジェクトと自動的に関連付けることができる。さらに、未読文書を閲覧する前はターゲットオブジェクトに関する操作を制限するので、ユーザが確実にナレッジにアクセスさせることができる。
また、ユーザがオブジェクトにアクセスするタイミングで関連するナレッジ情報を通知するので、利用者に必要なタイミングで未読情報(情報の更新)を通知することができる。
さらに、検索に関連する情報を引数として取り込めるようなマクロ変数の形式で検索キーワードを定義したので、ターゲットオブジェクトにより関連した検索を的確に行うことができる。
以上、本発明を添付の図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこのような具体的構成に限定されるものではなく、添付した請求の範囲の趣旨内における様々な変更及び同等の構成を含むものである。
100 サーバ
101 プロセッサ(CPU)
102 メモリ
103 不揮発記憶装置
104 通信インターフェース
200 クライアント端末
300 連携システム
310 エンジン
320 データベース
400 サーバ
500 知識共有システム
510 検索エンジン
520 検索条件データベース
530 ナレッジマーク定義データベース
540 検索設定データベース
550 検索結果履歴データベース
560 閲覧履歴データベース

Claims (5)

  1. 複数のユーザ間で共有される知識を連携システムに提供する知識共有システムであって、
    所定のプログラムを実行して、以下の処理を実行するプロセッサと、
    前記プロセッサによる処理で使用されるデータを格納する記憶装置と、
    ネットワークを介して他のサーバと接続するインターフェースと、
    データを検索する検索エンジンと、
    前記検索エンジンが使用する検索条件を格納する検索条件データベースと、
    前記検索エンジンが実行した検索の結果を格納する検索結果データベースと、
    前記検索の結果である文書のユーザ毎の閲覧の有無の情報を格納する閲覧履歴データベースと、を有し、
    前記検索エンジンは、前記検索条件データベースに格納された検索条件に従って、前記他のサーバが提供するデータを定期的に検索し、前記検索の結果を前記検索結果データベースに格納し、
    前記連携システムは、ユーザによって指定されたオブジェクトの識別子を、前記知識共有システムに通知し、
    前記知識共有システムは、
    前記検索の結果に基づいて、前記閲覧履歴データベースを更新し、
    前記オブジェクトの識別子が前記連携システムから通知されると、前記通知されたオブジェクトに関連する検索の結果を特定し、
    当該ユーザが未読の文書が前記特定された検索の結果に含まれている場合、当該ユーザへの通知を決定し、
    前記決定された通知の識別子を前記連携システムに返送することを特徴とする知識共有システム。
  2. 前記連携システムは、前記連携システムが取り扱うオブジェクトに関連する情報に前記ユーザがアクセスした際に、当該オブジェクトの識別子を前記知識共有システムに通知することを特徴とする請求項1に記載の知識共有システム。
  3. 前記知識共有システムは、
    前記検索エンジンが実行した検索の結果と前記オブジェクトとの対応関係を保持する検索設定データベースを有し、
    前記検索設定データベースを参照して、前記通知されたオブジェクトに関連する検索の結果を特定することを特徴とする請求項1又は2に記載の知識共有システム。
  4. 前記知識共有システムは、
    前記検索結果データベースを参照して、前記特定された検索の結果に含まれる文書を特定し、
    前記閲覧履歴データベースを参照して、前記特定された文書が当該ユーザによって閲覧されているかを判定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の知識共有システム。
  5. 前記知識共有システムは、前記検索エンジンが新たに得た検索の結果がユーザに有用かを評価し、前記新たな検索の結果が前記検索結果データベースに格納された検索の結果より有用な場合、前記新たな検索の結果を前記検索結果データベースに格納することを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の知識共有システム。
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