JP5809219B2 - 電気錠システム及び電気錠システム用遠隔操作装置 - Google Patents

電気錠システム及び電気錠システム用遠隔操作装置 Download PDF

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Description

本発明は、電気錠システム及び電気錠システム用遠隔操作装置に関する。
家屋の玄関等の錠としてセキュリティの強化や施錠及び解錠の容易化のために電気錠システムが採用されている。電気錠システムは、電気的に施錠及び解錠する電気錠が玄関等に設置されており、遠隔操作装置等からの信号により玄関等が施錠又は解錠される。
電気錠システムにおいては、施錠又は解錠の状態を確認するために、施錠又は解錠の状態を表示させるLED等からなる表示部を備えた電気錠が公知である(特開2001−241227号公報)。この電気錠においては、玄関に組み込まれた電気錠の表示部を確認することにより、玄関等の施錠又は解錠状態を確認することができる。
しかし、このような電気錠システムにあっては、施錠又は解錠されているか否かを確認するためには、玄関の電気錠の表示部を直接確認する必要がある。従って、電気錠の表示部が見えにくい場所にいる場合は、施錠又は解錠されているか確認するためにわざわざ玄関付近まで見に行く必要があり、遠隔操作により玄関を施錠又は解錠できても電気錠のメリットが半減されることになる。特に、介護を必要とする高齢者にとっては、玄関付近まで電気錠の表示部を確認しにいくことは億劫であり、転倒等の危険を伴う場合がある。また、介護者が頻度多く介護のために訪れるような高齢者にとっては、介護者の訪問の度に玄関等の施錠又は解錠を頻繁に行う場合もあるため、施錠又は解錠の状態を失念することが多くなり、玄関等の施錠又は解錠の状態の確認のために玄関付近まで確認しにいく頻度が増え、転倒等の危険度が増す可能性がある。
特開2001−241227号公報
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、容易に玄関等を施錠及び解錠をすることができ、且つ施錠及び解錠後もその状態を容易に確認することができる電気錠システム及び電気錠システム用遠隔操作装置の提供を目的とするものである。
上記課題を解決するためになされた本発明の電気錠システムは、遠隔操作装置及び電気錠本体を有する電気錠システムであって、上記遠隔操作装置が、施錠及び解錠の信号を送信する遠隔操作送信部と、上記施錠及び解錠の信号の送信を指示する際に操作される一の操作面を具備する操作部と、上記電気錠本体からの信号を受信する遠隔操作受信部と、上記遠隔操作送信部、遠隔操作受信部及び操作部が配設されている遠隔操作本体部とを備え、上記電気錠本体が、上記遠隔操作装置から送信される上記信号を受信する電気錠本体受信部と、上記信号に応じて施錠又は解錠する施解錠部と、バックアップ電源を有し上記電気錠本体の通電が停止した際に停止信号を上記遠隔操作装置に送信する電気錠本体送信部とを備え、上記操作部が一個のロック式押釦であり、このロック式押釦のロック機構により、上記施錠または解除のどちらか一方の操作後における上記操作部の操作面が上記遠隔操作本体部の表面と面一となるにように維持され、上記施錠または解錠のどちらか他方の操作後における上記操作部の操作面が上記遠隔操作本体部の表面よりも突出した高さに維持されるように、上記遠隔操作本体部の表面からの上記操作面の高さが、上記施錠の操作後と解錠の操作後とにおいて異なる位置に維持されており、上記遠隔操作送信部は施錠又は解錠の情報をメモリに記憶し上記操作部の位置を検知するセンサにより施錠の信号の送信指示かあるいは解錠の信号の送信指示かの判断を行い、上記電気錠本体の通電が停止した際に上記施解錠部が解錠し、上記遠隔操作受信部が上記停止信号を受信した際に上記操作面の高さを解錠の操作後の操作面と同じ高さにすることを特徴とする。
当該電気錠システムにあっては、遠隔操作装置に対して施錠又は解錠の操作をすることにより上記操作に応じて電気錠本体が施錠又は解錠するため、容易に電気錠本体が設置されている家屋の玄関等を施錠又は解錠することができる。また、遠隔操作装置の操作部の操作面の高さが、施錠操作後と解錠操作後とにおいて異なる位置に維持されているため、施錠又は解錠の操作後暫く時間が経過した場合であっても、遠隔操作装置の操作部の操作面の高さを目視することや手で触れることにより施錠又は解錠の状態を容易に確認することができる。詳述すると、遠隔操作装置の操作部の操作面を操作することにより、施錠又は解錠の信号が遠隔操作装置の遠隔操作送信部から電気錠本体の電気錠本体受信部に送信される。そして受信した信号に応じて電気錠本体の施解錠部は施錠又は解錠するため、電気錠本体が設置された家屋の玄関等を容易に施錠又は解錠することができる。また、遠隔操作装置の操作部の操作面は、施錠の操作後と解錠の操作後とにおいて遠隔操作装置の遠隔操作本体部の表面に対して異なる高さで維持される。このため、施錠者又は解錠者が、施錠の操作後の操作面の高さが施錠状態であることと解錠の操作後の操作面の高さが解錠状態であることとを予め記憶しておくことで、遠隔操作装置の操作部の操作面の高さを目視することや手で触ることにより、電気錠本体が設置されている家屋の玄関等の施錠又は解錠の状態を容易に確認することができ、玄関等付近まで見に行く必要がない。
また、上記操作部がロック式押釦であり、このロック式押釦のロック機構により上記操作面の高さが上記施錠の操作後と解錠の操作後とにおいて異なる位置に維持されている。これにより、複雑な構成を採用することなく操作面の高さを維持することができる。また、ロック式押釦のロック機構は機械的に操作面の高さを維持することができるため、電力をあまり必要としない遠隔操作装置とすることができる。
さらに、上記施錠の操作後における上記操作部の操作面が上記遠隔操作本体部の表面と面一となるように維持されており、上記解錠の操作後における上記操作部の操作面が上記遠隔操作本体部の表面よりも突出した高さに維持されている。これによって、操作部の操作面が遠隔操作本体部の表面よりも突出した高さの場合は解錠状態であるということだけを予め認識するだけで、施錠及び解錠の状態を容易に確認することができる。
当該電気錠システムにあっては、上記電気錠本体の通電が停止した際に上記電気錠本体の施解錠部が解錠する。これにより、停電等の緊急時でも電気錠本体が解錠するため人が家屋等に閉じこめられることはない。
さらに、上記電気錠本体が、通電が停止した際に停止信号を上記遠隔操作装置に送信する電気錠本体送信部をさらに備え、上記遠隔操作装置が、上記停止信号を受信する遠隔操作受信部をさらに備え、上記遠隔操作受信部が、上記停止信号を受信した際に上記操作面の高さを解錠の操作後の操作面と同じ高さにする。これにより、通電が停止した際の電気錠本体の解錠状態に合わせて遠隔操作装置の操作面の高さを解錠の操作後の操作面にすることで、停電等が発生した際でも玄関等の施錠及び解錠状態を的確に把握することができる。
また、上記電気錠本体の施解錠部が、電気錠本体の通電を停止させる停止操作部を備えることが好ましい。これにより、電気錠本体の停止操作部を操作することにより電気錠本体の通電を停止することができるため、遠隔操作装置が使用不能の際でも遠隔操作装置を用いることなく電気錠本体を解錠させることができる。
当該電気錠システムにあっては、上記遠隔操作装置が上記操作部を中心として対向する一対の凸部をさらに備え、この凸部が上記操作面の高さより突出していることが好ましい。これにより、遠隔操作装置の操作部側を机等の載置面に対向するように遠隔操作装置を机等に載置させても誤操作により操作部が操作されることを防ぐことができる。
また、本発明の電気錠システム用遠隔操作装置は、施錠及び解錠の信号を送信する電気錠システム用遠隔操作装置であって、上記施錠及び解錠の信号の送信を指示する際に操作される一の操作面を具備する操作部と、上記操作部が配設されている遠隔操作本体部とを有し、上記遠隔操作本体部の表面からの上記操作面の高さが、上記施錠の操作後と解錠の操作後とにおいて異なる位置に維持されていることを特徴とする。
当該電気錠システム用遠隔操作装置にあっては、施錠の操作後と解錠の操作後とにおいて操作部の操作面は遠隔操作装置本体部の表面に対して異なる高さで維持されるため、施錠者又は解錠者が、施錠の操作後の操作面の高さが施錠状態であることと解錠の操作後の操作面の高さが解錠状態であることとを予め記憶しておくことで、操作面の高さを目視することや手で触ることにより施錠又は解錠の状態を確認することができる。
なお、上記説明において「遠隔操作本体部の表面」とは、遠隔操作本体部の外面であって操作部の操作面が表出している側の面を意味する。また、「施錠の操作」とは、遠隔操作装置により施錠の信号の送信を指示する際の操作と意味し、「解錠の操作」とは、遠隔操作装置により解錠の信号の送信を指示する際の操作を意味する。「ロック式押釦のロック機構」とは、ロック式押釦を押下した際に押下状態で維持するための機構であり、カム式等の機械的機構を意味する。また、「面一」とは、目視及び手で触ることにより判断できる程度の面一を意味し、「突出」とは、目視及び手で触ることにより判断できる程度に突出していることを意味する。
以上説明したように、本発明の電気錠システム及び電気錠システム用遠隔操作装置は、容易に玄関等を施錠及び解錠することができ、且つ施錠及び解錠後もその状態を容易に確認することができる。
本発明の第一実施形態の電気錠システムのブロック図である。 図1の電気錠システムの遠隔操作装置の模式的斜視図である。 図1の電気錠システムの遠隔操作装置の模式的側面図であって、(a)は施錠の操作後の模式的側面図であり、(b)は解錠の操作後の模式的側面図である。 本発明の第二実施形態の電気錠システムのブロック図である。 図4の電気錠システムの遠隔操作装置の模式図であって、(a)は模式的正面図であり、(b)は模式的平面図である。
以下、適宜図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
[第一実施形態]
<電気錠システム1>
図1に示す電気錠システム1は、遠隔操作装置2及び電気錠本体3を有し、遠隔操作装置2からの施錠又は解錠の信号により電気錠本体3が配設されている家屋の玄関等の施錠又は解錠を行う。
<遠隔操作装置2>
遠隔操作装置2は、リモートコントロール装置であり、施錠者又は解錠者の操作により電気錠本体3に施錠又は解錠の信号を送信する。遠隔操作装置2は、遠隔操作本体部11並びに遠隔操作本体部11に配設される操作部12、遠隔操作送信部13及び電源部14を有する。
遠隔操作本体部11は、図2に示すように略直方体である。遠隔操作本体部11の大きさとして、特に限定されないが、幅が2cm以上8cm以下が好ましく、高さが1.5cm以上4cm以下が好ましく、奥行きが3cm以上15cm以下が好ましい。遠隔操作本体部11の大きさが上記範囲より小さい場合、操作部12及び遠隔操作送信部13が遠隔操作本体部11に配設できないおそれがある。一方、遠隔操作本体部11の大きさが上記範囲より大きい場合、施錠又は解錠の操作が容易に行えないおそれがある。特に介護を必要とする高齢者にとっては、遠隔操作本体部11の大きさが上記範囲より小さい場合は遠隔操作装置2を紛失するおそれがあり、遠隔操作本体部11の大きさが上記範囲より大きい場合は遠隔操作装置2の取扱いに苦労するおそれがある。
遠隔操作本体部11は、特に限定されないが、合成樹脂、金属等で形成されることができ、加工性の観点からは合成樹脂が好ましい。
操作部12は、施錠及び解錠の信号の送信を指示する際に操作される一の操作面15を具備する。遠隔操作本体部11における配設箇所は特に限定されないが、遠隔操作本体部11の幅方向において略中央部であって、奥行き方向において中央と端部との中間位置であることが好ましい。これにより、施錠者又は解錠者が遠隔操作装置2を手にとって操作する際に容易に操作部12を操作することができる。
操作部12の操作面15の大きさは、特に限定されないが1cm以上9cm以下が好ましい。操作面15の大きさが上記範囲内であれば、施錠者又は解錠者は操作面15の押下等の操作を容易にすることができる。
また、操作部12の操作面15高さは、二段階有し、施錠の操作後と解錠の操作後とにおいて異なる位置に維持される。操作部12の操作面15高さは、特に限定されないが、図3に示すように、施錠の操作後においては遠隔操作本体部11の表面16と面一となる高さに維持され(図3(a)参照)、解錠の操作後においては遠隔操作本体部11の表面16よりも突出している高さに維持されることができる(図3(b)参照)。
遠隔操作本体部11の表面16よりも突出している場合の遠隔操作本体部11の表面16から操作部12の操作面15までの高さとしては、0.5cm以上3cm以下が好ましい。これにより、操作面15の高さを容易に確認することができ、且つ押下等の操作を容易にすることができる。
操作部12は、特に限定されないがロック式押釦を採用することができ、遠隔操作本体部11の表面16からロック式押釦12の操作面15が表出するように配設されることができる。また、ロック式押釦12は操作面15の高さを2段階有し、ロック機構によりロックされている場合とそうでない場合とでロック式操作釦12の操作面15の高さが異なる。例えば、施錠操作する際においてはロック式押釦12の操作面15を押下することによりロック式押釦12は押下された状態でロック機構によりロックされ、ロック機構12の操作面15が遠隔操作本体部11の表面16と面一となるよう維持される。また、解錠操作する際においてはロック式押釦12を押下することにより施錠操作する前の状態に戻り、ロック機構のロックが解除され、ロック式押釦12の操作面15が遠隔操作本体部11の表面16より突出する。つまり、施錠の操作後と解錠の操作後とにおいてロック式押釦12の操作面15の高さが異なる位置に維持される。
ロック式押釦のロック機構は、公知の仕組みを採用することができ、特に限定されないがカム式のロック方法を採用することができる。カム式のロック方法としては、回転カム方式、ラチェットカム方式、ハート状カム方式等が採用可能であり、例えば回転カム方式の場合、両端に切り欠きを有するカムがブランジャの押し込みにより回転し、カムの周囲の掛部に切り欠きが入り込みロックされる。そして、再度ブランジャが押し込まれると掛部から切り欠きがはずれ、カムが回転することによりロックが解除される。
遠隔操作送信部13は、操作部12が操作されることによって施錠又は解錠の信号を生成し、生成した信号を電気錠本体3に送信する。電気錠本体3に送信する信号の伝送方法は、特に限定されないが電波方式、赤外線方式、超音波方式を採用することができる。これらの中でも障害物の影響の少ない電波方式が好ましい。また、遠隔操作送信部13は、遠隔操作本体部11の内部であって、操作部12の近傍に配設される。配設箇所は、特に限定されないが、電気錠本体3に信号が送信されやすい位置であればよく、遠隔操作本体部11の端部側に配設することができる。
遠隔操作送信部13は、操作指示受信用の回路、CPU、検知センサ、メモリ及び送信素子を有する。また、遠隔操作送信部13は、操作指示の受信、施解錠の判断、施解錠信号の生成及び施解錠信号の送信を行う。
遠隔操作送信部13においては、操作部12が操作されることによって上記回路が接続され、操作指示を受信する。そして、操作指示を受信した後、遠隔操作送信部13は、施錠の信号の送信指示かあるいは解錠の信号の送信指示かの判断を行う。判断方法として、特に限定されないが、例えば、施錠又は解錠の情報を記憶するメモリと操作部12の位置を検知するセンサとを用いることにより、施錠の信号の送信指示かあるいは解錠の信号の送信指示かを判断することができる。具体的には、例えば操作部12がロック式押釦である場合において、遠隔操作本体部11の内部に設置されている検知センサがロック式押釦12を検知した際に施錠情報をメモリに記憶する。一方、上記検知センサがロック式押釦12を一定時間検知している状態になった際には解錠情報をメモリに記憶する。そして、上述の操作指示を受信した際は、メモリに記憶された情報を読み込み、施錠又は解錠の判断をCPUにより行う。また、その他の判断方法としては、検知センサを用いずメモリにより直前の施錠又は解錠の操作指示を記憶しておき、その情報を基に施錠又は解錠の判断を行うことも可能である。なお、操作回路、CPU、検知センサ、メモリは、特に限定されず公知のものを採用することができ、上記一定時間は、特に限定されないが3秒以上等と設定することができる。
施解錠信号の生成においては、施解錠の判断で判断された情報を上述の伝送方式にあわせて信号を生成する。生成方法は、特に限定されないが、例えば赤外線方式の場合はPPM変調等、上述の伝送方式にあわせた公知の方法を採用することができる。また、セキュリティの観点から予め定められたセキュリティコードを付与した信号を生成することができる。
施解錠の送信おいては、施解錠信号の生成において生成された信号を送信素子を介して電気錠本体3に送信する。送信素子としては、特に限定されないが赤外線発光素子等、施解錠信号の生成と同様、上述の伝送方式にあわせた公知の送信素子を採用することができる。
電源部14は、遠隔操作装置2に電力を供給する。電源部14には乾電池や充電式電池が配設される。
<電気錠本体3>
電気錠本体3は、電気錠本体受信部21、施解錠部22及び電源部23を備える。電気錠本体3においては、遠隔操作装置2から送信された施錠又は解錠の信号を電気錠本体受信部21により受信し、受信した信号に応じて施解錠部22が施錠又は解錠する。電気錠本体受信部21及び施解錠部22は、ケーブルで接続されており、別々の筐体によって構成される。また、電気錠本体受信部21及び電源部23は、同一の筐体内に構成される。
電気錠本体受信部21は、遠隔操作装置2からの信号を受信するための受信素子、受信した信号を施解錠部22に送信する回路を有する。遠隔操作装置2からの信号を受信した受信素子によって回路に送信され、上記回路により施解錠部22に適した信号に変換(復調)される。そして、復調した信号を施解錠部22に送信する。上記受信素子としては、遠隔操作装置2と電気錠本体3との伝送の方式に応じて選択され、赤外線受光素子等の公知のものを採用することができる。また、上記回路においては、受信素子と同様に遠隔操作装置2と電気錠本体3との伝送の方式に従った方法によって受信した信号を復調する。また、電気錠本体受信部21においては、遠隔操作装置2より送信される信号にセキュリティコードが付与されている場合は、セキュリティコードが認証された場合のみ施解錠部22に復調した信号を送信することができる。
施解錠部22は、電気錠本体受信部21から受信した信号に基づいて施錠又は解錠を行う。施解錠部22は、特に限定されないが公知の施解錠機構を採用することができ、ソレノイド式、モーター式等を採用することができる。施解錠部22の施解錠機構としては、ロック強度の観点からはソレノイド式が好ましい。
また、施解錠部22は、通電中はソレノイドが作動して施錠状態を保持する通電時施錠型のソレノイド電気錠を採用することができる。これにより、停電等で通電が停止した際には電気錠が解錠される。
電源部23としては、特に限定されないがAC電源を採用することができる。電源部23により電源部23と同一筐体内に構成される電気錠本体受信部21に電力が供給される。また、電源部23による施解錠部22への電力の供給はケーブルを介して供給される。
<利点>
電気錠システム1においては、遠隔操作装置2の操作部12が操作されることにより、遠隔操作装置2の遠隔操作送信部13を介して電気錠本体3に施錠又は解錠の信号が送信される。そして、電気錠本体3の電気錠本体受信部21によって上記信号を受信し電気錠本体3の施解錠部22に送信することで、施解錠部22は施錠又は解錠を行う。これにより、電気錠本体3が設置されている家屋の玄関等を容易に施錠又は解錠することができる。また、遠隔操作装置2の操作部12の操作面15の高さは、施錠の操作後と解錠の操作後とにおいて異なる位置で維持されるため、施錠の操作後と解錠の操作後の操作部12の操作面15の高さを記憶しておくことで、操作面15の高さを目視することや手で触ることにより、電気錠本体3が設置されている家屋の玄関等の施錠又は解錠の状態を容易に確認することができる。
また、施錠の操作後の遠隔操作装置2の操作部12の操作面15は遠隔操作本体部11の表面16と面一で、解錠の操作後の操作部12の操作面15は遠隔操作本体部11の表面16より突出している場合は、操作部12の操作面15が遠隔操作本体部11の表面16よりも突出した高さの場合は解錠状態であるということだけを予め認識するだけで、施錠及び解錠の状態を容易に確認することができる。
また、遠隔操作装置2の操作部12がロック式押釦の場合においては、施錠の操作後の遠隔操作装置2の操作部12の操作面15は、ロック式押釦のロック機構により遠隔操作本体部11の表面16と面一に維持されるため、複雑な構成を採用することなく操作面の高さを維持することができる。また、ロック機構が機械的に操作面15の高さを維持するための電力は必要としないため、遠隔操作装置2に使用される電池の頻繁な充電や交換が不要となる。
また、電気錠システム1において、施解錠部22に通電時施錠型のソレノイド電気錠を採用することにより、停電時に電気錠が解錠されるため、地震等の緊急時に停電した場合において家屋に人が閉じ込められるおそれは少ない。
[第二実施形態]
次に第二の実施形態である電気錠システム11について説明する。なお、第二の実施形態の説明において、第一の実施形態と同一構成を有するもの等については同一符号を用いて、その詳細な説明を省略することがある。
<電気錠システム31>
図4に示す電気錠システム31は、遠隔操作装置32及び電気錠本体33を有し、遠隔操作装置32からの施錠又は解錠の信号により電気錠本体33が配設されている家屋の玄関等の施錠又は解錠を行う。
<遠隔操作装置32>
遠隔操作装置32は、リモートコントロール装置であり、施錠者又は解錠者の操作により電気錠本体33に施錠又は解錠の信号を送信する。遠隔操作装置32は、遠隔操作本体部41並びに遠隔操作本体部41に配設される操作部42、遠隔操作送信部13、遠隔操作受信部47、凸部48、表示部49及び電源部14を有する。
遠隔操作本体部41の形状、大きさ、形成材料は、上記第一の実施形態の遠隔操作本体部11と同様のものを採用することができる。
操作部42は、施錠及び解錠の信号の送信を指示する際に操作される一の操作面45を具備する。操作部42は、ロック式押釦であり、ロック解除機構を有する。後述する遠隔操作送受信部47が電気錠本体33から受信する停止信号に応じてこのロック解除機構によりロック式押釦のロックが解除される。
ロック解除機構としては、特に限定されないが公知の方法を採用することができ、例えば電磁石のコイルを採用することによりロック解除することが可能である。ロック式押釦が回転カム方式のロック機構を備える場合において、後述する遠隔操作送受信部43より上記停止信号を受信すると電磁石のコイルに通電させ、これにより生じる磁力によってカムを回転させ、カムの切り欠きがカムの周囲の掛部から外れることによりロック機構を解除することができる。磁力によってカムを回転させる方法としては、カム又はカムの一部に磁石を配設しこの磁石と生じる磁力を利用してカムを回転させる方法やカムの周囲の掛部を磁力によって変位させカムを回転させる方法を採用することができる。
なお、操作部42のその他の構成は、上記第一の実施形態の操作部12と同様のものを採用することができる。従って、施錠操作する際においては、操作部42の操作面45を押下(操作)することにより操作部42は押下された状態でロックされ、操作部42の操作面45は遠隔操作本体部41の表面46と面一となる。また、解錠操作する際においては、操作部42を押下することにより施錠する前の状態に戻り、操作部42の操作面45は遠隔操作本体部41の表面46より突出する。つまり、施錠の操作後と解錠の操作後とにおいて操作部42の操作面45の高さが異なる位置に維持される。
遠隔操作受信部47は、電気錠本体33から信号を受信し、受信した信号の内容に応じて操作部42のロック解除機構及び後述する表示部49に信号を送信する。遠隔操作受信部47は、受信した信号の種別を判断する回路及び受信素子を有する。電気錠本体33から受信する信号は、通電が停止した場合の停止信号、及び施錠又は解錠の完了信号である。
遠隔操作受信部47においては、電気錠本体33から信号を受信素子により受信すると受信した信号の種別を上記回路により判断する。信号が停止信号であれば、操作部42のロック解錠機構に信号を送信する。そして、遠隔操作装置32の操作部42により、例えば上述のロック式押釦42のロック解除機構として電磁石のコイルが採用されていた場合においては、ロック解除機構が信号を受信すると電磁石のコイルに通電させ、ロック式押釦42がロックされた状態であった場合は、電磁石の磁力によってロック機構のカムが変位しロック機構が解除される。これによりロック式押釦42(操作部42)の操作面45の高さが遠隔操作本体部41の表面46より突出した位置になる。また、上記信号が施錠完了及び解錠完了であれば、後述する表示部49に信号を送信し表示部49により施錠完了又は解錠完了の表示が行われる。
凸部48は、図5に示すように操作部42を基点として遠隔操作本体部41に配設され、特に限定されないが操作部42を中心として対向する一対の直方体を採用することができる。また、凸部48の大きさは、特に限定されないが幅は0.5cm以上1.5cm以下が好ましく、奥行きは操作部42の奥行きより1cmから3cm程度長いのが好ましく、高さは操作部42の高さより0.5cmから2cm程度長いのが好ましい。
一対の凸部48においては、一方の凸部48の中心点と操作部42の中心点との距離は、特に限定されないが3cm以下が好ましい。これにより、操作部42が誤操作する可能性が少なくなる。
表示部49は、施錠又は解錠の操作後に施錠又は解錠状態を一定期間表示する。表示部49は遠隔操作受信部47からの信号を振り分ける回路及び発光素子を有する、発光素子としては、特に限定されないがLEDを用いることができる。また、表示部49の発光素子においては、施錠用の表示及び解錠用の表示にそれぞれLEDを用いることができ、例えば赤色と青色とのように発色により施錠用と解錠用とに分けすることができる。また、表示部49の発光素子は、特に限定されないが、操作部42の近傍に配設することができる。
表示部49においては、遠隔操作受信部47が電気錠本体33より施錠完了の信号を受信した場合には、例えば上記回路により施錠完了の信号として振り分けられ施錠用のLEDが表示される。また、遠隔操作受信部47が電気錠本体33より解錠完了の信号を受信した場合には、上記回路により解錠完了の信号として振り分けられ解錠用のLEDが表示される。このLEDの表示は一定時間行われる。LEDの表示時間としては、特に限定されないが5秒以上15秒以下が好ましい。LEDの表示時間が上記時間未満の場合、時間が短すぎて施錠者又は解錠者は施錠又は解錠が完了したか否かの確認ができない場合がある。また、LEDの表示時間が上記時間を超える場合、遠隔操作装置32の電力の消費が多くなるおそれがある。
なお、遠隔操作装置32の遠隔操作送信部13及び電源部14は、上記第一の実施形態の遠隔操作送信部及び電源部とそれぞれ同様である。
<電気錠本体33>
電気錠本体33は、電気錠本体受信部51、電気錠本体送信部54、施解錠部52、及び電源部23を備える。電気錠本体33においては、遠隔操作装置32から送信された施錠又は解錠の信号を電気錠本体受信部51により受信し、受信した信号に応じて施解錠部52により玄関等を施錠又は解錠する。また、電気錠本体33においては、電気錠本体送信部54が停止信号、及び施錠又は解錠の完了信号を遠隔操作装置32に送信する。また、電気錠本体受信部51、電気錠本体送信部54及び電源部23は同一の筐体により構成され、別の筐体によって構成されている施解錠部52とケーブルによって接続している。
電気錠本体受信部51は、上記第一の実施形態の電気錠本体受信部21と同様のものを採用することができる。
電気錠本体送信部54は、遠隔操作装置32に信号を送信するための送信素子、信号を生成する回路及びバックアップ電源を有する。電気錠本体送信部54は、停止信号、及び施錠又は解錠の完了信号を送信する。上記停止信号は、施解錠本体33の通電が停止した際に上記回路により生成され、送信素子を介して遠隔操作装置32に送信される。施解錠本体33の通電が停止した際は、上記バックアップ電源の電力を利用して回路により停止信号が生成され信号が送信される。バックアップ電源としては、特に限定されず公知のものを採用することができ小型電池等を採用することができる。
また、施錠又は解錠の完了信号においては、後述する施解錠部52が施錠又は解錠した後に施解錠部52より上記信号を受信し、上記回路を介して遠隔操作装置32に施錠又は解錠の完了信号を送信する。これにより、遠隔操作装置32の表示部49には施錠又は解錠の完了情報が表示される。
上記送信素子としては、遠隔操作装置32と電気錠本体33との伝送の方式に応じて選択され、赤外線発光素子等の公知のものを採用することができる。また、上記回路においては、上記送信素子と同様に遠隔操作装置32と電気錠本体33との伝送の方式に従った方法によって信号を変調し信号を生成する。また、電気錠本体送信部54においては、セキュリティの観点から予め定められたセキュリティコードを付与した信号を付加して遠隔操作装置32に送信する信号を生成することができる。
施解錠部52は、通電中はソレノイドが作動して施錠状態を保持する通電時施錠型のソレノイド電気錠である。また、施解錠部52は停止操作部を備える。停止操作部は、電気錠本体33の通電を停止させるためのものであり、特に限定されないが押釦スイッチ、ロッカースイッチ、スライドスイッチ等を採用することができる。また、停止操作部の配設箇所としては、特に限定されないが施解錠部52の側面や底面を採用することができる。上記停止操作部が操作されることにより、電気錠本体33の電流回路が開閉され、施解錠部52の通電のオンオフが切り替えられる。これにより、施解錠部52の停止操作部を操作することにより施解錠部52の通電を停止することができ、電気錠を解錠させることができる。
また、施解錠部52は、施錠又は解錠後において施錠又は解錠の完了信号を生成し電気錠本体送信部54に生成した信号を送信する。上記完了信号の生成及び送信は専用の回路を用いて実現することができる。
施解錠部52のその他の構成は、上記第一の実施形態の施解錠部22と同様のものを採用することができる。
<利点>
電気錠システム31においては、停電等において電気錠本体33の通電が停止した際に電気錠本体33の電気錠本体送信部54より停止信号が遠隔操作装置32に送信される。そして、遠隔操作装置32の遠隔操作受信部47によって停止信号を受信することにより、操作部42のロック解錠機構によってロックが解除される。これにより、遠隔操作装置32において操作部42の操作面45の高さは上記ロック解除によって解錠状態の高さに戻され、電気錠本体33においても施解錠部52は通電時施錠型の電気錠のため電気錠が解錠される。このため、停電時において電気錠本体33が解錠しても、電気錠本体33の施錠又は解錠の状態と遠隔操作装置32の施錠又は状態とが一致した状態になる。従って、停電等が発生しても電気錠本体3が設置された家屋の玄関等の施錠又は解錠の状態を的確に把握することができる。
また、遠隔操作装置32が操作部42を中心として対向する一対の凸部48を備えるため、遠隔操作装置32を机等の載置面と操作部42の操作面45とを対向させるように載置した場合であっても、凸部48が操作部42の操作面45より高く形成されているため、誤って操作部42が押下されることはなく、誤操作による施錠又は解錠を防ぐことができる。
さらに、遠隔操作装置32は表示部49を有しているため、施錠又は解錠の操作後に表示部49を確認することにより、電気錠本体33の施錠又は解錠の操作完了状態を確認することができる。
また、電気錠システム31においては、電気錠本体33の施解錠部52は停止操作部を備えるため、遠隔操作装置32の使用が不能の場合でも、上記停止操作部を操作することにより施解錠部52の通電が停止されるため、電気錠本体33を解錠することができる。
[その他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内において適宜設計変更可能である。
上記実施形態において、操作部はロック式押釦を採用することが可能である旨を説明したが、ロック式押釦に限定されず、アンロック式押釦、ロッカースイッチ、スライドスイッチ等を採用することができる。なお、アンロック式押釦、ロッカースイッチ、スライドスイッチ等を採用する場合は、操作により操作面の高さを異ならせる機構、例えばリフト機構により操作面を移動させる機構等を採用することができる。また、操作部の操作面の平面視の形状としては、特に限定されず、正方形、長方形、円、楕円等の形状を採用することができる。
また、遠隔操作装置においては、遠隔操作本体部は略直方体の形状である旨を説明したが、略直方体の形状に限定されず略円柱状等であってもよい。さらに、遠隔操作本体部の電源部は、家屋等から電源が供給されるAC電源であってもよい。これにより、電池の充電や交換等を行う手間を省くことができる。また、第二の実施形態での遠隔操作装置の表示部においては、一定期間だけ表示させる旨を説明したが常に表示させてもよい。これにより、遠隔操作本体部の電源部がAC電源を採用した場合においては電池の交換の手間等を考慮せず、遠隔操作装置32の表示部49でも常に施錠又は解錠の状態を確認することができる。
また、電気錠本体においては、電気錠本体受信部及び施解錠部は別々の筐体によって構成される旨を説明したが、電気錠本体受信部及び施解錠部は同一の筐体で構成されてもよい。また、電気錠本体はバックアップ電源として予備電源を備えてもよい。さらに、電気錠本体受信部は、受信素子、CPU及びメモリを有する構成でもよい。
また、電気錠本体は施錠又は解錠の状態を表示させるLED等からなる表示部を備えてもよい。これにより、電気錠本体を確認することによっても施錠又は解錠の状態を確認することができる。
また、上記実施形態において、遠隔操作装置の操作部の操作面が、施錠の操作後においては遠隔操作本体部の表面と面一となる高さに維持され、解錠の操作後においては遠隔操作本体部の表面よりも突出している高さに維持される旨を説明したが、解錠の操作後における操作部の操作面と遠隔操作装置の遠隔操作本体部の表面とが面一となるように維持され、上記施錠の操作後における操作部の操作面が遠隔操作装置の遠隔操作本体部の表面よりも凹んだ位置に維持されてもよい。これにより、操作部の操作面が遠隔操作本体部の表面よりも凹んだ位置の場合は施錠状態であるということだけを予め認識するだけで、玄関等の施錠及び解錠の状態を容易に確認することができる。また、操作部の表面が本体部の表面よりも凹んだ位置に維持されているため、遠隔操作装置を机等に載置する際に操作部側を机等の載置面に対向させても誤操作により操作部が操作されることを防ぐことができる。
また、遠隔操作装置の操作部の操作面が、施錠の操作後においては遠隔操作本体部の表面と面一となる高さに維持され、解錠の操作後においては遠隔操作本体部の表面よりも凹んだ位置に維持されてもよく、解錠の操作後においては遠隔操作本体部の表面と面一となる高さに維持され、施錠の操作後においては遠隔操作本体部の表面よりも突出している高さに維持されてもよい。
以上のように、本発明の電気錠システム及び電気錠システム用遠隔操作装置は、施錠又は解錠を容易にすることができ、且つ施錠又は解錠の状態も容易に確認することができるため、介護を必要とする高齢者等の家屋の玄関等の施錠及び解錠装置として好適に用いられる。
1 電気錠システム
2 遠隔操作装置
3 電気錠本体
11 遠隔操作本体部
12 操作部、ロック式押釦
13 遠隔操作送信部
14 電源部
15 操作面
16 表面
21 電気錠本体受信部
22 施解錠部
23 電源部
31 電気錠システム
32 遠隔操作装置
33 電気錠本体
41 遠隔操作本体部
42 操作部
45 操作面
46 表面
47 遠隔操作受信部
48 凸部
49 表示部
51 電気錠本体受信部
52 施解錠部
54 電気錠本体送信部

Claims (3)

  1. 遠隔操作装置及び電気錠本体を有する電気錠システムであって、
    上記遠隔操作装置が、
    施錠及び解錠の信号を送信する遠隔操作送信部と、
    上記施錠及び解錠の信号の送信を指示する際に操作される一の操作面を具備する操作部と、
    上記電気錠本体からの信号を受信する遠隔操作受信部と、
    上記遠隔操作送信部、遠隔操作受信部及び操作部が配設されている遠隔操作本体部とを備え、
    上記電気錠本体が、
    上記遠隔操作装置から送信される上記信号を受信する電気錠本体受信部と、
    上記信号に応じて施錠又は解錠する施解錠部と、
    バックアップ電源を有し上記電気錠本体の通電が停止した際に停止信号を上記遠隔操作装置に送信する電気錠本体送信部とを備え、
    上記操作部が一個のロック式押釦であり、
    このロック式押釦のロック機構により、
    上記施錠または解除のどちらか一方の操作後における上記操作部の操作面が上記遠隔操作本体部の表面と面一となるにように維持され、上記施錠または解錠のどちらか他方の操作後における上記操作部の操作面が上記遠隔操作本体部の表面よりも突出した高さに維持されるように、
    上記遠隔操作本体部の表面からの上記操作面の高さが、上記施錠の操作後と解錠の操作後とにおいて異なる位置に維持されており、
    上記遠隔操作送信部は施錠又は解錠の情報をメモリに記憶し上記操作部の位置を検知するセンサにより施錠の信号の送信指示かあるいは解錠の信号の送信指示かの判断を行い、
    上記電気錠本体の通電が停止した際に上記施解錠部が解錠し、
    上記遠隔操作受信部が上記停止信号を受信した際に上記操作面の高さを解錠の操作後の操作面と同じ高さにすることを特徴とする電気錠システム。
  2. 上記電気錠本体の施解錠部が、電気錠本体の通電を停止させる停止操作部を備える請求項1に記載の電気錠システム。
  3. 上記遠隔操作装置が上記操作部を中心として対向する一対の凸部をさらに備え、この凸部が上記操作面の高さよりも突出している請求項1又は請求項2に記載の電気錠システム。
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