JP5807930B2 - 照明設備の照度制御システム - Google Patents
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Description
両端部に外部と連通する開口を有する構造物内に設置された、複数種類の電源装置から電力供給が受けられる複数照明装置からなる照明設備の照度制御システムであり、
前記複数の照明装置は、前記構造物内の長手方向に向かって間隔をおいて設置され、
前記複数種類の電源装置は、太陽光発電装置を含んで構成され、出力された直流電力は、電力合成装置で合成され、合成された直流電力は、複数のループ配線に出力され、前記複数のループ配線には各々照明装置が接続されて電力供給され、
前記構造物内に設置された複数照明装置は、少なくとも、構造物の開口に一番近い照明装置が電力変換装置、電力計、電圧計を介してループ配線Aに、構造物の中央の照明装置が電力変換装置、電力計、電圧計を介してループ配線Cに、構造物の開口に一番近い照明装置と構造物の中央の照明装置との中間での照明装置が電力変換装置、電力計、電圧計を介してループ配線Bに接続されると共に、前記各電力変換装置による電圧制御により前記各照明装置の照度制御が可能とされ、
リアルタイムでの外部の照度を、前記太陽光発電装置のリアルタイムでの発電電力により計測し、該計測値に基づき、外部の照度に対応した前記各ループ配線A、ループ配線B、ループ配線Cに接続された照明装置の照度を制御してなり、
前記照明装置の故障箇所推定は、前記各ループ配線の抵抗値と、該ループ配線に接続された照明装置の数、該照明装置の取り付け位置から任意の位置での照明装置の電力消費量が計算可能とされて、前記任意の位置の照明装置が外されたときの電力消費量も計算可能とされ、いずれかの照明装置が故障したとき、前記電力消費量の計算値と前記ループ配線に接続された電流計、電圧計の測定値とを比較することで行える、
ことを特徴とし、
または、
前記複数照明装置につき、放電ノイズを発しないLEDを使用し、前記構造物内で受信する放送機器の受信状態に影響を及ぼさない照度制御システムとした、
ことを特徴とし、
または、
前記複数種類の電源装置は、太陽光発電装置のほか、風力発電装置、商用電源装置、バッテリー、非常用発電機の全てあるいはいずれかが含まれる、
ことを特徴とし、
または、
前記複数種類の電源装置の内、いずれかの電源装置が失われても他の電源装置で電力供給できる、
ことを特徴とし、
または、
前記ループ配線に設置した電流計・電圧計の検出値により、構築物内で発生したトラブル並びに照明装置の故障が検出できる、
ことを特徴とし、
または、
前記照明装置内または前記照明装置に隣設して煙検出器を設置し、該煙検出器により煙の発生を検出できる、
ことを特徴とするものである。
図1に、本発明の構成例の全体図を示す。
ここで、ループA、ループBおよびループCの電圧を調整することで、入り口からの距離に対応して、トンネル内の照明装置9・・・の明るさを変化させることができる。
V=VD+VR
また、LED11に流れる電流Iは、抵抗器12に流れる電流と同じであり、
I=(VR)/R
となる。したがって、LED11に流れる電流を、照明装置9にかかる電圧Vで表すと、次のようになる。
I=(V-VD)/R …式1
VDおよびRは一定であるので、LED11に流れる電流は、照明装置9にかかる電圧Vにより決まることになる。また、LED11の明るさは、電流Iに比例する。
実際にトンネル8の明るさを制御する例を示す。
トンネル8内の照明装置9・・・は、入り口に近いほど明るく、中央部分が暗くなるように設定されている。また、日中はトンネル8内も明るく、夜間はトンネル8内も暗くなるよう設定される。
このように、トンネル8内の照明装置9・・・による照明制御は、外の明るさと、位置(入り口からの距離)により決定され、位置による明るさは、図3に示す様にいずれかのループ配線10との接続などにより設定することができる。
または、照度計を制御装置13に接続し、これに基づいてトンネル8内の照明照度を決めることも可能である。
水銀灯やナトリウムランプは、放電管であるため、放電する際にノイズを発生させてしまうが、LED11を使用すると、放電によるノイズは発生しない。そのため、照明装置9について、図4のような回路でLED11を直流で使用した場合、ノイズの発生を最小限に抑えることが可能となる。
照明装置9の故障は事故の原因になりうるので、ただちに修理・交換などの対処が行われることが望ましい。そのためには、照明装置9の故障を検出する必要がある。本発明においては、照明装置9の故障の検出が可能である。
図5に、電力変換装置2からループ配線10、照明装置9の配線を示す。このうち、電流計・電圧計7からループ配線10、照明装置9の部分を抜粋したものが図6である。
ここで、ループ配線10の抵抗値をRL(Ω)とし、配線の長さを、電流計・電圧計7から照明装置9までについてそれぞれL1(m)、L2(m)とする。
(L1×L2×RL)/((L1+L2)×(L1+L2))
と表現される。電源+側と―側があるので、全体ではこの2倍の
2×(L1×L2×RL)/((L1+L2)×(L1+L2))
という値の抵抗値となる。これをRXとする。
I=(V-VD)/R
において、RにこのRXを加えた値を代入すると、
I=(V-VD)/(R+RX)
となり、電流計・電圧計7から見た消費電力(両端の合計)は、
V×(V-VD)/(R+RX)
となる。
通常、ループ配線10の両端の電流計・電圧計7には、それぞれに照明装置9・・・への電流が流れている。しかし、何らかの原因により、片側の電流値が0になった場合は、そのループ配線10に接続されている照明装置9までの間で断線が発生したと考えられる。電流値が減少して、なおかつ減少した電流値が0ではなかった場合は、照明装置9と照明装置9の間で断線したと判断できる。
次に、例えば、照明装置9内にまたは該照明装置9に隣接して受光素子14を配置することで、煙検出が可能となる。なお、煙検出器として受光素子14を挙げたが、煙を検出できる感知器であれば受光素子14に限定されるものではない。
また、受光素子14を複数配置することで、煙の発生位置を絞り込むこともできる。
2 電力変換装置
3 AC/DC変換装置
4 電力合成装置
5 出力部(電力変換回路、ループ配線、照明装置)
6 逆流防止ダイオード
7 電流計・電圧計
8 トンネル
9 照明装置
10 ループ配線
11 LED
12 抵抗器
13 制御装置
14 受光素子
15 煙
Claims (6)
- 両端部に外部と連通する開口を有する構造物内に設置された、複数種類の電源装置から電力供給が受けられる複数照明装置からなる照明設備の照度制御システムであり、
前記複数の照明装置は、前記構造物内の長手方向に向かって間隔をおいて設置され、
前記複数種類の電源装置は、太陽光発電装置を含んで構成され、出力された直流電力は、電力合成装置で合成され、合成された直流電力は、複数のループ配線に出力され、前記複数のループ配線には各々照明装置が接続されて電力供給され、
前記構造物内に設置された複数照明装置は、少なくとも、構造物の開口に一番近い照明装置が電力変換装置、電力計、電圧計を介してループ配線Aに、構造物の中央の照明装置が電力変換装置、電力計、電圧計を介してループ配線Cに、構造物の開口に一番近い照明装置と構造物の中央の照明装置との中間での照明装置が電力変換装置、電力計、電圧計を介してループ配線Bに接続されると共に、前記各電力変換装置による電圧制御により前記各照明装置の照度制御が可能とされ、
リアルタイムでの外部の照度を、前記太陽光発電装置のリアルタイムでの発電電力により計測し、該計測値に基づき、外部の照度に対応した前記各ループ配線A、ループ配線B、ループ配線Cに接続された照明装置の照度を制御してなり、
前記照明装置の故障箇所推定は、前記各ループ配線の抵抗値と、該ループ配線に接続された照明装置の数、該照明装置の取り付け位置から任意の位置での照明装置の電力消費量が計算可能とされて、前記任意の位置の照明装置が外されたときの電力消費量も計算可能とされ、いずれかの照明装置が故障したとき、前記電力消費量の計算値と前記ループ配線に接続された電流計、電圧計の測定値とを比較することで行える、
ことを特徴とする照明設備の照度制御システム。
- 前記複数照明装置につき、放電ノイズを発しないLEDを使用し、前記構造物内で受信する放送機器の受信状態に影響を及ぼさない照度制御システムとした、
ことを特徴とする請求項1記載の照明設備の照度制御システム。
- 前記複数種類の電源装置は、太陽光発電装置のほか、風力発電装置、商用電源装置、バッテリー、非常用発電機の全てあるいはいずれかが含まれる、
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の照明設備の照度制御システム。
- 前記複数種類の電源装置の内、いずれかの電源装置が失われても他の電源装置で電力供給できる、
ことを特徴とする請求項3記載の照明設備の照度制御システム。
- 前記ループ配線に設置した電流計・電圧計の検出値により、構築物内で発生したトラブル並びに照明装置の故障が検出できる、
ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の照明設備の照度制御システム。
- 前記照明装置内または前記照明装置に隣設して煙検出器を設置し、該煙検出器により煙の発生を検出できる、
ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5記載の照明設備の照度制御システム。
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