JP5806970B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関し、特に、画像形成装置において動作するアプリケーションのログ情報を管理する技術に関する。
従来から、アプリケーションにより実行した動作についてのログ情報を、内蔵する記憶媒体に記録する画像形成装置が知られている。例えば、下記特許文献1には、ログ情報を記録する画像形成装置であって、エラー発生時等にログ情報を保存する際に、当該ログ情報の保存先が画像形成装置内部の記憶装置に指定されている場合は、暗号化処理を行わずにログ情報を当該内部の記憶装置に保存し、当該ログ情報の保存先が画像形成装置外の外部記憶媒体に指定されている場合は、暗号化処理を行った上で当該外部記憶媒体に出力する技術が示されている。この画像形成装置は、上記暗号化によりログ情報を画像形成装置の外部に出力する場合における技術的な安全性を確保するものである。
特開2011−104796号公報
今日の画像形成装置では、各種のアプリケーションをインストール可能な環境が整備され、画像形成装置の基本動作を制御するファームウェア等に加えて、他者が開発したアプリケーションも動作可能となっている。この画像形成装置において、当該各アプリケーションの動作のログ情報と、ファームウェア等に基づいた画像形成装置の基本動作のログ情報とを管理する場合、全てのログ情報が内部記憶領域に一括して記憶される。このように一元的に管理されるログ情報群からは、上記アプリケーションのうち、特定のアプリケーションのみのログ情報を取り出すことができず、特定のアプリケーションのみのログ情報を確認したい場合であっても、全てのログ情報を取り出さなければならない。このように全てのログ情報が取り出されると、上記各アプリケーションの開発者、及び画像形成装置の製造者は、互いに、他者のアプリケーションのログ情報を知得することになり、各ログ情報についてセキュリティーが確保できない。特許文献1に示される技術は、ログ情報の外部出力時のセキュリティーを暗号化で確保するに過ぎないため、各アプリケーションの開発者又は所有者別にログ情報のセキュリティーを確保することまでは対応できない。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、画像形成装置において、複数種のアプリケーションのログ情報が一元管理される場合に、特定のアプリケーションのログ情報のみを取得可能としつつ、アプリケーション毎にログ情報のセキュリティーを確保することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、当該画像形成装置にインストールされている各アプリケーションの動作についてログ情報を取得するログ情報取得部と、
前記ログ情報取得部によって取得された前記ログ情報に、当該ログ情報がいずれのアプリケーションのものかを示す識別情報を付加する識別情報付加部と、
前記識別情報付加部により前記識別情報が付されたログ情報を、当該識別情報が示すアプリケーションに含まれる公開鍵を用いて暗号化した上で保存するログ情報保存部とを備え、
当該画像形成装置に外部接続された記憶媒体に記憶されたログ情報取得プログラムの機能が実行されることにより、
前記各アプリケーションのいずれかのアプリケーションに付された識別情報と同一の識別情報を保有する識別情報保有部と、
前記識別情報保有部に保有されている識別情報の付されたログ情報を、前記ログ情報保存部から抽出するログ情報抽出部と、
前記ログ情報抽出部によって抽出されたログ情報を、前記ログ情報取得プログラムに含まれる秘密鍵を用いて復号化した上で、前記記憶媒体に出力するログ情報出力部と
更に備える画像形成装置である。
の発明では、ログ情報付加部により、各アプリケーションの動作についてのログ情報に、当該ログ情報がいずれのアプリケーションの動作のものかを示す識別情報が付加された上で、当該ログ情報がログ情報保存部に保存される。そして、ログ情報抽出部が、当該ログ情報保存部から、識別情報保有部に保有されている識別情報の付されたログ情報を抽出し、ログ情報出力部が当該抽出されたログ情報を、画像形成装置に外部接続された記憶領域に格納する。
これら請求項1に記載の発明によれば、画像形成装置において、各アプリケーションの動作についてのログ情報が一元管理される場合であっても、上記識別情報を用いたログ情報の抽出により、特定のアプリケーションのみのログ情報が取得される。このため、画像形成装置の記憶部又はログ情報保存部から、一元管理されている全てのログ情報を取り出さなくても、特定のアプリケーションのログ情報のみを確認でき、各アプリケーションのログ情報を、他のアプリケーションの所有者等に知られないように管理することが可能になる。これにより、画像形成装置において、複数種のアプリケーションのログ情報が一元管理される場合に、特定のアプリケーションのログ情報のみを取得可能としつつ、アプリケーション毎にログ情報のセキュリティーを確保することが可能になる
本発明によれば、画像形成装置において、複数種のアプリケーションのログ情報が一元管理される場合であっても、特定のアプリケーションのログ情報を取得可能としつつ、アプリケーション毎にログ情報のセキュリティーを確保することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置におけるログ情報管理を概念的に示す図である。 画像形成装置の内部構成の概略を示すブロック図である。 画像形成装置におけるログ情報管理の処理を示すフローチャートである。 画像形成装置におけるログ情報出力処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置、ログ情報取得プログラム、及びログ情報保存プログラムについて図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置におけるログ情報管理を概念的に示す図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能等を備えた複合機である。画像形成装置1は、後述するように、CPU等からなる制御ユニットと、HDD(Hard disk drive)とを備えている。このHDDには、各種のアプリケーションを記憶させることが可能である。画像形成装置1の制御ユニットは、HDDに記憶されているアプリケーションに従って動作することで、アプリケーションの示す機能を実行する各部として機能する。
上記アプリケーションは、画像形成装置1の制御ユニットで採用されているOS(Operation system )での機能実行が可能となる予め定められたプログラミングにより、画像形成装置1の製造者の他、画像形成装置1の販社、ソフト開発メーカーの開発者によって開発・作成される。以下、これらの者を開発者というものとする。
例えば、図1(A)に示すように、上記予め定められたプログラミングに基づいたアプリケーション(以下、対応アプリケーションという)を作成するためのプログラムであるアプリケーションソフト作成ツール10が用意されている。アプリケーションソフト作成ツール10は、コンピューター11にインストールされて用いられる。このコンピューター11を用いて、上記開発者が、当該アプリケーションソフト作成ツール10の機能により、所望の動作を実行させるためのプログラミングを行うと、上記プログラミングに従った対応アプリケーション50が作成される。
アプリケーションソフト作成ツール10は、対応アプリケーション50の作成時に、当該対応アプリケーション50を他の対応アプリケーション50と識別するために、例えば、数字、アルファベット、又は記号等からなる識別情報i(図1(A)には数字のみの識別情報を例示)を当該対応アプリケーション50に付加する。この識別情報は、それぞれの対応アプリケーション50に異なる識別情報が付加される。すなわち、各対応アプリケーション50は固有の識別情報を有する。
アプリケーションソフト作成ツール10は、対応アプリケーション50を作成したとき、ログ情報取得プログラム20を更に作成する。ログ情報取得プログラム20は、作成された対応アプリケーションを画像形成装置1で動作させた場合におけるログ情報を取得するプログラムである。すなわち、操作者が当該アプリケーションソフト作成ツール10により対応アプリケーションを作成すると、アプリケーションソフト作成ツール10により、作成した当該対応アプリケーションに対応するログ情報取得プログラム20も作成される。
このとき、アプリケーションソフト作成ツール10は、作成された対応アプリケーション50に付加した識別情報と同一の識別情報iを組み込んで、ログ情報取得プログラム20を作成する。ログ情報取得プログラム20は、画像形成装置1に記憶されているログ情報群の中から、当該ログ情報取得プログラム20が保有する識別情報と同一の識別情報が付加されているログ情報を取得する機能を有する。
なお、ログ情報管理に暗号化処理を用いる場合には、上記対応アプリケーション50及びログ情報取得プログラム20の作成時には、アプリケーションソフト作成ツール10は、ログ情報の暗号化処理に用いる公開鍵を付加した上で、対応アプリケーション50を作成する。なお、アプリケーションソフト作成ツール10は、作成する対応アプリケーション毎に、異なる公開鍵を付加する。
アプリケーションソフト作成ツール10は、このように対応アプリケーション50に公開鍵を付加して作成する場合、この対応アプリケーション50に対応するログ情報取得プログラム20を、当該公開鍵を用いて暗号化されたログ情報を解読するための秘密鍵を付加した上で作成する。
上記のようにして作成された対応アプリケーション50が画像形成装置1にインストールされると、画像形成装置1の制御ユニットは、当該対応アプリケーション50に従って動作する。これにより、当該制御ユニットは、当該対応アプリケーション50の示す機能を実行する。一方、画像形成装置1には、ログ情報管理プログラム30が記憶されており、上記制御ユニットは、ログ情報管理プログラム30に従って動作することで、ログ情報管理部として機能し、画像形成装置1にインストールされている各対応アプリケーション50が動作したときに、図1(B)に示すように、各動作についてログ情報を作成し、当該動作を行った対応アプリケーション50が有する上記識別情報を付した上で、当該ログ情報を画像形成装置1に内蔵される例えばHDD(後述)に保存する。
画像形成装置1においては、当該画像形成装置1の基本動作を制御するファームウェアに加えて、対応アプリケーション50も動作するが、図1(B)に示すように、保存される各ログ情報には、いずれの対応アプリケーション50によるものか、画像形成装置1のファームウェアによるものかに応じて、ログ情報管理プログラム30により、それぞれに固有の識別情報iが付加されて保存される。付加される当該識別情報は、対応アプリケーション及びファームウェアに付加されている識別情報と同一の識別情報である。
一方、ログ情報取得プログラム20は、図1(C)に示すように、USBメモリー2に記憶されている。画像形成装置1の制御ユニットは、後述するUSBインターフェイスにUSBメモリー2が接続されたことを検出すると、例えば、当該制御ユニットのBIOS設定によりUSBメモリー2からのBOOTでログ情報取得プログラム20を起動する。USBメモリー2に記憶されているログ情報取得プログラム20は、画像形成装置1の制御部からのBOOTを受けて、例えばAUTORUNにより機能実行を開始する。これにより、画像形成装置1の制御ユニットは、ログ情報取得部として機能し、ログ情報取得プログラム20に従って、当該ログ情報取得プログラム20が有している識別情報と同一の識別情報を有するログ情報を、上記HDDから抽出して、USBメモリー2に出力し、USBメモリー2内の記憶領域に記憶させる。
次に、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の構成を説明する。図2は画像形成装置1の内部構成の概略を示すブロック図である。
画像形成装置1は、制御ユニット100と、画像読取部110と、画像メモリー120と、画像形成部130とを有する。
画像読取部110は、原稿画像を読み取るスキャナー等からなる。
画像メモリー120は、画像読取部110によって読み取られた原稿のデータ等を一時的に記憶したり、画像形成部130の印刷対象となるデータを一時的に保存する領域となる。
画像形成部130は、電子写真方式による帯電装置、露光装置、現像装置、転写装置、及び定着装置等を備える。画像形成部130は、ネットワーク接続されたコンピューターから受信した印刷対象データや、画像読取部110により得られた原稿読取データ等を画像形成する。
また、画像形成装置1は、ファクシミリ通信に必要な諸機能を実行し、公衆回線を通じて外部のファクシミリ装置から画像データを受信するファクシミリ通信部140と、画像形成又は送信スタートキー、テンキー及び短縮番号キー等からなり、ユーザーから各種操作指示(例えば、後述する識別番号の入力や、下記HDD170に一時的に保存されている印刷データの印刷を実行する印刷実行指示等)の入力を受け付ける操作部47と、ユーザーへの操作案内等を表示するLCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部150とを備える。なお、この表示部150がタッチパネル機能を備えることにより、ユーザーからの各種操作指示を受け付けるようにしてもよい。
さらに、画像形成装置1は、画像読取部110によって読み取られた原稿画像データ等を記憶するHDD(ハードディスク)170を有している。本実施形態では、HDD170は、上述したアプリケーションソフト作成ツール10で作成した対応アプリケーションと、後述するログ情報管理プログラムが記憶される。なお、ログ情報管理プログラムは図略のROMに記憶されていてもよい。本実施形態では、HDD170に記憶される例を示す。
制御ユニット100は、CPU等からなる。制御ユニット100は、制御部101と、ログ情報保存部300とを備えている。なお、HDD170には、本発明の一実施形態であるログ情報管理プログラム30が記憶されており、制御ユニット100は、コンピューターとして、ログ情報管理プログラム30に従って動作することにより、ログ情報保存部300としてのログ情報取得部102、識別情報付加部103、及びログ情報保存部104として機能する。但し、制御ユニット100のこれらログ情報管理プログラム30に従って動作することにより、ログ情報保存部300としてのログ情報取得部102、識別情報付加部103、及びログ情報保存部104は、ログ情報管理プログラム30に基づく動作にはよらずに、それぞれハード回路により構成することも可能である。
制御部101は、画像形成装置1が備える各部の動作制御を司る。
ログ情報取得部102は、画像形成装置1で実行される各対応アプリケーション50の動作についてログ情報を取得する。例えば、ログ情報取得部102は、制御ユニット100が対応アプリケーション50に従って動作を行った場合に、当該動作について、動作種別情報、実行日時等からなるログ情報を作成する。
識別情報付加部103は、ログ情報取得部102によって取得されたログ情報に、当該ログ情報がいずれのアプリケーションの動作についてのものであるかを示す識別情報を付加する。上述したように、画像形成装置1においては、当該画像形成装置1の基本動作を制御するファームウェアに加えて、対応アプリケーションも動作するが、識別情報付加部103は、対応アプリケーション又はファームウェアからこれらに付加されている識別情報を取得して、保存される各ログ情報には、動作を行った対応アプリケーション又はファームウェアに付加されている識別情報と同一の識別情報を付加する。
ログ情報保存部104は、識別情報付加部103により識別情報が付加されたログ情報を保存する。本実施形態では、ログ情報管理プログラム30に従って、制御ユニット100は、ログ情報保存部104として、HDD170の一部領域に、当該識別情報が付加されたログ情報を記憶させる。
また、制御ユニット100は、画像形成装置1に、ログ情報取得プログラム20が記憶されているUSBメモリー2が接続された場合には、ログ情報取得部200を備える。操作者は、画像形成装置1に接続される外部記憶媒体としてのUSBメモリー2に、本発明の一実施形態に係るログ情報取得プログラム20を記憶させておき、当該USBメモリー2を画像形成装置1のUSBインターフェイス160に接続すると、画像形成装置1の制御ユニット100がUSBメモリー2の接続を検出し、制御ユニット100は、そのBIOS設定によりUSBメモリー2からのBOOTでログ情報取得プログラム20を起動する。USBメモリー2に記憶されているログ情報取得プログラム20は、画像形成装置1の制御部からのBOOTを受けて、例えばAUTORUNにより機能実行を開始する。これにより、制御ユニット100は、ログ情報取得部200としての識別情報保有部105、ログ情報抽出部106、及びログ情報出力部107として機能する。
すなわち、画像形成装置1は、上記ログ情報取得プログラム20が記憶されているUSBメモリー2を、画像形成装置1のUSBインターフェイス160に接続することにより、ログ情報取得部200及びログ情報保存部300を有するものとなる。
識別情報保有部105は、画像形成装置1で実行可能とされている対応アプリケーション50のうち、予め定められた1つの対応アプリケーション50に付加された識別情報と同一の識別情報を保有する。
ログ情報抽出部106は、識別情報保有部105に保有されている識別情報の付されたログ情報を、画像形成装置1のログ情報保存部104としてのHDD170から抽出する。
ログ情報出力部107は、ログ情報抽出部106によって抽出されたログ情報を、画像形成装置1に外部接続されたUSBメモリー2(記憶媒体の一例)に出力する。
すなわち、操作者は、アプリケーションソフト作成ツール10により作成した対応アプリケーション50の動作についてログ情報を画像形成装置1から取得する場合、当該対応アプリケーション50に付加されている識別情報と同一の識別情報を保有するログ情報取得プログラム20が記憶されているUSBメモリー2を、画像形成装置1のUSBインターフェイス160に接続する。これにより、識別情報保有部105、ログ情報抽出部106、及びログ情報出力部107によって、当該識別情報が付加されているログ情報がUSBメモリー2側に取得される。
次に、画像形成装置1におけるログ情報管理を説明する。図3は画像形成装置1におけるログ情報管理の処理を示すフローチャートである。
画像形成装置1において、ログ情報取得部102は、制御ユニット100が対応アプリケーション50に従って動作を行ったとき(S1でYES)、当該動作についてのログ情報を取得する(S2)。すなわち、ログ情報取得部102は、当該対応アプリケーション50の動作に基づいて、当該動作の内容を示す動作種別情報と、動作日時等からなるログ情報を作成する。
続いて、識別情報付加部103は、当該動作を行った対応アプリケーション50から、当該対応アプリケーション50が保有する固有の識別情報を取得し、当該識別情報を、上記取得されたログ情報に付加する(S3)。
この後、ログ情報保存部104が、当該識別情報の付加されたログ情報をHDD170に保存する(S4)。
なお、対応アプリケーション50ログ情報を暗号化処理した上で管理する場合は、S4において、ログ情報保存部104は、当該動作を行った対応アプリケーション50から固有の公開鍵を取得し、当該公開鍵を用いて上記ログ情報を暗号化した上でHDD170に保存する。
次に、画像形成装置1におけるログ情報出力処理を説明する。図4は、画像形成装置1におけるログ情報出力処理を示すフローチャートである。
操作者が、画像形成装置1のUSBインターフェイス160にUSBメモリー2を接続し、制御ユニット100が当該接続を検出すると(S11でYES)、制御ユニット100は、USBメモリー2のログ情報取得プログラム20を起動させる(S12)。ログ情報取得プログラム20は、画像形成装置1の制御部からのBOOTを受けて、AUTORUNにより機能実行を開始する。これにより、制御ユニット100は、ログ情報取得部200として機能する。
操作者は、取得したいログ情報についての対応アプリケーション50に付加された識別情報と同一の識別情報を保有するログ情報取得プログラム20が記憶されているUSBメモリー2を画像形成装置1のUSBインターフェイス160に接続する。
そして、ログ情報抽出部106は、識別情報保有部105に記憶されている識別情報を用いて、当該識別情報と同一の識別情報が付されているログ情報を、ログ情報保存部104としてのHDD170に記憶されているログ情報群から抽出する(S13)。
ログ情報出力部107は、ログ情報抽出部106によって抽出された上記ログ情報を、USBインターフェイス160を介して、USBメモリー2に出力し(S14)、USBメモリー2内の記憶領域に記憶させる。
なお、対応アプリケーション50についての動作のログ情報を暗号化処理した上で管理する場合、S14において、ログ情報出力部107は、ログ情報取得プログラム20が保有している秘密鍵を用いて、当該ログ情報を解読して復号化を行った上で、当該ログ情報をUSBメモリー2に出力する。
このようなログ情報管理及びログ情報出力によれば、画像形成装置1において実行される各対応アプリケーション50の動作についてのログ情報が画像形成装置1において一元管理される場合であっても、上記識別情報を用いたログ情報の抽出により、画像形成装置1からUSBメモリー2には、識別情報が一致する特定の対応アプリケーション50のログ情報のみが取得される。
このため、画像形成装置1のHDD170から、一元管理されている全てのログ情報を取り出さなくても、特定の対応アプリケーション50のみのログ情報を確認可能となるため、各対応アプリケーション50の動作についてのログ情報を、他の対応アプリケーション50の所有者等の第三者に知られないように管理することが可能になる。
これにより、画像形成装置1において、複数種の対応アプリケーション50のログ情報が一元管理される場合であっても、特定の対応アプリケーション50のログ情報のみを取得可能としつつ、対応アプリケーション50毎にログ情報のセキュリティーを確保することが可能になる。
また、対応アプリケーション50による動作のログ情報の取得時に、画像形成装置1のファームウェアによる動作のログ情報が持ち出されるおそれも低減するため、画像形成装置1の製造者は、画像形成装置1の動作についてのログ情報の漏洩を防止できると共に、他者に対しては、画像形成装置1での対応アプリケーション50の利用を促進させつつ、画像形成装置1の製造者及び当該他者間でのログ情報に関するセキュリティーも確保することが可能になる。
なお、上記のようにログ情報の暗号化及び復号化の処理を行う場合、USBメモリー2へのログ情報の取得に用いられたログ情報取得プログラム20が、取得対象とするログ情報の対応アプリケーション50と同一の識別情報を保有していることを条件として、当該対応アプリケーションの動作についてのログ情報が、対応する秘密鍵により解読された上で、画像形成装置1のHDD170からUSBメモリー2側に取り込まれるようにできる。これにより、更にセキュリティーを高めて上記ログ情報管理を行うことが可能になる。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、暗号化処理に公開鍵及び秘密鍵を用いるとしているが、これに代えて、他の暗号化処理を用いてもよい。
また、図1乃至図4を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
2 USBメモリー
10 アプリケーションソフト作成ツール
100 制御ユニット
101 制御部
300 ログ情報保存部
102 ログ情報取得部
103 識別情報付加部
104 ログ情報保存部
200 ログ情報取得部
105 識別情報保有部
106 ログ情報抽出部
107 ログ情報出力部
11 コンピューター
20 ログ情報取得プログラム
30 ログ情報管理プログラム
50 対応アプリケーション

Claims (1)

  1. 制御ユニットとして、
    画像形成装置にインストールされている各アプリケーションの動作についてログ情報を取得するログ情報取得部と、
    前記ログ情報取得部によって取得された前記ログ情報に、当該ログ情報がいずれのアプリケーションのものかを示す識別情報を付加する識別情報付加部と、
    前記識別情報付加部により前記識別情報が付されたログ情報を、当該識別情報が示すアプリケーションに含まれる公開鍵を用いて暗号化した上で保存するログ情報保存部とを備え、
    前記制御ユニットは、当該画像形成装置に記憶媒体が外部接続されていることを検出したとき、当該記憶媒体に記憶されたログ情報取得プログラムに従った機能実行により、
    前記各アプリケーションのいずれかのアプリケーションに付された識別情報と同一の識別情報を保有する識別情報保有部と、
    前記識別情報保有部に保有されている識別情報の付されたログ情報を、前記ログ情報保存部から抽出するログ情報抽出部と、
    前記ログ情報抽出部によって抽出されたログ情報を、前記ログ情報取得プログラムに含まれる、前記公開鍵に対応する秘密鍵を用いて復号化した上で、前記記憶媒体に出力するログ情報出力部と
    更に備える画像形成装置。
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