JP5805993B2 - 通信装置、通信システム、通信方法および通信プログラム - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、制御信号の受信時刻から多局の時間スロットタイミングを推定し、ある時間区間内において最も時間スロットの先頭タイミングが遅れている通信局に自局のスロットを合わせることで時間同期を図る無線通信装置が示されている。
加えて、通信相手となる局装置が常に通信可能な状態にあるとは限らず、そのような条件下においてできるだけ駆動時間を延ばすことが可能で、かつ効率的な通信を実現する必要がある。
(11)(10)に記載の通信システムにおいて、前記第1の通信制御部は、前記通信装置との間で無線通信の接続が成功しない場合、所定の時間当たりの前記接続要求情報の送信回数を変更することを特徴とする。
(12)(11)に記載の通信システムにおいて、前記第1の通信制御部は、前記通信装置が前記接続要求情報を受信可能な期間である受信可能期間の変更の規則に基づいて、前記所定の時間当たりの前記接続要求情報の送信回数を変更することを特徴とする。
表示部102は、筐体のうち板面に設けられている。表示部102は、例えば液晶装置や有機EL装置などを有する表示パネルを有している。表示パネルが設けられる表示領域には、例えば入力部101としてタッチパネルが設けられており、入力用のペン101_2の先が表示部102面上に接触することにより、無線通信装置100に情報が入力される。
入力部101は、例えば、タッチパネルを備え、タッチパネルを介して入力されるパラメータの設定値を示す情報を受け付け、受け付けたパラメータの設定値を示す情報を入力情報として通信制御部103に出力する。具体的には、入力部101は、受け付けた入力情報(例えば、所定の時間経過毎に通信の接続を要求する接続要求情報の送信を増加させる回数を示す情報、センサ装置200の受信可能期間の変更の規則が定められた設定情報)を通信制御部103に出力する。
具体的には、例えば、通信制御部103は、センサ装置200との間で無線通信の接続が成功しない場合、入力部101から供給された所定の時間毎に接続要求情報の送信をどれだけ増加させるかを示す情報に基づいて、所定の時間当たりの接続要求情報の送信回数を増加させる。
また、通信制御部103は、所定の期間であるAタイマの周期内に、センサ装置200との通信が行われなかった場合、通信制御部103が保持するステータス(例えば、トライ時刻、通信の成否、センサ装置200の機器ID、成功時時刻、データのヘッダ情報)を更新し、通信制御部103が備える送信バッファをクリアする。
通信部104は、元のデータを通信制御部103に出力する。通信制御部103は、通信部104から供給された元のデータを表示部102に表示させる。これにより、無線通信装置100は、センサ装置200から無線送信されたデータを自装置の表示部102に表示することができる。
画面領域R143は、Bタイマ時間T_B(秒)が入力される領域であり、ここでは、一例として60が入力されている。
画面領域R145は、OKボタンであり、このOKボタンが押されることにより、入力された情報が通信制御部103に送信される。これにより、通信制御部103は、Bタイマ時間(この例では、60秒)が経過する毎に、発呼回数を発呼増加回数(この例では、2回)だけ増加させる。
画面領域R152には、分子に通信可能なセンサ装置毎に定められている設定画面の番号、分母に通信可能なセンサ装置の数が示されている。本実施形態では、センサ装置が1つなので、分子が1で、分母が1である。
画面領域R154は、Cタイマ時間T_C(秒)が入力される領域であり、ここでは、一例として10が入力されている。
画面領域R157は、後述する受信機器選択画面W160に遷移するための次へボタンである。次へボタンが押された場合、通信制御部103は、後述する図7に示される受信機器選択画面W160を表示部102に表示させる。
電源入力部201は、電源ボタンが押された場合、電源がONになり、センサ部202と通信制御部204に電源を供給する。これにより、センサ部202は、センシング可能となり、通信制御部204は、通信が可能となる。
ここで、通信制御部204が通信部205をスリープ状態から受信可能状態に遷移させる際に通信部205に流れるショット電流が大きいことに鑑みると、通信部205のスリープモードから通常モードに遷移する頻度を高めるよりも、受信可能期間を延長した方が消費電力を抑えることができる。
本実施形態では、センサ部202は常に動作する必要があるため、通信部205は、電源を落とさず待機状態(スリープ状態)にするローパワーリスニング(low power listening)方式を前提にして説明する。
同図において、棒の縦の幅が受信可能期間を示している。受信可能期間1の期間はT1であり、受信可能期間2の期間はT1であり、受信可能期間3の期間はT1+Taであり、受信可能期間4の期間はT1+Taであり、受信可能期間5の期間はT1+2×Taである。
また、各受信可能期間の最初の時刻から、次の受信可能期間の最初の時刻までの時間は、Cタイマ時間T_Cであり、一定である。
次に、無線通信装置100は、時刻T104からBタイマ期間T_B経過後、Bタイマ期間T_B毎の接続要求信号の送信回数を2増やす。そして、無線通信装置100は、接続要求信号をセンサ装置200へ送信する(時刻T106)。
次に、センサ装置200は、時刻T105からCタイマ期間T_C経過後、受信可能期間(T1+Ta)だけ通信部205を受信可能状態にし(時刻T108)、その後休止状態にする。
次に、センサ装置200は、受信可能期間で無線通信装置100から送信された接続要求信号を受信する(時刻T110)。次に、センサ装置200は、無線通信が成功した旨の信号とデータが変調された信号を無線通信装置100に送信する(時刻T111)。
次に、通信制御部103は、送信されたデータに含まれるデータの時刻のうち最新の時刻に基づいて、受信データがあるか否か判定する(ステップS111)。すなわち、通信制御部103は、当該最新の時刻が現在の時刻から10秒前の間のデータでない場合、受信データがあると判定する。通信制御部103は、当該最新の時刻が現在の時刻から10秒前の間のデータである場合、受信データがないと判定する。
一方、Aタイマが経過した場合(ステップS113 YES)、通信制御部103は、ステータス(例えば、トライ時刻、通信の成否、センサ装置200の機器ID、成功時時刻、データのヘッダ情報)を更新し、通信制御部103の送信バッファをクリアし(ステップS115)、ステップS116の処理に進む。
以上、本実施形態の無線通信装置100は、最初の通信が確立するまでは、発呼の頻度を上昇させる。これにより、無線通信装置100は、センサ装置200との最初の通信の接続までの時間を短縮することができる。その結果、センサ装置200の受信可能期間の回数を減らすことができるので、センサ装置200の消費電力を減らすことができる。
なお、本実施形態では、受信可能期間の加算時間Taを一定にしたが、これに限らず、通信制御部204は上述したデータに関する値に応じて、加算時間Taを変更してもよい。具体的には、例えば、通信制御部204は記憶部203に記憶されているデータ量が多くなるほど、加算時間Taを長くしてもよい。
本実施形態の通信システム1は、特にセンサを備えるセンサ装置が、他の無線通信装置にリアルタイムにデータを送信する必要がない場合に好適である。
100 無線通信装置
101 入力部
102 表示部
103 通信制御部(第1の通信制御部)
104 通信部(第1の通信部)
105 アンテナ
200 センサ装置(通信装置)
201 電源入力部
202 センサ部
203 記憶部
204 通信制御部(第2の通信制御部)
205 通信部(第2の通信部)
206 アンテナ
Claims (15)
- 自装置の外部にある他の装置から無線送信された通信の接続を要求する接続要求情報を受信する通信部と、
データが蓄積されていく記憶部と、
前記接続要求情報を受信可能な期間である受信可能期間を前記データに関する値として最初の前記受信可能期間からの前記受信可能期間を設けた回数に基づいて前記受信可能期間を増やす通信制御部と、
を備えることを特徴とする通信装置。 - 前記通信制御部は、前記受信可能期間の回数が、所定の回数増える毎に、前記受信可能期間を増やすことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記通信制御部は、前記受信可能期間が所定の回数になったら、受信可能期間を増やすことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信装置。
- 前記通信制御部は、前記データに関する値として前回のデータ送信後の経過時間に応じて前記受信可能期間を増やすことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記通信制御部は、前記受信可能期間の変更の規則が定められた設定情報に基づいて前記受信可能期間を増やすことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の通信装置。
- 自装置の外部にある他の装置から無線送信された通信の接続を要求する接続要求情報を受信する通信部と、
データが蓄積されていく記憶部と、
前記記憶部に記憶されているデータの量が多いほど、前記接続要求情報を受信可能な期間である受信可能期間を増やす通信制御部と、
を備えることを特徴とする通信装置。 - 前記通信制御部は、前記データの量が所定の閾値を超えた場合、前記受信可能期間を増やすことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
- 前記通信制御部は、前記記憶部に蓄積されたデータを読み出し、前記他の装置から前記接続要求情報を受信した場合、該読み出したデータを前記他の装置に送信するよう前記通信部を制御し、送信したデータを前記記憶部から削除することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の通信装置。
- 所定の物理化学的量を電気信号に変換するセンサ部と、
前記記憶部に、前記センサ部により検出された信号に基づくデータが蓄積されていくことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の通信装置。 - 無線通信装置と、通信装置とを有する通信システムであって、
前記無線通信装置は、
前記通信装置に対して通信の接続を要求する接続要求情報を無線送信する第1の通信部と、
単位時間当たりの前記接続要求情報のタイミングを変更する第1の通信制御部と、
を備え、
前記通信装置は、
前記無線通信装置から無線送信された前記接続要求情報を受信する第2の通信部と、
データが蓄積されていく記憶部と、
前記接続要求情報を受信可能な期間である受信可能期間を前記データに関する値として最初の前記受信可能期間からの前記受信可能期間を設けた回数に基づいて前記受信可能期間を増やす第2の通信制御部と、
を備えることを特徴とする通信システム。 - 前記第1の通信制御部は、前記通信装置との間で無線通信の接続が成功しない場合、所定の時間当たりの前記接続要求情報の送信回数を変更することを特徴とする請求項10に記載の通信システム。
- 前記第1の通信制御部は、前記通信装置が前記接続要求情報を受信可能な期間である受信可能期間の変更の規則に基づいて、前記所定の時間当たりの前記接続要求情報の送信回数を変更することを特徴とする請求項11に記載の通信システム。
- 通信装置が実行する通信方法であって、
自装置の外部にある装置から送信された通信の接続を要求する接続要求情報を受信する通信手順と、
前記接続要求情報を受信可能な期間である受信可能期間を変更する通信制御手順と、
前記接続要求情報を受信可能な期間である受信可能期間を前記通信装置の記憶部にデータに関する値として最初の前記受信可能期間からの前記受信可能期間を設けた回数に基づいて前記受信可能期間を増やす通信制御手順と、
を有することを特徴とする通信方法。 - 自装置の外部にある他の装置から無線送信された通信の接続を要求する接続要求情報を受信する通信部と、データが蓄積されていく記憶部と、を備える通信装置のコンピュータに、
前記接続要求情報を受信可能な期間である受信可能期間を前記データに関する値として最初の前記受信可能期間からの前記受信可能期間を設けた回数に基づいて前記受信可能期間を増やす通信制御ステップを実行させるための通信プログラム。 - 無線通信装置と、通信装置とを有する通信システムにおける通信方法であって、
前記無線通信装置が実行する手順として、
前記通信装置に対して通信の接続を要求する接続要求情報を無線送信する第1の通信手順と、
単位時間当たりの前記接続要求情報のタイミングを変更する第1の通信制御手順と、
前記通信装置が実行する手順として、
前記無線通信装置から無線送信された前記接続要求情報を受信する第2の通信手順と、
前記接続要求情報を受信可能な期間である受信可能期間を前記通信装置が備える記憶部に蓄積されていくデータに関する値として最初の前記受信可能期間からの前記受信可能期間を設けた回数に基づいて前記受信可能期間を増やす第2の通信制御手順と、
を有することを特徴とする通信方法。
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JP2011106141A JP5805993B2 (ja) | 2011-05-11 | 2011-05-11 | 通信装置、通信システム、通信方法および通信プログラム |
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JP2011106141A JP5805993B2 (ja) | 2011-05-11 | 2011-05-11 | 通信装置、通信システム、通信方法および通信プログラム |
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JP2012239005A JP2012239005A (ja) | 2012-12-06 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011106141A Active JP5805993B2 (ja) | 2011-05-11 | 2011-05-11 | 通信装置、通信システム、通信方法および通信プログラム |
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