JP5795790B2 - ノード間距離測定方法、ノード間距離測定装置およびコンピュータプログラム - Google Patents

ノード間距離測定方法、ノード間距離測定装置およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ノード間の距離測定方法および装置に関し、より詳しくは、ネットワークに位置するノード間の距離を次元空間を利用して計算する方法および装置に関する。
ネットワーク(network)とは、互いに情報を取り交わすことができる通路であり、多様な装置などが相互間に互いに情報を取り交わすようになる。
このようなネットワークを構成する装置は、機能や位置などに応じてサーバ(server)、クライアント(client)、ルータ(router)、スイッチ(switch)などの多様な名称で呼ばれたりもするが、一般的にはネットワークを構成するそれぞれの装置を通称してノード(node)と呼ばれる。
また、ネットワークから情報、すなわちデータを送信しようとする装置をソース(source)と称し、最終的にデータを受信するようになる装置を目的地(destination)と称したりもする。
一方、電気/電子装置とネットワークの発達と共に、このようなネットワークの構成はより複雑になっており、これによってソースから目的地にデータを送信するためには、ソースから目的地に直接データが送信される場合もあるが、大部分は多様な経路、すなわちネットワークに存在する多数の装置を経てデータが送信されるようになる。
これにより、ソースから目的地にデータで送信するために、すなわち通信のためには、最短経路または最適経路を探し出すことが極めて重要となる。
一般的に、最短経路とは、ソーから目的地にデータで送信するために距離が相対的に最も短い経路であり、最適経路は、ソースから目的地にデータで送信するために、距離だけではなくデータ送信費用などの他の要素を考慮した相対的により効率的な経路に区分されることができるが、本明細書は以下では区分せずにすべて最適経路という用語を使用することにする。
一方、このような最適経路は、ノードとノードの間の距離を測定し、測定された距離を基準としてソースと目的地を間に経るノードを決定して最適経路を設定するようになる。
ネットワークにおけるノードとノードの間の距離とは、実際にノードが位置するノード間の物理的/地理的な距離ではなく、ノードとノードの間のデータ送信速度による相対的な概念である。
例えば、ノード1はソウルに位置する装置であり、ノード2はニューヨーク、ノード3は東京に位置する装置であると仮定すれば、物理的/地理的にはノード1とノード3の間の距離が近いと言えるが、ネットワークの状態、例えば、通信線の種類、該当装置の性能や種類などにより、実際にはノード1とノード2が通信する時間がノード1とノード3と通信する時間よりも短くなることがある。このような場合、ノード1とノード2の距離がノード1とノード3の距離よりも近いと表現することができる。
一方、次第に複雑な構成を有するネットワークにおいて、ネットワークの特性を反映することができるノードとノードの間のこのような距離を測定するための多様な方法が提案されているが、ネットワークの構成が次第により複雑化することにより、効果的にノードとノードの間の距離測定がなされていないという実情にある。
したがって、より効果的にノードとノードの間の距離を測定することができる方法および装置が求められている。
上述したような従来の問題点を解決するために、本発明は、ネットワークに位置するノードとノードの間の距離をより効果的に測定することができる方法および装置を提案する。
本発明のさらに他の目的は、以下の実施形態に対する説明によって容易に理解できる。
上述したような目的を達成するために、本発明の一側面によれば、ノード間の距離測定方法が提供される。
本発明の好ましい一実施形態によれば、ネットワークと連結する装置において前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離測定方法であって、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちから少なくともN個のノードを任意に選択するステップ;前記任意に選択された少なくともN個のノードを利用してn次元(N>n、n≧1)を形成するステップ;前記任意に選択された少なくともN個のノードと他のノードの間の距離を利用して、前記形成されたn次元で前記他のノードの座標を決定するステップ;および前記決定した座標を利用して、前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算するステップを含むことを特徴とするノード間の距離測定方法が提供される。
前記任意に選択された少なくともN個のノードを利用してn次元を形成するステップは、それぞれのノードからノード情報と前記ノードと隣接したノード間の距離情報を受信するステップを実行した後に実行されることができる。
また、前記それぞれのノードから受信されるノード情報は、前記ノードの識別情報、前記ノードのIPアドレス、前記ノードの装置種類、前記ノードに連結した回線の種類、前記ノードの地理的位置のうちの少なくとも1つを含む情報であることができる。
前記任意に選択された少なくともN個のノードを利用してn次元(N>n、n≧1)を形成するステップは、前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから任意に選択された1番目ノードを前記形成されるn次元空間上の原点に配置するステップ;前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから任意に選択された2番目ノードを前記1番目ノードとの距離に合わせて任意の1番目軸上に配置するステップ;前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから任意に選択された3番目ノードを前記1番目ノードと前記2番目ノードがなす直線に下った垂線が任意の2番目軸に平行になるように配置するステップ;および前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから任意に選択されたN番目ノードは、1番目に選択されたノードの位置から(N−1)番目に選択されたノードの位置を含む(N−2)次元のハイパープレーン(hyperplane)に下がった垂線が(N−1)番目軸と平行になるように配置するステップを含むことができる。
前記ネットワークと連結する装置は、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくとも1つであることができる。
本発明の好ましい他の一実施形態によれば、ネットワークと連結する装置においてネットワークに位置する複数のノード間の距離測定方法であって、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくとも2つ以上のノードをコアポイントに設定するステップ;前記設定されたコアポイントを利用して次元空間を形成するステップ;前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれる任意のノードをそれぞれ選択するステップ;前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードを利用してそれぞれの次元空間を形成するステップ;前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードと他のノードの間の距離を利用して、前記それぞれ形成された次元空間で前記他のノードの座標を決定するステップ;および前記決定した座標を利用して、前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算するステップを含むことを特徴とするノード間の距離測定方法が提供される。
前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの任意のノードをコアポイントに設定するステップは、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちから少なくともM個の任意のノードを選択するステップを含み、前記設定されたコアポイントを利用して次元空間を形成するステップは、前記任意に選択された少なくともM個の任意のノードを利用してm次元を形成するステップを含み、前記M>mであり、m≧1であることができる。
また、前記任意に選択された少なくともM個の任意のノードを利用してm次元を形成するステップは、前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択された1番目ノードを前記形成されるm次元空間上の原点に配置するステップ;前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択された2番目ノードを前記1番目ノードとの距離に合わせて任意の1番目軸上に配置するステップ;前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択された3番目ノードを前記1番目ノードと前記2番目ノードがなす直線に下った垂線が任意の2番目軸に平行になるように配置するステップ;および前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択されたM番目ノードを1番目に選択されたノードの位置から(M−1)番目に選択されたノードの位置を含む(M−2)次元のハイパープレーン(hyperplane)に下がった垂線が(M−1)番目軸と平行になるように配置するステップを含むことができる。
前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードを利用してそれぞれの次元空間を形成するステップは、前記任意に選択された少なくともP−1個のノードと前記コアポイントに設定されたノードを含むP個のノードを利用してp次元を形成するステップを含み、前記P>pであり、p≧1であることができる。
また、前記任意に選択された少なくともP−1個のノードと前記コアポイントに設定されたノードを含むP個のノードを利用してp次元を形成するステップは、前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択された1番目ノードを前記形成されるp次元空間上の原点に配置するステップ;前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択された2番目ノードを前記1番目ノードとの距離に合わせて任意の1番目軸上に配置するステップ;前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択された3番目ノードを前記1番目ノードと前記2番目ノードがなす直線に下った垂線が任意の2番目軸に平行になるように配置するステップ;および前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択されたP番目ノードを1番目に選択されたノードの位置から(P−1)番目に選択されたノードの位置を含む(P−2)次元のハイパープレーン(hyperplane)に下がった垂線が(P−1)番目軸と平行になるように配置するステップを含むことができる。
前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードを利用してそれぞれの次元空間を形成するステップで形成されるそれぞれの次元空間は、少なくとも1つの次元空間が異なる次元差数を有することができる。
前記設定されたコアポイントを利用して次元空間を形成するステップは、それぞれのノードからノード情報と前記ノードと隣接したノード間の距離情報を受信するステップを実行した後に実行されることができる。
また、前記それぞれのノードから受信されるノード情報は、前記ノードの識別情報、前記ノードのIPアドレス、前記ノードの装置種類、前記ノードに連結した回線の種類、前記ノードの地理的位置のうちの少なくとも1つを含む情報であることができる。
前記ネットワークと連結する装置は、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくとも1つであることができる。
前記決定された座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算するステップは、前記距離を測定するノードがすべてコアポイントである場合、前記設定されたコアポイントを利用して形成された次元空間における前記コアポイント間の距離であることができる。
前記決定された座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算するステップは、前記距離を測定するノードのうちの1つだけがコアポイントである場合、前記コアポイントであるノードと前記コアポイントではないノードが属した次元空間のコアポイント間の距離に前記コアポイントではないノードが属した次元空間のコアポイントと前記コアポイントではないノード間の距離を合わせた距離であることができる。
前記決定した座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算するステップは、前記距離を測定するノードがすべてコアポイントでない場合、それぞれのノードが属した次元空間のコアポイントと前記それぞれのノード間の距離に前記それぞれのノードが属した次元空間のコアポイント間の距離を合わせた距離であることができる、
本発明の他の側面によれば、ノード間の距離測定装置が提供される。
本発明の好ましい一実施形態によれば、ネットワークと連結して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を測定する装置であって、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちから少なくともN個のノードを任意に選択する基準ノード設定部;前記基準ノード設定部で選択された少なくともN個のノードを利用してn次元(N>n、n≧1)を形成する次元形成部;および前記任意に選択された少なくともN個のノードと他のノードの間の距離を利用して、前記形成されたn次元で前記他のノードの座標を決定し、前記決定した座標を利用して、前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算する距離計算部を含むことを特徴とするノード間の距離測定装置が提供される。
前記次元形成部が前記基準ノード設定部で選択された少なくともN個のノードを利用してn次元を形成することは、前記距離測定装置がそれぞれのノードからノード情報と前記ノードと隣接したノード間の距離情報を受信した後に実行することができる。
また、前記それぞれのノードから受信されるノード情報は、前記ノードの識別情報、前記ノードのIPアドレス、前記ノードの装置種類、前記ノードに連結した回線の種類、前記ノードの地理的位置のうちの少なくとも1つを含む情報であることができる。
前記次元形成部が前記任意に選択された少なくともN個のノードを利用してn次元(N>n、n≧1)を形成することは、前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから任意に選択された1番目ノードを前記形成されるn次元空間上の原点に配置し、前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから任意に選択された2番目ノードを前記1番目ノードとの距離に合わせて任意の1番目軸上に配置し、前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから任意に選択された3番目ノードを前記1番目ノードと前記2番目ノードがなす直線に下った垂線が任意の2番目軸に平行になるように配置し、前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから任意に選択されたN番目ノードは、1番目に選択されたノードの位置から(N−1)番目に選択されたノードの位置を含む(N−2)次元のハイパープレーン(hyperplane)に下がった垂線が(N−1)番目軸と平行になるように配置して実行することができる。
前記距離測定装置は、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくとも1つであることができる。
本発明の好ましい他の一実施形態によれば、ネットワークと連結する装置においてネットワークに位置する複数のノード間の距離を測定する装置であって、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくとも2つ以上のノードをコアポイントに設定し、前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれる任意のノードをそれぞれ選択する基準ノード設定部;前記設定されたコアポイントを利用して次元空間を形成し、前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードを利用してそれぞれの次元空間を形成する次元形成部;および前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードと異なるノード間の距離を利用して、前記それぞれ形成された次元空間で前記他のノードの座標を決定し、前記決定された座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算する距離計算部を含むことを特徴とするノード間の距離測定装置が提供される。
前記基準ノード設定部が前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの任意のノードをコアポイントに設定することは、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちから少なくともM個の任意のノードを選択し、前記次元形成部が前記設定されたコアポイントを利用して次元空間を形成することは、前記任意に選択された少なくともM個の任意のノードを利用してm次元を形成し、前記M>mであり、m≧1であることができる。
また、前記次元形成部が前記任意に選択された少なくともM個の任意のノードを利用してm次元を形成することは、前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択された1番目ノードを前記形成されるm次元空間上の原点に配置し、前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択された2番目ノードを前記1番目ノードとの距離に合わせて任意の1番目軸上に配置し、前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択された3番目ノードを前記1番目ノードと前記2番目ノードがなす直線に下った垂線が任意の2番目軸に平行になるように配置し、前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択されたM番目ノードを1番目に選択されたノードの位置から(M−1)番目に選択されたノードの位置を含む(M−2)次元のハイパープレーン(hyperplane)に下がった垂線が(M−1)番目軸と平行になるように配置して実行されることができる。
前記次元形成部が前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードを利用してそれぞれの次元空間を形成することは、前記任意に選択された少なくともP−1個のノードと前記コアポイントに設定されたノードを含むP個のノードを利用してp次元を形成し、前記P>pであり、p≧1であることができる。
また、前記次元形成部が前記任意に選択された少なくともP−1個のノードと前記コアポイントに設定されたノードを含むP個のノードを利用してp次元を形成することは、前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択された1番目ノードを前記形成されるp次元空間上の原点に配置し、前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択された2番目ノードを前記1番目ノードとの距離に合わせて任意の1番目軸上に配置し、前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択された3番目ノードを前記1番目ノードと前記2番目ノードがなす直線に下った垂線が任意の2番目軸に平行になるように配置し、前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択されたP番目ノードを1番目に選択されたノードの位置から(P−1)番目に選択されたノードの位置を含む(P−2)次元のハイパープレーン(hyperplane)に下がった垂線が(P−1)番目軸と平行になるように配置して実行されることができる。
前記次元形成部が前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードを利用してそれぞれの次元空間を形成する場合、前記形成されるそれぞれの次元空間は、少なくとも1つの次元空間が異なる次元差数を有することができる。
前記次元形成部が前記設定されたコアポイントを利用して次元空間を形成することは、前記距離測定装置がそれぞれのノードからノード情報と前記ノードと隣接したノード間の距離情報を受信した後に実行することができる。
また、前記それぞれのノードから受信されるノード情報は、前記ノードの識別情報、前記ノードのIPアドレス、前記ノードの装置種類、前記ノードに連結した回線の種類、前記ノードの地理的位置のうちの少なくとも1つを含む情報であることができる。
前記距離測定装置は、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくとも1つであることができる。
前記距離計算部が前記決定した座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算することは、前記距離を測定するノードがすべてコアポイントである場合、前記設定されたコアポイントを利用して形成された次元空間における前記コアポイント間の距離を計算することであることができる。
前記距離計算部が前記決定した座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算することは、前記距離を測定するノードのうちの1つだけがコアポイントである場合、前記コアポイントであるノードと前記コアポイントではないノードが属した次元空間のコアポイント間の距離に前記コアポイントではないノードが属した次元空間のコアポイントと前記コアポイントではないノード間の距離を合わせた距離を計算することであることができる。
前記距離計算部が前記決定した座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算することは、前記距離を測定するノードがすべてコアポイントではない場合、それぞれのノードが属した次元空間のコアポイントと前記それぞれのノード間の距離に前記それぞれのノードが属した次元空間のコアポイント間の距離を合わせた距離を計算することであることができる。
本発明のさらに他の側面によれば、ノード間の距離測定方法を実現するプログラムを記録した記録媒体が提供される。
本発明の好ましい一実施形態によれば、ネットワークと連結する装置において前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離測定方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体であって、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちから少なくともN個のノードを任意に選択するステップ;前記任意に選択された少なくともN個のノードを利用してn次元(N>n、n≧1)を形成するステップ;前記任意に選択された少なくともN個のノードと他のノード間の距離を利用して、前記形成されたn次元で前記他のノードの座標を決定するステップ;および前記決定された座標を利用して、前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算するステップを含むことを特徴とするノード間の距離測定方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体が提供される。
前記任意に選択された少なくともN個のノードを利用してn次元を形成するステップは、それぞれのノードからノード情報と前記ノードと隣接したノード間の距離情報を受信するステップを実行した後に実行されることができる。
また、前記それぞれのノードから受信されるノード情報は、前記ノードの識別情報、前記ノードのIPアドレス、前記ノードの装置種類、前記ノードに連結した回線の種類、前記ノードの地理的位置のうちの少なくとも1つを含む情報であることができる。
前記任意に選択された少なくともN個のノードを利用してn次元(N>n、n≧1)を形成するステップは、前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから任意に選択された1番目ノードを前記形成されるn次元空間上の原点に配置するステップ;前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから任意に選択された2番目ノードを前記1番目ノードとの距離に合わせて任意の1番目軸上に配置するステップ;前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから任意に選択された3番目ノードを前記1番目ノードと前記2番目ノードがなす直線に下った垂線が任意の2番目軸に平行になるように配置するステップ;および前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから任意に選択されたN番目ノードは、1番目に選択されたノードの位置から(N−1)番目に選択されたノードの位置を含む(N−2)次元のハイパープレーン(hyperplane)に下がった垂線が(N−1)番目軸と平行になるように配置するステップを含むことができる。
前記ネットワークと連結する装置は、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくとも1つであることができる。
本発明の好ましい他の一実施形態によれば、ネットワークと連結する装置においてネットワークに位置する複数のノード間の距離測定方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体であって、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくとも2つ以上のノードをコアポイントに設定するステップ;前記設定されたコアポイントを利用して次元空間を形成するステップ;前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれる任意のノードをそれぞれ選択するステップ;前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードを利用してそれぞれの次元空間を形成するステップ;前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードと他のノード間の距離を利用して、前記それぞれ形成された次元空間で前記他のノードの座標を決定するステップ;および前記決定された座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算するステップを含むことを特徴とするノード間の距離測定方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体が提供される。
前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの任意のノードをコアポイントに設定するステップは、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちから少なくともM個の任意のノードを選択するステップを含み、前記設定されたコアポイントを利用して次元空間を形成するステップは、前記任意に選択された少なくともM個の任意のノードを利用してm次元を形成するステップを含み、前記M>mであり、m≧1であることができる。
また、前記任意に選択された少なくともM個の任意のノードを利用してm次元を形成するステップは、前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択された1番目ノードを前記形成されるm次元空間上の原点に配置するステップ;前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択された2番目ノードを前記1番目ノードとの距離に合わせて任意の1番目軸上に配置するステップ;前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択された3番目ノードを前記1番目ノードと前記2番目ノードがなす直線に下った垂線が任意の2番目軸に平行になるように配置するステップ;および前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択されたM番目ノードを1番目に選択されたノードの位置から(M−1)番目に選択されたノードの位置を含む(M−2)次元のハイパープレーン(hyperplane)に下がった垂線が(M−1)番目軸と平行になるように配置するステップを含むことができる。
前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれる任意のノードをそれぞれ選択するステップは、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくともP−1個の任意のノードを選択するステップを含み、前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードを利用してそれぞれの次元空間を形成するステップは、前記任意に選択された少なくともP−1個のノードと前記コアポイントに設定されたノードを含むP個のノードを利用してp次元を形成するステップを含み、前記P>pであり、p≧1であることができる。
また、前記任意に選択された少なくともP−1個のノードと前記コアポイントに設定されたノードを含むP個のノードを利用してp次元を形成するステップは、前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択された1番目ノードを前記形成されるp次元空間上の原点に配置するステップ;前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択された2番目ノードを前記1番目ノードとの距離に合わせて任意の1番目軸上に配置するステップ;前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択された3番目ノードを前記1番目ノードと前記2番目ノードがなす直線に下った垂線が任意の2番目軸に平行になるように配置するステップ;および前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択されたP番目ノードを1番目に選択されたノードの位置から(P−1)番目に選択されたノードの位置を含む(P−2)次元のハイパープレーン(hyperplane)に下がった垂線が(P−1)番目軸と平行になるように配置するステップを含むことができる。
前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードを利用してそれぞれの次元空間を形成するステップで形成されるそれぞれの次元空間は、少なくとも1つの次元空間が異なる次元差数を有することができる。
前記設定されたコアポイントを利用して次元空間を形成するステップは、それぞれのノードからノード情報と前記ノードと隣接したノード間の距離情報を受信するステップを実行した後に実行されることができる。
また、前記それぞれのノードから受信されるノード情報は、前記ノードの識別情報、前記ノードのIPアドレス、前記ノードの装置種類、前記ノードに連結した回線の種類、前記ノードの地理的位置のうちの少なくとも1つを含む情報であることができる。
前記ネットワークと連結する装置は、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくとも1つであることができる。
前記決定した座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算するステップは、前記距離を測定するノードがすべてコアポイントである場合、前記設定されたコアポイントを利用して形成された次元空間における前記コアポイントの間の距離であることができる。
前記決定した座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算するステップは、前記距離を測定するノードのうちの1つだけがコアポイントである場合、前記コアポイントであるノードと前記コアポイントではないノードが属した次元空間のコアポイントの間の距離に前記コアポイントではないノードが属した次元空間のコアポイントと前記コアポイントではないノード間の距離を合わせた距離であることができる。
前記決定した座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算するステップは、前記距離を測定するノードがすべてコアポイントではない場合、それぞれのノードが属した次元空間のコアポイントと前記それぞれのノード間の距離に前記それぞれのノードが属した次元空間のコアポイント間の距離を合わせた距離であることができる。
以上で説明したように、本発明に係るノード間の距離測定方法および装置によれば、ネットワークに位置するノードとノードの間の距離をより効果的に測定することができるという長所がある。
ノードとノードの間の距離を概念的に例示して示す図である。 複数のノードで構成されるネットワークにおいてノードとノードの間の距離を概念的に例示して示す図である。 本発明の好ましい一実施形態によって3次元空間に複数のノードが配置されることを概念的に例示して示す図である。 本発明の好ましい一実施形態によって次元空間を形成する手順を示す図である。 本発明の好ましい一実施形態によって複数の次元空間に複数のノードが配置されることを概念的に例示して示す図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る複数の次元空間を形成する手順を示すフローチャートである。 本発明の好ましい一実施形態に係るノード間の距離測定システムの構成を示す図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るノード間の距離測定を実行することができる距離測定サーバの構成を示す図である。
本発明は多様な変更を加えることができ、多様な実施形態を有することができるため、特定の実施形態を図面に例示して詳細な説明で詳しく説明しようとする。しかし、これは本発明を特定の実施形態に対して限定しようとするものではなく、本発明の思想および技術範囲に含まれるすべての変更、均等物ないし代替物を含むものと理解されなければならない。
各図面を説明しながら、類似する参照符号を類似する構成要素に対して使用した。本発明を説明するにおいて、関連する公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にし得ると判断される場合、その詳細な説明は省略する。
第1、第2などの用語は、多様な構成要素を説明するのに使用されることができるが、前記構成要素は前記用語によって限定されてはならない。前記用語は、1つの構成要素を他の構成要素と区別する目的としてのみ使用される。
例えば、本発明の権利範囲を逸脱しない範囲内で、第1構成要素は第2構成要素と命名されることができ、同じように第2構成要素も第1構成要素と命名されることができる。
および/またはという用語は、複数の関連して記載された項目の組み合わせ、または複数の関連して記載された項目のうちのいずれかの項目を含む。
ある構成要素が他の構成要素に「連結して」いたり「接続して」いると言及されたときには、その他の構成要素に直接的に連結していたりまたは接続していることもあるが、中間に他の構成要素が存在することもあるということが理解されなければならいだろう。
この反面、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結して」いたり「直接接続して」いると言及されたときには、中間に他の構成要素が存在しないことが理解されなければならないだろう。
本出願で使用した用語は、単に特定の実施形態を説明するために使用されたものであって、本発明を限定しようとする意図ではない。
単数の表現は、文脈上に明白に相違して意味しない限り、複数の表現を含む。
本出願において、「含む」または「有する」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品、またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであって、1つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品、またはこれらを組み合わせたものなどの存在または付加可能性を予め排除しないものと理解されなければならない。
相違して定義されない限り、技術的や科学的な用語を含んでここで使用されるすべての用語は、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有している。
一般的に使用される辞書に定義されている用語は、関連技術の文脈上で有する意味と一致する意味を有するものと解釈されなければならず、本出願において明白に定義しない限り、理想的や過度に形式的な意味として解釈されない。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明に係る好ましい実施形態を詳しく説明するが、図面符号に関係なく同じであるか対応する構成要素には同じ参照番号を付与し、これに対する重複する説明は省略する。
上述したように、本発明における距離とは、実際にノードが位置するノード間の物理的/地理的な距離ではなく、ノードとノードの間のデータ送信速度による相対的な概念である。
一方、本発明では、先ず、ノードとこのようなノードに隣接したノード間の距離情報に基づいてノード間の距離を測定する。
ノード間の距離情報は、図1に示すように、ノード1(n1)とノード2(n2)の間の距離(d)で表示されることができ、隣接したノードであるn1とn2の間の距離は、回答時間情報を利用するpingテストのような方法を利用して測定することができるが、これに限定されることはない。
一方、実際のネットワークでは、図2に示すように複数のノードで構成され、ネットワークにおいてノード間で距離情報を利用した経路設定は、より複雑かつ多様な形態で提供されることができる。
例えば、図2の例示において、n1からn5までの経路は、n1からn3またはn3からn5までの経路だけではなく、n1〜n4〜n5、n1〜n2〜n5、n1〜n3〜n2〜n5、…などと多様である。
これにより、n1からn5までの距離を計算するにおいても、経るノードに応じてその距離の大きさがそれぞれ異なるようになり、一般的に同じ条件であれば、n1〜n3〜n5、n1〜n4〜n5、n1〜n2〜n5のような経路のうちの少なくとも1つが最適経路となることができる。
しかし、上述したように、ネットワークの状況、すなわち通信線の種類、装置の種類、性能などにより、n1からn5までに行くためのそれぞれの経路も異なるようになる。
例えば、n1〜n3〜n5、n1〜n4〜n5、n1〜n2〜n5のように最小のノードのみを経るのが最適経路ではなく、n1〜n3〜n2〜n5のように1つのノードをさらに経ても、このような経路がより速い最適経路となることがある。
これだけでなく、図2には示していないが、n1とn5が直接連結することもでき、この場合、n1とn5の直接連結による距離よりも他のノードを経る方が相対的により近いことがある。
このような場合、図1のような1次元や図2のような2次元平面で複雑なネットワークの状況を反映し、これをすべて図示することは難しい。
したがって、複雑なネットワークの状況を反映してノードとノードの間の距離による位置を表示することにより、ノードとノードの間の距離を測定することが必要となる。
このために、本発明では、先ず、ネットワーク上に存在する複数のノードのうちから任意のN個のノードを選択し、選択された任意のN個のノードを利用してn次元を形成する。
このとき、ネットワーク上に存在する複数のノードのうちから選択される任意のノードN個は、形成される次元の差数nよりは大きく、形成される次元の差数nは1よりも大きいか同じであることができる(N>n、n≧1)。
ネットワーク上に存在する複数のノードのうちから任意に選択されるN個は、n次元空間を形成するための基準として設定されるノードであって、N>nであり、n≧1である関係を満たし、ネットワーク上に存在するノードであれば何らの制限もない。
例えば、ネットワーク上にn1〜niまで複数のノードが存在すると仮定しよう。
このような複数のノードを利用してn次元空間を形成してn=3であると仮定すれば、図3に示すように、ネットワーク上にn1、n2、n3、n4のように4つのノードを任意に選択し、これを基準として3次元空間を形成することができるようになる。
もちろん、4つのノードを任意に選択し、これを基準として3次以下の次元、すなわちn=2またはn=1である次元を形成することも可能であることは自明である。
また、このように形成されたn次元に他のノード(n5〜ni)を配置して形成されたn次元でノード間の距離を測定することができる。
図3では3次元空間を例示したが、ノードとノードの間の構成が複雑になれば、任意に選択されるノードの個数を増やして該当空間の次元差数をさらに増加させることも可能であることは自明である。
例えば、ネットワーク上に存在する複数のノードのうちから5つを任意に選択し、任意に選択された5つのノードを利用してn=4である4次元空間を形成し、残りのノードを4次元空間に配置し、形成された4次元空間でそれぞれのノード間の距離を測定することも可能である。
一方、n次元を形成する方法については、図4の説明において詳察することにする。
図4は、本発明の好ましい一実施形態に係る次元空間を形成するために次元空間にノードを配置する手順を示すフローチャートである。図4では、n=3である場合、すなわち3次元空間を形成する場合を例示して示している。
図4は例示に過ぎず、次元空間を形成するために任意に選択されるノードの個数と形成される空間の差数は、ネットワーク上に存在する複数のノードのうちからN個のノードを任意に選択し、任意に選択されたノードの個数(N)と形成される空間の差数(n)がN>nであってn≧1に該当する場合であれば、何らの制限もないことは上述したとおりである。
図4の例示を参照すれば、n=3である3次元の空間を形成するためには、上述したように任意に選択されるノードの個数は少なくとも4つ以上ではなければならない。このように選択される4つのノードを、それぞれn1〜n4とする。
n1〜n4を利用して3次元空間を形成することは、先ず、ステップ1のように、n1を形成される3次元空間上の原点に配置する(1番目ノードの位置はp_1とする)。
そして、ステップ2では、n2をn1との距離に合わせて任意の1つの軸(1番軸とし、図3ではy軸に該当する)上に配置する(2番目ノードの位置はp_2とする)。
ステップ3では、n3の該当位置をp_3とするとき、p_3が直線p_1、p_2に下った垂線が任意の他の1つの軸(2番目軸とする、図3ではx軸に相該当する)と平行になるように配置する。
ステップ4では、n4の該当の位置をp_4とするとき、p_4がp_1、p_2、p_3を含む平面に下がった垂線が任意の他の1つの軸(3番目軸とする、図3ではz軸に該当する)と平行になるように配置する。
このような方法によればn1〜n4の4つのノード(N=4)を利用して3(n=3、N>n)次元の空間が形成されるようになる。
一方、このように生成された3次元空間に、3次元空間を形成するために選択された任意のノード(n1〜n4)を除いた他のノードを配置することは、n1〜n4の4つのノードと他のノード間の距離を利用して3次元空間に他のノードを配置することができる。
このような図4の例示のとおり、N個のノードを任意に選択してn次元空間を形成することを一般的に示せば、次のとおりとなる。
先ず、ネットワーク上のノードのうちから任意に選択されたノードN個のうちから任意に選択された1つのノード(1番目ノードだとする)を形成されるn次元空間上の原点に配置する(1番目ノードの位置はp_1とする)。
そして、2番目ノードを1番目ノードとの距離に合わせて任意の1つの軸(1番目軸とする)上に配置する(2番目ノードの位置はp_2とする)。
3番目ノードは、該当位置をp_3とするとき、p_3が直線p_1、p_2に下った垂線が任意の他の1つの軸(2番目軸とする)と平行になるように配置する。
4番目ノードは、該当位置をp_4とするとき、p_4がp_1、p_2、p_3を含む平面に下がった垂線が任意の他の1つの軸(3番目軸とする)と平行になるように配置する。
このような方法により、N番目ノードは、該当位置をp_Nとするとき、p_Nがp_1〜p_(N−1)を含む(N−2)−dimensional hyperplaneに下った垂線が(N−1)番目軸と平行になるように配置する。
一方、このようなネットワーク上に存在するN個の任意のノードを選択し、選択された任意のノードを利用してn次元空間を形成することができ、形成されたn次元空間にネットワーク上に存在する他のノードは、N個の任意のノードとの距離を利用して配置される。
一方、ネットワークに新しいノードが追加される場合、すなわち、本発明によって形成された次元空間にノードを追加しなければならない場合、追加されるノードと他のノード間の距離を利用してノードの座標を計算し、ノードを次元空間に配置することができる。
次元空間にノードを追加するための座標計算のための数学的計算は、次のように示すことができる。
追加されるノードをxとし、xの座標を(x_1、x_2、…、x_n)とし、i番目の特定地点の座標を(p_i1、p_i2、…、p_in)とするとき、距離の誤差は次のように数(1)で示すことができる。
d_err(x)=(sqrt((x_1−p_11)^2+(x_2−p_12)^2+…+(x_n−p_1n)^2)−d_1)^2+… (1)
前記数(1)における関数を最小化するために、前記関数をそれぞれのx_iで偏微分した関数が0になるようにする連立方程式である数(2)を解く。
D=sqrt((x_1−p_11)^2+(x_2−p_12)^2+…+(x_n−p_1n)^2)とするとき、
0=d(d_err)/dx_i=2(D−d_1)(2x_i−p_1i)/D+2(D−d_2)(2x_i−p_2i)/D+…(fori=1、2、…、n) (2)
したがって、数(2)による値を座標に設定することにより、ネットワークで追加されるノードに対して座標を付与することができるようになる。
次元空間にノードを追加するための座標計算のための数学的計算は、このような数(1)および数(2)によって限定されるのではなく、他の数学的計算によって計算されることも可能である。
一方、このようなそれぞれのノードを次元空間に配置することにより、それぞれのノードの距離を、ノードの座標を利用して数学的計算だけでも探し出すことができるようになる。
したがって、ネットワーク上に存在するノード間の距離を測定することは、複雑なネットワーク構成でノード間の距離をより容易に示し、さらにノード間の距離をより容易に測定することができるようになる。
一方、図3および図4で詳察したように、ネットワーク上に存在するN個の任意のノードを選択し、選択されたN個の任意のノードを利用してn次元空間を形成した後、n次元空間にネットワーク上に存在する他のノードを配置することによってネットワーク上に位置するノード間の距離を測定する場合にも、ネットワーク上に余りにも多いノードが存在し、さらにはノード間の連結状態やノードの性能などの多様な条件が互いに異なり、それぞれのノード間の距離を正確に測定し難いことがある。
このような場合、ネットワーク上に存在するノードを利用し、図3および図4のように1つの次元空間のみを形成するのではなく複数の次元空間を形成し、形成された複数の次元空間を互いに関連させることにより、ネットワーク上に存在する多数のノードの位置をより正確に配置することにより、ノード間の距離を測定することが可能となる。
一方、複数の次元空間を形成する方法において、複数の次元空間のうちの1つの次元空間それぞれの形成方法は、図3および図4で詳察したような方法によって次元空間が形成されることができる。
以下では、複数の次元空間を形成してノード配置する方法について、図5および図を参照しながら詳察する。
先ず、図5は、本発明の好ましい一実施形態に係る複数の次元空間の形成手順を示すフローチャートである。図5に示すように、先ず、ネットワークに存在する複数のノードのうちからM個の任意のノードを選択してコアポイント(corepoint)に設定する(S500)。
次に、コアポイントに設定された任意のノードを利用して次元空間を形成する(S502)。
次元空間を形成するために任意のノードから選択されるコアポイントの個数Mは、コアポイントを利用して形成される次元の差数(m)よりも大きい数であることができる。
すなわち、設定されたコアポイントを利用してm次元空間を形成することは、図3および図4で説明したように、ネットワーク上に存在する任意のM個のノードを選択すれば、Mよりも小さいm次元(M>m、m≧1)の空間を形成する。
一方、このようなコアポイントを利用して次元空間が形成されれば、コアポイントに設定されたノードをそれぞれ含む任意のノードを選択する(S504)。そして、コアポイントそれぞれを含む任意のノードを利用してそれぞれの次元空間を形成する(S506)。
コアポイントに設定されたノードをそれぞれ含んで再びそれぞれの次元空間を形成することは、図3および図4で説明したように、ネットワーク上に存在する任意のP個のノードを選択すれば、Pよりも小さいp次元(P>p、p≧1)の空間を形成し、この場合、P個のノードにはコアポイントに設定されたノードが含まれるようになる。
例えば、図6の例示のように、ネットワーク上のノードのうちからコアポイントが3つ設定された場合、コアポイントを利用して2次元空間を形成し、コアポイントそれぞれを含んで再び4つのノードを選択し、コアポイントそれぞれに対して3次元空間を形成する。
一方、コアポイントに設定されたノードをそれぞれ含んでそれぞれのコアポイントを含むp次元空間をそれぞれ形成する場合、p次元を形成するようにするコアポイントを除いた他のノード、すなわちp次元に含まれるノードは、コアポイントと該当ノード間の距離を基準として決定することができる。
例えば、図6の例示において、n1、n5、n9がコアポイントに選択されたと仮定すれば、n1、n5、n9でコアポイントに設定されたコアポイントの個数はM=3であるため、コアポイントを利用して生成される次元空間の差数mはM>mであるため2となることができることにより、2次元空間が形成される。
次に、n2〜n4、n6〜n8、n10〜n12は、コアポイントであるn1、n5、およびn9との距離を比べて相対的に距離が近いコアポイントであるノード(n1、n5、およびn9)が属するそれぞれのp次元空間に属するノードになるようになる。
一方、図6の例示において、p次元空間を形成するためのコアポイントを含む任意のノード個数Pが4であるため(それぞれn1〜n4、n5〜n8、n9〜n12)、p次元空間は3次元空間が形成されることができ、コアポイントが3つ選定されたため、結局はコアポイントに形成される次元空間1である2次元空間1つとコアポイントがそれぞれ含まれる次元空間である次元空間2〜4まで3つの3次元空間が形成される。
一方、コアポイントがそれぞれ含まれる次元空間の場合、図6の例示のように、それぞれ同じ次元の差数を有するものと示したが、コアポイントがそれぞれ含まれる次元空間の次元差数を異なるようにすることも可能である。
例えば、n1がコアポイントである次元空間2の次元差数は3次元、n5がコアポイントである次元空間3の次元差数は4次元、n9がコアポイントである次元空間4の次元差数は5次元と、それぞれ異なるようにすることも可能である。
以下、図6の例示を参照しながら、本発明の好ましい一実施形態によって複数の次元空間を形成することについて詳察する。図6は、本発明の好ましい一実施形態に係る複数の次元空間を形成する手順を示すフローチャートである。図6に示すように、ネットワーク上に存在する任意のノードのうちのn1、n5、n9をコアポイント(core point)に設定する。
コアポイントに設定されたノードの個数が3(=M)個であるため、設定されたコアポイントを利用して形成されることができる次元の差数は2(=m)次元空間となり、したがって、図6の例示のように、次元空間1が2次元空間で形成される。
一方、このようなコアポイントを利用して2次元空間が形成されれば、それぞれのコアポイントを基準として相対的に距離が近いノードを任意にP−1個を選択する。
図6の例示において、コアポイント1であるn1を基準とすれば、n1における距離が相対的にコアポイント2であるn5やコアポイント3であるn9よりも近いn2、n3、n4がそれぞれ選定される。
したがって、コアポイントであるn1を含んで4(=P)個が選択されたため、3(=p)次元空間が形成されることができる。
このような方法により、コアポイント2であるn5やコアポイント3であるn9を基準としてそれぞれ3次元空間を形成するようになる。
一方、コアポイントに設定されたノードをそれぞれ含んで再びそれぞれのp次元空間を形成する場合、コアポイントに設定されたノードをそれぞれ含んで形成されるそれぞれのp次元の空間の次元の差数は、それぞれ異なる差数を有するようにすることも可能であることは上述したとおりである。
ただし、この場合にも、コアポイントを含んで選択される任意のノード個数Pは、形成される空間の次元数pよりも大きい数でなければならず、pが1以上の自然数であることは同じである。
一方、以上の説明では、コアポイントを先に選択してコアポイントが含まれるm次元の空間を先に形成し、それぞれのコアポイントを基準として再びそれぞれのp次元を形成するものと例示したが、それぞれのコアポイントを基準としてそれぞれのp次元を先ず形成し、コアポイントが含まれるm次元を後で形成したり、または同時にこのようなそれぞれの次元空間が形成されるようにすることも可能である。
一方、このような複数の次元空間を形成し、形成された複数の次元空間を互いに関連させる場合にも、1つの次元空間を形成するように複数の次元空間が関連する次元空間にノードを追加しなければならない場合がある。
すなわち、ネットワークにノードが追加される場合があるが、この場合、追加されるノードは、それぞれのコアポイントを基準としてコアポイントに近いノードが、コアポイントが属する次元空間に追加されるようになる。
すなわち、追加されるノードとコアポイントの間の距離を先ず測定して最も近いコアポイントを計算した後、追加されるノードの最も近いコアポイントが含まれた次元空間に配置する。
例えば、図6において、ノード13(n13)を次元空間に追加しようとする場合、先ずn13とそれぞれのコアポイント(n1、n5、n9)までの距離情報を測定した後、最も近いコアポイントであるn5が計算される場合、n13はn5が含まれる次元空間3に配置されるようになる。
一方、n13は、n5が含まれる次元空間3に配置されるようになるときには、上述したように次元空間にノードを追加する方法によってなされるようになる。
すなわち、追加されるノードをxとし、xの座標を(x_1、x_2、…、x_n)とし、i番目の特定地点の座標を(p_i1、p_i2、…、p_in)とするとき、距離の誤差は上述した数(1)で示すことができる。
そして、数(1)における関数を最小化するために、上述した関数をそれぞれのx_iで偏微分した関数が0になるようにする連立方程式である上述した数(2)を解き、数(2)による値を座標に設定することにより、ネットワークで追加されるノードに対して座標を付与することができるようになる。
一方、このようなそれぞれのノードを次元空間に配置することにより、それぞれのノードの座標を利用して距離を計算することができるようになる。
すなわち、上述したような数学的計算によってノード間の距離を計算することができる。
ただし、複数の次元空間を形成し、形成された複数の次元空間を互いに関連させる場合には、1つの次元空間と他の複数の次元空間が存在するため、ノードがそれぞれの次元空間のうちのどの次元空間に属するのか、またはコアポイントなのかなどによってノード間の距離を計算することが異なることがある。
例えば、k次元にすべて位置するノードAとノードBの間の距離(Euclidean distance)は、d_k(A、B)と示すことができる。
しかし、複数の次元空間を形成し、形成された複数の次元空間を互いに関連させる場合には、次のようにノードとノードの間の距離を計算することができる。
例えば、複数の次元空間に形成される空間に配置されるノードAとノードBがあると仮定し、全体空間の次元の差数がnであり、コアポイントが属する空間の次元の差数がmであると仮定する。このとき、ノードAとノードBがすべてコアポイントである場合、距離はd_n(A、B)のように示すことができる。
次に、ノードAはコアポイントであり、ノードBはコアポイントではない場合、Bが属した次元空間のコアポイントをB_Lとすれば、距離はd_n(A、B_L)+d_m(B_L、B)と示すことができる。
最後に、ノードAとノードBがすべてコアポイントではない場合、ノードAが属した次元空間のコアポイントをA_Lとし、ノードBが属した次元空間のコアポイントをB_Lとすれば、距離はd_n(A_L、B_L)+d_m(A_L、A)+d_m(B_L、B)のように示すことができる。
一方、同じノードAとノードBがすべてコアポイントではなく、ノードAとノードBがすべて同じk次元に位置する場合、ノードAとノードBの間の距離は、1つの次元空間にあるノード間の距離のようにd_k(A、B)と示すことができる。
このような次元空間の概念を利用してそれぞれのノードに対して座標を付与し、付与された座標を利用してそれぞれのノード間の距離を測定することにより、極めて複雑な形態を有するネットワークにおいて、それぞれのノード間の距離をより効果的に測定することができるようになる。
一方、このような複数のノードを次元空間に配置し、ソースと目的地までデータを送信するための最適な経路設定のために、例えば、目的地から近いノードを探し出さなければならない場合がある。
または、相対的に最も近いノードから分割したデータそれぞれを受信するために、ネットワーク上でノード自身を基準として近い距離に位置するノードを探し出さなければならない場合もあるはずである。
このような場合、先ず1つの次元空間のみを形成する場合には、例えば、目的地を対象ノードとし、次元空間における対象ノードを基準として距離が近いノードを選択すればよい。
しかし、複数の次元空間を形成する場合、先ず対象ノードが属する次元空間から探し出そうとする個数のノードを探し出すようになる。
もし、対象ノードが属する次元空間で所望する個数のノードをすべて探すことができない場合、対象ノードが属したコアポイントを基準として近いコアポイントを探し出し、探し出そうとする残りの個数のノードを探し出すようになる。
例えば、図6の例示において、n2を対象ノードとし、n2から近いノード4つを探し出さなければならないと仮定し、n1からn5までの距離とn1からn9までの距離のうち、n1からn5までの距離がより近いと仮定する。
この場合、先ずn2が属した3次元空間からn1、n3、n4の3つのノードを探し出し、コアポイント1であるn1を基準としてコアポイントのうちから近いn5を含み、すべて4つのノードを探し出すようになる。
もし、n2から近いノード5つを探し出さなければならないと仮定すれば、n2が属した3次元空間からn1、n3、n4の3つのノードを探し出し、コアポイントであるn5とn9を含み、すべて5つのノードを探し出すようになる。
もし、n2から近いノード6つを探し出さなければならないと仮定すれば、n2が属した3次元空間からn1、n3、n4の3つのノードを探し出し、コアポイントであるn5とn9を含み、次にコアポイントであるn5とn9でそれぞれのコアポイントが属した3次元空間からそれぞれのノードとコアポイントまでの距離を利用して残り1つのノードを探しだし、すべて5つのノードを探し出すようになる。
もちろん、距離によって同じ次元空間内にあるノードの場合でも、他のコアポイントが属する次元空間にあるノードがより近い場合、他のコアポイントが属する次元空間にあるノードが選択される場合も可能である。
例えば、図6の例示において、n2を対象ノードとし、n2から近いノード3つを探し出さなければならないと仮定し、コアポイントであるn1からn5までの距離がn1からn4までの距離よりもより近いと仮定する。
この場合、n2から近いノード3つとして選択されるノードは、n1が属した次元空間2の他のノードであるn2、n3、n4ではなく、n2、n3、または次元空間2ではない次元空間3に位置するn5が選択されることができる。
一方、このような対象ノードを基準として近いノードを探し出すことは、ネットワークからデータ送信するための最適の経路設定や、p2p方式のように複数のノードから1つのデータを分割し、分割したデータそれぞれを受信する場合に利用されることができる。
このような複数のノードを次元空間に配置し、ノード間の距離測定方法が実際のネットワークで適用される場合について、例示を参照しながら説明する。
先ず、ネットワークと連結する別途の装置(例えば、サーバ)などを利用してノードとノードの間の距離情報を格納しながら、多様な分野に利用することができる。
図7は、ネットワークと連結する別途の装置(例えば、サーバ)などを利用してノードとノードの間の距離を測定する場合を例示したものである。図7は、本発明の好ましい一実施形態に係るノード間の距離測定システムの構成を示す図である。図7に示すように、ノード間の距離測定システムは、ネットワーク100、距離測定サーバ110、およびデータベース120を含むことができる。
先ず、ネットワーク100は、図7に示すように、ネットワークを構成する多様な装置である複数のノード(n1〜nk)が互いに連結して構成されることができる。
また、互いに情報を取り交わすことができる通路であって、多様な装置などが相互間に互いに情報を取り交わすようになる場合であれば何らの制限もない。
したがって、本発明におけるネットワーク100は、移動通信網およびインターネットを含むだけでなく、インターネットは、TCP/IPプロトコルおよびその上位階層に存在する多様なサービス、すなわちHTTP(HyperText Transfer Protocol)、Telnet、FTP(File Transfer Protocol)、DNS(Domain Name System)、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、SNMP(Simple Network Management Protocol)、NFS(Network File Service)などを提供する全世界的な開放型ネットワーク構造をすべて含む。
また、移動通信網は、基地局(BS:Base Station)、移動電話交換局(MTSO:Mobile Telephone Switching Office)、ホームロケーションレジスタ(HLR:Home Location Register)の他に、無線パケットデータの送受信を可能にするアクセスゲートウェイ(Access Gateway)、PDSN(Packet Data Serving Node)などのような構成要素をさらに含む。
距離測定サーバ110は、ネットワークを構成するそれぞれのノードからそれぞれのノードに対する情報およびそれぞれのノードと隣接したノードに対する距離情報、すなわち隣接したノードまでの距離情報を受信する。
それぞれのノードに対する情報は、ノードの識別番号、アイディー(ID)のようなノードの識別情報、ノードのIP(Internet Protocol)アドレス、装置の種類、回線の種類、物理的/地理的位置など、ノードと関連する多様な情報を含むことができる。
隣接したノードまでの距離情報は、好ましくは該当ノードが物理的/地理的に連結した他のノードまでの距離に対する情報であることができる。また、隣接したノードに対する距離情報は、上述したように、回答時間情報を利用するpingテストのような方法を利用して測定されて距離測定サーバ110に送信されることができるが、その方法がこれに限定されることはない。
例えば、図2のような例示において、距離測定サーバはn1〜n5まで5つのノードそれぞれからIPアドレスなどを含むノード情報を受信し、またはn1からはn1のIPアドレス、装置の種類情報、回線の種類などのノード情報と隣接するn2、n3、およびn4までの距離情報であるd1、d2、d4のような隣接ノードまでの距離情報を受信することができる。
一方、距離測定サーバ110は、ネットワークを構成するそれぞれのノードからノードに対する情報と隣接したノードまでの距離情報を受信し、上述したような方法によってノード間の距離を利用して次元空間を形成し、形成された次元空間にノード間の距離を利用してそれぞれのノードを配置する。そして、次元空間に配置されたノードの情報に基づいてそれぞれのノード間の距離を計算する。
そして、ネットワークにノードが追加される場合、追加されるノードと既存のノード間の距離を利用して形成された次元空間にノードを配置し、特に、複数の次元空間を形成する場合、追加されるノードは追加されるノードとそれぞれのコアポイントまでの距離を先に測定した後、最も近いコアポイントが属する次元空間に追加されるノードを配置することができる。
一方、距離測定サーバ110がネットワークを構成するそれぞれのノードからノードに対する情報と隣接したノードまでの距離情報を受信することは、距離測定サーバ110がネットワークを構成するそれぞれのノードが予め設定された時間や、例えば、他のノードとの連結状態の変化などの多様な基準により、該当ノードから距離測定サーバ110に該当ノードに対する情報と隣接したノードまでの距離情報を送信することであることができる。
また、距離測定サーバ110がそれぞれのノードに該当ノードに対する情報と隣接したノードまでの距離情報を要請して受信することができる。そして、距離測定サーバ110がノードに対する情報と隣接したノードまでの距離情報を受信することは、agentのようなプログラムを利用して実行することができる。
一方、データベース120は、距離測定サーバ110でそれぞれのノードから受信したノードに対する情報と隣接したノードに対する距離に対する情報を格納することができる。また、データベース120には、ノードが配置される次元空間情報と形成された次元空間におけるノードの配置情報も格納されることができる。
一方、ネットワークを構成するそれぞれのノードからノードに対する情報とノードから隣接したノードへの距離情報を受信して次元空間を形成し、形成された次元空間にそれぞれのノードを配置してノード間の距離を計算する距離測定サーバの構成について、図8を参照しながら説明する。
図8は、本発明の好ましい一実施形態に係るノード間の距離測定を実行することができる距離測定サーバの構成を示す図である。図8に示すように、本発明の好ましい一実施形態に係る距離測定サーバは、基準ノード設定部800、次元形成部810、および距離計算部820を含むことができる。
一方、上述したように、本発明の好ましい一実施形態に係る距離測定サーバ110は、ネットワーク100を構成するそれぞれのノードからノードに対する情報とノードから隣接したノードへの距離情報を受信し、このような情報はネットワークと連結する通信部(図示せず)を通じて受信することができる。
一方、受信された情報を利用して1つの次元空間を形成するためには、複数の任意のノードを選択することが必要となり、複数の次元空間を形成して関連させるためにも、複数の任意のノードを選択してコアポイントの設定し、コアポイントと隣接するノードの情報が必要となる。
図8に示す基準ノード設定部800は、1つの次元空間の形成のために複数の任意のノードを選択したり、複数の次元空間を形成して関連させるために複数の任意のノードを選択してコアポイントを設定する。
次元形成部810は、基準ノード設定部800で選択したり設定される複数の任意のノードまたはコアポイントを利用して、予め設定された次元空間を形成する。
このような次元空間は、1つの次元空間または複数の次元空間を形成して複数の次元空間を相互関連させた次元空間であることは、上述したとおりである。
一方、1つの次元空間のみを形成する場合、先ず任意のN個のノードを選択し、選択された任意のN個のノードを利用してn次元を形成し、N>nであってn≧1の関係にあることは、上述したとおりである。
複数の次元空間を形成して複数の次元空間を相互関連させた次元空間を形成する場合、任意のM個のノードを選択してコアポイントに設定してm次元を形成し、コアポイントを含んでコアポイントから相対的に近いP個のノードを含んでp次元を形成することであり、M>mであってm≧1であり、P>pであってp≧1の関係にあることは、上述したとおりである。
次元形成部810も、形成された次元空間で他のノードの座標を決定して他のノードを配置する。距離計算部820は、決定した座標を利用してノード間の距離を測定する。
一方、図7〜図8では、ネットワーク100と連結する別途の距離測定サーバ110を含んでそれぞれのノードに対する情報とノードと隣接したノード間の距離情報を利用して次元空間を形成し、形成された次元空間を利用してそれぞれのノード間の距離を測定するものと例示した。
しかし、この他に、距離測定サーバ110の機能をネットワーク100を構成するそれぞれのノードのうちの少なくとも1つのノードに含んだり、ネットワークを構成するそれぞれのノードと連結する別途の装置で提供してネットワークを構成するノード間の距離を測定することも可能である。
また、ネットワークを構成するそれぞれのノードに本発明に係るノード間の距離測定方法がプログラムの形態で実現されてそれぞれのノードに設置されてノード間の距離を測定することも可能である。
一方、このような本発明に係るノード間の距離測定方法は、多様な分野に利用されることができる。
上述したように、ネットワークにおいてソースから目的地にデータを送信しようとする場合、最適の経路を通じてデータ送信がなされるようにしなければならない。このためには、本発明に係るノードとノードの間の距離測定方法を利用して最適経路を設定することが可能である。
また、複数のソースのうちで最適なソースから目的地までデータを送信するようになる場合、それぞれのソースから目的地までの距離を計算して最適なソースを決定することも可能である。
これだけでなく、p2p(peer−to−peer)のようなネットワークで複数のユーザからデータを受信しようとする場合にも、最適なユーザ(peer)を選択し、該当ユーザからデータを受信するようにすることも可能である。
また、p2pのようなネットワークを構成する場合、図7で距離測定サーバ110の機能がp2pネットワークを管理するp2p管理サーバに含まれてユーザが要請するデータを提供する最適なピアまたはサーバを選択し、ユーザである該当ピアに提供するようにすることも可能であろう。
特に、p2pネットワークをコンテンツ送信のためのコンテンツ送信ネットワーク(Contents Delivery Network)として利用したり、コンテンツ送信ネットワークと利用する結合して使用する場合、距離測定サーバ110の機能がp2pネットワークを管理するp2p管理サーバまたは/およびコンテンツ送信ネットワークの構成要素に含まれ、ユーザが要請するデータを提供する装置を選択するのに利用するようにできる。
一方、p2pネットワークでは、次元形成のための基準となるコアポイントをピア間の通信を連結したり中継するブローカ(broker)またはスーパーピア(super peer)に設定し、ピアに本発明に係る距離測定方法の機能を負荷してファイルなどの送受信がなされる最適なピアを選択し、ピアに情報を提供する方法も可能である。
これだけでなく、コアポイントを設定するために任意のノードを選択するにおいて、コアポイントに設定されるノードが地理的/物理的にまたはサービスの提供者を中心として該当ネットワークの中心となるノードが選定されるようにすることにより、本発明に係るノード間の距離測定方法が適用されるようにすることも可能である。
例えば、各地域のIDC(Internet Data Center)などに位置するサーバを次元空間形成のための任意のノードから選択して次元空間を形成し、各地域のIDC(Internet Data Center)などに位置するサーバと連結したそれぞれのノードを距離によって次元空間に配置してノード間の距離を計算することが可能である。
また、韓国の特定IDCなどに位置するサーバをコアポイントにして1つの次元を形成し、アメリカのIDCなどに位置するサーバをコアポイントとして1つの次元を形成する方法により、それぞれの国家別に国家別ネットワークにおける次元空間を形成する。
また、該当国家からコアポイントに選定されたノードを利用してまた空間次元を形成し、本発明に係るノード間の距離測定方法が適用される空間次元を形成し、各国家別に位置するノードは該当国家のコアポイントを基準として形成された次元空間にそれぞれ配置することが可能である。
また、地域的に、例えば、韓国でそれぞれのISP(Internet Service Provider)のIDCなどのサーバをコアポイントに設定してそれぞれのISPを中心とする空間次元を形成し、それぞれのISPと連結したノードはそれぞれのISPを中心とする空間次元を形成に配置してそれぞれのノード間の距離を測定することも可能である。
これだけでなく、無線ネットワークの場合、基地局や無線ネットワークのAP(Access Point)をコアポイントに設定し、このような無線ネットワーク上の端末機をコアポイントではない他の任意のノードに設定することによってノード間の最適な距離を計算することができるようになり、より早く端末機間の連結がなされて通信が可能なようにできる。
このような本発明に係るノード間の距離測定方法は、上述したような例示だけではなく、多様な形態に適用されることができ、コアポイントのような基準となるノードを設定し、設定されたノードを利用して空間次元を形成し、形成された空間次元にそれぞれのノードに座標を付与してノード間の距離を計算して距離を測定する場合であれば、本発明に含まれるものと見做さなければならないだろう。
上述した本発明の好ましい実施形態は、例示の目的のために開示されたものであり、本発明に対して通常の知識を有する当業者であれば、本発明の思想と範囲内で多様な修正、変更、付加が可能なはずであり、このような修正、変更、および付加は上述する特許請求の範囲に属するものとして見做さなければならない。

Claims (34)

  1. ネットワークと連結する装置において前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離測定方法であって、
    前記ネットワークに位置する複数のノードのうちから少なくともN個のノードを任意に選択するステップ;
    前記任意に選択された少なくともN個のノードを利用してn次元(N>n、n≧1)を形成するステップであって、前記n次元を形成することは、前記任意に選択された少なくともN個のノードそれぞれから受信されたノード情報と前記ノードと隣接したノード間の距離情報を利用して実行され、前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから選択されるN番目ノードは、1番目に選択されたノードの位置から(N−1)番目に選択されたノードの位置を含む(N−2)次元のハイパープレーンに下ろした垂線が(N−1)番目軸と平行になるように配置される、ステップ
    前記任意に選択された少なくともN個のノードと他のノード間の距離を利用して前記形成されたn次元で前記他のノードの座標を決定するステップ;および
    前記決定した座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算するステップ;を含むことを特徴とする、ノード間の距離測定方法。
  2. 前記任意に選択された少なくともN個のノードそれぞれから受信されるノード情報は、
    前記ノードの識別情報、前記ノードのIPアドレス、前記ノードの装置種類、前記ノードに連結した回線の種類、前記ノードの地理的位置のうちの少なくとも1つを含む情報であることを特徴とする、請求項1に記載のノード間の距離測定方法。
  3. 前記任意に選択された少なくともN個のノードを利用してn次元(N>n、n≧1)を形成するステップは、
    前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから任意に選択された1番目ノードを前記形成されるn次元空間上の原点に配置するステップ;
    前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから任意に選択された2番目ノードを前記1番目ノードとの距離に合わせて任意の1番目軸上に配置するステップ;
    前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから任意に選択された3番目ノードを前記1番目ノードと前記2番目ノードがなす直線に下った垂線が任意の2番目軸に平行になるように配置するステップ
    含むことを特徴とする、請求項1に記載のノード間の距離測定方法。
  4. 前記ネットワークと連結する装置は、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくとも1つであることを特徴とする、請求項1に記載のノード間の距離測定方法。
  5. ネットワークと連結する装置においてネットワークに位置する複数のノード間の距離測定方法であって、
    前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくとも2つ以上のノードをコアポイントに設定するステップ;
    定された少なくともM個のコアポイントを利用してm次元の次元空間を形成するステップであって、前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択されたM番目ノードは、1番目に選択されたノードの位置から(M−1)番目に選択されたノードの位置を含む(M−2)次元のハイパープレーンに下ろした垂線が(M−1)番目軸と平行になるように配置される、ステップ
    前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれる任意のノードをそれぞれ選択するステップ;
    前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードを利用してそれぞれの次元空間を形成するステップ;
    前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードと他のノード間の距離を利用して前記それぞれ形成された次元空間で前記他のノードの座標を決定するステップ;および
    前記決定した座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算するステップ;を含むことを特徴とする、ノード間の距離測定方法。
  6. 前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくとも2つ以上のノードをコアポイントに設定するステップは、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちから少なくともM個の任意のノードを選択するステップを含み
    記M>mであり、m≧1であることを特徴とする、請求項5に記載のノード間の距離測定方法。
  7. 前記設定された少なくともM個のコアポイントを利用してm次元の次元空間を形成するステップは、
    前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択された1番目ノードを前記形成されるm次元空間上の原点に配置するステップ;
    前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択された2番目ノードを前記1番目ノードとの距離に合わせて任意の1番目軸上に配置するステップ;
    前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択された3番目ノードを前記1番目ノードと前記2番目ノードがなす直線に下った垂線が任意の2番目軸に平行になるように配置するステップ
    含むことを特徴とする、請求項5に記載のノード間の距離測定方法。
  8. 前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくとも2つ以上のノードをコアポイントに設定するステップは、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちから少なくともM個の任意のノードを選択するステップを含み、
    前記それぞれの次元空間を形成するステップは、前記任意に選択された少なくともP−1個のノードと前記コアポイントに設定されたノードを含むP個のノードを利用して次元を形成するステップを含み、
    前記P>pであり、≧1であることを特徴とする、請求項5に記載のノード間の距離測定方法。
  9. 前記任意に選択された少なくともP−1個のノードと前記コアポイントに設定されたノードを含むP個のノードを利用してp次元を形成するステップは、
    前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択された1番目ノードを前記形成されるp次元空間上の原点に配置するステップ;
    前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択された2番目ノードを前記1番目ノードとの距離に合わせて任意の1番目軸上に配置するステップ;
    前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択された3番目ノードを前記1番目ノードと前記2番目ノードがなす直線に下った垂線が任意の2番目軸に平行になるように配置するステップ;および
    前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択されたP番目ノードを1番目に選択されたノードの位置から(P−1)番目に選択されたノードの位置を含む(P−2)次元のハイパープレーンにろした垂線が(P−1)番目軸と平行になるように配置するステップ;を含むことを特徴とする、請求項8に記載のノード間の距離測定方法。
  10. 前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードを利用してそれぞれの次元空間を形成するステップで形成されるそれぞれの次元空間は、少なくとも1つの次元空間が異なる次元差数を有することを特徴とする、請求項5に記載のノード間の距離測定方法。
  11. 前記設定されたコアポイントを利用して次元空間を形成するステップは、
    それぞれのノードからノード情報と前記ノードと隣接したノード間の距離情報を受信するステップを実行した後に実行されることを特徴とする、請求項5に記載のノード間の距離測定方法。
  12. 前記それぞれのノードから受信されるノード情報は、
    前記ノードの識別情報、前記ノードのIPアドレス、前記ノードの装置種類、前記ノードに連結した回線の種類、前記ノードの地理的位置のうちの少なくとも1つを含む情報であることを特徴とする、請求項11に記載のノード間の距離測定方法。
  13. 前記ネットワークと連結する装置は、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくとも1つであることを特徴とする、請求項5に記載のノード間の距離測定方法。
  14. 前記決定した座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算するステップは、
    前記距離を測定するノードがすべてコアポイントである場合、前記設定されたコアポイントを利用して形成された次元空間における前記コアポイント間の距離であることを特徴とする、請求項5に記載のノード間の距離測定方法。
  15. 前記決定した座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算するステップは、
    前記距離を測定するノードのうちの1つだけがコアポイントである場合、前記コアポイントであるノードと前記コアポイントではないノードが属した次元空間のコアポイント間の距離に前記コアポイントではないノードが属した次元空間のコアポイントと前記コアポイントではないノード間の距離を合わせた距離であることを特徴とする、請求項5に記載のノード間の距離測定方法。
  16. 前記決定した座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算するステップは、
    前記距離を測定するノードがすべてコアポイントではない場合、それぞれのノードが属した次元空間のコアポイントと前記それぞれのノード間の距離に前記それぞれのノードが属した次元空間のコアポイント間の距離を合わせた距離であることを特徴とする、請求項5に記載のノード間の距離測定方法。
  17. ネットワークと連結して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を測定する距離測定装置であって、
    前記ネットワークに位置する複数のノードのうちから少なくともN個のノードを任意に選択する基準ノード設定部;
    前記基準ノード設定部で選択された少なくともN個のノードを利用してn次元(N>n、n≧1)を形成する次元形成部であって、前記距離測定装置で受信した前記任意に選択された少なくともN個のノードそれぞれからノード情報と前記ノードと隣接したノード間の距離情報を利用して前記n次元を形成し、前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから選択されるN番目ノードは、1番目に選択されたノードの位置から(N−1)番目に選択されたノードの位置を含む(N−2)次元のハイパープレーンに下ろした垂線が(N−1)番目軸と平行になるように配置される、次元形成部;および
    前記任意に選択された少なくともN個のノードと他のノード間の距離を利用して前記形成されたn次元で前記他のノードの座標を決定し、前記決定した座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算する距離計算部;を含むことを特徴とする、ノード間の距離測定装置。
  18. 前記任意に選択された少なくともN個のノードそれぞれから受信されるノード情報は、
    前記ノードの識別情報、前記ノードのIPアドレス、前記ノードの装置種類、前記ノードに連結した回線の種類、前記ノードの地理的位置のうちの少なくとも1つを含む情報であることを特徴とする、請求項17に記載のノード間の距離測定装置。
  19. 前記次元形成部が前記任意に選択された少なくともN個のノードを利用してn次元(N>n、n≧1)を形成することは、
    前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから任意に選択された1番目ノードを前記形成されるn次元空間上の原点に配置し、前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから任意に選択された2番目ノードを前記1番目ノードとの距離に合わせて任意の1番目軸上に配置し、前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから任意に選択された3番目ノードを前記1番目ノードと前記2番目ノードがなす直線に下った垂線が任意の2番目軸に平行になるように配置することを含むことを特徴とする、請求項17に記載のノード間の距離測定装置。
  20. 前記距離測定装置は、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくとも1つであることを特徴とする、請求項17に記載のノード間の距離測定装置。
  21. ネットワークと連結する装置においてネットワークに位置する複数のノード間の距離を測定する距離測定装置であって、
    前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくとも2つ以上のノードをコアポイントに設定し、前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれる任意のノードをそれぞれ選択する基準ノード設定部;
    定された少なくともM個のコアポイントを利用してm次元の次元空間を形成し、前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードを利用してそれぞれの次元空間を形成する次元形成部であって、前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択されたM番目ノードは、1番目に選択されたノードの位置から(M−1)番目に選択されたノードの位置を含む(M−2)次元のハイパープレーンに下ろした垂線が(M−1)番目軸と平行になるように配置される、次元形成部;および
    前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードと他のノード間の距離を利用して前記それぞれ形成された次元空間で前記他のノードの座標を決定し、前記決定した座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算する距離計算部;を含むことを特徴とする、ノード間の距離測定装置。
  22. 前記基準ノード設定部が前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくとも2つ以上のノードをコアポイントに設定することは、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちから少なくともM個の任意のノードを選択することを含み、
    記M>mであり、m≧1であることを特徴とする、請求項21に記載のノード間の距離測定装置。
  23. 前記次元形成部が前記設定された少なくともM個のコアポイントを利用してm次元の次元空間を形成することは、
    前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択された1番目ノードを前記形成されるm次元空間上の原点に配置し、前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択された2番目ノードを前記1番目ノードとの距離に合わせて任意の1番目軸上に配置し、前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択された3番目ノードを前記1番目ノードと前記2番目ノードがなす直線に下った垂線が任意の2番目軸に平行になるように配置することを含むことを特徴とする、請求項22に記載のノード間の距離測定装置。
  24. 前記次元形成部が前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードを利用してそれぞれの次元空間を形成することは、
    前記任意に選択された少なくともP−1個のノードと前記コアポイントに設定されたノードを含むP個のノードを利用してp次元を形成することを含み
    前記P>pであり、p≧1であることを特徴とする、請求項21に記載のノード間の距離測定装置。
  25. 前記次元形成部が前記任意に選択された少なくともP−1個のノードと前記コアポイントに設定されたノードを含むP個のノードを利用してp次元を形成することは、
    前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択された1番目ノードを前記形成されるp次元空間上の原点に配置し、前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択された2番目ノードを前記1番目ノードとの距離に合わせて任意の1番目軸上に配置し、前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択された3番目ノードを前記1番目ノードと前記2番目ノードがなす直線に下った垂線が任意の2番目軸に平行になるように配置し、前記コアポイントを含むノードのうちから任意に選択されたP番目ノードを1番目に選択されたノードの位置から(P−1)番目に選択されたノードの位置を含む(P−2)次元のハイパープレーンにろした垂線が(P−1)番目軸と平行になるように配置することを含むことを特徴とする、請求項24に記載のノード間の距離測定装置。
  26. 前記次元形成部が前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードを利用してそれぞれの次元空間を形成する場合、前記形成されるそれぞれの次元空間は、少なくとも1つの次元空間が異なる次元差数を有することを特徴とする、請求項21に記載のノード間の距離測定装置。
  27. 前記次元形成部が前記設定されたコアポイントを利用して次元空間を形成することは、
    前記距離測定装置がそれぞれのノードからノード情報と前記ノードと隣接したノード間の距離情報を受信した後に実行することを特徴とする、請求項21に記載のノード間の距離測定装置。
  28. 前記それぞれのノードから受信されるノード情報は、
    前記ノードの識別情報、前記ノードのIPアドレス、前記ノードの装置種類、前記ノードに連結した回線の種類、前記ノードの地理的位置のうちの少なくとも1つを含む情報であることを特徴とする、請求項27に記載のノード間の距離測定装置。
  29. 前記距離測定装置は、前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくとも1つであることを特徴とする、請求項21に記載のノード間の距離測定装置。
  30. 前記距離計算部が前記決定した座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算することは、
    前記距離を測定するノードがすべてコアポイントである場合、前記設定されたコアポイントを利用して形成された次元空間における前記コアポイント間の距離を計算することであることを特徴とする、請求項21に記載のノード間の距離測定装置。
  31. 前記距離計算部が前記決定した座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算することは、
    前記距離を測定するノードのうちの1つだけがコアポイントである場合、前記コアポイントであるノードと前記コアポイントではないノードが属した次元空間のコアポイント間の距離に前記コアポイントではないノードが属した次元空間のコアポイントと前記コアポイントではないノード間の距離を合わせた距離を計算することであることを特徴とする、請求項21に記載のノード間の距離測定装置。
  32. 前記距離計算部が前記決定した座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算することは、
    前記距離を測定するノードがすべてコアポイントではない場合、それぞれのノードが属した次元空間のコアポイントと前記それぞれのノード間の距離に前記それぞれのノードが属した次元空間のコアポイント間の距離を合わせた距離を計算することであることを特徴とする、請求項21に記載のノード間の距離測定装置。
  33. ットワークに位置する複数のノード間の距離を測定する距離測定方法を、前記ネットワークに連結される装置のコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、前記距離測定方法は、
    前記ネットワークに位置する複数のノードのうちから少なくともN個のノードを任意に選択するステップ;
    前記任意に選択された少なくともN個のノードを利用してn次元(N>n、n≧1)を形成するステップであって、前記n次元を形成することは、前記任意に選択された少なくともN個のノードそれぞれから受信されたノード情報と前記ノードと隣接したノード間の距離情報を利用して実行され、前記任意に選択された少なくともN個のノードのうちから選択されるN番目ノードは、1番目に選択されたノードの位置から(N−1)番目に選択されたノードの位置を含む(N−2)次元のハイパープレーンに下ろした垂線が(N−1)番目軸と平行になるように配置される、ステップと
    前記任意に選択された少なくともN個のノードと他のノード間の距離を利用して前記形成されたn次元で前記他のノードの座標を決定するステップ;および
    前記決定した座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算するステップ;を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
  34. ットワークに位置する複数のノード間の距離を測定する距離測定方法を、前記ネットワークに連結される装置のコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、前記距離測定方法は、
    前記ネットワークに位置する複数のノードのうちの少なくとも2つ以上のノードをコアポイントに設定するステップ;
    定された少なくともM個のコアポイントを利用してm次元の次元空間を形成するステップであって、前記コアポイントに設定された任意のノードのうちから任意に選択されたM番目ノードは、1番目に選択されたノードの位置から(M−1)番目に選択されたノードの位置を含む(M−2)次元のハイパープレーンに下ろした垂線が(M−1)番目軸と平行になるように配置される、ステップ
    前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれる任意のノードをそれぞれ選択するステップ;
    前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードを利用してそれぞれの次元空間を形成するステップ;
    前記コアポイントに設定されたノードがそれぞれ含まれてそれぞれ選択された任意のノードと他のノード間の距離を利用して前記それぞれ形成された次元空間で前記他のノードの座標を決定するステップ;および
    前記決定した座標を利用して前記ネットワークに位置する複数のノード間の距離を計算するステップ;を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
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