JP5795169B2 - Mounting member - Google Patents
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Description
本発明は、例えば足に装着するための装着部材に関するものである。 The present invention relates to a mounting member for mounting to the foot, for example.
従来、スリッパは、足の裏を乗せるための板状の基部と、その基部の一部を覆うように設けられ、該基部と共に足を挿入可能な開口を形成する被覆部とを備え、開口が足の爪先側よりも一般的に大きく設定されることで、簡単に足の爪先を挿入して履くことができるようになっている。 Conventionally, a slipper is provided with a plate-like base portion for placing a sole of a foot and a covering portion that is provided so as to cover a part of the base portion and forms an opening into which a foot can be inserted together with the base portion. By being generally set larger than the toe side of the foot, the toe can be easily inserted and worn.
そして、このようなスリッパとしては、被覆部における足の甲との接触面である内面にゴムベルトを設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。このスリッパでは、ゴムベルトが大きな摺動抵抗を生じさせることで、スリッパが簡単に脱げてしまうといったことが低減される。 And as such a slipper, there exists what provided the rubber belt in the inner surface which is a contact surface with the back of the foot in a coating | coated part (for example, refer patent document 1). In this slipper, the rubber belt generates a large sliding resistance, so that the slipper is easily removed.
しかしながら、上記のようなゴムベルトを設けたスリッパでは、足を挿入する際にも足の甲がゴムベルトと接触してしまうことがあり、足を挿入する際にもゴムベルトが大きな摺動抵抗となってしまい、履き難いという問題がある。特に、足が義足である場合等は、爪先の微妙な感覚がないことや、意志によって爪先を微妙に変形させることができないことなどから、履き易く且つ脱げ難いスリッパ等の履物が求められている。 However, in the slipper provided with the rubber belt as described above, the back of the foot may come into contact with the rubber belt even when the foot is inserted, and the rubber belt becomes a large sliding resistance when the foot is inserted. There is a problem that it is difficult to wear. In particular, when the foot is a prosthetic leg, there is a demand for footwear such as slippers that are easy to wear and difficult to remove because there is no subtle sense of the toes and the toes cannot be subtly deformed by will. .
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、履物を履き易く且つ脱げ難くすべく足に装着するための装着部材を提供することにある。 The present invention has been made in view of these circumstances, an object thereof is to provide a mounting member for mounting to the foot in order to not easily liable and take off wear the footwear.
請求項1に記載の発明では、板状の基部と、前記基部の一部を覆うように設けられ該基部と共に足を挿入可能な開口を形成する被覆部とを備えた履物における前記基部の前記被覆部により覆われた側の面と前記被覆部の内面との少なくとも一方に接触する足に装着するための装着部材であって、履物と接触する側である外表面には、履物に足を挿入する方向の反対方向に傾斜する繊維状部材が設けられたことを要旨とする。
In the invention according to
同構成によれば、履物と接触する側である外表面には、履物に足を挿入する方向の反対方向に傾斜する繊維状部材が設けられるため、装着部材を足に装着することで、請求項1に記載の発明の効果と同様の効果を得ることができる。
According to the configuration, the outer surface that is in contact with the footwear is provided with the fibrous member that is inclined in the direction opposite to the direction in which the foot is inserted into the footwear. The effect similar to the effect of the invention of claim |
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の装着部材において、足の爪先側を帯状に覆うようにして装着可能とされ、前記繊維状部材が帯状の長手方向に複数設けられるとともにそれらの間が弾性を有する弾性部材とされたことを要旨とする。 According to a second aspect of the present invention, in the mounting member according to the first aspect , the mounting member can be mounted so as to cover the toe side of the foot in a strip shape, and a plurality of the fibrous members are provided in the longitudinal direction of the strip shape. The gist of the invention is that it is an elastic member having a space between them.
同構成によれば、装着部材は足の爪先側を帯状に覆うようにして装着可能とされる。そして、繊維状部材が帯状の長手方向に複数設けられるとともにそれらの間が弾性を有する弾性部材とされるため、繊維状部材を履物とバランス良く広範囲に接触させることができるとともに、装着性を向上させることができる。例えば、繊維状部材がシート状でありながらも弾性を有していない場合では、帯状の長手方向に沿って長く繊維状部材を設けるとその部分では長手方向に沿って長い範囲で弾性変形しないため、足にフィットせずに装着性が低くなる(抜け易くなる)虞があるが、これに比べて足にフィットし易くなり装着性を向上させることができる。 According to this configuration, the mounting member can be mounted so as to cover the toe side of the foot in a band shape. In addition, since a plurality of fibrous members are provided in the longitudinal direction of the belt and between them is an elastic member having elasticity, the fibrous member can be brought into contact with the footwear in a wide range with good balance, and the wearability is improved. Can be made. For example, in the case where the fibrous member is in the form of a sheet but does not have elasticity, if the fibrous member is provided long along the longitudinal direction of the belt, the portion does not elastically deform in a long range along the longitudinal direction. Although there is a possibility that the wearability is lowered without being fitted to the foot (it is easy to come off), it is easier to fit the foot and the wearability can be improved.
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の装着部材において、足と接触する側である内表面には、足の爪先方向に傾斜する装着維持用繊維状部材が設けられたことを要旨とする。 According to a third aspect of the present invention, in the mounting member according to the first or second aspect , a fibrous member for maintaining a mounting that is inclined toward the toe of the foot is provided on the inner surface that is in contact with the foot. This is the gist.
同構成によれば、足と接触する側である内表面には、足の爪先方向に傾斜する装着維持用繊維状部材が設けられるため、装着部材が足(靴下を履いた足)から抜け落ちようとする場合には、装着維持用繊維状部材が、いわゆる逆毛となるため、大きな抵抗力が生じる。よって、装着部材が脱げ難くなる。 According to this configuration, the inner surface on the side in contact with the foot is provided with the fibrous member for maintaining the attachment inclined toward the toe of the foot, so that the mounting member may come off from the foot (the foot wearing the socks). In this case, since the fibrous member for maintaining the attachment becomes a so-called reverse hair, a large resistance is generated. Therefore, it becomes difficult to remove the mounting member.
本発明によれば、履物を履き易く且つ脱げ難くすべく足に装着するための装着部材を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a mounting member for mounting to the foot in order to not easily liable and take off wear the footwear.
(第1の実施の形態)
以下、本発明をスリッパ及び繊維状部材に具体化した第1の実施の形態を図1に従って説明する。
(First embodiment)
A first embodiment in which the present invention is embodied in a slipper and a fibrous member will be described below with reference to FIG.
図1(a)に示すように、履物としてのスリッパ1は、足2(詳しくは靴下3を履いた足2)の裏を乗せるための板状の基部4と、その基部4の上部先端側(図中、左側であって、爪先と対応する側)に設けられ、基部4と共に足2を挿入可能な開口を形成する被覆部5とを備えている。
As shown in FIG. 1 (a), a
そして、スリッパ1の足2との接触面であって、基部4の被覆部5により覆われた側の面と被覆部5の内面との少なくとも一方には、開口に足2が挿入される方向に傾斜した繊維状部材6が設けられている。
The direction in which the
詳述すると、繊維状部材6は、接触する部材(靴下3等)に対して一方向(いわゆる順毛となる方向)の摺動には小さな抵抗力しか生じさせず、他方向(いわゆる逆毛となる方向)の摺動には大きな抵抗力を生じさせるように傾斜した繊維状の部材であって、本実施の形態ではエチケットブラシ(登録商標)に用いられるものと同様のものを用いている。
More specifically, the
又、本実施の形態の繊維状部材6は、図1(c)に示すように、帯状(シート状)に形成され、図1(a),(b)に示すように、被覆部5の内面における開口5aの近傍に固着されている。より詳しくは、繊維状部材6は、被覆部5の内面における略開口5a端の位置であって、開口5aのアーチに沿った略全範囲に固着されている。又、本実施の形態の繊維状部材6は、その裏面に予め粘着剤が設けられ、その粘着剤にて固着されている。
Moreover, the
次に、上記第1の実施の形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)スリッパ1の足2(靴下3を履いた足2)との接触面であって、被覆部5の内面には、足2が挿入される方向に傾斜した繊維状部材6が設けられている。よって、スリッパ1を履く場合、詳しくは基部4と被覆部5との間に足2(靴下3を履いた足2)を挿入する場合には、繊維状部材6が、いわゆる順毛となるため、その挿入に際して生じる抵抗力は小さい。一方、歩行中等、スリッパ1が足2(靴下3を履いた足2)から抜け落ちようとする場合には、繊維状部材6が、いわゆる逆毛となるため、大きな抵抗力が生じる。よって、履き易く且つ脱げ難くなる。その結果、特に、足2が義足である場合等は、爪先の微妙な感覚がないことや、意志によって爪先を微妙に変形させることができないが、履き易く且つ脱げ難いため、義足の使用者が快適にスリッパ1を利用することが可能となる。
Next, the characteristic effects of the first embodiment will be described below.
(1) A
尚、繊維状部材6が直接接触するのは、勿論足2に履かれた靴下3であり、足2が義足である場合等は繊維状部材6が直接接触するのは義足を覆う靴下や布等となることを想定している。
Of course, the
(2)繊維状部材6は被覆部5の内面に設けられるため、より効果的に脱げ難くすることができる。詳しくは、スリッパ1が抜け落ちようとするときは歩行中等、足2(スリッパ1)を床から上げたときであり、そのとき、足2はスリッパ1の被覆部5と確実に接触する一方で基部4とは非接触となる場合がある。このことから、繊維状部材6を例えば基部4に設けた場合では、歩行中等、足2を床から上げたときに逆毛による抵抗力が生じなかったり、小さくなり脱げ難くなる効果が小さくなる虞がある。これに対して、本構成のように繊維状部材6を被覆部5に設けた場合では、歩行中等、足2を床から上げたときに足2が被覆部5の繊維状部材6と確実に接触して、逆毛による大きな抵抗力が生じるため、より効果的に脱げ難くすることができる。
(2) Since the
(3)繊維状部材6は、被覆部5の内面における開口5aの近傍に設けられるため、より効果的に脱げ難くすることができる。詳しくは、被覆部5の開口5aの近傍は、スリッパ1が脱げていく過程において、最後まで接触している可能性が高い部位である。このことから、例えば、繊維状部材6を被覆部5の奥側(爪先と対応した先端側)のみに設けた場合に比べて、より効果的に脱げ難くすることができる。又、本実施の形態のように、繊維状部材6を被覆部5の開口5aの近傍のみに設けた構成とすると、被覆部5の奥側(先端側)及び開口5aの近傍に設けた場合に比べて、繊維状部材6の面積を小さくしながら、効果的に脱げ難くすることができる。よって、本実施の形態では、繊維状部材6を被覆部5の奥側(先端側)及び開口5aの近傍に設けた場合に比べて、使用する繊維状部材6の量を少なくして、安価なものとすることができる。
(3) Since the
(4)本実施の形態では、繊維状部材6をスリッパ1における足2との接触面に固着する構成としている。このようにすると、繊維状部材6を、例えば所有している(従来の)スリッパ等に固着することで、例えば安価に上記効果を得ることができる。即ち、シート状の繊維状部材6自体がスリッパの外形を形成するものも考えられるが、このような場合に比べて、本実施の形態の構成では、繊維状部材6自体を製品とすることもできるので、例えば所有している(従来の)スリッパに固着したり、好みのデザインの(従来の)スリッパに固着することで、より使用者の需要に応えることができる。又、繊維状部材6は、その裏面に予め粘着剤が設けられ、その粘着剤にて固着されるものであるため、例えば、使用者(購入者)が、上記のように(従来の)スリッパ等に容易に固着させることができる。尚、繊維状部材6自体を製品とする場合、その傾斜する方向は、スリッパ1に固着した状態で(固着した際に)足が挿入される方向に傾斜すると決まるものではあるが、繊維状部材6は、そのように固着して使う専用のものとする。
(4) In this embodiment, the
(第2の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第2の実施の形態を図2に従って説明する。
尚、本実施の形態では、第1の実施の形態と同様の部分については同様の符号を付すなどして、同様の部分については一部その詳細な説明を省略する。
(Second Embodiment)
Hereinafter, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
In the present embodiment, the same parts as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed descriptions of the same parts are partially omitted.
本実施の形態における繊維状部材11は、図2(a),(c)に示すように、足2が挿入される方向に対応した方向を視覚的に認識可能とする挿入方向側認識可能部11aを有している。本実施の形態の挿入方向側認識可能部11aは、図2(c)に示すように、足2が挿入される方向に対応した方向側(図2(c)中、左側)が先細形状とされることで、その方向が視覚的に認識可能とされている。そして、繊維状部材11は、図2(a),(b)に示すように、被覆部5の内面における開口5aの近傍であって、スリッパ1の幅方向の略中央位置に固着されている。
As shown in FIGS. 2 (a) and 2 (c), the fibrous member 11 in the present embodiment has an insertion direction side recognizable portion that can visually recognize the direction corresponding to the direction in which the
このようにしても、上記第1の実施の形態の効果と同様の効果を得ることができる。
また次に、上記第2の実施の形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)繊維状部材11は、足2が挿入される方向に対応した方向を視覚的に認識可能とする挿入方向側認識可能部11aを有するため、繊維状部材11をスリッパに固着させる際に、(傾斜の)方向を誤って固着してしまうことを低減することができる。
Even if it does in this way, the effect similar to the effect of the said 1st Embodiment can be acquired.
Next, characteristic effects of the second embodiment will be described below.
(1) Since the fibrous member 11 has the insertion direction side
(第3の実施の形態)
以下、本発明を装着部材に具体化した第3の実施の形態を図3及び図4に従って説明する。
(Third embodiment)
A third embodiment in which the present invention is embodied in a mounting member will be described below with reference to FIGS.
図3(a),(b)に示すように、装着部材21は、スリッパ22の接触面に接触する足2(例えば靴下3を履いた足2)に装着するためのものである。尚、図3(a)に示すスリッパ22は、繊維状部材が設けられていない一般的な(従来の)ものであって、例えば、底面を除く表面(足2との接触面を含む)が布に覆われたもの等である。
As shown in FIGS. 3A and 3B, the mounting
装着部材21には、足2に装着した状態で、スリッパ22と接触する側である外表面に、スリッパ22に足を挿入する方向の反対方向に傾斜する繊維状部材23が設けられている。
The
詳述すると、本実施の形態の装着部材21は、図3(a),(b)に示すように、足2の爪先側を帯状に覆うようにして装着可能とされている。具体的には、本実施の形態の装着部材21は、図4に示すように、長手方向の一端側(図4中、左側)にマジックテープ(登録商標)等の面ファスナー24が設けられ、図3(b)に示すように、足2の爪先側に巻き付けつつ面ファスナー24を装着部材21の長手方向の他端側の裏面(内表面)に圧接することで装着可能とされている。又、装着部材21の面ファスナー24を除く部分(図4中、面ファスナー24より右側)には、前記長手方向に弾性を有する弾性部材25であるゴムと布の複合製品等がベースとして設けられている。そして、弾性部材25の表面には、シート状の繊維状部材23が長手方向に複数設けられている。尚、本実施の形態の各繊維状部材23は、上記した実施の形態と同様にエチケットブラシ(登録商標)に用いられるものと同様のものであって、シート状でありながらも弾性(伸縮性)を有していないものを用いている。
More specifically, as shown in FIGS. 3A and 3B, the mounting
そして、この装着部材21は、図3(a),(b)に示すように、スリッパ22に足を挿入する方向の反対方向に傾斜する繊維状部材23が設けられるように、且つ繊維状部材23が足2の甲側(スリッパ22の被覆部22aと対向する側)に配置されるように、足2に装着して使用する。
As shown in FIGS. 3A and 3B, the mounting
次に、上記第3の実施の形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)スリッパ22と接触する側である外表面には、スリッパ22に足2を挿入する方向の反対方向に傾斜する繊維状部材23が設けられるため、装着部材21を足2に装着することで、スリッパ22を履く場合には、繊維状部材23が、いわゆる順毛となるため、その挿入に際して生じる抵抗力は小さい。一方、歩行中等、スリッパ22が足2から抜け落ちようとする場合には、繊維状部材23が、いわゆる逆毛となるため、大きな抵抗力が生じる。よって、履き易く且つ脱げ難くなる。その結果、特に、足2が義足である場合等は、爪先の微妙な感覚がないことや、意志によって爪先を微妙に変形させることができないが、履き易く且つ脱げ難いため、義足の使用者が快適にスリッパ22を利用することが可能となる。又、この装着部材21を装着すると、例えば、出先などで一般的な(従来の)スリッパ22を利用することになっても、上記効果を得ることができる。
Next, the characteristic effects of the third embodiment will be described below.
(1) Since the
尚、装着部材21においては、繊維状部材23の傾斜する方向は、足2に装着した状態で(装着した際に)、スリッパ22に足2を挿入する方向の反対方向に傾斜すると決まるものではあるが、装着部材21は、そのようにして使う専用のものとする。
In the mounting
(2)装着部材21は足2の爪先側を帯状に覆うようにして装着可能とされる。そして、シート状の繊維状部材23が帯状の長手方向に複数設けられるとともにそれらの間が弾性を有する弾性部材25とされるため、繊維状部材23をスリッパ22とバランス良く広範囲に接触させることができるとともに、装着性を向上させることができる。即ち本実施の形態のように繊維状部材23がシート状でありながらも弾性を有していない場合、帯状の長手方向に沿って長く繊維状部材を設けるとその部分では長手方向に沿って長い範囲で弾性変形しないため足2にフィットせずに装着性が低くなる(抜け易くなる)虞があるが、これに比べて足2にフィットし易くなり装着性を向上させることができる。
(2) The mounting
(3)装着部材21は、面ファスナー24を有し、足2に装着した状態での環状の長さが調節可能とされているため、個人差のある足2のサイズ(爪先の周囲のサイズ)に良好に対応させることができる。即ち、装着部材を予め一定の長さの環状のものとした場合では、例え上記のように弾性部材25を用いても、締め付けがきつくなったり抜け易くなったり個人差のある足2のサイズ(爪先の周囲のサイズ)に良好に対応できない虞があるが、これに対して良好に対応させることができる。
(3) Since the mounting
上記実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記各実施の形態では、傾斜した繊維状部材6,11,23は、エチケットブラシ(登録商標)に用いられるものと同様のものであるとしたが、同様の機能を有すれば、他の傾斜した繊維状部材に変更してもよい。即ち、接触する部材(靴下3等)に対して一方向(いわゆる順毛となる方向)の摺動には小さな抵抗力しか生じさせず、他方向(いわゆる逆毛となる方向)の摺動には大きな抵抗力を生じさせるように傾斜した繊維状の部材であれば変更してもよい。
The above embodiment may be modified as follows.
In each of the above embodiments, the inclined
・上記第1及び第2の実施の形態では、スリッパ1に設けられる繊維状部材6,11は、単一の部材としたが、これに限定されず、複数個設けてもよい。
・上記第1及び第2の実施の形態では、繊維状部材6,11は被覆部5(のみ)に設けられるとしたが、これに限定されず、基部4にも設けてもよいし、基部4のみに設けてもよい。
-In the said 1st and 2nd embodiment, although the
-In the said 1st and 2nd embodiment, although the
・上記第1及び第2の実施の形態では、繊維状部材6,11は、被覆部5の内面における開口5aの近傍(のみ)に設けられるとしたが、被覆部5の奥側にも設けてもよいし、奥側のみに設けてもよい。尚、被覆部5の内面における開口5aの近傍とは、挿入方向に沿った被覆部5の長さの範囲の中心よりも開口5a側のことを言い、奥側とは、前記中心よりも奥側を言う。
In the first and second embodiments, the
・上記第1及び第2の実施の形態では、繊維状部材6,11をその裏面に予め設けた粘着剤にてスリッパ1に固着するようにしたが、これに限定されず、例えば、面ファスナー等、粘着剤以外の部材にて固着するようにしてもよいし、スリッパ1に縫いつけて固着するようにしてもよい。尚、繊維状部材自体を製品とする場合、縫いつけて固着するものは面倒であるため、粘着剤や面ファスナー等、簡単に固着できるものが好ましい。又、繊維状部材をスリッパに固着する構成としなくてもよく、例えば繊維状部材自体がスリッパの外形を形成するものとして設けてもよい。
In the first and second embodiments, the
・上記第2の実施の形態では、繊維状部材11の挿入方向側認識可能部11aは、足2を挿入する方向に対応した方向側が先細形状とされることで、その方向が視覚的に認識可能とされているとしたが、これに限定されず、例えば、文字や図形等を挿入方向側認識可能部として設けて視覚的に認識可能としてもよい。又、例えば、繊維状部材全体の形状を矢印のような形状とし全体を挿入方向側認識可能部としてもよい。又、例えば、繊維状部材全体の形状を一般的な被覆部5の内面と略同形状(内面より若干小さい形状)とする等、全体を挿入方向側認識可能部として、例えば、その方向以外では繊維状部材が開口5aからはみ出てしまうといった形状としてもよい。
-In the said 2nd Embodiment, the insertion direction side
・上記第3の実施の形態の装着部材21の裏面(繊維状部材23が設けられる側と反対側であって足2(靴下3を履いた足2)と対向して接触する側の内表面)に、図5に示すように、足2の爪先方向に傾斜する装着維持用繊維状部材31を追加して設けてもよい。このようにすると、装着部材21が足2(靴下3を履いた足2)から抜け落ちようとする場合には、装着維持用繊維状部材31が、いわゆる逆毛となるため、大きな抵抗力が生じる。よって、装着部材21が脱げ難くなる。又、勿論、この装着維持用繊維状部材31は、繊維状部材23と同様に、帯状の長手方向に複数設けてもよい。
The inner surface on the back surface of the mounting
・上記第3の実施の形態では、装着部材21は足2の爪先側を帯状に覆うようにして装着可能とされるものとしたが、装着できれば他の構成に変更してもよく、例えば、足2の甲(詳しくは靴下3のその部分)に粘着剤にて固着するものとしてもよい。
In the third embodiment, the mounting
・上記第3の実施の形態では、繊維状部材23が帯状の長手方向に複数設けられるとともにそれらの間が弾性を有する弾性部材25とされるとしたが、これに限定されず、例えば、繊維状部材を1つ(単一のシート状のもの)のみ設けたものとしてもよいし、弾性部材25を用いていない構成としてもよい。又、上記第3の実施の形態では、弾性部材25の表面にシート状の繊維状部材23を複数設けたが、弾性部材とシート状の繊維状部材23を交互に連結した構成(繊維状部材23が弾性部材25の表面に乗っていない構成)としてもよい。このようにすると、例えば、繊維状部材23が弾性部材25の表面に対して大きく突出してしまうことを抑制することが可能となる。
In the third embodiment, a plurality of the
・上記各実施の形態のスリッパ1,22は、他のかかとのない靴やサンダル等、他の履物に変更して発明を具体化してもよい。
The
2…足、4…基部、5…被覆部、5a…被覆部の開口、6,11,23…繊維状部材、11a…挿入方向側認識可能部、21…装着部材、25…弾性部材、31…装着維持用繊維状部材。 2 ... foot, 4 ... base, 5 ... covering portion, 5a ... opening of covering portion, 6, 11, 23 ... fibrous member, 11a ... insertable side recognizable portion, 21 ... mounting member, 25 ... elastic member, 31 ... Fibrous member for mounting and maintenance.
Claims (3)
履物と接触する側である外表面には、履物に足を挿入する方向の反対方向に傾斜する繊維状部材が設けられたことを特徴とする装着部材。A mounting member, characterized in that a fibrous member that is inclined in a direction opposite to a direction in which a foot is inserted into the footwear is provided on an outer surface that is in contact with the footwear.
足の爪先側を帯状に覆うようにして装着可能とされ、前記繊維状部材が帯状の長手方向に複数設けられるとともにそれらの間が弾性を有する弾性部材とされたことを特徴とする装着部材。A mounting member characterized in that it can be mounted so as to cover the toe side of the foot in a strip shape, and a plurality of the fibrous members are provided in the longitudinal direction of the strip shape, and an elastic member is provided between them.
足と接触する側である内表面には、足の爪先方向に傾斜する装着維持用繊維状部材が設けられたことを特徴とする装着部材。An attachment member, characterized in that an attachment maintaining fibrous member that is inclined toward the toe of the foot is provided on an inner surface that is in contact with the foot.
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