JP5794732B2 - 補充具および補充具を備えた筆記具セット - Google Patents

補充具および補充具を備えた筆記具セット Download PDF

Info

Publication number
JP5794732B2
JP5794732B2 JP2011180932A JP2011180932A JP5794732B2 JP 5794732 B2 JP5794732 B2 JP 5794732B2 JP 2011180932 A JP2011180932 A JP 2011180932A JP 2011180932 A JP2011180932 A JP 2011180932A JP 5794732 B2 JP5794732 B2 JP 5794732B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
replenishing
replenishment
ink tank
writing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011180932A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013043304A (ja
Inventor
大山 加藤
大山 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Pencil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority to JP2011180932A priority Critical patent/JP5794732B2/ja
Publication of JP2013043304A publication Critical patent/JP2013043304A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5794732B2 publication Critical patent/JP5794732B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pens And Brushes (AREA)

Description

本発明は、フェルトペン、サインペン、マーカーなどと呼ばれる筆記具のうち、インクタンク内にインクを収納した筆記具にインクを補充可能な補充具に関するものであり、インク経路に弁を配置し、弁の開閉で吐出を調整可能な弁機構が設けられた補充具に関するものである。
さらに本発明は、前記インクを消耗した場合に、簡単に補充を行うことができる構造に関するものである。
フェルトペンなどの筆記具の多くは、一般には使い捨てのものが主流であり、インクを消費しきった段階で捨てられており、インクだけを再度補充して引き続き使いたいというニーズがある。
そこで、特許文献1にはインクを補充することが可能な筆記具が開示されている。
また、中綿式筆記具の一部では、インクを含ませた中綿だけを交換することで引き続き使うことができる技術が特許文献2に開示されている。インクを使用したものでは、特許文献3のようにインク容器そのものを交換する方法が開示、実用化されている。加えて特許文献4では外的な装置で空気置換や吸引を行ってインクを補充する方法が提案されている。
さらには、特許文献5のように、軸後端に補充専用の流路を設けた方法も開示されている。
また、補充インク容器を具備した補充具として、特許文献6が開示されている。
特開2003−246184号公報 特開2003−80887号公報 特開2001−287494号公報 特開2008−132779号公報 実開平6−50886号公報 実開平6−6944号公報
しかしながら、特許文献1は補充が可能な筆記具としてであり、具体的な補充手段については詳細に開示されていない。
特許文献2では、部品を外す作業の不要な手間が生じたり、外した部品に付着したインクが周囲を汚してしまう恐れがあった。
特許文献3では、収納する筆記具本体側に、容器との接続部や交換のための機構が必要となり、必然的に部品点数が多く構造が複雑になりがちであった。さらには、インクタンク交換時に筆記具を分解するなどの手間がかかってしまう。
特許文献4では、補充具の構造が複雑である。
特許文献5では、分解などの手間はかからない利点があるが、例えば外気温の上昇や外気圧の低下などで相対的に内圧上昇した場合、後端からインクが噴出すおそれがある。さらには、補充具との接続や噴出し防止のために、必然的に全体の部品点数が増加してしまう可能性があった。
特許文献6では、補充具先端を封鎖する注入口カバーを備えているが、使用の際に開放、封止する手間が必要となってしまう。
そこで本発明は、使い捨てが主流であった筆記具にインクを補充可能にするとともに、従来の筆記具に対して大幅な部品の増加が無く、低コストで提供できるものである。さらに、空気置換を確実に行うことで補充時でのインク噴出しの懸念がなく、インク導入部分を内部に形成することでインク補充作業において手指を汚しにくく、筆記具を分解する手間が無く簡便にインクを補充することができる筆記具を実現することを課題とした。
そこで発明者は鋭意開発の末、以下の発明を実現するに至った。
少なくとも補充用インクタンクと、補充用インクタンクに収納された補充用インクと、補充用インクタンクと接続する弁機構からなり、インクタンクを有する筆記具にインクを補充可能な補充具において、補充時に前記弁機構を開放することにより前記補充用インクタンクに収容された前記補充用インクが外部に流通することで、筆記具のインクタンクに前記補充用インクが補充可能であることを特徴とする補充具である。
また、弁機構は、弁部材と弾性体を収容する本体と、補充用インクタンクと本体に接続する接続体と、弁部材を押圧して本体内部に当接する弾性体と、補充用インクタンクと外部との流通を開閉する弁部材からなり、前記弁部材の外周面には本体と当接する傾斜部と複数のインク流通溝が形成されていることを特徴とすることが望ましい。
また、補充用インクタンクは可撓性材料で形成されたことを特徴とすることが望ましい。
また、補充用インクタンクが、弁機構と脱着可能なことを特徴とすることが望ましい。
さらに上記記載の補充具と、前記補充具でインクを補充可能なインクタンクを有する筆記具とを備えた筆記具セットであることが望ましい。補充具と筆記具との接続時に、筆記具の弁機構と補充具の弁機構とが接触して各々の弁機構が開放され、補充具の補充用インクタンクと筆記具のインクタンクとが連通すると同時に、補充具の内壁と、筆記具の外周部とが密接することで、外部と前記連通流路とは遮断されるので、補充具と筆記具との接続を中は、補充具と筆記具の各々の他の弁機構が閉じられることで残インクが漏れ出すことはない。
以上により、筆記具へのインク補充において、簡便な操作で補充用インクを補充して補充することができるとともに、補充時に筆記具や補充具からのインクの噴出しや漏れ出し等の危険性を低減することが可能となる。
本発明の実施形態における補充具の全体図である。 本発明の実施形態における補充具の本体の部品図である。 本発明の実施形態における補充具の弁部材の部品図である。 本発明の実施形態における補充具の接続体の部品図である。 本発明の実施形態における補充具で補充可能な筆記具の全体図である。 本発明の実施形態における補充具と筆記具のインク補充時の動作図である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を示す。ただし、これに限られるものではない。
なお、本明細書中において、インクタンク内にインクを入れる作業については、インクを送りこむ作業を「充填」、インクが消耗した際に再度インクを入れる作業を「補充」と呼ぶ。また、補充時でのインク補充具と筆記具とが接続した状態におけるインク補充具側を「前方」、筆記具側を「後方」と呼ぶ。
図1は、本発明における補充具の外観を示す全体図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は正面図、図1(d)は斜視図、図1(c)は図1(a)のA−A’断面図(図1(b)の縦断面図)である。補充具は、弁部材2と弾性体3を内部に収容した本体1が接続体4を介して補充用インク6を保持した補充用インクタンク5に接続されている。弁部材2は軸方向に移動可能であることでインク流路の弁としての機能を持ち、一端は本体1の内面と当接し他端は弾性体3に当接される。一端は弁部材2に当接している弾性体3は、他端は接続体4に当接されている。弾性体3は常時圧縮された状態であり、弁部材2を本体1に当接し保持することで、補充作業の無い未使用時には弁機構が閉鎖され密封状態であるため、補充用インク6の漏出や揮発を防ぐことができる。
補充用インク6を保持する補充用インクタンク5は、接続体4のうち、本体1と接続されていない他端側に接続されている。補充用インクタンク5の材料は補充用インク6を保持封入可能であればよく、例えばPP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PS(ポリスチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネイト)、PA(ポリアミド)、POM(ポリアセタール)、PES(ポリエーテルサルホン)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、塩化ビニル、EVOH(エチレンビニルアルコール共重合樹脂)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合合成樹脂)のような樹脂材料や、ステンレス、鉄、真鍮、銅、アルミなどの金属材料を適宜使用し、ブロー成形、真空成形、射出成形などの樹脂成形法や、切削加工、絞り成形、プレス成形などの金属加工法のひとつ、もしくは複数を組み合わせて形成したものでもよい。望ましくは、補充用インク6の減少に伴い内容積が可変となる可撓性であり、樹脂フィルムや金属箔などの薄膜材料を接着、溶着、縫合などにより密閉袋状にしたものが挙げられる。
補充用インク6は、水、アルコール溶媒、炭化水素溶媒、芳香族溶媒、脂肪族溶媒などの溶媒中に、染料もしくは顔料の少なくともいずれかが溶解、分散されて着色されている低粘度の液体であることが望ましい。例えば、ジョンクリル61J(ジョンソン(株)社製)、酸化チタン、赤202号、水を適宜配合されたインクが挙げられる。また、補充後の筆記具において長期保存性や最善の筆記性能を得るため、補充対象の筆記具の筆記用インクと同種のインクであることが望ましい。
図2は補充具の本体1の部品図であり、図2(a)は正面図、図2(b)は図2(a)の縦断面図、図2(c)は図2(a)右側面図、図2(d)は斜視図である。本体1は、略円筒形状からなる胴部11と、胴部11の前方端面には接続体4と接着する接着面16と、胴部11の内部には軸方向に貫通した流路が形成されている。前記貫通した流路は複数の円筒形状で構成され、前方から、弁部材2と弾性体3が収容可能な収容部12、未使用時において弁部材2が当接しインク補充時には弁部材2が離間しインク補充が可能となる弁座13、供給口13の後方端面には補充対象の筆記具が当接する接触面14、補充対象の筆記具が挿入可能な挿入口15が形成されている。
図3は補充具の弁部材2の部品図であり、図3(a)は正面図、図3(b)は図3(a)の右側面図、図3(c)は斜視図である。弁部材2は複数の略円筒形状を組み合わされた形状で構成され前方から突出部21、突出部21を拡径した胴体部22、胴体部22を拡径した外周部23からなる。突出部21の前端面24はインク補充時には接続体4の弾性体受け41と当接し、弁部材2のストッパーの役割を果たす。なお、突出部21は接続体4の弾性体受け41に形成してもよい。また突出部21の軸方向長さを変化させることで単位時間当たりのインク補充量を調整することができる。胴体部22は弾性体3が径方向から外れてしまわないようにすることと、コイル状で形成した場合の弾発方向の撓みをガイドする役割を果たす。胴体部22の外径は弾性体のコイル内径より0.1mm程度小さく形成することが望ましい。外周部23は前方側端面には弾性体3の一端を当接する弾性体受け25と、後方に向かって縮径する傾斜面26、外周面には径方向に対し矩形のインク流通溝27が形成されている。傾斜面26は本体1の弁座13と線状又は面状で接触可能に形成することで未使用時でのインクの噴出しや漏れ出し等を防ぐことができる。インク流通溝27の形成は、インク補充時において単位時間あたりのインク補充量を増やすことと補充用インクと筆記具内に残留している空気とが容易に置換可能となることで安定して筆記具にインクを補充するためである。溝の配置は径方向に対し複数の等間隔で形成されることが望ましい。溝の本数は図3においては4本だが、2本以上であれば特に本数は限定されない。また、弾性体受け25が弾性体3を押圧可能であれば溝の形状は矩形に限定されない。
図4は補充具の接続体4の部品図であり、図4(a)は正面図、図4(b)は図4(a)の縦断面図、図4(c)は図4(a)の右側面図、図4(d)は斜視図である。接続体4は円筒部42と円筒部42の後方に突出した弾性体受け41からなる。円筒部42内部の一端は接続部43が形成され補充用インクタンク5と接続可能となる。接続部43と補充用インクタンク5との接続方法は、補充用インクタンク5を容易に交換可能とするため螺合によるネジ式が望ましいが、接着、圧入、嵌合等でもよい。円筒部42の他端は本体1の接着面16と接着する接着面44と、接着面41から後方に突出することで本体1との接着時における互いに軸心を合わせることを容易とした弾性体受け41が形成されている。弾性体受け41は弾性体3の弾性体受け25と当接している端部とは他端側を当接する。弾性体受け41には接続部43まで貫通した複数のインク流通孔45が形成されている。インク流通孔45は補充用インクタンク5と本体1とのインクを流通させるため複数で等間隔に配置されている。なお、弾性体の保持に影響が無ければ特に本数や面積に限定されない。本体1との接合については、接着面44と本体1の接着面16との接着、弾性体受け41と本体1の収容部12との圧入等、本体1と接続体4との軸心を略一致させることができれば、接合方法は上記に限定されない。
本体1、弁部材2、接続体4を形成する材料についてはPP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PS(ポリスチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネイト)、PA(ポリアミド)、POM(ポリアセタール)、PES(ポリエーテルサルホン)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、塩化ビニル、EVOH(エチレンビニルアルコール共重合樹脂)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合合成樹脂)のような樹脂材料や、ステンレス、鉄、真鍮、銅、アルミなどの金属材料のひとつ、もしくは複数の組み合わせで構成され、射出成形、切削加工などの加工法や、切削加工、プレス成形、鋳造、鍛造などの加工法により形成することができる。
弾性体3(図示しない)は、前記本体1の収容部12に配設され、前記接続体4と前記弁部材2との間で狭持されて、前記弁部材2を、前記本体1の弁座13に押圧可能であれば良い。弾性体3の材料は金属であれば補充用インク6に対して耐腐食性に優れたステンレスでできたコイルスプリングが好ましいが、他種の金属材料や、樹脂材料、炭素材料などでできたスプリングでも良く、ゴムやエラストマーなどのゴム弾性材料からなるものでも良い。
図5は本発明における補充具での補充が可能な筆記具であり、図5(a)は正面図、図5(b)は図5(a)の縦断面図、図5(c)は図5(b)の筆記部の拡大図、図5(d)はペン芯を後方に押圧した際の筆記部の拡大図である。補充の対象となる筆記具は、少なくともインクタンクを含む後軸101と、後軸101に収納された筆記用インク102と、両端が略半球形状に研磨された筆記部103と、筆記部103に筆記用インク102を供給する弁機構と、前記弁機構と筆記部103とを後軸101に固定する先軸104とからなる。
前記弁機構は、中心に円形の穴が形成された弁座105と、未筆記時は弁座105と当接して筆記流路を開閉し弁座105の穴径より小さな径から後方につれて拡径し、弁座105の穴径より大きな径で形成されたテーパー面を有する円筒形の弁棒106と、弁棒106の後方に配設し弁棒106を弁座105に押圧するバネ107と、バネ107を保持しながら弁座105と嵌合して弁棒106とバネ107を収容するバネ受け108からなる。バネ107は、弁捧106とともに弁座105とバネ受け108とで狭持され、継続的に弁棒106を弁座105に押し付け可能なものであれば良く、例えばステンレスでできたコイルスプリングが好ましいが、他種の金属材料や、樹脂材料、炭素材料でできたスプリングや、エラストマー、ゴムなどの弾性材料で形成してもよい。
未筆記時では弁捧106の後方にあるバネ107の弾発力でテーパー面が弁座105の穴に押し付けられて当接することで、インク流路が閉じられている。筆記時は筆記部103にバネ107の弾発力以上の筆記荷重をかけることで、筆記部103の後方への移動に伴いバネ107が撓むので弁捧106が後退し、弁座105と弁捧106が離間することで、筆記流路が開放されて、後軸101に収納された筆記用インク102は、筆記流路を介して筆記部103に到達し、筆記が可能となるものである。また、筆記終了時は筆記部103が筆記面から離れるので、バネ107の弾発力で弁捧106は弁座105に押し付けられ、インク流路は再度閉じられる。
後軸101は、筆記時の把持部であるとともに、内部にインクタンクが配されており、前方側の一端が開放され、後方は密封された円筒形状であり、前方の軸外周には、先軸104と螺合可能となるネジが形成されている。後軸101は射出成形、ブロー成形、真空成形、圧空成形などの樹脂成形法や、切削加工、絞り成形、プレス成形などの金属加工法により形成することができる。特にPP(ポリプロピレン)とPE(ポリエチレン)との混合材料をインジェクションブロー成形法で加工したものが望ましい。
先軸104は、複数の外径を持つ円筒形を組み合わされ、内部は前後に連通した穴が開けられている。先軸104の一端は、筆記部103が挿入され、筆記部103を軸方向に移動可能にするとともに、自重で筆記具から落下しないように保持している。他端は後軸101の前方のネジと螺合可能なネジを形成している。
筆記インクを後軸101内部のインクタンクに補充後、弁機構を後軸101の開口部に挿入し、先軸104のネジと軸のネジとの螺合によって固定したのちに、筆記部を挿入することで、補充具でインク補充可能な筆記具を得る。
図6は補充具による筆記具への補充時の動作断面図であり、図6(a)は補充具接続前、
図6(b)は補給具の接続開始時、図6(c)は補充具接続完了時である。筆記具の筆記用インク102が消耗した場合に、補充具を用いて適宜インクを補充することが可能である。
筆記用インクの補充方法を説明する。
第1に、筆記具の筆記部103側を略上向きにして保持する。(図6(a)参照)
第2に、補充用インク6を含んだ補充用インクタンク5が接続された補充具を筆記具に挿入することで、筆記具の筆記部103と補充具の弁部材2とが接触し(図6(b)参照)、互いに移動すること(弁座13と弁部材2、弁座105と弁棒106が離間する)で、各々の弁機構が開放され、補充用インクタンク5と後軸101のインクタンクとが連通する。同時に補充具の挿入口15の内壁と先軸104の外周が密接することで、補充中にインクが漏れ出すことはない。(図6(c)参照)
第3に、補充具と筆記具との接続を解除すると、同時に補充具と筆記具の各々の弁機構は閉じられることで、残インクがあった場合も漏れ出すことはない。(図6(a)参照)
本発明は、フェルトペン、サインペン、マーカーなどと呼ばれる筆記具のうち、インクタンクから筆記部に至るインク流路に弁を配置し、弁の開閉でインク吐出を規制可能な弁機構を設けられた筆記具へのインク補充において、簡便な操作で補充用インクを補充して補充することができるとともに、補充時に筆記具や補充具からのインクの噴出しや漏れ出し等の危険性を低減することが可能となる産業上に有益な発明である。
1 本体
2 弁部材
3 弾性体
4 接続体
5 補充用インクタンク
6 補充用インク
11 胴部
12 収容部
13 弁座
14 接触面
15 挿入口
16 接着面
21 突出部
22 胴体部
23 外周部
24 前端面
25 弾性体受け
26 傾斜面
27 インク流通溝
41 弾性体受け
42 円筒部
43 接続部
44 接着面
45 インク流通孔
101 後軸
102 筆記用インク
103 筆記部
104 先軸
105 弁座
106 弁棒
107 バネ
108 バネ受け

Claims (4)

  1. 少なくとも補充用インクタンクと、補充用インクタンクに収納された補充用インクと、補充用インクタンクと接続する弁機構からなり、インクタンクを有する筆記具にインクを補充可能な補充具において、補充時に前記弁機構を開放することにより前記補充用インクタンクに収容された前記補充用インクが外部に流通することで、筆記具のインクタンクに前記補充用インクが補充可能であり、前記弁機構は、弁部材と弾性体を収容する本体と、補充用インクタンクと本体に接続する接続体と、弁部材を押圧して本体内部に当接する弾性体と、補充用インクタンクと外部との流通を開閉する弁部材からなり、前記弁部材の外周面には本体と当接する傾斜部と複数のインク流通溝が形成されていることを特徴とする補充具。
  2. 補充用インクタンクは可撓性材料で形成されたことを特徴とする請求項記載の補充具。
  3. 補充用インクタンクが、弁機構と脱着可能なことを特徴とする請求項1又は2記載の補充具。
  4. 請求項1乃至いずれか1項記載補充具と、前記補充具でインクを補充可能なインクタンクを有する筆記具とを備えた筆記具セット。
JP2011180932A 2011-08-22 2011-08-22 補充具および補充具を備えた筆記具セット Expired - Fee Related JP5794732B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011180932A JP5794732B2 (ja) 2011-08-22 2011-08-22 補充具および補充具を備えた筆記具セット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011180932A JP5794732B2 (ja) 2011-08-22 2011-08-22 補充具および補充具を備えた筆記具セット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013043304A JP2013043304A (ja) 2013-03-04
JP5794732B2 true JP5794732B2 (ja) 2015-10-14

Family

ID=48007605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011180932A Expired - Fee Related JP5794732B2 (ja) 2011-08-22 2011-08-22 補充具および補充具を備えた筆記具セット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5794732B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6514480B2 (ja) * 2014-10-16 2019-05-15 株式会社呉竹 インク充填具
CN104527263A (zh) * 2014-12-09 2015-04-22 成都格瑞思文化传播有限公司 注墨式水笔

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE59409687D1 (de) * 1993-11-30 2001-04-19 Pelikan Ag Schreibgerät, insbesondere Füllhalter
JP2006142721A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Tombow Pencil Co Ltd インク補充式マーカーペン装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013043304A (ja) 2013-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI635967B (zh) ball-point pen
EP1634724B1 (en) Ink occluding element in a writing implement
WO2005123416A1 (ja) 液体供給装置
JP6595819B2 (ja) 筆記具
WO2015041202A1 (ja) 筆記具及びインキカートリッジ
KR100916381B1 (ko) 마커펜
JP6141615B2 (ja) ボールペン
JP2008183896A (ja) 直液式筆記具
JP4537864B2 (ja) 直液式筆記具
JP5794732B2 (ja) 補充具および補充具を備えた筆記具セット
JP5718122B2 (ja) ボールペン
JP4820701B2 (ja) 直液式筆記具
JP2012135916A (ja) インク補充具及びインク補充具を有する筆記具セット
JP5581075B2 (ja) 筆記具
JP3152082U (ja) 直液式筆記具
KR101920370B1 (ko) 잉크 공급장치
JP2009107227A (ja) 多芯筆記具
JP7108287B2 (ja) 水筆ペン
JP4511381B2 (ja) 直液式筆記具
JP2001080278A (ja) 塗布具
JP4596849B2 (ja) 筆記具用インキ補充具
JP2012224388A (ja) 筆記具レフィル収納体
WO2024111538A1 (ja) 筆記具のインキカートリッジ、及び筆記具
JP2008023877A (ja) 直液式筆記具
JP6027853B2 (ja) 筆記具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150810

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5794732

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees