JP5793818B2 - コンテキストに基づくテキストの表示の自動更新 - Google Patents

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Description

本発明は、一般的に、コンテキストアウェア装置にデータを表示することに関する。より特定すれば、これに限定されないが、本発明は、メッセージが表示されるコンテキストに基づいて変更されるメッセージを生成するための技術に関する。
個人が装置間に電子的に転送されるメッセージを使用して通信することが益々一般的になりつつある。そのようなメッセージは、電子メールメッセージ、ショートメッセージングサービス(SMS)テキストメッセージ、インスタントメッセージングアプリケーションメッセージ、及びソーシャルネットワークアプリケーションを経て通信されるメッセージを含む。これらの形式のメッセージは、ほとんど常時テキストメッセージを含む。大抵は、テキストデータは、メッセージの送信者によりコンポーズされた通りに、メッセージの受信者に正確に与えられる。この構成は、コンテンツの作成者に適切に従うが、コンテンツを表示する装置の「スマート」特性の利点を取り入れるものではない。
上述したメッセージを送信及び受信するのに使用される多くの装置は、ある程度のコンテキストアウェア性を有している。即ち、装置は、メッセージを表示すべきコンテキスト(例えば、位置及びタイミング)に気付いている。例えば、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、スマートホン、並びにタブレット、ノートブック及びデスクトップパーソナルコンピュータシステムや、他の同様の装置は、多くの場合に、それらの位置、そのような位置に基づく好み、及び/又はメッセージの送信とメッセージの表示との間に起こる事象に関する情報に気付き又はそれを得ることができる。それ故、このコンテキストアウェアの利点を取り入れて、メッセージをより効率的に表示することが要望される。
1つの実施形態において、本発明は、メッセージが表示されるコンテキストに基づいて変更することのできるメッセージを発生する方法を提供する。この方法は、装置においてコンポーズされるメッセージのコンテキストベース部分を識別し、メッセージのコンテキストベース部分を変更するためのインストラクションを含むコンテキスト依存データを、メッセージの前記識別されたコンテキストベース部分に関連付け、そしてメッセージ及びコンテキスト依存データを送信することを含む。1つの実施形態において、コンテキスト依存データは、メッセージのコンテキストベース部分のコンテキストニュートラル表現を含む。この方法は、プログラムコードで実施され、そして非一時的記憶媒体に記憶される。記憶されたプログラムコードは、メッセージをコンポーズするのに使用される装置の一部分であるか又はそれをコントロールするプロセッサによって実行される。
別の実施形態において、本発明は、メッセージが表示される装置のコンテキストに基づいて受信メッセージの一部分を変更するための方法を提供する。メッセージのコンテキストベース部分を表わすデータは、装置により受信されたメッセージ内で識別される。メッセージのコンテキストベース部分の変更形態は、少なくとも一部分は、装置のデータ及びコンテキストに基づいて発生され、そしてメッセージは、メッセージのコンテキストベース部分の変更形態と共に装置により表示される。1つの実施形態において、データは、メッセージのコンテキストベース部分のコンテキストニュートラル表現を含む。この方法は、プログラムコードで実施され、そして非一時的記憶媒体に記憶される。記憶されたプログラムコードは、メッセージを表示するのに使用される装置の一部分であるか又はそれをコントロールするプロセッサによって実行される。
1つの実施形態により、メッセージの1つ以上の部分をコンテキストベースとして識別しそしてメッセージが表示されるコンテキストに基づいて変更する自動テキスト更新プロセスを示すフローチャートである。 1つの実施形態により、送信側装置から複数の受信側装置へメッセージを伝送し、そしてメッセージを表示する受信側装置のコンテキストに基づいて受信側装置にメッセージを独特に表示することを示すブロック図である。 1つの実施形態により、メッセージの表示のコンテキストに基づいてコンテキストベース電話番号のフォーマットが変更される規範的なコンテキストアウェアメッセージを示す。 1つの実施形態により、メッセージが表示される装置のコンテキストに基づいてコンテキストベース時間が変更される規範的なコンテキストアウェアメッセージを示す。 1つの実施形態により、リモートソースから情報を得るためのインストラクションを含むコンテキストアウェアメッセージを表示するプロセスを示す。 1つの実施形態により、メッセージが表示される装置のコンテキストに基づいてコンテキストベースの運転時間及び距離が変更される規範的なコンテキストアウェアメッセージを示す。 1つの実施形態により、メッセージがコンポーズされるとことの装置がリモートソースにアクセスしそしてリモートソースへの参照をコンテキストアウェアメッセージにアタッチする規範的なコンテキストアウェアメッセージを示す。 1つの実施形態による電子装置を示すブロック図である。
本発明は、メッセージが表示されるべきコンテキストに基づきメッセージの表示を適応させることに関する。一般的に、メッセージのコンテキストベース部分を識別し、コンテキスト依存データをメッセージのコンテキストに追加し、そしてメッセージを送信して、それがコンテキストアウェア的に表示されるようにする技術が開示される。
以下の説明において、説明上、本発明の概念を完全に理解するために多数の特定の細部について述べる。この説明の一部分として、本発明を不明瞭にしないために幾つかの添付図面は構造及び装置をブロック図の形態で示している。明瞭化のために、実際の具現化の全ての特徴が本明細書に説明されるのではない。更に、本開示に使用する言語は、主として、分かり易さ及び説明上の目的で選択されたもので、本発明の要旨を描写又は記述するために選択されたものではなく、そのような本発明の要旨を決定するには特許請求の範囲に依存する必要がある。この開示において「1つの実施形態」又は「一実施形態」を言及するときには、その実施形態に関連して述べる特定の特徴、構造又は特性が、本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味し、又、「1つの実施形態」又は「一実施形態」を何回も言及するときには、必ずしも全部が同じ実施形態を指していないことを理解されたい。
実際の具現化の開発(開発プロジェクトのような)において、開発者の特定の目標(例えば、システム及びビジネス関連の制約との適合)を達成するために多数の判断をしなければならず、且つそれらの目標は、具現化ごとに変化することが明らかである。又、そのような開発努力は、複雑で且つ時間がかかるが、本開示の利益を得るシステム設計の当業者にとって日常の業務となることも明らかであろう。
図1を参照すれば、自動テキスト更新プロセス100は、第1の装置のユーザが第1の装置においてメッセージをコンポーズすることで開始される(ブロック105)。メッセージは、電子メールメッセージ、SMSメッセージ、インスタントメッセージングアプリケーションメッセージ、ソーシャルネットワークアプリケーションを経て通信されるメッセージ(例えば、状態更新、コメント、又はソーシャルネットワークメッセージ)、又は第1装置のユーザによりコンポーズできるテキストデータを含む他のメッセージである。更に、メッセージには、他の形式のコンテンツ、例えば、デジタル画像又はビデオファイルがアタッチされる。第1装置は、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、パーソナル音楽プレーヤ、移動電話、ノートブック、ラップトップ、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータ、サーバーコンピュータ、或いはテキストデータを含むメッセージをユーザがコンポーズして送信できるようにする他の電子装置である。
次いで、メッセージがコンテキストベース部分を含むかどうか決定される(ブロック110)。ここに使用するメッセージのコンテキストベース部分とは、メッセージが表示されるコンテキストに基づいて異なる仕方で表示することが望まれるメッセージの部分を含む。メッセージが表示されるコンテキストは、メッセージを表示する装置の位置、メッセージを表示する装置のユーザの好み、装置によりメッセージを表示するタイミング、等を含む。従って、メッセージのコンテキストベース部分は、これらパラメータの変化により影響されるメッセージの部分を含む。1つの実施形態では、コンテキストベース部分は、テキストデータを含む。コンテキストベース部分を含むメッセージの多数の例を以下に詳細に述べる。
1つの実施形態において、第1装置は、メッセージのコンテキストベース部分を自動的に識別する。例えば、以下に詳細に述べるように、電話番号は、異なる位置において(例えば、米国とヨーロッパとの間で)異なる仕方でフォーマットされる。それ故、電話番号を含むメッセージを、メッセージを表示する装置の位置に基づき異なる仕方で表示することが望まれる。その結果、第1装置は、コンポーズされたメッセージ内の一連の番号を、正しい数の桁及び/又はフォーマットを有するものとして識別して、数字のシーケンスをメッセージのコンテキストベース部分として自動的に識別できるようにする。1つの実施形態において、メッセージの一部分がコンテキストベース部分として自動的に識別されるときには、ユーザは、その部分がコンテキストベース部分として識別されることを確認することが求められる。例えば、ポップアップ表示が第1装置に現れて、メッセージのハイライト部分がコンテキストベース部分として適切に識別されたことを確認することをユーザに求める。別の実施形態では、メッセージをコンポーズするユーザは、メッセージのコンテキストベース部分を手動で識別する。例えば、ユーザは、メッセージをタイプするときに、メッセージの一部分をハイライトし、そしてそのハイライト部分をコンテキストベースとして識別するオプションを選択する。
メッセージの1つ以上の部分がコンテキストベースとして識別される場合には(ブロック110の「イエス」岐路)、コンテキスト依存データがメッセージと共に含まれる(ブロック115)。1つの実施形態では、コンテキスト依存データは、メッセージのコンテキストベース部分に関連され、そしてコンテキストベース部分のコンテキストニュートラル表現を与える。例えば、第1装置がカリフォルニアに位置し、そして“The game comes on tonight at 8pm(ゲームは今夜8時に放送される)”というメッセージを発生するのに使用される場合には、メッセージの時間部分“8pm”がメッセージのコンテキストベース部分として識別され、そしてコンテキスト依存データを使用して、その部分をコンテキストニュートラル的に、例えば、“04:00 GMT”として表現する。1つの実施形態において、コンテキスト依存データは、テキストデータに埋め込まれる。別の実施形態では、メッセージは、以下に詳細に述べるように、コンポーザによりエンターされたテキスト(“8pm”)及びコンテキスト依存データ(“04:00GMT”)の両方を含む。コンテキスト依存データを発生することは、メッセージがコンポーズされた装置のコンテキストを識別することを含む(例えば、カリフォルニアにおいて装置にコンポーズされた)。
メッセージの部分がコンテキストベースとして識別されない場合(ブロック110の「ノー」岐路)、又は各々の識別されたコンテキストベース部分に対してコンテキスト依存データが含まれた場合には、メッセージがそのターゲット判断へ送られる(ブロック120)。1つの実施形態では、メッセージ(及びコンテキスト依存データ)がマークアップ言語で送信される。又、1つの実施形態では、メッセージが1つ以上の受信者装置へ直接送信される。典型的な実施形態では、メッセージは、送信側装置と1つ以上の受信者装置との間でネットワーク接続を経て通信される。そのような実施形態では、ネットワーク接続は、これに限定されないが、ローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネットのようなワイドエリアネットワーク(WAN)、又はローカルエリア及びワイドエリアネットワークの組み合わせを含む任意の形態をとる。更に、ネットワークは、望ましい技術、又は技術の組み合わせ(ワイヤード、ワイヤレス又はその組み合わせ)、及びプロトコル(例えば、送信コントロールプロトコル、TCP)を使用する。別の実施形態では、メッセージは、受信者へ間接的に送信される。例えば、第1装置のユーザは、ソーシャルネットワークメッセージを発生し、これは、ユーザとソーシャルネットワーク関係にある個人によりソーシャルネットワークアプリケーションを通して検索される。
受信者装置は、次いで、メッセージを表示するように試みる(ブロック125)。1つの実施形態では、受信者の装置は、受信者が新たなメッセージを受信したことを指示し、そしてユーザは、メッセージが表示されるときに通るインターフェイスへブラウズする。メッセージを表示する試みに応答して、メッセージがコンテキスト依存データを含むかどうか決定される(ブロック130)。換言すれば、メッセージがコンテキストベース部分を含むかどうか決定される。1つの実施形態において、コンテキスト依存データの存在は、受信者装置によりメッセージのコンテンツから識別可能である。例えば、メッセージがマークアップ言語で通信される場合には、コンテキスト依存データは、そのコンテキスト依存データに関連した特定のマークアップインストラクション(例えば、タグ)に基づき識別することができる。別の実施形態では、コンテキスト依存データは、最初にコンポーズされたデータに付加され、そしてその付加されたデータの独特に識別された区分の存在に基づいて受信者装置により識別することができる。
メッセージがコンテキスト依存データを含むことが決定された場合には(ブロック130の「イエス」岐路)、受信者装置がコンテキスト依存データを収容できるかどうか決定される。1つの実施形態では、コンテキスト依存データに基づいてメッセージを変更するに必要なソフトウェアを装置が含む場合には装置がコンテキスト依存データを収容できることを決定する。別の実施形態では、コンテキスト依存データが通信されるマークアップ言語のためのインタープリターを装置が含む場合には装置がコンテキスト依存データを収容できることを決定する。受信者装置がコンテキスト依存データを使用してメッセージをコンテキストアウェア的にレンダリングできない場合には、受信者装置は、コンテキスト依存データを収容できないと決定される。
メッセージがコンテキスト依存データを含まないと決定された場合(ブロック130の「ノー」岐路)、又は装置がコンテキスト依存データを収容できないと決定された場合には(ブロック135の「ノー」岐路)、メッセージが、メッセージ形式と一貫した仕方で送信者によりコンポーズされたものとして受信者装置に表示される(例えば、SMSメッセージ対e−メールメッセージ)(ブロック140)。メッセージは、送信者によりコンポーズされたオリジナルメッセージを含むので、受信者装置がコンテキスト依存データを利用できない(又はそれが存在しない)場合には、オリジナルメッセージが表示される。従って、受信者装置が受信したメッセージのコンテキストベース部分を変換できない状況では、メッセージの表示が、送信者によって生成されたコンテンツへデフォールトする。更に、複数の装置にメッセージが送信されるので、コンテキスト依存データに加えてオリジナルメッセージを含ませることは、コンテキスト依存データを利用できる受信者装置がコンテキストアウェア的にメッセージを表示できるようにする一方、他の受信者装置が送信者により生成されたメッセージを依然見えるようにすることで、コンパチビリティの問題を排除する。
メッセージがコンテキスト依存データを含む場合(ブロック130の「イエス」岐路)及び装置がコンテキスト依存データを収容できる場合には(ブロック135の「イエス」岐路)、メッセージは、それをコンテキストアウェア的に表示できるように変更される(ブロック145)。1つの実施形態では、メッセージは、コンテキスト依存データにより識別されたインストラクションを遂行し、そしてそのようなインストラクションの結果をメッセージの適当なコンテキストベース部分に置き換えることにより、変更される。
1つの実施形態において、コンテキスト依存データは、メッセージのコンテキストベース部分のコンテキストニュートラル表現を与え、そしてコンテキストニュートラル表現を、メッセージを表示する装置のコンテキストに適応させるために受信者装置により遂行されるべき動作を識別する。1つの実施形態では、そのような動作は、受信者装置がその位置を識別しそしてその位置に基づいてプロパティを決定するようにさせる。それらのプロパティは、以下に詳細に述べるように位置情報を位置ベースプロパティに相関させる受信者装置上の位置データ記憶装置から導出される。例えば、上述した“The game comes on tonight at 8pm”というメッセージを受信する装置は、オリジナルメッセージと、コンテキストニュートラル時間を“04:00 GMT”と識別するコンテキスト依存データとを受信する。次いで、受信者装置は、その位置をフロリダ州マイアミと識別する。1つの実施形態では、位置の識別は、装置が知っているグローバルポジショニング衛星(GPS)位置情報に基づく。別の実施形態では、位置の識別は、三角測量法に基づく。次いで、位置情報を使用して、装置の位置ベースプロパティを決定する。例えば、位置を使用して、装置が東部USタイムゾーンにあること、及び東部USタイムゾーンがグリニッチ平均時(GMT)から−5時間ずれていることを決定する。それ故、コンテキストニュートラル“04:00 GMT”は、“11pm”とされ、オリジナルメッセージの“8pm” コンテキストベース部分に置き換わる。従って、このメッセージは、受信者装置に“The game comes on tonight 11pm(ゲームは今夜11時に放送される)”と表示される。又、可能なときには、メッセージコンポーザにより使用されるフォーマットが保持されることに注意されたい。例えば、“8pm”は、“11:00”、“11:00pm”又は“23:00”ではなく、“11pm”に置き換えられる。このフォーマットは、メッセージと共に含まれるコンテキスト依存データにおいて識別される。1つの実施形態において、時間ベースの変化は、日付の変化にも対応する。それ故、上述したメッセージのコンテキストベース部分は、“8pm”だけでなく、“tonight at 8pm”でもあり、これは、適宜、“tomorrow at …”へ変更される。
受信したメッセージのあるコンテキストベース部分を変換するのに必要なプロパティは、受信者装置のローカル動作(例えば、特定の位置に基づくタイムゾーンのテーブルルックアップ)により得られるが、他のコンテキストベース部分は、リモートソースから情報を得ることを受信者装置に要求する。例えば、コンテキストベース部分は、特定位置への方向を識別する。明らかに、受信者装置は、位置への方向をおそらくローカル記憶せず、それ故、リモートソースから方向を取得する。1つの実施形態では、リモートソースは、ウェブサービスである。別の実施形態では、受信者装置により利用されるべきリモートソースは、コンテキスト依存データにおいて識別される。メッセージのコンテキストベース部分の各々が変更された後に、その変更されたメッセージが受信者装置に表示される(ブロック150)。
図2は、1つ以上の受信者装置によりコンテキストアウェア的に第1装置で発生されたテキストの表示を示すブロック図である。ユーザは、装置202にメッセージ204を発生する。上述したように、メッセージは、電子メールメッセージ、SMSメッセージ、インスタントメッセージングアプリケーションメッセージ、ソーシャルネットワークメッセージ、等の任意の形式のメッセージである。ここに示す実施形態では、メッセージ204の一部分がコンテキストベースであると決定される。1つの実施形態では、ポップアップ206が装置202に表示されて、(<A>と示された)部分をコンテキストベースとして識別すべきかどうか確認するようにユーザを促す。又、1つの実施形態では、ポップアップ206は、メッセージ204の一部分がコンテキストベースのテキストに対応すると決定されたときにユーザコンポーズメッセージ204として自動的に表示される。別の実施形態では、自動的に認識される全てのコンテキストベース部分を識別する単一のインターフェイスが、(ユーザコンポーズメッセージ204としてではなく)ユーザコンポーズメッセージ204の後に表示される。ポップアップ206は、メッセージ204の一部分をコンテキストベースとして何気なく自動的に識別するのをユーザが回避できるようにする。ある形式のコンテンツ(例えば、時間)をコンテキストベースとして識別することがしばしば望まれるが、そのような識別は、常に適切というわけではない。例えば、ニューヨークでコンポーズされてハワイで休暇中の友人に送られる“The game comes on at 8pm”というメッセージを“The game comes on at 2pm”として表示することが望まれるが、“The neighbor’s dog woke me up at 3AM(隣の犬が午前3時に私を起こした)”というメッセージを“The neighbor’s dog woke me up at 9pm(隣の犬が午後9時に私を起こした)”と表示することは望ましくない。しかし、別の実施形態では、メッセージ204の一部分は、その部分がそのように識別されるべきであることを確認するようユーザを促すことなく、コンテキストベースとして自動的に識別される。
又、ユーザは、メッセージ204の一部分をコンテキストベースとして手動で識別することもできる。そのような実施形態では、テキストエントリインターフェイスは、コンテキストベースとして処理されるべきメッセージ204の一部分を選択するオプションを含んでもよい。上述したように、メッセージ204の1つ以上の部分がコンテキストベースとして識別される場合には、受信者装置にコンテキストアウェア的にメッセージを表示できるように、メッセージ204のコンテンツにコンテキスト依存データが追加される。前記で更に述べたように、コンテキスト依存データは、メッセージ204のコンテキストベース部分のコンテキストニュートラル表現と、おそらく、受信者装置のコンテキストに基づいてコンテキストニュートラル表現を変換するためのインストラクションとを含む。それ故、コンテキストアウェアメッセージ208は、メッセージ204のオリジナルコンテンツ(即ち、装置202のユーザによりコンポーズされたメッセージ204のコンテンツ)と、コンテキスト依存データ210とを含む。メッセージ204のオリジナルコンテンツ及びコンテキスト依存データ210は、明瞭化のために個別に示されているが、コンテキストアウェアメッセージ208は、典型的に、単一メッセージとして送信され、そしてコンテキスト依存データ210は、メッセージ204のオリジナルコンテンツと一体化される。
コンテキストアウェアメッセージ208は、装置212及び214により受信される。1つの実施形態では、コンテキストアウェアメッセージ208は、装置212及び214へ直接送信される。例えば、コンテキストアウェアメッセージ208は、装置202と各受信者装置との間のネットワーク接続を経て送信される。別の実施形態では、コンテキストアウェアメッセージ208は、装置212及び214の1つ以上に間接的に送信される。例えば、コンテキストアウェアメッセージ208は、クライアント装置212及び214によりサーバーコンピュータシステムから検索されたe−メール又はソーシャルネットワークメッセージとして通信される。図示されたように、コンテキストアウェアメッセージ208は、装置212において第1コンテキスト216に表示される。コンテキスト216は、メッセージ208の表示のタイミング、メッセージ208を表示するときの装置212の位置、等に基づく。コンテキスト216に基づき、オリジナルメッセージ204のコンテキストベース部分“<A>”は、表示されるメッセージ208において“<X>”に置き換えられる。同様に、メッセージ208は、装置214においてコンテキスト220に表示される。コンテキスト220に基づき、オリジナルメッセージ204のコンテキストベース部分“<A>”は、表示されるメッセージ208において“<Z>”に置き換えられる。
又、図2は、メッセージ208が、始めて表示された後も、そのコンテキストアウェア性を維持することも示している。図示されたように、装置212は、コンテキストの変化を受ける。1つの実施形態では、コンテキスト変化222は、時間の経過に基づく。別の実施形態では、コンテキスト変化222は、装置212の位置の変化に基づく。メッセージ208がコンテキスト218へのコンテキスト変化222の後に装置212に表示されるときには、メッセージ208は、コンテキスト216とは異なる仕方で表示される。コンテキスト218に基づき、オリジナルメッセージ204のコンテキストベース部分“<A>”は、表示されるメッセージ208において“<X>”ではなく“<Y>”に置き換えられる。一例として、仕事での旅行者は、カリフォルニアにいる間には“the teleconference is at 6:00 pm tonight(今晩6時にテレビ会議がある)”と表示されるメッセージを受け取る(例えば、コンテキスト216)。メッセージを受信しそして見た後に、旅行者は、テキサスの家に戻る(例えば、コンテキスト218)。テレビ会議のスタート時間を思い出す試みにおいて、仕事の旅行者は、メッセージ208を再び表示する。コンテキストの変化に基づき、メッセージ208は、“the teleconference is at 8:00 pm tonight(今晩8時にテレビ会議がある)”と表示される。それ故、コンテキストアウェアメッセージ208は、装置212のコンテキストの変化に基づき異なる時間に異なる仕方で表示される。又、コンテキストアウェアメッセージ208は、装置202に記憶されることも注意されたい。それ故、送信側装置は、メッセージのその後の表示(例えば、送信されたメッセージのインターフェイスを通しての)が、それが表示されるコンテキストに基づきメッセージを示すという点で、メッセージ208のコンテキストアウェアプロパティから利益を得ることもできる。
図3に示す規範的実施形態において、装置302のユーザに対する新たな電話番号を指示するコンテキストアウェアメッセージ312は、米国(装置304)、フランス(装置306)及び英国(装置308)にいるユーザの友人により受信される。装置302のユーザによりコンポーズされたオリジナルメッセージは、フォーマットを伴わない桁の連続ストリングとして電話番号を含む。1つの実施形態では、装置302は、メッセージ310における数字桁の数(例えば、10)を、装置302の位置における典型的な電話番号の桁数に対応するものとして認識し、そして桁のストリングをメッセージ310のコンテキストベース部分を潜在的に表わすものとして識別する。そのような実施形態では、装置302のユーザは、桁のストリングが電話番号であり、メッセージ310のコンテキストベース部分として処理されねばならないことを確認するように促される。別の実施形態では、装置302のユーザは、桁のストリングをメッセージ310のコンテキストベース部分として手動で識別する。電話番号がメッセージ310のコンテキストベース部分として識別される仕方に関わらず、メッセージ310は、コンテキスト依存データを含むように変更され、そして3人の友人の各々によりコンテキストアウェアメッセージ312として受信される。1つの実施形態では、コンテキスト依存データは、米国の電話番号としての桁のストリングの識別と、コンテキストベース電話番号の表示を変換するためのインストラクションとを含む。1つの実施形態では、コンテキストアウェアメッセージ312は、メッセージ310のコンテンツのマークアップ言語注釈を含む。
装置304のコンテキストに基づき、桁のストリング“9585550123”は、米国で電話番号を表示するための標準フォーマットに基づいてメッセージ312Aにおいて“(958)555−0123”と表示される。1つの実施形態において、装置304のコンテキストは、メッセージが表示される時間における装置304の位置に基づいて決定される。そのような実施形態では、位置は、装置により知られたGPS位置情報に基づいて決定される。別の実施形態では、装置304のコンテキストは、装置304の典型的な位置に基づいて決定される。そのような実施形態では、装置304は、履歴的位置情報を使用して、装置304のコンテキストを決定する。例えば、装置304のユーザがオーストラリアで休暇中の米国在住者である場合には、現在位置に基づくオーストラリアフォーマットではなく、慣れている米国フォーマットで表示された電話番号を見ることを希望するであろう。更に別の実施形態では、装置304のコンテキストは、装置の設定に基づいて決定される。そのような実施形態では、コンテキストは、装置304の現在位置又は履歴的位置情報からではなく、装置304にセットされた好み設定から決定される。
装置306のコンテキストに基づき、電話番号は、フランスから国際コールを発信するための出国(exit)コード314と、米国へ国際コールを発信するための国コード316と、フランスで電話番号を表示するための典型的なフォーマットに基づいてフォーマットされた桁のストリングと、を含むように変更される。従って、桁のストリング“9585550123”は、メッセージ312Bにおいて“00 1 95 85 55 0123”として表示される。従って、コンテキストベース電話番号は、電話番号をコールするためにダイヤルする必要がある桁に基づいて変更され、そして装置306のユーザに馴染み深い仕方で表示される。1つの実施形態において、メッセージ312のコンテキストベース部分の変換は、装置306のメモリにおける好みに基づいて遂行される。例えば、装置306は、国際電話番号をダイヤルするための出国コード314及び国コード316を含ませ且つ電話番号をフォーマットするような位置ベースプロパティに位置情報を相関させるデータ記憶装置を含む。それ故、メッセージ312のコンテキスト依存データは、装置306が位置ベースプロパティを参照しそしてそれらのプロパティに従ってコンテキストベース部分を表示するようにさせるインストラクションを含む。
同様に、装置308のコンテキストに基づき、電話番号は、英国から国際コールを発信するための出国コード318と、米国へ国際コールを発信するための国コード316と、英国において電話番号を表示するための典型的なフォーマットに従ってフォーマットされた桁のストリングと、を含むように変更される。従って、桁のストリング“9585550123”は、メッセージ312Cにおいて“00 1(958)555 0123”として表示される。それ故、コンテキストアウェアメッセージ312は、受信者装置が受信者装置のコンテキストに従ってメッセージのコンテキストベース部分のフォーマットを変換できるようにするに必要な情報を与える。
図4に示す別の実施形態において、流星雨の時間を指示するコンテキストアウェアメッセージ412が、ニューヨークに位置する装置402からアリゾナに位置する装置404へ送信される。装置402のユーザは、1AMローカル時間に流星雨が発生することを指示するメッセージ410をコンポーズする。メッセージ410におけるローカル時間は、メッセージ410のコンテキストベース部分として識別される。上述したように、メッセージ410のコンテキストベース部分としてローカル時間を識別することは、自動的に行われてもよいし、手動で行われてもよい。メッセージ410のコンテキストベース部分としてローカル時間を識別することに基づき、メッセージ410のコンテンツにコンテキスト依存データが追加される。1つの実施形態では、コンテキスト依存データの追加は、先ず、ローカル時間をコンテキストニュートラル的に表現することを含む。従って、装置402のコンテキスト及びメッセージ410において参照される時間のコンテキストが決定される。装置402がニューヨークに位置するという決定に基づいて、装置402の位置が米国東部のタイムゾーンに対応することがその後に決定される(例えば、装置402に記憶されたコンテキストベースプロパティを調べることにより)。又、位置が夏時間(Daylight Saving Time)を遵守し、そしてメッセージ410のコンテキストベース部分が、夏時間が有効である時間を指すことも決定される。従って、メッセージ410のコンテキストベース時間部分が、東部夏時間(EDT)フォーマットで入力された時間を指すことが決定される。次いで、EDTフォーマットが、グリニッチ平均時(GMT)から−4時間のずれに対応すること、及びメッセージ410の入力されたテキスト“1AM”が“5AM GMT”のコンテキストニュートラルフォーマットで表現されることが決定される。
メッセージ410に追加されるコンテキスト依存データは、メッセージ410のコンテキストベース時間のコンテキストニュートラル表現と、メッセージが表示されるコンテキストに基づいてコンテキストニュートラル表現を変換するためのインストラクションとを識別する。コンテキスト依存データを含むメッセージ412は、装置404において受信される。装置404にメッセージ412を表示する試みに応答して、コンテキスト依存データを使用して、装置404のコンテキストに基づいてメッセージ412を与えることができる。従って、装置404がアリゾナにあり、対応するタイムゾーンが米国山岳部タイムであり、且つ位置が夏時間を遵守していないことが決定される。それ故、装置404は、GMTから−7時間のずれがある位置にあると決定される。それ故、最初に入力されたコンテキストベース時間(即ち、1AM)のコンテキストニュートラル表現(即ち、5AM GMT)が、装置404のコンテキストに基づいて換算されて、“10PM”として表示される。それ故、メッセージ410において参照されるタイムゾーンを識別するように試み、そしてその時間を位置に基づいて換算するのではなく、装置404のユーザは、装置404の位置に基づいて時間が表示されると単純に信じることができる。更に、メッセージ412は、単一の装置へ通信されるだけであるとして示されているが、メッセージは、複数の異なるタイムゾーンにある複数の装置へ容易に送信することができる。それ故、メッセージ410における時間をコンテキストベースと識別することにより、装置402のユーザは、複数のカスタマイズされたメッセージを受信者の位置に基づいて受信者へ送信することも、又は単一のメッセージにおいて流星雨の時間を複数の受信者に説明するよう試みることも回避することができる。従って、メッセージ412のコンテキストアウェア性は、単に、メッセージをコンポーズしそして受信したメッセージを解釈するという働きである。
図5を参照すれば、コンテキストアウェアメッセージを表示するプロセスは、リモートソースから情報を得るためのインストラクションを含む。この点まで、規範的なコンテキストアウェアメッセージは、ローカル記憶されたプロパティから得られる受信者装置のコンテキストに対応する情報に基づくテキストの変更を主として伴っている。例えば、電話番号フォーマット変換又はタイムゾーン変換は、受信者装置に記憶された位置ベースプロパティに基づくものである。しかしながら、他の形式の変換は、装置に実際に記憶できない情報へのアクセスを要求する。それ故、図5に示す実施形態では、コンテキスト依存データは、リモートソースから得た情報に少なくとも一部分基づいてメッセージのコンテキストベース部分を変換するためのインストラクションを含む。
装置502のユーザは、特定の通貨に関して表現される価格を含むメッセージ510をコンポーズする。ここに示す実施形態では、メッセージ510は、航空機チケットとしておおよその価格“$500”を表現する。価値及び通貨がメッセージ510のコンテキストベース部分として識別されるときには、装置502のコンテキストに基づき、価値が米ドル(USD)で表現される(例えば、オーストラリアドル又はカナダドルではなくて)ことが決定される。1つの実施形態では、これは、装置502のコンテキスト(例えば、米国における装置502の位置)、及びコンテキストベース部分に“$”記号を含ませたことに基づいて自動的に決定される。別の実施形態では、装置502のユーザは、コンテキストベースの価格について通貨を確認するよう求められる。メッセージ510におけるコンテキストベース価格の通貨に基づき、コンテキスト依存データは、メッセージ510のコンテンツに追加され、そしてコンテキストアウェアメッセージ512は、装置502により送信される。メッセージ512は、次いで、装置504により受信される。装置504によりメッセージ512を表示する試みに応答して、メッセージ512の表示のコンテキストが識別される(ブロック525)。ここに示す実施形態では、メッセージ512の表示のコンテキストの識別は、装置504の位置の決定及びメッセージ512の表示のタイミングを含む。上述したように、装置504の位置は、メッセージ512を表示する試みの時間における装置504の位置、履歴的位置情報に基づく装置504の典型的な位置、装置504のユーザにより入力される位置の好み、等々に基づいて決定される。次いで、装置504のコンテキストを使用して、ローカルデータ記憶装置から装置504のコンテキストベースの好みが決定される(ブロック530)。ここに示す実施形態では、ドイツにおける装置504の位置を使用して、価値をユーロ(EUR)で表現すべきであることが決定される。
通貨について適切なコンテキストベースの好みが決定されると、コンテキスト依存データは、リモートソースにアクセスすることにより送信者の好み(USD)と受信者の好み(EUR)との間の換算を行う付加的なインストラクションを含む(ブロック535)。1つの実施形態において、リモートソースは、ウェブサーバーをホストとするウェブアプリケーションである。それ故、装置504は、リモートソースからインターネット接続を経て望ましい情報を得る。1つの実施形態では、コンテキスト依存データは、受信者装置により利用される特定のリモートソースを識別する。別の実施形態では、コンテキスト依存データは、リモートソースにより与えられる情報の形式(例えば、通貨換算率)を識別し、そして受信者装置で特定のリモートソースを選択できるようにする。ローカルデータ記憶装置から得た通貨の好み及びリモートソースから得たUSDからEURへの通貨換算率を使用して、メッセージ510からの“$500”価格が装置504に“ユーロ384”として表示される。1つの実施形態では、コンテキストベース部分の換算の一部分を完了できない(例えば、受信者装置がリモートソースにアクセスできない)場合には、メッセージは、コンポーズされた通りに表示される。
リモートソースから検索される情報に依存するコンテキストアウェアメッセージの別の例において、図6は、来るべきイベントについての催促並びにイベントまでのおおよその運転時間及び距離(カリフォルニア州サンノセにおける装置602の位置に関して表現された)を伴うメッセージ610を示す。メッセージ610の運転時間及び距離の部分は、コンテキストベース部分として識別される。それ故、上述したように、メッセージ610のコンテンツは、コンテキスト依存データで捕捉され、そしてコンテキストアウェアメッセージ612として送信される。1つの実施形態では、コンテキスト依存データは、単に行先位置として表された運転時間及び距離のコンテキストニュートラル表現を与える。例えば、装置602のユーザは、ユーザが運転時間及び距離をメッセージ610に含ませることにより参照される行先位置を識別するよう促される。1つの実施形態では、コンテキストベースの運転時間及び距離をコンテキストニュートラル行先位置として表現しなければならないという決定に応答して、装置602は、行先位置を識別するようユーザを促すマップを表示する。1つの実施形態では、このマップは、ユーザにより入力されたテキストで識別されるおおよその位置を中心としてズームされる。例えば、装置602は、ユーザのテキストを、特定の行先位置を参照するものとして解釈し、そしてユーザがより正確な行先を選択できるようにする。ここに示す実施形態では、メッセージ610において参照されたイベントの行先位置がカリフォルニア州サンフランシスコの位置を参照していると決定される。それ故、コンテキスト依存データは、運転時間インストラクションを行先位置の座標としてコンテキストニュートラル的に表現する。
コンテキスト依存データは、更に、メッセージ612を表示するよう試みる装置がコンテキストニュートラル行先位置を装置の位置に基づき運転時間及び距離情報へ変換できるようにするインストラクションも含む。図5を参照して上述したように、装置604は、運転時間及び距離情報を決定するためにリモートソースにアクセスする。1つの実施形態では、コンテキスト依存データは、現在位置(例えば、サクラメント)をウェブベースマッピングアプリケーションへの出発点として、及びコンテキストニュートラル行先(例えば、サンフランシスコ)をその終了点として与えるように装置604に命令する。そのような実施形態では、マッピングアプリケーションは、出発点と終了点との間の運転方向及び現在交通状態を検索し、そして運転時間及び距離を装置604へ返送する。装置604は、次いで、得られた情報を使用して、装置604のコンテキストに基づきメッセージ612を表示する。
リモートソースから検索された情報に基づくテキストデータの変更の付加的な例は、本開示の利益を得る当業者により理解されよう。1つの例において、テレビ番組に関するメッセージが受信者装置のコンテキストに基づいてカスタマイズされる。好きなテレビショーの放送時間を示すメッセージは、受信者のタイムゾーンに基づいて変更されるが、テレビショーは、異なるタイムゾーンにおいて異なる時間に放送される。例えば、主要時間帯のテレビドラマは、東部タイムゾーンでは9PMに放映され、そしてテープは、太平洋タイムゾーンでは(6PMではなく)9PMに再放送されるように遅延される。それ故、直接的なタイムゾーン換算は、情報を適正に伝えないことがある。しかしながら、テレビショーを示すメッセージの時間部分がリモートソース(例えば、ウェブベースのテレビ番組アプリケーション)に結びついている場合には、適切な時間及び付加的な情報(例えば、出来事の概要)が検索されてメッセージに表示される。更に、受信者装置のユーザに対するテレビサービスプロバイダーに関する情報が受信者装置の設定として入力された場合には、適切なチャンネル情報、等を反映するようにメッセージが変更される。
リモートソースから検索された情報に基づくテキストデータの変更の更に別の例では、リソースへの参照が、リソースそれ自体を合体するように変更される。例えば、メッセージが、あるインターネット位置から得られる情報を識別することは一般的である。そのようなメッセージは、ニュース記事、ブログポスティング、等に対するユニフォームリソースロケータ(URL)を含む。しばしば、メッセージは、URLにより指示されたリソースをブラウザがオープンして表示するようにさせる選択可能なハイパーリンクを含む。その参照は、受信者が適切な位置に到着できるようにするが、コンテンツは、本開示の実施形態によれば、個別のブラウザインターフェイスを通して見るのではなく、メッセージへ直接合体される。例えば、ニュース記事へのリンクを含むメッセージをユーザが発生する場合には、リンクそれ自体を利用して、リモートソースにアクセスし、メッセージを変更する。そのような実施形態では、受信者装置に表示されるメッセージは、リソースへのリンクではなくリソースからのテキスト(即ち、ニュース記事のテキスト)を含む。1つの実施形態では、リソースの無関係部分(例えば、バナー、広告、等)が除去されて、識別された記事のテキストだけがメッセージに表示されるようにする。リモートソースから得られる情報に基づくテキストデータの変更の複数の例が示されたが、当業者であれば、多数の付加的な例が明らかとなろう。
リモートソースから得られる情報に基づくテキストデータの変更の更に別の例において、図7は、メッセージを送信することと、その後にメッセージを見ることとの間に生じる変化に基づくメッセージの変更を示す。装置710のユーザは、将来のある時点で行われるミーティングの催促を含むメッセージ710を生成する。ここに示す実施形態では、メッセージ710は、ミーティングの会場を識別し、そしてユーザは、ミーティングの日付の前に状況が変化するかもしれないことを認識しているので、会場は、メッセージ710のコンテキストベース部分として識別される。それ故、メッセージ710は、コンテキスト依存データを含むように変更され、そしてコンテキストアウェアメッセージ712として送信される。
1つの実施形態では、コンテキスト依存データは、ネットワーク720を経てサーバーコンピュータシステム706へ至る接続725により装置702に得られる情報を含む。サーバー706は、コンテキストアウェアメッセージを送信し及び/又は表示する装置により検索可能な情報を与える1つ以上のサーバー(例えば、ウェブサーバー、データ記憶サーバー、e−メールサーバー、等)を表わす。1つの実施形態では、コンテキスト依存データは、サーバー706をホストとする会場レビューウェブアプリケーションのための会場の識別子に基づいてコンテキストニュートラル的に会場情報を表わす。Yelp(登録商標)のような会場レビューアプリケーションは、多数の会場に対する情報及び顧客レビューを与える。(YELPは、イエルプ・インクの登録商標である。)メッセージの会場情報を会場に対するコンテキストニュートラル識別子にリンクすることにより、メッセージは、会場に関する情報が変更になる場合に更新される。例えば、ここに示す実施形態では、装置704によりメッセージ712を表示する前に、メッセージ712において識別されたレストランの位置が変更になる。位置は、レストランに対する会場レビューアプリケーションリストに反映されるので、装置704は、接続730を経てサーバー706にアクセスし、そして識別子を使用して更新された情報を検索する。それ故、メッセージ712は、メッセージ710において参照された古い位置“100 Main Street”ではなく、新たな位置“210 Smith Street”を表示する。その結果、装置704のユーザは、誤った位置に到着するというフラストレーションを回避することができる。
図7に示すように、コンテキストアウェアメッセージのテキストは、メッセージの表示のタイミングに依存する。従って、コンテキストは、メッセージを表示する装置のプロパティを参照するだけでなく、メッセージが表示されるときのメッセージそれ自体のプロパティも参照する。従って、コンテキストアウェアメッセージは、表示時に得られるほとんどの現在情報を反映するという点で動的である。それ故、コンテキストアウェアメッセージは、天気情報(コンテキストニュートラル天気予報アプリケーションにリンクされた天気予報情報を伴う)、イベント情報(コンテキストニュートラルイベントウェブサイトにリンクされたタイミング及び話し手情報を伴う)、フライト情報(コンテキストニュートラル航空アプリケーションにリンクされた出発及び到着情報を伴う)、又は変更を受けることのある他の情報を含むメッセージへの動的な更新を与える。
図8を参照すれば、1つの実施形態による例示的な電子装置800の簡単な機能的ブロック図が示されている。この電子装置800は、プロセッサ805と、ディスプレイ810と、ユーザインターフェイス815と、グラフィックハードウェア820と、装置センサ825(例えば、接近センサ/周囲光センサ、加速度計及び/又はジャイロスコープ)、マイクロホン830、オーディオコーデック835、スピーカ840、通信回路845、デジタル画像捕獲ユニット850、ビデオコーデック855、メモリ860、記憶装置865、及び通信バス870を備えている。電子装置800は、例えば、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、パーソナル音楽プレーヤ、移動電話、ノートブック、ラップトップ又はタブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータ、又はサーバーコンピュータである。より詳細には、上述した送信側装置、受信側装置、及びリモートソースは、いずれも、装置800の形態をとる。
プロセッサ805は、装置800により遂行される多数のファンクションの動作を実行又はコントロールするのに必要なインストラクションを実行する。プロセッサ805は、例えば、ディスプレイ810を駆動し、そしてユーザインターフェイス815からユーザ入力を受け取る。ユーザインターフェイス815は、ボタン、キーパッド、ダイヤル、クリックホイール、キーボード、ディスプレイスクリーン、及び/又はタッチスクリーンのような種々の形態をとる。又、プロセッサ805は、例えば、移動装置に見られるもののようなシステムオンチップであり、専用のグラフィック処理ユニット(GPU)を含む。プロセッサ805は、縮小インストラクションセットコンピュータ(RISC)又は複雑なインストラクションセットコンピュータ(CISC)アーキテクチャー或いは他の適当なアーキテクチャーに基づき、そして1つ以上の処理コアを備えている。グラフィックハードウェア820は、グラフィックを処理し及び/又はプロセッサ805をアシストしてグラフィック情報を処理するための特殊目的計算ハードウェアである。1つの実施形態において、グラフィックハードウェア820は、プログラマブルグラフィック処理ユニット(GPU)を含む。
センサ及びカメラ回路850は、ビデオコーデック855及び/又はプロセッサ805及び/又はグラフィックハードウェア820、及び/又は回路850内に合体された専用の画像処理ユニットにより少なくとも一部分処理される静止画像及びビデオ画像を捕獲する。そのように捕獲された画像は、メモリ860及び/又は記憶装置865に記憶される。メモリ860は、装置のファンクションを遂行するためにプロセッサ805及びグラフィックハードウェア820により使用される1つ以上の異なる形式のメディアを含む。例えば、メモリ860は、メモリキャッシュ、リードオンリメモリ(ROM)、及び/又はランダムアクセスメモリ(RAM)を含む。記憶装置865は、メディア(例えば、オーディオ、画像及びビデオファイル)、コンピュータプログラムインストラクション又はソフトウェア、好みの情報、装置プロフィール情報、及び他の適当なデータを記憶する。記憶装置865は、例えば、磁気ディスク(固定、フロッピー(登録商標)及び除去可能な)及びテープ、CD−ROM及びデジタルビデオディスク(DVD)のような光学的メディア、並びに電気的にプログラム可能なリードオンリメモリ(EPROM)及び電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)のような半導体メモリデバイスを含めて、1つ以上の非一時的記憶メディアを含む。メモリ860及び記憶装置865は、1つ以上のモジュールへと編成され且つ望ましいコンピュータプログラミング言語で書かれたコンピュータプログラムインストラクション又はコードを有形に保持するように使用される。例えば、プロセッサ805によって実行されるとき、そのようなコンピュータプログラムコードは、ここに開示する方法の1つ以上を具現化する。
以上の説明は、例示に過ぎず、それに限定されるものではないことを理解されたい。当業者がここに述べる発明の概念を実施して使用することができるように資料が提示され、特定の実施形態のコンテキストにおいて与えられたが、当業者であれば、その変更が容易に明らかであろう(例えば、ここに開示する実施形態の幾つかを互いに組み合わせて使用できる)。当業者が以上の説明を検討すれば、多数の他の実施形態が明らかとなるであろう。それ故、本発明の範囲は、特許請求の範囲及びその等効物から決定されねばならない。特許請求の範囲において、“including”及び“in which”という語は、各々“comprising”及び“wherein”という語の平易英語等効物として使用される。
202:装置
204:メッセージ
206:ポップアップ
208:コンテキストアウェアメッセージ
210:コンテキスト依存データ
212、214:装置
216、218、220:コンテキスト
222:コンテキスト変化
800:電子装置
805:プロセッサ
810:ディスプレイ
815:ユーザインターフェイス
820:グラフィックハードウェア
825:装置センサ
830:マイクロホン
835:オーディオコーデック
840:スピーカ
845:通信回路
850:センサ/カメラ回路
855:ビデオコーデック
860:メモリ
865:記憶装置

Claims (23)

  1. プロセッサにより読み取り可能な非一時的プログラム記憶装置において、前記プロセッサが、
    送信装置でコンポーズされるメッセージのコンテキストベース部分を識別し、前記メッセージは、前記コンテキストベース部分及び非コンテキストベース部分を含むテキストデータを含み、
    コンテキスト依存データを前記メッセージのコンテキストベース部分に関連付け、前記コンテキスト依存データは、前記メッセージを表示するように構成された受信装置のコンテキストに基づいて、前記メッセージのコンテキストベース部分を変更するためのインストラクションを含み、
    前記メッセージ及び前記コンテキスト依存データを前記受信装置へ送信する、
    ようにさせるインストラクションを記憶している非一時的プログラム記憶装置。
  2. プロセッサがメッセージのコンテキストベース部分を識別するようにさせる前記インストラクションは、プロセッサがメッセージのコンテキストベース部分を自動的に識別するようにさせるインストラクションを含む、請求項1に記載の非一時的プログラム記憶装置。
  3. プロセッサがメッセージのコンテキストベース部分を自動的に識別するようにさせる前記インストラクションは、前記コンテキストベース部分が適切に識別されたことを確認するのに使用できるメッセージをプロセッサが表示するようにさせるインストラクションを含む、請求項2に記載の非一時的プログラム記憶装置。
  4. プロセッサがメッセージのコンテキストベース部分を自動的に識別するようにさせる前記インストラクションは、前記コンテキストベース部分が適切に識別されたことを確認するために、入力を要求するメッセージをプロセッサが表示するようにさせるインストラクションを含む、請求項1に記載の非一時的プログラム記憶装置。
  5. 前記コンテキスト依存データは、メッセージのコンテキストベース部分のコンテキストニュートラル表現を含む、請求項1に記載の非一時的プログラム記憶装置。
  6. 前記メッセージのコンテキストベース部分は、さらに、時間を含み、そして前記コンテキストベース部分のコンテキストニュートラル表現は、前記時間を標準化時間フォーマットで表現する、請求項5に記載の非一時的プログラム記憶装置。
  7. 送信装置でコンポーズされるメッセージのコンテキストベース部分を送信装置のプロセッサで識別する段階であって、前記メッセージは、前記コンテキストベース部分及び非コンテキストベース部分を含むテキストデータを含む、段階と、
    前記メッセージを表示するように構成された受信装置のコンテキストに基づいて前記メッセージのコンテキストベース部分を変更するためのインストラクションを含むコンテキスト依存データを前記メッセージのコンテキストベース部分に前記プロセッサにより関連付ける段階であって、前記コンテキストは前記受信装置の外部である、段階と、
    前記メッセージ及び前記コンテキスト依存データを前記受信装置へ前記プロセッサにより送信する段階と、を備えた方法。
  8. コンテキスト依存データをメッセージのコンテキストベース部分に関連付ける前記段階は、コンテキスト依存データをメッセージに埋め込むことを含む、請求項7に記載の方法。
  9. メッセージ及びコンテキスト依存データを送信する前記段階は、メッセージに含まれたコンテキストのマークアップ言語注釈を送信することを含む、請求項7に記載の方法。
  10. 前記コンテキスト依存データは、メッセージのコンテキストベース部分のコンテキストニュートラル表現を含む、請求項7に記載の方法。
  11. プロセッサにより読み取り可能な非一時的プログラム記憶装置において、前記プロセッサが、
    受信装置でメッセージを受信し、
    受信された前記メッセージの少なくとも1つのコンテキストベース部分を表わす、受信された前記メッセージに含まれたデータを識別し、受信された前記メッセージは、前記少なくとも1つのコンテキストベース部分及び非コンテキストベース部分を含むテキストデータを含み、
    前記データ及び前記受信装置のコンテキストに少なくとも部分的に基づいて、受信された前記メッセージの少なくとも1つのコンテキストベース部分の変更形態を発生し、前記コンテキストは前記受信装置の外部であり、
    受信された前記メッセージの少なくとも1つのコンテキストベース部分の変更形態と共に受信された前記メッセージを前記受信装置上に表示する、
    ようにさせるインストラクションを記憶している非一時的プログラム記憶装置。
  12. 前記データは、前記メッセージの少なくとも1つのコンテキストベース部分のコンテキストニュートラル表現を含む、請求項11に記載の非一時的プログラム記憶装置。
  13. メッセージの少なくとも1つのコンテキストベース部分を変更するための前記インストラクションは、前記メッセージの少なくとも1つのコンテキストベース部分のコンテキストニュートラル表現を、前記メッセージが表示されるコンテキストに基づいて変換するためのインストラクションを含む、請求項12に記載の非一時的プログラム記憶装置。
  14. メッセージの少なくとも1つのコンテキストベース部分の変更形態を発生するための前記インストラクションは、前記第1装置のプロパティを決定するためのインストラクションを含む、請求項11に記載の非一時的プログラム記憶装置。
  15. 第1装置のプロパティを決定するための前記インストラクションは、前記第1装置がローカル記憶装置における前記プロパティにアクセスするようにさせるインストラクションを含む、請求項14に記載の非一時的プログラム記憶装置。
  16. メッセージの少なくとも1つのコンテキストベース部分の変更形態を発生するための前記インストラクションは、前記第1装置の位置を識別するためのインストラクションを含む、請求項11に記載の非一時的プログラム記憶装置。
  17. メッセージの少なくとも1つのコンテキストベース部分の変更形態を発生するための前記インストラクションは、更に、前記識別された位置に対応する少なくとも1つの位置ベースプロパティを識別するためのインストラクションを含む、請求項16に記載の非一時的プログラム記憶装置。
  18. メッセージの少なくとも1つのコンテキストベース部分の変更形態を発生するための前記インストラクションは、リモートソースからの情報にアクセスするためのインストラクションを含む、請求項11に記載の非一時的プログラム記憶装置。
  19. 前記リモートソースは、メッセージに含まれたデータにおいて識別される、請求項18に記載の非一時的プログラム記憶装置。
  20. 前記メッセージは、前記メッセージに含まれたコンテンツのマークアップ言語注釈を含む、請求項11に記載の非一時的プログラム記憶装置。
  21. 前記メッセージに含まれたデータは、1つ以上のマークアップ言語インストラクションを含む、請求項20に記載の非一時的プログラム記憶装置。
  22. ディスプレイ要素と、
    メモリと、
    前記ディスプレイ要素に通信結合されたプロセッサであって、
    前記ディスプレイ要素にメッセージエントリインターフェイスを表示し、
    前記インターフェイスを通して入力されたメッセージを受信し、
    受信された前記メッセージのコンテキストベース部分を識別し、受信された前記メッセージは、前記コンテキストベース部分及び非コンテキストベース部分を含むテキストデータを含み、
    受信された前記メッセージの前記コンテキストベース部分のコンテキストニュートラル表現を発生し、
    前記コンテキストニュートラル表現と、受信された前記メッセージを表示するように構成された受信装置のコンテキストに基づいて受信された前記メッセージのコンテキストベース部分を変更するためのインストラクションを含むコンテキスト依存データで受信された前記メッセージを捕捉し、前記コンテキストは前記受信装置の外部であり、
    受信された前記メッセージ及びコンテキスト依存データを前記受信装置へ送信する、
    ために前記メモリに記憶されたインストラクションを実行するよう構成されたプロセッサと、
    を備えた装置。
  23. ディスプレイ要素と、
    メモリと、
    前記ディスプレイ要素に通信結合されたプロセッサであって、
    前記コンテキストベース部分及び非コンテキストベース部分を含むテキストデータを含むメッセージを受信し、
    受信された前記メッセージを表示する試みを受け取り、
    受信された前記メッセージのコンテキストベース部分を表わすデータであって、受信された前記メッセージのコンテキストベース部分のコンテキストニュートラル表現を含むデータを受信された前記メッセージ内で識別し、コンテキストベース部分は、受信されたすべての前記メッセージより少ない部分を含み、
    前記コンテキストニュートラル表現及び前記装置のコンテキストに少なくとも部分的に基づいて受信された前記メッセージのコンテキストベース部分を変更し、前記コンテキストは前記受信装置の外部であり、
    受信された前記メッセージを前記変更されたコンテキストベース部分と共に前記表示要素に表示する、
    ために前記メモリに記憶されたインストラクションを実行するよう構成されたプロセッサと、
    を備えた装置。
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