JP5790722B2 - 動画像符号化方法 - Google Patents
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Description
図1に例示するように、動画像符号化装置の機能ブロックは、フレームメモリ11、原画マクロブロックバッファ12、参照ブロックバッファ13、動きベクトル探索器21、予測判定器22、減算器31、第1のスイッチ32、直交変換(DCT)部33、量子化(Q)部34、可変長符号化(ENT)部51、逆量子化(IQ)部44、逆直交変換(IDCT)部43、第2のスイッチ42、及び加算器41を含んで構成される。
原画マクロブロックバッファ12は、フレームメモリ11に格納されたフレームの符号化対象である原フレームのマクロブロックを格納し、参照ブロックバッファ13は、原フレームのマクロブロックに対する参照ブロックを格納する。
予測判定器22は、図3Aに示すマクロブロックの分割形状の全ての場合の動き予測評価を行い、分割形状を決定するとともにフレーム間予測による符号化を行うかフレーム内予測による符号化を行うかを判定する。
第1のスイッチ32と第2のスイッチ42は、フレーム間(Inter)予測による符号化であるかフレーム内(Intra)予測による符号化であるかに応じて切り替わる。
量子化(Q)部34は直交変換係数を量子化し、可変長符号化(ENT)部51は、さらに算術的な情報圧縮を行って符号化出力を出力する。
図2は、従来例でのマクロブロック処理のフローを説明する図である。
次に、ステップS25で直交変換を8x8/4x4のどちら単位で行うかのフラグが直交変換情報として符号化情報中に設定される。
図3Cに示すのは、量子化の場合であり、図示のとおり、量子化は16x16単位で実行される。
図1に示す予測判定器22で図3Aに示す16x16,16x8,8x16,8x8…,の全ての分割による動き予測評価を行い、最も効率の良い分割の仕方やフレーム間予測とフレーム内予測のいずれを選択するか判定して予測モード(マクロブロックタイプ)を決定する。
特許文献1には、特に画面内における予測符号化技術が記載されている。特許文献2には、特にマクロブロックを任意の線分で分割することが記載されている。特許文献3には、特に符号化方式を変換する場合の再符号化を高速に行おうとする技術が記載されている。特許文献4には、小ブロックに再分割を行って直交変換を行う技術が記載されている。
そこで、本発明の解決しようとする課題は、マクロブロック内の映像の性質に応じて細かな量子化制御を可能とすることである。
本発明の一側面に係る、動画像の各フレームを所定サイズのブロックに分割し、該所定サイズのブロックに対して動き補償、直交変換、量子化、を組み合わせて符号化を行う動画像符号化方法は、所定サイズのブロックを、所定サイズのブロック以下の小ブロックにさらに分割し、小ブロックと等しいか又は小ブロックより小さいブロックサイズで直交変換を行い、小ブロックへの分割形状と同一の小ブロックごとに、画像特徴に応じて決定した量子化パラメータにより直交変換係数の量子化を行い、小ブロックごとに決定した量子化パラメータと符号化済の周辺の複数の所定サイズのブロック又は小ブロックの量子化パラメータの中間値との差分を求め、所定サイズのブロックを小ブロックに分割した分割情報と差分を含めて符号化する。
図3に示す従来例との違いは、量子化パラメータをどのサブブロック単位で設定するかを判定する量子化分割判定器35が追加されているところである。また、量子化(Q)部34a及び逆量子化(IQ)部44aも量子化分割判定器35の出力である量子化分割情報に応じて処理対象のサブブロック単位を切り替えるように変更されている。
入力されたマクロブロック単位の画素情報はマクロブロックメモリ110に格納され、分割モードに応じた、例えば小ブロック1(16x16、1個)121、小ブロック2(16x8、2個)122、小ブロック3(8x16、2個)123、小ブロック4(8x8、4個)124のバッファに読み出され、それぞれに対応したアクティビティ計算部131〜134でそれぞれのサブブロックのアクティビティが計算され、その分割モードの評価値を出力する。
量子化分割決定部150では前記計算結果に基づき分割モードを決定し、それに対応した量子化分割情報を出力する。
さらにまた、次のような手法も考えられる。
A(s)=Σ(各画素値 - 画素の平均値)2−(Σ(各画素値 - 画素の平均値))2と定義する。和はサブブロック内部の画素について取るものとする。
BD(k)=Σ(A(s) −A(s)の平均値)2
−(Σ(A(s)−A(s)の平均値))2
と定義する。和は分割形状D(k)のサブブロックについて取るものとする。
H(k)=−ΣA(s)−α*BD(k)
と定義する。和は分割形状D(k)のサブブロックについて取るものとする。
以上のように、分割によるメリットとデメリットを勘案して分割モードを選択するようにする。
図2に示すフローと比較すると、図6のステップS61からステップS63までの動きベクトル情報を求めて符号化情報に設定する処理は、図2のステップS21からステップS23までの処理と同様である。最初の符号化情報として、ステップS61に示すように動き補償分割情報としてのマクロブロックタイプ情報が設定される。この情報中には、先に述べたようにフレーム間予測であるかフレーム内予測であるかの情報やマクロブロック分割形状の情報が含まれる。次に、ステップS62に示すように動きベクトル情報が設定される。マクロブロックタイプによってマクロブロックの分割形状が変わるので、ステップS63に示すように動きベクトル情報はその分割数分情報が設定されることになる。
次のステップS65とステップS66の処理は、量子化分割情報に示される量子化分割数分の量子化パラメータを求めてそれを符号化情報中に設定するものである。
最後にステップS68において、8x8か4x4単位での直交変換後の係数を求め、それをステップS65で設定されている量子化パラメータで量子化した変換係数情報がサブブロック単位で生成され、送信される。この処理は、ステップS69に示すように分割数分繰り返される。このとき、符号化情報中にcbp(coded block pattern)というサブブロック毎の有効/無効を示すフラグが動きベクトルの情報の後、量子化パラメータの情報の前に設定されており、そのフラグのとおり有効なサブブロックの係数情報のみ送信されることは、図2に示す従来例と同様である。
ステップS71からステップS73までの動きベクトル情報を求めて符号化情報に設定する処理は、図2のステップS21からステップS23までの処理及び図6のステップS61からステップS63までの処理と同様である。
引き続いて、ステップS75で設定された分割形状に応じたサブブロックごとにステップS76で量子化パラメータ情報が設定され、ステップS77で、該設定された量子化パラメータ情報で量子化した直交変換の係数情報が求められ動画像符号化情報中に設定される。
図7に例示するものを、以上では量子化の分割形状を直交変換の分割形状に合わせたものとして説明したが、直交変換の代わりに動き補償の分割形状と量子化の分割形状を合わせることも可能である。その場合、ステップS76では、ステップS71で設定された分割形状に応じたサブブロックごとに量子化パラメータ情報が設定され、ステップS77では、該設定された量子化パラメータ情報で量子化した直交変換の係数情報が求められ動画像符号化情報中に設定される。ただしこの場合、動き補償の分割形状すなわち量子化の分割形状は、直交変換のサブブロックサイズ以上のサイズを有するサブブロックによる分割である必要がある。それは、量子化の分割形状の方が細かいものであると、直交変換も結局それに合わせた処理を行わざるを得ないからである。
従来の量子化はマクロブロック単位であり、量子化パラメータの符号化方式は、現マクロブロックと現マクロブロックの左に位置するマクロブロックの量子化パラメータ値の差分を符号化するものである。
図9は、本発明の動画像符号化装置に対応する動画像復号装置の機能ブロック構成例を示す図であり、本発明と関連する部分のみ記載している。動画像復号装置の処理は、ほぼ動画像符号化装置における逆量子化以降の画像復元処理と同様な処理である。
一方、可変長復号器(ENT)151の復号データは、予測モード取得器122に与えられる。
Claims (1)
- 動画像の各フレームを所定サイズのブロックに分割し、該所定サイズのブロックに対して動き補償、直交変換、量子化、を組み合わせて符号化を行う動画像符号化方法において、
前記所定サイズのブロックを、該所定サイズのブロック以下の小ブロックにさらに分割し、
前記小ブロックと等しいか又は前記小ブロックより小さいブロックサイズで直交変換を行い、
前記小ブロックへの分割形状と同一の小ブロックごとに、画像特徴に応じて決定した量子化パラメータにより前記直交変換係数の量子化を行い、
前記小ブロックごとに決定した量子化パラメータと符号化済の周辺の複数の前記所定サイズのブロック又は前記小ブロックの量子化パラメータの中間値との差分を求め、
前記所定サイズのブロックを小ブロックに分割した分割情報と前記差分を含めて符号化する、
ことを特徴とする動画像符号化方法。
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