JP5785981B2 - 原子力発電所用の熱伝達システムおよび方法 - Google Patents

原子力発電所用の熱伝達システムおよび方法 Download PDF

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Description

例示的な実施形態は、一般的に、原子力発電所に関する。例示的な実施形態は、沸騰水型原子炉(「BWR」)原子力発電所、重水炉(「HWR」)原子力発電所、液体金属冷却高速増殖炉(「LMFBR」)原子力発電所、超臨界圧軽水冷却炉(「SCWR」)原子力発電所、および例えば、使用済み燃料プールを有する他の原子力発電所を含む、原子力発電所のための熱伝達システムおよび方法にも関する。これらの熱伝達システムおよび方法は、発電所の正常な発電を阻害したり、または他の何らかの形で、例えば、使用済み燃料プールおよび/または圧力抑制プールの正常な冷却を損なうか、または妨げる可能性のある緊急事態または他の異常な状態が発電所に発生した場合に特に有用であると思われる。これらの熱伝達システムおよび方法は、従来技術の燃料プール冷却(「FPC」)システム、従来技術の残留熱除去(「RHR」)システム、および/または命名および正確な機能が原子力発電所の特定の種類および/または製造(複数可)に依存しうる他の類似のシステムの機能を補完するためにも使用されうる。
図1は、従来技術のBWR原子炉建屋100の切り欠き図である。圧力抑制プール102は、原子炉建屋の一次格納容器の一部であるドーナツ形状のプールとすることができる。圧力抑制プール102は、原子炉建屋100のシェル106内に配置されている、鋼鉄製一次格納容器104の延長部であってよい。圧力抑制プール102は、原子炉108および使用済み燃料プール110の下に位置決めされ、いくつか事故が起きたときに格納容器圧力の上昇を制限することができる。特に、圧力抑制プール102は、原子力発電所の事故に際して放出される蒸気を冷却して凝結するために使用されうる。例えば、多くの原子力発電所の安全/圧力逃し弁は、蒸気を圧力抑制プール102内に放出して蒸気を凝結し、および/または望ましくない圧力上昇を軽減するように設計することができる。典型的には、圧力抑制プール102は、総直径(つまり、敷地計画図における直径)約140フィートであり、ドーナツ形状のシェルの直径は30フィートとすることができる。通常運転中、圧力抑制プール102に、圧力抑制プール水を入れ深さを約15フィートにすることができる(通常運転中、圧力抑制プール102内に約1,000,000ガロンの圧力抑制プール水が入る)。従来技術のFPCシステム、従来技術のRHRシステム、および/または命名および機能が原子力発電所の特定の種類および/または製造(複数可)に依存しうる他の類似のシステムであれば、当業者(「PHOSITA」)に知られている。
図2は、従来技術のFPCシステム200の略図である。従来技術のFPCシステム200は、例えば、1つまたは複数のFPCポンプ202、1つまたは複数のFPC脱塩装置/イオン交換器204、1つまたは複数のFPC熱交換器206、および/または1つまたは複数のFPC熱/容積負荷208を備えることができる。FPC熱/容積負荷208は、例えば、使用済み燃料プール(図示せず)、ウェットウェル(wet well)(図示せず)、ドライヤーセパレータプール、および圧力抑制プール(図示せず)を備えることができる。FPC熱/容積負荷208のいくつかは、従来技術のFPCシステム200による冷却を伴い、FPC熱/容積負荷208のいくつかは、従来技術のFPCシステム200による大量の水の移動を伴い、FPC熱/容積負荷208のいくつかは、その両方を伴いうる。
図3は、従来技術のRHRシステム300の略図である。従来技術のRHRシステム300は、例えば、1つまたは複数のRHRポンプ302、1つまたは複数のRHR熱交換器306、および/または1つまたは複数のRHR熱/容積負荷308を備えることができる。RHR熱/容積負荷308は、例えば、原子炉圧力容器(図示せず)、ウェットウェル(図示せず)、ドライウェル(図示せず)、圧力抑制プール(図示せず)、および使用済み燃料プール(図示せず)を備えることができる。RHR熱/容積負荷308のいくつかは、従来技術のRHRシステム300による冷却を伴い、RHR熱/容積負荷308のいくつかは、従来技術のRHRシステム300による大量の水の移動を伴い、RHR熱/容積負荷308のいくつかは、その両方を伴いうる。
従来技術のFPCシステム200は、従来技術のRHRシステム300に、および/または従来技術のRHRシステム300から接続される1つまたは複数のクロスコネクタを備えることができる。図2に示されているように、従来技術のFPCシステム200は、例えば、クロスコネクタ210および/またはクロスコネクタ212を備えることができる。図3に示されているように、従来技術のRHRシステム300は、例えば、クロスコネクタ310および/またはクロスコネクタ312を備えることができる。このようにして、従来技術のFPCシステム200が従来技術のRHRシステム300を、またその逆に従来技術のRHRシステム300が従来技術のFPCシステム200を、少なくとも部分的にバックアップするか、または補完することができる。
原子力発電所の緊急事態または他の異常な状態が生じているときに、原子力発電所の通常電力の供給は中断し、および/または例えば使用済み燃料プールおよび/または圧力抑制プールの通常冷却は、阻害されるか、または妨げられうる。このような原子力発電所の緊急事態として、例えば、原子力発電所の大事故、飛行機の墜落事故、火災、洪水、地震、ハリケーン、竜巻、津波、サボタージュ、およびテロリストの攻撃が挙げられる。このような異常な状態として、例えば、過度に高いもしくは低い周囲恩温度、サーキットブレーカーなどのコンポーネントの保守、故障(複数可)、および/またはオペレーターの誤り(複数可)による一時的システム再調整(複数可)の組み合わせが挙げられる。それに加えて、原子力発電所の1つまたは複数の緊急事態は、1つまたは複数の異常な状態と同時に発生しうる。
特に、原子力発電所の緊急事態または他の異常な状態の発生時に、原子力発電所には、従来技術のFPCシステム200および/または従来技術のRHRシステム300を運転するための通常電力がない場合がある。
従来技術のシステムおよび方法は、例えば、米国特許第4,957,690号(「’690特許」)、米国特許第5,169,595号(「’595特許」)、米国特許第5,213,755号(「’755特許」)、米国特許第5,375,151号(「’151特許」)、米国特許第6,249,561B1号(「’561特許」)、および米国特許第6,928,132B2号(「’132特許」)において説明されている。’132特許、’151特許、’561特許、’595特許、’690特許、および’755特許は、参照により本特許出願に組み込まれている。
米国特許第6,928,132号明細書
例示的な実施形態は、原子力発電所用の熱伝達システムを実現することができる。例示的な実施形態は、原子力発電所からの熱を伝達する方法を提供することもできる。
例示的な実施形態では、原子力発電所用の熱伝達システムは、第1のコネクタおよび第2のコネクタを備える配管システム、熱交換器、ポンプ、および/または電源を具備することができる。熱伝達システムは、通常の発電所発電運転時には原子力発電所に接続されえない。電源は、原子力発電所用の通常の電力分配システムから独立しているものとしてよい。電源は、ポンプに給電するように構成されうる。配管システムは、熱交換器およびポンプを接続するように構成されうる。第1のコネクタおよび第2のコネクタは、熱伝達システムを原子力発電所の流体システムに接続するように構成されうる。第1のコネクタおよび第2のコネクタが熱伝達システムを原子力発電所の流体システムに接続するときに、熱伝達システムは、第1のコネクタを介して原子力発電所の流体システムから流体を受け入れ、流体をポンプで熱交換器に通し、および/または第2のコネクタを介して流体を原子力発電所の流体システムに戻すように構成されうる。
例示的な実施形態では、配管システム、熱交換器、ポンプ、および電源は、携帯型とすることができる。
例示的な実施形態では、配管システム、熱交換器、ポンプ、および電源のうちの少なくとも1つが、携帯型とすることができる。
例示的な実施態様では、配管システムは、携帯型とすることができる。
例示的な実施態様では、熱交換器は、携帯型とすることができる。
例示的な実施態様では、ポンプは、携帯型とすることができる。
例示的な実施態様では、電源は、携帯型とすることができる。
例示的な実施態様では、電源は、発電機を備えることができる。
例示的な実施形態では、発電機は、ディーゼルエンジンによって駆動することができる。
例示的な実施形態では、発電機は、ガソリンエンジンによって駆動することができる。
例示的な実施態様では、電源は、電池を備えることができる。
例示的な実施態様では、電源は、エンジンを備えることができる。
例示的な実施態様では、電源は、ディーゼルエンジンを備えることができる。
例示的な実施態様では、電源は、ガソリンエンジンを備えることができる。
例示的な実施形態では、配管システム、熱交換器、ポンプ、および電源は、原子力発電所から隔離された硬化エンクロージャ内に配置または格納することができる。
例示的な実施形態では、配管システム、熱交換器、ポンプ、および第1の電源のうちの少なくとも1つは、原子力発電所から隔離された硬化エンクロージャ内に配置または格納することができる。
例示的な実施形態では、熱伝達システムは、第3のコネクタおよび/または第4のコネクタを備える第1のジャンパー、および/または第5のコネクタおよび/または第6のコネクタを備える第2のジャンパーをさらに具備することができる。第3のコネクタは、第1のコネクタに接続されるように構成されうる。第5のコネクタは、第2のコネクタに接続されるように構成されうる。
例示的な実施形態では、原子力発電所から熱を伝達する方法は、熱伝達システムを原子力発電所に接続すること、および/または熱伝達システムを使用して原子力発電所から熱を伝達することを含みうる。熱伝達システムは、第1のコネクタおよび第2のコネクタを備える配管システム、熱交換器、ポンプ、および/または電源を具備することができる。熱伝達システムは、通常の発電所発電運転時には原子力発電所に接続されえない。電源は、原子力発電所用の通常の電力分配システムから独立しているものとしてよい。電源は、ポンプに給電するように構成されうる。配管システムは、熱交換器およびポンプを接続するように構成されうる。第1のコネクタおよび第2のコネクタは、熱伝達システムを原子力発電所の流体システムに接続するように構成されうる。第1のコネクタおよび第2のコネクタが熱伝達システムを原子力発電所の流体システムに接続するときに、熱伝達システムは、第1のコネクタを介して原子力発電所の流体システムから流体を受け入れ、流体をポンプで熱交換器に通し、第2のコネクタを介して流体を原子力発電所の流体システムに戻すように構成されうる。
例示的な実施形態では、熱伝達システムは、原子力発電所の残留熱除去システムを介して原子力発電所に接続することができる。
例示的な実施形態では、熱伝達システムは、原子力発電所の燃料プール冷却システムを介して原子力発電所に接続することができる。
例示的な実施形態では、熱伝達システムは、原子力発電所の残留熱除去システムと原子力発電所の燃料プール冷却システムの両方を介して原子力発電所に接続することができる。
本発明のこれらおよび他の特徴ならびに利点は、本発明による装置および方法のさまざまな例示的な実施形態の以下の説明に示されており、またその説明から明白である。
上記および/または他の態様および利点は、付属の図面と併せて例示的な実施形態の以下の詳細な説明を読むと明確になり、また理解しやすくなる。
従来技術のBWR原子炉建屋の切り欠き図である。 従来技術のFPCシステムの略図である。 従来技術のRHRシステムの略図である。 例示的な実施形態による熱伝達システムを示す図である。 例示的な実施形態による熱伝達システムに接続されるように構成されたFPCシステムの略図である。 例示的な実施形態による熱伝達システムに接続されるように構成されたRHRシステムの略図である。 例示的な実施形態により原子力発電所から熱を伝達する方法を示す流れ図である。
次に、付属の図面を参照しつつ、例示的な実施形態についてより詳しく説明する。しかし、実施形態は、多くの異なる形態で具現化することができるため、本明細書で述べられている実施形態に限定されると解釈すべきではない。むしろ、これらの例示的な実施形態は、本開示が詳細で完全なものとなるように、また当業者に範囲が全部伝わるように用意されたものである。図面中、層および領域の厚さは、分かりやすくするために誇張されている。
ある要素が、別のコンポーネント「の上にある」、別のコンポーネント「に接続されている」、別のコンポーネント「に電気的に接続されている」、または別のコンポーネント「に結合されている」と言った場合、これは、直接的に他のコンポーネントの上にあるか、他のコンポーネントに接続されているか、他のコンポーネントに電気的に接続されているか、または他のコンポーネントに結合されているか、または介在するコンポーネントが存在しうると理解される。対照的に、あるコンポーネントが、別のコンポーネントの「上に直接ある」、別のコンポーネント「に直接接続されている」、別のコンポーネント「に直接電気的に接続されている」、または別のコンポーネント「に直接結合されている」と言う場合、介在するコンポーネントは存在しない。本明細書で使用されているように、「および/または」は、関連する列挙されている項目のありとあらゆる組み合わせを含む。
第1、第2、第3などの用語は、本明細書では、さまざまな要素、コンポーネント、領域、層、および/またはセクションを記述するために使用される場合があるけれども、これらの要素、コンポーネント、領域、層、および/またはセクションは、その用語によって限定されるものではないことは理解されるであろう。これらの用語は、一方の要素、コンポーネント、領域、層、および/またはセクションを他方の要素、コンポーネント、領域、層、および/またはセクションから区別するためにのみ使用される。例えば、第1の要素、コンポーネント、領域、層、および/またはセクションは、例示的な実施形態の教示から逸脱することなく第2の要素、コンポーネント、領域、層、および/またはセクションと称することが可能である。
「真下」、「下」、「下側」、「上」、「上側」、および同様の語などの空間的相対語は、本明細書では、図面に例示されているように、一方のコンポーネントおよび/または特徴の他方のコンポーネントおよび/または特徴、または他の(複数の)コンポーネントおよび/または(複数の)特徴に対する関係を記述する際に説明しやすくするために使用することができる。これらの空間的相対語は、図中に示されている配向に加えて使用中の、または動作中のデバイスの異なる配向をも包含することが意図されていると理解される。
本明細書で使用されている用語は、特定の例示的な実施形態のみを説明することを目的としており、例示的な実施形態の範囲を制限することは意図されていない。本明細書で使用されているように、「1つの(または使わない場合もある)」および「その(使わない場合もある)」(英語原文の単数形の冠詞「a」、「an」、および「the」)は、文脈上明らかにそうでないことを示していない限り、複数形も含むことが意図されている。「備える」、「備えること」、「含む」、および/または「含むこと」という言い回しは、本明細書で使用されている場合、記載されている特徴、整数、工程、動作、要素、および/またはコンポーネントの存在を意味し、1つまたは複数の他の特徴、領域、整数、動作、要素、コンポーネント、および/またはこれらの群の存在もしくは追加を除外しないこともさらに理解されるであろう。
断りのない限り、本明細書で使用されるすべての(技術および科学用語を含む)用語は、例示的な実施形態が属している技術分野の当業者に通常理解される意味と同じ意味を有する。さらに、よく使われる辞書で定義されているような用語は、従来技術の背景状況における意味と矛盾しない意味を持つものと解釈すべきであり、本明細書で明確に定められていない限り、理想化されたまたは過度に正式の意味で解釈されないことは理解されるであろう。
また、いくつかの代替的実装では、記されている機能、および/または活動は、図中に記されている順序から外れて実行されうることにも留意されたい。例えば、連続して示されている2つの図は、実際には、実質的に同時に実行されうるか、または関連する機能および/または活動に応じて、逆順に実行されることもある。
そこで、全体を通して類似の参照番号が類似のコンポーネントを指し示しうる、付属の図面において例示されている、例示的な実施形態を参照することにする。
図4は、例示的な実施形態による熱伝達システム400を示す図である。熱伝達システム400は、例えば、1つまたは複数のポンプ402、1つまたは複数の熱交換器406、コネクタ414および416、配管418、ならびに電源420を備えることができる。1つまたは複数のポンプ402は、流体をコネクタ414から、配管418に通し、1つまたは複数の熱交換器406に移動し、次いで、配管418に通しコネクタ416に送るように構成されうる。電源420は、1つまたは複数のポンプ402用の電力を供給することができる。
熱伝達システム400は、適宜、放射線モニター440および/または放射線モニター442を備えることができる。原子力発電所の緊急事態または他の異常な状態が生じたときに、放射線モニター440および/または放射線モニター442は、熱伝達システム400の使用に付随する潜在的な放射線および/または汚染の危険に関する重要なデータを供給することができる。
熱伝達システム400は、適宜、1つまたは複数のジャンパー422および432を備えることができる。ジャンパー422は、コネクタ424および426を備えることができる。ジャンパー432は、コネクタ434および436を備えることができる。ジャンパー422は、コネクタ424および414を介して配管418に接続されうる。ジャンパー432は、コネクタ434および416を介して配管418に接続されうる。
1つまたは複数のポンプ402は、電源420によって、例えば、電気的に、またはダイレクトドライブによって、給電されうる。
電源420は、例えば、交流(「AC」)電源および/または直流(「DC」)電源とすることができる。電源420は、例えば、1つまたは複数の電池または他のエネルギー貯蔵デバイスとすることができる。電池および他のエネルギー貯蔵デバイスのサイズおよび/または重量はその携帯性を制限するか、または妨げる可能性があるけれども、電源420としての機能を果たす可能性を有している。
電源420は、例えば、1つまたは複数のソーラーパネル、風力タービン、または電気エネギーに対する他の発生デバイスとすることができる。電源420は、例えば、ディーゼル発電機またはガソリン動力発電機などの1つまたは複数の発電機とすることができる。このような発電機は、例えば、ACまたはDC電力を発生することができる。
電源420は、例えば、ディーゼルエンジン、ガソリン動力エンジン、ガスタービン、または水素、酸素、もしくは過酸化水素などの他の何らかの化学元素もしくは化合物をエネルギー源とするエンジンなどの、1つまたは複数のエンジンとすることができる。このようなディーゼルエンジンは、ディーゼル燃料もしくはエンジンの最低要件を満たす他の燃料を使用することができる。同様に、このようなガソリン動力エンジンは、ガソリンもしくはエンジンの最低要件を満たす他の燃料を使用することができる。ディーゼルおよび/またはガソリン燃料は、例えば、恒久的な、一時的な、または携帯可能なタンクもしくはトラック内に貯蔵することができる。また、ディーゼルおよび/またはガソリン燃料は現地および/または地方の販売店から購入することができる。それに加えて、ディーゼルおよび/またはガソリン燃料は、例えば、現地で利用可能な自動車、トラック、および他の車両から取り出して利用することもできる。
1つまたは複数の熱交換器406に対する最終的なヒートシンクは環境(例えば、大気または湖、河川、もしくは海などの現地の水供給源)とすることができる。現地の水供給源からの水は、例えば、消防ホースまたは同様のものを介して1つまたは複数の熱交換器406に、ポンプで送ることが可能である。全熱負荷が十分に低い場合、工業用冷却装置(例えば、空調ユニット)および/または直接水/空気熱交換器を使用することも可能であろう。最終的なヒートシンクに対する好適な配置構成であれば、当業者に知られているであろう。
熱伝達システム400は、原子力発電所から独立させることができる。つまり、熱伝達システム400の1つまたは複数の部分が原子力発電所から独立して機能しうる。電源420は、例えば、原子力発電所の通常の電力分配システムから独立しているものとしてよい。1つまたは複数の電源402は、例えば、原子力発電所の通常の電力分配システムから独立して給電されうる。1つまたは複数の熱交換器406は、例えば、原子力発電所によって使用される1つまたは複数のヒートシンクから独立しているヒートシンクと熱交換することができる。原子力発電所の緊急事態または他の異常状態が生じたときに、このように独立していることで、原子力発電所の緊急事態または他の異常な状態の軽減または緩和を助ける適切な機能を果たしうるように熱伝達システム400を保護しやすくなると思われる。
熱伝達システム400は、硬化させることができる。つまり、熱伝達システム400の1つまたは複数の部分が原子力発電所から分離している硬化エンクロージャ内に配置または格納されうる。硬化エンクロージャは、原子力発電所の大事故、飛行機の墜落事故、火災、洪水、地震、ハリケーン、竜巻、津波、サボタージュ、およびテロリストの攻撃などの環境および他の問題に耐えられる。原子力発電所の緊急事態または他の異常状態が生じたときに、このような硬化により、原子力発電所の緊急事態または他の異常な状態の軽減または緩和を助ける適切な機能を果たしうるように熱伝達システム400を保護しやすくなると思われる。
熱伝達システム400は、原子力発電所から離れて配置または格納されうる。つまり、熱伝達システム400の1つまたは複数の部分が原子力発電所から離れて配置または格納されうる。この配置または格納により、原子力発電所の緊急事態または他の異常な状態が発生したときに熱伝達システム400の1つまたは複数の部分を遠隔操作することができ、人員の被曝などのリスクを潜在的に低減することができる。
熱伝達システム400は、携帯型とすることができる。つまり、熱伝達システム400の1つまたは複数の部分が、例えば、滑材または他の構造支持材上で移動可能であるものとしてよい。このような滑材または構造支持材は、車両(例えば、トラック)、航空機(例えば、ヘリコプター)、船舶(例えば、はしけ)、または他の運送手段によって移動することも可能である。原子力発電所の緊急事態または他の異常状態が生じたときに、このように携帯性を有することで、原子力発電所の緊急事態または他の異常な状態の軽減または緩和を助ける適切な機能を果たしうるように熱伝達システム400がその問題に関わりやすくなると思われる。
上で説明されているように、熱伝達システム400の1つまたは複数の部分が原子力発電所から離れたところにある硬化エンクロージャ内に配置または格納されうる。例えば、1つまたは複数のポンプ402、1つまたは複数の熱交換器406、コネクタ414と416、配管418、および/または電源420を硬化エンクロージャ内に配置または格納することができる。熱伝達システム400の1つまたは複数の部分は、例えば硬化エンクロージャ内に、恒久的に設置することができる。このような設置では、配管418は、硬化エンクロージャから原子力発電所まで、またはその近くまで延在するか、延長することができる。代替的形態では、ジャンパー422および/または432は、硬化エンクロージャから原子力発電所まで、またはその近くまで延在するか、延長することができる。
上で説明されているように、熱伝達システム400の1つまたは複数の部分が、例えば、滑材または他の構造支持材上で移動可能であるものとしてよい。使用するために、熱伝達システム400の1つまたは複数の部分は、原子力発電所まで、またはその近くまで運送されうる。コネクタ414および/または416は、熱伝達システム400を原子力発電所に接続することができる。代替的形態では、ジャンパー422および/または432は、熱伝達システム400を原子力発電所に接続することができる。
図5は、例示的な実施形態による熱伝達システム400に接続されるように構成されたFPCシステム500の略図である。FPCシステム500は、例えば、1つまたは複数のFPCポンプ502、1つまたは複数のFPC脱塩装置/イオン交換器504、1つまたは複数のFPC熱交換器506、および/または1つまたは複数のFPC熱/容積負荷508を備えることができる。FPC熱/容積負荷508は、例えば、使用済み燃料プール(図示せず)、ウェットウェル(図示せず)、ドライヤーセパレータプール、および圧力抑制プール(図示せず)を備えることができる。FPC熱/容積負荷508のいくつかは、FPCシステム500による冷却を伴い、FPC熱/容積負荷508のいくつかは、FPCシステム500による大量の水の移動を伴い、FPC熱/容積負荷508のいくつかは、その両方を伴いうる。
図6は、例示的な実施形態による熱伝達システム400に接続されるように構成されたRHRシステム600の略図である。RHRシステム600は、例えば、1つまたは複数のRHRポンプ602、1つまたは複数のRHR熱交換器606、および/または1つまたは複数のRHR熱/容積負荷608を備えることができる。RHR熱/容積負荷608は、例えば、原子炉圧力容器(図示せず)、ウェットウェル(図示せず)、ドライウェル(図示せず)、圧力抑制プール(図示せず)、および使用済み燃料プール(図示せず)を備えることができる。RHR熱/容積負荷608のいくつかは、RHRシステム600による冷却を伴い、RHR熱/容積負荷608のいくつかは、RHRシステム600による大量の水の移動を伴い、RHR熱/容積負荷608のいくつかは、その両方を伴いうる。
FPCシステム500は、RHRシステム600に、および/またはRHRシステム600から接続される1つまたは複数の交差接続部を備えることができる。図5に示されているように、FPCシステム500は、例えば、第1のクロスコネクタ510および/または第2のクロスコネクタ512を備えることができる。図6に示されているように、RHRシステム600は、例えば、第3のクロスコネクタ610および/または第4のクロスコネクタ612を備えることができる。このようにして、FPCシステム500がRHRシステム600を、またその逆にRHRシステム600がFPCシステム500を、少なくとも部分的にバックアップするか、または補完することができる。
熱伝達システム400は、FPCシステム500および/またはRHRシステム600に接続されるように構成されうる。図5に示されているように、FPCシステム500は、例えば、第1のオプションの隔離弁514、第2のオプションの隔離弁516、第5のクロスコネクタ518、および/または第6のクロスコネクタ520を備えることができる。第5のクロスコネクタ518および/または第6のクロスコネクタ520は、閉止フランジ(図示せず)を備えることができる。図6に示されているように、RHRシステム600は、例えば、第3のオプションの隔離弁614、第4のオプションの隔離弁616、第7のクロスコネクタ618、および/または第8のクロスコネクタ620を備えることができる。第7のクロスコネクタ618および/または第8のクロスコネクタ620は、閉止フランジ(図示せず)を備えることができる。
熱伝達システム400をFPCシステム500および/またはRHRシステム600に接続することは、例えばコネクタ414またはコネクタ426を第5のクロスコネクタ518にボルト締めすることによって行うことができる。オプションのガスケット(図示せず)は、このような接続部における流体密封および気密境界の維持を助けることができる。このようなボルト締めされた接続部および他の類似の接続部で熱伝達システム400をFPCシステム500および/またはRHRシステム600に接続することは、当業者であれば知っているであろう。
第1のオプションの隔離弁514、第2のオプションの隔離弁516、第3のオプションの隔離弁614、および/または第4のオプションの隔離弁616の位置変更は、例えば、機械的に(例えば、機械的リンク機構を通じて)、または電気的に(例えば、ジャンクションボックス、局所的切断および/または切り替えスイッチ、および/または該当する弁電気供給および制御部を通常の原子力発電所電力分配システムから分離するための制御スイッチを使用して)行うことができる。このような機械的および電気的配置構成は、当業者に知られているであろう。
熱伝達システム400は、第5のクロスコネクタ518および/または第6のクロスコネクタ520を介してFPCシステム500に接続されるように構成されうる。例えば、熱伝達システム400は、第5のクロスコネクタ518およびコネクタ414を介してFPCシステム500に接続され、および/または熱伝達システム400は、第6のクロスコネクタ520、コネクタ436、ジャンパー432、コネクタ434、およびコネクタ416を介してFPCシステム500に接続されうる。
熱伝達システム400は、第7のクロスコネクタ618および/または第8のクロスコネクタ620を介してRHRシステム600に接続されるように構成されうる。例えば、熱伝達システム400は、第7のクロスコネクタ618、コネクタ426、ジャンパー422、コネクタ424、およびコネクタ414を介してRHRシステム600に接続され、および/または熱伝達システム400は、第8のクロスコネクタ620およびコネクタ416を介してRHRシステム600に接続されうる。
原子力発電所、熱伝達システム400、FPCシステム500、および/またはRHRシステム600の設計によっては、熱伝達システム400からFPCシステム500への接続(複数可)を、図5および6に示されているように、熱伝達システム400からRHRシステム600への接続(複数可)から分離することが有利である場合がある。代替的形態では、熱伝達システム400からFPCシステム500への接続(複数可)を熱伝達システム400からRHRシステム600への接続(複数可)と共有すると有利な場合がある。このような場合、例えば、一方のクロスコネクタで第5のクロスコネクタ518と第7のクロスコネクタ618を置き換え、および/または、別のクロスコネクタで第6のクロスコネクタ520と第8のクロスコネクタ620を置き換えることができる。配管、隔離弁、および同様のものの好適な配置構成であれば、当業者に知られているであろう。
原子力発電所、熱伝達システム400、FPCシステム500、および/またはRHRシステム600の設計に応じて、FPCシステム500が原子力発電所の緊急事態または他の異常な状態において運転中であれば、熱伝達システム400を使用してFPCシステム500の冷却および/または流体移動機能を補完することができる。同様に、RHRシステム600が原子力発電所の緊急事態または他の異常な状態において運転中であれば、熱伝達システム400を使用してRHRシステム600の冷却および/または流体移動機能を補完することができる。それに加えて、FPCシステム500とRHRシステム600が両方とも原子力発電所の緊急事態または他の異常な状態において運転中であれば、熱伝達システム400を使用してFPCシステム500とRHRシステム600の冷却および/または流体移動機能を補完することができる。
原子力発電所、熱伝達システム400、FPCシステム500、および/またはRHRシステム600の設計に応じて、原子力発電所の緊急事態または他の異常な状態以外のときに、熱伝達システム400を使用してFPCシステム500および/またはRHRシステム600の冷却および/または流体移動機能を補完することができる。
図7は、例示的な実施形態により原子力発電所から熱を伝達する方法を示す流れ図である。図7のS700に示されているように、熱伝達システム400は、原子力発電所に接続することができる。熱伝達システム400は、例えば、FPCシステム500、RHRシステム600、またはFPCシステム500とRHRシステム600の両方に接続されうる。接続は、適切な運転を行えるように熱伝達システム400の1つまたは複数の部分を移動することを伴いうる。例えば、ジャンパー422および/またはジャンパー432を熱伝達システム400とFPCシステム500およびRHRシステム600のうちの一方または両方との間に取り付けなければならない場合がある。別の例では、関連するエンジンのために、および/または使用前の燃料供給および試験を目的として、十分な空気供給を確実に行えるようにより開放された場所に電源420を移動させなければならない可能性もある。さらに別の例では、電気ケーブルを、電源420と1つまたは複数のポンプ402との間につなぐ必要がある可能性もある。
図7のS702に示されているように、熱伝達システム400を使用して、原子力発電所から熱を伝達することができる。1つまたは複数のポンプ402は、流体をコネクタ414を介してFPCシステム500および/またはRHRシステム600から、配管418に通し、1つまたは複数の熱交換器406に移動し、次いで、配管418に通しコネクタ416に送り、FPCシステム500および/RHRシステム600に送ることができる。流体の熱は、1つまたは複数の熱交換器406内のヒートシンクに伝達されうる。
例示的な実施形態が特に示され、説明されたが、以下の請求項において定められているように本発明の精神および範囲から逸脱することなくその中の形態および詳細にさまざまな変更を加えることができることは、当業者にとっては理解しやすいであろう。
100 沸騰水型原子炉(「BWR」)建屋
102 圧力抑制プール
104 一次格納容器
106 シェル
108 原子炉
110 使用済み燃料プール
200 燃料プール冷却(「FPC」)システム
202 FPCポンプ
204 FPC脱塩装置/イオン交換器
206 FPC熱交換器
208 FPC熱/容積負荷
210 クロスコネクタ
212 クロスコネクタ
300 残留熱除去(「RHR」)システム
302 RHRポンプ
306 RHR熱交換器
308 RHR熱/容積負荷
310 クロスコネクタ
312 クロスコネクタ
400 熱伝達システム
402 ポンプ
406 熱交換器
414 コネクタ
416 コネクタ
418 配管
420 電源
422 ジャンパー
424 コネクタ
426 コネクタ
432 ジャンパー
434 コネクタ
436 コネクタ
440 放射線モニター
442 放射線モニター
500 FPCシステム
502 FPCポンプ
504 FPC脱塩装置/イオン交換器
506 FPC熱交換器
508 FPC熱/容積負荷
510 第1のクロスコネクタ
512 第2のクロスコネクタ
514 第1のオプションの隔離弁
516 第2のオプションの隔離弁
518 第5のクロスコネクタ
520 第6のクロスコネクタ
600 RHRシステム
602 RHRポンプ
606 RHR熱交換器
608 RHR熱/容積負荷
610 第3のクロスコネクタ
612 第4のクロスコネクタ
614 第3のオプションの隔離弁
616 第4のオプションの隔離弁
618 第7のクロスコネクタ
620 第8のクロスコネクタ
S700 熱伝達システムを原子炉に接続する
S702 熱伝達システムを使用して熱を原子炉から伝達する

Claims (9)

  1. 原子力発電所用の熱伝達システムであって、
    第1のコネクタおよび第2のコネクタを備える配管システムと、
    熱交換器と、
    ポンプと、
    電源と、
    前記ポンプと前記熱交換器との間に接続されたイオン交換器と、
    を備え、
    前記熱伝達システムは、通常の発電所発電運転時には前記原子力発電所に接続されず、
    前記電源は、前記原子力発電所用の通常の電力分配システムから独立しており、
    前記電源は、前記ポンプに給電するように構成され、
    前記配管システムは、前記熱交換器およびポンプを接続するように構成され、
    前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタは、前記熱伝達システムを前記原子力発電所の流体システムに接続するように構成され、
    前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタが前記熱伝達システムを前記原子力発電所の前記流体システムに接続するときに、前記熱伝達システムは、前記第1のコネクタを介して前記原子力発電所の前記流体システムから流体を受け入れ、前記流体をポンプで前記熱交換器に通し、前記第2のコネクタを介して前記流体を前記原子力発電所の前記流体システムに戻すように構成される、
    熱伝達システム。
  2. 前記配管システム、熱交換器、ポンプ、および電源のうちの少なくとも1つは、携帯型である請求項1に記載の熱伝達システム。
  3. 前記電源は、発電機を備える請求項1または2に記載の熱伝達システム。
  4. 前記電源は、電池を備える請求項1から3のいずれかに記載の熱伝達システム。
  5. 前記電源は、エンジンを備える請求項1から4のいずれかに記載の熱伝達システム。
  6. 前記電源は、ディーゼルエンジンを備える請求項に記載の熱伝達システム。
  7. 前記電源は、ガソリンエンジンを備える請求項に記載の熱伝達システム。
  8. 前記配管システム、熱交換器、ポンプ、および電源のうちの少なくとも1つは、前記原子力発電所から隔離されている堅牢な容器内に配置または格納される請求項1から7のいずれかに記載の熱伝達システム。
  9. 第3のコネクタおよび第4のコネクタを備える第1のジャンパーと、
    第5のコネクタおよび第6のコネクタを備える第2のジャンパーと、
    をさらに具備し、
    前記第3のコネクタは、前記第1のコネクタに接続されるように構成され、
    前記第5のコネクタは、前記第2のコネクタに接続されるように構成される、
    請求項1から8のいずれかに記載の熱伝達システム。
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