JP5780459B2 - 回転位置決め装置と方法 - Google Patents
回転位置決め装置と方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5780459B2 JP5780459B2 JP2011207170A JP2011207170A JP5780459B2 JP 5780459 B2 JP5780459 B2 JP 5780459B2 JP 2011207170 A JP2011207170 A JP 2011207170A JP 2011207170 A JP2011207170 A JP 2011207170A JP 5780459 B2 JP5780459 B2 JP 5780459B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical body
- rotation
- chuck mechanism
- cutting
- rotation sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Drilling And Boring (AREA)
Description
円筒体には、周方向の基準位置を示すマークが設けられている。このマークをチャック機構における周方向の基準位置(例えばマーク)に合わせた状態で、円筒体とチャック機構の回転位相を合わせることができる。これにより、チャック機構の回転位相を、円筒体の回転位相として検出できる。検出した円筒体の回転位相に基づいて、円筒体の切削位置を切削装置の位置へ回転させる。
円筒体の軸方向に間隔をおいて、円筒体と平行に配置された複数のローラを備え、各ローラは、円筒体に接触しながら回転駆動されることにより、円筒体を回転させ、
さらに、円筒体の一端部を把持して、円筒体と共に回転する第1のチャック機構と、
円筒体の他端部を把持して、円筒体と共に回転する第2のチャック機構と、
第1のチャック機構の回転位相を検出する第1の回転センサと、
第2のチャック機構の回転位相を検出する第2の回転センサと、
第1または第2の回転センサが検出した回転位相に基づいて、前記切削位置を切削装置の位置へ位置決めするように前記各ローラを同期して回転させる制御装置と、を備える、ことを特徴とする回転位置決め装置が提供される。
第1および第2のチャック機構の他方は、円筒体の他端部を把持して、円筒体の回転に従動して回転し、
制御装置は、第1または第2の回転センサが検出した回転位相に基づいて、前記切削位置を切削装置の位置へ位置決めするように前記各ローラと一方のチャック機構を同期して回転させる。
円筒体の軸方向に間隔をおいた複数位置において、それぞれ円筒体と平行に配置され、円筒体に接触しながら回転駆動されることにより、円筒体を回転させるローラと、
円筒体の一端部を把持して、円筒体と共に回転する第1のチャック機構と、
円筒体の他端部を把持して、円筒体と共に回転する第2のチャック機構と、
第1のチャック機構の回転位相を検出する第1の回転センサと、
第2のチャック機構の回転位相を検出する第2の回転センサと、を設け、
(A)第1または第2の回転センサが検出した回転位相に基づいて、前記切削位置を切削装置の位置へ位置決めするように前記各ローラを回転させ、
(B)第1の回転センサが検出した回転位相が、第2の回転センサが検出した回転位相と同じであるかを判断する、ことを特徴とする回転位置決め方法が提供される。
これについて、切削位置は、周方向において、円筒体1の前記マークに対する既知の位置にある。従って、制御装置13は、上述の整合状態において、円筒体1の切削位置が切削装置30の位置にある時に、第1の回転センサ9または第2の回転センサ11が検出する回転位相を目標位相として記憶している。制御装置13は、第1の回転センサ9または第2の回転センサ11が検出する回転位相が目標位相となるように、各ローラ3と第1のチャック機構5を回転させる。
各シリンダ装置29は、べース部31に固定されたシリンダ29aと、シリンダ29a内の油圧室に供給される油圧により往復運動するピストン29bと、を有する。
次いで、水平移動部37の移動により、円筒体1の軸方向に直交する水平方向に関して、円筒体1の切削位置Pに加工具39を位置させる。
その後、水平フレーム35を下降させて、真上を向いている円筒体1の切削位置Pに孔を加工具39で切削形成する。
第1のチャック機構5は、回転駆動されずに、第2のチャック機構7と同様に、円筒体1の一端部を把持した状態で、円筒体1の回転に従動して円筒体1と一体で回転するように構成されてもよい。
上述では、エラー検出部15は、エラー信号を制御装置13に出力していた。これについて、本発明によると、エラー検出部15は、エラー信号を警告装置に出力してもよい。警告装置は、エラー信号を受けると、異常である旨の音や光などのアラームを発生させる。ステップS3で円筒体1を回転させている時に、このアラームが発生した場合には、人が、操作装置を操作することにより、ローラ3とチャック機構5の回転を停止させる。
上述では、第1の回転センサ9が検出した回転位相と、第2の回転センサ11が検出した回転位相は、エラー検出部15に入力されていた。これについて、本発明によると、図6のように、エラー検出部15の代わりに表示装置45を設けてもよい。この場合、表示装置45には、第1の回転センサ9が検出した回転位相と、第2の回転センサ11が検出した回転位相が入力される。これにより、表示装置45は、第1の回転センサ9が検出した回転位相と、第2の回転センサ11が検出した回転位相を表示する。表示された回転位相を人が見ることにより、円筒体1の回転が正常かどうかを人が判断できる。異常と判断されたら、例えば、その後の切削加工を中止する。
Claims (4)
- 円筒体をその軸回りに回転させることにより、円筒体の外周面にある切削位置を、前記軸回りの周方向において切削装置の位置に位置決めする回転位置決め装置であって、
円筒体の軸方向に間隔をおいて、円筒体と平行に配置された複数のローラを備え、各ローラは、円筒体に接触しながら回転駆動されることにより、円筒体を回転させ、
さらに、円筒体の一端部を把持して、円筒体と共に回転する第1のチャック機構と、
円筒体の他端部を把持して、円筒体と共に回転する第2のチャック機構と、
第1のチャック機構の回転位相を検出する第1の回転センサと、
第2のチャック機構の回転位相を検出する第2の回転センサと、
第1または第2の回転センサが検出した回転位相に基づいて、前記切削位置を切削装置の位置へ位置決めするように前記各ローラを同期して回転させる制御装置と、
第1の回転センサが検出した回転位相が、第2の回転センサが検出した回転位相と異なる場合には、その旨を示すエラー信号を出力するエラー検出部と、を備える、ことを特徴とする回転位置決め装置。 - 円筒体をその軸回りに回転させることにより、円筒体の外周面にある切削位置を、前記軸回りの周方向において切削装置の位置に位置決めする回転位置決め装置であって、
円筒体の軸方向に間隔をおいて、円筒体と平行に配置された複数のローラを備え、各ローラは、円筒体に接触しながら回転駆動されることにより、円筒体を回転させ、
さらに、円筒体の一端部を把持して、円筒体と共に回転する第1のチャック機構と、
円筒体の他端部を把持して、円筒体と共に回転する第2のチャック機構と、
第1のチャック機構の回転位相を検出する第1の回転センサと、
第2のチャック機構の回転位相を検出する第2の回転センサと、
第1または第2の回転センサが検出した回転位相に基づいて、前記切削位置を切削装置の位置へ位置決めするように前記各ローラを同期して回転させる制御装置と、
第1の回転センサが検出した回転位相と、第2の回転センサが検出した回転位相とを表示する表示装置と、を備える、ことを特徴とする回転位置決め装置。 - 第1および第2のチャック機構の一方は、円筒体の一端部を把持して、ローラと同期して回転駆動されることにより、ローラと協働して円筒体を回転させ、
第1および第2のチャック機構の他方は、円筒体の他端部を把持して、円筒体の回転に従動して回転し、
制御装置は、第1または第2の回転センサが検出した回転位相に基づいて、前記切削位置を切削装置の位置へ位置決めするように前記各ローラと一方のチャック機構を同期して回転させる、ことを特徴とする請求項1または2に記載の回転位置決め装置。 - 円筒体をその軸回りに回転させることにより、円筒体の外周面にある切削位置を、前記軸回りの周方向において切削装置の位置に位置決めする回転位置決め方法であって、
円筒体の軸方向に間隔をおいた複数位置において、それぞれ円筒体と平行に配置され、円筒体に接触しながら回転駆動されることにより、円筒体を回転させるローラと、
円筒体の一端部を把持して、円筒体と共に回転する第1のチャック機構と、
円筒体の他端部を把持して、円筒体と共に回転する第2のチャック機構と、
第1のチャック機構の回転位相を検出する第1の回転センサと、
第2のチャック機構の回転位相を検出する第2の回転センサと、を設け、
(A)第1または第2の回転センサが検出した回転位相に基づいて、前記切削位置を切削装置の位置へ位置決めするように前記各ローラを回転させ、
(B)第1の回転センサが検出した回転位相が、第2の回転センサが検出した回転位相と同じであるかを判断する、ことを特徴とする回転位置決め方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011207170A JP5780459B2 (ja) | 2011-09-22 | 2011-09-22 | 回転位置決め装置と方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011207170A JP5780459B2 (ja) | 2011-09-22 | 2011-09-22 | 回転位置決め装置と方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013066971A JP2013066971A (ja) | 2013-04-18 |
JP5780459B2 true JP5780459B2 (ja) | 2015-09-16 |
Family
ID=48473317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011207170A Active JP5780459B2 (ja) | 2011-09-22 | 2011-09-22 | 回転位置決め装置と方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5780459B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01110054U (ja) * | 1988-01-20 | 1989-07-25 | ||
JP3568138B2 (ja) * | 1996-02-23 | 2004-09-22 | 北辰工業株式会社 | 回転部材研削装置 |
JP2001062673A (ja) * | 1999-08-23 | 2001-03-13 | Komatsu Koki Kk | 旋削加工機械の同期運転方法及びその制御装置 |
JP2006142463A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Olympus Corp | 複合加工装置 |
JP5493917B2 (ja) * | 2010-01-28 | 2014-05-14 | 株式会社ジェイテクト | 工作物支持装置及び加工装置 |
-
2011
- 2011-09-22 JP JP2011207170A patent/JP5780459B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013066971A (ja) | 2013-04-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN105346342B (zh) | 用于将轮胎安装到相应轮缘上以及从轮缘拆除轮胎的设备及其方法 | |
CN104148741B (zh) | 用于加工齿轮的方法和自动机器 | |
CN105014113B (zh) | 一种汽车管件多角度钻孔装置 | |
US11654731B2 (en) | Machine and method for treating a tired wheel | |
JP5554657B2 (ja) | 原木の切削方法及びベニヤレース | |
EP4286307A3 (en) | Printing apparatus | |
JP5845321B1 (ja) | ネジピッチを算出するシステム | |
JP5780459B2 (ja) | 回転位置決め装置と方法 | |
JP2014205154A (ja) | 溶接システムの制御方法および溶接システム | |
JP6914830B2 (ja) | 蠕動ポンプ用回転子デバイス | |
EP2103382A3 (en) | Detecting device for abnormal workpiece rotation in non-circular workpiece grinding machine | |
CN102528441A (zh) | 轮圈检测校正装置及其校正方法 | |
KR20050075320A (ko) | 연단기 자동 제어장치 및 제어방법 | |
EP2990388B1 (en) | Cutting device for a cutting table | |
JP5133141B2 (ja) | アクチュエータの回転伝達誤差補正方法およびアクチュエータの駆動制御装置 | |
JP2005345195A (ja) | 同軸度測定装置 | |
JP5780460B2 (ja) | 長尺部材切削装置 | |
CN103954207B (zh) | 一种大中型阶梯式回转件产品同轴度的检测方法 | |
JP2008173757A (ja) | 五節リンク型ハプティックデバイス | |
CN105922309B (zh) | 切断装置、切断系统、环形带的制造方法 | |
CN104942576B (zh) | 一种插pin机的反针检测纠正装置 | |
KR102269638B1 (ko) | 석재 가공 장치 | |
JP4144398B2 (ja) | Uoe鋼管溶接ビ−ドの位置合わせ方法 | |
KR100582223B1 (ko) | 섬유원단 검사 롤링기의 검사판 경사조절장치 | |
JP2010000559A (ja) | パイプ切断装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140723 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150317 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150514 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150619 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150702 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5780459 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |