JP5778398B2 - 電子回路 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に電子回路に関し、詳しくは過電流保護機能を備えた電子回路に関する。
機器同士をケーブルで接続する際、機器同士のグランド電位差や静電気等の電荷蓄積による電位差に起因して、サージ電流と呼ばれる電流が信号線やグランド線に流れる場合がある。このサージ電流が流れることにより、機器内に設けられた送信側のドライバ・デバイスや受信側のレシーバ・デバイスが破損するおそれがある。
従来から、サージ電流によるデバイス破損を防止するために、保護ダイオードが用いられている。保護ダイオードを信号線やグランド線と電源との間に接続することにより、サージ電流を電源へ逃がすことができる。保護ダイオードとしては、ショットキー・ダイオードやバリスタなどが用いられる。
保護ダイオードを設けることにより、サージ電流そのものによってデバイスが破損することはある程度防ぐことができる。しかし、デバイスにラッチアップが発生する可能性を完全に排除することはできない。デバイスにラッチアップが発生すると、デバイスの正側電源電圧とグランド側電源電圧との間に過大電流が流れるため、その過大電流によってデバイスが発熱して破損してしまう。
過大電流に対する保護回路の一例として、特許文献1には、CPUに供給する電源電圧を3相電圧供給回路により生成する構成において、3相の電圧制御モジュールのそれぞれの電源電圧側にリセッタブル・ヒューズを設ける構成が開示されている。具体的には、ハイ(HIGH:高)側とロー(LOW:低)側のMOSFETを交互にオン・オフしてPWM波形を生成するモジュールを3相設け、3相の出力を結合して更にインダクタとキャパシタとで平滑化してからCPUへ電源電圧として供給する。この構成において、PWM波形を生成する3つのモジュールに電源電圧を供給する3つの経路のそれぞれに、リセッタブル・ヒューズを挿入してある。
特許文献1に記載の技術では、リセッタブル・ヒューズ(70、71、72)が電圧制御モジュール(20、30、40)の直前に配置されており、CPU(60)に直結されていないので、CPUのラッチアップを防止することはできない。
特許文献2には、集積回路チップにおいて、内部回路に電源電圧を供給する経路にラッチアップ保護回路を設ける構成が開示されている。このラッチアップ保護回路は、内部回路へ供給する電流が事前設定値を超えると、内部回路に電力を供給するオンチップ電圧調整器をスイッチ・オフする。この構成では、集積回路チップ内にラッチアップ保護用の回路を内蔵する構成であり、ラッチアップ保護機能を備えたIC素子が提供される。
特許文献2に記載の技術では、ラッチアップ保護回路を集積化路チップ内に予め内蔵する必要があり、ラッチアップ保護回路を内蔵しない集積回路には適用できないという問題点がある。また、ラッチアップ保護回路を集積回路に内蔵することは、集積回路の設計、製造段階でのコスト増を招くことになる。
米国特許出願公開第2006/0227480号明細書 特開平6−85179号公報
上述のような従来の問題点を鑑みると、ラッチアップに起因する過大電流からIC素子を保護する機能を有した電子回路が望まれる。
本発明の一観点によれば、電源電圧に接続する端子及びグランド電圧に接続する端子を有するIC素子と、前記端子の何れか一方に接続された自動復帰型ヒューズとを含む電子回路が提供される。
開示の電子回路によれば、IC素子にラッチアップが発生して電源電圧からグランド電圧に大電流が流れると、自動復帰型ヒューズが遮断状態となり、IC素子が発熱して破壊されるのを防ぐことができる。自動復帰型(リセッタブル)ヒューズは、ラッチアップが解消されたり電源がオフされたりすると、自動的に導通状態に復帰する。従って、復帰動作に手間をかける必要のないラッチアップ保護機能を、ラッチアップが発生しやすいIC素子にピンポイント的に提供することができる。
ラッチアップに起因する過大電流からIC素子を保護する機能を有した電子回路の一例を示す図である。 ラッチアップに起因する過大電流からIC素子を保護する機能を有した電子回路の別の一例を示す図である。 通信インターフェースを介して2つの機器を接続する構成の一例を示す図である。 ラッチアップに起因する過大電流から差動インターフェースのドライバ及びレシーバを保護する機能を有した電子回路の一例を示す図である。 差動通信インターフェースを介して2つの機器を接続する構成の一例を示す図である。 過電流保護機能を有した回路基板の一例を示す図である。 過電流保護機能を有した回路基板の外観の一例を示す図である。
以下に、本発明の実施例を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図1は、ラッチアップに起因する過大電流からIC素子を保護する機能を有した電子回路の一例を示す図である。図1に示す電子回路は、IC素子10及び自動復帰型ヒューズ11を含む。IC素子10は、電源電圧VCCに接続する端子N1及びグランド電圧GNDに接続する端子N2を有する。自動復帰型ヒューズ11は、端子N1及びN2の何れか一方に接続されてよい。図1の例では、自動復帰型ヒューズ11は端子N1に接続され、IC素子10と電源電圧VCCとの間に挿入される。
図2は、ラッチアップに起因する過大電流からIC素子を保護する機能を有した電子回路の別の一例を示す図である。図2において、図1と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は適宜省略する。図1の例において自動復帰型ヒューズ11がIC素子10と電源電圧VCCとの間に挿入されているのに対して、図2の例では、自動復帰型ヒューズ12がIC素子10とグランド電圧GNDとの間に設けられている。
図1及び図2の例において、IC素子10はラッチアップを発生する可能性のある素子であり、例えばCMOS(相補型MOS)素子である。CMOSからなる素子の場合の場合、以下に説明するように、ラッチアップが発生し得る。CMOSデバイスでは、例えばN型基板にPウェルやPチャネル・トランジスタのソース及びドレインが形成され、PウェルにはNチャネル・トランジスタのソース及びドレインが形成される。例えばPチャネル・トランジスタのソース又はドレイン、N型基板、及びPウェルにより、寄生素子としてPNP型のバイポーラ・トランジスタが構成される。また、例えばN型基板、Pウェル、及びNチャネル・トランジスタのソース又はドレインにより、寄生素子としてNPN型のバイポーラ・トランジスタが構成される。これらの寄生素子が組み合わされてPNPN接合の寄生のサイリスタ構造を形成する。電源電圧変動やサージ電流等に起因して、寄生サイリスタのゲート部分にトリガ電流が流れると、寄生サイリスタがオン状態になるラッチアップが発生する。ラッチアップが発生すると、電源をオフしない限りは、電源電圧VCCとグランド電圧GNDとの間に大電流が流れ続ける。この結果、寄生トランジスタのオン抵抗に由来する大発熱が生じ、シリコンが焼けたり、配線が溶けたりして、デバイスが破壊される。
図1及び図2に示す電子回路において、IC素子10には過電流から保護する機能は内蔵されていないが、自動復帰型ヒューズ11又は自動復帰型ヒューズ12が接続されている。従って、IC素子10がラッチアップを起こして電源電圧VCCからグランド電圧GNDに大電流が流れても、この大電流により自動復帰型ヒューズ11又は12が一時的に遮断され、IC素子10を大電流による発熱から保護することができる。ここで自動復帰型ヒューズは、所定の電流をトリガとして遮断状態となり、その後、外部からの介入動作がなくとも自動的に導通状態に復帰するものである。外部からの介入動作がなくとも自動時に復帰するとは、例えばヒューズ交換などの修復動作やスイッチ切り換えなどの回復動作を人手により或いは人からの指示を起因として機械的に実行しなくとも、時間が経過すると自発的に導通状態に戻ることである。大電流を流す原因がそのままの状態で存在する場合には、遮断状態が解除されなくてよく、また或いは自動的に導通状態に復帰しても、大電流が流れて再度遮断状態に遷移してよい。
自動復帰型ヒューズ11及び12は、PTC(Positive Temperature Coefficient)素子からなるリセッタブル・ヒューズであってよい。PTC素子は、温度が上昇すると抵抗値が増大するような働きをする電子素子である。保護対象回路の電源に直列に挿入すると、回路の動作電流により温度上昇を引き起こすが、通常動作範囲内の電流値では、保護対象回路の動作に影響を及ぼす程或いは動作を停止させる程の大きな抵抗値とはならない。ラッチアップ等の何らかの異常により保護対象回路に過電流が流れると、PTC素子の温度が急激に上昇し、抵抗値が急激に増大する結果、僅かな電流しか通さない状態となる。この状態が、ヒューズが切れたのと等しい状態即ち遮断状態であり、保護対象回路を発熱による破壊から保護することができる。僅かな電流がPTC素子の高い温度を維持するに十分である場合、過電流の原因が消滅するか或いは電源をオフしない限り、高抵抗状態が維持される。僅かな電流では温度が徐々に下がる場合であっても、温度低下に伴い抵抗値が小さくなると電流が増大して大きい抵抗値に戻すように動作するので、過電流の原因が消滅するか或いは電源をオフしない限り、PTC素子は高抵抗状態を維持することができる。過電流の原因が消滅するか電源をオフして温度を下げてやると、PTC素子は抵抗値の小さな状態に復帰し、通常の動作電流を流せるようになる。ラッチアップが過電流の原因である場合であれば、回路に流れる電流値が十分に小さくなるか或いは電源をオフすることにより、寄生サイリスタをオフしてラッチアップ状態を解除することができる。
このようなリセッタブル・ヒューズを用いれば、異常が発生して遮断状態となった後も、ヒューズのように交換する必要が無いため、修理・交換の手間やコストを減らすことができる。リセッタブル・ヒューズは、メーカーによりPolySwitch(登録商標)、OptiReset(登録商標)、Everfuse(登録商標)、Polyfuse(登録商標)、Multifuse(登録商標)等と呼ばれる。なお電源に流れる電流の検出結果に応じて適宜電源を遮断するような素子を電子回路で構成し、自動復帰型ヒューズ11又は12として用いてもよい。例えば、非常に低い値の抵抗器を電源と直列に挿入し、その抵抗の両端に発生する微小な電圧から電流を検出してよい。検出した電流が所定の範囲を超えたとき、過電流が流れていると判断し、電源を遮断するようなスイッチを設ければよい。
なおIC素子10と自動復帰型ヒューズ11又は12に過電流が流れると、自動復帰型ヒューズ11又は12が高温となるだけでなく、IC素子10の温度もある程度上昇することが考えられる。その場合、IC素子10と自動復帰型ヒューズ11又は12とが近接して配置されていると、それぞれの自然放熱による温度低下の速度が遅くなる。そこで迅速な自動復帰を図るためには、IC素子10と自動復帰型ヒューズ11又は12との距離が、自然放熱による熱が一方から他方に伝搬しにくい程度に離れていることが好ましい。
上記のラッチアップは、一般に電源電圧変動や、サージ電流、信号レベルのオーバー・シュート等に起因して発生し得る。特に、IC素子10が機器間の通信のために用いる通信用インターフェースのドライバ又はレシーバである場合、ラッチアップが発生する危険性は高くなる。これは、機器同士を接続する際に、各グランド電位差や静電気等の電荷蓄積による電位差に起因して、サージ電流が、電源線や、信号線、グランド線等に流れ、このサージ電流をトリガとしてラッチアップが発生し得るからである。図1及び図2の例で言えば、IC素子10がドライバ又はレシーバである場合、外部機器に接続される出力端子OUT又は入力端子INに、サージ電流が流れる可能性がある。またコネクタの電源端子やグランド端子を介して、機器同士を接続する際に、サージ電流が電源端子やグランド端子に流れる可能性がある。
図3は、通信インターフェースを介して2つの機器を接続する構成の一例を示す図である。図3に示す通信システムは、電子機器21、電子機器22、通信ケーブル23、コネクタ24、及びコネクタ25を含む。電子機器21は、ドライバIC26、自動復帰型ヒューズ27、及び保護ダイオード28及び29を含む。コネクタ24の一方(例えばレセプタクル側)が電子機器21に取り付けられており、ドライバIC26の出力端が接続されている。ドライバIC26の出力端と電源電圧VCCとの間には保護ダイオード28が挿入され、ドライバIC26の出力端とグランド電圧GNDとの間には保護ダイオード29が挿入される。
電子機器22は、レシーバIC30、自動復帰型ヒューズ31、及び保護ダイオード32及び33を含む。コネクタ25の一方(例えばレセプタクル側)が電子機器22に取り付けられており、レシーバIC30の入力端が接続されている。レシーバIC30の入力端と電源電圧VCCとの間には保護ダイオード32が挿入され、レシーバIC30の入力端とグランド電圧GNDとの間には保護ダイオード33が挿入される。
図3に示す状態では、電子機器21側のコネクタ24の一方(例えばレセプタクル側)と他方(例えばプラグ側)とが分離されており、電子機器22側はケーブル23とコネクタ25が接続されている。この状態から、コネクタ24を接続して電子機器21と電子機器22とを通信ケーブル23を介して接続する。この時、電子機器21と電子機器22との間でのグランド電位差や、静電気等により一方の機器に蓄積した電荷による電位差に起因して、サージ電流がドライバIC26の出力端及びレシーバIC30の入力端に流れる場合がある。このサージ電流は、それに起因する電圧が信号電圧の電圧範囲を超えると、保護ダイオード28及び29や保護ダイオード32及び33を介して電源電圧VCC又はグランド電圧に流れることになる。これにより、サージ電流に直接に起因してドライバIC26やレシーバIC30が破壊されることを避けることはある程度可能である。しかしながら、このサージ電流をトリガとしてラッチアップがドライバIC26やレシーバIC30に発生すると、電源電圧VCCからグランド電圧に大電流が流れる状態となる。何らラッチアップ保護がなされていない場合には、この大電流が流れ続けて大量の熱が発生し、シリコンが焼けたり配線が溶けたりして、ドライバIC26やレシーバIC30のデバイスが破壊される。すなわち、保護ダイオード28、29、32、33を実装するだけでは、ドライバIC26およびレシーバIC30のラッチアップによる破損を防ぐことはできない。
図3に示す通信システムでは、自動復帰型ヒューズ27がドライバIC26側に設けられ、自動復帰型ヒューズ31がレシーバIC30側に設けられている。従って、ラッチアップがドライバIC26又はレシーバIC30に発生して電源電圧VCCからグランド電圧に大電流が流れる状態となっても、自動復帰型ヒューズ27又は31が大電流により発熱して遮断状態(又は高抵抗状態)となる。これによりドライバIC26又はレシーバIC30が発熱により破壊されるのを回避することができる。なお図3に示す構成では、自動復帰型ヒューズ27及び37は、それぞれ対応するIC素子26及び30の電源電圧側に接続されている。仮に、図2に示す形態のように自動復帰型ヒューズがIC素子のグランド電圧側に接続されているとすると、ラッチアップ発生に伴い自動復帰型ヒューズが遮断状態となった際に、通信コネクタ部分で機器の外部に露出される信号線が電源電圧に固定されてしまう可能性がある。それに対して図3に示す通信システムでは、ラッチアップ発生に伴い自動復帰型ヒューズ27及び31が遮断状態となった際に、コネクタ24又は25の部分において機器の外部に露出される信号線が、電源電圧に固定されてしまうことはない。従って、ラッチアップ発生時であっても、比較的安全な状態で機器の動作が停止することになる。
図3では、自動復帰型ヒューズを対象となるICと電源電圧VCCの間に配置しているが、図2を用いて説明したように、自動復帰型ヒューズを対象となるICとグランド電圧GNDの間に配置することも可能である。
前述のようにラッチアップは、IC素子10が機器間の通信のために用いる通信用インターフェースのドライバ又はレシーバである場合に、発生する危険性が高くなる。特に、IEEE1394、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)、USB(Universal Serial Bus)などの低電圧差動インターフェースを用いた機器において、ラッチアップが原因と推定されるデバイス故障が発生やすい。従って、そのような低電圧差動インターフェースを用いた機器において自動復帰型ヒューズを用いることにより、機器故障を避けるという観点から、大きな効果を見込むことができる。
図4は、ラッチアップに起因する過大電流から差動インターフェースのドライバ及びレシーバを保護する機能を有した電子回路の一例を示す図である。図4(a)はドライバ側の電子回路を示し、この電子回路は、差動インターフェースのドライバであるIC素子40及び自動復帰型ヒューズ41を含む。ドライバIC素子40は、単相信号入力INに対して差動信号出力OUTを有する。自動復帰型ヒューズ41は、ドライバIC素子40と電源電圧VCCとの間に挿入される。図2に示した構成と同様に、自動復帰型ヒューズ41は、ドライバIC素子40とグランド電圧GNDとの間に挿入されてもよい。図4(b)はレシーバ側の電子回路を示し、この電子回路は、差動インターフェースのレシーバであるIC素子42及び自動復帰型ヒューズ43を含む。レシーバIC素子42は、差動信号入力INに対して単相信号出力OUTを有する。自動復帰型ヒューズ43は、レシーバIC素子20と電源電圧VCCとの間に挿入される。図2に示した構成と同様に、自動復帰型ヒューズ43は、レシーバIC素子42とグランド電圧GNDとの間に挿入されてもよい。ドライバIC素子40及びレシーバIC素子42におけるラッチアップの発生、及び、自動復帰型ヒューズ41及び43による素子の保護については、図1及び2で説明した場合と同様である。
図5は、差動通信インターフェースを介して2つの機器を接続する構成の一例を示す図である。図5に示す通信システムは、電子機器51、電子機器52、差動通信ケーブル53、コネクタ54、及びコネクタ55を含む。電子機器51は、ドライバIC56、自動復帰型ヒューズ57、及び保護ダイオード58乃至61を含む。コネクタ54の一方(例えばレセプタクル側)が電子機器51に取り付けられており、ドライバIC56の差動出力端が接続されている。ドライバIC56の差動出力端と電源電圧VCCとの間には保護ダイオード58及び60が挿入され、ドライバIC56の差動出力端とグランド電圧GNDとの間には保護ダイオード59及び61が挿入される。
電子機器52は、レシーバIC62、自動復帰型ヒューズ63、及び保護ダイオード64乃至67を含む。コネクタ55の一方(例えばレセプタクル側)が電子機器52に取り付けられており、レシーバIC62の差動入力端が接続されている。レシーバIC62の差動入力端と電源電圧VCCとの間には保護ダイオード64及び66が挿入され、レシーバIC62の差動入力端とグランド電圧GNDとの間には保護ダイオード65及び67が挿入される。
図5に示す状態では、コネクタ54の一方(例えばレセプタクル側)と他方(例えばプラグ側)とが分離されている。この状態から、コネクタ54を接続して電子機器51と電子機器52とを差動通信ケーブル53を介して接続する。この時、電子機器51と電子機器52との間でのグランド電位差や、静電気等により一方の機器に蓄積した電荷による電位差に起因して、サージ電流がドライバIC56の差動出力端及びレシーバIC62の差動入力端に流れる場合がある。このサージ電流は、それに起因する電圧が差動信号電圧の電圧範囲を超えると、保護ダイオード58乃至61や保護ダイオード64乃至67を介して電源電圧VCC又はグランド電圧に流れることになる。低電圧差動インターフェースの場合には、信号電圧の動作電圧範囲が比較的狭いので、サージ電流に起因する電圧が差動信号電圧の電圧範囲を比較的超えやすい。このサージ電流をトリガとしてラッチアップがドライバIC56やレシーバIC62に発生すると、電源電圧VCCからグランド電圧に大電流が流れる状態となる。
しかしながら、自動復帰型ヒューズ57がドライバIC56側に設けられ、自動復帰型ヒューズ63がレシーバIC62側に設けられている。従って、ラッチアップがドライバIC56又はレシーバIC62に発生して電源電圧VCCからグランド電圧に大電流が流れる状態となっても、自動復帰型ヒューズ57又は63が大電流により発熱して遮断状態(又は高抵抗状態)となる。これによりドライバIC56又はレシーバIC63が発熱により破壊されるのを回避することができる。
一般に、過電流が流れる可能性がある回路をヒューズにより保護する技術はよく知られた技術である。しかしながら、通常の回路基板では、特定の要因(例えばラッチアップ)により過電流が流れる可能性が特に高いIC素子を特別に保護するということはなく、回路基板の大元の電源位置にヒューズを配置する構成が用いられる。即ち、回路全体の何れの箇所であっても素子が破壊されるような大電流が流れれば、大元で一括して電源を遮断してしまうという設計思想が用いられる。
しかしながら大元の電源位置にヒューズを配置しているので、通常動作により回路全体で消費する最大電流では遮断しないような規格のヒューズが用いられることになる。このような回路基板で、例えば通信インターフェース部分のドライバIC素子又はレシーバIC素子でラッチアップが発生しても、ラッチアップに起因する過電流は、大元のヒューズを遮断するほどの大電流とはならないのが一般的である。この結果、従来の回路基板では、ヒューズによる過電流保護機能が搭載されているにも関わらず、ラッチアップによるIC素子の破壊が実際に発生していた。
それに対して、大元の電源位置にヒューズを配置して回路を保護する機能に加え、回路基板上で特にラッチアップが起こりやすいIC素子をピンポイント的に自動復帰型ヒューズにより保護することで、ラッチアップに起因する故障を的確に回避することができる。自動復帰型ヒューズにより自動的に復帰するので、回路基板上で何れの位置のヒューズが遮断したのかを特定する必要もない。大元の電源位置のヒューズについては、自動復帰型でなくとも、ヒューズの位置は分かっており、しかも通常は1つしかないので、交換作業も容易である。しかし、回路基板上でラッチアップが起こりやすいIC素子をピンポイント的に保護するような場合、ヒューズの位置が分かり難く、しかも複数のヒューズのうち何れが遮断したのかを特定することが交換作業のためには必要となる。従って、回路基板上でラッチアップが起こりやすいIC素子をピンポイント的に保護する場合には、自動復帰型ヒューズを用いることが好ましい。
図6は、過電流保護機能を有した回路基板の一例を示す図である。図6に示す回路基板70は、電源プラグ72からの商用電源を電源供給ユニット71を介して受け取る。電源供給ユニット71は例えばAC−DCコンバータであり、100Vの商用交流電源を例えば12VのDC電源電圧に変換し、このDC電圧を回路基板70に供給する。なお図6の構成例では、電源供給ユニット71は回路基板70の外部に設けられているが、回路基板70上に搭載される構成であってもよい。
回路基板70は、ヒューズ73、DC−DCコンバータ74−1乃至74−3、IC素子75−1乃至75−9、通信用のドライバIC素子76、通信用のレシーバIC素子77、リセッタブル・ヒューズ78及び79を含む。DC−DCコンバータ74−1乃至74−3は、ヒューズ73を介して、電源供給ユニット71から例えば12VのDC電源電圧を受け取る。DC−DCコンバータ74−1乃至74−3は、例えば12VのDC電源電圧を降圧することにより、例えば5V、3.3V、1.8V等の電源電圧を生成する。DC−DCコンバータ74−1が生成するDC電源電圧は、IC素子75−1乃至75−3に供給される。DC−DCコンバータ74−2が生成するDC電源電圧は、IC素子75−4乃至75−6に供給される。DC−DCコンバータ74−3が生成するDC電源電圧は、IC素子75−7乃至75−9並びにドライバIC素子76及びレシーバIC素子77に供給される。
ドライバIC素子76及びレシーバIC素子77は、通信用の例えば差動インターフェースのドライバ及びレシーバであり、ラッチアップが発生し得るCMOSデバイスである。DC−DCコンバータ74−3は、ドライバIC素子76及びレシーバIC素子77等のIC素子を駆動する電圧レベルであるDC電源電圧を発生する電圧発生回路として機能する。リセッタブル・ヒューズ78は、DC−DCコンバータ74−3とドライバIC素子76との間に設けられ、リセッタブル・ヒューズ79は、DC−DCコンバータ74−3とレシーバIC素子77との間に設けられる。これらのリセッタブル・ヒューズとは別個のヒューズ73が、回路基板70に搭載され、DC−DCコンバータ74−3に入力電圧を印加する経路に挿入されている。このヒューズ73は、DC−DCコンバータ74−3と他の複数の回路(DC−DCコンバータ74−1及び74−2やIC素子75−1乃至75−6等)とに共通の電圧を供給する経路に挿入されている。
ヒューズ73は、回路基板70の大元の電源位置において、過電流保護機能を提供するために設けられている。大元の電源位置にヒューズを配置しているので、通常動作により回路基板70全体で消費する最大電流では遮断しないような規格のヒューズが用いられる。従って、ドライバIC素子76やレシーバIC素子77でラッチアップが発生しても、ラッチアップに起因する過電流は、大元のヒューズ73を遮断するほどの大電流とはならない。そこで大元の電源位置にヒューズ73を配置して回路を保護する機能に加え、回路基板70上で特にラッチアップが起こりやすいドライバIC素子76及びレシーバIC素子77を、ピンポイント的にリセッタブル・ヒューズ78及び79により保護する。これにより、ラッチアップに起因する故障を的確に回避することができる。リセッタブル・ヒューズ78及び79は、温度低下により自動的に復帰するので、ラッチアップが解消された後には、回路基板70を検査する必要もなくそのまま使用することができる。
図7は、過電流保護機能を有した回路基板の外観の一例を示す図である。図7に示す基板104には、通信用のIC100、自動復帰型ヒューズ101、ヒューズ102、通信端子103が設けられている。ヒューズ102は、基板104の大元の電源位置で過電流に対する保護機能を提供するものであり、図6のヒューズ73に相当する。通信用のIC100は、ドライバ機能及びレシーバ機能を備えたインターフェース用のトランシーバIC素子であり、図6のドライバIC素子76及びレシーバIC素子77を含む。通信用のIC100の電源電圧端子には自動復帰型ヒューズ101が接続されている。外部から供給された電源は、ヒューズ102及びDC−DCコンバータ等を介し、更に自動復帰型ヒューズ101を経由して、通信用のIC100に供給される。通信用のIC100は、自動復帰型ヒューズ101を介して印加される電源電圧で駆動し、通信端子103を介して信号の送信及び受信を行なう。自動復帰型ヒューズ101は、例えばリセッタブル・ヒューズであり、例えば通信端子103を通って流れるサージ電流をトリガとしてラッチアップが通信用のIC100に発生した場合、発熱して高抵抗状態となることで、通信用のIC100を大電流から保護する。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能である。
以上の全ての実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
10 IC素子
11、12 自動復帰型ヒューズ
21、22 電子機器
23 通信ケーブル
24、25 コネクタ
26 ドライバIC
27 自動復帰型ヒューズ
28、29 保護ダイオード
30 レシーバIC
31 自動復帰型ヒューズ
32、33 保護ダイオード
40 ドライバIC
41、43 自動復帰型ヒューズ
42 レシーバIC
51、52
53 通信ケーブル
54、55 コネクタ
56 ドライバIC
57、63 自動復帰型ヒューズ
58〜61 保護ダイオード
62 レシーバIC
64〜67 保護ダイオード
71 電源供給ユニット
72 電源プラグ
73 ヒューズ
74−1〜74−3 DC−DCコンバータ
75−1〜75−9 IC素子
76 ドライバIC
77 レシーバIC
78,79 自動復帰型ヒューズ
100 IC
101 自動復帰型ヒューズ
102 ヒューズ
103 通信端子
104 基板

Claims (9)

  1. ラッチアップからIC素子を保護する電子回路であって、
    基板と、
    電源電圧に接続する端子及びグランド電圧に接続する端子を有し、前記基板に搭載される前記IC素子と、
    前記IC素子を駆動する電圧レベルである前記電源電圧を発生する、前記基板に搭載された電圧発生回路と、
    前記基板に搭載された1つ又は複数の回路と、
    ラッチアップから前記IC素子を保護するように構成され、前記電圧発生回路と前記IC素子との間に接続され、前記基板に搭載された自動復帰型ヒューズと
    前記基板に搭載され、前記電圧発生回路に入力電圧を印加する経路に挿入され、前記電圧発生回路と前記1つ又は複数の回路とに共通の電圧を供給する経路に挿入された別のヒューズとを含
    前記自動復帰型ヒューズは、前記IC素子でラッチアップが発生した場合に遮断状態になり、ラッチアップが消滅した場合に導通状態に戻る
    電子回路。
  2. 前記自動復帰型ヒューズはPTC素子である、請求項1に記載の電子回路。
  3. 前記IC素子はCMOSである、請求項1又は2に記載の電子回路。
  4. 前記自動復帰型ヒューズは、前記別のヒューズよりも低い電流レベルで遮断するように構成される請求項1乃至3何れか一項に記載の電子回路。
  5. 前記IC素子は通信用インターフェースのドライバ及びレシーバの何れか一方である、
    請求項1乃至4何れか一項に記載の電子回路。
  6. 前記IC素子は通信用の低電圧差動インターフェースのドライバ及びレシーバの何れか一方である、請求項1乃至5何れか一項に記載の電子回路。
  7. 前記自動復帰型ヒューズは、前記IC素子と前記電源電圧との間に挿入される、請求項1乃至6何れか一項に記載の電子回路。
  8. 前記自動復帰型ヒューズは、前記IC素子と前記グランド電圧との間に挿入される、請求項1乃至7何れか一項に記載の電子回路。
  9. 前記IC素子は、通信用の低電圧差動インターフェースのドライバであり、
    前記電子回路は、
    電源電圧に接続する端子とグランド電圧に接続する端子とを有し、通信用の低電圧差動インターフェースのレシーバとなる第2IC素子と、
    前記電圧発生回路と前記第2IC素子との間に接続され、前記基板に搭載される第2自動復帰型ヒューズと、さらに含む
    請求項1に記載の電子回路。
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