JP5772246B2 - フィルタ処理管理装置、フィルタ処理管理方法、フィルタ処理管理プログラム - Google Patents
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また、この場合、監視側でシステム障害を検知するのが遅れてしまい、また、重大なシステム異常に対する対応、対処が遅れてしまうといった不都合が生じ得る。
さらに、上記内容に対する関連技術として、複数のフィルタの冗長を検出してフィルタ修正を行うシステムが開示されている(特許文献3)。
また、不定な条件(時間)ごとに使用頻度の高いフィルタが変化するので、フィルタの使用頻度が同じ場合などには、適切なフィルタ順序の入れ替えができず、これにより、効率的なフィルタリング処理を行うことができないという不都合が生じ得る。
本発明は、上記関連技術の有する不都合を改善し、外部から送り込まれたメッセージに対してそのメッセージ内容に基づくフィルタリング処理を迅速に行うフィルタ処理管理装置、フィルタ処理管理方法、フィルタ処理管理プログラムを提供することを、その目的とする。
次に、本発明の実施形態について、その基本的構成内容を説明する。
(1)同一文字列メッセージ
(2)日付文字列で始まり、本文は同一文字列であるメッセージ
ここでは、キャッシュテーブル01、02、03、・・・、Nそれぞれの登録に関する設定情報が定義されている。
また、キャッシュテーブル01に対応して、キャッシュテーブル登録に関する設定項目である、先頭から検索するバイト数、先頭から読み込んだ文字列の例外登録を示す値(先頭に日付等)、メッセージが異なっても付加される可能性の高い文字列があった場合に別のキャッシュテーブルを参照するための参照用リンク値などが予め設定されている。
尚、キャッシュテーブルの各フィールドの値は、上記の「キャッシュ設定ファイル」の内容に基づき決定されるものとする。
また、フィルタ番号として、別のキャッシュテーブルの参照用に他のキャッシュテーブルやフィルタの格納されたメモリアドレスを示すポインタが記載されていてもよい。
尚、読み込みを行う文字列の長さ(先頭からXバイト数)については、キャッシュ設定ファイルに予め定義されているものとする。
また、フィルタリング処理部21は、メッセージ内の文字列に一致する内容を含むフィルタ、つまりメッセージに一致したフィルタを示す項目を有するキャッシュテーブルの検索を行う。
ここで、予め設定されたフィルタに一致した場合、キャッシュテーブルの更新日時を更新して、登録処理を終了する。
このため、フィルタリング処理部21は、効率的な検索ができるようキャッシュテーブルの登録内容を定期的に更新することにより登録されたデータの更新メンテナンスを行うものとする。
(2)別のエージェント等からのメッセージ処理も実行する(大量出力している異常メッセージ以外も処理する必要がある)。
(3)大量出力している異常メッセージや別のエージェント等からのメッセージの大部分は、フィルタに一致する(尚、一致しないものは、マネージャではなくエージェントでフィルタリング処理などが実行されている)。
[1]特にフィルタ効率手法を適用しない場合(つまり、1番目から最終フィルタまで満遍なく一致するとした場合)
[2]使用頻度に基づき登録するフィルタを決定する場合
[3]使用頻度が高いフィルタを先頭にする技術を適用する場合(特開2006−260056に開示)
[4]本願によるキャッシュテーブルを使用する場合(上記「何も無し」と性能比較)
[5]本発明+使用頻度、つまり、本発明の手法に加え、特開2006−260056に開示された手法も適用した場合 (使用頻度を利用する場合との性能比較)
次に、上述した構成のマネージャ装置51のフィルタリング処理部21における動作処理内容について説明する。
次いで、フィルタリング処理部21は、キャッシュテーブル01に文字列が含まれる場合に、この文字列に対応して設定されたフィルタ01をフィルタリング処理用に取得し(フィルタ読み込み工程)、これに基づくフィルタリング処理を行う。
また、本プログラムは、非一時的な記憶媒体、例えば、DVD、CD、フラッシュメモリなどに記録されてもよい。その場合、本プログラムは、記録媒体からコンピュータによって読み出され、実行される。
尚、ステップS44では、キャッシュテーブル上に登録されたフィルタの検索は行わないものとする。
次いで、フィルタリング処理部21は、通常動作状態のエージェント端末等から送り込まれた、他のメッセージに対応した処理を行う(ステップS47)。
尚、上記ポインタ情報は、キャッシュテーブル02が格納されたメモリ位置(メモリアドレス)を示すものとする。
ここでは、フィルタ部12に設定された各フィルタ01、02、〜、Nそれぞれと、キャッシュテーブルの登録にかかる条件情報を含むキャッシュ設定ファイルとが、図6に示すように、設定されているものとする。
尚、このとき、キャッシュテーブル登録処理の初期段階では、キャッシュテーブル01〜Nにおける各項目はすべて空の状態であるものとする。
このとき、フィルタリング処理部21はキャッシュ設定ファイル内容(図6)にある定義(「先頭から検索するバイト数:2」)に基づき、メッセージから先頭2バイトの文字列を読み込み、この2バイトの文字列に基づきキャッシュテーブル01を検索し、この文字列がキャッシュテーブル01内に含まれるか否かを判定する。
ここでも、フィルタリング処理部21はキャッシュ設定ファイル内容(図6)にある定義(「先頭から検索するバイト数:2」)に基づき、メッセージから先頭2バイトの文字列を読み込み、この2バイトの文字列に基づきキャッシュテーブル01の検索を行う。
次いで、フィルタ処理部21は、先頭の2バイト文字が例外登録済みであるか否かの判定を行う。
ここで、先頭の2バイト文字は例外登録済みではないため、フィルタリング処理部21は、一致したフィルタのフィルタ番号、および更新日時をキャッシュテーブル01にそれぞれ登録する。これにより、図8の新規追加内容(点線枠内)がキャッシュテーブル01追加登録される。
ここでも、フィルタリング処理部21はキャッシュ設定ファイル内容(図6)にある定義(「先頭から検索するバイト数:2」)に基づき、メッセージから先頭2バイトの文字列を読み込み、この2バイトの文字列に基づきキャッシュテーブル01の検索を行う。
フィルタリング処理部21は、該当するフィルタ番号(01,02)に対応するフィルタ01,02(図6)をそれぞれ検索する。
尚、フィルタリング処理部21は先頭Xバイトの文字列、およびフィルタ番号は既にキャッシュテーブル01に登録済みであるため更新を行わない。
ここでは、例外登録済み(先頭から読み込んだ文字列の例外登録:20(図6))であるため、フィルタリング処理部21は、キャッシュテーブル01に、先頭Xバイトの文字列に「20」を、そして、一致したフィルタ番号、更新日時をそれぞれ新規追加登録する。
フィルタリング処理部21は、該当するキャッシュテーブル02を、上記読込んだ2バイト文字列に基づき検索する。
このとき、フィルタリング処理部21は、キャッシュテーブル02における「該当の文字列の先頭からのバイト数」および「文字列」について、読込んだ2バイト文字列と一致するか否かを調べる(すなわち、先頭から33バイト目が「SRC」であるか否かを検索)。
ここで、この2バイト文字列がフィルタ07には含まれないので、フィルタリング処理部21は、読み込んだ2バイトの文字列に基づきフィルタ部12におけるフィルタ07以外のフィルタを先頭から順(1〜N番の順)に検索する。
次いで、フィルタリング処理部21は、先頭の2バイト文字が例外登録済みであるか否かを判定する。
ここでは、例外登録済み(先頭から読み込んだ文字列の例外登録:20(図6))であるため、フィルタリング処理部21は、キャッシュテーブル01の更新日時を更新する。
このとき、フィルタリング処理部21は、キャッシュテーブル02における「該当の文字列の先頭からのバイト数」および「文字列」について、読込んだ2バイト文字列と一致するか否かを調べる(すなわち、先頭から33バイト目が「SRC」であるか否かを検索)。
次いで、フィルタリング処理部21は、先頭の2バイト文字が例外登録済みであるか否かを判定する。ここでは、例外登録済み(先頭から読み込んだ文字列の例外登録:20(図6))であるため、フィルタリング処理部21は、キャッシュテーブル01の更新日時をそれぞれ更新する((図12)キャッシュテーブル01の内容:2010/2/3)。
これにより、図12の新規追加内容(点線枠内)がキャッシュテーブル02に登録される。このため、キャッシュテーブル02の更新日時が「2010/2/2」に更新される。
このとき、フィルタリング処理部21は、キャッシュテーブル02における「該当の文字列の先頭からのバイト数」および「文字列」について、読込んだ2バイト文字列と一致するか否かを調べる(すなわち、先頭から33バイト目が「SRC」であるか否かを検索)。
次いで、フィルタリング処理部21は、キャッシュテーブル01の更新日時を更新する((図12)キャッシュテーブル01の内容:2010/2/12)と共に、2バイトの文字列がフィルタ07に一致した時に記憶した内容(該当の文字列の先頭からのバイト数:34、文字列:SRC、フィルタ番号:07、更新日時:2010/2/12)をそれぞれキャッシュテーブル02に対して新規追加登録する。
これにより、図12の新規追加内容(点線枠内)がキャッシュテーブル02に登録される。
このとき、フィルタリング処理部21は、キャッシュテーブル02における「該当の文字列の先頭からのバイト数」および「文字列」について、読込んだ2バイト文字列と一致するか否かを調べる(すなわち、先頭から33バイト目が「SRC」であるか否か、先頭から34バイト目が「SRC」であるか否かを検索)。
次いで、フィルタリング処理部21は、キャッシュテーブル01の更新日時を更新する((図12)キャッシュテーブル01の内容:2010/2/20)。
これにより、図12の新規追加内容(点線枠内)がキャッシュテーブル02に登録される。このため、キャッシュテーブル02の更新日時が「2010/2/20」に更新される。
特に、エージェント端末(61〜6N)で動作異常が発生した場合には、動作異常内容を示す同一のメッセージが大量に送り込まれるため、短時間に同一のメッセージが大量に出力されるが、本実施形態では、この場合でもフィルタリング処理効率を向上させることが可能となるので、効率的なフィルタリング処理を行うことができる。
尚、上記実施形態の一部または全部は、新規な技術として以下のようにまとめられるが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではない。
エージェント端末から送り込まれたメッセージから予め設定されたフィルタに一致するメッセージ内容を含むメッセージを抽出するフィルタリング処理を行う処理部と、前記フィルタリング処理に利用したフィルタに係るデータをキャッシュテーブルとして記憶するキャッシュテーブル記憶部とを備えたフィルタ処理管理装置であって、
前記処理部は、
エージェント端末から送り込まれたメッセージに含まれた一定長の文字列に基づいて
前記キャッシュテーブルを検索し、前記キャッシュテーブルに前記文字列が含まれる場合に当該文字列に対応して設定されたフィルタを前記フィルタリング処理用に取得するフィルタ読み込み手段と、
前記キャッシュテーブル内に前記文字列が含まれない場合に前記フィルタの検索を行うフィルタ検索部と、
前記文字列を含むフィルタを検索特定した場合に当該フィルタを示すフィルタ特定情報および前記文字列を対応付けて前記キャッシュテーブルに登録する第1キャッシュ登録手段と、
前記フィルタを検索特定した際に前記メッセージ内における予め設定された特定位置に予め定められた固定文字列が含まれる場合、前記特定位置および前記特定したフィルタのフィルタ特定情報を対応付けて第2のキャッシュテーブルに登録し、前記固定文字列を含むメッセージのフィルタ検索先として前記第2のキャッシュテーブルを示すポインタ情報と前記固定文字列とを対応付けて前記キャッシュテーブルに登録する第2キャッシュ登録手段とを備えたことを特徴とするフィルタ処理管理装置。
付記1に記載のフィルタ処理管理装置において、
前記キャッシュテーブル記憶部は、前記メッセージ中の文字列の文字数、当該文字列のメッセージ中における位置、および前記固定文字列をフィルタ検索の条件として記載したキャッシュ設定ファイルを記憶し、
前記処理部は、前記キャッシュ設定ファイル内容に基づき前記検索および前記登録処理を実行することを特徴としたフィルタ処理管理装置。
付記1に記載のフィルタ処理管理装置において、
前記キャッシュテーブル記憶部は、前記キャッシュテーブルおよび第2のキャッシュテーブルを含む異なる複数のキャッシュテーブルを保持しており、これらキャッシュテーブルは相互に階層関係をなし、各キャシュテーブル内に設定されたポインタ情報に基づき参照可能に設定されることを特徴としたフィルタ処理管理装置。
付記1に記載のフィルタ処理管理装置において、
前記処理部は、前記キャッシュテーブルおよび第2のキャッシュテーブルに対して前記フィルタに係るデータを登録した日時を各登録内容に対応して登録する更新日時登録手段を備えたことを特徴とするフィルタ処理管理装置。
付記1に記載のフィルタ処理管理装置において、
前記処理部は、キャッシュテーブルの登録されたフィルタの使用頻度が一定値以下であるフィルタの登録内容や、登録されてからの経過時間に一定期間以上に達したフィルタの登録内容を削除する登録内容更新手段を備えたことを特徴とするフィルタ処理管理装置。
エージェント端末から送り込まれたメッセージに対してフィルタリング処理を行う処理部と、前記フィルタリング処理に利用したフィルタに係るデータをキャッシュテーブルとして記憶するキャッシュテーブル記憶部とを備えたフィルタ処理管理装置にあって、予め設定されたフィルタに一致するメッセージ内容を含むメッセージを抽出するフィルタ処理管理方法であって、
エージェント端末から送り込まれたメッセージに含まれた一定長の文字列に基づいて
前記キャッシュテーブルを検索し、
前記キャッシュテーブルに前記文字列が含まれる場合に当該文字列に対応して設定されたフィルタを前記フィルタリング処理用に取得してフィルタリング処理を行い、
前記キャッシュテーブル内に前記文字列が含まれない場合には、前記フィルタの検索を行い、
前記文字列を含むフィルタを検索特定した場合に、当該フィルタを示すフィルタ特定情報および前記文字列を対応付けて前記キャッシュテーブルに登録し、
前記フィルタを検索特定した際に前記メッセージ内における予め設定された特定位置に予め定められた固定文字列が含まれる場合、前記特定位置および前記特定したフィルタのフィルタ特定情報を対応付けて前記キャッシュテーブルとは別の第2のキャッシュテーブルに登録し、且つ前記固定文字列を含むメッセージのフィルタ検索先として前記第2のキャッシュテーブルを示すポインタ情報と前記固定文字列とを対応付けて前記キャッシュテーブルに登録すること構成とし、これらの各動作手順を前記処理部が実行するようにしたことを特徴としたフィルタ処理管理方法。
エージェント端末から送り込まれたメッセージに対してフィルタリング処理を行う処理部と、前記フィルタリング処理に利用したフィルタに係るデータをキャッシュテーブルとして記憶するキャッシュテーブル記憶部とを備えたフィルタ処理管理装置にあって、予め設定されたフィルタに一致するメッセージ内容を含むメッセージを抽出するためのフィルタ処理管理プログラムであって、
エージェント端末から送り込まれたメッセージに含まれた一定長の文字列に基づいて
前記キャッシュテーブルを検索し、前記キャッシュテーブルに前記文字列が含まれる場合に当該文字列に対応して設定されたフィルタを前記フィルタリング処理用に取得するフィルタ読み込み機能と、
前記キャッシュテーブル内に前記文字列が含まれない場合には、前記フィルタの検索を行うフィルタ検索機能と、
前記文字列を含むフィルタを検索特定した場合に、当該フィルタを示すフィルタ特定情報および前記文字列を対応付けて前記キャッシュテーブルに登録する第1キャッシュ登録機能と、
前記フィルタを検索特定した際に前記メッセージ内における予め設定された特定位置に予め定められた固定文字列が含まれる場合、前記特定位置および前記特定したフィルタのフィルタ特定情報を対応付けて前記キャッシュテーブルとは別の第2のキャッシュテーブルに登録し、且つ前記固定文字列を含むメッセージのフィルタ検索先として前記第2のキャッシュテーブルを示すポインタ情報と前記固定文字列とを対応付けて前記キャッシュテーブルに登録する第2キャッシュ登録機能とを、前記処理部のコンピュータにより実現することを特徴としたフィルタ処理管理プログラム。
12 フィルタ保持部
13 キャッシュ設定ファイル記憶部
21 フィルタリング処理部
22 メッセージ受信部
31 監視端末への通知処理部
41 監視端末
51 マネージャ装置
61,62,63,・・・,6N エージェント端末
Claims (7)
- エージェント端末から送り込まれたメッセージから予め設定されたフィルタに一致するメッセージ内容を含むメッセージを抽出するフィルタリング処理を行う処理部と、前記フィルタリング処理に利用したフィルタに係るデータをキャッシュテーブルとして記憶するキャッシュテーブル記憶部とを備えたフィルタ処理管理装置であって、
前記処理部は、
エージェント端末から送り込まれたメッセージに含まれた一定長の文字列に基づいて
前記キャッシュテーブルを検索し、前記キャッシュテーブルに前記文字列が含まれる場合に当該文字列に対応して設定されたフィルタを前記フィルタリング処理用に取得するフィルタ読み込み手段と、
前記キャッシュテーブル内に前記文字列が含まれない場合に前記フィルタの検索を行うフィルタ検索部と、
前記文字列を含むフィルタを検索特定した場合に当該フィルタを示すフィルタ特定情報および前記文字列を対応付けて前記キャッシュテーブルに登録する第1キャッシュ登録手段と、
前記フィルタを検索特定した際に前記メッセージ内における予め設定された特定位置に予め定められた固定文字列が含まれる場合、前記特定位置および前記特定したフィルタのフィルタ特定情報を対応付けて第2のキャッシュテーブルに登録し、前記固定文字列を含むメッセージのフィルタ検索先として前記第2のキャッシュテーブルを示すポインタ情報と前記文字列とを対応付けて前記キャッシュテーブルに登録する第2キャッシュ登録手段とを備えたことを特徴とするフィルタ処理管理装置。 - 請求項1に記載のフィルタ処理管理装置において、
前記キャッシュテーブル記憶部は、前記メッセージ中の文字列の文字数、当該文字列のメッセージ中における位置、および前記固定文字列をフィルタ検索の条件として記載したキャッシュ設定ファイルを記憶し、
前記処理部は、前記キャッシュ設定ファイル内容に基づき前記検索および前記登録処理を実行することを特徴としたフィルタ処理管理装置。 - 請求項1に記載のフィルタ処理管理装置において、
前記キャッシュテーブル記憶部は、前記キャッシュテーブルおよび第2のキャッシュテーブルを含む異なる複数のキャッシュテーブルを保持しており、これらキャッシュテーブルは相互に階層関係をなし、各キャシュテーブル内に設定されたポインタ情報に基づき参照可能に設定されることを特徴としたフィルタ処理管理装置。 - 請求項1に記載のフィルタ処理管理装置において、
前記処理部は、前記キャッシュテーブルおよび第2のキャッシュテーブルに対して前記フィルタに係るデータを登録した日時を各登録内容に対応して登録する更新日時登録手段を備えたことを特徴とするフィルタ処理管理装置。 - 請求項1に記載のフィルタ処理管理装置において、
前記処理部は、キャッシュテーブルの登録されたフィルタの使用頻度が一定値以下であるフィルタの登録内容や、登録されてからの経過時間に一定期間以上に達したフィルタの登録内容を削除する登録内容更新手段を備えたことを特徴とするフィルタ処理管理装置。 - エージェント端末から送り込まれたメッセージに対してフィルタリング処理を行う処理部と、前記フィルタリング処理に利用したフィルタに係るデータをキャッシュテーブルとして記憶するキャッシュテーブル記憶部とを備えたフィルタ処理管理装置にあって、予め設定されたフィルタに一致するメッセージ内容を含むメッセージを抽出するフィルタ処理管理方法であって、
エージェント端末から送り込まれたメッセージに含まれた一定長の文字列に基づいて前記キャッシュテーブルを検索し、
前記キャッシュテーブルに前記文字列が含まれる場合に当該文字列に対応して設定されたフィルタを前記フィルタリング処理用に取得してフィルタリング処理を行い、
前記キャッシュテーブル内に前記文字列が含まれない場合には、前記フィルタの検索を行い、
前記文字列を含むフィルタを検索特定した場合に、当該フィルタを示すフィルタ特定情報および前記文字列を対応付けて前記キャッシュテーブルに登録し、
前記フィルタを検索特定した際に前記メッセージ内における予め設定された特定位置に予め定められた固定文字列が含まれる場合、前記特定位置および前記特定したフィルタのフィルタ特定情報を対応付けて前記キャッシュテーブルとは別の第2のキャッシュテーブルに登録し、且つ前記固定文字列を含むメッセージのフィルタ検索先として前記第2のキャッシュテーブルを示すポインタ情報と前記文字列とを対応付けて前記キャッシュテーブルに登録すること構成とし、これらの各動作手順を前記処理部が実行するようにしたことを特徴としたフィルタ処理管理方法。 - エージェント端末から送り込まれたメッセージに対してフィルタリング処理を行う処理部と、前記フィルタリング処理に利用したフィルタに係るデータをキャッシュテーブルとして記憶するキャッシュテーブル記憶部とを備えたフィルタ処理管理装置にあって、予め設定されたフィルタに一致するメッセージ内容を含むメッセージを抽出するためのフィルタ処理管理プログラムであって、
エージェント端末から送り込まれたメッセージに含まれた一定長の文字列に基づいて前記キャッシュテーブルを検索し、前記キャッシュテーブルに前記文字列が含まれる場合に当該文字列に対応して設定されたフィルタを前記フィルタリング処理用に取得するフィルタ読み込み機能と、
前記キャッシュテーブル内に前記文字列が含まれない場合には、前記フィルタの検索を行うフィルタ検索機能と、
前記文字列を含むフィルタを検索特定した場合に、当該フィルタを示すフィルタ特定情報および前記文字列を対応付けて前記キャッシュテーブルに登録する第1キャッシュ登録機能と、
前記フィルタを検索特定した際に前記メッセージ内における予め設定された特定位置に予め定められた固定文字列が含まれる場合、前記特定位置および前記特定したフィルタのフィルタ特定情報を対応付けて前記キャッシュテーブルとは別の第2のキャッシュテーブルに登録し、且つ前記固定文字列を含むメッセージのフィルタ検索先として前記第2のキャッシュテーブルを示すポインタ情報と前記文字列とを対応付けて前記キャッシュテーブルに登録する第2キャッシュ登録機能とを、前記処理部のコンピュータにより実現することを特徴としたフィルタ処理管理プログラム。
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