JP5769449B2 - 焦点調節装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばカメラに適用されるもので、被写体の像が周期性パターンを有していても、被写体に高い合焦精度を得ることができる焦点調節装置に関する。
焦点調節装置としては、TTL(Through The Lens)位相差オートフォーカス(AF)を用いたものがある。このTTL位相差AFは、その構成上、周期性パターンを有する被写体に対して正確な焦点検出ができないという欠点を有しているというのが知られている。この対策のため例えば特許文献1に開示されているような周期性パターンを有する被写体を検出する方法がある。この特許文献1は、焦点検出情報に対して相関演算を行い、この相関演算の結果である相関値に複数の極小値が存在するか否かを判断して周期性パターンを有していること、すなわち特許文献1は、相関演算により算出された複数の極小値のうちの最も小さい第一の最小値と次に小さい第二の最小値との差が所定値よりも小さい場合に、被写体からの反射光が周期性パターンを有していると判断することを開示する。
特開2007−264299号公報
しかしながら、周期性パターンの周期が粗いような被写体の場合に、焦点検出情報に基づいた相関演算結果として極小となる値が1つしか存在しないことがある。このような場合、上記特許文献1の技術では、周期性パターンを有する被写体を検出することができず、周期性パターンを有する被写体に対して正確に焦点を調整することができない。
本発明の目的は、上記課題を解決し、周期性パターンを有する被写体を高い精度で判断して正確に焦点を調整することができる焦点調節装置を提供することにある。
本発明の主要な局面に係る焦点調節装置は、被写体を撮影するための撮影光学系と、撮影画面内の複数の測距エリアに対応して配置され、前記撮影光学系を介して前記被写体からの光を受光する複数のラインセンサと、前記複数の測距エリアのうち選択された前記測距エリアに対応する前記ラインセンサから出力されるセンサデータと、前記選択された前記測距エリアに対応する前記ラインセンサの画素の配列方向に隣接する少なくとも1つの前記測距エリアに対応する前記ラインセンサから出力されるセンサデータとを連結する連結手段と、前記連結手段により連結された前記各センサデータに対して位相差方式に基づく相関演算を行い、又は前記連結手段によって連結されていない前記各センサデータに対して前記相関演算を行って前記被写体に対する合焦状態を検出する測距手段と、前記測距手段による前記相関演算により取得される相関値に現れる複数の極小値のうち最小の前記極小値と次に小さい前記極小値との差分を算出し、この差分が規定値よりも小さいと、前記被写体周期性パターンを有することを判定する周期性判定手段とを具備する。
本発明の主要な局面に係る焦点調節装置は、被写体を撮影するための撮影光学系と、撮影画面内の複数の測距エリアに対応して配置され、前記撮影光学系を介して前記被写体からの光を受光する複数のラインセンサと、前記複数のラインセンサから出力されるセンサデータに対して位相差方式に基づく相関演算を行い、前記被写体に対する合焦状態を検出して測距手段とを有する焦点調節装置において、前記測距手段による前記相関演算により取得される相関値に現れる複数の極小値のうち最小の前記極小値と次に小さい前記極小値との差分を算出し、この差分が規定値よりも小さいと、前記被写体周期性パターンを有することを判定する周期性判定手段と、前記複数の測距エリアのうち選択された前記測距エリアに対応する前記ラインセンサから出力されるセンサデータと、前記選択された前記測距エリアに対応する前記ラインセンサの画素の配列方向に隣接する少なくとも1つの前記測距エリアに対応する前記ラインセンサから出力されるセンサデータとを連結する連結手段とを具備し、前記測距手段は、前記連結手段により連結された前記各センサデータに対して位相差方式に基づく相関演算を行い、又は前記連結手段によって連結されていない前記各センサデータに対して前記相関演算を行って前記被写体に対する合焦状態を検出し、前記周期性判定手段は、前記連結手段により連結された前記各センサデータに対する前記相関演算により取得される相関値に現れる複数の極小値のうち最小の前記極小値と次に小さい前記極小値との差分を算出し、この差分が規定値よりも小さいと、前記被写体に周期性パターンを有することを判定する。
本発明によれば、周期性パターンを有する被写体を高い精度で判断して正確に焦点を調整することができる焦点調節装置を提供できる。
本発明に係る自動焦点調節装置の一実施の形態を搭載した一眼レフレックスカメラを示す概観図。 同カメラにおけるファインダ内に表示される焦点検出エリアを示す概略図。 同カメラにおける焦点検出光学系を示す構成図。 同カメラの焦点検出光学系における視野マスクを示す構成図。 同カメラにおけるセパレータ絞りマスクを示す構成図。 同カメラにおけるセパレータレンズを示す構成図。 同カメラにおけるAFセンサを示す構成図。 同カメラにおける各フォトダイオードアレイ部に対応する撮影レンズ上での各焦点検出光束の通過する各領域を示す図。 同カメラの電気的な構成図。 同カメラにおける測距エリアに対応する横線検出センサ列上の各光電変換素子を示す図。 同カメラにおける連結部による横線検出センサ列における各センサデータの連結を示す摸式図。 同カメラにおける測距エリアの位置と横・縦線検出センサ列の素子部分との対応を示す図。 同カメラにおけるAF制御フローチャート。 同カメラにおける周期性被写体検出処理フローチャート。 同カメラにおける相関演算の処理フローチャート。 同カメラにおける連結されたセンサデータに対する相関演算を示す摸式図。 同カメラにおける測距エリアに対応するセンサデータの連結の他の例を示す図。 同カメラにおける測距エリアに対応するセンサデータの連結の他の例を示す図。 同カメラにおける測距エリアに対応するセンサデータの連結の他の例を示す図。 同カメラにおける測距エリアに対応するセンサデータの連結の他の例を示す図。 同カメラにおける測距エリアに対応するセンサデータの連結の他の例を示す図。 同カメラにおける測距エリアに対応するセンサデータの連結の他の例を示す図。 同カメラにおける測距エリアに対応するセンサデータの連結の他の例を示す図。 同カメラにおけるセンサ列間での相関演算を示す摸式図。 同カメラにおけるセンサ列間での相関演算の他の例及びセンサデータ結合(連結)時のセンサ列間での相関演算の例を示す摸式図。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は自動焦点調節装置を搭載した一眼レフレックスカメラCの概観図を示す。このカメラCは、カメラ本体100と、カメラ本体100に対して着脱可能な撮影光学系としての交換レンズ部101とを有する。交換レンズ部101は、焦点調節レンズ102及びズームレンズ103を有する。焦点調節レンズ102は、光軸Qの方向に駆動されて交換レンズ部101の焦点状態を調節する。ズームレンズ103は、光軸Qの方向に駆動されて交換レンズ部101の焦点距離を変更する。
一方、カメラ本体100は、メインミラー104と、サブミラー105と、焦点検出光学系106と、焦点検出センサ(以下、AFセンサと称する)107と、フォーカルプレンシャッタ108と、撮像素子109と、スクリーンマット110と、ファインダ光学系111と、接眼レンズ112とを有する。
メインミラー104は、ハーフミラーから成り、サブミラー105が一体に設けられている。このサブミラー105は、全反射ミラーから成る。このメインミラー104は、矢印イ方向に回動可能に設けられ、露光時以外において交換レンズ部101の光軸Q上に配置され(ダウン位置)、露光時において交換レンズ部101の光軸Q上から退避(アップ位置)する。この交換レンズ部101の光軸Q上には、フォーカルプレンシャッタ108、撮像素子109が設けられている。
メインミラー104は、露光時以外に、被写体からの光束の一部を透過すると共に、残りの一部の光束を反射する。このうちメインミラー104を透過した一部の光束は、サブミラー105によって反射して焦点検出光学系106に導かれ、これと共にメインミラー104で反射した残りの光束は、スクリーンマット110、ファインダ光学系111を通して接眼レンズ112に導かれる。このうちメインミラー104で反射された被写体からの光束は、スクリーンマット110で像を結ぶ。この像は、ファインダ光学系111を介して接眼レンズ112に入射する。撮影者は、接眼レンズ112を覗くことによって撮影範囲や被写体の焦点状態などを知ることができる。
メインミラー104は、露光時に、交換レンズ部101の光軸Q上から退避するので、被写体からの全光束を撮像素子109の撮像面に導く。このとき、フォーカルプレンシャッタ108は、撮像素子109の撮像面に適切な量の光を与えるように駆動制御される。撮像素子109は、一眼レフレックスカメラCがデジタルスチルカメラの場合、例えばCCDやCMOSセンサ等が用いられる。フォーカルプレンシャッタ108が開いたときには、撮像素子109の撮像面に被写体からの光束が入射する。
焦点検出光学系106は、焦点検出のためのレンズなどで構成され、サブミラー105で反射された光束をAFセンサ107に導く。このAFセンサ107は、例えばフォトダイオードアレイから成る。このAFセンサ107は、複数の焦点検出が可能であり、複数の焦点検出エリアに対応する複数のフォトダイオードアレイを有する。
図2はファインダ内に表示される焦点検出エリアについての概略図を示す。撮影者が接眼レンズ112から覗いた場合、ファインダ内には、AFセンサ107の複数の焦点検出エリアに対応した焦点検出エリアマーク113が表示される。なお、図2に示す焦点検出エリアマーク113は、例えば11点の測距エリア113a、113b、…、113kを持つマルチAFの例を示す。
次に、焦点検出光学系106及びAFセンサ107の構成について図3乃至図8を参照して説明する。
焦点検出光学系106は、視野マスク120と、コンデンサレンズ121と、全反射ミラー122と、赤外カットフィルタ123と、セパレータ絞りマスク124と、セパレータレンズ125とを有する。
視野マスク120は、図3に示すようにサブミラー105を介して得られる光束を絞り込む。この視野マスク120は、図4の正面図に示すようにサブミラー105から導かれる複数の焦点検出領域の光束(図中の点線)を透過させるために開口部127が形成されている。
コンデンサレンズ121は、視野マスク120を通過した光を集光する。このコンデンサレンズ121は、視野マスク120の開口部127の位置に対応して配置される。
全反射ミラー122は、光束を反射し、赤外カットフィルタ123を介してセパレータ絞りマスク124の配置方向に導く。
赤外カットフィルタ123は、焦点検出に有害な赤外光成分をカットする。
セパレータ絞りマスク124は、入射してきた光束を絞る。このセパレータ絞りマスク124は、コンデンサレンズ121を介して得られる光束を4つの光束に分割するために図5の正面図に示すように例えば4つの開口部124a、124b、124c、124dが形成されている。
セパレータレンズ125は、セパレータ絞りマスク124を介して得られる光束をAFセンサ107上に再結像する。このセパレータレンズ125は、例えば図6の正面図に示すように4つのセパレータレンズ125a、125b、125c、125dを有する。
AFセンサ107は、図7に示すように複数のラインセンサとして4つフォトダイオードアレイ部128a、128b、128c、128dを有する。これらフォトダイオードアレイ部128a、128b、128c、128dは、それぞれ複数の光電変換素子をライン状に配列した光電変換素子列から成り、受光光束の光強度分布に対応した光強度信号(以下、AFセンサデータと称する)を得る。このうち2つのフォトダイオードアレイ部128a、128bは、撮影画面の水平方向に対応する方向の並びに配置されている。これらフォトダイオードアレイ部128a、128bは、縦線検出センサ列と称する。他の2つのフォトダイオードアレイ部128c、128dは、撮影画面の垂直方向に対応する方向の並びに配置されている。これらフォトダイオードアレイ部128c、128dは、横線検出センサ列と称する。これにより、AFセンサ107は、一つの測距エリア内で水平及び垂直方向の被写体パターンを検出可能な所謂クロスセンサタイプの構成となっている。
なお、撮影レンズ126は、交換レンズ部101内の各レンズ群、例えば、前述の焦点調節レンズ102やズームレンズ103を合成した仮想的なレンズを示す。
このように構成された焦点検出光学系106では、図8の正面図に示すように撮影レンズ126の射出瞳面の互いに異なる各領域126a、126bと各領域126c、126dとをそれぞれ通過する各焦点検出光束が各フォトダイオードアレイ部128a、128bと各フォトダイオードアレイ部128c、128dとによりそれぞれ受光される。これらフォトダイオードアレイ部128a、128bとフォトダイオードアレイ部128c、128dとは、それぞれ像の光強度分布パターンを示す電気信号に変換して出力する。この光強度分布パターンを示す電気信号を用いて焦点検出の一方式であるTTL位相差方式によって焦点検出が行われる。
図9は本カメラCの電気的な構成図を示す。なお、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
先ず、交換レンズ部101の構成について説明する。交換レンズ部101の外部には、ズーム駆動用回転環130及びマニュアルフォーカス(MF)用回転環131が配置されている。これらズーム駆動用回転環130及びマニュアルフォーカス(MF)用回転環131は、交換レンズ部101の周囲を取り巻くようにリング状に形成されている。撮影者がズーム駆動用回転環130を交換レンズ部101の光軸を中心に回転させると、ズームレンズ103は、光軸方向に駆動し、交換レンズ部101の焦点距離が変更する。
撮影者がMF用回転環131を交換レンズ部101の光軸中心に回転させると、この回転に連動して焦点調節レンズ102が光軸方向に駆動する。これにより、交換レンズ部101の焦点を手動で調節することができる。なお、MF用回転環131は、撮影者がオートフォーカスモードとマニュアルフォーカスモードとを切り替えるための切り替えスイッチを操作し、マニュアルフォーカスモードを選択した場合に使用される。
交換レンズ部101は、焦点調節レンズ102と、ズームレンズ103と、絞り132と、レンズCPU(以下、LCPUと称する)133とを有する。LCPU133は、交換レンズ部101の各種制御、例えばレンズ駆動制御、絞り駆動制御、通信制御などを行う。このLCPU133には、ズーム位置検出回路134と、絞り駆動回路135と、レンズ駆動回路136と、レンズ位置検出回路137と、通信回路138とが接続されている。
撮影者がズーム駆動用回転環130を回転させると、ズームレンズ103は光軸方向に駆動する。このとき、ズーム位置検出回路134は、ズーム駆動用回転環130によって駆動されたズームレンズ103の位置を検出する。LCPU133は、ズーム位置検出回路134によって検出されたズームレンズ103の位置に基づいて交換レンズ部101の焦点距離情報を得る。
絞り132は、交換レンズ部101からカメラ本体100に入射する光の光量を調節するための開口部を含んでいる。LCPU133は、絞り駆動回路135を制御することによって絞り132の開口部の大きさを変化させて適切な光量の光をカメラ本体100方向に入射させる。
オートフォーカスモード時、LCPU133は、レンズ駆動回路136を制御して焦点調節レンズ102を駆動する。レンズ位置検出回路137は、レンズ駆動回路136によって駆動された焦点調節レンズ102の位置を検出する。このレンズ位置検出回路137は、例えばレンズ駆動回路136に含まれる駆動用モータの回転量をパルス数に変換して検出するフォトインタラプタ(PI)回路などを含む。このフォトインタラプタ回路は、焦点調節レンズ102の絶対位置を予め設定された基準位置からのパルス数により表す。LCPU133は、レンズ位置検出回路137によって検出された上記パルス数に基づいて交換レンズ部101のレンズ位置情報を得る。
LCPU133は、絞り駆動量や交換レンズ部101のレンズ位置などの情報を通信回路138を介してカメラ本体のCPU139やAF/AECPU151に送る。通信回路138の通信接続端子は、交換レンズ部101の外部に設けられている。
次に、カメラ本体100の構成について説明する。カメラ本体100は、カメラ全体の制御を司る本体CPU139を含む。この本体CPU139には、通信ライン140と、フラッシュROM(FROM)141と、RAM142と、撮像素子制御回路143と、ストロボ制御回路144と、ミラー制御回路145と、シャッタ制御回路146と、画像処理回路147と、表示回路148と、操作スイッチ回路149と、電源回路150と、AF/AECPU151とが接続されている。
通信ライン140は、本体CPU139と通信回路138との間に接続され、通信回路138を通して本体CPU139とLCPU133との間で通信を行うためのものである。
フラッシュROM(FROM)141は、本体CPU139のプログラムなどを格納する。
RAM142は、本体CPU139の各種情報を一時格納する。
撮像素子制御回路143は、画像データを得るために撮像素子109を制御する。
ストロボ制御回路144は、ストロボを制御する。
ミラー制御回路145は、メインミラー104のアップダウンを制御する。
シャッタ制御回路146は、フォーカルプレンシャッタ108を制御する。
画像処理回路147は、撮像素子制御回路143で得られた画像データを画像処理する。
表示回路148は、撮影した画像や各種撮影情報を図示しない表示部に表示する。
操作スイッチ回路149は、撮影者が操作する各種操作スイッチが接続され、これら操作スイッチのオン・オフを検出する。この操作スイッチ回路149は、カメラの撮影モードを切り替える切り替えスイッチや、レリーズボタンの操作によって動作するレリーズスイッチなどを含む。このレリーズスイッチは、一般的な2段階スイッチになっている。つまり、レリーズスイッチは、半押されることで、第1レリーズスイッチ152(以下、1Rスイッチと称する)がオンして焦点検出や測光を行い、焦点調節レンズ102の駆動により合焦状態になる。更に、レリーズボタンは、全押しされることで、第2レリーズスイッチ153(以下、2Rスイッチと称する)がオンしてメインミラー104とフォーカルプレンシャッタ108との駆動により露光が行われる。
電源回路150は、装填された電池154の電圧の平滑化や昇圧等を行い、カメラに電源を供給する。
AF/AECPU151は、本カメラCの自動焦点調節(AF)制御及び測光(AE)制御を行う。このAF/AECPU151には、AF/AECPU151と交換レンズ部101の通信回路138を介して通信するための通信ライン155と、AF/AECPU151と本体CPU139とで通信するための通信ライン156と、AF/AECPU151のプログラム等を格納するフラッシュROM(FROM)157と、AF/AECPU151の各種情報を一時格納するRAM158と、測光回路159と、焦点検出回路160と、補助光回路161とが接続されている。
測光回路159は、被写体輝度を測定する測光素子を制御して被写体輝度情報を得る。
焦点検出回路160は、AFセンサ107を制御して得られた情報に基づいて焦点検出演算を行い、焦点検出情報を得る。
補助光回路161は、被写体が低輝度であり、焦点検出回路160による焦点検出が不能である場合に、再度焦点検出を行う際にLEDなどの発光素子によって被写体に投光する。
次に、焦点検出回路160による焦点検出情報を取得するための処理について説明する。
焦点検出回路160は、AFセンサ107(フォトダイオードアレイ部128a、128b、フォトダイオードアレイ部128c、128d)から出力されるAFセンサデータに対して補正を行い、この補正が終了した後、ずれ量算出用の相関演算を行う。すなわち、焦点検出回路160は、AFセンサ107(フォトダイオードアレイ部128a、128b、フォトダイオードアレイ部128c、128d)から出力されるセンサデータに対して位相差方式に基づく相関演算を行って被写体に対する合焦状態を検出し、AF/AECPU151によって撮影光学系としての交換レンズ部101の合焦動作を行う測距手段としての機能を有する。
ここで、対をなす2つのフォトダイオードアレイ部128a、128bは、図7に示すように撮影画面の水平方向に対応する方向の並びに配置され、それぞれ縦線検出センサ列である。他の対をなす2つのフォトダイオードアレイ部128c、128dは、撮影画面の垂直方向に対応する方向の並びに配置され、それぞれ横線検出センサ列である。
この相関演算は、対をなすセンサ列、例えばそれぞれ縦線検出センサ列128a、128bのセンサ列に入射した2像の間隔すなわち像ずれ量を算出し、かつそれぞれ横線検出センサ列128c、128dのセンサ列に入射した2像の間隔すなわち像ずれ量を算出する。
この相関演算は、対をなす縦線検出センサ列128a、128bのセンサ列間でセンサデータの比較、すなわち相関値の算出演算を行い、この比較の結果、相関値が最も小さくなるような極小値の像ずれ量を算出する。同様に、相関演算は、対をなす横線検出センサ列128c、128dのセンサ列間でセンサデータの比較、すなわち相関値の算出演算を行い、この比較の結果、相関値が最も小さくなるような極小値の像ずれ量を算出する。
すなわち、相関演算では、例えば縦線検出センサ列128a、128bの各センサデータのいずれか一方を例えば1画素ずつシフトさせ、これらセンサデータが最も一致した状態を検出する。この最も一致した状態になるまでのセンサデータのシフト量が各縦線検出センサ列128a、128bの各センサデータの相対的ずれ量である位相差、すなわち各縦線検出センサ列128a、128bに入射した2像の間隔すなわち像ずれ量となる。従って、各縦線検出センサ列128a、128bの各センサデータの相対的ずれ量である位相差により焦点調節レンズ102の駆動が行われる。
焦点検出回路160は、算出した像ずれ量に基づいて被写体までの距離や、焦点調節レンズ102を駆動する際のデフォーカス量を算出する。このデフォーカス量の算出は、像ずれ量から光学的に算出されたデフォーカス係数により実施する。
相関演算の結果として算出された像ずれ量の信頼性が低い場合には、誤ったデフォーカス量が算出されるおそれがあるので、デフォーカス量の算出を行うのに先立って各縦・横線検出センサ列128a、128b、128c、128dにより得られる各センサデータの信頼性を判定することが好ましい。
焦点検出回路160は、信頼性が高かった図2に示す焦点検出エリアマーク113に対応する全測距点の中から最適な測距点を選択し、算出した被写体までの距離に応じて焦点調節レンズ102を駆動するためのデフォーカス量を算出し、AF/AECPU151によって交換レンズ部101の合焦動作を行わせる。
以上の焦点検出回路160による合焦状態の検出では、周期性パターンの周期が粗く、焦点検出情報に基づいた相関演算結果として極小となる値が1つしか存在しないことがあり、この場合、焦点検出回路160は、複数の極小値が存在しないので周期性パターンではないと判断してしまう。このため、焦点調節レンズ102は、合焦位置でない間違った位置に駆動されてしまい、合焦していないボケた画像が撮影されてしまう。
本実施の形態では、AF/AECPU151に周期性判定部170と、連結部171とが接続されている。
周期性判定部170は、焦点検出回路160による相関演算により取得される相関値に現れる複数の極小値のうち最小の極小値と次に小さい極小値との差分を算出し、この差分が規定値よりも小さいと、被写体に周期性パターンを有することを判定する。
連結部171は、複数の測距エリアのうち選択された測距エリア、例えば図2に示す各測距エリア113a、113b、…、113kのうち選択された測距エリア、例えば図2に示す測距エリア113fに対応する縦・横線検出センサ列128a、128b、128c、128dのうちいずれかのフォトダイオードアレイ部の各光電変換素子から出力されるセンサデータと、選択された測距エリア113fに対応する縦・横線検出センサ列128a、128b、128c、128dの各光電変換素子の配列方向に隣接する少なくとも1つの測距エリア、例えば各測距エリア113e、113gに対応する縦・横線検出センサ列128a、128b、128c、128dのうちいずれかのフォトダイオードアレイ部の各光電変換素子から出力されるセンサデータとを連結する。
この場合、連結部171は、焦点検出回路160により選択された例えば測距エリア113fの位置に応じたセンサデータに対して、選択された測距エリア113fの横方向に隣接する各測距エリア113e、113gの位置に応じた各センサデータを連結する。
例えば、図2に示す測距エリア113fに対応する各光電変換素子は、図10に示すように縦線検出センサ列128aにおいて図10に示す素子部分faであり、縦線検出センサ列128bにおいて素子部分fbである。この測距エリア113fの横方向に隣接する測距エリア113eに対応する各光電変換素子は、縦線検出センサ列128aにおいて素子部分eaであり、縦線検出センサ列128bにおいて素子部分ebである。同様に、測距エリア113fの横方向に隣接する測距エリア113gに対応する各光電変換素子は、縦線検出センサ列128aにおいて素子部分gaであり、縦線検出センサ列128bにおいて素子部分gbである。
従って、連結部171は、縦線検出センサ列128aにおいて、図11(a)に示すように選択された測距エリア113fに対応する縦線検出センサ列128aの素子部分faのセンサデータDfaに対して、同測距エリア113eに対応する縦線検出センサ列128aの素子部分eaのセンサデータDeaと、同測距エリア113gに対応する縦線検出センサ列128aの素子部分gaのセンサデータDgaとを連結する。これらセンサデータDea、Dfa、Dgaは、縦線検出センサ列128aの各光電変換素子の配列方向に一致させて連結される。
連結部171は、縦線検出センサ列128bにおいて、図11(b)に示すように選択された測距エリア113fに対応する縦線検出センサ列128bの素子部分fbのセンサデータDfbに対して、同測距エリア113eに対応する縦線検出センサ列128bの素子部分ebのセンサデータDebと、同測距エリア113gに対応する縦線検出センサ列128bの素子部分gbのセンサデータDgbとを連結する。これらセンサデータDeb、Dfb、Dgbも、縦線検出センサ列128bの各光電変換素子の配列方向に一致させて連結される。
なお、図12は上記図2に示す各測距エリア113a、113b、…、113kの各位置と上記図10に示す縦・横線検出センサ列128a、128b、128c、128dの各素子部分との対応を示す。同図は測距エリア113fに対応する各縦線検出センサ列128a、128bの各素子部分fa、fbと、この測距エリア113fに隣接する測距エリア113eに対応する各縦線検出センサ列128a、128bの各素子部分ea、ebと、測距エリア113gに対応する各縦線検出センサ列128a、128bの各素子部分ga、gbとを示す。
連結部171は、各横線検出センサ列128c、128dにおいても、上記各縦線検出センサ列128a、128bと同様に、選択された測距エリアに対応するセンサデータと、この測距エリアに縦方向に隣接する各測距エリアに対応するセンサデータとの連結を行う。
連結部171は、隣接する各測距エリア間に隙間があると、隣接する各測距エリアに対応する縦・横線検出センサ列128a、128b、128c、128dから出力される各センサデータ間の補間演算を行って各センサデータを連結する。
連結部171は、隣接する複数の測距エリアに対応する縦・横線検出センサ列128a、128b、128c、128dから出力される各センサデータの画素を間引いて各センサデータを連結する。
連結部171は、撮影光学系の焦点距離によって連結するセンサデータの連結数を可変可能である。
連結部171は、連結する各センサデータを出力する縦・横線検出センサ列128a、128b、128c、128dの個数に応じて相関演算にて比較する縦・横線検出センサ列128a、128b、128c、128dの画素数を変更可能である。
連結部171は、焦点検出回路160の相関演算により複数の測距エリアから最適な測距エリアを選択すると、この焦点検出回路160により選択された測距エリアの位置に応じて各センサデータの連結に適用する縦・横線検出センサ列128a、128b、128c、128dの個数を変更可能とする。
連結部171は、選択された測距エリアの横方向に連結するセンサデータの個数を可変可能であり、選択された測距エリアの縦方向に連結するセンサデータの個数を可変可能である。
しかるに、焦点検出回路160は、連結部171により連結された例えば図11(a)に示すセンサデータDea、Dfa、Dgaと、同図(b)に示すセンサデータDeb、Dfb、Dgbとの間の相関演算を行う。
周期性判定部170は、連結部171により連結された例えば図11(a)に示すセンサデータDea、Dfa、Dgaと、同図(b)に示すセンサデータDeb、Dfb、Dgbとの間の相関演算により取得される相関値に現れる複数の極小値のうち最小の極小値と次に小さい極小値との差分を算出し、この差分が規定値よりも小さいと、被写体に周期性パターンを有することを判定する。
ここで、周期性パターンの判定方法について説明すると、上記の通り、周期性パターンを持つ被写体に対して相関演算を行うと、複数の極小値が算出される。
周期性判定部170は、極小値の中から最小値Fminを算出する。さらに周期性判定部170は、予め閾値Xを設定する。ここで、周期性判定部170は、先ほど算出された全ての極小値に対して最小値Fminとの差分ΔFminを算出し、この差分ΔFminが閾値Xとの大きさの関係で、ΔFmin<Xを満たした極小値が複数存在した場合、その被写体は周期性パターンを持つ被写体とする。
ところが、上記判定方法だけでは、上記の通り、周期性パターンの周期の幅が広く粗い場合、相関演算結果において極小となる値が1つしか存在しないことがあり、周期性パターンを検出できない可能性がある。
このために、本実施の形態において、連結部171は、焦点検出回路160により選択された例えば測距エリア113fの位置に応じたセンサデータに対して、当該測距エリア113fの横方向に隣接する各測距エリア113e、113gの位置に応じた各センサデータを連結する。そして、焦点検出回路160が上記連結したセンサデータに関して相関演算を行うことにより、相関値に複数の極小値が現れるようになすものである。
次に、上記の如く構成されたカメラCのAF動作について図13に示すAF制御フローチャートを参照して説明する。
AF/AECPU151は、ステップS101において、焦点検出回路160を介してAFセンサ107に蓄積動作を開始させる。AF/AECPU151は、AFセンサ107の蓄積レベルが所定レベルに達した時点で蓄積動作を終了させる。このAFセンサ107の蓄積動作が終了すると、AF/AECPU151は、焦点検出回路160を介して蓄積動作により検出された光電変換信号、すなわち縦・横線検出センサ列128a、128b、128c、128dから出力される各センサデータを焦点検出回路160に送る。この焦点検出回路160は、各センサデータをA/D変換回路によりデジタル信号に変換し、そのデジタルセンサデータをRAM158に格納する。これと共に、焦点検出回路160は、センサデータ中の固定パターンノイズや暗電流等の影響によるオフセット成分をキャンセルするための補正や、所定のフィルタ演算等を行う。
AF/AECPU151は、ステップS102において、各種補正を施した各センサデータを用いて相関演算、補間演算を行い、ステップS103において、相関演算、補間演算の結果により所定の信頼性の判定を行い、ステップS104において、図2に示すような11点の測距エリア113a、113b、…、113kの2像間隔値を求め、ステップS105において、上記信頼性の判定の結果、信頼性があると判定された例えば測距エリア113fの2像間隔からそれぞれデフォーカス量を算出する。ここで、カメラの測距点選択モードがスポットAFモードであれば、AF/AECPU151は、指定された測距エリアのデフォーカス量を選択する。マルチAFモードであれば、AF/AECPU151は、最至近選択等の所定の選択方式により一つの測距エリアのデフォーカス量を選択する。
具体的に説明すると、上記の通り、AF/AECPU151は、ステップS102において、各種補正を施した各センサデータを用いて相関演算、補間演算を行うが、この相関演算に先立って、焦点検出回路160は、各縦・横線検出センサ列128a、128b、128c、128dから出力される各測距点Xの各センサデータを入力し、これらセンサデータを内部メモリに記憶する。焦点検出回路160は、各縦・横線検出センサ列128a、128b、128c、128dの各アイランドの画素列を構成する各光電変換素子の出力の不均一性を補正するための補正データを用いて内部メモリに記憶した各センサデータを補正する。ここでの補正データは、例えば均一輝度面を観察したときのセンサデータのばらつきを補正するようなデータを用いればよい。
焦点検出回路160は、上記センサデータの補正を終了した後、ステップS102において、相関演算を行う。この相関演算は、対をなすセンサ列、例えばそれぞれ縦線検出センサ列128a、128bのセンサ列に入射した2像の間隔すなわち像ずれ量を算出し、かつそれぞれ横線検出センサ列128c、128dのセンサ列に入射した2像の間隔すなわち像ずれ量を算出する。この相関演算は、対をなす縦線検出センサ列128a、128bのセンサ列間でセンサデータの比較、すなわち相関値の算出演算を行い、この比較の結果、相関値が最も小さくなるような極小値の像ずれ量を算出する。同様に、相関演算は、対をなす横線検出センサ列128c、128dのセンサ列間でセンサデータの比較、すなわち相関値の算出演算を行い、この比較の結果、相関値が最も小さくなるような極小値の像ずれ量を算出する。
焦点検出回路160は、ステップS105において、算出した像ずれ量に基づいて被写体までの距離や、焦点調節レンズ102を駆動する際のデフォーカス量を算出する。このデフォーカス量の算出は、像ずれ量から光学的に算出されたデフォーカス係数により実施する。
相関演算の結果として算出された像ずれ量の信頼性が低い場合には、誤ったデフォーカス量が算出されるおそれがあるので、焦点検出回路160は、ステップS103において、デフォーカス量の算出を行うのに先立って各縦・横線検出センサ列128a、128b、128c、128dにより得られる各センサデータの信頼性を判定することが好ましい。
焦点検出回路160は、ステップS106において、信頼性が高かった図2に示す焦点検出エリアマーク113に対応する全測距点の中から最適な測距点を選択する。
なお、焦点検出回路160は、ステップS107において、測距点選択モードがシングルターゲットモードの場合、撮影者によって指定された測距点を使用する。また、焦点検出回路160は、測距点選択モードがオールターゲットモードの場合、全測距点の中で信頼性の高いセンサデータを出力する測距点を抽出し、その中で更に、最至近の測距点を選択する。信頼性の高い測距点が存在しない場合は、測距NGとする。
最至近の測距点が選択されると、周期性判定部170は、ステップS116において周期性被写体検出処理を実行し、例えば図11(a)(b)に示すような連結部171により連結されたセンサデータDea、Dfa、DgaとセンサデータDeb、Dfb、Dgbとの間の相関演算により取得される相関値に現れる複数の極小値のうち最小の極小値と次に小さい極小値との差分を算出し、この差分が規定値よりも小さいと、被写体に周期性パターンを有することを判定する。
ここで、かかる被写体に周期性パターンの判定について図14に示す周期性被写体検出処理フローチャートに従って説明する。
連結部171は、ステップS201において、例えば図2に示す測距エリア113fの位置に応じたセンサデータに対して、選択された測距エリア113fの横方向に隣接する各測距エリア113e、113gの位置に応じた各センサデータを連結する。
測距エリア113fに対応する各光電変換素子は、図10に示すように縦線検出センサ列128aにおいて図10に示す素子部分faであり、縦線検出センサ列128bにおいて素子部分fbである。
この測距エリア113fの横方向に隣接する測距エリア113eに対応する各光電変換素子は、縦線検出センサ列128aにおいて素子部分eaであり、縦線検出センサ列128bにおいて素子部分ebである。同様に、測距エリア113fの横方向に隣接する測距エリア113gに対応する各光電変換素子は、縦線検出センサ列128aにおいて素子部分gaであり、縦線検出センサ列128bにおいて素子部分gbである。
従って、連結部171は、縦線検出センサ列128aにおいて、図11(a)に示すように選択された測距エリア113fに対応する縦線検出センサ列128aの素子部分faのセンサデータDfaに対して、同測距エリア113eに対応する縦線検出センサ列128aの素子部分eaのセンサデータDeaと、同測距エリア113gに対応する縦線検出センサ列128aの素子部分gaのセンサデータDgaとを連結する。
また、連結部171は、縦線検出センサ列128bにおいて、図11(b)に示すように選択された測距エリア113fに対応する縦線検出センサ列128bの素子部分fbのセンサデータDfbに対して、同測距エリア113eに対応する縦線検出センサ列128bの素子部分ebのセンサデータDebと、同測距エリア113gに対応する縦線検出センサ列128bの素子部分gbのセンサデータDgbとを連結する。
連結部171は、各横線検出センサ列128c、128dにおいても、上記各縦線検出センサ列128a、128bと同様に、選択された測距エリアに対応するセンサデータと、この測距エリアに縦方向に隣接する各測距エリアに対応するセンサデータとの連結を行う。
なお、連結部171は、隣接する各測距エリア間に隙間があると、隣接する各測距エリアに対応する縦・横線検出センサ列128a、128b、128c、128dから出力される各センサデータ間の補間演算を行って各センサデータを連結する。
焦点検出回路160は、ステップS202において、各縦線検出センサ列128a、128bにおいて、連結部171により連結された例えば図11(a)に示すセンサデータDea、Dfa、Dgaと、同図(b)に示すセンサデータDeb、Dfb、Dgbとの間の相関演算を行う。これと共に焦点検出回路160は、各横線検出センサ列128c、128dにおいても、連結部171により連結された各センサデータ間の相関演算を行う。
ここで、かかる相関演算の処理について図15に示す相関演算の処理フローチャートに従って説明する。
焦点検出回路160は、ステップS301において、上記の通り、連結部171により例えば図2に示す測距エリア113fの位置に応じたセンサデータに対して、選択された測距エリア113fの横方向に隣接する各測距エリア113e、113gの位置に応じた各センサデータを連結したか否かを判定する。
この判定の結果、各センサデータが連結されていると、焦点検出回路160は、ステップS302において、連結用の窓幅(センサデータ数)とシフト量とを設定する。連結用の窓幅(センサデータ数)は、相関演算に用いるための連結時における光電変換素子の個数に相当する。シフト量は、相関演算時における例えば縦線検出センサ列128a、128bの各センサデータのうちで上記窓幅に相当するセンサデータのいずれか一方、または両方をシフトさせ、これらセンサデータが最も一致した状態を検出するためのシフト量である。シフト量は、1回にシフトする量(例えば1画素分)とシフトする範囲が設定される。
焦点検出回路160は、ステップS304において、上記同様に、例えば、各縦線検出センサ列128a、128bにおいて、連結部171により連結された例えば図11(a)に示すセンサデータDea、Dfa、Dgaと、同図(b)に示すセンサデータDeb、Dfb、Dgbとの間の相関演算等を行う。
各センサデータが連結されていなければ、焦点検出回路160は、ステップS303において、測距用(ズレ量算出時用)の窓幅(センサデータ数)とシフト量とを設定してステップS304に移り、相関演算を行う。
例えば、図16に示すように粗い周期性パターンを有する被写体Hに対して焦点調整を行う場合の相関演算について説明する。
連結部171は、横線検出センサ列128aにおいて、選択された測距エリア113fに対応する横線検出センサ列128aの素子部分(中央センサ)faのセンサデータDfaに対して、同測距エリア113eに対応する横線検出センサ列128aの素子部分(左センサ)eaのセンサデータDeaと、同測距エリア113gに対応する横線検出センサ列128aの素子部分(右センサ)gaのセンサデータDgaとを連結する。
ここで焦点検出回路160によって素子部分(中央センサ)faのセンサデータDfa、素子部分(左センサ)eaのセンサデータDea、素子部分(右センサ)gaのセンサデータDgaに対してそれぞれ個別に相関演算を行うと、上記の通り、周期性パターンの幅が広く粗いために、個別の相関演算結果において極小となる値が1つしか存在しないので、周期性パターンを検出できない。
しかるに、連結部171は、横線検出センサ列128aにおいて、素子部分(中央センサ)faのセンサデータDfaに対して、素子部分(左センサ)eaのセンサデータDeaと、素子部分(右センサ)gaのセンサデータDgaとを連結する。
焦点検出回路160は、連結部171により連結されたセンサデータDea、Dfa、Dgaを用い、上記同様に、このセンサデータDea、Dfa、DgaとセンサデータDeb、Dfb、Dgbとの間の相関演算を行う。この相関演算の結果、相関値に複数の極小値が現れる。
このように連結部171により隣接するセンサデータDea、Dfa、Dgaを連結することにより、相関演算において各縦線検出センサ列128a、128bにおいて比較する光電変換素子の個数が多くなり、周期性パターンを有する被写体Hの検出精度が高くすることができる。
図14に示す周期性被写体検出処理フローチャートのステップS203に戻り、周期性判定部171は、ステップS203において、相関演算の結果、複数の極小値が現れているか否かを判断する。この周期性判定部171は、相関演算の結果に現れる極小値をカウントし、このカウントから複数の極小値が現れているか否かを判断する。
この判断の結果、複数の極小値が現れていれば、周期性判定部171は、ステップS204において、極小値の中から最小値Fminを算出し、閾値Xを設定し、先に算出した全ての極小値に対して最小値Fminとの差分ΔFminを算出し、この差分ΔFminが閾値Xとの大きさの関係で、ΔFmin<Xを満たすか否かを判断する。
この判断の結果、ΔFmin<Xを満たせば、周期性判定部171は、ステップS205において、被写体Hに周期性パターンを持つことを検出する。
一方、ΔFmin<Xを満たさなければ、周期性判定部171は、ステップS206において、被写体Hに周期性パターンを持たないことを検出する。
図13に示すAF制御フローチャートに戻り、ステップS108において、被写体が周期性パターンを有していないと判定されると、焦点検出回路160は、ステップS109において、先に算出したデフォーカス量に対して各種補正処理を実施する。一方、ステップS108において、被写体が周期性パターンを有していると判定したならば、焦点検出回路160は、ステップS115において測距不能であることを示す表示を行う。
焦点検出回路160は、ステップS110において、デフォーカス量に基づいて現在の焦点調節レンズ102のレンズ位置が合焦範囲内にあるか否かを判断する。
この判断の結果、現在の焦点調節レンズ102のレンズ位置が合焦範囲内にあれば、本体CPU139は、ステップS111において、カメラ本体100のファイダー内などに合焦したことを表示する。
一方、現在の焦点調節レンズ102のレンズ位置が合焦範囲外であれば、本体CPU139は、ステップS112において、デフォーカス量分のレンズ駆動を実行し、ステップS101に戻る。
上記測距NG(ステップS107)であれば、本体CPU139は、ステップS113において、レンズ駆動可能範囲全域に対してスキャン駆動を行い、合焦位置を探す。
本体CPU139は、ステップS114において、上記ステップS101からS107と同様の処理を行い、測距OKか否かを判断する。この判断の結果、測距OKであれば、本体CPU139は、ステップS102に戻る。最終的に測距OKでなければ、本体CPU139は、ステップS115において、カメラ本体100のファイダー内などに合焦NGであったことを表示する。
このように上記一実施の形態によれば、選択された例えば測距エリア113fの位置に応じたセンサデータに対して、選択された測距エリア113fの横方向に隣接する各測距エリア113e、113gの位置に応じた各センサデータを連結し、この連結された各センサデータを用いて相関演算を行い、周期性パターンを有する被写体を検出するので、1つの例えば測距エリア113fに対応するセンサデータでは検出できないような周期性パターン、例えば周期の幅が広く粗い周期性パターンであっても、当該周期性パターンを有する被写体を検出できる。すなわち、連結部171により隣接する例えばセンサデータDea、Dfa、Dgaを連結することにより、相関演算において各横線検出センサ列128a、128bにおいて比較する光電変換素子の個数が多くなり、周期性パターンを有する被写体Hの検出精度を高くできる。
ここで、隣接した測距センサ間に隙間がある場合は、補間演算を用いてセンサデータを結合し、結合されたセンサデータに対して像ずれ量算出時と同様の比較画素数で相関演算を行ってもよいし、演算速度を向上させるために、センサデータを結合時に画素を間引いて連結してもよいし、相関演算時の比較画素数を像ズレ量算出時よりも大きくすることで、演算速度の向上と周期性被写体検出精度を向上させることも可能である。センサデータを結合時に画素を間引いて連結することにより、相関演算時間の短縮が図れる。
例えば、後述する図25に示すセンサデータ結合時には、画素を間引いて連結して結合前のセンサデータ数と同一のセンサデータ数としている。また、センサデータ結合時の相関演算のシフト方法は、図24に示す像ズレ量算出時の相関演算のシフト方法に比較して、比較画素数(比較対象データ数)を大きくしている。
これらの判定方法を用いることで、周期パターンの幅によらず周期パターンを持つ被写体を判定することができ、予め偽合焦を防ぐ措置を取ることが可能となる。
上記一実施の形態では、図2及び図12に示すように選択された測距エリア113fに隣接する2つの測距エリア113c、113gに対応する横線検出センサ列128a、128bの素子部分の各センサデータを連結しているが、これに限らず、図17乃至図23に示すような測距エリアに対応するセンサデータを連結してもよい。なお、図17乃至図23において11点の測距エリア113a、113b、…、113kに対応する各縦・横線検出センサ列128a、128b、128c、128dの各素子部分をそれぞれ200aa、200ba、…、200ka等により示す。
図17は選択された測距エリア113fに対応する縦線検出センサ列128a等の素子部分200faに対して左右対称の個数の各素子部分、すなわち素子部分200faに対して左右両側にライン状に隣接する縦線検出センサ列128a等の各素子部分200da、200ea、200ga、200haの各センサデータを連結している。
図18は選択された測距エリア113eに対応する縦線検出センサ列128a等の素子部分200eaに対して例えば左側1個、右側2個の各素子部分、すなわち素子部分200eaに対して左右両側にライン状に隣接する縦線検出センサ列128a等の各素子部分200da、200fa、200gaの各センサデータを連結している。
図19は選択された測距エリア113eに対応する縦線検出センサ列128a等の素子部分200eaに対して左右対称の個数の各素子部分、すなわち素子部分200eaに対して左右両側にライン状に隣接する縦線検出センサ列128a等の各素子部分200da、200faの各センサデータを連結している。
図20は選択された測距エリア113dに対応する縦線検出センサ列128a等の素子部分200daに対して右側のみにライン状に隣接する縦線検出センサ列128a等の素子部分200eaの各センサデータを連結している。この場合、選択された測距エリア113dは、最も左側に存在するので、素子部分200daに対して右側のみに隣接する素子部分200ea等の各センサデータが連結される。
図21は選択された測距エリア113eに対応する横線検出センサ列128c等の素子部分200fbに対して上下対称の個数の各素子部分、すなわち素子部分200fbに対して上下両側にライン状に隣接する横線検出センサ列128c等の各素子部分200bb、200jbの各センサデータを連結している。
図22は選択された測距エリア113bに対応する横線検出センサ列128c等の素子部分200bbに対して下側のみにライン状に隣接する横線検出センサ列128c等の素子部分200fbの各センサデータを連結している。この場合、選択された測距エリア113bは、最も上側に存在するので、素子部分200bbに対して下側のみに隣接する素子部分200fb等の各センサデータが連結される。
図23は選択された測距エリア113jに対応する横線検出センサ列128c等の素子部分200jbに対して上側のみにライン状に隣接する横線検出センサ列128c等の素子部分200fbの各センサデータを連結している。この場合、選択された測距エリア113bは、最も下側に存在するので、素子部分200jbに対して上側のみに隣接する素子部分200fb等の各センサデータが連結される。
なお、上記一実施の形態における像ズレ量検出時の各センサ列間での相関演算を図24の模式図に示す。これらセンサ列間で相関演算では、各センサ列のデータ列を例えば基準側センサデータ列と参照側センサデータ列とにしている。相関演算は、基準側センサデータ列と参照側センサデータ列との間で比較画素(比較対象データ)として、例えばN個の幅を有する各データ列をそれぞれシフトさせながら当該各データ列で相関演算を行う。センサデータ結合時には、画素を間引いて結合することにより、結合した結果の基準側・参照側センサデータ列のセンサ数を、図24の像ずれ量検出時のセンサ数と同一とし、また比較画素数を図25に示すようにそれぞれN+X個に大きくし、これらデータ列をそれぞれシフトさせながら当該各データ列で相関演算を行うようにしてもよい。なお、図25はセンサ列間での相関演算の他の例及びセンサデータ結合(連結)時のセンサ列間での相関演算の例を示す。このようにして相関演算時間の短縮が図ることができる。
また、像ズレ量検出時において、図25に示すセンサデータ列間の相関演算を採用してもよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
C:一眼レフレックスカメラ、100:カメラ本体、101:交換レンズ部、102:焦点調節レンズ、103:ズームレンズ、104:メインミラー、105:サブミラー、106:焦点検出光学系、107:焦点検出センサ(AFセンサ)、108:フォーカルプレンシャッタ、109:撮像素子、110:スクリーンマット、111:ファインダ光学系、112:接眼レンズ、113:焦点検出エリアマーク、113a,113b,…,113k:測距エリア、120:視野マスク、121:コンデンサレンズ、122:全反射ミラー、123:赤外カットフィルタ、124:セパレータ絞りマスク、124a,124b,124c,124d:開口部、125:セパレータレンズ、125a,125b,125c,125d:セパレータレンズ、126a,126b,126c,126d:領域、127:開口部、128a,128b,128c,128d:フォトダイオードアレイ部、130:ズーム駆動用回転環、131:マニュアルフォーカス(MF)用回転環、132:絞り、133:レンズCPU(LCPU)、134:ズーム位置検出回路、135:絞り駆動回路、136:レンズ駆動回路、137:レンズ位置検出回路、138:通信回路、139:本体CPU、140:通信ライン、141:フラッシュROM(FROM)、142:RAM、143:撮像素子制御回路、144:ストロボ制御回路、145:ミラー制御回路、146:シャッタ制御回路、147:画像処理回路、148:表示回路、149:操作スイッチ回路、150:電源回路、151:AF/AECPU、152:第1レリーズスイッチ(1Rスイッチ)、153:第2レリーズスイッチ(2Rスイッチ)、154:電池、155:通信ライン、156:通信ライン、157:フラッシュROM(FROM)、158:RAM、159:測光回路、160:焦点検出回路、161:補助光回路、170:周期性判定部、171:連結部。

Claims (10)

  1. 被写体を撮影するための撮影光学系と、
    撮影画面内の複数の測距エリアに対応して配置され、前記撮影光学系を介して前記被写体からの光を受光する複数のラインセンサと、
    前記複数の測距エリアのうち選択された前記測距エリアに対応する前記ラインセンサから出力されるセンサデータと、前記選択された前記測距エリアに対応する前記ラインセンサの画素の配列方向に隣接する少なくとも1つの前記測距エリアに対応する前記ラインセンサから出力されるセンサデータとを連結する連結手段と、
    前記連結手段により連結された前記各センサデータに対して位相差方式に基づく相関演算を行い、又は前記連結手段によって連結されていない前記各センサデータに対して前記相関演算を行って前記被写体に対する合焦状態を検出する測距手段と、
    前記測距手段による前記相関演算により取得される相関値に現れる複数の極小値のうち最小の前記極小値と次に小さい前記極小値との差分を算出し、この差分が規定値よりも小さいと、前記被写体周期性パターンを有することを判定する周期性判定手段と、
    を具備することを特徴とする焦点調節装置。
  2. 前記隣接する前記各測距エリア間に隙間があると、
    前記連結手段は、前記隣接する前記各測距エリアに対応する前記ラインセンサから出力される前記各センサデータ間の補間演算を行って前記各センサデータを連結する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の焦点調節装置。
  3. 前記連結手段は、前記隣接する複数の前記測距エリアに対応する前記ラインセンサから出力される前記各センサデータの前記画素を間引いて前記各センサデータを連結することを特徴とする請求項1に記載の焦点調節装置。
  4. 前記連結手段は、前記撮影光学系の焦点距離によって連結する前記センサデータの連結数を可変することを特徴とする請求項1に記載の焦点調節装置。
  5. 前記連結手段は、前記連結する前記各センサデータを出力する前記ラインセンサの個数に応じて前記相関演算にて比較する前記ラインセンサの画素数を変更することを特徴とする請求項1に記載の焦点調節装置。
  6. 前記測距手段は、前記相関演算により前記複数の測距エリアから最適な前記測距エリアを選択し、
    前記連結手段は、前記測距手段により選択された前記測距エリアの位置に応じて前記各センサデータの連結に適用する前記ラインセンサの個数を変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の焦点調節装置。
  7. 前記連結手段は、前記測距手段により選択された前記測距エリアの位置に応じた前記センサデータに対して、前記選択された前記測距エリアの横方向に隣接する前記測距エリアの位置に応じた前記センサデータを連結することを特徴とする請求項1に記載の焦点調節装置。
  8. 前記連結手段は、前記測距手段により選択された前記測距エリアの位置に応じた前記センサデータに対して、前記選択された前記測距エリアの縦方向に隣接する前記測距エリアの位置に応じた前記センサデータを連結することを特徴とする請求項1に記載の焦点調節装置。
  9. 前記連結手段は、前記選択された測距エリアの横方向に連結する前記センサデータの個数を可変可能であることを特徴とする請求項1に記載の焦点調節装置。
  10. 前記連結手段は、前記選択された測距エリアの縦方向に連結する前記センサデータの個数を可変可能であることを特徴とする請求項1に記載の焦点調節装置。
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