JP5768658B2 - 車載緊急通報装置および補助バッテリ装置 - Google Patents
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Description
また、リフレッシュ放電制御手段は、所定の演算周期ごとに、当該演算周期と検出温度と補助バッテリの不活性膜の成長特性とから定まる不活性膜の成長量を積算し、その積算値に基づいて放電指令信号の出力タイミングを決定する。ここでの成長量は、不活性膜の質量、面積、厚さなどの直接的な物理量のみならず、補助バッテリの放電電圧低下の原因となる不活性膜の成長に係る種々のパラメータも含む。これにより、不活性膜の成長量の積分値が所定量を超えるまでリフレッシュ放電の実行を延期することが可能になり、補助バッテリの残容量を長期間に亘り確保することができる。
以下、本発明の第1の実施形態について図1ないし図10を参照しながら説明する。図1は、車載緊急通報システムの構成を示している。車載緊急通報装置1(車載装置)は、車両の衝突等により主バッテリ2が損傷した場合に備えてバックアップバッテリである補助バッテリ装置3を有している。車載緊急通報装置1は、事故等により緊急通報の開始トリガが生じると補助バッテリ装置3に対し電圧出力を指令する。そして、主バッテリ2の放電電圧と補助バッテリ装置3の出力電圧のうち高い方から供給される電力を動作電力として、サービスセンターに設置されているセンター装置4に対し緊急通報信号を送信する。
図11は、制御部21が実行するリフレッシュ放電処理のフローチャートである。この第2の実施形態は、上述した第1の実施形態に対し、図7に示すステップS7をステップS9に置き換えた点が異なっている。すなわち、制御部21がステップS6でリフレッシュ放電が必要と判断すると、イグニッションスイッチのオンを待たずに直ちに放電指令信号を出力してリフレッシュ放電を実行する。本実施形態のセルフチェック処理は、図8においてステップI1〜I3を除いた処理となる。本実施形態によれば、積算値が規定値を超えた場合にはイグニッションスイッチのオンオフ状態にかかわらず直ちにリフレッシュ放電が実行される点を除き、第1の実施形態と同様の作用および効果を奏する。
次に、本発明の第3の実施形態について図12を参照しながら説明する。車載緊急通報装置1が実際に緊急通報を行うのは、事故等が発生したときである。そこで、制御部5は、事故等による緊急通報の開始トリガが発生する確率が高いか否かを判断し、当該確率が高いと判断された場合には補助バッテリ装置3に対しセルフチェック信号を出力する。緊急通報の開始トリガが発生する確率が高いと判断されるのは、例えば以下の(a)〜(e)の場合である。
ワイパー作動時、レインセンサが降雨を検知した時、車載通信モジュールやラジオ等で降雨情報を受信した場合
(b)道路の凍結時または凍結が予測される場合
外気温センサが一定温度(例えば0℃)以下を検知した場合、ABS(Anti-lock Brake System)が作動した場合、車載通信モジュールやラジオ等で凍結情報を受信した場合、車両の位置情報等から橋や高架道路を走行する可能性がある場合または走行中の場合
(c)走行速度が速い場合
車速パルス等から一定速度(例えば80km/m)以上の速度で走行していることを検知した場合、ナビゲーションシステム15の位置情報等から高速道路を走行する可能性がある場合または走行中の場合
(d)通り慣れていない道路を走行する場合
ナビゲーションシステム15の目的地設定情報等から、普段通り慣れていない道路を走行する可能性がある場合または走行中の場合
(e)危険情報を受信した場合
車載通信モジュールやラジオ等で走行に危険があるとの情報を受信した場合
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形、拡張を行うことができる。
補助バッテリ19は、種々の電池、例えば塩化チオニルリチウム電池などの一次電池や二次電池であってもよい。
Claims (9)
- 補助バッテリを備え、緊急通報の開始トリガが発生したときに主バッテリと補助バッテリの何れかから供給される電力を動作電力として緊急通報動作を行う車載緊急通報装置であって、
前記補助バッテリ自体の温度または前記補助バッテリの周囲温度を検出する温度検出手段と、
放電指令信号に従って、前記補助バッテリに生じる不活性膜を除くように前記補助バッテリをリフレッシュ放電する放電手段と、
前回のリフレッシュ放電以降の経過時間と前記温度検出手段により検出された検出温度とを含む温度履歴情報を収集し、この温度履歴情報に基づいて前記放電指令信号の出力タイミングを決定するリフレッシュ放電制御手段とを備え、
前記リフレッシュ放電制御手段は、所定の演算周期ごとに、当該演算周期と前記検出温度と前記補助バッテリの不活性膜の成長特性とから定まる不活性膜の成長量を積算し、その積算値に基づいて前記放電指令信号の出力タイミングを決定することを特徴とする車載緊急通報装置。 - 前記リフレッシュ放電制御手段は、前記温度履歴情報と前記補助バッテリの不活性膜の成長特性とに基づいて、前記補助バッテリの不活性膜が成長して前記補助バッテリの電圧が前記緊急通報動作の実行に必要な下限電圧以下に低下する前に前記放電指令信号を出力することを特徴とする請求項1記載の車載緊急通報装置。
- 前記リフレッシュ放電制御手段は、前記補助バッテリの不活性膜の成長特性に基づいて、前記検出温度が低いほど前記補助バッテリのリフレッシュ放電の間隔が長くなるように前記放電指令信号の出力タイミングを決定することを特徴とする請求項1または2記載の車載緊急通報装置。
- 前記リフレッシュ放電制御手段は、前記補助バッテリの不活性膜が成長する温度帯と殆ど成長しない温度帯との境界域にしきい値温度を設定し、前記検出温度が当該しきい値温度以上である期間に前記温度履歴情報を収集することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の車載緊急通報装置。
- 前記リフレッシュ放電制御手段は、前記緊急通報の開始トリガが発生する確率が高いか否かの判断情報に基づいて、当該確率が高いと判断された場合に前記放電指令信号を出力することを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の車載緊急通報装置。
- 主バッテリに代わり車載装置に動作電力を供給する補助バッテリ装置であって、
補助バッテリと、
前記補助バッテリ自体の温度または前記補助バッテリの周囲温度を検出する温度検出手段と、
放電指令信号に従って、前記補助バッテリに生じる不活性膜を除くように前記補助バッテリをリフレッシュ放電する放電手段と、
前回のリフレッシュ放電以降の経過時間と前記温度検出手段により検出された検出温度とを含む温度履歴情報を収集し、この温度履歴情報に基づいて前記放電指令信号の出力タイミングを決定するリフレッシュ放電制御手段とを備え、
前記リフレッシュ放電制御手段は、所定の演算周期ごとに、当該演算周期と前記検出温度と前記補助バッテリの不活性膜の成長特性とから定まる不活性膜の成長量を積算し、その積算値に基づいて前記放電指令信号の出力タイミングを決定することを特徴とする補助バッテリ装置。 - 前記リフレッシュ放電制御手段は、前記温度履歴情報と前記補助バッテリの不活性膜の成長特性とに基づいて、前記補助バッテリの不活性膜が成長して前記補助バッテリの電圧が前記車載装置の動作の実行に必要な下限電圧以下に低下する前に前記放電指令信号を出力することを特徴とする請求項6記載の補助バッテリ装置。
- 前記リフレッシュ放電制御手段は、前記補助バッテリの不活性膜の成長特性に基づいて、前記検出温度が低いほど前記補助バッテリのリフレッシュ放電の間隔が長くなるように前記放電指令信号の出力タイミングを決定することを特徴とする請求項6または7記載の補助バッテリ装置。
- 前記リフレッシュ放電制御手段は、前記補助バッテリの不活性膜が成長する温度帯と殆ど成長しない温度帯との境界域にしきい値を設定し、前記検出温度が当該しきい値以上である期間に前記温度履歴情報を収集することを特徴とする請求項6ないし8の何れかに記載の補助バッテリ装置。
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