JP5762993B2 - 携帯端末装置、携帯端末装置の動作制御方法および携帯端末装置の動作制御プログラム - Google Patents

携帯端末装置、携帯端末装置の動作制御方法および携帯端末装置の動作制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は、例えば、携帯電話端末等の携帯端末装置について、自動車の運転者の使用は抑制するが、運転者以外の使用であれば抑制しないようにする装置、方法、プログラムに関する。
携帯電話端末を使用しながら自動車を運転している人達が多くなってきている。例えば、従来の携帯電話端末であれば、電子メールの参照、作成、送受信などを行ったり、スマートフォンなどと呼ばれる高機能携帯電話端末では、SNS(Social Networking Service)を利用したりすることが行われている。また、携帯電話端末を用いて電話をしながら自動車を運転している人も多い。自動車運転中の携帯電話端末の使用は違法行為になるが、十分な取締りが行えないのが実状である。自動車運転中の携帯電話端末の使用により交通事故も数多く発生している。
このような背景の下、自動車運転中の携帯電話端末の危険な使用を抑制しようとする発明がなされている。後に記す特許文献1には、自動車側に運転状態検出部を有する検出送信部200を設け、この検出結果に基づいて、携帯電話端末100の使用を制限する発明が開示されている。また、後に記す特許文献2には、キーレスエントリー用キーが送出するドア開閉時の無線信号を利用して、運転中の携帯電話端末への着信に対して応答不可とすることが可能な携帯電話端末に関する発明が開示されている。これらは、自動車運転中の携帯電話端末の使用を抑制する有効な手段を提供している。
特開2005−236655号公報 特開2002−009902号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の発明の場合には、自動車側にも検出送信部200を設けなければならず、携帯電話端末だけでは実現できないものである。また、上述した特許文献2の場合には、運転中の着信には応答をしないようにできるものの、電子メール機能の利用、インターネットを通じてのSNSやWebページの利用については抑制することができない。また、上述した特許文献1や特許文献2に記載の技術を利用することにより、電子メール機能やインターネットの利用を抑制できたとしても、自動車の運手者の携帯電話端末の使用は抑制したいが、同乗者の携帯電話端末の使用は抑制しないようにしたい。タクシーやバスの乗客が、電子メール機能やインターネットの利用ができなくなるのは不便だからである。
以上の点に鑑み、この発明は、例えば、携帯電話端末等の携帯端末装置について、自動車の運転者による運転中の使用は抑制し、運転者以外の使用であれば抑制しないようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の携帯端末装置は、
使用されている状態か否かを検出する使用検出手段と、
使用されている状態にあると検出された場合に、自動車で移動中か否かを検出する移動検出手段と、
自動車で移動中であると検出された場合に、少なくとも実行中の機能を停止させる制限実施手段と、
撮像手段と、
前記制限実施手段により前記少なくとも実行中の機能を停止させた後、前記撮像手段を通じて撮影される映像を解析し、自機の使用者が運転者か否かを判別する判別手段と、
自機の使用者が運転者でないと判別された場合に、停止させた前記機能を回復させる制限解除手段と
を備えることを特徴とする携帯端末装置。
この請求項1に記載の発明の携帯端末装置によれば、使用されている状態にあることが使用検出手段によって検出され、かつ、自動車で移動中であることが移動検出手段で検出された場合には、制限実施手段が、少なくとも実行中の機能を停止させる。この後、撮像手段を通じて自動車内の撮影が行われると、判別手段が撮影された映像を解析して、自機の使用者が運転者か否かを判別する。判別手段によって自機の使用者が運転者でないと判別されると、制限実施手段が停止させた前記機能を制限解除手段が再開(回復)させる。
このように、使用されているときに、自動車で移動中であることを検出した携帯端末装置は、一旦、所定の機能を停止させ使用を抑制する。そして、当該携帯端末装置の撮像手段を通じて撮影された映像を解析することによって当該携帯端末装置の使用者が運転者でないことが判別できたときには、停止させた当該所定の機能を回復させる。当該携帯端末装置が運転者の使用するものである場合には、停止された当該所定の機能が回復されることはない。したがって、自動車の運転者が使用する携帯端末装置の使用は効果的に抑制できるが、運転者以外の使用であれば抑制しないようにできる。
この発明によれば、携帯電話端末等の携帯端末装置について、自動車の運転者による運転中の使用を効果的に抑制できる。また、自動車での移動中における運転者以外の携帯端末装置の使用を不必要に抑制しないようにできる。
実施の形態の携帯電話端末1の構成例を説明するためのブロック図である。 携帯電話端末1で行われる使用制限実施/解除処理について説明するためのフローチャートである。 図2のステップS107において実行されるスリープモードの解除確認処理について説明するためのフローチャートである。 カメラ部127を通じて撮影される車内の映像の例を示す図である。 カメラ部127を通じて撮影される車内の映像の例を示す図である。
以下、図を参照しながら、この発明の装置、方法、プログラムの一実施の形態について説明する。なお、この発明は、携帯電話端末、タブレット端末、携帯型ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistants)等のカメラ機能を備えた種々の携帯端末装置に適用可能なものである。しかし、以下に説明する実施の形態においては、説明を簡単にするため、広く普及しているカメラ機能付き携帯電話端末にこの発明を適用した場合を例にして説明する。
[携帯電話端末1の構成例]
図1は、この実施の形態の携帯電話端末1の構成例を説明するためのブロック図である。まず、携帯電話端末1を構成する各部について説明する。
[携帯電話端末1の基本構成部分について]
制御部100は、携帯電話端末1の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103がCPUバス104を通じて接続されたコンピュータ装置である。記憶装置110は、記録媒体として不揮発性メモリを備え、種々のアプリケーションプログラムや種々の処理により得られたデータ等の当該不揮発性メモリへの書込み/記録保持/読み出し/削除を行う。また、この実施の形態において、記憶装置110には、例えば、インターネット上の地図サーバ等から提供を受けた地図データや、携帯電話端末1の使用者が運転者か否かを判別するためのパターン認識用の映像データ等も記憶保持される。
送受信アンテナ111、無線通信部112は、携帯電話網やインターネットなどの広域ネットワークを通じて通信を行う機能を実現する。受話器(スピーカ)113および送話器(マイクロホン)114は、通話を行うためのものである。すなわち、無線通信部112は、携帯電話網を通じて相手先との間に通話回線を接続し、受話器(スピーカ)113および送話器(マイクロホン)114を通じての通話を可能にする。また、無線通信部112は、インターネットに接続し、インターネットを通じてのデータの送受信を可能にし、電子メールの送受信やインターネット上に開示されたWebページの閲覧等を可能にする。
キー操作部121は、携帯電話端末1に設けられたハードウェアキーからなり、ユーザーからの操作入力を受け付ける。表示処理部122と表示部123とは、種々の映像(画像)や表示メッセージなどの表示情報を表示するためのものである。タッチパネル124は、表示部123の表示画面に貼付され、ユーザーの指等の指示体による接触位置(接触座標)を検出し、これを制御部100に通知する。したがって、タッチパネル124は、制御部100によって表示位置が制御される表示部123の表示画面に表示される表示情報と共に入力インターフェースを構成する。音声出力部125とスピーカ126Aおよび音声出力端子126Bとは、種々の音声情報を出力するためのものである。なお、音声出力端子126Bには、イヤホンやヘッドホンが接続されて利用される。
カメラ部127は、撮像レンズ、撮像素子、カメラ信号処理回路などを備え、被写体の映像を撮影し、これをデジタル信号の映像(画像)データとして取り込む機能を有する。なお、撮影時においては、カメラ部127を通じて取り込まれた映像データは、制御部100を通じて表示処理部122に供給にされる。表示処理部122は、これに供給された映像データから表示部123に供給する映像信号を形成し、これを表示部123に供給する。これにより、カメラ部127が捉えている映像が表示部123に表示され、ユーザーは表示部123の表示画像を確認しながら撮影が行える。
マイクロホン128および音声入力部129は、例えば、カメラ部127を通じた映像の撮影時などにおいて、音声を収音し、これをデジタル信号として取り込む機能を有する。そして、キー操作部121やタッチパネル124を通じて、映像の記録指示(録画指示)が入力された場合には、カメラ部127を通じて取り込まれた映像データと、マイクロホン128および音声入力部129を通じて取り込まれた音声データとは、例えば、記憶装置110の不揮発性メモリに記録(録画、録音)できる。
バイブレータ131は、振動を発生させることにより、着信や警告等の発生をユーザーに通知する。リンガ132は、所定の呼び出し音や警告音を発生させることにより、着信や警告等の発生をユーザーに通知する。加速度センサ141は、例えば、表示部123の上下方向を決定するために携帯電話端末1の傾きを検出したり、携帯電話端末1が備える歩数計機能を実現するために振動を検出したりする。GPS部142およびGPSアンテナ143は、自機の現在位置を測位するためのものである。
これらの構成を有する携帯電話端末1は、電話を掛けたり、受けたりすることができる。また、電子メールの作成や参照を行ったり、インターネットにアクセスして電子メールの送受信を行ったり、Webページを閲覧したり、SNSを利用したりすることができる。また、例えば、記憶装置110に記憶保持されている映像音声コンテンツを、表示処理部122および表示部123、音声出力部125およびスピーカ126Aを通じて再生して視聴したり、同様にして、ゲームを実行して楽しんだりすることができる。もちろん、記憶装置110に記憶保持されている音楽コンテンツを、音声出力部125および音声出力端子126Bを通じて再生して、イヤホン等を用いて聴取することもできる。
[自動車運転中の使用を抑制する機能を実現する部分について]
そして、この実施の形態の携帯電話端末1は、ユーザーが自動車運転中である場合の使用を抑制する機能を実現する部分として、動作状態検出部151、移動検知部152、警告制御部153、制限実施部154、カメラ映像解析部155、制限解除部156を備える。
動作状態検出部151は、制御部100による各部の制御状態に基づいて、ユーザーによって使用されている状態にあるか否かを検出する。具体的には、通話中、電子メールの参照、作成、送受信等の処理中、Webページの閲覧中やSNSの利用中、各種のアプリケーションの実行中、映像音声コンテンツや音声コンテンツの再生中等、種々の処理の実行中は使用されている状態にあると検出する。また、例えば、電話番号の入力受け付け中、設定情報の入力受け付け中など、所定の処理を実行するための情報の入力受け付け中もまた、使用されている状態にあると検出する。逆にいえば、携帯電話端末1が待ち受け状態にあるときや電源がオフにされているときには使用されている状態にはないと検出する。
移動検知部152は、制御部100の制御の下、動作状態検出部151が自機は使用されている状態にあると判別した場合に、自機を使用しているユーザーが自動車で移動中か否かを検知する。当該検知処理は、加速度センサ141の検出出力、GPS部142によって測位される現在位置の変化、カメラ部127を通じて撮影した映像が自動車内の映像か否か等の1つ以上に基づいて行われる。例えば、加速度センサ141により、自動車によって移動している場合に検出できる振動を検出しており、GPS部142からの現在位置の変化に基づいて、高速に移動していることが検知できた場合には、自動車で移動中であると検出することができる。この他、カメラ部127を通じて撮影した映像が自動車内から撮影したものか否か、移動経路が道路上か否かなどの情報を考慮してもよい。なお、移動経路が道路上か否かは、GPS部142からの現在位置に基づいて、例えば、インターネット上の地図サーバから取得し、記録装置110に格納した地図データとのマップマッチングにより確認することができる。
警告制御部153は、移動検知部152によって自機を使用しているユーザーが自動車で移動中であると検知した場合に、携帯電話端末1のユーザーに対して自動車運転中の使用である可能性があるため、携帯電話端末1の使用を抑制することを警告する処理を行う。警告制御部153は、制御部100を通じてバイブレータ131を振動させたり、制御部100を通じて表示処理部122に警告用表示メッセージデータを供給し、表示部123に警告用メッセージを表示させたりして、当該警告を行う。また、警告制御部153は、当該警告において、運転者でない者が携帯電話端末1の使用を継続させたいときには、運転席(運転者)を撮影して自分が運転者でないことを証明する操作を行うことを促すメッセージも含めて出力する。
なお、警告メッセージの表示は、目立つように、例えば、吹き出しメッセージを表示させるなど、種々の表示態様とすることが可能である。この他、警告制御部153は、リンガ132から警告音を放音したり、制御部100を通じて音声出力部125に警告用音声メッセージデータを供給し、スピーカ126Aや音声出力端子126Bを通じて音声による警告メッセージを出力したりして警告することもできる。
制限実施部154は、警告制御部153による警告処理の後、自機を省電力の待機電源モードであるスリープモードに遷移させる処理を行う。この実施の形態においてスリープモードは、基本的には、電波の受信以外の処理を停止させる。従って、電話をしたり、電子メール機能を用いたり、インターネットを利用したり、種々のアプリケーションを実行したりすることはできない。ただし、詳しくは後述もするが、制御部100には電源が供給され、ユーザーからの操作入力を受け付けることにより、カメラ部127、カメラ映像解析部155、制限解除部156等については動作させることが可能な状態を維持している。
カメラ映像解析部155は、カメラ部127を通じて撮影することにより得られる映像データを解析し、その解析結果に基づいて、自機のユーザーは運転者か否かを判別する機能を有する。具体的に、自動車のハンドルと当該ハンドルを触る左右の手が撮影できれば、撮影者である携帯電話端末1のユーザーは運転者でないと判別できる。そこで、カメラ映像解析部155は、カメラ部127からの映像データと、上述したように記憶装置110に予め用意されているパターンマッチング用の映像データとを比較する。そして、カメラ映像解析部155は、カメラ部127からの映像データによる映像に、自動車のハンドルと当該ハンドルを触る左右の手が含まれているか否かに応じて、携帯電話端末1のユーザーが運転者か否かを判別する。
制限解除部156は、制限実施部154によりスリープモードに遷移させた後、カメラ映像解析部155により携帯電話端末1のユーザーが運転者でないと判別された場合に、スリープモードから通常の動作モードに復帰させる処理(制限解除処理)を行う。これにより、携帯電話端末1のユーザーが運転者である場合には運転中の使用は抑制されるが、運転者でない場合には、携帯電話端末1の使用が必要以上に抑制されないようにできる。
このように、この実施の形態の携帯電話端末1は、自機が使用されている状態にあるときに、自動車による移動中であることを検知すると、一旦、スリープモードに遷移する。そして、携帯電話端末1のユーザーが運転者でないことがカメラ部127を通じて撮影されることにより得られる映像データに基づいて確認できた場合には通常の動作モードに復帰する。しかし、携帯電話端末1の使用者が運転者である場合には、撮影することにより得られる映像データに基づいて自分が運転者でないことを証明することはできないので携帯電話端末1の使用は抑制される。すなわち、運転者の運転中の携帯電話端末1の使用を効果的に抑制できると共に、運転者以外の自動車で移動している場合の携帯電話端末1の使用を必要以上に抑制しないようにできる。
[自動車運転中の使用を抑制する携帯電話端末1の処理について]
次に、図1に示した構成を有するこの実施の形態の携帯電話端末1で行われる、ユーザーが自動車の運転者である場合には使用の制限(抑制)を行い、運転者でない場合には使用の制限(抑制)を解除する処理(使用制限実施/解除処理)について説明する。図2は、当該使用制限実施/解除処理について説明するためのフローチャートである。図2に示す処理は、携帯電話端末1に電源が投入されているときに、所定のタイミング毎に主に制御部100において実行される。
図2に示す処理が実行されると、制御部100は、動作状態検出部151を制御し、自己の動作状態を検出する(ステップS101)。そして、制御部100は、ステップS101の検出結果に基づいて、ユーザーによって使用されている状態にあるか否かを判別する(ステップS102)。ステップS102の判別処理において、ユーザーによって使用されている状態にはないと判別したときには、すなわち、携帯電話端末1が待ち受け状態にあるときには、使用を制限する必要はないので、この図2に示す処理を終了し、次の実行タイミングを待つ。
また、ステップS102の判別処理において、ユーザーによって使用されている状態にあると判別したときには、制御部100は移動検知部152を制御して、自機は自動車で移動中か否かを検出する処理を実行する(ステップS103)。そして、制御部100は、ステップS103の検出結果に基づいて、自機は自動車で移動中か否かを判別する(ステップS104)。ステップS104の判別処理において、自機は自動車で移動中ではないと判別したときには、使用を抑制する必要はないので、この図2に示す処理を終了し、次の実行タイミングを待つ。例えば、上述もしたように、GPS部142からの現在位置と、例えばインターネット上の地図サーバから取得した地図データとのマップマッチングの結果、現在位置が電車の軌道上にあり電車に乗っていることが明らかな場合には、この図2に示す処理は終了する。
ステップS104の判別処理において、自機は自動車で移動中であると判別したときには、制御部100は警告制御部153を制御し、自動車運転中の可能性があるため、スリープモードに遷移(移行)する旨の警告等を出力する(ステップS105)。ステップS105では、上述もしたように、バイブレータ131による振動や表示部123へのメッセージ表示により警告等がなされる。例えば、「自動車運転中の可能性があるため、スリープモードに変わります。運転者でない方が使用を継続する場合には、運転席(運転者)を撮影して下さい。」といった表示メッセージを、表示処理部122を通じて表示部123に表示する。また、同様の内容の音声メッセージを、音声出力部125を通じてスピーカから放音してもよい。
この後、制御部100は、各部を制御し、自機をスリープモードに遷移させる(ステップS106)。具体的には、それまで実行していた処理を停止させ、自機への着信のみを検知する状態にする。なお、この実施の形態において、スリープモード時には、上述もしたが、制御部100には電源が供給され、ユーザーからの操作入力を受け付けて、カメラ部127、カメラ映像解析部155、制限解除部156等については動作させることができるようにしている。
また、この実施の形態の携帯電話端末1において制御部100は、スリープモード時に自機への着信を検知した場合には、自動応答し、留守番機能を動作させて相手先の音声メッセージを記録装置110の不揮発性メモリに記録する。そして、相手先が通信回線を解放すると、制御部100も当該通信回線を解放し、待ち受け状態に戻るようにしている。このように、制御部100は、留守番電話機能の実行手段としての機能をも有している。
そして、ステップS106の処理の後、制御部100は、スリープモードの解除確認処理を行う(ステップS107)。このステップS107の解除確認処理は、カメラ部127を通じて車内の映像を撮影し、当該撮影した映像を解析することにより、携帯電話端末1のユーザーは運転者か否かを判別して、スリープモードが解除可能か否かを特定する処理である。なお、このステップS107で行なわれるスリープモードの解除確認処理の詳細については後述する。
この後、制御部100は、ステップS107の解除確認処理に基づいて、スリープモードの解除ができるか否か(解除OKか否か)を判別する(ステップS108)。なお、この実施の形態において、スリープモードの解除ができるか否かの判別は、後述する解除確認処理でオン/オフが制御される解除フラグに基づいて行われることになる。ステップS108の判別処理において、スリープモードの解除はできないと判別したときには、制御部100は、上述したステップS103の処理と同様に、移動検知部152を制御して、自機は自動車で移動中か否かを検出する処理を実行する(ステップS109)。そして、制御部100は、ステップS109の検出結果に基づいて、自機は自動車で移動中か否かを判別する(ステップS110)。このステップS110の判別処理において、自動車で移動中であると判別したときには、スリープモードを解除できる状態にはないので、制御部100はステップS107からの処理を繰り返す。
また、上述したステップS108の判別処理において、スリープモードの解除ができる(解除OKである)と判別した場合と、ステップS110の判別処理において、自機は自動車で移動中ではないと判別した場合には、スリープモードの解除が可能な状態である。これらの場合には、制御部100は、制限解除部156を制御し、スリープモードを解除して、自機の状態を通常の動作モードに戻し、ステップS106においてスリープモードに遷移したことによって停止させた実行中の処理を再開する(ステップS111)。この後、制御部110は、動作状態検出部151を制御し、ステップS111で再開させた処理が終了したか否かを判別する(ステップS112)。
ステップS112の判別処理において、再開させた処理が終了していないと判別したときには、ステップS112の判別処理を繰り返し、再開させた処理が終了するのを待つ。このように、再開させた処理が終了するのを待つのは、運転者ではないユーザーについての自動車で移動中における携帯電話端末1の使用を適切な範囲で確保するためである。そして、ステップS112の判別処理において、再開させた処理が終了したと判別したときには、ステップS101からの処理を繰り返す。
このようにして、この実施の形態の携帯電話端末1においては、自動車の運転中である可能性のあるユーザーの使用を抑制し、運転者でないことが証明できた場合に、使用の抑制を解除する。これにより、自動車運転中のユーザーの使用は抑制するが、運転者でないユーザーの使用は抑制しないようにできる。
[スリープモードの解除確認処理について]
次に、図2のステップS107において実行されるスリープモードの解除確認処理について説明する。図3は、当該解除確認処理を説明するためのフローチャートであり、図4、図5は、カメラ部127を通じて撮影される車内の映像の例を示す図である。
この実施の形態の携帯電話端末1のスリープモードは、それまで実行していた処理を停止させ、自機への着信のみを検知するモードである。しかし、上述もしたように、制御部100には電源が供給され、ユーザーからの操作入力を受け付けて、カメラ部127、カメラ映像解析部155、制限解除部156等については動作させることが可能な状態である。
このため、制御部100は、まず、スリープモードが解除可能(解除OK)か否かを示す解除FLGをゼロに初期化する(ステップS201)。この後、制御部100は、例えば、キー操作部121を通じて、カメラ部127の起動操作を受け付ける(ステップS202)。そして、制御部100は、ステップS202において、ユーザーからのカメラ部127の起動操作を受け付けたか否かを判別する(ステップS203)。
ステップS203の判別処理において、ユーザーからのカメラ部127の起動操作を受け付けていないと判別したときには、映像の撮影が行われないので、スリープモードを解除するための処理は行われない。このため、この図3に示す処理を終了し、図2に示したステップS107の処理に戻り、ステップS108からの処理が行なわれる。この場合には、解除FLGはゼロのままであるので、スリープモードの解除はできないものと判別されることになる。
一方、ステップS203の判別処理において、ユーザーからのカメラ部127の起動操作を受け付けたと判別したときには、制御部100は、カメラ部127を起動させ、撮影が可能な状態にする(ステップS204)。これにより、カメラ部127を通じて取り込まれる映像の映像データは、制御部100を通じて表示処理部122に供給され、ここで映像信号に変換されて表示部123に供給される。これにより、カメラ部127がとらえている映像を、表示部123を通じて確認しながら撮影を行うことができる。
そして、制御部100は、キー操作部121等を通じてユーザーからの撮影指示等の操作入力を受け付けるようにし(ステップS205)、撮影指示を受け付けたか否かを判別する(ステップS206)。ステップS206において、撮影指示は受け付けていないと判別したときには、制御部100は、終了指示を受け付けたか否かを判別する(ステップS207)。ステップS207の判別処理において、終了指示を受け付けていないと判別したときには、受け付けた操作入力は有効な操作入力ではないので、ステップS205からの処理を繰り返す。また、ステップS207の判別処理において、終了指示を受け付けたと判別したときには、スリープモードを解除するための処理が行なわれないので、カメラ部127を停止させ(ステップS208)この図3に示す処理を終了する。そして、図2に示したステップS107の処理に戻り、ステップS108からの処理が行なわれる。この場合には、解除FLGはゼロのままであるので、スリープモードの解除はできないものと判別されることになる。
また、ステップS206の判別処理において、撮影指示を受け付けたと判別したときには、制御部100は各部を制御し、撮影処理を実行する(ステップS209)。携帯電話端末1のユーザーは、自分が運転者でないことを証明するため、自動車のハンドルの近傍に運転者の左右の手がある状態の映像を撮影する。なお、ステップS208においては、静止画と動画とのいずれを撮影するようにしてもよいが、この実施の形態においては、動画を撮影するものとする。この場合、カメラ部127を通じて取り込まれた映像データは、制御部100を通じて記憶装置110の不揮発性メモリに記録される。
そして、制御部100は、カメラ映像解析部155を制御して、カメラ部127からの映像データを解析して、携帯電話端末1のユーザーが運転者か否かを特定する処理を行う(ステップS210)。このステップS210の処理においては、上述もしたように、自動車のハンドルと当該ハンドルを触る運転者の左右の手が撮影できれば、撮影者である携帯電話端末1のユーザーは運転者でないと判別することができる。
例えば、自動車の助手席に座った携帯電話端末1のユーザーが、自動車のハンドルを含むように運転者を撮影すると、図4Aに示すように自動車のハンドルと当該ハンドルを握る(触る)運転者の左右の手が撮影できる。図4Aに示した映像の映像データと予め用意された運転者の映像の映像データとのパターンマッチングを行うことにより、カメラ映像解析部155において、自動車のハンドルと運転者の左右の手が写っていることが認識できる。この場合には、運転者が写っているので、携帯電話端末1のユーザーは運転者ではないと特定できる。
また、自動車の後部座席に座った携帯電話端末1のユーザーが、自動車のハンドルを含むように運転者を撮影すると、図4Bに示すように自動車のハンドルと当該ハンドルを握る(触る)運転者の左右の手が撮影できる。図4Bに示した映像の映像データと予め用意された運転者の映像の映像データとのパターンマッチングを行うことにより、カメラ映像解析部155において、自動車のハンドルと運転者の左右の手が写っていることが認識できる。この場合には、運転者が写っているので、携帯電話端末1のユーザーは運転者ではないと特定できる。
また、携帯電話端末1のユーザーがバスに乗っている場合には、バスの車内を撮影すると、例えば、図5に示すように複数の座席、複数の乗客、左右の大きな窓など、バスに特有の映像が撮影できる。図5に示した映像の映像データと予め用意されたバス車内の映像の映像データとのパターンマッチングを行うことにより、カメラ映像解析部155において、バス車内の映像であることが認識できる。この場合には、バス車内の映像を撮影しているので、携帯電話端末1のユーザーは運転者ではないと特定することができる。
なお、カメラ部127を通じて撮影された映像に、自動車のハンドルと運転者の左右の手が写っていることが確認できない場合やバス乗客席からバス車内を撮影した映像であることが認識できない場合には、携帯電話端末1のユーザーは運転者ではないと特定することはできない。
そして、制御部100は、ステップS208の撮影映像の解析結果に基づいて、カメラ部127を通じて撮影を行った携帯電話端末1のユーザーは、運転者以外か否かを判別する(ステップS211)。ステップS211の判別処理において、携帯電話端末1のユーザーが運転者以外であると判別したときには、スリープモードの解除が可能であるので、解除フラグに「1」を設定する(ステップS212)。この後、カメラ部127を通じての撮影を終了させ、カメラ部127を停止させて(ステップS213)、この図3に示す解除確認処理を終了する。そして、図2に示したステップS107の処理に戻り、ステップS108からの処理を行うことになる。この場合、解除フラグの値が「1」であるので、図2に示したステップS108ではスリープモードの解除か可能(解除OK)と判別されることになる。
また、ステップS210の判別処理において、携帯電話端末1のユーザーが運転者以外であると判別できなかったときには、ステップS213の処理に進み、カメラ部127を通じての撮影を終了させ、カメラ部127を停止させて(ステップS213)、この図3に示す解除確認処理を終了する。そして、図2に示した処理に戻る。この場合には、解除FLGはゼロのままであるので、スリープモードの解除はできないものと判別されることになる。
このようにして、携帯電話端末1のカメラ部127を通じて撮影した映像を解析することにより、携帯電話端末1のユーザーは運転者か否を確実に判別することができる。そして、運転者でないと判別できたときには、スリープモードの解除ができると特定されて、図2に示した処理に戻る。この場合には、図2に示した処理のステップS111において、スリープモードが解除され、携帯電話端末1の使用ができるようにされる。また、図3に示した処理により、スリープモードの解除ができると特定できない場合には、図2に示した処理に戻っても、自動車での移動をやめなければスリープモードが解除されることはない。従って、携帯電話端末1のユーザーが運転者である場合には、運転中における携帯電話端末1の使用は抑制される。
[実施の形態の効果]
上述したように、携帯電話端末1では、使用中に自動車で移動していることが検出されると、携帯電話端末1は強制的にスリープモードに遷移し、使用が抑制される。そして、携帯電話端末1の使用者が、カメラ部127を通じて撮影した映像を解析することにより運転者でないことが判別できた場合に、スリープモードを解除し携帯電話端末1の使用が可能となる。従って、携帯電話端末1のユーザーが運転者でないことが判別できないときないときには、当該ユーザーは運転者である可能性が高いので、携帯電話端末1の使用は抑制される。このように、この実施の形態の携帯電話端末1は、自動車運転中の運転者のみの使用を確実に抑制することができる。
[変形例等]
なお、上述した実施の形態においては、携帯電話端末1が使用されており、かつ、自動車で移動していることが検知された場合に、着信のみを検知するスリープモードに遷移させるようにしたが、これに限るものではない。例えば、少なくとも表示手段への情報の表示機能を停止させるようにしてもよい。このようにすれば、少なくとも、携帯電話端末1の表示部123への表示情報をユーザーが見る必要がなくなり、注意を前方等に戻すことができる。
しかし、携帯電話端末1の音楽再生機能を用いて、イヤホンなどを用いて音楽を聴いている場合もあると考えられる。このような使用も自動車の運転中は好ましくないので、バイブレータ131による振動や表示部123への警告メッセージの他に、音声出力部125および音声出力端子126Bを通じて、音声による警告メッセージを放音したのちに、スリープモードに遷移させることができる。
また、上述したように、携帯電話端末1は、自動車運転中の運転者の使用を抑制することができる。しかし、携帯電話端末1のユーザーが、自動車運転中に携帯電話端末1を使用するようにする行為を繰り返している場合には、携帯電話端末1の使用が抑制されるといっても、常習性が高く好ましくないため何らかの対応を取った方がよい場合がある。
このため、上述した図2、図3の処理を通じて、スリープモードに遷移させ、図3に示した解除確認処理を通じて、スリープモードの解除がされない場合をカウントする。当該カウントは制御部100において行えばよい。具体的は、記憶装置110の不揮発性メモリにカウンタ(レジスタ)を設ける。そして、図2に示したステップS106の処理において当該カウンタのカウント値を「+1(1加算)」し、図2に示したステップS108の判別処理において、解除可能(解除OK)と判別した場合に、当該カウンタのカウント値を「−1(1減算)」すればよい。すなわち、制御部100と記憶装置110とによって、カウント手段が実現できる。このようにすれば、スリープモードに遷移させ、図3に示した解除確認処理を通じて、スリープモードの解除がされない場合をカウントできる。
そして、当該カウント値が所定回数以上になった場合に、例えば、携帯電話端末1の販売会社などのサポートセンタなどの然るべき機関に自動報告する。当該報告は、制御部100が記憶装置100の不揮発性メモリに記憶されている報告先情報に基づいて、無線通信部112を通じて行えばよい。そして、当該サポートセンタの担当者が、電話、電子メール、手紙などを用いて、当該携帯電話端末1のユーザーに対して、自動車運転中に携帯電話端末1を使用するようにする行為が頻発しており、交通事故の発生可能性が高くなっているので注意が必要であることの警告を行う。
このように、外部からの警告を受けることにより、携帯電話端末1のユーザーは、自己の行為(携帯電話端末1の使用形態)を客観的に認識することができる。これにより、自動車運転中に携帯電話端末1を使用する行為を行わないように促すことができる。また、単に報告を行うだけでなく、携帯電話端末1の使用を制限し、携帯電話端末1の販売会社のサポートセンタなど、然るべき機関に持ち込まなければ、当該制限を解除できないようにすることもできる。すなわち、制御部100、記憶装置110、無線通信部112が協働して制限制御手段が構成できる。
また、図3に示したスリープモードの解除確認処理において、ステップS202、203、205、206の処理を省略し、スリープモードに遷移後、即座にカメラ部127を通じての撮影を開始させてもよい。そして、自動的に携帯電話端末1のユーザーが運転者か否かの判別を開始させる。このようにすれば、仮に自動車の運転者が携帯電話端末1を使用した場合であっても、その状態を撮影して記録することができる。そして、万が一、アクシデントになった場合には、撮影された映像がアクシデントの原因を探る証拠や手がかりとなる。また、撮影時には、映像だけでなく、マイクロホン128及び音声入力部129を通じて取り込む音声データをも記録してもよい。この場合には、映像データと共に、音声データも証拠や手がかりとすることができる。
上述した実施の形態の携帯電話端末1により、マナーとして自動車運転時の携帯電話端末の使用をしないように意識付けることができる。また、図2、図3に示した処理を行う機能を、携帯電話会社や携帯電話メーカーの工場出荷時点において、携帯電話端末に組み込むことが望ましい。もちろん、既存の携帯電話端末に対しても、図2、図3に示した処理を行うプログラムを、インターネット等を通じて提供することにより、機能を強化させることもできる。すなわち、動作状態検出部151、移動検知部152、警告制御部153、制限実施部154、カメラ画像解析部155、制限解除部156の各部の機能は、ソフトウェアによって制御部100の機能として実現することが可能である。
[その他]
上述した実施の形態の記載からも分かるように、携帯端末装置の使用検出手段としての機能は、携帯電話端末1の動作状態検出部151が実現し、携帯端末装置の移動検出手段としての機能は、携帯電話端末1の移動検知部152が実現している。また、携帯端末装置の制限実施手段としての機能は、携帯電話端末1の制限実施部154が実現し、帯端末装置の撮像手段としての機能は、携帯電話端末1のカメラ部127が実現している。また、携帯端末装置の判別手段としての機能は、カメラ映像解析部155が実現し、携帯端末装置の制限解除手段としての機能は、携帯電話端末1の制限解除部156が実現している。また、携帯端末装置のカウント手段と制限制御手段としての機能は、携帯電話端末1の制御部100が実現している。
また、図2、図3のフローチャートに示した処理は、この発明の携帯端末装置の動作制御方法に対応するものである。また、図2、図3のフローチャートに応じた処理を実行するプログラムが、この発明の携帯端末装置の動作制御プログラムである。したがって、図2、図3に示した処理を実行するプログラムを形成し、これを携帯端末装置に搭載して、当該携帯端末装置において実行可能にしておくことにより、この発明の携帯端末装置を容易に実現することができる。
1、1A…携帯電話端末、100…制御部、101…CPU、102…ROM、103…RAM、104…CPUバス、110…記憶装置、111…送受信アンテナ、112…無線通信部、113…受話器、114…送話器、121…キー操作部、122…表示処理部、123…表示部、124…タッチパネル、125…音声出力部、126A…スピーカ、126B…音声出力端子、127…カメラ部、128…マイクロホン、129…音声入力部、131…バイブレータ、132…リンガ、141…加速度センサ、142…GPS部、143…GPSアンテナ、151…動作状態検出部、152…移動検知部、153…警告制御部、154…制限実施部、155…カメラ映像解析部、156…制限解除部

Claims (6)

  1. 使用されている状態か否かを検出する使用検出手段と、
    使用されている状態にあると検出された場合に、自動車で移動中か否かを検出する移動検出手段と、
    自動車で移動中であると検出された場合に、少なくとも実行中の機能を停止させる制限実施手段と、
    撮像手段と、
    前記制限実施手段により前記少なくとも実行中の機能を停止させた後、前記撮像手段を通じて撮影される映像を解析し、自機の使用者が運転者か否かを判別する判別手段と、
    自機の使用者が運転者でないと判別された場合に、停止させた前記機能を回復させる制限解除手段と
    を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項1に記載の携帯端末装置であって、
    停止させる前記少なくとも実行中の機能は、少なくとも表示手段への情報の表示機能を含むことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載の携帯端末装置であって、
    前記制限実施手段によって、前記少なくとも実行中の機能を停止させ、停止させた前記機能を前記制限解除手段によって回復させない場合をカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段でのカウント値が所定の値になった場合に、実行可能な機能の制限を行うように制御する制限制御手段と
    を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  4. 請求項3に記載の携帯端末装置であって、
    前記制限制御手段は、前記カウント手段でのカウント値が所定の値になった場合に、前記実行可能な機能の制限に加えて、当該状況の所定機関への通知を行うように制御することを特徴とする携帯端末装置。
  5. 撮像手段を備えた携帯端末装置で用いられる動作制御方法であって、
    使用検出手段を通じて、使用されている状態か否かを検出する使用検出工程と、
    使用されている状態にあると検出された場合に、移動検出手段を通じて、自動車で移動中か否かを検出する移動検出工程と、
    自動車で移動中であると検出された場合に、制限実施手段を通じて、少なくとも実行中の機能を停止させる制限実施工程と、
    前記制限実施工程において少なくとも実行中の機能を停止させた後に、判別手段が、前記撮像手段を通じて撮影される映像を解析し、自機の使用者が運転者か否かを判別する判別工程と、
    自機の使用者が運転者でないと判別された場合に、制限解除手段を通じて、停止させた前記機能を回復させる制限解除工程と
    を有することを特徴とする携帯端末装置の動作制御方法。
  6. 撮像手段を備えた携帯端末装置に搭載されるコンピュータで実行される動作制御プログラムであって、
    使用検出手段を通じて、使用されている状態か否かを検出する使用検出ステップと、
    使用されている状態にあると検出された場合に、移動検出手段を通じて、自動車で移動中か否かを検出する移動検出ステップと、
    自動車で移動中であると検出された場合に、制限実施手段を通じて、少なくとも実行中の機能を停止させる制限実施ステップと、
    前記制限実施工程において少なくとも実行中の機能を停止させた後に、判別手段が、前記撮像手段を通じて撮影される映像を解析し、自機の使用者が運転者か否かを判別する判別ステップと、
    自機の使用者が運転者でないと判別された場合に、制限解除手段を通じて、停止させた前記機能を回復させる制限解除ステップと
    を有することを特徴とする携帯端末装置の動作制御プログラム。
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