JP5748361B2 - 加湿用フィルター積層体 - Google Patents
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Description
(1)フィルター基材に複数の突起部を備えられてなり、複数枚を積層して加湿用フィルター積層体として使用される加湿用フィルターにおいて、該突起部が、基材の一部を押圧することによって形成されてなることを特徴とする加湿用フィルター。
(2)(1)記載の加湿用フィルターを積層してなる加湿用フィルター積層体において、隣接した加湿用フィルターの突起部が、互いに重ならないように備えられている加湿用フィルター積層体。
(3)隣接した加湿用フィルターの突起部が、互いに異なる位置に備えられている(2)記載の加湿用フィルター積層体。
(4)円周方向に(90/N)°ずれた位置に突起部を備えたN種類(ただし、Nは2以上の整数)の加湿用フィルターが順番に積層されてなる(3)記載の加湿用フィルター積層体。
(5)加湿用フィルターに位置合わせ用マークが設けられている(2)〜(4)のいずれか記載の加湿用フィルター積層体。
(6)加湿用フィルターの中心部に通軸用の孔が設けられている(2)〜(5)のいずれか記載の加湿用フィルター積層体。
(7)加湿用フィルターの中心部に通軸用の孔が設けられていて、該孔を円周方向に(90/N)°回転させたときの形状と回転前の孔の形状が合同ではない(4)記載の加湿用フィルター積層体。
(8)加湿用フィルターの突起部が片面のみに形成され、かつ、該突起部が同一方向を向くように、加湿用フィルターが積層されてなる(2)〜(7)のいずれか記載の加湿用フィルター積層体。
(9)突起部における最下部の幅よりも長い幅を有する領域が突起部に存在する(1)記載の加湿用フィルター。
(10)突起部は、基材の一部を切り出し、切り出し部の一部を押圧によって折り曲げることにより形成されてなり、折り曲げ線の長さよりも長い幅を有する領域が突起部に存在する(1)記載の加湿用フィルター。
(11)(9)又は(10)記載の加湿用フィルターを積層してなる加湿用フィルター積層体。
(12)突起部における加湿用フィルターの半径方向の長さ>突起部における円周方向の長さ、かつ、突起部における加湿用フィルターの半径方向の長さ<加湿用フィルターの半径である(2)記載の加湿用フィルター積層体。
(13)加湿用フィルターに、空気を通過させるための穴が複数個存在する(2)記載の加湿用フィルター積層体。
(14)加湿用フィルターの外周部の形状が、円周方向において、凹凸形状である(2)記載の加湿用フィルター積層体。
なお、実施例3〜6、8〜10は出願当初は実施例であったが、特許請求の範囲の補正後に実施例ではなくなった参考例である。
(フィルター基材)
厚さ250μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、「PETフィルム」と呼ぶ)を使用した。
下記材料を攪拌機で混合し、親水層用塗装液を作製した。
(日産化学工業社製、商品名:スノーテックス(登録商標)20、20%液) 70部
スチレン・ブタジエン共重合体樹脂
(JSR社製、商品名:3600H、50%液) 30部
シランカップリング剤(3−アミノプロピルジメトキシメチルシラン) 1部
親水層を塗装したPETフィルムに円形(直径141mm)の抜き加工を施し、中心部に通軸用の孔2として開口部(16.1mm×10.1mm)も抜き加工で形成した。図1に示したように、16個の突起部3をフィルター基材10の片面のみに押圧により形成し、円周方向に45°ずれた位置に突起部を備えた2種類の加湿用フィルター1A及び1Bを各58枚作製した。突起部は図7に示したような椀状であり、突起部3の最下部の直径Wを5.0mm、高さHを1.5mmとした。得られた加湿用フィルターには、折れ曲がり等の欠陥は無かった。
2種類の加湿用フィルター1A及び1Bを交互に積層して、全116枚の加湿用フィルターを積層してなる加湿用フィルター積層体を作製した。加湿用フィルターに備えられた高さHの突起部3がスペーサーの役割を果たすため、加湿用フィルターを積層すると、隣接した加湿用フィルター同士に1.5mmの隙間ができ、その隙間に空気が通過するようになった。また、加湿用フィルターの中央部に設けられた開口部(通軸用の孔)2に芯棒を通すことにより、積層した加湿用フィルターがずれることなく固定できた。また、通軸用の孔は、45°回転させた前後で合同となる形状ではないため、突起部3が隣接した加湿用フィルターの凹部に入り込まないように、簡単に積層することができた。
(加湿用フィルター作製)
実施例1で作製した親水層を塗装したPETフィルムに円形(直径141mm)の抜き加工を施し、中心部に通軸用の孔2として開口部(16.1mm×10.1mm)も抜き加工で形成した。図8に示したように、16個の突起部(椀状)をフィルター基材10に押圧により形成した加湿用フィルター1E及び1Fを各々58枚作製した。実線で示した突起部3Aと破線で示した突起部3Bとは、フィルター基材10の反対面にそれぞれ形成されている。また、加湿用フィルター1Eと1Fの突起部は、円周方向に45°ずれている。突起部3A及び3Bにおいて、最下部の直径を5.0mmとし、高さを1.5mmとした。得られた加湿用フィルターには、折れ曲がり等の欠陥は無かった。
フィルター基材10の片面に突起部3Aが形成され、反対面に突起部3Bが形成された2種類の加湿用フィルター1E及び1Fを交互に積層して、全116枚の加湿用フィルターを積層してなる加湿用フィルター積層体を作製した。実施例1と比較して、両面に突起部を形成する手間がかかり、積層する際に表裏面の確認作業が必要となるものの、突起部3A及び3Bがスペーサーの役割を果たすため、加湿用フィルターを積層すると、隣接した加湿用フィルター同士に1.5mmの隙間ができ、その隙間に空気が通過するようになった。また、加湿用フィルターの中央部に設けられた開口部(通軸用の孔)2に芯棒を通すことにより、積層した加湿用フィルターがずれることなく固定できた。また、突起部3A及び3Bが隣接した加湿用フィルターの凹部に入り込むことがなく、積層することができた。
(加湿用フィルター作製)
実施例1で作製した親水層を塗装したPETフィルムに円形(直径141mm)の抜き加工を施し、中心部に通軸用の孔2として開口部(16.1mm×10.1mm)も抜き加工で形成した。図4に示したように、8個の突起部3(椀状)をフィルター基材10の片面のみに押圧により形成した加湿用フィルター1C及び1Dを各々58枚作製した。加湿用フィルター1Cの突起部3と加湿用フィルターDの突起部3が、それぞれ、半径の異なる円周状に備えられていて、隣接した場合に、互いの突起部3は重ならない。なお、突起部3の最下部の直径を5.0mm、高さを1.5mmとした。得られた加湿用フィルターには、折れ曲がり等の欠陥は無かった。
2種類の加湿用フィルター1C及び1Dを交互に積層して、全116枚の加湿用フィルターを積層してなる加湿用フィルター積層体を作製した。加湿用フィルターに備えられた突起部3がスペーサーの役割を果たすため、加湿用フィルターを積層すると、隣接した加湿用フィルター同士に1.5mmの隙間ができ、その隙間に空気が通過するようになった。また、加湿用フィルターの中央部に設けられた開口部(通軸用の孔)2に芯棒を通すことにより、積層した加湿用フィルターがずれることなく固定できた。また、突起部3が隣接した加湿用フィルターの凹部に入り込むことがなく、積層することができた。
(加湿用フィルター作製)
実施例1で作製した親水層を塗装したPETフィルムに円形(直径141mm)の抜き加工を施し、中心部に通軸用の孔2として開口部(直径15.0mmの真円)も抜き加工で形成した。図5(I)に示したように、16個の突起部3(椀状)をフィルター基材10の片面のみに押圧により形成し、円周方向に45°ずれた位置に突起部を備えた2種類の加湿用フィルターを各58枚作製した。突起部3の最下部の直径を5.0mm、高さを1.5mmとした。得られた加湿用フィルターには、折れ曲がり等の欠陥は無かった。
2種類の加湿用フィルターを交互に積層して、全116枚の加湿用フィルターを積層してなる加湿用フィルター積層体を作製した。加湿用フィルターに備えられた突起部3がスペーサーの役割を果たすため、加湿用フィルターを積層すると、隣接した加湿用フィルター同士に1.5mmの隙間ができ、その隙間に空気が通過するようになった。また、加湿用フィルターの中央部に設けられた開口部(通軸用の孔)2に芯棒を通すことにより、積層した加湿用フィルターがずれることなく固定できたが、通軸用の孔2が真円であるため、突起部3が隣接した加湿用フィルターの凹部に入り込まないように、隣接した加湿用フィルターの突起部が45°ずれた状態に調整するのに、時間がかかった。また、加湿用フィルター積層体を回転させたところ、一部の加湿用フィルターが芯棒の周りを回転して、突起部3が隣接した加湿用フィルターの凹部に入り込むことがあった。
(加湿用フィルター作製)
実施例1で作製した親水層を塗装したPETフィルムに円形(直径141mm)の抜き加工を施し、中心部に通軸用の孔2として開口部(一辺5.7mmの正八角形)も抜き加工で形成した。図6(I)に示したように、16個の突起部3(椀状)をフィルター基材10の片面のみに押圧により形成し、円周方向に45°ずれた位置に突起部を備えた2種類の加湿用フィルターを各58枚作製した。突起部3の最下部の直径を5.0mm、高さを1.5mmとした。また、位置合わせ用マーク11(底辺5.0mm、高さ10.0mmの二等辺三角形)をフィルター基材10の片側に印刷によって設けた。得られた加湿用フィルターには、折れ曲がり等の欠陥は無かった。
2種類の加湿用フィルターを交互に積層して、全116枚の加湿用フィルターを積層してなる加湿用フィルター積層体を作製した。加湿用フィルターに備えられた突起部3がスペーサーの役割を果たすため、加湿用フィルターを積層すると、隣接した加湿用フィルター同士に1.5mmの隙間ができ、その隙間に空気が通過するようになった。また、加湿用フィルターの中央部に設けられた開口部(通軸用の孔)2に芯棒を通すことにより、積層した加湿用フィルターがずれることなく固定できた。さらに、位置合わせ用マーク11を合わせるように積層することで、突起部3が隣接した加湿用フィルターの凹部に入り込むことがなく、積層することが簡単にできた。また、加湿用フィルター積層体を回転させた場合、加湿用フィルターが芯棒の周りを回転することは無かった。
(加湿用フィルター作製)
実施例1で作製した親水層を塗装したPETフィルムに円形(直径141mm)の抜き加工を施し、中心部に通軸用の孔2として開口部(16.1mm×10.1mm)も抜き加工で形成した。図1の1Aに示したように、16個の突起部3(椀状)をフィルター基材10の片面のみに押圧により形成した1種類の加湿用フィルターを116枚作製した。図7に示したように、突起部3の最下部の直径Wを5.0mm、高さTを1.5mmとした。得られた加湿用フィルターには、折れ曲がり等の欠陥は無かった。
116枚の加湿用フィルター1Aを積層してなる加湿用フィルター積層体を作製した。加湿用フィルターには、突起部3が備えられているものの、隣接した加湿用フィルターの凹部に入り込んでしまう場所があり、その場所では、スペーサーの役割を果たすことができず、加湿用フィルター間に空気が通過しにくかった。
(加湿用フィルター作製)
図18に示したように、円形(厚さ250μm、直径141mm)のフィルター基材10の中心部に、高さ1.5mm、直径30.0mmの凸状の突起部3を1つだけ形成し、通軸用の孔2として開口部(直径15.0mmの真円)を抜き加工で形成した加湿用フィルターを116枚作製した。図19は、図18の点線UVにおける概略断面図である。
116枚の加湿用フィルターを積層してなる加湿用フィルター積層体を作製した。加湿用フィルターの中心部には、突起部3が備えられているものの、ほぼ全ての隣接した加湿用フィルター同士が水の表面張力で貼り付いてしまい、加湿用フィルター間に空気が通過しにくかった。
(フィルター基材)
厚さ250μmのPETフィルムを使用した。
スチレン・ブタジエン共重合体樹脂(JSR社製、商品名:3600H、50%液)39.3部を攪拌しつつ、水を追加して固形分濃度が39.3%のアンカー層用塗装液を作製した。
下記材料を攪拌機で混合し、親水層用塗装液を作製した。
コロイダルシリカ
(日産化学工業社製、商品名:スノーテックス(登録商標)20、20%液) 70部
スチレン・ブタジエン共重合体樹脂
(JSR社製、商品名:3600H、50%液) 30部
シランカップリング剤(3−アミノプロピルジメトキシメチルシラン) 1部
上記PETフィルムを上記アンカー層用塗装液に浸漬して取り出し後、乾燥して、厚さ1μmのアンカー層を両面に塗装した。該アンカー層塗装品を、上記親水層用塗装液に浸漬して取り出し後、乾燥して、厚さ3μmの親水層を両面に塗装した。親水層を塗装したPETフィルムに円形(直径150mm)の抜き加工を施し、中心部の開口部2(10.0mm×15.0mm)も抜き加工によって施した。図20(11A)のように、4つの突起部3を押圧により形成し、加湿用フィルターとした。図20(11A)において、点線XYで切断した突起部3の断面図を図20(11B)に示した。突起部において、最下部の幅を5.0mm、最大幅を9.0mm、高さを1.5mmとした。得られた加湿用フィルターには、折れ曲がり等の欠陥は無かった。
上記加湿用フィルターを51枚積層して加湿用フィルター積層体を作製した。加湿用フィルターに備えられた1.5mmの突起部の高さがスペーサーの役割を果たすため、加湿用フィルターを積層すると、加湿用フィルター同士に1.5mmの隙間ができ、その隙間に空気が通過するようになった。また、加湿用フィルターの中央部に設けられた開口部に芯棒を通すことにより、積層した加湿用フィルターがずれることなく固定できた。また、突起部が隣接した加湿用フィルターの凹部に入り込むことがなく、簡単に積層することができた。
実施例7と同様に、加湿用フィルターを作製していき、図21に示したように、突起部4のみ、フィルター基材の一部を切り出し、折り曲げ線に沿って、押圧によって、フィルター基材に対して90°の角度で折り曲げることで形成した。折り曲げ線の長さが5.0mm、突起部の最大幅が10.0mm、突起部の高さが1.5mmとした。得られた加湿用フィルターには、折れ曲がり等の欠陥は無かった。フィルター基材の一部を折り曲げて突起部を作ることで、加湿用フィルターに通風口ができ、風が通りやすくなるため、少ない風量で加湿量を出すことが可能となるだけでなく、容易に突起部が作製できた。また、突起部が隣接した加湿用フィルターの切り込みに入り込むことがなく、簡単に積層することができた。
実施例7と同様に、加湿用フィルターを作製していき、4つの突起部を、基材の一部を押圧して形成し、加湿用フィルターとした。この突起部は、図22に示したように、最上部に凹みを有し、該凹みの突起幅は7.0mm、最下部の幅は5.0mm、最大幅は10.0mm、高さは1.5mmである。得られた加湿用フィルターには、折れ曲がり等の欠陥は無かった。この加湿用フィルターを積層して加湿用フィルター積層体を作製した場合、風が通りやすい、隣接した加湿用フィルターの凹部に突起部が入り込まないという効果のほかに、上記凹みの突起で隣接した加湿用フィルターと接していることから、凹みが存在しない実施例7の場合よりも隣接した加湿用フィルターと接する面積が増えるため、加湿用フィルターが回転しても、歪みが少ないという効果も得られた。
実施例8と同様に、加湿用フィルターを作製していき、突起部のみ、フィルター基材の一部を切り出し、折り曲げ線に沿って、基材に対して90°の角度で、押圧によって折り曲げることで形成した。この突起部は、図23に示したように、折り曲げ線の長さが5.0mm、突起部の最大幅が10.0mm、高さ1.5mmとした。フィルター基材の一部を折り曲げて突起部を作ることで、フィルター基材に通風口が出き、風が通りやすくなるため、少ない風量で加湿量を出すことが可能となるだけでなく、容易に突起部を作製することが可能となる。また、突起部が隣接した加湿用フィルターの凹部に入り込むことがなく、簡単に積層することができた。なお、突起部の形状に丸みを付けることで、使用者の安全性が向上するという効果も得られた。
1B 加湿用フィルター(加湿用フィルター1Aと比較して、円周方向に45°ずれた位置に突起部を備えている)
1C 加湿用フィルター
1D 加湿用フィルター(加湿用フィルター1Cと隣接させた場合、互いの突起部が重ならない)
1E 加湿用フィルター(フィルター基材の両面に突起部を備えている)
1F 加湿用フィルター(加湿用フィルター1Eと隣接させた場合、互いの突起部が重ならない)
2 通軸用の孔(開口部)
3 突起部
3A 突起部
3B 突起部(突起部3Aとは反対面に形成されている)
4 突起部(フィルター基材の一部を切り出し、押圧により、折り曲げて形成)
5 突起部の折り曲げ線
6 フィルター積層体
7 空気を通過させるための穴
10 フィルター基材
20 水槽
21 水面
22 加湿用フィルター積層体の回転方向を示す矢印
23 風の流れを示す矢印
11A 加湿用フィルター(突起部は、フィルター基材の一部を押圧により形成)
11B 突起部3の断面図
Claims (5)
- フィルター基材に複数の突起部を備えられてなり、該突起部が基材の一部を押圧することによって形成されてなる加湿用フィルターを、複数枚積層してなる加湿用フィルター積層体において、
隣接した加湿用フィルターの突起部が、互いに重ならないように、互いに異なる位置に備えられていて、
円周方向に(90/N)°ずれた位置に突起部を備えたN種類(ただし、Nは2以上の整数)の加湿用フィルターが順番に積層されてなり、
加湿用フィルターの中心部に通軸用の孔が設けられていて、該孔を円周方向に(90/N)°回転させたときの形状と回転前の孔の形状が合同ではないことを特徴とする加湿用フィルター積層体。 - 加湿用フィルターに位置合わせ用マークが設けられている請求項1記載の加湿用フィルター積層体。
- 加湿用フィルターの突起部が片面のみに形成され、かつ、該突起部が同一方向を向くように、加湿用フィルターが積層されてなる請求項1又は2記載の加湿用フィルター積層体。
- 加湿用フィルターに、空気を通過させるための穴が複数個存在する請求項1記載の加湿用フィルター積層体。
- 加湿用フィルターの外周部の形状が、円周方向において、凹凸形状である請求項1記載の加湿用フィルター積層体。
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