JP5746990B2 - X線撮影装置 - Google Patents

X線撮影装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5746990B2
JP5746990B2 JP2012034925A JP2012034925A JP5746990B2 JP 5746990 B2 JP5746990 B2 JP 5746990B2 JP 2012034925 A JP2012034925 A JP 2012034925A JP 2012034925 A JP2012034925 A JP 2012034925A JP 5746990 B2 JP5746990 B2 JP 5746990B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray imaging
ray
imaging member
turning
motion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012034925A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013169329A (ja
Inventor
照美 竹本
照美 竹本
友江 剛
剛 友江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Original Assignee
Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshida Dental Mfg Co Ltd filed Critical Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Priority to JP2012034925A priority Critical patent/JP5746990B2/ja
Priority to US14/378,508 priority patent/US9510795B2/en
Priority to PCT/JP2013/052946 priority patent/WO2013125361A1/ja
Priority to EP13751245.5A priority patent/EP2818114B1/en
Publication of JP2013169329A publication Critical patent/JP2013169329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5746990B2 publication Critical patent/JP5746990B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • A61B6/51
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/02Devices for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
    • A61B6/027Devices for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis characterised by the use of a particular data acquisition trajectory, e.g. helical or spiral
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/02Devices for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
    • A61B6/03Computerised tomographs
    • A61B6/032Transmission computed tomography [CT]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/44Constructional features of apparatus for radiation diagnosis
    • A61B6/4429Constructional features of apparatus for radiation diagnosis related to the mounting of source units and detector units
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/44Constructional features of apparatus for radiation diagnosis
    • A61B6/4476Constructional features of apparatus for radiation diagnosis related to motor-assisted motion of the source unit
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/56Details of data transmission or power supply, e.g. use of slip rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/56Details of data transmission or power supply, e.g. use of slip rings
    • A61B6/563Details of data transmission or power supply, e.g. use of slip rings involving image data transmission via a network
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/58Testing, adjusting or calibrating apparatus or devices for radiation diagnosis
    • A61B6/587Alignment of source unit to detector unit
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/58Testing, adjusting or calibrating apparatus or devices for radiation diagnosis
    • A61B6/588Setting distance between source unit and detector unit
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/06Diaphragms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/58Testing, adjusting or calibrating apparatus or devices for radiation diagnosis
    • A61B6/589Setting distance between source unit and patient

Description

本発明は、X線照射部材から放射されて被写体を透過したX線束を受光するX線撮像部材で得られた画像データに基づいて被写体のX線画像を生成するX線撮影装置に関する。そして、該X線撮影装置は、例えば歯科診療に使用される。
例えば、歯科診療用のX線撮影装置として、被写体にX線束を照射するX線照射部材と、被写体を透過したX線束を受光する受光面が設けられたX線撮像部材と、X線照射部材およびX線撮像部材に被写体の周りで旋回運動を行わせる駆動装置とを備え、CT撮影およびパノラマ撮影が可能なものは知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平10−225455号公報 特開2003−175031号公報(図14)
X線撮影装置によりCT撮影およびパノラマ撮影を可能とするために、CT撮影に使用されるX線撮像部材が使用される場合、CT撮影用のX線撮像部材は、広範囲な受光面を有するために、高価であることから、そのようなX線撮像部材を備えるX線撮影装置が高額になる。
また、広範囲な受光面を得るためにX線撮像部材に高速で局所運動を行わせる場合には、X線撮像部材を駆動する電力の供給や信号の送受信を行うケーブルの接続不良やノイズが発生するという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、第1に、X線照射部材およびX線撮像部材を備えるX線撮影装置において、X線撮像部材に旋回運動とは異なる局所運動を行わせて広範囲な受光面を獲得しX線撮影装置のコスト削減を図ることを目的とする。
本発明は、第2に、X線撮像部材に旋回運動とは異なる局所運動を行わせる場合におけるケーブルの接続不良やノイズの発生を抑制して検出精度を向上し信頼性および耐久性を高めることを目的とする。
請求項1に係る発明は、被写体にX線束を照射するX線照射部材と、前記被写体を透過した前記X線束を受光する受光面が設けられたX線撮像部材と、前記X線照射部材および前記X線撮像部材に前記被写体の周りで旋回中心線を中心とした旋回運動を行なわせる旋回駆動装置と、前記旋回駆動装置を制御する本体制御装置とを備えるX線撮影装置において、前記X線撮像部材に所定方向での移動幅で、前記旋回運動とは異なる局所運動を行わせるべく、前記制御装置により制御される副駆動装置と、前記X線撮像部材に供給する電力を蓄電する蓄電手段と、この蓄電手段に電力を供給する電力供給手段と、を備え、前記X線撮像部材と前記蓄電手段とが結線され、前記副駆動装置により前記蓄電手段と前記X線撮像部材が相対的に移動せずに一体として前記局所運動を行わせ、前記電力供給手段は、前記蓄電手段と結線された発電手段であり、この発電手段は、前記蓄電手段および前記X線撮像部材に対して相対的に移動せずに一体として局所運動を行う位置に配設され、前記局所運動は、回転運動であり、前記発電手段は、前記回転運動による回転力を利用して発電することを特徴とする。
これによれば、副駆動装置により駆動されて局所運動を行うX線撮像部材の、所定方向での移動幅に比べて、該所定方向でのX線撮像部材の受光面の幅が小さいことから、移動幅に相当する大きさの受光面を有するX線撮像部材に比べて安価なX線撮像部材を使用できるので、X線撮影装置のコストを削減できる。
また、前記X線撮像部材に供給する電力を蓄電する蓄電手段を設けたことで、前記蓄電手段から前記X線撮像部材に電力を安定して供給することができる。そして、前記蓄電手段と前記X線撮像部材が相対的に移動せずに一体として前記局所運動を行わせることで、前記X線撮像部材と前記蓄電手段との間では相対的な移動が生じないので結線の断線や接触不良を確実に防止することができる。
このようにして、本発明は、X線撮像部材に旋回運動とは異なる局所運動を行わせて広範囲な受光面を獲得しX線撮影装置のコスト削減を図りながら、X線撮像部材に旋回運動とは異なる局所運動を行わせる場合におけるケーブルの接続不良やノイズの発生を抑制し、信頼性および耐久性の向上を図ることができる。
また、発電手段、前記蓄電手段および前記X線撮像部材が相対的に移動せずに一体として前記局所運動を行わせることで、前記X線撮像部材と前記蓄電手段との結線の断線や接触不良を確実に防止することができる。
また、X線撮影装置の回転運動を利用して発電することで、X線撮像部材の近傍で発電することができるため、発電手段、前記蓄電手段および前記X線撮像部材が相対的に移動せずに一体として前記局所運動を行わせることが容易となり、前記X線撮像部材と前記蓄電手段との結線の断線や接触不良を確実に防止することができる。
さらに、X線撮像部材の局所運動が回転運動であるので、該X線撮像部材が円弧運動または直線運動を行うときに発生する一時停止や該一時停止後の再始動の動作をなくすことができる。この結果、X線撮像部材に作用する加速度・減速度を減少させることができるので、該加速度・減速度に基づく慣性力を低減できることから、該慣性力に起因するX線撮像部材の振動を低減できて、X線撮像部材の耐久性の向上が可能になる。さらに、X線撮影の開始から終了までの間のX線撮像部材の一時停止や再始動の動作のための速度低下を抑制できるので、被動部材の高速化によるX線撮影作業の効率の向上が可能になる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のX線撮影装置であって、前記X線撮像部材が受光したX線束を画像データとして検出するデータ検出回路と、前記本体制御装置に配設され前記データ検出回路で検出した画像データを処理する画像処理装置と、この画像処理装置と前記データ検出回路との間でデータを無線で通信する送受信装置と、を備えたことを特徴とする。
これによれば、データ検出回路と本体制御装置との送受信を無線で行うことで、無線による電力の伝送に加えて、データの送受信も無線で行うため、ケーブルの接続不良やノイズの発生を総合的に抑制し、高い信頼性および耐久性を確保することができる。
本発明に係るX線照射部材およびX線撮像部材を備えるX線撮影装置は、第1に、X線照射部材およびX線撮像部材を備えるX線撮影装置において、X線撮像部材に旋回運動とは異なる局所運動を行わせて広範囲な受光面を獲得しX線撮影装置のコスト削減を図ることができる。
本発明に係るX線照射部材およびX線撮像部材を備えるX線撮影装置は、第2に、X線撮像部材に旋回運動とは異なる局所運動を行わせる場合におけるケーブルの接続不良やノイズの発生を抑制して検出精度を向上し信頼性および耐久性を高めることができる。
本発明の第1実施形態を示し、X線撮影装置の要部模式図での正面図である。 図1のX線撮影装置のX線撮像部材付近の要部模式図であり、(a)は、断面図を含む側面図であり、(b)は、(a)の要部下平面図である。 X線撮像部材周りのセンサ部の構成を示す断面図である。 発電装置の動作を示す模式的斜視図である。 センサ部と本体制御部との関係を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態の変形例を示す図であり、(a)は光電変換手段を採用した例を示す斜視図、(b)は無線電力伝送を採用した例を示すブロック図である。 図1のX線撮影装置のアームが1つの旋回位置を占めるときのX線撮像部材の局所回転運動を説明する模式図であり、(a)は、上平面図であり、(b)は、正面図である。 図1のX線撮影装置により、CT撮影が行われるときの旋回運動および局所回転運動を説明する要部模式図での上平面図である。 本発明の第1実施形態の第1変形例を示し、図3(a)に対応する図である。 本発明の第2実施形態を示し、(a)は、図3(a)に対応し、(b)は、図3(b)に対応する図である。 本発明の第3実施形態に係るX線撮像部材の局所運動が円弧運動である場合の適用例を示す正面図である。 本発明の第3実施形態を示す要部拡大図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明の第3実施形態に係る円弧移動手段の動作を示す底面図である。 本発明の第3実施形態に係るX線撮像部材の動作を示す平面図である。
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図8を参照しながら説明する。
図1を参照すると、この第1実施形態に係るX線撮影装置1は、撮影対象を人間として、医療としての歯科診療に使用される。
X線撮影装置1は、本体装置200と、本体装置200を支持するフレーム310を有する支持装置300と、支持装置300に配設された本体制御装置400と、本体装置200と本体制御装置400との間で通信する送受信装置4と、を備える。
支持装置300は、X線撮影装置1が設置される構造物(図示されず)に据え付けられ、フレーム310は、支持装置300において上下方向に位置調整可能に本体装置200を支持する。別の例として、本体装置200は、それ自体をフレーム310に対して上下方向に位置調整可能とするための機構を備えていてもよい。
<本体装置>
本体装置200は、被写体K(例えば、歯列弓、歯列弓を含む頭部)にX線束Xaを照射するX線照射部材10と、被写体Kを透過したX線束Xaを受光する受光面7aが設けられたX線撮像部材7と、X線照射部材10によるX線束Xaの照射方向で被写体Kを挟んで配置されたX線照射部材10およびX線撮像部材7を支持する支持部材としてのアーム15と、X線照射部材10およびX線撮像部材7に被写体Kの周りで旋回中心線Laを中心とした旋回運動を行わせるべくアーム15を旋回させる旋回駆動装置20と、被動部材としてのX線撮像部材7に旋回運動とは異なる局所運動としての回転運動である局所回転運動を行わせる撮像側駆動装置30および回転機構50と、X線撮像部材7を駆動するために必要な電力を蓄電する蓄電手段2と、蓄電手段2に電力を供給する電力供給手段である発電機3と、X線撮像部材7が取得した画像データを検出するデータ検出回路71と、を備えている。
ここで、旋回駆動装置20と、この実施形態では撮像側駆動装置30および回転機構50からなる副駆動装置と、後記駆動部材13とは、X線撮影装置1の駆動装置を構成する。
送受信装置4は、本体装置200に配設されたセンサ部送受信装置4aと、本体制御装置400に配設された本体部送受信装置4bと、を備え、本体制御装置400(画像処理装置)とデータ検出回路71との間でデータを無線で通信する。
本体装置200において、便宜上、X線撮像部材7と、蓄電手段2と、電力供給手段である発電機3と、データ検出回路71と、センサ部送受信装置4aを含むユニットをセンサ部210(図5参照)という。
<X線照射部材>
アーム15の照射側支持部15bに支持されるX線照射部材10は、X線を放射するX線源11aを有するX線放射部材11と、X線源11aからのX線束をスリット状のX線束Xaに形成するX線束形成部材としてのスリット部材12とを有する。スリット部材12は、X線束Xaの照射範囲および照射方向を規定するコリメータ12cと、該コリメータ12cで形成されたX線束を通過させるスリット12aとから構成される放射部を有する。このため、X線束Xaが放射されるコリメータ12cおよびスリット12aと、受光面7aとは、アーム15において、X線束Xaの照射方向で被写体Kを挟む位置にある(図7も参照)。
X線放射部材11およびスリット部材12は、アーム15に設けられると共に本体制御装置400により制御される駆動部材13により駆動されて、回転運動または直線運動を行い、アーム15に対して相対的に移動可能である。
より具体的には、駆動部材13は、X線源11a、コリメータ12cおよびスリット12aを、X線源11a、コリメータ12c、スリット12a、被写体Kおよび受光面7aが一直線上に位置する状態を保ちながら、前記局所回転運動を行う受光面7aに追従するように移動させる。そして、この実施形態では、駆動部材13は、X線源11a、コリメータ12cおよびスリット12aに、X線源11aを通ると共に旋回中心線Laに平行な放射中心線Lbを中心とした回転運動を行わせ、X線源11a、コリメータ12cおよびスリット12aは円弧状または周方向に移動する。別の例として、駆動部材13は、X線源11a、コリメータ12cおよびスリット12aに直線運動を行わせてもよい。
<X線撮像部材>
受光面7aを有するX線撮像部材7は、CMOSセンサ、CdTeセンサ、CCDセンサなどのイメージセンサで構成される2次元X線撮像部材であり、以下の実施形態では、その一例としてのCMOSセンサである。
図2に示されるように、受光面7aは、その長手方向での幅W1が、該長手方向に直交する方向での幅W2に比べて長い細長形状である。X線撮像部材7がアーム15に支持された状態で、受光面7aの長手方向は、第1実施形態では、旋回中心線Laにほぼ平行な方向である。
なお、明細書および特許請求の範囲において、「ほぼ」との表現は、「ほぼ」との修飾語がない場合を含むと共に、「ほぼ」との修飾語がない場合とは厳密には一致しないものの、「ほぼ」との修飾語がない場合と比べて作用効果に関して有意の差異がない範囲を意味する。
図1を参照すると、旋回駆動装置20は、フレーム310に設けられてアーム15を回転させる旋回用アクチュエータとしてのサーボモータ21と、サーボモータ21により回転駆動されると共に旋回中心線Laに直交する2次元平面としての水平面上でアーム15を移動させる2次元駆動装置としてのXYテーブル22と、減速機構を有すると共にサーボモータ21の駆動力をXYテーブル22に伝達する伝達機構23と、伝達機構23およびXYテーブル22を介してサーボモータ21をアーム15に連結する連結部としての連結軸24とを備える。アーム15は、伝達機構23、XYテーブル22および連結軸24を介して、サーボモータ21により回転駆動されて旋回中心線Laを中心に回転し、X線照射部材10およびX線撮像部材7を旋回させる。
ここで、「旋回」は、旋回中心線Laを中心に1周以上する場合および1周未満の場合を含む。また、伝達機構23が有する前記減速機構および後記伝達機構33,52が有する減速機構および減速機構48(図2参照)は、例えばウォームギヤ機構により構成される。
<撮像側駆動装置>
図1,図2を参照すると、アーム15に設けられる撮像側駆動装置30は、撮像側アクチュエータであるサーボモータ31と、X線撮像部材7を保持する保持部材32と、減速機構を有すると共にサーボモータ31の駆動力を保持部材32に伝達する伝達機構33とを備える。そして、X線撮像部材7および受光面7aは、伝達機構33および保持部材32を介してサーボモータ31により回転駆動されて、旋回中心線La以外の直線である回転中心線Lcを中心とする局所回転運動(図7参照)を行う。
図7を併せて参照すると、この局所回転運動は、回転中心線Lcを中心とする径方向での回転中心線LcとX線撮像部材7との間隔d1または後記所定間隔d2に基づいて規定され、旋回中心線La(図1参照)を中心とする周方向を所定方向としたとき、該所定方向において移動幅Mwの範囲内での運動となる。そして、前記所定方向である周方向での受光面7aの幅である幅W2は、移動幅Mwよりも小さい。また、局所回転運動において、受光面7aは、その長手方向が旋回中心線Laにほぼ平行となる状態で、したがって旋回中心線Laに平行な方向である旋回中心線方向(この実施形態では、上下方向でもある。)に細長い状態で回転する。
また、回転中心線Lcは、アーム15に対してX線撮像部材7が回転中心線Lcの周りに1周する場合に、被写体KがX線束Xaの照射方向でX線照射部材10のスリット12aとX線撮像部材7の受光面7aとの間に常に位置するように配置される。
図2を参照すると、保持部材32は、アーム15の撮像側支持部15cに回転中心線Lcを中心に回転可能に支持されて、該回転中心線Lcを中心に回転する。そして、この保持部材32には、X線撮像部材7が、回転中心線Lcから所定間隔d2を置いて位置する従回転中心線である自転中心線Leを中心に回転可能に支持される。
より具体的には、保持部材32は、伝達機構33を介してサーボモータ31により回転駆動される第1基体41と、自転中心線Leを中心としてX線撮像部材7を回転可能に支持すると共に第1基体41に回転中心線Lcの径方向に移動可能に支持される第2基体42と、第1,第2基体41,42を連結すると共に回転中心線Lcの径方向に伸縮可能な連結部材43と、該連結部材43を回転中心線Lcの径方向に伸縮させる間隔調整用アクチュエータとしてのサーボモータ47と、X線撮像部材7と受光面7aとを自転中心線Leを中心に回転駆動する回転機構50とを備える。連結部材43は、回転中心線Lcと自転中心線Leとの所定間隔d2を規定する。
ここで、本実施形態においては、「局所運動」は、回転機構50による局所回転(自転)運動を含めて構成され、撮像側駆動装置30による局所回転運動および、回転機構50による局所回転(自転)運動を含めて、副駆動装置が構成されている。
回転機構50は、第1基体41に回転可能に支持されると共に自転用アクチュエータとしてのサーボモータ51と、減速機構を有する伝達機構52と、該伝達機構52を介してサーボモータ51により回転駆動されてX線撮像部材7を回転させる伝動機構53とを備える。
そして、伝動機構53は、駆動部としての駆動プーリ54と、第2基体42に回転可能に支持されると共にX線撮像部材7が固定されて設けられる被動部としての被動プーリ55と、第1基体41に回転可能に支持されるアイドルプーリ56と、これらプーリ54,55,56に掛け渡された無端伝動帯としてのベルト57とを備える。アイドルプーリ56は、付勢部材としてのバネ58により付勢されて、ベルト57に張力を付与するテンショナとして機能する。
駆動プーリ54の回転中心線は、回転中心線Lcと同軸であるが、別の例として該回転中心線Lcに平行であってもよい。また、被動プーリ55の回転中心線は自転中心線Leである。
連結部材43は、第1基体41に設けられる第1連結部44と、第1連結部44に対して回転中心線Lcの径方向に相対的に直線状に移動可能であると共に第2基体42に設けられる第2連結部45とを有する。この実施形態では、第1連結部44は、第1基体41に回転可能に支持されると共にサーボモータ47により回転駆動されるネジ棒44aから構成される。また、第2連結部45は、該ネジ棒44aに螺合する螺合部45aと、ネジ棒44aとの接続部としての該螺合部45aを回転可能に支持すると共に第2基体42に固定されていて螺合部45aおよび第2基体42と一体に径方向に移動する連結棒45bとから構成される。
サーボモータ47が伝達機構としての減速機構48を介してネジ棒44aを回転駆動することにより、螺合部45aが回転して第1連結部44に沿って第2連結部45が回転中心線Lcの径方向に移動することで、間隔d1および所定間隔d2が変更される。
それゆえ、連結部材43とサーボモータ47と減速機構48とは、回転中心線LcとX線撮像部材7の受光面7aとの間の間隔d1および所定間隔d2を変更可能な間隔調整機構49を構成する。
したがって、サーボモータ47を作動させることで連結部材43の長さを変更して間隔d1および所定間隔d2を変更することにより、移動幅Mw(図7(a)参照)を変更することができ、アーム15の旋回位置P(図7(a)、図8参照)を変更することなく、局所回転運動をする受光面7aでの撮影面積を変更できる。例えば、図2に示されている状態よりも連結部材43を長くすることで、受光面7aの移動幅Mwおよび撮影面積が、図7(a)に示される場合の移動幅Mwおよび撮影面積よりも大きくなる。
なお、第1実施形態では、局所回転運動をしているX線撮像部材7の任意の位置および旋回運動をしているアーム15の任意の旋回位置Pにおいて、連結部材43の長さは一定である。
図7を併せて参照すると、サーボモータ51は、受光面7aが被写体Kを透過したX線束Xaを常に受光できるように、受光面7aを放射方向で被写体Kを挟んでスリット12aに向ける。そのために、サーボモータ51は、動作制御装置60により制御されることで、X線撮像部材7の局所回転運動に同期して、駆動プーリ54を回転駆動し、さらには被動プーリ55を回転駆動する。駆動プーリ54および被動プーリ55の回転速度は、この実施形態では等しく設定されるが、異なる回転速度に設定されてもよい。
サーボモータ51により駆動される受光面7aは、局所回転運動による運動経路M(図7(a)には、運動経路Mの概略の外周が示されている。)上の任意の位置で、旋回中心線方向から見て旋回中心線Laおよび回転中心線Lcを通る直線に直交する平面に平行となるように自転する。別の例として、受光面7aが常に放射中心線Lbを向くように自転してもよい。
さらに、別の例として、回転機構50が、サーボモータ51の代わりに、サーボモータ31の回転を駆動プーリ54に伝達する連動機構(例えば、ギヤ機構により構成される。)を備え、サーボモータ31が該連動機構を介してX線撮像部材7の局所回転運動に同期して駆動プーリ54を回転駆動してもよい。かかる構成によれば、電力を供給しなければならないサーボモータ51を使用せずに、サーボモータ31の回転を機械的に伝達することで、サーボモータ51の電線の撚れを回避することができる。
このため、図7に示されるように、旋回駆動装置20(図1参照)により駆動されるアーム15が、したがってX線照射部材10およびX線撮像部材7が、旋回位置Pを占める状態で、X線撮像部材7は、回転中心線Lcを中心に回転する(図7には、ほぼ90°間隔での位置が示されている。)。また、受光面7aの回転位置に応じて、X線照射部材10が旋回中心線Laを中心とした周方向に、駆動部材13(図1参照)により回転駆動されて、スリット12aと受光面7aとが、被写体Kを挟んでX線束Xaの照射方向で対向する位置まで移動する。
<蓄電手段>
蓄電手段2は、発電機3に一体として配設され、発電機3で発電した電力を蓄えて、センサ部210(図5参照)に配設されたX線撮像部材7、データ検出回路71、およびセンサ部送受信装置4aに電力を供給するための充電装置であり、充電式のリチウムイオン電池(リチウムイオン蓄電池)、電気二重層コンデンサ、ニッケル水素電池、NiCd電池、鉛電池等の充電が可能な蓄電池を適宜採用することができる。電気二重層コンデンサやリチウムイオン蓄電池は特に体積当たりのエネルギー量が優れているため、軽量化およびコンパクト化を図ることができる。
<電力供給手段>
電力供給手段である発電機3は、回転エネルギーを電気エネルギーに変換して蓄電手段2に供給する装置であり、図3に示すように、ステータ3aが固定された軸部材3bと、軸部材3bに回転自在に装着されプーリ55に一体として連結されたロータ3cと、を備えている。
発電機3は、図4に示すように、サーボモータ51によりX線撮像部材7を自転させる回転エネルギーを利用してプーリ55と一体に連結されたロータ3cをステータ3aの周りで回転させて発電し蓄電手段2に供給する。
かかる構成により、発電機3のロータ3c、蓄電手段2、およびX線撮像部材7が一体として回転するため、X線撮像部材7に旋回運動とは異なる局所運動を行わせる際における結線の断線や接触不良を確実に防止することができる。
なお、本実施形態においては、電力供給手段として発電機3を採用したが、本発明の参考例として、光エネルギーを電気エネルギーに変換する光電変換手段3′(図6(a)参照)や無線電力伝送方式3′′(図6(b)参照)を採用することもできる。
光電変換手段3′は、フォトダイオードや太陽電池等の光電変換素子が好適に採用される。
無線電力伝送方式3′′は、金属接点やコネクタ等を介さずに無線で電力を伝送する方式であり、電磁誘導を利用して至近距離で利用される非接触充電技術、共鳴誘導を利用した電磁波共鳴技術、電波を利用して長距離の電力伝送が可能である電波送信技術等を利用した種々の方式を用途に応じて適宜採用する。
データ検出回路71は、受光面7aから入射されたX線束Xaを画像データに変換する回路であり、X線撮像部材7に一体として配設されている。
送受信装置4は、本体装置200のX線撮像部材7に一体として配設されたセンサ部送受信装置4aと、本体制御装置400に配設された本体部送受信装置4bと、を備え、本体制御装置400(具体的には、後記する画像処理装置65)とデータ検出回路71との間でデータを無線で通信する。なお、「無線」とは、金属接点やコネクタを介してケーブル等により結線したものでないことを意味し、電波や赤外線により通信することを意味する。
送受信装置4は、本体装置200のセンサ部210(図5参照)に配設されたセンサ部送受信装置4aにより、データ検出回路71で検出された画像データを本体制御装置400に配設された本体部送受信装置4bに無線で送信して、画像処理装置65で処理する。
また、送受信装置4は、センサ部送受信装置4aにより、サンプリングクロック信号(画像取得信号)を受信する。つまり、センサ部送受信装置4aは、画像データを無線で本体部送受信装置4bに送信すると、本体部送受信装置4bから1枚の画像を受信したことを知らせる画像取得信号(次の画像の送信要求信号)がセンサ部送受信装置4aに送信される。そうすると、センサ部送受信装置4aは、この送信要求信号を受けて次の2枚目の画像データを本体部送受信装置4bに送信する。このようにして、センサ部送受信装置4aと本体部送受信装置4bは、送受信を繰り返す。
<本体制御装置>
本体制御装置400は、旋回駆動装置20と撮像側駆動装置30と被写体KのX線撮影とを制御する動作制御装置60と、X線撮像部材7により得られた画像データを処理する画像処理装置65と、操作者により操作される操作部68と、送受信装置4を構成する本体部送受信装置4bと、X線撮像部材7により検出された画像を表示する表示装置(図示されず)とを備える。
動作制御装置60は、スリット12aおよび受光面7aの旋回位置P(したがって、アーム15の旋回位置Pでもある。)および回転中心線Lcを中心とするX線撮像部材7の回転位置(すなわち、運動経路M上での位置である。)をそれぞれ検出する位置検出手段(例えば、エンコーダにより構成される。)を含む検出部61と、中央演算処理装置を備える動作制御部62とを備える。動作制御部62は、操作部68により設定された信号および検出部61からの検出信号に応じて各サーボモータ21,31,47,51の作動を制御する。
画像処理装置65は、X線撮像部材7でのX線撮影で得られた画像データを処理して、CT画像、パノラマ画像、セファロ画像を生成する。
また、操作部68を通じて、被写体KのCT撮影、パノラマ撮影およびセファロ撮影の各撮影モードの切換や、所定間隔d2、撮影開始時のアーム15の初期の旋回位置Pおよび後記シフト旋回量Sの設定などが行われる。
図1,図8を参照して、X線撮影装置1の動作について、X線撮影装置1によりCT撮影する場合の例を挙げて説明する。
操作部68によりCT撮影が選択されると、スリット12aおよび受光面7a(したがって、アーム15)は、旋回中心線Laの周方向での初期旋回位置としての第1シフト旋回位置Ps1を占める。第1シフト旋回位置Ps1で、X線撮像部材7は、サーボモータ31により駆動されて局所回転運動の運動経路M上での最初の位置として設定された第1位置から回転方向(図8で時計方向)に回転して運動経路M上を移動して回転中心線Lcの周りに連続して1周し、その間、動作制御装置60での制御により、所定の間隔(例えば、局所回転運動の所定回転角度)での位置毎に、受光面7aを通じてX線撮像部材7によりX線束Xaが検出されて、X線撮影が行われ、運動経路M上の各位置での多数の画像データから構成されるシフト画像データ群が得られる。
画像処理装置65は、第1シフト旋回位置Ps1を始めとして、X線撮像部材7が旋回中心線Laを1周または1周を超えるまで旋回する間での複数の各シフト旋回位置Psにおいて、後記仮想X線撮像部材70に対応する画像を得るために、運動経路M上の各位置で得られた画像データを補正する画像補正処理を行う。
図8に示されるように、仮想X線撮像部材70が、例えば移動幅Mwに等しい周方向幅(前記所定方向での幅)を有する平面状の受光面70a(以下、「仮想受光面70a」という。)を有するとした場合、画像処理装置65は、次式で算出される拡大・縮小率Nに基づいてX線撮像部材7により得られた画像データについて画像補正処理を行う。
N=(Nc/Na)/(Nb/Na)
=Nc/Nb
ここで、
Na:X線源11aと被写体Kにおける撮影部位との間の距離
Nb:X線源11aと受光面7aとの距離
Nc:X線源11aと仮想受光面70aとの間の距離
なお、仮想X線撮像部材7が、放射中心線Lbを中心とする円弧状の受光面7aを有する場合も、拡大・縮小率Nを使用した同様の画像補正処理により、CT画像が得られる。
そして、X線撮像部材7が回転中心線Lcを中心に1回転したとき、サーボモータ21は、スリット12aおよび受光面7aが第2シフト旋回位置Ps2を占めるように、旋回運動の1周分よりも小さいシフト旋回量Sずつアーム15に旋回方向(図8において、時計方向)にシフト旋回運動を行わせる。そして、アーム15のシフト旋回運動によりスリット12aおよび受光面7aが第1シフト旋回位置Ps1から、第2シフト旋回位置Ps2に移動する。
ここで、スリット12aおよび受光面7aが第1シフト旋回位置Ps1から第2シフト旋回位置Ps2まで移動するときの過渡時においても、X線撮像部材7は、一時的な停止および該一時停止からの再始動をすることなく局所回転運動を続けているが、X線撮影は行われない。なお、別の例として、各駆動装置20,30は、シフト旋回位置Ps1でのX線撮像部材7の1回転未満の旋回範囲で撮影を終了し、1回転するまでの残りの旋回範囲で、アーム15を次のシフト旋回位置Psまでシフト旋回運動させてもよい。そして、X線撮像部材7は、CT撮影が終了するまで局所回転運動を継続する。
図8を参照すると、シフト旋回量Sは、周方向で隣接するシフト旋回位置Psにおいて、隣接するシフト旋回位置Psのそれぞれでの局所回転運動の周方向移動範囲Mc(この実施形態では、移動幅Mwに等しい。)が周方向で互いに重なる重合範囲Moを形成するように設定される。そして、動作制御装置60は、各シフト旋回位置Psでの局所運動の周方向移動範囲Mcにおいて、局所回転運動によるX線撮像部材7の運動経路M上の複数の異なる位置でX線撮像部材7により被写体Kの別のシフト画像データ群が得られる。
ここで、シフト旋回量Sは、この実施形態では互いに等しい値に設定されているが、別の例では互いに2以上の異なる値に設定されてもよい。
スリット12aおよび受光面7aは、第1シフト旋回位置Ps1から第2シフト旋回位置Ps2に移動し、さらにスリット12aおよび受光面7aが、シフト旋回量S毎に旋回方向に順次シフト旋回運動を行って、旋回中心線Laを1周することで、CT撮影を終了する。
そして、画像処理装置65は、各シフト旋回位置Ps1での前記シフト画像データ群を集めて全体画像を生成する。
なお、X線撮影装置1によりパノラマ撮影およびセファロ撮影が行われる場合も、必要に応じてXYテーブル22を使用するなどして、1以上のシフト旋回位置Psにおいて、CT撮影と同様にして局所回転運動を行うX線撮像部材7での撮影が行われる。
次に、前述のように構成された第1実施形態の作用および効果について説明する。
X線撮影装置1は、被動部材であるX線撮像部材7に旋回中心線Laに対する周方向を所定方向したときの受光面7aの移動幅Mwでアーム15の旋回運動とは異なる局所運動を行わせる撮像側駆動装置30を備え、前記所定方向での受光面7aの幅W2は、移動幅Mwよりも小さく、前記局所運動は、回転中心線Lcを中心とする局所回転運動である。
この構造により、撮像側駆動装置30により駆動される受光面7aの局所回転運動の移動幅Mwに比べて、前記所定方向での受光面7aの幅W2が小さいことから、移動幅Mwに相当する大きさの受光面を有するX線撮像部材に比べて安価なX線撮像部材7を使用できるので、X線撮影装置1のコストを削減できる。
また、X線撮像部材7が回転運動をするので、該X線撮像部材7が円弧運動または直線運動を行うときに発生する一時停止や該一時停止後の再始動の動作をなくすことができる。この結果、X線撮像部材7に作用する加速度・減速度を減少させることができるので、該加速度・減速度に基づく慣性力を低減できることから、該慣性力に起因する被動部材の振動を低減できて、細長い形状のX線撮像部材7の耐久性の向上が可能になる。さらに、X線撮影の開始から終了までの間のX線撮像部材7の一時停止や再始動の動作のための速度低下を抑制できるので、X線撮像部材7の高速化によるX線撮影作業の効率の向上が可能になる。
回転中心線Lcは、X線撮像部材7が回転中心線Lcを中心に1周する場合に、被写体KがX線照射部材10とX線撮像部材7との間に常に位置するように配置されることにより、X線撮像部材7が回転中心線Lcを中心に1周する間の、任意の時期または連続した時期に、X線撮像部材7を通じてX線撮影が可能になるので、撮影作業の効率が向上する。
旋回駆動装置20は、X線照射部材10およびX線撮像部材7がシフト旋回位置P,Ps12Sを占めるように、旋回運動の1周分よりも小さいシフト旋回量SずつX線照射部材10およびX線撮像部材7にシフト旋回運動を行わせ、撮像側駆動装置30は、各シフト旋回位置P,Ps12Sで、X線撮像部材7に局所回転運動を行わせ、周方向で隣接するシフト旋回位置P,Ps12Sは、それぞれでの局所回転運動の周方向移動範囲Mcが周方向で互いに重なる重合範囲Moを形成する位置である。
これにより、前記所定方向での受光面7aの幅が、X線撮像部材7の移動幅Mwよりも小さいX線撮像部材7を使用して、CT撮影、パノラマ撮影およびセファロ撮影が可能になる。
撮像側駆動装置30は、回転中心線LcとX線撮像部材7の受光面7aとの間の間隔d1を変更可能な間隔調整機構49を備えることにより、回転中心線LcとX線撮像部材7との間隔d1を変更することで、シフト旋回量Sを変更することなく受光面7aでの撮影面積の変更が可能になるので、X線撮影装置1の利便性が向上する。
X線照射部材10のスリット部材12は、被写体Kに照射されるX線束Xaの照射範囲および照射方向を規定するコリメータ12cを有し、該コリメータ12cは、コリメータ12cと被写体Kと受光面7aとが一直線上に位置する状態を保つように、局所回転運動を行うX線撮像部材7の受光面7aに追従して移動する。
この構造により、コリメータ12cが、コリメータ12cと被写体Kと受光面7aとが一直線上に位置する状態を保ちながら受光面7aに追従して移動するので、コリメータ12cで規定された照射範囲および照射方向のX線束Xaを、被写体Kおよび受光面7aに正確に指向させることができて、撮影精度の向上が可能になる。
また、本発明の第1実施形態に係るX線撮影装置1は、蓄電手段2、X線撮像部材7、データ検出回路71、およびセンサ部送受信装置4aに相対的に移動せずに一体として局所運動(自転運動)を行わせることで、蓄電手段2と、X線撮像部材7、データ検出回路71、およびセンサ部送受信装置4aとの結線の断線や接触不良を確実に防止することができる。
このため、本発明の第1実施形態に係るX線撮影装置1は、X線撮像部材7に旋回運動とは異なる局所運動を行わせて広範囲な受光面を獲得しX線撮影装置1のコスト削減を図りながら、X線撮像部材7に旋回運動とは異なる局所運動を行わせる場合におけるケーブルの接続不良やノイズの発生を抑制し、信頼性および耐久性の向上を図ることができる。
さらに、本発明の第1実施形態に係るX線撮影装置1は、データ検出回路71と本体制御装置400との送受信を無線で行うことで、ケーブルの接続不良やノイズの発生を総合的に抑制し、高い信頼性および耐久性を確保することができる。
図9と図10を参照して、第1実施形態の変形例、および第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態とは、一部が相違しその他は基本的に同一の構成を有するものである。そのため、同一の部分についての説明は省略または簡略にし、異なる点を中心に説明する。なお、第1実施形態の部材と同一の部材または対応する部材については、必要に応じて同一の符号を使用した。
なお、第1実施形態およびその変形例、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の構造により、第1実施形態と同様の作用および効果が奏される。
図2,図9を参照すると、第1実施形態の第1変形例に係るX線撮影装置1のX線撮像部材7において、間隔調整機構49のサーボモータ51は、動作制御装置60により制御されて、局所回転運動によるX線撮像部材7の運動経路M上の位置に応じて、連結部材43の長さを変更させて、間隔d1および所定間隔d2を変更する。これにより、X線撮像部材7の局所回転運動が、例えば、旋回中心線Laを中心とする径方向または照射方向に扁平な円運動となるようにされる。この扁平な円運動には、例えば楕円運動や長円運動が含まれる。ここで、長円運動とは、楕円運動とは異なり、旋回中心線Laを中心とする径方向で回転中心線Lcを挟んで対向する1対のほぼ直線運動と、該1対のほぼ直線運動にそれぞれ連なると共に旋回中心線Laを中心とする周方向で対向する1対のほぼ半円運動からなる運動である。
また、間隔d1および所定間隔d2が、運動経路M上の位置に応じて間隔調整機構49により変更されることで、被写体Kの形状に応じた運動経路Mの設定が可能になる。
このように、間隔調整機構49が、運動経路M上でのX線撮像部材7の位置に応じて間隔d1または所定間隔d2を変更することにより、X線撮像部材7の局所回転運動中または旋回運動中に、被写体KとX線撮像部材7との間隔d1または所定間隔d2を運動経路M上でのX線撮像部材7の位置に応じて異なるようにできるので、被写体Kの形状に応じた運動経路Mの設定が可能になり、撮影の利便性が向上する。
また、X線撮像部材7の局所回転運動を、照射方向に扁平な円運動とすることで、X線撮像部材7により得られた画像データを補正するための拡大・縮小率Nの変動幅を小さくできるので、撮影精度の向上が可能になる。
図10を参照して、第2実施形態を説明する。
第2実施形態に係るX線撮影装置102は、局所回転運動の回転中心線Lcが、旋回中心線Laに交わる交差直線としての直交直線(すなわち、旋回中心線Laに直交する直線)に対して平行な特定直線Lp(図8(a)には、その一例として、旋回中心線LaおよびX線源11aを含む平面にほぼ直交する特定直線Lpが示されている。)にほぼ平行である。このため、局所回転運動において、受光面7aは、その長手方向が特定直線Lpにほぼ平行となる状態で、したがって旋回中心線Laに対する直交方向に細長い状態で回転する。
また、各X線撮影装置102において、前記所定方向は旋回中心線方向であり、したがって局所回転運動の移動幅Mwは、旋回中心線方向での幅である。また、周方向移動範囲Mcは、受光面7aの周方向での幅、ここでは長手方向での幅W1に等しい。
図10を参照すると、第2実施形態のX線撮影装置102は、第1実施形態に対応するもので、第1実施形態での撮像側駆動装置30(図2参照)と基本的に同一の構造の撮像側駆動装置30を副駆動装置として備え、該駆動装置30は、X線撮像部材7を特定直線Lpにほぼ平行な回転中心線Lcを中心に局所回転運動をさせる。
以下、前述した実施形態の一部の構成を変更した実施形態について、変更した構成に関して説明する。
X線撮影装置での撮影時期は、アーム15の旋回運動による旋回角が180°以下のときであってもよい。
回転中心線Lcは、被動部材が回転中心線Lcを中心に1周する場合に、被写体KがX線照射部材10とX線撮像部材7との間に1周未満の限られた範囲のみで位置するように配置されてもよい。
第2実施形態において、旋回中心線Laに交わる前記交差直線は、旋回中心線Laに対して直交以外の形態で交わっていてもよい。
X線照射部材10およびX線撮像部材7を支持する支持部材が、X線照射部材10およびX線撮像部材7をそれぞれ支持する別個の支持体により構成されてもよく、さらにその場合、旋回中心線LaがX線照射部材10およびX線撮像部材7に対して別々であってもよい。
X線撮影装置は、歯科診療以外の医療に使用されてもよい。また、撮影対象は人間以外の物であってもよく、したがってX線撮影装置が、物の検査に使用されてもよい。
<第3実施形態>
第1実施形態および第2実施形態においては、局所運動が回転運動であるのに対し、第3実施形態では円弧状の往復運動(円弧運動)である点で相違するが、円弧運動であっても同様に、発電機3(図11参照)により円弧運動による回転エネルギーを電気エネルギーに変換してX線撮像部材7等を駆動することができる。
したがって、以下の説明において、主として第1実施形態と異なる円弧運動に関与する構成要素について説明し、第1実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第3実施形態に係るX線撮影装置1′は、図11に示すように、X線源11aを有するX線放射部材11と、X線源11aからのX線束をスリット状のX線束Xaに形成するスリット部材12と、X線束Xaを検出するX線撮像部材7と、X線放射部材11およびX線撮像部材7を支持する円弧移動アーム120と、この円弧移動アーム120を旋回中心線Laの周りに回転させる旋回駆動装置20と、X線撮像部材7を円弧移動中心軸Ldの周りに円弧移動させるカム機構による円弧移動手段130と、旋回駆動装置20およびカム機構による円弧移動手段130の動作を制御する動作制御装置60′と、を備えている。
X線撮像部材7は、円弧移動アーム120に配設され、第1実施形態と同様にX線撮像部材7には一体としてセンサ部受信装置4a、およびデータ検出回路71が配設されている。
円弧移動アーム120は、円弧移動中心軸Ldに配設された軸部材121に回転自在に軸支されている。円弧移動中心軸Ldは、円弧移動アーム120に配設されたX線放射部材11と同軸上に設けられている。
そして、円弧移動中心軸Ldに配設された軸部材121に発電機3が装着され、円弧移動アーム120に蓄電手段2が配設されている。
カム機構による円弧移動手段130は、図12(b)に示すように、サーボモータ131が連結され回転自在に支持されたカムローラ132と、カムローラ132の外周面に形成されたカム溝133と、カム溝133に沿って移動するように係合されるカムピン134と、を備えている。
カムピン134は、円弧移動アーム120から突出するように固定されている。そして、カムピン134がカム溝133に係合されるように、カム機構による円弧移動手段130がアーム150に配設されている。
かかる構成により、第3実施形態に係るX線撮影装置1′は、図13に示すように、サーボモータ131によりカムローラ132をR方向に回転させることで、円弧移動アーム120が円弧移動中心軸Ldを中心として回転し、X線撮像部材7を円弧移動範囲δ(図13(a))で円弧移動させながら被写体Kを通過したX線束Xaを検出することで、円弧移動範囲δにおける広範囲な二次元X線撮像部材として機能させることができる。
また、円弧移動中心軸Ldに配設された軸部材121に装着した発電機3、蓄電手段2、およびX線撮像部材7が一体として円弧移動するため、蓄電手段2によりX線撮像部材7を駆動することで、結線の断線や接触不良を確実に防止することができる。
なお、第3実施形態においても、電力供給手段として発電機3を採用した例について説明したが、第1実施形態と同様に本発明の参考例として光電変換手段3′や無線電力伝送方式3′′を採用することもできる。
また、本発明に係るX線撮影装置1等は、発電機3等の電力供給手段により蓄電手段2に電力を供給して、X線撮像部材7に旋回運動とは異なる局所運動を行わせる場合におけるケーブルの接続不良等を抑制したが、本発明は、発電機3等の電力供給手段に限定されるものではなく、X線撮影時に限定されるものでもない。例えば、本体制御装置400と蓄電手段2を切り離し自在(スイッチング回路や手動操作等)に配線しておき、X線非撮影時には本体制御装置400に供給する外部電源等を利用して蓄電手段2を充電し、X線撮影時には、本体制御装置400に供給する外部電源等と蓄電手段2とを切り離してケーブルの撚れやノイズ等を防止するように構成することもできる。
1,1′,1,102 X線撮影装置
2 蓄電手段
3 発電機
3′ 光電変換手段
3′′ 無線電力伝送方式
4 送受信装置
4a センサ部送受信装置
4b 本体部送受信装置
7 X線撮像部材
7a 受光面
10 X線照射部材
13 駆動部材
15 アーム
20 旋回駆動装置
22 XYテーブル
30,30 撮像側駆動装置
60,60′ 動作制御装置
61 検出部
62 動作制御部
65 画像処理装置
68 操作部
200 本体装置
210 センサ部
300 支持装置
400 本体制御装置
La 旋回中心線
Lc 回転中心線
M 運動経路
Mw 移動幅
Ps シフト旋回位置
S シフト旋回量
Mc 周方向移動範囲
Mo 重合範囲
K 被写体
Xa X線束

Claims (2)

  1. 被写体にX線束を照射するX線照射部材と、前記被写体を透過した前記X線束を受光する受光面が設けられたX線撮像部材と、前記X線照射部材および前記X線撮像部材に前記被写体の周りで旋回中心線を中心とした旋回運動を行なわせる旋回駆動装置と、前記旋回駆動装置を制御する本体制御装置とを備えるX線撮影装置において、
    前記X線撮像部材に所定方向での移動幅で、前記旋回運動とは異なる局所運動を行わせるべく、前記本体制御装置により制御される副駆動装置と、
    前記X線撮像部材に供給する電力を蓄電する蓄電手段と、
    この蓄電手段に電力を供給する電力供給手段と、
    を備え、
    前記X線撮像部材と前記蓄電手段とが結線され、前記副駆動装置により前記蓄電手段と前記X線撮像部材とが相対的に移動せずに一体として前記局所運動を行わせ、
    前記電力供給手段は、前記蓄電手段と結線された発電手段であり、
    この発電手段は、前記蓄電手段および前記X線撮像部材に対して相対的に移動せずに一体として局所運動を行う位置に配設され、
    前記局所運動は、回転運動であり、
    前記発電手段は、前記回転運動による回転力を利用して発電することを特徴とするX線撮影装置。
  2. 前記X線撮像部材が受光したX線束を画像データとして検出するデータ検出回路と、
    前記本体制御装置に配設され前記データ検出回路で検出した画像データを処理する画像処理装置と、
    この画像処理装置と前記データ検出回路との間でデータを無線で通信する送受信装置と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載のX線撮影装置。
JP2012034925A 2012-02-21 2012-02-21 X線撮影装置 Active JP5746990B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012034925A JP5746990B2 (ja) 2012-02-21 2012-02-21 X線撮影装置
US14/378,508 US9510795B2 (en) 2012-02-21 2013-02-07 Radiographic X-ray equipment
PCT/JP2013/052946 WO2013125361A1 (ja) 2012-02-21 2013-02-07 X線撮影装置
EP13751245.5A EP2818114B1 (en) 2012-02-21 2013-02-07 X-ray imaging apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012034925A JP5746990B2 (ja) 2012-02-21 2012-02-21 X線撮影装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013169329A JP2013169329A (ja) 2013-09-02
JP5746990B2 true JP5746990B2 (ja) 2015-07-08

Family

ID=49005549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012034925A Active JP5746990B2 (ja) 2012-02-21 2012-02-21 X線撮影装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9510795B2 (ja)
EP (1) EP2818114B1 (ja)
JP (1) JP5746990B2 (ja)
WO (1) WO2013125361A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102124669B1 (ko) * 2012-09-07 2020-06-18 트로피 부분적인 ct 이미징을 위한 장치
WO2015125589A1 (ja) * 2014-02-21 2015-08-27 株式会社テレシステムズ X線撮影装置
JP6521648B2 (ja) * 2014-02-26 2019-05-29 タカラテレシステムズ株式会社 X線撮影装置
KR20150130795A (ko) * 2014-05-14 2015-11-24 주식회사바텍 무선 전원공급 방식의 엑스레이 촬영장치
KR20170119676A (ko) * 2015-02-27 2017-10-27 트로피 Cbct 이미징 디바이스를 위한 교합 블록
JP6476013B2 (ja) * 2015-02-27 2019-02-27 日本光電工業株式会社 医療装置用のスライド装置
US9820708B2 (en) * 2015-03-30 2017-11-21 Medtronic Navigation, Inc. Apparatus and method for mechanically providing power to a generator on a continuous rotatable rotor of an X-ray scanner
CN107638185B (zh) * 2016-07-21 2024-03-22 瑞地玛医学科技有限公司 一种c臂影像系统
CN107773258A (zh) * 2016-08-31 2018-03-09 通用电气公司 X射线成像装置和x射线成像系统
JP6894870B2 (ja) 2018-06-08 2021-06-30 株式会社モリタ製作所 X線ct撮影装置
DE102018222595A1 (de) * 2018-12-20 2020-06-25 Siemens Healthcare Gmbh Verfahren zur Bildbearbeitung eines Bilddatensatzes eines Patienten, medizinische Bildgebungseinrichtung, Computerprogramm und elektronisch lesbarer Datenträger

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3807833B2 (ja) 1996-12-10 2006-08-09 株式会社モリタ製作所 X線撮影装置
EP0904734A3 (en) * 1997-09-30 2000-03-29 Kabushikikaisha Morita Seisakusho Panoramic radiographic apparatus and digital sensor cassette used for same apparatus
JP3650515B2 (ja) * 1997-09-30 2005-05-18 株式会社モリタ製作所 パノラマx線撮影装置用デジタルセンサカセット
JP2003175031A (ja) 2001-10-02 2003-06-24 Morita Mfg Co Ltd デジタルx線パノラマ撮影装置
JP2008134057A (ja) * 2005-03-10 2008-06-12 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム
WO2011027381A1 (ja) * 2009-09-01 2011-03-10 株式会社島津製作所 移動式放射線撮影装置
US8798236B2 (en) 2010-01-29 2014-08-05 Fujifilm Corporation Radiographic image capturing apparatus and radiographic image capturing system
JP5758617B2 (ja) * 2010-02-23 2015-08-05 富士フイルム株式会社 放射線画像撮影装置及び放射線画像撮影装置の電力供給方法
JP2012029844A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Fujifilm Corp 移動電源車及び電力供給方法
WO2012020467A1 (ja) * 2010-08-09 2012-02-16 株式会社吉田製作所 X線撮影装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9510795B2 (en) 2016-12-06
JP2013169329A (ja) 2013-09-02
WO2013125361A1 (ja) 2013-08-29
EP2818114A4 (en) 2015-11-11
US20150036800A1 (en) 2015-02-05
EP2818114B1 (en) 2017-10-25
EP2818114A1 (en) 2014-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5746990B2 (ja) X線撮影装置
JP5395958B2 (ja) X線撮影装置
KR101838420B1 (ko) 조정 장비를 구비하는 x-선 장치
WO2010150719A1 (ja) X線撮影装置
KR101632904B1 (ko) X선 촬영 장치
JP2000232975A (ja) 放射線診断装置
JP5984256B2 (ja) X線撮像装置
WO2013081062A1 (ja) X線コンピュータ断層撮影装置
US20140254750A1 (en) Medical x-ray ct photography apparatus
TW201515639A (zh) 斷層掃描裝置
JP2009000293A (ja) デュアルエネルギシステム及びその画像収集方法
JP2013005854A (ja) X線ct装置
US20170258447A1 (en) Ultrasonic transducer and operation method therefor
US9993212B2 (en) X-ray photography device
WO2014119545A1 (ja) X線ct装置及び制御方法
CN108125688B (zh) X光成像装置
KR20150062521A (ko) Ct 촬영 장치
KR102023025B1 (ko) X선 촬영 장치
JP2014144192A (ja) X線ct装置及びそのプログラム
CN209332070U (zh) 用于相位衬度成像的检查和/或处理装置
CN109870740A (zh) 毫米波/太赫兹波成像设备及其反射板调节装置
CN211409114U (zh) X线限束装置及x线诊断装置
KR20120090290A (ko) 의료용 엑스선 촬영장치
JP2016150041A (ja) 磁界発生装置
KR101569166B1 (ko) 회전 구동 장치 및 이를 포함하는 치과용 엑스선 촬영장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150421

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5746990

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250